長崎市議会 2019-10-29
2019-10-29 長崎市:令和元年建設水道委員会 本文
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◯中里泰則委員長 出席委員は半数以上であります。
ただいまから建設水道委員会を開会いたします。
昨日に引き続き、第132号議案「平成30年度長崎市
一般会計歳入歳出決算」のうち、本委員会に付託された部分の審査を行います。
それでは、第2款総務費第1項総務管理費の審査に入ります。
理事者の説明を求めます。
2 ◯吉田土木部長 第2款総務費第1項総務管理費のうち、土木部所管分の第6目財産管理費及び第14目街を美しくする運動推進費についてご説明いたします。まず、第6目財産管理費でございます。白い表紙の事項別明細書は160ページから163ページでございます。青色の表紙の主要な施策の成果説明書のうち、主な支出の内容を記載した箇所につきましては73ページ、不用額の説明を記載した箇所につきましては114ページでございます。
それでは、白い表紙の事項別明細書160ページ、161ページをごらんいただきたいと思います。第2款総務費第1項総務管理費第6目財産管理費の予算現額33億1,011万7,000円、支出済額28億3,985万8,798円のうち、土木部所管分につきましては、恐れ入りますが、企画財政部より提出しております委員会提出資料、平成30年度
部局別歳出決算額一覧のほうをごらんいただきたいと思います。37ページでございます。この資料は、部局別の決算額の一覧となっております。一番上の行を見ていただきたいのですが、款項目の後に予算現額、支出済額、翌年度繰越額、不用額、執行率、そして、一番右に行番号を記載しております。
それでは、説明に戻らせていただきます。第6目財産管理費の土木部所管分につきましては、この委員会提出資料37ページの行番号1に記載しております予算現額2億304万6,000円、支出済額2,353万5,189円、不用額1億7,951万811円でございます。
主な支出の内容につきましては、青色の表紙の主要な施策の成果説明書73ページをごらんいただきたいと思います。上のほうに記載しております4.【単独】用地取得費でございますが、公共事業に必要な土地を提供する土地地権者へ、代替地として用地の購入を行ったもので、掲載しております表のうち、土木部所管分は表の2つ目、葉山1丁目372番19以下の3件でございます。
次に、不用額についてご説明いたします。同じく青い表紙の主要な施策の成果説明書114ページをお開きください。上から2つ目の説明、第2款総務費第1項総務管理費第6目財産管理費の土木部(1)【単独】用地取得費において、公共事業に必要な土地を提供した土地所有者に対して、かわりに提供する土地の取得が予定を下回ったことにより、不用額が生じたものでございます。
次に、第2款総務費第1項総務管理費第14目街を美しくする運動推進費についてご説明いたします。白色の表紙の事項別明細書は172ページ、173ページでございます。次に、青色の表紙の主要な施策の成果説明書のうち、まず、主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果を記載した箇所につきましては51ページから53ページまで、主な支出の内容を記載した箇所につきましては94ページ、95ページでございます。
それでは、まず、第2款総務費第1項総務管理費第14目街を美しくする運動推進費における土木部の主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果につきまして、説明させていただきます。青色の表紙の主要な施策の成果説明書の51ページをお開きください。個別施策D1-3「緑あふれるまちづくりを進めます」でございます。このうち土木部所管分の平成30年度の取り組み概要といたしましては、民有地の敷地内において補助金の交付による緑化を実施し、一定都市緑化の推進を図ることができましたが、ニーズそのものが減少していることから、制度内容の検討や制度活用のPRなどにおいても、利用促進の積極的な工夫を図る必要があるものと考えております。
続きまして、53ページをお開きください。個別施策E8-4「地域環境美化を推進します」でございます。このうち土木部所管分の平成30年度の取り組み概要といたしましては、ながさき
グリーンキャンペーン実施事業において、緑化推進に係る広報・啓発活動として、ながさき
グリーンキャンペーンを浜町の
ベルナード観光通りにて開催したものでございます。
それでは、第2款総務費第1項総務管理費第14目街を美しくする運動推進費の決算のうち、土木部所管分につきましてご説明いたします。表紙が白色の事項別明細書は172ページ、173ページでございます。第2款総務費第1項総務管理費第14目街を美しくする運動推進費の予算現額9,798万円、支出済額9,161万9,488円のうち、土木部所管分につきましては、173ページの備考欄の一番上に記載の1.緑化推進費の一部で、その額は、恐れ入りますが、企画財政部より提出をしております委員会提出資料をごらんいただきたいと思います。平成30年度
部局別歳出決算額一覧の37ページでございますが、こちらの行番号2に記載の予算現額576万5,000円、支出済額429万3,764円、不用額147万1,236円でございます。
次に、土木部所管の主な支出の内容につきまして、青色の表紙の主要な施策の成果説明書によりご説明いたします。94ページをお開きいただきたいと思います。中ほど第14目街を美しくする運動推進費でございます。まず、1.緑化推進費の(1)花のある
まちづくり事業費でございますが、小学生がデザインをした花壇のデザインで、市営陸上競技場の花壇に花を植栽するため、デザインの募集や集まったデザインについて審査し、植栽するデザインを選定するための審査会を実施したものでございます。
次に、95ページをごらんいただきたいと思います。中ほどより少し上に記載の(4)みどりの
まちづくり事業費でございますが、都市部における庭等の樹木植栽による緑化事業として、イ.緑化補助金欄に記載の内容の補助金を支出したものでございます。
土木部からの説明は以上でございます。
3
◯片江まちづくり部長 それでは、第2款総務費第1項総務管理費のうち、まちづくり部所管に係る第7目企画費ついてご説明いたします。白い表紙の事項別明細書につきましては162ページ、163ページをお願いいたします。2段目の第7目企画費の予算現額6億8,297万5,296円、支出済額4億4,303万3,656円、翌年度繰越額6,807万円、不用額1億7,187万1,640円のうち、
まちづくり部所管分につきましては、1枚めくっていただきまして165ページでございますけれども、右側の備考欄に記載しております4の都市連携費及び5の土地対策費の全部でございます。企画財政部提出の
部局別歳出決算額一覧の38ページをお願いいたします。企画費につきましては、その1行目に記載がございます。予算現額265万2,000円、支出済額220万9,569円、不用額44万2,431円となっております。
青色の表紙、主要な施策の成果説明書につきましては、77ページをお開きいただきたいと思います。主な支出の内容でございますが、77ページの中ほどに記載しております4.都市連携費の(1)長崎・
天草航路運営費補助金につきましては、長崎市の茂木港と熊本県苓北町の富岡港を結ぶ航路の運航に係る補助金を支出したものでございます。その下の5.土地対策費の(1)
土地利用規制対策費につきましては、国土利用計画法に基づく土地取引の届け出に係る事務費などでございます。
まちづくり部からの説明は以上でございます。
4
◯森尾中央総合事務所理事 総合事務所の決算でございますが、同じ予算科目の同じ事業に、それぞれの総合事務所に決算がございますので、各総合事務所分をあわせて、その所管分としてご説明させていただきます。
第2款総務費第1項総務管理費のうち、
総合事務所所管分についてご説明いたします。白い表紙の事項別明細書の172ページ、173ページでございます。青い表紙の主要な施策の成果説明書の主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果については51ページから53ページ、主な支出の内容については94ページ及び95ページでございます。
初めに、
総合事務所所管分の主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果についてご説明いたします。青い表紙の主要な施策の成果説明書の51ページをお開きください。個別施策D1-3「緑あふれるまちづくりを進めます」でございます。平成30年度の取り組み概要といたしましては、学校グラウンドへの芝生の補植や肥料などの支給を行っております。関連する主な事業は、52ページに記載しております、みどりの
まちづくり事業費でございます。
次に、53ページをお開き下さい。個別施策E8-4「地域環境美化を推進します」でございます。平成30年度の取り組み概要としましては、花のあるまちづくり事業において、四季折々の花を道路花壇やフラワーポット等に植栽し、維持管理を行うとともに、自治会やボランティア団体へ花苗の配布を行っております。関連する主な事業は、同じページの下段に記載しております花のある
まちづくり事業費でございます。
次に、企画財政部提出の資料、平成30年度
部局別歳出決算額一覧の45ページをお開きください。第1項総務管理費のうち、
総合事務所所管分は行番号3に記載しております予算現額7,406万2,000円、支出済額7,080万4,211円、不用額325万7,789円で、執行率は95.6%でございます。各総合事務所の決算額は47ページに記載しておりますので、ご参照ください。
次に、白い表紙の事項別明細書172ページをお開きください。第14目街を美しくする運動推進費のうち
総合事務所所管分は、備考欄に記載の1.緑化推進費のうち、2.花のある
まちづくり事業費(総合事務所)と5.みどりの
まちづくり事業費(総合事務所)でございます。
詳細につきましては、担当課長からご説明させていただきます。よろしくお願いします。
5 ◯田畑地域整備1課長
総合事務所所管分の主な支出の内容につきまして、青色の表紙の主要な施策の成果説明書によりご説明いたします。
94ページをお開きいただきたいと思います。第14目街を美しくする運動推進費でございます。1.緑化推進費の(2)花のある
まちづくり事業費(総合事務所)でございますが、中心市街地の主要な幹線道路や観光ルートの植樹帯などに、年間を通じて楽しめる四季折々の花を植栽するための花壇植栽等の委託や、毎年5月下旬から6月上旬にかけて中島川の眼鏡橋付近で実施しております、紫陽花まつりでのアジサイ装飾のための管理委託、自治会等へ配布しております花苗の育成管理委託などを実施したものでございます。
次に、95ページ中段の(5)みどりの
まちづくり事業費(総合事務所)でございますが、芝生化に取り組んでいる南陽小学校や西城山小学校の芝生の維持管理に係る経費でございます。
説明は以上でございます。
6 ◯山北建築部長 第2款総務費第1項総務管理費のうち、第24目諸費の建築部所管分についてご説明いたします。白い表紙の事項別明細書の178ページ及び179ページをごらんください。第24目諸費の予算現額9億7,992万円、支出済額9億6,244万6,034円、不用額1,747万3,966円のうち、建築部所管分につきましては、179ページ右側の備考欄の中央部分1.過誤納還付金の一部でございます。
ここで、すみませんが、企画財政部提出の白色の表紙の資料、
部局別歳出決算額一覧(一般会計)の39ページをごらんください。右端の行番号2に記載のとおり予算現額1万700円、支出済額1万700円でございます。これは、市営住宅の目的外使用料に係る過誤納返還金でございます。
建築部からの説明は以上でございます。
7
◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。
8 ◯五輪清隆委員 土地の購入費についてお伺いしますけど、青色の資料の73ページの関係で、土木部が所管するのは、葉山1丁目372番19から網場町487番24までの3件ということで報告がありましたけど、よくわからないのが不用額の関係で、114ページで1億7,934万2,000円ということであるわけですけど、まずわからないのが葉山1丁目とか網場町は、どういう土地の利用用途になっているのか。そして、余りにも不用額が多いんですけど、どのような経過になったのか、まず、この点についてお伺いします。
9 ◯川添用地課長 まず、不用額1億7,934万2,000円ということでございますが、確かに不用額が大きくなっております。通常、用地取得としましたら1億円を計上させていただいているところで、この年には実は、上銭座のほうに、もう1つ買い戻しをする予定の土地がございまして、それを1億円、合わせて2億円の予算を立てておりました。その上銭座の公共用地を
土地取得特別会計から買い戻すことが平成30年度中できなかったために、この1億円が余ったのと、それと通常の1億円の中で、この葉山の土地と網場町の土地を代替地として購入したということで通常の分が約8,000万円、そして先ほどの1億円で、この1億7,934万2,000円の不用額となったということでございます。
10 ◯五輪清隆委員 担当者の人はやっているからわかると思うんですけど、例えば私自身思ったのが、松が枝町から網場町まで含めた4件の中で4億358万324円ということで、それに対して1億7,934万2,000円が不用額だということで理解したんですけど、これ、松が枝町の土地は関係ないんでしょう。
11 ◯川添用地課長 松が枝町の土地につきましては、土木部の所管ではなくて、都市経営室の所管でございまして、あくまでも、この不用額に関しては、この葉山、網場町の分でございます。
以上です。
12 ◯五輪清隆委員 そうしたら実際的に、葉山1丁目から網場町の2件入れて3件の中で、これ事業費として2,000万円なんですね。そして不用額が1億8,000万円で考えたときに、どういう計画でなったかが全然わからんわけですよ。ですから、例えば、葉山1丁目は用地として購入したんでしょうけど、どういう事業があったのか。そして、網場町についても、どういう事業で土地の購入がされた理由は、私だけがわからないと思う、ほかの人は理解しているんでしょうけど、ここら辺はもう少し事業費に対して余りにも不用額が大きくなっているもんですから、例えば葉山1丁目であれば、こういう事業だったけど今回、平成30年度についてはこういうことで購入の必要がなくなったとかさ。そういうことを説明しなければわからんと思いますよ。
13 ◯川添用地課長 葉山1丁目、それから網場町に関しても、これは購入をいたしましたのは代替地の要望があって、代替地として購入をいたしました。葉山1丁目に関しましては、代替地として払い下げをしておりまして、また網場町に関しては地権者の方から代替地の要望がありましたので、県から買わせていただいたと。葉山1丁目の土地に関しましては、
土地取得特別会計で持っていたものを地権者から要望があったことで、一般会計へ買い戻しをしたということでございます。確かに、たくさんの不用額があるということなんですが、代替地を取得する関係上、通常、1億円ぐらいのお金を計上させていただいて、要望があったときに速やかに対応できるようにさせていただいているということなんです。ですから、全く要望がなければ、この1億円がそのまま余るということもございます。あわせまして、この予算が2億円あったというのは、通常は1億円ということを先ほど申し上げましたが、この平成30年度におきましては、もう1つ、上銭座のほうの
土地取得特別会計で取得している土地を払い下げる予定でございまして、それが実際、払い下げるに当たって、いろいろ検討するという必要が出てきたために、平成30年度に払い下げることができなくて、それが丸々1億円残ったものと合わせて、この不用額となったものでございます。
それと、どんな事業かということでございましたが、網場に関しては、東長崎縦貫線の地権者の方が代替地として欲しいということで、これを県から取得したと。それから……〔発言する者あり〕
14 ◯五輪清隆委員 そうしたらですよ、説明の仕方として、例えば緊急的に要望があって、そんな予算が2億円あって、2億円のうち、ここを購入したということでしょう。そこを言うてもらえばわかるんですよ。もともと2億円の予算があって、その中で例えば、安くなってからとか、もう次年度に延びたから1億8,000万円残りましたということなら理解するわけですよ。ですから松が枝も書いとるもんですから、4億円使って、そのうちの1億8,000万円残ったのかなと思いましたから、この関係については、何か説明の仕方としてちょっと、丸々1億8,000万円残ったような感じになってしまうもんですから、そこらあたりお願いします。そして、ちょうど建設水道委員会の中に入っているもんですから、別の項目かわかりませんが、自治会の関係で、中央総合事務所も来ていますからお伺いしますけど、自治会施工の関係は、年間どれぐらいの件数が出て、どれぐらいがその要望に対してされているのかということで、もしわかるようであれば教えてください。もうわからなければ、別の項目であれば、そのときにお伺いしますけど、せっかく建設水道委員会に入っているもんですから、状況だけですね。聞く機会がなかったもんですから、もしよかったら教えてください。
15
◯伊東北総合事務所地域整備課長 令和元年度は8月31日現在で、各総合事務所合わせて要望件数が2,241件ございます。
以上でございます。
16 ◯五輪清隆委員 通常、新年度予算というか、5月いっぱいまでに出されたやつ、追加要望を含めて、そういう件数でしょうけど、平成30年度はどうだったんですか。
17
