• "個人番号カード普及事務"(/)
ツイート シェア
  1. 諫早市議会 2017-09-09
    平成29年第5回(9月)定例会(第9日目)  本文


    取得元: 諫早市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-06
    ▼ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前10時 開議 ◯議長松本正則君)[ 287頁]  皆さん、おはようございます。これより議事日程第9号により本日の会議を開きます。  日程第1「議案第70号から議案第79号まで」の10議案を一括議題とし、これより議案ごとに質疑に入ります。  これら議案10件に対する質疑について、発言通告があった者はお手元に配付の質疑通告一覧表に記載のとおりであります。  一覧表に従い、順次発言を許可します。  まず、議案第70号「平成28年度諫早市一般会計歳入歳出決算の認定について」に対する質疑に入ります。  質疑は、歳入・歳出を区分して行います。なお、質疑の際は、決算書などのページ数をお示し願います。  まず、歳入全般に対する質疑に入ります。 2 ◯田添政継君[ 287頁]  皆さん、おはようございます。歳入について2点ほど質問をさせていただきます。  決算書の27ページ、28ページ、それから成果説明書の7ページと80ページに関連して質問をさせていただきます。  財務部長の提案の中でも説明の中でも言われましたけれども、成果説明書7ページに、市税は個人市民税固定資産税の増などにより0.9%の増ということでありました。これは給与所得者の人数がふえたのか、給与所得がふえたということか、また何か特別な要因があったのかということについてお尋ねします。  それから、成果説明書の80ページには、法人税についても記載がありますけれども、個人の市民税はふえたのに法人税については15.6%のマイナスであったということの整合性というか、関連がよくわからなかったので、この2点についてまず質問をさせていただきたいと思います。  それから、決算書の69ページから70ページ、成果説明書は、ふるさと納税の分ですけれども、17款の寄附金の項目だというふうに思うのですけれど、諫早市民皆さんが逆に他市に納税をされている実績等についてお伺いいたしたいと思います。  以上2点です。 3 ◯財務部長(竹市保彦君)[ 287頁]  まず1点目の、個人市民税の増収の要因という御質問についてお答えいたします。  個人住民税が大きくなりました主な要因といたしましては、税を納めていただく納税義務者の数がふえたということでございます。  前年度の平成27年度と比較いたしますと、毎年7月1日現在で行います課税状況調べによれば、平成28年度は前年度と比べて1,151人、1.8%増加しているということになります。それから、2点目の法人市民税が大幅に減少している要因というお尋ねでございます。
     先ほど、議員がおっしゃいましたように、個人市民税との関係ということかなとは思いますが、実は28年度に特別な要因があって減額になったということではありませんで、平成27年度、前年度の決算の中に、一部大規模法人の税収といいましょうか、業績によります特殊事情で2億円の増収があったということになりますので、平成28年度はその分がなくなって、いわば平年ペースに戻ったということで、形としては大幅な減額になっているということで、特殊要因として落ちたということではないと考えております。  それから、3点目のふるさと納税により市民の方がほかの市へどのくらい寄附されているのかというお尋ねかと思いますが、市民の皆様が行われる寄附につきましては、ふるさと納税分のみということで抽出をすることは困難でございますので、市民の方が行われたその寄附控除についての金額についてお答えしたいと思います。市民の皆様が行われた平成28年中の市民税寄附金控除額の対象となった寄附金額につきましては、総額で1億4,011万円ほどになっております。件数にいたしますと1,182件、これによりまして市民税を控除いたしました金額は4,468万7,000円となっております。 4 ◯田添政継君[ 287頁]  ふるさと納税以外の寄附というのは大体どういうふうな項目がございますか。 5 ◯財務部長(竹市保彦君)[ 287頁]  俗に私どもは一般寄附という呼び方をしているのでございますけれども、ふるさと納税ということ以外に、例えば、よくありますのが香典返しによる寄附でございますとか、自分の出身校に図書を買ってくれという感じでの寄附、そういうものも寄附控除の対象になりますので、申告をされたときには、どの分がふるさと納税でどの分が一般寄附であるという区分はいたしておりませんので、ふるさと納税分のみという抽出がなかなかできかねるというところでございます。 6 ◯議長松本正則君)[ 288頁]  関連質疑はありませんか。      (「なし」と言う者あり) 7 ◯議長松本正則君)[ 288頁]  なければ、これをもって歳入全般に対する質疑を終結いたします。  次に、歳出全般に対する質疑に入ります。 8 ◯中野太陽君[ 288頁]  おはようございます。歳出について質問をいたします。  まず、決算書の185ページ、186ページにございます13節の委託料で、犬猫等死体処理委託料というものが500万円ぐらいありますが、道路などでひかれたりというようなことも含まれていると思いますけれども、この動物の種類と処理数の実績、また近年これがふえているのか減っているのか、どのような推移なのかを伺いたいと思います。  続いて193ページと194ページになります。防犯灯設置費補助金、これに関して土井議員もこの後、LEDについて質問をされると思いますので、ちょっと重なる部分があると思います。  まず、市内の防犯灯LED化、この割合がどのように進んできているのか。それと、LED化における消費電力及び電気料金の変化、これがどのように進んでいるかということを伺いたいと思います。これは成果説明書では55ページと重なっています。  続きまして、同じく193、194ページの乗合タクシー運行委託料で、それぞれの乗車率経営状況、運賃との差額と書いていますけど、収入と収支の差はどのようになっているのかというところで、成果説明書64ページ、65ページには乗車人数は書いているのですけれども、そういったところで伺いたいと思います。  続きまして205ページ、206ページになります。19節の負担金補助金及び交付金のところで、さまざま負担金などが出されているのですが、1,970万円ぐらいの不用額が出ております。この不用額、非常に大きいなというふうに思ったのですけれども、この理由を伺いたいと思います。  それと209ページ、210ページになります。これは13節の委託料になりますけれども、ここには700万円の不用額が出ております。この理由と、またこの700万円の財源はどこから使う予定だったのかというのを伺います。  211ページ、212ページになります。成果説明書では42ページになります。有害鳥獣補助金についてです。まず、相談件数と申請の件数、そして許可件数はそれぞれどのようになっているのかということ、それが1点目です。2点目は、被害実績、それと捕獲頭数です。捕獲頭数成果説明書42ページに国と県と市の補助金は書いているのですけれども、捕獲頭数がどのようになっているのかというので伺います。  続きまして、219ページ、220ページになります。19節にあります負担金補助金及び交付金に400万円の不用額が出ております。この理由を伺います。  続いて、231ページ、232ページになります。これは商工部になると思いますが、諫早つつじ祭り開催事業補助金諫早万灯まつり負担金、のんのこ諫早まつり開催事業補助金とあります。