令和 6年 3月定例会 開議 午前10時
○議長(松本正治君) おはようございます。出席議員、定足数以上であります。 これより議事日程第5号により、本日の会議を開きます。 欠席のお届けが
山内政夫議員より参っておりますので、御報告いたします。 また、理事者におきましても。
下川農林水産部長に代わり、
田中農業振興課長が出席しておりますので、あわせて御報告いたします。 日程第1、
山内政夫議員の
議会運営委員の辞任を議題といたします。 本件は、地方自治法第117条の規定により、
山内政夫議員の除斥の必要がありますが、本日、
山内政夫議員は出席しておりませんので、その旨御了承願います。 本件については、3月13日付をもって
山内政夫議員から、諸般の都合により
議会運営委員を辞任したい旨の願いが提出されております。 お諮りいたします。
山内政夫議員の
議会運営委員の辞任を許可することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 御異議なしと認めます。よって、
山内政夫議員の
議会運営委員の辞任を許可することに決しました。 日程第2、
議会運営委員の補充選任を議題といたします。 本件は、
山内政夫議員の委員辞任に伴い、
議会運営委員会において定数に欠員が生じたことから、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において委員を指名するものであります。
議会運営委員会の委員として辻議員を指名いたします。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました辻議員を
議会運営委員会委員に選任することに決しました。
山内政夫議員の委員辞任に伴い、
議会運営委員会の委員長が不在となりましたので、ここで委員長互選のため、
議会運営委員会を第1委員会室に招集いたします。
議会運営委員会は休憩後、直ちに委員会を開催し、その結果を議長まで報告願います。 それでは、委員会開催のため、暫時休憩いたします。 休憩 午前10時03分 再開 午前10時35分
○議長(松本正治君) 休憩中の本会議を再開いたします。
議会運営委員会の委員長として、辻議員が互選されましたので、御報告いたします。 ここで、市長より発言の申出があっておりますので、これを許可します。
◎市長(黒田成彦君) 議案第35号「令和6年度平戸市一般会計予算」につきまして、去る3月12日、
総務厚生委員会と
産業建設文教委員会が開催され、修正の提案がなされております。これにつきまして、その御指摘の中で、私も含め、理事者側の説明が不十分とのことでございますので、この際、全員協議会を開催していただき、その説明の機会をお与えいただきたくお願い申し上げます。
○議長(松本正治君) それでは、ただいまより市長より
南部市民屋内運動場整備事業に関し、全員協議会での説明の申出がありました。 ここで
議会運営委員会を開催いたしますので、暫時休憩いたします。 休憩 午前10時36分 再開 午前11時30分
○議長(松本正治君) 休憩中の本会議を再開いたします。
議会運営委員会での協議の結果、市長より申出があった全員協議会については、開催しないことに決定いたしました。 それでは、日程に従い、議案審議を行います。 日程第3、議案第2号から日程第33、議案第48号までを一括議題といたします。
総務厚生委員長の審査報告を求めます。
◆
総務厚生委員長(吉住龍三君) 登壇
総務厚生委員会における審査の結果と経過の概要を御報告いたします。 今回、本委員会に付託を受けました案件は、議案31件であります。審査の結果は、議案第35号については修正可決すべきものと決定し、その他の議号については、いずれも異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以下、本委員会で論議のありました事項について御報告いたします。 まず、議案第13号「平戸市介護保険条例の一部改正について」に関し、第9期平戸市介護保険事業の期間である令和6年度から8年度までの第1号被保険者の介護保険料率を定めるに当たっては、
介護給付費準備基金から3億5,000万円を取崩し、年額の保険料基準額を、現行第8期の7万500円から6万6,000円に改定したとの説明がありました。 これに関し、当該基金からの取り崩しがなければ、第9期における年額の保険料基準額はどの程度になっていたのかとの質問に対し、基金取り崩しがなければ、年額約7万6,800円の保険料になる計算となるとの答弁がありました。 また、今後の保険料改定に備えて、第9期期間中の保険料が低廉化されているのは、基金を取り崩した結果であるということを市民に対し、十分周知しておく必要があるのではないかとの意見に対し、基金の使い方や保険料の考え方については、まずは事業の期間内で精算を行い、余剰金や不足分については速やかに次期の保険料に反映させるというのが原則の考え方である。 現在の保険料算定の根拠や、次期保険料が増加する可能性があるということについては、十分周知していきたいとの答弁がありました。 次に、議案第28号「令和5年度平戸市
一般会計補正予算(第10号)」中、
企画財政課所管第3
表債務負担行為補正の
ふるさと応援寄附金推進事業に関し、
ふるさと応援寄附金の返礼品については、ポイント制を導入しており、令和5年度までに寄附者の使用が見込めないポイント残5億円を令和6年度に使用できるように債務を負担するものである。 また、ポイント消費が進まない状況があり、令和5年度からこれまでの
永久ポイント制を2年の
期限付きポイントに変更するとともに、過去の
永久ポイント分についても令和6年度末までの使用期限を設ける旨の通知を行ったことにより、過年度分のポイント消費が進んだ。 しかしながら、
永久ポイントに使用期限を設けたことに対し、
高額ポイント所有者から苦情を含めた問合せ等もあっていることから、期限設定方法について再検討することとしているとの説明がありました。 これに対し、2年間で全てのポイントを消費することは難しいと思われるため、ポイントの所有状況なども踏まえた期限の設定とするなど、検討する必要があるのではないか。また、令和4年度までの
永久ポイントについては、ある程度期限を切って整理し、債務負担行為においても明確となるよう整理すべきではないかとの意見に対し、御指摘や寄附者の意見を踏まえ、ポイントの使用期限の見直しを図るとともに、令和5年度決算時点で過年度分、現年度分が分かるように整理したいしたいとの答弁がありました。 次に、市民課所管の
公衆便所維持管理事業に関し、浦の町公衆便所については、地元での管理が困難になり、現在は市が管理しているが、施設の老朽化等により令和5年度に解体することとしていた。しかしながら、解体前の各種調査を進めていく中で、地元より施設存続の要望が出てきたため、解体工事を取りやめ、最低限の修理を行うよう変更するとの説明がありました。 これに対し、地元で管理することを条件として解体を取りやめたのか。また、近くに交流広場などの公衆便所があることから、当該施設の利用状況を把握し、周辺の公衆便所も含めた施設の在り方を整理すべきではないかとの質問に対し、地元区長とは地区や周辺の協力を得ながら施設を管理することを前提に話をしてきたところであり、施設の在り方については、設置当初からの周辺環境や地域の状況が変化していることから、将来的な解体も視野に入れながら今後、地元と協議をしていきたいとの答弁がありました。 次に、議案第29号「令和5年度平戸市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)」の
医療施設等設備整備費補助金について、当初、補助率2分の1の県補助を予定していたが、補助内示前に着手したことにより補助申請を取り下げることとなり、補助率3分の1の
県特別調整交付金に変更した。これにより補助率が下がった分について、辺地債を増額し対応するとの説明がありました。 これに関し、補助を変更したことによる財政上の影響はなかったのかとの質問に対し、辺地債を増額した約390万円については、交付税算入率が80%のため、20%相当額について市の負担増となったものと考えており、チェック体制が不十分であったと反省しているとの答弁がありました。このことについては、委員会としても、今後このような事案が出ないようチェック体制を確立するよう注意を促したところであります。 次に、議案第35号「令和6年度平戸市一般会計予算」の歳入中、
企画財政課所管の18款1項基金繰入金、21款1項市債に関し、
南部市民屋内運動場整備事業に係る財源については、合併特例債を原資とした新しい
まちづくり基金と過疎債を充当するよう予算計上しているとの説明がありました。 これに対し、本来事業実施の可否については、歳出の所管委員会である
産業建設文教委員会において審査すべきものではあるが、当該基金も限りがある中、基金活用の考え方、公共施設の在り方も含め、きちんと整理した上で事業を計画すべきではなかったのかとの意見が出されました。 また、過疎債については、前年度と比較して増額要望するとのことであるが、過疎債が要望どおりつかない場合、ほかの過疎債事業に影響があるのではないかとの質問に対し、この事業は、新しい
まちづくり基金の活用を前提に計画したものであるが、それに加え、過疎債が充当できれば、基金の減少を抑えられることから、過疎債を2億円要望することとしている。過疎債がつかなかった場合は、新しい
まちづくり基金を充当することになるとの答弁がありました。 これらの質疑を踏まえ、近藤委員より修正案が提出されたところであります。 提案理由は、本事業に係る歳入予算が計上されているが、本事業は、計画当初の見込みより大幅に増額となり、総事業費の予算規模が8億5,000万円となることが判明した。当該予算の財源内訳として、基本的に新しい
まちづくり基金繰入金を充てることを前提とし、過疎債が使えれば過疎債を充当するとの説明であったが、当該基金の今後の適正配分という面で大きな不安が生じる。 また、施設規模が地区要望時から大幅に大きな施設に変わっていったとのことだが、市町村合併後の公共施設の在り方として市内全域の公共施設の適正配置、優先順位、そして今後の前例と位置付けられるものであるため慎重な判断を要すると考える。 今後、人口が減少し、財政状況も好転が見込みにくい中で、市民に十分納得のいく施設規模とそのための予算、財源根拠を改めて提出してもらうべきであるとの理由から、歳入予算の減額修正が提案されました。 委員会におきましては、質疑の中で、本事業の予算を全額削除することとなっているが、令和6年度の事業実施を否定するものではないのかとの質問に対し、事業そのものについて反対するものではないことを確認した上で採決に入り、修正案について採決した結果、賛成多数で修正案を可決すべきものと決定いたしました。 また、