◯伊東北総合事務所地域整備課長 平成30年度、生活道路に限りますと、4総合事務所全てで要望件数は1,492件ございます。
以上でございます。
18 ◯五輪清隆委員 私が思っているのが、今、長崎市の財政が厳しくなっている中で、私も自治会長していますからわかりますけど、自治会のほうはしてもらいたいけど、なかなか予算の関係とか優先順位の中できないということであるわけですけど、ある意味、自治会としても可能な限りやってもらいたいということでしているんですけど、現状を見たときに長崎市の財政というのは、自由にできるお金が約10%なんですね。そして、今後、いろんな中で、その比率が減少することによって、市民の要望あたりが、本当に従来のような形の中で本当にできるのかなということで、私が心配する必要ないんでしょうけど、そういう傾向があるもんですから、例えば、よく聞かれるのが、いろんな木の伐採を年に二、三回切っていたのが、予算の関係で1回しかできないとか、そういうことを聞くんですけど、実態としてどうなんですか。私の自治会は、ある程度してもらっています。
19
◯森尾中央総合事務所理事 先ほどのデータについては、この後また予算がありますので、そのときにお話をさせてもらいます。
実際、
行政サテライト機能再編成後、以前は3億円予算があってそれに7,000万円を上乗せしていただいて予算執行を進めておりますので、今までに比べたら、受けた要望件数に対してはある程度、実施はできているということで考えています。ただし、やはり委託費といいますか、草刈りとか、街路樹の剪定というのが年々単価がずっと上がってくる中で、全体の予算が上がらないということになると、どうしても2回切っていたところが1回になったり、2年に1回切ったりというところがどうしても出てきますので、それについてはできるだけ自治会のほうには説明させていただいた上で、やはり回数が減っているという話については、理解を深めてもらうようにはしているつもりでございますが、どうしても減ってきているというのは、どうしようもないことかなと思っています。
以上です。
20 ◯永尾春文委員 先ほどの質問に私も関連して、用地購入費のことですけど、やはり執行率が11.6%で、やはり何が起こったんだろうかって思いますけど、皆さんがずっと今説明をするページをめくっても、それば見てもわからんし、昨年も予算現額が3億1,419万円ぐらいあって、不用額が2億9,000万円なんですよ。やはり決算だから、普通何だろうかって思うわけです。去年もそうだったわけで、今後その1億円の緊急のこともあるとやったら、それがわかるような資料をつけるべきじゃないですか。いかがですか。
21 ◯川添用地課長 確かに、ご指摘ごもっともでございます。3億円の予算があったときに、確かに不用額が大きいということで、前の委員会でもご指摘を受けたということは私も承知をしております。それで今現在は、通常は1億円の予算ということになっているわけですけれども、それにしましてもその平成30年度は、それにプラス1億円という特殊な事情がございましたので、そうした場合は、その内容がわかるような形で今後資料を作成するようにしていきたいと思います。
以上でございます。
22 ◯永尾春文委員 全体的ですけど、はっきり言ってもう全然わからないです。追いかける何かもっといい方法はないのかなと思います。去年のところを見たら大体部長たちは、そのとおりに文言も変わらずおっしゃっているのはわかりますけどね。やはりいろんな初めて建設水道委員会に来る人もおりますし、この説明のあり方はぜひ考えていただきたいと思います。
それで1件ご質問したいのは、芝生化チャレンジ事業ということで、昨年も同僚委員が質問しているんですけれども、51ページにありまして、まずお聞きしたいのは、ピーク時は240件あったものが、去年が10件で、今回は、ちょっと見ただけで何件というのがわからないので、何件、その芝生化チャレンジ事業の新規受け付けがあったのか、教えてください。
23 ◯田畑地域整備1課長 この芝生化チャレンジ事業につきましては、相当にやはり維持管理に手間がかかるということで、学校のグラウンドあたりの芝生化に、学校、地域の皆様が頑張って取り組んでいただいておったわけなんですが、なかなか育たないとか、それから、すぐ枯れてしまうということで補植、それから水やり、これがかなり重労働ということで、近年なかなか新規の取り組みの箇所がなく、昨年度はゼロ件でございました。これまで取り組んでいただいていたところにつきましても徐々にもう維持できないということで現在、西城山小学校、それから南陽小学校というところで、わずかに取り組みを継続していただいているといった状況でございます。
以上でございます。
24 ◯永尾春文委員 わかりました。ということは今後の取り組み方針にあるように、芝生化チャレンジ事業については、新規受け付けは見合わせるということで、継続に対する予算を今後何か考えると理解してよろしいんですか。
25 ◯田畑地域整備1課長 委員ご指摘のとおり、現在、地域で取り組んでいただいておりますので、その部分につきましては補植、維持管理等に支援を継続していくように予算確保に努めたいと思います。
以上でございます。
26 ◯永尾春文委員 芝生化そのものは大変いいことだと思うんですが、なかなかそういうふうに進まないということであれば、新しい考え方で進めていただきたいと思います。
もう1点、同じく緑化についてもそうなんですけれども、昨年も緑化補助金については、ふやす必要があるということで決算委員会のほうで言っておりますけれども、今回の今後の取り組み方針を見ると、アンケート結果をもとに制度内容について検討するとありますが、どのように検討されていくのか、お聞かせください。
27 ◯竹内土木総務課長 緑化補助金につきましては近年、件数が伸び悩んでいるような状況でございます。そういった中にございまして、私どものほうでは業者等の聞き取りをさせていただいておるんですが、10年、20年前と比べますと、どうしても例えば生垣も、緑化ではなくてフェンスに変えたりだとか、例えば家を建てるタイミングで緑化をされるという場合に、どうしても本体のほうが優先されて、後回しになるというような状況の中で、なかなか伸びていないというような状況もございます。私どもも、こういった状況を踏まえまして、より皆さんに、緑に関心を持っていただきたいということから、我々3月に
グリーンキャンペーンをやっておりますけれども、そういった中でも特に次回の3月につきましては、造園協会のご協力を得て、去年も日本庭園を設置していただいて、そういう興味、関心を喚起していただいたところなんですが、今年度はその面積をふやしたり、せっかく日本庭園がございますのでカフェといいますか、スイーツなんかも絡めた形で、より若い人たち、家を建てられるような世代の人たちも含めて、緑に関心を持ってもらうことによって、こういった実際のご自宅の緑化についても関心を深めていただきたいと考えているところでございます。
以上でございます。
28 ◯永尾春文委員 例えば長崎の南部でいうとダイヤランドなんかガーデニングを見せようというイベントというんですかね、やはり日を決めているので、そこには皆さんが寄ってお話ししたりするんですけれども、そういったところとか課長とか行ったことがございますか。
29 ◯竹内土木総務課長 ダイヤランドにつきましては、私は、そういったものを行って確認したということはございません。申しわけございません。
30 ◯永尾春文委員 ガーデニングは逆に皆さん、一戸建ての団地に行きますと結構工夫してされている家が多いと思います。緑化というのが言われたとおり、時代によって変わっているのかなという中で、例えばそういった現場をぜひ見ていただいて、そういったところから新しい市民との対話の中で例えば、新しい取り組みとか考えられないか、ぜひそういったのも検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
31 ◯竹内土木総務課長 今、委員ご指摘のとおり、我々も現場の状況を踏まえながら、時代に合わせて施策を打っていく必要があるということは認識いたしておりますので、早速ダイヤランドのほうも確認させていただきまして、いろいろ造園業者等々のご意見もお伺いしながら施策展開を考えていきたいと考えております。
以上でございます。
32 ◯永尾春文委員 道路とか花を植えていただいて、それは県かもしれませんけれども、やはり緑化というのは本当に重要な事業だと思いますので、やはりまちの安全安心につながるのかなと思います。ぜひ推進をしていただきたいと思います。
33
◯中里泰則委員長 ほかにございませんか。
それでは、質疑を終結いたします。
理事者交代のため、暫時休憩いたします。
=休憩 午前10時39分=
=再開 午前10時41分=
34
◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。
次に、第2款総務費第3項戸籍住民基本台帳費の審査に入ります。
理事者の説明を求めます。
35
◯片江まちづくり部長 それでは、第2款総務費第3項戸籍住民基本台帳費のうち、まちづくり部所管の第2目住居表示費についてご説明いたします。
白い表紙の事項別明細書につきましては182ページ、183ページをお願いいたします。その中段よりやや下のところ、第2目住居表示費でございますが、予算現額265万3,000円、支出済額185万1,080円、不用額80万1,920円でございます。企画財政部より提出しております
部局別歳出決算額一覧の38ページには、3行目に記載しております。
次に、青色の表紙、主要な施策の成果説明書につきましては108ページをごらんいただきたいと思います。108ページ中ほどでございますけれども、主な支出の内容につきましては、住居表示を実施しております地域に街区表示板というものを設置しておりますけれども、それが老朽化したり破損したりしたというところにつきましての取りかえに係る費用を支出したものとなっております。
説明は以上でございます。よろしくご審議いただきますようお願いいたします。
36
◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。
37 ◯五輪清隆委員 住居表示については、何々町とかそういうプレートの交換なんでしょうけど、ここ何年か、町の変更というか、そこらあたり実施されていないんですけど、何年か前、ちょうど隣の町が、けやき台という町に変わったんですけど、それ以降されていないんでしょうけど、例えば、余りにも町が大き過ぎるから、1丁目とか2丁目とか3丁目とか、そういうことでやってくれんやろうかという、そういう要望があるのかないのか。そして当然、そうなったときに、まだ家ができるような土地があれば、そういうことができないということになっているわけですけど、ある意味、長崎の関係からいくと、住宅地というか、山とかそういうところはあってでも、できないようであれば一度、そこらあたりを見直してはどうかなと私は思っているんですけど、1つの例でいいますと、川平なんですね。川平小学校の上のところからずっと下ってきまして川平の市営住宅の下まで結構長い町があるんですけど、余りにも広過ぎるもんですから、どうにかできんやろかということで私は何年か前、言われたもんですから、そこらあたりというところは、見直しとかそういうことはしないんですかね。
38 ◯谷口都市計画課長 まず、1点目の町の名称の件でございますけれども、一番最後が、平成22年度に新戸町3丁目、こちらのほうを新戸町の3丁目と4丁目に分けております。これは南部の新戸町地区におきまして、ウェリスパークという団地造成がございまして、その造成に合わせて、名称のほうを一部変更したというのが最後でございます。なお、それ以降につきまして、例えば、○○町を○○1丁目、2丁目にしてほしいとかそういったご要望というのは、私が知る限りでは、ご要望を承ったという経過はございません。
また、例えば、当然、長崎市内に400を超える町丁目がございますので、大きい区域であったり、小さい区域、いろんな区域あろうかと思います。そういった中で、町の区域が大きいから例えば分けるとか、そういった部分につきましても、やはり私どもが勝手にするというわけにもいきませんので、地域の方からそういったご要望がもしあれば、当然いろんなご相談には乗ってまいりたいと思っております。
以上でございます。
39 ◯五輪清隆委員 確かに谷口次長も川平であれでしょうけど、結構広くて、一部の人から、やはり分けたらどうかなということで聞いているわけですけど、当然、分ける際には工作物の関係とかそういう関係でこういう区分しかできないとか、家がわっとできるような土地があれば、そういうことを表示してでも、新たにまた表示をしなければいけないとか、そういう関係があるわけですけど、今ある程度、もう限度じゃないのかなと私は思っているんですけど、そういう意味で例えば、そこの町からそういう要望があれば、検討しても結構だということでありますから、今後そういうところあったら、ぜひとも前向きに検討していただきたいと思っています。なお、住所を変えれば、もう郵便物が大変ということは重々わかっているんですけど、余りにも広いところについては、ぜひ検討をお願いしたいと思っています。
40
◯中里泰則委員長 ほかにございませんか。
それでは、質疑を終結いたします。
理事者交代のため、暫時休憩いたします。
=休憩 午前10時46分=
=再開 午前10時47分=
41
◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。
次に、第4款衛生費第2項清掃費の審査に入ります。
理事者の説明を求めます。
42
◯森尾中央総合事務所理事 第4款衛生費第2項清掃費のうち、北
総合事務所所管分についてご説明いたします。白い表紙の事項別明細書は228ページ、229ページ、青色の表紙の主要な施策の成果説明書の主な支出の内容については231ページでございます。
それでは、企画財政部提出の資料、平成30年度
部局別歳出決算額一覧の45ページをお開きください。第2項清掃費のうち、
総合事務所所管分は、行番号5に記載しております予算現額910万円、支出済額874万7,282円、不用額35万2,718円で、執行率が96.1%でございます。
青色の表紙、主要な施策の成果説明書の230ページをお開きください。上段の3.ごみ最終処理費のうち、231ページ中ほどに記載の(3)さくらの里維持管理費874万7,282円の全てが北総合事務所の所管でございます。これは、三京クリーンランド埋立処分場の環境整備に合わせて、市民の憩いの場として整備された、さくらの里の大芝生広場やテニスコート、遊戯運動広場、駐車場、桜の植栽等の維持管理に要する経費でございます。
説明は以上でございます。
43
◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。
それでは、質疑を終結いたします。
理事者交代のため、暫時休憩いたします。
=休憩 午前10時50分=
=再開 午前10時58分=
44
◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。
次に、第8款土木費第1項土木管理費の審査に入ります。
理事者の説明を求めます。
45 ◯吉田土木部長 第8款土木費第1項土木管理費のうち、土木部所管分についてご説明いたします。白い表紙の事項別明細書は258ページから261ページでございます。次に、青色の表紙の主要な施策の成果説明書は373ページでございます。
それでは、白い表紙の事項別明細書258ページ、259ページをお開きください。下のほうに記載の第8款土木費第1項土木管理費第1目土木総務費の予算現額9億1,145万7,000円、支出済額8億9,657万398円のうち、土木部所管分につきましては、恐れ入りますが、企画財政部より提出しております委員会提出資料、平成30年度
部局別歳出決算額一覧の37ページをごらんいただきたいと思います。行番号5に記載しております予算現額108万1,000円、支出済額90万612円、不用額18万388円でございます。
主な支出の内容といたしましては、青色の表紙の主要な施策の成果説明書373ページをお開きください。中ほどに記載しております(3)長崎県道路協会負担金でございます。
土木部からの説明は以上でございます。
46
◯片江まちづくり部長 それでは、第8款土木費第1項土木管理費のうち、
まちづくり部所管分についてご説明いたします。
白い表紙の事項別明細書につきましては258ページ、259ページをお願いいたします。その下段のほうにあります第1目土木総務費の予算現額9億1,145万7,000円、支出済額8億9,657万398円、不用額1,488万6,602円のうち、
まちづくり部所管分につきましては、259ページの右側の備考欄の下段に記載をしております3.土木総務費のうちの1.地籍調査費の全部でございます。その額は、企画財政部提出資料の38ページをごらんいただければと思いますけれども、その9行目に記載しております。予算現額1億4,114万1,000円、支出済額1億3,842万3,946円、不用額271万7,054円でございます。
なお、主な支出の内容などにつきまして、都市計画課長からご説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。
私からは以上でございます。
47 ◯谷口都市計画課長 それでは、青色の表紙の主要な施策の成果説明書の373ページをお開きください。第1目土木総務費のうち、
まちづくり部所管分の主な支出の内容につきまして、ご説明いたします。上段の1.土木総務費のうち、(1)地籍調査費でございますが、これは土地の最も基礎的な情報である地番、地目、境界、面積などを明らかにし、その結果を記録することを目的として、平成22年度から旧長崎市内におきまして取り組んでおり、平成30年度におきましては、ア.委託料の(ア)一筆地調査等委託としまして、元町、日の出町、高丘1・2丁目など13地区で調査を実施いたしました。
