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平成 18年 第4回定例会(12月)-12月06日−03号

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  1. 雲仙市議会 2006-12-06
    平成 18年 第4回定例会(12月)-12月06日−03号


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    平成 18年 第4回定例会(12月) − 12月06日−03号 平成 18年 第4回定例会(12月) − 12月06日−03号 平成 18年 第4回定例会(12月) 出席議員(30名) 1番  大久保  信 一  君       2番  深 堀  善 彰  君 3番  進 藤  一 廣  君       4番  前 田    哲  君 5番  上 田    篤  君       6番  原 田  洋 文  君 7番  吉 田  美和子  君       8番  町 田  康 則  君 9番  松 尾  文 昭  君      10番  森 山  繁 一  君11番  前 川    治  君      12番  大久保  正 美  君13番  町 田  義 博  君      14番  小 畑  吉 時  君15番  元 村  康 一  君      16番  佐 藤  靖 弘  君17番  柴 田  安 宣  君      18番  小 田  孝 明  君19番  岩 下    勝  君      20番  福 田  大 東  君21番  増 山  良 三  君      22番  町 田    誠  君23番  岩 永  基 和  君      24番  荒 木  正 光  君25番  中 村    勲  君      26番  中 村  一 明  君27番  石 田  コ 春  君      28番  坂 本    弘  君29番  井 上  武 久  君      30番  酒 井  八洲仁  君欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定に基づく出席者       市長             奥 村 愼 太 郎 君       助役             金 子 知 充 君       助役             吉 田 博 幸 君       教育長            鈴 山 勝 利 君       総務部長           塩 田 貞 祐 君       市民生活部長         井 上 由 文 君       市民福祉部長兼福祉事務所長  市 田 俊 博 君       観光商工部長         東 信 一 郎 君       農林水産環境部長       酒 井 利 和 君       建設整備部長         松 田 敏 夫 君       上下水道局長         今 崎 正 敏 君       教育次長           辻 政 実 君       農委事務局長         松 本 孝 也 君       国見総合支所長        中 山 敏 君       瑞穂総合支所長        山 口 照 男 君       愛野総合支所長        山 口 政 彦 君       千々石総合支所長       中 村 一 徳 君       小浜総合支所長        中 村 二 生 君       南串山総合支所長       富 永 篤 君       代表監査委員         吉 田 正 博 君       企画課長           重 野 淳 君議会事務局       局長             境 川 秀 生 君       参事             吉 川 俊 弘 君       参事補兼係長         久 本 愛 子 君       主査             本 田 理 恵 君       主事             松 尾 泰 浩 君 =午前10時00分 開議=  ○議長(酒井八洲仁君) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。  鈴山教育長より発言の申し出があっておりますので、これを許します。鈴山教育長。 ◎教育長(鈴山勝利君) おはようございます。開会に先立ち、時間を割きまして、申しわけなく思います。  実は、昨日の吉田議員の御質問の回答の中で、県の事業として「スクールサポーター」という言葉を使ったかと思います。そういう発言をしておりましたけれども、県の事業の中での正式名称は「スクールカウンセラー」でしたので、訂正し、おわび申し上げたいと思います。申しわけありませんでした。よろしくお願いします。 ○議長(酒井八洲仁君) それでは、議事日程第3号により会議を進めてまいります。 ─────────────── △日程第1.市政一般質問 ○議長(酒井八洲仁君) 日程第1、一般質問を行います。  通告の順序に従って進めてまいります。  まず、25番、中村勲議員の質問を許します。 ◆25番(中村勲君) おはようございます。師走に入り、寒さも日一日と厳しくなっておりますが、市長を初め市御当局におかれましては、雲仙市の発展のために、他の都市あるいは姉妹都市契約や海外との交流をさらに深め、さらなる物流や観光振興のために日夜努力されていることに対して、敬意を表しているところであります。  それでは、通告に従いまして一般質問いたしますので、市長の的確な御答弁をお願いいたします。  通告1番、台風被害箇所の早期復旧と改良について。  去る9月16日、上陸した台風13号の被害を受けた箇所は、現在もそのままの状態になっているところがあるが、この被害箇所を復旧し、改良できるところは改良する考えはないか、お伺いします。  2点目、防風林として植栽されている松林の枯れ木が目立っておりますが、早急な対策が必要であると思いますが、いかがでしょうか。この松林は、千々石の田原地区の水田には防風林として大変役立っているところであります。  通告2番目、市の防災対策を検討する委員会の設置について。
     毎年襲来する台風は年々大型化し、被害も甚大しつつあるため、海岸線の住民はそのたびに危機にさらされているわけでありますが、台風等の被害に対する調査、研究をする特別委員会を設置する考えはないか。旧千々石町では防災対策事業推進特別委員会を設置し、検討を重ねておりましたけれども、合併とともになくなってしまいました。旧7町は橘湾と有明海にほとんどの町が接しているわけでございますので、市全体として必要かと思いますけど、いかがでしょうか。  議長、1番と2番は関連しますので、この図で説明してよろしいですか。 ○議長(酒井八洲仁君) はい。 ◆25番(中村勲君) それでは、議長の許可を得ましたので、図で説明させていただきます。  私がなぜこの図をつくったかといいますと、先般、11月29日、全協の折にこの話が出たわけでございますけれども、その時、ほとんどの皆さんが千々石町の海岸を知らなかった。そのためにわざわざこの略図をかいたわけでございますので、十分ひとつ知っていただきたいと思いますので、簡単に御説明いたします。  ここの赤線、この赤い線が57号でございます。ここが……(発言する者あり)ここが千々石観光センターからずっと下って、上っていく57号線でございます。知らんでしょう。(笑声)それから、ここは県道千々石山領線ですね、ここを走っています。これが木津富津の方に行く道路でございます。それで、ここがずっと市道ですね、市道がここを走ってますけれども。  今回の13号で被害を受けた箇所は、ここの元江地区、それから塩屋のここのレンガとかブロックがはがれています。この辺の防潮堤がはがれております。こういったことで被害を受けてますけれども、一応千々石の海岸を概略説明しますと、大体2キロというふうに言われてますけれども、この砂浜一帯が1,532メーターだそうでございまして、昔はこの辺一帯、ずっと州といいまして、砂がいっぱいあったわけでございますけれども、この辺からずっと砂がなくなってきまして、このあたりは石ころがあって、そして今、アラカブも釣れるような状態でございますけれども、これがずっと砂がなくなってきまして、この辺にいっぱいたまってくるわけですね。多分平成16年だったと思うんですけれども、ここの砂を6,300立米、こっちと海水浴場一帯にやったわけですが、また2年後にはもとに戻ったという格好でございます。そういったことで、本当に30年前から千々石の場合は、砂の減少が大変心配されているわけですけれども、その原因がいまだに不明というふうになってきているわけでございます。  この中間に千々石の海水浴場がございます。海水浴場も、今年は雨が多かったために、ほとんど経営もされずに赤字だったと思いますけれども、中身は持ってますけれども。そういったことで、このグリーンがですね、このグリーンが松林、ここが松林ですね。こっちの方は植え込みなんです。護岸工事をした植え込みですね。ここの工事が昭和33年から44年かかって、これがずっと護岸工事ですね。それから、こっちが漁協でございますけれども、漁協の埋め立ても含めて総費用が52億3,000万円かかっておるわけでございますが、しかし年間、44年ですからね、44年間で52億3,000万円かかっておるわけでございます。  こういったことで、この雲仙市の中でも、橘湾、千々石湾ほど波の荒いところはないと思うんですけれども、非常に毎年毎年の台風で困っているという状況でございますので、私は特にこの辺の一帯の方々がこの赤い線、これが防波堤でございますけれども、地域の要望ですよ、地域の要望としましてね、この防波堤を1メートル上げてほしいという希望があるんです。これは後で結構でございますけどね。  まず、今日、私がお願いしたいのは、ここのこの辺にブロックの、何と言うんでしょうかね、基礎のブロック、大きなブロックが散らばっております。それから、ここの、展望台みたいになっているわけですけど、ここのレンガがはがれています。ここもやはり25メーターから30メーターあると思うんですけれども、レンガがはがれています。もう一つ、ここは福石公園というんですけれども、ここに柵っていうんですか、そういうのがあって、ここは波がこう来て、ここの柵が折れているんですよ。だから、これも現在もそのままなんです。で、私はすぐ17日の日に行って、ここが壊れてたもんだから、千々石の支所の人に頼んで危なくないようにしてくれということで、ロープを張ってもらってます。だから、これをやっぱり早くしないと、本当に正月、みんなが帰ってくるのに、何か、雲仙市は、台風になってから何もしとらんやないかと、こういう非難が出ないとも限りませんので、できるならば年内にしていただきたいと、かように思ってます。  もう一つ、つけ加えますけどね、ここが福石さまという夫婦岩があるんですよ。この夫婦岩には、今までずっと、しめ縄を張っていたわけでございますけれども、この原資は千々石町から、金額は覚えてませんけれども出たんです。しかし、今年雲仙市からもう出ないもんだから、もうこれはやめたということになっているんですね。ところが、これは千々石の名物なんですよ。ここから見る夕日、非常にきれいなんです。だから、これも何とかしてほしいと思うんですけれども、とにかくもう金がないのでできないということでございますので、わずかな金ですけれども、そういった点もひとつ市長、頭に置いていただきたいと、かように思ってます。  ここの砂はずっとこっちからたまるんだろうと思うんですけれども、たまってきます。この砂を、先に持っていったけれども、またやっぱりたまっているんですね。しかし、この砂を全部とってしまいますとね、今度は大潮の時に、ドーンとこっちに来るんじゃないかという心配もあるんですよ。ここに導流堤というのがあるんですけれども、この導流堤から、前はずっと台風のたびに、ダーっと波が上がったわけですね。ところが、ここには千々石町のころ、防波堤をしていただきましたので、上がれなくなりました。しかし、ここが柵になっている関係で、この柵を越えて、この辺に砂がいっぱいたまるんです。だから、今回、台風13号では、ここからずっと私、歩いてみましたけれども、車では全然行けませんからね、ずっと砂がたまっているんです。そうしますとね、それを建設業者の方で2社でしてもらったそうでございますけれども、この砂をとるのが大変なんですね。だから、さっき言いましたように、ここの防波堤を1メーター上げれば、それもないんじゃなかろうかなという意見でございます。この防波堤のないところは、この辺ずっとですね、この辺を1メーター上げてもらえばいいんじゃなかろうかという地元の意見でございます。今のが大体通告の1番ですね。  2番目の件は、ここに点線でかいてますけれども、我々、千々石町議会の時に九十九里浜に視察に行きました。その時、あそこは浜が27キロあるそうですね。その中で、こういったヘッドランドという大きな島をつくっているんですよ。これが大体1基で14億円かかるそうでございますけれども、国と県が負担しているということなんですね。だから、地元は負担してなくて、試験的にやっているんだということだそうでございますが、そういったことで、もし予算がかない、事業ができるならば、橘湾にこういったものを2基ばかり据えてもらえば、砂も止まるだろうし、波も止まるだろうし、そして、この中で安心して海水浴もできるんですね。そういったことも含めて、今後検討していただきたいと思っているわけでございます。  一つの提案でございますけどね、皆さん、宮崎康平さんという作家を御存じでしょうかね。あの先生がずっと前に千々石に講演に来られたころ、あこうの木ですね、あこうの木を植えれば波も切れるじゃないかということを言われたんですけれども、それもちょっと思いましたので、一応ここが急にできなければ、まず、あこうの木を点々と植えていけば、波も切れるし、風も切れるし、そして夏は木陰で涼しいわけでございますから、そういったことも含めて検討してもらえればと思っているわけでございます。  ちょっと先ほど、仲間が言いましたけれども、これが千々石の漁港ですけどね、今、イカ釣りに行く漁港です。これもつけ加えてください。ここから船が出て、イカ釣りに行きますので、そういう点も一つ覚えていただきたいと、かように思っています。  それから、台風の時にですね、前後してすみませんけど、台風の時に、ここの塩屋地区の一番外れでございますけれども、ここは突堤が出ているために、潮が割れるそうですね、パー、パーっと割れるそうですけれども。ここが低いから、全部ここにごみが集まるんですよ、ごみがですね。だから、ここも何とかしてほしいという地域の方の要望であります。  それで、この防潮堤、防潮ネットですね、網も破れています。これもやっぱり早急にすべきだと思うし、それから、ここのところ、約20メーターでございますけれども、ここは地域の人が個人で網をしているんですね。だから、この地区は網をしてくれと言うし、他はどうか知りませんけれども、そういったことで、ぜひひとつ検討をお願いしたいと思っているわけでございます。どうもすみません。  通告3番目でございます。飲酒運転の完全撲滅を目指す取り組みについて。  1、飲酒運転は厳しい取り締まりがあるにもかかわらず、全国各地で悲惨な事故が発生し、大きな社会問題となっております。年末を控え酒席の機会も多いと思いますが、飲酒運転撲滅のため市御当局として何か対策を考えておられますか、あるいはまた考えがありますかということでございます。  きのうもテレビで出てましたけど、沖縄で18歳の高校生が飲酒運転で事故を起こしたということがあってますけれども、こういったことが雲仙市では全体ないようにひとつ検討していただきたいと、かように思っております。  通告4番目、ちょっと大げさな題ですけどね、市民の交流と観光活性化を目指した式典の開催について。  雲仙市の合併1周年記念事業として、文化面、スポーツ面では積極的に開催され、市民からも好評を得ております。私自身も、雲仙市民の一つのまとまりの一助になったんじゃないかと感謝をしているところでございます。これに加えて市民の交流と活性化を考え、旧町出身者が一同に会した還暦の式典をしてはどうかと提案する次第でございます。  来年の1月4日には20歳の成人式がございます。成人式は社会人に入ったための祝いでございますけれども、今度、還暦は一応仕事を終えた人たちのねぎらいと、それから第二の人生のスタートでございますので、そういった点も含めて式典を開催することによって、市外に出た人が、7町が合併したげなとん、どげんなっちょったろうかいということだけしか知らないと思うんです。そういった中で、市長があいさつを含めて、雲仙市の概要あるいは今後の方針等について市長があいさつされれば、ああ、奥村市長って立派な人だなということで、皆さんも、町外から来た人も、市外から来た人もわかってもらえるんじゃないかと思いますので、ひとつぜひ検討していただきたいと思います。  以上、本席からの質問はこれぐらいにして、答弁においては、細部にわたっては自席の方で質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。どうもありがとございました。 ○議長(酒井八洲仁君) 御答弁いただきます。奥村市長。 ◎市長(奥村愼太郎君) おはようございます。中村勲議員の御質問にお答えさせていただきます。  市内各地、特に千々石海岸の防風林として植栽している松の木は枯れ木が目立っているが、その対策はどのようになっているのかという御質問でございます。  近年、市内各地において松枯れの発生が多々見られるようになってまいりました。10月に調査いたしましたが、9月の台風13号による塩害も一因ではないかと考えられます。本市では、旧町から引き続きまして県から指定された保安林の松林である愛野町、南串山町を除く旧5町におきましては、松くい虫防除対策として、毎年、マツノザイセンチュウが繁殖する6月に地上散布による防除を、秋には伐倒駆除による枯れ松の処理を、センチュウが増殖する時期である2月には樹幹注入を実施して、予防及び処理をしているところでございます。また、マツノザイセンチュウに強い苗として改良された抵抗性松苗も植栽や補植として実施しており、千々石海岸には昨年度松苗の補植したところでございます。  松林は、日本古来より風光明媚な場所として、多くの人々の心を和ませてまいりました。日本の白砂青松百選に本県から3地区、そのうちの一つに本市千々石海岸が選定されております。市といたしましては、今後もこれらの対策を引き続き実施して、松林の保全に努力してまいるつもりでございます。  