令和 5年 6月 定例会 6月
定例会議事日程 第1号 令和5年6月16日(金曜)午前10時開議第1 会期決定の件第2 第53号議案 令和5年度佐世保市
一般会計補正予算(第4号)第3 第54号議案 令和5年度佐世保市
一般会計補正予算(第5号)第4 第55号議案 令和5年度佐世保市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)第5 第56号議案 佐世保市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部改正の件第6 第57号議案 佐世保市税条例の一部改正の件第7 第58号議案 佐世保市
火災予防条例の一部改正の件第8 第59号議案
佐世保市営住宅条例の一部改正の件第9 第60号議案 佐世保市手数料条例の一部改正の件第10 第61号議案 佐世保市
災害派遣手当等に関する条例の一部改正の件第11 第62号議案 佐世保市
指定障害福祉サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正の件第12 第63号議案 佐世保市
指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正の件第13 第64号議案
佐世保市立保育所、佐世保市
子育て支援センター及び
保育事業所条例の一部改正の件第14 第65号議案 佐世保市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正の件第15 第66号議案 佐世保市
幼稚園型認定こども園、
保育所型認定こども園及び
地方裁量型認定こども園の認定に関する要件を定める条例の一部改正の件第16 第67号議案 佐世保市
児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正の件第17 第68号議案 佐世保市
心身障害者福祉センター条例の一部改正の件第18 第69号議案 佐世保市
地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化のための固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正の件第19 第70号議案 あらたに生じた土地の確認及び町の区域変更の件(針尾西町)第20 第71号議案 あらたに生じた土地の確認及び町の区域変更の件(針尾西町)第21 第72号議案 あらたに生じた土地の確認及び町の区域変更の件(針尾西町)第22 第73号議案 あらたに生じた土地の確認及び町の区域変更の件(針尾西町)第23 第74号議案
工事請負契約締結の件(
立神広場整備活用事業設計建設工事)第24 第75号議案
工事請負契約締結の件(
口木崎地区農地保全施設災害復旧工事)第25 第76号議案
工事請負契約締結の件(
針尾東地区農地保全施設災害復旧工事)第26 第77号議案 損害賠償の額の決定の件(
配水管破裂事故)第27 第78号議案 させぼ
立神近代化歴史公園の
指定管理者の指定の件第28 第79号議案 町の区域一部変更の件(花高四丁目の一部を花高三丁目に編入)第29 第80号議案 市道の認定の件(認定3路線)第30 第81号議案
公有水面埋立てに関する意見の件(早岐港江上地区)第31 第8号報告 令和4年度佐世保市
一般会計継続費繰越計算書報告の件第32 第9号報告 令和4年度佐世保市
住宅事業特別会計継続費繰越計算書報告の件第33 第10号報告 令和4年度佐世保市
競輪事業特別会計継続費繰越計算書報告の件第34 第11号報告 令和4年度佐世保市
一般会計繰越明許費繰越計算書報告の件第35 第12号報告 令和4年度佐世保市一般会計事故繰越し
繰越計算書報告の件第36 第13号報告 令和4年度佐世保市
水道事業会計予算繰越計算書報告の件第37 第14号報告 令和4年度佐世保市
下水道事業会計予算繰越計算書報告の件第38 第15号報告
工事請負契約(変更契約)締結、
建物明渡等請求訴訟の提起及び損害賠償の額の決定に係る
市長専決処分報告の件第39 請願第1号
消費税インボイス制度の実施延期を求める意見書を政府に送付することを求める請願書第40 請願第2号 安心して生活できる年金制度を求める
請願-----------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ
