令和 5年 6月定例会 開議 午前10時
○議長(
山田能新君) 皆さん、おはようございます。出席議員、定足数以上であります。 会議に入ります前に、御報告を申し上げます。
全国市議会議長会より
辻賢治議員が議員在職20年以上、
吉福弘実議員が在職10年以上の表彰を受けておりますので、ただいまから表彰状の伝達を行います。 また、市長からも記念品が贈られますので、合わせて贈呈を行います。 (
表彰状伝達)
○議長(
山田能新君) 表彰状、平戸市、辻賢治殿。あなたは
市議会議員として20年の長きにわたり、市政の発展に尽くされ、その功績は特に著しいものがあります。第99回定期総会に当たり、
本会表彰規定によって特別表彰をいたします。令和5年6月14日、
全国市議会議長会会長坊恭寿(拍手) 表彰状、平戸市、吉福弘実殿。あなたは
市議会議員として10年市政の発展に努められ、その功績は著しいものがありますので、第99回定期総会に当たり、
本会表彰規定によって表彰をいたします。令和5年6月14日、
全国市議会議長会会長坊恭寿(拍手) これにて、表彰状の伝達を終わります。 これより議事日程第5号により本日の会議を開きます。 これより日程に従い、議案審議を行います。 日程第1、承認第1号から日程第18、議案第54号までを一括議題といたします。
総務厚生委員長の審査報告を求めます。
◆
総務厚生委員長(松本正治君) 登壇 おはようございます。
総務厚生委員会における審査の結果と経過の概要を御報告いたします。 今回、本委員会に付託を受けました案件は、承認8件、議案10件であります。審査の結果はいずれも異議なく、原案のとおり承認及び可決すべきものと決定いたしました。 以下、本委員会で論議のありました主な事項について御報告いたします。 まず、議案第45号「平戸市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について」に関し、
離島歯科医師確保の観点から報酬の見直しをすることについては、一定の理解はできるが、改定する報酬の最高日額が現行のほぼ2倍になっていることから、今回の報酬額の改定に対する交渉はされたのかとの質問に対し、今回の改正は、現在の歯科医師からの処遇改善についての要望を受け、
報酬改定内容について
医師離島勤務手当相当分を加算することを提示した上で調整を重ねた結果、長崎県
歯科医師会の
代診派遣制度を参考に通勤時間も就業時間として加算することとし、場合によっては長崎市など遠来地からの採用も想定されることから、上限額として最高日額を9万1,000円と設定したとの説明がありました。 これに対し、市内や近隣地域からの
歯科医師確保に努めることとし、将来的に確保が困難な場合は
離島活性化基金を活用し、本土の歯科へ通院する際の
フェリー代の補助をすることも検討すべきではないかとの意見に対し、
歯科診療所もリニューアルしたばかりの施設であること、また、現在の
歯科医師体制になって患者数も増加傾向にあることから、今後も島民の
歯科診療所の利用促進を図りながら、当分の間は現状のままで運営することとし、今後においては患者数の動向をはじめ、人口減少などを踏まえ状況を見ながら判断していきたい。併せて歯科医師の採用に当たっては、できる限り近隣地域からの確保に努めたいとの答弁がありました。 次に、議案第48号「平戸市
職員定数条例の一部改正について」に関し、職員の健康管理の面からも勤務時間の短縮は必要な取り組みであり、近年の救急件数の増加等による補充勤務に係る職員の負担増への対応や、隔日勤務者の休日勤務の在り方を見直し、勤務環境を是正することに伴う6名、また、
女性活躍推進及び
男性消防吏員の
育児休業取得促進を図る上で、産休、育休等を取得しやすい環境整備に伴う3名、さらに
度島地区常備消防体制の整備に伴う3名の令和8年度に向けて計12名の
消防職員定数を増員するための改正との説明に対し、働き方改革や
女性職員雇用の観点から定数を増員することに対して異論はないが、今回の改正で一度に12名の増員をするのではなく、退職による欠員補充を優先しつつ、将来の人口推計なども見ながら十分な協議をした上で
条例定数変更をする必要があったのではないかとの意見に対し、今回の改正は定数の上限を定めるもので、実際の職員数については市民の理解が得られるように、これまで以上に消防力の向上に努めるとともに、経費削減及びDXの
推進等業務の効率化にも努めながら検討を重ねて決定していきたい。なお、令和6年度から段階的に増員するため、9月の
採用試験実施に間に合うよう、今定例会に改正をお願いするものとの答弁がありました。 また、
度島地区常備消防体制については、消防業務に関する
離島対策検討委員会で十分な検討がなされたのか、将来を見据えた離島の
消防体制整備を
検討委員会で議論するとともに、陸続きでも離島より搬送に時間を要している地区なども含めた総体的な消防体制の計画を示した上で、適正な人員配置をすべきであるとの意見に対し、
度島地区常備消防体制の整備に伴う3名増員については、大島との連携した体制の構築などを含めた計画を作成し、
離島対策検討委員会の中で検討し9月定例会の委員会において説明したのちに進めていく。また、中南部地区の消防体制については、
中津良出張所の耐用年数のみにとらわれず、人口減少の推移や火災、救急件数の状況及び
消防団員数の推移等を見極めながら、具体的な検討を進めていくとの答弁がありました。 以上で、
総務厚生委員会の審査報告を終わります。
○議長(
山田能新君) ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。
◆7番(松尾実君) 1ページの議案第45号「平戸市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について」のくだりの下段のほうになりますけども、「今後においては患者数の動向をはじめ、人口減少などを踏まえ状況を見ながら判断していきたい。当分の間は現状のままで運営する。」ということでありますけれども、委員長、何か非常に抽象的であって、具体的な数字、例えば今後2年もしくは3年とかいう中において、現状の患者数が依然8名ほどだったのが10名ほどに増えてきている、喜ばしいことではあろうかとは思うんですけども、それが人口が幾ら減ったときに、どういうふうな検討をしていくっていうのが必要じゃないかなと思うんですけども、そういった協議・審議をされなかったんでしょうか。
◆
総務厚生委員長(松本正治君) 具体的に何年後にというふうな議論はなかったかのように捉えております。 ただし、医師の確保状況もこれも何年先まで現体制でどうのこうのといける、そういうふうな確約したものでないような答弁もあってありますので、いつこの見直しが行われるかということはありませんでしたが、そういう状況が変われば、当然、検討をして医師の確保等についても、あるいはその後の
離島活性化基金等の問題も提示されておりましたので、そういったことも踏まえての議論がなされていく、そういうふうに捉えております。