諫早三大祭りと言われているところだと思いますが、補助金負担金に分かれているこの違いについてまず伺います。  2点目ですが、開催中止の場合の返還というのは、どのように考えられているのか伺います。ことしは台風の関係で一部中止がありましたけれども、そういったものとの関連で伺います。  最後になります。279ページから282ページになります。就学援助費について、小学校中学校で出されております。一般質問の虫歯の件でちょっと質問をさせていただいたときに、医療費において、医療券が出されているというようなお答えがございましたので、小中学校で発行されている医療券について、何についてどれぐらいの件数があったのかということを伺いたいと思います。 9 ◯市民生活環境部長御所政久君)[ 288頁]  犬猫等死体処理委託料について、動物の種類と処理数の実績と近年の傾向はということでございます。  犬猫等死体処理委託料は、道路上で車にはねられた動物などの死体を回収する業務の委託料でございます。平成28年度に回収を行った動物の種類につきましては、犬25頭、猫596頭、タヌキ182頭、イノシシ17頭、鳥類117羽、その他が95頭で合計で1,032頭となっております。近年の傾向でございますけれども、平成24年度が1,282頭、平成25年度が1,212頭、平成26年度が1,207頭、平成27年度が1,174頭、昨年度が1,032頭でしたので、年々減少傾向にあります。  続きまして、防犯灯設置費補助金についてでございます。  市内の防犯灯LED化の割合はということでございます。防犯灯につきましては、自治会等で設置・管理していただいておりますが、平成28年度末における市内の総数につきましては、8,243灯でございます。このうち、LED化されている防犯灯数は6,799灯で、その割合は82.5%となっております。LED化における消費電力及び電気料金の変化はということでございます。防犯灯は交換前のほとんどが消費電力40ワット相当の蛍光管型でございます。その照明灯LED化した場合は、消費電力10ワット相当のLED等への交換となります。  LED化後の電気料金につきましては、先ほど申しました40ワットから10ワットへのLED交換の場合で算定しますと、1灯当たり電気料金月平均で122円、年間で1,464円の減額になると見込まれております。  次に、乗合タクシー運行事業でございます。それぞれの乗車率経営状況、運賃との差額ということでございます。乗車率でございますが、1便当たり平均利用者数で御答弁申し上げたいと思います。平成28年度において、早見地区が1.8人、本野地区が1.0人、小江深海地区が1.9人となっております。  次に、それぞれの運賃との差額についてでございますが、早見地区運行経費が219万9,150円、運賃収入が43万2,400円、差引額が176万6,750円、本野地区運行経費が161万3,300円、運賃収入が14万7,600円、差引額が146万5,700円、小江深海地区運行経費が266万4,500円、運賃収入が37万4,800円、差引額が228万9,700円となります。この差引額の合計552万2,150円が乗合タクシー運行委託料となります。 10 ◯農林水産部長(毎熊正美君)[ 289頁]  私のほうから、まず8款2項1目農林水産管理費の19節の不用額が大きい理由はということでございますけれども、不用額が最も大きい事業は、農地中間管理機構集積協力金でございます。これは予算額2,000万円に対して約300万円の支出ということで、約1,700万円不用額が生じております。  これは、当初70ヘクタールの集積を予定して予算を計上いたしておりましたけれども、実績が25ヘクタールとなりました。その理由につきましては、平成28年度から交付単価が大幅に引き下げられたことが原因と思われます。平成27年度地域集積協力金、例えば、2割強5割未満の集積割合のところは10アール当たり、27年度が2万円であったものが28年度からは1万8,000円、5割以上8割未満のところ、これが10アール当たり2万8,000円だったものが2万1,000円、あるいは耕作者集積協力金、これは10アール当たり2万円であったものが1万円ということで、平成28年度からそれぞれ引き下げられ、集積が前年度より大幅に減ったということでございます。  もう一件ございまして、耕作放棄地解消基盤整備事業費補助金でございます。これは、予算額685万1,000円に対して決算額が418万円ほどということで、約270万円の不用額が生じております。この理由は、もともと2件実施予定をしておりましたが、1件が取り下げ、結局実施をされなかったということで、270万円の不用額が生じたものでございます。  次に、8款3項4目干拓費委託料の700万円の不用額の理由と財源でございますけれども、この委託料につきましては、国営諫早湾干拓事業に係る開門問題において相反する法的義務が存在する中、もし国が開門調査を行うこととなった場合に、防災、農業、漁業、環境面においてさまざまな影響を及ぼすことが考えられます。  このため、国が行う開門調査に係る対策工事が適正なものになっているかを検証し、その結果を市民へ周知する経費として、一般財源により700万円予算化したものでございまして、平成28年度は国が開門調査のための対策補助を行わなかったため、全額が不用となったものでございます。  次に、8款4項3目有害鳥獣対策費補助金の関係でございます。  まず、相談件数申請件数許可件数ということでございますけれども、補助金でございますので、許可ではなく交付件数のほうで答弁をさせていただきたいと思います。  まず、イノシシアライグマの捕獲に対して奨励金を交付する「捕獲奨励金事業」につきましては、捕獲実績による申請に対して交付を行いますもので、イノシシが延べ338件、アライグマが延べ23件でございます。相談件数につきましては、これは申請者猟友会の会員と自治会等の特区の方に限定されておりますため、ほとんど相談はあっておりません。  それから、次に農作物被害防止のための侵入防護柵の設置への支援を行う「侵入防護柵対策事業」につきましては、受益者代表からの申請に対してワイヤーメッシュ等を交付いたしております。申請件数交付件数は同数の151件でございます。また、申請に係る相談件数は具体的に統計をとっているわけではございませんけれども、年間数件かあるということでございます。  次に、被害実績捕獲頭数でございます。平成28年度の有害鳥獣に係る被害実績ですけれども、イノシシによる被害、これが3,564万円、カモによる被害、これが昨年ちょっとふえておりまして、2,284万円、その他の鳥獣による被害が192万円で、合計6,040万円になっております。  また、捕獲頭数イノシシが2,330頭、カモが191羽、その他の鳥獣が688頭、鳥もございます。合計で3,209頭・羽となっているところでございます。  次に、8款6項2目森林整備費の19節約400万円の不用額の理由でございますけれども、これは、豊かな森づくり事業における補助金の減額によるものでございます。この補助金事業主体でございます長崎南部森林組合が国、県から直接受ける補助金、その残りに対して市が補助するものですけれども、事業実施に伴い、今回、国、県の補助金の割合が予算よりふえております。残りが減ったものですから、その補助金が不用となったということでございます。  その理由ですけれども、間伐利用搬出木材材積率を予算では1ヘクタール当たり35立米で計上しておりましたけれども、実績が1ヘクタール当たり44立米になっております。搬出量が多いと国の補助金が上がるという仕組みがございまして、このため、国の補助金が7,700万円から約9,300万円に、約1,600万円増額になりまして、その結果、市のほうが400万円減額となったものでございます。 