令和 5年 6月定例会 開会 午前10時
○議長(山田能新君) 皆さん、おはようございます。出席議員、定足数以上であります。 これより令和5年6月
平戸市議会定例会を開会いたします。 去る4月1日付の人事異動に伴い、本会議に出席しております理事者の異動があっておりますので、御紹介をお願いいたします。
◎副市長(松田隆也君) 皆さん、おはようございます。 お許し頂きまして、本日出席の理事者のうち、4月1日付、4月3日付の人事異動に伴う職員につきまして、私のほうから御紹介をさせていただきます。 まず、統括監・貞方学君、総務部長・野口雅文君、財務部長・桝田俊介君、
市民生活部長・平松貫治君、田平支所長・岩永耕一君、監査・
選管事務局長・楠富誉君、会計管理者・池田修二君。 なお、座席につきましても、議員さん方から向かって左側の席が若干移動しておりますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。よろしくお願いします。
○議長(山田能新君) 議会事務局におきましても、議事・調査班長に伊藤見智が配属されておりますので、紹介いたします。 開議 午前10時02分
○議長(山田能新君) これより議事日程第1号により本日の会議を開きます。 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第87条第1項の規定により、17番、松本議員、18番、近藤議員、1番、松口議員を指名いたします。 日程第2、会期の決定でありますが、本定例会の会期は、去る6月5日に
議会運営委員会を開催し、本日より27日までの16日間と御協議いただいた次第です。これに異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田能新君) 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日より27日までの16日間と決定いたしました。 なお、会期中の日程は、配付しております日程表のとおりであります。 日程第3、諸報告及び日程第4、監査報告は、配付しております印刷物により報告に代えますので、御了承お願いいたします。 なお、監査報告に対する質疑は、議案質疑の日に行います。 日程第5、報告第3号から日程第28、議案第53号までの24件を一括上程いたします。 市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(黒田成彦君) 登壇 皆様、おはようございます。 本日、令和5年6月
平戸市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御健勝にて御出席を賜わり、厚く御礼申し上げます。 今期定例会におきましては、報告3件、承認を求めるもの9件、条例議案8件、
補正予算議案2件、事件議案2件、合わせまして24件の御審議をお願いするものであります。 それでは、御説明に入ります前に、幾つか御報告をさせていただきます。 初めに、去る4月29日に発令された令和5年春の叙勲において、元
平戸市議会議員の山本芳久様が
地方自治功労により旭日小綬章を、元平戸市
消防団分団長の金子勝美様が消防功労により瑞宝単光章を受章されました。受章されましたお二方に対し、心からお喜び申し上げますとともに、今後益々の御活躍を御祈念申し上げます。 次に、これまで防災情報等の配信に活用しておりました本市の
公式LINEアカウントを、より便利に御利用いただくため、去る4月1日にリニューアルし、
各種オンライン申請やごみに関する問合せへの自動応答、タイムリーな
イベント情報の配信など様々な機能の追加を行いました。今後も市民の皆さんの暮らしがより便利で豊かになるよう機能の充実を図るとともに、知りたい情報をいつでも確認できる身近なサービスを目指してまいります。 次に、去る4月23日、安満岳頂上におきまして、
安満岳休憩所及び新設歩道のオープニングセレモニーを、
山本参議院議員ほか多数の御来賓や関係者が出席の下、盛会に開催いたしました。安満岳は年間約3,000人の登山者が訪れており、休憩所や情報発信の場として利用できる施設の整備と安全性の確保のため歩道を新設することで、登山者の利便性の向上が図られるものであります。 次に、去る4月27日から30日の4日間、本市生誕で東アジアの英雄、鄭成功のゆかりの地、台湾へ、第30回となる
本市親善訪問団が台南市を中心に訪問しました。3年ぶりとなる訪問ではありましたが、鄭氏宗親会をはじめとする鄭成功の関係団体、
台南市政府等に熱烈なる歓迎を受け、訪問団一同、改めて鄭成功の功績の偉大さを感じるものとなりました。 親善訪問には私も参加し、総統府を訪問し、元台南市長でもあった頼清徳副総統や台南市の黄偉哲台南市長との面会など、今後の台湾と本市との友好関係を促進し、再確認するものとなりました。また、訪問期間中は、各訪問先で来年開催の鄭成功生誕400周年記念事業と本市の観光のPRと周知を行いました。 次に、去る5月27日、
崎方公園三浦按針墓地におきまして、
国際交流HIRAの会主催による第28回按針忌が執り行われました。当日は、
キャロリン・デービッドソン英国総領事をはじめ、御来賓、関係者が出席の下、
武家茶道鎮信流宗家、松浦章様の献茶や出席者による献花が行われました。海外交流史における諸外国との交易に生涯を通じて尽力した三浦按針ことウィリアム・アダムスの遺徳を偲び、功績を顕彰するものとなりました。 次に、
平戸産品流通商社構築事業の
物販型アンテナショップと
飲食型アンテナショップにつきましては、去る6月1日に
リニューアルオープンを行いました。
物販型アンテナショップは、
平戸オランダ商館をモチーフとした改装を行い、本市の海外交易の歴史や観光の魅力を感じていただけるようになりました。また、
飲食型アンテナショップでは、店名を「平戸においでよ」の意味を込めて「平戸こんね」に変更し、地域の食材を生かしたメニューを提供いたします。併せて、観光や市内イベントとタイアップした情報発信も行ってまいります。 次に、去る5月25日、大村市の県消防学校において、第39回長崎県
消防救助技術指導大会が開催されました。
本市消防本部から4種目に4チーム11名が出場し、ほふく救出の部及びロープ応用登はんの部においては見事1位を獲得し、8月25日に札幌市で開催されます第51回
全国消防救助技術大会に、また、
ロープブリッジ救出の部においては第3位に入賞し、7月21日に宮崎市で開催されます第51回
九州地区消防救助技術指導会に県代表として出場いたします。 次に、全国草原の
