令和 元年 9月 定例会 令和元年9月
五島市議会定例会会期日程表1 会期 9月4日~9月27日(24日間)2
会期日程月日曜開議時刻種別内容9月4日水10:00本会議開会、会期決定、諸報告、議案上程説明9月5日木
休会議案研究日9月6日金10:00本会議議案質疑、委員会付託9月7日土 休会休会9月8日日 休会休会9月9日月10:00本
会議市政一般質問9月10日火10:00本
会議市政一般質問9月11日水
委員会付託案件審査9月12日木
委員会付託案件審査9月13日金
委員会付託案件審査9月14日土 休会休会9月15日日 休会休会9月16日月 休会休会(敬老の日)9月17日火
委員会付託案件審査9月18日水
委員会付託案件審査9月19日木
委員会付託案件審査9月20日金
委員会付託案件審査9月21日土 休会休会9月22日日 休会休会9月23日月 休会休会(秋分の日)9月24日火
委員会付託案件審査9月25日水
委員会付託案件審査(予算委員会)9月26日木 休会議事整理日(
議会運営委員会)9月27日金10:00本
会議委員会付託省略案件上程、質疑討論、採決、委員長報告、質疑討論、採決、閉会 令和元年9月
五島市議会定例会上程案件及び処理結果
議案分類番号件名元号年月日処理結果監査報告6出納検査結果報告(令和元年5月分)令和元94報告監査報告7出納検査結果報告(水道事業会計・平成31年4月分)令和元94報告監査報告8出納検査結果報告(水道事業会計・令和元年5月分)令和元94報告教委報告1教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の結果報告について令和元94報告 行政調査報告について令和元94報告報告14専決処分の報告について(財産の取得についての変更について)令和元94承認報告15
一般社団法人五島市
農林総合開発公社の経営状況について令和元94報告報告16五島
風力発電株式会社の経営状況について令和元94報告報告17健全化判断比率及び資金不足比率について令和元94報告監査報告9出納検査結果報告(令和元年6月分)令和元927報告監査報告10出納検査結果報告(水道事業会計・令和元年6月分)令和元927報告監査報告11出納検査結果報告(令和元年7月分)令和元927報告監査報告12出納検査結果報告(水道事業会計・令和元年7月分)令和元927報告議案60五島市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について令和元927原案可決議案61地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例の制定について令和元927原案可決議案62五島市税条例等の一部改正について令和元927原案可決議案63五島市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正について令和元927原案可決議案64五島市印鑑条例の一部改正について令和元927原案可決議案65五島市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について令和元927原案可決議案66五島市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例等の一部改正について令和元927原案可決議案67五島市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について令和元927原案可決議案68五島
市民三井楽プール条例の一部改正について令和元927原案可決議案69五島
市営住宅管理条例の一部改正について令和元927原案可決議案70五島市
単独住宅管理条例の一部改正について令和元927原案可決議案71五島市
簡易水道事業給水条例及び五島市
水道事業給水条例の一部改正について令和元927原案可決議案72辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について令和元927原案可決議案73辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について令和元927原案可決議案74辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について令和元927原案可決議案75辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について令和元927原案可決議案76辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について令和元927原案可決議案77辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について令和元927原案可決議案78辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について令和元927原案可決議案79辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について令和元927原案可決議案80辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について令和元927原案可決議案81辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について令和元927原案可決議案82辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について令和元927原案可決議案83辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について令和元927原案可決議案84辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について令和元927原案可決議案85辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について令和元927原案可決議案86辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について令和元927原案可決議案87辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について令和元927原案可決議案88辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について令和元927原案可決議案89五島市
公平委員会委員の選任について令和元927同意議案90五島市
固定資産評価審査委員会委員の選任について令和元927同意議案91五島市
固定資産評価審査委員会委員の選任について令和元927同意議案92五島市
固定資産評価審査委員会委員の選任について令和元927同意議案93人権擁護委員の候補者の推薦について令和元927同意議案94人権擁護委員の候補者の推薦について令和元927同意議案95人権擁護委員の候補者の推薦について令和元927同意議案96人権擁護委員の候補者の推薦について令和元927同意議案97令和元年度五島市
一般会計補正予算(第2号)令和元927原案可決議案98令和元年度五島市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)令和元927原案可決議案99令和元年度五島市
交通船事業特別会計補正予算(第1号)令和元927原案可決議案100平成30年度五島市
一般会計歳入歳出決算令和元927閉会中の
決算特別委付託議案101平成30年度五島市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算令和元927閉会中の
文教厚生委付託議案102平成30年度五島市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算令和元927閉会中の
文教厚生委付託議案103平成30年度五島市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算令和元927閉会中の
文教厚生委付託議案104平成30年度五島市
診療所事業特別会計歳入歳出決算令和元927閉会中の
文教厚生委付託議案105平成30年度五島市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算令和元927閉会中の
経済土木委付託議案106平成30年度五島市大浜財産区
特別会計歳入歳出決算令和元927閉会中の
経済土木委付託議案107平成30年度五島市本山財産区
特別会計歳入歳出決算令和元927閉会中の
経済土木委付託議案108平成30年度五島市
下水道事業特別会計歳入歳出決算令和元927閉会中の
経済土木委付託議案109平成30年度五島市
公設小売市場事業特別会計歳入歳出決算令和元927閉会中の
経済土木委付託議案110平成30年度五島市
港湾整備事業特別会計歳入歳出決算令和元927閉会中の
経済土木委付託議案111平成30年度五島市
交通船事業特別会計歳入歳出決算令和元927閉会中の
経済土木委付託議案112平成30年度五島市
土地取得事業特別会計歳入歳出決算令和元927閉会中の
総務委付託議案113平成30年度五島市
水道事業会計剰余金の処分及び決算令和元927閉会中の
経済土木委付託議案114権利の放棄について令和元927原案可決請願2
住宅環境整備事業補助制度新設の請願令和元927採択決議1令和2年度予算編成に関する要望決議令和元927原案可決陳情10五島市福江町1番1号(
市役所車両入り口前付近)に既存する横断歩道除去に関する陳情令和元927結審 防災対策と災害時の対応及びジオパークの取り組みについての調査研究令和元927閉会中の総務委付託 健康寿命延伸への取り組み及び高齢者を支える地域づくりについての調査研究令和元927閉会中の
文教厚生委付託 議員派遣について令和元927派遣◯出席議員(18名) 1番 三浦直人君 12番 宗 藤人君 2番 木口利光君 13番 網本定信君 3番 野茂勇司臣君 14番 草野久幸君 4番 明石博文君 15番 江川美津子君 6番 山田洋子君 16番 橋本憲治君 7番 古川雄一君 17番 相良尚彦君 8番 片峰 亨君 18番 村岡末男君 9番 清川久義君 19番 荒尾正登君 11番 神之浦伊佐男君 20番 谷川 等君
-----------------------------------◯欠席議員(0名)◯地方自治法第121条の規定に基づく出席者 市長 野口市太郎君 財政課長 坂本 聡君 副市長 吉谷清光君 富江支所長 山崎 健君 教育長 藤田清人君 玉之浦支所長 竹野 茂君 総務企画部長 久保 実君 三井楽支所長 吉田典昭君 市民生活部長 戸村浩志君 岐宿支所長 中野邦彦君 地域振興部長 大賀義信君 奈留支所長 夏井勝幸君 農林水産部長 田端正之君 会計管理者 佐々野祐八君 建設水道部長 出口秀幸君 監査委員 橋本平馬君 消防長 今村威徳君