◆7番(松尾実君) そもそも、この中段にあります現在の歯科医師からの処遇改善についての要望を受けたとありますけども、当初、こういうような報酬についてはお示しがされて納得していただいた後に、赴任して現在に至っていただいているというように理解するところですけれども、それが結局、今日になってから通勤する時間も報酬時間に就業時間として加算するというような話というのは、何か後づけのような感じになりますけれども、その辺はどういうふうに皆さん方は理解されたんでしょうか。
会計年度任用職員の一般質問でも申しましたように、同様に市外から通勤されてきている、そういった職員さん方はおりますけれども、そういった皆さん方が聞くと、非常にこういうように簡単に加算するということは、そういった方々が非常に憤慨するような条例になってしまうんじゃないかなというのが懸念されるところですけども、そういったところはどういうふうな審議がされたんでしょうか。
◆
総務厚生委員長(松本正治君) まず、後段の分についてですが、報告の中でもありましたが、長崎県
歯科医師会の
代診派遣制度これを参考として、現実に医師のそういう派遣が行われている、そういうふうな制度を参考にして、今回検討をするという答弁があっております。 それから、前段の質問ですが、なぜ採用時点でそこまでのそういうふうな議論もなかったのかということですが、その委員会の答弁の中で、現在来られてこういう要望をされた市のほうから、自分たちもいつまでもこういう仕事をやっていけるんじゃないので、後任の人たちのそういった道しるべにもといいますか、後の人たちのためにも、この通勤時間等も含めた県の
歯科医師会の
代診派遣制度そういうとこも踏まえて、よそもなっているのにということで、平戸が不利になって確保が厳しくなる。そういうのを考えての今回の要望というふうな説明は受けております。
◆7番(松尾実君) 分かりました。じゃあ、この2ページの最後のほうに中南部地区の消防体制について、
中津良出張所の耐用年数のみにとらわれずということで、耐用年数は今たしか築40年余りじゃなかったかなって、あと10年ほどは耐用年数があるのかなというふうに把握はしておりますけども、人口減少の推移や火災・救急件数の状況及び消防団員の団員数の推移を見極めながら、具体的な検討を進めていきたいというふうに書かれておりますけど、これもって何か抽象的というふうに感じるんですけども、あと10年のうちにすればいいということではなくて、あくまでも団員も減ってきている、救急搬送も増えてきているというのであれば、早急に検討すべきじゃないかなと私は思うんですけども、その辺はこういう感じで表現されたということは、深く審議はされなかったんでしょうか。
◆
総務厚生委員長(松本正治君) この件については、今、議員おっしゃるように築38年、あと12年後をめどに建て替えということで、委員の皆さんからも12年間状況が変わっていっても何もしないのか。特に、離島よりも救急搬送の時間がかかるような地区も抱えておるということで、そういうことも捉えてこの人口減少の推移課題、こういった書き方になっておりますけども、いつ検討じゃなくて、状況的にこれはすぐにでも検討を始めていかなければならない。 検討してすぐというのはなかなか行政はできないことですから、私もその委員会での捉え方いろんなやり取りを聞いている中で、私の感想じゃなくて委員会のその意見は、早急にという言葉は使っておりませんけども、12年いつまでもこの状況を見ながらということではなくて、かなり早い時期に検討がなされるような、そういう雰囲気の答弁を受けております。
○議長(
山田能新君) ほかに。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 質疑を終結いたします。 これより討論、採決を行います。 なお、承認第4号、議案第50号及び第54号の討論、採決は、ほかの委員会との関連により、後に回して行いますので、御了承をお願いします。 承認第1号から第3号までの討論を行います。ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 討論がありませんので、採決いたします。 以上の3件に対する委員長の報告は、承認であります。委員長の
報告どおり、承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 御異議なしと認めます。よって、以上の3件は承認することに決しました。 承認第5号及び承認第6号の討論を行います。ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 討論がありませんので、採決いたします。 以上の2件に対する委員長の報告は、承認であります。委員長の
報告どおり、承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 御異議なしと認めます。よって、以上の2件は承認することに決しました。 承認第8号の討論を行います。ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 討論がありませんので、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、承認であります。委員長の
報告どおり、承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 御異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決しました。 承認第9号の討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 討論がありませんので、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、承認であります。委員長の
報告どおり、承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 御異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決しました。 議案第42号から第45号及び議案第48号から第49号の討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 討論がありませんので、採決いたします。 以上の6件に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の
報告どおり、原案を可決することに異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 御異議なしと認めます。よって、以上の6件は原案のとおり可決することに決しました。 議案第51号の討論を行います。ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 討論がありませんので、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の
