西海市議会 > 2022-12-02 >
12月02日-01号

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  1. 西海市議会 2022-12-02
    12月02日-01号


    取得元: 西海市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-15
    令和 4年 12月 定例会(第4回)     令和4年第4回西海市議会定例会議事日程(第1号)                        令和4年12月2日(金)                        午前10時開会開会宣言日程第1 会議録署名議員指名日程第2 会期決定日程第3 諸報告日程第4 報告第29号の上程)日程第4 報告第29号 西海市立図書館等勤務した会計年度任用職員報酬に係る遅延損害金の額を定めることについての専決処分報告について(日程第5 議案第62号から日程第23 議案第80号までの19議案一括上程日程第5 議案第62号 西海職員定年等に関する条例等の一部を改正する条例制定について日程第6 議案第63号 西海職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について日程第7 議案第64号 財産取得の変更について日程第8 議案第65号 西海市立保育所条例を廃止する条例制定について日程第9 議案第66号 西海次世代育成支援対策地域協議会設置条例の一部を改正する条例制定について日程第10 議案第67号 西海林業振興基金条例の一部を改正する条例制定について日程第11 議案第68号 西海市四本堂公園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について日程第12 議案第69号 西海福島地区総合交流促進施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について日程第13 議案第70号 西海市伊佐ノ浦公園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について日程第14 議案第71号 公有水面埋立に係る意見について日程第15 議案第72号 令和年度西海一般会計補正予算(第7号)日程第16 議案第73号 令和年度西海国民健康保険特別会計補正予算(第2号)日程第17 議案第74号 令和年度西海後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)日程第18 議案第75号 令和年度西海交通船特別会計補正予算(第2号)日程第19 議案第76号 令和年度西海介護保険特別会計補正予算(第3号)日程第20 議案第77号 令和年度西海水道事業会計補正予算(第1号)日程第21 議案第78号 令和年度西海工業用水道事業会計補正予算(第1号)日程第22 議案第79号 令和年度西海下水道事業会計補正予算(第1号)日程第23 議案第80号 建物明渡等請求事件に関する訴えの提起について         令和4年第4回西海市議会定例会会議録                              (第1号)招集年月日    令和4年12月2日招集の場所    西海市議会議場開会(開議)   12月2日 午前10時00分 宣告(第1日)応(不応)招議員及び出席並びに欠席議員凡例) ◯出席 ▲欠席 ×不応招 ▲◯公務欠席     1 片山智弘   ◯     10 杉山誠治   ◯     2 渕瀬栄子   ◯     11 小嶋俊樹   ◯     3 西川勝則   ◯     12 平野直幸   ◯     4 荒木吉登   ◯     13 渡辺督郎   ◯     5 永田良一   ◯     14 戸浦善彦   ◯     6 平井満洋   ◯     15 佐嘉田敏雄  ◯     7 打田 清   ◯     16 浅田直幸   ◯     8 田川正毅   ◯     17 朝長隆洋   ◯     9 百岳一彦   ◯     18 宮本一昭   ◯地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名  市長          杉澤泰彦   統括総合支所長     植田智子  副市長         松川久和   財務課長        長井慶太  検査指導担当理事    太田尾孝則  教育長         渡邊久範  総務部長        下田昭博   教育次長        山口英文  総務部次長       岸下輝信   社会教育課長      作中 修  さいかい力創造部長   村野幸喜  さいかい力創造部次長  山口 潤  市民環境部長      今村史朗  保健福祉部長      平尾満明  西海ブランド振興部長  辻野秀樹  西海ブランド振興部次長 瀬川初浩  建設部長        太田 勇  水道部長        宮本 守職務のため出席した者の職氏名  事務局長        川原進一   書記          樫山祐次  書記          門崎直人     午前10時00分 開会 ○議長宮本一昭) 皆さんおはようございます。