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03月03日-01号

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  1. 平戸市議会 2022-02-24
    03月03日-01号


    取得元: 平戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-09
    令和 4年 3月定例会               開会 午前10時 ○議長(山田能新君)  おはようございます。 出席議員、定足数以上であります。               開議 午前10時 ○議長(山田能新君)  これより、令和4年3月平戸市議会定例会を開会いたします。 本日、橋口教育次長が欠席のため、代わりに久松理事兼生涯学習課長が出席しておりますので、御報告いたします。 議事日程第1号により、本日の会議を開きます。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第87条第1項の規定により、11番綾香議員、12番吉福議員、13番辻議員を指名いたします。 日程第2、会期の決定でありますが、本定例会の会期は、去る2月24日に議会運営委員会を開催し、本日より24日までの22日間と御協議いただいた次第です。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山田能新君)  御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日より24日までの22日間と決定いたしました。 なお、会期中の日程は、配付しております日程表のとおりであります。 日程第3、諸報告及び日程第4、監査報告は、配付しております印刷物により報告にかえますので、御了承をお願いいたします。 なお、定期監査報告に対する質疑は、議案質疑の日に行います。 日程第5、報告第1号から日程第41、議案第28号までの37件を一括上程いたします。 市長の提案理由の説明を求めます。 ◎市長(黒田成彦君) 登壇  皆様、おはようございます。 本日は、令和4年3月平戸市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御健勝にて御出席を賜わり、厚くお礼を申し上げます。 今期定例会におきましては、報告6件、承認を求めるもの3件、条例議案12件、令和4年度平戸市一般会計予算をはじめとする予算議案13件、事件議案3件、合わせまして37件の御審議をお願いするものであります。 それでは、御説明に入ります前に、幾つか御報告をさせていただきます。 初めに、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種についてですが、昨年12月27日から医療従事者等の接種を開始し、高齢者、一般の方の順に接種を進めております。当初は、2回目の接種から8か月を経過した人が対象となっておりましたが、変異株であるオミクロン株の全国的な拡大に伴い、国の方針に基づき2回目接種後6か月が経過した人を対象として、随時接種を進めているところであります。 また、5歳から11歳までの小児用のワクチンについては、医療機関の体制構築後、3月中旬以降から実施することとしております。接種を希望される子供や保護者に対し、ワクチンの副反応や有効性などの情報提供に努めながら進めてまいります。 今後も、市民の皆さまが迅速に接種できるよう、医師会や医療機関の御協力をいただき、粛々と進めてまいりたいと考えております。 次に、新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、まん延防止等重点措置が適用され、去る1月28日から2月13日までの17日間、さらに期間延長され3月6日までの合計38日間、飲食店等に対して、営業時間短縮の要請がなされました。飲食店等に対し営業時間短縮及び休業をお願いし、要請に協力いただいた店舗に対して協力金を支給するため、今定例会におきまして、専決処分の承認をお願いしております。 なお、協力金の支給につきましては、各飲食店等に申請書を送付し給付事務を進めているところでございます。 次に、去る1月24日、一般社団法人古民家再生協会長崎との古民家再生による空き家活用促進に関する協定に伴い、準備を進めておりました「全国空き家アドバイザー協議会平戸支部」の設立総会が開催されました。 当団体は、建築業や不動産業などで組織する団体で、今後は空き家の改修などを通じて地域の活性化を図ることを目的に活動をしていく予定で、空き家活用や発生抑制などに寄与するものと期待しているところであります。 次に、去る2月1日、かねてより建設しておりました大島診療所・大島歯科診療所の開所式を開催しました。当日は、大島地区の嘱託員をはじめ地域の方に御出席いただくとともに、大島地区まちづくり運営協議会によるぜんざいやお茶のふるまいも行われました。 議長、副議長をはじめ総務厚生委員会の皆様にも御臨席を賜り厚くお礼申し上げます。歯科診療所につきましては、新たな歯科医師を配置することができ、医科、歯科共に順調に診療が開始されたところであります。 また、支所や消防署大島出張所に隣接されたことで、各機関連携のもと、島民の安全で安心な暮らしを支えることができるものと考えております。 次に、去る2月5日、平戸オランダ商館において、平戸オランダ商館開館10周年を記念して、平戸オランダ商館文書を専門に研究している国際日本文化研究センターフレデリック・クレインス教授によるオンライン講演会を開催いたしました。 講演会では、オランダライデン大学と連携し、調査研究を進めた結果、ウィリアム・アダムスに関する新たな発見があったことを成果として発表され、商館の価値への理解を深めてもらう取り組みとなりました。 今後は、平戸オランダ商館だからこそできることを考えながら、学術研究によって価値を一層高め、魅力ある商館を目指したいと考えております。 次に、去る2月12日、川内峠におきまして春の訪れを告げる野焼きが行われました。今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止と安全面の観点から、関係者のみでの実施となりました。この野焼きによって、草原の景観保全が図られ、春のワラビ採り、秋のススキなど、多くの観光客を楽しませてくれており、御協力いただいた地元の皆様をはじめ、警察、消防関係者の方々に心よりお礼申し上げます。 次に、スポーツ合宿誘致についてですが、プロ野球独立リーグの「福岡北九州フェニックス」が赤坂野球場で3月1日から9日までの日程でキャンプを行っています。このチームは、本年度発足したばかりのチームで九州アジアリーグに参加しており、7月には平戸市での公式戦も予定されております。 また、3月19日から21日には、日本ソフトボール協会日本リーグに加盟する「平林金属男子ソフトボール部」がライフカントリーで合宿を行うこととなっており、今後も積極的にスポーツ合宿誘致に進んでまいります。 次に、昨日3月2日、6次産業化の推進のため、ひらど新鮮市場のレストラン「海の見えるごはん屋」のオープニングセレモニーが行われ、本日オープンいたします。メニューには、旬の平戸産の魚や野菜、平戸牛を活かした豪快なメニューのほか、釜炊きの炊きたての御飯が食べられる提供方法を取り入れるなど、本市にとって新しい飲食スポットの誕生で期待しているところでございます。 それでは、令和4年度の予算編成の概要と政策運営の基本的な考え方について、所信を申し述べます。 政府は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止や社会経済活動の再開などを見据えた「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」を策定し、令和3年度補正予算を編成しました。 さらに、経済財政運営に当たっては、ウィズコロナの下で、経済対策を迅速かつ着実に実施し、公的支出による下支えを図りつつ、消費や設備投資といった民需の回復を後押しし、経済を民需主導の持続的な成長軌道に乗せていくとしております。 一方、本市の財政状況でありますが、令和2年度までの決算において、財政の健全度を示す財政健全化指標は一定の良好な状況を保つとともに、令和3年度当初予算編成においても財政収支の不足を生じることなく予算編成ができたところであります。 しかしながら、依然として進行する人口減少に加え、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う経済の不透明さにより、将来の見通しが効かない中、持続可能かつ健全な財政運営を目指していく必要があると考えております。 このような中、令和4年度当初予算編成にあたっては、国の経済対策と歩調を合わせ、令和3年度において追加配分された新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、より効果的な事業予算への配分を行ったところであります。 この結果、令和4年度一般会計当初予算は249億8,800万円、対前年度比3.1%の増、特別会計予算は98億3,064万1,000円、対前年度比4.1%の減、公営企業会計予算は51億3,158万3,000円、対前年度比7.6%の増、総会計予算は399億5,022万4,000円、対前年度比1.8%の増となっております。 以下、第2次平戸市総合計画に掲げた目標と施策に沿って、重点施策を中心に市政運営につきましての説明を申し上げます。 1、きずなでつなぐプロジェクト (1)みんなで進める協働のまちづくり 市内全域に設置された「まちづくり運営協議会」は、コロナ禍において、その活動が制限される中、それぞれの地域において特色ある活動を続けています。 令和4年度からは、本庁で地域コミュニティを総括しつつ、支所・出張所等に総合相談員を配置することで、より身近に寄り添った支援を行い、地域住民の交流の促進、福祉や生活環境の向上、安全安心な生活の確保など、持続可能な集落形成をさらに推進してまいります。 (2)誇りと夢を持てるまちづくり 本市には全国に誇れる魅力的な文化や自然が財産として受け継がれています。この地域資源を市民が知り、学び、保全することを通じて、まちへの愛着や誇りを高めるとともに、団体や企業、行政が連携して本市の魅力ある地域資源を全国に発信し、イメージと認知度の向上を図る取組を推進してまいります。 2、しごとをひろげるプロジェクト (1)たくましく元気な産業の振興 農林業は、従事者の減少と高齢化による担い手不足など多くの課題に直面していますが、将来に向かって若者が夢と希望を託すことのできる、たくましく元気な産業にしていかなければなりません。 担い手の確保につきましては、振興品目のイチゴ、アスパラガスなどの生産部会と連携した研修システムを活用するとともに、令和4年度は新規就農者等が自立して安定的に農業所得を確保できるようJAと連携し、リース方式によるハウス整備の支援に取り組んでまいります。 園芸品目の振興につきましては、規模拡大や省力化、生産性向上に対する取組に対し、引き続き「平戸式もうかる農業実現支援事業」等を活用して産地力の強化を進めてまいります。 肉用牛の振興につきましては、優良繁殖雌牛の導入により市場性の高い子牛づくりに努めるとともに、「畜産クラスター構築事業」等を活用し、増頭に向けた施設整備等を推進してまいります。また、令和4年10月に鹿児島県で開催される全国和牛能力共進会鹿児島大会では、和牛部会や関係団体と連携し上位入賞に向け取り組んでまいります。 有害鳥獣被害防止対策につきましては、引き続き防護柵の設置、地元猟友会との連携による捕獲体制の維持、狩猟免許資格取得者の確保などを進めてまいります。 農業・農村の保全につきましては、「中山間地域等直接支払交付金事業」や「多面的機能支払交付金事業」の積極的な推進を図るとともに、「人・農地プラン」の実質化について、引き続き関係機関と連携を図りながら将来の地域農業のあり方を検討してまいります。 生産基盤の整備につきましては、「農業競争力強化基盤整備事業」等に取り組み、農業経営体の育成・支援を一体的に実施するとともに、老朽化したため池の防災減災事業を継続してまいります。 林業につきましては、民間と連携した木質バイオマスエネルギーの活用を検討するとともに、令和4年度は森林環境譲与税基金を活用した補助制度を創設し、地域産木材の活用や森林の機能回復等に対する支援を推進してまいります。また、地方創生道整備推進交付金を活用し、市道と連携した林道の一体的な整備を引き続き進めてまいります。 水産業につきましては、国・県においては、漁港における衛生管理の高度化と加工・流通の多様化や、適正な資源管理と併せた漁場環境の保全・創造を推進することにより、漁村地域の活力を再生することが基本方針とされています。 本市においても、漁業所得の向上を目指す意欲的な沿岸漁業者に対し、「持続可能な新水産業創造事業」による漁業関係機器類の導入を支援するとともに、漁業担い手の確保と定着促進のため、「ひとが創る持続可能な漁村推進事業」などの活用や本市独自の「漁業後継者経営独立支援事業」による支援を引き続き行ってまいります。 また、戦略的な流通販売体制を構築するため、新たな販路開拓を市内の漁業協同組合が主体となって実施するための支援を行ってまいります。 さらに、水産物の販売力強化のためには、鮮度保持や衛生管理の徹底による高品質化が求められていることから、漁業協同組合の共同利用施設の機能向上を図るため、「水産物流通販売体制強化事業」による支援を行ってまいります。 加えて、令和4年度は持続可能な水産業の実現に向け、計画的生産が可能な陸上養殖に着目し、カワハギ養殖の実証試験に取り組んでまいります。 漁業生産活動の拠点となる漁港施設につきましては、「第4次漁港漁場整備長期計画」に基づき、生産拠点漁港の機能充実、防災・老朽化対策や環境整備を基本として取り組んでまいります。 商工業振興につきましては、中小企業振興資金制度を活用した資金調達の支援や振興資金保証料全額補給制度の活用、経営力強化のための設備投資などに対する支援を行ってまいります。 また、人材確保については県やハローワーク、高校等の関係機関と連携し、地元企業説明会や高校生を対象とした企業見学バスツアーの開催を継続するとともに、新たに事業者のPR動画作成に対する支援を行ってまいります。 商店街振興につきましては、にぎわい創出と商業活動の活性化を図るため、平戸の特産品を活用した商店街活性化イベントの開催に対し支援してまいります。 物産振興の分野で、これまで行政が主体となって首都圏や関西圏、福岡都市圏において展開してきたブランド化事業において、令和4年度は新たに平戸産品の販路開拓を担う地域商社の構築に取り組んでまいります。 (2)魅力あるしごとの創造 新たな事業を創出するため、引き続き創業セミナーやワンストップ窓口相談の開催のほか、創業者への補助や融資による資金調達を支援してまいります。また、全国的に都市部の企業が地方へ事務所を開設している流れを受け、オフィス開設に係る改修費等の支援を行い、新たな雇用の場の確保とともに移住定住を推進してまいります。 企業誘致につきましては、今後とも継続した企業訪問や工場等の新設・増設に伴い、雇用を拡大した企業に対し、企業立地奨励条例に基づく奨励措置を実施するとともに、新たな工業団地の整備に着手してまいります。 3、ひとをそだてるプロジェクト (1)健やかに成長する子育て環境の整備 本市における幼児・児童数は年々減少傾向にありますが、子育て支援に対するニーズは多岐にわたり増加していることから、「子ども子育て支援事業計画」に基づき、各種支援や環境の整備を行ってまいります。 