令和 6年 6月定例会 開会 午前10時
○議長(
松本正治君) おはようございます。出席議員、定足数以上であります。 開議 午前10時
○議長(
松本正治君) これより、令和6年6月
平戸市議会定例会を開会いたします。 会議に入ります前に、御報告を申し上げます。
全国市議会議長会より、
吉住威三美議員が議員在職25年以上、神田全記議員、
松尾実議員が在職10年以上の表彰を受けておりますので、ただいまから表彰状の伝達を行います。 また、市長からも記念品が贈られますので、併せて贈呈を行いたいと思います。 (
表彰状伝達) これにて、表彰状の伝達を終わります。 次に、去る4月1日付の人事異動に伴い、本会議に出席しております理事者の異動があっておりますので、御紹介をお願いいたします。
◎副市長(松田隆也君) おはようございます。 お許しいただきまして、本日出席の理事者のうち4月1日
付け人事異動に伴う職員につきまして、私のほうから御紹介をさせていただきます。
文化観光商工部長・小出圭治君、
農林水産部長・度嶋悟君、教育次長・田中幸治君、消防長・岩田英治君、水道局長・赤木誠治君、
生月支所長・池田修二君、
田平支所長・今村達也君、
大島支所長・阿立芳浩君、病院局長・鴨川恵介君、
会計管理者・百合永久美子君、
監査委員事務局長・石田宏明君。 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
松本正治君)
議会事務局におきましても、事務局長に岩永耕一が配属されておりますので、併せて紹介いたします。 開議 午前10時06分
○議長(
松本正治君) これより議事日程第1号により、本日の会議を開きます。 欠席の届出が
山内政夫議員よりあっておりますので、御報告いたします。 なお、理事者においても、
尾崎福祉部長の代わりに
大浦福祉課長が出席しておりますので、併せて御報告いたします。 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第87条第1項の規定により、12番、神田議員、13番、辻議員、14番、
吉住威三美議員を指名いたします。 日程第2、会期の決定でありますが、本定例会の会期は、去る5月27日に
議会運営委員会を開催し、本日より17日までの15日間と御協議いただいた次第です。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松本正治君) 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日より17日までの15日間と決定いたしました。 なお、会期中の日程は、配付しております日程表のとおりであります。 日程第3、諸報告及び日程第4、監査報告は、配付しております印刷物により報告にかえますので、御了承をお願いいたします。 なお、監査報告に対する質疑は、議案質疑の日に行います。 日程第5、報告第7号から日程第29、議案第60号までの25件を一括上程いたします。 市長の提案理由を求めます。
◎市長(黒田成彦君) 登壇 皆様、おはようございます。 本日は、令和6年6月
平戸市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御健勝にて御出席を賜り、厚くお礼を申し上げます。 このたび、
吉住威三美議員、神田全記議員並びに
松尾実議員におかれましては、
全国市議会議長会から永きにわたる
市議会議員としての活動に対し、永年表彰を受けられました。誠におめでとうございます。市民とともに心からお祝いを申し上げますとともに、今後とも健康に御留意いただき御活躍されますことをお祈り申し上げます。
今期定例会におきましては、報告8件、承認を求めるもの7件、条例議案3件、
補正予算議案4件、事件議案3件、合わせまして25件の審議をお願いするものであります。 それでは、御説明に入ります前に、幾つか報告をさせていただきます。 初めに、去る4月29日に発令された令和6年春の叙勲において、元平戸市
消防団団長の森能範様が消防功労により瑞宝双光章を、第42回
危険業務従事者叙勲において、元長崎県警視の岡敬三様が警察功労により瑞宝単光章を受章されました。受章されましたお二方に対し、心からお喜び申し上げますとともに、今後ますますの御活躍を祈念申し上げます。 次に、去る4月14日、川内町
鄭成功記念館横において、
鄭成功生誕400周年
記念事業の
オープニングイベントとして、
分霊廟完成記念式典を開催いたしました。式典には、金子容三
衆議院議員をはじめ、地元選出の国会議員の皆様、
大久保県議会議員、
松本市議会議長、
市議会議員の皆様など、多くの来賓を迎え、市内外から約400名の方々に御参加いただき、練り歩きや祝舞、
ジャンガラ等を行い、新たな分霊廟の完成を祝うとともに、本年の
記念事業として最高のスタートができたと感じております。 今後は、
鄭成功記念館と併せて観光客を誘致するための周遊観光の核として、これまで以上に活用を図ってまいりたいと考えております。 次に、去る4月20日及び21日、
平戸文化センターにおいてNHKのど自慢を開催しました。この事業は、
鄭成功生誕事業の一環として、
NHK長崎放送局をはじめ関係各位の御協力により18年ぶりに本市で開催したものであります。当日は悪天候の中、予選会と本番での参加者数、観覧者数約2,500人の方が参加され、大いににぎわい、
観光地平戸を全国にPRできたものと考えております。 また、
イベント会場に台湾地震に対する募金箱を設置しておりましたところ、多くの方々に御協力いただきました。この募金につきましては、4月25日に
台北駐福岡経済弁事処陳銘俊処長様に募金の贈呈を行ったところであります。改めて、募金いただきました皆様に対し、深く感謝を申し上げます。 次に、去る4月26日から29日の4日間、第31回となる平戸市
台湾親善訪問団として、鄭成功のゆかりの地、台湾を訪問しました。今回の訪問は、本年が本市生誕で、東アジアの英雄である
鄭成功生誕400周年の記念すべき年であることから、例年以上に鄭氏宗親総会をはじめとする鄭成功の関係団体、
台南市政府などの熱烈歓迎を受け、
訪問団一同、改めて鄭成功の功績の偉大さを感じるものとなりました。 親善訪問には私も参加し、訪問期間中は、各訪問先において本市で本年開催の
鄭成功生誕400周年
記念事業と観光PRなどの周知を行いました。 また、
訪問最終日の4月29日、
台南市政府において、本
市議会池田副議長の立ち会いの下、両自治体間による
友好交流協定を正式に締結いたしました。
鄭成功生誕400周年の記念すべき節目の年に
友好交流協定を締結しましたことは、両市にとりましても大変意義深く、これまでの絆と友情の歴史をしっかりと認識し、表したものとなりました。今回の
友好交流協定を契機として、偉大なる鄭成功の御縁の下、台南市と各分野において友好関係を促進してまいります。 次に、去る5月22日、大村市の
県消防学校等において、第40回長崎県