ただいまの出席議員数は18人です。定足数に達しておりますので、ただいまから令和4年第4回西海市議会定例会を開催します。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程はお手元配付のとおりです。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長宮本一昭) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、9番、百岳一彦議員及び10番、杉山誠治議員を指名します。 △日程第2 会期の決定 ○議長宮本一昭) 日程第2、会期の決定を議題とします。 お諮りします。本定例会会期は、本日12月2日から12月16日までの15日間とし、会期中の日程につきましては、お手元配付のとおりとすることにご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 異議なしと認めます。したがって、会期は本日12月2日から12月16日までの15日間と決定しました。 △日程第3 諸報告議長宮本一昭) 日程第3、諸報告を行います。 まず、諸般の報告を行います。 初めに、本日までに受理した請願については、お手元配付した請願書の写しのとおりです。 請願第1号「消費税インボイス制度実施延期を求める請願書」は、総務文教常任委員会に付託します。 次に、議長報告事項については、お手元配付のとおりです。 次に、監査委員から例月出納検査の結果報告及び西海職員措置請求についての通知があっておりますので、報告します。報告書及び通知書については、お手元配付のとおりです。 以上で、諸般の報告を終わります。 次に、行政報告を行います。 市長から、令和4年第3回定例会以降の行政報告があっておりますので、報告します。報告書についてはお手元配付のとおりです。 これで、諸報告を終わります。 △日程第4 報告第29号の上程 ○議長宮本一昭) 日程第4、報告第29号「西海市立図書館等勤務した会計年度任用職員報酬に係る遅延損害金の額を定めることについての専決処分報告について」を議題とします。 報告内容説明を求めます。杉澤市長。 ◎市長杉澤泰彦) 〔登壇〕皆さんおはようございます。2022年、今年の最後の議会となりました。今議会皆様方のご審議を賜りたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 本日、令和4年第4回西海市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様におかれましては、ご出席を賜り厚くお礼を申し上げます。 本日は、第4回定例会の初日に当たり、条例案8件、補正予算案8件、その他の議案3件、報告1件の計20件の議案等を提出しておりますので、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 それでは、ただいま上程いただきました報告第29号について、報告内容のご説明を申し上げます。 報告第29号「西海市立図書館等勤務した会計年度任用職員報酬に係る遅延損害金の額を定めることについての専決処分報告について」は、西海市立図書館等勤務した会計年度任用職員20名の休憩時間における勤務に対する時間外勤務報酬等について、これまで支給未済となっていた令和2年3月から令和4年3月までの分を遡及して支給したことに伴い、係る遅延損害金についても、その請求権の放棄を申し出た者を除く10名の会計年度任用職員に対して、専決処分の上これを支払ったので、報告するものです。 以上で、報告第29号についての報告内容のご説明を終わります。 ○議長宮本一昭) 報告第29号の報告内容説明が終わりました。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。2番、渕瀬栄子議員。 ◆2番(渕瀬栄子) この件につきましては、西彼の図書館勤務されておりました会計年度任用職員の方が、未払い報酬が生じているということで請求されたことに端を発しております。 それで、今回報告が上がっている分で、算定期間令和2年3月から令和4年3月までの間とされております。これは、請求をされた方の期間と同期間というふうになっておりますけれども、未払い報酬請求されたのが令和4年3月。しかし、そのことを市のほうでは、人事部署、それから弁護士と協議をされて、実際に払われたのはそれから数箇月後になっております。今回対象になられた20名の方は、自ら同様に未払い報酬があるということで請求をされたのかどうかということをお尋ねしたいというふうに思っております。それが1点。 それから、全員協議会説明をいただいておりまして、再発防止策を取ったということでありますけれども、先ほど申し上げましたように、どう対応するかという協議が数箇月あったわけですので、再発防止を取ったのがいつなのか、そこに関してこの算定期間が妥当なのかどうかをお尋ねしたいと思います。 ○議長宮本一昭) 山口教育次長。 ◎教育次長山口英文) ご質問にお答えしたいと思います。 まず、1点目の会計年度任用職員から自発的に請求があったのかという点ですけれども、これは特にほかの方から自発的に請求はなかったものです。気づいていないといいますか、こちらからこういう状況ですというのをお伝えして、それに対して未払い分についてはお支払いしますということでしております。 それから、その後に確定をしました遅延損害金につきましては、意思表示を求めまして、その請求をするという10名の方に関しまして遅延損害金をお支払いするということにいたしております。 それからもう1点、その後の改善策対応ですけれども、早急にこちらとしても検討をしております。それで、差し当たっては昼休みの1時間が最大の課題でありましたので、1人勤務のときに時間外が発生しないよう、1時間の休憩時間を設ける対応をしたところです。その後、今後に向けましては、次年度に何とかその1時間の休館をしない形でできないかということを検討して、現在は休館時間と併せまして、シフト調整等により、今年度においては時間外勤務が発生しないように対応しているというところでございます。 以上です。 ○議長宮本一昭) 2番、渕瀬栄子議員。 ◆2番(渕瀬栄子) それでは、自発的な請求がなかったということで、こういう未払い状況があったということをお知らせして、同様な措置を取りたいということでの対応だと思います。そうしますと、それをお伝えした日時が20名の方の請求できる期間になろうかというふうに私は思います。それで、今回のこの査定期間というのは適切ではないというふうに私は捉えているんです。 では、その状況を伝えたのがいつなのかを確定していただきたいということと、それから再発防止、これは9月から図書館を午前11時半から12時半の1時間休憩を取るために休館をするということでしたので、その4月、5月、6月、7月、8月、その間の時間外手当が未支給のままの状態になっていたのではないか。もしくは、そういう状態が分かった時点でそういうふうにならないようなシフトなりをされていたということであろうかとも考えられますが、1時間休館を取ったのは9月ですので、その辺りはどうなんでしょうか。 ○議長宮本一昭) 作中社会教育課長。 ◎社会教育課長作中修) お問合せの件にお答えいたします。 まず、自発的な請求がなかったということで、こちらから申し出たところが起点になるのではないかということですが、最初にきっかけになった方からの配達証明を頂いたのが3月24日付けの郵便で、3月25日に受け取っております。市といたしましては、このときに支給がされていなかった、言わば法に触れるような状態であったということを確知したという日といたしました。働いている方に一番有利なのは、これの請求できる期間が、時効が2年ということになりますので、この時点で我々が知ったということで、ここから遡って2年前からをお支払いしようということで、2020年の3月分からお支払いしようというふうにいたしました。報告が遅れた時点からしますと、例えば、2020年3月とかが請求を受けられないような状態になりますので、こちらの申出を3月分からという解釈で事務を進めました。 それから、対応の件につきましては、まず、4月6日に1人勤務がないようにというようなお知らせを、各図書館を回って連絡しております。それから、4月18日のミーティングのときに改めて事情を聞いて、1人勤務になるときには本庁の職員が行って休憩が取れるようにしますというような対応もしております。それでも、どうしても1人勤務時間が出てしまいますので、6月13日に4月以降に1人勤務昼休みが取れなかった部分は時間外勤務手当支給しますということで、7月の支給日に4月、5月、6月分をまとめて支給をいたしまして、その後も時間外勤務手当が発生した部分については時間外勤務手当支給することで対応して、その後、9月1日からの休館時間の導入というふうな流れで対応をしてきております。 以上です。 ○議長宮本一昭) ほかに質疑ありませんか。2番、渕瀬栄子議員
    ◆2番(渕瀬栄子) 1点答弁漏れがあるので、改めてお尋ねをいたします。 未払い報酬があるという状況をお伝えしたのはいつかということの答弁をいただいていないので、まず、答弁漏れということをお尋ねして、3回目はまた別にお尋ねするということでよろしいでしょうか、議長。 ○議長宮本一昭) はい。作中社会教育課長。 ◎社会教育課長作中修) 失礼しました。文書で通知した日があるんですけれども、すみません、今記録を探せておりませんので、すぐにご回答したいと思います。 ○議長宮本一昭) 2番、渕瀬栄子議員。 ◆2番(渕瀬栄子) それでは、令和4年8月29日の全員協議会説明では、20人の方に205万8,206円の支払いを9月下旬に振込予定だということで説明をいただいておりますけれども、実際に支払った金額と、実際に支払いが済んだ日にちをお聞かせいただきたいと思います。 それから、算定期間を見ますと、既にその職から離れた方もあったんではないかと思います。そういう方にもその旨の連絡をして、未払い賃金を支払うという対応をされたのかどうか。