西海市議会 > 2022-03-07 >
03月07日-05号

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  1. 西海市議会 2022-03-07
    03月07日-05号


    取得元: 西海市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-15
    令和 4年  3月 定例会(第1回)     令和4年第1回西海市議会定例会議事日程(第5号)                        令和4年3月7日(月)                        午前10時開会(日程第1 議案第3号から日程第27 議案第29号までの27議案一括上程)日程第1 議案第3号 西海市特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例の制定について日程第2 議案第4号 西海市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について日程第3 議案第5号 西海市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第4 議案第6号 西海市営駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第5 議案第7号 財産の処分について日程第6 議案第8号 西海市消防団条例の一部を改正する条例の制定について日程第7 議案第9号 西海市過疎地域自立促進基金条例の一部を改正する条例の制定について日程第8 議案第10号 西海市工場立地法に基づく準則を定める条例の制定について日程第9 議案第11号 西海市史跡ホゲット石鍋製作遺跡保存活用計画策定委員会設置条例の制定について日程第10 議案第12号 西海市体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第11 議案第13号 西海市福祉医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第12 議案第14号 ふるさと西海応援寄附金条例の一部を改正する条例の制定について日程第13 議案第15号 令和3年度西海市一般会計補正予算(第11号)日程第14 議案第16号 令和3年度西海市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)日程第15 議案第17号 令和3年度西海市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)日程第16 議案第18号 令和3年度西海市工業団地整備事業特別会計補正予算(第1号)日程第17 議案第19号 令和3年度西海市交通船特別会計補正予算(第2号)日程第18 議案第20号 令和3年度西海市介護保険特別会計補正予算(第3号)日程第19 議案第21号 令和4年度西海市一般会計予算日程第20 議案第22号 令和4年度西海市国民健康保険特別会計予算日程第21 議案第23号 令和4年度西海市後期高齢者医療特別会計予算日程第22 議案第24号 令和4年度西海市工業団地整備事業特別会計予算日程第23 議案第25号 令和4年度西海市交通船特別会計予算日程第24 議案第26号 令和4年度西海市介護保険特別会計予算日程第25 議案第27号 令和4年度西海市水道事業会計予算日程第26 議案第28号 令和4年度西海市工業用水道事業会計予算日程第27 議案第29号 令和4年度西海市下水道事業会計予算(日程第28 議案第30号の上程)日程第28 議案第30号 西海市交通船の事故に係る損害賠償の額を定め、和解することについて         令和4年第1回西海市議会定例会会議録                              (第5号)招集年月日    令和4年2月25日招集の場所    西海市議会議場開会(開議)   3月7日 午前10時00分 宣告(第11日)応(不応)招議員及び出席並びに欠席議員凡例) ◯出席 ▲欠席 ×不応招 ▲◯公務欠席     1 片山智弘   ▲     10 杉山誠治   ◯     2 渕瀬栄子   ◯     11 小嶋俊樹   ◯     3 西川勝則   ◯     12 平野直幸   ◯     4 荒木吉登   ◯     13 渡辺督郎   ◯     5 永田良一   ◯     14 