-----------------------------------出席議員(33名) 1番 柴田英樹君 2番 本田博之君 3番 新川英之君 4番 諸國麻椰君 5番 古賀豪紀君 6番 宮田京子君 7番 黒川英朗君 8番 甲斐義博君 9番 田山藤丸君 10番 鶴 大地君 11番 宮島武雄君 12番 松尾俊哉君 13番 小田徳顕君 14番 久保葉人君 15番 角田隆一郎君 16番 山下廣大君 17番 永安健次君 18番 山口裕二君 19番 崎山信幸君 20番 佐藤文子君 21番 久野秀敏君 22番 永田秀人君 23番 柴山賢一君 24番 大村哲史君 25番 林 健二君 26番 田中 稔君 27番 松尾裕幸君 28番 長野孝道君 29番 市岡博道君 30番 大塚克史君 31番 小野原 茂君 32番 古家 勉君 33番 山下隆良君
-----------------------------------説明のため出席した者 市長 宮島大典君 副市長 田中英隆君
基地政策局長 北村敬男君
行財政改革推進局長 吉田裕一郎君
企業立地推進局長 川口康博君
防災危機管理局長 山元義崇君
契約監理室長 森田知之君 企画部長 杉本和孝君 総務部長 田所和行君 財務部長 東 隆一郎君
観光商工部長 長嶋大樹君
農林水産部長 高増 剛君
都市整備部長 溝口勝利君 土木部長 田島克巳君 港湾部長 大塚 健君
市民生活部長 中西あけみ君
保健福祉部長 辻 英樹君
子ども未来部長 岡 雄一君 環境部長 吉田敏之君 水道局長 中島勝利君 消防局長 坊上 選君
教育委員会教育長 西本眞也君
農業委員会会長 八並秀敏君
代表監査委員 宮崎祐輔君
選挙管理委員会委員長 和田 隆君
-----------------------------------事務局職員出席者 事務局長 池田真二君 事務局次長兼
議会運営課長 細井章子君 課長補佐兼
議事調査係長 岳本雅也君 開会に先立ち、去る6月14日に開催された第99回
全国市議会議長会定期総会において表彰を受けられた、議員在職40年以上表彰議員並びに議員在職30年以上表彰議員への表彰状の伝達式が行われた。 40年以上在職議員
市岡博道議員 30年以上在職議員
長野孝道議員----------------------------------- 10時03分 開会
○議長(林健二君) 出席議員は定足数に達しております。 これより6月定例会を開会いたします。 本日の会議を開きます。
-----------------------------------
△事務報告
○議長(林健二君) 諸般の報告は、お手元に配付いたしておりますので、朗読を省略いたします。
----------------------------------- 事務報告 第1号 令和5年6月16日1.
特別委員会の正副委員長が次のとおり互選された。
◯基地政策特別委員会 委員長 崎山信幸 副委員長 山下隆良
◯石木ダム建設促進特別委員会 委員長 長野孝道 副委員長 小野原 茂
◯特定複合観光施設(IR)
推進特別委員会 委員長 市岡博道 副委員長
大塚克史 ◯交通体系整備特別委員会 委員長 松尾裕幸 副委員長 柴山賢一
◯総合計画調査特別委員会 委員長 山下廣大 副委員長 大村哲史2.次の陳情書が提出された。 ①陳情第1号 国に対し、
適格請求書等保存方式(
インボイス制度)の延期・見直しを求める陳情書(
総務委員会へ
送付) ②陳情第2号
全国霊感商法対策弁護士連絡会の不当な声明に対する陳情(
議会運営委員会、
総務委員会へ
送付) ③陳情第3号 「佐世保市住宅課の職員の一部を除き、市民の声を聴く様に、住宅課長様に改めてもらうこと」を、陳情します。(
都市整備委員会へ
送付) ④陳情第4号 「佐世保市は、
石木ダム建設を中止し、代替え案を検討し、(仮称)佐世保市
水対策委員会と名称を変え、市民に多額の水道料金や住民税の負担をすべきではない、と陳情します。」(
企業経済委員会、
石木ダム建設促進特別委員会へ
送付) ⑤陳情第5号 「西肥バスと市営バスの一体化は、大失敗だったと反省し、西肥バスは、市民に迷惑や不便をかけているので、公共性のある
市営バス事業を再度協議することを、陳情します。」(
総務委員会へ
送付) ⑥陳情第6号 「佐世保市
行財政改革推進会議市民委員の選考は、学識経験者や有識者、亦、経営分析の可能な人を選ばなければならないこと」を、陳情します。(
総務委員会へ
送付) ⑦陳情第7号 「
佐世保市議会だより」の陳情の項目を削除したのは、市民の知る権利を無視した行為だから、ファシズムの恐れがあるので、元に戻すことを、陳情します。(
議会運営委員会へ
送付) ⑧陳情第8号 九州・
長崎特定複合観光施設区域整備計画の認定申請についての陳情(
特定複合観光施設(IR)
推進特別委員会へ
送付) ⑨陳情第9号 サンディエゴ、マイアミ、外遊について陳情(
総務委員会へ送付)3.