次に、不用額につきましてご説明します。同じく、主要な施策の成果説明書の424ページをお開きください。一番上の段の第1目土木総務費でございますが、主な不用額の説明欄の(1)土木総務費の地籍調査費におきまして、当初見込んでおりました一筆地調査対象面積が予定を下回ったことなどによりまして、不用額が生じたものでございます。
まちづくり部からの説明は以上でございます。
48 ◯山北建築部長 第8款土木費第1項土木管理費のうち、第1目土木総務費及び第2目建築指導費の建築部所管分についてご説明いたします。
まず、第1目土木総務費についてご説明いたします。白い表紙の事項別明細書の258ページ、259ページをごらんください。下段の第1目土木総務費の予算現額9億1,145万7,000円、支出済額8億9,657万398円、不用額1,488万6,602円のうち、建築部所管分につきましては261ページをすみませんがお開きください。261ページの備考欄上段の4.事務費の1.土木総務費事務費の一部で、その額は、企画財政部提出資料の39ページをすみませんがごらんください。行番号の5に記載のとおり、予算現額1,941万3,365円、支出済額1,906万3,779円、不用額34万9,586円でございます。
次に、第2目建築指導費についてご説明いたします。白い表紙の事項別明細書の260ページ及び261ページをごらんください。第2目建築指導費につきましては全て建築部所管でございまして、予算現額3億7,164万622円、支出済額1億6,982万7,024円、翌年度繰越額1億8,076万円、不用額2,105万3,598円でございます。企画財政部提出資料39ページの行番号の6に同じように記載をしております。
次に、主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果についてご説明いたします。青色の表紙の主要な施策の成果説明書の368ページをお開きください。個別施策E6-3「安全・安心な民間住宅・建築物の普及を促進します」でございます。平成30年度の取り組み概要といたしましては、木造戸建て住宅の耐震化について、安全・安心住まいづくり支援事業の周知を図り、耐震改修工事費等の助成を行いました。また、老朽危険建築物の除却につきましては、
老朽危険空き家除却費補助金制度の活用も促しながら、除却へ向けた指導を行いました。その評価ですが、耐震改修費等の助成により耐震性がない木造戸建て住宅の件数が減少しましたが、国庫支出金の財源不足や住民の認識が低いことなどにより、耐震性の改善件数が少ないこと、また、老朽危険建築物の除却が図られ、安全安心なまちづくりにつながっておりますが、所有者不明や除却後の跡地活用が見込めないことなどから、除却件数が目標値を下回っております。
369ページをごらんください。今後の取り組み方針ですが、木造戸建て住宅の耐震化につきましては、耐震化に係る市民の意識をさらに高めるとともに、さまざまな広報媒体の活用などにより、周知・啓発活動に取り組むこととしております。また、国県への要望などにより財源の確保に努め、耐震改修工事の実施を促進し、住宅の耐震化を図ってまいります。また、老朽危険建築物の除却につきましては、老朽危険空き家除却費補助金の周知を徹底し、改善指導を行うとともに、命令・行政代執行まで踏み込んだ指導強化を図り、安全安心なまちづくりを推進してまいります。関連する主な事業といたしまして、369ページに老朽危険空き家除却費補助金を、次の370ページに、安全・安心住まいづくり支援費を記載しておりますのでご参照ください。
主な支出の内容など詳細につきましては住宅課長からご説明させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
49 ◯神近住宅課長 青色の表紙の主要な施策の成果説明書の373ページをお開きください。中段の第2目建築指導費の主な支出の内容についてご説明いたします。
374ページをごらんください。上段の(3)老朽危険空き家除却費補助金につきましては、老朽化した危険な空き家の除却21件に対しまして、その費用の一部を助成したものでございます。その下の(4)アスベスト対策費補助金につきましては、多くの方が利用する民間建築物のアスベスト除去等の工事に対し、その費用の一部を助成したものでございます。その下の2.耐震化推進費補助金の(1)安全・安心住まいづくり支援費は、旧耐震基準で建築された木造戸建て住宅の耐震化を促進するため、耐震改修設計や工事などに要する費用の一部を助成したものでございます。その下の3.【補助】耐震化推進事業費補助金の(1)要緊急安全確認大規模建築物は、耐震診断が義務づけられました民間の大規模建築物の耐震化を促進するため、耐震改修設計や工事に対しまして、その費用の一部を助成したものでございます。
次に、翌年度繰越額についてご説明させていただきます。同じ青色表紙の資料の612ページをお開きください。すみませんが、横向きにしてごらんください。表の上段、土木費の一番上の【補助】耐震化推進事業費補助金、要緊急安全確認大規模建築物におきまして、民間宿泊施設等に係る耐震改修工事等が年度内に完了しなかったことなどにより、翌年度に繰り越したものでございます。
恐れ入りますが424ページにお戻りください。次に、不用額の主なものについてご説明させていただきます。上段の第2目建築指導費におきまして、主な不用額の説明欄に記載のとおり、(1)建築指導費で、空き家の所有者が対応に着手したため、予定しておりました行政代執行を実施する必要がなくなったことなどによる不用額が生じたものでございます。
次に、予備費の充用についてご説明いたします。同じ424ページの右端の欄をごらんください。建築確認処分取消等請求控訴事件に関する訴訟委託料及び事業区域内において発生しました事故に対する見舞金に充用したものでございます。
建築部からの説明は以上でございます。
50
◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第1項土木管理費のうち、
総合事務所所管分についてご説明いたします。白い表紙の事項別明細書は258ページ、259ページでございます。青い表紙の主要な施策の成果説明書は373ページでございます。
続きまして、企画財政部提出の資料、平成30年度
部局別歳出決算額一覧の45ページをお開きください。第1項土木管理費のうち、
総合事務所所管分は、行番号8に記載しております予算現額150万8,000円、支出済額139万8,628円、不用額10万9,372円、執行率は92.7%でございます。各総合事務所の決算額は次のページ、47ページに記載しておりますのでご参照ください。
それでは、白い表紙の事項別明細書258ページ、259ページをお開きください。第1目土木総務費のうち
総合事務所所管分は、259ページの備考欄に記載の3.土木総務費のうち、2.九州自然歩道管理受託費の全部となっております。これは県管轄の九州自然歩道を受託する形でパトロールなどを行っているもので、それに要する委託料を支出したものでございます。
説明は以上でございます。
51
◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。
52 ◯内田隆英委員 まず1点目、青い表紙の374ページの老朽危険空き家除却費補助金の件でお伺いしますけれども、申請の流れといいますか、どうすれば、申請して除却までたどり着くのかね。例えば伊王島の通学路に1軒、台風被害で瓦が飛んで、そして南総合事務所のほうで屋根、瓦に網をかぶせて飛散しないようにしているんですけれども、それでも今度の台風で若干瓦が飛んで、そこまではよかったんだけれども、その何メートルか手前の2階建ての老朽家屋があるんですけど、これが台風で瓦が飛んで、隣の家の瓦を割って被害が発生しとるわけですよ。それをよくよく調べた結果、その持ち主だと思われた人がもう財産放棄して国の所有物になっとるとかいう話を聞いているんですけれども、例えば、そういう形になった場合に、誰がその老朽危険家屋を処分してくれるのか、この予算でできるのか。もしできるのであれば、どう申請をすれば、そういうところまで行くのか。通学路であるので、もう台風が来なくても、強風で瓦が落ちそうな状況なんですよ。そして、もう隣の家も大変ですよね。また風吹けば絶対にその隣へ、もうわずかなすき間しかありませんから、瓦が飛散するという状況が目に見えているんですけれども、そういう場合の申請の流れといいますか、受給できるのかどうかね。ちょっと説明してもらえる。
53 ◯大町建築指導課長 ご質問の老朽危険空き家の除却費の補助金の件ということで、まず、手続の流れにつきましては、おおむね住民の方から補助金を使いたい、あるいは隣の家が危険であるという報告を受けて所有者を調べて除却費の補助金の制度もあるという説明をさせていただきますが、まず、補助金の要件としましては、登記簿であったりとか、税の証明であったり、建物を所有しているということがわかる証明が必要であるということと、その老朽度を一定我々も点数化で判断しておりますので、その点数になっているかどうかの現地確認をしております。そういった対象になる老朽危険空き家ということで判断できれば、まずは事前審査というところで、そういった権利関係といいますか、所有関係を確認してということを行っています。問題なければ補助金を出す手続といいますか、申請を出していただいて、書類上問題なければ交付決定という手続としてはそういった流れになります。先ほど、通学路に面して危険なものが、瓦が落ちそうな状況にあるというお話もありましたので、まずは所有者がいれば一時的な借り入れも、そういった対策ができないかというのを指導したりしますけれども、所有者が不明な場合、国とかいうようなお話もありましたけれども、不明の場合は市のほうがなりかわって安全対策、緊急安全代行措置というのをできるように条例で位置づけしておりますので、そういった所有者がわかれば、その方の同意によってしますし、わからない場合は市のほうで代行措置を行うというような状況をとっております。
以上でございます。
54 ◯内田隆英委員 わかっている場合はその所有者に、そういった措置をお願いすると。それで、こういう手続をすれば、これだけの補助金も出ますよということですけれども、今、伊王島の話ですけど、現存する老朽家屋については、持ち主がこの人だろうというのを特定されとったわけだけれども、聞いてみると、その人はもう財産放棄したということで、もう知りませんと。以前ね、その隣に駐車場があるんですけれども、台風で瓦が飛んでフロントガラスを割ったわけですよね。そういったことも起こっている。そして、今度は風で隣の家の瓦を破損させとると。そして、もう持ち主が財産放棄したということは国の持ち物になっとるのか、ちょっとわかりませんけれども、財産放棄したというのがはっきりしとるのであれば、市のほうも、恐らく市の職員が現地を見に来たということを聞いているんですけれども、それ南総合事務所かどこかわかりませんよ。見に来たと聞いているけれども、ちょっとした強風で瓦が飛びそうな状況になっている中で、いろいろ調べて危険であれば、もう持ち主がわからなければ市のほうが対処しますと言うけれども、通学路もあるのに、その危険な状況とわかっていながら、なかなか網をかぶせたりとか、そういう対策がされていないとね、申請の順序がどうだこうだというよりも、まず危険なのかどうかというのを見て察知したら、もう持ち主が誰かわからないとはっきりしているわけだから、市のほうで早急に安全対策ということで手を打つべきだと思うんですけれども、それ時間がかかるんですか。
55 ◯大町建築指導課長 先ほど、財産放棄をされて国のほうの所有になっているんじゃないかというお話がありますけれども、それについてはちょっと確認させていただいて、もしはっきりと国というようなものであって、相手が確実にいれば、その方の了解を得て緊急安全代行措置とか、そういったものに取り組んでいきたいと思います。
以上です。
56 ◯内田隆英委員 その何軒か先の家も台風で瓦が飛散して、南総合事務所に言って、通学路であるから早急に処理をしていただいて、瓦がとりあえず飛ばないような、持ち主はわかっているんだけれども、もう持ち主ができないということで、瓦を飛ばないような網をかぶせとる。今回の場合、隣が被害をこうむって、そしてもう見るからに瓦が次の風で飛ぶというような状況であるのに、見に来て、いまだに対策がされていないという点では、やはり通学路とそして近辺の住居に迷惑かかるわけだから、もうわかっていることだから、総合事務所のほうは今は国の持ち物かどうかわからんかもしれんけれども、早急に調べて対応をとっていただきたいということを強く要望しておきます。
もう1点ですけれども373ページ、この建設水道委員会にいたときは毎年の決算で指摘をして、いないときは本会議の討論で指摘をしてきたんですけれども、例えば(3)の長崎県道路協会負担金、14万8,000円。このほかに土木関係で、今の審議じゃないけれども先々ね、長崎県治水砂防・防災協会負担金4万5,000円、長崎県港湾協会負担金18万2,000円、協会の負担金が出てくるんですよね。この協会の負担金というのは強制なの、それとも任意なの。例えば免許更新するときに交通安全協会費というのは任意でしたよね。交通安全協会費1,500円か幾らか、いかがなさいますかということで、いや、もう入りませんと言うたら徴収されないんですよ。この長崎県道路協会負担金とかいうのは強制なの。それとも任意で払っているのかな。まずそこだけ。
57 ◯長瀬土木企画課長 制度としては、任意ではございますけれども、全ての市町が入ってございますので、趣旨を鑑み、私たちも参加すべきものと考えてございます。
以上でございます。
58 ◯内田隆英委員 任意ということで、毎回私が聞くことはもう一緒なんですけれども、この協会に入っとかんば予算がおりないとか、そういう入っている人、入っていない人で差が出るのかといったら、そうじゃないということで、それなりの皆さんの努力によって、道路をつくる、改良するとかいうことで、いろいろ仕事はとってこられるわけですよ。まず基本的に、この協会負担金というのは幾つかあるけれども、結局、天下りの温床として残っとるわけですよ。だから、そういうあれに全国の市町が任意で負担金を出すと。それで、市によって負担金の額が違うわけですね。そういう点では、やはりもう天下りの温床に市が手をかすようなことはもうやめて、もう少し態度を改めて、もうやめましょうかというぐらいのことがあってもいいんじゃないかと、そこはどうですかね。一度検討するという答えも何年か前に一回返ってきたことあるよ。どうなんですかね。
59 ◯長瀬土木企画課長 負担金の多寡については、ご指摘のとおり、今まで随時見直しさせてきていただいておりまして、全体としては、平成11年とか、そういったところからすると逓減はしてきておりますけれども、大きな話としては国家予算の中で、やはり市、町、県、頑張って道路関係予算、社会資本整備総合交付金の予算、こういったものを獲得するという大きな全体組織の中で、県の位置づけがありまして、おかげさまで従来6兆円規模で推移していたものが、今は7兆円ぐらいまでに広がってきたというのも大きな成果でありまして、その下に私たちの事業費、市民の安全安心というものがつながってきてまいりますので、こういった大きな趣旨に鑑みまして、こういった活動というのは必要に応じて継続してまいりたいと考えてございます。
以上でございます。
60 ◯内田隆英委員 これ市の所管で一生懸命仕事をするための予算をということで頑張って、これまで努力してきたと認識しております。そして、その協会があったから、これまでの規模で、これだけの仕事ができているんですよと、そういうことがあるのであれば、またおかしいと思うんですよ。協会がこの市、町、県の土木工事については、これだけの予算をつけてあげなさいという権限を持つような協会とか、それはありえないわけでしょう。これはいろいろ言うても退職した人たちの天下りの温床になっとるというのがはっきりしとるわけやからね。そこはもっとやはり見直すべきだと。市民の税金ですから、見直すべきだと。長崎県道路協会負担金は払ったので、協会のあれで、これだけついていますなんていうことは結局、予算がついてこないわけですから、こうした協会負担金というのが何ら影響はしないと私ははっきりしとると思うんですよ。そういう点では平行線をたどりますから、今後のこととして強く要望だけしておきます。
61 ◯永尾春文委員 青色の表紙の368ページ、369ページの老朽危険建築物の除却のことについて幾つか質問します。まずは今回、右側の事業としては、除却費補助金は目標値20件に対して実績値が21件ということで達成をしております。一方で、下の段の取り組み実績になりますと、全体としては目標値が55件に対して43件ということで昨年に比べると、昨年は56件実績があるんですけれども、数がかなり減っておりますが、要因の中に除却後の跡地利用が見込めないこととか、経済的な負担が大きいことと書いてありますけれども、なぜかなり減になってしまったのか、まずは、その点をお聞かせください。
62 ◯大町建築指導課長 この全体としての目標値55件に対して実績が43件、前年に比べて除却の件数が減っておる状況につきましては、368ページに要因として書いていますように、やはり斜面地が多ございまして、除却後の土地利用というのは、斜面地ということで、なかなか生活するにも厳しいという環境もあるというところから、除却後の跡地利用が見込めないとかいうこと。一番大きいところは経済的な負担が大きいということから、なかなか自主解決に至っていないという状況がございまして、実績としては、昨年に比べますと若干減っているという状況でございます。
以上でございます。