11 ◯商工振興部長(藤山 哲君)[ 290頁]  決算書の231ページ、232ページでございます。9款2項2目観光費の中の19節諫早つつじ祭り開催事業補助金諫早万灯まつり負担金、のんのこ諫早まつり開催事業補助金につきまして、補助金負担金の違いについての御質問にお答えいたします。  一般的な補助金の定義といたしましては、国や自治体が直接的、または間接的に公益上、必要がある場合に、民間等に対して交付する金銭的な給付でございます。  これに対し、負担金は公益上必要がある場合に、特定の事業に対してその経費の一部に充てるため、支出する金銭となっております。  これに基づきまして、諫早つつじ祭りとのんのこ諫早まつりにつきましては、それぞれ諫早観光物産コンベンション協会とのんのこ諫早まつり振興会が主催をされており、交流人口の拡大や地域経済活性化を図るため、両団体に対し補助金を交付しております。  一方、諫早万灯まつりにつきましては、諫早市諫早商工会議所諫早観光物産コンベンション協会の3者で主催をしていることから、その事業経費に充てるため、市として負担金を支出し、共同で事業を実施しているところでございます。  次に、開催中止の場合の返還についての御質問でございますが、開催中止による補助金の返還につきましては、祭り等の開催を中止する要因となった災害等の状況や中止決定の時期、事業進捗状況などにより多少の違いはございますが、基本的には事業費が減少した割合に応じて補助金の返還をお願いすることといたしております。 12 ◯教育次長井上良二君)[ 290頁]  決算書279ページから281ページ、就学援助費医療費における小中学校で発行されている医療券の件数でございます。平成28年度就学援助費医療費における医療券発行件数小学校が540件、中学校が181件、合計721件となっております。  内訳は1件が耳鼻科で残りの720件が歯科医院となっております。 13 ◯西田京子君[ 290頁]  決算書の167ページ、6款2項1目20節ですけれども、障害者福祉タクシー利用料金助成についてお尋ねをいたします。  障害者社会参加促進事業の一つとして、1枚500円のタクシー券が年間48枚、2万4,000円分、申請することにより支給されることになっておりますが、本事業対象者は何人でしょうか。またそのうち、何人の方が利用されているのかお伺いいたします。  また、この予算は全ての対象者の利用を想定したものにはなっておりませんが、対象者の1人でも多くの方が利用できるように、この制度の周知が必要だと思いますけども、この周知はどのようにされているのかお伺いいたします。 14 ◯健康福祉部長石橋直子君)[ 291頁]  6款2項1目障害者福祉タクシー利用助成制度についてお答えいたします。  この制度につきましては、条件の一つとして常時車椅子を利用している人ということがございます。制度を利用できる対象者の総数ということでございますが、車椅子常用者の確認が困難ですので、総数は把握できておりません。タクシー券を交付している方は平成28年度で381人でございます。また、対象者への周知につきましては、広報諫早や市のホームページでのお知らせ、既に交付している方には3月に手続き申請の文書を出しているところでございます。  また、新規の手帳取得者には窓口で、ほかの制度とあわせて内容の説明をいたしております。 15 ◯西田京子君[ 291頁]  この対象者の要件として、車椅子を利用している方ということを今言われましたけど、そうではなくて、まだまだ対象者はたくさん要件があるわけですよね。車椅子常用の方を、つかめていないということであれば、それ以外の方で何人ぐらいいらっしゃるのかと、車椅子常用が想定される人たちは含めないで、そこら辺は勘案しないで、どのぐらいの対象者がいるのかということです。対象者の人数もわからないで、予算を立てるというのは、対象者が何人で、どのぐらいの予算を立てるのかがわからないと思うのですよね。大体の対象者をつかむべきだと思うのですけれども。 16 ◯健康福祉部長石橋直子君)[ 291頁]  予算につきましては、前年度の実績などを参考に、新規の利用者の数とかそのあたりを参考にしているところでございます。  この事業の対象につきましては、身体障害者の方につきましては、下肢体幹の障害で手帳の1級、2級の方、この方たちについて車椅子の常時必要という要件がございます。それから、視覚障害の1級の方、療育手帳のA1とA2の方、そして精神障害者福祉手帳の1級の方が対象者でございます。 17 ◯西田京子君[ 291頁]  部長答弁されましたので、それぞれ視覚障害者の方が何人とかそういうことで対象者が少しでもわかると思うのですね。下肢、そして車椅子を常時利用しているか、そこら辺はわかっている範囲内で対象者の数をお尋ねいたします。視覚障害者の方とかで対象者になる方はもうわかると思うのですよね。 18 ◯健康福祉部長石橋直子君)[ 291頁]  今申し上げた要件のうちで、わかる範囲でということでございますが、下肢体幹の1級、2級の方につきましては、これは車椅子常時必要ということを考えなければ669人でございます。それから、視覚障害の1級の方が219人、療育手帳の方が639人、そして精神障害者保健福祉手帳の方が126人でございます。 19 ◯土井信幸君[ 291頁]  質問が多岐にわたりますのでよろしくお願いいたします。  まず、議案番号70号です。ページが157ページから158ページ。5款1項4目13節の委託料でございますけれども、がん検診推進委託料ですね。これと肝炎ウイルス健診事業委託料が大幅に少なくなっております。がん検診推進委託料は27年度の決算が747万1,000円、それが今年度は200万1,000円ですね。肝炎ウイルス健診事業委託料が27年度が401万円から203万7,000円に減額されておりますけれども、この辺の減額の理由がどういう理由なのかお尋ねいたします。  次に、がん検診推進や肝炎ウイルス健診推進のためにクーポン券を配付されておりますけれども、このクーポン券の配付状況と受診率がどのくらいかお尋ねいたします。  次に、181ページ、182ページの6款3項1目20節です。医療費の扶助でございますけれども、総額が減っておりますけれども、医療費扶助費並びに葬祭扶助費がふえております。この主な理由は何か。それと、医療費扶助で、病院の重複受診があると聞いておりますけども、それもこの増額になった理由になるのか、それと医療費扶助費のうちに入院費が占める割合がどれくらいあるのか、お尋ねいたします。  次に、187ページ、188ページ、7款1項3目諫早市衛生組織連合会交付金でございますけれども、これが若干27年度とすれば減っております。この減額の理由は何かですね。その辺をお尋ねいたします。  次に、193ページ、194ページ、7款2項1目ですけれども、先ほど、中野議員から防犯灯の質問がありましたけれども、これは街灯の移設費の工事委託料が増額になっておりますけれども、理由は何かと。  それと、街灯のLED化の現状はどうなのか、お尋ねいたします。  次に、防犯灯の維持管理費補助金でございますけれども、中野議員と重複しておりますので、その辺は割愛して答弁をいただきたいと思っております。  資料では平成27年度は204自治会、平成28年度は209自治会で8,217灯でしたけれども、先ほどの答弁では少しふえておりますので、自治会の数がどれだけあっていたのか、お尋ねいたします。  次に、249ページ、250ページです。10款4項1目市民公園費13節委託料でございますけれども、風力発電施設保守委託料です。332万2,080円、もう風車が長い間、とまっておりますけど、この風車がとまっているのは私大変気になっております。