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平成 18年 第2回定例会(6月)-06月06日−03号

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  1. 雲仙市議会 2006-06-06
    平成 18年 第2回定例会(6月)-06月06日−03号


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    平成 18年 第2回定例会(6月) − 06月06日−03号 平成 18年 第2回定例会(6月) − 06月06日−03号 平成 18年 第2回定例会(6月) 出席議員(30名) 1番  大久保  信 一  君       2番  深 堀  善 彰  君 3番  進 藤  一 廣  君       4番  前 田    哲  君 5番  上 田    篤  君       6番  原 田  洋 文  君 7番  吉 田  美和子  君       8番  町 田  康 則  君 9番  松 尾  文 昭  君      10番  森 山  繁 一  君11番  前 川    治  君      12番  大久保  正 美  君13番  町 田  義 博  君      14番  小 畑  吉 時  君15番  元 村  康 一  君      16番  佐 藤  靖 弘  君17番  柴 田  安 宣  君      18番  小 田  孝 明  君19番  岩 下    勝  君      20番  福 田  大 東  君21番  増 山  良 三  君      22番  町 田    誠  君23番  岩 永  基 和  君      24番  荒 木  正 光  君25番  中 村    勲  君      26番  中 村  一 明  君27番  石 田  コ 春  君      28番  坂 本    弘  君29番  井 上  武 久  君      30番  酒 井  八洲仁  君欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定に基づく出席者       市長             奥 村 愼 太 郎 君       助役             金 子 知 充 君       助役             吉 田 博 幸 君       教育長            鈴 山 勝 利 君       総務部長           今 崎 正 敏 君       企画財政部長         塩 田 貞 祐 君       市民生活部長兼南串山総合支所長                      井 上 由 文 君       健康福祉部長兼福祉事務所長  中 山 敏 君       産業経済部長兼農林水産課長  東 信 一 郎 君       土木部長           松 田 敏 夫 君       教育次長           辻 政 実 君       農委事務局長         松 本 孝 也 君       国見総合支所長兼国見総合支所産業建設課長                      市 田 俊 博 君       瑞穂総合支所長        山 口 照 男 君       愛野総合支所長        山 口 政 彦 君       千々石総合支所長       中 村 一 徳 君       小浜総合支所長        中 村 二 生 君       人事課長           本 多 周 太 君議会事務局       局長             境 川 秀 生 君       参事             吉 川 俊 弘 君       参事補兼係長         久 本 愛 子 君       主査             本 田 理 恵 君       主事             松 尾 泰 浩 君=午前10時00分 開議= ○議長(酒井八洲仁君)  おはようございます。議事日程第3号により、本日の会議を開きます。 ─────────────── △日程第1.市政一般質問議長(酒井八洲仁君)  日程第1、一般質問を行います。  通告の順序に従って進めてまいります。  まず、14番、小畑吉時議員質問を許します。小畑議員。 ◆14番(小畑吉時君)  おはようございます。14番、小畑でございます。私の質問は、橋の架け替えでございますけども、その前に、防災をかけたいなということで書いておりましたけども、同僚議員がさきにやっておりましたので取り下げまして、浜田橋架け替えの件について、質問をさせていただきます。  私、この橋を見るたびに、個人的でありますが、非常に悲しい思いをするわけでございます。昭和32年7月25日、長崎県地方は大雨でありました。特に、諫早では2日間で1,000ミリ以上の大雨が降りまして、死者・行方不明1,000人以上というような大変な被害が出たわけでございます。  諫早水害となりますと全国的に有名でありまして、当時の雨の記録は、日本でトップだというような報道がありました。我が島原半島も大変な被害が出ております。特に、国見町多比良では、死者5名、行方不明が2名、家屋の流失倒壊、そして田畑の流失、橋がいっぱい流れたわけでございますけども、当時、私は小学校の4年でありました。24日の夕刻、家族7名で逃げたわけでございますけども、家に残った祖父、そして父、母、兄の次男坊が残っておりましたけども、祖父は83歳、寝たきりでありました。当時、土黒川の土手の決壊により家は倒壊をしたわけですが、その寸前に、父、母、兄は、命ぎりぎりで助かったわけでございますけども、祖父が行方不明になりました。  当時、夏休み期間中は、遺体捜しでありまして、よその床下からにおいがする。また、芥さの中に入っておるというような中で、夏休み期間中、この遺体を捜した記憶がございます。  きょう職員の中にも、1人、同じ犠牲になられた方がおられますが、当時、非常に悲しい思いでありましたが、あれから50年、今年の7月23日に、家族で祖父の50回忌をするように、今、図っておりますが、私、この橋を見るたびに悲しいと申しますのは、この橋は、大正15年8月、当時の建設の推移を持って、非常に立派な橋でありました。欄干は洗い出し、左官さんの技術で、当時は最高ではなかったろうかというような中でつくってありましたが、この橋が15メーター、土黒側を残し、多比良側が流出をしたわけでございます。もちろん、その下の新田橋という木橋もありましたが、これも流れました。  当時はまだ、国道251号線は途中まででありまして、下の橋ははまのだばしと平仮名で打ってありますが、国道の橋でありますが、これはなかったわけでございます。そういう中で、新田橋は、多比良町下まで流れ、当時、満潮時に船で引っ張ってきて、浮き桟橋みたいにして、住民が通っておった記憶があります。  しかし、この上の橋、浜田橋と申しますが、通称、この辺ははまんた橋と、こう住民は呼んでおるわけでございますけども、そういうような中で、私の記憶では34年に増築をなされたんじゃなかろうか。新田橋は、ちょっと私、定かではありませんが、その後だったかなということであります。  また、国道の橋も、浜田橋という橋は、34年3月にできております。そういうような状況でありますが、この浜田橋は、当時、増築をされ、旧既存残っておる部分が15メーターでありますが、多比良川が26.7メーターではなかったかなと、私、ここちょっとはかってまいりましたけども、そのくらいの状況ではなかったろうか。幅が4メーター60ですね、そういう中でありました。多分、拡幅が11メーターぐらい、多比良側を拡幅してかけておるもんで、そういうアンバランスな、非常にこっけいな橋であります。  当時、国見町は、多比良土黒が31年に合併、32年に神代が編入合併みたいな形であったかと思いますが、その中での財政面、また、長崎県水害で厳しい状況の中で、ああいう橋のかけ方をされたんではなかろうかと、私、こう思っております。  当時は、島鉄バスが通っておりましたが、今でいう本庁のマイクロバスより、少し小さかったかなというようなバスじゃなかったろうか。1日何往復か記憶はありませんが、当時は、運送会社も多比良で1軒ぐらいではなかったかな、小さいトラックで運送されております。  あとは荷馬車であります。牛車でありまして、ほとんど、交通量人間だけというような状況でありました。しかし、今日、車社会になりまして、この道路も非常に車が行き交う。
     市長も来られて、御承知のとおりかと思いますが、国道まではなかなか住民は下っていかない。この多比良土黒街道が、旧県道であったかなと思いますが、この道を利用して、多比良の町、駅があります。そして郵便局、病院、それから商店街が、こうあるわけでございまして、今は国見町にも大型の店が進出してきております。若い人たちは、車に乗って買い物に行かれます。しかし、老人たちは足がないということで、歩きながら、川を眺めながら、あの橋を渡ってまいられます。  そして、子供たちも、ここを通学路として使っておるわけでございますし、また、子供たちも川に遊びに来るわけでございます。そうなりますと、車が離合できない。今まで、交通事故がなかったのが不思議だなと、私、こう思うわけでございますが、この件、過去、国見町でも、大変論議をやりました。そして、議会も挙っておりましたが、なかなか予算の目途が立たず、と申しますのは、土黒多比良は都市計画に早くから入っております。しかしながら、この都市計画法にのっとってやるならば、道幅が非常に広くとられる、当時は、私の記憶では12メーターぐらい、都市計画にのっとってやれば、かかるんですよというような、当時の担当の説明じゃなかったろうか。  そういう中で、多比良町は340、50世帯があるわけでございますけども、ほとんど地主さんが持っておられます。あとは借家、借地等で商店をされておる方たちばかりでございまして、道路が拡幅すると、そこの家を立ち退きということで、なかなか反対が多く、この都市計画法にのっとってできなかった。  そうなりますと、当時、町道でありますので、町で検討したらどうかということもありましたが、何せ立ち退きかれこれと橋がかなり40メーター近くあるわけでございますけども、莫大な金がかかるということです。  当時の首長、やればできんことはなかったろうかと思いますが、市長の目の前に申したらいけませんが、特に首長は見えるとこ、箱物は非常に頑張れるわけですけども、こういう本当に50年もたった、こういう橋を本来ならば早く架け替えをというのが筋ではなかろうかと思いますが、なかなかできなかった。  そうなりますと、あとは何かと申しますと、災害復旧であります。災害復旧でやると、国県の補助等で架け替えができるわけでございますけども、災害を待って橋を架けるというのは、これは一番卑怯なことでありまして、何とかこの橋の架け替えということで、先ほども申しますように、議会も討論審議をやりましたけれども、なかなかできない。そして、地域の住民が、平成7年に請願書を添えて上げております。議会はいつも賛成でありますが、なかなかできない。  先般、合併前の国見町の9月の最後の議会において、住民の方から請願が上がりました。そういう中で、私たち議員も、夢を持って大きく、この雲仙市として合併をいたしました。しかしながら、非常に中身は財政が苦しく、市長は、やりくりをしなくてはならないような状況ではないかと思いますが、我々国見町も、この浜田橋の架け替えについて、住民が強く望んでおります。その中で、どういうふうに検討していただいたのか、その結果をお聞きしたいと思います。  あとは自席で質問をさせていただきます。  以上でございます。 ○議長(酒井八洲仁君)  御答弁をいただきたいと思います。市長。 ◎市長(奥村愼太郎君)  小畑議員の答弁に入ります前に、50年前の忌まわしい記憶に対しまして、心からお悔やみを申し上げ、そしてまた、今帰らぬおじいさまの御冥福を心からお祈り申し上げます。  それでは、御質問にお答え申し上げます。  市道多比良土黒線浜田橋は、2級河川土黒川にかかる橋長42メートル、幅員4.5メートルコンクリート橋でございまして、議員御指摘のとおり、架設年度は大正15年に15メートルが架設され、昭和34年に御指摘より0.5メートル長い27メートルが追加架設されております。  現況といたしましては、全体的に老朽化が進み、橋げた部の鉄筋が露出し、コンクリートが剥離している箇所が多く見られ、また、交通量が多いことからも、このままの状態では危険を伴うと理解しており、事業計画を策定し、改修事業に入る予定でございます。  全体計画といたしましては、事業年度を平成18年度から平成21年度までの4年間とし、事業費5億円を予定しております。事業内容は、橋長45メートル、幅員9メートル車道メートル、歩道2メートルでございます。橋架設がえを計画いたしております。  年度別計画といたしましては、平成18年度において、測量調査設計業務を委託し、路線計画、橋梁架設計画、用地補償計画等の策定及び県等の関係機関との協議を実施し、平成19年度に用地補償交渉後、一部工事着工し、さらに平成20、21年度に工事を実施し、完成の予定でございます。  以上でございます。 ○議長(酒井八洲仁君)  小畑議員。 ◆14番(小畑吉時君)  今、市長の方から説明いただきました。非常にうれしいことでございます。  しかしながら、あくまでも、これからの交渉であります。先般の南部取り付け道路、干拓の取り付け道路でありますが、土地交渉、1年4カ月猶予をかけてできなかったと、住民の反対でできなかったということがございます。  しかしながら、国見町の浜田橋は、ほとんどの人たちが、この橋の架け替えを願っておるわけでございますが、地権者の皆さん、先祖代々、この土地を分け与えていただき、守っておられる方たちでございます。この交渉において、ぜひ担当の人たちが、住民の目線で交渉をしていただきたい。そして、トラブルがなく、スムーズにこの橋の架け替えができますことを私、非常に願っている一人でございますので、私も、地域住民の中に入り、そして事情説明をしながら、特に、議長、そこに座っておられますが、議長も当時の当事者、当議員でございますので、また、他にも議員がおられますが、この人たちとともに、本当にこの橋の架け替えをわかっていただき、そして完成できることを願っておりますので、どうか、ぜひ予定どおりに橋の計画ができますことを要望いたしまして、簡単でありますが、私の質問を終わらせていだたきます。ありがとうございました。 ……………………………………… ○議長(酒井八洲仁君)  次に、20番、福田大東議員質問を許します。