次に、飲酒運転の完全撲滅に関連し、市職員の飲酒運転に関する罰則等の条例等をつくる考えはないかとの御質問にお答えさせていただきます。  昨年10月11日に雲仙市となって以来、本市職員の飲酒運転による事故等の事案は発生しておりませんが、去る8月25日、福岡市職員の飲酒運転で幼児3名が死亡するという事故が発生した際には、改めて綱紀粛正に努めるよう職員に対し周知したところでございます。このような事故が発生いたしましても、なお飲酒運転は後を絶たず、新聞並びにテレビ等では毎日のように報道されている状況でございます。  本市といたしましては、9月定例会におきまして、職員等の飲酒運転に対する処分の厳罰化を検討するよう述べておりましたが、飲酒運転をした者のみならず、飲酒運転の車に同乗した者、無免許運転をした者、ひき逃げ等をした者に対しましても、公私を問わず原則懲戒免職とする、雲仙市職員の交通違反懲戒処分基準に関する規則を去る11月22日に制定し、公布したところでございます。今後におきましても、市職員から飲酒運転等が発生しないよう綱紀粛正に努めてまいりたいと存じます。  次に、市民交流と観光活性化についての御質問にお答え申し上げます。  まず、合併1周年記念事業につきまして好評を得ているとの御意見をいただき、まことにありがとうございます。10月8日の市民ふれあいスポーツフェスタを皮切りに、10月、11月に市内全域で三遊亭歌之介独演会、境野勝悟講演会、郷土芸能交流会、おもしろサイエンスショー及びウオーキング大会など、合併1周年記念としてさまざまなイベントを展開してまいりました。市内、市外から延べ1万人近くの皆様が御参加、御来場いただいたところでございます。この後、雲仙市キャッチフレーズの決定や、ふるさと雲仙フォトコンテストが残ってはおりますが、市民の皆様に御好評を得、市民の一体感の醸成や活性化に寄与できたものと思っております。  還暦式典についてのお尋ねでございますが、壱岐市においては合併前の4町のころから行っており、壱岐市となってもその事業を引き継ぎ、今年度で3回目の式典を開催していると伺っております。本年11月10日の式典では、対象者884名に対し544名、率にして61.5%の参加者があり、そのうち島外からも209人の参加者が訪れております。還暦式典の開催は、式典への参加のみならず、ふるさとを離れて生活されている方々が帰郷されることによる交流人口の増加や定住対策など、地域活性化に寄与すると考えられることから、その効果等を十分に検証し、研究を行ってまいりたいと思っております。貴重な御提案を賜り、ありがとうございました。  なお、残余の質問につきましては、担当部長に答弁をさせていただきます。 ○議長(酒井八洲仁君) 松田建設整備部長。 ◎建設整備部長(松田敏夫君) お答えいたします。  中村勲議員の台風13号による被害についての御質問にお答えいたします。  建設整備部が所管する市道、農道、河川、港湾及び漁港等におきましては、国庫補助災害復旧事業の対象となる被害箇所はございませんでした。単独事業としまして、倒木や海岸浮遊物の飛散などにより通行どめ等があった路線については、早急な撤去処理を行ってまいりました。また、小浜木指漁港の護岸被害についても、市単独で復旧済みでございます。公営住宅においての復旧もすべて完了済みでございます。長崎県所管分につきましては、愛野竹火海岸の護岸及び瑞穂栗林海岸の導流堤が被害を受けており、愛野竹火海岸の護岸は公共土木施設災害復旧事業により、瑞穂栗林海岸の導流堤は県単独事業により、来年度の復旧予定であります。  しかしながら、御指摘のとおり、一部において復旧がなされていない箇所がございます。まず、千々石漁港内の転落防止柵とインターロッキングの海岸道路の復旧でございます。これらの施設は補助事業で施工された施設でありますので、従来と同等の復旧を義務づけられておりまして、その工法の検討に時間を要しました関係で、9月議会に間に合わず、今議会に補正予算を提案し、お願い申し上げている次第でございます。  次に、千々石漁港沿岸の防潮ネットの倒壊による被害がございます。現在その対処が遅れておりますが、間もなく処理を実施いたします。また、防潮ネットにつきましては、今後、撤去の方向で現在検討中でございます。どうか御理解を賜りますようお願い申し上げます。  次に、防災対策特別調査委員会の設置についてお答え申し上げます。  議員が御指摘のとおり、近年において発生、襲来する台風は大型の傾向にあり、それに伴う被害も各方面にわたり、また甚大化しつつあります。特に、海岸線の住民の皆様はその都度危険と隣り合わせとなり、深刻な問題であることは十分に認識している次第でございます。この対策の調査研究するための特別調査委員会(仮称)を設置する考えはないかという御質問でございますが、旧千々石町においては、地方自治法第110条及び委員会条例第4条に基づき、千々石海岸その他の防災対策促進に関する調査研究を行う目的で、旧千々石町議会内に防災対策事業促進調査特別委員会を平成15年12月に設置し、先進地研修等を実施され、調査研究を行ってこられたことは承知いたしております。  市の海岸については、先般の9月定例議会一般質問において議員に御説明申し上げたとおり、国土交通省河川局所管の海岸が17海岸、農林水産省所管の漁港海岸が8海岸で、合計25カ所の海岸があります。また、おのおのの海岸が海岸保全区域、漁港海岸保全区域等として指定を受けております。したがいまして、御承知のとおり、海岸本体の事業は、その所管である国土交通省農林水産省、または県が事業主体となります。このことから、各地域に応じた被害対策を関係省庁並びに県に対し要望活動を行っているのが通常のケースであると考えています。防災対策事業促進調査特別委員会は、防災対策について調査研究し、市及び県を通じて国の各関係省庁に要望活動を行うため、議会において創設される委員会であると理解しております。設置に対し意見が言える立場にはございませんので、何とぞ御理解を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(酒井八洲仁君) 中村議員。 ◆25番(中村勲君) まず、通告の1番からお尋ねしたいと思いますけれども、ただいまの松田部長の説明で大体わかりますけれども、私がなぜ上げたかというのは、先ほどもちょっと言いましたように、やはり災害が起きたならば、すぐそこの箇所を復旧すると同時に、原形復旧じゃなくて、やはり少し改良して、次の台風ではいかれないようにしてほしいという気持ちでいっぱいでございます。やはり補助事業だから、どうしても原形復旧だということをおっしゃいますけれども、また同じような災害に遭うんですね。だから、そういったことを一つずつ改良していただきたいということでお願いしているわけでございます。  本件につきましては、私が通告した後、議案の165号で648万2,000円の予算化をされております。だから、これは恐らく原形復旧だと思うんですけれども、地域の方々の意見を聞きましても、やはりまたくっときゃ一緒たなしということしか出ないんですね。だから、そのたびそのたび、毎年毎年、同じことを繰り返すということになっていきますから、そういう点をどうすればこの次ならないかということも含めて御検討をお願いしたいと思うわけですけど、どうですかね、その点。 ○議長(酒井八洲仁君) 松田建設整備部長。 ◎建設整備部長(松田敏夫君) ただいま御指摘のとおり、そのことも十分検討いたしまして、工法を検討いたしまして、実施する予定でございます。 ○議長(酒井八洲仁君) 中村議員。 ◆25番(中村勲君) どういうふうにされるんですかね。 ○議長(酒井八洲仁君) 松田建設整備部長。 ◎建設整備部長(松田敏夫君) 現在、一応そちらの方の、ここに金額が今回の議会に提案お願いしているとおり出ておりますけど、現在その設計書は持ってきておりませんけれども、十分配慮をしているところでございます。その設計書の中身につきましては、説明を先生に対しても行いたいと思います。 ○議長(酒井八洲仁君) 中村議員。 ◆25番(中村勲君) いつものことでございますけれどもね、その設計をする段階で、その地域の人が一番知っているんです、危険性もですね。だから、そういう点、設計の専門家にもそういった地域の方の意見を十分取り入れてやってくれと思うわけです。  それで、ちょっと先ほど落としましたけれども、福石公園の隣の近くの防護柵、あそこは近くの人は、でき得れば防波堤にしてくれという意見なんですね。だから、また同じような柵をされたら、また同じように倒れる可能性があるんです。今回の台風13号であの辺一帯ずっと砂が上がったわけですね。だから、手前の方の導流堤のところは千々石町のころ、してもらいましたのでね、上がらなくなりましたけれども。だから、あの高さでずっとしてもらえんかと。あれが大体約100メーターございますけどね、そういう点も含めてお願いをしておきます。  私がこういうことを言うのはなぜかといいますと、合併前はすぐできたんです、仕事が。ところが、合併してから、支所に言って、本庁に聞かなければならないと、一々本庁にお伺いを立てる。そのために仕事が遅れるんですよ。だから、私、6月の一般質問で、総合支所にもう少し権限を与えてくれということを言いましたけれども、助役は、助役ですね、その時の答弁で、7月1日現在で人事異動をしますから、それから検討しますということを言われましたね。その後の人事異動をした後の作業はどうでしょうかね。  各支所、みんな減っておるんです、職員はですね。きのうのあなたの答弁の中で、490名とおっしゃいましたね。合併当初は510名と記憶してますけれども。10年間で350名に減らすということで聞いておりますけどもね。職員が減るのは結構でございますけれども、権限というものを与えて、即座にやっぱり仕事ができるようにしてほしいと私は思いますが、その点はどうですか。 ○議長(酒井八洲仁君) 金子助役。 ◎助役(金子知充君) 今の中村議員の御指摘でございますが、当然そういうことだと思っておりますので、その方向で整理をさせていただきます。 ○議長(酒井八洲仁君) 中村議員。 ◆25番(中村勲君) それでは、お尋ねしますけれども、7月1日以降の支所の権限というのはどうなってますかね。 ○議長(酒井八洲仁君) 金子助役。 ◎助役(金子知充君) 現在、権限的には金額をある程度あげまして、その金額までは支所で実行できるという部分が一つ新たに加わっております。平成19年度、また当然組織並びに事務改善等々をやってまいりますので、その中で財政的な部分も考えまして、再度検討させていただきます。 ○議長(酒井八洲仁君) 中村議員。 ◆25番(中村勲君) その権限の枠というのは幾らぐらいですか。支所長が、これだけまでは支所長の権限でできるという枠があるんですか、教えてください。 ○議長(酒井八洲仁君) 金子助役。 ◎助役(金子知充君) 大変遅くなりました。500万円でございます。 ○議長(酒井八洲仁君) 中村勲議員。 ◆25番(中村勲君) 今ほとんどの旧町民が、合併して何なっとかないと、いっちょんようならんという意見が多いんです。だから、せっかく合併したからには、合併してよかったなと言えるような支所をつくると、市長、おっしゃったですね。だから、そういう段取りをするためには、現在、支所の職員たちに一生懸命きばってもらうように、それで権限を与えなきゃだめなんですよ。  失礼ですけどね、本庁にいい者をとってしもうて、かすだけを置いても困るんですよ。(笑声)そりゃ今のは私、言い過ぎかもしれませんけどね。言い過ぎかもしれませんけど、そういった気持ちじゃなくて、逆に支所に立派な人を置いて、仕事のさばける人を置いて、どんどんやっぱり地域のために頑張ってもらう人に来てほしいと。そのためには、やはり支所長に対する権限を与えなければ、仕事はできないんです。そういう点はどうですかね。 ○議長(酒井八洲仁君) 中村議員に申し上げます。今、不適切な言葉、「かす」という言葉は撤回していただきたいと思います。 ◆25番(中村勲君) 本当、今のは失礼しました。私も言葉が悪いもんですからね、すみませんけれども、どうも失礼しました。 ○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。 ◎市長(奥村愼太郎君) 中村議員の御質問でございますけれども、合併してから1年でございます。雲仙市として一つになって出発するために、さまざまな問題がございます。確かに人員の削減もございますし、職員の削減もございます。また、市と支所の問題もございます。まだ十分にそれに対して整理もできておりませんし、調整もできかねております。御指摘の御意見に対しましては、真摯に受けとめさせていただきまして、今後それらの意見も酌んで、どれが一番いいのかということも含めてやらせていただきますので、申しわけありませんけれども、そういった御指摘はお寄せいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(酒井八洲仁君) 中村議員。 ◆25番(中村勲君) 人事関係がちょっと出ましたのでね、関連しますので、あと一つお尋ねしますけれども。この名簿の中に、役職の名前がずっと載っています。総務部関係で、部長、塩田さんですね、それから理事、北嶋さんと林さんとなっています。この方二名の顔も知らない、仕事も知らない。それで、部長級でありながら議場にも出ない。こういう点をどう考えていらっしゃいますかね。我々もこういった偉い人の顔を知りたいんですよ、北嶋さんと林さん、私も全然会ったことがありませんしね。どういう仕事をされるんですかね。 ○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。 ◎市長(奥村愼太郎君) まず、北嶋氏に対しましては、今後10年間、特に合併特例債期間中の財政の、財務の方の計画をつくっていただいております。ですから、これにつきましては、今度の3月に北嶋さんからのいろんな財務計画も含めて議会にお示しできるのかなと思っております。  また、林氏に対しましては、合併におきまして入札制度等にいろいろと各町に違いがございました。それらについて調整をさせていただきながら、県との比較も含めて、今、作業していただいております。そういった作業が主体でございまして、現在まだこの議会にも出ておりませんことをお許しください。 ○議長(酒井八洲仁君) 中村議員に申し上げますけれども、当初、就任の時に御紹介がありましたので、皆さんにはですね。中村議員。 ◆25番(中村勲君) そりゃ、どうも失礼しました。じゃ、今のはもうそれで結構でございます。  2番目に行きます。2番目の松林。私、これを出したのは、食菜館ちぢわもんというのがございますけれども、あの位置で見たところ、2、3本、ぱっと枯れ木があったんですよ。海水浴場のところに、今度、植栽を、小さい木がしてあるんですけれども、これも枯れておるんですね。だから、こういう松がずっと補植をしていかなければ、だんだんだんだん台風と、それと松くい虫でいかれてしまっては、千々石の住宅はもちろんでございますけれども、田原地区の田んぼもいかれるんですね。だから、大変この松というのは千々石のためには役に立っているわけでございますので、補植をし、絶対松の木がなくならないようにしてほしいと思って、上げたわけでございますので、ぜひずっと年次計画で松が枯れないように、大きくなるように、あれは10年、20年、30年たっても簡単には大きくなりませんからね、そういったことも含めて、長期計画でやってほしいと思うんです。  それと、今年のように干ばつがひどいと、自然と砂地ですからね、水分がなくなってきますと枯れるもんですから、そういう点も十分含めて、あそこの近くには千々石川があるし、また、もう一つ川もありますけどね、そういったことですぐ近くに川もありますから、ポンプ車なんかをたまに使ってもらって、やっぱり放水も大事じゃないかと思うんですけど、そういう点どうですかね。 ○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。 ◎農林水産環境部長(酒井利和君) 松林の件ですけれども、議員さん御指摘のとおり、現在、大分枯れ木が目立っております。補植ですけれども、先ほど市長が答弁をされましたように、補植はしております。1月にかなりの補植をしたわけですけれども、今年の干ばつで結果的にかなりの松が枯れておるのは事実でございます。そういったことで、海側に近い部分については散水栓がございますので、シルバーさんにお願いをして散水をしておるわけですけれども、この保安林については散水をしてなかったために枯れたという一因もあろうかというふうに思います。そういったことで、議員さんも御指摘をされましたけれども、河川からの揚水等について今後検討をしていきたいというふうに思っております。よろしくお願いします。 ○議長(酒井八洲仁君) 中村議員。 ◆25番(中村勲君) ぜひひとつ補植して、絶対松の木がなくならないようにお願いしときます。  それでは、通告2番目の防災対策についてでございますけれども、そこに書いております。ヘッドランド、頭の島ですね、多分、英語ですからね、ヘッドランドというんですけれども。だから、年々、千々石が一番被害を受けるわけでございますけれども、しかし南串山も小浜も、それから愛野はちょっとしかありませんけれども、吾妻、瑞穂、国見、全部海に面しているんですよ。だから、私は、この特別委員会はぜひ設置してもらって、それでずっと永久にこの特別委員会で被害に、災害に遭わないような対策を検討してほしいと思うわけでございますけれども、その設置については市長どう思いますか。 ○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。 ◎市長(奥村愼太郎君) まず、この委員会につきましては、議会の方で設置されるのか、それとも執行部側主導でつくるのかっていうことのまず意見があると思います。ですから、例えば、中村議員御指摘のとおり、例えば議会の方で特別委員会を設置されて、災害の時に特別委員会としていろいろと御協議いただき、そして我々執行部に対して御提案いただくということであるならば、これは議会で議員が御提案いただき、それで議会の全協の中ででも、また議会運営委員会の中ででも設置について検討していただければというふうに思います。 ○議長(酒井八洲仁君) 中村議員。 ◆25番(中村勲君) 市長のありがたい言葉をいただきましたので、一応全協に提案申して、検討していきたいと。そうすると、市はその特別委員会を認めてくれるわけですね。(発言する者あり)ちょっと待ってください。特別委員会をつくって視察研修をする、研究をする、そういったことで資金が必要になってくるんですよ。そういう時にね、市長が認めてくれるかと聞いておるんです。 ○議長(酒井八洲仁君) ちょっと中村議員、何か質問が、委員会設置はいいんですけど、ちょっとずれたような感じ。そっちをはっきりしてから質問してくださいよ。  奥村市長。 ◎市長(奥村愼太郎君) 議会で十分に御検討いただき、そして議長、副議長もいらっしゃいます、議会を通じて提案いただければ、それはまた財政とも御協議させていただきます。 ○議長(酒井八洲仁君) 中村議員、質問は執行部に対しての質問ですから、そこを確認してから質問していただくように。  中村議員。 ◆25番(中村勲君) それでは、2番はそれくらいにして、3番に行きますけれども、飲酒運転完全撲滅を目指す取り組み、これは最近新聞に毎日載っておるんですね。だから、こういったことのやはり罰則規定もございます。私も市の条例を見てみましたけれども、罰則規定もございますけれども、職員並びに議員が絶対に飲酒運転をしないように、そういったことの決まりも議員の中でも必要と思いますけれども、特にこの新聞でご覧になったかと思いますけれどもね、前田タクシーが「飲んだら前田へ」というタクシーが新聞に載ってましたね。こういったこともひとつ市でももっとPRしてほしいと思うわけでございますけれども、一応これはこれで終わります。