移住定住環境整備事業に関し、各自治体においても同様の補助事業があると思うが、本市の補助事業は他市と比較し、どのようになっているのか。また、中古住宅改修の補助上限が50万円となっているが、もっと条件をよくするべきではないかとの意見に対し、補助制度の設計時点や県内の先進地を参考に、同等か、やや高めの条件にしてきた経緯はあるものの、近年の他市の状況を把握していない状況もあるため、補助上限など見直しを検討するとの答弁がありました。 次に、総務課所管の
生月支所庁舎施設整備事業について、生月町中央公民館が生月支所に移転したことにより利用者が増加し、駐車場が不足していることから、支所前の植栽スペースの一部を優先駐車場として整備し、併せて玄関の段差解消のためスロープを整備するとの説明がありました。 これに関し、身障者用の優先スペースとしての利用のほか、催しなどの際の荷物搬入時にも役立つよう屋根付きとし、雨天時の乗り降りの際に濡れないような対策がとれないのかとの意見に対し、これから設計に入る段階で協議・検討したいとの答弁がありました。 また、
コミュニティ推進事業に関し、
まちづくり交付金については、各
まちづくり協議会において特色ある事業を行っているが、
まちづくり協議会も、ある程度年数を経過する中で、交付金をどのように活用するかという課題も出てきている。交付金を人口ベースなどで算出するだけではなく、各
まちづくり協議会でこれだけは必要とする事業や住民が必要とする事業に特化した交付金の選択制があってもいいのではなのではないかとの意見に対し、この交付金は、地域の課題解決のために取り組む事業に対し交付するものであるが、地区によって課題も異なると考えられる。交付金は3年ごとに見直すこととしているが、各協議会の代表の方からは、将来の人口減少による交付金減少に対し、不安視する声もいただいており、現在、令和8年度の再算定に向け、今後の在り方について、
まちづくり協議会代表者、大学の有識者で組織する専門委員会により協議を重ねている。御意見は交付金の在り方に対する一つの考え方だと理解するので、今後、御意見を踏まえて検討したいとの答弁がありました。 次に、
こども未来課所管の
放課後児童クラブ送迎支援事業に関し、
放課後児童クラブ未設置校区である田助小学校及び中野小学校において、放課後児童の居場所を確保する必要があることから、両校から平戸小学校区の
放課後児童クラブまで通う児童を対象として、タクシーによる無料送迎を行うとの説明がありました。 これに対し、市内の
タクシードライバー不足という問題もある中、決まった時間帯にタクシーを確保できるかとの質問に対し、原則として遅くとも利用日の1週間前には
放課後児童クラブへの出欠が決定しているため、
タクシー事業者に対して早めの予約を行ってもらうよう考えているとの答弁がありました。 また、今回は2校区を対象とした他
校区放課後児童クラブへの送迎を行う新規事業であるが、今後同様に
放課後児童クラブへの送迎のニーズが出てくる可能性もある。市内全域で同様の取り組みを行うこととなれば、タクシーの台数等が不足することも考えられるため、送迎方法については議論してもらいたいとの意見に対し、
放課後児童クラブによっては、市が貸与したワゴン車で送迎を実施しているところもある。送迎方法については、利用児童数、交通機関の状況等、その地域の実情に応じて方針を決定したいとの答弁がありました。 次に、健康ほけん課所管の♯7119
救急安心センター運営事業について、本事業は、医療機関の受診に際し、緊急性が高い症状の場合は救急車を、低い症状の場合は適切なタイミングでの
医療機関受診案内を行う
救急安心センター事業の
コールセンター業務の運営費負担であるとの説明がありました。 これに関し、
コールセンターの運営体制はどのようになっているかとの質問に対し、専用の電話回線を2回線以上設け、24時間体制での対応を予定しているとの答弁がありました。 これに関連し、本市の消防行政においても令和5年度の救急車の出動件数1,825件のうち、病院への搬送に至らなかった件数が150件程度あると聞いており、本事業の実施により消防署の負担も軽減され、効率的な救急車の活用につながるものと期待している。本事業が新規事業であることから、しっかりと市民へ周知していただくようお願いしたところであります。 次に、消防本部所管の度島分遣所兼
消防団格納庫整備事業に関し、令和8年度から運用開始を予定している度島分遣所兼消防団格納庫について、現状3か所に点在する度島地区内の消防団格納庫を分遣所兼格納庫に集約する。火災の際は原則として、常駐する消防職員に加え、消防団員1名が格納庫に駆け付けた時点で出動する。法令に基づく救急活動はできないため、診療所またはチャーター船への搬送支援業務のみを行うこととし、搬送に当たっては家族や関係者の協力を求めるといった運用上の説明がありました。 これに関し、現状3か所ある消防団格納庫を集約することによって、火災現場によっては消防団員の到着が遅れるのではないかとの質問に対し、昼間の出動の際には、各班数名しか集まらない現状も鑑み、地区との協議も踏まえ、格納庫は1か所に集約したほうが効率的であるとの結論に至った。また、水槽付のポンプ車を配置予定としているため、最少人数での出場であっても速やかに消火活動を開始することが可能と考えているとの答弁がありました。 次に、議案第36号「令和6年度平戸市
国民健康保険特別会計予算」について、保険給付費が令和5年度より約6億5,900万円増加している。歳入を見ると、県支出金が約6億2,800万円と増加している一方で、
国民健康保険税は2,030万円減額となっている理由は何かとの質問に対し、保険給付費については、
国民健康保険制度の広域化以降、県から
保険給付費等交付金として全額交付される仕組みとなっている。市としては、県に対する負担金として
事業費納付金を納付しており、この財源として、
国民健康保険税を充てているとの答弁がありました。 これに関連し、令和5年度と比べ、令和6年度の
国民健康保険税の税率はどうなる見込みかとの質問に対し、県への
事業費納付金については、令和6年度から各市町の医療費水準ではなく、被保険者数や所得水準などにより算定することとなっており、その結果、本市の納付金は減額となっている。
国民健康保険税の減額の要因は、被保険者数の減少が一番大きい要因であるが、
国民健康保険税の算出については、現在の税率で充足するという判断に至り、令和6年度の税率は据置きの予定としているとの答弁がありました。 次に、議案第45号「令和6年度平戸市
市営交通船事業会計予算」に関し、
キャッシュフロー計算書では資金の減少が約2,200万円となっており、年度末の現金預金も約5,900万円にまで減少している。以前は1億円を超える現金を保有していたと思うが、このままでは近いうちに資金が枯渇するのではないかとの質問に対し、令和5年度から繰出しの基準を見直したことにより、資金の減少が続いている。現在の状況から考えると、令和7年度頃には資金が枯渇することも考えられることから、経費の見直しを図り、運賃の改定も視野に入れながら運営を行っていかなければならないとの答弁がありました。 これに対し、従来は赤字補填による繰り出しを行っていたが、現在は国庫補助に準じた繰出基準を設定していると聞いている。資金繰りの悪化が物価高騰などのほか繰出基準の変更による運営への影響であれば、今後、繰出基準の在り方についても検証を行う必要があるのではないか。離島が持つハンディキャップを十分に考慮して、安易に運賃改定などの住民負担を求めることのないよう慎重に検討を行うよう要望しました。 以上で、
総務厚生委員会の審査報告を終わります。
○議長(松本正治君) 委員長報告に対する質疑を行います。
◆11番(井元宏三君) 1ページの議案第28号「令和5年度平戸市
一般会計補正予算(第10号)」中の
ふるさと納税寄附推進事業につきましてですが、ポイント消費が進まないという今の件がございましたけれども、この原因というものは何か質疑がございましたでしょうか。
◆
総務厚生委員長(吉住龍三君) 原因は、高額納税者が意外と小額の商品を求めていることもあって、それと、
永久ポイント制のときにかなり高額の納税者がいらっしゃったんですね。それがもう遅々として進まない状況が続いているということもあって、令和5年度から当年度の分は2年間ということで、合わせてそれまでの
永久ポイントの分も6年度末で通知をしたという説明だったんですが、それでもなかなか遅々として進まないということで、委員会としては、多分、高額納税者のポイントが進まない人たちには、かなり高額の方がいらして、2年では多分できないということと、民法上の制約もあるのかなということで、一定期間、例えば5年なり10年とかという期間を設定して整理をするべきではないかという提案をして、そういったことを検討するということで答弁がありました。
◆11番(井元宏三君) この中で、今御説明ありましたけども、その中で、大体普段、高額納税者の方の主要ポイントというのは何か質疑がございましたでしょうか。
◆
総務厚生委員長(吉住龍三君) すみません、そこまでの詳しい質疑はありませんでした。
◆11番(井元宏三君) このふるさと納税、重要な平戸市の税収の一部であると認識しております。平戸の応援者をつくることが目的である、多額の寄附金を集めることが目的ではないという、市長の以前の答弁がございましたので、この応援者をつくるという目的であれば、やはり金額を多く納税されている方が一番の平戸を応援してくれる方じゃないかと私たちも見ておりますので、この方たちに不満を与えないようなことを委員会でも質疑を検討していただければと思っておりますので、お願いいたします。 それと、もう一点。6ページの
健康保険課所管の♯7119
救急安心センター運営事業につきまして、以前、決算委員会のときに、ここにまた別の番号で4199という──よい救急という番号が出されておりましたけれども、この2つが出されると、市民の方はちょっと混乱するんじゃないかと思っておりますけども、この点についての質疑等はございませんでしたでしょうか。
◆
総務厚生委員長(吉住龍三君) その4199についての質疑はありませんでした。
◆11番(井元宏三君) ぜひ、今後これとの整合性といいますか、これも目的として救急性が高い症状の場合は救急車、低い症状の場合は適切なタイミングでの医療機関受診の案内を行う。全く決算委員会のときの4199と変わらないように思いますので、もしこれが統合とかですね、そういうことができるのであれば、今後検討をいただきたいと思いますけれども。その点は、それ以上はお聞きいたしません。ありがとうございます。
○議長(松本正治君) ほか、ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 質疑を終結いたします。 それでは、ここで休憩いたします。午後の会議は午後1時30分に再開いたします。 休憩 午前11時53分 再開 午後1時30分