保育所・認定こども園や放課後児童クラブ等においては、感染防止対策を徹底しながら、保育を継続的に実施できるよう保育士や支援員の処遇改善のほか、保育士確保対策として保育士宿舎借上や、医療的ケア児や病児病後児への支援の充実を図るとともに、保育所・認定こども園等に設置しているAEDを更新してまいります。 また、新たにこども未来課内に「子ども家庭総合支援拠点」を設置し、子育て相談や要保護児童の支援を行ってまいります。 さらに、子供の貧困についての実態調査を行うほか、安心して妊娠・出産・育児を行うことができる環境づくりを目指し、家事育児を援助する育児ヘルパー派遣事業や、施設に短期間子供を預けることができる支援事業を、新たに取り組んでまいります。 療育支援につきましては、療育支援センター「あったかさん21」を拠点として、利用者が必要とする療育支援を提供できる体制の整備を行ってまいります。 (2)生涯にわたる学習による人づくり 生涯学習の推進につきましては、令和4年度は公民館等を結ぶウェブ会議システムの本格的な運用を開始し、従来から実施している市民大学や各種講座について創意工夫を加えるなど、生涯学習の機会拡大に努めてまいります。 男女共同参画社会の推進につきましては、令和4年1月にイクボス宣言を行い、仕事と生活を両立しやすい職場環境の実現を目指すとともに、「第5次平戸市男女共同参画計画」に基づき、各種施策に取り組んでまいります。 図書館運営につきましては、図書資料の充実を図りながら、市民の読書活動を推進するために「絵本はじめましてブックスタート事業」、「図書館を使った調べる学習コンクール」などを継続してまいります。 青少年の健全育成につきましては、少年自然体験交流や少年の主張大会などを開催してまいります。また、街頭防犯パトロールのほか、ネットパトロールにより子供たちへのネット犯罪被害やトラブル防止にも努めてまいります。 さらに、令和4年度は未来創造館、田平町中央公民館の防災用発電装置の整備を行い、避難所としての機能強化を図ってまいります。 幼児教育の推進につきましては、小学校区を単位とした幼保小連絡地区別会議の開催や、平戸市校種間代表者連絡協議会により教育への円滑な接続を行ってまいります。 豊かな心を育む教育の推進につきましては、学校図書館支援員の配置や学校・公立図書館ネットワークの維持により、読書の質の向上に努めてまいります。 いじめ・不登校対策については、いじめの未然防止・早期発見、早期対応に努めるとともに、不登校児童生徒に対しては、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーを活用しながら、小中学校や適応指導教室における支援を継続してまいります。 特別支援教育については、特別支援教育支援員を小中学校に配置するとともに、県立佐世保特別支援学校北松分校小・中学部との連携と充実を図ってまいります。 未来を切り拓く確かな学力の定着につきましては、義務教育の全学年に学力調査を実施し、学習指導の充実に役立ててまいります。また、児童生徒1人1台のモバイルPC端末やICT機器を活用した学習を充実させるとともに、令和4年度はオンラインによる家庭学習のための環境整備を進めてまいります。さらに、外国語教育活動を充実していくため、ALTの配置に加え、イングリッシュ・タウン事業に取り組むことにより、英語力の向上を図ってまいります。 心身ともに健やかな子供の育成につきましては、保健指導などによる健康の保持増進を図るとともに、児童生徒の安全安心な学習環境を確保するため感染症対策に努めてまいります。 地域に根差した学校づくりの推進につきましては、ふるさと学習や地域と連携した取組を推進してまいります。 児童生徒の安全確保対策の推進につきましては、老朽化した学校施設の改修や遊具・教具の安全対策に努めるとともに、安全安心な学校給食調理施設の運営に努めてまいります。 幼年期から高齢期まで、ライフステージに合わせたスポーツを推進するとともに、健康まつりやスポーツ教室などの開催により、市民ひとり1スポーツの推進を目指してまいります。 競技力の向上につきましては、市民体育祭の開催、少年スポーツ団体への支援や人材育成などを行い、九州大会や全国大会に出場する個人・団体に対し、参加費用を支援してまいります。 スポーツ施設の整備については、老朽化した南部市民屋内運動場の建て替えのための基本設計に着手するとともに、各種施設の修繕や改修を行い、安全で安心して利用できる施設管理に努めてまいります。 4、くらしをまもるプロジェクト (1)笑顔輝く健康生活の実現 健康づくり体制につきましては、健康診査やがん検診のほか、健康教育・相談の充実に努めてまいります。 特定健康診査・特定保健指導事業については、予約制の導入により感染防止対策を徹底するとともに、健康づくり推進員や地区組織との連携、また継続受診者の特定健診受診料無料化や、国民健康保険被保険者を対象とした健康づくりポイント制度の継続により、受診率の向上に努めてまいります。 がん検診については、発がんリスクが高まる65歳以上の受診料無料化や、乳がんについても40歳から60歳までの受診料無料化を継続し、早期発見・早期治療につなげてまいります。 「フレイル予防事業」については、健康状態不明者の実態把握や生活習慣病の重症化予防対策を図ることで、要介護状態の予防につなげてまいります。 食育の推進につきましては、「第3次平戸市食育推進計画」に基づき、食の安全や地産地消の普及啓発に努めてまいります。 新型コロナウイルス感染症対策につきましては、ワクチンの3回目の追加接種について、医療従事者、高齢者に加え、2回目接種から6か月を経過した方の前倒しなどを進めておりますが、新年度も引き続き国が示す方針に基づき速やかな接種が行えるよう、医師会、医療機関と連携した接種体制を構築するとともに、小児用のワクチンについてもできるだけ早い機会に接種できるよう、副反応や安全面の情報提供に努めてまいります。 子どもの健全な成長発達支援につきましては、発達支援に係る専門職により、子どもやその親に対し、適切な指導助言ときめ細やかな支援を充実させるとともに、新たに視力検査機器を導入し、3歳児健診における視力障害等の早期発見に努めてまいります。 (2)安心安全な医療体制の充実 医療提供体制の充実につきましては、休日等における救急医療対策として、在宅当番医制による初期救急医療体制や、3市1町で構成する病院群輪番制病院運営事業による重症救急患者のための二次救急医療体制を継続してまいります。 「国境を越えた地域医療支援事業」については、引き続き長崎大学との協働により、国際医療協力を志す医療人の育成に取り組むとともに、令和4年度は新たに赴任先となる発展途上国までの渡航費や研修費に対する支援制度を創設し、経済的負担の軽減を図るとともにリクルート活動のインセンティブにつなげてまいります。 大島診療所・歯科診療所については、令和4年2月から医科、歯科共に診療を開始しております。歯科診療所においては、新しく歯科医師が着任しており、島民が安全で安心できる医療提供体制に引き続き取り組んでまいります。また、離島地区における医師確保体制を充実するため、引き続き県の「しますけっと団医師斡旋事業」を活用するとともに、必要な医療機器の整備に努めてまいります。 平戸市民病院及び生月病院につきましては、長崎大学病院などから当直等の応援医師の派遣を受けることにより、常勤医の負担軽減に努めるとともに、「国境を越えた地域医療支援事業」により、安定的な医師確保システムの構築を図ってまいります。 また、生月病院については、地域包括ケア病床の導入などについて、平戸市立病院あり方検討委員会の中間答申を踏まえ、令和4年度において実施してまいります。 国民健康保険事業につきましては、令和4年度においては現行の保険税率で歳出を賄える見通しであることから、保険税を据え置くこととしております。また、糖尿病性腎臓病などの重症化予防や訪問による受診指導、ジェネリック医薬品の使用促進を図ることで医療費の抑制に努めるとともに、保険者努力支援制度における評価を高め、保険給付費等交付金の増加につなげるなど、国保財政の健全化を図ってまいります。 後期高齢者医療制度につきましては、長崎県後期高齢者医療広域連合と連携しながら、適切な医療給付に努めてまいります。 (3)みんなが活躍できる福祉の充実 高齢者が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるよう、地域包括ケアシステムの深化・推進に向け、介護予防や健康づくり、認知症施策などの充実や体制整備をさらに推進してまいります。 また、切れ目のない在宅医療・介護の提供、生活支援体制の整備を推進するため、行政、専門職、地域住民等の連携強化などのネットワークの構築に努めてまいります。 障がい者福祉につきましては、一人一人が個人として尊重され、自分らしい自立した生活が送れるよう障がい者福祉施策を継続して推進してまいります。 また、令和3年度中に成年後見制度の利用を促進するための中核機関を設置し、相談支援や広報活動等を推進してまいります。 低所得者対策につきましては、各関係機関との連携を行い、早期の自立支援に向けた取組を行ってまいります。 5、まちをつくるプロジェクト (1)住みたい住み続けたいまちづくり 定住・移住につきましては、都市圏での移住相談会やオンラインでの相談会を通じ情報提供を行うとともに、移住相談者や移住者の立場に立った支援を継続してまいります。 また、定住・移住者に対する住宅の新築・改修費用等の助成を継続するとともに、令和4年度より新たに「親子でスマイル住宅支援事業」、「結婚新生活支援事業」に取り組み、子育て世代や新婚世帯に特化した住環境費用の支援を行ってまいります。 さらに、「ひらど暮らし体験家屋」についても、「ワーケーション」の選択肢となるよう、西九州させぼ広域都市圏と連携を図りながら、UIターン者や関係人口の増加に取り組んでまいります。 (2)未来へつなぐ自然環境 本市は、令和2年4月に「ゼロカーボンシティひらど」を表明し、「第2次平戸市地球温暖化対策実行計画・平戸市CO2排出ゼロ都市実行計画」を令和3年3月に策定し、また本年3月には「平戸市地域脱炭素ロードマップ」を策定することとしており、市民や事業者が一体となった地球環境の保全と、持続可能な地域社会の形成に向けた各種施策に取り組んでまいります。 環境保全対策の推進につきましては、再資源化推進交付金や資源物拠点回収施設支援事業補助金制度を推進してまいります。また、継続した合併浄化槽の設置を推進し、加えて新たに補助制度の拡充や本土と離島地区の格差解消支援に取り組み、汚水処理人口普及率の向上に努めてまいります。 廃棄物処理施設につきましては、令和4年度に大島地区の旧ごみ焼却施設跡地にストックヤードを建設いたします。また、最終処分場につきましても、引き続き適切な管理運営に努めてまいります。 (3)住み良いまちを支える生活基盤の実現 公営住宅につきましては、令和4年度は外壁や屋根の改修を実施していない住宅において、劣化状況等の調査診断を実施してまいります。 また、市営一般住宅においては、空室の解消を図るとともに、若者の定住を促進するため、入居対象者を従来の低所得者から若者・子育て世帯にまで拡充してまいります。 水道事業につきましては、徹底した水道事業の効率化・経営健全化に取り組み、経営基盤の強化を図ってまいります。また、「神の川浄水場改修事業」については、令和5年4月の供用開始に向け事業を推進してまいります。 安全で快適なまちづくりにつきましては、市街地の重要路線である市道土肥町線等の無電柱化事業を進め、城下町の景観向上を図るとともに、災害時における緊急輸送機能の確保を推進してまいります。 空き家対策につきましては、引き続き老朽化した空き家の解消に向けた指導・助言等や、危険空き家の解体に対する支援を行ってまいります。 都市公園につきましては、老朽化した遊具等の更新を図るとともに、公園施設の維持管理や緑地の適切な保全に努めてまいります。 防災体制につきましては、自主防災組織の育成・強化とともに、様々な災害に柔軟に対処できる体制を図るため、令和4年度は、避難所における感染症予防に必要な資機材の整備、また自治会所有の公民館等を避難所として開設した際の費用や自主防災組織が行う資機材の更新費に対する支援を行ってまいります。 消防力の充実強化につきましては、常備消防において県消防学校への研修派遣をはじめとした各種研修により、職員を育成するとともに、非常備消防において令和4年度から消防団員の報酬等の処遇改善を図り、意欲を持って活動しやすい環境づくりに努めてまいります。 また、消防施設については、消防水利や消防車両の整備など消防力の強化に努めるとともに、老朽化が顕著となっている田平出張所の庁舎建て替えに向けた準備を進めてまいります。 救急体制の充実強化につきましては、重症患者へのより高度な処置に的確に対応するため、救急救命士の医療機関への研修派遣を継続してまいります。 火災予防対策の推進につきましては、後期高齢者や避難行動要支援者世帯を対象とした防火診断の実施、また住宅用火災警報器設置の普及などの取組を通じた周知・啓発に努めるとともに、防火対象物等への予防査察を実施してまいります。 交通安全対策につきましては、交通指導員などによる立哨指導や交通安全教育を実施するとともに、体験型の高齢者交通安全講習会を開催してまいります。 防犯対策につきましては、市民への防犯意識の高揚を図るとともに、平戸地区連合防犯協会や警察など関係機関と連携のもと、防犯活動に努めてまいります。 また、市民相談・消費者相談の総合的な窓口体制により、複雑かつ巧妙化する特殊詐欺や悪質商法などによる被害から市民を守り、安全で安心な社会の構築に努めてまいります。 離島航路の維持につきましては、国・県の補助に加え、平戸市再生可能エネルギー活用離島活性化基金を活用したフェリー旅客運賃の割引制度を継続してまいります。 路線バスの維持につきましては、「平戸市地域公共交通再編実施計画」に基づき、持続可能で利便性のある交通体系の維持に努めてまいります。 道路の整備につきましては、国道、県道の整備促進を図るとともに、西九州自動車道の早期完成を要望してまいります。 また、幹線市道については、国の交付金事業を活用した道路拡幅や歩道新設などを行うとともに、生活に密着した市道は過疎対策事業12路線、辺地対策事業6路線の整備や単独改良により、道路の安全性確保に努めてまいります。 さらに、老朽化が進む橋梁や道路舗装などについては、定期的な点検による修繕計画に基づき、長寿命化を図ってまいります。市道の環境整備につきましては、道路沿線の樹木が張り出し、事故につながる恐れがあることから、地域住民との連携による道路環境の向上に努めてまいります。 6、たからをみせるプロジェクト (1)キラリ輝く観光地平戸 令和3年の観光客の動向は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う外出自粛やイベント開催制限等により、入込観光客は減少し、市内の宿泊施設をはじめ観光関連産業の経営は厳しさを増している状況にあります。 このような状況の中で、宿泊料金を割引する「特割宿泊キャンペーン事業」を令和3年度に引き続き実施し、国、県が予定している宿泊キャンペーンと連動させることで、より効果的な誘客対策と市内消費の拡大につなげてまいります。 また、来訪者の滞在時間を延ばし、観光消費額を高める取組として「アドベンチャーツーリズム事業」を継続するとともに、新たに「コロナ対応型創出イベント開催事業」を実施するなど、長崎新幹線開業や西九州自動車道の延伸による効果を引き出すための観光コンテンツを開発してまいります。 