福田議員。 ◆20番(福田大東君)  皆さん、おはようございます。小畑議員が、たっぷり1時間使ってくれると思って、ちょっと今、準備をしておりましたら、急に御指名がありまして、ちょっと慌てております。  県営バスの撤退問題について質問をいたします。  島原半島の今日までの発展は、交通網の発達情報発達・整備によるところが大きいと思いますが、特に、その中にあって、県営バスの果たす役割は大きかったように思います。市民生活の足として、また、通学の足として、観光客の移動手段としても、なくてはならない存在でありました。役割でございました。  そもそも県営交通事業は、昭和9年、雲仙へ観光客を輸送するという目的で設立された事業であります。歴史を振り返りますと、その間には、他の事業者、バス事業者も、半島乗り入れの申請をなされた経緯がありますが、県の意向で却下をされております。  ところが今回、突然、平成19年3月をもって、島原半島乗り入れを断念するという発表でございました。県交通局は、その大切な使命を放棄し、地域に必要な生活交通の使命をも放棄し、観光客の移動手段の代替案も示さず、観光立県を捉えながら、赤字だから撤退をするということは、まことに遺憾なことであり、無責任きわまりない行為であろうと思います。  交通の発達なしには地域発展はあり得ません。雲仙市としても、この大きな問題に対処すべく、早速、3月27日、奥村市長を本部長として、県営バス撤退問題対策本部を設置・対応をされているところであります。  また、雲仙市議会としても、6月1日、本会議において、県営バス撤退問題対策特別委員会が設置されました。基せずして委員長を拝命をすることになりましたので、行政・議会ともども一致協力をして、問題解決に努力していかなければならないと決意を新たにしているところであります。  市民にとりましては、今後、どのような方向で進むのか、市内交通公共交通網がどのように変わるのか、不安でいっぱいであると思います。そこで、具体的に、これまでの経緯と今後の対策について、本部長としての奥村市長の所信をお伺いしたいと思います。できるだけゆっくり、市民にわかりやすく御説明ください。よろしくお願いをいたします。  以上。 ○議長(酒井八洲仁君)  途中でやめるの。 ◆20番(福田大東君)  失礼しました。あと3問あるんですけども、これは自席にてやります。そうしないと、回答に対して記録もせんといかんし、また、反対もせんといかんようなこともあるかと思いますので、一緒にすると混乱を起こします。よろしくお願いします。 ○議長(酒井八洲仁君)  御答弁願います。市長。 ◎市長(奥村愼太郎君)  福田大東議員の御質問にお答えを申し上げます。  県営バスの撤退問題について、これまでの経緯と今後の対策をどのように考えているかとの御質問でございますが、まず、これまでの経緯につきましては、去る3月27日、長崎県交通局より長崎県バス対策協議会に対して、来年4月以降、島原半島内全路線の廃止の申し入れがなされたところでございます。  本市といたしましても、雲仙市県営バス撤退問題対策本部を設置し、5月2日に、第1回雲仙市県営バス撤退問題対策本部委員会を開催いたしました。この委員会におきまして、路線存続の要望を行うことを確認し、5月10日に長崎県交通局に対しまして、存続の要望書を提出したところでございます。  今後の対応につきましては、まず、路線存続に向けての要望を引き続き行ってまいりますが、廃止に伴う対応策についての検討も必要であることから、新エネルギー・産業技術総合開発機構、通称NEDOの補助金を活用し、新しい交通体系を構築するための実証実験を行えるよう、現在、事業申請を行っているところでございます。  続きまして、県営バスの撤退問題についての県議会の反応でございますが、これは次に──(発言する者あり)県営バス撤退問題についての県議会の反応、また、地元県議会議員の協力体制といたしましては、県議会3月定例議会経済労働委員会において、この問題に対する御質問があっております。  同委員会では、路線廃止を決めた経過はどうなっているのか、県営バス単独路線についてはどうするのかといった意見が出されており、県交通局からは、廃止理由としては、県営交通事業のあり方に関する方針に基づく不採算の競合路線であり、将来的にも需要の増加が見込めない単独路線に関しては、今後、関係自治体及び民間バス事業所などとバス対策協議会の中で協議がなされていくとの回答をされております。  また、地元県会議員の協力体制につきましては、5月10日、県交通局に要望書提出の際、協力を要請してまいったところでございますが、議員におかれましても、存続に向けて、県関係機関に対し、積極的に働きかけていただいているとこでございます。  いずれにいたしましても、この問題につきましては、議会特別委員会と緊密に連携し、その対策を検討してまいる所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(酒井八洲仁君)  福田議員。 ◆20番(福田大東君)  存続を続けて要望していくということでございますが、ずっと平成15年度からの県営バス営業状況、それらを見てみますと、ほとんど赤字で、平成18年度で4億5,700万、平成19年度約5億、ほとんど5、6億の一般財源からの繰り出しをしているという状況ですね。恐らく、もし奥村市長が知事だったらば、やっぱり廃止に持っていくんじゃないか、そういうふうに私は推測しとるんです。  で、じゃあ、廃止になった場合に、どういう形で雲仙市が、そのバス路線確保に対応していくのか、その辺のことについてお尋ねをしたいと思います。  まあ、存続は存続でやっていくという、続けんといかんのだけども、もし、廃止になった場合に、その対応策をせんといけん、今、市長答弁のとおりでございます。その辺のところをどのように考えていらっしゃるのか。それと、いつごろまでに、その対策本部の代替案とかそういうのを出されるつもりなのか。もう来年の3月というと、もうあとしばらくしかないですよね。とても間に合わないということと、島鉄バスに一応、打診をしておると、で、島鉄バスの回答が5月31日までにある予定だというこの間の全協での重野君の説明がありました。  早速、私、島鉄バスに電話したんだけども、まあ電話のことでもあったのか、よい回答が得られなかった。実際はどうなんですか。 ○議長(酒井八洲仁君)  市長。 ◎市長(奥村愼太郎君)  まず、この問題につきましては、当然、廃止もにらみながらやっていかなければならないわけでありますが、ただ、今、この前も廃止に伴って、廃止の事前としてお願いしておりますのが、新市として発足してまだ半年でございます。その新市発足で、まだ体制が十分整っていない時に、こうした措置をとられるということに対しまして、激減緩和策をとっていただけないかと。できれば、もう少し期間を置いて、我々がある程度、体制が整った時に、そしてまた、準備も整った時にしていただけないかということをまず申し上げておりまして、まず、その段階でございます。  ただ、おっしゃいますように、さまざまな他の機関との交渉問題もございます。ただ、今のところ、いろいろと検討はいたしておりますけれども、その検討過程を余り公表させていただきますと、今後の問題に支障を来しますので、もうしばらくの間、まず、とにかく私どもは存続をお願いし、そしてまた、存続がかなえられない場合は、一応、激減緩和措置としての補償、しばらくの据置期間をお願いしているということで御承知いただければと思います。 ○議長(酒井八洲仁君)  福田議員。 ◆20番(福田大東君)  まあ撤退にしろ存続にしろ、いろいろ条件をつけて、撤退なら、いろんな条件をつけないといかん。島鉄バスに移譲をするならば、島鉄バスが移譲を受けて、当然、維持することができる、結局、利益が出せる、そういう条件を県から引き出さんといかん、まあ、いろいろあろうと思います。  たとえば、幾らバスを無償でもらうとか、長崎まで島鉄の乗り入れを許すとか、いろんな条件が考えられます。その辺のことをここで議論しても、そんなに大したことになりませんし、難しい問題でありますから、早くこの問題は片づけて、その奥村市長の対策本部に、もちろん議会としても協力するつもりなんですけども、すべてお任せしとっていいのか。  例えば、市民運動を始めて存続活動をするとか、そういう署名運動をするとか、そういう市民運動の必要はないのか。もうしばらく本部長に任せておけばいいんですか。 ○議長(酒井八洲仁君)  奥村市長。 ◎市長(奥村愼太郎君)  時期とタイミングがあると思います。時期は逃さないように、タイミングを逃さないように、議会でもまた御相談をさせていただきたいと思っております。  ただ、我々、行政機関でございまして、当然、行政としての手続を踏まなければならない部分もございます。議会は、住民の方々の御意見を拝聴しながら、議会として自由闊達に動ける部分もあると思っております。今回のこの特別委員会の設置をお願いしましたのも、やはり議会としての一つの方向・行動というのに我々も御期待させていただきたい部分もございますし、そしてまた、住民の声を十分に反映していただけるのが議会だと思っています、実際。そこでまた、委員長の御指導もよろしくお願い申し上げます。 ○議長(酒井八洲仁君)  福田議員。 ◆20番(福田大東君)  奥村市長の移動市長室の中で、ときどき出てくる言葉が、行政は形にはまって、なかなか進まれん面があると、民間で進めるとスムーズにいくようなことがあるというふうなことを述べておられました。  全くそのとおりで、行政は、手続上、いろんな轍を踏まんといかん。ところが、まあ議会は住民の代表ですから、いろんな意見、いろんな形で発言ができる。そういう意味で、一致協力してという意味で申しましたが、議会は議会の力を発揮できる部分、行政が苦手とする部分、そういう形で、議会の特別委員会を頑張っていこうと思います。  まず、この問題をもう早く片づけたいんですけども、一つだけ提案があります。あそこに地図を用意したんですが、非常に見えなくて、もう、今日は使わないつもりですが、雲仙市は7つ集まって雲仙市ができた。雲仙市の玄関はどこと思いますか。各町から、それぞれの出身の部長さん方がお見えになっておりますが、自分の町が雲仙市の玄関だという方がいらっしゃいましたら、ちょっと手を挙げていただきたいんです。  玄関はだれもいないのかな(発言する者あり)国見も、海の玄関だと私は思うんですけどね、まあ、一般に言われるのは、やっぱり愛野じゃないかというふうに私は思うんですけども、愛野の支所長、いらっしゃいますよね、あなたはどういうふうに思いますか。交通の玄関だと思いますか、愛野町は。 ○議長(酒井八洲仁君)  愛野支所長。 ◎愛野総合支所長(山口政彦君)  大変きつい質問でございますけど、それぞれ陸の玄関あり、海の玄関ありとかいうことで、ともに玄関はあるわけですけど、そういうことで、陸と申しますと、やはり愛野が関所といいますか、そういう位置にはあるんじゃないかと思っております。 ○議長(酒井八洲仁君)  福田議員。 ◆20番(福田大東君)  ありがとうございました。私も、多分、愛野が島原半島の首根っこでもあるし、陸の玄関じゃなかろうかというふうに思っております。  愛野の公共交通の様子、状況、その辺のとこを支所長、お願いします。 ○議長(酒井八洲仁君)  山口支所長。 ◎愛野総合支所長(山口政彦君)  それでは、バス停の現状につきまして申し上げたいと思います。  愛野町の中心街には、県営バス、島鉄バス兼用のバス停がございます。まあ愛野というバス停でございますけども、上り下りの3カ所に分散しております。利用者の方は、大変、そこら辺がちょっと御不便を生じているんじゃないかと思っておりますけども、そういう状況の中でございますけど、できれば分散型じゃなくて、1カ所にバス停が集約できれば、利用者の皆様方にも、大変利便性が増すんじゃなかろうかと考えております。 ○議長(酒井八洲仁君)  福田議員。 ◆20番(福田大東君)  愛野は、島原鉄道の愛野駅がございますですね。それと、島鉄バスバス停がある。で、県営バスバス停がある。それぞれ違った位置にあります。  で、島原鉄道を利用しておりて、それから、じゃあ、雲仙に向かおうという時に、1,000メーターほど歩かんといかんですね。雨降りは、とても行けない。それから、島原方向に行くバス停と、また違ったところにあるということで、全然、何ていうんですか、関連してないといいますか。  例えば、皆さん方のおうちを考えていただくと、玄関がある、それから、お客さんを入れる座敷がある、あるいは家族が団らんをする居間がある。台所、風呂場、便所、2階へ上がる階段、ほとんど玄関を通して、玄関を中心に広がっとるわけですね。  先ほど、私は何で玄関はどこかって言ったのは、愛野にまず地方から入ってくる。愛野を中心に島原半島、あるいは雲仙市へ広がっていくべき交通体系じゃなかろうかと。公共機関の問題です、そういうふうに考えます。  例えば、空路で見ますと、羽田空港がありますね、アジアの玄関と言われておりました。ところが、韓国、仁川に大きな空港ができました。と、ほとんどそこを経由してアメリカ、ハワイ、ヨーロッパ行くようになった。あそこがハブ空港になってしまったんですね。そういう意味で、ハブになるべきところが愛野じゃないかと、私は思います。  これは、雲仙観光協会に秀山というのがおりまして、事務局長なんですけども、いろんな交通、このバス問題で、彼と話し合いの中で、でてきた話なんですけどね、彼の受け売りなんですけど、全く彼が言うとおりで、愛野をまず整備すべきだと私は思います。  で、先日、愛野の島原鉄道の駅に行ってみました。小さい駅で、乗客を見てると結構多い。学生さん、それから一般の人もいらっしゃる。ところが、非常に不便ですね、バスも入らないような状態、前も狭い。で、何とかあのバスと、それから鉄道が一緒になった広場がないか、広いところがないかと思って探したんですが、なかなかない。一つだけ、愛野の議員さんはよく御存じだと思うんですけども、可能性があるところがある。そういうところをぜひ、愛野のまちづくりの開発を一緒にバス問題と連携した形で計画に上げていただきたいと思います。  個人の家、まあ団体の持ち物だから、そんなに難しいことはないかと思います。  以上、提案をしまして、このバス問題を終わりたいと思いますが、本当に残された時間がない。早い形で決めてあげないと、観光業者、雲仙の観光業者、大打撃ですよね、これがなくなると。それと、千々石には岳の問題、それから小浜には、富津の問題、木津の問題もあります。もう生活者は、車が運転できない方は移動できないような状態になりますので、ぜひよろしくお願いをいたします。  