報告どおり、原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。 議案第53号の討論を行います。ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 討論がありませんので、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の
報告どおり、原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。 日程第19、承認第4号から日程第26、請願第1号までを一括議題といたします。
産業建設文教委員長の審査報告を求めます。
◆
産業建設文教委員長(井元宏三君) 登壇 それでは、
産業建設文教委員会委員長報告を行います。
産業建設文教委員会における審査の結果と経過の概要を御報告いたします。 今回、本委員会に付託を受けました案件は、承認2件、議案5件、請願1件であります。 審査の結果は、いずれも異議なく、原案のとおり承認、可決及び採択すべきものと決定いたしました。 以下、本委員会で論議のありました主な事項について御報告いたします。 まず、専決第4号「令和4年度平戸市
一般会計補正予算(第10号)」中、
農業振興課所管の
園芸用リースハウス整備事業に関し、当初の7件のうち1件が
遊休ハウスを利用することに変更したようだが、市内にはまだ利活用できそうな
ビニールハウスが幾つかあり、活用すれば、希望者は無駄な投資をせずにコストを抑えることができる。残りの
遊休ハウスの活用が進まない理由は何かとの質問に対し、
遊休ハウスを使う希望者の生活拠点とハウスまでの距離が遠いことや、アスパラガスの場合は以前使用していたハウスに植え直しをしても生産性が安定しないこと、移設に対する投資が難しいことなどが主な理由であるとの答弁がありました。 また、
有害鳥獣被害防止対策事業に関し、イノシシの捕獲頭数は減少しているということだが、最近はほかの有害鳥獣も増えてきており、農家からは被害が減っている実感がないとの声も聞くが、どうなっているのかとの質問に対し、学習能力が高くわなにかからないイノシシが増え、現場も苦慮しているため引き続き
地元猟友会と連携し、
捕獲技術向上のための勉強会を通して
捕獲対策を進めていきたいとの答弁がありました。
有害鳥獣捕獲後の埋設が負担になっていると聞いているが、処分場も含めた処分の在り方についてはどう考えているかとの質問に対し、先進地の事例を学びながら検討していきたいとの答弁がありました。 次に、
商工物産課所管の電気・
燃油価格高騰対策支援事業に関し、当初の積算時は
補助対象件数が1,543件で2億1,082万5,000円と見込んでいたと思うが、実績が550件で5,744万1,000円とあまりにも違いすぎる。当初の積算が甘かったのではないかとの質問に対し、当初積算する際に、市内の事業所数や
個人事業主などを正確に把握できなかった。国の統計資料である
経済センサスを活用して積算したが、細かい産業分類までは確認できなかったため、結果的に当初積算が大きくなった。今後は関係団体と連携を図りながら検討していきたいとの答弁がありました。 なお、この事業は非常にいい事業で関係機関も一生懸命取り組んでおり、平戸市が先進事例がないにもかかわらず、他市に先行してやったことは評価するところであると考えている。しかしながら、結果的に申請件数や金額が伸びなかったことについては真摯に受け止め、しっかりと分析をした上で、次に生かしてもらいたいとの意見がありました。 次に、議案第50号「令和5年度平戸市
一般会計補正予算(第3号)」中、
商工物産課所管の
地域購買力回復支援事業に関し、以前も同じような事業があったが、前回の経済効果を
実行委員会で検証して今回事業化したのかとの質問に対し、昨年度の登録店舗に行った
アンケートの中で、「売上増につながった」、「
新規顧客獲得につながった」という意見もあり、
アンケートに答えた99%の店舗が「次回、商品券の発行があればぜひ参加したい」ということで、一定の効果があったものと考えているとの答弁がありました。 また、
キャッシュレス、ペーパーレスなど
デジタル化への考えは検討しているのかとの質問に対し、
デジタル化への検討はしたものの、システムの管理費が多額の費用を要するため、限られた予算の中で
デジタル化するより、その分発行数を増やすほうに回したほうがいいと判断し、今回は断念した。今後は、
アンケートの集計や分析など、
デジタル化したほうがいい部分もあるので、
実行委員会に提案したいと考えているとの答弁がありました。 これまで取扱店の換金は月3回となっているが、飲食業はほとんどが現金取引のため、月3回でもきついと言われている。月4回に変更する考えはないのか、また
デジタル化した場合の換金はどのようになるのかとの質問に対し、
デジタル化が実現すれば今後換金の手続きが簡素化される。締め日の設定もできるため換金作業を
商工会議所や商工会に委託する場合、月4回換金できる可能性はあるが、今後、検討させてもらいたいとの答弁がありました。 次に、議案第52号「
工事請負契約の変更について」に関し、
市道釜田線道路改良工事(
橋梁上部工)の
工事請負契約の変更については、
橋梁防護柵の設置を追加したことによって、どのような効果があるのかとの質問に対し、車両が逸脱して河川に落ちるのを防ぐこと及び歩行者の転落防止の効果があるとの答弁がありました。 また、工期の変更で住民への影響や問題はないのかとの質問に対し、工期の延長はあるものの、交通開放をしていない箇所なので影響はないとの答弁がありました。 次に、議案第54号「令和5年度平戸市
一般会計補正予算(第4号)」中、
観光課所管の
アルベルゴ・ディフーゾタウン推進事業に関し、当初予算からの変更点は何かとの質問に対し、当初は1か所で開業する予定としていたが、今回、国の採択を受け、調査事業が拡充されたことに伴い、距離の範囲は限定されず古民家を活用した宿泊型を中心とした
まちづくりが大前提となった。開業は遅くなるものの、3か所に拡大し開業に向けて取り組んでいくとの答弁がありました。 また、3か所の選定と計画は今年度に行うのかとの質問に対し、今年度は
マーケティングなどの調査事業となっており、
エリア選定を含む計画書を作ること、
マーケティング、開業に向けた価格設定、地域の資源を生かしたもので滞在時間を長くできるのかなどを調査することとなっている。その計画書を基に令和6年度以降に、国の補助事業に
運営事業者が直接応募する方法で事業推進を図るとの答弁がありました。 住民への周知啓発の範囲や、啓発の内容はとの質問に対し、今回、選定予定の地区について周知啓発及びワークショップなどを行うとの答弁がありました。 以上で、
産業建設文教委員会の審査報告を終わります。
○議長(
山田能新君) ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。
◆14番(吉住威三美君) 私が議案質疑の折に話したのですが、学校の外壁に対する塗膜防水でやるということでしたが、この件についての話は全然入っていませんけど、議長が3回で止めたためにこの件は協議していないのか、どうしてこうなったのかお尋ねします。
◆
産業建設文教委員長(井元宏三君) 質問の
具体的内容はどの内容でしたでしょうか。すみません、そこを教えていただけますでしょうか。