DMOの推進につきましては、登録された優位性を生かし、国の支援事業を積極的に活用しながら、引き続き平戸観光の再生に向けた取組を進めてまいります。 このほか、「観光案内機能強化事業」や「たびら昆虫自然園開園30周年記念事業」、子供向けの体験交流事業である「わくわくドキドキ子どもジョブチャレンジ事業」を実施し、観光客の満足度向上と交流人口の拡大につなげてまいります。 地域間交流につきましては、姉妹都市である香川県善通寺市や、交流都市である北海道枝幸町との相互交流を継続してまいります。 国際交流につきましては、市民が行う国際交流活動を支援するとともに、国際交流員の配置に加え、「鄭成功」とのつながりによる中国南安市や台湾台南市、姉妹都市であるオランダ王国ノールトワイク市との交流促進により、市民の国際感覚の醸成や異文化理解を深めてまいります。 (2)後世に伝える平戸の宝 文化財の保護につきましては、令和4年度は文化遺産の紹介映像の作成に取り組み、市民や観光客への情報発信に活用してまいります。また、春日集落拠点施設「かたりな」と「生月町博物館島の館」を中心に、世界遺産の普及啓発や情報発信、受入体制の充実に努めてまいります。 平戸学の推進につきましては、地域資源のデータベース化を図るとともに、文化遺産保全活用ポータルサイトの活用により、市民や来訪者に広く情報発進することを通して、豊かな自然や歴史文化遺産、伝統文化を大切にする市民の郷土愛の醸成につなげてまいります。 文化の振興につきましては、新たに「文化芸術地域ブランディング事業」による音楽イベントの開催を通じ、令和7年度に長崎県で開催される国民文化祭に向けた文化芸術の磨き上げに取り組んでまいります。 また、市美術展覧会や文化まつり、青少年劇場の開催などにより、市民が積極的に参加できる場や芸術鑑賞の機会提供に努めてまいります。 文化施設の整備については、令和4年度は生月町博物館島の館において、かくれキリシタン信仰に係る動画コンテンツや展示解説の多言語化の整備を図ってまいります。 (3)シティプロモーション戦略の推進 市民・行政・民間が一体となって、本市の宝である文化、自然、特産品などの豊かな資源を包括的に、効果的に全国に向けて発信し、より多くの「平戸ファン」を獲得することで、観光客や移住等の交流人口の増加につなげ、まちの活性化を図ってまいります。 7、ちからをつけるプロジェクト (1)将来を見据えた行財政運営 デジタル格差の解消につきましては、感染症の拡大に伴い、スマートフォンを利用したサービスや手続きが増加する中、感染防止の観点から非接触型決済などの利用を推進するため、最初の取組として新たに高齢者のスマートフォンの購入に対する支援を行ってまいります。 行政改革の推進につきましては、「平戸市行政改革推進計画」に基づき、質の高い行政サービスの安定的な提供を目指してまいります。 定員管理につきましては、職員一人一人の資質向上に努めるとともに、多様な任用制度を活用しながら、人事管理と連携した効率的・効果的な取組を行ってまいります。 健全な財政運営の推進につきましては、行政コストの削減に努めるとともに有効な財源の確保に努めながら、本市の発展につながる施策を展開できるよう努力しているところであります。 特に、今後も厳しい財政運営が予想されることから、令和4年度当初予算編成においても事業効果を精査するとともに、ふるさと納税である「やらんば!平戸」応援基金を活用しながら、各種施策の充実を図ることとしたところであります。 以上、「第2次平戸市総合計画」に掲げた目標に沿って、一部特別会計を含め、令和4年度一般会計当初予算の概要と所信の一端を申し述べさせていただきました。 市民の皆様の信頼に応えるべく、主要事業の推進に全力を傾注してまいる所存でありますので、より一層の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。 なお、その他、各特別会計及び企業会計の令和4年度当初予算の総額は、国民健康保険特別会計47億2,127万円、後期高齢者医療特別会計4億9,184万8,000円、介護保険特別会計45億8,333万9,000円、農業集落排水事業特別会計1,316万5,000円、宅地開発事業特別会計444万6,000円、あづち大島いさりびの里事業特別会計1,134万6,000円、駐車場事業特別会計522万7,000円、水道事業会計20億6,202万6,000円、病院事業会計27億5,186万8,000円、交通船事業会計3億1,768万9,000円となっております。 引き続き、その他の諸議案について御説明いたします。 報告第1号及び報告第2号の「専決処分の報告について」は、市長において専決処分することができる事項として指定された損害賠償の額の決定及び和解に関することについて、専決処分をしたので報告するものであります。 報告第3号の「専決処分の報告について」は、市長において専決処分することができる事項として指定された、市営住宅の明渡し及び使用料等の滞納に起因する訴えの提起に関することについて、報告するものであります。 報告第4号及び報告第5号については、市長において専決処分することができる事項として指定された損害賠償の額の決定及び和解に関することについて、報告するものであります。 報告第6号「一般財団法人平戸市振興公社の経営状況を説明する書類の提出について」は、令和4年度事業計画等について、議会に報告するものであります。 承認第1号の「専決処分の承認を求めることについて」は、専決第1号「令和3年度平戸市一般会計補正予算(第14号)」については、歳出で国の経済対策として実施される住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金事業の増額で、歳入では国庫支出金を見込み、収支を合わせて6億664万3,000円を増額し、補正後の予算総額は269億2,208万円となっており、議会に報告し承認を求めるものであります。 承認第2号の「専決処分の承認を求めることについて」は、専決第2号「令和3年度平戸市一般会計補正予算(第15号)」の歳出で、まん延防止等重点措置区域の指定に伴う飲食店等時短要請協力金支給事業の増額で、歳入では国・県支出金を見込み、収支を合わせて1億1,201万6,000円を増額し、補正後の予算総額は270億3,409万6,000円となっており、議会に報告し承認を求めるものであります。 承認第3号の「専決処分の承認を求めることについて」は、専決第3号「令和3年度平戸市一般会計補正予算(第16号)」の歳出で、まん延防止等重点措置区域の指定期間延長に伴う飲食店等時短要請協力金支給事業の増額で、歳入では国・県支出金を見込み、収支を合わせて1億3,837万3,000円を増額し、補正後の予算総額は271億7,246万9,000円となっており、議会に報告し承認を求めるものであります。 議案第1号「平戸市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」は、非常勤特別職の職員に係る報酬額等を規定した別表中の字句に誤りがあるため、条例の一部を改正するものであります。 議案第2号「平戸市税条例の一部改正について」は、平戸市企業立地奨励条例の改正に伴い、固定資産税の減免について変更があることから、条例の一部を改正するものであります。 議案第3号「平戸市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について」は、平戸市における受益者負担の適正化に関する指針に基づき、一般廃棄物処理業許可申請及び浄化槽清掃許可申請に係る手数料の改定を行うため、条例の一部を改正するものであります。 議案第4号「平戸市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について」は、大島歯科診療所においてパートタイム会計年度任用職員として雇用する歯科医師の報酬日額及び海事職における会計年度任用職員の給料等を規定するため、条例の一部を改正するものであります。 議案第5号「平戸市企業立地奨励条例の一部改正について」は、本市独自の支援策である固定資産税の課税免除期間の延長及び企業立地融資制度を廃止するため、条例の一部を改正するものであります。 議案第6号「平戸市たびら活性化施設条例の一部改正について」は、平戸市における受益者負担の適正化に関する指針に基づき、施設使用料の改定を行うため、条例の一部を改正するものであります。 議案第7号「平戸市手数料条例の一部改正について」は、長期優良住宅の普及の促進に関する法律の改正に伴い、条例の一部を改正するものであります。 議案第8号「平戸市営住宅条例の一部改正について」は、老朽化した生月地区の舘浦旧アパートの供用廃止に伴い、条例の一部を改正するものであります。 議案第9号「平戸市営一般住宅管理条例の一部改正について」は、市営一般住宅の空室の解消を図るとともに、若者の定住を促進するため、入居対象者を従来の低所得者から若者・子育て世帯にまで拡充することに伴い、条例の一部を改正するものであります。 議案第10号「平戸市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について」は、消防職員の職務給の原則にのっとった職務と責任を給与に反映させるため、給料表の等級別職務分類を見直すこと及び海事職の給料表等を規定するため、条例の一部を改正するものであります。 議案第11号「平戸市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正について」は、消防団員の処遇の改善を図るため、条例の一部を改正するものであります。 議案第12号「平戸市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について」は、生月病院に地域包括ケア病床を導入するにあたり、条例の一部を改正するものであります。 議案第13号「令和3年度平戸市一般会計補正予算(第17号)」は、歳出で、国の補正予算に伴う地籍調査事業、水産物供給基盤機能保全事業などの増額のほか、財政調整基金積立金が主なもので、歳入では、地方交付税、国・県支出金、繰入金などを見込み、収支合わせて7億2,214万2,000円を増額し、補正後の予算総額は278億9,461万1,000円となっております。 議案第14号「令和3年度平戸市あづち大島いさりびの里事業特別会計補正予算(第1号)」は、新型コロナウイルス感染症の影響による指定管理料の増額が主なもので、収支合わせて173万7,000円を増額し、補正後の予算総額は1,647万6,000円となっております。 議案第26号「平戸市辺地に係る総合整備計画の変更について」は、度島辺地の市道整備、神浦辺地の消防施設整備及び神浦辺地、西宇戸辺地、大根坂辺地、的山辺地のCATV施設整備の追加に伴い、総合整備計画の変更策定について、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第8項の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案第27号「平戸市辺地に係る総合整備計画の策定について」は、敷佐辺地の市道整備及び的山辺地のCATV施設整備に伴い、令和4年度から令和8年度まで5か年間の総合整備計画の新規策定について、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案第28号「あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について」は、公有水面の埋立てにより、新たに土地が生じたため、地方自治法第9条の5第1項及び同法第260条第1項の規定により、議会の議決を求めるものであります。 以上をもちまして、提案しております諸議案についての御説明を終わります。 内容の詳細については、各担当部局長により御説明申し上げますので、何とぞよろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(山田能新君)  これより議案説明を行います。 報告第1号から第3号までの3件について、一括説明を求めます。 ◎建設部長(下川隆利君)  おはようございます。 報告第1号及び報告第2号の専決処分の報告について御説明いたします。 地方自治法第180条第1項の規定により、市長において専決処分することができる事項として指定された法律上、市の義務に属する損害賠償の額の決定及び和解について専決処分を行いましたので、同法第180条第2項の規定により、議会に報告するものでございます。 まず、報告第1号に関する専決処分の概要ですが、令和3年11月5日午前10時45分頃、市道舘浦生月海岸線から民有地に車両が入る際、歩道側溝の老朽化により、溝蓋のグレーチングが跳ね上がったことによる車両の損傷事故について相手方と和解を行っております。 なお、損害賠償の額、相手方、事故の概要については記載のとおりでございます。 次に、報告第2号に関する専決処分の概要ですが、令和3年8月29日午前10時50分頃、堤町から猪渡谷町に向かう市道堤線の右カーブにおいて、アスファルト表面から剥離した骨材によりスリップした自動二輪車の転倒による損傷事故について、相手方と和解を行っております。 なお、損害賠償の額、相手方、事故の概要については記載のとおりでございます。 次に、報告第3号「専決処分の報告について」御説明いたします。 地方自治法第180条第1項の規定により、市長において専決処分することができる事項として指定された市営住宅の明渡し及び使用料等の滞納に起因する訴えの提起に関することについて専決処分を行いましたので、同条第2項の規定により、議会に報告するものでございます。 専決処分の概要ですが、市営住宅の使用料等の支払いにつきまして、度重なる納付催告や支払い督促、明渡し請求に応じず、手続を行わないまま退去した滞納者2名に対し、建物明渡し及び滞納家賃等の支払い請求の訴えを平戸簡易裁判所に提起したものです。 なお、相手方、滞納額、訴えの内容については記載のとおりでございます。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  ただいまの報告第1号から第3号までに対し、質疑があればお願いします。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山田能新君)  報告第1号から第3号までは、これをもって報告済みといたします。 報告第4号の説明を求めます。 ◎総務部長(岡部輝幸君)  報告第4号「専決処分の報告について」は、地方自治法第180条第1項の規定により、市長において専決処分することができる事項として指定された損害賠償の額の決定及び和解に関することについて専決処分を行いましたので、同法第180条第2項の規定により、報告するものであります。 今回、専決処分を行った案件につきましては、令和3年11月18日、根獅子町におきまして、地域おこし協力隊員がリース車で起こした物損事故について、示談による損害賠償の額の決定及び和解を行ったものであります。 損害賠償の額及び事故の概要等につきましては、記載のとおりであります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  ただいまの報告第4号に対し、質疑があればお願いします。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山田能新君)  報告第4号は、これをもって報告済みといたします。 報告第5号の説明を求めます。 ◎田平支所長(染川勝英君)  報告第5号「専決処分の報告について」は、地方自治法第180条第1項の規定により、市長において専決処分することができる事項として指定された法律上、市の義務に属する損害賠償の額の決定及び和解について専決処分を行いましたので、同法第180条第2項の規定により、議会に報告するものでございます。 専決処分の内容は、令和3年11月22日、田平町野田免の県道において、田平支所の職員が公務のため公用車を運転中に起こした交通事故、物損事故について、示談による損害賠償の額の決定及び和解を行ったものでございます。 損害賠償の額及び事故の概要等につきましては、記載のとおりであります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  ただいまの報告第5号に対し、質疑があればお願いします。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山田能新君)  報告第5号は、これをもって報告済みといたします。 報告第6号の説明を求めます。 なお、報告第6号については、議案質疑の日に質疑を行います。 ◎財務部長(村田範保君)  おはようございます。 報告第6号「一般財団法人平戸市振興公社の経営状況を説明する書類の提出について」御説明いたします。 資料として、令和4年度事業計画書及び令和4年度収支予算書、附属資料として収支予算総括表及び予算実施計画書を添付いたしております。 初めに、令和4年度の事業計画について、事業計画書の1ページをお願いいたします。 まず、基本方針を述べておりますが、令和3年度から一般財団法人へ移行したことに伴い、役員、評議員体制を改め、4年度も自立できる専門家集団、専門家的集団を目指し、専門セミナーなどへ積極的に参加し、事業の根幹である施設管理力の向上を図っていくこととしております。 また、事業の区分けとしてこれまでは公益目的事業と収益事業とに分けておりましたが、4年度から指定管理事業、受託事業、販売事業という3つのくくりで取組を強化していきます。 まず、指定管理事業でありますが、切支丹資料館、島の館、「かたりな」、総合運動公園、市民プール、昆虫自然園、B&G海洋センターの7つの指定管理施設の管理を行います。B&Gが令和2年11月から令和5年度まで、「かたりな」が令和4年度から令和7年度まで、あとの5つの施設は令和2年度から令和5年度までの指定期間となっております。 指定管理施設の管理運営は、毎年、基本的に大きな変わりはありませんので、施設ごとの説明は割愛させていただき、4年度で特に触れておくべきと思われる3点について説明させていただきます。 1つは、(2)の生月町博物館・島の館で、2ページの下から3行目に記載のとおり、県・市の合同プロジェクトとして──まだ仮称ではありますが、キリシタンプロジェクトを開催いたします。100万円の予算で、事業内容は「キリシタンと日本」と題したシンポジウムや、オラショ公演の開催に「隠れキリシタン信仰」という企画展を予定しております。 2つ目に、3ページの(3)春日集落拠点施設「かたりな」の運営であります。これまでの観光協会に代わり、4年度から振興公社として指定管理を行うものでありますが、交流等での地域住民と観光客との交流を大きな軸として、切支丹資料館や島の館との連携も今まで以上に図りながら地域振興も視野に事業を実施していきます。また、年々、認知度が増している世界遺産イルミネーションイベントも市との共催事業として実施いたします。 3つ目が、4ページから5ページにかけてのたびら昆虫自然園で、令和4年度が開園30周年に当たることから、昔の里山の環境を再現し、そこに集まる昆虫などの生き物を自然のままに観察できる施設という開園当初のコンセプトを基本に据えて、観察路の確保や鳥獣害対策といった入園者の安全に配慮した整備を行っていきます。また、30周年記念事業として、昆虫総選挙や里山ミニコンサートを開催いたします。 次に、5ページの受託事業につきましては、田平学校給食共同調理場管理運営事業と一般廃棄物収集事業について、いずれも田平地区において安全管理を徹底しながらそれぞれの業務を遂行していきます。 次に、販売事業についてでありますが、まず、島の館「かたりな」、昆虫自然園の各施設で売店事業を行いますが、それぞれの施設の特徴を生かしたグッズや地元の特産品販売などを行っていきます。また、「かたりな」では、集落の散策をサポートする電動アシスト付自転車の貸出しも行います。 加えて、6ページの最後にその他の販売事業とありますが、これらの売店に限らず、スポーツ施設においても施設内で使うスポーツ用品など、利用者のニーズに沿った商品の販売に向け、新たに体制を整えていきます。 以上で事業計画の説明を終わります。 それでは、これらの事業計画に伴う収支予算について説明をさせていただきます。 収支予算書の13ページ、A3の3つ折りにした収支予算書をお開き願います。 なお、この収支予算書につきましては、1ページから12ページまでの各事業の収支予算書に基づき行う決算整理を考慮して策定しておりますので、それぞれの事業の収支予算書を指定管理事業、受託事業、販売事業、そして管理業務に係る会計を法人会計として区分して整理し、決算に伴う正味財産増減計算書同様、販売事業の当期経常増減額を指定管理事業へ振替処理後の収支予算書となっております。 まず、1の一般正味財産増減の部、1、経常増減の部の(1)経常収益の合計額でありますけれども、上から16行目にあります右のほうで2億4,855万円。次に、(2)経常費用の合計額は下から20行目ぐらいにありますけれども、2億4,953万1,000円でございまして、当期経常増減額はその6行下にありますが98万1,000円の赤字となります。 以上で報告第6号の説明を終わらせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  ここで暫時休憩をいたします。10分間休憩いたします。             休憩 午前11時03分              再開 午前11時13分 ○議長(山田能新君)  会議を再開いたします。 引き続き、議案説明を行います。 続いて、承認第1号から第3号までの3件については一括説明を求めます。 ◎財務部長(村田範保君)  承認第1号から第3号の専決第1号「令和3年度平戸市一般会計補正予算(第14号)」、専決第2号「令和3年度平戸市一般会計補正予算(第15号)」及び専決第3号「令和3年度平戸市一般会計補正予算(第16号)」につきまして、一括して御説明いたします。 いずれも新型コロナウイルスの感染拡大に伴うもので、専決第1号は、国の経済対策として実施される住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金事業について、第2号及び第3号は、まん延防止等重点措置区域の指定に伴う飲食店等時短要請協力金支給事業について、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認を求めるものであります。 まず、専決第1号は、歳入歳出それぞれ6億664万3,000円を追加し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ269億2,208万円とするものであります。補正の内容につきまして、歳入歳出補正予算事項別明細書により御説明いたします。 まず、歳入につきまして6ページをお願いします。 14款2項2目民生費国庫補助金は、今回の補正に伴う財源であります。 次に、歳出につきまして8ページをお願いします。 3款1項1目社会福祉総務費は、住民税非課税世帯等の生活を支援する取組として、1世帯当たり10万円の給付金を支給するものであります。 続いて、専決第2号でございますが、歳入歳出それぞれ1億1,201万6,000円を追加し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ270億3,409万6,000円とするものであります。 まず、歳入につきまして6ページをお願いします。 14款2項1目総務費国庫補助金及び15款2項5目商工費県補助金は、今回の補正に伴う財源でございます。 次に、歳出につきまして8ページをお願いします。 7款1項2目商工業振興費は、長崎県より県内の飲食店等に対し営業時間の短縮が要請され、1店舗当たり3万円から20万円の協力金を支給するもので、期間は1月28日から2月13日までの17日間であります。 続いて、専決第3号でありますけれども、まん延防止等重点措置区域の指定期間が延長されたことに伴い、歳入歳出それぞれ1億3,837万3,000円を追加し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ271億7,246万9,000円とするものであります。 歳入につきまして6ページをお願いします。 14款2項1目総務費国庫補助金及び15款2項5目商工費県補助金は、今回の補正に伴う財源であります。 歳出につきましては8ページをお願いします。 7款1項2目商工業振興費の飲食店等時短要請協力金支給事業における協力金の額は、専決第2号の補正予算(第15号)と同じで、期間は2月14日から3月6日までの21日間となっております。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  議案第1号及び第2号の説明を求めます。
    ◎財務部長(村田範保君)  議案第1号及び第2号を御説明いたします。 まず、議案第1号「平戸市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について」でありますが、平戸市特別職の職員で非常勤のものに係る報酬額に関して規定した別表中、平戸市固定資産評価審査委員会に係る名称について誤りがあったため、条例の一部を改正するものであります。 続いて、議案第2号「平戸市税条例の一部を改正する条例について」でありますが、今回の改正は、議案第5号で提出の平戸市企業立地奨励条例の改正に伴うものであります。主な改正の内容につきましては、本市の企業立地に係る支援策として、平戸市企業立地奨励条例において、固定資産税の減免期間等について優遇した規定をしておりましたが、今回その支援策を見直し、今後は過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づいた減免措置とすることから、条例の一部を改正するものであります。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  議案第3号及び議案第4号の説明を求めます。 ◎市民生活部長(佐々木信二君)  議案第3号「平戸市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について」御説明いたします。 今回の改正においては、平戸市における受益者負担の適正化に関する指針に基づき、一般廃棄物処理業等の申請手数料のうち、一般廃棄物処理業及び浄化槽清掃業の許可申請に係る手数料について、指針に基づいた算定方法及び県内自治体の現状を踏まえた手数料に改定を行うため、本条例の一部を改正するものであります。 改正の内容でありますが、平戸市廃棄物の処理及び清掃に関する条例、別表第1中、一般廃棄物処理業許可申請及び浄化清掃業許可申請の手数料を2,000円から3,000円に改めるものであります。 なお、施行日は令和4年4月1日からとするものであります。 次に、議案第4号「平戸市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正につきまして」御説明いたします。 今回の改正において、地方公営企業法の一部適用である交通船事業においては、職員の給与等について現在規定で定めておりますが、本来条例で定めるべきであることから、交通船事業で任用する会計年度任用職員の給与について、条例で定めるもので職員に適用する給与表に海事職給料表、各種手当てにおいて住居手当、航海手当及び食糧手当を追加するものです。 また、大島歯科診療所において、これまで委託方式により歯科診療を行っていた歯科医師が令和3年12月末で退職し、新たに歯科医師を委託しておりますが、報酬や身分を保証し、会計年度任用職員として雇用するため、本条例の一部を改正するものであります。なお、歯科医師の報酬は日額4万円とするものです。 施行日は令和4年4月1日からとするものであります。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  議案第5号の説明を求めます。 ◎文化観光商工部長(野口雅文君)  おはようございます。 議案第5号「平戸市企業立地奨励条例の一部改正について」御説明いたします。 平戸市企業立地奨励条例の一部を改正したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 今回の主な改正につきましては、今後の企業立地に係る支援制度の見直しを検討する中で、奨励措置として本市独自の支援といたしておりました固定資産税の課税免除期間を5年というふうにしておりましたが、この課税免除期間及び対象業種を過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の規定に準ずるものとするため、本条例の固定資産税の課税免除の規定を削除するものであります。 また、企業立地融資制度につきましては、民間金融機関等の融資制度の充実が図られ、今後の新たな融資制度の活用が見込めないことから、融資制度に係る規定を削除するものであります。 なお、施行期日は令和4年4月1日といたしますが、改正後の奨励措置の要件につきましては、交付の日以降から申請を行った企業とし、本条例の改正前に指定をしている企業については、従前の奨励措置を引き続き適用をいたします。 以上で説明を終わります。御審議のほどどうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  議案第6号の説明を求めます。 ◎農林水産部長(諸藤秀法君)  おはようございます。 それでは、議案第6号「平戸市たびら活性化施設条例の一部改正について」を御説明いたします。 今回の改正は、令和2年6月に定めた平戸市における受益者負担の適正化に関する指針に基づき、施設の使用料について受益者負担と公費負担との公平性を保つ観点から、たびら活性化施設多目的ホールの使用料の改定を別添資料のとおり行うものでございます。 施行日は周知期間を設けるために令和4年7月1日としております。 以上で、説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  議案第7号から議案第9号までの3件について一括説明を求めます。 ◎建設部長(下川隆利君)  議案第7号から議案第9号までの説明をさせていただきます。 まず、議案第7号「平戸市手数料条例の一部改正について」御説明いたします。 今回の改正は、長期優良住宅の普及の促進に関する法律の改正に伴い、平戸市手数料条例の一部改正を行うものでございます。 改正の内容ですが、長期優良住宅の普及の促進に関する法律の改正により、認定対象の拡充や認定手続の合理化、災害危険区域など災害リスク区域内の認定制限などが設けられ、新たに審査項目が追加されることに伴い、さきに改正された長崎県建築関係手数料条例に準じて条文及び手数料額の改正を行うもので、平戸市手数料条例別表第2の建築関係中長期優良住宅建築等計画に関する番号17から番号20の条文の改正、また、番号17の認定申請及び番号18の変更認定申請に関する手数料の改正を行うものでございます。 