次に進みます。雲仙ブランドづくり事業、雲仙まちづくり事業についてお尋ねをいたします。  雲仙地区では、数年来、雲仙まちづくり事業、それから雲仙ブランドづくり事業が推進をされております。市としての何度か尋ねたと思うんですけども、認識の程度はどのようなものか。また、進捗状況についてはどうなのか、支援体制はどうなっているのかをお尋ねします。よろしくお願いします。 ○議長(酒井八洲仁君)  市長。 ◎市長(奥村愼太郎君)  雲仙ブランドづくり事業及び雲仙まちづくり事業についてのお尋ねと解釈して答弁させていただきます。  雲仙地区におきましては、雲仙観光協会を母体とした雲仙ブランド委員会とまちづくり委員会を中心に、地域活性化に向けての取り組みがなされております。現在、雲仙ブランドづくり委員会におかれましては、観光客数が平成2年以来落ち込んでいる状況の中、雲仙の立て直しを図るため、平成16年度から県の21世紀まちづくり推進総合支援事業を活用して、雲仙ブランド事業に着手されております。  その中で、雲仙の魅力、地域ブランド化に向け、ガイドブックの製作やプロガイドの育成、食の名物づくり事業と活動も具体化されており、雲仙観光浮揚の足がかりになると期待しております。  次に、雲仙まちづくり委員会におかれましては、商店街の魅力アップ事業や道路・河川などの生活環境整備、また、観光施策をあわせた事業計画を住民全体で検討され、地域課題などの整理がなされております。  さらに、本年度によりましては、地域住民が事業主体となられて、全国都市再生モデル調査事業への申請がなされ、市といたしまても、その申請の推薦を行い、また、国土交通省で実施されます地域振興アドバイザー派遣事業の実施など、地域活動への支援を行っているところであります。  雲仙市としましては、観光や農業などの地域施策については一地域に限らず、市全体が連携した取り組みを展開していくことを基本として運営していく所存であり、また、市と市民が一体となって地域づくりを行った上で、足らざるところは、県・国に対して一緒になって要望を行うなど、今後、雲仙市全体の活性化に向けた取り組みが必要であると考えております。  そのため、今年7月から観光商工部を設置する他、部局横断的な体制を持って、地域の方々とともに、地域主体で行う事業、地域と行政が共同で行う事業、行政が主体となる事業などを行ってまいりたいと考えておるところでございます。  なお、湯川や市道延伸の計画につきましては、雲仙まちづくり委員会から御報告いただきました概算事業費が高額であることから、財政状況も考慮しながら、市民生活の安全が保たれるよう留意し、市の独自調査を行うなどにより対応を検討してまいりたいと考えております。  以上であります。 ○議長(酒井八洲仁君)  福田議員。 ◆20番(福田大東君)  雲仙のブランドづくり事業、それから雲仙のまちづくり事業、観光は、市長がおっしゃるように、雲仙だけの問題じゃなくて、雲仙市全体、あるいは島原半島、長崎県の問題であります。ただ、まちづくりに関しては、雲仙地区のまちづくりとそういうことで御理解をいただきたい、私が言っておるのは。  その中で、まちづくりの中で、今おっしゃった湯川の問題がございます。これをまちづくりで一緒にやるのか、それとも、湯川の問題は、何とか解決をするのか、その辺のところをどういうふうに考えていらっしゃいますか。 ○議長(酒井八洲仁君)  市長。 ◎市長(奥村愼太郎君)  地元の方々ときちっと話をしていかなければならないと思っています。これまでの今までのあれは、少なくとも観光と一体化したようなまちづくりの様相でございましたので、少なくとも、生活とまた観光は別ということでおっしゃるならば、またそれは、違った形での考え方をしなければならないと思っております。 ○議長(酒井八洲仁君)  福田議員。 ◆20番(福田大東君)  私がまちづくり委員会の委員長をしておる加藤君と、詳しく話をしたわけじゃなくて、私がここを傍観した形で一緒にやると、湯川の問題はなかなか難しいなと思っておるんですよ、その辺のところ。
     その湯川の問題について、土木部長はどのように理解されていますか。 ○議長(酒井八洲仁君)  松田土木部長。 ◎土木部長(松田敏夫君)  お答えいたします。  雲仙まちづくり事業において、土木部としての認識、今後のかかわり方、援助体制についてお答えさせていただきます。  まず、雲仙地区において、地区住民の皆様が、積極的にまちづくりに取り組まれ、そして活性化に向け、努力、活動されていることに敬意を表するものでございます。また、道路や河川等の生活環境整備等の検討、協議を具体的になされていることに、市の担当部局として深く感謝を申し上げる次第でございます。  また、まちづくり委員会の今後、検討すべき事項及び優先順位、並びに雲仙商店共同組合による雲仙商店街魅力アップ計画、並びに雲仙観光協会、雲仙地区再編整備構想において、重点とすべき対応策において、湯川移設整備、国土空間効率化、市道延伸等が最優先対策として挙げられておりますことに対して、担当部局といたしましては、大きな責任を感じる次第でございます。  したがって、いかにして、それらを再編整備、構想事項の実践を図るかが、今後の課題でございますが、御報告いただいているとおり、これらの整備に伴う概算事業費は、膨大な金額を必要といたします。  現在、土木部といたしましては、御承知のとおり、旧7町からの相当数の継続事業を中心に事業を進めているところでございまして、したがいまして、今後において、雲仙市の財政状況を見極めつつ、市部局横断的体制のもと、市独自の調査・協議を実施し、そして、非常に厳しいことではございますけれども、国県の補助対象事業の模索・研究検討し、対策を図っていきたいと考えております。  なお、湯川地区は、雲仙市議会建設常任委員会におきましても、現地調査を実施しているところでございます。 ○議長(酒井八洲仁君)  福田議員。 ◆20番(福田大東君)  ありがとうございました。  3月議会でしたかな、このまちづくりの事業、ブランド事業について、塩田部長にお尋ねをしたんですけども、まあ、言葉は聞いているけど詳しく知らない。今日は市長から詳しく御説明をいただいて、大変ありがたく思っております。ぜひ、支援を続けていただきたい。何とかしていただきたい、そういうふうに思います。  次は、雲仙ゴルフ場を利用したクロスカントリー競技開催についてでございます。  地元住民、島原半島陸上競技会等より、雲仙ゴルフ場を利用したクロスカントリー競技開催が切望をされております。昨年の国勢調査において、残念ながら、雲仙市はとうとう5万人を割ってしまいました。日本地域においても、少子化とともに過疎化が進んでおり、各地域自治体とも、その対策に苦慮しているところが現状でございます。  幸い、我が雲仙市は、日本で最初の国立公園を有し、7町の豊かな自然を持っておりますし、観光交流という形で、交流人口の拡大には大きな可能性を持っていると思っています。観光交流、スポーツ交流という形で、雲仙市における多くの交流人口の拡大を願っているところでありますが、このたび、雲仙で1,500人規模のクロスカントリー競技を開催したいとの相談があっております。  その大きな目的は、2つほど挙げておるんですけども、日本最初の国立公園雲仙市の大自然を生かし、雲仙のゴルフ場をメーンにクロスカントリー競技大会を行い、児童生徒の健全な育成と競技力向上を目指し、地域住民の健康維持増進を図ること。もう一つは、雲仙市への交流人口の拡大と地域活性化を目指すという目的であります。  で、効果予測といたしましては、この大会を行うことより、児童生徒、実業団等のスポーツ合宿が望める。それから、小中学生の大会を行うことにより、父兄、祖父母等、応援者が多く望まれ、交流人口の拡大につながる。また、多くの宿泊者も望まれることであろうと思っております。高原で森林の空気を味わいながら、明るく運動することにより、市民健康維持と増進と仲間づくりができる、まあ、こういった効果があるんじゃないかと思います。  例年、「はだしで遊ぼう雲仙」ということで、長崎県施政で行われた行事があります。毎年、1万人規模の集客率があったんですけども、これが県の都合で、本年で廃止となりました。この事業は、1982年、ちょうど私が雲仙青年観光会の会長を務めておりました時に第1回が開催された事業で、記念すべき事業でありましたが、残念ながら本年で断念ということになりました。都合、去年まで24回開かれて、恐らく20万人以上の人々が雲仙に訪れたんじゃなかろうかというふうに思っております。  旧小浜町も、例年にわたり、長年、共催を協力し、雲仙市も本年、多分、100万円の当初予算を組んでいただいた、それが断念ということで、非常に残念に思っております。  私は、そのかわりという趣旨では全くありませんが、高原でのクロスカントリー競技大会をぜひ実現したいというふうに思っておりますが、奥村市長の見解はいかがでしょうか。そしてまた、主催、もしくは共催の可能性はどうか、よろしくお願いします。 ○議長(酒井八洲仁君)  奥村市長。 ◎市長(奥村愼太郎君)  雲仙ゴルフ場を利用したクロスカントリー競技についてのお尋ねでございますが、議員御指摘のとおり、クロスカントリー競技の開催計画につきましては、雲仙市・南島原陸上競技協会において、現在、模索されているところで聞き及んでおります。  会長自身も、私もよく存じ上げておりますし、当然、ゴルフ場のオフシーズンを活用して、このようなさまざまなイベントが開催されますことは、観光振興化の観点から、大変私も効果的であると考えております。  しかしながら、市内では、昨年度で14回を数え、なおかつ県下で最も古い長崎百花台クロスカントリー大会が開催されているとともに、ゴルフ場のオフシーズンを活用した大会は冬季開催となり、参加者の交通安全面や競技コースの設計など、さまざまな問題があることから、今後において雲仙市・南島原市陸上競技場協会とともに、検討をしてまいりたいと考えております。  他にもいろいろ、やっぱり交流人口増加の対策はございまして、スポーツを通じて、あるいはまたスポーツ合宿を通じて、あるいはまた音楽祭等もいろいろと含めて検討はさせていただいておりますが、1日にして成らずという言葉がございまして、なかなかそれらにかかる費用、それから主催・共催の問題も含め、あるいは、どういった形で交流人口増加対策をやればいいのか、地元の方々とも相談しながら、これからやっていきたいと思っております。 ○議長(酒井八洲仁君)  福田議員。 ◆20番(福田大東君)  奥村市長の県議時代はよく知っております。非常に歯切れがよくて、好感を持てる人と私は想像しとったんですけど、市長になると、非常に慎重になりまして、即答はなかなかいただけない。ぜひ、これを前向きに検討をいただいて、実現に向けて努力をしていただきたいと思います。  地元も、それからゴルフ場側も、まあ2日か3日かかるだろうと。その分は閉鎖して、使用料その他は一切いただかないというふうに、地域のために貢献をするというふうにゴルフ場の社長も言っておりますので、ぜひよろしく検討してください。  まあ、国見の方がどういう主催でやられているのか、まあ重なってできるのか、一本化した方がいいのか、その辺のところも、これから詰めんといかんと思います。よろしく御協力をお願いします。  次は、観光振興対策について、4番目です、これで終わります。  奥村市長体制が発足して、はや6カ月が過ぎました。7つの風を集めてということで、それをばねに戦われた選挙であったと思いますが、7つの風は1つになりましたでしょうか。  定期的に行われている移動市長室、なかなか好評のようであります。それぞれの諸問題を抱えての船出でありましたから、その苦労ははかり知れないものがあろうと推察しております。  まず、観光振興策についての、まあ6カ月間でありますけど、この取り組みと、今後の戦略、展開をどのようにされるのか、その辺のところをお答えをいただきたいと思います。 ○議長(酒井八洲仁君)  市長。 ◎市長(奥村愼太郎君)  まず、福田議員の通告に従いましての答弁に、まずさせていただきます。  私の、市長就任後の観光に対する取り組みについてのお尋ねでございます。昨年度は、引き続き旧町からの事業を重点的に推進してまいりました。本年度は、去る4月27日に、霧島市との観光姉妹都市の盟約を締結し、今後、合同宣伝の実施や市民ベルでの交流など、両市がともに発展していけるような事業展開を図ってまいる所存でございます。  また、今後の戦略展開につきましては、まず、7月の組織の再編におきまして、雲仙市の観光と商工の振興に特化した観光商工部を新たに設けることといたしております。それに、観光企画誘致対策に、これまで以上の重点的・戦略的施策を講じてまいりたいと考えております。 ○議長(酒井八洲仁君)  福田議員。 ◆20番(福田大東君)  すみません。私の質問が、通告したのとちょっと違ったようになってきて、奥村市長に混乱を与えております。すみません。  まあ観光協議会とかそういったことも含めて、続けてお答えをお願いします。観光協議会の設立の準備のこともよろしいでしょうか。 ○議長(酒井八洲仁君)  市長。 ◎市長(奥村愼太郎君)  それでは、雲仙市観光協議会につきましての御質問でございますが、市内外の多くの方々の参加を得て、さまざまな業種の方々が連携し、観光支援の宣伝、観光誘致促進事業や観光文化の振興事業など各種事業を行い、雲仙市の全域の観光振興を図るため、設立するものでございます。  一部には、予算などに不安をお持ちであるとの話も聞き及んでおります。これにつきましては、会員皆様方の御意見や御協力を賜りながら、雲仙市の観光振興に最大限の効果が発揮できるよう努めてまいる所存でございます。 ○議長(酒井八洲仁君)  福田議員。 ◆20番(福田大東君)  この観光協議会の資料を見させていただきました。雲仙市内のいろんな団体の方、でまた、個人の方は雲仙市外でも会員になれる、そういう団体ですよね、私は大いに評価をしているんです。  ただ、予算が1,050万円と伺っております。観光協議会の旧小浜町で雲仙小浜観光協議会というのをつくっておりまして、今、市長がおっしゃったように、その時が約900万円から1,000万円の予算だったんですね。で、それだけ団体、組織が大きくなった。そして、予算はまああんまり変わらないと。これで、どういうふうな形で運営をなさっていくのか、その辺のとこをちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(酒井八洲仁君)  市長。 ◎市長(奥村愼太郎君)  昨年、旧町との予算が変わらないということでございました。