そして、今回請求を放棄された方が10名おられますけれども、その放棄された理由というのを示していただけるなら、示していただきたいと思っております。 ○議長宮本一昭) 作中社会教育課長。 ◎社会教育課長作中修) 未支給賃金を支払ったのは10月11日でありますので、それまでを算定期間としております。 未支給賃金支払い総額は、21名全てでいきますと206万4,895円です。これは、全員協議会でご説明をした後にも、休日勤務、あるいは割増し、その他で算定の間違いが数箇所ありまして、206万4,895円が正式な額であります。 それから、遅延損害金支払いですが、12月6日に振り込む予定になっております。 それから、もう既に雇用をされていない方に対しても通知をいたしておりまして、それぞれ勤務中の方には遅延損害金の利率、現在は3%です。それから、退職をされた方につきましては、支払いを促すために遅延利息の率になっておりまして、14.6%で計算した合計の額でお支払いをしております。 それから、遅延損害金支払い請求するかしないかの意思表示につきましては、1番、2番と書きまして、それに丸をつけるという形で集計をしておりまして、特に理由を書かれている方がおりませんでしたので、請求しなかった理由については把握をしておりません。 以上です。 ○議長宮本一昭) 答弁漏れの件につきましては早急に調べて、答弁をお願いします。8番、田川正毅議員。 ◆8番(田川正毅) ありがとうございます。今のご報告によれば、21名、206万4,895円ということで、実際支払った金額、そこら辺が21名分となっているのはちょっとおかしいと思ってですね。支払うべき金額が幾らで、実際支払った金額は幾らなのか。そして、最高でもらった方はどの程度なのか、分かれば教えていただきたい。 そしてまた、今、同僚議員が言われた、なぜ請求しなかったのか理由が分からないと。これは分かるんですけれども、こういうのは平等性が一番大事で、よく理解して、そういうことであれば請求したいという可能性があったんじゃないかなと。皆さんが知っておけば、私も請求していたかもしれないとか、そういうことにつながると思いますので、しなかった方に対してはもう一度、皆さんされていますよと、こういう理由ですよとか、そこは、対応すべきじゃなかったのかなと私は思いますけど、その点について詳しく教えてください。 ○議長宮本一昭) 作中社会教育課長。 ◎社会教育課長作中修) まず、支払い金額ですけれども、先ほど私が申し上げました206万4,895円といいますのは、未支給賃金等の相当の分であります。それから、遅延損害金につきましては、全体では14万3,439円の予定になるところでありました。それで、一番金額が大きい方は、未支給賃金では17万8,495円の方がおられます。この方は、遅延損害金の9,481円になるところを請求しないというふうになっております。 請求意思表示の確認のための文書としましては、一旦お支払いをしたもの、10月11日に遡及してお支払いいたしましたということにして、その後、これについての遅延損害金が別紙のとおり確定しましたということをお示ししました。それで、遅延損害金損害賠償の事案として市議会への報告が必要となりますので、氏名、住所の開示の承諾をお願いしておりますということで回答書に記入していただくという形になっているところです。請求しない理由を記入する欄は求めておりませんでしたという状況でございます。 ○議長宮本一昭) 8番、田川正毅議員。 ◆8番(田川正毅) 私たちもそうなんですけど、議会で名前が開示されますよとか、実は非常に重たいんですよね、それが足かせになってしまう。ちょっとやめておこうかな、この17万円で私の名前が載ってしまうのか、そこに大きなハードルがあると思うんですよね。果たしてそういう説明の仕方でよかったのかどうか。実際、現実にこの10名の方、もらった方、分からないじゃないですか、開示を求めないんですよね。市民のためにと思えば、やはりそういうことを言わずに、皆さんもらっていますよ、もらっている方もこういう状況になりますよと、即座に議会で公表するわけではありませんよと。そうなると、この17万円についても、多くの方がもらっているなら私もいただきましょうと、こうなるんじゃないか。やはり平等性が一番大事という思いでこういうことを話していますので、今後は丁寧な理由も含めて、ひょっとしたら違う理由が上がってくるかもしれない。そういうこともございますので、こういう市民の収益に直接関わるようなことについては、丁寧なアンケート調査をしていただきたい。これは要望でよろしいですので、よろしくお願いします。 ○議長宮本一昭) 作中社会教育課長。 ◎社会教育課長作中修) 私の説明に不完全なところがございまして、17万円といいますのは未支給賃金ですので、これは同意の有無関係なく振り込ませていただくということで支給をしております。遅延利息等で今の17万円の最高の方が、9,481円の分がありました。あと、遅延損害金関係で一番高い方は1万6,000円というのがありまして、この方は請求を受けております。こういった事案で議員のご指摘のとおりのことだと思いますけど、まずはこういった報告がないような運営を進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 引き続き答弁漏れの件ですけれども、6月13日の図書館職員ミーティングの中で説明をしております。 