里市町村連絡協議会が主催し、環境省、農林水産省などが後援する未来に残したい草原の里100選の第2回選定地域に、本市の都市公園である中瀬草原が選定されました。今回、全国の14か所が選定され、第1回の34か所を加えた総数は48か所となっております。 選定にあたっては、草原の生態系と人々が暮らす里との関係性がつくり出した共創資産の観点から選考されており、令和2年度から導入したPark─PFI制度に基づき、管理運営を行っている
株式会社中瀬草原キャンプ場の民間資金等を活用した取り組みなどが評価されたものと考えております。 それでは、提案いたしております各議案について、順次、その概要を御説明いたします。 報告第3号は、
株式会社田平風力発電所の令和4年度経営状況と令和5年度事業計画等について、議会に報告するものであります。 報告第4号「令和4年度平戸市
一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について」は、
漁港整備事業、
道路新設改良事業、学校施設の改修事業等について、令和5年度に繰り越したものであります。 報告第5号「令和4年度平戸市
水道事業会計予算繰越計算書の報告について」は、
水道施設整備事業のうち、神の
川浄水場改修事業に伴う機械・
電気設備工事及び
県道道路改良工事等に伴う補償工事について、令和5年度に繰り越したものであります。 承認第1号から承認第9号までは、専決処分をし、議会に報告し承認を求めるものであります。 専決第1号、専決第2号及び専決第3号は、地方税法等の一部を改正する法律等が令和5年3月31日に公布され、同年4月1日から施行されたことに伴い専決処分を行ったものであります。 専決第4号「令和4年度平戸市
一般会計補正予算(第10号)」は、歳出で、新しい
まちづくり基金積立金、「やらんば!平戸」
応援基金積立金などの増額のほか、事業確定による電気・
燃油価格高騰対策支援事業などの減額が主なもので、歳入では、地方交付税、国・県支出金、寄附金、繰入金、市債などを調整し、収支を合わせて1億9,511万7,000円を減額し、補正後の予算総額は266億5,663万円となっております。 専決第5号「令和4年度平戸市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」は、
度島直営診療施設勘定において、
一般管理事務経費等の確定に伴う不用額等の整理を行ったもので、収支を合わせて430万6,000円を減額し、補正後の予算総額は7,172万4,000円となっております。
大島直営診療施設勘定は、
医薬品衛生材料購入事業等の確定に伴う不用額等の整理を行ったもので、収支を合わせて1,235万5,000円を減額し、補正後の予算総額は9,003万5,000円となっております。 専決第6号「令和4年度平戸市
介護保険特別会計補正予算(第3号)」は、
保険事業勘定において、保険給付費の確定による不用額等の整理を行ったもので、収支を合わせて3億6,000万円を減額し、補正後の予算総額は42億4,333万1,000円となっております。 専決第7号「令和4年度平戸市
水道事業会計補正予算(第4号)」は、収益的収入において、
電力価格高騰影響緩和による
一般会計補助金の増額を行ったもので、収入を906万3,000円増額し、補正後の総額は11億1,048万3,000円となっております。 専決第8号「令和4年度平戸市
病院事業会計補正予算(第4号)」は、収益的収入において、
電力価格高騰影響緩和による
一般会計負担金の増額及び決算見込みによる入院収益の減額を行ったものであります。 専決第9号「令和5年度平戸市
一般会計補正予算(第2号)」は、歳出で
子育て世帯生活支援特別給付金事業を追加するもので、歳入では国庫支出金を調整し、収支を合わせて4,958万5,000円を増額し、補正後の予算総額は258億8,846万3,000円となっております。 議案第42号「平戸市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について」は、
新型コロナウイルス感染症対策業務に係る
防疫等作業手当の特例が廃止されたことから、条例の一部を改正するものであります。 議案第43号は、森林環境税の導入に伴う賦課徴収の方法など、条例の一部を改正するものであります。 議案第44号は、平戸市ずっと住みたい
まち創出本部の本部員に統括監を加えるため、条例の一部を改正するものであります。 議案第45号は、
大島歯科診療所において、
パートタイム会計年度任用職員として雇用する歯科医師の報酬日額を見直すため、条例の一部を改正するものであります。 議案第46号は、県が行う
土地改良事業の土地改良区分担金について、今後は直接県へ納付することとなり、市による分担金の徴収が不要となったため条例を廃止するものであります。 議案第47号は、建築基準法及び
建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令の一部改正に伴い、条例の一部を改正するものであります。 議案第48号は、消防機関の職員定数の改正に伴い、条例の一部を改正するものであります。 議案第49号は、
対象火気設備等として定められている
急速充電設備に係る
条例制定基準が見直されたことに伴い、条例の一部を改正するものであります。 議案第50号「令和5年度平戸市
一般会計補正予算(第3号)」は、歳出で、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した
住民税非課税世帯に対する
物価高騰対策支援事業、
地域購買力回復支援事業、
学校施設整備事業などの増額が主なもので、歳入では、地方交付税、国庫支出金、市債などを調整し、収支を合わせて5億968万5,000円を増額し、補正後の予算総額は263億9,814万8,000円となっております。 議案第51号「令和5年度平戸市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」は、
大島直営診療施設勘定において、
大島歯科診療所の歯科医師に係る報酬の増額を行うもので、収支を合わせて592万8,000円を増額し、補正後の予算総額は1億1,132万8,000円となっております。 議案第52号「
工事請負契約の変更について」は、
市道釜田線道路改良工事(橋梁上部工)の請負契約を変更するに当たり、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決を求めるものであります。 議案第53号「
物品購入契約の締結について」は、
消防ポンプ自動車の購入契約を締結するに当たり、地方自治法第96条第1項第8号の規定により議会の議決を求めるものであります。 以上、議案説明に代えさせていただきます。よろしくお願いします。