次に、議案第8号「平戸市営住宅条例の一部改正について」御説明いたします。 今回の改正は、生月町舘浦にある市営住宅舘浦旧アパートの老朽化に伴い供用廃止を行ったことにより、平戸市営住宅条例の別表から舘浦旧アパートを削るものでございます。 次に、議案第9号「平戸市営一般住宅条例の一部改正について」御説明いたします。 今回の改正は、生月町にある市営一般住宅に関し、建物の一部を若者・子育て世帯を対象とした住宅とするものでございます。 改正内容は、生月町にある市営一般住宅11棟のうち、7棟を現行のまま低所得者向けの準公営住宅とし、4棟を若者・子育て世帯向けの定住促進住宅とするものです。 また、家賃につきましては、準公営住宅は現行のまま月1万円から1万5,000円とし、若者・子育て世帯向けの定住促進住宅とする代作団地C棟、犬場団地C棟及びD棟については、内装のリフォームを行うため、現行の1万1,000円から1万8,000円に、月1万3,000円を加算した月2万4,000円から3万1,000円とし、同じく定住促進住宅とするみなみヶ丘団地は現行のまま月額4万5,000円とするものです。なお、定住促進住宅に既に入居されている方については、現行のままの家賃とするものでございます。 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  議案第10号及び第11号の説明を求めます。 ◎消防長(本山繁治君)  おはようございます。 議案第10号「平戸市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正」及び議案第11号「平戸市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正について」御説明申し上げます。 まず初めに、議案第10号「平戸市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について」でございますが、消防本部分は、議案の最終ページ別表第4第5条関係、行政職給料表、等級別職務分類表を御参照いただきたいと思います。 消防職員に係る給与については、職務級の原則に沿った職務と責任を給与に反映させるため、給料表及び等級別職務分類表を見直すことから、条例の一部を改正するものであります。市長部局など既に施行されている給料表の7級制への移行と等級別職務分類表を見直しの上、職務の分類を明確にするもので、今回の改正により1級から3級までを係長未満である非役職の職とし、それぞれ1級を消防士、2級を消防副士長、3級を消防士長とし、階級により格付を行い、4級を本部及び消防署出張所の係長相当の職とし、5級から7級までを管理職とするものであります。 次に、地方公共企業法の一部適用である市営交通船事業におきましては、職員の給与に関し、現行平戸市市営交通船事業職員の給与及び旅費に関する規定を定めておりますが、本来条例で定めるべきものでして、市営交通船事業の任用する職員の給与を今回の改正により、条例として定めるものでありまして、各手当につきまして、運用管理者手当を新たに追加するとともに、消防職と同様に等級別職務分類表を明確にするものであります。 また、令和4年度の組織改編に伴い、行政職給料表、等級別職務分類表中の農業委員会事務局長の職務を削除するものであります。 次に、議案第11号「平戸市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正について」御説明いたします。 今回の改正につきましては、令和3年4月に消防庁長官からの通知が発出され、この通知に示された基準を参考に見直しを行い、当該条例中の報酬額を引上げるほか、所要の改正を行うものでございます。 改正の主なものは、本市における従来の消防団員に対する報酬及び出動手当を2種類の報酬として年額報酬、出動報酬に区分し、その額については別表に定めるものであります。 年額報酬の額につきましては、団員の階級を国が示すとおり年額3万6,500円とし、そのほかの班長以上につきましても同様に一律1万5,500円を増額するものであります。 次に、出動報酬でございますが、水火災などの災害出動につきましては4時間以上を8,000円、4時間未満を4,000円とし、総合訓練、幹部訓練、新入団員教養訓練につきましては4,000円、そのほかの訓練、出動については一律3,000円とするものでございます。 条例の施行日につきましては、令和4年4月1日でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  議案第12号の説明を求めます。 ◎病院局長(加藤栄一君)  おはようございます。 議案第12号「平戸市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について」御説明申し上げます。 今回の改正は、生月病院において、地域医療構想に対応した病床の再編・転換を実施するため、一般病床18床を減少し、地域包括ケア病床10床を増床するため、現在の許可病床60床から8床減少し52床とするものであります。 本条例の施行日につきましては、九州厚生局への実績を踏まえた届出を要することから、令和4年5月1日といたしております。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  議案第13号の説明を求めます。 ◎財務部長(村田範保君)  議案第13号「平戸市一般会計補正予算(第17号)」につきまして御説明いたします。 歳入歳出それぞれ7億2,214万2,000円を追加し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ278億9,461万1,000円とするものであります。 今回の補正予算は、国の補正予算に伴う地籍調査事業などの増額のほか、財政調整基金積立金などを調整し提案させていただいております。 3ページをお願いします。 第2表繰越明許費補正につきましては、地籍調査事業など26事業の追加と農村地域防災減災事業など5件の変更について、年度内に完了が見込めないことから、その経費の支出を翌年度に繰り越して執行するものであります。 4ページをお願いします。 第3表地方債補正につきましては、生月支所庁舎施設整備事業費の追加と廃棄物処理施設解体事業費など13事業の変更、本庁舎屋上防水改修事業費の廃止を行うものであります。 それでは、補正内容について、歳入歳出補正事項別明細書により御説明いたしますが、歳入中歳出において特定財源として充当しているものについては、内容を簡略に御説明させていただきますので御了承願います。 まず、歳入につきまして8ページをお願します。 10款1項1目地方交付税は、普通交付税について当初交付決定額の留保額と臨時経済対策費等として設置された追加交付決定額を合わせて5億7,781万6,000円を計上するものであります。 12款1項1目農林水産業費分担金及び2目災害復旧費分担金は、説明欄記載の事業に対する分担金の増減であります。 14款1項1目民生費国庫負担金の障害者自立支援給付費は、障害者福祉サービスの報酬改定等に伴うもの。3目災害復旧費国庫負担金は、令和元年及び2年に発生した道路、漁港の災害復旧費に係るもの。4目衛生費国庫負担金は、ワクチンの前倒し接種に伴う経費の増額に係るものであります。 2項1目総務費国庫補助金の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、今年度に追加交付決定されたもののうち、令和3年度事業に充当する額を計上するもの。社会保障税番号制度システム改修事業費は、住基システムの改修に係るもの。2目民生費国庫補助金の保育士等処遇改善臨時特例交付金は、国の経済対策に伴う保育士等の賃金引上げに係るものであります。 10ページをお願いします。 3目衛生費国庫補助金は、事業費の確定に伴うもので、5目土木費国庫補助金は、舘浦旧アパートの解体に対し補助金が交付されることになったもの。7目教育費国庫補助金の1節小学校費補助金及び2節中学校費補助金は、国の補正予算に伴うもので、このうち、学校保健特別対策事業費は、感染症対策のための保健衛生用品の整備に係るもの。授業環境高度化推進事業費は、学校教員の学習用端末の整備に係るもの。学校施設環境改善交付金は、大島小学校屋内運動場の改修に伴うものであります。 15款1項1目民生費県負担金の障害者自立支援給付費は、障害者福祉サービスの報酬改定等に伴うもの。 2項1目総務費県補助金の地籍調査事業費は、国の補正予算に伴うもの。3目衛生費県補助金は、事業費の確定に伴うもの。4目農林水産業費県補助金の新構造改善加速化支援事業費及び浜の活力再生・成長促進交付金は、事業費の確定に伴うもので、漁村再生交付金は、国費の追加配分に伴うもの。水産物供給基盤機能保全事業費は、国の補正予算に伴うもの。 12ページをお願いします。 漁港費の増進事業費は、事業費の確定に伴うものであります。5目商工費県補助金は、事業費の確定に伴うもので、9目災害復旧費県補助金の現年補助災害復旧事業費は、8月豪雨による農地等の災害件数の増加に伴うもの。過年補助災害復旧事業費は、令和元年及び2年に発生した農地等の災害復旧費に係るものであります。 16款2項1目不動産売払い収入は、半元キャンプ場の建物について民間事業者へ売却したことによるもの。 18款1項1目「やらんば!平戸」応援基金繰入金の平戸式もうかる農業実演支援事業は、事業費の確定に伴うもので、特割宿泊キャンペーン事業は、国の交付金へ財源を振り替えるもの。9目減債基金繰入金は、繰上償還のために取り崩す予定としていたものについて減額するものであります。 21款1項市債は、主に建設事業等における事業費の確定や国の補正予算に伴うものでありますが、14ページをお願いします。 10目臨時財政対策債は、追加交付された普通交付税において、臨時財政対策債償還基金費として措置された相当額の借入れを行わないこととしたことによる減額であります。 次に、歳出につきまして御説明いたします。 なお、今回の補正予算は事業費の確定に伴う減額が各費目に出てまいりますが、これらは若干説明を省略し主な内容について御説明させていただきます。 16ページをお願いします。 2款1項5目財産管理費は、普通交付税について臨時経済対策費等として普通交付税が追加交付されたことに伴い、これまでの留保額と合わせ財政調整基金へ積立てを行うもので、2款1項13目国土調査費は、国の補正予算に伴い地籍調査事業を増額するもの。14目交通政策費の離島航路対策事業は、度島航路の運航補助において、今年度減価償却費の残存価格の取扱いが変更になったことに伴い補助金を増額するもの。路線バス維持対策事業は、感染症や燃油高騰による収支の扱いに伴い民間バス事業者への運行補助を増額するもの。 3項1目戸籍住民基本台帳費は、マイナンバーカード所持者の転入転出手続のワンストップ化を図るため、住基システムを改修するものであります。 18ページをお願いします。 3款1項2目障害福祉費は、障害者自立支援給付費等事業において、障害者福祉サービスの報酬改定や申請件数が増加したもので、6目後期高齢者医療費は、後期高齢者医療費に対する一般会計の負担分の前年度清算に伴う減額であります。 2項1目児童福祉総務費及び2目児童措置費は、国の補正予算に伴い放課後児童クラブや私立保育所等における児童支援員等の処遇改善を図るため、賃金引上げに対する補助金を交付するもので、4目児童福祉施設費は、生月こども園と大島村保育所の保育士等の処遇改善に係るものであります。 20ページをお願いします。 4款1項2目予防費は、ワクチンの追加接種に伴う接種委託料の不足額を増額するもので、2項1目清掃総務費は、北松北部環境組合における前年度繰越金等の予算計上に伴う運営負担金の減額であります。 22ページをお願いします。 6款1項3目農業振興費の新構造改善加速化支援事業は、アスパラガスハウスの整備事業費の確定及び農協が行う米乾燥施設整備について、今年度事業が取り下げられたことに伴う補助金の減額で、平戸式もうかる農業実現支援事業は、アスパラガスハウスの整備に対する上乗せ補助の確定及び種バレイショ用貯蔵施設整備について、今年度事業が取り下げられたことに伴う補助金の減額であります。5目農地費の農村地域防災減災事業県工事負担金は、県が行うため池整備について、国の補正予算等に伴い負担金を増額するもので、自然災害防止事業県工事負担金は、地滑り工事等に対する負担金の増額であります。4目漁港建設費の漁村再生交付金事業は、国費の追加配分に伴う船越漁港の整備事業費の増額で、水産物供給基盤機能保全事業は、国の補正予算に伴い木ヶ津漁港の整備費を増額するもの。漁港整備事業県工事負担金は、県が行う漁港整備について、国の補正予算や事業費の確定に伴い負担金を増額するものであります。 24ページをお願いします。 7款1項2目商工業振興費は、8月9月の県独自の緊急事態宣言に伴う事業継続支援給付金及び飲食店等時短要請協力金の確定によるもので、5目観光施設費は、感染症の影響による入場料収入の減少等に伴い、各施設の指定管理料を増額するものであります。 26ページをお願いします。 3目道路新設改良費の道路整備事業県工事負担金は、県が行う県道の整備事業費の確定に伴う負担金の増額で、4項1目港湾費の港湾整備事業県工事負担金は、県が行う港湾整備事業費の確定に伴う減額であります。 28ページをお願いします。 9款1項2目非常備消防費は、消防団員の活動服更新費の入札に伴う減額であります。 30ページをお願いします。 10款2項小学校費及び3項中学校費の1目学校管理費の学校保健特別対策事業は、国の補正予算に伴い感染症対策に係る保健衛生用品の整備を行うもので、2目教育振興費の授業環境高度化推進事業は、国の補正予算に伴い教員1人1台の学習用端末を整備するもの。 2項3目学校建設費は、国の補正予算に伴い大島小学校屋内運動場の外壁・屋根改修を前倒しするものであります。 5項7目文化施設費及び6項2目体育施設費は、感染症の影響による入場料収入の減少等に伴い各施設の指定管理料を増額するものであります。 32ページをお願いします。 11款1項1目農地等災害復旧費は、8月豪雨による農地等の災害復旧費について、災害件数の増加に伴い、事業費を増額するものであります。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  議案第14号の説明を求めます。 ◎大島支所長(濱崎吉男君)  議案第14号「令和3年度平戸市あづち大島いさりびの里事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明いたします。 今回の補正は、新型コロナウイルス感染症の影響による指定管理料の増額が主なもので、歳入歳出それぞれ173万7,000円を増額し、補正後の予算総額を1,647万6,000円とするものでございます。 3ページをお願いいたします。 第2表繰越明許費につきましては、いさりびの里管理運営事業について、年度内に完了が見込めないことから、その経費の支出を翌年度に繰り越して執行するものでございます。 補正の内容につきまして、事項別明細書により御説明いたします。 7ページをお願いいたします。 歳入でございますが、1款1項1目一般会計繰入金は、新型コロナウイルス感染症の影響等による指定管理料の増額に伴う一般会計からの繰入金を増額するものでございます。 9ページをお願いいたします。 歳出でございますが、1款1項1目いさりびの里費は、新型コロナウイルス感染症の影響による利用料収入の減少等に伴う指定管理料を増額するものでございます。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  議案第15号の説明を求めます。 ◎財務部長(村田範保君)  議案第15号「令和4年度平戸市一般会計予算」について御説明申し上げます。 初めに、予算書の附属資料として配付いたしております令和4年度当初予算(案)の概要により概略を説明させていただきますので、準備方お願いいたします。 1ページをお願いします。 令和4年度一般会計当初予算総額は249億8,800万円、令和3年度当初予算総額242億4,100万円と比較すると7億4,700万円の増額となり、伸び率は3.1%の増で物件費、補助費等の増加が主な要因であります。 次に、歳入歳出において主な特徴を記載しておりますが、歳入については後ほど予算書で説明しますので、割愛させていただきます。 下から7行目の歳出でありますが、物件費は41億9,805万3,000円で、構成比は16.8%、伸び率5.8%の増となっております。主な要因は、コロナ対策としての特割宿泊キャンペーンや情報システム統合基盤構築に要する経費を計上したことによるものであります。補助費等は39億6,554万円で、構成比は15.9%、伸び率15.4%の増となっております。主な要因は、企業立地奨励金や北松北部環境組合管理運営負担金が増加したことによるものであります。また、公債費は29億9,575万8,000円で、構成比は12.0%、伸び率6.0%の増となっております。 次のページをお願いします。 2ページから4ページにかけては、歳入歳出の前年度との比較表を、5ページには第2次平戸市総合計画の施策体系別に前年度と比較したものを掲載しております。 それから、6ページから8ページにかけては、当初予算額の分析及び起債残高など、9ページから20ページには主要施策事業一覧を掲載しております。 また、21ページ、22ページには新型コロナウイルス感染症対策事業について再掲しており、23ページ、24ページにはゼロ予算事業一覧を、25ページには基金の状況、26ページには目的税の使途状況、27ページには地方消費税交付金の使途状況、28ページから30ページには特別会計あるいは企業会計の当初予算(案)の概要を掲載しておりますので、後ほど御一読いただきたいと思います。 それでは、予算書のほう……。 ○議長(山田能新君)  ここで、しばらく休憩をいたします。午後の会議は1時30分に再開いたします。             休憩 午前11時50分              再開 午後1時30分 ○議長(山田能新君)  会議を再開いたします。 引き続き議案説明を求めます。 ◎財務部長(村田範保君)  それでは、令和4年度の平戸市一般会計予算書の当初予算の内容につきまして簡潔に御説明申し上げます。 予算書の1ページをお願いいたします。 第1条、歳入歳出予算はそれぞれ249億8,800万円であり、第2条、債務負担行為、第3条、地方債につきましては、後ほど説明させていただきます。 第4条、一時借入金は、資金運用面における歳計現金が不足し、一時的に資金を借り入れる必要が生じた場合の最高限度額を24億円と定めるものであります。 第5条の歳出予算の流用につきましては、予算の執行上、流用の必要が生じた場合、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により、流用ができるようお願いするものであります。 6ページをお願いします。 第2表、債務負担行為につきましては、事項欄に記載している事業に対し、翌年度以降に債務を履行するもので、期間及び限度額を定めたものであります。令和4年度では、本庁舎空調設備改修工事ほか3件について計上いたしております。 7ページ、第3表の地方債につきましては、起債の目的欄のとおり、建設事業費等に対する起債の借入れを予定しているもので、この内容は後ほど、21款市債のところで説明させていただきます。 続きまして、歳入歳出予算事項別明細書11ページから54ページまでの歳入につきまして御説明させていただきます。 なお、それぞれの内容は説明欄に記載をしているとおりでありますが、このうち、主なものにつき、内容を簡潔に御説明いたします。 11ページをお願いします。 1款市税のうち、1項市民税は令和3年度の決算見込額をベースに予算計上しております。 2項固定資産税及び6項都市計画税は、家屋や償却資産について、新型コロナウイルス感染症に係る令和3年度の軽減措置の特例が終了することを踏まえ、予算を計上しております。 その他の税目についても、令和3年度の決算見込額をベースとして見込みを立て、計上しております。 次に、11ページから16ページ、2款地方譲与税から11款交通安全対策特別交付金までは、令和3年度の普通交付税算定結果における基準財政収入額や地方財政計画の伸び率等により算定を行い、計上しております。 15ページの10款地方交付税のうち、普通交付税は91億8,800万円を計上していますが、地方財政計画上の伸び率を勘案し、令和4年度の見込額を92億8,800万円と試算しているところであり、差額の1億円は今後における行政需要の財源として留保させていただいております。また、特別交付税は、これまでの交付状況などを勘案し、12億5,000万円を計上しております。 12款分担金及び負担金のうち、1項分担金は説明欄記載の農業競争力強化基盤整備事業負担金などの建設事業に係るもので、2項負担金は老人福祉施設入所者負担金などであります。 15ページから20ページの13款使用料及び手数料は、各施設の使用料と各種証明等の手数料であり、それぞれ説明欄記載のとおりであります。 19ページをお願いします。 14款1項国庫負担金のうち、1目民生費国庫負担金の主なものは、障害者自立支援給付費、児童手当給付費や子どものための保育給付費、ページをめくっていただいて、生活保護費であります。 2項国庫補助金の主なものは、1目総務費国庫補助金の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、2目民生費国庫補助金の子ども・子育て支援交付金であります。 23ページをお願いします。 5目土木費国庫補助金の主なものは、社会資本整備総合交付金や地方創生道整備推進交付金であります。 25ページ、お願いします。 7目教育費国庫補助金の主なものは、伝統的建造物群保存地区保存整備事業費であります。 27ページ、お願いします。 15款1項県負担金の1目民生費県負担金の主なものは、障害者自立支援給付費、後期高齢者医療費及び国民健康保険費の保険基盤安定負担金、ページをめくっていただいて、子どものための保育給付費であります。 31ページをお願いします。 2項県補助金のうち、1目総務費県補助金の主なものは、地籍調査事業費。 2目民生費県補助金は、福祉医療給付事業費や子ども・子育て支援交付金であります。 ページをめくっていただいて、3目衛生費県補助金の主なものは、浄化槽設置整備事業費で、4目農林水産業費県補助金の園芸用リースハウス整備事業費は新規であり、そのほか長崎鳥獣被害防止総合対策事業費、中山間地域等直接支払交付金、ページをめくっていただいて、多目的機能支払交付金、漁村再生交付金、漁港施設機能強化事業費、水産生産基盤整備事業費であります。 5目商工費県補助金の主なものは、ページをめくっていただいて、21世紀まちづくり推進総合支援事業費であります。 3項委託金の主なものは、1目総務費委託金の個人県民税徴収取扱費交付金、ページをめくっていただいて、参議院議員通常選挙費、長崎県議会議員一般選挙費であります。 41ページをお願いします。 17款寄附金は、1項2目総務費寄附金の「やらんば!平戸」応援基金寄附金が主なもので、目標額を8億円としております。 次に、41ページから46ページにかけての18款1項基金繰入金は、それぞれ各課が所管するソフト事業あるいはハード事業へ充当するための各種基金からの繰入金となっております。 45ページからの20款諸収入のうち、ページをめくっていただいて、5項雑入の主なものは、4目給食事業収入の学校給食費の保護者負担分であります。 49ページをお願いします。 49ページから54ページにかけての21款市債につきましては、事業の適債性を考慮し、普通交付税に算入される有利な過疎対策事業債、辺地対策事業債を中心に借入れを行いたいと考えております。 なお、53ページ、9目臨時財政対策債は、地方の財源不足を補うため、普通交付税から振り替えて発行するもので、交付税算入率は100%であります。 以上が歳入の内容であります。 引き続き55ページから200ページにかけての歳出の内容につきまして、款ごとに説明させていただきますが、それぞれの主な事業費等については施政方針でも詳しく述べられておりますので、ここでは、増減の主なものと新規事業について御説明いたします。 冒頭に説明しました当初予算資料の9ページから20ページに、主要施策事業を課ごとに予算書のページを明記した一覧表を掲載しておりますので、併せて御参照願います。 それでは、55ページをお願いします。 初めに、1款議会費でありますが、予算額は1億8,053万7,000円、前年度と比較して164万9,000円、0.9%の増であります。 57ページをお願いします。 2款総務費の予算額は46億4,644万3,000円、前年度と比較して、ほぼ横ばいの211万3,000円の増であります。 新規事業としては、説明欄8、本庁舎空調設備改修事業、それから62ページの下の枠内にございます、2、情報システム統合基盤構築事業などを計上いたしております。 85ページをお願いします。 3款民生費の予算額は69億6,794万2,000円、前年度と比較して1億3,996万4,000円、2.0%の増であります。 主な要因は、88ページの上の枠内にございます、7、障害者自立支援給付費等事業の増額であります。 新規事業としては、90ページの14、高齢者生活福祉センター環境整備事業、それから96ページ、7、保育所等AED設置事業などを計上しております。 103ページをお願いします。 4款衛生費の予算額は27億9,147万1,000円、前年度と比較して8,201万1,000円、3.0%の増であります。 主な要因は、北松北部環境組合管理運営負担金や病院事業会計操出金の増額であります。 新規事業としては、104ページの下の枠内にある、3、新型コロナウイルスワクチン接種事業、それから106ページの下の枠内にございます、3、電気自動車整備事業、それから112ページ、これの下の枠内にございます、8、大島村ストックヤード整備事業などであります。 115ページをお願いします。 5款労働費の予算額は1,262万9,000円で、前年度と比較して8万1,000円、0.6%の減であります。シルバー人材センター支援事業を計上しております。 117ページをお願いします。 6款農林水産業費の予算額は17億7,168万3,000円、前年度と比較して1億5,937万1,000円、9.9%の増であります。 主な要因は、122ページ、下の枠内にあります、3、土地改良推進事業や134ページの6、水産生産基盤整備事業の増によるものであります。 新規事業としましては、ちょっと戻っていただいてよろしいですか。120ページをすみません、戻っていただいて、申し訳ございません。6、園芸用リースハウス整備事業や130ページの下の枠内にございます、8、カワハギ陸上養殖実証試験事業などを計上しております。 135ページをお願いします。 7款商工費の予算額は10億7,554万2,000円、前年度と比較して2億8,873万1,000円、36.7%の増であります。 主な要因は2目商工業振興費の6、企業立地奨励事業や新規事業である138ページ、18、平戸産品販路開拓商社構築事業、3目企業誘致費の2、工業団地整備事業、4目観光費の、ページをめくっていただいて、10、特割宿泊キャンペーン事業、それから12、コロナ対応型創出イベント開催事業などを計上しております。 143ページをお願いします。 8款土木費の予算額は17億2,084万8,000円、前年度と比較して4億3,469万2,000円、33.8%の増であります。 主な要因は、146ページの下の枠内にございます、2、交付金道路整備事業、4、地方創生道整備推進交付金事業、5、過疎対策道路整備事業、6、辺地対策道路整備事業などの増額であります。 新規事業として、154ページ、この上の枠内にございます、4、都市計画基礎調査事業、それからページをめくっていただいて、4、特殊地下壕対策事業などを計上しております。 159ページをお願いします。 9款消防費の予算額は8億9,444万8,000円、前年度と比較して2億6,452万9,000円、22.8%の減であります。 主な要因は、前年度にデジタル無線通信指令台等整備事業を計上していたこと、及び消防防災設備整備事業の減額であります。 新規事業としては、162ページの上の枠ですけれども、3、田平出張所消防庁舎整備事業、下の枠内にある、5、避難所資機材整備事業を計上いたしております。 163ページお願いします。 10款教育費の予算額は18億3,719万6,000円、前年度と比較して1億4,229万8,000円、7.2%の減であります。 主な要因は、前年度に屋外教育環境整備事業を計上していたこと、及び重要文化的景観保護推進事業の減額であります。 新規事業としては170ページ、10、オンライン学習環境整備支援事業、それから、1、野子小学校屋内運動場改修事業、それから178ページ、下の枠内にあります、8、公民館防災用発電装置設置事業などを計上いたしております。 189ページをお願いします。 11款災害復旧費の予算額は2,049万8,000円、前年度と比較して1億3,562万2,000円、86.9%の減であります。 主な要因は、191ページの2項1目公共土木施設災害復旧費について、前年度に地滑りによる黒岩線の災害復旧費を計上していたことによるものであります。 193ページをお願いします。 12款公債費の予算額は29億9,575万8,000円、前年度と比較して1億7,020万6,000円、6.0%の増であります。 主な要因は、令和2年度に借り入れた合併特例事業債などの元金償還の返しによるものであります。 195ページをお願いします。 13款諸支出金の予算額は4,300万5,000円、前年度と比較して1,079万3,000円、33.5%の増となっております。 主な要因は、198ページの交通船事業会計操出金について、新型コロナウイルス感染症の影響等に伴う運送収益の減や燃油高騰を見込み操出金が増加したことによるものであります。 199ページをお願いします。 最後になりますが、14款予備費は年度中途における不測の事態に対処するために、3,000万円を計上しております。 そのほか、201ページから206ページには給与費明細書、それから207ページから234ページには、これまで議決していただきました債務負担行為に関する調書、235ページから236ページには地方債に関する調書を記載しております。 以上が令和4年度一般会計予算の概要であります。 なお、予算の執行に当たりましては、効率的で効果的な財政運営に努めてまいりたいと考えております。 以上で、説明を終わらせていただきます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  議案第16号及び第17号の説明を求めます。 ◎市民生活部長(佐々木信二君)  議案第16号「令和4年度平戸市国民健康保険特別会計予算」について御説明をいたします。 特別会計予算書の1ページをお開きお願いします。 事業勘定の予算総額は、歳入歳出それぞれ45億5,230万円で、前年度予算と比較して1億8,970万円、4.0%の減となっております。 