63 ◯永尾春文委員 それでお尋ねしたいんですけれども、実際、今長崎で老朽危険空き家と言われるものは何件把握をしておりますか。また、その上で368ページに老朽危険空き家については相談・確知件数が年々増加傾向にあると言われますけれども、どのような増加傾向なのか、あわせてお示しください。
64 ◯大町建築指導課長 老朽危険空き家の数につきましては、平成31年3月末時点で467件把握をしております。それは過去ずっと相談があって、解決に至っていないというのも累積しておりまして、そういう状況でございます。また、今年の9月末においては545件ということで、今年度に入りまして96件、6カ月たった時点で96件、相談件数があっているということで、昨年は1年間で140件、ことしは6カ月で96件ということで、年々増加傾向にあるということがございます。その相談の内容としましては空き家になったということで補助金が使えないか、あるいはどうすればいいかというもの、あるいは隣の家が空き家になって瓦が落ちそうであるとか、近隣の方からの相談、そういったものが多くなっているという状況でございます。
以上でございます。
65 ◯永尾春文委員 確認ですけど、467件だったものが545件になっているということでよかったですかね。把握している件数がそうなっているということですよね。ちょっとわからないぐらい急激にふえている状況もあるんですが、ここでお考えをお聞きしたいのは、当然、斜面地であって跡地活用、利用が見込めないという当人のご都合と、一方で地域の方といいますか、周りの方に迷惑をかけてはいけないといいますか、そういうもう1つの問題があるわけです。このようにして何とか税金を使ってでも空き家を少なくしていこうという考え方の中で、このように増加傾向があると。一方で補助金によるものは大体目標を達成していますけれども、一方で指導はなかなか進むものと進まないものがあるというのであれば、今後この補助金に関してはさらにふやして、要するに増加していることに対して対応を考えるべきではないかと思いますが、見解をお聞かせください。
66 ◯大町建築指導課長 補助金の見直しというご質問だと思いますけれども、補助金につきましては一定老朽度があるもの、もう今にも壊れそうといいますか、そういった危険な状態にあるものに対して、補助金を出して支援しているという状況があります。実際、その補助金の対象になり得るかというところの相談を受けるに当たっては、補助金の対象になり得る老朽度に至っていないというのが多ございまして、年内に相談のある件数の中で補助の対象になり得るというのが、おおむね20件前後になっておりますので、補助金の件数を拡大するとかそういったことは今現在、考えていないという状況でございます。
67 ◯永尾春文委員 よくわからないんですけれども、老朽危険空き家という件数をお聞きしたら、ふえていると。老朽空き家ではなくて、古くなった空き家ではなくて、危険空き家の件数がふえていると。それに伴って地域の方、要するに近隣の方からの苦情も多く寄せられて、ふえているということであれば、その対策の取り組みをさらに強化すべきではないかという質問をしたわけです。ですから今のお話では、老朽危険空き家はふえているけれども、老朽の度合いに達しているものは余り変わらないので補助金は変わらないと聞こえるんですけれども、そのようにおっしゃったということでよろしいんですか。
68 ◯大町建築指導課長 今の補助金の制度においては一定、老朽度を満たすものに対して行っているという状況で、その条件を満たすものが補助の予算で見ている大体20件前後になっているという状況です。
以上でございます。
69 ◯永尾春文委員 老朽度のためにやっているんじゃないんですよ。老朽危険空き家を減らしていこうというんでしょう。だから、その目的を達成するために、そういうお話であれば度合いを少し緩めるのか、もしくは老朽危険空き家と呼んでいるけれども市が思っている老朽度としては低いので、市民から苦情があっても、それは受け付けないと言っているように聞こえるわけです。だけど、私はそうじゃなくて、老朽危険空き家と呼ばれるものであれば、そのことに対して除却ができる手だてを、例えばこの制度がもしそぐわないのであれば新しい制度をつくってでも、老朽危険空き家を少なくしていくべきではないかと言っているわけですが、いかがですか。
70 ◯山北建築部長 委員おっしゃるとおりだと思います。老朽危険空き家が周辺に及ぼす影響というのはすごく大きいのは認識をしております。ただ、もともとやはり所有者が適正に管理をしないといけないというのが1つありますので、そういう意味で私ども指導を一生懸命やっております。その中でこの助成金を使いながら解体を促している部分があるんですが、先ほど言われたような老朽度の確認というのも重要ですが、それより今、年間でこの補助金を使いたいという方が20件ぐらいで大体推移しておりますので、それが急激にふえたりすれば当然検討しなければいけないと思っておりますが、今のところ、この補助金的な需要というのは満足しているものと考えております。
ただ、当然この補助金を使わなくて老朽化が著しくなっているものもあると思いますので、その点については所有者に対して指導しながら解体を促す、改善を促すということを努めていきたいと考えております。
以上でございます。
71 ◯永尾春文委員 わかりました。そういうことであれば、毎年応募が20件で推移していると。逆に言うと、市民はそうですけれども、これぐらいやったらもうよかばいと。もうできんばいと。さっきの経済的負担のあり方ですね。例えば今後、そういう空き家を所有している人がわかっているのであれば、アンケートをとって、どれぐらい補助金が出れば、本当に解体の検討をすることができるのか、そういうのを調べることも大事かと思いますが、いかがですか。
72 ◯大町建築指導課長 今、永尾委員のほうから提案がありましたアンケートについては、相談があった方等に対してどういった質問にするかはこれから考えますけれども、一定その補助制度の要望といいますか、そういったものがあるかないかというところはアンケートを実施して確認したいと思います。
以上でございます。
73 ◯永尾春文委員 ぜひ、空き家が少なくなるような仕組みづくりをさらに検討していただきたいと思います。
もう1点ご質問しますが、先ほど老朽危険空き家が全体で545件ほどになるというお話でしたが、その中で指導をしているものは、例えば3年以上になっているものとか、どれぐらいになるかわかりますか。
74 ◯大町建築指導課長 申しわけありません、3年以上指導しているというところの件数のほうは、把握しておりません。
75 ◯永尾春文委員 それでは、これまでに指導した件数と平成30年度の実績でお尋ねしましょうかね。指導件数、勧告、命令、代執行の件数をお聞かせください。
76 ◯大町建築指導課長 平成30年度の実績で申し上げますと、口頭での指導が83件、文書による指導が32件、特措法に基づく勧告が2件、命令が2件、行政代執行が1件でございます。
以上でございます。
77 ◯永尾春文委員 369ページの今後の取り組みの方針にも、命令、行政代執行まで踏み込んだ指導強化を図っていくということですけれども、やはり指導から勧告、このハードルが、私個人の考えですけれども、かなり高いのではないかなと思います。先ほど3年以上と聞いたのは、今持っている危険空き家の指導をされている中で、1年とか2年指導されて、ご準備もあるでしょうから。ただ、それは3年以上とかになると、本当にこれを解体しようと思っているのか。やはりそのことについて、私は、個人的には疑問を感じるわけです。例えば、この勧告が指導件数に対して、このように小さい数字であるということは、もっと特措法を生かして解体を促すということが重要ではないかと思いますが、見解をお聞かせください。
78 ◯大町建築指導課長 特措法に基づく勧告につきまして件数が少ないという実態がございますが、これにつきましては、土地に家屋があると6分の1とか税金が減免されるということがありますけれども、勧告を行うことによって、税の減額が解除されるということがあって、その土地の所有者に対して、そういう状況になるということから、なかなか勧告に踏み切れていないという状況がございます。
以上でございます。
79 ◯永尾春文委員 私は逆に、そのためにこの勧告があるのではないかと思っているんですけれども、これは要望にしますが、この勧告の取り扱いについては、ここに書いているとおり、勧告に行かないと命令、代執行までは行かないわけで、この勧告の取り扱いについては、ぜひ協議をしていただいて、もっと活用をするような仕組みづくりを要望したいと思います。
以上です。
80 ◯武次良治委員 参考までに教えてください。行政代執行1件ということになっているんですが、これ経費の回収というのはスムーズにできたんでしょうか。
81 ◯大町建築指導課長 この行政代執行の費用の回収ということですけれども、手続としては財産調査をしまして調べたところ、年金しかないという状況ではありますけれども、県外の方ということもあって、直接お宅にお伺いして、分割でもというようなお話をさせてもらって、今現在、月1万円というところで、9月から納付をいただいているという状況でございます。
以上でございます。
82 ◯武次良治委員 1万円。なかなか行政代執行というのはできるもんじゃないんでしょうけれども、これをやったということについては、大したもんだなと思ってはおるんですが、結局、代執行をどんどんやってもその経費を回収できなければ、全て市民の負担になってしまうわけですよね。だから、そういった意味でどうなのかなという気がしたもんですから、あえて聞いてみたんですが、それはそれで早く回収できるように頑張っていただきたいなと思います。どうしようもないよと、年金暮らしだからしようがないよというようなことにならないように、よろしくお願いをしておきたいと。また、それと関連してですが、その補助金を見ると除却費の40%、そして括弧で上限50万円ということになっとるんですが、一般的な家屋を30坪としたときに、道路端であるとか、あるいは里道しか入っていないところ、そういうことでかなり違ってはくると思うんですが、相場としてどの程度なのかということをまず教えてください。そうでないと、その除却費の40%、これを基本とする上限を50万円にしとるというところがはっきり見えてこないもんですから、ちょっと参考までに教えてください。
83 ◯大町建築指導課長 平成30年度に補助金の申請があったもので111平米、約30坪の建物を除却した際が155万円という工事費になっております。
以上でございます。〔発言する者あり〕申しわけありません。今説明したものは、敷地が道路に面しているのか、狭い道なのかというところまではちょっと確認できておりませんで、道路端、あるいは、狭い道での30坪の工事費がどれぐらいというところに関しては手元に資料がありません。申しわけありません。
84 ◯武次良治委員 何でこんなことを聞いているのかといえば、その除却費の40%という線引き、それが妥当なのか、また、上限が50万円というのが妥当なのか、それを知りたいからなんですよ。結局、市が認定した危険家屋について促進したいわけでしょう。だから、そういった意味で一般的に100万円程度だよということであれば、その約半分程度かなというような目安があるだろうと。そうしたら今度は、ちょっと大きい家になってくれば5分の1の補助金もないのにそれはもう解ききらんばいということになるんじゃないのかなとかいう意味で、その目安、判断をする上でも知りたかったと。逆に言うならば、市がこういう線引きをする以上は、そういった根拠がないと定めようがないじゃないですか。もう単純に、もう50万円が適当やろうということにはならんと思うんですよね。やはりかくかくしかじかで、こういうことで基本的には4割補助しますよと。だから、してください。ただ、市の財政的な負担もありますし、また、一般の公平という問題も鑑みてみれば、やはり50万円を上限にさせていただきますよとか、そういうしかとした部分が必要じゃないんでしょうか。それを判断したいから聞いてみたんですよ。どの程度かかっとるんだろうと。そういうレベルではなかなか促進できんよと。これ1軒解くのに500万円かかるとしたときに、50万円じゃどうかという発想が当然出てきますよね。ということでお尋ねしたつもりだったんですが、全くそういった数字的なもの、根拠的なものを持っていないということみたいですので、もうこれ以上言ってもしようがございませんので、もうここでとめておきますけどね。それについては、やはりちょっと市の方針として、こんなことをやっていますと。公平性も鑑みて、こういうふうにしているんですよとか、納得できるような部分がやはり必要なんじゃないんでしょうか。これ、一応意見として申し上げておきます。
85 ◯山北建築部長 老朽危険空き家の助成については確かに言われるように、先ほどは昨年度の21件の平均を言わせていただいて、150万円程度ということになっておりますが、代執行を行ったところが小運搬で多分50メートルぐらいは運ばなければいけなかったかなと思うんですが、それが大体200万円弱ぐらいかかっております。だから道路端であれば、100万円ちょっと超えたぐらいで解体できると思うんですが、その小運搬の距離によって違うと考えております。ただ、先ほどもちょっとお話ししたんですが、もう大もとは、やはり所有者が適正に管理すべきだというのを前提に持っておりますし、先ほど武次委員も言われたように、やはりこれをふやしていくことによって市の財産というか、税金を使いながら投資をしていくという部分もございますので、そこら辺の適正な価格というのは、アンケートもありますが、ちょっといろんな意味で他都市も調査させていただいて、見直しが必要なのか、そのままでいいのかというのは検討させていただきたいと思います。
以上でございます。
86
◯中里泰則委員長 ほかにございませんか。
それでは、質疑を終結いたします。
理事者交代のため、暫時休憩いたします。
=休憩 午前11時52分=
=再開 午後1時0分=
87
◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。
次に、第8款土木費第2項道路橋りょう費の審査に入ります。
理事者の説明を求めます。
88 ◯吉田土木部長 第8款土木費第2項道路橋りょう費のうち土木部所管分についてご説明いたします。白い表紙の事項別明細書は、260ページから267ページでございます。青色の表紙の主要な施策の成果説明書のうち、まず主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果を記載した箇所につきましては345ページから350ページまで、次に主な支出の内容を記載した箇所につきましては375ページから389ページまで、次に不用額の説明を記載した箇所につきましては424ページから427ページでございます。なお、黄色の表紙の審査意見書は47ページ及び48ページでございます。
それでは、まず、第8款土木費第2項道路橋りょう費における土木部の主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果につきまして、説明させていただきます。青色の表紙の345ページをお開きいただきたいと思います。個別施策E7-1「良好な道路ネットワークを形成します」でございます。平成30年度の取り組み概要でございますが、広域幹線道路網の整備促進として、九州横断自動車道のうち、長崎インターチェンジから長崎多良見インターチェンジ間の完全4車線化の早期完成、地域高規格道路である長崎南北幹線道路及び西彼杵道路の早期整備、国道34号新日見トンネルの4車線化の早期完成、長崎外環状線の新戸町から江川町間の早期整備などについて、国・県等への要望活動を行うとともに、虹が丘町西町1号線の整備などに取り組んでまいりました。成果につきましては記載のとおり一定前進があったという状況でございます。このことにつきまして、改めまして議会のほうのご協力に対しまして厚く御礼を申し上げます。
次に、346ページをお開きください。今後の取り組み方針でありますが、各種事案の早期事業化や早期完成を目指しまして、関係団体とともに一体となって国や県への働きかけを行い、また補助幹線道路の整備などを引き続き推進してまいります。
次に、348ページをお開きいただきたいと思います。個別施策E8-1「だれもが安全・快適に利用できる道路の整備を進めます」でございます。平成30年度の取り組み概要でございますが、居住環境の改善と防災性の向上を図るための車みち整備事業などに取り組んでまいりました。
次に、349ページをごらんください。今後の取り組み方針でございますが、都市部における交通渋滞の解消、安全性の向上を図るため、各種道路整備に努め、また、即効性のある車みち整備事業についても、引き続き推進してまいります。
それでは、第8款土木費第2項道路橋りょう費の決算のうち、土木部所管分についてご説明いたします。まず、白い表紙の事項別明細書260ページ、261ページをお開きいただきたいと思います。一番下に記載しております第2項道路橋りょう費第1目道路橋りょう総務費につきましては、予算現額8億4,860万3,737円、支出済額8億2,098万6,240円のうち、職員給与費を除いた土木部所管分は、企画財政部より提出しております委員会資料、平成30年度
部局別歳出決算額一覧でございますが、37ページをお開きいただきたいと思います。こちらの行番号7に記載しておりますとおり、予算現額1,895万791円、支出済額1,787万2,205円、不用額107万8,586円となっております。
次に、白い表紙の事項別明細書262ページをお願いいたします。中ほどに記載しております第2目道路橋りょう維持費につきましては、予算現額8億2,062万7,064円、支出済額8億557万3,136円のうち、土木部所管分でございますが、企画財政部提出の委員会資料、先ほどと同じ37ページでございます。こちらの行番号8をごらんいただきたいと思います。予算現額2億192万6,000円、支出済額1億9,652万9,897円、不用額539万6,103円となっております。