消防救助技術指導大会が開催されました。
本市消防本部から4種目に4チーム1個人の計11名が出場し、
ほふく救出の部及び
ロープ応用登はんの部において見事1位を獲得し、8月23日に千葉県市原市で開催されます第52回
全国消防救助技術大会に県代表として出場いたします。 次に、去る5月25日、崎方公園の
三浦按針墓地におきまして、
国際交流HIRAの会主催による第29回按針忌が執り行われました。当日は、テオ・ペータス在
日本オランダ王国臨時代理大使をはじめ、御来賓、関係者が出席の下、
武家茶道鎮信流宗家、松浦章様の献茶や出席者による献花が行われました。
海外交流史における諸外国との交易に生涯を通じて尽力した三浦按針ことウィリアム・アダムスの遺徳をしのび、彼の功績を顕彰するものとなりました。 それでは、提案していたしております各議案について、順次その概要を御説明いたします。 報告第7号及び第8号は、
損害賠償の額の決定及び和解について、
専決処分したので報告するものであります。 報告第9号は、
株式会社田平風力発電所の令和5年度経営状況と令和6年度
事業計画等について報告するものであります。 報告第10号は、
漁港整備事業、
道路新設改良事業、
農地等災害復旧事業等について、令和6年度に繰り越したものであります。 報告第11号は、平戸港
交流広場駐車場リニューアル事業について、令和6年度に繰り越したものであります。 報告第12号は、
工業団地整備事業について、令和6年度に繰り越したものであります。 報告第13号は、
水道施設整備事業のうち、
平戸上水道基幹管路更新事業及び薄香地区配水管布設替工事について、令和6年度に繰り越したものであります。 報告第14号は、
平戸市民病院空調設備改修工事について、令和6年度に繰り越したものであります。 承認第1号から承認第7号までは、
専決処分を議会に報告し、承認を求めるものであります。 専決第1号「令和5年度平戸市
一般会計補正予算(第11号)」は、歳出で、新しい
まちづくり基金積立金の増額のほか、事業確定による
災害復旧事業、
生活保護事業などの減額が主なもので、歳入では、
地方交付税、国・県支出金、繰入金、市債などを調整し、収支を合わせて4億5,007万8,000円を減額し、補正後の
予算総額は277億4,566万5,000円となっております。 専決第2号「令和5年度平戸市
介護保険特別会計補正予算(第3号)」は、
保険事業勘定において、
保険給付費の確定による不用額等の整理を行ったもので、収支を合わせて3億2,000万円を減額し、補正後の
予算総額は43億1,447万8,000円となっております。 また、
サービス事業勘定において、
決算見込みに基づき
地域支援事業費の不用額の整理を行うとともに、収支の差額を一般会計に繰り出したもので、収支を合わせて125万2,000円を減額し、補正後の
予算総額は2,784万4,000円となっております。 専決第3号「令和5年度平戸市
駐車場事業特別会計補正予算(第1号)」は、平戸港
交流広場駐車場リニューアル事業について、
地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用するため、
繰越明許費を定めたものであります。 専決第4号「令和5年度平戸市
病院事業会計補正予算(第4号)」は、
収益的収入において、
一般会計負担金の確定に伴い医業収益の調整を行ったものです。
資本的収入について、企業債等の確定により1,590万円を減額し、補正後の
資本的収入の予定額は2億3,984万1,000円となっております。 専決第5号は、
水道法施行令及び
水道法施行規則が一部改正されたことに伴い、関係する条例の一部改正について
専決処分を行ったものであります。 専決第6号及び専決第7号は、
地方税法等の一部を改正する法律等が公布され、施行されたことに伴い、関係する条例一部改正についての
専決処分を行ったものであります。 議案第51号は、新たな
公益信託制度の創設及び
私立学校法改正による
地方税法等の一部改正に伴い、条例の一部を改正するものであります。 議案第52号は、長崎県
後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の改正に伴い、条例の一部を改正するものであります。 議案第53号は、
家庭的保育事業等の保育士の配置基準について一部を改正する内閣府令の施行に伴い、条例の一部を改正するものであります。 議案第54号「令和6年度平戸市
一般会計補正予算(第1号)」は、歳出で、国の経済対策における物価高への支援として、定額減税と併せて実施する低
所得者支援及び定額減税を補足する
給付金事業、定期接種へ移行する
新型コロナワクチン接種に係る事業などの増額が主なもので、歳入では、
地方交付税、国・県支出金、繰入金などを調整し、収支を合わせて3億9,401万円を増額し、補正後の
予算総額は273億9,161万円となっております。 議案第55号「令和6年度平戸市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」は、事業勘定において、
マイナンバーカードと
健康保険証の一体化の方針に基づき、被保険者の資格確認のために必要な書面の交付を行うための
システム改修経費を増額するものが主なもので517万1,000円を増額し、補正後の
予算総額は47億5,047万1,000円となっております。 議案第56号「令和6年度平戸市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」は、
マイナンバーカードと
健康保険証の一体化の方針に基づき、被保険者の
加入者情報等の通知を行うための経費を増額するもので165万1,000円を増額し、補正後の
予算総額は5億4,612万9,000円となっております。 議案第57号「令和6年度平戸市
市営交通船事業会計補正予算(第1号)」は、令和6年6月から
離島住民旅客運賃割引分の国県市の補助金がなくなることから、離島住民の負担軽減を継続するため歳入不足を市が補填するもので、
収益的収入における87万1,000円の財源の組替えを行い、
収益的収入及び支出の
予定額総額を増額なしとし、補正後の収入の予定額は2億8,556万9,000円、支出の予定額は3億1,705万6,000円となっております。 議案第58号「長崎県
後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更する規約について」は、いわゆる
マイナンバー制度において令和6年12月2日以降、現行の被保険者証が発行されなくなることから、本広域連合の規約を一部変更するため、議会の議決を求めるものであります。 議案第59号は、高
規格救急自動車の購入契約を締結するに当たり、議会の議決を求めるものであります。 議案第60号は、