戸浦善彦   ◯     6 平井満洋   ◯     15 佐嘉田敏雄  ◯     7 打田 清   ◯     16 浅田直幸   ◯     8 田川正毅   ◯     17 朝長隆洋   ◯     9 百岳一彦   ◯     18 宮本一昭   ◯地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名  市長          杉澤泰彦   教育次長        山口英文  副市長         松川久和  総務部長        山添秀士  総務部次長       川原進一  総務部次長       瀬川初浩  さいかい力創造部長   村野幸喜  さいかい力創造部次長  山口 潤  市民環境部長      今村史朗  保健福祉部長      平尾満明  西海ブランド振興部長  辻野秀樹  建設部長        野田章則  水道部長        宮本 守  統括総合支所長     植田智子  島の暮らし支援室長   作中 修  教育長         渡邊久範職務のため出席した者の職氏名  事務局長        下田昭博  書記          門崎直人     午前10時00分 開会 ○議長(宮本一昭) 皆さんおはようございます。ただいまの出席議員数は17人です。定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。 本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。 1番、片山智弘議員から、病気療養のため本日の会議を欠席する旨の届出があっておりますので、報告します。 △日程第1 議案第3号から日程第27 議案第29号までの27議案一括上程 ○議長(宮本一昭) 日程第1、議案第3号「西海市特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例の制定について」から、日程第27、議案第29号「令和4年度西海市下水道事業会計予算」までの27議案を一括議題とします。 これから質疑を行います。質疑の通告がありますので、発言を許可します。通告のある議案第7号「財産の処分について」に対する質疑を行います。 初めに、6番、平井満洋議員の発言を許可します。6番、平井満洋議員。 ◆6番(平井満洋) おはようございます。質疑で一応上げていたんですけれども、これは私の一般質問が行われる前の質疑で、1番、2番という格好でありますけれども、1番については、西海クリエイティブカンパニーリース業を扱っています。リース事業として一応持っているみたいです。それで、答弁は要りません。 2番は、リース事業を扱っていないのであればということですが、リース事業を扱っているにしてもいないにしても、この2番が大きな問題だと思って質疑させていただきます。 今回、この議案第7号の財産の処分について、なぜ、西海クリエイティブカンパニーに一旦売却をしなきゃいけないのかということでお尋ねします。 ○議長(宮本一昭) 答弁を求めます。杉澤市長。 ◎市長(杉澤泰彦) 平井議員の議案第7号についてのご質疑にお答えいたします。 第1問目は、答弁要らないというようなことでございますが、一応答弁書を作っておりますので。     (発言する者あり) はい。 平井議員の議案第7号についてのご質疑にお答えいたします。 まず、1点目の売却の目的に公用車のリース化の用に供するためとあるが、西海クリエイティブカンパニーリース事業を扱っているのか伺うとのことですが、議員ご承知のとおり、西海クリエイティブカンパニーは、西海市総合計画及びまち・ひと・しごと総合戦略に基づいて、市の課題解決のため具体的な事業を実行することを目的とし、西海市と十八銀行が出資して、平成29年12月18日に設立しております。 当社は、これまで行政が直接対応できない分野について積極的に活動展開を行うため、地域のお役立ち総合商社として、商品開発支援販売資材デザイン帳合業務等を行うブランディング・マーケティング事業、情報発信のブログ開設などのメディア事業、電力小売や脱炭素社会を推進するエネルギー事業IT人材教育デジタル化を推進するスマートシティ事業など、民間企業ならではのノウハウ、スピード感を持って、柔軟性を活用し、本市の活性化につながる事業を展開してきております。 