次に、白い表紙の事項別明細書264ページをお願いいたします。264ページから267ページにかけまして記載しております第3目道路橋りょう新設改良費につきましては、予算現額33億5,872万7,949円、支出済額24億4,379万1,915円のうち、土木部所管分は、企画財政部提出の委員会提出資料をごらんいただきたいと思いますが、同じく37ページの行番号の9でございます。予算現額13億8,985万4,972円、支出済額7億4,500万2,230円、翌年度繰越額5億9,120万9,401円、不用額5,364万3,341円となっております。
次に、白い表紙の事項別明細書、次は266ページをお開きいただきたいと思います。中ほどより少し上に記載しております第5目県施行事業費負担金につきましては、全て土木部所管分でございまして、予算現額1億2,169万3,800円、支出済額5,952万6,777円、翌年度繰越額1,302万7,023円、不用額4,914万円となっております。
なお、決算の詳細につきましては、土木総務課長からご説明させていただきます。
私からは以上でございます。
89 ◯竹内土木総務課長 それでは、土木部所管の主な支出の内容につきまして、青色の表紙、主要な施策の成果説明書によりご説明いたします。
青色の資料の375ページをお開きください。まず一番上に記載の第1目道路橋りょう総務費につきましては、市道の適切な維持管理のため、道路台帳更新測量委託などを行ったものでございます。
次に、376ページをお開きください。上のほうに記載の第2目道路橋りょう維持費につきましては、1.道路橋りょう維持費の(1)街路灯維持管理費から(4)生活道路環境改善費までにおいて、各施設の維持管理などを行ったものでございます。
続きまして、377ページをごらんください。中ほどに記載の2.【単独】街路灯整備事業費の(1)LED街路灯において、新たに街路灯の整備を行ったものでございます。
次に、377ページの中ほどから388ページまでの第3目道路橋りょう新設改良費につきましては、市民の日常生活の利便性の向上と安全で快適な生活環境の確保及び防災上の観点から、国県道等の幹線道路を補完する補助幹線道路の整備を行っているものでございます。土木部所管分についてでございますが、まず377ページ中ほどから380ページに記載の1.【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)におきまして、このうち(1)江平浜平線から379ページ一番上の(5)大橋町赤迫1号線まで及び379ページ中ほどの(9)籠町稲田町1号線(電線類地中化)につきまして、道路の新設及び現道の拡幅・改良等を行ったものでございます。次に、380ページ中ほどより記載の2.【補助】道路新設改良事業費(地方創生道整備推進交付金)の(1)虹が丘町西町1号線につきましては、道路の新設工事を行ったものでございます。次に、380ページ下段に記載の3.【補助】景観まちづくり刷新事業費のうち、381ページ中ほどに記載の(3)稲佐山地区につきましては、景観に配慮した街路灯の整備等を行ったものでございます。次に、同じページの一番下から記載の4.【単独】道路新設改良事業費、(1)地方道路等整備事業費につきましては、382ページ中ほどの表に掲載している路線におきまして、補助事業とあわせて道路改良工事などを行ったものでございます。
次に、385ページをお開きください。中ほどより少し下に記載の(3)車みち整備事業費につきましては、平成25年度から斜面市街地において、住民の居住環境の改善と防災性の向上を目的に行っているもので、385ページの下のほうから386ページにかけての表に掲載の路線の道路改良工事などを行ったものでございます。次に記載の(4)合併地区道路等整備事業費につきましては、相川町四杖町1号線について、昨年10月に確認した法面崩壊箇所以外の箇所において、取りつけ道路の整備工事などを行ったものでございます。
次に、386ページ、下のほうに記載の(6)道路改良事業費につきましては、事業実施中の路線において、樹木伐採などの維持管理を行ったものでございます。
次に、388ページをお開きください。一番下に記載の第5目県施行事業費負担金ですが、389ページに表で記載している(1)道路事業費、(2)地域活性化事業費におきまして、各路線の県が行う事業に対しまして、負担金の支出を行ったものでございます。
次に、翌年度繰越額についてご説明いたします。同じ資料の612ページでございます。612ページの表の土木費の欄のうち、上から2つ目に記載しております【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)、江平浜平線から大橋町赤迫1号線まで、それから2つ下に記載の籠町稲田町1号線(電線類地中化)、また、2つ下の【補助】道路新設改良事業費(地方創生道整備推進交付金)、虹が丘町西町1号線、そこから3つ下の【単独】道路新設改良事業費、車みち整備事業費、それから2つ下に記載の道路橋りょう費負担金、道路事業費におきまして、地権者や関係機関との調整、工法の検討に不測の日数を要したことなどから事業が年度内に完了しなかったため、翌年度に繰り越しを行ったものでございます。
次に、不用額についてご説明いたします。恐れ入ります、同じ資料の424ページをお開きください。424ページ下から2つ目の第8款土木費第2項道路橋りょう費第2目道路橋りょう維持費につきましては、街路灯維持管理費において、修繕料などが予定を下回ったことにより不用額が生じたものでございます。
次に、425ページをごらんください。上から2つ目に記載しております第3目道路橋りょう新設改良費につきましては、中川鳴滝3号線や川上町出雲線におきまして、国庫補助金の内示額が減したことにより事業費が予定を下回ったことや、下から3つ目に記載しております車みち整備事業費において、地元との調整を行った結果、工法を変更したことにより工事請負費が減になったことなどにより、不用額が生じたものでございます。
次に、予備費の充用についてご説明いたします。424ページをごらんください。424ページ中ほど、主な予備費充用の説明欄に記載しております第1目道路橋りょう総務費におきまして、破産事件に係る破産手続委託料などの支出に予備費を充用したものでございます。
土木部からの説明は以上でございます。
90
◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第2項道路橋りょう費のうち、
総合事務所所管分についてご説明いたします。白い表紙の事項別明細書は261ページから267ページです。青い表紙の主要な施策の成果説明書のうち、主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果については348ページから350ページ、主な支出の内容については375ページから388ページでございます。
初めに、
総合事務所所管分の主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果につきましてご説明いたします。青い表紙の主要な施策の成果説明書の348ページをお開きください。個別施策E8-1「だれもが安全・快適に利用できる道路の整備を進めます」でございます。平成30年度の取り組み概要といたしましては、道路環境の改善と長寿命化の推進として、住民の安全・快適な空間を確保するため、生活道路や通学路の整備、橋梁の定期点検結果に基づく補修工事などに取り組みました。関連する主な事業は、350ページに記載の【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)の道路構造物等補強でございます。
次に、企画財政部提出の資料、平成30年度
部局別歳出決算額一覧の45ページをお開きください。第2項道路橋りょう費のうち、
総合事務所所管分は行番号13に記載しております予算現額27億5,434万5,425円、支出済額24億5,702万9,544円、翌年度繰越額1億7,072万1,752円、不用額1億2,659万4,129円、執行率は95.1%でございます。各総合事務所の決算額は次のページの47ページに記載しておりますので、ご参照ください。
詳細につきましては、担当課長からご説明させていただきます。よろしくお願いします。
91 ◯田畑地域整備1課長
総合事務所所管分の主な支出の内容につきまして、主要な施策の成果説明書によりご説明いたします。
375ページをお開きいただきたいと思います。第1目道路橋りょう総務費でございます。
総合事務所所管分は、1.道路橋りょう総務費の(2)、(3)でございますが、主なものとして(2)道路管理費(総合事務所)は、市道の適切な維持管理のため、市道清掃委託などを行ったものでございます。
次に、376ページをごらんいただきたいと思います。第2目道路橋りょう維持費でございます。
総合事務所所管分は、1.道路橋りょう維持費の(5)生活道路環境改善費(総合事務所)でございますが、安全な市民生活を維持するため、市道や里道などの修繕、これらに必要となる材料の購入、市道沿線の除草などを行ったものでございます。各自治会から生活道路に関する要望をいただいております。その状況でございますが、平成30年度の実績でございまして、4総合事務所合計で、生活道路に関する実質要望件数1,844件に対しまして実施予定が1,268件で、このうち実施したものが1,210件でございまして、実施予定に対する実施割合は95.4%となってございます。
次に、377ページ中ほどから388ページまでの第3目道路橋りょう新設改良費でございますが、これは市民生活の安全性の維持と利便性の向上及び環境改善を図るため、生活道路の改良及び新設整備を行っているものでございます。このうち総合事務所の所管分は、1.【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)でございますが、379ページの(6)、(7)、(8)、(10)でございます。このうち、主な事業といたしましては、379ページ中ほどに記載の(10)道路構造物等補強におきましては、道路橋梁の長寿命化を図るため、橋梁の点検や表に記載の箇所で補修工事を行ったものでございます。
次に、380ページをお願いいたします。下段に記載の3.【補助】景観まちづくり刷新事業費につきましては、
総合事務所所管分は、(1)と381ページの(2)、(4)でございます。これらは、まちなか地区、平和公園地区、鍋冠山地区といった観光地周辺において、表に記載の路線において景観に配慮し、舗装の美装化を行ったものでございます。
次に、382ページをお願いしたいと思います。下段に記載の4.【単独】道路新設改良事業費の(2)地方道路等整備事業費(総合事務所)につきましては、385ページまでの表に記載しております各路線において、道路改良工事などを実施したものでございます。
次に、386ページをお開きいただきたいと思います。中ほどに記載の(5)合併地区道路等整備事業費(総合事務所)につきましては、下の表に記載の各路線において、改良工事及び用地取得などを行ったものでございます。
次に、386ページの下段から387ページまでの5.【単独】辺地対策事業費につきましては、辺地対策事業債を活用し、(1)西海町64号線においては改良工事及び用地取得などを、(2)形上岳線においては土地の分筆登記や改良工事などを行ったものでございます。次に、6.【単独】過疎対策事業費につきましては、過疎対策事業債を活用し、県の河川改良とあわせて実施しております高浜本線の工事費に係る負担金を支払ったものでございます。次に、7.【単独】道路リフレッシュ事業費につきましては、合併7地区の生活道路の改善を進めるため、表に記載の各路線において道路改良工事などを行ったものでございます。
次に、388ページの上段に記載の8.【単独】自然災害防止事業費につきましては、市道の危険箇所において自然災害の発生、拡大を事前に防止するため、表に記載している各路線において、法面改良工事などを行ったものでございます。次に、下段に記載の第4目交通安全施設費でございます。1.【単独】交通安全施設整備事業費の(1)交通安全施設につきましては、歩行者の安全と車両交通の円滑化を図るため、388ページ下段の表に記載している区画線やカーブミラーなどの設置工事を行ったものでございます。
次に、翌年度繰越額についてご説明いたします。恐れ入ります、資料612ページをお開きいただきたいと思います。表の中の商工費の次に記載しております土木費のうち、上から7行目の【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)、矢上町現川町線、それから1つ飛ばして9行目の【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)、道路構造物等補強、1つ飛ばして11行目の【補助】景観まちづくり刷新事業費、まちなか地区、次の行の【単独】道路新設改良事業費、地方道路等整備事業費(総合事務所)、1つ飛ばしまして14行目の【単独】辺地対策事業費、西海町64号線までの各事業が総合事務所の所管分の事業でございます。関係機関などとの協議調整に日数を要したことなどの理由により、翌年度に繰り越しをしたものでございます。
続きまして、不用額についてご説明させていただきます。資料の424ページをお開きいただきたいと思います。中段にあります第1目道路橋りょう総務費、下段から425ページ上段の第2目道路橋りょう維持費、426ページの第3目道路橋りょう新設改良費の各総合事務所に記載のとおり、工事請負費等に入札差金が生じたことや、地権者との交渉が難航したこと、委託料や修繕料が予定を下回ったことなどにより不用額が生じたものでございます。
次に、予備費の充用についてご説明いたします。424ページをお願いいたします。下段の第1目道路橋りょう総務費及び下段の第2目道路橋りょう維持費におきまして、表右側の主な予備費充用の説明欄に記載のとおり、各総合事務所において、市道で発生した事故や公務中の事故に係る見舞金及び損害賠償金に予備費を充用し、支出いたしております。
説明は以上でございます。
92
◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。
93 ◯五輪清隆委員 車みち整備事業の関係で1点お伺いしますけど、特に平成25年度から新しい、長崎独自の事業として取り組んでいるわけですけど、確かにいろんな事業含めて各地域でされるのは理解します。今特に感じるのは、事業を地域としてやりたいけど、やはり土地の無償提供について理解が得られずに、なかなか前に進まないという状況もあるわけですね。そうなったときに、地域としてどうしてもやりたいけど、そこでとまってしまって多分、もうそれが終わってしまえば、もうずっとできんとやろうと思うわけですけど、予備費とか不用額とか、そういうのは一切思いませんけど、やはりこういう事業については長崎市として当然必要な事業でありますから、原則無償提供とするのは私も理解しているんですけど、そこらあたり含めて例えば、いろんな条件の中で、どうしても無償提供はだめだとか、そこらあたり市として認めていただいて一部購入とか、そこらあたりというのは今ところ全然、検討しようとしていないのかどうか、1点お伺いします。
94 ◯川原土木建設課長 車みち整備事業につきましては、地元からの土地の無償提供ということをベースとして事業を進めております。ただ、この事業を進める中におきまして、入り口の部分であるとか、それから離合場所であるとか、そういったところにつきましては、なかなか事業協力が得られない場合につきましては、有償で購入するということで整備の途中で一部見直しも行ってきておりますけれども、それ以外につきましては、やはり原則、用地を提供していただくということで進めております。今ご指摘がございましたように、その部分について何か今検討しているかということでございましたけれども、現段階におきましては、入り口部分、それから転回部分を除く場所について、土地を購入するということにつきましては、検討をしておりません。
以上でございます。
95 ◯五輪清隆委員 当然そういう事業の中身について理解した上で言っているんですけど、やはりそうなったときに、そういう道というのは、結構評価額が低い土地なんですね。そして道ができることによって、その土地の評価も上がるわけですから、当然そのことによって住宅もできます。そうなったときに、やはりまちづくりという関係で、もう畑ばっかりのところが、もう家は建てないけど、道ができたことによって家が建てられるとか、そういう関係があるもんですから、事業としても5年間が経過して、1年前は検証するということでされていましたけど、今後そのことについても、ぜひとも検討していただきたいと思っています。
96 ◯川原土木建設課長 確かに平成25年度から開始しまして5年たっております。令和元年度から令和5年度まで、また延長するという中で、中間の令和3年度には見直しといいますか、検証するということで予定をしております。今のご指摘の点も含めまして、その辺については、いわゆるもう少し広い観点からの評価といいますか、効果も考えて検証してまいりたいと考えております。
以上でございます。
97 ◯山谷好弘委員 主要な施策の成果説明書387ページですけど、道路リフレッシュ事業費なんですが、私も初めてこの決算委員会に参加させていただいて、初めてでよくわからないところもあるんですけど、予算と比較した場合に、この脇岬町35号線というのがちょっと予算で入っていなかったもんですから、何でここが追加で入ったのか、当初予算になかったので、これをちょっと説明だけお願いしたい。すみません。脇岬町35号線というのが道路リフレッシュ事業費の中の4行目にあるんですが、その脇岬町35号線が予算で上げた中に入ってなかったもんですから、何か緊急で上がったのかなと思いまして。