この委託料の中に風車の点検も含まれるのかお尋ねいたします。  最後に、12款7項1目13節、これも委託料でございますけれども、唐比のくり舟です。この保存処理委託料が248万4,000円、それと水槽の処理が35万6,400円かかっておりますけれども、この事業の内容について、それと進捗状況はどうなのか、お尋ねいたします。  以上です。 20 ◯健康福祉部長石橋直子君)[ 292頁]  まず、5款1項4目成人保健費についてでございます。がん検診でございますけれども、減少している理由ということでございます。国の制度変更により、平成27年度までで大腸がん検診の無料クーポン事業が終了したということが主な原因と考えております。  また、子宮がん、乳がん検診についても、無料クーポン事業対象者が変更になっており、その変更に伴って受診者数が減となったものと考えております。  また、肝炎ウイルス健診推進事業については、これは一生に1回だけということでございまして、過去に受診をした方は対象としないため、受診数は年々減少するものでございます。  平成27年度と同様に、個別通知による受診勧奨は行っているところでございますが、受診数が減少したためにこの費用も減額となっているものでございます。  それから、無料クーポン券の配付状況などでございますが、平成28年度は子宮がん検診で20歳の659人、乳がん検診で40歳の900人に配付をいたしました。子宮がん検診の受診率は12.4%、82人、乳がん検診の受診率は22.8%、205人となっております。  肝炎ウイルス健診については、40歳から70歳までの節目年齢の方、1万108人へ勧奨はがきを送付いたしました。受診率は6.3%、636人となっております。  次に、6款3項1目生活保護費でございます。医療扶助費が前年度と比較して増加している理由につきましては、平成28年度は前年度と比べまして受給者数は減少しておりますが、1人当たりの額が増加しているという状況でございます。  1人当たりの額が増加した理由の状況分析というものはできておりませんけれども、一般的には脳疾患や心臓疾患等の比較的高額な医療が増加したということが考えられます。また、高齢者世帯の割合がふえていることも影響を与えていると推測しております。  葬祭扶助費が増加した理由は、葬祭扶助受給者が増加をしたためです。葬祭扶助の受給者は葬祭を行ったものでございまして、被保護者だけではなく、医療機関や施設管理者などの方が葬祭を行うという場合もございます。  被保護者が医療機関を受診する場合の、病院の重複受診という件でございますが、被保護者が医療機関を受診する場合には、原則として事前に保護課のほうに連絡を受け、主治医から医療要否意見書を提出してもらうことになっております。また、担当ケースワーカーも必要に応じて受診履歴を確認の結果、指導なども行っているわけですけれども、このことから不信を抱かせるような重複受診が増加しているということはないと考えております。  また、医療費の適正化を図るためには、診療報酬明細書の点検やジェネリック薬品の使用促進などに取り組んでおります。  それから、医療扶助費のうち、入院費が占める割合ということでございますが、医療扶助費19億281万3,984円に対して入院費は12億282万4,517円で63.2%となっております。
    21 ◯市民生活環境部長御所政久君)[ 293頁]  決算書187ページから188ページでございます。7款1項3目環境衛生費、諫早市衛生組織連合会交付金についてでございます。平成27年と比較し、衛生組織連合会交付金の減額の理由ということでございます。  諫早市衛生組織連合会は自治会で組織されており、地域の環境美化や健康で住みよいまちづくりを推進し、ごみの減量化、市民大清掃や空き缶回収キャンペーンなどの清掃活動、このほか、環境衛生の向上に取り組まれております。  交付金の減額の主な理由といたしましては、平成26年度から平成28年度までの3カ年で不法投棄防止やごみステーション用の看板を作成するように計画されておりましたが、2年目の平成27年度までにほぼ予定枚数を確保できたことから、平成28年度の事業内容について、諫早市衛生組織連合会と協議を行い、減額をしたということでございます。  決算書193ページから194ページ、7款2項1目市民生活安全費で、街灯移設等工事委託料でございます。平成27年度と比較して、街灯の移設工事委託料が増額した理由はということでございます。  街灯の工事については、占用柱の老朽化による建てかえや道路管理者が設置している道路照明灯と重複していた街灯の撤去、民地に設置されていた街灯の九電柱等への移設が前年度に比べて多かったことから増額となったものでございます。  平成28年度末の街灯のLED化の現状はということでございます。平成28年度末における街灯総数は2,254灯でございます。このうちLED化されている街灯数は1,322灯で、その割合は、58.7%となっております。  次に、決算書193ページから194ページでございます。7款2項1目市民生活安全費、防犯灯維持管理費補助金について、平成27年度と比較して防犯灯維持管理費補助金が下がっていると。LED効果と思われるが、平成28年度末の防犯灯LED化の現状はということでございます。  防犯灯維持管理費補助金でございますが、先ほど答弁しましたように、この補助金は自治会や町内会が設置されている防犯灯に対しまして市が電気料金を補助するものでございます。平成27年度の決算額と比較いたしますと約110万円の減額となっております。  その主な理由といたしましては、防犯灯LED化が進み、電気料金の単価が下がったことにより補助額が減少しているという状況です。平成28年度末における市内の防犯灯LED化率は82.5%となっております。 22 ◯建設部長(島 公治君)[ 293頁]  決算書の249ページから250ページの10款4項1目市民公園費の中の風力発電施設保守委託料は、風車2基分を年2回点検を行うものでございます。したがって、現在運転を停止している2号機も稼働しているときに点検を行っております。  点検の内容といたしましては、前期点検でブレード、発電機等の機械系統84項目及び制御盤等の電気系統31項目、後期点検は、機械系統の133項目、及び電気系統の35項目について実施しております。  現在、稼働がとまっております2号機についても10月末までには通常の運転をしたいと考えています。 23 ◯教育次長井上良二君)[ 293頁]  12款7項1目文化財保護費の唐比のくり舟の保存処理及び保存水槽解体処理委託料の内容でございます。  市指定文化財「唐比のくり舟」の保存処理については、これまで水中で保管・展示を行っていたくり舟を空気中での保管・展示ができるように、化学的な薬品で、化学的な方法を用いまして保存処理を3カ年の予定で実施しております。  平成28年度は3カ年計画の1年目でございまして、現在、熊本県八代市にございます文化財保存処理の専門業者の保存処理用の水槽にて、薬品をしみ込ませる処理を行っているところでございます。  また、「唐比のくり舟」の保存水槽解体処理につきましては、これまで保管・展示していましたコンクリート製の水槽の解体処理を行ったものでございます。 24 ◯土井信幸君[ 293頁]  順を追って再質問をいたします。  まず、がん検診の委託料でございますけれども、確かに受診対象者並びに受診数が大分減っているのですよね、27年度、28年度は。特に対象者の減少は、大腸がんで27年度が9,300人だったのがゼロと、これは廃止になった訳ですね。そして、子宮がんが2,146人が659人と、乳がん3,359人が900人ということで対象者が大分減っております。