◆14番(吉住威三美君) この50号の18ページの
平戸小学校、
中野小学校、
中野中学校、
南部中学校どの学校も外壁は塗膜防水ということでしたが、この辺について塗膜の能力、それからどのぐらいの耐久性が出るのか、そういうことは全然語られていませんが、もう一回あると思ったら議長から「3回目でだめです」ということで聞かれなかったので、そこのところはどのような協議をされたのか、せっかく議案質疑をしたのですから、このことを委員会に任せてくれという議長の話でしたが、反映されていなかったのはなぜなのか、そこからお願いします。
◆
産業建設文教委員長(井元宏三君) そこに関する詳しい内容に関しては、答弁はなかったと思いますけども、シートの耐久性は10年から15年という答弁をいただいております。
◆14番(吉住威三美君) そこは聞いていません。
○議長(
山田能新君) 委員長、そういう質問が委員会であったのかどうか。
◆
産業建設文教委員長(井元宏三君) その点はなかったと記憶をいたしております。
◆14番(吉住威三美君) だから、やっぱり議案質疑も回数制限ばかり
せんばってん、何でここを聞きたいのかということをよく理解して、委員会で慎重に任せてくれということですが、要は外壁の塗膜防水というのは、ただペンキで
防水ペンキを塗るだけで、ひび割れとか何とかに対してどのぐらい耐久性があるのか、耐用年数が持てるのかというのは、そこは聞けなかったので、そこを委員会で協議してほしかったのですが、協議もされていないようですので、その辺についての酷虐については、今後、議案質疑を3回で止めるためにこういうふうな結果になりよるわけですから、この辺についてはよく執行部で協議していただいて、もう少し議員の真意とするところをちゃんとしていただいて、今後、委員会でよく協議をしながら進められるような方法を取っていただきたいことを、議長に対して申入れてやめます。
○議長(
山田能新君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) はい、質疑を終結いたします。 これより討論、採決を行います。 承認第4号の討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 討論がありませんので、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、承認であります。委員長の
報告どおり、承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 御異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決しました。 承認第7号の討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 討論がありませんので、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、承認であります。委員長の
報告どおり、承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 御異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決しました。 議案第46号及び第47号の討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 討論がありませんので、採決いたします。 以上の2件に対する
委員長報告は、原案可決であります。委員長の
報告どおり、原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 御異議なしと認めます。よって、以上の2件は原案のとおり可決することに決しました。 議案第50号の討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 討論がありませんので、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の
報告どおり、原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。 議案第52号の討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 討論がありませんので、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の
報告どおり、原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。 議案第54号の討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 討論がありませんので、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の
報告どおり、原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。 請願第1号の討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 討論がありませんので、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、採択であります。委員長の
報告どおり、採択することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 御異議なしと認めます。よって、本件は採択することに決しました。 ここで職員に議案を配付させますので、しばらくお待ちください。 〔議案配付〕
○議長(
山田能新君) お諮りいたします。本日の議事日程に第5号の1を追加したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 御異議なしと認めます。よって、本日の議事日程に第5号の1を追加することに決しました。 ここで副市長より発言の申出があっておりますので、これを許可します。
◎副市長(松田隆也君) 議長のお許しをいただきまして、一言お詫びを申し上げます。 このたびの平戸市総合計画後期計画の議案提出をめぐる一連の件につきましては、本来、策定条例に基づき議会に対して正式提案すべきところ、私の安易な解釈と判断によりまして、混乱をさせてしまったことを誠に申し訳なく慎んでお詫びを申し上げます。 特に、条例との関係性を踏まえ再三の指摘にもかかわらず、今日まで時間をかけ過ぎたこと、また人口ビジョンの推計数値につきましても、適切なプロセスを経ずに内部だけの判断で決定公表した点、さらには議会運営委員会には合議で決まったような印象を与えたことなど、そうした不適切な点も重ね重ね反省するところでございます。 今後、改めて法令遵守を徹底しかかることのないよう努めてまいる所存でございます。このたびは誠に申し訳ございませんでした。 なお、その後、協議に協議を重ね、本日正式に議会に上程させていただく運びとなりましたので、ここに改めてお詫びを申し上げ、係る議案につきまして慎重審議を賜りますようお願いする次第でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