     4番目、市民の交流と観光活性化を目指した式典についてということでしてますけれども、これは私、先ほど市長の答弁にもございましたけれども、私の小学校の時の恩師の先生が、井川二郎とおっしゃるんですけれども、この先生が長崎新聞に投稿されておりまして、これを見ましてね、これはおもしろいと思ってやったわけでございますが。先ほどちょっと言いましたように、成人式は全体でするけれども、もちろんこれはずっと昔からやってますから、するけれども、やはり60過ぎてですね、61、還暦になって市全体でこういったことをするのも非常におもしろいんじゃなかろうかなと思うわけでございますが。  1周年記念事業で1,000万円予算を組みましたね、1,000万円。この1,000万円は全部消化したんですか、ちょっとそれを。 ○議長(酒井八洲仁君) 重野企画課長。 ◎企画課長(重野淳君) 1周年事業については、補助金の方で支出しておりまして、企画課の方で受けまして、各事業ごとに精算して、残金があれば補助金を返納するという形で、今、事務処理を行っております。 ○議長(酒井八洲仁君) 中村勲議員。 ◆25番(中村勲君) 参考までに今聞いたんですけどね。私はね、これを思ったのは、さっきも言いましたように、市がですね、市が還暦の式典をする。そうしますと、その式典のために帰ってくる。帰ってきた人たちが雲仙小浜の旅館で一泊の同窓会をする。そうしますとね、仮に雲仙市に1,000人の該当者がいるとしまして、500人の方々が雲仙小浜に泊まったとします。そうしますと、1人2万円使ったら、1,000万の金が落ちるんですね。だから、そういったことまで考えて、今の雲仙小浜の旅館はお客さんが減っているわけですから、そういったことを含めて市のPRも兼ねてやることによって、かえって奥村市長に対する親近感も沸くんじゃないかと思うんですけど、どうですかね、その点。 ○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。 ◎市長(奥村愼太郎君) 先ほどもお答えしましたとおり、今、中村議員から還暦の御提案をいただきました。このことも含めまして、集客対策、観光客アップのための一つの方策として考えさせていただきたいし、また、それも含めて、例えば初老もございますし、いろんなメモリアルな形での、ふるさとから出ていった方々あるいはまたふるさとに滞在される方々、こういった方々とのふれあいというものを検討させていただきたいと思います。 ○議長(酒井八洲仁君) 中村議員。 ◆25番(中村勲君) 大変前進的な考え方で、私もありがたいと思いますけれども、人間には還暦、それから古希、喜寿、傘寿と、いっぱいありますね。しかし、ここまでは必要ないですけど、やっぱり還暦だけはですね、成人式で今から社会に出るから頑張るということと、それから還暦で仕事をしてお疲れさまでございましたと、今度またひとつ雲仙市のために、あるいはUターンもできる方はしてくださいと、あるいは今度は老人会に入ってくださいというようなあいさつをして、そうすると、市外に出た人は雲仙市に親近感を持つし、奥村市長の顔も知らない人もおるわけですね。それで、市長があいさつすれば、そこで、ああ、奥村市長は立派な人だなということがわかってきますから、ぜひひとつ1周年記念から始めていただきたいと、かように思います。  以上、私の質問はこれで終わります。どうもありがとうございました。 ○議長(酒井八洲仁君) 中村議員の一般質問を終わります。 ……………………………………… ○議長(酒井八洲仁君) ここで11時まで休憩いたします。 =午前10時48分 休憩=  =午前11時01分 再開=  ○議長(酒井八洲仁君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ここで議員の方にお願いをいたしたいと思います。通告外の質問がちょっと出てきましたので、通告に従った質問をお願いしたいと思います。  それでは、1番、大久保信一議員の質問を許します。 ◆1番(大久保信一君) 1番、大久保信一でございます。お許しをいただきましたので、通告を申し上げておりました3点につき、お尋ねをいたします。  まず1点目の道路行政で、三貴工業への払い下げが計画されております吾妻工業団地内の市道の代替え道路の建設について質問をいたします。  この工業団地は、昭和46年に農村工業導入地区に指定をされ、平成4年に約4万9,000平米の工業用地の造成がされ、13年3月に舗装工事を除く道路241メーターが完成をいたしております。また、14年3月に2級町道として認定をされ、17年10月、舗装工事が完成した道路であります。一方、三貴工業株式会社は、昭和47年に会社が設立されたと聞いております。吾妻工場として平成13年11月19日に操業が開始された有望な会社であり、今回の規模拡大に伴う市道廃止要望につきましては、反対をするものではありませんが、この道路は完成以来多くの人が利用されてきた道路であります。この道路の代替え道路を早急に建設ができないか、市長にお尋ねをいたします。  2点目に、農政問題であります。  野菜価格安定制度についてお尋ねをいたします。野菜については、今年は雲仙市、長崎県では台風の被害、また、干ばつ等により水かけ等で大変御苦労されたところであります。が、全国的には作付時期の好天に恵まれ、計画数量を上回る出荷が続き、卸売価格が暴落し、特に白菜8,830トン、大根2,775トンが産地で廃棄され、値を立て直していくと農業新聞でこの間発表されたところであります。また、鹿児島県ではピーマンが値崩れをし、17トンが廃棄される模様がこの間NHKのテレビで報道されていたところであります。雲仙市でもレタスが廃棄されているということで、きのう中村一明議員の一般質問であったところであります。  農家では、干ばつが続く中で潅水等、手塩にかけて育てた野菜が廃棄されるということは、私も同じ農業者として大変つらい思いでございます。そういう中で、産地の高齢化の進展等に伴い、作付面積が減少する一方で、低関税、輸送技術や冷凍技術の発達等を背景として、輸入が増加してきております。消費者ニーズに対応できる生産者の育成ということで、担い手を中心とした安定的な野菜の生産、出荷体制の確立が差し迫った課題となってきているようであります。このような状況に対処するために、野菜価格安定制度、需給安定対策の見直しが検討され、平成19年8月31日交付予約、申し込み期限から新制度に移行するとなっております。この制度に対する市の対応はどうなっているか、お尋ねをいたします。  3点目の、現在実施されている無人ヘリの防除におけるオペレーターの養成について質問をいたします。  現在、吾妻町で阿母崎集落営農改善組合でヘリ防除を班として、守山地区、愛野地区、吾妻地区でオペレーター7名で防除を実施されております。この機械利用組合が発足した経緯は、平成8年度で完成をいたしましたJA吾妻地区のカントリーエレベーターの建設に伴い、先進的農業経営体育推進事業として推進をされた結果、干拓地を中心に稲作を行う農家が比較的多い、また後継者が多い集落として、この阿母崎地域で設立をされたところでございます。平成8年度より無人ヘリ防除を計画し、オペレーター4名が資格を取得されておられます。平成10年に無人ヘリ1機を約1,000万円で導入され、13年に2機目の無人ヘリを導入、14年に新たに3名がオペレーター資格を取得されておられます。平成19年度の実績は約37ヘクタールでありましたが、年々実績を伸ばされ、現在は130ヘクタールだと聞いております。  しかしながら、オペレーター全員が専業農家であり、防除時期が集中することから、自己の農業経営を圧迫すること、また平成8年に導入をされました無人ヘリが耐用年数が来ていること、また本年のポジティブリスト制度の導入に伴う被害が心配されるということで、今後の防除に難色を示されておられます。そういうことから、オペレーターの養成が急務となってきている中でございます。オペレーターの養成には多額の受講料がかかり、初心者コースで14日間で47万2,500円という数字が出ております。負担が余りにも大きく、オペレーターの養成がなかなかできないでいるところであると聞いております。このオペレーター養成には、これまでは2分の1の国庫、国の補助があったと聞いておりますが、これがなくなったということを聞いております。これにかわる補助事業がないか、お尋ねをいたします。  以上、3点をお聞きをいたしまして、再質問につきましては自席で質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。 ○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。 ◎市長(奥村愼太郎君) 大久保信一議員の御質問にお答えさせていただきます。  まず1点の、代替道路でございますが、この点につきましては松田部長の方から答弁させていただきます。  野菜価格安定制度の見直しに対する対応状況についてのお尋ねでございます。  野菜価格安定制度は、野菜価格が一定基準を超えて下落した時に、あらかじめ国、県、生産者等が拠出し造成した資金から交付金を支給し、野菜農家の経営を安定させるとともに、野菜の需給均衡を図ることを目的とした制度でありますが、議員御指摘のとおり、平成19年度において見直されます。現行制度における一般補給交付金の補てん率は、保証基準額と平均販売価格差の9割となっております。改正後は、担い手を中心とした産地への重点支援に置きかえられ、認定農業者認定農業者に準ずる者の作付面積シェア及び計画的な生産出荷への取り組み状況によって3つにランクづけし、補てん率に格差を設けることとされているものでございます。  まず、認定農業者等における生産者の作付面積シェアが6割以上かつ過去3カ年に継続して計画出荷を行っている産地で、産地強化計画を策定済みの産地においては9割。次に、9割の要件に該当しない産地のうち、認定農業者等の作付面積シェアが4割以上、かつ産地強化計画を策定済みの産地においては8割、いずれの要件にも該当しない産地は7割となります。  制度の見直しの対応についてでございますが、今後、認定農業者制度の普及推進をより一層行い、認定農業者の育成確保を図るとともに、認定農業者に準ずる者の担い手リストを農協等関係機関と協議しながら作成し、産地強化計画の策定を行うことにより、より高い補てん率が適用されるよう努めてまいりたいと考えております。  続きまして、無人ヘリコプター防除のオペレーターの養成が急務であるとの御質問にお答え申し上げます。  現在、本市においては、阿母崎集落営農改善組合の防除班において、7名のオペレーターにより延べ200ヘクタール以上の無人ヘリコプター防除が実施されております。吾妻町におきましては、無人ヘリコプター防除が行われ10年目となり、受託作業も定着し、地域の農業経営にはなくてはならない存在となっているところでございます。しかし、現オペレーターより、オペレーター防除業務と本業である農業経営が重複することや、今年5月に実施されましたポジティブリスト制度の農薬飛散による責任問題等により、辞退の意向が出されていることから、議員御指摘のとおり、オペレーターが不足するものと思われます。  市といたしましては、オペレーターの養成は重要な課題として位置づけているところであり、オペレーターの養成につきましては、国の助成制度である強い農業づくり交付金事業により推進したいと考えております。本事業は、無人ヘリコプター導入を条件としておりますが、オペレーター養成のための免許取得費用も補助対象となっております。本事業の活用のため、採択条件となっております導入地域における合意形成活動を推進しつつ、事業採択に向け努力してまいりますので、地域としましてもぜひ御協力賜りますようお願いします。  なお、残余の質問につきましては、担当部長に答弁させていただきます。 ○議長(酒井八洲仁君) 松田建設整備部長。 ◎建設整備部長(松田敏夫君) 工業団地内の市道の代替道路建設の御質問にお答えいたします。  工業団地の周辺には、国道251号と平行して市道中央横断線が走り、そして愛野側に市道田川原線、瑞穂側に市道土井田ノ平線が走っております。今回払い下げる市道工業団地線は、工業団地内を縦断し、国道251号と市道中央横断線をつなぐ道路であります。この市道工業団地線を三貴工業に払い下げるに当たり、代替道路の設計はできないかという御質問でございますが、現在、田の平地区ふるさと農道緊急整備事業が計画され、今年度より実施されていることは御承知と存じます。この事業を市道改良事業に変更し、国道251号と雲仙グリーンロード間をつなぐ主要路線として整備するための全体計画の見直しを協議している次第でございます。この協議には、国道251号及び雲仙グリーンロードへの取りつけ協議も含まれていることは言うまでもありません。全体計画の見直しは平成18年度中に終え、平成19年度から実施の予定でございます。したがいまして、このことにより工業団地内にある市道の代替道路の対応が図られるものと考えております。 ○議長(酒井八洲仁君) 大久保信一議員。 ◆1番(大久保信一君) 先ほど市道田の平線、ふるさと道路として整備を計画されている道路として、それとあわせてやるというふうな説明がありましたけれども、今まで完成以来、この道路は多くの方が利用され、今回、8地区の自治会長さんに説明がされたということでありますが、自治会長さんも今まで旧町からの工場誘致の実情等を理解され同意をされたと思っております。が、先ほども申し上げますように、あったものがなくなるのというのは大変地域の住民は不便ということで、私にもそういう声が聞こえてきます。そういうことから、やっぱり国道から田の平線につながる拠点として、優先的にも早い時期にこの道路の建設をお願いするところであります。その点についてどういう考えがあるか、お聞きをいたします。 ○議長(酒井八洲仁君) 松田建設整備部長。 ◎建設整備部長(松田敏夫君) 先ほど申し上げましたとおり、現在、行われおります田の平地区ふるさと農道緊急整備事業、これを見直しまして、国道251からグリーンロードまでの間をつなぐ幹線道路として位置づけまして、現在、計画変更を協議いたしております。また、この道路の予定計画期間は5カ年でございます。一応そのことによりまして国道251につながることになりますので、この代替道路は開始を図られるものと確信いたしております。 ○議長(酒井八洲仁君) 大久保信一議員。 ◆1番(大久保信一君) 今、部長の方から前向きに5カ年の計画でこの代替道路の建設を計画しているという説明がありました。先ほども申し上げましたように、地域住民が積極的にこの工場誘致の実情を理解いただいて賛同をいただいたところでございますので、この計画内でこの代替え道路が実現できるように御尽力をお願いしたいと思います。  この三貴工業の代替え道路の件については、前向きな答弁をいただきましたので、終わりたいと思いますが、2点目に野菜価格安定制度のことについて質問をしたいと思います。  先ほど説明があったように、現行では保証基準と平均販売価格の差の9割を現行では一律に補てんされてきたものが、産地を安定的、継続的生産者を認定農業者か、認定農業者に準ずる者と位置づけ、作付面積のシェア等でランクづけをし、補てん率に格差をつけられておられます。認定農業者ということはわかるわけですけれども、認定農業者に準ずる者というものがなかなか不透明でございます。その準ずる者というのはどういうものか、ちょっと説明をお願いいたしたいと思います。 ○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。 ◎農林水産環境部長(酒井利和君) 御説明申し上げます。  認定農業者に準ずる者の規定が定められておるわけですけれども、かなり多岐にわたっておりますけれども、ちょっと読ませていただきますけれども、まず1番目に、直ちに農業者になれないけれども、将来、産地における耕作地の引き継ぎが産地内で合意されているなど、認定農業者への道筋が明らかになっている者がまず1点目でございます。2点目に、野菜を出荷している集落営農に加入をしている者。3点目に、規約を作成し、経理を一元化し、主たる従業者の所得目標が市町村基本構想の水準以上で、5年以内に法人として認定農業者を目指す集団でございます。4点目に、1年以内に認定農業者になることが確実と認められる者。5点目に、品目横断的経営安定対策等の野菜以外の品目に係る経営安定対策の対象者であって、野菜を出荷している者。最後に、6点目ですけれども、過去に認定農業者であって、現在も経営規模を維持または向上しつつ経営を継続しているが、やむを得ない理由により再認定を受けていない者。以上の6点が規定されているところでございます。 ○議長(酒井八洲仁君) 大久保信一議員。 ◆1番(大久保信一君) なかなか幅広い、準ずる者ということで、幅広いものがあるわけですけれども、雲仙市の中で野菜の作物、これに対象する品目ですね、まず何種類あるのか。また、それに対する認定。先ほど市長から説明がありました60%以上が9割の補てん、40%から60%が8割の補てん、それ以下が70%ということで格差があるわけでございますので、この対象品目と、それに対象する品目の中で、そのシェアがどれだけあるのか、わかっていればお聞きをしたいと思います。 ○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。 ◎農林水産環境部長(酒井利和君) まず、対象品目ですけれども、大根、タマネギ、バレイショ、レタスでございます。