○議長(松本正治君) 会議を再開いたします。 引き続き議案審議を行います。 午前中の総務委員長の報告に対しての討論、採決を行いたいと思います。 討論ございますか。 なお、議案第28号及び議案第35号の討論、採決はほかの委員会との関連により後に回して行いますので、御了承をお願いいたします。 討論ございませんね。 議案第2号から議案第18号及び議案第27号の討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 討論がありませんので、採決いたします。 以上の18件に対する委員長報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり、原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 御異議なしと認めます。よって、以上の18件は原案のとおり可決することに決しました。 議案第29号の討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 討論がありませんので、採決いたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり、原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。 議案第33号及び議案第34号の討論を行います。ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 討論がありませんので、採決いたします。 以上の2件に対する委員長報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり、原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 御異議なしと認めます。よって、以上の2件は原案のとおり可決することに決しました。 議案第36号から議案第38号までの討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 討論がありませんので、採決いたします。 以上の3件に対する委員長報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり、原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 御異議なしと認めます。よって、以上の3件は原案のとおり可決することに決しました。 議案第44号及び議案第45号の討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 討論がありませんので、採決いたします。 以上の2件に対する委員長報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり、原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 御異議なしと認めます。よって、以上の2件は原案のとおり可決することに決しました。 議案第46号の討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 討論がありませんので、採決いたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり、原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。 議案第47号及び第48号の討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 討論がありませんので、採決いたします。 以上の2件に対する委員長報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり、原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 御異議なしと認めます。よって、以上の2件は原案のとおり可決することに決しました。 日程第34、議案第19号から日程第52、議案第49号までを一括議題といたします。 産業建設文教委員長の審査報告を求めます。
◆産業建設文教委員長(綾香良浩君) 登壇
産業建設文教委員会における審査の結果と経過の概要を御報告いたします。 今回、本委員会に付託を受けました案件は、議案19件であります。 審査の結果は、議案第35号については修正可決すべきものと決定し、その他の議案については、いずれも異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以下、本委員会で論議のありました主な事項について御報告いたします。 まず、議案第24号「平戸市立学校施設の開放に関する条例の一部改正について」に関し、今回の改正は、中学生が所属する地域クラブの活動に対して、学校施設の使用料を減免することにより、学校部活動と変わらない環境を提供することで、中学校部活動の地域移行を推進するためのものであると説明がありました。 これに関し、条例には学校施設の利用に関し、減額または免除という条文があるが、中学生が所属する地域クラブの活動も減額ではなく免除してほしいとの意見に対し、現在、部活動については学校教育のため、使用料は発生していない。地域移行することで社会体育となるが、部活動と同じ環境を提供するということで、中学生が所属する地域クラブの活動についても免除と考えているとの答弁がありました。 次に、議案第35号「令和6年度平戸市一般会計予算」中、農業振興課所管の農地利用効率化等支援交付金事業に関し、耕種農家のニーズに合った高品質な堆肥を生産するため、堆肥の製造や保管に必要な機械、施設の整備に対し支援するということで非常に画期的な取り組みである。今後この事業を継続するためにも、資金が必要になるので、生産した堆肥の販売は考えていないのかとの質問に対し、将来的には販売も見据えているが、まだ堆肥生産量がどれほどあるか見込めていないので、まずは事業主体である中部地区堆肥生産組合での利用を考えているとの答弁がありました。 次に、農林整備課所管の3次元測量導入事業に関し、UAV写真や地上レーザーを使って測量を行うということで、今後とても効果的な事業と考えるが、実施主体はどこになるのかとの質問に対し、農林整備課が災害の調査を行う際に導入するものである。現在、職員が調査に行く際、1拠点七、八人で作業していたが、この測量方法を導入することにより二、三人で済み、作業の効率化が図られる。調査を外部委託している箇所もあるが、今後は外部委託の数を減らし、職員での調査を増やしていきたいとの答弁がありました。 次に、水産課所管の新たにチャレンジ水産経営応援事業に関し、この事業は、これまで県が実施してきた持続可能な新水産業創造事業の内容が一部見直され、新規漁法や、海業、6次産業化など新たな取り組みにチャレンジするために必要な機器や施設の整備支援が補助メニューに追加され、令和5年度より県の新規事業としてリニューアル展開されていると説明がありました。 これに関し、対象者への周知はどのようにしているのかとの質問に対し、令和5年度からの県の新規事業ということで、各漁協にチラシを配布し情報提供を行った。今後は平戸市水産振興協議会の会議の折に改めて紹介を行うとともに、県と一緒に事業の推進を図っていくとの答弁がありました。 次に、商工物産課所管の地域おこし協力隊活用事業に関し、これまで本市で雇用した地域おこし協力隊員については継続しないことが多く、行政側の目的と本人のやりたいことがうまくマッチングしていないと感じている。ミスマッチが起こらないよう募集する担当課は具体的な業務を示すべきである。今回はどのような業務を予定しているのかとの質問に対し、今回は地元に市外企業や移住者を呼び込むための地域コミュニティマネージャーとして雇用する。地域の活性化や情報発信拠点の構築準備などの業務を予定しており、ミスマッチが起こらないよう募集の目的を明確にしていくとともに、適切な人材確保のための募集や伴走支援などの業務委託も併せて行うとの答弁がありました。 次に、観光課所管のアルベルゴ・ディフーゾタウン推進事業に関し、今回、平戸城下町エリア、田助地区エリア、大島村神浦地区エリアの3地区が選定されているが、最初から3地区ではなく1か所に予算を集中し、まずは平戸城下町エリアで成功事例を作り、その後、他の地区に広げていったほうが効果的と考えるがいかがかとの質問に対し、3地区の中でも平戸城下町エリアを重点モデル地区と位置付けており、このエリアを中心に整備し、その中で成功事例を作っていくべきと考えている。他地区についてもしっかりとサポートしながら事業の推進を図っていくとの答弁がありました。 また、鄭成功生誕400周年記念事業に関し、記念事業だけで終えるのはもったいない。この事業を契機に今後の平戸市の観光振興につなげていく必要があるが、何か戦略は考えているのかとの質問に対し、コロナ禍が明けて、日本全体ではインバウンド需要は回復してきているが、平戸市はコロナ前のインバウンド客数約2万人にも届いていない。今後は、この事業を契機にインバウンド獲得に向けた戦略を立て、しっかりプロモーションしていき、他の事業とも連携しながら、インバウンド誘客に向け、取り組んでいきたいとの答弁がありました。 次に、建設課所管の道路台帳電子化整備事業に関し、国道や市道など、どこまでの範囲をどのような形で台帳として整備するのかとの質問に対し、今回の整備は建設課所管の市道をデジタル化するものであり、国道や県道の整備は行わない。現在の台帳は合併前の旧市町村ごとに整備されており、管理しづらい状態である。今回、合併前の旧市町村の台帳を統一し整備することにより、WEBで地図を見ながら閲覧でき、市民の皆さんが調べる際も使いやすくなるとの答弁がありました。 また、事業の進め方は地域を分けて順次行うのか、全体的に行うのかとの質問に対し、まずは、現在、紙で管理している台帳をスキャンして地域のデジタル化を図る。その後、デジタル化した地図にさまざまなデータを落とし込み、でき上がった地区から順次公開していくとの答弁がありました。 また、道路環境整備モデル事業に関し、除草作業を
まちづくり協議会にお願いするということだが、対象地区の志々伎地区、津吉地区、度島地区はどのように選定を行ったのかとの質問に対し、総務課を通して市内全部のまちづくり運営協議会に意向調査を行い、手が挙がった地区を選定したとの答弁がありました。 また、現在も市道の除草作業に関しては、平戸市シルバー人材センターや愛護団体などが行っているが、路線の活動範囲のすみ分けはどのようになっていのかとの質問に対し、平戸市シルバー人材センターが行っている路線は、これまでどおり平戸市シルバー人材センターが行い、残りの路線は愛護団体が行っている箇所もあるので、対象地区のまちづくり運営協議会と協議していく中で決めていきたいとの答弁がありました。 次に、都市計画課所管の街なみ景観創出事業に関し、令和4年度は平戸市観光交通ターミナルから幸橋までの海岸線沿いの街路灯20基の明かりを電球色化するということだが、崎方公園の下から見える対岸になる市役所から平戸文化センターまでの街路灯も、同じように電球色化しないと統一感が出ず、魅力が半減すると思う。今後、対岸部分も対応する計画はあるのかとの質問に対し、市の第2駐車場もあるので、今後、所管課である総務課などとも協議しながら全体的に一体感が出るよう、できるところから取り組んでいきたいとの答弁がありました。 また、公営住宅集約建替事業に関し、公営住宅の集約化が進めば、入居者の転居や空き家となった住宅の解体が必要となるが、今後どのように考えているのかとの質問に対し、令和6年度は121戸建て替え対象住宅がある中の20戸の解体を予定しているが、最終的には令和13年度までに事業完了するよう、公営住宅の建設とともに入居者の転居に関しても円滑に進むよう努めていくとの答弁がありました。 次に、文化交流課事業の国民文化祭開催事業に関し、平戸市で全国分野別フェスティバルいけばな部門が開催されるということであるが、いけばなになった経緯を教えてほしいとの質問に対し、令和4年度に県から各自治体に要望調査があり、平戸市にはいけばなの活動団体が多いということで、県が採択したとの答弁がありました。 次に、生涯学習課所管の