議会活動報告 別紙「
議会活動報告書」のとおり
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△
会議録署名議員の指名
○議長(林健二君) 次に、本会期中の
会議録署名議員を指名いたします。 会議規則第81条の規定により、議長において
古賀豪紀議員、
宮田京子議員を指名いたします。
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△日程第1 会期決定の件
○議長(林健二君) 日程第1会期決定の件を議題といたします。 お諮りいたします。6月定例会の会期は、本日から7月6日までの21日間といたしたいと存じます。これに御異議ございませんか。(「異議なし」の声あり)御異議なしと認めます。よって、会期は本日から7月6日までの21日間と決定をいたしました。 なお、会期中の日程につきましては、お手元に配付いたしております会期日程表のとおりでございますので、御了承願います。
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△日程第2 第53号議案
○議長(林健二君) 次に、日程第2第53号議案を議題といたします。 当局から提案理由の説明を求めます。
◎市長(宮島大典君) (登壇) おはようございます。 梅雨の季節を迎え、蒸し暑い日が続いておりますが、本日ここに6月定例会の開催をお願いいたしましたところ、議員の皆様方には、御出席を賜り、誠にありがとうございます。 また、先ほど表彰を受けられました
市岡博道議員、
長野孝道議員におかれましては、御受賞誠におめでとうございます。 心からお喜びを申し上げますとともに、今後ますますの御活躍を祈念申し上げる次第でございます。 さて、今回提案しております議案につきましては、国の
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、さきの低所得の子育て世帯や
住民税非課税世帯に対する
生活者支援に引き続き、特に
物価高騰等の影響が顕著に表れている飲食業や宿泊業、小売業といった
各種事業者等に係る支援策を早急に実施することにより、地域経済の回復・活性化を目指すとともに、生活者と事業者の両分野への支援を行うことで、相乗的な効果を生み出していきたいと考えておりますことから、先議案件として提案いたした次第でございます。 それでは、ただいま上程されました議案の提案理由の説明に入ります前に、今回の補正予算の概要について説明申し上げます。 今回の補正予算は、一般会計において、本年3月に決定された国の「物価高克服に向けた追加策」を受けて実施する「医療・介護・保育施設、学校施設、
公衆浴場等に対する
物価高騰対策支援」として、
保護者負担額を増額することなくこれまでと同等の
栄養バランスや量を保った給食を提供するための食材費の
価格上昇相当分に係る
私立保育所等運営費など5,580万円を計上するとともに、「
農林水産業における
物価高騰対策支援」として、粗飼料及び代用乳に係る
価格上昇相当分に対し支援を行う牛の
飼料価格高騰に関する
臨時支援事業費1億5,259万円を計上いたしております。また「
中小企業等に対する
エネルギー価格高騰対策支援」として、
市内事業者の支援及び外貨獲得による域内経済の活性化を図るための
地域通貨発行事業費など4億4,762万円や創造・
販路支援事業費などに係る財源組替えを計上したほか、「
地域公共交通や
地域観光業等に対する支援」として、
アフターコロナにおける国内客のさらなる取り込みや
インバウンド観光などの誘客に向けた施策を実施する誘客拡大
緊急対策事業費8,160万円を計上し、合計で7億3,761万円を計上いたしております。 それでは、議案につきまして提案理由を説明申し上げます。 第53
号議案令和5年度佐世保市
一般会計補正予算(第4号)……今回の補正予算は、7億3,761万円でございまして、この結果、予算の総額は、1,228億2,751万円と相なっております。 民生費でございますが、
児童福祉費におきまして、
私立保育所等運営費など3,991万円を計上いたしております。
農林水産業費でございますが、畜産業費におきまして、牛の
飼料価格高騰に関する
臨時支援事業費1億5,259万円を計上いたしております。 商工費でございますが、商工費におきまして、
地域通貨発行事業費など4億4,762万円を計上し、観光費におきまして、誘客拡大
緊急対策事業費8,160万円を計上いたしております。 教育費でございますが、
教育総務費におきまして、
私立幼稚園等運営費1,589万円を計上いたしております。 これらの経費を賄う財源といたしまして、 国庫支出金 7億5,031万円を計上し、 繰越金 1,270万円を減額計上いたしております。 以上、何とぞよろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(林健二君) これより質疑に入ります。 質疑をとどめます。 ただいま議題となっております案件につきましては、お手元に配付いたしております
常任委員会付託案件表(第1号)のとおり、それぞれ所管の
常任委員会に審査を付託いたします。 各
常任委員長は、審査の結果を本日17時までに議長に報告を願います。
-----------------------------------
△日程第3 第54号議案から
△日程第38 第15号報告まで
○議長(林健二君) 次に、日程第3第54号議案から日程第38第15号報告までの36件を一括議題といたします。 当局から提案理由の説明を求めます。