今回の公用車のリース化につきましても、市が掲げる脱炭素社会に向かうまちづくりを推進する手段といたしまして、公用車のリース化による車両管理デジタル化台数削減電気自動車への転換による温室効果ガス排出量削減、職員の車両管理に係る業務削減整備不良車をなくすことによる事故防止などを図る事業提案に伴い、リース業会社定款の登録を行っております。 次に2点目の、なぜ、西海クリエイティブカンパニーに一旦売却するのか伺うとのことでありますが、今説明申し上げましたとおり、西海クリエイティブカンパニーというのが、西海市が出資する地域商社であるということですね。 それから、今説明申し上げましたけれども、リース化につきまして、リースバックのことですが、これから公用車につきましてはリースに適合するといいますか、リースしたほうが一元管理をやりやすいというような車両につきましては、今回のリースバックにおいて一括してリース化を進めていきたいというふうに考えているところであります。 そういう中で、この前も申し上げましたけれども、今回のリース化につきましては、リース化そのものが目的ではないということで、これから先の車両管理を一括してやっていきたい。そしてまた、その先にある西海市のカーボンニュートラルについても進めてまいりたい、DX化も進めてまいりたいという、その中での一つの方法だということで、一つのプロセスだという形で進めているところです。 なぜ一括リースバックするかということだと思いますけれども、今申し上げましたように、このリースバック78台を一括してやることによって、リース化を加速するというところにあるので、そういうことでございます。 ○議長(宮本一昭) 6番、平井満洋議員。 ◆6番(平井満洋) 何か、リースバックとかという意味を分かって言われているんでしょうけれども、もし一括してやるんだったら、何で全台しないのかと。やるんだったら全部リースバックはできるんですよ。でも、10年使ってリースバックをする必要がない車とか、この前ちらっと見た資料の中でも残価が1万円しかないとか、そういった車もありました。そういうところは入替え時期ということで、そこで新規に入れてプラス、リースバックをやることによって一元化は図れるんですけど、中途半端、かつリースバックということで、一旦、西海クリエイティブカンパニーに、リースの一元化をするための販売、これは結局そこに利益をもたらすという結果になってくるわけですよ。それで、その奥にあるのが、メンテナンスの一元化によって、整備工のほうにはリース会社から、これでやってくれみたいな感じの出来高性等々で金額の締めが来るわけですね。それによって市有車、自治体のほうが若干安く済むというのがリースバックのもともとの趣旨であって、このリースバック、西海市には似つかわしくないということで私は考えているんですけど、そこをもう一回いいですか。リース、ひいてはカーボンニュートラルにつながるという答えで今、市長は言っていますけど、つながらないです。それをやるんだったら、新車から西海クリエイティブカンパニーを入れて、新車のEV車両等々からリース化に変えていけばいい。 リース化しても使用としては公用車ですから、当然、公用車の規則が当てはまってくるはずです。管理は、職員が絶対しなければいけません。統括部長総務部長がいらっしゃる。この手間は全然省けませんよ。ただ、車検時、あるいは点検時等々の手間が削減できるというのは理解できます。しかし、公用車の管理については別にまだ西海市は持っていますよね。そういった台帳に、いついつ乗った、何キロ乗ったとずっと記さないといけないようになっているはずです、やっているはずです。現に、今は車検が分からなくならないようにと、プレートじゃないけれども、紙に書いて、前のダッシュボードか何かに貼っているようなことも聞いています。 だから、そう難しい感じじゃないんですよ、たかだか78台。これをわざわざ現金で買っている車両78台を一旦売却するということは、必ず金利等が乗ってきます。支払わなくていい金を、これは血税です。皆さんのお金ではありません。わざわざ現金化して、それをリース料に充ててと、何も使い道がないような感じで取っております。 通常、企業がリースバックするのであれば、その売り払った金、いわゆる売却金を違うものに流用して、リース料リース料だけで別途計上して運営をやっていく、これは一般企業のやり方ですね。しかし、西海市は一旦売却して、この金を何に使うということで予測されていますか。これは市長がお答えください。 ○議長(宮本一昭) 答弁を求めます。杉澤市長。 ◎市長(杉澤泰彦) 何回も繰り返しになるんですが、金利がかかるじゃないかというようなところでございますが、金利というよりも、まず、その後の--一括リース化を進めたほうが--今、使い方がなかなか、どの車両が空いていてというのがよくつかめていないというのがあります。