消防ポンプ自動車の購入契約を締結するに当たり、議会の議決を求めるものであります。 以上をもちまして、提案いたしました諸議案についての説明を終わります。内容の詳細については、各担当部長に説明させますので、何とぞよろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
松本正治君) これより議案説明を行います。 報告第7号の説明を求めます。
◎建設部長(山下正剛君) おはようございます。報告第7号「
専決処分の報告について」御説明いたします。 本件は、
地方自治法第180条第1項の規定により、市長において
専決処分することができる事項として指定された、法律上、市の義務に属する
損害賠償の額の決定及び和解について
専決処分を行いましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 今回、
専決処分をいたしましたのは、令和6年3月23日午後9時30分頃、
市道鮎川早福線において、早福町から津吉町に向かう途中、
早福トンネルを出て津吉側で発生しました落石にぶつかった車両事故について、示談による和解及び
損害賠償を行ったものであります。
損害賠償の額、相手の住所、氏名、事故の概要につきましては記載のとおりでございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
松本正治君) ただいまの報告第7号に対し、質疑があればお願いいたします。ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松本正治君) 報告第7号は、これをもって
報告済みといたします。 報告第8号の説明を求めます。
◎消防長(岩田英治君) おはようございます。報告第8号「
専決処分の報告について」、説明をさせていただきます。 報告第8号「
専決処分の報告について」は、令和6年3月12日午後11時00分頃、大島地区第2分団1部
ホース干場において、
ホース乾燥柱に吊り下げていた
消防ホースが風にあおられ、
消防ホースの金具が駐車していた相手方の車両に、自家用車に接触して損傷させたものでありまして、
地方自治法第180条第1項の規定により、市長において専決することができる事項として指定された、法律上、市の義務に属する
損害賠償の額の決定及び和解について
専決処分をしましたので、同法第180条第2項の規定により議会に報告をするものでございます。
損害賠償の額、相手方の住所、氏名、事故の概要につきましては、記載のとおりでございます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。大変申し訳ございませんでした。
○議長(
松本正治君) ただいまの報告第8号に対し、質疑があればお願いいたします。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松本正治君) 報告第8号は、これをもって
報告済みといたします。 報告第9号の説明を求めます。なお、本日は説明のみを受け、質疑は議案質疑の日に行います。
◎
市民生活部長(平松貫治君) 報告第9号「
株式会社田平風力発電所の経営状況を説明する書類の提出について」御説明をいたします。 本報告につきましては、
地方自治法第243条の3第2項の規定により提出するものであります。 それでは、令和5年度の経営状況及び令和6年度の
事業計画等について、簡潔に説明をさせていただきます。 1ページをお願いいたします。 まず、
事業報告の1の組織及び運営状況でありますが、会社設立は平成17年10月20日、資本金は1,000万円、出資者及び出資金並びに役員構成につきましては記載のとおりでございます。 2ページをお開きください。 令和5年度の
事業実施状況でございますが、発電量は468万7,855キロワットアワーで、
設備利用率は27%、
設備稼働率は88.4%となっております。売電量は税抜きの8,846万3,784円となっております。9月に
ギアボックス交換工事を行ったところでありますが、好調に運転ができた結果、対前年度比で
設備利用率が6.6%、
設備稼働率が3.4%を向上したことから、発電量は114万9,897キロワットアワーの増となっております。 4ページをお願いいたします。
損益計算書でございますが、収入の売り上げ総利益は8,846万3,784円、支出の販売費及び
一般管理費が、先ほど申し上げました
ギアボックスの交換経費を含めまして1億697万8,409円となったことから、営業損失が1,851万4,625円となりましたが、
営業外収益、雑収入といたしまして、大規模な修繕に充てるための
貯蓄型保険の
解約返戻金を充てたことから、最終的には当期純利益は710万1,700円となっております。 9ページをお開きください。 令和6年度事業計画の概要でありますが、過去における発電量を考慮いたしまして、今期の発電量を350万キロワットアワー、売電量を税抜きの6,726万円と見込んでおります。 なお、
実施予定事項といたしまして、通常の年2回の定期点検を予定いたしております。 11ページをお願いいたします。 令和6年度の
見込み損益でございますが、668万5,000円の純利益を見込んでいるところでございます。 以上で、説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
松本正治君) 報告第10号の説明を求めます。
◎財務部長(桝田俊介君) おはようございます。報告第10号「令和5年度平戸市
一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について」御説明いたします。 本報告書は、今定例会に提出させていただいております承認第1号「令和5年度平戸市
一般会計補正予算(第11号)」を含め、令和5年度予算において、これまで
繰越明許費として計上いたしました本
庁舎等整備事業など41件につきまして、翌年度に繰越を行いましたので、
地方自治法施行令第146号第2項の規定により
繰越計算書を調整の上、御報告するものでございます。 以上で、説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
松本正治君) ただいまの報告第10号に対し、質疑があればお願いいたします。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松本正治君) 報告第10号は、これをもって
報告済みといたします。 報告第11号の説明を求めます。
◎建設部長(山下正剛君) 報告第11号「令和5年度平戸市
駐車場事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について」御説明いたします。 本報告は、今定例会に提出させていただいております承認第3号「令和5年度平戸市
駐車場事業特別会計補正予算(第1号)」につきまして、翌年度に繰越しを行いましたので、
地方自治法施行令第146条第2項の規定により