南部市民屋内運動場整備事業に関し、この施設は平成29年3月の平戸市公共施設等総合管理計画では修繕により現状維持するということだったが、建て替えになった理由と事業の経緯を説明してほしいとの意見に対し、令和元年7月に地元から建て替えの要望書が提出されたため、総合計画の実施計画として企画財政課に要求すべく、一旦、既存施設の建築面積800m2で積算し、総事業費3億6,800万円を要求し、査定額も3億6,800万円となった。 令和2年度及び令和3年度には地元との協議を踏まえ、面積1,400m2で建設費用を算出すべく、国の建設基準単価を用いて積算したところ、総事業費が6億2,100万円となり、その額で実施計画として要求したが、査定額は令和元年度と同額程度であった。令和4年度は建設物価高騰のため、総事業費6億9,400万円として要求し、査定額が6億900万円となった。その後、令和4年度の基本設計の結果、資材高騰の影響等で総事業費が7億5,600万円。令和5年度には詳細な設計額になるよう実施設計を行ったところ、総事業費8億4,500万円となり、今回の予算要求に至ったと説明がありました。 これに関し、これまで事業費は平戸市公共施設等総合管理計画の中間年度見直しで示された2億8,800万円で認識していた。今回事業総額8億4,500万円という数字が出てきているが、差が大きすぎて理解しがたい。面積についても令和元年度の建築面積の800m2から1,400m2に増えているがなぜかとの質問に対し、社会体育施設及び地域防災拠点としての機能、また、広く市民が活用できるよう健康作りのためのトレーニングジムを兼ね備えた施設とするため2階建てにしたことにより面積が増えたとの答弁がありました。 この答弁を受け、委員から平戸市公共施設等総合管理計画には建て替え前の面積800m2で算出した金額が示されていた。その後、地区からの要望を受け、面積や事業費も拡大したということだが、これまでは大型の公共施設を建設する際には、事業の経過について議会に対し詳しい説明を受けていた。この事業について、事前に議会に対して説明がなかったのは非常に残念であるとの意見や、公共施設等の管理に関する基本方針では、公共施設の建て替えの場合、利用状況に応じて同等規模か規模を縮小するとなっている。建設には賛成だが、適正な規模の施設にしてほしい。これまでの答弁では市民に対して納得いく説明ができないとの意見がありました。 これらの質疑を踏まえ、神田委員より修正案が提出されたところであります。 提案理由は、
南部市民屋内運動場整備事業に係る予算が計上されているが、資料によると本事業は、当初、2億8,000万円の予算規模の建物を見込んでいた。しかし、このたび予算審議で受けた説明によると、事業規模は8億5,000万円にのぼることが判明した。また、施設規模が地区要望時から大幅に大きな施設に変わっていったとのことだが、市町村合併後の公共施設のあり方として市内全域の公共施設の適正配置、優先順位、そして今後の前例と位置付けられるものであるため慎重な判断を要すると考える。今後、人口が減少し、財政状況も好転が見込みにくい中で、市民に十分納得のいく施設規模とそのための予算を改めて提出してもらうべきとの理由から、歳出予算の減額修正が提案され、まず、修正案について採決した結果、賛成多数(委員可否同数により委員長裁決)で修正案を可決すべきものと決定いたしました。その後、修正部分を除く原案について採決した結果、原案のとおり可決されました。 次に、議案第43号「令和6年度平戸市水道事業会計予算」に関し、有収率は配水量に対し、実際使用した水量の割合で、途中で漏水などがあれば下がっていくことになる。ここ数年は80%前後で推移しているが、水道局として目標はどこに置いているのかとの質問に対し、令和5年度から専属の漏水調査員として会計年度任用職員を雇って対応したが、漏水箇所を修理してもその近辺がまた破裂し漏水するなど、有収率がなかなか上がってこない。しかし他団体では80%以上の有収率を保っているところもあるので、90%に近づけるよう努めていくとの答弁がありました。 以上で、
産業建設文教委員会の審査を終わります。
○議長(松本正治君) 委員長報告に対する質疑を行います。
◆14番(吉住威三美君) 議案質疑の折にお尋ねしておりましたが、建設課所管の道路台帳と併せて農道関係で466万7,000円、それから林道関係で743万4,000円についても収支またはこの項について何もこの報告書にありませんが、どのような審議、またどのような意見があったのか、お聞かせください。
◆産業建設文教委員長(綾香良浩君) 今、吉住議員からの御質問でございますけれども、吉住議員が議案質疑でなされたものについては、本委員会では意見が出てきませんでした。 以上でございます。
◆14番(吉住威三美君) 議長から3回までの質疑だから、この委員会に任せてくれておいて、任せた以上、委員会で協議してもらわなければ議案質疑した意味がありませんので、そこをもう一点、お尋ねします。
◆産業建設文教委員長(綾香良浩君) ちょっと繰り返しになるんですけれども、委員会の中でのそういうふうなやり取りはございませんでした。委員長報告というものは、一個の委員長報告ができるという内容につきましては、その中の議論があったことしか報告できないというふうにされておりますので、その点は御理解いただければと思います。
◆14番(吉住威三美君) 動議。議長にお願いします。せっかくあなた方が言うから3回で質疑はやめました。委員会でも協議がないということであれば、議案質疑の数をもっと増やしてもらうか、委員会でちゃんともんでもらうように話を通していただきたいと思います。 終わります。
○議長(松本正治君) ただいま吉住威三美議員から動議の提出がなされております。この件について賛同される議員さん、いらっしゃいますか。 賛同者なしということで、動議については、この場で採択はいたしません。ただ、今、議案質疑の折に質問された事項ということで、その分についての議論をしてほしいという思いがあって、議案質疑の中での議論があったものと思っておりますので、今後、両方の委員会においては、そういったことも踏まえて議論を……
◆産業建設文教委員長(綾香良浩君) 委員会報告というのは、そのような委員会の報告の中でなかったことを報告するという前例を議長としてつくっていいというふうに考えているのか、逆に議長にお聞きしたい。
○議長(松本正治君) 委員会報告の中身についてじゃなくて、議案質疑があったことについての報告です。
◆産業建設文教委員長(綾香良浩君) 今、議員からおっしゃられたのは、議案質疑にあったので、委員会の中で何で議論をしなかったのかということでの御質問だったと思います。そうした中で、委員会で議論をされていないことに関して、ここで私が答弁をするというのが、議長の運営上、許されるのかどうかというのを、私は議長に対してお聞きしている。
○議長(松本正治君) 私は、ここで委員長にその答弁を求めているわけではありません。動議については、採択いたしておりません。ただし、今までの慣例で、議案質疑の折にそういう話がされた場合、それぞれの委員会での委員さんが気にして、そういう議論がなされておったので、今後そういう方向での審議も必要かなということで触れております。 委員長の報告について触れておるわけではございません。
◆産業建設文教委員長(綾香良浩君) 改めて申しますけれども、そのような協議はなされておりません。 以上でございます。
○議長(松本正治君) それはもう終わっております。動議も採択はされておりませんので、そこら辺を勘違いしないようにしていただきたいと思います。 ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 質疑を終結いたします。 議案第19号から議案第26号の討論を行います。ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 討論がありませんので、採決いたします。 以上の8件に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり、原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 御異議なしと認めます。よって、以上の8件は原案のとおり可決することに決しました。 議案第28号の討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 討論がありませんので、採決いたします。 本案に対する
総務厚生委員長及び産業建設文教委員長の報告は、原案可決であります。両委員長の報告どおり、原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。 議案第30号及び議案第31号の討論を行います。討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 討論がありませんので、採決いたします。 以上の2件に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり、原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 御異議なしと認めます。よって、以上の2件は原案のとおり可決することに決しました。 議案第32号の討論を行います。討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 討論がありませんので、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり、原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。 議案第35号「令和6年度平戸市一般会計予算」について、
総務厚生委員会及び
産業建設文教委員会修正案も含めた討論を行います。 初めに、反対討論より行います。
◆15番(竹山俊郎君) 議案第35号「令和6年度平戸市一般会計予算」の修正案について、反対の立場から討論を行います。