以上です。 ○議長宮本一昭) ほかにありませんか。     (「なし」の声あり) これで、質疑を終わります。 これから、自由討議を行います。ただいまの質疑に関して討議はありませんか。     (「なし」の声あり) 討議なしと認めます。 これで、自由討議を終わります。 これで、報告第29号は報告済みとします。 △日程第5 議案第62号から日程第23 議案第80号までの19議案一括上程議長宮本一昭) 日程第5、議案第62号「西海職員定年等に関する条例等の一部を改正する条例制定について」から、日程第23、議案第80号「建物明渡等請求事件に関する訴えの提起について」までの19議案一括議題とします。提案理由説明を求めます。杉澤市長。 ◎市長杉澤泰彦) 〔登壇〕ただ今上程いただきました議案第62号から議案第80号までの19議案について、一括して提案理由のご説明を申し上げます。 議案第62号「西海職員定年等に関する条例等の一部を改正する条例制定について」は、国家公務員に準じて地方公務員定年が引き上げられること及びこれに伴う改正地方公務員法の規定により、本市職員定年を引き上げるとともに、管理監督職勤務上限年齢制定年再任用短時間勤務制等を導入する措置を講ずるため、関連する各条例について所要の改正を行うものです。 議案第63号「西海職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について」は、公務員給与民間給与の較差の是正について示された令和4年人事院勧告及び長崎県人事委員会勧告に鑑み、これらとの均衡を図るため、また、国の法改正に準じた対応を取るため、若年層職員給料月額一般職職員勤勉手当及び特別職等期末手当支給割合の改定を行うこととして、関連する3条例について所要の改正を行うものです。 議案第64号「財産取得の変更について」は、令和元年第4回定例市議会において議決を得た財産取得について、大島地区工業団地整備事業に係る埋立ての終了に伴い、購入土砂の数量が確定したため変更しようとするもので、西海市議会の議決に付すべき契約及び財産取得又は処分に関する条例の規定により、議会の議決を求めるものです。 議案第65号「西海市立保育所条例を廃止する条例制定について」は、令和5年4月1日付けで蛎浦保育所大島こども園に統合することから、本条例を廃止するものです。 議案第66号「西海次世代育成支援対策地域協議会設置条例の一部を改正する条例制定について」は、こども家庭庁設置に伴い、令和5年4月1日に子ども・子育て支援法改正を含む、こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律が施行されることから、所要の改正を行うものです。 議案第67号「西海林業振興基金条例の一部を改正する条例制定について」は、現在、林業振興基金は国から交付される森林環境譲与税の額を積み立てるように定めておりますが、企業社会貢献活動として手入れの遅れた森林等を整備する企業森づくりについて、10月13日に、企業、市、県の3者で協定を締結し、この協定に基づき、企業負担額森林整備を目的とした指定寄附金として毎年寄附されることから、使途を明確にし、各年度森林整備対策事業に適切に充当するため、寄附金を基金に積み立てることとして所要の改正を行うものです。 議案第68号「西海市四本堂公園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について」、議案第69号「西海福島地区総合交流促進施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について」及び議案第70号「西海市伊佐ノ浦公園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について」は、キャンプ場等利用に係る基準額の見直しについて、所要の改正を行うものです。 議案第71号「公有水面埋立に係る意見について」は、長崎県が行う海岸保全施設整備に伴う埋立てについて、長崎県知事へ異議ない旨答申いたしたく、公有水面埋立法の規定により議会の議決を求めるものです。 議案第72号「令和年度西海一般会計補正予算(第7号)」は、既存の予算に2億3,993万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を242億1,342万6,000円とするものです。 補正の主な内容は、歳出では、こども医療費助成事業の現物給付の対象地区が令和5年4月から拡充されることに伴い、その周知等に係る事務費やチューリッヒ保険会社からの寄附金を財源とした雪浦川流域の森林整備等を行う、未来につなぐ西海森づくり事業などのほか、生活保護費の前年度精算返還金などを計上しており、歳入では、交付額が決定した国有提供施設等所在市町村助成交付金の増額などを計上しております。 なお、財源につきましては財政調整基金繰入金の増額で調整しております。 