繰越計算書を報告するものでございます。 以上で、説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
松本正治君) ただいまの報告第11号に対し、質疑があればお願いいたします。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松本正治君) 報告第11号は、これをもって
報告済みといたします。 報告第12号の説明を求めます。
◎
文化観光商工部長(小出圭治君) 報告第12号「令和5年度平戸市
工業団地特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について」御説明いたします。 本報告は、令和6年3月定例会で
繰越明許費として議決いただきました
工業団地整備事業について5,050万円を翌年度に繰り越しましたので、
地方自治法施行令第146条第2項の規定により
繰越計算書を調整し、御報告するものでございます。 以上で、説明を終わらせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
松本正治君) ただいまの報告第12号に対し、質疑があればお願いいたします。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松本正治君) 報告第12号は、これをもって
報告済みといたします。 報告第13号の説明を求めます。
◎水道局長(赤木誠治君) おはようございます。報告第13号「令和5年度平戸市
水道事業会計予算繰越計算書の報告について」御説明いたします。 本報告は、
地方公営企業法第26条第1項の規定により、
水道施設整備事業のうち
平戸上水道基幹管路更新事業及び薄香地区配水管布設替工事の2件1億1,156万6,000円を翌年度へ繰り越したため、同法第26条第3項の規定により報告するものであります。 繰越の主な理由としましては、令和6年4月から国の水道行政の所管が
厚生労働省から
国土交通省へ移管されることに伴い、令和6年度以降に予定している事業に対し補助金の追加交付があったことにより、事業を前倒しして実施することとなったため、年度内に工事の完了が見込めないことから、翌年度へ繰越を行うものでございます。 以上で、説明を終わります。御審議の程よろしくお願いいたします。
○議長(
松本正治君) ただいまの報告第13号に対し、質疑があればお願いいたします。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松本正治君) 報告第13号は、これをもって
報告済みといたします。 報告第14号の説明を求めます。
◎病院局長(鴨川恵介君) 報告第14号「令和5年度平戸市
病院事業会計予算繰越計算書の報告について」御説明いたします。 本報告書は、
平戸市民病院空調設備改修工事2工区につきまして、各関係者との施工箇所の調整に不測の日数をしたことから年度内に完了しないため、事業費のうち3,127万円を翌年度に繰り越したもので、
地方公営企業法第26条第3項の規定により報告するものであります。 以上で、説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
松本正治君) ただいまの報告第14号に対し、質疑があればお願いいたします。質疑ございませんね。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
松本正治君) 報告第14号は、これをもって
報告済みといたします。 承認第1号の説明を求めます。
◎財務部長(桝田俊介君) 承認第1号、専決第1号「令和5年度平戸市
一般会計補正予算(第11号)」につきまして御説明いたします。 今回の
補正予算につきましては、令和5年度予算の事業費の確定等に伴う最終補正として
地方自治法第179条第1項の規定に基づき
専決処分を行ったことから、同条第3項の規定により議会に報告し、承認を求めるものであります。 それでは、
補正予算の内容について御説明いたします。 歳入歳出それぞれ4億5,007万8,000円を減額し、補正後の
予算総額を歳入歳出それぞれ277億4,566万5,000円とするものであります。 4ページをお願いいたします。 第2表
繰越明許費補正につきましては、年度内に完了が見込まれない事業で、その経費の支出を翌年度に繰り越し執行するもので、田平支所庁舎空調設備改修事業など6件を追加するものです。 また、繰り越すこととして議決いただいておりました生月船員福祉会館整備事業について年度内に事業が完了したことから廃止するものであります。 5ページの第3表地方債補正につきましては、各種事業費の確定に伴い、地方債の発行額について補正を行うもので、CATV施設整備事業費など15件の変更及び2件の廃止を行うものであります。 それでは、補正の内容につきまして、歳入歳出
補正予算事項別明細書により御説明いたします。 なお、今回の補正では、事業費の確定と不用額調整による補正等が多数を占めておりますので、若干説明を省略し、主な内容を御説明させていただきます。 まず、歳入につきまして御説明いたします。9ページをお願いいたします。 10款
地方交付税は、特別交付税の交付額の決定に伴い増額するものであります。交付決定額は17億3,644万7,000円で、前年度比較2,032万1,000円、1.2%の増となっております。 12款分担金及び負担金、14款国庫支出金並びに15款県支出金は、ほとんどが補助事業等の確定に伴う増減額でございます。 11ページをお願いいたします。 16款2項1目不動産売払収入は、市有地の売払い実績に伴うものであります。 17款1項2目総務費寄附金は、企業版ふるさと納税によるもの1件でございます。 4目商工費寄附金は、鄭成功分霊廟整備に対する寄附金であります。 18款1項基金繰入金のうち1目財政調整基金繰入金は、財源補填のため取り崩しを予定しておりましたが、特別交付税の決定及び歳出の不用額の調整などにより、財源の確保ができたことから減額するものであります。 2目新しいまちづくり基金繰入金から13ページの12目スポーツ推進基金繰入金は、それぞれ基金対応事業の事業費にあわせ増減額するものであります。 13ページをお願いいたします。 2項1目他会計繰入金は、介護保険
サービス事業勘定特別会計からの繰入金であります。 21款市債は、それぞれ目的別による建設事業費等の確定に伴いまして、地方債の発行額にあわせ補正を行うものであります。 15ページをお願いいたします。 22款自動車取得税交付金は、一部の自動車メーカーがエンジンの排出ガスや燃費性能の試験データを改ざんしていた問題を受け、県が税を追加徴収し、地方自治体に配分されたことから、款を追加し62万9,000円を増額するものであります。 次に、歳出につきまして、御説明いたします。 それでは17ページをお願いいたします。 2款1項6目企画費は、特別交付税の増額及び歳出の不用額を調整し、新しいまちづくり基金に積み増しを行うものであります。 なお、今回の積立て後の残高につきましては35億7,000万円程度になる見込みであります。 10目文化センター費は、入札執行によるものなど工事実績による減額であります。 11目ふるさと振興費は、地域おこし協力隊員の任用実績による減額であります。 14目交通政策費は、度島航路の国費の確定に伴う補助金の減額であります。 19ページをお願いいたします。 3款1項8目介護保険事務費は、特別会計の