監査委員事務局長 市川良二君 総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 農業委員会事務局長 田脇栄二君 山本 強君 政策企画課長 小田昌広君
教育委員会総務課長 蓮本光之君
-----------------------------------◯議会事務局 局長 山田 栄君 議事係長 小石節子君 次長 鍋内秀明君 書記 近藤優将君 令和元年9月4日(水)
議事日程表議事日程 第1
号日程番号議案番号件名備考1 会期の決定について 2 議長報告について 3 市政報告について 4 監査報告について 5
教育委員会報告について 6 行政調査報告について 7報告第14号専決処分の報告について(財産の取得についての変更について)
委員会付託省略8報告第15
号一般社団法人五島市
農林総合開発公社の経営状況について 9報告第16
号五島風力発電株式会社の経営状況について 10報告第17
号健全化判断比率及び資金不足比率について 11議案第60号五島市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について上程・説明12議案第61号地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例の制定について同上13議案第62号五島市税条例等の一部改正について同上14議案第63号五島市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正について同上15議案第64号五島市印鑑条例の一部改正について同上16議案第65号五島市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について同上17議案第66号五島市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例等の一部改正について同上18議案第67号五島市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について同上19議案第68
号五島市民三井楽プール条例の一部改正について同上20議案第69
号五島市営住宅管理条例の一部改正について同上21議案第70号五島市
単独住宅管理条例の一部改正について同上22議案第71号五島市
簡易水道事業給水条例及び五島市
水道事業給水条例の一部改正について上程・説明23議案第72号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について同上24議案第73号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について同上25議案第74号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について同上26議案第75号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について同上27議案第76号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について同上28議案第77号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について同上29議案第78号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について同上30議案第79号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について同上31議案第80号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について同上32議案第81号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について同上33議案第82号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について同上34議案第83号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について同上35議案第84号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について同上36議案第85号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について同上37議案第86号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について同上38議案第87号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について同上39議案第88号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について同上40議案第114号権利の放棄について同上41議案第97号令和元年度五島市
一般会計補正予算(第2号)同上42議案第98号令和元年度五島市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)同上43議案第99号令和元年度五島市
交通船事業特別会計補正予算(第1号)同上44議案第100号平成30年度五島市
一般会計歳入歳出決算同上45議案第101号平成30年度五島市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算上程・説明46議案第102号平成30年度五島市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算同上47議案第103号平成30年度五島市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算同上48議案第104号平成30年度五島市
診療所事業特別会計歳入歳出決算同上49議案第105号平成30年度五島市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算同上50議案第106号平成30年度五島市大浜財産区
特別会計歳入歳出決算同上51議案第107号平成30年度五島市本山財産区
特別会計歳入歳出決算同上52議案第108号平成30年度五島市
下水道事業特別会計歳入歳出決算同上53議案第109号平成30年度五島市
公設小売市場事業特別会計歳入歳出決算同上54議案第110号平成30年度五島市
港湾整備事業特別会計歳入歳出決算同上55議案第111号平成30年度五島市
交通船事業特別会計歳入歳出決算同上56議案第112号平成30年度五島市
土地取得事業特別会計歳入歳出決算同上57議案第113号平成30年度五島市
水道事業会計剰余金の処分及び決算同上 =午前10時00分 開会=
○議長(谷川等君) おはようございます。 出席議員は定足数に達しました。 これより、令和元年9月
五島市議会定例会を開会いたします。 6月定例会閉会後に、市長部局において、幹部職員の人事異動が行われていますので、この際、紹介を受けることといたします。
◎市長(野口市太郎君) 議長からお許しをいただきましたので、8月1日付の人事異動で発令しました幹部職員を紹介させていただきます。 地域振興部長、大賀義信君でございます。
◎地域振興部長(大賀義信君) よろしくお願いいたします。
◎市長(野口市太郎君) 以上のとおり発令いたしておりますので、議員の皆様方にはどうぞよろしく御指導、御支援を賜りますようお願い申し上げます。 以上で紹介を終わらせていただきます。
○議長(谷川等君) 以上で、人事異動した幹部職員の紹介を終わります。 議事日程第1号により、直ちに本日の会議を開きます。
△日程第1 会期の決定について を議題といたします。 お諮りいたします。 本議会の会期を、本日から9月27日までの24日間にいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(谷川等君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から9月27日までの24日間と決定いたします。 なお、会期日程は、お手元に印刷配付している日程表のとおりであります。
△日程第2によって議長報告をいたします。 7月11日、東京都において
全国民間空港所在都市議会協議会第95回定期総会が開催され、出席いたしました。 総会では、
国土交通省航空局の空港計画課及び空港業務課の担当者から令和元
年度国土交通省空港関係予算等について、それぞれ説明がありました。 続いて、議案審議に入り、事務報告を了承した後、令和元年度事業計画及び歳入歳出予算を原案どおり可決し、また、役員改選において、伊丹市が引き続き会長職を担当すること、加えて、臨時総会を10月に愛媛県松山市で開催することに決定し、閉会いたしました。 次に、7月19日、
全国離島振興市町村議会議長会令和元年度第1回総会が、東京都で開催され出席いたしました。 総会では、北海道利尻富士町の議長である前田会長の挨拶の後、議事に入り、平成30年度の決算を承認、その後、役員の選任を行い、新会長には島根県西ノ島町の仲吉議長が選任されました。引き続き令和2年度離島の振興に関する14の要望項目を承認して議事を終了した後、研修会が開催され、株式会社 紡 代表取締役 玉沖仁美氏を講師とし、「これからの離島振興方策について」と題して講演がなされました。 次に、7月17日に九州商船へ、また、同月25日に野母商船へ、市長とともに出向き、長崎県
離島地域交流促進基盤強化事業費補助金に係る基本運賃の引き下げ率の継続、いわゆるリプレイス割引については可能な限り先送りしていただくよう要望書を提出いたしました。 次に、同じく7月25日、私と相良尚彦副議長ほか3常任委員会を代表し、宗
藤人総務委員長、
木口利光文教厚生委員長、
野茂勇司臣経済土木委員長の計5名が、市長、関係部課長とともに県庁を訪問し、県知事及び県議会議長に対し、五島市の市勢振興を図る観点から、航空路線の安全確保についてや
海洋再生可能エネルギーによる島づくりの支援についてなど、計9項目にわたり要望活動を行いました。 次に、7月30日、
防衛省全国情報施設協議会の総会が東京都において開催され、同協議会の相談役を委嘱されている荒尾議員とともに出席いたしました。 総会では、石川県輪島市議会の一二三会長の挨拶に続き、来賓として、国会議員で組織する