これにつきまして、観光予算ということでの特化した予算でございましたらば、そういう見方もあるかもしれません。しかし、観光全体ということでございます。7カ町含めて、例えば、グリーン・ツーリズムでありますとか、ブルー・ツーリズムでありますとか、あるいはまた、雲仙のブランドづくりでありますとか、あるいは、7町が一つになって観光形態に力を入れていくような形での予算ということで理解していただきますと、1億を超えているというふうに思っていただいて結構でございます。 ○議長(酒井八洲仁君)  福田議員。 ◆20番(福田大東君)  その観光議会の事業の内容とか、それちょっとわかりますか、教えていただけますか。 ○議長(酒井八洲仁君)  御答弁願います。金子助役。 ◎助役(金子知充君)  雲仙市観光議会の事業の内容でございますが、まずは、雲仙市全体の各旧地区委員と連携をして、雲仙市の観光を全体としてやっていこうという事業計画、それから、それぞれ幹事会をつくりまして、部会をつくっていきますが、それぞれが連携をした形での観光振興の計画づくり、それからプランづくり、それから、まあ今までもやっております広報宣伝等々を計画をしております。  以上でございます。 ○議長(酒井八洲仁君)  福田議員。 ◆20番(福田大東君)  ここに、観光議会に対して、それぞれの代表の方から、提案書みたいなのが提出されております。モーモーフェスティバルの宮本さんとか、エタリの塩辛愛好会の竹下敦子さんですか、神代漁協協同組合の田村さんとか、それから観桜火宴実行委員会の町田岩太さんとか、神代鍋島塾の平田政文さん、ずっと読ましていただくと、非常に雲仙市の観光に対して協力的で、何とか雲仙を、雲仙市全体でしあげないといかん、もう気持ちがありありとこれを読むとわかりますね。  で、今まで観光は、雲仙・小浜の問題というふうに、そういうふうに理解の仕方の人が多かったんじゃないかと思うんですよ。で、奥村市長の発言かどうか知らないんですけども、一次産業の方々に観光を理解してもらうのが難しいとか、まあ、だれの発言かわからないんだけど、そういう発言をした市関係の方がいらっしゃるそうですけども、そうではなくて、実は、私が選挙の折にずっと北の方向を回ったことがあるんですよ。  で、原ノ田の方のところに行って、自分がこうして次の市議会議員に出ると、実は観光一本でやってきておるから、農業のことはわからないんですけども一生懸命頑張りますからというお話をした。多分に吾妻のそこの方だったと思うんですけど、「福田さん、何で観光と農業を分けて考えるんですか、同じやないですか。ただし、手法は違うけども全く同じなんですよ、そういう考え方をしておると遅れてますよ」というふうに、反対にお叱りを受けました。  ということで、もう観光と農業、あるいは水産業、もう一次産業分けないで、手法の違いという形で進めていっていただければなというふうに思いますが、市長、どう思いますか。 ○議長(酒井八洲仁君)  金子助役。 ◎助役(金子知充君)  すみません。先ほどの福田大東議員の御指摘、まさにおっしゃるとおりだと私も思っております。  実は、その中で、確かに雲仙市が合併する前は、小浜町に小浜・雲仙という観光がございました。それから、他の6町は、やはり農業とか漁業主体であったと思います。ただ、せっかく7町が合併したわけでございますから、それぞれ各地区には、それぞれ観光やいろんな経営とか地域の振興に必要な、いろんな資源がいっぱい眠っているんです。  で、先ほど、福田議員がおっしゃったように、そういうものを連携をさせて、雲仙市全体として観光を引っ張っていきたいと思っておりますし、私、ずっと使わさせていただいておりまして、市長が農業者の方々に観光を理解させるのが難しいという発言をされたというのも、全然僕、記憶がございませんので、というよりも、逆に、市長は一緒になって、全体として、当然、小浜・雲仙、長崎の観光は、当然、小浜・雲仙も中心でございますが、それだけじゃなくて、せっかく雲仙市になりましたので、全体として雲仙市全体を盛り上げていこう。その中で、各地が連携してやっていこうということでやっておりますので、ぜひ御支援、御協力をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(酒井八洲仁君)  福田議員。 ◆20番(福田大東君)  まあ、新しい方向性、いろんな形でお話できて、大変うれしく思っております。  最後に、市長にお願いなんですけど、県議時代は、しょっちゅう雲仙に登ってきて、お会いできることが多かったんですけども、市長の足は、どうも雲仙から遠のいているように感じるんですけど、それ。どうですか。 ○議長(酒井八洲仁君)  奥村市長。 ◎市長(奥村愼太郎君)  雲仙から遠のいているわけじゃないんですけども、先ほどから、福田議員からの御指摘もございましたけれども、まあ雲仙は、ひとつ観光で成り立った町でございます。そういうことで、やはり一緒に頑張ってきた7カ町のいろんな産物を産する人たち、あるいはまた、先ほどおっしゃった農業や水産業、そういった方々も含めて、やはり一緒になって栄えていくようなまちづくりをしなければならないというふうに考えております。  例えば、吾妻町にございますいろんな特性、または千々石町にありますいろんな特性、それから国見町、瑞穂町、それぞれの町のそれぞれの特性と、そしてまた、それぞれが誇っておりますいろんな産品に対しまして、やはりきちっと連携をしながらやっていくためには、そういう意味で、やはりそれぞれが交流人口をふやすことによって、私は、もっともっと栄えていくと思っておりますし、そのためには、やはり均等とは申しませんけれども、いろいろと皆さん方との触れ合いを重ねながらやっていければというふうに思っております。  ですから、これは、本当に観光ということが一つの交流人口を増加させることによって、私は、この雲仙市が持っておりますいろんな財産をもっと発揮できるというふうに思っておりますので、そういう意味で、これからも、各旧町におけます、いろんな眠っております財産でございますとか、いろんな資源をもっともっと掘り起こしていきながら、これらをセールスしていければというふうに思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。  また、近い将来、いろいろとこの雲仙市における交流人口、あるいは団体のいろんな方々を御紹介できると思いますし、そういうことを重ねてまいりたいというふうに思っております。 ○議長(酒井八洲仁君)  金子助役。 ◎助役(金子知充君)  恐縮です。実は、市長、なかなか忙しゅうございまして、いろんなところに出席をしないといけないものですから、すみません、ある意味、私がいろいろ調整をしてなかったのがあれかなと思いますが、すみません、おわび申し上げます。なかなか行けませんので、そういう意味で行けないってことで、申しわけございません。 ○議長(酒井八洲仁君)  福田議員。 ◆20番(福田大東君)  まあ、お忙しいからでございますので、しょっちゅう、雲仙に登ってくるというのも無理かと思うんですけども、ちょっとそういうふうなことを感じましたので、申し述べさせていただきました。  雲仙も、まあ小浜もそうなんですけども、だんだん若返り始めてまして、お客さまのニーズも違ってきてます、団体から個人へ、グループへというふうに変わっている。まあ雲仙自体の意識も、だんだん変わってます。で、その変わる時に、やっぱり第三者が見た雲仙、こう変わったらいいとか、そういうアドバイスもいただきたい。これは、市長だけじゃなく、各職員の皆さんもそうです。ときどき雲仙に登ってきてゴルフをしたり、山歩きをしたりしながら、雲仙はこうあってほしいとか、そういった意見をどんどんいただければ、よりよい雲仙ができ上がる。そしてまた、すばらしい雲仙市の観光地区ができ上がるんじゃないかと思います。  以上、お願いをして、私の質問を終わります。 ……………………………………… ○議長(酒井八洲仁君)  ここで、15分間休憩いたします。20分から始めたいと思います。 =午前11時03分 休憩= =午前11時19分 再開= ○議長(酒井八洲仁君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  1番、大久保信一議員の質問を許します。大久保議員。 ◆1番(大久保信一君)  1番、大久保信一でございます。通告しておりました2件につき質問をいたします。  今、大変農業は厳しくございます。先ほど、福田大東議員からも、観光対策について質問がありましたけども、ゆとりある農業ができますと、農業者も自然に観光地に足を運ぶようになるだろうと思っております。その面も含めて答弁をよろしくお願いをいたしたいと思います。  まず、経営所得安定対策等の推進について質問をいたします。  今、全国で農業総数が300万の大台を割り込んでおります。そういう中、自給農家が88万5,000戸と増えてきて、総農家数の31%、副業農家が108万4,000戸、総農家数の38%でございます。合わせますと、約70%になるということでございます。  そういう中で、集落営農組織が1万63組織参加農家数が41万戸であります。また、都府県の4ヘクタール以上の農家、農地集積農家が約8万戸という数字が2005年の調査で発表されております。  新たな食料・農業・農村基本計画において、経営所得安定対策が、平成19年度から実施され、農業の担い手の育成確保に向けて、待ったなしの時期に来ている中でございます。そういう中で、雲仙市内の集落営農組織の推進の状況と、戸別の農家、認定農業者への農地の集積状況をお聞きいたします。  また、同時に、農地・水・環境の保全向上対策が導入される平成19年度からの本格的な取り組みに先駆けまして、平成18年度から、全国で600地域で実験事業が行われております。雲仙市内でも、千々石町で実施されているということをお聞きいたしております。その立ち上げ状況と活動状況についてお聞きいたします。また、19年度からの本格的な取り組みについて、市ではどうされるか、あわせてお聞きいたします。  2番目に、道路行政について質問をいたします。吾妻土地改良区内の市道の改良、舗装工事につきましてお聞きいたします。  この道路は、これまで旧吾妻町内は、公共土木事業共同施工で行われております。一部愛野地域がありまして、愛野地域につきましては、町道事業として工事がなされてきたとお聞きしております。  合併をいたしまして雲仙市となり、18年度当初予算で、公共土木事業補助金として2,100万円が計上されておりました。7町で割ってみますと300万円ずつでございます。旧吾妻町では、多い時で6,000万円、少ない時で4,000万円の公共土木事業の計上だったろうと思っております。  また、農地保全事業で1,510万円でございます。7町で割ると215万円であります。大変厳しい予算となっております。今後、この市道の改良・舗装工事をどういった事業でされるか、お聞きいたします。  再質問につきましては、自席でいたしたいと思います。 ○議長(酒井八洲仁君)  御答弁いただきたいと思います。市長。 ◎市長(奥村愼太郎君)  大久保信一議員の御質問にお答え申し上げます。  経営所得安定対策等の推進についてのお尋ねでございますが、品目横断的経営安定対策が、平成19年産から導入されるに当たり、関係機関との連携を強化し、対策が急がれる麦作地域及び中山間地域等直接支払地域において、集落営農と認定農業者育成を図っているところでございます。  集落営農の推進状況につきましては、今年度より吾妻土地改良区におかれまして、営農強化モデル事業による集落営農の検討が行われており、また、瑞穂町河内地区におかれましては、中山間地域等直接支払集落協定への取り組みと合わせて、集落営農化に向けた検討が行われております。  昨年度設立いたしました守山集落営農組合におかれましても、品目横断的経営安定対策条件に該当する集落営農に向けての体制整備の取り組みが計画されております。  雲仙市といたしましては、集落営農育成確保緊急支援事業の活用により、集落リーダーの育成や研修活動等を通じ、集落営農を推進するとともに、営農強化モデル事業による農地の有効利用と地域合意形成活動を促進することといたしております。
     また、認定農業者の集積状況につきましては、雲仙市管内の農用地の約23%を認定農業者が占めておりますが、品目横断的経営安定対策に該当する4ヘクタール以上の経営面積を有する農業者は34戸となっており、対策が急がれる麦作については、本対策に該当する農家がいないのが現状でございます。  このような現状を踏まえ、麦作のさかんな国見、瑞穂、吾妻の各地域ごとに、麦作農業者と協議検討を重ね、本対策に該当する4ヘクタール以上の経営を有する麦栽培の認定農業者育成するよう、全麦作農家を対象とした基幹借地及び農作業の受委託を推進しているところでございます。  次に、農地・水・農村環境保全向上活動支援実験事業について御説明を申し上げます。  食料・農業・農村基本法が、平成11年7月に制定されて以来、政策方向を具体化するため、平成17年3月に新たなる基本計画が示され、その動向が注目されているところでございます。  その内容は、農業の持続的発展と多面的機能の健全な発揮を図るためには、効率的、安定的な農業構造の確立と合わせて、基礎となる農地・水・環境の保全と質的向上を図るとともに、農業が本来有する自然循環機能を維持増進することが必要であるとされております。  このような中、農地・農業用水等の資源については、過疎化、高齢化、混住化等の進行に伴う集落機能の低下により、適切な保全管理が困難となってきている現状や、ゆとりや安らぎといった国民価値観の変化等の視点も踏まえた対応が必要となっております。  また、これら資源を基礎として営まれる農業生産活動については、環境問題に対する国民の関心が高まる中で、我が国農業生産全体のあり方を環境保全を重視したものに変換していくことが求められております。  これらを踏まえ、地域において、農地・水・環境の良好な保全と質的向上を図るため、地域ぐるみでの効果の高い共同活動と、農業者ぐるみでの先進的な営農活動を一体的かつ総合的に支援する農地・水・環境保全向上対策を実施する。すなわち本対策は、力強い農業構造の確立、効率的な農業生産を目指す経営安定対策と車の両輪をなし、国民価値観の変化、新たな要請にこたえることにより、その理解と納得を得つつ、社会の共通資本としての農地・農業用水等の資源、さらには、その上で営まれる営農活動を一体として、その質を高めながら、将来にわたり保全するものであり、地域振興対策として位置づけられるものであります。  