これを一括化して管理することによって、カーシェアリングなんかも簡単にできるようになると、そこら辺の利便性のほうが高いと。 そのような形でこの西海市の業務を進めているということで、そういう中で適正管理、そしてまた、先で、災害等で車が使えなくなったと、今の持分でですね。しかし、リースであれば、そこはリース会社のほうがそれは供給するわけですから、そういうリスク管理という面でも、これからそういうふうな形で進めてまいりたいと。ただ、その金利というところで、高くなるじゃないかということになれば、それは当然高くなると思います。しかしながら、この目的は、これから進んでいきますDX、そして、職員の車両の管理が一元化することによって、非常に目に見える形になるという、そっちのメリットのほうが大きいというふうに判断しているところであります。 ○議長(宮本一昭) 瀬川総務部次長。 ◎総務部次長(瀬川初浩) すみません、市長が答えるべきところですけど、答弁漏れがございましたので、答弁させていただきます。 一括して売却した資金をどうするのかという話ですけれども、議員ご承知のとおり、本市は債権運用で高効率の運用を行っておりますので、余剰が出た資金については、当然、債権での運用というのを検討してまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長(宮本一昭) 6番、平井満洋議員。 ◆6番(平井満洋) 市長、私は市民の代表という格好で、自分も含めてですけど718人から票をいただいて、市民の声を届けるということで議員をやらせてもらっています。そういう中で、金利が高くつくかもしれないけど、多分、将来のカーシェアリング等を見据えたときの考え方でやむを得んのだという判断なら、これは政策でしょう。だからこそ、そこに--さっきも言ったように、やろうと思えば全部一括リースできるんよ、リースバックは。そこを手がけずに、そして、その結果、慌ててやったことによって--私は完全に駄目とは思いません。しかし、慌ててやったことによって、整備業界も納得していない。そして、この議案第7号が通れば、当然リース化の話になってくると思います。 それで、さっき雑談で瀬川次長と話したんですけれども、債務負担行為に上がっている数字は、あくまでも債務負担行為を起こすための計算であってとちょっと小耳に挟みました。ですから、実際のリース料金はそういうふうになっておらず--いざ契約となるともう少し安くなってくるでしょうという回答を外でいただきました。それはそれでいいかもしれないけれども、ざくっと計算して、逆算すると1台当たり大体10万円ぐらい出たんですよね、債務負担行為の計算からいけばですね。110万で買った車、これは長寿介護課エブリイですけど、それが63箇月で計算されています。それで、月額2万二千幾らずつ払っていって63箇月ですから、総支払額が百四十何万円で、36万円ぐらいの差が出てくるんですよ。その差が何かと言えば、自動車税であり、従量税であり、自賠責であり、それで車検代、メンテナンス費用である。それで、そこにあるのは当然、リース会社も馬鹿じゃありませんから、手数料が入っています。 それからかつ、そのエブリイの110万円の車の63箇月後、2020年ものですから、5年後なので7年ものの車検つきで、残存価格というのが発生しますよね。それを引いてリース料は出来上がっています。そうしたとき、その残存価格が今回はクローズだと聞いています。クローズエンド方式であれば、西海市とリース会社は、そこの財産の処理については全くノータッチで、リース会社中古車屋さんと提携しているはずですから、そこに流して、その車の使用は終わるということで、リース料という形で出ているはずです。そういった流れを見たときに、リースバックをやるなら、もっと腹を割ってというか、精査しながらしないといけないところを、まだあまり精査されていないように見える。 今回この買取り等々が進めば、その辺を瀬川次長は精査するつもりですというふうな答えを私はもらっていますけど、そもそも市長、整備業界も含めて、そこを泣かせたらいかんですよ、今回のリース化によって。その点はどう考えているんですか。 最後というので、あとは私がこれを否決するはずですから、討論で理由をもっとつけて言いますよ。しかし、現時点で整備業界に対して、こんなに慌ててリースバックを78台やって、4,543万円、この金額を慌てて売却して、リースにして、それが本当にカーシェアリング等々に結びつけられるのか、私はそうじゃないと思っているので今言いますけど、整備工場のことはどう思っていますか。 ○議長(宮本一昭) 杉澤市長。 ◎市長(杉澤泰彦) もともと、地元事業者への負担をかけるという意図は持っておりません。 今回、この議案第7号で総括質疑となったわけでありますけれども、今回の一連の流れの中で、事業所に対して説明がちょっと足りなかったなということは本当に反省しております。 そういう中で、新たに今説明をさせていただいているわけですけれども、そういう中でやはり単価の面が出てまいりました。それについても、しっかりと単価が下がらないように、これは交渉をしてまいりたいというふうに思っております。 ○議長(宮本一昭) 以上で平井満洋議員の質疑を終わります。 次に、2番、渕瀬栄子議員の発言を許可します。2番、渕瀬栄子議員。 ◆2番(渕瀬栄子) 議案第7号「財産処分について」は、公用車のリース化のため公用車を売却するという財産処分でありますが、令和3年11月22日に開かれた全員協議会において説明された資料17ページのまとめには、地元優勢による地場産業の育成として、市内整備工場地域商社を活用するとありました。 売却の相手は随意契約地域商社になっていますが、市内整備工場にとって、地場産業を育成することに結びつく財産処分になっているのか、伺います。 ○議長(宮本一昭) 答弁を求めます。杉澤市長
    ◎市長(杉澤泰彦) 渕瀬議員の、議案第7号についてのご質問にお答えいたします。 売却の相手方は随意契約地域商社になっているが、市内整備工場にとって地場産業を育成することに結びつく財産処分になっているのか伺うとのことですが、公用車のリース化に伴う車両の売却につきましては、市が掲げる脱炭素社会に向かうまちづくりを推進する手段として、公用車を個々の更新時期に合わせて入れ替えるのではなく、リースバックにより公用車のリース化を加速させ、デジタル管理台数削減電気自動車化温室効果ガス排出量削減、職員の業務削減車両整備適正化等が図られるとともに、地域のお役立ち商社として西海市が出資して設立した地域商社と契約することで、市内地元整備工場からのリース車両の調達やメンテナンスに係る受注の機会の創出や均衡など、地元の整備工場を優先した地場産業の育成を図ろうとするものであります。 ○議長(宮本一昭) 2番、渕瀬栄子議員。 ◆2番(渕瀬栄子) 全員協議会の場での説明では、市内には36の整備工場があるということでした。また、同僚議員の3月2日の一般質問に対しては、市内にリース会社がないので、大手のリース会社に直接、市内からの受注ができないようになるという旨の答弁がありました。財産処分をした後の市内整備工場が受注できる見通しはあるのかなと私は疑問に思います。 先ほどの同僚議員総括質疑の答弁では、この地域商社は、リース事業を登録したということで、先日の一般質問に対する答弁とはちょっと食い違っている面があるかなというふうに思っておりますが、その分も含めて答弁をいただければというふうに思います。 先ほどの同僚議員の質疑の中にもありましたけれども、整備工場の事業者からは、契約内容があまりにも厳しく、これでは受けられない。地元事業者を押さえつける内容になっている。単価があまりにも低くて、工賃が出ないなど、様々な声が寄せられています。これでは、脱炭素社会に向けてという大きな目的は理解をいたしますけれども、地場産業を育成するということには結びつかないのではないかと思います。 先ほどの同僚議員総括質疑の答弁の中で、市長は説明不足であったという答弁がありましたけれども、市内の整備工場には2021年12月21日付けで、大手のリース会社から突然通知が来て、その状況で全く分からなかった。 そこで、説明会を求めて初めて、2022年1月11日に説明会を開きたいという説明があっております。説明会に出られた事業者から聞きますと、折り合わないようなやり取りがされていたということです。 先ほどの答弁の中で、単価の見直しもという答弁もあっておりましたけれども、多少の単価の引下げではないんですよね。かなり標準の価格に比べても、本当に厳しい状況で、ある事業者の方は、もう首をくくらないといけないような内容を示されてしまって、非常にショックを受けているというお声も聞いておりますが、その点どうなのかを、お伺いいたします。 ○議長(宮本一昭) 答弁を求めます。杉澤市長。 ◎市長(杉澤泰彦) 先ほど申し上げましたけれども、今回、最終段階といいますか、ここになってこういう問題が出てきたというのは、本当に、私としても申し訳なく思っております。