防衛省全国情報施設振興議員連盟会長である
細田博之衆議院議員を初め、各先生方の来賓挨拶、及び
宇都隆史参議院議員から「レーダーサイトの重要性と我が国の安全保障政策」と題して講演が行われました。 その後、議事に入り、平成30年度の事業報告、収支決算を承認、役員改選では、北海道稚内市の岡本雄輔議長が会長に選任され、私、谷川は、引き続き副会長を務めることになりました。なお、相談役について、今年度は委嘱しないことに決定しました。次に、新体制のもと、今年度の運動方針、事業計画及び収支予算が、それぞれ原案どおり可決され、来年度の役員会を五島市で開催することに決定し、閉会いたしました。 次に、8月9日、県内3市2町で組織する長崎県国境離島市
町議会連絡協議会が長崎市で開催され、
三浦直人国境離島活性化推進特別委員会委員長とともに出席いたしました。今回は3市2町の議会に加えて、佐世保市と西海市の議会からも出席をいただき開催されました。 会議では、対馬市議会の作元会長の挨拶の後、議案審議に入り、まず役員改選を行い、会長を引き続き作元議員に、副会長には五島市の三浦直人議員が就任いたしております。 次に、いわゆる有人国境離島法について各市町の取り組み状況を報告、五島市では、平成27年国勢調査による国境離島新法の対象地域の総人口に占める五島市の人口が13.9%であるのに対し、平成30年度の国の総予算50億円のうち7億3,000万円、率にして14.6%を五島市が活用していることなどを報告いたしました。その後、本協議会の今後の活動について協議を行い、1、運賃低廉化の対象拡大、2、
ジェットフォイル更新補助、3、
ガソリン代値下げ、以上3件について、今年度、要望活動を展開することを確認し閉会いたしました。 次に、8月19日、長崎市において、長崎県
市議会議長会臨時総会が開催され出席いたしました。 臨時総会では、
長崎市議会議長の佐藤会長挨拶、そして田上市長の歓迎挨拶の後、会議に入りました。まず、事務報告、協議事項等を承認した後、各市提出の23件の議案審議を行い、全て原案どおり採択いたしました。その後、
九州市議会議長会理事会への長崎県13市共同提出議案の審議を行い、各市提出の議案を「西九州地域の交通網の整備促進について」及び「離島振興について」の2件に集約し、提出することに決定いたしました。 次に、8月21日、長崎県
離島振興市町村議会議長会の第2回臨時総会が同じく長崎市で開催され出席いたしました。 臨時総会では、
対馬市議会議長の小川会長挨拶の後、会議に入りました。まず、不在となっていた副会長の選任を行い、壱岐市議会の豊坂議長が副会長に就任いたしました。次に、本年2月から8月までの会務報告及び平成30年度歳入歳出決算をそれぞれ了承、承認し、次期開催地を対馬市に決定し閉会いたしました。 以上で議長の報告を終わりますが、詳細につきましては、事務局に関係書類を整備しておりますので、必要の向きは御参照願います。
△日程第3 市政報告について 市長から市政報告についての発言の申し出があっておりますので、これを許します。
◎市長(野口市太郎君) (登壇)おはようございます。 7月21日に行われました
参議院議員通常選挙におきまして、見事当選されました古賀友一郎議員に対し、心からお祝いを申し上げます。今後ますますの御活躍を衷心より御祈念申し上げるとともに、市政発展のため、お力添えを賜りますようお願いしたいと存じます。 さて、本日ここに令和元年9月
五島市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方には御健勝にて御出席を賜り、衷心より厚く御礼申し上げます。 本定例会におきましては、条例案、補正予算案など、重要案件の御審議をお願いするものでありますが、開会冒頭に当たりまして、市政運営の概要を御報告申し上げます。 次期五島市人口ビジョン・総合戦略の策定について。 令和2年度から5年間の計画期間となる次期五島市人口ビジョン・総合戦略の策定については、産官学金労言の各分野の有識者で構成する五島市まち・ひと・し
ごと創生推進会議に諮問し、本年2月から4回にわたり議論され、8月6日に答申をいただきました。 骨子案は、人口ビジョンと総合戦略で構成され、人口ビジョンについては、現在の計画と同様に2060年における目標人口を2万人としております。また、総合戦略については、今後5年間で想定されるさまざまな課題を解決するため、現行の4つの基本目標を掲げ、主な施策や数値目標等を示しております。 現在、答申内容をもとに、骨子案に対する
パブリックコメントを実施しており、今後、市議会を初め市民の皆様の御意見を伺いながら、策定に向け取り組んでまいりたいと考えております。 台風5号等による被害状況・災害復旧事業及び新たな福祉避難所の指定について。 7月19日から20日にかけて五島市西部を通過した台風5号の概要と被害状況等について報告します。 気象庁によると、今回の大雨は、台風5号と
太平洋高気圧周辺の両方から流れ込んだ暖かく湿った空気が九州や東シナ海付近で合流し、発達した雨雲が連続発生する線状降水帯の影響により猛烈な雨をもたらしたとのことです。20日の午前10時過ぎには、長崎地方気象台から最も高い警戒レベル5に相当する大雨特別警報が発表され、これを受け、五島市では、初めて市内全域に避難指示を出しました。 この台風による人的被害は発生しておりませんが、道路冠水や崖崩れ、河川や護岸の崩壊などにより、主要道路で一部通行どめが発生しました。 被害状況については、農地・農業用施設で64カ所、約1億4,100万円、林道施設で8路線77カ所、約8,200万円、市道・河川被害で107カ所、約4億900万円など、合わせて約6億4,600万円でした。 また、6月末の梅雨前線豪雨を含め補助対象となる農林業関係79件及び道路・河川30件については災害復旧事業として国へ申請し、河川・道路15件、文教施設及びその他の公共施設については、単独災害として年度内の復旧を目指したいと考えております。この農林業関係については、災害により特別の助成を行うことが特に必要と認められる「激甚災害」に指定される見込みであり、指定されますと国庫補助のかさ上げなどの特別の財政援助が講じられることとなります。 本議会に関係議案を提案しておりますので、御審議のほどよろしくお願いします。 五島市では、災害発生時に高齢者や障害者など、一般の避難所での生活に特別な配慮を要する方を対象に福祉避難所を設けております。 これまで、19カ所の福祉避難所を指定しておりましたが、このたび、五島市介護老人保健施設連絡協議会と協定を締結し、新たに3カ所の介護老人保健施設が加わり、合わせて22カ所となりました。 市といたしましては、災害等が想定される場合は、情報収集を図り、直ちにお知らせする体制を整えてまいりますので、市民の皆様におかれましては、まずは災害から身を守ることを第一に自主避難を心がけていただきますようよろしくお願いします。 商工業の振興について。 有人国境離島法による雇用機会拡充事業については、7月1日から8月16日まで、今年度2回目の公募を実施しました。島内から9件、島外から6件、計15件の応募があり、昨日審査会を開催したところであります。最終的な採択の可否については、今月末に示される国の交付金の追加配分額に応じて決定することとしております。 8月11日、福江文化会館において、市内企業23社による合同企業説明会「五島市企業フェスタ」を開催しました。ことしも昨年と同様に、移住希望者の就職支援を考慮し、お盆の時期に移住相談会とあわせて実施しました。 当日は、移住相談者を含む約40名の求職者が会場を訪れ、採用担当者から各企業の説明を受けました。参加企業によると、数名が後日、正式な採用面談を受けることとなっております。 また、市内中学生を対象に「五島で働こう」出前講座や、高校生を対象に「仕事に関する授業」を実施し、島内のさまざまな企業を紹介しました。 今後もこのような取り組みを継続し、地元企業への就職につなげてまいりたいと考えております。 再生可能エネルギーについて。 7月30日、洋上風力発電のウインドファーム事業を進めている崎山沖が、促進区域の有望な区域に選定されました。 今後、促進区域の指定に向け、国・県・市及び3漁協等で組織する協議会により、合意形成を図ることとなっております。 また、9月2日に勝俣環境大臣政務官が来島され、本市における再生可能エネルギーの取り組みについて理解を深めていただきました。その際、促進区域の指定や基幹送電網の整備など、
海洋再生可能エネルギーに関する支援をお願いしたところです。 今後も引き続き、国・県及び関係団体と連携し、ウインドファームの実現に向け取り組んでまいります。 滞在型観光の促進について。 有人国境離島法による滞在型観光の促進については、体験メニューづくりや情報発信事業に加え、旅行商品を助成するしま旅滞在促進事業や、企画乗船券・航空券の販売などを実施しております。昨年7月の長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産の世界文化遺産登録の効果もあり、今年度は特に旅行商品の販売が好調に推移しております。 今後、癒しの島五島体験ツアー事業として、島内観光に職場体験を交えたツアーを造成する事業を予定しております。また、東京・福岡からの誘客を目的として、体験・食・自然・歴史などの多彩な観光資源を複数の雑誌等で発信することにより、誘客につなげていきたいと考えております。 本議会に関係議案を提案しておりますので、御審議のほどよろしくお願いします。 8月7日、新たな国際交流員としてフランス人のオリヴィエ・タルトーさんを採用しました。 欧米からの旅行者は滞在日数が長く、観光消費額が高いという統計が出ています。また、欧米にはキリスト教徒が多く、堂崎教会もフランス人宣教師により建てられていることから、五島市は、欧米人の興味を引く観光資源を有していると考えております。オリヴィエさんには、欧米人向けのパンフレットの作成や、フェイスブック等による効果的な情報発信を行っていただく予定です。 今後も引き続き、増加傾向にある外国人観光客等に対する受け入れ体制を整備してまいりたいと考えております。 ジオパークの推進について。 8月15日から17日にかけて、日本ジオパーク認定に向けた現地審査が実施されました。 審査では、魚津ヶ崎、高浜、大瀬崎などの貴重な自然遺産の価値を確認するとともに、地域で活動する市民の皆様と意見交換を行い、五島市が持つジオパークとしての資質や活動に取り組む姿勢を見ていただきました。 最終日に行われた講評では、「さまざまな活動が熱心に行われており、魅力ある場所も多い」との評価を受けた一方、「その活動や魅力ある場所を、ジオパークという仕組みを使ってどのように活用するかについて視点が定まっていない。また、ジオパークの看板については、主に地質・地形の説明になっており難しい印象を与えている。教育への活用についても工夫が必要」など厳しい指摘もありました。