◎市長(宮島大典君) (登壇) ただいま上程されました
補正予算案をはじめとする各議案に係る提案理由の説明に先立ち、お許しをいただき、施政上の方針などにつきまして、私の所信を述べさせていただきたいと存じます。 私は、さきの市長選挙におきまして、市民の皆様方から温かい御信託を賜り、このたび市政運営のかじ取りを担わせていただくことになりました。この上ない光栄に存じますとともに、その責任の重さと使命感に身の引き締まる思いがいたしております。 今後、
議員皆様方の御指導、御鞭撻をいただきながら、市民の皆様の負託と期待に応えるべく、全身全霊で市政に取り組んでまいる所存でございます。 さて、近年、我が国においては、人口減少、少子高齢化の加速度的な進行に加え、
新型コロナウイルス感染症を契機としたDXの急速な進展や
ウクライナ情勢の長期化等に伴う原油価格・物価高騰など、様々な課題に直面している状況にあります。 このような中、本市を取り巻く状況については、
佐世保商工会議所の調査によると、
新型コロナウイルスに係る制限の解除により、経済活動が回復傾向にあり、佐世保市内の事業所にもその回復による効果がもたらされているものの、他方で、原材料価格の高止まりや
エネルギー価格の高騰が続くことによる「コストの負担増」や、「人手不足」による受注機会の
損失等の懸念材料が依然として残っている旨の評価がなされており、本市経済の活性化のためには、
市内事業者等のニーズを踏まえた、効果的な
物価高騰等への対策を行う必要があるものと認識しております。 こうした状況を踏まえ、本市としましても、
ウィズコロナの下、物価高騰などについて、さきに述べました6月補正予算とともに、経済情勢の変化に切れ目なく対応し、適時適切な施策を今後も引き続き展開していくことで、本市経済の底上げ、さらなる発展を目指していくものでございます。 あわせて、全国的に人口減少が進む中で、本市においてもその傾向は顕著に表れております。そのような中で、私が考える市政の最重要課題は「
人口減少対策」であり、人口減少に歯止めをかけるためにも、大胆な取組を進めることが必要だと考えております。 加えて、本市独自の課題として、
IR区域認定の実現、石木ダムの早期完成、前畑弾薬庫の移転・返還の実現などの解決すべき課題があり、また、県南地域では、
西九州新幹線の開業に伴う、様々な開発が進行している一方で、本市を中心とする県北地域はその開業に伴う恩恵は限定的であり、都市機能の充実という点での、いわゆる「南高北低」の状況が続いていると感じることから、さらなる県市の連携強化を行う必要があると認識しております。 このような状況下において、大好きな「
ふるさと佐世保」を元気にしたいとの強い思いの下、「させぼ大起動」と銘打ち、さきの市長選挙のマニフェストにおいて、
子育て支援や教育の充実などをはじめとした「99の政策」をお示ししたところでございます。 その実現に当たっては、議会からの御意見などを十分に拝聴しながら、市民目線、対話重視を基調とし、まずはこの「99の政策」を職員と一丸となって
ブラッシュアップを行い、「させぼのまち」をよりよいまちにしてまいりたいと考えております。 以下、その大枠について述べさせていただきたいと存じます。 まず、1点目といたしましては、先ほど述べましたとおり、
人口減少対策の要と位置づけております、
子育て支援の充実でございます。 国においては「異次元の
少子化対策」を打ち出し、児童手当や育児休業の制度拡充・出産費用の保険適用の検討などが進められており、本市といたしましても、国の動向を注視しつつ、第2子以降の保育料の無償化や
中学校給食費の無償化などについて検討を深め、子どもを安心して産み、楽しく育て、子どもが健やかに成長できる
まちづくりを実現するために、必要な施策を図ってまいります。
福祉医療制度については、本年4月からは高校生等まで対象を拡大したところでございます。高校生等においても、
現物給付方式による助成が求められていることは十分認識しておりますが、まずは対象が高校生等まで拡大されたことの広報・周知に努め、現物給付の導入については、今後、県等とも協議をしながら検討を進めてまいります。 また、おむつなどの育児必要品の無償提供や不妊治療に関する支援については、国・県の動きを注視しながら、本市の取組について、検討を深めてまいります。 2点目といたしましては、芸術・文化・教育・スポーツの振興による次世代の育成です。 本市においては、若者の本市への定着、また、各世代の市民の皆様の身体的、精神的、社会的に充足した生活につながるよう、芸術、文化、スポーツのコンテンツや施設整備の要望を踏まえ、それぞれの振興を図ってまいります。 芸術・文化については、令和7年度「国民文化祭」、「
全国障害者芸術・文化祭」の開会式が本市で開催されることが決定いたしました。このまたとない機会を逸することなく、県と連携を深め、内外に本市の文化を発信していくための準備を進めるとともに、引き続き市民の皆様方に様々な芸術や文化に触れていただく機会創出に努めてまいります。 また、スポーツについては、令和4年10月に策定された「佐世保市
スポーツ推進計画」に基づき、「佐世保らしいスポーツ」として、
スケートボードなどのアーバンスポーツの振興を図るとともに、スポーツが持つ力を最大限に生かすためには、他の分野と連動した取組が必要であることから、市内部の組織再編も含めて、検討を進めてまいります。 加えて、教育については、米軍基地が所在する本市の特性を生かした
米軍基地内学校との相互交流など、子どもたちへのさらなる国際的な学びの機会を創出してまいります。 3点目といたしましては、安心して健康に長く暮らせる医療体制、