○議長(山田能新君) これより議案説明を行います。 報告第3号の説明を求めます。 なお、本日は説明のみを受け、質疑は議案質疑の日に行います。
◎
市民生活部長(平松貫治君) 報告第3号「
株式会社田平風力発電所の経営状況を説明する書類の提出について」御説明いたします。 本報告につきましては、地方自治法第243条の3第2項の規定により提出するものであります。 それでは、令和4年度の経営状況及び令和5年度の事業計画等について、簡潔に説明をさせていただきます。 1ページをお開き願いたいと思います。 まず、事業報告の1の組織及び運営状況でございますが、会社設立は平成17年10月20日、資本金は1,000万円、出資者及び出資金並びに役員構成につきましては、記載のとおりでございます。 2ページをお願いします。 令和4年度の
事業実施状況でございますが、発電量は353万7,958キロワットアワーで、設備利用率は20.4%、設備稼働率は85.0%となっております。 売電量は、税抜きの6,687万8,768円となっております。 なお、設備稼働率が85.0%にとどまった要因といたしましては、強風時に施設への負担を軽減する観点から、運転を停止したことによるものでございます。 4ページをお願いします。 損益計算書でございますが、収入の売上総利益6,687万8,768円、支出の販売費及び一般管理費が4,696万1,815円、特別損失として解体撤去費用を1,000万円計上したことから、最終的には当期純利益は410万6,951円となっております。 9ページをお願いします。 令和5年度事業計画の概要でございますが、前期の発電量を考慮いたしまして、今期の発電量を350万キロワットアワー、売電量を税抜きの6,726万円と見込んでおります。 なお、
実施予定事項といたしまして、通常の年2回の定期点検のほか、
ギアボックスの交換を予定いたしております。 11ページをお願いいたします。 令和5年度の見込損益でございますが、先ほど申しました
ギアボックスの交換に関する修繕を予定していることから、4,111万円の純損失を見込んでおるところでございます。 以上で説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、報告第4号の説明を求めます。
◎財務部長(桝田俊介君) おはようございます。 報告第4号「令和4年度平戸市
一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について」御説明いたします。 本報告書は、今定例会に提出させていただいております承認第4号「令和4年度平戸市
一般会計補正予算(第10号)」を含め、令和4年度予算において、これまで繰越明許費として計上いたしました
総合計画策定事業など37件につきまして翌年度に繰越しを行いましたので、
地方自治法施行令第146条第2項の規定により、繰越計算書を調整の上、報告するものであります。 以上で説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) ただいまの報告第4号に対し、質疑があればお願いします。ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田能新君) ないようですので、報告第4号はこれをもって報告済みといたします。 次に、報告第5号の説明を求めます。
◎水道局長(濱崎吉男君) おはようございます。 報告第5号「令和4年度平戸市
水道事業会計予算繰越計算書の報告について」御説明いたします。 本報告書は、
地方公営企業法第26条第1項の規定により、
水道施設整備事業のうち、神の
川浄水場改修事業に伴う機械・
電気設備工事5,101万3,000円及び
県道道路改良工事等に伴う補償工事2件387万6,000円の計5,488万9,000円を翌年度に繰り越したため、同法第26条第3項の規定により御報告をするものであります。 繰越し理由といたしまして、機械・
電気設備工事につきましては、
半導体等不足に伴う
配電盤用資材の納入に不測の日数を要したこと、補償工事につきましては、長崎県との事業実施時期の交渉に不測の日数を要したことによるものでございます。 以上で説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) ただいまの報告第5号に対し、質疑があればお願いします。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田能新君) ないようですので、報告第5号はこれをもって報告済みといたします。 承認第1号から承認第3号までの3件について、一括説明を求めます。
◎財務部長(桝田俊介君) 承認第1号から第3号までを一括して御説明いたします。 今回、地方税法等の一部を改正する法律が令和5年3月31日に公布、その一部が同年4月1日から施行されることに伴い、地方自治法第179条第1項の規定により、関係する条例の改正について専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により議会に報告し、その承認を求めるものであります。 それでは、まず、承認第1号「平戸市税条例の一部改正について」御説明いたします。 改正の主な内容といたしましては、令和5年度から導入された
地方税統一QRコードによる地方税の電子納付に関し、様式の追加による引用条文の改正に伴うものでございます。 また、肉用牛の売却による事業所得に係る市民税の課税の特例の適用期限及び
電気軽自動車等を取得した場合の
軽自動車税種別割の
グリーン化特例が3年間延長されたことに伴うものであります。 そのほか、
経過措置終了に伴う改正といたしまして、
軽自動車税環境性能割の
臨時的特例措置規定を削除する改正を行っております。 施行期日につきましては、いずれも令和5年4月1日としているところでございます。 続きまして、承認第2号「平戸市
都市計画税条例の一部改正について」御説明いたします。 改正の内容といたしましては、法律改正に伴い、引用条項にずれが生じたための改正であります。 施行期日につきましては、令和5年4月1日としているところでございます。 続きまして、承認第3号「平戸市
国民健康保険税条例の一部改正について」御説明いたします。 改正の主な内容といたしましては、
国民健康保険税の課税限度額について、
後期高齢者支援金等課税額を現行の20万円から22万円に引き上げ、基礎課税額の65万円、
課税納付金課税額の17万円と合わせて、総額102万円から104万円とするものであります。 また、減額措置に係る軽減判定所得の算定で使用する被保険者の数に乗ずるべき金額を、5割軽減世帯では現行の28万5,000円を29万円に、2割軽減世帯では現行の52万円を53万5,000円にそれぞれ引き上げるものでございます。 施行期日につきましては、いずれも令和5年4月1日としているところでございます。 以上で説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、承認第4号の説明を求めます。