産業建設文教委員会でまず議論となったのは、公共施設など総合管理計画第1次アクションプランで公表されている南部市民屋内運動場の施設規模及び施設の更新に要する額2億8,800万円と、今回、予算計上されている施設規模及び予算額が大幅に増加したことを理由に、予算については納得できないとの反対意見が述べられています。 しかしながら、公共施設など総合管理計画のアクションプランにおける施設更新の金額は、総務省が示す改築単価1m236万円により機械的に算出した金額であり、現在の改築単価と比較できるものではなく、また今回の予算計上までに理事者側が協議を重ねてきた振興実施計画と一致しないことは、委員会において明確に説明されています。 特に施設の規模については、令和2年度の振興実施計画において、課内における協議を踏まえ、1,400m2規模での要求を行っており、これ以降は一貫して同規模での要求を行ってきたことは、今回の委員会審議の中で時系列の資料により説明が行われていると聞いています。 また、本来、この施設は、令和元年7月に南部地区自治振興協議会からの強い要望を受け、検討が始まった施設であり、少子高齢化が顕著となっている中南部地区において、今後も地域の誇りとなる施設としての利用はもとより、市内外からの参加者も多いことから、今後も中南部地区の文化、スポーツの拠点施設として大いに期待しているところから、今回の修正案については地元の理解を得られないものと考えております。 このような理由から、今回、南部市民屋内運動場の予算について、その全額を減額するという修正案は決して容認できるものではなく、反対を表明するものであります。 以上です。
○議長(松本正治君) 次に、賛成討論を行います。
◆12番(神田全記君) 議案第35号「令和6年度平戸市一般会計予算」における修正案について、賛成の立場で討論を行います。 今回、上程されている一般会計予算中、
南部市民屋内運動場整備事業の件について、当初はアクションプランでは約2億8,000万円の予算規模の建物を見込んでいた。しかしながら、このたび、予算審議で受けた説明によると、予算規模が8億5,000万円に上ることが判明した。当該予算の内訳として、基本的に新しい
まちづくり基金を当て、不足分については、過疎債が使えれば過疎債を充当すると、そういう説明でありましたが、当該基金の今後の適正配分という面では、大きな不安が生じる。また、施設規模が地区要望時から大幅に大きな施設に代わっていったとのことでありました。 市町村合併後の公共施設の在り方として、適性化基本方針でも同等レベル、もしくは縮小、そういうふうな方向性でございます。市内全域の適正配置、優先順位、そして、今後の前例と位置づけられるものであるため、慎重な判断を要すると考え、今後さらに人口減少が加速していく中で、ランニングコスト面や費用対効果の面でもどうであるのか、これまでも前例として図書館建設など大型の公共施設を建設する際には、事業の経緯について議会に対して丁寧に詳しく説明会を繰り返し進めてこられたと記憶をしております。 今回の件については、説明会などはなされなかった点、委員会の中でも適性か否か判断できるに至らなかった点、その辺を上げられることから、私たちは市民より説明を求められる立場において、市民に十分納得のいく説明責任は果たせないというふうに判断いたしました。 財政状況も好転が見にくい中で、公共施設等総合管理計画、これの今後のことも踏まえ、市民に十分納得のいく施設規模とそのための予算、財源根拠を改めて提出してもらうべきと考え、減額修正に賛成いたします。
○議長(松本正治君) 次に、反対討論を行います。
◆7番(松尾実君) 議案第35号「令和6年度平戸市一般会計予算」の修正案について、反対の対場から討論を行います。 まず、
産業建設文教委員会で議論となったのは、公共施設等総合管理計画第1次アクションプランで公表されている南部市民屋内運動場施設規模及び施設の更新に関する額2億8,800万円と、今回予算計上されている施設規模及び予算額が大幅に増加したことを理由に、予算については納得できないとの反対意見が述べられています。 しかしながら、公共施設等総合管理計画のアクションプランにおける施設更新の金額は、総務省が示す建築単価1m2当たり36万円は、機械的に算出した金額であり、現在の建築単価とは比較できるものではなく、また、今回の予算計上までに議事者側が協議を重ねてきた振興実施計画と一致していないことは、委員会において明確に説明されております。 特に、施設の規模については、令和2年度の振興実施計画において、所管課内における協議を踏まえて1,400m2規模での要求を行っており、これ以降は一貫して同規模の請求を行ってきたことは、今回の委員会審議の中で時系列の資料により説明が行われております。 また、令和4年度決算に関わる主要な施策の成果についての報告書及び決算特別委員会資料として、昨年9月市議会定例会に提出され、令和4年度決算の審議において、既に認定を受けております。このときの資料と令和6年度当初予算の審議に関わる資料を比較すると、大幅な変更が急に行われたものではないことが確認でき、唐突に今回の施設規模が提案されたものではないということが分かります。 あわせて申し上げるなら、今回の修正案を出された委員からは、そのとき何ら異議はでなかったと私は記憶しております。今回の議案に対して異議があるのであれば、なぜ決算特別委員会の際に疑義を申し立てなかったのか、このたび委員会において建設には賛成だが予算には反対であると言われております。ならば、昨年9月の決算特別委員会の審議の中で、なぜ指摘をしたり異議を唱えなかったのか、また一方で、修正案を出された委員の中には、市民の理解が得られないとも言われておりますが、では、どれぐらいの規模であれば市民の理解が得られるのでしょうか。 修正案を出された委員の方々は、正しく明確にお示しをすることができるのでしょうか。そもそも今日まで所管からの説明がなかった、聞いていなかったと言われるのは、確かに上程をする所管課としては、反省するところはあろうかと思いますが、しかし、行政をチェック、監視する立場の我々議会が言うべきことではなく、本来なら所管の委員会として閉会中の所管事務調査を実施する時間は十分にあったはずです。にも関わらず、委員会が全く所管事務調査を実施していなかったことも事実であります。よって、委員会にも反省すべきところがあり、非があり不備があるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 本来、この施設は、令和元年7月に南部地区自治振興協議会及び南部体育振興会からの強い要望を受け、検討が始まった施設であります。今回の修正案を出された委員の中には、要望書を出した団体の会長職にある方もおられるようですが、御自身が市民の代表として要望書を出して、その議案予算に疑義を申されるのは、市民の付託を受ける議会議員としていかがなものかと思います。 今回の実施計画が決まった予算に対しての修正案の提出は、今後の行政の停滞を招くばかりではなく、市民サービスにも大きく影響を与える事例としてはならないと考えます。 今日、少子高齢化が顕著となっている中南部地区において、今後、地域の中心施設としての利用はもとより、市内外からの利用も多い施設として、今後の中南部地区の文化スポーツの拠点施設として本市のスポーツ推進に大いに期待されるところから、今回の年度当初の予算に対しての修正案については、地元はもとより市民の理解を得られないものと考えます。 以上、このような理由から、今回の南部市民屋内運動場の予算について減額をするという修正案は決して容認できるものではなく、私は、反対を表明いたします。
○議長(松本正治君) 次に、賛成討論を行います。
◆10番(針尾直美君) 議案第35号「令和6年度平戸市一般会計予算」の修正案に対して、賛成の立場から討論をいたします。 令和6年度一般会計予算について、南部市民屋内運動場整備の予算が計上されました。事業概要として、雨天時であっても屋内であることから、サッカーや野球、ソフトボールなどの競技が実施できるため、安定的なスポーツ活動を提供することが可能な施設である、建設から50年以上が経過し、老朽化が著しいことから建て替えを行い、南部地区のスポーツの拠点として整備するものという説明がされました。 広さからもサッカー、野球やソフトボールの正式な試合はできないとしても、ミニスポーツやそれらの練習場としてこれまで使用されておりましたし、スポーツに限らずイベントなどにも利用される地域にはなくてはならない拠点施設であります。少しでも早い建設を望んでおりますし、楽しみにしている一人でもありますが、今回、提示された予算額と計画で見込まれていた額に大きな乖離があり、正直、驚きと疑問を感じました。 議案質疑の中でも説明を求める声がありましたし、委員会開始に当たり委員長からもこの件について説明を尽くしていただくよう、申し出をしているとのことでしたので、納得がいく説明がいただけるものと期待して、委員会に臨みました。 平戸市の予算規模からすれば大規模施設です。より丁寧に、より透明感のある説明があってしかるべきです。市民の代表である議会への説明責任は果たしていただきたい。 しかしながら、まず当該施設の建設が計画されてからこの数年間、予算規模を含めた、面積の説明はありましたが、予算規模を含めた全体像や経緯、必要性等についての説明が正式に出されてこなかったこと、そして、今議会でも議案質疑や委員長からの求めがありながら、詳しい説明が得られなかったことは、大変、残念なことでありました。 これは、議会軽視、市民軽視であると言えると思います。委員会では、明確な答弁が得られないまま休憩を挟んでやっと資料が提出されましたが、委員長報告にもあったとおり、面積と金額の変遷が説明されたのみで、示された面積も過去に提出された資料と食い違う点もあり、委員会の中では資料が提出されたことによって、ますます混乱してきたという声が多くを占めました。 地元の要望を受けてこうなったとのことですが、要望の内容や協議の結果など、ここにいたるまでの経緯や計画を固める判断材料があったはずです。建設面積にも変化があったようですので、協議、検討によって追加されたり削減されたり、そして現在に至ったものだと思いますし、決して、適当に計画をされたものではないということは重々承知しております。だからこそ、しっかりと説明をしていただきたかったし、これまでにも説明の機会を設ける必要があったのではないかと思います。 他の公共施設の建設に際しては、計画から実施に至るまでの間に幾度となく事業内容の説明、経緯について、議会に対し詳しい説明があっておりますが、当該施設については、これまで詳しい説明がなかったばかりか、今議会においても納得のいく説明がなされなかったことは、繰り返しになりますが、大変残念に思います。 審議する材料が乏しく、時間的制限の中で結論を見出すのは難しいと判断し、改めて審議させていただくしかないということで、修正案が提出されました。 現在、当該施設は既に解体されております。建設が遅れることになれば、その影響を被るのは市民です。それは、避けなければいけません。しかし、きちんと審議もしないまま、解体されたから仕方がないということでは、議員としての仕事を放棄していることになります。また、きちんと審議されないまま、既成事実によってやむなし、仕方がないからということで、そういう前例をつくってはいけないと思います。解体しているからこそできるだけ早く、市民に納得していただけるような説明を行い、見直すべきところは見直し、早期完成に向けて努力していただきたい、その願いを込めた修正案であります。 議員各位におかれましては、ただいまの討論を御理解いただき、御賛同をいただきますようお願いいたします。 以上、賛成討論を終わります。