地域包括ケアの充実でございます。 本市の
医療提供体制については、医師の高齢化や承継者不足により、特に
救急医療提供体制に影響が見え始めております。加えて、周産期医療体制の維持に中心的役割を果たす、産科・
小児科医師数につきましても、県内における医師の偏在が顕著であり、佐世保県北医療圏は
相対的医師少数区域に位置づけられるなど、非常に厳しい状況にございます。これらの解消に向け、佐世保市
医療政策推進計画に基づき、県と連携しながら取り組んでまいります。 また、高齢者が住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを継続できるよう、
地域包括ケアシステムの推進に向け、医療・介護などのさらなる連携強化を図ってまいります。 4点目といたしましては、人口増加につながる快適で魅力的な
まちづくりでございます。
人口減少対策としては、子どもの出生率向上による自然増と、人口流入の増加並びに人口流出の抑制による社会増が必要であり、本市に魅力を感じていただくことにより、交流人口の増加、ひいては定住人口の増加を目指してまいります。 本市の魅力向上の取組といたしましては、居住機能や福祉・医療・商業等の都市機能の誘導により、それぞれの拠点において必要な都市機能を維持し、その拠点を軸として、
交通ネットワークで結ぶことにより、快適に、安心して暮らせる
まちづくりを進めてまいります。 なお、全国的な課題でもある
空き家対策については、
子育て支援の一助として、空き家の利活用を進めることで、子育て世代の定住促進を図ってまいります。 また、今後の
国際クルーズの本格的な運航再開を見据え、寄港地観光の拠点として、
九十九島エリアや中心市街地などのさらなる魅力向上を図り、交流人口の増加に努めてまいります。 5点目といたしましては、地域の
コミュニティが輝く、安心・安全の佐世保でございます。 全国的に高齢化、核家族化、価値観の多様化などに伴い、住民相互のつながりが希薄化するなど、本市も
地域コミュニティにおける様々な課題を抱えております。
地域コミュニティの活性化は、本市全体の活性化につながるものであるため、町内会等に対する支援はもとより、それを支える
地区自治協議会への最適な支援の在り方を考えながら進めてまいります。 6点目といたしましては、本市の産業を活性化し、稼げる力を向上させる取組でございます。 本市の経済を活性化させるためには、業種を問わず、労働生産性の向上や本市の物産・観光業などをはじめとする域外需要の獲得に向けた取組が必要であり、それらを支える人手不足の解消にも取り組む必要がございます。 安定した
雇用環境づくりを推進することは、
人口減少対策に寄与するものであるため、若年層の地元定着を進めるとともに、新たな雇用の場の創出に向け、積極的な
企業誘致活動を展開し、DX等の活用による従来業務の効率化や生産性向上についても推進してまいります。 また、今後の展開として、今や国を挙げた取組とも言えるカーボンニュートラルに伴う「グリーン成長戦略」につきましても、この流れを本市の経済成長につなげるべく取り組んでまいります。 さらに、産業の活性化には、本市独自の重要政策であるIRの区域認定及び
石木ダム建設事業も密接に関連しております。 九州・長崎IRについては、継続審査となっており、一日も早い認定の報を心待ちにしているところであります。IRの誘致が実現すれば、
人口減少対策のみならず、さらなる経済の活性化も見込まれることから、申請主体である県と連携しながら、引き続き取組を進めてまいります。 水源不足の抜本的な対策である
石木ダム建設事業については、県及び川棚町と連携を強化し、早期の実現に向けた取組を進めてまいります。 7点目といたしましては、市民目線の行財政改革でございます。 市民の皆様に、よりよい行政サービスを提供するために、常日頃から市民目線を意識しながら、事業を進める必要があります。そのためには、まずは、様々な地域、団体または若い世代を含めた様々な世代の方々との意見交換の場づくりとして「車座集会」の開催を進めてまいります。また、いただいた市民の皆様の意見などを県に伝えるため、県知事との定期的な意見交換を実施してまいります。 あわせて、職員の意見を聞き取り、より風通しのよい、元気な組織づくりを推進することも、ひいては、市民サービスの向上にもつながるものと考えております。 様々な政策課題に取り組みつつ、必要な市民サービスを持続的に実施していくためには、財政の健全性の堅持が必須であることから、無駄をなくす意識の徹底や事業の取捨選択による不断の見直し、官民共創の推進などを実践してまいります。 最後に、8点目といたしましては、佐世保市北部地域の住みやすい
まちづくりでございます。 平成の大合併から既に十数年が経過し、一定程度、佐世保市全体の一体化は進んだものと認識していますが、離島・半島エリアにあり、その多くが農山漁村である市北部地域においては、少子高齢化並びに人口減少の影響がより顕著に表れています。 それぞれの地域に有する魅力的な資源等も活用しながら、市民の皆様方と一体となって
まちづくりを推進してまいります。 以上、今後の市政運営に関し、私の所信を申し述べさせていただきましたが、新しい佐世保市をつくり上げるためには、市民の皆様と議員各位の御理解、御協力が何よりも重要でございます。そして、私自らは、これまで32年の政治活動の集大成として、経験、人脈等を生かし、市政発展のため全力を尽くしてまいる覚悟でございますので、どうか皆様方の温かい御支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。 それでは、ただいま上程されました各議案の提案理由の説明に入ります前に、今回の補正予算の概要について説明申し上げます。 今回の補正予算は、当初予算を骨格予算として編成しておりますことから、新規施策等の政策的な経費や生活関連等公共事業の追加を中心とした、いわゆる肉づけ予算などを計上いたしております。 まず、ポストコロナ社会に向けての変化に対応し、デジタル技術を原動力とした