98
◯中里泰則委員長 暫時休憩します。
=休憩 午後1時34分=
=再開 午後1時35分=
99
◯中里泰則委員長 委員会を再開します。
100 ◯宮崎南総合事務所地域整備課長 申しわけありません。地域からの要望とか、日常の調査で新たに出てきた問題でありまして、緊急にした箇所でございます。
以上です。
101 ◯山谷好弘委員 実は、こういうところがところどころであるんですが、例えば次のページですが、自然災害防止事業に関しても中腹循環線ほか1線とか、大山町三和町ほか1線というのが当初から入っていなかったんですけど、例えば緊急でせんばいかん、こういう場合に、何も議員に説明がなく追加されているというのは、やはりどっかルールをつくって、何か説明した形で発注するとか、そうしないと何でもありの世界になってしまいますので、金額が合えばよかというもんじゃなくて、やはりその中身についてもしっかり、ちょっとルールづくりをしていただきたいと思います。要望しておきます。
102 ◯内田隆英委員 426ページ、南総合事務所の(3)の過疎対策事業費の中で、伊王島循環線において地権者との調整が進展せずに、事業を実施しなかったということで皆減300万円。これずっと進まないのね。大体、旧町時代からいろんなことで地権者と行政側のあつれきがあって進んでいないんだ、最初はね。合併してから皆さんも一生懸命努力をされていると思うんですけれども、伊王島循環線の用地が購入され、道路を拡幅できれば、高齢者が住む地域ですから、バスがそこまで乗り入れられるということは非常に便利になるんですけれども、一番ネックになっているというのは何か、答えることができますか。
103 ◯宮崎南総合事務所地域整備課長 今の伊王島循環線につきましては、昨年は地権者との連絡がつかないということで、境界の立ち会いとかそういうのができなかった状態でありました。ことしに入りまして、1件の地権者の方とご連絡がとれまして、用地につきましては今進んでいる状況でございます。今年度予算自体がとっていないものですから、
土地取得特別会計で対応させていただいて、来年度、用地の買い戻しと工事について施工する予定でおります。
以上です。
104 ◯武次良治委員 決算の額とか、それとはちょっと関係ないんですが、この機会を利用させていただきまして、ちょっとお尋ねします。道路改良関係で、もうどこどこということじゃないんですが、技術の職員と用地の職員、この辺の連携というのが果たしてとれているのかなという事案が今までたびたびあるんですよ。結局、現場のほうでは技術系の職員が一生懸命になって折衝をしたり何したりしとる。ところが、用地のほうが全然動いていない。こういうケースがあるんですね。数年前にも私のほうが情報提供して、地主は売ると言っているよと言ったにもかかわらず、用地課のほうが全然動いていなくて、尻をたたいてやっと動き始めたと。動いたら、すぐ相手はもう当然最初から応じるつもりですから、工事もすぐ進捗したというようなケース。最近でも、私の近くだけじゃないんですよ。どうも用地のほうがみたいな話が、ちょくちょく耳に入ってきます。そういった意味で同じ内部、特に総合事務所ということで距離ができました。そういうこと含めて、連携がしっかりとれておるのか、計画的に用地交渉等に入っていっているのか、それついてはちょっと疑義があるんですが、それについて取り組み方といいますか、教えてもらえればと思います。
105
◯森尾中央総合事務所理事 道路を整備する場合に、我々土木維持課のときは、なかなか用地買収ってなかったんですが、今度、総合事務所になってから用地買収もどんどん含んできました。その中で、やはり大きく変わっていくところというのは、ちょうど合併地区のところが多いんですが、そこについては、お話は随時しながら私たちとしたら努めているところでございますが、なかなか用地買収までつながっていないというところは言われるとおり、何カ所かございます。そういうところは今からも大分ありますので、調整しながら、できるだけ技術部門と事務部門が一緒になってやっていけるように取り組んでいきたいと思っています。
以上です。
106 ◯武次良治委員 今ここに並んでおられるのは、ほとんどが技術の方ばっかりだということで、皆さん一生懸命やっとると私は評価しているんですよ。ただ、残念ながら、用地ができんことには一切進みません。何か用地課のほうの動きが見えないなという気がしてならないんですよ。いろんなケースで聞いても結局、私らも言うときは用地課じゃなくて、どうしても事業課のほうに話をします。ところが、用地課のほうが動いてなかったんじゃないのかなとかいうようなケースあるもんですから、あえて、こんな話をさせてもらっとるんですが、結局それが進捗しないと、予算計上しても執行できないじゃないですか。その辺についてはよろしくお願いしたいなと。
そして、先ほどの山谷委員の意見とは反対のことになるんですが、執行残あちこちに、やはり毎年のように出ています。今回も出ています。こういうような執行残、特に維持補修関係に絡む分とか緊急性があるもの、こういったものも執行残をどんどん流用しながら、工事の進捗上げていくということで取り組んでいただきたいなと。これは本当にもう要望したいと思うんですよ。国庫補助事業関係で執行残が出た。これはしようがないと思うんですよ。事業の性質によっては、来年度分を繰り上げてやるとかいうのは無理かとは思うんですが、特に単独的な部分については、やはりせっかく予算計上して執行していくわけですから、執行残が出たという分については、どんどん前倒しでやっていく。そういう心づもりで事業に取り組んでいただきたいなと、これは強く要望しておきたいと思いますので、よろしくお願いします。
107
◯森尾中央総合事務所理事 この不用額については私ども反省しながら、していきたいと思っています。特に要望が多いのに、なかなか予算を使い切れていないということについては、やはり発注の仕方とか、こだわりなんかをちゃんと持ちながら発注していこうと思っていますので、そこを我々も反省しているところであります。申しわけありません。
108
◯中里泰則委員長 ほかにございませんか。
それでは、質疑を終結いたします。
理事者交代のため、暫時休憩いたします。
=休憩 午後1時43分=
=再開 午後1時45分=
109
◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。
次に、第8款土木費第3項河川海岸費の審査に入ります。
理事者の説明を求めます。
110 ◯吉田土木部長 第8款土木費第3項河川海岸費のうち、土木部所管分についてご説明いたします。
白い表紙の事項別明細書は、266ページから269ページでございます。青色の表紙の主要な施策の成果説明書のうち、まず主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果を記載した箇所につきましては341ページから344ページまで、次に主な支出の内容を記載した箇所につきましては390ページから391ページまで、次に不用額の説明を記載した箇所については427ページでございます。
それでは、初めに第8款土木費第3項河川海岸費における土木部の主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果につきましてご説明させていただきます。青色の表紙、主要な施策の成果説明書の341ページをお開きいただきたいと思います。個別施策D4-2「自然とふれあう場と機会を創出します」でございます。まず、平成30年度の取り組み概要でございますが、大井手川において、自然環境に配慮した河川整備を実施いたしました。次に、今後の取り組み方針でございますが、引き続き生態系や親水性に配慮した河川の整備について、関係機関との調整を図り、事業の進捗に取り組んでいくこととしております。
次に、342ページをお開きください。個別施策E1-1「都市の防災機能向上を図ります」でございます。平成30年度の取り組み概要につきましては、河川の整備として、防災上、緊急に整備を要する河川の整備を行ったところでございます。今後の取り組み方針でございますが、引き続き防災性向上に配慮した整備を行うこととしております。
それでは、次に第3項河川海岸費の決算のうち、土木部所管分につきましてご説明いたします。白い表紙の事項別明細書266ページから269ページにかけてでございます。まず、266ページをごらんください。中ほどに記載しております第1目河川総務費につきましては、予算現額9,851万円、支出済額9,466万3,268円のうち、職員給与費を除いた土木部所管分は、企画財政部より提出しております委員会資料37ページ、行番号12に記載しております予算現額4万5,000円、支出済額4万5,000円、不用額ゼロ円となっております。次に、266ページ、一番下から記載をしております第2目河川改良費につきましては、予算現額3億5,483万6,108円、支出済額3億10万763円のうち、土木部所管分は、企画財政部提出の委員会資料37ページの行番号13に記載しておりますとおり、予算現額1億8,033万6,108円、支出済額1億5,212万8,268円、翌年度繰越額2,102万4,673円、不用額718万3,167円となっております。
なお、決算の詳細につきましては、土木総務課長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
私からは以上でございます。
111 ◯竹内土木総務課長 主な支出の内容につきまして、青色の表紙、主要な施策の成果説明書によりご説明いたします。青色の表紙の390ページでございます。第1目河川総務費におきましては、1.河川総務費の(3)長崎県治水砂防・防災協会負担金を執行したものでございます。次に、中ほどから記載の第2目河川改良費のうち、1.【補助】河川等整備事業費(社会資本整備総合交付金)につきましては、国庫補助を活用し整備を進めているもので、(1)江川川及び(2)大井手川について河川改良工事などを行ったものでございます。
次に、391ページの上から2つ目に記載しております2.【単独】河川等整備事業費のうち(1)銅座川につきましては、銅座川周辺での道路冠水の原因を把握するための調査等を行ったものでございます。
次に、翌年度繰越額についてご説明いたします。同じ資料の612ページをお開きください。土木費の欄、下から3つ目に掲載しております【補助】河川等整備事業費(社会資本整備総合交付金)、大井手川について、関係機関との調整に日時を要したことから、事業が年度内に完了しなかったため翌年度に繰り越しを行ったものでございます。
次に、不用額についてご説明いたします。同じ資料427ページをお開きください。上から2つ目に記載の第8款土木費第3項河川海岸費第2目河川改良費でございますが、(1)【補助】河川等整備事業費(社会資本整備総合交付金)、大井手川において、県との調整の結果、県市合併工事に係る施工内容を見直したことにより、市施工の工事が予定を下回ったため不用額が生じたものでございます。
土木部からの説明は以上でございます。
112
◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第3項河川海岸費のうち、
総合事務所所管分についてご説明いたします。白い表紙の事項別明細書は266ページから269ページ、青い表紙の主要な施策の成果説明書のうち、主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果については342ページから344ページ、主な支出の内容については390ページから394ページまででございます。
初めに、第8款土木費第3項河川海岸費における
総合事務所所管分の主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果につきましてご説明いたします。青い表紙の主要な施策の成果説明書の342ページをお開きください。個別施策E1-1「都市の防災機能向上を図ります」でございます。平成30年度の取り組み概要といたしましては、急傾斜地崩壊対策事業の実施として、市施行1カ所、県施行2カ所の測量設計等に着手し、また河川の整備として、防災上、緊急に整備を要する河川の整備を行っております。関連する主な事業は、343ページの下段から344ページに記載の【単独】自然災害防止事業費の河川と急傾斜地崩壊対策でございます。
次に、企画財政部提出の資料、平成30年度
部局別歳出決算額一覧の45ページをお開きください。第3項河川海岸費のうち、
総合事務所所管分は、行番号18に記載しております予算現額3億6,686万6,200円、支出済額2億8,631万705円、翌年度繰越額3,458万2,666円、不用額4,597万2,829円、執行率は86.2%でございます。各総合事務所の決算額は次のページ、47ページに記載しておりますのでご参照ください。
詳細につきましては、担当課長からご説明させていただきます。よろしくお願いします。
113 ◯田畑地域整備1課長
総合事務所所管分の主な支出の内容につきまして、主要な施策の成果説明書によりご説明いたします。
390ページをお開き願います。第1目河川総務費でございます。1.河川総務費の(1)河川等維持管理費につきましては、河川の適切な維持管理のため、修繕や維持管理委託などを行ったものでございます。次に、第2目河川改良費でございます。391ページの上段に記載しております2.【単独】河川等整備事業費につきましては、(2)上浦川ほかの下の表に記載の各箇所において、緊急を要する生活関連河川の整備を図るため護岸改良などを行ったものでございます。
次に、391ページの下段から392ページの中ほどまでに記載しておりますが、3.【単独】自然災害防止事業費でございます。これは自然災害の発生や拡大を事前に防止するため、(1)河川につきましては河川改良工事などを、(2)急傾斜地崩壊対策につきましては急傾斜地崩壊対策工事などを、それぞれの表に記載する箇所で行ったものでございます。
次に、392ページの下段から393ページに記載いたしております第3目県施行事業費負担金でございます。1.河川海岸費負担金の(1)急傾斜地崩壊対策事業費につきましては、表に記載しております県が実施した急傾斜地崩壊対策事業に対し、負担金の支出を行ったものでございます。
次に、393ページの下段に記載しております第4目海岸保全費でございます。1.【補助】海岸保全事業費(社会資本整備総合交付金)の(1)東望地区につきましては、東望海岸の東部下水処理場前付近において、越波対策のための護岸工事などを行ったものでございます。
次に、翌年度繰越額についてご説明いたします。恐れ入ります、612ページをお開き願います。表の下から2行目に記載しております【単独】自然災害防止事業費と、その下の河川海岸費負担金、急傾斜地崩壊対策事業費が
総合事務所所管分の事業でございます。県の補助金の追加内示及び国の2次補正予算に伴い、年度内に工事が完成しない理由により翌年度に繰り越したものでございます。
次に、不用額のうち、主なものについてご説明いたします。427ページをお願いいたします。上から4段目の第2目河川改良費でございます。(1)【単独】河川等整備事業費につきましては、債務負担行為工事の前金請求がなかったことにより、また、第3目県施行事業費負担金につきましては、(1)河川海岸費負担金、急傾斜地崩壊対策事業費において、県施行の事業が減少し負担金が予定を下回ったことにより不用額が生じたものでございます。
説明は以上でございます。
114
◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。
それでは、質疑を終結いたします。
理事者交代のため、暫時休憩いたします。
=休憩 午後1時59分=
=再開 午後2時1分=
115
◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。
次に、第8款土木費第4項港湾費の審査に入ります。
理事者の説明を求めます。
116
◯片江まちづくり部長 それでは、第8款土木費第4項港湾費のうち、
まちづくり部所管分についてご説明いたします。
まちづくり部の所管に係るものは、第1目港湾管理費及び第2目県施行事業費負担金でございます。まず、第1目港湾管理費についてご説明いたします。白い表紙の事項別明細書268ページ、269ページをお願いいたします。一番下の段、第1目港湾管理費の予算現額4,187万7,000円、支出済額3,905万9,600円、不用額281万7,400円のうち、
まちづくり部所管分につきましては、269ページの右側の備考欄の下段になりますが、2.港湾施設管理費の一部、その下の3.港湾管理費負担金・補助金の全部、そして1枚めくっていただきまして、271ページでございますけれども、一番上段に記載の4.事務費の一部で、その金額につきましては企画財政部から提出させていただいております資料、
部局別歳出決算額一覧の38ページの12行目に記載しておりますけれども、予算現額1,456万6,000円、支出済額1,366万5,708円、不用額90万292円となっております。
次に、青色の表紙、主要な施策の成果説明書につきましては、395ページをお願いいたします。主な支出の内容でございますが、上段に記載しております1.港湾施設管理費の(1)ターミナル等管理費において、茂木港船客待合所など4カ所の港湾施設の維持管理を行いました。
続きまして、第2目県施行事業費負担金についてご説明いたします。白い表紙の事項別明細書は270ページ、271ページをごらんください。上段のほうに記載をしております第2目県施行事業費負担金につきましては、全て