決算見込みに合わせ繰出金を減額するものであります。 2項4目児童福祉施設費は、民間保育所等の整備実績に伴う減額であります。 3項2目扶助費の
生活保護事業は、主に生活保護受給者の医療費が想定より伸びなかったことから、実績に基づき減額するものであります。 21ページをお願いいたします。 4款1項1目保健衛生総務費は、旧大島診療所歯科診療所解体事業の工事実績による減額であります。 2目予防費は、予防接種人員実績による減額であります。 4目環境衛生費は、電気自動車の導入実績による減額であります。 6目企業等施設整備費は、市民病院及び生月病院の医療機器等の導入に係る事業費の確定及びその他繰出し基準に伴う増減額でございます。 2項3目し尿処理費は、浄化槽設置整備事業の申請実績による減額であります。 23ページをお願いいたします。 6款2項2目林業振興費の1林道整備事業は、用地の関係から事業の実施ができなかったことによる減額、2自然災害防止事業は、事業実施による減額でございます。 25ページをお願いいたします。 7款1項4目観光費は、篤志家からの寄附金を
鄭成功記念館整備事業基金に積み立てるものであります。 なお、令和5年度末の基金残高については、鄭成功分霊廟整備事業に充当するものであります。 27ページをお願いいたします。 8款2項3目道路新設改良費は、過疎債及び辺地債など市債の決定に伴い、事業費を減額するものであります。 4項1目港湾費は、県工事負担金の減額に伴うものであります。 5項2目公園費及び3目まちづくり推進費は、事業費の決定に伴う減額であります。 31ページをお願いいたします。 10款2項小学校費から6項保健体育費までは、入札に伴う減額など事業実施に伴う減額でございます。 33ページをお願いいたします。 11款2項1目公共土木施設災害復旧費は、災害査定及び実施設計による減額であります。 35ページをお願いいたします。 12款1項2目利子は、市債の借入れ額の減少及び借入れ利率の実績に伴う減額でございます。 以上で、説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
松本正治君) 承認第2号の説明を求めます。
◎福祉部福祉課長(大浦久典君) 承認第2号、専決第2号「令和5年度平戸市
介護保険特別会計補正予算(第3号)」について御説明いたします。 今回の専決につきましては、令和5年度
保険事業勘定における
保険給付費及び
サービス事業勘定における
地域支援事業費の見込みに伴う最終補正として、
地方自治法第179条第1項の規定に基づき
専決処分を行ったものでございます。
補正予算の内容につきまして、
保険事業勘定におきましては、
保険給付費の見込みにより不用額の整理を行ったもので、歳入歳出それぞれ3億2,000万円を減額し、補正後の
予算総額を43億1,447万8,000円とするものであります。 事項別明細書により御説明いたします。8ページ、9ページをお願いいたします。 収入につきまして御説明いたします。 3款国庫支出金から5款県支出金まで及び7款繰入金は、歳出の
保険給付費の減に伴い、それぞれ歳入を見合わせ減額するものであります。 10ページ、11ページをお願いいたします。 歳出につきまして御説明いたします。 2款1項1目介護給付費につきましては、居宅介護サービス費及び地域密着型介護サービス費、施設介護サービス費等の介護給付事業の
決算見込みにより減額するものであります。 2目介護予防給付費は、通所リハビリテーションなどの介護予防サービス費等の
決算見込みにより減額するものであります。 4項1目特定入所者介護給付等費は、
決算見込みにより減額するものであります。 次に、
サービス事業勘定におきましては、介護予防プラン作成事業費の見込みにより不用額の整理を行うとともに、収支の差額を一般会計へ繰り出したもので、歳入歳出それぞれ125万2,000円を減額し、補正後の
予算総額を2,784万4,000円とするものであります。 事項別明細書により御説明いたします。15ページ、16ページをお願いいたします。 歳入につきまして御説明いたします。 2款繰入金は、歳出の
決算見込みによる不用額の減額に伴い、一般会計繰入金を減額するものであります。 17ページ、18ページをお願いいたします。 歳出につきまして御説明いたします。 1款1項1目居宅介護予防支援事業費につきましては、
決算見込みにより減額するものであります。 19ページ、20ページをお願いいたします。 3款1項1目一般会計繰出金は、収支差額を一般会計へ繰り出すものでございます。 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
松本正治君) 承認第3号の説明を求めます。
◎建設部長(山下正剛君) 承認第3号「令和5年度平戸市
駐車場事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明いたします。 今回の補正につきましては、
地方自治法第179条第1項の規定に基づき
専決処分を行ったことから、同条第3項の規定により議会に報告し、承認を求めるものであります。 第1表
繰越明許費につきましては、平戸港
交流広場駐車場リニューアル事業について、年度内に完了が見込めないことから、
地方自治法第213条第1項の規定により、その経費の支出を翌年度に繰り越し、執行したものであります。 以上で、説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
松本正治君) 承認第4号の説明を求めます。
◎病院局長(鴨川恵介君) 承認第4号、専決第4号「令和5年度平戸市
病院事業会計補正予算(第4号)」について御説明いたします。 今回の補正は、
一般会計負担金、企業債及び一般会計出資金の確定により補正を行うものであります。 第2条は、令和5年度平戸市病院事業会計予算第3条で定めた
収益的収入について、
一般会計負担金の確定に伴い、外来収益の減額により収入総額を調整したものであります。 第3条は、同じく予算第4条で定めた
資本的収入において1,590万円減額し、補正後の
資本的収入予定額を2億3,984万1,000円とするものであります。 なお、
資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億324万2,000円につきましては、記載のとおり補填をする予定としております。 第4条は、同じく予算第5条に定めた企業債の限度額について、各事業費の確定に伴い、補正を行うものであります。 それでは補正の内容につきまして、