まちづくりなどを推進するための「佐世保市DX戦略」に基づくポストコロナ(DX戦略)関連事業として、道路冠水モニタリングシステムの導入を行う道路環境維持管理事業費など8,656万円及び排水ポンプ施設維持管理事業費などに係る財源組替えを計上するとともに、道路や公共施設改修などの生活関連等公共事業の追加として、道路施設更新事業費など17億1,551万円を計上したほか、日本遺産「鎮守府」の拠点施設としての歴史公園整備に係る立神広場整備活用事業費など4億3,631万円をそれぞれ計上いたしております。 また、
新型コロナウイルス感染症対策として、感染症法上の位置づけが、本年5月8日以降、「2類相当」から「5類感染症」に移行したことに伴う関連予算の整理として、
新型コロナウイルス感染症対策事業費など合わせて6億2,000万円を減額計上いたしております。 そのほか、本年5月に衆議院小選挙区の長崎県第4区選出議員が死去されたことに伴い、公職選挙法に基づく補欠選挙を行うための衆議院議員補欠選挙費など9,881万円を計上し、一般会計の合計で17億1,719万円を計上いたしております。 特別会計においては、介護保険事業において、介護保険法に基づく地域包括支援センター運営事業などの業務委託に係る債務負担行為を計上し、全会計合わせて17億1,719万円を計上いたしております。 それでは、各議案につきまして提案理由を説明申し上げます。 第54
号議案令和5年度佐世保市
一般会計補正予算(第5号)……今回の補正予算は、17億1,719万円でございまして、この結果、予算の総額は、1,245億4,470万円と相なっております。 総務費でございますが、総務管理費におきまして、オフィス改革推進事業費など1億1,100万円を計上するとともに、市民諸費におきまして、
コミュニティセンター等施設保全事業費など585万円を計上し、選挙費におきまして、衆議院議員補欠選挙費7,600万円を計上いたしております。 民生費でございますが、
児童福祉費におきまして、次世代育成推進事業費528万円を計上し、生活保護費におきまして、生活保護電算システム改修事業費など192万円を計上いたしております。 衛生費でございますが、公衆衛生費におきまして、地域医療推進事業費など1億1,385万円を計上するとともに、
新型コロナウイルス感染症対策事業費6億3,811万円を減額計上したほか、環境衛生費におきまして、地球温暖化対策事業費677万円を計上し、保健所費におきまして、
新型コロナウイルス感染症対策事業費1,496万円を減額計上いたしております。
農林水産業費でございますが、農業費におきまして、農業参入企業等支援事業費800万円を計上し、農地費におきまして、市単独農業施設整備助成事業費など6,416万円を計上したほか、林業費におきまして、林道維持管理事業費など1,347万円を計上し、水産業費におきまして、生産基盤施設整備事業費など2,250万円を計上いたしております。 商工費でございますが、観光費におきまして、日本遺産活用推進事業費など1,086万円を計上いたしております。 土木費でございますが、道路橋りよう費におきまして、道路施設更新事業費など9億5,066万円を計上するとともに、河川費におきまして、単独河川改良事業費など2億2,230万円を計上し、都市計画費におきまして、公園施設改修事業費など1億280万円を計上いたしております。 港湾費でございますが、港湾建設費におきまして、鯨瀬ターミナル周辺機能再編事業費など4億2,822万円を計上いたしております。 消防費でございますが、消防費におきまして、消防庁舎整備費など3,464万円を計上いたしております。 教育費でございますが、
教育総務費におきまして、小・中学校教育活動推進事業費186万円を計上し、社会教育費におきまして、立神広場整備活用事業費など1億9,012万円を計上いたしております。 これらの経費を賄う財源といたしまして、 地方交付税 6億円 国庫支出金 5,325万円 繰入金 2億5,763万円 市債 8億6,600万円 繰越金など 2,195万円をそれぞれ計上し、 県支出金 8,164万円を減額計上いたしております。 なお、令和6年度が終期である現在の「第2期新させぼっ子未来プラン」について、令和7年度を始期とする次期計画の策定に着手するための債務負担行為の補正のほか、地方債の補正につきましても、所定の様式により御審議願うものでございます。 第55
号議案令和5年度佐世保市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)……今回の補正予算は、介護保険法に基づく地域包括支援センター運営事業などについて、現在の業務委託期間が令和6年3月31日で満了となることから、令和5年度中に事業者の募集と選定を行い、令和6年4月1日から業務を委託するための債務負担行為の補正をお願いするものでございます。 第56号議案佐世保市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部改正の件……国家公務員に準拠し、