19年度から改正されます点は、現行90%の補てん率が90、80、70というふうにランク分けをされるわけですけれども、現在の時点で想定をしている資料がございますけれども、例えばタマネギにつきましては、この産地計画の中で95.1ヘクタール加入面積がございます。その中で、認定農業者のシェアが16ヘクタールでございますので、認定農業者の率としては17%にしかならない。したがいまして、補てん率は70%ということでございます。しかし、認定農業者に準ずる者ということも加えられるといたしましたら、想定ですけれども、67%程度にはなるというふうに試算をしております。そういうことになりますと、90%の補てん率ということになりますので、私どもとしては、この認定農業者の推進をしていかなければならないというふうにも思っておりますけれども、準ずる者の整理を早急にやらなければいけないかなというふうに思っております。  例えば、次のバレイショにつきましても、認定農業者の率にいたしますと、35%しか至ってない。したがいまして、これも認定農業者だけでいきますと、70%の補てんしか受けられないということになります。これも準ずる者あるいは認定農業者率を上げていけば、70%から超えるというふうに予想をしておりますので、何とかそこまで引き上げたいというふうに思います。  レタスですけれども、これにつきましても、認定農業者でいきますと40%、準ずる者はかなりこれはもう上がるんじゃないかなというふうに予想しております。90%以上の対象者がおられると思いますので、これにつきましてもそういったものを整理をすれば、90%の補てん率が受けられるというふうに考えておりますので、そういった高率の補てん率が受けられますように、認定農業者の推進をまず図っていきたいというふうに思いますので、どうかよろしく御支援、御協力をお願いしたいというふうに思います。 ○議長(酒井八洲仁君) 大久保信一議員。 ◆1番(大久保信一君) 今、タマネギにつきましては、認定農業者で17%、準ずる者を入れますと60%以上、バレイショでいきますと、認定農業者が35%で、準ずる者を入れますと70%、レタスでいきますと、40%で、90%以上という説明であったわけですけれども。先ほど準ずる者の内容をお聞きしたわけですけれども、この準ずる者というのがなかなか不透明で、変動があるんじゃないかという感じがしております。ぜひ、先ほど部長の方から前向きな認定農業者の育成をやるというような答弁がありましたけれども、そういうことで私からもよろしく提案の方をお願いをいたしたいと思います。  3点目の無人ヘリの防除について質問をいたしたいと思います。オペレーター講習には、オペレーターの受講には、模型飛行機型の飛行機がどうしても必要ということでございます。この模型飛行機が、模型が1機20万、約20万するということでございます。この模型飛行機も補助の対象になるのか、ちょっとお聞きをしたいと思います。 ○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。 ◎農林水産環境部長(酒井利和君) 免許を取得する際の模型飛行機が補助対象になるかという御質問でございましたけれども、そこまで補助対象になるかどうかは現在確認をしておりません。早急に確認をしたいと思いますけれども、現在この地区で使用されているヘリが使えないのかということもあわせてお聞きをして、早急にお知らせをしたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(酒井八洲仁君) 大久保議員。 ◆1番(大久保信一君) 先ほど受講コースについて申し上げましたけれども、練習模型飛行機付きのコースで66万1,500円かかるということでございます。また、模型飛行機がないコースで47万2,500円、これは先ほど申し上げたとおりでございます。  また、先ほど、今あるヘリが使えないかということでございますけれども、このヘリの免許の取得につきましては、特殊なものでございまして、今新しい機種で受講して免許を取った場合に、今使っておるこのヘリについては利用されないということでございます。また、そういうことで、新しいオペレーターを養成した場合に、今、現に使われているヘリについては操作されないということでございますので、これは先ほどヘリの導入とあわせて受講、オペレーターの養成をするという答弁がありましたけれども、そういう方向で進んでいかなければ、せっかく取っても古い機種はなかなかされないという実情じゃないかと思っております。  そういうことから、ぜひヘリの購入とあわせてオペレーターの養成をお願いしたいところでございますけれども、もう一つ、この現に使われております、今、阿母崎利用組合で7名のオペレーターがおられるわけですけれども、先ほども申し上げましたように、自己の経営を圧迫したり、いろんなことがありまして、もう現にこの防除をやめたいという話が出ております。そういう中で、地域農業として急にやめてもらえば、大変地域の特に水稲栽培あたりの人は困るわけですね。そういうことで、お願いをされまして、あと1年という限定をつけてやる、その間にオペレーターの養成をしてもらえんだろうかという話が来ております。1年後に、今吾妻では守山土地改良区が集落営農、作業受託型の集落営農を立ち上げておられますし、今、吾妻土地改良区の方でも、この作業受託型の集落営農を今検討中でございます。その土地改良区の方に作業の方を、ヘリのまた経営もあわせて移行したいという考えがあっております。そうしますと、今、18年度で先ほど130ヘクタールと、こう申し上げましたけれども、その半分以上がこの吾妻土地改良区外の中山間を主にやっておられるところでございまして、そうしますと、この中山間の防除がどうなるかと、こう心配が出てきております。その点について、ちょっとどういうふうな対応を持っておられるか、お聞きをしたいと思います。 ○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。 ◎農林水産環境部長(酒井利和君) まず、免許取得の際の模型飛行機の件でちょっと私が勘違いしとったかもしれませんけれども、模型飛行機を導入しなければいけないのかなというふうに思っておったんですけれども、そうじゃなくて、免許を取得する際に模型飛行機を利用するのに20万円プラスをされるのであれば、取得費用として当然認められるんじゃないかなというふうに思いますけれども、それは再度確認をいたします。  それと、この事業主体が変更されるということをお聞きしたわけですけれども、その中で中山間地帯の防除が課題になるということでございましたけれども、その辺につきましては、ポジティブリストの関係がどうしても問題として残ってくるわけでしょうから、その辺はまた地元の集落の方で、例えば作物の団地化とか、集団化とか、そういったものの進め方をしていかれるしかないのかなというふうに思いますので、十分その辺で私たちも入りながら、研究、検討をさせていただきたいなというふうに思います。 ○議長(酒井八洲仁君) 大久保信一議員。 ◆1番(大久保信一君) 今、模型飛行機の話も出ましたけれども、この受講をする場合に、実際の無人ヘリじゃなくして、実際には無人ヘリでやりますと、もしも落ちた時は、すぐ1,000万円かかるわけですね。そういうことで、この無人ヘリじゃなく、模型飛行機で受講をされ、また、これは取得されてからも練習をしなきゃならないということで、絶対にこの模型飛行機は必要だということをある程度の義務づけをされているということでございます。そういうことで、よろしくお願いしたいと思います。  中山間の防除について説明があったわけですけれども、特に中山間はいろんな飛び地でいろんな作物が入っておりまして、説明がありましたポジティブリスト制度の関係で、防除の効率が上がらないわけですね。そういうことで、やられる方は大変だと思うわけですけれども、今そういう関係で、普通ならば、ヘリを下ろさないで、そのまま続けてされるわけですけれども、このポジティブリスト制度が出てからは、この1圃場が終わって、必ず車に下ろして収納して、また移動するということで、大変効率が上がらない。そういうことで、大変困っておられまして、中山間についてはもうできるならばやめたいという考えを持っておられます。しかし、これが中山間をこれでやめられますと、やっぱり今特に中山間については高齢者が多ございまして、自分で防除ができないという実情でございまして、耕作放棄地あたりも相当出るんじゃないかと心配しているところでございますので、中山間地域も含めてオペレーターの養成をぜひしていただきたいと思うところでございます。  今、特に吾妻地域、干拓地域でございますけれども、無人ヘリで地域を一斉防除にすることによって、防除の回数を減らす、また化学肥料も減らすということで、地域の環境保全につながるということで、今、環境に優しい米づくりということで取り組むということを計画されております。その水稲の特別栽培ですね、早う言えば、特栽でございますけれども、これに取り組むことによって、きのうも一般質問でありましたけれども、農地・水環境保全の土台じゃなくして、もう一つ上の2階建ての分の、水稲でいきますと6,000円の助成があるわけですけれども、これには面積要件あたりの条件もついてきますけれども、そういうものも各農家に、これは農家に直接入る金額ですね、10アール当たり6,000円というのはですね、そういうものを各農家の所得として入るように、今、吾妻土地改良区、また守山土地改良区の中で、検討されているところでございますので、ぜひこの無人ヘリの導入、またオペレーターの養成をしていただくようにお願いをいたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。 ○議長(酒井八洲仁君) これで大久保信一議員の質問を終わります。 ……………………………………… ○議長(酒井八洲仁君) 1時まで休憩いたします。 =午前11時40分 休憩=  =午後1時00分 再開=  ○議長(酒井八洲仁君) 午前中に引き続き会議を開きます。  5番、上田篤議員の質問を許します。 ◆5番(上田篤君) 5番、日本共産党の上田篤です。私は、多くの市民を代表して4つのものについて質問を行います。  まず最初は、裏金問題についてです。  昨日も3人の議員がこの問題を取り上げ、全容がかなり明らかになりましたし、その違法性も明確になったと思います。私が通告していた@からCまでについては、答弁の多くが既に昨日なされたと思いますので、これを前提にして質問したいと思います。この通告はあくまでも要旨ということですので、私は裏金問題に関する質問を行いますが、決して外れたものじゃないと思いますので、よろしくお願いします。  まず、この違法性について、ちょっと私なりに、私なりといいますか、自由法曹団という弁護士の団体が金子原二郎知事に対して要請及び質問書というのを寄せております。それについてちょっと整理してありますので、もう一度私も整理するために紹介したいと思います。  まず、この裏金問題ですが、会計処理の手続、預け書き換えですね、このいずれも会計処理の手続において違法であるということが1点です。そして、裏金を自己の管理に置いたこと自体が、この担当者による詐欺、横領、背任の犯罪を成立させる可能性があると、極めて悪質だということを指摘しております。また、これは県の裏金ですけれども、長崎県の財務規則が定める支出負担行為決議書、支出命令書などの書類には虚偽の事項が記載されているわけですから、これはうちでも一緒ですよね、関与した者に対する文書偽造、この罪も問題となるであろうということを言っております。さらに、もしその書類を廃棄したのであれば、その廃棄した者の認識のいかんによっては、証拠隠滅の罪も問題になってくると。これが弁護士団体の専門家の見解です。やはりそういう重い問題として、これを捉える必要があると思います。  きのうの市長や金子助役、吉田助役の答弁を聞いていて、一番問題だと思うのは、裏金問題についての認識がおかしいということです。別な言い方をすれば、まだ今になっても、この問題を悪いことだとは思っていないのではないかということです。きのうの大久保議員への市長答弁の中に、補助金の残や選挙費用などで年度末までに処理し切れなかった分を、適切ではないが、活用して消耗品を調達したというものがありました。私ははっきりメモに書いております。この活用という言葉に、この問題についての認識の程度が象徴されているのではないかと思います。活用というのは、「生活」の「活」に「用事」の「用」ですから、どちらかといえば、積極的な明るい前向きの場合に使われる言葉です。それを町田康則議員からも、そして大久保議員からも何度も厳しく指摘された後にも使っているということは、決して悪いことではないという考えが身にしみついているとしか思えません。県議会の裏金問題の集中審議で、副知事だったか、総務部長だったかが、公的流用も私的流用と同じく違法であるとはっきりと答弁していることは御存じでしょうか。この市長の答弁というものは、市長個人で考えるものではなく、三役を初めとした幹部職員の総意、「総合」の「総」に「意見」の「意」ですね、総意でしょうから、雲仙市執行部の認識がそういうことだと私は考えるのですが、いかがですか。  調査チームの責任者である吉田助役も、11月13日の議会全員協議会の席で活用という言葉を使いました。金子助役も、大久保議員の裏金があるのではないかという質問に、うちにはないと即座に断言したということをきのう聞きました。金子助役は県の方に30年近くおられたと思いますが、当然県の裏金の一端は知っていたのではないかと思います。即座にないと断言するわけですから、これは認識が甘いとしか言いようがありません。このようなことを総合して考えると、市の三役を初めとした幹部職員は、裏金問題は違法で悪いことという認識が非常に薄いと思わざるを得ません。  また、昨日配られました資料の題名も預け書き換えに関する資料となっています。11月29日の全員協議会の場で、前田議員が預けや書き換えでは悪いことという意味が伝わらないので、裏金とはっきり書くべきだと厳しく指摘したにもかかわらず、これは変わっておりません。だれがつくったのかは問いませんが、ここにもその人の認識が現れていると思います。この点についての三役それぞれの答弁を求めます。本当に反省し、こういう問題を雲仙市から一掃しようと思うのであれば、徹底した調査、全容解明が必要です。  昨日渡された資料では、平成12年度以降の調査結果しか載っておりませんが、一体この調査はどういうやり方で行ったんでしょうか。そして、これ以前のものは調査しないつもりですか。書類の保存期間は5年かもしれませんが、まさかコンビニの弁当でもあるまいし、5年過ぎたら即廃棄ということではないと思います。残っている書類、なければ職員の記憶も含めて徹底調査するべきだと思います。本当に裏金をなくすと腹をくくっているのであれば、こういう具体的な行動でその決意を示すべきだと考えますが、いかがでしょうか。  岐阜県では、市民グループが民法の不法行為による損害賠償請求権の期間制限の規定、民法724条により、20年間分の裏金を捜査確定し返還すべきとしているそうです。これを知って、私も改めてそれほどにこれが重い問題であるということを再認識させられました。  また、調査結果もせめて県の外部調査委員会の報告並みに詳しい具体的な内容にするべきです。もらった資料では数字だけしかわかりません。どの部署でどのように預けや書き換えが行われたのかわかるようにするべきです。専門的な知識のない人が見ても、裏金の全貌がわかるような資料をつくり公開することも必要です。そこまで解明してこそ、今後再びこういう事態を生じさせない実のある取り組みになるのではないでしょうか。  また、昨日の大久保議員の質問でもありましたが、今回出されております新市になってからの決算書、そして9月に承認しました旧7町の決算にも、この預けや書き換えなどの裏金が入っているのではないんでしょうか。これについての取り扱いはどのように考えておられますか。  もう一つは、私的流用です。これも発覚したようですけれども、どういう経緯でわかったのか、本人が申し出たのか、あるいは他のやり方だったのか、現時点でわかっている範囲で説明を求めたいと思います。  もう一つ、よく市民から聞かれるんですが、監査委員という制度があるのに、何で裏金を見抜けなかったのかという意見もあります。これはどうでしょうか、もし改善すべき方向なども考えておられれば、ぜひお聞きをしたいと思います。  次に、学校でのいじめ問題についてです。これについても、昨日2名の議員から質問がされました。それを踏まえて質問したいと思います。  子供の自殺が全国で相次いでいますが、こういう事件ほど胸に突き刺さる大きなショックを受けるものはありません。昨日、教育長は、子供は未来の宝、未来からの使者だと言われましたが、まさにそのとおりで、だからこそ余計に私たち大人の受ける衝撃は大きいのだと思います。また、子供の問題は大人の問題とも言われました。私も本当にそう思います。勝ち組み、負け組みとか格差社会とか嫌な御時勢になっています。子供に大きくかかわる教育基本法タウンミーティングでは、文部科学省によるやらせ質問まで演出され、あいた口がふさがりません。こんな社会の状況は当然子供にも反映するはずです。私にも子供がおりますが、この子供たちの将来はどうなるんだろうかと不安になることもしばしばあります。  さて、昨日の答弁で学校でのいじめについて数値の報告がされました。いじめもさまざまだと思いますし、私はこの数値として出てくること自体が不思議な感じがします。私は、これは氷山の一角で、教育長が言われました「いじめていると本人が感じたらそれはいじめだ」という基準で考えるならば、実際にはきのう報告のあった数字の何倍にもなるのではないでしょうか。また、教育長は、報告されたいじめもほとんどは解決した。小学校では幾つかくすぶっているとも言われましたが、今現在のいじめがそんなに簡単に解決するものでしょうか。にわかには信じられません。自殺事件のあった福岡県筑前町や岐阜県瑞浪市の中学校でも北海道滝川市小学校でも県にはいじめはゼロと報告していたそうです。ある人によりますと、教師にとって教育委員会は神様のような存在で、とても恐い所である。だから、そういう報告になってしまうんだろうという話を聞いたことがあります。私は教師になったことがありませんので、この点わかりませんが、どうなんでしょうか。いずれにしても、いじめはどこでも起こり得るという構えで、この問題には取り組む必要があるのではないでしょうか。