事業勘定の減額の主な要因といたしましては、被保険者数の減少見込みに伴う保険給付費の減額及び県への納付金である国民健康保険事業費納付金の減額によるものであります。 それでは、歳入歳出の主なものにつきまして、事項別明細書により御説明させていただきます。 11ページをお願いいたします。 1款国民健康保険税は6億8,224万7,000円を見込んでおりまして、令和3年度の決算見込等から積算し計上しております。 3款1項1目保険給付費等交付金のうち、節の1の普通交付金は被保険者に係る保険給付費に係るもので、保険給付の実績に基づいて交付されるものであります。 13ページをお願いいたします。 6款繰入金は、国民健康保険の繰出基準に基づく一般会計からの繰入金であります。 次に、歳出について御説明いたします。 17ページから26ページでございますけれども、17ページ、1款総務費は、一般管理費賦課徴収費、そして、医療費抑制につなげるための医療費適正化対策事業費などで、3,268万1,000円を計上しております。 総務費の主なものについてでありますが、1項1目一般管理費については、県国保連合会の国保情報集約システム及び保険者レセプト管理システム等を統括した国保総合システム運用の手数料としての役務費が主なものであります。 次に、27ページから36ページでございますけれども、27ページをお願いいたします。 2款保険給付費は、一般被保険者の医療費の保険者負担や高額療養費の給付等であります。医療費の高度化や高齢化等に伴い、1人当たりの医療費については増加傾向にありますが、被保険者数の減少見込み等により、対前年度比5,717万3,000円、1.7%の減となっております。 次に、37ページから42ページになります。37ページをお願いいたします。 3款国民健康保険事業費納付金については、県への納付金でありまして、各市町の医療費水準、所得水準及び被保険者数等の状況を踏まえ、一般被保険者に係る医療給付費分、後期高齢者支援金分、介護納付金分ごとに県が算出した額を計上いたしております。 次に、43ページをお願いいたします。 4款1項1目特定健康診査等事業費は、特定健康診査・特定保健指導に要する医療機関及び長崎県健康事業団への委託料が主なものであります。 53ページをお願いいたします。 7款2項の操出金は、度島及び大島診療所の直営診療施設運営に係る特別調整交付金及び平戸市民病院、生月病院の救急患者受入れ等の体制整備や医療機械器具購入に係る特別調整交付金を病院事業会計へ繰り出すものであります。 次に、59ページをお願いいたします。 度島直営診療施設勘定について御説明いたします。 予算総額は、歳入歳出それぞれ7,318万円となっております。 歳入歳出の主なものについて御説明いたします。 62ページをお願いいたします。 1款診療収入は、前年度の実績等により2,993万円を計上いたしており、前年度と比較して0.7%の増となっております。 4款繰入金は、診療所運営に係る運営費等として、一般会計及び国民健康保険事業勘定から繰り入れるものでございます。 66ページをお願いいたします。 歳出について御説明いたします。 1款総務費は、医師と職員の人件費及び一般管理事務に要する経費が主なものです。 70ページをお願いします。 2款1項1目医療用機械器具費では、主に医療機器の保守管理委託料、3目医薬品衛生材料費は昨年度の実績に基づき医薬品の購入経費を計上しております。 次に、83ページをお願いいたします。 大島直営診療施設勘定について御説明いたします。 予算総額は、歳入歳出それぞれ9,579万円となっております。 歳入歳出の主なものについて御説明いたします。 86ページをお願いいたします。 1款診療収入は、前年度の実績等により4,422万円を計上しており、前年度と比較して2.2%の減となっております。 4款繰入金は、診療所運営に係る運営費等として、一般会計及び国民健康保険事業勘定から繰り入れるものでございます。 次に、90ページをお願いいたします。 歳出でありますが、1款総務費は医師と職員の人件費が主なものです。 94ページをお願いします。 2款1項1目医療用機械器具費は、医療機器の保守管理委託料及び医療機械器具購入費、3目医薬品衛生材料費については前年度の実績に基づき医薬品の購入費を計上いたしております。 96ページをお願いいたします。 3款歯科診療所費は、歯科診療所維持管理に要する経費について、歯科医師と職員の人件費が主なもので、歯科診療所の運営に要する経費については、歯科診療用の医薬品、技工料が主なものでございます。 次に、議案第17号「令和4年度平戸市後期高齢者医療特別会計予算」の主なものについて御説明をいたします。 特別会計予算書の111ページをお願いいたします。 予算総額は、歳入歳出それぞれ4億9,184万8,000円で、前年度と比較して2,062万8,000円、4.4%の増となっております。 増額の主な要因は、保険料の所得割及び均等割額について、2年ごとの見直しに伴う後期高齢者医療保険料の増額によるものです。 それでは、歳入歳出の主なものについて御説明いたします。 117ページをお願いいたします。 1款後期高齢者医療保険料は、広域連合の試算に基づき予算計上しており、保険料額の見直しに伴い、1,109万3,000円の増となっております。 次に、歳出でございますけれども、123ページをお願いします。 2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金は、広域連合運営負担金及び保険料相当額並びに保険基盤安定負担金等を計上いたしております。 以上で説明終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  議案第18号の説明を求めます。 ◎福祉部長(桝田俊介君)  議案第18号「令和4年度平戸市介護保険特別会計予算」について御説明いたします。 131ページをお願いいたします。 保険事業勘定の予算総額は、歳入歳出それぞれ45億5,048万1,000円、サービス事業勘定の予算総額は、歳入歳出それぞれ3,285万8,000円を計上しております。 前年度予算と比較して、保険事業勘定で2,306万7,000円の減、サービス事業勘定で69万2,000円の増となっております。 最初に、介護保険における被保険者数などの現況でございますが、65歳以上の被保険者数は、令和3年12月現在1万2,300人で、昨年4月とほぼ変わらず3人の増となっております。 介護認定者数は2,362人で34人の増となっております。介護認定率は平成27年度をピークに低下してきておりましたが、令和3年からは上昇傾向となり、現在は19.2%となっている状況でございます。 それでは、保険事業勘定につきまして、歳入歳出の主なものについて、事項別明細書により御説明をいたします。 139ページをお願いいたします。 まず、歳入でございますが、1款保険料は、特別徴収分、普通徴収分を合わせまして、7億4,600万円を計上しており、前年度と同額でございます。 3款国庫支出金から141ページの5款県支出金までにつきましては、介護給付費負担金、調整交付金及び地域支援事業交付金として、それぞれ定められた負担率で乗じた額を計上いたしております。 7款1項一般会計繰入金は、定められた給付費見込額にそれぞれ定められた負担率で乗じた額を計上いたしております。 2項1目介護給付費準備基金繰入金は、介護給付費を賄うために必要な介護保険料の不足分を基金から繰入れ、補填するもので、5,434万1,000円を計上しております。 145ページをお願いいたします。 次に、歳出について御説明をいたします。 1款総務費につきましては、7,870万9,000円を計上しており、職員の人件費及び賦課徴収事務経費及び要介護、要支援認定の審査判定を行う審査会の運営・認定調査に係る事務経費が主なものでございます。 155ページをお願いいたします。ちょっと飛びます。 2款保険給付費は42億2,900万円を計上しており、要介護認定者を対象とする介護給付費と要支援者認定者を対象とする介護予防給付費及び高額介護給付費並びに施設入所者で低所得者に対する補足的給付等が主なものでございます。前年度と比較して、1,700万円の減となっております。 165ページをお願いいたします。 3款地域支援事業費につきましては、要支援1、2の認定者及び総合事業該当者を対象とするもので、介護予防・生活支援サービス事業費、一般介護予防事業費、包括的支援事業費、任意事業費など、2億3,830万6,000円を計上いたしております。 173ページをお願いいたします。 4款保健福祉事業費につきましては、1項1目離島介護サービス支援事業として、本土と離島の介護環境の格差是正を図るため、介護サービスに係る利用者及びサービス提供事業者に対し、渡航費等の助成に要する経費として、330万円を計上いたしております。 175ページをお願いいたします。 5款基金積立金につきましては、介護給付費準備基金に預金利子を積み立てるものでございます。 次に、サービス事業勘定の歳入歳出の主なものについて、事項別明細書により御説明いたします。 192ページをお願いいたします。 この勘定は、市が所管する地域包括支援センターにおいて、要支援認定者及び総合事業対象者のサービス利用に係る介護予防プランをサービス提供したいとして作成するための勘定でございます。 まず、歳入でございますが、1款サービス収入は3,060万7,000円を計上しており、要支援認定者及び事業該当者の介護予防プラン作成料でございます。 2款繰入金につきましては、一般会計からの繰入金として211万9,000円を計上いたしております。 次に、194ページをお願いいたします。 1款1項1目居宅介護予防支援事業費につきましては3,285万3,000円を計上しており、介護予防プラン作成事業として、要支援1、2の認定者及び総合事業対象者に対し、介護予防プランを作成し、訪問、評価を行うための経費で、ケアマネジャーの報酬及び介護予防プランの委託料が主なものでございます。 以上で説明を終わらせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  議案第19号の説明を求めます。 ◎生月支所長(舩原正司君)  議案第19号「令和4年度平戸市農業集落排水事業特別会計予算」について御説明いたします。 200ページをお願いいたします。 第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,316万5,000円とするものでございます。 第2条におきましては、一時借入金の最高限度額を1,100万円と定めております。 次に、歳入歳出予算につきまして、事項別明細書により御説明いたします。 206ページをお願いいたします。 歳入につきましては、使用料及び一般会計からの繰入金が主なものでございます。 次に、歳出についてですが、208ページをお願いいたします。 1款1項2目の施設管理費につきましては、施設の維持管理費用及び機器保守管理委託料が主なものでございます。 次に、210ページには公債費に係る償還金を、また、212ページには予備費を計上いたしております。 なお、214ページには、地方債に係る現在高の見込みに関する調書を掲載しておりますので、御一読をお願いいたします。 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  議案第20号の説明を求めます。 ◎田平支所長(染川勝英君)  議案第20号「令和4年度平戸市宅地開発事業特別会計予算」について御説明いたします。 特別会計予算書の215ページをお開き願います。 令和4年度の平戸市宅地開発事業特別会計予算の歳入歳出総額をそれぞれ444万6,000円とするものでございます。 内容につきまして、事項別明細書により、その主なものを御説明いたします。 221ページをお開き願います。 まず、歳入でございますが、1款1項1目不動産売払い収入は、分譲宅地1区画分の土地売払い収入を計上しております。 次に、歳出の内容について御説明いたします。 223ページをお開き願います。 1款1項1目総務管理費のうち、グリーンヒルズの管理運営経費といたしまして、除草及び陰切り業務に係る委託料、未売却区画のうちの1区画について、駐車場に2台の車両が止められるよう、敷地入り口部分を一部改修するための工事請負費が主なものでございます。 また、販売促進のための経費として、販売促進報奨金などを計上しております。 なお、225ページには、一般会計操出金として、2万7,000円を計上しております。 以上で説明を終わらせていただきます。御審議のほどよろしくお願いします。 ○議長(山田能新君)  議案第21号の説明を求めます。 ◎大島支所長(濱崎吉男君)  議案第21号「令和4年度平戸市あづち大島いさりびの里事業特別会計予算」について御説明いたします。 231ページをお願いいたします。 第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,134万6,000円とするものでございます。 第2条は、一時借入金の最高額を300万円と定めております。 歳入歳出予算につきまして、事項別明細書により御説明いたします。 237ページをお願いいたします。 歳入につきましては、一般会計からの繰入金が主なものでございます。 239ページをお願いいたします。 歳出につきましては、1款1項1目いさりびの里費として、指定管理委託料及び施設の老朽化に伴う外壁などの修繕費が主なものでございます。 なお、241ページには、公債費として、一時借入金の利子を計上いたしております。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  議案第22号の説明を求めます。 ◎建設部長(下川隆利君)  議案第22号「令和4年度平戸市駐車場事業特別会計予算」について御説明いたします。 予算書の245ページをお願いいたします。 令和4年度の平戸市駐車場事業の歳入歳出予算総額をそれぞれ522万7,000円とするものでございます。 また、当事業に関する一時借入金の最高額を300万円と定めております。 次に、予算の内容について、事項別明細書により御説明いたします。 251ページをお願いいたします。 歳入につきましては、平戸港交流広場の駐車場使用料が主なものでございます。 次に、253ページをお願いいたします。 歳出につきましては、駐車場の管理運営事業に要する経費として、料金徴収機械の保守点検業務や施設運営に要する管理委託料が主なものでございます。 なお、255ページには、公債費として、一時借入金の利子を計上しております。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  議案第23号の説明を求めます。 ◎水道局長(楠富誉君)  議案第23号「令和4年度平戸市水道事業会計予算」につきまして説明いたします。 それでは、1ページをお願いします。 第2条の業務の予定量ですが、給水戸数1万4,060戸、年間総配水量347万7,183m3、1日平均配水量は9,527m3を見込んでおります。 建設改良事業につきましては、水道施設改良費、営業設備費を合わせ7億4,640万9,000円を計上しております。 次に、第3条の収益的収入及び支出ですが、水道事業収益は11億646万6,000円、水道事業費用は9億5,733万1,000円を計上しております。 次に、第4条の資本的収入及び支出ですが、資本的収入は6億6,135万3,000円、資本的支出は11億469万5,000円を計上しております。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額4億4,334万2,000円につきましては、記載のとおり補填するように予定しております。 