国は、平成17年度に、農地、農業用水等の資源保全を図る地域共同の取り組みを促進する施策導入に向けた検討に着手、全国で約400地区で実態調査を実施し、地域の保全計画の策定と資源保全手法の検討を行ってまいりました。  引き続き平成18年度では、モデル的な支援を通じた施策の実効性の検証を行うため、農地・水・農村環境保全向上活動支援実験事業を全国約600地区で実施される予定となっており、平成19年度から本格的な施策の構築を図ろうとするものでございます。  雲仙市の取り組みでございますが、平成17年度より長崎県において10地区、島原半島では旧千々石町坊地区と、旧西有家町尾上地区の2地区で実態調査を実施し、引き続き平成18年度においても実験事業を実施すべく、組織の編成と保全管理計画を策定しているところでございます。  今後の具体的な取り組みは、島原半島3市を単位として、県、市、水土里ネット、農協県中央会等で構成する地域議会を設置し、これが国・県・市の交付金を受け入れて、使途活動内容の協定締結した団体へ支援交付金を交付して、活動を支援する内容となっております。  なお、その際の交付金は、10アール当たり、水田で4,400円、畑地で2,800円で、その負担割合は、国が50%、県と市がそれぞれ25%となっております。都市周辺の農村部ほどではないにしろ、農漁業を中心とした雲仙市であっても、兼業化の進展と後継者の減少は、時代の趨勢として捉えなければならないと考えますが、我が雲仙市には、他産地に劣らない後継者、多くの担い手が、たくましい営農を展開しております。限られた財源の中で、国県の制度を活用することは、雲仙市の農業施策を推進する上でも重要であると考えるところでございます。  平成19年度より本格的に施行される農地・水・農村環境保全向上活動支援事業のキーワードは、地域ぐるみ、農業ぐるみ、そして活動組織のようでございます。雲仙市といたしましては、制度の受け皿となる活動組織の確立を指導しつつ、財政状況を勘案しながら、順次、制度の活用を図ってまいりたいと考えているところでございます。御指導、御協力を賜りますようお願い申し上げます。  財源につきましては、担当部長より答弁させていただきます。 ○議長(酒井八洲仁君)  松田土木部長。 ◎土木部長(松田敏夫君)  お答えいたします。  吾妻干拓地内の道路の概要をまず御説明申し上げます。この吾妻干拓地内の道路は、農林水産省所管の圃場整備事業により設備された道路でございまして、昭和61年度に町道認定を受け、現在、その他の市道として雲仙市に引き継がれております。  その内訳は22路線で、全延長2万2,900メートル、このうち未整備延長が4,700メートルあり、全体の舗装率は79.5%となっております。この未整備の道路4,700メートルを整備するために要する概算事業費は、従来の施工方法である受益者による共同施工で2億1,000万円、また、市営において実施した場合には3億6,000万円となっております。  以上が概要でございますが、議員御承知のとおり、現在、雲仙市においては、旧7町の継続事業を中心に、道路整備を進めているところであり、その数は相当数に上ることから、財政事情面からも未整備箇所全体の早急な整備は、かなり厳しいものがございます。  しかしながら、地区内の道路事情、並びに営農事情等は、よく理解させていただいておりますので、今後において未整備路線を含む22路線の再調査を実施し、整備の緊急度、優先度などを判定しながら、年度別計画を立て、計画的に整備を図っていく予定でございます。  また、その施工方法においては、市単独の土木及び農林事業に限らず、農林水産省所管の国庫補助事業である農地・水・農村環境保全向上活動支援事業制度等の活用も視野に入れまして、整備促進を図る上で、総合的な判断、計画のもと、進めていく所存でございます。御理解を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(酒井八洲仁君)  大久保議員。 ◆1番(大久保信一君)  品目横断的経営安定対策については、その種類として麦・大豆等でございますけれども、麦につきましては、雲仙市内で約70ヘクタールぐらいだろうと思っております。対象になるところが、国見34ヘクタール、吾妻33ヘクタール瑞穂につきましては8ヘクタール、愛野につきましては3ヘクタールでございますので、個別なものになるだろうと思っています。  そういう中で、集落営農につきましては、いろんな取り組み方があります。作付地の団地化などによる集落内の土地利用調整とか、これが一番全国的に55%ぐらいの推進状況だろうと思っております。  また、農業機械を共同所有し、共同利用する農業機械のオペレーター組織組織内の営農を一括管理運営するという順で続いておると思っております。米どころの新潟あたりでは、既に米大綱が16、17、18年度で終了するわけでこざいまして、19年度から始まります、この経営安定所得対策の中で、既に先取りされまして、米当たりもその中に影響を及ぼすだろうということで、米を含めた集落営農、経営安定所得対策の中で、集落営農の推進をされておられます。  米につきましては、今後、ますます価格も下がってくるだろうということも言われておりますし、米だけでは、4ヘクタール以上の認定農業者、担い手の集積であっても、経営的に大変厳しいものがあります。  そういう中で、米地域については、認定農業者との共存した集落営農の推進あたりもできないか、その辺を含めて、もう一回、答弁をお願いいたします。 ○議長(酒井八洲仁君)  東産業経済部長。 ◎産業経済部長(東信一郎君)  大久保議員質問にお答えをいたします。  現在、雲仙市の認定農業者への集積状況は、先ほど市長から申されましたが、23.3%ということでございます。この数字につきましては、農業委員会で調査をされておりますが、雲仙市の農地面積は、約6,300丁でございます。その中で、認定農業者の方が、自分の農地も合わせまして、借り入れ地も合わせまして、1,459ヘクタールございます。そういうことで、23.3%という数字になっております。  今後も、この数字を上げていくということで、この品目横断的対策目的でもございます、意欲能力のある担い手が中心となる農業構造を確立するということが大問題でございますので、これに向けて集積を図っていきたいということで、市の方としても考えております。  以上でございます。 ○議長(酒井八洲仁君)  大久保議員。 ◆1番(大久保信一君)  今後、集落営農につきましては、避けては通れない問題だろうと思っております。  今回の施策は、現場についても大変厳しいものがありまして、まだ浸透もしておりません。十分に地域の実情を踏まえていただきまして、団体また農家とも協議をした上で推進をしていただきますように、お願いをいたします。  集積につきましては、今、全国的にも借地型農業ということで、今、大型経営が増えてきております。雲仙市でも同じだろうと思っております。山田原畑総、いろんなところで畑総事業、整備が行われております。ぜひ、認定農業者についても集積を十分推進をしていただきますようにお願いをいたします。  農地・水・環境保全対策につきましては、1日の市長の所信表明の中でも市長が触れておられたと思っております。地域ぐるみの効果の高い共同活用と農業者の精神的な営農活動を支援する、農地・水・環境保全向上対策の事業を推進するということで言われております。大変我々農業者も期待をしている事業でございます。  既に、食の安全・安心の面からでも、環境の両面から、既にエコファーも取得しながら、特栽に向けて取り組みをされておる地域もあります。ぜひ、この農地・水・環境保全対策についても、市としても、それ相当の予算計上になるだろうと思っております。ぜひ、19年度からの本格的な取り組みについても、推進、よろしくお願いをいたして、この件については終わります。  市道の改良舗装について質問をいたします。  先ほど、部長の方から4,000数百メーターという発表がありましたけど、未完成なところですね。ここに、この地域事務局からいただいてきた図面等ありますけども、2工区で未完成のところが舗装工事で4,600メーター、1工区で3,100メーター、改良につきましては、倍ありますので、2工区で9,200メーター、1工区につきましては、測帯改良が済んでないということで、約1万5,000メーターあります。  そういう中で、先ほどありましたけども、この農地・水・環境保全対策、そういうものを利用するという話もありましたけども、この地域は、先ほども部長が触れられましたように、48年から61年にかけて経営圃場整備で、受益面積が299ヘクタール用水路が36キロ、排水路が25キロ、道路が32キロのうちの一部だろうと思っています。中だろうと思っております。  そういう中で、本来ならば、農道として整備されるべき道路だろうと思っております。そういう中で、61年に町道に格上げされたということでございますけれども、どういう意味で、農道で整備されるべきを町道として、また今、市道になっておりますけども、格上げされたのか、お聞きをいたします。 ○議長(酒井八洲仁君)  松田部長。 ◎土木部長(松田敏夫君)  お答えいたします。  まず、農道議員、おっしゃるとおり、農林水産省所管の事業によって、舗装整備によって創設された道路であります。したがいまして、本来であれば、農道で管理されるべき道路だと思います。  しかしながら、議員御承知のとおり、各旧町におきましては、種々の事情、おわかりだろうと思いますけど、ここで言うのもちょっとあれなんですけども、ございまして、農道から市道に、その他の道路に格上げされるのは、吾妻地区のことだけじゃございません。多分、7カ町全部がそのような状態であると思っておりますので、どうか御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(酒井八洲仁君)  大久保議員。 ◆1番(大久保信一君)  なかなかはっきり物を言えないところがありますけども、そういうことで、61年に農道を町道としてかさ上げ、繰り上げされ、それ相応のものが、どこからか来ていると思っております。  そういう中で、この土地改良とされては公共土木で自分たちも一部、2割、3割負担をしながら、これまで道路を舗装改良されてきております。今回、そういうことで、公共土木事業農地保全事業予算が大変少ないということで、この土地改良区の皆様が大変心配をされています。  これを市道として事業でされても結構と思いますけれども、そうなりますと、工事単価も相当上がってくるだろうと思っております。ぜひ、公共土木共同施工あたりを再度、検討していただきまして、みずから土地改良区の皆さんが、自分たちも負担をしながらでも取り組むんだという気持ちを持っておられますので、ぜひその辺を検討をお願いしたいと思っております。その辺をもう一度、答弁をお願いいたします。 ○議長(酒井八洲仁君)  松田土木部長。 ◎土木部長(松田敏夫君)  お答えいたします。  先ほど答弁させていただいたとおり、受益者による共同施工でするか、市営の単独事業でするか、それとも農林水産省からの国庫補助事業で整備をするか、現在、検討中でございます。いずれにいたしましても、整備はする予定でございます。 ○議長(酒井八洲仁君)  大久保議員。 ◆1番(大久保信一君)  先ほども申し上げましたとおり、農道を整備をした場合は、短期間のうちにできた道路でございます。そういうことで、町道としてかさ上げ、繰り上げをされた道路でございます。ぜひ、あと7,000メーター余りだろうと思っておりますけども、短期間のうちに整備が、この地区はできますように、ひとつ検討方をよろしくお願いをいたしまして、私の質問を終わりといたします。 ……………………………………… ○議長(酒井八洲仁君)  それでは、1時まで休憩いたします。 =午前11時49分 休憩= =午後1時00分 再開= ○議長(酒井八洲仁君)  午前中に引き続き会議を開きます。  26番、中村一明議員質問を許します。中村議員。 ◆26番(中村一明君)  議長のお許しをいただきまして、質問通告書により質問をさせていただきます。  今回、私は国見町にあります施設で、と畜場について市長の考えなりをお聞きいたしたいと思います。よろしくお願いいたします。  現在、と畜場は、昭和49年、旧南高の幾つかの町の施設が統合をしてできた施設と伺っております。本施設は、食肉については、品質等も大変すぐれており、関西方面においても、特に人気があるとお聞きいたしております。そういう意味では、畜産農家の方も安心して出荷がなされていると思っております。  その反面、施設の整備については、現在の設備では不十分であるということをお聞きいたしております。30有余年の経過をしているというこの施設について、市長、どのようにお考えになっているものかお尋ねをいたします。改築の考え等についてお伺いいたしたいと思います。  また、食肉生産については、現在、優良の食品産業の一つでもあると思いますし、ぜひ前向きにお考えいただきますようお願いを申し上げ、あと自席で質問をさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(酒井八洲仁君)  御答弁願います。市長。 ◎市長(奥村愼太郎君)  中村一明議員の御質問にお答え申し上げます。  国見町にございます市営食肉センターは、昭和27年に設置され、その後、島原、有明、小浜にございましたと畜場を国見に統合し、昭和49年に御指摘のとおり、現在の施設建設されており、32年が経過しております。  現在の処理能力は、1日当たり豚換算で500頭でございますが、平成17年度の処理数は、牛が1,252頭、馬が58頭、豚が9万8,118頭となっており、生産農家等の要望にこたえ切れていないのが実情でございます。  また、施設衛生管理の改善も、必要に応じ実施してまいりましたが、建物の老朽化等が進行している現状から、大規模な施設設備の整備は困難な状況にございます。今後、施設の運営に支障を来した場合には、雲仙市内の生産農家はもちろん、島原半島内で生産されている牛や豚などを、県下のと畜場だけではなく、県外のと畜場にも搬送しなければならず、畜産業への大きな負担になると考えております。  当該施設は、島原半島内唯一の施設でございますので、今後につきましては、国県への協力要請を初め、関係機関等との検討協議を進めてまいりたいと考えております。 ○議長(酒井八洲仁君)  中村議員。 ◆26番(中村一明君)  ありがとうございました。  今、ちょっと数量も、市長の方から詳しくお聞きをいたしました。せっかくでございますので、この食肉、大変品質もよく、先ほどから申し上げましたように、関西方面でも人気があるということでございます。