山田能新君) 日程第27、議案第55号は、本日市長より提出された追加議案でありますので、直ちに上程し、理事者の提案理由の説明を求めます。 議案第55号の説明を求めます。
◎財務部長(桝田俊介君) 議案第55号「第2次平戸市総合計画基本構想の変更について」御説明いたします。 本来であれば3月定例会に議案として上程すべきところでございましたが、改めまして提出させていただくものです。議案の提出が遅くなったことにつきましてお詫びを申し上げます。申し訳ありませんでした。 今回の変更につきましては、第2次平戸市総合計画後期基本計画の策定に伴い、基本構想の内容に変更が生じますことから、平戸市総合計画策定条例第4条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 それでは、変更箇所について御説明いたします。お配りしております基本構想の8ページ、9ページをお願いいたします。 第1部、第3章の「市民から見た未来への意見」について令和4年6月に行った市民
アンケート結果に置き換えるものでございます。 次に、17ページから18ページをお願いいたします。 第2部、第1章平戸市の構図、第2節平戸市の財政について、前期計画時に掲載しておりました「2016年度時点での財政状況資料」から「2021年度時点の財政状況資料」に置き換えるものでございます。 次に、19ページ、20ページをお願いいたします。 第3節、平戸市の人口ビジョンの人口の推移を令和2年国勢調査の結果を追加、人口の将来展望において平成30年に公表された国立社会保障・人口問題研究所の推計値に変更。また、平戸市独自推計を令和2年度の国勢調査結果、合計特殊出生率の見直しを行い、試算し直した数値に変更するものでございます。 なお、2060年における平戸市独自推計の人口は「約2万人」から「約1万6,000人」に変更しております。 次に、23ページをお願いいたします。 第2章、第2節平戸市未来創造羅針盤の構成について、2、
まちづくりデッサンに記載している計画期間を「前期計画期間」から「後期計画期間」に変更するものでございます。 次に、25ページから32ページまでは第3章「みんなでやるばいプロジェクト」として、各
まちづくりプロジェクトについて記載しております。ここでは、近年の社会情勢の変化や平戸市における状況の変化に伴い、文言を追加、変更を行っております。 29ページをお願いいたします。 基本プロジェクト3、暮らしを守るプロジェクトの重点的な取り組みの「地域包括ケアシステムの構築」としていたものを「地域包括ケアシステムの進化」に変更しております。 次に、30ページをお願いいたします。 基本プロジェクト4、まちをつくるプロジェクトの実現するためにの説明文の後半部分に脱炭素社会の実現として、「さらに」から「目指します」の部分を追加、重点的な取り組みの一番下の脱炭素社会の実現に向けた文言の変更を行っております。 次に、31ページをお願いします。 基本プロジェクト5、宝を見せるプロジェクトの実現するためにの「世界遺産候補地を生かした」としていたところを「世界遺産の構成資産を生かした」に、また重点的な取り組みの一番下の「世界遺産登録推進」としていたところを「世界遺産登録を契機とした」に変更しております。 次に、32ページをお願いいたします。 基本プロジェクト6、力をつけるプロジェクトの実現するためにの説明文の後半部分に、自治体DXの推進として「近年」から「取り組みます」の部分を追加、重点的な取り組みの一番下に「自治体DXの推進に係る」文言の追加を行っております。 それから、次に、33ページから39ページまでは地域づくりプロジェクトについて記載しております。このうち33ページの平戸北部地区及び34ページの平戸中部地区の「世界遺産登録推進」としておりましたところを「世界遺産登録」に変更し、「推進」という文言を削除しております。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
山田能新君) 説明が終わりましたので、議案第55号の質疑を行います。ありませんか。
◆7番(松尾実君) 聞いただけですぐに質問するような、そういう軽微な部分というのが大幅に多岐にわたって修正するような議案に上がってきているようですけど、副市長からは謝罪がありましたけど、当初、財務部長にお尋ねしたいと思いますが、3月議会の終了時点では修正する必要はないようなお話を財務部長から聞いた記憶がありますけど、先ほどの答弁でも3月議会に出すべきものが今日になったというだけの説明であって、副市長からは謝罪ありましたけど財務部長からはそれらしき謝罪の言葉もありませんでしたけど、その辺、財務部長どうなんですか。
◎財務部長(桝田俊介君) 基本構想の変更の議決につきましては、私自身、重要な変更には当たらないというふうに、当初考えておりました。議会運営委員会の御意見を伺ったことや議員説明会を行い、御理解いただいていると思っておりました。 しかしながら、一般質問等の質問を受けたときに、やはり策定条例の中には、基本構想を変更するときは議会の議決を開けばならないと規定されておりましたので、判断が誤っていたというふうに私も思ったところでございます。それで、実際、例外規定などの変更がないということから議会の議決を必要であるという判断に至ったものでございます。 ですので、先ほどちょっと申し上げたところでございますが、その判断に誤りがあったということで、その辺につきましてはお詫び申し上げるところでございます。 以上でございます。
◆7番(松尾実君) 今、部長からもお詫びの言葉がありましたけど、お詫びをすればこと済むことでもありませんので、その点は私が一般質問したわけでもありませんけれども、議会に対してということで、委員会の中で後ほど審議はしていただくかと思いますので、その辺、委員会の中でしっかりと取り図っていただければと思いますので、私からは以上です。
◆14番(吉住威三美君) こういう重要な議案を今出して、今質疑をせろじゃなんじゃ、そういうのをやめて午前中はこの議案に対する勉強をしばらくさせてもらって、午後から議案質疑をお願いしたいと思います。
○議長(
山田能新君) ほかに意見はありませんか。賛成者が1名以上ありますので、動議は成立したものと思います。よって、本会議を直ちに休憩し、午後から質疑を行います。午後1時半から質疑を行います。 暫時休憩。 休憩 午前10時55分 再開 午後1時30分
○議長(
山田能新君) 会議を再開いたします。 引き続き、議案第55号の質疑を行います。どなたか。
◆1番(松口茂生君) ページ数というと19と20ページの人口ビジョンについてちょっとお尋ねしたいと思います。 もちろん人口問題という非常に大切な問題だと思いますし、今回、軽微な変更なのかどうかというところはちょっと私も疑問に思うところでもございますけれども、当初、前期のほうでは、例えば令和42年、2060年の平戸市の独自推計というところは2万人だったと思うんですけれども、これを今回、約1万6,000人ということにしております。 これ私は、あくまでも目標は目標で2万人としたほうがよかったんじゃないかなというふうに思うんですけれども、まず、この1万6,000人にした経緯、先ほどちょっと御説明いただいたと思うんですけれども、その辺のところをもう少し詳しく教えていただけますでしょうか。