2ページをお願いします。 第5条の企業債ですが、平戸上水道基幹管路更新事業、神の川浄水場改修事業及び水道未普及地域解消事業の施行に伴い、起債の限度額を定めるものであります。 次に、第6条から第10条ですが、一時借入金、予定支出の各項の経費の金額の流用、議会の議決を経なければ流用することのできない経費、他会計からの補助金及び棚卸資産購入限度額を定めるものであります。 次に、3ページから18ページまでは、予算実施計画、水道事業会計継続費に関する調書、財務諸表及び給与費明細書を記載しておりますので、お目通しのほどをお願いいたします。 次に、予算内容につきまして、予算説明書を基に説明いたします。 19ページをお願いいたします。 1款1項1目給水収益は7億9,303万7,000円、対前年比349万5,000円の減額を見込んでおりますが、その主たる要因は、給水戸数の減少によるものであります。 次に、2項2目の他会計補助金5,559万5,000円は、統合前簡易水道の建設改良に要する経費など、国の繰出基準に基づく一般会計繰入金であります。 次に、2項3目の長期前受金戻入2億3,784万4,000円は、統合前、簡易水道の建設改良に係る国庫補助金の減価償却相当分、国の繰出基準に基づく一般会計からの繰入金、企業債の元金分について繰延収益から収益化したのものが主なものであります。 以上、合わせまして水道事業収益11億646万6,000円を見込んでおります。 次に、21ページをお願いいたします。 1項1目原水及び浄水費1億6,532万6,000円は、各浄水場、ダムなどの維持管理経費及び5名の人件費が主なものであります。 1項2目配水及び給水費1億2,704万7,000円は、配水池、中継ポンプ場などの維持管理経費及び6名の人件費が主なものであります。 次に、22ページ、1項3目総係費9,705万1,000円は、料金収納に要する事務的経費などの運営経費及び5名の人件費であります。 次に、23ページ、1項4目減価償却費4億7,228万6,000円は、有形・無形固定資産の減価償却費であります。 その他合わせまして、水道事業費用9億5,733万1,000円を計上しております。 次に、25ページをお願いいたします。 資本的収入ですが、資本的収入総額は6億6,135万3,000円となっております。 主なものとしまして、神の川浄水場改修事業、平戸上水道基幹管路更新事業及び水道未普及地域解消事業に要する財源であります。 次に、26ページをお願いいたします。 資本的支出ですが、資本的支出総額は11億469万5,000円となっております。 主なものといたしまして、神の川浄水場改修事業、平戸上水道基幹管路更新事業、水道未普及地域解消事業及び老朽管路更新事業等に要する経費であります。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  議案第24号の説明を求めます。 ◎病院局長(加藤栄一君)  議案第24号「令和4年度平戸市病院事業会計予算」について御説明いたします。 1ページ、2ページをお願いいたします。 第2条、業務の予定量でございますが、患者総数について、市民病院においては入院を2万6,280人、外来を4万824人、生月病院においては入院を1万4,055人、外来を2万1,141人と見込んでおります。 第3条の収益的収入及び支出でございますが、両病院合わせ収入支出それぞれ23億3,500万円を計上いたしております。 第4条の資本的収入及び支出でございますが、収入では両病院を合わせ3億1,428万3,000円、支出では両病院を合わせ4億1,686万8,000円を計上いたしております。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億258万5,000円につきましては、記載のとおり補填するようにいたしております。 第5条の企業債につきましては、建設改良事業の実施に伴う起債の限度額等を定めるものでございます。 第6条から第10条につきましては、一時借入金の限度額、予定支出の各項の経費の金額の流用、議会の議決を経なければ流用することのできない経費、棚卸資産の購入限度額、重要な資産の取得及び処分について定めるものでございます。 3ページから20ページにつきましては、予算実施計画、予定キャッシュ・フロー計算書、給与費明細書及び財務諸表について記載しておりますので、御一読のほうよろしくお願いいたします。 次に、予算の内容の主なものにつきまして予算説明書により御説明いたします。 21ページをお願いいたします。 まず、平戸市民病院の事業収益でございますが、1項医業収益のうち入院収益を前年度と比較して1,007万4,000円増額の6億8,014万1,000円、外来収益を2,170万8,000円増額の3億5,312万7,000円、介護医療院収益を47万5,000円増額の7,117万5,000円と予定しております。 6目その他医業収益のうち公衆衛生活動収益は、事業所健診や予防接種、健康診断、新型コロナワクチン接種等の収益を計上いたしております。 また、一般会計負担金につきましては、救急医療の確保に要する経費について繰り出し基準に基づく負担金を計上いたしております。 2項医業外収益でございますが、2目負担金交付金は不採算地区病院の運営に要する経費等について、繰り出し基準に基づく一般会計からの負担金が主なものでございます。 4目長期前受金戻入は、償却資産の取得のために交付された補助金等の減価償却見合い分を収益化するものでございます。 3項特別利益でございますが、3目長期前受金戻入は過年度の未収益化分を特別利益として計上するものでございます。 次に、22ページの生月病院の事業収益でございますが、1項医業収益のうち入院収益を前年度と比較して1,763万7,000円減額の3億1,042万5,000円、外来収益を216万3,000円増額の1億4,058万7,000円と予定しております。 3目その他医業収益のうち公衆衛生活動収益及び一般会計負担金につきましては、市民病院と同様でございます。 2項医業外収益の2目負担金交付金及び4目長期前受金戻入は、市民病院と同様でございます。 次に、支出について御説明いたします。 23ページ、24ページをお願いいたします。 平戸市民病院の事業費用でございますが、1項1目給与費は、職員88人、会計年度任用職員25人分の給料及び手当、法定福利等でございます。 なお、退職給付引当金繰入額は、市民病院における当該事業年度末の退職給付引当金が増額するため、その差額を繰り入れるものであります。 2目材料費は、薬品や診療材料の購入が主なものでございます。 3目経費は、病院運営の一般経費で、派遣医師の報償費、施設の維持管理経費、給食業の維持業務、医療機器の保守管理等の委託料が主なものでございます。 2項医業外費用につきましては、企業債の償還利息が主なものでございます。 25ページ、26ページをお願いいたします。 生月病院の事業費用でございますが、1項1目給与費は、事業管理者と職員38人及び会計年度任用職員7人分の給料及び手当、法定福利等でございます。 2目材料費、3目経費並びに2項医業外費用につきましては、市民病院と同様でございます。 27ページ、28ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出について御説明をいたします。 まず、平戸市民病院の資本的収入でございますが、1項1目企業債及び3項1目出資金は、建設改良事業の財源でございます。 2項1目負担金は、企業債償還元金のうち繰り出し基準に基づく一般会計からの負担金並びに建設改良事業に対する国保特別会計からの負担金でございます。 次に、生月病院の資本的収入でございますが、1項1目企業債及び3項1目出資金並びに2項1目負担金は、市民病院と同様でございます。 次に、平戸市民病院の資本的支出でございますが、1項1目資産購入費は、X線テレビシステムの更新及び医療機器等の購入費でございます。 2目建設改良費は、蒸気ボイラーのほか、設備更新に係る設計委託料、また、空調設備及び非常用発電機改修等に係る工事請負費でございます。 2項1目企業債償還金は、企業債元金の定期償還分でございます。 3項1目貸付金は、医療技術就学資金貸与制度による学生1名分の貸付金を計上いたしております。 次に、生月病院の資本的支出でございますが、1項1目資産購入費は血球分析装置の更新及び医療機器等の購入が主なものでございます。 2項1目企業債償還金は、市民病院と同様でございます。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  議案第25号の説明を求めます。 ◎大島支所長(濱崎吉男君)  議案第25号「令和4年度平戸市交通船事業会計予算」について御説明いたします。 1ページ、2ページをお願いいたします。 第2条の業務の予定量でございますが、年間運航回数1,824回、年間総輸送人員8万8,073人、年間自動車航送台数2万5,333台、年間貨物運送量187トンを見込んでおります。 次に、第3条の収益的収入及び支出でございますが、収入支出それぞれ2億7,312万8,000円を計上いたしております。 次に、第4条の資本的収入及び支出でございますが、資本的収入及び支出の差引き収支は4,456万1,000円で、同額の不足額が生じますが、記載のとおり補填するように予定いたしております。 次に、第5条から第8条につきましては、一時借入金の限度額、予定支出の各項の経費の金額の流用、議会の議決を経なければ流用することができない経費、他会計からの補助金について定めるものでございます。 次に、3ページから15ページにつきましては、予算実施計画、予定キャッシュ・フロー計算書、給与費明細書及び財務諸表を記載しておりますので、お目通しのほどをお願いいたします。 次に、予算の内容につきまして予算説明書により御説明いたします。 16ページをお願いいたします。 まず、1款海上運送事業収益の1項1目運送収益でございますが、旅客・貨物合わせて1億5,881万9,000円を見込んでおります。 次に、2項1目補助金3,650万5,000円でございますが、運航経費の欠損分及び離島住民運賃割引制度分の国及び県の補助金を計上いたしております。 次に、2目他会計補助金4,298万5,000円でございますが、離島航路補助金の市負担分、児童手当に要する経費、航路運営損失分など、一般会計から繰り入れるものでございます。 次に、4目長期前受金戻入でございますが、船舶建造時に交付された補助金等の減価償却見合い分を収益化するものでございます。 次に、17ページをお願いいたします。 1款海上運送事業費用でございますが、フェリー大島を運航するために要する経費及びそれに伴う事務経費でございます。 主なものについて御説明いたします。 1項3目船員費は、前年度と比較して244万3,000円の増額を見込んでおりますが、増額の主な要因は船員1名を採用したことによるものでございます。 5目修繕費でございますが、中間検査、機器修繕に係る費用を見込んでおります。 次に、18ページをお願いいたします。 6目燃料潤滑油費は、前年度と比較して1,415万3,000円の増額を見込んでおりますが、増額の主な要因は前年度からA重油単価が上昇傾向であるため、価格上昇分と燃料使用量の増加分を見込んでおります。 11目固定資産減価償却費は、フェリー大島の減価償却費でございます。 次に、19ページをお願いいたします。 2項1目支払利息は、船舶建造時に借り入れた企業債の支払利息でございます。 次に、20ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出について御説明いたします。 1款1項1目企業債償還金は、船舶建造時に借り入れた企業債の元金償還金でございます。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  議案第26号及び第27号の説明を求めます。 ◎財務部長(村田範保君)  議案第26号及び議案第27号につきまして御説明いたします。 まず、議案第26号「平戸市辺地に係る総合整備計画の変更について」でありますが、度島辺地、神浦辺地、西宇戸辺地、大根坂辺地及び的山辺地に係る総合整備計画を変更することについて、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第8項の規定により、議会の議決をお願いするものであります。 それぞれ辺地ごとの内容でありますが、度島辺地は、まず医療機械、器具等整備の事業費の増額で、変更となった事業費は既決の計画事業費に対し20万2,000円減の878万5,000円で、特定財源が61万2,000円減の110万円、一般財源が41万円増の768万5,000円、うち辺地対策事業債予定額が50万円増の760万円でございます。そのほか市道細水線を新規事業として追加するものであります。 ページをめくっていただいて、次に神浦辺地は、救急自動車整備の事業費の増額で、変更となった事業費は既決の計画事業費に対し133万8,000円増の1,693万8,000円で、一般財源も同じ額の増、辺地対策事業債予定額が140万円増の1,660万円であります。そのほか消防ポンプ自動車整備事業とケーブルテレビ施設整備事業を新規事業として追加するものであります。 ページをめくっていただいて、西宇戸辺地、大根坂辺地、さらにページをめくっていただいて、的山辺地は、それぞれケーブルテレビ施設整備事業を新規事業として追加するものであります。 続いて、議案第27号「平戸市辺地に係る総合整備計画の策定について」でありますが、敷佐辺地及び的山辺地に係る総合整備計画を策定することについて、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項の規定により、議会の議決をお願いするものであります。 なお、敷佐辺地は今回新たに策定するもの、的山辺地は平成29年度から令和3年度までの計画期間の終了に伴い、新たに令和4年度からの5か年の整備計画を策定するものであります。 内容につきましては、別添計画書のとおり敷佐辺地につきましては、市道中通り敷佐線道路整備事業を計画するもの。 ページをめくっていただいて、的山辺地については前計画からの継続であるケーブルテレビ施設整備事業を計画するものであります。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  議案第28号の説明を求めます。 ◎農林水産部長(諸藤秀法君)  議案第28号「あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について」を御説明いたします。 本件は、長崎県が実施した公有水面の埋立てにより、新たに土地が生じたため、地方自治法第9条の5第1項及び同法第260条第1項の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 場所は、県管理の地方港湾平戸港白浜地区の用地であり、新たに生じた土地の面積は82.43m2、編入する区域は平戸市岩ノ上町字亀岡でございます。議案書に位置図、公図、求積平面図を添付しております。御参照の上、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山田能新君)  以上で、議案説明を終結いたします。 これをもって、本日の議事日程は全て終了いたしました。 7日の本会議は午前10時より開き、一般質問を行います。 本日はこれにて散会いたします。             散会 午後2時35分...