当然受診者数も減っておりますけれども、先ほどの部長の答弁では、対象者が変更になったということでございますけれども、どういう変更になったのか、まずお尋ねいたします。  次に、生活保護費の医療費扶助費でございますけれども、9月5日の新聞だったですかね。長崎新聞ですけども、薬の重複投与が全国的問題になっているということで、財務省は2018年度の予算編成で生活保護費の医療費扶助を見なおして、かかりつけ医局の仕組みの導入を検討しているということでございますけれども、諫早はそういうことは考えられないのか。  それと医療扶助費の6割が入院費ということでございますけれども、今後の当局の取り組みをお尋ねいたします。  次に、衛生組織連合会の交付金ですね。減額になっておりますけれども、家庭用に配付された薬品がかわっておりますけれども、あれも減の理由になったのか、お尋ねをいたします。  そして、風力発電です。これも急いで修理ができればなと思っております。ちなみに平成27年度の売電収入が1,728万円、それが3号機がとまってから平成28年度が1,014万8,000円ということで、大変な減額になっております。修理ができれば何とか電気料を稼ぐと思いますので、早目の修理をお願いをしたいと思っております。 25 ◯健康福祉部長石橋直子君)[ 294頁]  クーポンが減った理由ということかなと思います。大腸がん検診につきましては、平成23年度からクーポンの送付を始めているわけでございますが、対象者が40歳、45歳、50歳、55歳、60歳ということで5歳刻みになっております。それで、平成27年度まででちょうど一巡したという形でございまして、そういうこともあって国の補助のほうもなくなったということでございます。  それから、子宮がん検診と乳がん検診につきましては、この見直しと同時にというか、平成27年度までは過去のクーポンを送った方のうちの未受診者について、2年間についてはその方たちにもお送りしていたわけですが、平成28年度からは子宮がんについては20歳だけ、それから乳がんについては40歳のみということでお送りしているところでございます。そのことでクーポンの件数が減っているということでございます。  それから、生活保護につきましては、現在、生活保護の基準について国のほうで見直しが行われているということでございまして、その動向を見ながら考えていきたいと思います。当然国の制度でございますので、従ったものになるということでございます。 26 ◯市民生活環境部長御所政久君)[ 294頁]  衛生組織連合会の補助金の関係でございます。議員が先ほど、家庭用配付薬剤とおっしゃいましたけれども、これは自治会へ配付する際には、個別配付は行わず、自治会単位とか班単位にまとまって散布していただくようにお願いをしているところでございます。  補助金の減額の理由になっているかということでございます。薬剤購入につきましては、前年度に比べて約9万円程度増額しておりますので、この減額の理由とはなっておりません。 27 ◯建設部長(島 公治君)[ 294頁]  風力発電施設ですけど、2号機の耐用年数が平成29年度、3号機の耐用年数が一応31年度となっておりますけれども、稼動している間は、先ほど申したとおり、2つ回せば1,700万円程度の収入がございますので、適正な点検を行いながら、施設の延命化に努めていきたいと考えています。 28 ◯田添政継君[ 294頁]  決算書の113ページ、ビタミンプロジェクト事業です。成果説明書の69ページでございますけれども、毎年事業費減少傾向にありますけれども、その要因について何か分析をされていれば、よろしくお願いしたいと思います。  145ページ、成果説明書の71ページ、ふるさと納税の分ですけれども、納税事務に係る必要経費についてでありますが、13節で推進事務の委託料については計上してありますけれども、ふるさと納税を受け入れるに当たっての職員等のいろんな問題、総体を含めて、必要経費というのはどれくらいかかるのか、お尋ねしたいと思います。  197ページ、7款3項2目でありますが、個人番号カード普及事務成果説明書の72ページ、全国的に登録者は何人ぐらいいらっしゃるのかということと、諫早の人数も報告してありますが、恐らく普及が進んでいないんだろうというふうに思いますが、その普及が進まない理由は何なのかということ。  それから、税と社会保障と防災に限るということで、この事業が導入されたわけですけれども、対象が拡大されるのではないかという、そういう不安等が広がっているように思うので、そこら辺についてお尋ねをしたいと思います。  それから、261ページ、11款1項1目東日本大震災復興支援事業成果説明書の73ページ、新地町を中心に派遣をされておりますけれども、派遣職員の延べ人数、それから派遣された職員の健康診断は特別になにか実施をしているものがあるかどうかについてお尋ねいたします。 29 ◯政策振興部長(西山一勝君)[ 295頁]  決算書の113ページから114ページ、諫早市ビタミンプロジェクト実施事業費補助金の対前年度からの減額決算について御説明を申し上げます。  諫早市ビタミンプロジェクト実施事業補助金、これは定額補助ではなくて事業費補助金でございますので、必ずしも事業件数と連動するものではございませんが、事業実施件数につきましては、平成26年度が2件、平成27年度が1件、平成28年度が2件でございます。  市民が取り組まれております実施事業費が大きい事業から小さい事業まで様々で、また年度間でも異なりますので、事業主体事業費に応じた市の補助金決算額をこの3年間に限りますと一たん減少している状況でございます。したがいまして、一定の周期的な動きと捉えております。 30 ◯財務部長(竹市保彦君)[ 295頁]  決算書の143ページから146ページになります。4款3項1目税務総務費の中のふるさと納税の事務に係る必要経費というお尋ねかと思います。  ふるさと納税に係ります必要経費につきましては、まず先ほど議員がおっしゃいました委託料ふるさと納税推進事務委託料というのがございまして、これが1億9,339万7,494円ということになっております。これ以外に、市の直接の事務経費といたしましては、臨時職員の賃金でございますとか受納証明書等を発送するための郵便料や印刷経費、それとまた内部事務に使います、消耗品費などの経費などがあわせまして578万7,816円と、決算書になりますと細節ごとの内訳になっているものですから、その数字の中に含まれている形になります。  合算いたしますと、1億9,918万5,310円というのが、平成28年度にふるさと納税事務に要した経費ということになります。 31 ◯市民生活環境部長御所政久君)[ 295頁]  決算書197ページから198ページ、成果説明書72ページ、7款3項2目住民登録費、個人番号カード普及事務についてでございます。全国的な状況、登録者数はということでございます。  ことしの8月末現在で、個人番号カード、いわゆるマイナンバーカードを取得されている人の数でございますが、全国で約1,230万人でございます。  普及が進まないのはなぜかということでございます。交付が進んでいない理由といたしましては、マイナンバーカードは現段階では本人確認などの法的な身分証明書や国税の電子申告(e─Tax)に利用されることが主でございまして、メリット感が薄く、必要性は余り感じられていないこととか、カードを紛失すると個人情報が漏れて悪用されるのではないかと懸念される方がおられるためではないかと思っております。  税と社会保障と防災に限るということであるが、対象が拡大されるのではないかということでございます。