補正予算説明書により御説明いたします。 6ページをお願いいたします。
収益的収入の1款平戸市民病院事業収益1項6目その他医業収益につきましては、救急医療の確保に要する経費として
一般会計負担金640万9,000円、2項2目負担金交付金につきましては高度医療に要する経費として
一般会計負担金172万2,000円、合わせて813万1,000円を増額するものであります。 なお、1項2目外来収益につきましては、補正額の調整のため減額するものであります。 次に、
資本的収入、1款平戸市民病院
資本的収入の1款1目企業債及び3項1目出資金及び生月病院
資本的収入の1款1目企業債及び3項1目出資金につきましては、事業費の確定に伴い減額するものでございます。 以上で、説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
松本正治君) 承認第5号の説明を求めます。
◎水道局長(赤木誠治君) 承認第5号、専決第5号「平戸市布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部改正について」御説明いたします。 今回の改正は、国における水道行政の移管により、
水道法施行令及び
水道法施行規則が改正され令和6年4月1日に施行されたことに伴い、
地方自治法第179条第1項の規定により関係する条例の一部改正について
専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により議会に報告し、承認を求めるものであります。 改正の内容ですが、水道技術管理者の資格基準については、
水道法施行規則において厚生労働大臣の登録を受けた者が行う水道の管理に関する講習の過程を修了した者となっておりましたが、今般の水道行政の移管により、厚生労働大臣から国土交通大臣及び環境大臣に改正されたことに伴い、条例中の厚生労働大臣を国土交通大臣及び環境大臣に改正するものであります。 なお、施行期日は令和6年4月1日からとするものであります。 以上で、説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
松本正治君) 承認第6号及び承認第7号の説明を求めます。
◎財務部長(桝田俊介君) 承認第6号及び7号を説明いたします。 今回の改正につきましては、
地方税法等の一部を改正する法律が令和6年3月30日に公布、その一部が同年4月1日から施行されることに伴い、
地方自治法第179条第1項の規定により関係する条例の改正について
専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により議会に報告し、その承認を求めるものであります。 それでは、まず承認第6号「平戸市税条例の一部改正について」御説明いたします。 改正の主な内容といたしましては、能登半島地震災害の被災者に係る個人住民税の特別措置として、災害の発生日が令和6年1月1日であり、令和6年度分個人住民税の課税期間に極めて近接していることから、災害により住宅や家財等の資産についての損失を令和5年度中に生じたものとして、令和6年度分の個人住民税においてその損失の金額を雑損控除の適用対象とすることができるものとするものです。 また、個人住民税の定額減税の実施として、令和6年度分の個人住民税所得割額から納税者及び配偶者を含めた扶養家族1人につき1万円の減税を実施するものであります。 そのほか固定資産税の負担調整措置等の延長として、負担水準の均衡化を促進するため、現行の負担調整措置等を3年延長するもの、また固定資産税の課税標準の特例措置に係るわがまち特例に、再生可能エネルギー発電設備に係る課税標準の特例措置のうち一定のバイオマス発電設備について、わがまち特例の割合を定める規定の新設、また新築の認定長期優良住宅に係る申告の見直しとして、新築認定長期優良住宅特例について、マンション管理組合の管理者等から必要書類等の提出があり要件に該当すると認められる場合には、区分所有者からの申告書の提出がなくても減額措置の適用を受けることができることとする改正を行っております。 施行期日につきましては、令和6年4月1日としているところでございます。 続きまして、承認第7号「平戸市国民健康保険税条例の一部改正について」御説明いたします。 改正の主な内容といたしましては、国民健康保険税の課税限度額について、後期高齢者支援金等課税額を現行の22万円から24万円とするものであります。 また、減額措置に係る軽減判定所得の算定で使用する被保険者の数に乗ずるべき金額を、5割軽減世帯では現行の29万円を29万5,000円に、2割軽減世帯では現行の53万5,000円を54万5,000円に、それぞれ引き上げるものであります。 施行期日につきましては令和6年4月1日としているところでございます。 以上で、説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
松本正治君) 議案第51号の説明を求めます。
◎財務部長(桝田俊介君) 議案第51号「平戸市税条例の一部改正について」御説明いたします。 本改正は、今回の地方税制改正における
専決処分以外の市税関係で、
私立学校法改正に係る規定整備に関するもの、
公益信託制度改革による新たな
公益信託制度の創設に伴うものなどでございます。 改正の主な内容を条ごとに御説明いたしますと、第1条は、従来の私立学校法第64条第4項の規定が第152条第5項に移行したことに伴い、税条例第56条の規定を法律改正に併せて改正するものであります。 第2条の改正につきましては、
公益信託制度の改正に伴う所得税法の規定の見直しにより地方税法の規定が改正され、個人住民税の寄附金税額控除に係る条例の規定のうち、受託者の対象の拡大等により公益信託に寄附を行う個人、法人に対する税制上の措置を講ずるものであります。 第3条につきましては、法改正に伴い、税条例の性格を踏まえ規則第4条の2の規定を削除するものであります。 施行期日でありますが、第1条の規定は令和7年4月1日、第2条の規定は公益信託に関する法律の施行の日の属する年の翌年の1月1日、第3条の規定は公益信託に関する法律の施行の日としております。 以上で、説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
松本正治君) 議案第52号の説明を求めます。
◎
市民生活部長(平松貫治君) 議案第52号「平戸市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について」御説明いたします。 本案につきましては、現行の条例第2条第8号で引用する長崎県