まちづくり部所管分でございまして、予算現額4億3,609万1,324円、支出済額1億5,145万3,186円、翌年度繰越額2,568万262円、不用額2億5,895万7,876円でございます。企画財政部からの提出資料38ページには、13行目に金額の記載をしております。
次に、青色の表紙、主要な施策の成果説明書につきましては、396ページをお願いいたします。主な支出の内容でございますけれども、1.港湾費負担金の(1)港湾事業費において、表に記載しておりますとおり、国や県が実施する長崎港などの港湾改修事業や形上海岸などの海岸改修事業などに対しまして、地元負担金を支出したというものでございます。
次に、翌年度繰越額につきましてご説明いたします。同じ資料の613ページをお願いいたします。613ページの表の一番上の欄でございますけれども、港湾費負担金、港湾事業費におきまして、国や県が施行する港湾事業が年度内に完了しなかったことにより翌年度に繰り越したものでございます。
次に、不用額についてご説明いたします。恐れ入ります、同じ資料の427ページにお戻りいただきたいと思います。中段よりやや下のほうに記載がございますけれども、第2目県施行事業費負担金におきまして、主な不用額の説明欄の(1)港湾費負担金でございますが、国及び県が施行する港湾事業などが減したことにより負担金が予定を下回ったことにより不用額が生じたものでございます。
まちづくり部からの説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
117
◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第4項港湾費のうち、
総合事務所所管分についてご説明いたします。白い表紙の事項別明細書は268ページから271ページ、青い表紙の主要な施策の成果説明書は395ページでございます。
まず、企画財政部提出の資料、平成30年度
部局別歳出決算額一覧の45ページをお開きください。第4項港湾費のうち
総合事務所所管分は、行番号20に記載しております予算現額573万6,000円、支出済額404万6,401円、不用額168万9,599円、執行率は70.5%でございます。
白い表紙の事項別明細書269ページをお開きください。第1目港湾管理費のうち
総合事務所所管分は、下段の備考欄2.港湾施設管理費の2.ターミナル等管理費(総合事務所)となっております。
次に、青い表紙の主要な施策の成果説明書の395ページをお開きください。
総合事務所所管分は、第1目港湾管理費の1.港湾施設管理費のうち、(2)ターミナル等管理費(総合事務所)でございます。内容といたしましては、南総合事務所における伊王島港、高島港ターミナル、北総合事務所における池島港船客待合室の修繕や施設管理に係る委託費等を支出したものでございます。
私からの説明は以上でございます。
118
◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。
119 ◯内田隆英委員 395ページでちょっとお伺いしますけれども、今、総合事務所の関係で報告があった伊王島港ターミナル管理費なんですけれども、施設修繕料で、平成30年度で70万4,919円と。台風によって通路の屋根が飛んで、南総合事務所と話をして、県が通路については修繕するということなんですけれども、施設の修繕料というのは、あのターミナルの施設、そしてターミナルから船着き場のポンツーンに行く通路については県と。どこからどこまでが市で、どこからどこまでが県という区別がちゃんとついているのかどうか、いかがですか。
120 ◯宮崎南総合事務所地域整備課長 市のほうで修繕等の管理をしている分については、ターミナル本体と、途中に通路があるんですけれども、通路までの屋根部分というのを市で管理している状況でございます。それから先については、県で管理をしているということになります。
以上です。
121
◯中里泰則委員長 ほかにございませんか。
それでは、質疑を終結いたします。
理事者交代のため、暫時休憩いたします。
=休憩 午後2時10分=
=再開 午後2時19分=
122
◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。
次に、第8款土木費第5項都市計画費第1目都市計画総務費、第2目都市開発費及び第5目都市下水路費の審査に入ります。
理事者の説明を求めます。
123 ◯吉田土木部長 それでは、第8款土木費第5項都市計画費のうち、第1目都市計画総務費の土木部所管分についてご説明いたします。白い表紙の事項別明細書は、270ページから273ページでございます。青色の表紙の主要な施策の成果説明書のうち、主な支出の内容を記載した箇所については398ページから401ページ、不用額の説明を記載した箇所については427ページでございます。
白い表紙の事項別明細書270ページ、271ページをごらんください。第5項都市計画費第1目都市計画総務費の予算現額22億439万5,873円、支出済額18億438万9,883円、そして不用額1億7,385万1,448円のうち土木部所管分につきましては、企画財政部より提出しております委員会資料の37ページをごらんいただきたいと思います。行番号15でございます。こちらに記載しておりますとおり、予算現額4,485万8,385円、支出済額4,022万6,497円、不用額463万1,888円でございます。
詳細につきましては、土木総務課長からご説明させていただきます。
私からは以上でございます。
124 ◯竹内土木総務課長 それでは、土木部の主な支出の内容につきまして、青色の表紙、主要な施策の成果説明書によりご説明いたします。青色の資料399ページをお開きください。第1目都市計画総務費、中ほどより少し上に記載の2.都市交通対策費のうち(1)都市交通審議会費につきましては、第2期長崎市バリアフリー基本構想の策定について審議するなど、都市交通体系に関する重要事項の調査審議を行ったものでございます。次の(2)幹線道路整備推進費につきましては、交通量調査や国等に対する幹線道路整備促進に係る要望活動などを行ったものでございます。
次に、400ページをお開きください。中ほどの(7)二輪車等駐車場維持管理費につきましては、市内の二輪車等駐車場の維持管理を行ったものでございます。
次に、401ページをごらんください。中ほどの5.繰出金、(1)駐車場事業特別会計繰出金につきましては、駐車場建設に係る起債の元利償還に充てるため、一般会計から駐車場事業特別会計へ繰り出しを行ったものでございます。
次に、不用額についてご説明いたします。同じ資料の427ページをお開きください。一番下から2つ目に記載の第8款土木費第5項都市計画費第1目都市計画総務費の(1)都市交通対策費につきまして、二輪車等駐車場維持管理費におきまして、入札の結果、当初予定していた価格を下回る金額で二輪車等駐車場管理業務委託契約を締結できたことにより不用額が生じたものでございます。
土木部からの説明は以上でございます。
125
◯片江まちづくり部長 それでは、第8款土木費第5項都市計画費のうち、第1目都市計画総務費及び第2目都市開発費の
まちづくり部所管分についてご説明いたします。
まず、第1目都市計画総務費についてご説明いたします。白い表紙の事項別明細書271ページをごらんください。
まちづくり部所管分につきましては、271ページの右側の備考欄に記載の2の交際費の全部と3.都市計画推進費の全部、4.都市交通対策費のうち3.路線バス運行対策費、4.離島航路維持対策費、5.公共交通空白地域対策費及び6.コミュニティバス運行費の全部、5.新幹線事業推進費、恐れ入ります、273ページをお願いいたします。6.景観対策費の全部、8.事務費の一部、9.【単独】都市交通対策事業費及び10.【単独】新幹線整備推進事業費の全部で、その額は、企画財政部より提出しております資料の38ページ、15行目に記載がございますけれども、予算現額12億2,018万6,792円、支出済額8億4,139万6,221円、翌年度繰越額2億2,615万4,542円、不用額1億5,263万6,029円となっております。また、黄色い表紙の審査意見書47ページと48ページもあわせてご参照いただきたいと思います。
次に、第1目都市計画総務費における主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果につきましてご説明いたします。青色の表紙、主要な施策の成果説明書353ページをお願いいたします。個別施策A2-1「地域の景観や自然など個性を活かしたまちづくりを推進します」でございますが、平成30年度の取り組み概要といたしましては、良好な景観形成を推進するため、景観法に基づく届け出等のあった143件に対し指導を行うとともに、大規模な建築物等については、ながさきデザイン会議、ながさきデザインアドバイザー協議の助言を踏まえ、計32件のデザイン等の誘導を行いました。
354ページをお願いいたします。中ほどに記載がございます今後の取り組み方針でございますが、景観法に基づく届け出などの徹底を図るため、業界団体等に対する周知を徹底し、よりよい景観の形成に向け努力してまいります。354ページの下段及び355ページには、関連する主な事業としまして、ながさきデザイン会議費及び屋外広告物対策費を記載しております。
1枚めくって356ページをお願いいたします。次に、個別施策A2-2「まちの回遊性を高め、歩いて楽しいまちなかをつくります」につきましては、平成30年度の取り組み概要として、新大工町、浜町地区における市街地再開発事業の推進に向けた関係機関との調整等に対する支援、それから中島川・寺町・丸山エリアの和の魅力を高めるため、歳時の顕在化に係る地域活動への支援やまちなか助成のほか、まちなかのにぎわい創出に寄与する市民や企業等の取り組みをまちぶらプロジェクトに認定するなど、まちなか再生に係る取り組みを実施してまいりました。今後とも地域や企業と連携し、積極的にこのプロジェクトの推進に努めてまいりたいと考えております。関連する主な事業につきましては、357ページにまちなか再生推進費を記載しております。
恐れ入ります、もう1枚めくっていただきまして、359ページをお願いいたします。次に、個別施策E5-1「自然環境と調和した良好な市街地形成を誘導します」につきましては、平成30年度の取り組み概要としまして、来年度以降に県が予定しております、市街化区域と市街化調整区域との区域区分の見直しに向けて、候補地の抽出や土地利用アンケート調査を行いました。また、都市計画マスタープランに示す将来都市構造の実現に向けて、立地適正化計画を策定・公表するとともに、都市機能誘導策の1つとして、都心部の先行的な用途地域の見直しにより、容積率の緩和を行ってきております。今後は県を中心に関係市町と広域的な調整を図りながら、区域区分見直しの素案作成を進めるとともに、将来都市構造の実現に向けて、都市計画制度による規制緩和など、都市機能や居住機能を誘導しやすい環境づくりを進めてまいりたいと考えております。関連する主な事業としましては、次のページ、360ページに集約都市形成推進費を記載しております。
少し飛びまして、371ページをお願いいたします。個別施策E7-2「公共交通の利便性や安全性の向上を図ります」につきましては、平成30年度の取り組み概要としては、将来の公共交通の維持確保のための計画として、公共交通総合計画の策定に向け、交通事業者等との協議を踏まえ、現状把握と課題整理等を行ってまいりました。また、合併各地区や交通不便地区におけるコミュニティバス等の運行や、離島部の航路の維持を図りながら、ダイヤ見直しなどを行い、効率的な運行に努めてきております。今後は、公共交通を取り巻く環境の変化を見極め、関係事業者等と綿密に協議を行いながら、公共交通総合計画の策定を進めるとともに、公共交通の利用実態を踏まえて利用者や事業者等との協議、調整を図りながら、路線、航路の維持に努めていくこととしております。関連する主な事業としまして、恐れ入ります、次のページ、372ページに離島航路維持対策費及びコミュニティバス運行費を記載しております。
続きまして、第2目都市開発費についてご説明いたします。白い表紙の事項別明細書は272ページをお願いいたします。中ほどに記載しておりますが、第2目都市開発費の予算現額27億7,596万7,981円、支出済額13億7,872万9,688円、翌年度繰越額13億3,880万9,523円、不用額5,842万8,770円のうち、
まちづくり部所管分は、右側の備考欄の中段よりやや下に掲載しております3の土地区画整理事業費、4.事務費の一部、6.【補助】市街地再開発事業費、8.【補助】土地区画整理事業費、恐れ入ります、1枚めくっていただきまして275ページでございますけれども、上段に記載の9.【補助】都市基盤施設整備事業費、10.【単独】土地区画整理事業費及び11.【単独】都市基盤施設整備事業費で、その額は、企画財政部提出資料の38ページ、16行目に記載をしておりますけれども、予算現額25億9,762万5,887円、支出済額12億3,384万8,549円、翌年度繰越額13億2,639万2,838円、不用額3,738万4,500円となっております。また、黄色の表紙の審査意見書47ページ、48ページもあわせてご参照いただきたいと思います。
次に、主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果につきましてご説明いたします。青色の表紙の資料358ページをお願いいたします。まず個別施策A3-3「交流のための都市機能を高め、受入態勢の整備とおもてなしの充実を図ります」でございますけれども、平成30年度の取り組み概要としては、長崎駅周辺の再整備のため、長崎駅周辺の交差点設計、道路改良工事、電線共同溝工事、支障物件の移転補償などを実施いたしました。関連する主な事業としましては、358ページの下段に【補助】土地区画整理事業費、長崎駅周辺地区(予算補助)などを記載しております。
1枚めくっていただきまして、361ページをお願いいたします。個別施策E5-3「住環境の改善及び再生を図ります」につきましては、平成30年度の取り組み概要として、東長崎平間・東地区において、土地区画整理事業により都市計画道路等の道路改良工事を行うとともに、1件の建物移転補償を実施したところでございます。関連する主な事業としまして、次のページでございます。362ページの下段に【単独】土地区画整理事業費、東長崎平間・東地区を記載しております。なお、支出の主な内容など詳細につきましては、都市計画課長よりご説明差し上げます。
私からは以上でございます。
126 ◯谷口都市計画課長 それでは、青色の表紙の主要な施策の成果説明書の398ページをお開きください。まず、第1目都市計画総務費のうち、
まちづくり部所管分の主な支出の内容につきましてご説明いたします。上段の1.都市計画推進費でございますが、(2)集約都市形成推進費は、平成30年4月に策定しました、長崎市立地適正化計画の印刷製本などに要した経費でございます。その下の(3)まちなか再生推進費は、まちなかにおきまして、地域特性を生かした長崎ならではのまちなか再生を推進するために、ベンチや案内板の設置、マップの作成並びに和のまちなみを整備するための助成などの支援に要した経費でございます。
次に、399ページをごらんください。中ほどよりやや上の2.都市交通対策費でございますが、(3)路線バス運行対策費は、香焼地区及び式見地区の地域住民の利便性の向上を図るために運行しております地域バスに対する運行費補助金でございます。その下の(4)離島航路維持対策費は、離島地区の住民の生活に欠かせない移動手段となっております長崎・伊王島・高島航路及び池島・神浦航路を維持するための運航費補助金などでございます。その下の(5)公共交通空白地域対策費は、次の400ページの上段のほうにまたがりますけれども、バス空白地域での地域住民の利便性の向上などのために運行しております乗合タクシーの運行費補助金でございます。その下の(6)コミュニティバス運行費は、合併した地域において、移動手段を確保し、利便性の向上を図るために運行しておりますコミュニティバス等の運行費補助金などでございます。
次に、下段のほうになりますが、3.新幹線事業推進費は、九州新幹線西九州ルートの早期整備や県内鉄道の利用促進、市民意識の向上などを目的とした各種広報活動などを行うために、県及び県内の市や町、議会、商工会議所などの関係団体で構成しております長崎新幹線・鉄道利用促進協議会への負担金などでございます。その下の4.景観対策費でございますが、次の401ページの上段の(3)景観推進費は、景観まちづくり刷新支援事業の費用便益分析に係る委託などに要した経費でございます。その下の(4)屋外広告物対策費は、違反広告物の除却等に要した経費でございます。中ほどの6.【単独】都市交通対策事業費は、高齢者及び障害者等にやさしく、利用しやすい公共交通機関の整備を図るために、超低床式路面電車1両を導入する軌道事業者に対しまして、補助金を支出したものでございます。その下の7.【単独】新幹線整備推進事業費は、新幹線建設事業費に対する本市の負担区間である長崎駅部から浜平2丁目付近までの約1.4キロメートルにおける事業費につきまして、長崎県負担額の20%を支出したものでございます。
次に、翌年度繰越額についてご説明します。同じ資料の613ページをお開きください。上から2段目の【単独】新幹線整備推進事業費、九州新幹線西九州ルート建設事業費負担金におきまして、鉄道・運輸機構が施行する事業が年度内に完了しなかったため、翌年度に繰り越したものでございます。