議案第73号「令和年度西海国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」は、事業勘定において既存の予算に27万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を38億7,080万9,000円とするものです。 補正の主な内容は、令和年度災害等臨時特例補助金確定による保険給付費等交付金の精算返還金及び令和年度人事院勧告に伴う人件費の増額で、精算金の財源につきましては財政調整基金積立金、人件費につきましては財政調整基金繰入金で調整しております。 直診勘定では、既存の予算に43万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を2億99万4,000円とするものです。 補正の主な内容は、人事院勧告及び職員手当事由の変動に伴う人件費の増額で、財源につきましては一般会計繰入金で調整しております。また、令和5年4月1日から始まる委託事業で本年度中に契約が必要な事業について、債務負担行為の設定を行っております。 議案第74号「令和年度西海後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」は、既存の予算に397万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を4億1,180万9,000円とするものです。 補正の主な内容は、人事院勧告に伴う人件費の増額及び前年度繰越金が確定したため増額するものです。 議案第75号「令和年度西海交通船特別会計補正予算(第2号)」は、既存の予算に393万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を1億3,446万8,000円とするものです。 補正の主な内容は、市営船「New松島」の機関故障に伴う修繕費の増額で、財源につきましては一般会計繰入金で調整しております。 議案第76号「令和年度西海介護保険特別会計補正予算(第3号)」は、保険事業勘定の既存の予算に1,949万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を36億9,461万2,000円とするものです。 補正の主な内容は、歳入では、介護給付費負担金及び財政調整交付金を計上し、歳出では保険給付費の不足見込みによる増額を計上しております。 財源につきましては、国庫支出金、支払基金交付金及び一般会計繰入金で調整しております。 議案第77号「令和年度西海水道事業会計補正予算(第1号)」は、収益的収入額で、既存の予算に668万2,000円を追加し、その総額を8億9,503万3,000円とし、収益的支出額で、既存の予算に1,641万5,000円を追加し、その総額を10億2,715万3,000円とするものです。 資本的収入では、既存の予算に50万2,000円を追加し、その総額を6億6,961万2,000円とし、資本的支出で、既存の予算から155万1,000円を減額し、その総額を10億1,430万1,000円とするものです。 補正の主な内容は、電気料金の高騰に伴う浄水施設動力費等の増額と、人事院勧告及び人事異動に伴う人件費の調整を行うものです。 議案第78号「令和年度西海工業用水道事業会計補正予算(第1号)」は、収益的支出で、既存の予算に428万4,000円を追加し、その総額を1億2,888万円とするものです。 補正の主な内容は、電気料金の高騰に伴う浄水施設動力費を増額するものです。 議案第79号「令和年度西海下水道事業会計補正予算(第1号)」は、収益的収入で、既存の予算に50万3,000円を追加し、その総額を11億4,953万円とし、収益的支出で、既存の予算に50万3,000円を追加し、その総額を11億8,304万2,000円とするものです。 補正の主な内容は、人事院勧告及び人事異動に伴う人件費の調整を行うもののほか、電気料金の高騰に伴う動力費への予算の組替えなどを行うものです。 議案第80号「建物明渡等請求事件に関する訴えの提起について」は、市から建物等を無償で借り受け、係る使用貸借契約が終了した後もこれらを不法に占拠している者に対し、当該建物等を市に明け渡すとともに、不法に占拠する期間に係る賃料相当の損害金の支払い請求するものです。 以上で、議案第62号から議案第80号までの19議案についての提案理由のご説明を終わります。よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。 ○議長宮本一昭) 議案第62号から議案第80号までの19議案についての提案理由説明が終わりました。 ただいま提案理由説明が終わりました議案第62号から議案第80号までの19議案につきましては、その質疑及び委員会付託を12月9日の本会議で行います。これら19議案について、質疑の発言を希望される方は、12月7日の正午までに、その質疑内容を所定の用紙に記入の上、通告を願います。 次回の本会議は12月6日午前10時から開きます。所定の時刻までに参集願います。 本日はこれで散会します。     午前10時41分 散会...