認定の可否は、10月3日に行われる日本ジオパーク委員会において審査される予定となっております。 今後、今回の現地審査の結果を踏まえ、人々の暮らしと大地のつながりを掘り起こしながら、誰もが楽しめる魅力あるジオパーク活動に取り組んでまいりたいと考えております。 UIターンの促進について。 8月11日、福江文化会館において、企業フェスタにあわせて移住相談会を開催しました。 今回もお盆の時期にあわせ、帰省された方やその家族など延べ5組8名の方に、職業や住まいに関する情報に加え、子育てや教育環境などについて説明しました。 五島市への移住者は、今年度も毎月20名前後のペースで推移しており、8月末時点で58世帯113名となっております。これも含め、ことしの1月から8月までの社会動態については39人の減と、昨年と比較して113人抑制されております。 また、移住者の受け入れ環境の整備として、玉之浦地区と三井楽地区の未活用の教職員住宅を改修し、お試し移住の拠点として短期滞在住宅を整備する予定としております。 本議会に関係議案を提案しておりますので、御審議のほどよろしくお願いします。 V・ファーレン長崎の応援事業について。 8月4日、長崎県を本拠地とするプロサッカークラブ「V・ファーレン長崎」の応援事業を行いました。 これは、五島市内の子供たちをホームゲームに招待し、応援とあわせて本市のPRを行う事業で、五島市内の小中学校及び高校のサッカー部員67名とともに参加しました。 参加した子供たちは、選手と一緒に手をつないで入場するエスコートキッズや、フィールドから出たボールを戻すボールパーソンなどの役割を担い、応援だけでなくゲームに参加することができ、貴重な体験になったものと思っております。 この日のゲームは「五島デー」として開催され、競技場前に五島の特産品を販売するブースの設置や、ハーフタイムに五島の特産品が当たる抽せん会を実施するなど、新上五島町や小値賀町とともに五島列島を大いに宣伝することができました。 これは、主要な支援企業の1つである五島の椿株式会社の働きかけにより実現したもので、同社からは観戦チケットの提供もいただいたところであります。この場をおかりしまして感謝を申し上げます。 今後も引き続き、このような官民一体となった取り組みによりスポーツの振興を図るとともに、子供たちがさまざまな経験ができるよう支援してまいります。 夕やけマラソン大会について。 8月24日、第33回五島列島夕やけマラソン大会が開催されました。 五島の夏の最後を彩るこの大会では、全国から参加された2,531人のランナーが、時折小雨が降る中、商店街や緑豊かな田畑、潮風薫る海岸沿いのコースを、市民の皆様の応援を背に駆け抜けていきました。 大会前日にはウエルカムパーティーを開催しランナー同士の交流を深め、当日は五島牛・五島美豚を提供した試食会において、五島の食を味わっていただきました。 この大会は、運営をお手伝いするボランティアや沿道での応援など、地域一体となったおもてなしにより支えられております。御協力いただきました市民の皆様に対しまして、改めて感謝を申し上げます。 前回、そして今回と参加者が減少傾向にありますので、参加者の増加による交流人口の拡大及び知名度の向上に努めてまいります。 インフルエンザ予防接種の助成について。 インフルエンザ予防接種の助成については、現在、小学校就学前の乳幼児及び原則65歳以上の高齢者を対象としておりますが、市議会での議論を踏まえ、新たに小学生及び中学生を対象にしたいと考えております。 これは、インフルエンザ罹患予防及び子育て世代の経済的負担の軽減を目的に実施するものであります。 本議会に関係議案を提案しておりますので、御審議のほどよろしくお願いします。 GOTO認知症カフェフェスタについて。 8月31日、福江総合福祉保健センターにおいて、GOTO認知症カフェフェスタを開催しました。 認知症カフェは、認知症の方の介護者の負担を軽減するため、認知症の人やその家族が、地域の人や専門家と相互に情報を共有し、お互いを理解し合う場として設置を進めているものです。 当日は、約130名の方が来場され、まだなじみがない認知症カフェの取り組みについての講演や、五感を使って脳を刺激する創作作業などを実施しました。また、認知症介護の実体験を語り合うことにより、負担が和らぐ大切さも体験していただきました。 今後、認知症カフェの設置に向けて各地域へ積極的に働きかけるとともに、認知症高齢者等に優しい地域づくりを目指してまいりたいと考えております。 長崎-五島航路の運賃改定について。 航路の運賃改定については、現在好調に推移している観光への影響を少しでも軽減するため、島民以外の基本運賃の実質的な値上げの改定時期を先送りするよう、谷川議長とともに、7月17日に九州商船へ、7月25日に野母商船へ要望しました。 九州商船からは、10月1日以降、離島住民についてはそのままの基本運賃とし、その他の利用者については、基本運賃の割引率を現行の2割から1割にするとの回答でした。一方で、観光客等に対する安価なパッケージ商品の販売をより充実させ、また、東京・大阪営業所を中心に営業力を強化し、観光客を減少させないように今まで以上に努めるとのことでした。 また、野母商船からは、基本運賃の割引率の改定先送りについて、市の意向を考慮した上で検討するとの前向きな回答をいただきました。 このほか、五島地区を運航する五島産業汽船や、壱岐・対馬を運航する九州郵船は、現時点では、基本運賃の割引率の改定を先送りにするとのことであります。 今回の九州商船の対応はまことに遺憾でありますが、観光への影響を緩和するため、官民一体となった誘致活動を積極的に展開してまいります。 オリエンタルエアブリッジへの業務改善勧告について。 7月10日、オリエンタルエアブリッジ(ORC)に対し、航空事業者として最も優先されるべき安全運航の維持に関し、不適切な整備の再発防止に向けた措置を講じるよう、谷川議長とともに要望しました。 これは、ORCが整備規程では認められていない不適切な整備をしたとして、7月5日に国土交通省大阪航空局から、航空機の運航における安全の確保に関する業務改善勧告及び安全統括管理者の職務に関する警告を受けたことによるものであります。 これに対し、ORCからは、勧告及び警告を厳粛に受けとめ、法令遵守と安全意識の再徹底、安全管理体制の再構築及び整備規程に基づく適切な整備の実施等の改善措置を徹底していくとの報告を受けたところです。 また、7月25日には、県に対し、航空の安全確保に対する法令遵守の徹底及び安全管理体制の再構築を図るとともに、今後の機体更新のあり方について再検討するよう要望しました。県からは、今回はQ200型機の中古機を後継機として更新することとしているが、今後の機材更新については、Q200型機より座席数の多いATR42型機やQ400型機などから検討していくとの回答がありました。 今後、島民の生活にとって欠かすことのできない航空路線の維持及び安定に向け、関係機関とともに、引き続き取り組んでまいります。 インフラの整備について。 昨年、大阪府北部の地震により、小学生が倒れたブロック塀の下敷きとなり死亡する事故が発生しました。この事故を受け、市の公共施設や市が所有する土地などに設置しているブロック塀については原則撤去し、必要に応じて金網のフェンス等を設置しているところです。 今年度においては、市議会での議論を踏まえ、小中学校の通学路に面し、特にひび割れや傾きなど倒壊の危険がある民間所有のブロック塀等の除却費用について、国・県の制度を活用した助成制度を創設する予定としております。 また、通学路及び生活道路として利用されている橋りょうについても、市議会での議論を踏まえ、転落防止などの安全性を確保するため、既存の高欄のかさ上げを行いたいと考えており、早急に整備が必要な福江橋と中野橋を実施する予定としております。 本議会に関係議案を提案しておりますので、御審議のほどよろしくお願いします。 新たなごみ焼却施設について。 大浜地区に整備を進めている新たなごみ焼却施設については、7月に建物本体に電源を引き込む受電が完了し、現在、機器計器類の作動状況を確認する試運転を行っているところです。9月26日には、施工業者である株式会社プランテックの主催において、焼却炉の無事と安全操業を祈願して「火入れ式」がとり行われ、その後、ごみ焼却の試運転が行われる予定です。 また、施設運営に伴う周辺地区との公害防止協定については、大浜区及び5つの町内会との締結を考えており、大浜区とは現在、大浜区の代理人弁護士が同席して協定内容について協議を行っているところであります。また、5つの町内会には、おおむね同意をいただいており、堤、高田、野々切町内会とは、7月26日に協定を締結しました。 竣工後につきましては、地域に親しまれる運営管理に努め、市民の生活を守る安全で安定的な処理を実現できる施設を目指してまいりたいと考えております。 幼児教育・保育の無償化について。 10月から、幼児教育・保育の無償化が全国で開始されます。 これは、3歳から5歳までの全ての子供及びゼロ歳から2歳までの住民税非課税世帯の子供について、幼稚園、保育園、認定こども園等の利用料が無料となるものです。また、保育園や認定こども園等を利用されていない方で、一時預かり事業や病児保育事業、ファミリー・サポート・センター事業を利用される3歳から5歳までの子供は月額3万7,000円、ゼロ歳から2歳までの住民税非課税世帯の子供は月額4万2,000円を上限として利用料が無料となります。 なお、今回の無償化に伴い、施設で徴収することとされている3歳から5歳にかかる副食費については、市議会での議論を踏まえ、これまで実費徴収を行っていた幼稚園等を含め助成対象にしたいと考えております。 本議会に関係議案を提案しておりますので、御審議のほどよろしくお願いします。 子供たちの活躍について。 8月2日から5日にかけて、諫早市で開催された全日本小学生ソフトボール大会において、本県代表として出場した福江ドリームスがベスト8という成績をおさめました。 また、8月23日から25日にかけて、佐賀県で開催された九州ブロックスポーツ少年団ソフトボール交流大会においても、本県代表として出場し、手に汗握る接戦を勝ち抜き、見事8年ぶりに優勝しました。 福江ドリームスの2大会にわたる栄誉をたたえるとともに、参加した選手の今後のさらなる活躍を期待しております。 8月5日から九州各県で開催された九州中学校体育大会の柔道、陸上、ソフトテニス、バドミントンのそれぞれの競技に、県大会上位者25名が出場しました。 また、8月17日から兵庫県で開催された全国中学校体育大会の柔道競技団体戦に福江中学校女子チーム、個人戦に翁頭中学校の尾崎茂憲さん、岐宿中学校の今畠治豊さん、木場 彩さんの3名が出場しました。団体は予選リーグで敗退、個人戦は1、2回戦で敗退しました。 8月21日から大阪府で開催された陸上競技の共通男子3,000メートルに三井楽中学校の川原琉人さん、共通女子砲丸投げに翁頭中学校の浦 紗瑛さんの2名が出場しましたが、ともに予選敗退という結果でした。 