新型コロナウイルス感染症に係る業務に従事した職員に対する感染症作業手当の特例措置を廃止するものでございます。 第57号議案佐世保市税条例の一部改正の件……地方税法等の一部改正に伴い、森林環境税の導入に係る規定及びマンションの大規模修繕等に係る固定資産税の減額割合を定めるとともに、軽自動車税に係る環境性能割及び種別割の賦課徴収に係る加算金割合の見直し等を行うほか、市たばこ税の納付書の様式の追加など所要の改正を行うものでございます。 第58号議案佐世保市
火災予防条例の一部改正の件……対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部改正に伴い、急速充電設備における規制対象の拡大を行うとともに、健康増進法の改正に伴い、重複する喫煙所の標識の設置への対応など、所要の改正を行うものでございます。 第59号議案
佐世保市営住宅条例の一部改正の件……佐世保市営住宅長寿命化計画に基づき、中里西住宅及び立石住宅を用途廃止するものでございます。 第60号議案佐世保市手数料条例の一部改正の件……マンションの管理の適正化の推進に関する法律の一部改正に伴い、マンション管理計画の認定において、その審査に要する手数料を新設するものでございます。 第61号議案佐世保市
災害派遣手当等に関する条例の一部改正の件……新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部改正に伴い、条文中の引用条項及び文言の整理を行うものでございます。 第62号議案佐世保市
指定障害福祉サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正の件……障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく
指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、条文中の文言整理を行うものでございます。 第63号議案佐世保市
指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正の件……児童福祉法に基づく
指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、条文中の文言整理を行うものでございます。 第64号議案
佐世保市立保育所、佐世保市
子育て支援センター及び
保育事業所条例の一部改正の件……子ども・
子育て支援法の一部改正に伴い、条文中の引用条項を整理するものでございます。 第65号議案佐世保市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正の件……特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業並びに特定子ども・
子育て支援施設等の運営に関する基準の一部改正に伴い、条文中の引用条項及び文言の整理を行うものでございます。 第66号議案佐世保市
幼稚園型認定こども園、
保育所型認定こども園及び
地方裁量型認定こども園の認定に関する要件を定める条例の一部改正の件……
児童福祉施設の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、条文中の文言整理を行うものでございます。 第67号議案佐世保市
児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正の件……
児童福祉施設の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、条文中の文言整理を行うものでございます。 第68号議案佐世保市
心身障害者福祉センター条例の一部改正の件……児童福祉法の一部改正に伴い、条文中の引用条項及び文言の整理を行うものでございます。 第69号議案佐世保市
地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化のための固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正の件……
地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律第26条の地方公共団体等を定める省令の一部改正に伴い、固定資産税の課税免除に係る施設の設置期限を改めるものでございます。 第70号議案から第73号議案まで、あらたに生じた土地の確認及び町の区域変更の件……以上4件につきましては、
公有水面埋立てにより新たに生じた土地をそれぞれ確認し、計3,976.92平方メートルを針尾西町に編入するものでございます。 第74号議案
工事請負契約締結の件……
立神広場整備活用事業設計建設工事に関し、契約金額4億4,990万円で、みなと建設・岩永造園・とっぺん・タナカ綜合環境設計共同企業体と請負契約を締結するものでございます。 工事の概要は、させぼ
立神近代化歴史公園の設計及び建設を行うものでございます。 第75号議案
工事請負契約締結の件……
口木崎地区農地保全施設災害復旧工事に関し、契約金額2億9,733万円で、大栄開発・渕上建設共同企業体と請負契約を締結するものでございます。 工事の概要は、令和3年8月豪雨により被災した農地の地滑り災害の復旧工事を行うものでございます。 第76号議案
工事請負契約締結の件……
針尾東地区農地保全施設災害復旧工事に関し、契約金額2億2,584万6,500円で、長崎地研・ヒデシマ共同企業体と請負契約を締結するものでございます。 工事の概要は、令和3年8月豪雨により被災した農地の地滑り災害の復旧工事を行うものでございます。 第77号議案損害賠償の額の決定の件……令和2年12月に発生した大塔町における配水管の破裂事故に係る損害賠償の額を決定するものでございます。 第78号議案させぼ