後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例、附則第5条の新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に係る傷病手当金に関する条文につきまして、附則第3条への繰り上がりの改正が令和4年4月1日から施行されていたことが、先般、本年3月21日付長崎県後期高齢者医療広域連合事務局から来ました通知文書によりまして判明したことから、条例の一部改正を行うものであります。 なお、施行日につきましては公布の日から施行することといたしております。 御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
松本正治君) 議案第53号の説明を求めます。
◎福祉部福祉課長(大浦久典君) 議案第53号「平戸市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」御説明いたします。 今回の改正は、少子化対策の一環として、安全で安心した保育環境の充実を図るため、
家庭的保育事業等の保育士の配置基準について内閣府令の施行に伴い、条例の一部を改正するものであります。 改正の内容は、満3歳以上満4歳に満たない児童の保育士の配置について、おおむね20人につき1人以上をおおむね15人につき1人以上に、また満4歳以上の児童についてもおおむね30人につき1人以上をおおむね25人につき1人以上に改正するものです。 施行期日につきましては、公布の日から施行するものであります。 なお、保育士等の配置状況において支障がある場合は、当分の間は従前の例によるものとする経過措置を定めるものでございますが、現時点におきましては該当する事業所はございません。 以上で、説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
松本正治君) 議案第54号の説明を求めます。
◎財務部長(桝田俊介君) 議案第54号「令和6年度平戸市
一般会計補正予算(第1号)」につきまして御説明いたします。 歳入歳出それぞれ3億9,401万円を追加し、補正後の
予算総額を歳入歳出それぞれ273億9,161万円とするものであります。 今回の
補正予算は、国の経済対策における物価高への支援として、定額減税と併せて実施する低
所得者支援及び定額減税を補足する
給付金事業、定期接種へ移行する
新型コロナワクチン接種に係る事業などの増額を提案させていただいております。 それでは、補正の内容につきまして、歳入歳出
補正予算事項別明細書により御説明いたします。 まず、歳入について御説明いたします。 6ページをお願いいたします。 10款1項1目
地方交付税は、今後の行政需要の財源として留保している普通交付税について、今回の補正に伴い一部増額するものであります。 14款1項1目民生費国庫負担金は、児童手当給付事業に係るものであります。 14款2項1目総務費国庫補助金の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金は、エネルギー食料品等の物価高騰の影響を受けた生活者への支援として交付されるもので、定額減税を補足する
給付金事業及び低
所得者支援給付金事業に係るものであります。 2目民生費国庫補助金は、児童手当システム改修に係るものであります。 3目衛生費国庫補助金は、健康管理システム改修事業に係るものであります。 15款1項1目民生費県負担金は、児童手当給付事業に係るものであります。 18款1項3目「やらんば!平戸」応援基金繰入金は、サーキュラーエコノミー型ビジネス創出支援事業に係るものであります。 6目再生可能エネルギー活用離島活性化基金繰入金は、
離島住民航路旅客運賃低廉化事業に係るものであります。 20款5項5目雑入のうち、1コミュニティー助成事業助成金は、一般財団法人自治総合センターが宝くじの社会貢献事業として実施している補助事業の採択を受けたもので、一般コミュニティー助成事業2件に対するものであります。 2新型コロナ定期接種ワクチン確保事業助成金は、新型コロナ定期接種に係るものであります。 3新構造改善加速化支援事業補助金等返還金は、令和3年度に補助金を受けて整備したアスパラガスハウス1棟について、令和4年度台風により被災し、事業を中止したことによる返還金であります。 次に、歳出について御説明いたします。 8ページをお願いいたします。 2款1項6目企画費の1「やらんば!平戸」応援基金積立金は、先ほど説明いたしましたアスパラガスハウスの返還金のうち平戸式もうかる農業実現支援事業補助金見合い分を基金に繰り戻すものであります。 2コミュニティー助成事業は、一般財団法人自治総合センターが宝くじの社会貢献事業として実施する補助事業を採択を受けたもので、川内浦区及び山田区が行う公園遊具の整備に係るものであります。 3定額減税を補足する
給付金事業は、令和6年分の所得税及び個人住民税について定額減税が実施されますが、所得の状況により定額減税しきれない方に対して給付するものであります。 2款1項14目交通政策費の1
離島住民航路旅客運賃低廉化事業は、度島航路において国の運賃低廉化事業の補助金の基礎となる路線バス運賃が本年6月から値上げされたことにより、国の補助事業の対象とならない部分について補填するものであります。 10ページをお願いいたします。 3款1項1目社会福祉総務費の1低
所得者支援給付金事業は、エネルギー、食料品価格等の物価高騰に伴う低
所得者支援として、令和6年度から新たに住民税非課税及び住民税均等割のみの課税の世帯に対し1世帯当たり10万円、18歳以下の児童1人当たり5万円の給付を行うものであります。 2項2目児童措置費は、児童手当給付事業において第3子以降の多子加算のカウント方法について、カウント対象を18歳までとしていたものを22歳までと拡大されたことによる増額であります。 12ページをお願いいたします。 4款1項1目保健衛生総務費は、子宮頸がんワクチンのうち新たに定期接触化されたワクチンの接種情報をマイナンバーによる情報連携ができるように健康管理システムを改修するものであります。 4款1項2目予防費は、令和6年度から定期予防接種とされる新型コロナウイルス感染症の予防接種に係る増額であります。 14ページをお願いいたします。 6款1項3目農業振興費は、令和3年度に補助金を受けて整備したアスパラガスハウス1棟について、令和4年度台風により被災し、事業を中止したことによる県への返還金であります。 16ページをお願いいたします。 7款1項2目商工業振興費のサーキュラーエコノミー型ビジネス創出支援事業は、産業振興と企業誘致を目指すことを目的として新技術等の活用及び市外企業との連携により、資源の効率的かつ循環的な利用を図る経済活動であるサーキュラーエコノミーによる新たなビジネスモデルの創出に取り組む市内事業者を支援するものであります。 18ページをお願いいたします。 13款2項1目交通船事業会計費は、大島航路において国の運賃低廉化事業の補助金の基礎となる路線バス運賃が本年6月から値上げとなったことにより、国の補助事業の対象とならない部分について補填するため、交通船事業会計に繰り出すものであります。 以上で、説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