◎財務部長(桝田俊介君) 承認第4号「令和4年度平戸市
一般会計補正予算(第10号)」につきまして御説明いたします。 今回の補正につきましては、令和4年度予算の事業費の確定等に伴う最終補正として、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分を行ったことから、同条第3項の規定により議会に報告し承認を求めるものであります。 それでは、補正予算の内容につきまして御説明いたします。 歳入歳出それぞれ1億9,511万7,000円を減額し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ266億5,663万円とするものであります。 3ページをお願いいたします。 第2表、
繰越明許費補正につきましては、年度内に完了が見込まれない事業で、その経費の支出を翌年度に繰り越し執行するもので、
園芸用リースハウス整備事業など3件を追加するものです。 また、繰り越すこととして議決頂いておりました
電気自動車整備事業など2件について、年度内に事業が完了したことから廃止するものであります。 4ページの第3表、地方債補正につきましては、各種事業費の確定に伴い地方債の発行額について補正を行うもので、
CATV施設整備事業など12件の変更を行うものでございます。 それでは、補正の内容につきまして、
歳入歳出補正予算事項別明細書により御説明いたします。 なお、今回の補正では、事業費の確定と不用額調整による補正等が多数を占めておりますので、それらは若干説明を省略し、主な内容を説明させていただきます。 まず、歳入につきまして御説明いたします。 それでは、8ページをお願いいたします。 10
款地方交付税は、特別交付税の交付額の決定に伴い増額するものであります。交付決定額は17億1,612万6,000円で、前年度比較29万8,000円の増となっております。 次に、8ページから11ページにかけての12款分担金及び負担金、14
款国庫支出金並びに15款県支出金は、ほとんどが補助事業等の確定に伴う増減でございます。 飛びますが、12ページをお願いいたします。 17款1項2目
総務費寄附金の「やらんば!平戸」
応援基金寄附金は、決算見込みによる増額でございます。このうち、
企業版ふるさと納税によるものが2件、4,475万円でございます。 18款1項基金繰入金のうち、1目「やらんば!平戸」
応援基金繰入金は、
基金対応事業の事業費に合わせ増減額するもので、10目
財政調整基金繰入金は、特別交付税の決定及び歳出の不用額の調整などにより、財源補填のための取崩しを減額するものでございます。 20款5項5目雑入のうち、生活保護法第63条返還金は決算見込みによる増額、
移住定住環境整備事業補助金返還金は、転出により交付要件を満たさないことになったため、補助金の返還を受けたものでございます。 21款市債は、それぞれ目的別による
建設事業費等の確定に伴うものをはじめ、他の財源から振替を行ったことにより補正を行うものでございます。 14ページをお願いいたします。 22
款自動車取得税交付金は、一部の
自動車メーカーがエンジンの排出ガスや燃費性能の試験データを改ざんしていた問題を受け、県が税を追加徴収し地方自治体に配分されたことから、款を追加し、42万3,000円を増額するものでございます。 次に、16ページからの歳出につきまして御説明いたします。 16ページをお願いいたします。 2款1項1目一般管理費は、職員の産休・病休などに伴う代替のための
会計年度任用職員の任用実績による減額でございます。 6目企画費のうち、1、新しい
まちづくり基金積立金は、特別交付税の増額及び歳出の不用額を調整し、基金の積み増しを行うものであります。 なお、今回の積立後の残高につきましては、35億5,000万円程度になる見込みであります。 2、「やらんば!平戸」
応援基金積立金は、
ふるさと応援寄附金の決算見込みにより増額するものであります。 7目情報通信費は、入札執行によるものなど、決算見込みによる減額であります。 11目
ふるさと振興費は、
地域おこし協力隊員の任用実績による減額であります。 14目交通政策費は、度島航路の国費の確定に伴う補助金の減額であります。 次に、18ページをお願いいたします。 3款1項2目障害福祉費は、福祉医療給付事業の給付実績による減額であります。 4目老人措置費は、養護老人ホーム措置人員の実績に伴う減額であります。 8目介護保険事務費は、特別会計の決算見込みに合わせ、繰出金を減額するものであります。 2項1目児童福祉総務費、2目児童措置費及び3目母子福祉費の各事業は、利用人員の減少及び決算見込みによる減額が主なものであります。 4目児童福祉施設費のうち、へき地保育所運営事業は野子町へき地保育所の休園に伴う減、生月こども園園舎改修事業は、工事を見直し、令和5年度に繰延べしたことによる減額であります。 3項2目扶助費の生活保護事業は、生活保護受給者数の減少に伴う減額が主なものであります。 22ページをお願いします。 4款1項2目予防費は、新型コロナによる接種控えなどによる予防接種人員の実績による減額であります。 6目企業等施設整備費のうち、国民健康保険特別会計繰出金は、特別会計の決算見込みに合わせ、繰出金を減額するものであります。 水道事業会計及び病院事業会計繰出金は、電気料金高騰分について、コロナ交付金を活用して補填したことによる増額であります。 2項2目塵芥処理費は、大島村ストックヤード整備事業の入札執行による減額であります。 し尿処理費は、浄化槽設置整備事業の申請実績による減額であります。 24ページをお願いいたします。 6款1項3目農業振興費の
園芸用リースハウス整備事業は申請実績による減額、有害鳥獣被害防止対策事業はイノシシ等の捕獲数の減による減額であります。 2項2目林業振興費の森林環境譲与税基金積立金は、令和3年度から令和4年度に繰り越した林道開設事業の財源として基金を取り崩しておりましたが、用地の関係から事業の実施ができなかったことから、基金に繰り戻すものであります。 26ページをお願いします。 7款1項2目商工業振興費は、電気・