全国の舞台での上位進出は成りませんでしたが、持てる力を出し切ったことにより、新たな目標を持つことができたものと思います。 学校教育の環境整備について。 学校施設の耐震化については、昨年6月に着手した緑丘小学校校舎改築工事の第2期建設工事が7月に竣工し、これをもって全て完了しました。 緑丘小学校校舎については、今後、第2期改修工事、解体工事及び外構工事が実施されますので、引き続き着実な進捗管理に努めてまいります。 また、小中学校への空調機整備については、8月末で普通教室の75%の設置が完了しました。未設置の教室については、早期に整備するよう努めてまいります。 新図書館の整備について。 新図書館については、現在の図書館の老朽化や狭隘化に対応するため、移転改築に向けて整備計画を進めております。 ことし1月末に設計業務の契約を締結した後、ワークショップを3回開催し、市民の皆様からいただいたさまざまな意見や基本計画を踏まえ、このたび基本設計が完成しました。今後、実施設計を行い、今年度中に設計業務を完了する予定です。 なお、建設工事については、来年度着工、その翌年度完成を予定しており、新図書館の基本理念である「しまの暮らしをささえ、地域をつくる図書館」を目指して整備を進めてまいります。 五島市中学生議会について。 8月27日、五島市中学生議会を開催しました。 市内10の中学校及び鶴南特別支援学校の代表生徒23名が中学生議員となり、谷川市議会議長による議事進行のもと、市議会本会議と同様に市政一般質問が行われました。議会では、人口減少対策や商店街の活性化など、五島市が抱える問題を取り上げ、さまざまな質問や意見を述べてくれました。また、議会の最後には、~ふるさと五島のために私たちができること~という意見表明が全会一致で可決されました。 この議会において、中学生が地域課題を的確に捉えていることや五島市への愛着の深さを感じることができ、非常にうれしく、そして頼もしく感じました。 今後も、このような中学生議会などを通して、将来を担う若者が市政や市議会の役割について理解を深め、市の将来像や地域の問題点を考える機会を設けていきたいと考えております。 県への要望活動について。 7月25日、県知事及び県議会議長に対し、谷川議長を初め市議会の皆様とともに要望活動を行ってまいりました。 航空路線の安全確保、基幹航路の基本運賃の引き下げ率の継続、
海洋再生可能エネルギーへの支援など、市民の暮らしを守り、これからの市勢の振興を図る上で重要な9項目について要望を行いました。 中村知事からは、基幹航路の基本運賃の引き上げについては、自治体から先送りの意見があったことから、航路ごとに検討したい、また、
海洋再生可能エネルギーについては、五島市沖の商用化に向けて、促進区域の指定を受けることができるよう努力したいとの回答をいただきました。 障害者支援施設への指導について。 市内の障害者支援施設において、職員が、日常的に鍵をかけて利用者を部屋に閉じ込めるといった虐待行為がありました。 市としては、その事実を所管の長崎県に報告し、虐待防止及び再発防止を指導しました。その後、同施設から改善計画が提出され、これに基づき鍵の撤去も行われたところであります。 今後も引き続き、県とともに指導してまいりたいと考えております。
参議院議員通常選挙及び職員の懲戒処分について。 7月21日、
参議院議員通常選挙が執行されました。 今回も投票率を上げるため、期日前投票所を設け、また、当日は高齢者等を対象とした移動支援を導入しましたが、台風5号による影響もあり51.2%と、3年前と比較して約11ポイント下回る結果となりました。 今後も引き続き、移動投票所を含めた期日前投票所及び移動支援の周知を図るとともに、若年層への選挙啓発を行うなど、投票率の向上に努めてまいります。 また、福江第8投票所において、受付事務の誤りにより有権者1名が投票できなかった事案が発生しました。 選挙管理委員会では、関係職員に対し、訓告及び口頭による厳重注意を行い、今後、このような事案が発生しないよう再発防止の対策を十分に行うよう指示した旨の報告を受けております。 次に、特定健診の受診勧奨対象者の名簿が所在不明となった件による職員の懲戒処分について報告します。7月16日付で担当係長を戒告とし、担当課長、課長補佐及び職員の3名を訓告としました。 今後、このようなことが起こらないよう、全職員に対し、個人情報の取り扱いや管理について指導を徹底し、再発防止に努めてまいります。 以上で市政報告を終わりますが、本定例会に提案いたします議案は、条例案、補正予算案、その他合わせまして59件となっております。 何とぞ慎重に御審議賜り、適切なる御決定を賜りますようお願い申し上げます。(降壇)
○議長(谷川等君) ただいまの市政報告に対し、質疑を行います。 質疑を終わります。
△日程第4 監査報告について 監査委員から令和元年5月分の一般会計、特別会計出納検査1件、平成31年4月分、令和元年5月分の水道事業会計出納検査2件、合計3件の結果が、それぞれ議長の手元まで報告されております。 その内容につきましては、お手元に印刷配付しております報告書のとおりであります。
△日程第5
教育委員会報告について 教育委員会から、教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の結果が、議長の手元まで報告されております。 その内容につきましては、お手元に印刷配付しております報告書のとおりであります。
△日程第6 行政調査報告について 議会広報特別委員会及び去る6月定例会において、経済土木委員会に閉会中の調査事件として付託しておりました所管事項の行政調査につきましては、調査を終了し、その結果が議長の手元まで報告されております。 その内容につきましては、お手元に印刷配付しております報告書のとおりであります。 市長から議案の送付を受けておりますので、局長に朗読させます。
◎議会事務局長(山田栄君) 朗読いたします。 1五総第1452号 令和元年9月4日五島市議会議長様 五島市長 野口市太郎 議案の送付について 令和元年9月4日招集の令和元年9月
五島市議会定例会に、議案第60号 五島市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について外58件を別添のとおり送付します。 以上です。
○議長(谷川等君)
△日程第7 報告第14号 専決処分の報告について(財産の取得についての変更について) を議題といたします。 お諮りいたします。 報告第14号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(谷川等君) 御異議なしと認めます。よって、報告第14号は、委員会の付託を省略することに決しました。 報告第14号に対する説明を求めます。
◎総務課長(山本強君) ただいま議題となりました報告第14号について御説明いたします。 議案表の114ページをお開き願います。 報告第14号は専決処分の報告でありまして、その専決理由でありますが、財産の取得についての変更については、本来、地方自治法第96条第1項第8号及び五島市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を経ることとされておりますが、このことについては特に緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認め、地方自治法第179条第1項の規定により、令和元年7月23日付で専決処分したもので、同条第3項の規定により議会に報告し、承認を求める必要があることから提案いたすものであります。 本案は、令和元年7月8日に議決いただいた議案第48号 財産の取得についてを変更するもので、去る6月定例会において当該議案を議決いただいた後、契約の相手方である有限会社イシマル五島から、当初の予定よりも早く、7月下旬に納品が可能となる旨の報告があったため、取得金額のうち消費税相当額を、新税率の10%ではなく8%で計算した額に減額し、取得金額を3,607万2,000円として変更契約を行ったものであります。 以上で報告を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(谷川等君) 質疑を行います。 質疑を終わります。 討論を開きます。 討論を終結し、採決いたします。 報告第14号は、承認することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(谷川等君) 御異議なしと認めます。よって、報告第14号は承認されました。
△日程第8 報告第15号
一般社団法人五島市
農林総合開発公社の経営状況について から
△日程第10 報告第17号 健全化判断比率及び資金不足比率について まで、以上3件を一括して議題といたします。 報告第15号外2件に対する説明を求めます。
◎総務課長(山本強君) ただいま議題となりました報告第15号及び報告第16号について御説明いたします。 これらについては、地方自治法第243条の3第2項の規定により、本市が2分の1以上を出資している法人等について、その経営状況を説明する書類を作成し、市議会へ提出する必要があることから報告いたすものであります。 まず、報告第15号
一般社団法人五島市
農林総合開発公社の経営状況について御説明いたします。 別冊となっております報告書の1ページをごらん願います。 公社の概要ですが、五島市における農林業の振興を図るため、農林業の担い手の育成、確保や地域の特徴と資源を活用した産業の振興等を積極的に推進するための諸事業を実施するとともに、地域経済の安定と地域の特性を生かした個性と魅力あるまちづくりを推進し、住民の福祉の増進に寄与することを目的として平成8年3月29日に設立されており、出捐金9,150万円のうち、五島市が9,000万円を出資しております。 2ページをお開き願います。 平成30年度の事業報告でありますが、主たる事業である人材育成事業について、新たな研修生3名の募集を行いましたが応募者がなく、前年度に採用していた1年生も体調不良により5月末で退所したことから、公社の事業を見直すこととし、平成30年度をもって人材育成事業、農作業受託事業及び地域特産物振興事業の3事業を廃止いたしております。 次に、5ページからの収支計算書について御説明いたしますと、収入の部で、5ページの法人会計、6ページの実施等事業会計及び7ページと8ページのその他会計の当期収入合計額は1,980万8,537円で、同じく当期支出合計額は2,069万4,022円で、当期収支差額は88万5,485円の赤字となっております。 なお、14ページ以降に記載しております令和元年度の事業計画及び予算につきましては、説明を省略させていただきます。 次に、報告第16号 五島