○議長(松本正治君) 次に、賛成討論。
◆9番(大村謙吾君) 議案第35号の修正議案について、賛成討論を行います。 まずもって、先ほどありました、令和元年に南部体育振興会から要望が挙がったというのは、全くの事実ではございませんので、御理解をいただきたいと思います。令和5年だったと思います、体育振興会から出したのは。そして、その中で、ちなみにあったんですけれども、南部地区自治振興会協議会で、南部体育振興会が呼ばれて会議に入ったというのは令和元年ではありません。令和3年にあったと思うんですけど、南部地区自治振興協議会というものに南部体育振興会は呼ばれたことはありません。それまでの平成29年ぐらいはあったと思うんですけどね。一応それはお伝えをしておきたいと思います。 これまでの予算では、広さという説明は行われておりましたけれども、詳細の金額の説明は行われておりませんでした。そのため、建設にはアクションプラン、この2億8,800万円という規模の認識でございました。しかし、今回、初めて予算上程された詳細額は8億5,000万円を超える予算規模でありました。まだ、備品や設備等で増えるとの答弁も入っておりました。 物価高騰などで予算とか増というのは、やむを得ない部分だというふうに、私も予想はしておりましたけれども、余りにも予想を超える予算額でした。 まず、今回、私は大きく3点あります。1点目、まず初めに、議会への説明責任です。現場の建物が解体され、更地になった今、なぜ3億円が9億円なのか。3月13日の新聞記事の後、何で既存の建物を解体したのか。更地にしたあと、こんなことあっていいのか、市民にとってはもう本当進むしかないんじゃないかとの声が上がっています。まだ使えたはずのこの屋内体育館を活用しながら、国庫予算の確約を取って建設計画を立てるという考え方がこれまた普通だというふうに思っております。 なぜ急いだのか、今困っている施設利用者、そして、毎日のように使われている方もおられました。計画次第では市民のリスクは最小限になったというふうに思います。しかし、既に建物は解体されて既存の施設はありません。そもそも管理計画はずさんではなかったのか、既に大幅な計画変更があったとしたなら、解体をする前に詳細を議会に対して説明をするべきだというふうに考えます。これはビジョンも含めてです。解体予算組の前から、この詳細にわたっての説明責任は大変大きいと思います。 2番目に、次の本市の定期預金みたいな感じですけども、言える基金についてです。国庫補助の確約もなく、基金ありきでの予算計画で建て替えに断行したと見られても、これおかしくはありません。9億円近い予算を基金メインで活用するのであれば、幅広い活用が望ましいというふうに考えます。 例えば、南部の拠点である南部多目的センターを中心とした既存スポーツ施設を再整備するとか、周辺を含めて子育て世代が活用するエリアの充実をするとか、離島もあります。基金であれば、防災という観点だけではなく、防災も大事ですけど、観点だけではなく、そのほかのことにも使えるのではないかと言いたくなるのが、一般的な考えじゃないのかというふうに思います。 スポーツ施設と防災施設は、これは切り離して、例えば、防災では自家発電装置やエアコンも備わった南部多目的センターがあります。これの空き部屋、使用しているときは使用していますけど、空き部屋もあります。そういったものを増やして、そして、屋内運動場はこれ使用する側の料金面からみても、正直立派なお城よりも使い勝手のいいマイホームを少しでも身軽にしてやって、一日でも早い早期完成を目指すべきだというふうに考えます。なぜならもう解体されてないからです。そう考えるのが普通じゃないでしょうか。ランニングコストは、建設費の3倍かかると言われています。 次に、地域の声です。3つ目です。ちまたでは、南部体育振興会で予算が膨らんだと言われているようですけど、先ほどもありました、およそ現在の広さに増やされたのは令和2年7月です。南部体育振興会が要望を出したのは令和5年6月です。内容は、床材を板張りのような特殊素材ではなく、これまでどおりの人口芝にしてほしいとの要望でした。これで大幅な予算増とは誰も考えられません。要望主意にはこのようなことも書かれてありました。本市へ手渡された一文を読み上げさせていただきます。 市民からの主な意見、解体から新設までとなると約2年間、今まで現施設を使用して団体、または個人の方に不便が生じる、施設を使用できない2年間、雨の日の練習をできる場所がなく、中学生前後の伸び盛りの子供たちの2年間は大きい。現在、使用中の団体の練習場所が確保できず、平戸市内スポーツ団体のスキルアップや青少年の健全な育成にはつながらない。解体、建て替え期間の使用不可を懸念し、現施設を解体せずに使用継続をしながら新施設を違う場所に建築できないかです。これは、建物の解体が市民に知らされて、総会を通して集約した意見のことでした。 終わりになります。今回、建設予算について基金という市の財源から支出することを市民に説明もせず、9億円近い公共施設をつくるのに、議会に丁寧な説明を行わず行政運営を行えば、市民の皆さんへも、これから訪れる困難な行財政運営に理解や強力もしてもらえなくなれば、本当に本市の未来はないというふうに考えます。 お金が使えないくらい予算があるのであれば、問題はありません。私たちの孫の時代まで予算を考えるべきだというふうにも思っています。基金も考えるべきだと思っています。そのようなことも含め、両委員会とも南部市民屋内運動場の建設に反対するものではないと協議されておりますし、修正動議の提案理由にもそう書かれております。各委員会が承認されております。限られた予算をどう配分するか、一つに集中することでなく、税金を効果的に投じる先を十分に精査していただき、南部市民屋内運動場建設の予算説明を再度、求め、資料不足にて修正根拠を諮れなかったため、ゼロ円修正の提案を行った次第です。 以上のような意見を反映していただきたいと強くお伝えをし、勇気を持って未来に責任のある判断をお願いを申し上げ、修正案に対しての賛成討論をさせていただきます。 以上、終わり。
○議長(松本正治君) 次の登壇者の前に、傍聴席の皆さんにお伝えいたします。 議会内で発言できるのは、議長の指名を受けた人のみで、傍聴席での発言は控えていただきますようお願いいたします。 続きまして、賛成討論。
◆17番(山田能新君) 私は、議案第35号「令和6年度一般会計予算」の修正案に賛成の立場で討論を行います。 まず、私も南部市民運動場が建設することには賛成でありますが、当初の建設費が2億8,000万円ほどと聞いていましたが、今議会で初めてその3倍の8億5,000万円からとの説明でありました。これほどの大型公共事業であるにも関わらず、今まで一度も議員説明会が行われていません。これまで大型公共施設建設としては、平戸図書館、公民館の複合施設として建設された総合情報センター、現在の未来創造館であります。この未来創造館は、まず1点目として、公の施設であること、2点目としては、市民が一定条件をクリアすれば、誰でも利用できる点では、南部市民屋内運動場と同じと考えます。 そこで、未来創造館の建設当時の資料を振り返ってみますと、南部市民運動場との比較は分かると思います。まず、全員協議会で議員に対する説明会が4回開催されております。そして、地元説明会も5地区、ほかにも関係団体にも説明を行っております。 また、事業費も当初設計者からは15億3,000万円の見積りが出ていましたが、議員の、議会の指摘などにより市が駐車場を省くなどした結果、最終的には総事業費12億2,900万円となりました。また、文教厚生委員会による所管事務調査も5回にわたって行われております。その所管事務調査報告は平成25年9月定例会において3ページにわたって報告されました。その結びの中で、こう締めくくられています。 総じて、今回の調査を深めた情報センターの建設事業とその運営には、議会ばかりでなく多くの市民が注目をし、関心を寄せているところであり、財政的、豊かな時代の公共事業でないことを認識し、最終的なしわ寄せが市民がかぶることがないように、あらゆる視点から細心の注意を払うべきと考えます。 市政運営の先にあるのは、議会だけではなく市民一人一人であることを再確認し、本委員会が情報センターの建設に関わる行政と設計者に指摘した苦言や今後の事業推進において、おのおのの責任を全うする形で現れるものと委員会の報告といたしますと締めくくられています。 南部屋内運動場は、おいてはこれだけの大きな公共施設であるにも関わらず、議会に対して一度も正式な説明がなく、計画が余りにもずさんであること、平戸市の財政が決して豊かとは言えないこと、あらゆる視点から最新の注意を払う必要があること。以上の理由により、修正案に賛成であります。皆さんの御賛同をよろしくお願いします。
○議長(松本正治君) 次に、賛成討論。