燃油価格高騰対策支援事業の申請実績による減額であります。 4目観光費のうち、1、平戸版DMO推進事業は、コロナ禍の影響により、国内外への誘客事業を積極的に行うことができなかったことによる減額であります。 また、2、アドベンチャーツーリズム事業は、観光協会が国庫補助の採択を受けたことによる減額となっております。 28ページをお願いいたします。 8款2項3目道路新設改良費は、今年度の過疎債及び辺地債など、市債の決定に伴い事業費を減額するものであります。 3項2目急傾斜地崩壊防止対策事業費は、県補助金割当ての減額に伴うものであります。 32ページをお願いいたします。 10款2項3目学校建設費は、中野小学校屋外教育環境整備事業の入札による減額であります。 5項2目公民館費及び4目社会教育施設費は、公民館防災用発電装置設置事業及びふれあい会館改修事業の入札執行に伴う減額であります。 34ページをお願いいたします。 11款災害復旧費は、農地等災害復旧事業につきまして、入札等により事業費を減額するものでございます。 以上で説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、承認第5号の説明を求めます。
◎
市民生活部長(平松貫治君) 承認第5号「令和4年度平戸市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」について御説明をいたします。 今回の補正予算につきましては、度島及び大島の両診療所における令和4年度運営費の確定等に伴う最終補正として、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分を行ったことから、同条第3項の規定により議会に報告し御承認を求めるものでございます。 それでは、補正予算の内容について御説明をいたしたいと思います。 まず、
度島直営診療施設勘定につきましては、歳入歳出それぞれ430万6,000円を減額し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ7,172万4,000円とするものであります。 次に、
大島直営診療施設勘定につきましては、歳入歳出それぞれ1,235万5,000円を減額し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ9,003万5,000円とするものでございます。 補正の内容につきまして、
歳入歳出補正予算事項別明細書により御説明をいたします。 最初に、
度島直営診療施設勘定につきまして御説明をいたします。 8ページをお願いします。 まず、歳入でございますが、1款1項外来収入は、それぞれ保険に係る診療報酬の決算見込みによる増減であります。 2項その他の診療収入は、インフルエンザの任意の予防接種の増によるものであります。 2款使用料及び手数料は、新型コロナウイルスワクチン接種者の増に伴う増額となっております。 4款繰入金は、それぞれ決算見込みによる歳入における診療収入などの増額及び歳出における一般管理事務経費をはじめとする不用額の減額に伴いまして、一般会計繰入金を減額するものであります。 6款諸収入は、マイナンバーカードを活用したオンライン資格確認用端末導入に対するものの増額が主なものであります。 続きまして、歳出を説明いたします。 10ページをお願いします。 1款1項1目一般管理費は、
会計年度任用職員で予算計上していた看護師1名を7月から正規職員として採用したことによる減額及び代診医師に対する謝礼の予算執行実績による減額であります。 2項1目研究研修費から12ページの2款医業費は、いずれも予算執行実績による減額であります。 14ページをお願いします。 4款予備費は、予算充用の実績がなかったことから減額するものであります。 続きまして、
大島直営診療施設勘定につきまして御説明いたします。 19ページをお願いいたします。 まず、歳入でございますが、1款1項一般外来収入は、それぞれ保険に係る診療報酬及び一部負担金収入の決算見込みによる減額であります。 2項その他の診療収入は、インフルエンザの任意の予防接種の増によるものが主なものとなっております。 3項歯科診療収入は、それぞれ保険に係る診療報酬の決算見込みによる増額であります。 4款繰入金は、決算見込みによる歳出における一般管理事務経費をはじめとする不用額の減額に伴い、一般会計繰入金を減額するものであります。 続きまして、歳出を説明いたします。 21ページをお願いします。 1款総務費、それから23ページの2款医業費、25ページの歯科診療費は、いずれも予算執行実績による減額であります。 27ページをお願いします。 5款予備費は、予算充用残を減額するものでございます。 以上で説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、承認第6号の説明を求めます。
◎福祉部長(尾崎利美君) 承認第6号「令和4年度平戸市
介護保険特別会計補正予算(第3号)」について御説明いたします。 今回の補正予算につきましては、令和4年度予算の保険給付費の見込みに伴う最終補正として、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分を行ったものでございます。 補正予算の内容につきましては、
保険事業勘定におきまして、保険給付費の見込みにより不用額の整理を行ったもので、歳入歳出それぞれ3億6,000万円を減額し、補正後の予算総額を42億4,333万1,000円とするものであります。 事項別明細書により御説明いたします。 6、7ページをお願いいたします。 歳入につきまして御説明いたします。 3
款国庫支出金から5款県支出金まで及び7款繰入金は、歳出の保険給付費の減に伴い、それぞれ歳入を見合わせ、減額するものであります。 8、9ページをお願いいたします。 歳出につきまして御説明いたします。 2款1項1目介護給付費につきましては、通所リハビリテーションや通所介護などの居宅介護サービス費及び地域密着型介護サービス費、施設介護サービス費などの介護給付事業の決算見込みにより減額するものであります。 2目介護予防給付費は、通所リハビリテーションや短期入所生活介護などの介護予防サービス費や、介護予防住宅改修費等の予防給付事業の決算見込みにより減額するものであります。 2項1目高額介護給付費等費、3項1目高額医療合算介護給付等費及び4項1目特定入所者介護給付等費は、それぞれ介護給付と事業の決算見込みにより減額するものでございます。 以上でございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、承認第7号の説明を求めます。
◎水道局長(濱崎吉男君) 承認第7号「令和4年度平戸市
水道事業会計補正予算(第4号)」について御説明いたします。 今回の補正は、平戸浄水場等の動力用電気料の価格高騰緩和に伴う