風力発電株式会社の経営状況について御説明いたします。 別冊になっております報告書の1ページをお開き願います。 会社の概要でありますが、資本金は1,000万円で、うち五島市が510万円を出資し、地域資源を利用して新エネルギーの開発を推進し社会に貢献するという経営理念のもとに、風力によって自家発電した電力の販売及びそれに附帯する一切の業務を行うため、平成12年11月15日に設立されております。 なお、風力発電設置場所は五島市富江町長峰で、三菱重工業製2基を設置しております。 2ページをごらんください。 平成30年度の事業報告でありますが、1号機はナセル内高速軸ブレーキパッドの破損により平成30年10月から運転を停止し、取締役会において、修理等による復旧は費用対効果が見込めないことから修理等は行わず、今後は市内風車メンテナンス人材の教育・訓練施設として活用することを決定いたしました。 2号機も平成31年1月の落雷によりブレードが損傷しましたが、こちらは復旧作業を行い、平成31年4月から運転を再開しております。 このような状況から、今期は当初の計画売上高を下回る結果となりましたが、2号機が長期停止していた前期と比較すると売上高が390万円の増、経常利益が540万円の増となりました。 また、特別利益として、1号機の故障による受取保険金2,100万円が計上されたことから、税引き前当期純利益が1,400万円となり、財務状況が大きく改善される結果となっております。 次に、6ページの損益計算書を御説明いたします。 営業収益の部では、電力の売上高2,289万3,517円に対して販売費及び一般管理費が2,961万7,208円で、営業部門では672万3,691円の赤字となっております。 営業外の部では、受取利息と雑収入の19万4,173円に対して借入金等の支払利息が51万2,813円で、営業外部門でも31万8,640円の赤字となっております。 特別利益の受取保険金2,108万129円を加え、法人税等の55万8,915円を差し引いて、当期純利益は1,347万8,883円となっております。 なお、8ページ以降に記載しております令和元年度の事業計画及び損益予測につきましては説明を省略させていただきますが、今後も地元発電事業者として再生可能エネルギーの普及及び関連産業の育成に取り組むとともに、関係者、関係団体等と連携し、再生可能エネルギーによる地方創生に寄与していきます。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
◎財政課長(坂本聡君) 続きまして、報告第17号について御説明いたします。 別冊の報告第17号 健全化判断比率及び資金不足比率についての1ページをごらんください。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、平成30年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率について御報告いたします。 一般会計等の赤字の程度を示す実質赤字比率及び一般会計等のほかに水道事業会計や特別会計など、市の全ての会計を合算して、市全体の赤字の程度を示す連結実質赤字比率は29年度と同様に赤字が生じていないため、平成30年度決算の数値の記載はありません。 次に、一般会計等の公債費や公債費に準ずる経費を指標化し、公債費等が財政に及ぼす負担を示す実質公債費比率は平成30年度決算では5.4%となっており、29年度より0.4ポイント改善されております。 次に、一般会計等の公債費や公債費に準ずる経費、職員の退職手当負担見込み額など、将来に支払う可能性のある負担等の残高の程度を現時点で指標化し、将来、財政を圧迫する可能性を示す将来負担比率は、29年度と同様に、平成30年度決算では発生せず良好な状態となっております。 次に、公営企業の資金の不足額が公営企業の料金収入に対してどの程度あるかを示す資金不足比率につきましても、29年度と同様、全会計で資金不足が発生しておらず、数値なしとなっており、いずれの指標につきましても早期健全化基準、財政再生基準などの基準値を下回っております。 なお、報告につきましては監査委員の審査に付し、その意見をつけて報告することとなっていることから、監査委員による意見書を別紙のとおり添付いたしております。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(谷川等君) 各案件に対し、一括して質疑を行います。
◆16番(橋本憲治君) 報告第15号 五島市
農林総合開発公社の経営状況について、2点お伺いいたします。 まず1点目は、2ページの平成30年度事業報告の中で法人会計についてですけども、固定資産等については、4回に分けて競売を開催し売却等により全て処分したというふうに報告されています。この処分して得た金額はどれくらいだったのか説明を求めます。 2点目は、13ページの財産目録についてです。土地が1,659万2,750円となっていますけども、この公社所有農地についてはどの地区に所有しているのか、その点についてお伺いいたします。
◎農林水産部長(田端正之君) 1点目のお尋ねの処分をした金額でございますけども、報告書の11ページをごらんいただきたいと思います。中段に、2.経常外増減の部というのがございますけども、その2行下に固定資産売却益という記載がございます。ここに973万7,595円という数字を記載しておりますけども、これが機械等を処分した売却益でございます。 2点目の、公社で財産保有している部分がどこの地区にあるのかということでございますけども、鬼岳土地改良区内にありまして、点々としております。大まかに申し上げますと第1工区の長手の上の周辺、そして第2工区のみつたけ荘周辺、第3工区のリサイクルセンター周辺に位置しておるということでございます。 以上でございます。
◆16番(橋本憲治君) 農林総合公社の土地は鬼岳土地改良区内にあるということなんですけども、私の記憶では、鬼岳土地改良区の改良工事が終わった当時は、土地の売買については10アール当たり30万円で取引しようというような組合の中での取り決めがあったわけですが、そういった中で、この土地の金額というのはどういうふうにして算定しているのか、その点についてお伺いいたします。
◎農林水産部長(田端正之君) お答えをいたします。 基盤整備を終了した後に換地業務を行いますけども、その換地が終了した後に土地改良区で土地の評価を行いますので、その評価をもとに出した金額がここに計上させていただいている1,659万2,750円ということでございまして、これを面積で割り返しますと、10アール当たり43万4,160円程度になろうかというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(谷川等君) 質疑を終わります。 報告第15号外2件は、これを受けとどめることにいたします。
△日程第11 議案第60号 五島市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について から
△日程第40 議案第114号 権利の放棄について まで、以上30件を一括して議題といたします。 議案第60号外29件に対する説明を求めます。
◎総務課長(山本強君) ただいま議題となりました各案件について、提案の趣旨を御説明いたします。 議案表の1ページをお開き願います。 議案第60号 五島市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定についてでありますが、本案は地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行により、特別職非常勤職員及び臨時的任用職員に係る任用要件が厳格化されるとともに、一般職の非常勤職員の制度として新たに
会計年度任用職員制度が創設されることから、
会計年度任用職員について、その給与及び費用弁償に関し必要な事項を定めるため、提案いたすものであります。 制定の内容でありますが、
会計年度任用職員の給料月額または報酬基準月額の上限について規定するほか、通勤手当、時間外勤務手当、期末手当等について、五島市職員の給与に関する条例等に準じて定めるものであります。 10ページをお開き願います。 議案第61号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例の制定についてでありますが、本案は地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行により、
会計年度任用職員制度が創設されることに伴い、関係する12の条例について、所要の規定の整備を行う必要があることから、提案いたすものであります。 改正の内容でありますが、それぞれの条例において
会計年度任用職員制度が創設されることに伴う規定の追加、条項ずれの整理等を行うものです。 14ページをお開き願います。 議案第62号 五島市税条例等の一部改正についてでありますが、本案は地方税法等の一部を改正する法律が平成31年3月29日に公布されたことに伴い、軽自動車税種別割に係るグリーン化特例を延長するなど、所要の規定の整備を行う必要があることから、提案いたすものであります。 改正の内容でありますが、この条例は本則を3条構成とし、第1条及び第2条において五島市税条例を、第3条において五島市税条例等の一部を改正する条例を、それぞれ改正しております。 第1条では、市民税の申告における申告書の記載の簡略化、軽自動車税の環境性能割の税率の軽減、軽自動車税種別割に係るグリーン化特例の延長等に係る規定の整備等を行っております。 第2条では、市民税の非課税措置への単身児童扶養者の追加、軽自動車税種別割に係るグリーン化特例の対象者の限定等に係る規定の整備等を行っております。 第3条では、大法人に対する電子による申告の義務づけに関し、義務の緩和を行う規定の整備等を行っております。 23ページをお開き願います。 議案第63号 五島市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、成年後見制度の利用の促進に関する法律に基づく措置として、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律が公布されたことを受け、消防団員の欠格条項を見直し、成年被後見人等も消防団員となることができるようにするため、所要の規定の整備を行う必要があることから、提案いたすものであります。 改正の内容でありますが、消防団員の欠格条項について定める第4条において、第1号として掲げる成年被後見人または非保佐人の規定を削るほか、これに伴う規定の整備を行うものであります。 24ページをお開き願います。 議案第64号 五島市印鑑条例の一部改正についてでありますが、本案は住民基本台帳法施行令の一部が改正され、結婚等により氏に変更があった者が、住民票に旧氏の記載を求めることができることとされたことに伴い、印鑑登録にも旧氏を用いることができるようにするため、所要の規定の整備を行う必要があることから、提案いたすものであります。 改正の内容でありますが、登録印鑑の制限について定める第5条において、旧氏を登録の対象とする改正を行うほか、これに伴う規定の整備を行うものであります。 次に、議案第65号 五島市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は災害弔慰金の支給等に関する法律及び災害弔慰金の支給等に関する法律施行令の一部が改正され、償還金の支払猶予の規定が同政令から同法律へ移行されたこと、及び支払猶予等の必要性を判断するために必要な報告等を求める根拠が法に定められたことから、本条例で引用している条項について所要の規定の整理を行う必要があるため、提案いたすものであります。 改正の内容でありますが、弔慰金の償還方法等について定める第16条において同法及び同法施行令の改正に伴う規定の整理を行うものであります。 26ページをお開き願います。 議案第66号でありますが、