これをぜひ、この地元、幸いフェリーの発着所もありますし、ここの地区で、そういうふうなおいしい肉が食べれるような施設、これもやっぱり一つの観光の面からも、先般の施政方針演説の中でもございましたけども、観光に対しての消費拡大というか、そういう方面にも向けていただいたらいいなというふうに思っております。そういうことで、よろしくお願いいたします。私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(酒井八洲仁君)  答弁要りませんか。 ◆26番(中村一明君)  はい。 ……………………………………… ○議長(酒井八洲仁君)  次に、18番、小田孝明議員の質問を許します。小田議員。 ◆18番(小田孝明君)  通告に従いまして質問をさせていただきます。人間ドック及び健康診査の委託契約についてということで御質問を申し上げます。  先般、5月初めでございましたか、国見町の、まあもちろん7カ町すべてのところも一緒と思いますけれども、平成18年度人間ドック募集のお知らせということで、この印刷物が参っておるかと思います。これは各戸に1枚ずつ入っていると思います。この中で、今回、検診機関の一覧という中で、今まで7カ町で検診、人間ドックを実施してまいりました諫早の保健病院、それから県立成人病センター、今は日本赤十字原爆諫早病院となっておるかと思います。それから宮崎病院、愛野記念病院と5カ所、5医療機関が7カ町で、長い間、人間ドックを実施されておったわけでございます。  今回、この諫早の記念病院並びに県立成人病センター、それから玉名検診センター、もう一つが──4カ所ですね、諫早の総合病院、それから宮崎病院、玉名検診センター、県立成人病センター、4カ所、これが指定をされていないということでございます。  国見町では、長い間、玉名の検診センターにあっては、昭和54年度から検診を人間ドックということで受けておったわけでございます。それから、諫早の総合病院昭和63年度、それから県立成人病センターは昭和58年度から、宮崎病院の脳ドックを平成5年度から、全身のドックを平成6年度からということで、ずっと平成17年度まで続けてきたところでございます。  7カ町で約1,200名から1,300名の方が、毎年受診をといいますか、ドックを受けていらっしゃったわけでございます。この4医療機関が、今回、指定をされなかったということは、どういうところに問題があって指定をされなかったのか、そこの根拠を、基準を明確に示していただきたいと思います。  その中として、単価の問題、あるいは検診診断技術の問題、スタッフの問題、機器あるいは設備の問題、いろいろあるかと思います。そういう面で、この指定を受けることができなかったかどうか、そこのところの基準をはっきり示していただきたいと思います。  これは、平成18年度、この人間ドック予算というのが、3月の議会で可決をいたしております。金額にして4,681万7,000円でございます。18年度予算を3月の議会で可決をしたところでありますけれども、明確な答弁をお願いいたします。  続きまして、基本健康診査についてでございます。  これも、平成17年度まで、長崎県総合保健センター、それから1カ町は日本健康クラブ長崎支部、これは千々石町かと思いますけれども、基本健診等については実施をされてきております。これについても、どうされておるのか、いろいろ先ほど申し上げました、いろいろなサービス面、スタッフ面、設備面、そういうところの問題で、どういう具合に考えて、どれをどこに指定をされているか、お聞かせ願います。  内容につきましては、この基本健診については、同時に前立腺がん検診、あるいは大腸がん検診、胸部レントゲン検診、胃がん検診、それから腹部超音波検査、子宮がん・乳がん検診、骨粗鬆症検診というようなことが挙げられております。それから、ウイルス肝炎の検査、これも予定をされております。これが18年度の予算で、約7,900万円程度の予算を3月の議会で可決をしておるわけでございます。合計の1億2,600万程度の予算が計上されておるわけでございますけれども、これについて答弁をよろしくお願いいたします。  次に平成17年2月21日開催された第15回雲仙合併協議会、これは愛野町の公民館で開催をされておりますけれども、4日の合併記念式典において、総務大臣表彰、それから長崎県知事表彰、雲仙市長の感謝状という方を雲仙合併協議会の委員の方が表彰を受けられたわけでございます。そういう方々が、何回となく協議会で検討を重ね、最終的に2月21日、確認をされておるわけでございます。  それを申し上げますと、皆さんも、御存じかと思いますけれども、この人間ドックについては、現在、契約医療機関を継続をするということは、先ほど申し上げました5医療機関でございます。宮崎病院、諫早の総合病院、玉名の検診センター、県立成人病センター、愛野記念病院でございます。この5カ所でございます。この5医療機関を継続をするということが確認されて決定をしております。  検診の内容は、日帰りドック、1泊2日ドック、脳ドック、全身ドック、対象者は30歳以上、受診決定は、応募者といいますか、申し込みが多い場合には抽選とする。助成金額が7割、個人負担が3割、オプションについては全額自己負担。これは追加で、私はこういうところを検査してくださいというような時は、それは自己負担でございますということです。こういうことで確認をされております。この合併協議会で確認をされたことと、この4医療機関の指定外ということを、どう考えていらっしゃるかをお尋ねをいたします。  それから、同じく各種健康診査のことでございます。これについては、確認事項が、現在、委託している2カ所の機関を1カ所に統一する方向で、新市において決定すると、健康診断の委託機関について。この2カ所というのが、長崎県総合保健センター、それから日本健康クラブの長崎支部、この2つの候補から1つにするということでございます。  検診の委託料については1割負担とする。肺がん検診については、結核検診と同時に実施するために無料とする。追加項目、前立腺がん検診、腹部超音波検診については3割負担とするということを決定をされております。  国見町においては、あるいは瑞穂も吾妻町も同じでございますけれども、この基本健診及び各種検診については、17年度まで無料ということで実施をいたしておりました。  しかし、今回、合併協議会において、こういう1割負担、3割負担ということに決定をされたわけです。決定された以上は、そういう方向で、皆様御承知のとおりで、そのとおりで皆さんが覚悟の上で、3割負担、1割負担を認識して申し込みをされるという具合に思うわけでございます。この点も、どういう具合に関連を考えをお持ちか、答弁をお願いいたします。  私は、この人間ドックの4機関が上がっております。愛野記念病院公立新小浜病院、泉川病院、池田循環器内科、南島原市有家町ですね、泉川病院は深江町、公立病院は小浜町、愛野記念病院はもちろん愛野町でございます。この医療機関を選定されたことについて、私は、市長が人間ドックの体制が整っておる、安心していいということで入れられたことについては異議はないのであります。  一歩譲ったとして、この確認事項の合併協議会での決定事項、これを全くないがしろにしておると、こういうことについては、私個人は理解しがたいと思っておるわけです。そういう面で、明解な答弁をお願いいたします。  あとは、自席において答弁の内容によって御質問を申し上げます。よろしくお願いいたします。
    ○議長(酒井八洲仁君)  御答弁いただきます。市長。 ◎市長(奥村愼太郎君)  小田孝明議員の御質問にお答えいたします。  人間ドック及び健康診査の委託についてのお尋ねでございますが、地域医療の充実を考えます時、普段から家族全員の健康管理をしてくれる身近なお医者さんであります、かかりつけ医、すなわちホームドクターを持つことが非常に大切であると考えております。  ホームドクターが定着することにより、市民の皆様、お一人お一人の健康管理はもちろんのこと、いざという時は、中核病院紹介していただき、病気が回復した患者さんは、ホームドクターに通院をするといった理想的な地域の体制がとれると考えております。  よって、ホームドクターの定着化を推進し、保健福祉医療の一元的な充実を図っていくためには、地元医師会との連携をさらに深めることが必要であると考えることから、健康業務については、今年度から南高医師会に委託し、実施することといたしました。  次に、人間ドック等につきましては、従来、地元の医療機関だけでは、人間ドックや脳ドックの希望者数を賄えなかったということがあったために、諫早市を初め、熊本県の玉名市の医療機関などにも依頼し、実施してまいったところであります。  また、これを踏まえ、合併協議会においては、旧町で契約しておりました医療機関を継続するということで調整されておりましたが、今回、南高医師会より、地域医療医師会を挙げて全面的に協力したいという申し出がございました。  さらに地元の医療機関だけで、人間ドック及び脳ドックの希望者数を十分賄える体制が整ったことにより、南高医師会が指定した4つの医療機関において、人間ドック及び脳ドックを実施することに決定いたした次第でございます。  なお、過去の検診データなど、住民の皆様に御迷惑をおかけしないように、既に準備もさせていただいております。  残余の答弁、質問については、担当部長より答弁させて、これで終わります。 ○議長(酒井八洲仁君)  健康福祉部長、中山部長。 ◎健康福祉部長(中山敏君)  お答えいたします。  先ほど、小田議員の方から質問がございました、サービス面、スタッフの問題、設備の問題等で何か問題があったのかということでございますけども、これは問題はございません。  先ほど、市長が申しましたように、地元の医療機関だけで、人間ドック及び脳ドックの希望者を十分賄えるということで、医師会からの提案がございました。それと、地域医療を推進していくために、保健福祉医療介護、これの一体的な充実が非常に今後、大事になってくるかと思います。そして、地元医師会との連携をさらに深めていくことが、今後、必要になってくると思います。  そういうことで、南高医師会の方に、検診業務、人間ドック、それと基本検診、がん検診を委託した関係で、今回の宮崎病院、諫早病院、それと玉名の検診センター、それと元の成人病センター、これが今回の指定の中から外れたということでございます。  それと、合併協議会の方で決められたことにつきましては、先ほど、小田議員がおっしゃったとおりでございますけども、これが17年2月21日ということで、合併協議会が終わっておりますけども、これも、その前に、南高医師会の方からも申し出があっておりました。ただ、それが、専門部会あたりにおりてきていなかったということもありまして、医師会との協議が、なかなかその場でできなかったという事情もございました。  それで、合併後に、医師会と十分協議をいたしまして、何回となく会議を重ねながら、地元の医師会の方で十分合併を機会にと申しますか、そういう連携を図りたいという申し入れがございましたので、今回の決定になったところでございます。  また、金額につきましては、先ほど議員がおっしゃいましたとおり、基本健診については1割、一部は3割もございますけども、その金額のとおりでございます。  それと、人間ドックの金額につきましては、今までの金額よりも額的には少ない金額で委託をしているところでございます。それに伴って、個人の負担金が3割でございますので、個人の負担金も低くなってまいります。  それと、あと一つ、合併協議会の中で、全身ドックという言葉があったと思います。それは、今回しておりませんけれども、全身ドックというのは、脳ドックと日帰りドックを合わせたものでございますけれども、今回につきましては、脳ドックを実施するようにしております。ただ、金額的に3万円ぐらい、例えば、脳ドックと全身ドックを受けた時の料金が3万ぐらいの差がございまして、内容的には、胃がん検診と腹部エコー、これが加わった分が全身ドックでございますが、金額的に開きが、かなり3万ぐらいの開きがあるもんですから、今回については脳ドックに統一をさせていただいたということでございます。  個人負担につきましても、胃がん検診と腹部エコー検診、これを市で実施しておりますけども、その分につきましては、1,700円ぐらいの個人負担で済むわけですね。ですから、人間ドックで負担金を1万円ぐらい余分に払うよりも、そちらの方が、住民の皆さんにとっては有利なのかなということで、今回、脳ドックだけを指定をさせていただいたということでございます。  以上です。 ○議長(酒井八洲仁君)  小田議員。 ◆18番(小田孝明君)  市長が、2月21日、第15回の雲仙合併協議会の内容については触れられなかったわけですけれども、それについては、そのとおりにならなかったからいたし方ないと、そういうことでお考えかと思います。  要するに、確認事項にはとらわれないと。合併協議会のこのことについて、合併協議会の決定については、尊重しないといいますか、まあ、そういうことになるかと思います。  それは、市長が決断されたことですから、私がどうこう言えません。しかしきのうは、坂本議員のごみの時には、合併協議会で決定をされてるようなことをおっしゃったが、それはそれでまた結構ですが、それ、結構です。  私は、先ほど今、人間ドックの賄えなかったから南高医師会が、今度、賄えるということをおっしゃったけども、実際に賄えなかったわけですかね、部長、どうですか、そこんところ。 ○議長(酒井八洲仁君)  中山部長。 ◎健康福祉部長(中山敏君)  お答えいたします。  賄えなかったかということでございますけども、それは、それぞれの旧町で実施しておりました人間ドックにつきましては、地元の医師会の方から申し入れがあってれば、そのそこの医院なり病院を利用するわけですけども、申し入れがなかったために、他の県外なり、諫早市内の病院をその数を賄うために利用をしていたということでございます。 ○議長(酒井八洲仁君)  小田議員。 ◆18番(小田孝明君)  この賄えなかったというのは、応募者が多くて、もうどうにも手が負えなかったというようなことに、ちょっととれるわけですけども、予算があって、予算を組んで、今年は300名なら300名、人間ドックを受けるとすれば、その予算の内で申し込みをとってやっとるわけですから、400名来たって、予算が300名で予定しているのが300名を決めなくちゃいけないんですよね。  おっしゃった人間ドックは、今回は南高医師会にお願いすると。しかし、私は、合併協議会での決定事項はともかくとして、この現在ある4つの病院をどうこうじゃないんです。