一般会計補助金の増額により補正するものであります。 まず、第2条の収益的収入ですが、営業外収益906万3,000円を増額し、補正後の予定額を11億1,048万3,000円とするものであります。 次に、第3条は、予算第9条に定めた他会計からの補助金ですが、906万3,000円を増額し、補正後の予定額を1億9,650万1,000円とするものであります。 それでは、補正の内容につきまして、予算説明書により御説明いたします。 5ページをお願いいたします。 収益的収入ですが、平戸浄水場等の動力用電気料の価格高騰緩和に伴う
一般会計補助金が増額となったことによるもので、1款2項2目他会計補助金906万3,000円を増額し、補正後の予定額を11億1,048万3,000円とするものであります。 以上で説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、承認第8号の説明を求めます。
◎病院局長(小出圭治君) 承認第8号「令和4年度平戸市
病院事業会計補正予算(第4号)」について御説明申し上げます。 今回の補正は、平戸市民病院及び生月病院におきまして、電気料の価格高騰緩和に伴う
一般会計負担金の増額及び決算見込みによる入院収益の減額を行うものでございます。 それでは、補正の内容につきまして、予算説明書により御説明申し上げます。 6ページをお願いいたします。 収益的収入の1款平戸市民病院事業収益の2項2目負担金交付金につきましては、
電力価格高騰影響緩和に要する経費として、
一般会計負担金556万4,000円を増額するものでございます。 1項医業収益1目入院収益につきましては、補正額の収支を合わせるため、
一般会計負担金と同額の556万4,000円を減額するものでございます。 2款生月病院事業収益の2項2目負担金交付金につきましては、市民病院と同様で、237万2,000円を増額し、1項医業収益1目入院収益につきましても、収支を合わせるため237万2,000円減額するものでございます。 説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、承認第9号の説明を求めます。
◎財務部長(桝田俊介君) 承認第9号「令和5年度平戸市
一般会計補正予算(第2号)」につきまして御説明いたします。 歳入歳出それぞれ4,958万5,000円を追加し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ258億8,846万3,000円とするものであります。 今回の補正予算は、食費等の物価高騰に直面し、影響を特に受ける低所得の子育て世帯に対し、特別給付金を支給することにより、その実情を踏まえた生活の支援を行うものです。 本補正予算につきましては早急に支給することが必要であったため、地方自治法第179条第1項に規定する専決処分のうち、特に緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がないものと判断し、令和5年4月24日に専決処分を行ったものでございます。 それでは、補正の内容につきまして、
歳入歳出補正予算事項別明細書により御説明いたします。 歳入について説明いたします。 6ページをお願いいたします。 14款2項2目民生費国庫補助金は、
子育て世帯生活支援特別給付金事業に対するもので、補助率は10分の10でございます。 次に、歳出について御説明いたします。 8ページをお願いいたします。 3款2項3目母子福祉費の
子育て世帯生活支援特別給付金事業は、食費等の物価高騰等の影響に直面し、その影響を特に受ける児童扶養手当受給者等の低所得者の独り親世帯や、その他の住民税均等割が非課税の子育て世帯に対し、児童1人当たり5万円の特別給付金を支給するものでございます。 以上で説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、議案第42号の説明を求めます。
◎総務部長(野口雅文君) 議案第42号「平戸市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について」御説明いたします。 平戸市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。 今回の改正につきましては、人事院規則の改正により、
新型コロナウイルス感染症対策業務に係る
防疫等作業手当の特例が廃止されたことから、本市の危険業務手当の特例を廃止するため、条例の一部を改正するものであります。 なお、施行期日は公布の日から施行するものであります。 以上でございます。御審議のほど、よろしくお願いします。
○議長(山田能新君) 次に、議案第43号及び議案第44号の説明を求めます。
◎財務部長(桝田俊介君) まず、議案第43号「平戸市税条例等の一部改正について」御説明いたします。 本改正は、今回の地方税制改正における専決処分以外の市税関係で、特定小型電動機付自転車、いわゆる電動キックボード等に関するもの、森林環境税の導入に伴うものなどでございます。 すいません。表題、間違っておりました。 議案第43号「平戸市税条例の一部改正について」でございます。 改正の主な内容を条ごとに説明いたしますと、第1条は、電動キックボード等の車両区分について、国が定める道路運送車両の保安基準において、新たに定められたことに伴うものであります。 第2条の改正につきましては、令和6年度から個人住民税と合わせて賦課徴収する森林環境税の導入により、賦課徴収の方法など所要の改正が行われることに伴うものであります。 第3条の改正につきましては、給与所得者の扶養親族等の申告書の記載事項の簡素化に伴うものであります。 施行期日でありますが、第1条の改正規定は令和5年7月1日、第2条の改正規定は令和6年1月1日、第3条の改正規定は令和7年1月1日としております。 以上で説明を終わります。 次に、議案第44号「平戸市ずっと住みたいまち創出条例の一部改正について」説明いたします。 本改正は、少子高齢化及び若年世代の流出等による人口の減少の抑制を図るために施策の策定などを行う、ずっと住みたい
まち創出本部の本部員に統括監を加えるものでございます。 以上で説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、議案第45号の説明を求めます。
◎
市民生活部長(平松貫治君) 議案第45号「平戸市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について」御説明いたします。 本案につきましては、
大島歯科診療所における歯科医師の
パートタイム会計年度任用職員の処遇改善を図り、もって今後の歯科医師の確保を容易にする観点から条例の一部改正をお願いするものであります。 今回の改正に当たりましては、現在勤務いただいております2名の歯科医師から処遇改善に関する要望を受け、今後における歯科医師確保の観点から慎重に検討を重ねた結果、条例第16条第4項に定める歯科医師の