マイナンバーの利用につきましては、「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(番号法)」におきまして、社会保障、税、災害対策の分野を利用範囲として定めており、平成28年1月から運用が開始されているところでございます。  この3分野の範囲が拡大されるのではないかというお尋ねでございますが、現在、国においては国民の利便性の向上のために戸籍事務などの分野において、マイナンバーの利用拡大に向けた検討が進められております。  なお、マイナンバーカードにつきましては、国においてカードの利活用を推進するための計画が作成されておりまして、その中でカードの利用範囲の行政での拡大とか民間企業が提供するサービスへの拡大などが現在、検討されておりまして、多機能カードの活用に向けた検討ということになっております。 32 ◯総務部長(高橋英敏君)[ 296頁]  決算書の261ページ、東北震災への派遣職員の延べ人員という御質問でございます。  福島県新地町へは平成23年5月から下水道技術職員、道路技術職員、及び農業土木技術職員を長期派遣しておりまして、これまでに延べ24名の職員を派遣しております。  そのほか、福島県いわき市に平成24年10月から半年間、土地区画整理技術職員を1名派遣し、また福島県郡山市や宮城県石巻市などへ給水支援や罹災証明の発行事務の支援などに延べ107名の職員を短期派遣いたしました。  それと、健康診断は実施しているかという御質問でございますが、派遣職員の健康診断につきましては、通常の職員が受ける健康診断とは別に、職員が帰任した後に、長崎大学病院で被曝線量検査を受診しており、平成28年度は4月、または10月に受診しております。  検査の結果につきましては、いずれも異常はないという報告を受けているところでございます。 33 ◯議長松本正則君)[ 296頁]  関連質疑はありませんか。      (「なし」と言う者あり) 34 ◯議長松本正則君)[ 296頁]  なければ、これをもって議案第70号に対する質疑を終結いたします。  質疑を保留し、しばらく休憩いたします。                 午前10時58分 休憩                 午前11時10分 再開 35 ◯議長松本正則君)[ 296頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、議案第71号「平成28年度諫早市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について」に対する質疑に入ります。 36 ◯西田京子君[ 296頁]  議案第71号です。決算書339ページから340ページです。歳入について、一般被保険者国民健康保険料、現年度分の滞納額が約2億円ということでありますが、滞納状況によって短期被保険者証や資格証明書が発行されていると思います。  短期被保険者証の更新手続ができなくて、期限が切れたままの保険証の方もいらっしゃるのではないでしょうか。この期限が切れた保険証や資格証明書で受診した場合、医療費の10割を支払うということになるわけですが、正規の被保険者証がない、いわゆる無保険状態の実態をお伺いいたします。  続きまして、同じく議案第71号355ページから356ページです。6款1項1目13節人間ドック委託料、この人間ドックは1泊と日帰りコースがありますが、それぞれの費用は6万4,000円と3万5,000円、平成28年度は自己負担3割を5割に引き上げた予算となっております。1泊自己負担1万9,200円が3万2,000円に、日帰り自己負担1万500円が1万7,500円に引き上げられたわけでありますが、それぞれについて受診者数と受診率をお伺いします。また、前年度と比べて受診者がふえたのかどうかお伺いいたします。 37 ◯健康福祉部長石橋直子君)[ 296頁]  議案第71号のまず歳入でございます。短期被保険者証について、本市では5月・8月・11月・1月・3月の年5回の更新通知を初め、電話・訪問などで接触の機会を設け、保険証をお渡しできるように配慮しているところでございます。  窓口でお申し出いただければ、短期被保険者証はいつでも更新できるように用意をいたしておりますが、未更新世帯につきましては、年に2回短期被保険者証を郵送しております。  平成28年度は7月6日に704世帯に対し、8月末有効期限の保険者証を、12月9日に651世帯に対し1月末有効期限の短期被保険者証を発送しております。  被保険者資格証明書の対象世帯につきましては、医療費の支払いが困難である場合など、その旨の申し出をいただければ、短期被保険者証を交付し、いつでも保険給付を受けられるように対応をいたしているところでございます。  次に、人間ドックについてでございます。平成28年度における諫早市国民健康保険の人間ドック補助の受診者数は1泊2日が87人、日帰りが332人でございます。  受診率をということでございますが、人間ドック補助の利用者数につきましては、受診率として算定し、公表しているものがございませんので、対象年齢が同じである特定健診対象者数に占める割合でお答えさせていただきます。  1泊2日が約0.4%、日帰りが約1.4%となっております。前年度は1泊2日が125人で約0.5%、日帰りが346人で約1.5%でしたので、いずれも減少しております。 38 ◯西田京子君[ 297頁]  この歳入についてですけれども、7月と12月に短期の保険証を皆さんに発行するということですけれども、その発行する時点で期限が切れた保険証を持っている方がいらっしゃったのかということをお尋ねいたします。もしいらっしゃったら何件の方が期限の切れた保険証を持ったままでいらっしゃったのかということをお尋ねいたします。  それから、人間ドックについてですけれども、1泊についても日帰りについても減少しているわけですけれども、自己負担を引き上げたことの影響についてはどのように分析をされているかお伺いいたします。 39 ◯健康福祉部長石橋直子君)[ 297頁]  先ほど申し上げました704世帯と651世帯ですけど、この世帯が有効期限が切れている世帯数ということでございます。  それから、人間ドックについてもう一つ、市でミニ人間ドック事業というのを行っております。これは、特定健診とがん検診を同時に全部受診しますと一定の費用がかかるわけですが、その場合に200円を助成をするというものでございまして、これら全てを受診した場合だと、人間ドックに内容的にかなり近いものがあると。その中で、市、国保といたしましては、特定健診の受診者で、数値が基準よりも悪い方には特定保健指導なども行っております。  特定健診とがん検診を組み合わせて受診していただくことのほうを推奨しているということですので、そういうこともあって、補助率は5割に引き下げたということでございます。  こちらのミニ人間ドックのほうも利用していただければ、予防としていい制度ではないかと考えているというところでございます。 40 ◯議長松本正則君)[ 297頁]  よろしいですか。関連質疑はありませんか。      (「なし」と言う者あり) 41 ◯議長松本正則君)[ 297頁]  なければ、これをもって議案第71号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第72号「平成28年度諫早市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」に対する質疑に入りますが質疑の通告がありませんので、これをもって、議案第72号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第73号「平成28年度諫早市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」に対する質疑に入ります。