◎財務部長(桝田俊介君) 総合計画における人口ビジョンは、人口の将来展望として平成27年度に策定した平戸市人口ビジョンから、平成30年に公表された国立社会保障・人口問題研究所の推計値及び令和2年度の国勢調査の結果、また合計特殊出生率の見直しを行いまして推計値を出したものでございます。 以上でございます。
◆1番(松口茂生君) 分かりました。多分、これコロナとかそういうものもあったと思うので、そういうものも加味してのこういった数字になったのかなというふうに思うんですけれども、あくまでも私の私見としては、目標は目標でしっかりそれに向かっていくということの目的が2万人にして、そういった今、部長が言われた施策関係があくまでも目標というところで、私はそういうふうに将来に夢が持てるような、ここは行政としては確実な推計を出さなきゃいけないというのが分かるんですけれども、夢を持てるような平戸市のためにも、今後ともよろしくお願いしたいというふうに思うんですけれども。ここの最後にありますように、失敗を恐れずに私も昨年ですか一般質問させていただいたときに、そういう旨を伝えましたけれども、ぜひいろんな仕掛けをやって人口問題、本当に真摯に受け継いでもらえたらなというふうに思います。また、委員会でその辺のところもよく御協議いただければというふうに思います。 以上です。
◆13番(辻賢治君) まず、財務部長でも副市長でもどちらでも構いませんけども、この質疑によって大枠の基本的な部分というのは変わることはないと思いますが、軽微な例えば文言の修正等々というのは、質疑によって理解がもし得られれば変更することはあるのでしょうか、まずそこを1点聞きたいんですけど。
◎財務部長(桝田俊介君) 議会に御審議いただいておりますので、その部分が変更等があるとすれば、そこは真摯に対応していかなきゃならないというふうに思っておるところでございます。
◆13番(辻賢治君) それでは、ちょっと質問をしたいのですが15ページ、「私たちの平戸市はこんなまち」というところで、るるずっと列記されているんですけども、本当に平戸っていろんなところですばらしいことがたくさんあるんだなと改めて思っているところですけども。 既にここは前回と全然変更がないので議決はされているんですけども、一番上の「日本で唯一山鹿流によって作られた平戸城があるよ」というところがあるんですけども、総じて山鹿流って全てを指して言っているのはいいかと思うんですけども、御存じのように平戸城って山鹿流の兵学の築上法によって作ったということですよね。 私は山鹿流の兵法という言葉を、後世にぜひ「兵法」という言葉を残してほしいなと個人的には思っているんですけど、部長はどのようにお考えでしょうか。
◎財務部長(桝田俊介君) ここはおっしゃるように前期のときと変わっておりませんで、ここについては平戸市の紹介という形で、平戸市のまちはこういうまちだというところで、子供の目線とかそういった感じから出させていただいているところでございます。 今おっしゃったことにつきましては、今のところは修正をするようなところとは考えてはおりませんが、今おっしゃるようなところについては基本計画等の中で、そういった施策等に反映できるものであればやっていければと思いますので、ちょっと構想については、今のところ変更は考えていないというところでございます。
◆13番(辻賢治君) 今のところ変更する予定はないと、それはそれで構いませんけども、ぜひ機会があったら検討をしていただいて、今回、無理だとしても5年後の折には、今日、私が言った、私が5年後にここにいるかどうか分かりませんけども、検討してほしいなということを伝えて終わりたいと思います。
○議長(
山田能新君) ほかに。
◆5番(池田稔巳君) あと8ページの、市民から見た未来への意見ということで、
アンケートを取ってございますけども、これは平成29年、5年前の分を令和4年に差し替えたということなんですけども、
アンケートの取り方ということ自体が5年前と令和4年の部分で取り方が変わったのか、そして、大体数字がどれだけ取っていただいてどれだけ返ってきてというようなことが分かりますか。
◎財務部長(桝田俊介君) まず
アンケートの取り方につきましては前と変わっておりません。
アンケートは令和4年の6月1日から6月24日に行っております。対象を市民3,000人、高校生414人、中学3年生229人、団体
アンケート121団体に対して
アンケートを行って、回収につきましては市民が44.7%の1,347件、それから高校生が60%の247件、中学3年生が91.7%の210件、それから団体
アンケートにつきましては63件、52.1%の回収率でございます。 以上でございます。
◆5番(池田稔巳君) 半分以上はいっているということの回収率でございましたけども、この表にあります「満足度の低い」、「重要度は高い」、「満足度が高くて重要度も高い」、それから「満足度が低くて重要度低い」、「満足度が高い重要度は低い」という4つに分けてありますけども、この問題は満足度が低く重要度は高いけど満足度が低いというところの項目が、やはり市民がやっぱり望んでいるというか、希望しているというか不満もあったり不安もあったりしているところじゃろうと思います。 そういった中で、ここの部分をどれだけ反映されてきたかというようなところが知りたいところでもあるんですけども、私ども読み込んでいかないと分からないところもあるんですけれども、おおむねパーセントとしてどれぐらいの割合でこの項目の中のを取り込んできたのかなというのが分かれば、お聞かせ願います。
◎財務部長(桝田俊介君) おっしゃいますとおり、このA、B、C、Dで分けておりますところでは一番重要なところは、今、おっしゃるように「満足度が低くて重要度が高い」このAのところが一番重要だと思っております。 そうしたこの
アンケートの結果を先に6月に取って、それを踏まえた上で総合計画の後期基本計画を策定しておりますので、これがどれだけというところはちょっと言えませんけれども、ここを踏まえた上で後期の基本計画を策定したということで御理解いただけばと思っております。
◆5番(池田稔巳君) それからもう一つ30ページ、基本プロジェクトの中の「まちをつくるプロジェクト」で、定住・移住の促進という構想の中に、さらに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする、脱炭素社会の実現に向けたというところの追加なされておりますね。 これは移住定住に向けてこういった政策をして、さらなるサービス向上に図って平戸にどんどん来てもらおうというようなことだと思うんですけども、これをするに当たって、項目というか、構想的なものが何か具体的にあれば聞かせてもらいたいんですけど。