パートタイム会計年度任用職員の報酬を、改正前の日額4万円に平戸市一般職の職員の給与に関する条例第13条第2項を準用し、離島の診療所に勤務する医師に対する初任給調整手当相当額を加算し基礎日額を5万5,000円とし、さらには、一般社団法人長崎県歯科医師会が運用する代診派遣制度にならいまして、自宅から勤務地までの通勤時間も勤務時間とみなすことなどを考慮した上で加算を行い、場合によっては長崎市など遠来地からの採用が想定されることから、今回の改正に合わせて日額の限度額を設けることとしまして、最高日額を9万1,000円とするものであります。 施行日は公布の日からといたしまして、令和5年4月1日から適用するものでございます。 以上で説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、議案第46号の説明を求めます。
◎農林水産部長(下川隆利君) 議案第46号「平戸市県営
土地改良事業分担金徴収条例の廃止について」御説明いたします。 本議案は、県営
土地改良事業の分担金徴収に関する本条例を廃止したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。 廃止の理由でございますが、県営
土地改良事業に伴う分担金に関しては、これまで平戸市が受益者から徴収し県に納付しておりましたが、今後は直接県が受益者から徴収することとなったものでございます。 説明は以上です。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、議案第47号の説明を求めます。
◎
建設部長(山下正剛君) 議案第47号「平戸市手数料条例の一部改正について」御説明いたします。 今回の改正は、建築基準法及び
建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令の改正を受けたものでございます。 まず、脱炭素社会の実現に資するための建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の一部を改正する法律が令和4年6月17日に公布され、1年以内の施行として、建築基準法第86条及び第86条の2の改正に伴い、平戸市手数料条例の別表第2の8、9、10の項中の一部文言を改めるものでございます。 次に、
建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令第10条の改正に伴い、都市の低炭素化に資する法律(エコまち法)及び建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(建築物省エネ法)の住宅の認定において、これまでの性能基準に加え仕様基準が新設されたことに伴い、平戸市手数料条例の別表第2の21、22、25、27の部を改正するものでございます。 手数料の額については、長崎県建築関係手数料条例に準じております。 なお、施行日は公布の日からとしております。 以上で説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、議案第48号及び議案第49号の説明を求めます。
◎消防長(本山繁治君) 議案第48号「平戸市職員定数条例の一部改正について」御説明いたします。 今回の改正は、消防の初動体制の充実を図るための署所体制の見直し及び休日勤務の取扱いなど、働き方改革を踏まえた職員の勤務環境の是正のため、消防機関の職員定数を78人から90名とすることに伴い、条例の一部を改正するものであります。 続きまして、議案第49号「平戸市火災予防条例の一部改正について」御説明いたします。 今回の改正は、上位法であります
対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部改正に伴い、火災予防条例の一部を改正するものでございます。 これまで、電気自動車等への充電設備のうち、全出力20キロワットを超え、上限200キロワット以下については
急速充電設備として規定をされておりましたが、今回上限が撤廃をされ、これまで変電設備とされていた200キロワットを超える設備も全て
急速充電設備としての規制となるものです。 併せまして、火災予防上、必要な処置の見直しを行うため、所要の規定の整備を行うものであります。 以上で説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、議案第50号の説明を求めます。
◎財務部長(桝田俊介君) 議案第50号「令和5年度平戸市
一般会計補正予算(第3号)」につきまして御説明いたします。 歳入歳出それぞれ5億968万5,000円を追加し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ263億9,814万8,000円とするものであります。 今回の補正予算は、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の決定に伴うエネルギー・食料品価格等の物価高騰の影響を受けた生活者や事業者への支援のほか、国庫補助金などの内示決定に伴う事業の追加を提案させていただいております。 3ページをお願いいたします。 第2表、地方債補正につきましては、
学校施設整備事業費の追加を行うものであります。 それでは、補正の内容につきまして、
歳入歳出補正予算事項別明細書により御説明いたします。 まず、歳入について説明いたします。 7ページをお願いいたします。 10款1項1目地方交付税は、今後の行政需要の財源として留保しております普通交付税につきまして、今回の補正に伴い、一部増額するものであります。 12款分担金及び負担金は、県営
土地改良事業分担金徴収条例の廃止に伴い、分担金を減額するものでございます。 14款2項1目総務費国庫補助金の
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、エネルギー・食料品等の物価高騰の影響を受けた生活者や事業者への支援として交付されるものであります。 なお、総務費国庫補助金の