     私は、雲仙市内のある中学校での深刻ないじめについて聞いたことがあります。これはもう数年前のことですが、いじめというよりも虐待といった方が実態をよくあらわしているような事件です。幸い最悪の事態までには至りませんでしたが、その子や親御さんのことを思うと今までも胸が痛みます。そして、その時の学校の対応が本当にひどいものでした。校長初めかかわった先生のほとんどが、被害者である子供のことよりも自己保身ばかりを案じた対応で、これで教育者かと本当に怒りを覚えました。教育長はこういう事例を聞かれたことはありますでしょうか。  また、いじめの件数や不登校の件ですが、これらについては数字のみでなくその内容や学校の対応についても、教育委員会としては具体的につかんでいるのですか、答弁を求めます。  スクールサポーター、心の教育サポーターについても昨日議論がありました。どちらも他市にはない制度で、大変効果も上がっていると聞いています。しかし、現在は2校に1人の配置で、これでは幾ら頑張っても限界があると思います。きのうの吉田議員の増員を求める質問に、市長は必要なことはきちんとやりたいと答弁されました。私もとても心強く思いました。これは19年度から実現すると考えていいんでしょうか、答弁を求めます。  3番目は、健康診断についてです。旧瑞穂町では、基本的に無料で実施をされておりましたが、今年から有料になったために多くの人から不満の声が聞かれます。今年は受けないという人も少なくありません。全部の健診を受けると、男性は3,600円、女性は4,200円です。必ずしも全部を受けなくてもいいわけですが、基本健診や大腸がん、胃がん検診だけでも男性では1,300円の負担になります。女性は、これらに子宮がん検診などを受けますと800円ほど高くなり2,100円、あるいはそれ以上です。これは大きな負担であり、足が遠のくのも無理がないと思いますが、今年の健診の状況や受診率などはどうなっていますか。  また、この料金以外にもいろいろな声を聞きました。例えば、健診の日にちがばらばらでわかりにくい、チラシを読んでもわからない、基本健診などは午後から実施されるので行きにくい、朝からはできないのか、人間ドックが指定された病院でしか受けられないのは不便だ、これまでかかっていた病院でなぜ受けられないのか、農家はひまな時が一緒なので、限られた病院では込んでいて困るなど、いろんな声が聞かれます。中には、市は市民のことよりも医師会のことを考えているのではないかという人もおります。ぜひ、これらの声にも耳を傾け改善してもらいたいと思いますが、どうでしょうか。  最後に、汚泥談合の問題です。し尿処理場建設の談合事件で、全国で一斉に大阪地検から摘発され、数カ月がたちますが、議会には何の報告もされておりません。この施設は直接には南高北部環境衛生組合という一部事務組合の問題ですが、多くの雲仙市民の生活にかかわることであり、市は多額の予算をつぎ込む施設です。今年度の当初予算でも約8,000万円もの負担を出すことになっておりますので、無関心でいることは到底できません。現在の捜査状況はどうなっているのか、賠償問題はどのように具体化、あるいは検討しているのか答弁を求めます。  以上、4つの問題についての答弁を求め、後は自席で再質問を行います。 ○議長(酒井八洲仁君) 御答弁いただきます。奥村市長。 ◎市長(奥村愼太郎君) 上田議員の御質問にお答えさせていただきます。  まず、昨日再三にわたる御質問に対して、私どもが活用という言葉を使ったということで、今回のこの裏金問題につきまして、我々の認識が浅いのではないかという誤解を与えたことに対しましては、心から、私どもの言葉が通じなかったことを残念に思います。私どももやはりこの裏金というのは背任行為であると思っておりますし、議員おっしゃるとおりやはりこれは犯罪であるというふうに認識しております。  また、できるだけの調査をするかということでございますが、調査についてはこれから私どもの内部調査で十分でなかった部分、外部調査にも委託し、そしてできるだけの調査をさせていただきたいというふうに思います。  また、その調査の内容でございますが、業者が持っている資料につきましては、年度を区切らずこれからできるだけの資料を出させてやっていきたいというふうに思います。  それから、決算書の問題でございますが、確かに御指摘はいろいろとあると思います。ただ、昨日大久保議員の御質問にもお答えさせていただきましたけれども、年に一度、地方自治法上決算書というのは出さなければなりません。ですから、これについては一応支出としては需用費ということで決算書には記してあると思います。そういう意味では、内容に対していろいろと御指摘はあるかもしれませんけれども、これについて決算書として、もしこれを書きかえるとすれば、解散ということになってまいりますので、その辺は御了承いただきたいというふうに思います。  それから、もし漏れた部分があればまた後で答弁させていただきます。  次に、住民健診についての御質問でございますが、基本健康調査につきましては、平成18年度は南高医師会に委託し、5月の小浜町を皮切りに10月の瑞穂町で終了しております。旧町ごとの受診状況でございますが、国見町が31.4%、瑞穂町が23.6%、吾妻町が31.3%、愛野町が26.4%、千々石町が24.6%、小浜町が29.2%、南串山町が32.8%、市のトータルでは28.7%で、昨年に比べて12%の減となっております。  次に、健診の無料化、または値下げについての御質問でございますが、集団検診における費用徴収額につきましては、合併協議により5カ年程度で1割から3割に段階的に引き上げることとなっております。これは医療費の自己負担と同様にするとの考えに基づくものでございます。  また、費用を徴収することにつきましては、国民が保険サービスを受ける機会を損なわない範囲において、国民の健康に対する自覚と意識の高揚を図るという趣旨から、保険サービスの受益者に費用の一部負担を求めることができるとする国の考え方に基づくものであります。したがいまして、市民の皆様には自分の健康は自分で守るとの自覚と意識の高揚を図る観点から、雲仙市におきましては現在1割の受益者負担をお願いしているところでございます。  なお、70歳以上の方、生活保護法による非保護所帯に属する方、市民税非課税所帯に属する方につきましては費用徴収は行っていないところでございます。  続きまして、南高北部環境衛生組合が発注いたしました、し尿汚泥施設の建設工事をめぐるプラントメーカーの汚泥談合事件について、捜査はどうなっているのか、また賠償問題はどうするのかとの御質問でございますが、御案内のとおり南高北部環境衛生組合は、雲仙市と島原市を構成団体としており、私が管理者を務める組合でございます。  まず、捜査につきましては、この事件の初公判が今月4日に行われており、その結果につきましては、し尿汚泥処理施設の建設工事をめぐる談合事件で、独占禁止法違反の罪に問われたプラントメーカー11社と部長級幹部11名のうちクボタなど6社と同社東京業務部付寺川憲一被告ら6人は、4日、大阪地裁の初公判でいずれも起訴事実を認めたとの内容でございました。捜査につきましては、大阪地方検察庁が行っており、その捜査状況を把握するのはなかなか困難な点もございますが、できる限り情報の収集に努めてまいりたいと考えております。  次に、賠償問題についてございます。南高北部環境衛生組合におきましては、組合議会全員協議会におきまして、損害賠償請求をする方針を決めており、さらに本年8月11日に受注業者の本社に出向き、公判により同組合の入札で談合があったと結審された場合は、契約書の約款に基づき損害賠償請求をする旨伝え、業者から契約書のとおり履行する旨確認を取っているところでございます。損害賠償請求は、公判による談合があったと結審され、公正取引委員会から課徴金等の納付命令があり、当該受注業者がこれを認めた時に行うことになりますが、損害額は契約書の約款に基づき契約額の10%を請求することとしており、さらに損害額が10%以上となった場合は、その超過分について請求できることとなっております。  ただ、本件につきましては、同様の契約案件も有しております熊本県阿蘇広域行政組合や同じく人吉球磨広域行政事務組合、また大阪府阪南市などの関係自治体とも情報交換を行いながら、対処方法を検討いたしておりますが、損害額算定に当たり何を根拠に決定するかが大きな課題となっております。今後、弁護士への相談はもとより関係自治体とも継続して情報交換を行い、組合議会と適切な対応方法を協議していきたいと考えております。  なお、残余の質問につきましては、教育長その他に答弁させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(酒井八洲仁君) 金子助役。 ◎助役(金子知充君) 上田議員の御質問にお答えさせていただきます。  裏金問題に対する認識の件でございますが、先ほど市長も申し上げましたとおり、私も裏金問題につきましては──今私裏金と申しました。預けではございません、裏金と申し上げております。──の件に関しましては、当然違法なものだと認識をしております。昨日、議員の皆様から御質問がございましたことに関しまして、いろいろ御説明をさせていただきました。例えば、補助金制度の問題、それから予算単年度主義の問題、それから制度的な問題等々御説明をさせていただきました。それは、実は私ども市の職員はすべてこの場で、私や市長や助役の言葉や口を借りてしか、そういう預けのことをやった実態を説明することができません。で、少なくとも我々市の職員はそういう制度の中で、市民のためにやったという部分がございます。それから、組織的な問題としてやったというところもございます。  昨日、大久保正美議員の御質問の時に、異動した先でたまたまやらざるを得なかった人間に対する処分と私的流用した人間の処分とは当然変えるべきだという御指摘をいただき、私はそのとおりだと思っております。たまたま異動した人間がそこでせざるを得なかった。そういう人間に対して同じような処分をすることは僕はできないと思っています。したがいまして、今回の預け並びに裏金の問題は確かに悪うはございます。確かに悪うはございますが、市役所の職員全員一生懸命になって仕事をしていると僕は思っています。そういう中では、非常に──すみません、ちょっと興奮して恐縮でございますが、私はそういうふうに思っています。  それと、もう一つ、預けのお話がありましたことに対しまして、即座にないと断言したという御指摘をまたいただきましたが、そこの件に関しましては、すみません、昨日、私はないと思うという御答弁をさせていただいたと思います。ただ、その時にも申し上げましたとおり、その時に、ただ単にないと思うということだけではなくて、それなりに調査をしますとか、そういうことを言うべきだったと思っております。それについては、改めましてこの場をお借りしておわびを申し上げます。  それと、今回の調査、裏金問題に対する調査でございますが、いわゆる新聞等々で出た時点で、市長は、その当時出張されておりましたが、即座に私の方に電話がございました。「ないのか、調べろ」というお話でございました。で、即座に、吉田助役を調査役のチームの筆頭として調べさせていただきました。その中で、市長から言われたのは、「隠すな」と、「すべて洗いざらい出せ」と、「うみを出しなさい」ということも言われました。そういう形で精いっぱいやらせていただいているつもりでございます。  ただ、その中で確かに議員御指摘のとおり、なかなかうまくいかない部分、それからちょっとやはり市民の皆様から見ていただいた時に、ちょっとおかしいんじゃないか、もっとちゃんとしっかりせろよという部分は多々あるかと思いますので、そこら辺については御指摘をいただいて、一生懸命になって頑張っていきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いをいたします。すみません、ちょっと興奮いたしまして、申しわけございませんでした。 ○議長(酒井八洲仁君) 吉田助役。 ◎助役(吉田博幸君) ただいま金子助役が申し上げましたとおり、私どもも同じような考えでございます。しかしながら、今回の件につきましては、不適正な事務処理であり、違法であるということは間違いございません。ここに、まことに申しわけなく、皆様方、また市民の皆様方に対しまして、心からおわびを申し上げます。また、今後再発防止につきましては、全力を挙げて取り組む覚悟でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(酒井八洲仁君) 吉田代表監査委員。 ◎代表監査委員(吉田正博君) 今回のことについて、監査委員の立場からこの問題をどう考えているかという御質問だったと思います。  旧町については少し置きまして、まず今回提案されております議案第171号の一般会計の歳入歳出決算認定の件でございますが、この件につきましては、決算審査意見書で申し述べておりますとおり、預けの額が176万4,738円、それから、預け期間中の書き換えと言われるものが1件で3万5,490円あっております。それから、会計年度中の書き換えが17件の79万408円現在あっております。この件につきましては、会計処理としては適正を欠いた会計処理ではないかと思っております。この件については意見書どおりであります。  なお、預けの額の款項別につきましては、決算審査意見書の方で明細を上げております。それぞれ款項に幾ら幾らということをしております。この書き換えの分につきましては、細かいところまで上げておりませんが、今申し述べたとおりでございます。したがって、平成17年度一般会計の中に不適正な所があったということを御報告をいたします。 ○議長(酒井八洲仁君) 鈴山教育長。 ◎教育長(鈴山勝利君) 学校におけるいじめの問題について、2点ほど御質問があったかと思います。  まず、1点についてですけれども、学校の対応のまずさについて聞いたことがあるかということと、事例の中身についてのことだったと思います。もう1点は、スクールサポーター、心の教育サポーターについてのお尋ねだったかと思いますが。  まず最初の、学校の対応のまずさについてということは、過年度にそういう情報を聞いたことはあります。喫緊な例で言いますと、雲仙市内というよりも長崎市内に雲仙市内の学校から転校した保護者から直接相談を受けたことがあります。  それから、事例等についてですけれども、ケース・バイ・ケースでして、学校から直接報告がある場合と間接的に耳にして、そしてこちらから詳しく報告を求めるケース等がございます。100%つかんでるわけではありませんけど、あらかたの部分については報告があった限りについてはこちらも具体的につかんでおります。  それから、スクールサポーター、心の教育サポーターについてのお尋ねですけれども、昨日も答弁申し上げましたけれども、基本的に各学校1人配置が理想的だと思っていますので、19年度予算化の方向で今進めている段階でございます。 ○議長(酒井八洲仁君) 上田議員。 ◆5番(上田篤君) まず裏金問題ですが、今、市長、金子助役、吉田助役から、あくまでもこれは違法であり許されんことだと、そして解明のために全力で取り組むという答弁を聞き、大変心強く思いました。ただ、私が言いました12年度以前の分、これについてどうするのか明確な答弁がありませんでした。もう一度聞きますが、岐阜県の民法による20年間分の調査確定、返還すべきだということについてどう思われるのか考えを聞かせてください。そして、その調査結果について、詳しく出すべきだと言ったんですけど、これについても答弁がありませんでした。もう一度お願いします。  それと、私的流用についても私は聞いたんですけども、ありませんでした。最初に言いましたように、きのうも多くの議員がこの問題を質問しましたし、同じことを聞いても、それはもう仕方ないと思いましたので、私はこの裏金問題について関連するものとして聞いたわけです。この私的流用についても詳しい結果の報告についても。ですから、そこはただ単に答弁書を読むんじゃなくて、私の話を聞いた上でぜひ答弁してください。まずその点どうでしょうか。 ○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。吉田助役。 ◎助役(吉田博幸君) 12年度以前にさかのぼっての調査はということでございますが、それにつきましても内部調査委員会等とも話し合いをして、そして業者につきましても、あるだけの資料の提出を求めるということで方向性は出しております。それから、調査結果につきましても、皆さん方になるべく詳しくわかるようにお示しをしたいというふうには思っております。  それから、私的流用についての発見の状況といいますか、業者から提出をいただきました資料のチェックの時にそれが判明したということで、本人もそれを認めたというようなことでございます。 ○議長(酒井八洲仁君) 金子助役。 ◎助役(金子知充君) もう1点、返還金の問題、上田議員御質問なさったかと思うんですけど、返還金ということでよろしいですか、その20年間の何とかっていうの。 ○議長(酒井八洲仁君) 上田議員。 ◆5番(上田篤君) ええ。岐阜県のグループの考えです。それについてどう思うかということです。 ○議長(酒井八洲仁君) 金子助役。 ◎助役(金子知充君) 今、上田議員御指摘のその書類については、すみません、不勉強で見ておりません。ただ、当然返還の問題もどこかの時点で生じてくると思いますので、これは今後設置をいたします処分検討委員会の中で、弁護士さん、それから公認会計士等とも相談をしながら、当然返還の問題も検討していきたいというふうに考えております。  私的流用の件ですが、先ほど吉田助役も御説明申し上げましたとおり、まず私どもの内部調査委員会で、帳簿をずっとめくっておりまして、その中でどうもおかしいという部分が出てまいりまして、本人に確認をとって、本人が認めたと、そういう状況でございます。 ○議長(酒井八洲仁君) 上田議員。 ◆5番(上田篤君) その私的流用ですが、今額も何も報告されませんでしたけれども、ただもう確認しただけで、本人にも一切何も、今のところは処分等一切されてないんですか、それが一つです。もう1回答弁を求めたいと思います。  それと、すみません、決算の問題ですけど、平成17年度の旧町分の決算はもう9月で終わっているわけですよね。今、新聞によりますと、長崎市とか佐世保市では不認定という結果になっているようですが、私はやっぱりあれについても、もちろんもう1回審議し直すことはできないというのはわかっておりますが、執行部は何らかの見解を示すべきだと思うんです。そうでないと、私たちはだまされてだまされ損と、すみません、だまされ損じゃなくて、だまされたまま何も言えないということになってしまって、自分としても私たちを見ている市民としても、どうも腑に落ちないと思うんです。