そういう中で、説明不足だったということは本当に間違いないと思います。 それで、昨日も説明に職員に回ってもらったんですけれども、その中で、新たにまた説明をさせていただいております。そして、そういう中で分かっていただいた方々もおられますし、単価の件について、これではやれないというようなご意見も伺っております。 今回のこのリースにつきましては、地元事業者に負担をかけるというような、そういう意図は全くありませんで、地場産業の育成というそういう気持ちはもともと持っております。そういう中でこれを進めていかなければならない。そういう中でそこでそごが出てきたということで、それはちゃんと是正しなければならないというふうに思っておりますので、そういう形でまた進めたいというふうに思っております。 ○議長(宮本一昭) 2番、渕瀬栄子議員。 ◆2番(渕瀬栄子) 事業者に対しての説明不足もありますけれども、私は、議員、議会に対しての説明不足もあると思います。私たちに示された資料では、地元事業者を優先的に育成するために、市内にリース会社がいないから、そこに地域商社を挟む。そのことによって、市内の事業者が受注できるようになるんだという説明があり、そして、そこに結びつくということであるのであればということで、少なくとも私はそう理解しておりましたけれども、具体的に、整備工場の皆さんに示された内容があまりにもひどいということですよね。そこに対して単価を引き上げるということであれば、この今議案第7号に出されてある財産処分のこの金額でいいのかということも出てきます。私どもに示された資料では90台という台数でありましたけど、今回78台という台数になっていますし、そして、全員協議会のときに、同僚の議員から出されておりましたけれども、示されたリースの状況というのは、全部新車で算定されたものが出てきていたので、実際はこれじゃないんじゃないのかというご意見もあったわけですね。そうすると、この中は見直さなければならないですし、さっき市長は、重大な発言をされたわけですよね、そごがあったと。そごがあったと言うんであれば、見直さないといけないですよね。 公用車をリース化する事業に関しては、昨年12月に補正予算に債務負担行為として計上されて議会で可決されたということになっておりますけれども、そのことに関して、今回、市長がそごがあったと言われました。そういう事態であるならば、事業計画の見直しや執行を見送るなどの検討する必要が出てくると私は判断をします。 債務負担行為が決まっているから見直すことはできないということはありません。債務負担行為は、廃止や変更という手続ができると思いますが、その点いかがお考えでしょうか。 ○議長(宮本一昭) 瀬川総務部次長。 ◎総務部次長(瀬川初浩) お答えいたします。     (「市長に聞いております」の声あり) ○議長(宮本一昭) 専門的なところでありますので、瀬川総務部次長からお答え願います。瀬川総務部次長。 ◎総務部次長(瀬川初浩) 最終的な考え方は市長から答弁させていただきますが、まず、全協での説明と今回の部分というのがございますので、その辺のことも含めて説明をさせていただきます。 全協の時点では90台でした。今回78台の売却ということで出させていただいております。そこにつきましては当然、全協もしくは債務負担行為の審議のときに議会のご意見といたしまして、廃車が近づくといいますか、耐用年数が近づいているものはすべきではないというご意見がありまして、その辺を精査しまして今回の数字になっております。 この資料につきましては、再度修正をしたものを予算委員会の前にご提示をさせていただきたいと考えております。 それと、新車での比較ということですけれども、あくまでも今回のリース化に係る部分については、新車で所有した場合とリース化した場合というところを比較しないと、そのリースバックの部分との比較というのは当然ちょっと難しいところがございます。 その中で、資料としては、あくまでも新車で所有した場合、それとリース化した場合の比較でのご説明ということでさせていただいております。そこはご理解をお願いしたいと思います。 それと、売却の数字が変わるんじゃないかという話になりますが、今回のリースバックの業務委託に係る、リース化に係る積算につきましては、考え方としまして、売却した金額から、先ほど平井議員さんも、おっしゃられましたけれども、残価の設定というのがございまして、それを引いたものが、実際に使用するリース料の基本となるという部分になります。