◆18番(近藤芳人君) 私も議案第35号の修正内容について、賛成の立場で討論をいたします。 私を含めて7人目の討論になります。賛成側で5人目になります。5人目にもなりますと、いろいろと私も準備していた内容が大体かぶってしまいまして、どうしようかと思いながら、まず、冒頭では反対討論に対する反論をしたいというふうに思います。 まず、昨年9月の決算特別委員会においてこの話が出たと。そこで何も問題にならなかったと言っていますが、説明の中で恐らく出たんでしょう。私は委員会のメンバーではありませんでしたのでそれは分かりませんが、その説明の内容が出たんでしょう。しかし、この委員会というのは決算特別委員会でありまして、この事業の計画を承認するための付託は一切行われておりません。そこをまず踏み違わないでほしいというふうに思っております。これは詭弁ですよ。もちろん、そこをヒントにして、いろいろと追及していくというのは、一応可能ですが、そこは議案外ですから、その後、皆さんそれぞれが、18人がどのように議論していくか、それはそれぞれの手にかかっているものであるというふうに理解しております。少なくとも私はその特別委員会、決算の中でこのような話があったというのは知りませんでした。 それから、南体振からの要求によって面積が広まった説がありましたが、それは、先ほど大村議員からそうではないということがありましたが、事実と違うことをこの議場という場で言われるというのはいかがなものかというふうに耳を疑うぐらいの状況でございます。しっかり調査したうえで説明してもらいたいというふうに思う次第です。大問題ですよ、これは。 それから、これは、南部市民屋内運動場という立派な名前がついています。ところがいつの間にか中南部という言い方を、私は、先ほどの反対討論の中で聞きました。中部の皆さんにとってこの体育館の存在を住民説明会とか区長会とか、はたまたそのような地縁団体の中で説明を受けたんでしょうか。私は、南部の人たちが今まで使っていたものをリニューアルすると、そういう意味だと思っていましたが、中南部にとっての必要な施設というんであれば、根本からこの事業計画のアプローチの仕方は違っていたはずだというふうに思います。いたずらにこれを中南部というふうな修飾を追加するような言い方はやめてほしいというふうに思っております。非常に聞きづらい内容だというふうに思うわけです。 ほかにもありますが、私の論旨を説明をしながら、その部分は交えていきたいと思います。 まず、皆さんおっしゃっているように、この説明が非常に足りなかったというのは、もう言うまでもありません。ざっと言いますと、この建設構想や建設計画について、令和元年に地元の地縁団体から建て替えの要望書が提出され、そこから始まった話であるわけですが、今定例会に至るまで市議会への経過報告や意見交換の機会が一度もなかったというのは、市長も認識されているように、行政側の重大な過失であるということです。そこは市長も十分反省されているというふうに理解しております。 さらに、建設の規模や機能について、徐々に拡大していったという話ですが、その経緯や理由についても納得するに十分な説明がないというのは、皆さんがおっしゃっているとおりでございます。特に令和4年度以降、建設面積が大きくなったにも関わらず、事業費については一切明示されない、単価を掛ければ計算できるでしょうみたいな、そういう不案内な時期があり、疑問が集まるばかりでございます。 このような状況ですから、今後の維持管理に係るコストですとか、誰がどう管理する考えなのか、はたまた利用料や利用時間など基本的な運用方針についても具体的にはともかく、考え方すら一切の方針、説明、議論もなく、何を目指してどのように運営をしていくつもりなのかという施設経営の青写真が全く見えておりません。そんな状況で市民から選ばれ、公金を有効に、確実に使うことをチェックする立場にある議員として承認することは残念ながらできる状態ではございません。 今の状態で原案可決してしまうことは、単なる追認となり、私は議員の姿勢として断じて容認できるものではないというふうに理解しております。これをもって、私たちは市民に理解が得られないというふうに申し上げております。 また、地域間の均衡ですとか、この施設の大きさについても、るるいろんな方から意見が出ております。今回示された南部市民屋内運動場の施設概要は市内他地区にある地区体育館などに比べ、機能や規模が著しく膨らんでおり、地区間の均衡という意味で不公平の声が既に上がりつつあります。今回の議論を知ることでその声はさらに大きくなるものではないかというふうに不安視しております。 同時に、今後、他地区から同様施設の建設要望が挙がって来た場合、この施設は前例や基準ともなり得るため、公共施設の適正配置という観点からもしっかり考えるべきであります。 ややもすると、南部地区の皆さんが非難されることになるんではないかと、私は心配するくらい、ここはやはり全地区同じような感じで考えていく必要があるんであろうと。 罪のない南部の皆さんが非難されてしまうという状況は何としても避けてあげたい。また、今後、他地区施設建設検討のための前例として、未来への道しるべになる施設規模であってほしいというふうに、心から願うものでございます。 また、平戸図書館の建設について、当時の状況が非常に厳しかった、そのときの予算審議と今回の南部市民屋内運動場のそれが大きく違っているということが、先ほど紹介されました。こういう事態が今さら取りざたされたという意味は、施設建設に対して、そのときどきで可否の──、可決か否決かの尺度が大きくぶれているんではないかということの証左であり、議会側に論点や尺度のぶれはないか、議会側の自浄作用も求められるところがあると認識すべきではないでしょうか。 我々が襟を正して、どのようなタイミングであろうと同じようなアプローチで、同じような説明を受けて、標準的な議論の仕方を確立していく、そういう機会にしようじゃないですか。 それから、予算措置についてもいろんな意見がありました。予算措置が不透明であること、令和7年度の、6年度ではなく7年度の過疎債額が現状、確定していない中で、過疎債を使えるならそうするが、使えなければ、新しい
まちづくり基金を充当するというのは、残念ながら説得力に乏しいです。 有利なメニューを見つけて、見通しを立てて使う、そのようにして努めるのが標準的手法であると私は理解しております。 また、避難所として位置づけるのであれば、それ向けの国のメニューを探すべきであるが、そうなっていないというのも残念な点でございます。 新しい
まちづくり基金は、合併特例債を使えなくなった今となっては、今後の公共施設建設のためには大事な限りある財源です。さきに事業化された施設がこれを充てにして多く使ってしまうと、今後、他の施設計画の秩序が維持できるのか、大いに不安です。早い者勝ちになってしまっては、もともこもありません。活用計画や見通し、これは基金のですね、基金の活用計画や見通しを地理的、年次的にバランスよく見通せるよう、整理すべきではないでしょうか。 また、一方で、私にはいろんな抵抗する声が聞こえてまいりました。例えば、原案を修正することによって、建設完成が遅れるではないか、そういう声が聞こえてまいりました。しかし、その主張は、私は勇気を持って詭弁であるというふうに言いたいと思います。つまり、遅滞なく建設を進めるためには、可決されるに十分な事業計画を明示するほかなく、完成が遅れるから原案を通せというのであれば、それは議会は不要だということにほかなりません。 また、既存施設を解体してしまったから反対されると非常に迷惑だという声も聞きました。これも同じです。利用者の皆様にとって、確かに使えない期間が伸びることになり御迷惑をおかけすることになります。しかし、これも議会の議決に対する責任転嫁以外のなにものでもございません。ほかの賛成討論でも言っていたように、旧施設を解体して退路を断つのであれば、それなりの責任を持って遅滞なく可決、施工されるようなしっかりした事業計画を練るべきであったし、旧施設を活用しながら別の場所に建設するという案も計画時に議論できなかったのかというふうに悔やまれるところでございます。 見通しはなく解体してしまい、利用者を長くお待たせしてしまうということは、原案提示側の問題ではないでしょうか。また、今後、資財が高騰すると建設費が今以上に高騰するから、原案どおりすぐ通したほうがいい、これも全く同じ論理です。設計変更すると設計費用が無駄になるから原案どおりで通したほうがいいんじゃないか、これも同じです。このような見切り発車してしまったから反対されたら困るという論理は、チェック機関たる我々議会が分かりましたといえるようなものではないわけです。今回のことを踏まえ、事業説明の在り方、基金拠出など標準的なルール化を目指していく必要があると、私は痛切に感じております。 我々修正議案への賛成討論者、及び賛同者、全員の意思は南部市民屋内運動場建設に反対で、予算をつけるなということでは決してありません。私たちは、南部市民屋内運動場の建設に大いに賛成でありますし、より多くの人が納得する計画と理解できるだけの説明を早期に行い、想定通りの時期に利用できるようにしていただけるということを念願しております。 このたびの修正議案で、南部市民屋内運動場に関する建設予算をゼロと修正したのは、3月議会の議案説明と委員会審議で、ほぼ初めて事業の概要説明を受けただけで、時間も情報もない中で、精緻に予算積算することはできませんので、理事者側から改めて現実的な計画案を提示してもらうことを期待して、一旦ブレーキを踏んだというふうに御理解ください。 今回、様々な理由により混乱が生じたことはとても遺憾です。そのせいで不便を強いられているのは、地元南部の皆さんをはじめとする利用者の皆さんです。理事者におかれましては、このことを改めて心にしっかり刻んでいただき、迅速な補正案を提出していただけることを期待し、私の賛成討論といたします。 以上です。
○議長(松本正治君) ほかに討論ございませんね。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 討論を終結いたします。 採決いたします。本案に対する
総務厚生委員長及び産業建設文教委員長の報告は、修正可決であります。 まず、委員会の修正案についてお諮りいたします。委員会修正案に賛成の議員の起立を求めます。 職員が当たります。しばらくお待ちください。 〔賛成者起立〕
○議長(松本正治君) 起立多数であります。よって、委員会の修正案については可決されました。 次に、修正部分を除く原案についてお諮りいたします。修正部分を除く原案について可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 御異議なしと認めます。よって、修正部分を除く原案は可決されました。 以上により、議案第35号は修正可決することに決しました。 お諮りいたします。ただいま議案第35号「令和6年度平戸市一般会計予算」が修正可決されたところでありますが、これに伴う係数整理を要するものについては、会議規則第46条の規定により、その整理を議長に委任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 御異議なしと認めます。よって、議案第35号中の係数整理を要するものについては、その整理を議長に委任することに決しました。 次に、議案第39号から第42号までの討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 討論がありませんので、採決をいたします。 以上の4件に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり、原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 御異議なしと認めます。以上の4件は原案のとおり可決することに決しました。 議案第43号の討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 討論がありませんので、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。 議案第49号の討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 討論がありませんので、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。 日程第53、議案第50号は、本日、市長より提出された追加議案でありますので、直ちに上程し、理事者の説明を求めます。