ですから、その説明と執行部の見解をぜひ私は示してもらいたいと思います。これも答弁をお願いします。  今、三役だけに答弁を求めたわけですが、ここに座っておられる部長や支所長クラスの人たちっていうのは、いずれも地方行政のベテランばっかりで、役所のことなら隅から隅まで知っている人がほとんどだと思います。そういう皆さんが市長を先頭にして本当にやる気になれば、この問題は一気に解決するんじゃないかと私は思います。  これは、県の裏金問題についでですけれども、もと県庁の職員という人から共産党事務所の方に意見が寄せられているんです。  一つは、預けは会計担当者だけでやったように言われているが、そんなことはない、年度末に残った予算が預けにされるが、予算が残っているかどうかは部長とか課長の最大の関心事であって、それを知らなかったということはあり得ないと。その責任も明らかにするべきだという、これは県庁職員から、まあ告発です。  もう一つは、同じくこの県庁職員からですが、予算査定の時に事務費が財政課から削られる、その時削減理由は必要性が認められないということと、もう一つは足りない分は金のある課からもらえばよいと言って削ることが多い。ここに問題の本質がある。財政課が予算の横流しをさせていた。ここを認めない限り改革は進まない。これは県庁の職員ですから、市とか旧町とは若干違うかもしれませんが、まあ市長でも助役でもいいんですけども、今言われたような告発についてはどのように思われますか。 ○議長(酒井八洲仁君) 金子助役。 ◎助役(金子知充君) 私の方からは処分の問題と先ほどの告発の件とを回答させていただきます。  まず、その私的流用した人間の処分でございますが、昨日の市長の答弁の中でもお話をしましたとおり、一応12月7日を締め切りとして、全職員に文書で私的流用の有無について解答をもらうようにしております。それを受けて、先ほど申し上げました処分検討委員会の中で、すべてしっかり私的流用の額の確定も含めてやった上で──あ、すみません、私的流用の額の確定は外部調査委員会の方でやります。それを受けて処分検討委員会の方で、きっちり我々三役の処分も含めて一緒に処分をいたしたいというふうに考えております。  それから、2点目の外部告発の件でございますが、すみません、市の神聖な議場をお使いいたしまして、県のことを申し上げていかがと思うんですが、よろしゅうございますでしょうか。 ○議長(酒井八洲仁君) はい、どうぞ。 ◎助役(金子知充君) 一応私県の財政課に勤務をしておりました。当然査定をする立場にございました。このごろの財政課はわかりませんが、少なくとも私が在勤しておりました時の財政課の職員で、「予算がなかったらば多かところからもらえばよかっさ」なんていう発言をした人間は、私はいないと思っておりますし、少なくとも私はしておりません。  それと、もう一つの告発の方は何でございましたですか、すみません。 ◆5番(上田篤君) 部長、課長は、予算が残ったのは一番最大の関心事だと。 ◎助役(金子知充君) ああ、ということでございますね。部長、課長、確かに予算は関心がございます。ただし、それは幾ら余ったかというよりも幾らついたかという方に非常に関心がございます。したがいまして、予算を削った場合には復活という形で、部長復活、副知事復活、知事復活という形で…… ◆5番(上田篤君) これ年度末のことですよ。 ◎助役(金子知充君) ですから、年度末に例えば幾ら余ったかとかという、ある意味最終的な予算が幾ら余ったかというのは、特に私がおりました時には、当時の部長から、「幾ら余ったか」とは言われたことはございませんでした。というのが、私の時の状況でございます。  以上でございます。 ◆5番(上田篤君) すみません。県と市はまた違いますか。 ◎助役(金子知充君) はい、はい。 ○議長(酒井八洲仁君) 上田議員。 ◆5番(上田篤君) 私も詳しい手続きとか、そういうことはよくわかりませんが、やはり市長、助役、皆さんが、ここにおられる皆さんがやっぱりそういう決意でやることが、私はどうしても必要だと思います。ぜひよろしくお願いします。  次に移ります。いじめの問題です。  先ほど教育長が、以前長崎市に転校した例があると言われましたけれども、やっぱりそういうことは、その子供にとっては大変なことだと思うんです。親御さんにとっても。私は、ですから数で何でも、今国の方から、いじめは何件あったかとか不登校が何件かということで、数ですぐ報告を調査するようなことがあるとよく聞きますが、やっぱりそういうことでは、数だけではやっぱり実態はわからないと思うんです。  今、教育長は詳しく報告を求めるケースやらいろいろあると言われましたが、私は特にこのいじめが、まあ幸いこの雲仙市では深刻な事態が今発生していないようですが、やっぱり今後起こさないためにも、いじめ問題に関するプロジェクトチームといいますか、そういうのを教育委員会とか、まあどういう形がいいかわかりませんが、特別にやっぱりつくって、いろいろ調べたり勉強したりする必要があるんじゃないかと思うんですけど、どうでしょうか。 ○議長(酒井八洲仁君) 鈴山教育長。 ◎教育長(鈴山勝利君) ただいまの御質問にお答えしたいと思いますが、実は私どもの学校教育課を中心にして協議をした中で、県の方で過年度から長崎県いじめ・不登校対策委員会という組織がありますが、それに見合った形で雲仙市でも検討委員会を立ち上げなければいけないだろうねという話をしていく中で、差しあたってそれぞれの立場の人たちの意見も聞きたいということもありましたので、先般11月28日、急遽でしたけれども、雲仙市いじめ・不登校等を考える会ということで会議を持ちました。この中で、次年度に向けてそういう検討委員会、対策委員会みたいなのが必要であれば、そういう組織化を図ろうという確認まではさせてもらっています。  以上です。 ○議長(酒井八洲仁君) 上田議員。 ◆5番(上田篤君) 県のその不登校対策委員会に学んで、市でもそういう組織を立ち上げたということですから、ぜひ本当にそこでしっかり実情もつかんでもらって、有効な対策を立ててもらいたいと思います。  それと、先ほどのスクールサポーター、この教育サポーターについて、教育長予算化できるものというふうに言われましたけれども、市長の方はこれは、もうそういうことで私受けとっていいんですか、もう予算化すると、各校に1人配置するということで。 ○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。 ◎市長(奥村愼太郎君) 今の時点では困ります。まだ今後各種、各課からいろいろと要求が出てまいります。その中で、どこに配分していくかということは、まだそちらにということはできません。ただ、できるだけとにかく各課、あるいはまた議会からもいろいろと御指摘がありますでしょうし、いろんなことを加味させていただいて、最終的に決断をさせていただきますので、申しわけございませんが、もう少し時間をいただきたいと思います。 ○議長(酒井八洲仁君) 上田議員。 ◆5番(上田篤君) 先ほど市長は最初に裏金問題で、自分の言葉が私に通じなかったのは残念と言われましたけれども、私きのうの吉田議員に対する答弁で、もうてっきりそういうことを決めて、もう断行するというふうにされてるのかと思ったんです。教育長は先ほどそう答弁されますし。まあ、それはいいにしても、ぜひこれから決定まで実態をつかんもらってやってもらいたいと思います。私が知っているスクールサポーターの方ですが、2校かけ持ちで非常にきついと、いろいろやりたいこといっぱいあるけれども、とても週に2回じゃできないと言われているんです。ですから、ぜひそういう実態をつかんでもらって、実現する方向でやってもらいたいと思います。よろしくお願いします。  まあ、教育の問題については、今国会では教育基本法が変えられようとしています。私はいろんなテレビ報道や新聞の報道など見ておりまして、これが変えられたら、いじめも不登校ももっともっと増えるんじゃないかという心配がいっぱいです。ですから、ぜひ、まあどうなるかわかりませんけれども、やっぱり市は市長を先頭に、教育長を先頭に、この雲仙市でいじめでも不登校でも、子供たちが苦しむような事態を最大限なくすように、元気で生き生きできるように、大いに努力してもらいたいと思います。  次に移ります。次は健診の問題です。  さっきの健診について、私が紹介した市民の意見です。この料金の問題以外の意見です。これについてはどのようなお考えでしょうか、どなたかおわかりの方お願いします。 ○議長(酒井八洲仁君) 井上市民生活部長。 ◎市民生活部長(井上由文君) 受診率が下がった理由についての御質問だと思いますけれども、議員のおっしゃるとおり私どももそういった声を聞いております。とにかく7町になって、今年度が初めての健診ということで、私どもも事務の、何ていいますか、うまくいかなかった点がございまして、周知の方法がまずちょっとわかりづらかったという反省をしております。これは来年度に向けて改善していきたいというふうに思っております。その他、受診日が今まで総合健診をやっておられた町は1日で済んでおったわけですけれども、今年度は2日から3日にまたがると。午前中を入れれば1日でできるのにという声も確かに伺っております。あわせて、忙しい時期になった地区もございます。これはもうどうしようもない、7町まとめて同時にできるもんではございませんので、やっぱり日にちを、時期をずらしてやらざるを得ないと。受診率が下がった原因はそういったことと私ども認識をしております。 ○議長(酒井八洲仁君) 上田議員。 ◆5番(上田篤君) 総合健診が一日で済んでいたものが二日になったりいろいろしたということですけれども、それはなぜですか。 ○議長(酒井八洲仁君) 井上市民生活部長。 ◎市民生活部長(井上由文君) 以前、他の議員さんからも御指摘があったところでございますけれども、今年度から南高医師会の方に委託をしておるわけですけれども、医師会はそれなりの理由があって、地域の医療にかかわりたいということもございまして、医師会に委託をしたわけですけれども、医師会としては午前中はどうしても自分のところの患者さんがおられるということもありまして、医師の先生方は午後からの健診になります。そういったことで、2、3日になる場合もございます。そういったことでございます。
    ○議長(酒井八洲仁君) 上田議員。 ◆5番(上田篤君) 医師会と別にけんかする必要はないと思うんですけれども、やはり受ける市民が受けやすいように、行きやすいようにするべきじゃないかと思うんです。ですから、医師会の意見ばかり聞いてて市民の意見を聞かなかったら本末転倒だと思うんです。ぜひ、その辺考慮してもらいたいと思います。  それと、人間ドックの問題も先ほど言いました。聞きますと、この雲仙市内にある愛野記念病院と小浜公立病院だけでしか人間ドックを受けられないと。あとは有家と深江にある病院だと聞いているんですけども、何でこうなったんですか、もっとやっぱり以前は諫早とかあったと思うんですけど、どうですか。 ○議長(酒井八洲仁君) 井上市民生活部長。 ◎市民生活部長(井上由文君) これにつきましても、健康診査、健診と同じように、地域の住民はかかりつけを持たなければならないという、そういった観点から、医師会が地域の医療にかかわりたいと。人間ドックについても自分でできる体制をつくってやるということで、今年度は、南高医師会の中の4病院にお願いをしたと、そういうことでございます。確かに、おっしゃるとおり私ども今受診者のアンケートをとっております。その中で、やはりそれ以外の病院を希望される方がいらっしゃいます。そういったことで、今後医師会ともそういったことを基本に話をしていきたいと思っております。 ○議長(酒井八洲仁君) 上田議員。 ◆5番(上田篤君) 4病院と言われましたが、さっき言ったように一つは有家、一つは深江ですよね、多分向こうまで行く人はいないと思うんです。だから、そういう状態をやっぱり改めて、市長が言われたように市民の健康を守るためには、やっぱり市民が利用しやすいようにするのが当然じゃないかと思うんですけども、市長、いかがですか。 ○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。 ◎市長(奥村愼太郎君) この問題につきましては、前々回か、小田議員からも御指摘がございました。今、部長も申しましたとおりアンケートもとらせていただきました。これらの資料をもとにして、やはり市民の方々の御意見を尊重しながら、指定病院、そしてまた健康診断、ドック、かかれることを判断したいと思います。 ○議長(酒井八洲仁君) 上田議員。 ◆5番(上田篤君) ぜひそういうことを実現してもらいたいと思います。  最後になりますが、汚泥談合です。これは今初公判が11月4日だという話がありましたが、こういうのをもっとやっぱり議会にも丁寧に報告できないものですか。やはり全国的に大きな問題になった事件ですし、工事費用が30数億円ですよね。その大半を多分雲仙市が払うことになると思うんですけれども、ぜひもっとこう丁寧にやってもらいたいと思いますし、損害賠償についても、まあ聞けば確かに難しい面があるように思いますが、やはり市民の大切な血税ですから、最大限法的に認められる範囲で、私は賠償金を支払うようにするべきだと思います。  大阪の阪南市では、条例で契約額の請負金額の20%の損害賠償をするというふうに決めてあるみたいです。それについては専門家の意見も、そりゃあ決して違法じゃないと、適法だとはっきりと言われているようですが、ぜひ市長その辺難しくてもやるという決意をお願いします。 ○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。 ◎市長(奥村愼太郎君) そのことについては、これから議会の方にも報告させていただきたいと思います。  それから、この損害賠償の問題でありますけれども、まだ約款以外にもできるだけ損害賠償をしていただくようには、まだ話し合いをしております。ですから、うちには条例はございませんからあれでございますけども、とにかくできるだけこの話については一生懸命取り組んでみたいと思っております。 ◆5番(上田篤君) 以上で終わります。 ○議長(酒井八洲仁君) これで上田議員の質問を終わります。 ……………………………………… ○議長(酒井八洲仁君) ここで15分間休憩いたします。 =午後2時01分 休憩=  =午後2時15分 再開=  ○議長(酒井八洲仁君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  3番、進藤一廣議員の質問を許します。 ◆3番(進藤一廣君) 通告に従いまして、大きく2つの問題で一般質問を行います。  まず一つ目は、市が発注する工事に伴う地域市民への対応についてということであります。  この問題は、担当の部長、あるいは課長さんの方に聞きに行けば、あるいは問い合わせればわかるというものでもありますけれども、やはり市が行う工事について、市民とのつながりということの意味を考えまして、今回一般質問いたします。  現在、市が行っている事業の多くは、市民にとっては十分でないものが多くあります。中でも道路の拡幅整備、あるいは延長などの工事については、旧町時代から順次計画的に進められているものもありますけれども、まだ十分ではありません。福祉や他の事業などを行いながら、工事につきましても少しずつ伸びてくる工事箇所がやっと伸びてきた、その道路の工事に伴いまして、道路周辺の地権者はその事業を待ち望んでいた。また、事業の必要性を生かして歴代の役所職員や担当者などの相談に応じて、先祖伝来の土地を提供することに同意された方も多くあると思います。そのような中にあって、せっかく同意したのに、ある程度の説明だけで詳しい説明がなされなかったり、またいつから着工するのかわからないままに、いつの間にか工事が始まっているということもあるように聞きました。また、あるいは拡幅工事の中で生じた樹木の伐採であるとか、つぶれ地、附帯工事についても、市側から相談があって同意はしたけども、保証金の算定方法や支払いの仕方についても、旧町時代と雲仙市の現在の方法が異なっているということの説明漏れがあったり、前もっての正確な日程の連絡もなく作業が進められていたという事例があっております。業者の先走りというものもありますけれども、この業者の監督というのも職員には監督責任があるわけでありまして、一連のものと思いますけども。  また、地権者との協議は進められて、手続的には問題はないけども、隣接地への確認不足ということがあったということを聞きました。せっかく行う、また地域の人々が待ち望んで、歴代の職員も遺漏のないように綿密に進めて、協力を求めてきた事業もある中で、やはり市発注工事は地域市民の協力なしではできないと考えますし、せっかく快く承諾したのに、詰めの段階で協力する気持ちが薄れてくるという感想を持っている市民の方も多くおられます。市発注の工事は、何回も言いますけども、市民の協力なくしてはできないと考えますので、まず工事施工前の地域市民に対する説明等はどのようにされているか。二つ目に、さらに地域市民の協力を得るために、今後どのような対応を考えているかということについて伺います。  二つ目に、伝統芸能の保存や有効活用について伺います。  先日、合併1周年記念事業の一つとして、郷土芸能交流会が行われ、多くの市民の好評を得ておりました。ただ、盛況だったのはいいんですけども、残念ながら会場のまほろばに収容しきれないぐらいの観客で、中には鑑賞をあきらめて帰った人もおられるし、3時間ぐらい待っておっても入れなかったという方もいらっしゃいます。また、出演者は出演が終わった後の記念撮影もできないくらい混雑していたということを聞きます。ただ、今回出演して見事に演じられた皆様には敬意を表したいと思います。  また、この企画はよかったと思いますけども、この他にも市内には多くの郷土芸能があることは承知しております。島原半島わけても雲仙市域の旧町の培ってきた長い歴史を物語るといっても過言ではない郷土芸能、伝統芸能があるということは、文化的にもすばらしい財産だと思います。その中で、雲仙市総合計画の素案の中の基本方針E「明日を担う人づくりと誇りあるふるさとづくり」の中の政策のB「貴重な地域固有の伝統芸能や歴史的な民族資料の保存・継承に努めるとともに、地域や各種団体が行う普及、継承活動を支援します」とうたってあります。今回、合併1周年記念の事業として、郷土芸能の発表会が催されたことは有意義なことだと思っています。また、合併して1年と日が浅いですけれども、まずこのような伝統芸能の育成、指導はどのようにされているか伺います。  また、合併前旧町の教育委員会や文化団体などで郷土芸能や伝統行事などを調査してこられたと思います。