議会運営委員会においても御説明いたしましたとおり、内閣府令の誤りにより議案の修正がございます。お配りしている議案への差しかえをお願いいたします。 議案第66号 五島市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例等の一部改正についてでありますが、本案は子ども・子育て支援法等の一部改正により、関係する3つの条例において、幼児教育・保育の無償化など、所要の規定の整理を行う必要があることから、提案いたすものであります。 改正の内容でありますが、まず、第1条で改正する五島市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例は、内閣府令である特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準により定めているところ、当該内閣府令の一部改正により、幼児教育・保育の無償化に伴う食事の提供に要する費用の取り扱いの基準を変更するほか、法の改正に伴う用語の整理等を行うものであります。 第2条の五島市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例の一部改正及び第3条の五島市立保育事業所条例の一部改正は、子ども・子育て支援法等の一部改正により、3歳以上の利用者及び住民税非課税世帯に属する3歳未満の利用者の利用が無償とされたことから、利用者負担額または保育料について、所要の規定の整理を行うものであります。 42ページをお開き願います。 議案第67号 五島市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでありますが、
放課後児童健全育成事業に従事する者及び従事者数については、厚生労働省令に従い、条例で定めるものとされているところ、当該省令の一部が改正され、放課後児童支援員の資格が見直されたため、所要の規定の整理を行う必要があることから、提案いたすものであります。 改正の内容でありますが、放課後児童支援員の資格について定める第10条第3項において、「都道府県知事が行う研修を修了したもの」を「都道府県知事または指定都市の長が行う研修を修了したもの」とする改正を行うほか、所要の規定の整理を行うものであります。 次に、議案第68号 五島
市民三井楽プール条例の一部改正についてでありますが、本案は、市民三井楽プールの休場日を見直すため、所要の規定の整備を行う必要があることから、提案いたすものであります。 改正の内容でありますが、第5条において、休場日を、「火曜日」及び「12月29日から翌年の1月3日までの日」に改めるものであります。 44ページをお開き願います。 議案第69号 五島
市営住宅管理条例の一部改正についてでありますが、本案は、昭和38年度に建築した奈留地区の泊団地を、老朽化が著しく、その修繕に多額の経費を要すること及び今後の需要が見込まれないことを理由に廃止するほか、所要の規定の整備を行う必要があることから、提案いたすものであります。 改正の内容でありますが、市営住宅の名称及び位置を定める別表において、「泊団地」の項を削るほか、第1旭丘住宅等について、測量による地番修正を行うものであります。 次に、議案第70号 五島市
単独住宅管理条例の一部改正についてでありますが、本案は、最近1年間において入居の申し込みがない単独住宅について、入居要件を緩和するため、所要の規定の整備を行う必要があることから、提案いたすものであります。 改正の内容でありますが、入居資格について定める第5条第1項において、最近1年間に入居の申し込みがなかった住戸については、同居する親族が必要であるとの要件を除外する旨のただし書きを加えるものであります。 46ページをお開き願います。 議案第71号 五島市
簡易水道事業給水条例及び五島市
水道事業給水条例の一部改正についてでありますが、本案は、水道法の一部が改正され、指定給水装置工事事業者に係る指定が更新制とされたことに伴い、関係する2つの条例において、当該更新に係る手数料を定めるため、所要の規定の整備を行う必要があることから、提案いたすものであります。 改正の内容でありますが、第1条で改正する五島市
簡易水道事業給水条例の別表第2及び第2条で改正する五島市
水道事業給水条例の別表第2に、更新指定手数料を1件当たり5,000円とする規定をそれぞれ追加するほか、これに伴う規定の整理等を行うものであります。 次に、48ページの議案第72号から65ページの議案第80号までの辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定については一括して御説明いたします。 これらの案は、木場辺地、堤辺地、椛島辺地、富江辺地、盈進辺地、山崎辺地、大宝辺地、寺脇辺地及び田岸辺地に係る公共的施設の総合整備計画を策定するもので、計画の策定に当たっては、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項の規定により、議会の議決を経る必要があるため、提案いたすものであります。 なお、計画の内容につきましては、それぞれ議案に記載のとおりとなっておりますので、説明は省略させていただきます。 次に、67ページの議案第81号から90ページの議案第88号までの辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更については一括して御説明いたします。 これらの案は、上大津辺地、松山辺地、東辺地、濱ノ畔辺地、川原辺地、中岳南部辺地、西海辺地及び船廻辺地に係る公共的施設の総合整備計画を変更するもので、計画の変更に当たっては、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第8項の規定により、議会の議決を経る必要があることから、提案いたすものであります。 なお、変更計画の内容につきましては、それぞれ議案に記載のとおりとなっておりますので、説明は省略させていただきます。 113ページをお開き願います。 議案第114号 権利の放棄についてでありますが、本案は、平成16年度長崎県肉用牛振興施設整備事業費補助金の交付決定取り消しによる返還命令に伴い、被補助団体のごとう農業協同組合は、補助金の受領の日から返還金納付日までの日数に応じ、当該補助金の返還金に対する加算金を市に納付しなければならないことになっていますが、当該返還命令の原因となった事業の中止が事業主体以外の外的要因によるものであることを考慮し、加算金について権利の放棄をしたいため、地方自治法第96条第1項第10号の規定により、議会の議決を経る必要があることから、提案いたすものであります。 権利を放棄する加算金の額は565万4,790円、権利放棄の時期は令和元年9月27日となっております。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(谷川等君)
△日程第41 議案第97号 令和元年度五島市
一般会計補正予算(第2号) から
△日程第43 議案第99号 令和元年度五島市
交通船事業特別会計補正予算(第1号) まで、以上3件を一括して議題といたします。 議案第97号外2件に対する説明を求めます。
◎財政課長(坂本聡君) ただいま議題となりました議案第97号外2件について御説明申し上げます。 令和元年9月
五島市議会定例会予算関係議案、令和元年度補正予算の1ページをお開き願います。 まず、議案第97号 令和元年度五島市
一般会計補正予算(第2号)でございます。 第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7億1,431万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を353億5,710万7,000円といたしております。 第2条では債務負担行為の補正を、第3条では地方債の補正を行っております。 内容につきましては、まず、7ページの「第2表 債務負担行為補正」をごらんください。 玉之浦中学校教職員住宅のシロアリ駆除業務について債務負担行為を設定するものでございます。 次に、8ページの「第3表 地方債補正」をごらんください。 治山事業費のほか農林水産業施設及び公共土木施設の災害復旧事業費を新たに追加し、9ページでは河川整備事業費ほか1件の限度額を変更し、追加変更後の起債限度額を総額で71億8,630万円としております。 今回の補正予算の主な内容としましては、7月17日から22日にかけての梅雨前線及び台風5号の接近に伴い発生した豪雨災害に係る災害復旧費を初め、10月から実施される幼児教育・保育の無償化に伴って市が独自で実施する副食費補助金などを計上するほか、今年度の普通交付税交付額の決定による歳入の調整、人事異動等に伴う職員人件費の調整などを行っております。 それでは、12ページをお開き願います。 まず、歳入ですが、1款市税は本年10月1日に自動車取得税が廃止されることに伴い、新たに導入される軽自動車税環境性能割について122万円を見込み計上しております。 10款地方特例交付金は1億993万7,000円を追加しており、その内訳は消費税率の引き上げによる消費の反動減対策として行われる自動車税及び軽自動車税の環境性能割の臨時的軽減による減収を補填するための減収補てん特例交付金の追加と個人住民税の減収補てん特例交付金の調整を行うとともに、10月からの幼児教育・保育の無償化の実施に伴い、今年度必要となる地方負担額を補填するために交付される子ども・子育て支援臨時交付金1億441万9,000円を追加計上しております。 11款地方交付税は、今年度の普通交付税の交付額が決定いたしましたので、当初予算計上額との差額9,497万9,000円のうち、7,000万円を追加計上しております。 