    42 ◯西田京子君[ 297頁]  議案第73号について、決算書387ページから388ページ、介護保険料についてです。3年を1期として保険料の改定が行われ、保険料は上がり続けているわけですけれども、この介護保険料は年金から引き落とす特別徴収、これはもちろん収納率100%です。年金が18万円未満の方は納付書などで支払う普通徴収がありますが、これは主要施策の成果説明資料の17ページによりますと収納率が89.6%となっております。  滞納されている高齢者には介護の給付制限があるのかどうかお伺いいたします。 43 ◯健康福祉部長石橋直子君)[ 297頁]  介護サービスを利用した際の個人負担につきましては、通常はかかった費用の1割、または2割でございますが、保険料を滞納していると、滞納期間に応じて次のような措置が講じられるということでございます。  まず、1年以上滞納いたしますと、費用の全額を一旦自己負担し、申請により後日保険給付分が支払われることになります。  また、1年6カ月以上滞納いたしますと、費用の全額を一旦自己負担し、申請後も保険給付分の一部または全部が一時差し止めということになり、その給付される分を滞納された保険料に充てるという制度もございます。  それから、2年以上滞納いたしますと、サービスを利用する際に、もともと1割または2割ですけれども、個人負担が3割ということになり、高額介護サービス費などが受けられなくなる場合もございます。 44 ◯議長松本正則君)[ 297頁]  関連質疑はありませんか。      (「なし」と言う者あり) 45 ◯議長松本正則君)[ 298頁]  なければ、これをもって議案第73号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第74号「平成28年度諫早市浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の認定について」に対する質疑に入りますが、質疑の通告がありませんので、これをもって議案第74号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第75号「平成28年度諫早市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について」に対する質疑に入ります。 46 ◯田添政継君[ 298頁]  成果説明書の20ページに記載がありますけれども、利用する車が5,000台近く減少しているように思うのですが、その要因についてお尋ねします。 47 ◯市民生活環境部長御所政久君)[ 298頁]  利用者が5,000台近く縮小しているがその要因は何かということでございます。  市営高城駐車場の利用状況でございますが、過去5年間の普通駐車台数は、平成24年度から平成26年度までの3年間は毎年おおむね4万台前後、平成27年度が約4万4,000台に増車になっております。平成28年度は例年ベースの約4万台となっております。  平成27年度が例年より増加している主な理由といたしましては、商工会館の設備工事に伴う関係業者の利用による増です。これとか、プレミアム付商品券の販売に伴い、観光物産コンベンション協会へのお中元等の購入来場者の増、あるいは商工会館の会議室の借り上げで、その関係者の方の利用とか、そういうのが多かったと考えております。  平成28年度は平成27年度のような大幅な増加要因がなかったため、平年の利用体制になったということでございます。 48 ◯議長松本正則君)[ 298頁]  関連質疑はありませんか。      (「なし」と言う者あり) 49 ◯議長松本正則君)[ 298頁]  なければ、これをもって議案第75号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第76号「平成28年度諫早市墓園事業特別会計歳入歳出決算の認定について」に対する質疑に入りますが、質疑の通告がありませんので、これをもって議案第76号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第77号「平成28年度諫早市水道事業会計決算の認定について」に対する質疑に入ります。 50 ◯土井信幸君[ 298頁]  それでは、議案第77号の「平成28年度諫早市水道事業会計決算の認定について」御質問をいたします。  決算書は3ページから4ページ、意見書では4ページでございますけれども、資本的収入の負担金です。平成27年度が1億9,494万円の予算の中で、決算が1億82万8,000円と、51.7%の収入率です。それが平成28年度は予算が2億618万5,000円で決算が6,652万1,000円と32.3%の大幅な下落になっております。  次に、資本的支出でございますけれども、これは施設の整備拡充のための予算でございますけれども、建設改良費の27年度が15億1,000万円余りの予算に決算が11億1,900万円、不用額が3億8,000万円余りです。執行率が74%。28年度は12億8,154万1,000円に対して決算が7億4,033万円と、5億482万8,000円の不用額で、執行率が57.8%、収入率と執行率が低くなっておりますけれども、この辺の理由をお尋ねいたします。 51 ◯上下水道局長(馬場康明君)[ 298頁]  決算書の3ページ、4ページでございます。負担金の収入率についてのお尋ねでございますが、この負担金でございますが、新幹線の工事、あるいは国や県の道路工事などによりまして、水道管が支障となる場合に移設が必要となります。その際に依頼を受けまして、上下水道局で工事を行いますが、その分の工事費の一部を負担金ということで依頼者からいただくものでございます。  この負担金が少なかった理由でございますが、まず新幹線工事等で諸事情によりまして、工事場所を変更したり、あるいは翌年度に見送ったり、あるいは水道管が通っていない場所に工事箇所を変更したりということ、あるいは国や県などの道路工事などの場所が変更になったり時期が変更になったりということに伴いまして、負担金をいただく工事が当初予定しておりました37件から18件と非常に減少をいたしまして、歳入が、その分の負担金が入っていないということでございます。工事をしなかったということ、依頼がなくなったということでございます。  歳出のほうの建設改良費、これも同じ理由でございます。その分に対応する工事がなくなったということで、新幹線の工事、あるいは道路工事に伴う水道管の移設工事が少なくなったということでございます。  一部、補助金等がつかなかったということで、内示等が73%ぐらいでございましたので、していなかった工事というものもございますが、そういった理由で歳入歳出とも少なくなっております。 52 ◯田添政継君[ 299頁]  同じく、決算審査意見書の17ページから18ページに監査委員の方の指摘事項があるのですけれども、28年度は有収率が前年度に比べて0.9%ポイント低下している、有収率を上昇させるためには漏水を防止することが根本的な対策ということを言われながら、一番末尾に、老朽管路の更新や地震災害に対応するための耐震化についても計画的に進めながら、なお一層の経営の効率化に努めというふうに指摘をなさっているのですけれども、そのことをどのように受けとめられたかをお尋ねします。 53 ◯上下水道局次長(岩松 亨君)[ 299頁]  決算審査意見書の指摘事項についてどう受けとめたかということについてでございます。  漏水を防止するには、老朽管を更新するのが最大の対策でございます。しかしながら、市内全域で987キロメートルの管路を有しておりまして、老朽管にあわせて更新するには多額の資金を必要とすることになります。  