それらを一つにまとめ上げればとりあえずの調査資料とはなりますけれども、合併した後市内郷土芸能の保存についての調査等は実施されているか伺います。また、さらに長崎は「おくんち」、あるいは「ランタンフェスティバル」、佐世保は「よさこい」、諫早は「のんのこ」、五島は「ねぷた」、大村は「夏越祇園」、いろんな郷土芸能あるいは伝統芸能を基に観光に生かしてある市があるわけですけども、今回さらに今後この雲仙市域の郷土芸能を観光事業に活用する考えはないか、またその調査研究を進める考えはないかということについて、市長の具体的な見解と教育委員会の答弁を求めます。  答弁によりましては、後の質問は自席で行わさせていただきます。 ○議長(酒井八洲仁君) 御答弁いただきます。奥村市長。 ◎市長(奥村愼太郎君) 進藤一廣議員の御質問にお答えさせていただきます。  まず、第1問目でございますが、これは担当の松田部長より答弁させていただきます。  第2問目でございますが、まず先ほど御指摘がございましたように、前回のイベント時におきまして、混雑、そしてまた関係の皆様方にいろいろと御迷惑をかけた点を心からおわび申し上げたいと存じます。  まず、郷土芸能を観光事業に活用する考えはないかというお尋ねでございますが、雲仙市には国見町の鳥さしや小浜町の小浜太鼓などを初めとして、地域のイベントに数多く出演されているものもあり、その他にもすばらしい郷土芸能がございます。郷土芸能を活用したイベントを開催することは、観光振興に大きく寄与するものと考えますので、今後多くの観光客を集める県内の事例を参考として、教育委員会と連携をとり、さらに関係者の皆様とも相談しながら、本市にとりましてどのような方策があるのか、調査研究を進めてまいりたいと考えております。  なお、残余の答弁につきましては、教育長に答弁させていただきます。 ○議長(酒井八洲仁君) 鈴山教育長。 ◎教育長(鈴山勝利君) 郷土芸能の育成指導はどのようにしているかとの御質問でございますが、雲仙市の各地区にはそれぞれ地域の歴史と風土を基盤として、長年にわたり伝えられてきた郷土芸能があり、先般、先ほどお話にありましたように、11月5日、合併1周年記念事業の一環として開催いたしました郷土芸能交流会におきましては、10団体の皆様に御出演をいただき、今日まで受け継がれてきました郷土芸能を御披露いただきました。  当日は、市民の皆様が会場いっぱいにつめかけてくださり、市民の皆様の郷土芸能への関心の高さを実感したところでもございます。先ほど議員御指摘のように、入館できなかった方がたくさんおられましたし、本当に申しわけなく思っております。また、御出場いただいた方にも他の団体の演技等を見られる場所もなかったということで、多大な御迷惑をおかけしたということを、またこの場をお借りしておわび申し上げたいと思います。  こうした郷土芸能につきましては、地域文化の継承として末永く後世に伝えていかなければならないと考えております。しかしながら、今般の社会形態の急激な変化の中で、後継者の確保など継承するのが困難になっている郷土芸能があるのも事実でございます。教育委員会としましては、郷土芸能の保存伝承につきまして、教育委員会の各分室が窓口となって、相談をお受けしながら育成支援を行っているところでございます。  また、市長部局が所管しております宝くじの収益金を財源としたコミュニティー助成事業補助金を活用しての用具等の整備に対する補助事業とも連携を図りながら、さらなる支援策についても検討してまいりたいと思います。  さらに、学校での総合学習等における郷土芸能を通じての伝承体験や地域文化学習につきましても取り組んでいきたいと考えております。  次に、郷土芸能の保存についての調査等は実施されているかとの御質問でございますが、雲仙市管内の郷土芸能、伝統芸能につきましては、合併前の旧町において把握が十分なされていなかったために、合併後郷土芸能団体の状況調査を実施いたしました。その結果、44の郷土芸能団体を把握いたしておりますが、そのうち活動休止状態の団体が7団体あるようでございます。郷土芸能の保存は神社での神事や地域行事に関するものも多く、保存団体自治会等関係団体を通じて御意見をお伺いしながら、保存継承のための支援を検討していきたいと考えております。 ○議長(酒井八洲仁君) 松田建設整備部長。 ◎建設整備部長(松田敏夫君) 進藤議員の御質問にお答えいたします。  初めに、工事に着手するまでの基本的な過程を申し上げます。工事を施工する場合、まず地域の住民の方々に対して事業説明会を開催し、そして工事に関係する地権者等の方々に測量同意をいただき、調査及び測量に入ります。調査及び測量が終了した後に、設計書の作成、用地取得の起工を行います。これらが完了してから、地権者並びに関係者に対して工事説明会を開催し、用地等の買収を実施いたします。用地買収終了後に工事起工をし、工事入札会等において施工業者が決定され、工事の着工、施工となります。また、着工に当たっては、関係者の方々に対して市の担当課及び施工業者において現地説明会を実施することとしております。工事の種類及び工事の規模等によっては、この過程と異なる場合もありますが、工事に着手するまでの基本的な過程はこのようになっております。  議員が御指摘のとおり、影響を及ぼす地権者以外の隣接地の方への説明不足、本体工事以外の付帯工事の着工時期の連絡漏れ等はあってはならないことと考えています。今回関係者の皆様に御迷惑をおかけしたことを深く反省するとともに、深くおわびを申し上げる次第でございます。申しわけございませんでした。今後、そのようなことがないよう、関係各課へ指導を徹底し、工事に着手するまでの基本的な過程を遵守する所存でございますので、御理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(酒井八洲仁君) 進藤議員。 ◆3番(進藤一廣君) 工事の着手への進め方、よくわりました。今後そういったことがないように、ぜひ御注意をお願いしたいと思いますけども。旧町時代のことなども含めて、職員が綿密に進めてきたことは私もよくわかっておりますし、地元の、例えば私瑞穂町ですけども、瑞穂町時代には地元の方と連絡をしながら綿密にやっていたということがあるんですけれども、合併いたしましてから、職員の方の出身地域とか変わってきたりなんかしたこともあって、なかなか顔見知りではない職員の方との応接というのが地域住民の方にあるようですので、そこら辺でそごが生じたんじゃないかと思いますけども。これは7月に行われた機構改革による配置転換、そういったことでありますので、助役、そういったことについての影響というのはどのようにお考えで、またどのように改善していかれるのかお聞かせください。 ○議長(酒井八洲仁君) 金子助役。 ◎助役(金子知充君) 進藤議員の御質問にお答えさせていただきます。  確かに進藤議員おっしゃられましたとおり、7月1日付の異動に伴いまして、例えば進藤議員の御出身でございます瑞穂町出身の市役所職員が他の所に行ったり、あるいは他の地区の出身の市の職員が瑞穂の支所で勤務をするということも起こっております。その件につきましては、雲仙市として合併をいたしまして、雲仙市となった以上は、やはりいろんな職員がいろんなところの実情を知らなければいけないということもございますので、ある意味広域的な異動をさせていただいたところでございます。ただ、そう言いながらも確かに進藤議員、今御指摘がございましたように、また常々議員の皆様方からもお話があっておりまして、その地域のことはやはりその地域の出身の職員でなければわからない部分があるという御指摘もございました。できる限り、例えばある課にすべての町の出身の職員がいるような配置とか、あるいは各支所にはやはり何名かのそこの支所の職員、出身の町職員を置いておくような形での人事異動を今後やっていきたいと思っております。  それから、確かによく言われますのが、「あんたがおらんことなって支所に行きにくうなった」という御指摘があっておりますし、そういうお声があるっていうのも聞いております。ただ、そこら辺につきましては、まことに申しわけございませんが、合併に伴う痛みということで、ある程度我慢をしていただかざるを得ないのかなというふうには思っております。そういう中で、できる限り各支所、各課でそれぞれの職員がそれなりにきっちりといろいろ仕事を覚え、いろいろ協議をしながらやっていくべきだというふうに思っておりますので、よろしく御支援のほどお願い申し上げます。 ○議長(酒井八洲仁君) 進藤議員。 ◆3番(進藤一廣君) 今、助役がおっしゃったことを信じて、もう少し待ってみたいと思いますけれども。今助役のお答えのように、まだ住民の方々は1年たって、まあ1年というか7月ですから、まだ半年ぐらいで、なかなか慣れないということもあります。そういった状況を御存知ない方もいらっしゃいますので、私たちもそれを教えていかなければなりませんけれども、やっぱり職員の方も大変でしょうけど、そこら辺で地元とのつながりというものを深くしていただいて、せっかく先輩方が築いてきた信頼というものを損なわないようにしてほしいと思います。  それで、これは職員全般にわたるんですけども、市役所職員の方の応接の仕方、あるいは対処の仕方、そういったことについて、ちょっとこれと外れますけど、研修とかいうことについてはなさっているのか、まだ考えはないのか、ちょっとそこについてもお尋ねしたいと思いますけど。 ○議長(酒井八洲仁君) 塩田総務部長。 ◎総務部長(塩田貞祐君) その件につきましては、町村会で主催をしておりますクレーム対応等を含めた研修会があります。そのような講習会に積極的に職員を参加させまして、職員の質の向上を上げたいというふうに思っています。 ○議長(酒井八洲仁君) 進藤議員。 ◆3番(進藤一廣君) わかりました。また、建設整備部長の方にお伺いしますけど、例えば水道の施設みたいな、無機質なといいますか、ただ建物がぽっと建つだけのものがありますね、そういったものを設置したりなんかする時に、やっぱり自然環境ですか、自然環境にマッチした形での設置というものも考慮しなければいけないと思うんですけども、ただ地形とか面積とかクリアしておればそのまま建てるようにしているのか、それとも回りの景観に配慮した設計とか位置の決定とかいうのをされておるのかお聞きしたいと思います。 ○議長(酒井八洲仁君) 松田建設整備部長。 ◎建設整備部長(松田敏夫君) お答えいたします。  その事業工事によっては、環境に配慮して、景観も配慮した施工になる事業もございますけれども、はっきり正直に申し上げて、現時点において、特に道路整備事業におきましては、環境、景観に配慮するまでには至っておりません。しかしながら、事業の中で今後見られることは見ていきたいと考慮しておるところでございます。 ○議長(酒井八洲仁君) 進藤議員。 ◆3番(進藤一廣君) 工事のことにつきましてはこれで終わります。  次は、伝統芸能の保存のことですけども、一応市長はいろんな勉強をして活用していくということですので、まだまだ始まったばかりですし、各種の調査も必要かと思いますので、そこら辺につきましては、教育委員会と相まって政策として進めて行っていただきたいし、ぜひともこういった伝統芸能を利用して観光面に生かしてほしいというふうに思います。  先ほど私も申し上げましたけど、郷土芸能交流会、それを1周年事業として行うということは、もう前もって、例えば市民運動会とか米村でんじろうさんとか、そういったことは聞いておりましたけども、ある程度企画の方で人数の把握というのができてたんじゃないかと思うんですが、まほろばは新しくすばらしい施設ですけども、なぜまほろばじゃなきゃいけなかったのか、例えば吾妻の体育館とかこの文化会館とか、そういった人の回りのいいような施設をなぜ初めからセッティングしなかったのか、また会場はどうして、どこの段階で決まったのか、ちょっと聞かせてほしいと思います。 ○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。 ◎市長(奥村愼太郎君) 一応7カ町でございましたんで、各町に一つずつイベントを配分するように報告を受けております。  それから、国見町で一応まほろば会館を使用したわけでございますが、人数の把握はなかなか難しいものがございました。どのくらい当日来ていただけるのかというのは十分に把握してない部分があったと思います。 ○議長(酒井八洲仁君) 進藤議員。 ◆3番(進藤一廣君) まあ、なかなかイベントというものはふたをあけてみないとわからない部分もありますけども、今度の市報に郷土芸能事業というのがあって、盛況であったという記事が出ておりますけども、混雑したっていうことのおわびの文章というのがちょっと入ってなかったんですけど、そういったそこら辺への心配りっていうのはなかったんでしょうか。 ○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。 ◎市長(奥村愼太郎君) 申しわけありません。本当に当日どのくらいおいでいただくのか、あるいはどのくらい必要なのかということが十分把握しきれなかった部分がございます。ですから、まず基礎データがなかったと言うとそれまででございますけれども、今後そういうことも含めて、例えば郷土伝統芸能に対してどのくらい御興味があり、あるいはまたそれにかかわってる方がいらっしゃるのかということも含めて試算しながら、こういった大会の時には考えてみたいと思っております。 ○議長(酒井八洲仁君) 進藤議員。 ◆3番(進藤一廣君) 教育委員会にお伺いしますけど、先ほど調査をして、合併後各分室を通じて調査をして、44団体、休止中が7ということでありましたけども。まあ、名前を上げますけども、吾妻町の浮立保存会というのがありますけども、お聞きしましたら、吾妻町にも5団体あるということでありましたけど、その中の一つの団体の方から、その調査を行う時に、収入の出所、財源、例えば会費とか行政からの補助金とかいうことがあったと思うんですけども、その中に、さっき出ましたので、神社とか自治会とかそういったところからもらったお金も書きなさいという項目があったそうですけども、それを調べる意図というものについて聞かせてほしいと思います。 ○議長(酒井八洲仁君) 鈴山教育長。 ◎教育長(鈴山勝利君) お答えいたします。  まず、現状についてお話をしたいと思いますけれども、雲仙市の郷土芸能保存団体補助金の兼ね合いでその調査をしたと思っております。雲仙市における郷土芸能団体の育成補助金につきましては、先ほども触れましたけれども、合併前の各町の取り扱いに違いがございます。合併前に調整ができていませんでしたので、旧町の補助団体の取り扱いを引き継ぎながら、18年度の予算においても計上させてもらったところです。市内の同種の郷土芸能団体における補助の格差を早急に調整しなければいけないというのが喫緊の課題でありまして、そのための調査をさせていただいたところでございます。基礎資料ということで、各分室を通じて調査をいたしたところです。3町7団体のところとそれ以外の団体のところと分けて様式を変えて調査をしたということであります。 ○議長(酒井八洲仁君) 進藤議員。 ◆3番(進藤一廣君) 多分そういう補助金の算定というか、査定でしたんだろうとは思っておりましたけども、何かそういった調査をされると、自分たちで調達したお金、それから行政からの補助金といったもので加算されて、今後の補助額が減らされるんじゃないかというような思いっていうんですか、そういった思いをしたというわけです。自分たちで得て活動をしておる部分と行政からの補助金とで合算してやっているもので、それで補助金を算定されると、なかなか気分的に違和感があるということでした。ですから、そういった調査をされる時は、まあ今後のことになってくると思いますけども、そういったことの意味合いをよく理解していただいてから調査をすべきじゃないかと。  というのは、そういったことをされて、補助金の額を算定された中で、こういった郷土芸能の交流会について出演をしてくださいと言われたけども、そういったことで気分的に嫌な思いがしたということです。自分たちでやっているのに、行政からは例えば全体の2割ぐらいの活動資金が補助金として来ておるけども、あとの80%は自分たちで調達してやったりなんかしてるけれども、それにおいて行政の方から出演をしてほしいと、こういったのに出演してほしいと。自分たちは練習もしなきゃいかんし、仕事を休んで行かなきゃいかんと。金は少ししか出さずにそういったことでっていう、まあ気分的なところであったということを聞いております。ですから、そういった調査をする時には、やはりその意図というものをきちんと知らせてからすべきじゃないかというふうに思いますので、今後そういったことをする時にはぜひ注意をしてほしいと思います。  それで、今回の郷土芸能交流会で、この間の全協の中でも同僚議員の方から、その出演した団体へのお礼といいますか、企画の方と思いますけども、お礼ですね、まあ出演者に対するお礼というものがいくばくかなされたと思いますけども、幾らずつ出されたのか。 ◎教育長(鈴山勝利君) ちょっと時間を…… ○議長(酒井八洲仁君) 進藤議員、いいですか。 ◎教育長(鈴山勝利君) しばらく時間をいただいてよございますか、ちょっと資料を持ってきておりませんので。 ◆3番(進藤一廣君) 教育委員会ですか、それは、出したのは。 ◎教育長(鈴山勝利君) 郷土芸能交流会は教育委員会が担当しましたので。 ◆3番(進藤一廣君) じゃあ、後でいいです。 ○議長(酒井八洲仁君) 続けてください。 ◆3番(進藤一廣君) 結局、先ほどの補助金の問題にもなりますけども、やはり先ほど教育長は答弁されましたけども、今回は瑞穂町で言いますと、女相撲取り踊りというのが出たんですけども、こういった瑞穂町内にあるような郷土芸能っていうのを、出てくださいと言われて、すぐはいっていうことはできないわけです。やっぱり何カ月間かの練習というものが必要になってくるもんですから。今回、そういった依頼があって、たまたま今年は秋祭りシーズンだったということで出演ができたということもありますけども、今後こういったものをしていく時には、やはり出演してもらう方にもある程度の思いっていうものがないといけないんじゃないかなということを思いました。  今年は合併1周年ということで、この郷土芸能交流会を行われましたけども、こういった発表会、交流会というのは今後どうされるのか、予定があるのかないのか、そこら辺について御答弁願います。 ○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。 ◎市長(奥村愼太郎君) まず、とにかくこれまでの御質問でずっと言ってきましたけども、1周年は1回限りのものでございます。ただ、今後これから皆さん方の中で、これはこうしてほしいという御要望があったり、あるいはまたこれは育てていかなければならないというのがあったりすれば、それはまた別途考えてみたいと思います。 ○議長(酒井八洲仁君) 進藤議員。 ◆3番(進藤一廣君) 長崎の「おくんち」にしても佐世保の「よさこい」にしても諫早の「のんのこ祭り」にしても、根底にやっぱり神社、あるいは祭礼といったものがあるわけで、長崎おくんちは津田神社の祭礼、佐世保のよさこいは亀山八幡宮のおくんち、諫早は川祭りです。そういった根底にはやっぱり地区の長い歴史と伝統といいますか、また宗教的なものも含めてあるわけですので、雲仙市内7つの町にはいっぱい特色ある伝統芸能などもいっぱい残っております。ですから、ぜひとも調査をされて、観光に役立つような施策に結びつけていただきたいというふうに思います。