それにこれまで西海市でかけてきたメンテナンスの実績を参考に積み上げたもの、それと今度のリース化によって予備点検と追加で増える作業がございますので、そういったものを積み上げたところでの設計というのを最終的に作成しまして、それでの入札という形に考えております。 したがいまして、今回のリース料の単価の見直し云々に関して、売却価格の変更というのはございませんので、その分をご了解いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(宮本一昭) 以上で渕瀬栄子議員の……     (「答弁漏れがあります」の声あり) 瀬川総務部次長。 ◎総務部次長(瀬川初浩) 大変失礼しました。 債務負担行為の修正につきましては、議員仰せのとおり、最終的に精査されたもので、債務負担行為は年度内に補正というのができますので、それにつきましては、最終的に金額が固まれば債務負担の補正を専決で計上したいと思います。 以上です。 ○議長(宮本一昭) 以上で渕瀬栄子議員の質疑を終わります。 これで、議案第7号の質疑を終わります。 これで、総括質疑を終わります。 これから、自由討議を行います。通告のあった各議案の質疑に関しての自由討議はありませんか。     (「なし」の声あり) これで自由討議を終わります。 ただいま議題となっております、議案第3号から議案第29号までの27議案は、お手元に配付した議案付託表のとおり、それぞれの所管常任委員会に付託します。 ここでしばらく休憩します。そのままお待ちください。     午前10時34分 休憩     午前10時35分 再開 ○議長(宮本一昭) 休憩を閉じて会議を開きます。 △日程第28 議案第30号の上程 ○議長(宮本一昭) 日程第28、議案第30号「西海市交通船の事故に係る損害賠償の額を定め、和解することについて」を議題とします。 提案理由の説明を求めます。杉澤市長。 ◎市長(杉澤泰彦) 〔登壇〕ただいま上程いただきました議案第30号について、提案理由のご説明を申し上げます。 議案第30号「西海市交通船の事故に係る損害賠償の額を定め和解することについて」は、大瀬戸町松島釜浦港で発生した交通船の事故に関し損害賠償の額を定め、和解することについて、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものです。 本件は、昨年5月10日に、瀬戸発松島行きの交通船が松島釜浦港へ入港する直前に操船を誤り、左舷船首が港口南側の防波堤に衝突し、その衝撃で負傷した乗客3名のうち、治療中であった残る1名の方について協議が調ったものであります。 以上で、議案第30号についての提案理由のご説明を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(宮本一昭) 作中島の暮らし支援室長より補足説明のため発言の申出がありますので、これを許可します。作中島の暮らし支援室長。 ◎島の暮らし支援室長(作中修) 本議案について、補足でご説明をいたします。 本議案の対象である被害者の方は、議案第30号関係資料その2にお示しのとおり、客席後部左舷側のバリアフリー席に乗船していたときに事故に遭い、体に強い衝撃を受けたこと及び床に倒れたことで、頸部に捻挫を負ったものです。 けがにより、頭痛、頸部痛--首や肩、胸の痛みですが--それから眠気、めまいなどの症状が出て治療を続けておられましたが、今年1月18日付けで症状固定の診断を受けたものです。2月2日に診断書の提出を受け、被害者の代理人と市が加入している保険会社の間で示談交渉を進め、3月3日に議会の議決を前提とした仮示談の締結に至ったものです。 損害賠償額の内訳は省略させていただきますが、内容は、38日の通院に要した治療費等の実費、勤務できなかった期間の休業補償、傷害慰謝料及び後遺障がい慰謝料等であります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(宮本一昭) 議案第30号の提案理由の説明が終わりました。 これから、質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) これで質疑を終わります。 ただいま議題となっております議案第30号は、お手元に配付した議案付託表のとおり、総務文教常任委員会に付託します。 以上で、本日の日程は全部終了しました。 次回本会議は、3月10日木曜日、午前10時から開きます。所定の時刻までにご参集願います。 本日はこれで散会します。お疲れさまでした。     午前10時38分 散会...