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金につきましては、歳出の説明につきましては臨時交付金と略称にて説明させていただきますので、御了承いただきたいと思います。 2目民生費国庫補助金は、生活保護システム改修事業に係るものであります。 8目教育費国庫補助金は、平戸小学校、中野小学校、中野中学校の校舎改修事業並びに南部中学校の屋内運動場改修事業に係るものでございます。 18款1項2目新しいまちづくり基金繰入金は、中部地区の放課後児童クラブ整備事業の財源とするものであります。 20款5項5目雑入のうち、1、コミュニティ助成事業助成金は、一般財団法人自治総合センターが宝くじの社会貢献事業として実施している補助事業の採択を受けたもので、一般コミュニティ助成事業2件に対するものであります。 21款1項8目教育債は、小学校及び中学校の施設整備事業に係るものであります。 次に、9ページからの歳出について御説明いたします。 9ページをお願いいたします。 2款1項6目企画費のコミュニティ助成事業は、一般財団法人自治総合センターが宝くじの社会貢献事業として実施する補助事業の採択を受けたもので、戸石川区及び飯良第2区のコミュニティ活動備品の整備に係るものであります。 11ページをお願いいたします。 3款1項1目社会福祉費の1、
住民税非課税世帯に対する
物価高騰対策支援事業は、エネルギー・食料品価格等の物価高騰に伴う低所得者支援として、臨時交付金を活用し、
住民税非課税世帯に対して1世帯当たり3万円の給付金を支給するものであります。 2、国庫支出金返還金は、令和4年度に実施した
住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金事業の精算に伴う返還金であります。 2項4目児童福祉施設費は、中部地区の放課後児童クラブ整備に係るもので、用地取得費及び設計委託料であります。 3項1目生活保護総務費は、生活保護基準額の変更などに対応するため、生活保護システムを改修するものであります。 13ページをお願いいたします。 6款1項3目農業振興費の農業関係
物価高騰対策支援事業、4目畜産事業費の畜産関係
物価高騰対策支援事業及び2項2目林業振興費の特用林産物関係
物価高騰対策支援事業は、エネルギー・食料品価格等の物価高騰に伴う農業者等への支援として、臨時交付金を活用し、肥料、飼料、資材及び燃料の購入経費の一部を支援するものであります。 1項5目農地費に戻りますが、これは農業競争力強化基盤整備事業でございまして、県営
土地改良事業分担金徴収条例の廃止に伴い、地元分担金分を減額するものでございます。 15ページをお願いいたします。 7款1項2目商工業振興費の
地域購買力回復支援事業は、エネルギー・食料品価格等の物価高騰に伴う消費者への支援と市内における経済活性化を図るため、臨時交付金を活用し、プレミアム付き商品券を発行するものであります。 17ページをお願いいたします。 10款2項3目学校建設費の1、平戸小学校校舎改修事業は、外壁改修及び避難階段の手すり改修等を行うもの、2、中野小学校校舎改修事業は、外壁改修及び屋上防水等を行うものであります。いずれも施設の老朽化に伴うものであり、国庫補助金の内示を受けております。 3項3目学校建設費の1、中野中学校校舎改修事業は外壁改修を行うもの、2、南部中学校屋内運動場改修事業は外壁改修及び建具改修を行うものであります。いずれも施設の老朽化に伴うものであり、国庫補助金の内示を受けております。 以上で説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、議案第51号の説明を求めます。
◎
市民生活部長(平松貫治君) 議案第51号「令和5年度平戸市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」について御説明いたします。
大島直営診療施設勘定、予算総額に歳入歳出それぞれ592万8,000円を追加し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ1億1,132万8,000円とするものであります。 今回の補正予算は、先ほど議案第45号「平戸市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について」の関連議案として提案させていただいております。 それでは、補正の内容につきまして、
歳入歳出補正予算事項別明細書により御説明をいたします。 まず、歳入についてでありますが、6ページをお願いいたします。 1款3項歯科診療収入は、それぞれ保険に係る診療報酬及び一部負担金収入についてでございますが、当該特別会計補正予算の収支均衡を保つため増額するものであります。 続きまして、歳出を御説明いたします。 8ページをお願いします。 3款1項1目一般管理費は、
大島歯科診療所における歯科医師の
パートタイム会計年度任用職員2名に係る報酬を見直すもので、日額を4万円から7万8,000円とすることによる増額でございます。 以上で説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、議案第52号の説明を求めます。
◎
建設部長(山下正剛君) 議案第52号「
工事請負契約の変更について」御説明いたします。 本議案は、交付金道路整備事業を施行するため、
工事請負契約を変更したいので、地方自治法第86条第1項第5号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。 契約変更の理由は、
市道釜田線道路改良工事(橋梁上部工)において、橋梁用防護柵工、橋面防水工及び橋面舗装工の追加並びに数量等の増減により、当初契約額2億339万円を1,110万3,400円増額し、2億1,449万3,400円に変更するものでございます。 なお、仮契約につきましては、5月23日に行っております。 以上で説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 次に、議案第53号の説明を求めます。
◎消防長(本山繁治君) 議案第53号「
物品購入契約の締結について」御説明申し上げます。 本議案は、去る5月25日に入札いたしました
物品購入契約の締結についてでございまして、契約を締結するに当たり、地方自治法第96条第1項第8号の規定により議会の議決を求めるものでございます。 本議案は、生月出張所に配置する
消防ポンプ自動車の購入契約であります。 契約金額は、消費税を含めまして4,312万円でございます。 相手方は、株式会社ヤナセ防災、代表取締役、合家崇氏であります。 納期につきましては、令和6年3月22日とするものでございます。 以上で説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(山田能新君) 以上で、議案説明を終結いたします。 これをもって、本日の議事日程は全て終了いたしました。 15日の本会議は午前10時より開き、一般質問を行います。 本日は、これにて散会いたします。お疲れさまでした。 散会 午前11時08分...