松本正治君) 議案第55号及び議案第56号の説明を求めます。
◎
市民生活部長(平松貫治君) 議案第55号「令和6年度平戸市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」について御説明いたします。 今回の
補正予算は、事業勘定におきまして、
マイナンバーカードと
健康保険証の一体化の方針に基づくマイナ保険証移行に関する経費を計上するもので、
予算総額に歳入歳出それぞれ517万1,000円を追加し、補正後の
予算総額を歳入歳出それぞれ47億5,047万1,000円とするもので、歳入予算に新たに9款として国庫支出金を設けるものであります。 それでは、補正の内容につきまして、歳入歳出
補正予算事項別明細書により御説明をいたします。 6ページをお願いいたします。 歳入の9款1項1目総務費国庫補助金は、マイナ保険証周知啓発事業に対して交付されるものであります。 8ページをお願いいたします。 歳出の1款1項1目
一般管理費のマイナ保険証周知啓発事業は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆるマイナンバー法等の一部を改正する法律の施行によりまして、本年12月2日をもって現行の被保険者証が廃止され、マイナ保険証に一本化されるに当たり、
システム改修経費をはじめ被保険者に対する資格情報のお知らせに関する経費が主なものでございます。 続きまして、議案第56号「令和6年度平戸市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」について御説明をいたします。 今回の
補正予算は、同様に、
マイナンバーカードと
健康保険証の一体化の方針に基づくマイナ保険証移行に関する経費を計上するもので、
予算総額に歳入歳出それぞれ165万1,000円を追加し、補正後の
予算総額を歳入歳出それぞれ5億4,612万9,000円とするもので、歳入予算に新たに6款として広域連合支出金を設けるものであります。 補正の内容につきまして、歳入歳出
補正予算事項別明細書により御説明をいたします。 6ページをお願いいたします。 歳入の6款1項1目広域連合補助金は、マイナ保険証周知啓発事業に対して交付されるものであります。 8ページをお願いいたします。 歳出の1款1項1目
一般管理費のマイナ保険証周知啓発事業は、同様に行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律の施行によりまして、本年12月2日をもって現行の被保険者証が廃止され、マイナ保険証に一本化されるに当たり、被保険者に対する資格情報のお知らせに関する経費を計上するものであります。 以上で、説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
松本正治君) 議案第57号の説明を求めます。
◎総務部長(野口雅文君) 議案第57号「令和6年度平戸市
市営交通船事業会計補正予算(第1号)」について御説明いたします。 今回の補正は、離島住民に対する旅客運賃割引について、算定基礎となる路線バス運賃が令和6年6月1日より増額改正されることに伴い、6月から旅客運賃割引分の国県市の補助金がなくなることから、離島住民の負担軽減を継続するため歳入不足を市が補填するものでございます。 まず第2条は、令和6年度平戸市市営交通船事業会計予算(第3条)に定めた
収益的収入及び支出の予定額について、収入87万1,000円の財源を組み替えるもので、
収益的収入及び支出の予定総額は増減なしで、補正後の収入の予定額を2億8,556万9,000円、支出の予定額を3億1,705万6,000円となっております。 次に、第3条は、他会計からの補助金を定めた予算第8条中4,336万8,000円を4,423万9,000円に改めるものでございます。 説明は、以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
松本正治君) 議案第58号の説明を求めます。
◎
市民生活部長(平松貫治君) 議案第58号「長崎県
後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更する規約について」御説明いたします。 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律の施行によりまして、本年12月2日をもって現行の被保険者証が廃止されることに伴い、
地方自治法第291条の3第1項の規定に基づき、長崎県後期高齢者医療広域連合は規約を改正する必要が生じております。このことを踏まえまして、同法第291条の11の規定に基づき、広域連合の構成団体である平戸市議会の議決を求めるものでございます。 改正の内容といたしましては、別表第1中被保険者証及び資格証明書を資格確認書等に改めるものでございます。 なお、施行日につきましては令和6年12月2日から施行することといたしております。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
松本正治君) 議案第59号及び議案第60号の説明を求めます。
◎消防長(岩田英治君) 議案第59号と60号の説明をいたします。 議案第59号「物品購入契約の締結について」は、高
規格救急自動車の購入契約を締結するに当たり、
地方自治法第96条第1項第8号の規定により議会の議決を求めるものであります。 契約物件は、本署に配置している救急2号車が導入から14年を経過し、不具合が生じているため、今回更新を行うものです。契約期限は令和7年3月21日までとしており、契約金額は消費税を含めまして3,909万4,000円であります。契約の相手方は株式会社消防防災、代表取締役、成良仁志氏であります。 続きまして、第60号「物品購入契約の締結について」説明を申し上げます。
消防ポンプ自動車の購入契約を締結するに当たり、
地方自治法第96条第1項第8号の規定により議会の議決を求めるものであります。 契約物件は、生月地区第1分団に配置している
消防ポンプ自動車が導入から28年を経過し、老朽化が著しく不具合も生じているため、今回更新するものでございます。契約期限は令和7年3月21日までとしており、契約金額は消費税を含めまして2,967万8,000円であります。契約の相手方は株式会社ヤナセ防災、代表取締役、合家崇氏であります。 以上で、説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
松本正治君) 以上で、議案説明を終結いたします。 これをもって、本日の議事日程は全て終了いたしました。 5日の本会議は午前10時より開き、一般質問を行います。 本日は、これにて散会いたします。 散会 午前11時13分...