その後の指定を抜けた4つの医療機関も一緒に入れて、そして市民に選ばせるべきですよ。  3割は自己負担するわけですよ。3割は自己負担がある。この4つじゃなかぎら、他には補助しないということはだめですよ、それは。おかしいですよ、それは。3割は自己負担するわけですから、7割は税金、公金、出すわけで、この4つの他には行っても補助はしませんということは、ちょっとおかしいですよ。これを一緒に示して、そして市民の受ける人に選ばせるのが、それが常識ですよ。人間ドックを南高医師会にさせなければ協力しないというんですか、南高医師会は地域医療について、そこどうですか。  そういうことで、これは3割の自己負担があるんだから、受ける人に選らばせ判断させて、そして、あとのアフターケアは、これは他のところも全部、あとの精密検査、血圧が高い、糖が高い、再度、精密検査をしてくださいと指摘をされて、そして、最寄りのお医者さんと相談してください。最寄りの病院に行ってくださいということで、4つの医療機関はすべて指導しているんですよ。  血圧が高いですね、糖が高いですね、脂肪が多いですね。かかりつけのお医者さんに行って相談をして、相談して診てくださいと、そういうような形ですべて指導をされておるわけですから、これについては、4つの病院も同じレベルに、皆さんに、市民の皆さん方に選ばせていただく。これらだけです、他のところはだめですということじゃなくて、そういうことを私はすべきじゃないかと、これ、何も島原市内でも、人間ドックが実施するところがあれば入れていいんですよ。距離は有家、深江、愛野から遠いでしょう。諫早はそこでしょう。市長の見解をお願いいたします。 ○議長(酒井八洲仁君)  奥村市長。 ◎市長(奥村愼太郎君)  まず、合併議会において、この認識が、まだ私も足りなかったことは、本当に申しわけなく思っております。  ただ、合併しましてから、医師会の方からも、これまで十分協議しながらやっていきたいという申し出もございましたし、また、ホームドクターをずっとつくっていって、近場に、少なくとも皆様方の健康管理をある程度やっていただけるような、医師会との良好な関係が結べれば、それが一番この雲仙市の健康を増進していくためにもよいのではないかというふうな認識のもとにやったわけでございまして、今、御指摘のこともございますんで、私ども、至らなかった部分もあるのかなという部分、ことも含めまして、今後、少し考えさせていただけませんでしょうか。 ○議長(酒井八洲仁君)  小田議員。 ◆18番(小田孝明君)  ぜひ、検討方をお願いいたします。  それから、次の健康診査の胃がん、肺がん、結核、前立腺がん、そういうところの検査でございますけれども、医師会の方々は、通常、毎日、まあ日曜日を除けば診療を実施をされておるわけですね。自分のとこの病院に来ていただいている患者さんをというか、いらっしゃった方を診療をされるわけですけども、この肺とか結核とか胃とかの場合は、レントゲン車とか、胃を検査する時には、カメラを撮りますよね、そういうのは、どういう具合に、医師会でどういう具合にされるかな、部長。 ○議長(酒井八洲仁君)  中山部長。 ◎健康福祉部長(中山敏君)  まず、基本健診の内容を見てみたいと思います。この中には、基本健診、一般的に血液検査とか心電図、眼底検査、こういう検査が含まれるんですけども、あと基本検査の中に、先ほどから出ました肝炎ウイルス大腸がん検診、前立腺がん検診、結核、肺がん検診というのがございます。  これで、医師会がされるのが、診察、判定、それとその後の指導、これを南高医師会がされます。残りにつきましては、以前長崎県の総合保健センターと申しまして、名称でございましたけれども、今は財団法人長崎県健康事業団ということに、4月からなっているようでございますけれども、ここから検診車が参ります。そこで、その検診車が、医師会がされない部分については検診車でするということになろうかと思います。  以上です。 ○議長(酒井八洲仁君)  小田議員。 ◆18番(小田孝明君)  そうすると、これはどういう具合になるんですかね、その基本健診と大腸がんとか結核とか肺がんとか前立腺何とか、いろいろとそういうのは、契約する、お金を支払う、どうでございますか。 ○議長(酒井八洲仁君)  中山部長。 ◎健康福祉部長(中山敏君)  市としては、南高医師会と契約をいたしますので、長崎県健康財団とは契約はいたしません。契約先は南高医師会1本でございます。 ○議長(酒井八洲仁君)  小田議員。 ◆18番(小田孝明君)  実際は、そうすると、検診車を持ってきて実際やるのは、今何か、健康事業団、名前、変わったですかね、長崎県総合保健センターが健康事業団ですか、そこが実施をするということになると、医師会と契約、そうすると、言葉は悪いけれども、下請に出すわけ。下請かな、ちょっと。 ○議長(酒井八洲仁君)  中山部長。 ◎健康福祉部長(中山敏君)  医師会が長崎県健康事業団の方に再委託をされると聞いております。 ○議長(酒井八洲仁君)  小田議員。 ◆18番(小田孝明君)  それはちょっと、今まで長崎健康保健センターがやっておって、今度は南高医師会にやって、南高医師会がやる時下請は、それはおかしかでしょう。  それを実際やるところに契約はできないんですか。そうすると、南高医師会も、こういって、まあリベートはいただかないでしょうけど、それは直接実施をするところとやるということ、責任もいろいろ出てくるでしょう、何か事故があったらどうのこうのも。実際、実施をされるところと、今までやっとったら、結すべるじゃないんですか。どうですか、ここは。 ○議長(酒井八洲仁君)  中山部長。 ◎健康福祉部長(中山敏君)  今まで、県の総合保健センターと契約をしておりましたけれども、額につきましては、この保健センターと契約をした額と同額で契約を結ぶということになっております。  それで、責任問題ということで、今ありましたけれども、南高医師会が県の健康事業団、ここと契約を結びますので、今度、そこと結ばれたこの健康事業団につきましても、責任は出てくると思います。 ○議長(酒井八洲仁君)  小田議員。 ◆18番(小田孝明君)  これは、市長、この契約については検討してください。実際、今まで、17年度までやっておったところが、今度、南高医師会にわたって契約する。南高医師会が同じところにやってる。これは、まだまだそこまで市と雲仙市として、やっぱりこれは主体性を持って、南高医師会があっちこっち再委託をするんじゃなくて、やはり市民健康を守る、そういう立場では、この契約については、実際、実施をするところと契約をするような形、基本健診については、今、答弁がありました。忙しい中に、お医者さんがやりくりをつけて、公民館、あるいはいろいろ改善センターの保健センター、そういうところに行かれて検診をされるということについては理解できます。結構なことだと思います。  しかし、車持ってきて、実際やる、胃がん検診、結核検診、そういうものについては、ぜひ、実際、実施をされる方と、今までどおり契約をお願い、そういうのが雲仙市の今後のためにも、そうすべきじゃないかと思います。  このことは、契約の金額あれこれについては、契約随意契約なのか、まあ、そういう形になるかと思うんですけれども、十分その価格的なことについては、競争入札どうのこうのについてはなじまない面があるだろうと思います。そういうことについては、さておきますけれども、ぜひ今の各基本健診を抜かしたところのそういうところは、市長の見解をお願いいたします。 ○議長(酒井八洲仁君)  金子助役。 ◎助役(金子知充君)  ただいまの議員の御質問の件でございますが、本来、直接実施をするところと委託契約すべきというのは、もう当然、議員の御指摘のとおりでございます。  ただ、守秘義務等々の問題がございまして、南高医師会との契約になっているわけでございますが、ただいまの議員の御指摘の件につきまして、再度、そこら辺をクリアすることはできないか、研究をさせていただきたいと思っています。  以上でございます。 ○議長(酒井八洲仁君)  小田議員。 ◆18番(小田孝明君)  今、おっしゃった守秘義務というのは、どこが守秘義務のところですかね、その医師会がですか、その保健センターがですか。 ○議長(酒井八洲仁君)  金子助役。 ◎助役(金子知充君)  守秘義務の部分は医師会の部分です。 ○議長(酒井八洲仁君)  小田議員。 ◆18番(小田孝明君)  医師会が、今、肺がんとか結核検診のことに、それとも守秘義務のことですかね。 ○議長(酒井八洲仁君)  金子助役。 ◎助役(金子知充君)  そういうことでございます。詳しく説明しますと長くなりますので、まあ簡単に申し上げますと、要するに、直接的にドクターのかかりつけ医という格好になっておりますんで、それ、例えば私が南高医師会のどこかの病院に健診に行きます。で、いわゆる基本健診の部分は、そこのかかりつけ医が持つわけです。  で、それに対しまして、こちら側に胃がん検診なら胃がん検診だけ行った。たら、こことこのデータもかかりつけ医のとこに行くんです、かかりつけ医のとこに。このデータが行くわけですよ。要するに、私個人個人の状態をかかりつけ医に全体として知っていただきたいということで、こっちへ行く。  そうなると、ここと契約をしますと、ここの部分のいわゆる例えば胃の検診の何とかにしましょうか、の時には、この分のデータがこっちに来ますと、ここと契約をしとかんと、この人の守秘義務をかけられないということになる、こっちと直接で。  だから、そこら辺がちょっと問題がありますんで、そこでしているんですが、先ほど申し上げましたとおり、ちょっとそこらをクリアできる問題も何かあるかもしれませんので、そこはちょっと研究をさせていただきたいと思います。  一応、そういうことです。 ○議長(酒井八洲仁君)  小田議員。 ◆18番(小田孝明君)  今まで、保健センターで受けた場合は、個人に送ってきておりましたね、個人に送ってきて、再検査をしてくださいどうのこうのというのは。で、それを持って、自分がどこに精密検査を受けるかは、自分が判断して行ってたわけですね。やっぱ、そういうルートは、しかし守っていただきたいと思いますよ。それがやっぱりいいと思いますよ。肺がん、結核、その人に通知が来て、自分がどこで精密検査を受けるか、その人が判断する、そういうルートはお願いしています。  医師会に、結核のあれを行ったり、胃がんのを行ったりということは、自分が、ちょっとそこのところは別のところに行きたいと思っているかもわかりませんからね。 ○議長(酒井八洲仁君)  金子助役。 ◎助役(金子知充君)  間違いなくとも、私が例えば検診を受けますと、私にも参ります。私にも参りますし、医師会にも行くということでございますので、そのルートは、前のルートはきちっと守られておりますので、それはまた別途、違う問題でございます。そこ、まだ含めて研究をさせていただきたいと思います。 ○議長(酒井八洲仁君)  小田議員。 ◆18番(小田孝明君)  この申し込みが、先ほどの最初に戻りますけれども、お知らせは、5月の1日ごろだったと思いますね。それから、申し込みの締め切りが5月10日なんですよね。10日間なんですね。それちょっと、通常よりも短かったなと感じがします。  それで、恐らく10日後に総合支所なり、あるいは本所なりに、相当話が行った方もいらっしゃるかもわかりません。そういう面では、もう少し期間を持っていただいて、そして、今、検討をされるっておっしゃった、繰り返しますけれども、くどいようですけれども、この4つの医療機関だけでなくて、島原市もあれば、島原市内も入れて結構なんです。入れていただいて、そして、3割負担をする皆さんに、諫早、かれこれに従えて実施をしていただきたい。そういうことを要望しまして終わります。 ……………………………………… ○議長(酒井八洲仁君)  ここで2時まで休憩いたします。 =午後1時50分 休憩= =午後2時01分 再開= ○議長(酒井八洲仁君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  19番、岩下勝議員質問を許します。岩下議員。 ◆19番(岩下勝君)  通告をいたしておりました4点について質問いたします。  まず一番最初に、担い手育成対策についてということでございますが、この件につきましては、集落営農、そういったことで、何回か質問をさせていただきましたが、今回は、また別の観点から質問をいたします。  まず、対策についてでございますが、農業生産の6割を女性が担っているというのが現状ではないかと思っております。家庭においても、経営的には主人がということでございますが、実際、いろんな面で、女性の役割は大変重要な位置を占めております。  経営安定対策の対象となるよう、担い手に育てるような動きが、農林省の方にも本格化をされていますが、女性が経営主として認定農業者になるだけでなく、03年の6月には、夫婦親子で共同で認定農業者になることを農水省は認めております。  また、今年の予算では、女性認定農業者育成や経営支援、女性向けの研修会などの支援など、担い手を目指す女性に対する助成に本腰を入れ始めました。我が雲仙市は、農林水産業観光事業の2つの大きな基幹産業のもとに成り立っていると思います。  特に、農業においては、女性の労働力に担うところが極めて大きい。女性が本気で動けば、地域農業も変わるとも言われます。今、農業従事者の高齢化や後継者不足など、農業を取り巻く情勢も大変厳しいのが現状です。これからの雲仙市としての取り組みと方針を伺いたいと思います。