13款分担金及び負担金は、自然災害防止事業及び農地災害復旧事業に係る受益者負担金2,090万円を追加するとともに、幼児教育・保育の無償化の実施に伴い保育所入所負担金2,056万5,000円を減額しております。 13ページの15款国庫支出金は、総額3億5,354万7,000円を追加しており、その内訳は、子どものための教育・保育給付費、7月の集中豪雨及び台風5号により発生した道路、河川の災害復旧に係る国庫負担金、社会保障・税番号制度システム整備費、離島活性化交付金、地方創生推進交付金、学校施設環境改善交付金などを追加しております。 16款県支出金は、総額1億6,009万9,000円を追加しており、その内訳は、子どものための教育・保育給付費、農地、農業用施設及び林業用施設の災害復旧に係る県負担金、自然災害防止事業費、浜の魅力発信・漁業就業促進総合支援事業費、特定有人国境離島地域社会維持推進交付金、研究指定校事業費委託金等を追加しております。 14ページの19款繰入金は、財源調整のため、財政調整基金繰入金を6,581万3,000円減額するとともに、充当事業の財源組み替えにより、ふるさとづくり基金繰入金130万6,000円を減額しております。 21款諸収入は、国立公園等資源整備事業費補助金の追加など、総額1,223万9,000円を追加しております。 22款市債は、総額6,820万円を追加しており、治山のための自然災害防止事業及び農地等の災害復旧費を追加するほか、河川債は起債種別の調整を、臨時財政対策債は今年度の発行可能額の確定による減額調整をそれぞれ行っております。 15ページの23款環境性能割交付金は、本年10月1日に自動車取得税が廃止されることに伴い、新たに導入される自動車税環境性能割に係る市町村交付金として586万円を見込み計上しております。 16ページをお開き願います。 次に歳出ですが、まず人件費につきまして、ほぼ全款にわたり調整を行っており、そのうち一般職に係る人件費は全体で250万8,000円を追加しております。4月の人事異動に伴う調整と新陳代謝が主なものでありますので、以下、各款ごとの説明は省略させていただきます。 1款議会費は1,285万8,000円を減額しておりますが、その内容としましては、議員の辞職及び逝去に伴う議員報酬や期末手当、政務活動費などを減額しております。 2款総務費は5,104万5,000円を追加計上しております。主なものとしまして、1項総務管理費では、6目企画費でジオパーク推進事業として鐙瀬園地再整備計画策定業務委託料及びUIターン促進事業における短期滞在住宅の整備に要する経費を、11目情報推進費でマイナンバー情報連携のための特定個人情報提供等関連事務委任交付金を、13目諸費で国県支出金の精算返納金を追加しております。 20ページからの3款民生費は4,513万円を追加計上しており、1項社会福祉費4目老人福祉費で、令和2年4月の民間移譲を計画している岐宿デイサービスセンターの浄化槽設備等の整備事業費及び補助基準額の改定に伴う地域介護・福祉空間整備等施設整備補助金を追加し、6目国民健康保険費で国民健康保険事業特別会計に対する繰出金を追加しております。2項児童福祉費では、10月からの幼児教育・保育の無償化の実施に伴い、認定こども園の運営費負担金を追加するほか、副食費の免除の対象とならない世帯の子供に対する保育所等副食費補助金、幼稚園預かり保育や一時預かり事業などを利用する子供の施設等利用費負担金、放課後児童クラブ等環境改善整備推進事業費補助金などの追加が主なものです。 22ページの4款衛生費は878万3,000円の減額となっておりますが、1項保健衛生費では、インフルエンザの予防接種に係る助成対象を小学生及び中学生まで拡充することとし、予防接種委託料等を追加計上しております。 5款労働費は、勤労福祉センターの施設の修繕料を追加計上しております。 23ページからの6款農林水産業費は63万9,000円の減額となっておりますが、1項農業費では、玉之浦花き栽培施設における埋設物等の撤去費及び海岸保全施設整備事業負担金を追加し、2項林業費では、山地における土砂崩れを防止するための自然災害防止事業費を追加しております。 24ページの3項水産業費では、浜の魅力発信・漁業就業促進総合支援事業費補助金を追加しております。 7款商工費は611万9,000円を追加計上しており、有人国境離島法関連事業として滞在型観光推進事業委託料及びしま旅滞在促進事業費負担金を追加するほか、公園遊具の点検業務の委託料の追加、電気自動車の急速充電器の更新に係る予算の調整などを行っております。 25ページからの8款土木費は3,248万2,000円を追加計上しております。 26ページの1項土木管理費では、小中学校の通学路に面する民間所有の危険なブロック塀の除却費用の一部を助成するための危険ブロック塀等除却支援事業費補助金を追加し、2項道路橋りょう費で市道への落石防止網設置事業費、橋りょう安全対策事業費の追加計上が主なものであります。 28ページの9款消防費は148万9,000円の追加計上で、消防無線基地局の定期検査業務委託料の追加が主なものとなっております。 10款教育費は4,412万4,000円を追加計上しており、1項教育総務費で
教職員住宅改修事業費、29ページの2項小学校費で学校プール改修事業費、30ページの4項社会教育費で、4目文化会館管理費の福江文化会館施設設備整備事業費、7目図書館建設費の新図書館建設予定地液状化判定事業費、8目離島開発総合センター費の福江島開発総合センター空調設備整備事業費及び奈留離島開発総合センター手すり改修事業費を追加しているのが主なものであります。 31ページからの11款災害復旧費は、農地40カ所、農業用施設24カ所、林道5路線15カ所、道路14路線21カ所、河川24カ所、文教施設では学校1カ所、その他公共施設ではたい肥センターなどの災害復旧経費を計上しております。 次に、53ページをお開き願います。 議案第98号 令和元年度五島市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、第1条で、元号を改める政令の施行に伴い、「平成31年度五島市国民健康保険事業特別会計予算」の名称を「令和元年度五島市国民健康保険事業特別会計予算」とし、元号による年表示についても「令和」に読みかえるものといたしております。 第2条では、直営診療施設勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ462万円を追加し、歳入歳出予算の総額を4億6,977万8,000円としております。 補正予算の内容につきまして御説明いたします。 56ページをお開き願います。 歳入の5款繰入金は、今回の補正予算の財源として一般会計繰入金462万円を追加しております。 歳出では、2款医業費で、三井楽診療所における医療用機器の購入費として462万円を追加計上しております。 次に、57ページをお開き願います。 議案第99号 令和元年度五島市
交通船事業特別会計補正予算(第1号)でありますが、第1条で、元号を改める政令の施行に伴い、「平成31年度五島市交通船事業特別会計予算」の名称を「令和元年度五島市交通船事業特別会計予算」とし、元号による年表示についても「令和」に読みかえるものといたしております。 第2条では、奈留島~前島航路運航に係る定期用船料について、債務負担行為の事項、期間、限度額を定めております。 58ページをお開き願います。 今回の補正予算の内容としましては、第1表債務負担行為におきまして、平成28年10月からデマンド運航を行っております奈留島-前島航路について、令和2年度から4年度までの定期用船料3,973万2,000円の債務負担行為を設定するものでございます。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(谷川等君)
△日程第44 議案第100号 平成30年度五島市一般会計歳入歳出決算 から
△日程第57 議案第113号 平成30年度五島市
水道事業会計剰余金の処分及び決算 まで、以上14件を一括して議題といたします。 議案第100号外13件に対する説明を求めます。
◎市長(野口市太郎君) (登壇)ただいま議題となりました議案第100号外12件の平成30年度五島市一般会計及び特別会計決算について御説明申し上げます。 平成30年度の予算編成に当たりましては、本市が直面する最重要課題である人口減少対策のため、五島市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づく重要施策への取り組みを着実に進めるとともに、施行から2年目を迎える有人国境離島法関連の事業につきましても、引き続き国の支援制度を最大限活用することで、交流人口の拡大と雇用の確保を図り、人口減少を抑制するための取り組みについて積極的に予算措置を行ったところであります。 また、予算の執行に当たりましても、事業の必要性や費用対効果を意識するとともに、執行段階においてもその目的を十分に達成するため、事業の見直しを行いながら、限られた財源で最大の効果が得られるよう計画的・効率的な予算の執行に努めたところであります。 その結果、平成30年度の決算概要は、一般会計では、歳入335億2,277万円、歳出320億22万円、歳入歳出差し引き15億2,255万円で、このうち、翌年度への繰越財源が8億9,928万円ございますので、これを控除した実質収支は6億2,327万円の黒字となっております。 特別会計では、国民健康保険事業特別会計外11会計の合計で、歳入130億2,050万円、歳出127億7,421万円、歳入歳出差し引き2億4,629万円となっております。 続きまして、議案第113号 平成30年度五島市
水道事業会計剰余金の処分及び決算について御説明申し上げます。 消費税抜きの収益的収入及び支出につきましては、収入9億1,423万円、支出8億4,740万円、差し引き6,683万円の黒字決算となっております。 なお、地方公営企業法第32条第2項の規定により、当年度未処分利益剰余金の全額4億6,003万円を翌年度へ繰越利益剰余金とすることの議決をお願いしております。 次に、資本的収入及び支出につきましては、収入2億8,392万円、支出5億9,203万円で、収入額が支出額に対して不足する額3億811万円は、過年度分損益勘定留保資金2億8,801万円などで補填しております。 以上でございます。(降壇)
○議長(谷川等君) お諮りいたします。 明5日は議案研究のため、休会にいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(谷川等君) 御異議なしと認めます。よって、明5日は休会といたします。 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 次の本会議は、9月6日午前10時から開きます。 本日は、これをもって散会いたします。 =午前11時35分 散会=...