立神近代化歴史公園の
指定管理者の指定の件……令和7年7月1日からの
指定管理者制度導入に伴い、させぼ
立神近代化歴史公園の管理を行う
指定管理者を指定するものでございます。 第79号議案町の区域一部変更の件……宅地開発された団地が花高三丁目と花高四丁目にまたがっていることから、花高四丁目の一部を花高三丁目に編入するものでございます。 第80号議案市道の認定の件……道路法第8条第2項の規定により、黒髪町18号線ほか2路線を認定するものでございます。 第81号議案
公有水面埋立てに関する意見の件……長崎県が施行いたします江上町地先の公有水面の埋立てについて、早岐港港湾管理者に対し、支障がない旨の意見を述べるものでございます。 第8号報告令和4年度佐世保市
一般会計継続費繰越計算書報告の件、第9号報告令和4年度佐世保市
住宅事業特別会計継続費繰越計算書報告の件、第10号報告令和4年度佐世保市
競輪事業特別会計継続費繰越計算書報告の件……以上3件につきましては、地方自治法施行令第145条第1項の規定により報告するものでございます。 第11号報告令和4年度佐世保市
一般会計繰越明許費繰越計算書報告の件……地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものでございます。 第12号報告令和4年度佐世保市一般会計事故繰越し
繰越計算書報告の件……地方自治法施行令第150条第3項の規定により報告するものでございます。 第13号報告令和4年度佐世保市
水道事業会計予算繰越計算書報告の件、第14号報告令和4年度佐世保市
下水道事業会計予算繰越計算書報告の件……以上2件につきましては、地方公営企業法第26条第3項の規定により報告するものでございます。 第15号報告
工事請負契約(変更契約)締結、
建物明渡等請求訴訟の提起及び損害賠償の額の決定に係る
市長専決処分報告の件……契約金額等に係る
工事請負契約の変更契約の締結、市営住宅使用料滞納者等に対する
建物明渡等請求訴訟の提起及び市道の管理瑕疵等に係る損害賠償の額の決定について、地方自治法第180条の規定により専決処分いたしましたので、報告するものでございます。 以上、何とぞよろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 引き続きまして、お許しをいただき、私の市長就任から今日までの市政の重要事項について報告を申し上げます。 (スポーツでの佐世保市民等の活動について) 5月8日から14日に、福岡県で開催されたテニス女子のワールドツアー「福岡国際女子テニス2023」のシングルスにおいて、本市出身の川口夏実選手が優勝されました。 また、本市にクラブハウスを置き、活動されているプロバスケットボールチームの長崎ヴェルカが、5月5日から行われた「B2プレーオフ2022-23」において準優勝し、チーム発足からの目標であった、「最速でのB1リーグ昇格」を成し遂げられました。来シーズンの御活躍も期待しております。 これらの御活躍は、選手御自身の絶え間ない努力と、関係者の皆様の支えがあってもたらされた成果であり、佐世保市民の大きな誇りであるとともに、子どもたちにも大きな夢と希望を与えてくれるものと思っております。 (第40回国民文化祭、第25回
全国障害者芸術・文化祭開会式の佐世保市開催決定について) さきの所信表明の折にも触れましたが、令和7年秋に長崎県で初開催が決定している、天皇皇后両陛下が地方を訪問される「四大行幸啓」の一つである「第40回国民文化祭、第25回
全国障害者芸術・文化祭」について、去る5月24日に行われた県実行委員会において、アルカスSASEBOでの開会式開催が正式決定いたしました。 本件につきましては、本市の文化振興及び内外への魅力発信という観点からも、非常に意義深いものであると認識しており、大変喜ばしく感じております。 また、同時に発表された統一名称「ながさきピース文化祭2025」、キャッチフレーズ「文化をみんなに」について、全国から集まった約1,500件の作品の中から、いずれも佐世保市在住の小中学生の作品が選出されたこともうれしいニュースでした。 全国から多数のお客様を本市にお迎えするこのチャンスを最大限に活用し、佐世保とその文化・芸術のPRを行うとともに、この文化祭を市民の皆様と盛り上げ、また市民の皆様に佐世保の魅力を再発見していただけるよう、しっかりと準備を進めてまいります。 以上、市政の重要事項について報告申し上げましたが、今後とも、市政全般にわたり、
議員皆様方から御意見、御提案を賜りながら市政を推進してまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
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△日程第39 請願第1号及び
△日程第40 請願第2号
○議長(林健二君) 次に、日程第39請願第1号及び日程第40請願第2号を議題といたします。 ただいま議題となっております各案件につきましては、お手元に配付いたしております
常任委員会付託案件表(第2号)のとおり、それぞれ所管の
常任委員会に審査を付託いたします。 各
常任委員長は、審査の結果を7月3日17時までに議長に報告を願います。 以上をもって本日の日程は全て終了いたしました。 次の本会議は6月22日10時から開きます。 なお、6月21日は10時から全員協議会を開催いたします。 本日はこれをもって散会いたします。 10時59分 散会...