     2点目、観光振興対策についてでございますが、この件は、午前中、同僚議員からの質問もありましたし、また、市長の所信表明にも明確にうたわれております。そういったことから、今後、この協議会の設立への具体的な素案は、どう計画されているか伺います。  3点目、公共事業の入札制度でございますが、市が発注する工事の入札にかかわる指名業者の選考は、どのようにして行われているのか。今年度発注の工事3カ所、入札が行われたと聞いております。この入札には、Aランクの業者27社、うち市内業者14社、市外業者13社、これは、私の判断では、市内業者というのが、雲仙市内に本社がある、雲仙市内に事業所を本社を構えていると理解していただきたい。約半数の業者が市外業者ということ、この参入に伴う理由はなぜなのか。  また、市内には、大小100社を抱える業者の方々の存在があると聞いております。私は、地場産業浮揚のためにも、ぜひ地元業者に対する優先といいますか、こういったことをできないものか伺います。  4点目でございますが、市立幼稚園の存続について、旧千々石町立幼稚園が、合併議会のもとに慎重に審議されまして、新市に引き継ぎ、新市において検討をしていくということが確認をされております。この市立幼稚園の今後の方針、方向性を伺いたいと思います。  以上、4つの点で質問いたします。  あとは自席にて再質問をいたします。 ○議長(酒井八洲仁君)  御答弁いただきます。奥村市長。 ◎市長(奥村愼太郎君)  岩下勝議員の御質問にお答え申し上げます。  女性を認定農業者として認定する考えはないかとのお尋ねでございますが、農林業家族労働を中心とする経営形態が多いことから、経営に参画する構成員一人一人の経営管理能力と生産技術・知識を高めていくことが経営の安定に大きく影響をいたします。  このことから、雲仙市では、まず、家族の一人一人の労働を適正に評価し、就業条件などを明確にする、家族経営協定の締結を推進しております。この家族経営協定を結ぶことによって、女性農業者は夫とともに認定農業者の共同申請が可能となります。  また、県島原農業改良普及センターと、ともに、家族経営協定並びに認定農業者の共同申請制度の普及、広報活動に努め、女性の認定農業者の増加、並びに女性農業者の地域向上に努めてまいりたいと存じます。  次に、雲仙市全体の観光振興を考えた場合、雲仙市観光協議会を早急に設立すべきだろうと考えるがどうかとのお尋ねでございますが、市といたしましても、せっかく7つの町が合併したわけでございますから、各町地域にあるいろいろな観光資源としての地域資源を有機的に結びつけ、雲仙市全体として観光振興を図る必要がございます。  このため、雲仙市観光協議会を設立することとしており、これまで5月2日と19日の2回、設立準備会を開催したところでございます。準備会には旧町地域から、観光・商工・農業・水産・町おこしグループなど、幅広い業種やグループの方々に参画をいただき、規約案を初め、今後の進め方などについて協議の上、御承認をいただき、現在、会員の募集を行っております。近日中に設立総会を開催するよう、準備を進めております。  雲仙市観光協議会は、さまざまな産業やグループ活動等において、多彩な経験を持つ方々の斬新な発想と力を結集することによって、地域全体の魅力を高め、観光を通じて、雲仙市全体の産業地域の活性化につなげてまいりたいと考えておりますので、議会の皆様方を初め、市民の皆様の御支援と御協力をお願い申し上げます。  なお、残余につきましては、担当助役及び教育長より答弁をさせていただきます。 ○議長(酒井八洲仁君)  吉田助役。 ◎助役(吉田博幸君)  雲仙市の入札にかかわる指名業者の選考基準はどのようになっているのかというお尋ねでございますが、雲仙市の入札にかかわる指名業者の選考については、一般競争入札参加資格審査申請書の提出が必要になります。その提出された申請書を審査し、雲仙市における有資格業者を決定いたします。  その後、雲仙市建設工事の指名基準に基づき選定をしておりますが、この基準には、地元企業の育成をうたった、原則として技術的に市内企業で施工可能な工事については市内企業を優先することとの規定もございます。市内企業で対応できる工事につきましては、引き続き市内企業を優先的に発注していきたいというふうに考えております。  また、指名業者の選定作業につきましては、雲仙市建設工事請負業者選定基準の中に、土木一式工事建築一式工事、それから電気工事、管工事、それに舗装工事の5工事区分を設けております。また、企業の経営審査事項の総合評点の値に、市内に本社を有する業者には100点、それから、営業所及び支店を有する業者には30点を加算した点数により、工事区分ごとにそれぞれランクを決定しております。そして、1,000万円以上の工事につきましては、雲仙市建設工事競争入札審査委員会で設計額に適した業者を選定しております。  本年度当初、議員御指摘のとおり、27業者で2件ほど入札を実施をいたしておりますが、これはあくまでも暫定処置ということで御理解をお願いしたいと思います。  現在では、雲仙市建設工事競争入札審査委員会で十分検討し、雲仙市に本社を有する業者を中心に、支店、営業所を含め、原則として土木一式工事、それから建築一式工事については10社以上、その他の工事においては8社以上で選定をいたしております。  以上でございます。 ○議長(酒井八洲仁君)  鈴山教育長。 ◎教育長(鈴山勝利君)  市立幼稚園の存続についてのお尋ねですが、雲仙市立の幼稚園は、御存じのとおり、千々石幼稚園が1園ございます。千々石幼稚園の今後の方向性につきましては、岩下議員、御指摘のとおり、合併協議会におきまして新市に引き継ぎ、新市において検討していくとなっておりましたが、民間委託等も含めまして、現段階では具体的方針は、まだ決定いたしておりません。  しかしながら、千々石幼稚園施設の老朽化に伴う維持管理費や、少子化に伴う園児数の減少、あるいは近隣の私立幼稚園存在等を考慮し、また、地域住民や保護者の声も十分聞きながら、今後の方向性について研究していきたいと考えておりますので、御理解を賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(酒井八洲仁君)  岩下議員。 ◆19番(岩下勝君)  担い手育成の支援でございますが、今、市長もおっしゃいましたけど、家族協定、この家族協定を結んでいる家庭が、雲仙市内でおよそどのくらいあるものか。今、これは私の調べたところでは、九州の女性の認定農業者は、これは2005年の3月現在なんですけど、長崎県では93名、佐賀県では90名、福岡県は85名、大分県211名、宮崎県が163名、鹿児島が236名、熊本が394名で、合計が1,272名となっております。  ちなみに、全国では4,100名余りとなっておりますが、まあこれは去年の資料ですからあれですけど、これからも、やはりこういった女性の担うというのは、かなり大きく比重を占めると思います。  まあ長崎県は先ほども申しましたが、雲仙市は農業を中心とした市でございます。ぜひ長崎県下でも、先駆けて、こういった女性の認定を率先してしていただきたいと思いますが、いかがですか。 ○議長(酒井八洲仁君)  奥村市長。 ◎市長(奥村愼太郎君)  今、議員御質問の家族協定数が、まずあったかと思うわけでございますが、雲仙市の家族経営協定数が140戸でございます。国見町が29戸、瑞穂町が10戸、吾妻町が24戸、愛野町が12戸、千々石町が17戸、小浜町が7戸、南串山町41戸、ちなみに、島原半島の家族経営協定数が589戸でございます。  それから、雲仙市の認定農業者数が750戸ですね。それから、雲仙市の女性認定農業者及び共同申請者が14戸(「16ですか」と呼ぶ者あり)。14戸です。こういった統計でございますけれども、これからも女性の方々のさらなる参加を推進したいと思います。 ○議長(酒井八洲仁君)  岩下議員。 ◆19番(岩下勝君)  ぜひ、この女性の認定農業者についても、しっかりと推進をして、そして、女性が安心して働いて、そして、いろんな社会に出て勉強できるようなシステムで応援をしていただきたいと思います。  この2点目の観光振興対策でございますが、市長の答弁で、あるいは所信表明の中で、十分わかっておりますが、この観光産業というのが、単なる雲仙市だけでは、とうてい、これから先は無理じゃないかと思っております。今、島原半島も島原市南島原市と3つの市となりまして、それぞれ観光面にも力を入れております。  こういった島原半島、横の連携も、私は、これからは、もちろん雲仙市観光協議会も当然なんですが、さらにその上にこういった横のつながり、この組織も必要かと思いますが、この点については、どう考えておりますか。 ○議長(酒井八洲仁君)  市長。 ◎市長(奥村愼太郎君)  さらに、その3市と連携をとりながらやっていきたいと思っておりますし、また、雲仙は天草国立公園とも提携をしておりますので、そういったルートも考えてみたいと思っております。  また、新幹線鹿児島ルートがございますので、鹿児島からの交流人口というのも射程に入れながら、今後、島原半島全体、あるいはまた、雲仙市の各地域の眠っておりますいろんな財産をもっと売り込んでいきたいというふうに思っております。 ○議長(酒井八洲仁君)  岩下議員。 ◆19番(岩下勝君)  確かに、市長のおっしゃるように、新幹線の問題、これも大変今後の見通しも厳しいようでございますが、これはこれとして検討して、努力をしていただいて、開通できれば幸いかと思っております。  私も、ここの産業経済常任委員会に所属しておりますので、旧小浜町の雲仙の方にも、何回かお邪魔いたしましたが、今年のゴールデンウィークあたりも、例年になくお客様が増えて、何か一つの明るい兆しが見えたようなお話を聞きました。  今、雲仙市でも、観光だけじゃなくて、もう何回も、市長も口にされますが、農業と一体とした体験型のそういったあれをどんどん計画に入れまして、実践に移すようなことで努力されております。  今後とも、その雲仙市だけでなく、半島全体の振興策ですか、これも、特に雲仙市がリーダー的な立場となって、全国に、いかに島原半島に人が交流できるような策ができるか、これをぜひ検討していただきたいと思います。  公共事業の入札についてでございますが、助役の説明で、わかったようなわからないようなところがあるんですが、実際、市外業者、結局、資格を持った、県に登録された業者が、雲仙市内に事務所か、あるいは営業所を設立されておりますが、実際に、事務所といいますか、営業所といいますか、その何といいますか、人が在住する事務所というか、あるいはもう、ただ形式的な事務所というか、ありますけど、この点の評価については、指名の対象には全く関係なく、一応、営業所として登録してあればいいということでございますか。 ○議長(酒井八洲仁君)  吉田助役。 ◎助役(吉田博幸君)  地元企業というところで、若干、私どもとの相違が出てきているかと思いますけれども、現在、市内に本店がある場合には、もう企業はもちろんでございますが、支店、あるいは営業所が登録をしてあれば、今、私どもでは、一応、地元企業の取り扱いをしているところでございます。  この支店・営業所の取り扱いにつきましては、今後、検討をしていく課題というふうに、今、私どもも思っているところでございます。そういうことで検討させていただきたいと思います。  それから、まあ名目上の営業所、あるいは支店じゃないかということもございますが、まあ、ここら辺の調査につきましては、1回は回っておりますけれども、こちらの方で何といいますか、これは支店ではないよというような、そういった確たる判断ができませんので、もうちょっと、県の方で、一応、登録をしておられますので、県の方にも問いかけをしまして、そこら辺の調べは調査をしていきたいというふうに思っております。 ○議長(酒井八洲仁君)  岩下議員。 ◆19番(岩下勝君)  この選考の基準といいますか、これもなかなか非常に我々にとっては、単純に言えば、地元業者を優先すると言いたいんですけど、なかなかそこら辺も、市としても難しいようなところもあるんじゃないかと思っておりますが、例えば、まったく知識がありませんので聞きますけど、ランクの位置づけといいますか、こういった基準というのは、どのように。例えば、Aランク。 ○議長(酒井八洲仁君)  塩田部長。 ◎企画財政部長(塩田貞祐君)  ランクづけというのは、業者が、基本的に県の方に資格審査を出すんですね。で、県の方で資格審査をいたしまして、点数が設定をされます。それに基づいて、市の方でランクづけ、土木でいいますと、A業者を850点以上、それから平均工事委託化として1億以上とかいう格付けのもとで等級をつけていきます。  当然、先ほど助役が答弁いたしましたように、市内にそういう本店を有する場合は、ここにプラス100点という点数で、市内業者については優遇的なランクづけをいたしているようにしています。 ○議長(酒井八洲仁君)  岩下議員。 ◆19番(岩下勝君)  まあ今後、この建設業界も、大変厳しい状況になってくると思うんですけど、できれば、雲仙市に本社のある会社、こういったものが、ぜひ地元産業の起爆になるような、そういった方針をこれから私は考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(酒井八洲仁君)  金子助役。 ◎助役(金子知充君)  ただいま、議員の御指摘のとおり、今、非常に公共工事が減少してきております。したがいまして、その市内の方々のその工事量が少なくなってきているということもございまして、今回、6月の補正での学校のいわゆる改築に約1,000万、それから自治会等の改修に対しても約1,000万、それぞれ予算をお願いをいたしております。その中で、1件当たりの金額は結構小そうございますが、100万程度ぐらいでございますんですが、そういう形で、市内業者の皆様方の工事量を確保、少なくはございますが、できる限り確保したいということで補正でもお願いをしておりますんで、よろしくお願いをいたします。 ○議長(酒井八洲仁君)  塩田部長。 ◎企画財政部長(塩田貞祐君)  先ほど、助役が答弁をいたしましたように、市内企業で対応できる工事については、引き続き市内企業を優先して発注していきたいという答弁をいたしましたので、確認をさせていただきたいというふうに思います。 ○議長(酒井八洲仁君)  岩下議員。 ◆19番(岩下勝君)  ぜひ、そういった方針で、市内地場産業の振興のために、ぜひ、それを活用していただきたいと思います。  市立幼稚園の件でございますが、教育長も園児の減少、あるいは私立幼稚園との入園料、保育料の格差もありますので、将来的には、どうするかということ、これから検討するということでございますが、今、多分、千々石の保育園にも、他町からも幾らか通園をされているんじゃないかと思っておりますが、今後、これから、この施設も老朽化するとなると、また、これを存続するとなりますと、改築いろいろ経費もかかります。  そういった意味で、市長が申されますように、行政改革の一環として、民間でできるものは民間の力によるような、そういったシステムを私は考えていただきたいと思っております。まあ、これは千々石町だけじゃなく、国見町の土黒にも市立保育園ですか、こういうのもあると聞いておりますが、こういった施設が、今後、存続となりますと、新市のいろんな面に影響するんじゃないかと思っております。最善の策を考えられますようお願いしたいと思います。  以上で終わります。 ─────────────── ○議長(酒井八洲仁君)  本日の日程はすべて終了いたしました。  次の本会議は、明日7日、定刻より開きます。  本日は、これにて散会といたします。大変お疲れでございました。 =午後2時30分 散会=...