◎財務部長(桝田俊介君) ここはプロジェクト4のまちをつくるプロジェクトの自然環境という考え方から、この脱炭素社会の実現に向けた文言を書き換えているところでございます。 これにつきましては、前はCO2排出ゼロ都市宣言というところでの再生可能エネルギーの導入という形をしておりましたところを、社会情勢の変化等によって脱炭素社会の実現に向けた再生可能エネルギーの導入及び省エネルギー対策の推進というところを書き換えたといいますか、社会情勢の変更により書き換えたところでございます。 以上でございます。
○議長(
山田能新君) 項目は。
◎財務部長(桝田俊介君) 申し訳ございません。変更したところを申し上げてしまいました。 ここにつきましては、これまでがCO2排出ゼロ都市宣言ということでしておりました。それを脱炭素社会の実現に向けた再生可能エネルギーの導入ということで変えておりますので、これにつきましては先ほど申し上げましたとおり、後期基本計画の中でそういったところの力を入れていくということで策定をしておるところでございます。 以上でございます。
◆5番(池田稔巳君) 読めば分かるんですね、読み込めば。聞いていました。
○議長(
山田能新君) ほかに。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) それでは、議案第55号の質疑を終結いたします。 日程第28、議案議第2号を議題といたします。 議案議第2号の提出理由の説明を求めます。
◆
産業建設文教委員長(井元宏三君) 登壇 ただいま議題となりました議案議第2号「ゆたかな学びの実現・教職員定数の改善と義務教育国庫負担制度の堅持を求める意見書」を所定の賛成者を得て提出いたします。 提案理由につきましては、地方自治体が計画的に教育行政を進めることができるようにするためであります。議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。 以上で、提案理由の説明を終わります。
○議長(
山田能新君) 説明が終わりましたので、議案議第2号の質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) ありませんね。質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま質疑を終結しました議案第55号は総務委員会に付託し、議案議第2号は委員会付託を省略し──審議をもって行いたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 御異議なしと認めます。よって、議案第55号は配付しております付託区分表のとおり
総務厚生委員会に付託することとし、議案議第2号は委員会付託を省略することに決しました。
総務厚生委員会は休憩後直ちに委員会を開催し、審査の結果を議長まで報告願います。 それでは委員会開催のため暫時休憩いたします。 休憩 午後1時45分 再開 午後3時50分
○議長(
山田能新君) 会議を再開いたします。 お諮りいたします。本日の日程を終了するまで、会議時間を延長したいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 御異議なしと認めます。よって、本日の日程を終了するまで会議時間を延長することに決しました。 それでは暫時休憩いたします。 休憩 午後3時51分 再開 午後5時50分
○議長(
山田能新君) 休憩中の本会議を再開いたします。
総務厚生委員長の審査報告を求めます。
◆
総務厚生委員長(松本正治君) 登壇
総務厚生委員会の報告を行います。
総務厚生委員会における審査の結果と経過の概要を御報告いたします。 今回、本委員会に付託を受けました案件は、議案1件であります。 審査の結果は、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以下、本委員会で論議のありました主な事項について御報告いたします。 議案第55号「第2次平戸市総合計画基本構想の変更について」に関し、第1部第3章「市民から見た未来への意見」において、市民の満足度が低く、重要度が高いものはどのように整理しているのかとの質問に対し、基本構想においては、各基本プロジェクトの重点的な取り組みにおいて整理しており、各事業については、基本計画において整理しているとの答弁がありました。 また、第2部第1章の平戸市のプロフィールの「平戸市の誇り」の中に「鄭成功」や「世界遺産のある町」などを記載すべきではなかったかとの質問に対し、基本計画における事業で項目を掲げていることから、御意見を踏まえた上で、今後の総合計画策定において考えていきたいとの答弁がありました。 また、人口の将来展望について、平成27年度に策定した「平戸市人口ビジョン」から平成30年に公表された国立社会保障・人口問題研究所の推計値及び令和2年度の国勢調査結果、合計特殊出生率の見直しを行い、1万6,000人としたのと説明に対し、総合計画は最上位の計画であり、平戸市総合戦略の目標人口2万人との整合性はどうなるのかとの質問に対し、今回の総合計画における人口の将来展望は、あくまでも推計人口として整理しているものであるとの答弁がありました。 最後に、今回の議案上程に至ったプロセスについては、今定例会の一般質問や本委員会でも指摘があったとおり、関係条例を遵守した手続きがなされず、議会を混乱させたことは議会の議決権・意思決定の根幹を揺るがすものであったと言わざるを得ない。 理事者におかれましては、これについて重く受け止め、再発防止に努めるとともに、今後、適切な行政運営を行うよう対策を講じることを強く要請するものである。 以上で、
総務厚生委員会の審査報告を終わります。
○議長(
山田能新君) ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 質疑を終結いたします。 議案第55号の討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 討論がありませんので、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。委員長の
報告どおり、原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 御異議なしと認めます。よって、議案第55号は、原案のとおり可決することに決しました。 議案議第2号の討論を行います。ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 討論がありませんので、採決いたします。 本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 御異議なしと認めます。よって、議案議第2号は原案のとおり可決することに決しました。 日程第29、議員派遣の件を議題といたします。 お諮りいたします。議員派遣の件については、お手元に配付しましたとおり、派遣することとし、諸般の事情により変更する場合には、これを議長に一任願いたいと思います。これに異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 御異議なしと認めます。よって、議員派遣の件は、お手元に配付しておりましたとおり、派遣することと決定いたしました。 お諮りいたします。本定例会において議決されました各案件については、その条項、字句、その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第46条の規定により、その整理を議長に委任願いたいと思います。これに異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田能新君) 御異議なしと認めます。よって、本定例会において、議決された案件の整理について、これを議長に委任することと決しました。 以上をもって、本定例会における全日程を議了いたしました。 ここで、市長より挨拶があります。