意見書においても水道事業の運営に当たっては、経営の安定化や効率化を図るよう求めているところでございます。  また、漏水を早期に発見し、迅速に修繕を行うことで管路の延命化、少しでも長く使うという延命化を図りながら、それと一方では、あわせて基幹管路を中心とした老朽管の更新、耐震化を進めることが重要であると認識をいたしておりまして、意見書においてもその辺の有収率の実情が書かれておると理解をいたしておるところでございます。  平成28年度の漏水調査で申しますと、先ほど987キロメートルと申しましたけれども、その65%に当たる637キロメートルにつきましては漏水調査を業者に委託いたしております。この調査によりまして188カ所の漏水箇所、そして、市職員独自に定期的に調査を行っており、その調査で184カ所、それと市民からの通報によるものが385カ所、あわせまして757カ所について28年度は修繕をいたしたというところでございます。  日平均にしますと、1日当たり2.1カ所ということになりまして、365日、24時間体制で市の職員が対応に当たっているというところでございます。また、諫早市管工業協同組合におきましても、24時間体制で対応に当たっていただいているというところでございます。  今後も継続いたしまして、漏水調査による管路の延命化というものを図りながら、計画的な漏水管の更新や耐震化を行ってまいりたいと思っております。 54 ◯田添政継君[ 299頁]  耐震化の工事ということがまだよく理解できないのですが、具体的にはどういう工事をするのですか。 55 ◯上下水道局次長(岩松 亨君)[ 299頁]  耐震化といいますのは、熊本震災でありますとか東北震災並みの地震が起こっても、やっぱり管がはずれないというふうな、接続部分を強化する工事になります。  今、更新をするときには、耐震化の資材を使ってやっておりますので、老朽化と耐震化が同時に図られているという状況になっております。管の精度も年々、業者によって向上しておりまして、今のところ、例えば、ダクタイル鋳鉄管あたりになりますと80年以上もつということで、非常に耐震性に優れた管材もできておりますので、今後はそういうものを使って更新をやっていくというところでございます。 56 ◯議長松本正則君)[ 299頁]  関連質疑はありませんか。      (「なし」と言う者あり) 57 ◯議長松本正則君)[ 299頁]  なければ、これをもって議案第77号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案第78号「平成28年度諫早市工業用水道事業会計決算の認定について」及び議案第79号「平成28年度諫早市下水道事業会計決算の認定について」に対する質疑に入りますが、質疑の通告がありませんので、これをもって、議案第78号及び議案第79号に対する質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第70号から議案第79号までの10議案につきましては、お手元に配付しております委員会日程表のとおり、予算決算委員会に審査を付託いたします。  次に、日程第2「議案第80号「工事請負契約の締結について((仮称)久山港スポーツ施設整備工事(第2球場整備工事))」」を議題とし、これより質疑に入ります。 58 ◯西口雪夫君[ 300頁]  議案第80号の資料5分の2を見て質問をします。  工事名が、(仮称)久山港スポーツ施設整備工事(第2球場整備工事)でございますけれども、予定価格が2億8,535万円、入札方式が一般競争入札で最低制限価格が2億5,310万円、これ同額が3社おりまして、抽選があっており1社が落札されております、同額でですね。これを見まして、1万円違いが3社ございます。2万円違いが2社、3万円違いが3社、4万円違いが1社ございますけれども、金額が非常に予定価格に対しまして、集中しており、私今まで議員になって、初めてこういった入札結果を見るのですけれども、こういった事例、今までも諫早市内であったのでしょうか。まずそれをお聞きします。 59 ◯財務部長(竹市保彦君)[ 300頁]  入札結果において、最低制限価格近くに集中していると、しかも差が1万円ぐらいということでどういうことかというお尋ねかと思いますが、現在、今回の工事につきまして、土木一式ということで土木関係の工事の発注ということになっておりますが、土木一式関係の工事につきましては、もう単価でありますとか使います資材でございますという関係がもうほぼ公開をされているという状況でございます。  したがいまして、市の設計額とほぼかわらないぐらいの設計を各業者の方ができるという状況にございますので、後は最低制限価格を推計、この最低制限価格につきましても、予定価格のおおむね90%ということで公表いたしておりますので、それをどのぐらいかということで各業者さんの受注意欲が高ければ高いほど最低制限価格の付近に応札額が集中するという傾向がございます。  今回の工事につきましてもこうでございますが、これ以外の通常の工事につきましても、受注意欲が高い工事については、今回の結果みたいに1万円ぐらいの差で多数の業者が集中されるという傾向は見受けられるという状況でございます。 60 ◯西口雪夫君[ 300頁]  今回23社の指名参加があっておりますけれども、予定価格の2億8,535万円より全てが下なのですね。こういう事例も今まであっているのですか。 61 ◯財務部長(竹市保彦君)[ 300頁]  先ほど申しましたように、今設計がほぼ市の設計とかわらないぐらいの価格を算出するということができますので、受注意欲があられる方だけの応札ということになりますと、当然予定価格を下回った、全社が予定価格を下回った入札の状況になるということは、多数ございます。 62 ◯田添政継君[ 300頁]  入札に当たっての最低制限価格を設ける入札というのと、制限価格がつかない入札制度もあると思うのですけれども、そこら辺の基本的な考え方と、それから予定価格については万単位までになっておりますが、入札は10万円単位だというふうに思うのですが、それは10万円単位ということで間違いないのでしょうか。 63 ◯財務部長(竹市保彦君)[ 300頁]  まずは1点目の最低制限価格でございますけれども、現在、市が発注いたしております工事請負費につきましては、全ての工事について最低制限価格を設定いたしております。  それから、2つ目の予定価格が万単位で応札が10万円単位ということでございますが、応札も万単位でされているという状況でございまして、予定価格につきましては、基本的に設計額と同額という基本的な考え方がございますのですけれども、設計額になりますと何千円という単位になりますので、現在、市といたしましては設計額をもとに万単位という予定価格を設定しているというところでございます。 64 ◯議長松本正則君)[ 300頁]  ほかにありませんか。      (「なし」と言う者あり) 65 ◯議長松本正則君)[ 300頁]  なければ、これをもって議案第80号に対する質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第80号につきましては、お手元に配付しております委員会日程表のとおり、総務委員会に審査を付託いたします。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。次の本会議は10月5日、予算決算委員会・全体会終了後から開きます。  本日はこれをもって散会いたします。                 午前11時37分 散会 Copyright © ISAHAYA City Assembly All rights reserved. ページの先頭へ...