     それと、また市発注工事等につきましては、職員の方の努力はよくわかりますので、今後遺漏のないように御指導方お願いして、私の質問を終わります。 ○議長(酒井八洲仁君) 進藤議員の一般質問を終わります。 ……………………………………… ○議長(酒井八洲仁君) ここで10分休憩いたします。 =午後2時50分 休憩=  =午後3時00分 再開=  ○議長(酒井八洲仁君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  2番、深堀善彰議員の質問を許します。 ◆2番(深堀善彰君) 皆様、こんにちは。2番、深堀善彰です。それでは、通告の順序に従いまして一般質問を行いたいと思います。  今回の質問は、これまでに大勢の同僚議員の皆様が質問され、市長を初め執行部が御答弁されたことについての確認をもとに、今後より平成19年度へ向けての奥村市長の取り組みとお考えをお聞きしたいと思います。  市内の活性化や雇用情勢は依然と厳しい状況が続き、市の経済状況にも明るい兆しは残念ながら見えない状況であります。このような状況を踏まえて、市内公有地の有効活用策についてお尋ねいたします。  1、旧町から所有している公有地の活用はどうなっているのか。市内公有地も山林や宅地、雑種地、約8,000カ所あるとのことでございますが、先ほど述べましたとおり、市民全体の活性化や雇用情勢に関係、反映するような広い面積の公有地でございます。  2、国見町多比良港港湾環境整備事業が進められている。土黒沖約30ヘクタール埋立地の活用は今後どうなるのか。この件につきましては、本年第1回定例会時より旧町よりの先輩議員であります小畑議員を初め数名の議員が質問され、その最後には利活用について住民の強い思いを代弁し、要望されてこられました。私もつけ加えて言いますが、旧町時にはその広大な埋立地の利活用に夢を膨らませ、商工会を初め官民幾多の検討委員会が設置され、審議されてきた経過があります。また、その住民の夢やニーズに若者たちが連帯し、毎年9月23日に行われるくにみの日の事業もメイン会場を国見中学校周辺よりこの埋立地周辺へと移られたことでした。今後、平成19年度に向けて、どのようなお考えなのかお尋ねいたします。  3番でございます。雇用促進のための企業誘致を推進するに当たり、新たに土地を求める考えはないのか。これは、おとついの新聞報道のとおり今回は大変残念なことに、市長を初め本市が県へ強く働きかけていた愛野地区が外れ、諫早市貝津地区と波佐見地区が新しい工業団地の適地に選定されたと発表がありました。今後新たに取り組まれる考えはあるのかお尋ねします。  以上、壇上での質問を終わります。答弁の次第によりましては、自席より再質問を行います。よろしくお願いします。 ○議長(酒井八洲仁君) 御答弁いただきます。奥村市長。 ◎市長(奥村愼太郎君) 深堀善彰議員の御質問にお答えさせていただきます。  多比良港港湾環境整備事業による埋立地の活用についてのお尋ねでございますが、この多比良埋立地は全体面積29ヘクタールで、1工区と2工区とに分かれており、1工区につきましては面積14ヘクタール、完了土量100万立米に対し、現在約96万立米の埋め立てが進んでおりますが、不足分につきましては、公共工事の残土を優先的に入れていただくように県に要望しているところでございます。  旧国見町におきましては、この埋立事業に伴い、議員御指摘の下水処理場の他、多目的スタジアムや文化会館用地等の利用計画が立てられておりましたが、埋め立ての進捗状況、あるいは文化会館については、市内に既に建設されていることなどから、当初の利用計画は見直しを余儀なくされていると考えております。  また、この埋立事業の事業主体長崎県であり、事業完成後、恒久的に市の施設を建設するなどの利活用をしようとする場合には、原則として県から用地を購入する必要がありますし、また施設完成後の維持管理経費等も考慮する必要がございます。  そういったことから、陸上競技場の建設につきましては、埋立地活用方策の選択肢の一つであり、議員の提案の企業誘致のための用地としての活用もまた一つの選択肢なのではないかと考えております。  なお、平成24年度には全国から30万人を超える来場者が見込まれる第10回全国和牛能力共進会が長崎県において開催されることが決定しております。雲仙市といたしましても、大きな経済波及効果をもたらすことが期待されますので、この共進会をぜひ誘致したいと考えておりますが、用地面積7ヘクタール以上が最低条件となっておりまして、雲仙市におきましては、多比良港埋立地しかその要件をクリアできる場所がございません。現在、まだ埋立工事の施工中でもありますので、島原振興局と相談しながら、全国共進会の雲仙市誘致に向けた申請を共進会準備委員会へ行っているところでございます。  いずれにしましても、この多比良港埋立地の活用につきましては、旧国見町の利用計画を基礎としながら、有効な利活用について検討してまいりたいと考えております。  次に、雇用促進のための企業誘致の用地取得についてのお尋ねでございますが、企業誘致につきましては、7月の機構改革により専属の部署を設け推進をしているところであります。  現在、市では瑞穂、吾妻、千々石の3地区に農村地域工業等導入促進法の工業等導入地区を設けており、このうち吾妻地区においては、現存企業の拡張計画及び工場リース制度も展開されております。最近の企業進出の傾向といたしましては、短期間で操業可能な適地を求める企業が多くなっております。これまでも幾つかの問い合わせがあっておりますが、現在の雲仙市にはすぐに誘致に対応できる造成地が少なく、企業が要望する面積の確保や交通アクセス等の問題により、企業を誘致するまでには至っていない状況でございます。そのため、県が行う新規工業団地に愛野地区を候補地として申請しておりましたが、議員御指摘のとおり最終選考の6カ所の候補には残りましたものの、交通アクセス、面積規模等、定められた幾つかの選考基準を満たせず、残念ながら選定されませんでした。  そこで、市といたしましては、現在ある3地区の工業団地以外にも企業誘致に対し、すぐに対応できる土地はないか現地調査を行うなど、調査検討を行っております。また、立地企業に対する市独自の奨励制度の創設も進めており、男子雇用型の企業や雲仙市の農産物等、豊富な資源を活用できる企業の誘致に努力しているところであります。  また、現在県におきましては、産業振興のために市町が自主的に実施する工業団地造成を積極的に支援していくことについて検討されていると伺っており、その動向を注視しているところでございます。今後は、県企業振興立地推進本部、地権者並びに議会の御理解と御協力を賜りながら、新たな工業適地調査を進めるとともに、瑞穂、吾妻、千々石の工業等導入地区を中心とした企業誘致を進め、雇用促進につなげていきたいと考えているところでございます。 ○議長(酒井八洲仁君) 塩田総務部長。 ◎総務部長(塩田貞祐君) 深堀議員の質問の要旨は、旧町から引き継いだ公有地の中で企業誘致の用地ともなり得るような広大な1区画の活用をどのように考えているのかというものと理解して答弁させていただきます。  市有地の中で利用可能な1区画といたしますと、小浜町のマリーナ3番地がございまして、約9,021平方メートルでございます。それから、あるいは同じく公共岸壁側のマリーナ8番地に3,486平方メートル及び13番地に3,654平方メートル等が考えられます。 ○議長(酒井八洲仁君) 深堀議員。 ◆2番(深堀善彰君) ありがとうございました。  まず、1番の旧町よりの公有地活用について再度お聞きいたします。  先ほど小浜地区の公有地の通称マリーナの話があったんですが、その件で先般、元村議員が提案された市体育館の老朽化に伴う総合複合型の多目的体育施設の構想は、地域産業の活性化と人材育成を盛り込んだ夢ある構想だと私は思います。  そこで市長に伺いますが、市長のお考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。 ◎市長(奥村愼太郎君) 今、総務部長の方から答弁がございましたマリーナの土地の問題でございますが、なかなか平米単価が非常に高うございます。これをまとまって建設するということになりますと、非常に大きな土地購入に対しての費用がかかるかと思います。ですから、今ここでやりますということはちょっと厳しい部分がございます。 ○議長(酒井八洲仁君) 深堀議員。 ◆2番(深堀善彰君) 先ほど塩田部長が言われましたとおり、3筆あるんですよね。その中で9,000平米と3,500平米、それと3,600平米、それに今の小浜地区保健環境組合が所有する5,000平米があると思うんですよ。その中での活用がもしよかったらどうかなと思っての質問なんですよ。市有地のものです。 ○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。 ◎市長(奥村愼太郎君) すみません、市有地でございます、確かに。ですから非常に高価な土地でございますんで、これを体育館にするのか、あるいはまたもっと安い場所でそれをやるか、その費用対効果の面での答弁でございまして、すみません、ちょっと誤解を与えることを発言しました。 ○議長(酒井八洲仁君) 深堀議員。 ◆2番(深堀善彰君) 次に、先ほどお話がありましたとおり、今回県の方へ新しい工業団地の候補地として上がらなかった理由はなぜなのかお尋ねいたします。 ○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。東観光商工部長。 ◎観光商工部長(東信一郎君) 愛野が残らなかったということでしょうかね。 ◆2番(深堀善彰君) いえいえ。もう一回言いましょうか。 ○議長(酒井八洲仁君) 深堀議員。 ◆2番(深堀善彰君) 県の方の候補地ですよね、今回愛野地区を上げられましたよね。それで先ほどの旧町よりの千々石とか吾妻、それに瑞穂があったと思うんですよ。それをなぜ上げなかったのかというのをちょっとお尋ねしたいと思ったんですよ。 ○議長(酒井八洲仁君) 東観光商工部長。 ◎観光商工部長(東信一郎君) お答えをいたします。  これにつきましては、愛野町の地域を上げた理由は、旧町の千々石町の時から予定があったということで、新規に申請をするということで、まず愛野を上げさせていただきました。  それから、3つ分につきましては、もう現に指定をされているということで、導入地区として指定をされておりますので、新規にということで愛野町を上げた経緯がございます。  以上でございます。 ○議長(酒井八洲仁君) 深堀議員。 ◆2番(深堀善彰君) ちょっと今後のために、もう少し詳しく聞きたいんですが、県が新しい工業団地選定に外れた理由ですよね、項目がいっぱいあると思うんですよ。その県の評価とか、その主な事項をお聞きしたいと思います。 ○議長(酒井八洲仁君) 東観光商工部長。 ◎観光商工部長(東信一郎君) ただいまの質問でございますけれども、今回の県における新しい工業団地の選定についての質問でございます。  この工業団地の調査につきましては、市長も何度となく県の方へ足を運ばれております。かんばっていただきました。本年、6月から9月にかけまして、最終的に残りました雲仙市愛野を含めまして、松浦市、それから佐世保市、波佐見町、それから東彼杵町大村市、最終的に6カ所が残ったわけでございます。これにつきまして詳細に調査が実施をされております。  県の方の主な評価のポイントにつきましては、まず交通アクセスがすぐれていることということでございます。それから10ヘクタール以上の団地が確保できること。それからもう一点、迅速な造成が可能なこと、それと造成費が安くできる等がポイントでございます。その中で最終的にそういうことを満たしたということで波佐見町が選定をされたということでございますが、まず愛野町の評価についてでございますけれども、まず有効面積が少し狭かったということです。6.8ヘクタールでございます。それから交通アクセスに少し難があるということ──要するに諫早インターで少し時間がかかりますということのようです。それから、農地がほとんどで転用にちょっと時間がかかるのかなということもございました。これに対しまして波佐見町の方は、有効面積一番広かったわけですね、6カ所で。20.7ヘクタールという面積がございました。それと交通アクセスがよいということですね。それと福岡にも近いということのようでした。それと、もう一点は、造成単価が山林が中心でございますので安くつくんだと、土地代とかですね。そういうことで、最終的に波佐見町に決定したようでございます。  以上でございます。 ○議長(酒井八洲仁君) 深堀議員。 ◆2番(深堀善彰君) 先ほどちょっと市長の答弁とダブることがあるんですけど、9月議会時にも町田義博議員が水問題等の具体的な案も上げられました。そして企業誘致に伴う基礎データの収集や適正調査を早急にやるべきではないかと言われました。これは私も早急に取り組むべきではなかろうかと思いますが、進捗状況はいかがなものかと。そして今後、平成19年度へ向けて具体的に取り組む考えをお尋ねしたいと思います。 ○議長(酒井八洲仁君) 東観光商工部長。 ◎観光商工部長(東信一郎君) 御質問にお答えいたします。  企業誘致のためのデータの収集や適地調査につきましては、現在進行中でございますが、具体的な工業団地の選考要素といたしましては、まず、まとまった面積が確保できるということが大事かと思います。それと、住宅地から、ある程度離れておった方がいいのではないかということでございます。それと、先ほども申しましたけれども、幹線道路へのアクセスがいいところ、あるいは速やかに改良等が可能であるところ、それから造成に係る費用が安いと見込まれるところ、それと用排水の整備等が考えられます。  そういうことで、現在、市内各所をずっと調査中でございまして、19年度も企業誘致に向けて、ずっと調査を続けて成果を出していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(酒井八洲仁君) 深堀議員。 ◆2番(深堀善彰君) いつ何どき、そういうチャンスがあるかわからないんですよね。ですから、この件はなるだけ早く、そういう基礎データをつくるべきだと私は思っております。どうかよろしくお願いします。  2番目の質問です。今回の選定で波佐見町に県が造成する新規工業団地は、用地取得を含め30億円から40億円の工事費の予定でございます。面積は先ほど言われましたけど20ヘクタールと聞いております。この国見町多比良港の隣の埋立地は、これまでの総工事費が約50億円です。内訳は県負担額が約30億円、国の負担額が13億円です。そして地元負担額が約10億円となっております。先ほどもお話がありましたが、本年度約半分の14ヘクタールが埋立完了予定と伺っております。  先ほど交通アクセスの問題もちょっとお話がありましたが、島原半島3市が強く推進し、国への重点要望である諫早より島原方面への地域高規格道路の計画も踏まえて、県としても、我が雲仙市としても、将来的構想には大変重要な活用地だと私は思うのでありますが、新規工業団地として、雇用対策として考えられないか、もう一度市長のお考えを聞きたいと思います。お願いします。 ○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。 ◎市長(奥村愼太郎君) 一応企業立地についての専門の担当課をつくりました。それで、とにかく先ほど部長も答弁いたしましたように、これからどういうふうな企業誘致の進め方をしていくか、あるいはまた、職員から1人県の方に派遣させていただいております。企業立地推進本部とも常に連携をとりながら、今どういう問い合わせがあっておるのか、そしてまた雲仙市でどういう組み合わせが可能なのかということも含めてやっていくつもりでございますし、昨日のこの質問の勉強会におきましても、担当者の方々と今後どういうふうな形でうちが用意できる土地、これについても早急に整理しながら、お示しできるような形でやっていこうということを確認した次第でございます。  まだいろんな問題が、クリアしなければならない問題もございます。水の問題でございますとか、そういったことも含めて一つ一つ、ある程度計画が立てられれば議会にもお示しできるかと思っております。 ○議長(酒井八洲仁君) 深堀議員。 ◆2番(深堀善彰君) ありがとうございました。  もう一点ですが、市長は御存じかと思われますが、長崎市の神ノ島工業団地の状況でございます。臨海部にありながら3トン級の貨物船が横づけできないと。港湾機能の欠如が企業誘致の困難な最大の原因と、松尾貢立地本部長が言われております。この埋立地は内海の臨海部でもあり、台風などの災害時にも比較的に穏やかで、3万トン級の貨物船が横づけできる多大な可能性を秘めていると私は思います。今後、市長が言われるアジア全域を見込んだ海上輸送の拠点としても考えてみてはどうでしょうかと思います。  最後になりますが、奥村市長はこれまでに長年県政で御活躍されてこられました。雲仙市5万の市民は、当然県や国との強い連携による各種事業の推進を期待しているわけでございます。今回の質問は、雲仙市民に将来的展望を見据え、雲仙市の総体として、なおかつ市民の負担が軽く済むような考えのもと、構想を立てるべきだという思いで質問させていただきました。どうかこれより平成19年度へ反映されますことをお願いし、これで私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(酒井八洲仁君) これで深堀議員の質問を終了します。 ─────────────── ○議長(酒井八洲仁君) 本日の日程はすべて終了いたしました。次の本会議は、あす7日定刻より開きます。  本日はこれにて散会といたします。大変お疲れでした。 =午後3時29分 散会=...