◎市長(黒田成彦君) 登壇 閉会に当たり、御挨拶を申し上げます。 去る6月12日に開会いたしました今期定例会におきまして、令和5年度平戸市
一般会計補正予算案をはじめ、条例その他各種の重要案件につきまして、原案とおり可決いただき誠にありがとうございました。 会期中、議員各位から種々賜りました御意見、御要望等につきましては、十分これを尊重し検討いたしまして、今後の市政運営に反映させてまいりたいと考えております。 幾つか御報告をさせていただきます。 初めに、
辻賢治議員、
吉福弘実議員におかれましては、
全国市議会議長会から長きにわたる
市議会議員としての活動に対し、永年勤続表彰を受けられました。誠におめでとうございます。市民とともに心からお祝いを申し上げますとともに、今後とも御健康に御留意いただき、御活躍されますことをお祈り申し上げます。 次に、去る6月24日に、田平町釜田漁港におきまして、集中豪雨、地震等による家屋の倒壊とライフラインの寸断を想定した平戸市総合防災訓練を、陸上自衛隊及び平戸海上保安署など21の関係機関から401名の参加をいただき実施しました。 訓練当日は、大規模災害発生時における初動対応の確認をはじめ、各参加機関の実践的な訓練を通じ、有事対応の体制の確立と防災意識の高揚・普及を図ることができました。今後におきましても、各種災害から市民の生命・身体・財産を保護するため、防災関係機関及び団体との緊密な連携強化を図ってまいります。 次に、7月1日から8月31日まで平戸藩の夏めぐりが開催されます。昨年まで、鄭成功生誕祭の神事のみ開催しておりました鄭成功まつりですが、本年は4年ぶりに鄭成功記念館前におきまして、7月13日に前夜祭とかまぼこフェスタを、7月14日に丸山公園の鄭成功廟前で生誕祭を開催いたします。 次に、市内各地では花火大会が予定されており、8月8日は平戸港夏祭りが、8月12日には大島村夏祭り花火大会が、8月17日には「たびら夏祭シーサイド花火大会」がそれぞれ開催されます。平戸と田平の花火大会は4年ぶりの開催となり、夏の夜空を鮮やかに彩る花火は、平戸の夏の魅力を存分に伝えてくれるものと思っております。多くの市民の皆様の御来場をお待ちしております。 次に、来る7月11日に平戸文化センターにおきまして、平戸市戦没者追悼式が開催されます。本式典は祖国のために尊い犠牲となられた御英霊を追悼する式典として、各地区の遺族会、奉賛会、区長会で構成される平戸市戦没者慰霊奉賛会主催により開催されるものです。
市議会議員の皆様はじめ、多くの皆様の御参加をお願いいたします。 次に、来る7月16日、平戸文化センターを中心にスポGOMI甲子園2023長崎県大会及びスポGOMIワールドカップ2023長崎ステージを開催いたします。全国の高校生がごみ拾いを競い合うスポGOMI甲子園の長崎県予選は、昨年に引き続き平戸市で開催するものであります。また、スポGOMIワールドカップ長崎ステージは長崎県で初めて開催され、優勝チームは長崎県代表として東京で開催される全国大会へ招待されます。さらに、全国大会優勝チームは世界21か国参加のワールドカップ日本代表として世界大会に招待されますので、参加者の皆様の熱い戦いに期待しております。なお、当日は一般の方も参加できるオープン参加も同時開催いたしておりますので、多くの参加者の御来場をお待ちしております。 次に、平成30年7月に登録された長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産である平戸の聖地と集落が、本年7月をもって世界遺産登録5周年を迎えます。登録5周年を記念して、来る7月29日に平戸文化センター駐車場におきまして、ロウソクの明かりを使って世界遺産シンボルマークや文字を描くとともに、スカイランタンを使ったイベントを開催いたします。そのほかにも、世界遺産の普及啓発イベントを実施することで、世界遺産の魅力を広く発信してまいります。 次に、今議会で御承認いただきました物価高騰対策と市内消費の下支えを目的とした、第4弾となる
地域購買力回復支援事業平戸プレミアム商品券事業につきましては、商品券の購入方法や利用期間などについて、
実行委員会での協議を行い、8月からの販売に向けて速やかに市民の皆様へ周知を図ってまいります。 終わりに、議員の皆様には、なお一層御自愛の上、御健勝にて御活躍いただきますよう御祈念申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶といたします。誠にありがとうございました。
○議長(
山田能新君) 閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 6月12日に開会いたしました6月定例会も本日をもって閉会の運びとなりました。 会期中、終始熱心な御議論をいただきました、議員・理事者各位の御協力に対し、心からお礼を申し上げます。 また、このたび議員在職20年の表彰を受けられました
辻賢治議員及び在職10年の表彰を受けられました
吉福弘実議員におかれましては、長年にわたる議員活動に対し、敬意を表しますとともに、心からお祝い申し上げます。 さて、本定例会におきましては、国からのコロナ対応地方創生臨時交付金の活用による、物価高騰対策に関連する各種支援事業に係る
一般会計補正予算などを中心に議論をされたところであります。 理事者におかれましては、物価高騰の影響により困窮する農林業を初めとした事業者の皆様や、市民の皆様の負担軽減を図るため、予算執行に当たっては、迅速かつ的確に対応していただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。 間もなく7月に入り、夏本番を迎えることとなります。本年は、実に4年ぶりとなる「平戸港夏まつり」をはじめ、各種イベントが市内各地においてコロナ禍前のように開催される予定となっております。 市民の皆様も平戸市を訪れる観光客の皆様も存分に賑わっていただき、本市のさらなる活性化につながることを期待しております。 結びに、議員・理事者の皆様方におかれましては、健康に十分留意され、御活躍賜りますよう、御祈念申し上げ、令和5年6月平戸市議会定例会を閉会いたします。 皆様、お疲れさまでした。 閉会 午後6時05分 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 令和 年 月 日 議長 山田 能新 副議長 神田 全記 署名議員 松本 正治 署名議員 近藤 芳人 署名議員 松口 茂生...