◎文化観光商工部長(度嶋悟君) 議案第50号「平戸市・台南市友好交流協定の締結について」御説明をいたします。 本議案は、鄭成功ゆかりの地である台南市と友好交流協定の締結をすることについて、議会の議決を求めるものであります。 平戸市と台南市は、東アジアの英雄として歴史上の偉人である鄭成功の生誕地としての歴史的なつながりにより、毎年、市民訪問団の派遣や鄭成功生誕祭への招聘など、特別な友好関係を築いてまいりました。令和6年は、鄭成功生誕400周年という節目の年であることから、両市の友情と信頼の絆をより一層深め、今後さらなる友好交流を促進するため、友好交流協定の締結を行うものであります。交流協定の内容につきましては、提出しております議案のとおりでございます。 なお、締結時期につきましては、令和6年4月に台南市政府において関係者立会いのもと、執り行うことと予定をしております。 以上で説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いします。
○議長(松本正治君) 説明が終わりましたので、議案第50号の質疑を行います。ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 質疑を終結いたします。 以上で、追加議案に対する質疑を終結しましたので、お手元に配布しております付託区分表のとおり、委員会に付託いたします。
産業建設文教委員会は、休憩後、直ちに委員会を開催し、審査結果を議長まで御報告願います。 それでは、これより委員会開催のため、暫時休憩いたします。 休憩 午後2時50分 再開 午後3時40分
○議長(松本正治君) 会議を再開いたします。 本日の日程を終了するまで会議時間を延長します。 ここで、議事整理のため暫時休憩いたします。 休憩 午後3時41分 再開 午後4時15分
○議長(松本正治君) 休憩中の本会議を再開いたします。 これより議案第50号の議案審議を行います。 産業建設文教委員長の審査報告を求めます。
◆産業建設文教委員長(綾香良浩君) 登壇
産業建設文教委員会における審査の結果と経過の概要を御報告いたします。 今回、本委員会に付託を受けました案件は、議案1件であります。 審査の結果は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以下、本委員会で論議のありました主な事項について、御報告いたします。 議案第50号「平戸市・台南市友好交流協定の締結について」に関し、令和6年は、「鄭成功生誕400周年」という節目の年であることから、両市の友情と信頼の絆をより一層深め、今後さらなる友好交流を促進するため、令和6年4月に台南市において友好交流協定の締結を執り行うとの説明がありました。 これに関し、友好交流協定の締結は非常にいいことである。締結だけで終わらず、本市と台南市の交流をさらに推進すべきだと考えるがいかがかとの質問に対し、令和6年度においては、青少年交流をメインに考えている。今後は観光及び
経済交流についても、台南市と連携を図りながら進めていきたいとの答弁がありました。 以上で、
産業建設文教委員会の審査報告を終わります。
○議長(松本正治君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) ございませんね。質疑を終結いたします。 これより、議案第50号の討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 討論がありませんので、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の報告どおり、原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。 日程第54、閉会中の継続調査についてお諮りいたします。
総務厚生委員長、産業建設文教委員長、
議会運営委員長及び議会広報特別委員長から、所管に属する事項について先進地等の調査を行いたいので、調査終了まで閉会中の継続調査に付していただきたいとの申出があります。申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 御異議なしと認めます。よって、申出のとおり、調査終了まで閉会中の継続調査に付することに決しました。 お諮りいたします。本定例会において議決されました各案件について、その条項、字句、その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第46条の規定により、その整理を議長に委任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松本正治君) 御異議なしと認めます。よって、本定例会において議決された案件の整理について、これを議長に委任することに決しました。 以上をもって、本定例会における全日程を議了いたしました。 ここで、市長より挨拶があります。
◎市長(黒田成彦君) 登壇 閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 去る3月4日に開会いたしました今期定例会におきましては、令和6年度一般会計予算案をはじめ、条例その他各種の重要案件につきまして、御審議いただき誠にありがとうございました。 一部修正可決いただいた議案第35号については、議員各位の御意見を真摯に受けとめ、再度改めて御相談させていただきたいと思います。 その他、会期中、議員各位から種々賜りました御意見、御指摘、御要望等につきましては、十分これを尊重し検討いたしまして、今後の市政運営に反映させてまいりたいと考えております。 それでは、幾つか御報告をさせていただきます。 まず、能登半島地震被災地支援職員派遣について御報告いたします。 本市では、1月31日から2月6日まで、1.5次避難所運営業務として2名を石川県金沢市へ、2月25日から3月3日まで、家屋被害認定調査業務として2名を珠洲市へ、3月6日から12日まで、健康支援業務として保健師など4名を輪島市へ、合計8名の職員を被災地へ派遣しました。 また、3月4日から9日まで、石川県金沢市の1.5次避難所へ災害派遣福祉チームとして、長崎県老人福祉施設協議会からの応援を受けた特別養護老人ホームわだつみの里の介護職員2名が派遣されています。 改めまして、災害でお亡くなりになられた方々に対しまして、心よりお悔やみ申し上げますとともに、被災者の方々にお見舞いを申し上げます。 職員派遣につきましては、今後も被災地からの要請に基づき実施してまいりたいと考えており、被災地の一日も早い復旧復興に向け、可能な限りの対応を行ってまいります。 次に、市内行事について御案内いたします。 本日、3月22日から4月7日まで、平戸城及び亀岡神社周辺におきまして、平戸城さくらまつりを開催します。桜の名所である平戸城内にて、桜の開花に合わせてライトアップを行い、平戸城の魅力向上と夜間観光の誘客を図り、観光局の滞在時間の延長と観光消費額の増加に期待するものです。 次に、明日3月23日及び24日の2日間、大手旅行会社と本市が連携し、5歳から中学3年生を対象にした職業体験イベント、Kidsジョブチャレンジ2024in平戸を開催いたします。開催に当たっては、市内の個人事業所をはじめ、県内外の企業等多くの皆様に御協力いただくことにしております。現在、大手旅行会社と連携し募集を行っており、最終的には66の職業体験イベントに、延べ2,000名の子供たちを受け入れる予定であります。 この事業を通して、子供たちに生きる力や創造力等を育ませることはもちろんのこと、地域の仕事をアピールするだけでなく、将来的には観光のリピーターにつながるよう、万全の受け入れ体制を整えてまいりたいと考えております。 次に、来る4月14日、鄭成功記念館前におきまして、鄭成功分霊廟オープニングセレモニーを開催いたします。オープニングセレモニーでは、テープカットや地元小中学生による練り歩きイベント、分霊廟建設に御尽力いただいた方への感謝状の贈呈、アトラクションの披露などを予定しております。 議員各位におかれましても御参加いただき、御支援賜りますようお願いいたします。 次に、本日、令和5年度の特別交付税の決定がありましたので、御報告させていただきます。総額17億3,644万7,000円の決定をいただきました。 昨年度の交付額が17億1,612万6,000円でしたので、前年度比2,032万1,000円の増額、率にして1.2%の増となっております。 今年度は、皆様御承知のとおり、本年1月に発生した能登半島地震をはじめ、大雨災害等による被害が相次いで発生する中、本市に対する増額については困難であるものと懸念しておりましたが、昨年度交付額を上回る決定をいただいたところであります。 要望を活動に当たりまして、御尽力いただきました議長をはじめ、議員各位に対し、改めまして熱くお礼を申し上げます。 終わりに、議員の皆様には一層御自愛の上、御健勝にて御活躍いただきますよう御祈念申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶といたします。ありがとうございました。
○議長(松本正治君) 閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 去る3月4日に開会いたしました3月定例会では、令和6年度一般会計予算のほか、条例案等の審議をはじめ、当面する市政の重要案件につきまして、会期中、終始熱心な御議論をいただきました。議員、理事者各位の御協力に対し、心から感謝を申し上げます。 さて、今定例会では、条例案2件、予算案1件について、議案上程後、議案質疑の直前に議案の訂正を行うという重大な事案が発生し、市長から謝罪があり、私からもこれまで以上に再発防止策を徹底するよう強く注意を行ったところであります。 また、
総務厚生委員会、
産業建設文教委員会の両委員会において、令和6年度一般会計予算案に対し、修正案が提出され、賛成多数で可決され、本日、本会議においても修正案が可決されました。 この一番の要因は、議会に対する理事者からの説明不足の一言に尽きると考えます。 理事者におかれましては、今後の主要事業の推進に当たっては、市議会に対し、十分かつ適切な説明を行っていただきますよう強く苦言を呈する次第であります。 さて、今月末をもって退職される職員の皆様におかれましては、長年にわたり市政運営に卓越した手腕を発揮し、市政発展に多大なる御功績を賜りました。その御労苦に対しまして、心から感謝を申し上げる次第でございます。今後とも健康には十分御留意され、御活躍賜りますようお祈り申し上げます。 結びに、理事者をはじめ、議員各位の御健勝と御活躍を御祈念申し上げ、令和6年3月平戸市議会定例会を閉会いたします。お疲れさまでした。 閉会 午後4時26分 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 令和 年 月 日 議 長 松本 正治 副議長 池田 稔巳 署名議員 大村 謙吾 署名議員 針尾 直美 署名議員 井元 宏三...