恐れ入りますが、427ページにお戻りください。次に、不用額についてご説明いたします。下段の第1目都市計画総務費における主な不用額につきまして、一番下の(1)都市計画推進費から次の428ページ中ほどの(4)【単独】新幹線整備推進事業費にかけて記載しておりますが、主なものとしましては、428ページの上段の(2)都市交通対策費の1つ目、離島航路維持対策費におきまして、新船の就航により燃料費が減少したことなどにより、航路維持対策費補助金が予定を下回ったこと。また、(4)【単独】新幹線整備推進事業費の九州新幹線西九州ルート建設事業費負担金において、鉄道・運輸機構が施行する事業が減し、負担金が予定を下回ったことなどにより不用額が生じたものでございます。
恐れ入りますが、401ページのほうにお戻りください。次に、下段のほうになりますが、第2目都市開発費のうち、
まちづくり部所管分の主な内容につきましてご説明いたします。
402ページをお開きください。下段のほうになりますが、3.土地区画整理事業費の(1)長崎駅周辺エリアデザイン検討費は、長崎県と長崎市が共同して実施した調整会議や検討会議等の運営、デザイン基本計画の実現に向けた業務委託などに要した経費に対する負担金などでございます。
403ページをごらんください。下段の5.【補助】市街地再開発事業費の(1)新大工町地区は、次の404ページの上段に記載のとおり、主に新大工町地区市街地再開発事業に対する補助金などでございます。次に、404ページの中ほどの7.【補助】土地区画整理事業費は、長崎駅周辺土地区画整理事業の補助事業分となりますけれども、次の405ページの上段にかけて記載のとおり、長崎駅中央通り線や長崎駅西通り線の道路改良工事、支障物件の移転補償などを行ったものでございます。
次に、405ページの下段の9.【単独】土地区画整理事業費でございますが、次の406ページ上段の(1)東長崎平間・東地区は、同地区の土地区画整理事業の単独分で、東長崎縦貫線道路改良工事や35街区ほか整地工事などを行ったものでございます。なお、これらの事業を実施したことにより、東長崎平間・東地区の平成30年度末における進捗率は、約98%となっております。その下段の(2)長崎駅周辺地区は、同地区の土地区画整理事業の単独分で、次の407ページの中ほどにかけて記載しておりますけれども、電線共同溝整備工事や道路改良工事などを行ったものでございます。なお、先ほどご説明しました補助分もあわせまして、これらの事業を実施したことによりまして、平成30年度末における長崎駅周辺地区の進捗率は、約23%となっております。
恐れ入りますが、405ページのほうにお戻りください。中ほどの8.【補助】都市基盤施設整備事業費と、少し飛びますが、407ページ中ほどの10.【単独】都市基盤施設整備事業費は、東長崎地区の都市基盤施設整備事業で、中里中央公園の整備工事や、同公園の取付道路整備工事などを行ったものでございます。
次に、翌年度繰越額についてご説明いたします。同じ資料の613ページをお開きください。上から3段目の土地区画整理事業費、長崎駅周辺エリアデザイン検討費におきましては、駅舎西口の屋根設計業務などが年度内に完了しなかったため、翌年度に繰り越したものでございます。その2つ下の【補助】市街地再開発事業費、新大工町地区におきましては、補助事業者である新大工町地区市街地再開発組合が、建物詳細設計に関する調整や権利変換に向けた合意形成等に日時を要したため、権利変換計画認可後に執行可能となります移転補償費や既存建物解体費の年度内執行が見込めないことによりまして、翌年度に繰り越したものでございます。その2つ下と、さらにその3つ下の土地区画整理事業費の長崎駅周辺地区におきましては、関係機関との協議及び連続立体交差事業などとの施工ヤード調整等に日時を要したことなどによりまして、翌年度に繰り越したものでございます。また、上から8段目と9段目、それから11段目の都市基盤施設整備事業費の東長崎地区及び土地区画整理事業費の東長崎平間・東地区におきましては、補償交渉に不測の日数を要し、事業が年度内に完了しなかったことなどによりまして、それぞれ翌年度に繰り越しております。
恐れ入りますが、428ページにお戻りください。次に、不用額についてご説明いたします。下段の第2目都市開発費における主な不用額としましては、まず(1)土地区画整理事業費の長崎駅周辺エリアデザイン検討費におきまして、会議回数が予定を下回ったこと、それから(3)【単独】都市基盤施設整備事業費におきまして、つつじが丘西線の道路計画について変更が生じ、工事の必要がなくなったことによりまして不用額が生じたものでございます。
まちづくり部からの説明は以上でございます。
127 ◯山北建築部長 第8款土木費第5項都市計画費のうち、第2目都市開発費の建築部所管分についてご説明いたします。
白い表紙の事項別明細書272ページ、273ページをお開きください。中段の第2目都市開発費の予算現額27億7,596万7,981円、支出済額13億7,872万9,688円、翌年度繰越額13億3,880万9,523円、不用額5,842万8,770円のうち、建築部所管分は右側の備考欄の中段あたりにございますが、1.都市開発推進費の全部で、その額は企画財政部提出資料の39ページでございます。行番号8に記載しているとおり、予算現額2,633万円、支出済額1,189万2,841円、不用額1,443万7,159円でございます。
支出の主な内容など詳細につきましては、住宅課長からご説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。
128 ◯神近住宅課長 青色の表紙の主要な施策の成果説明書の401ページをお開きください。下段の第2目都市開発費の1.都市開発推進費の(2)老朽危険空き家対策費でございますが、次の402ページをごらんください。イ.工事費の表に記載をしておりますけれども、所有者からの建物及び土地を本市に寄附された老朽危険空き家2軒を解体し、跡地をポケットパークとして整備したものでございます。
恐れ入りますが、同じ資料の429ページをお開きください。不用額の主なものについてご説明させていただきます。上段の第2目都市開発費の建築部の(1)都市開発推進費でございますけれども、老朽危険空き家対策費において、事業を予定していた空き家の関係者との協議が不調に終わり、事業を実施できない空き家が生じたことなどにより、不用額が生じたものでございます。
建築部からの説明は以上でございます。
129
◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第5項都市計画費のうち、第6目公園費を除く
総合事務所所管分についてご説明いたします。白い表紙の事項別明細書は270ページから277ページ、青い表紙の主要な施策の成果説明書のうち、主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果については361ページから362ページ、主な支出の内容については398ページから410ページまででございます。
初めに、
総合事務所所管分の主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果につきましてご説明いたします。青い表紙の主要な施策の成果説明書の361ページをお開きください。個別施策E5-3「住環境の改善及び再生を図ります」でございます。平成30年度の取り組み概要といたしましては、斜面市街地再生事業の8地区において、生活道路整備などの着手済み事業の早期完成に取り組んでおります。関連する主な事業は362ページ上段の【補助】斜面市街地再生事業費でございます。
次に、企画財政部提出の資料、平成30年度
部局別歳出決算額一覧の45ページをお開きください。第5項都市計画費のうち、第6目公園費を含む
総合事務所所管分は行番号25に記載しております予算現額16億1,890万1,334円、支出済額14億5,394万9,973円、翌年度繰越額3,948万6,685円、不用額1億2,546万4,676円、執行率は92.1%となっております。各総合事務所の決算額は47ページに記載しておりますのでご参照ください。
詳細につきましては、担当課長からご説明させてもらいます。よろしくお願いします。
130 ◯出口地域整備2課長
総合事務所所管分の主な支出の内容につきましては、青色表紙の主要な施策の成果説明書によりご説明いたします。
401ページをお開きください。第2目都市開発費でございます。
総合事務所所管分は、402ページの2.歴史的地区環境整備費、4.【補助】斜面市街地再生事業費と、404ページをお開きください。6.【補助】歴史的地区環境整備事業費でございます。主なものといたしましては402ページにお戻りいただきまして、4.【補助】斜面市街地再生事業費は、(1)南大浦地区から403ページの(3)立山地区までの計3地区におきまして、斜面地における居住環境の改善と防災性の向上を図るため、生活道路の整備及び用地買収、建物移転補償などを行ったものでございます。
次に、404ページをお開きください。6.【補助】歴史的地区環境整備事業費の(1)唐人屋敷顕在化は、我が国と中国との交流の歴史において大きな意味を持ち、また斜面市街地特有の課題も抱えております唐人屋敷跡について、その歴史の顕在化などに取り組んでいるものでございます。
恐れ入りますが、410ページをお開きください。中段の第5目都市下水路費でございます。これは、1.都市下水路費の(1)都市下水路維持管理費において、都市下水路の清掃や除草の維持管理を、2.【単独】都市下水路整備事業費の(1)岩原都市下水路ほかにおいて、修繕や補償などを行ったものでございます。
次に、翌年度繰越額についてご説明いたします。613ページをお開きください。表の上から4行目の【補助】斜面市街地再生事業費、南大浦地区、1つ飛ばして、【補助】歴史的地区環境整備事業費、唐人屋敷顕在化が総合事務所の事業でございます。補償交渉に日時を要したことなどにより、年度内に事業が完了しないため、翌年度に繰り越すものでございます。次に、不用額についてご説明いたします。429ページにお戻りください。第2目都市開発費のうち、
総合事務所所管分につきましては、(1)、(2)の項目となります。(1)歴史的地区環境整備費において、唐人屋敷まちなみ整備助成金の申請が行われなかったこと、(2)【補助】斜面市街地再生事業費においては、国庫補助金の内示減により、不用額が生じたものでございます。次に、下から2段目の第5目都市下水路費においては、【単独】都市下水路整備事業費、岩原都市下水路ほかにおいて、地権者との交渉が難航し、移転補償ができなかったことなどにより不用額が生じたものでございます。
説明は以上でございます。
131
◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。
132 ◯内田隆英委員 まず399ページ、一般国道202号の道路整備状況ですけれども、今の進捗状況というのはどうなっとるかな。〔発言する者あり〕そうしたらコミュニティバスの件で400ページ、これ毎回要求しているんですけれども、コミュニティバスというのは、やはり地域住民の交わりを、利便性を高めるという点で非常に役立ってはいるんですけれども、伊王島と香焼は橋がつながって、南総合事務所に行くにもバスがない。朝出たら、もう夕方しか帰ってこれないというね。どうしても急がなくちゃいけないときはタクシーで行かなくちゃいけないと。逆に、私がいつも提案しているのは、伊王島のコミュニティバスを香焼の辰の口まで延伸してUターンしてくれば、香焼のコミュニティバスを使って南総合事務所まで行けるわけですよ。それで、どうしていけないのかって、路線変更か何かが必要とかいう感じなんですけれども、本当にやはりそこに住む地域の人たちの利便性を高めるということを考えれば、そのコミュニティバスの路線の変更をやるべきだと思うんですよ。まちなか再生でいろいろやっているけれども、結局、中央集中型で周辺の合併地区なんかは取り残されているという状況がもう目に見えて明らかなんですよ。何でコミュニティバスを延伸できないのか。延伸する気持ちがあるのか。いかがですか。
133 ◯谷口都市計画課長 伊王島地区におきましては、島内コミュニティバスが運行しておりますけれども、平成23年に伊王島大橋がかかった後に、長崎バスのほうにおかれまして、ココウォーク茂里町と伊王島のターミナルを結ぶ路線というのが平成23年4月から運行を開始しております。たしか当初は1日3往復で運行していたかと思うんですけれども、今現在は、たしか平日5往復で、土曜日でも4往復から5往復ぐらい運行しているという状況がございます。こういった中でコミュニティバスの性格としましては、やはり路線バスが運行されていないような公共交通空白地域とか不便地域、こういったところにおけます住民の利便性の向上を図るということを目的に運行しているというのが、まず大きな目的の1つとしてございます。したがいまして、島内のコミュニティバスを例えば辰の口のほうまで延伸をするとか、あるいは深堀・三和線のほうを逆に延伸するとか、いろいろ考えられはするんですけれども、やはりまずは既存の路線バスの運行、こちらのほうに影響を与えないというところが前提となって考えていかなければいけないと思っているところでございます。ただ、委員おっしゃるように、そういった住民の声があるということでありましたら、そういった既存路線バスの調整という問題はありますけれども、そういったところを前提としながらコミュニティバス自体の見直しをしていかなければいけない時期にも来てまいりますので、そういった中でどのようなことができるのかということは考えてまいりたいと思っております。
以上です。
134 ◯内田隆英委員 長崎バスの運行状況とかあるけれども、当初は3便だったけど、今は4便か、増便していると言うけれども、朝から出ていったら、もう昼とか夕方とか、そういうバスの運行って普通考えられんわけさ。それは何でかって、乗降客がおらんから長崎バスは運行しないのよ。それは当然、経営者としても乗らないところにどんどんバスをやるということはしないと私は思うんですよ。ですから私は、コミュニティバスを本当に地域のコミュニティを深めるのであったら、バス路線をちょっと変更して利便性を高めたらどうなのかと。
だから普通、コミュニティバスは、そうした公共交通が不便なところというか、あんまりないところを走らせているということで、香焼三和線というのがあるわけですよ。それは普通の長崎バスが通っていないところをコミュニティバスで通っているんですけれどもね。そういう感覚で伊王島のバスを辰の口まで回して馬込でUターンするんじゃなく、伊王島大橋渡って辰の口でUターンしていくということをできないのかどうか。コミュニティバスは、伊王島町なら伊王島町だけなんだということなのかね。もうできないならできないで、また何らかの形で考えてもらわないと、さあ走らせました、船も継続していますよ、長崎バスも、これまでなかったのが橋ができたから1日4便でも運行させているじゃないですかというような考えでは困るわけですよ。せっかく橋がかかって利便性高まって、そういう中で市内のほうとか南総合事務所に行くには、伊王島大橋を歩いていかなくちゃいけない。そして、香焼のコミュニティバスに乗って、そして乗り継いで行かなくちゃいけない。そんな不便なバス路線というのは、若干、伊王島のバスを延伸させれば解決するということなんですよ。それがどうしてできないのかね。いや、このバスは伊王島町だけしか走れないんですよというのであれば、その理由を説明してください。
135 ◯谷口都市計画課長 確かに、伊王島の島内コミュニティバスを辰の口のほうまで延伸して、そこから乗りかえて行くという方法もあるでしょうし、先ほど申しましたように、既存の長崎バスの路線で、例えば江川の交差点付近で乗りかえるということもあるでしょうし、いずれにしても今、既存の路線バスが運行されておりますので、ただ、委員のほうから時間帯といいますか、運行の時間帯がちょっと実態に合っていないというお話もあっていますので、そういったところは見直しができないかということも事業所のほうと協議してまいりたいと思いますし、やはり既存の路線バスの経営を脅かすというところまでないかもしれませんけれども、やはり調整というのが絶対出てくるかと思いますので、そういったものが1つあるのかなと思っております。それと、もう1点が、今現在、伊王島のコミュニティバスは1日100円で運行しております。これが例えば、伊王島大橋を渡って香焼地区のほうに行くとしたときの料金体系はどうするのかと。場合によっては運賃の値上げといいますか、見直しも考えていかなければいけないのかなと思っておりますので、そういったちょっとデリケートな問題もありますので、その辺はじっくりと検討しながら考えていかなければいけないと思っているところでございます。
以上です。
136 ◯内田隆英委員 結局、できないんじゃないんですよね。やろうと思えばできるわけですよ。運賃表を見ると、香焼から三和に行くのに160円と伊王島のコミュニティバスは100円なんですよ。ですから例えば、伊王島の走っているコミュニティバス、馬込までは100円で、橋渡って香焼まで行ったら幾らか割増しになりますというような変更ができるのであればね、そうしたほうがいいと思うんですよ。だって、もう伊王島から70歳近い人たちが、まだ歩けるからということで、わざわざ安保まで歩いて、安保まで行けば1時間に1本バスがあるわけだから、行っているわけですよ。本当に何のために橋がかかったのかなと。そういう点で利便性を高めるというのであれば、そういうことができるのであれば、料金の改定も含めてコミュニティバスを延伸するという方向で、ぜひ考えてほしいと。これ実現するまで、またずっと何回も質問しますけど、よろしくお願いしておきます。
続いて、もう1つ、九州新幹線西九州ルート建設事業負担金ですけれども、この負担金はいいけれども、今、全体の進捗率どのぐらい。きょうの長崎新聞にも、佐賀県知事はもうフル規格は嫌だと。フル規格を前提とした話し合いだったらもう応じないと言っているんですよ。今もうリレー方式が決まったようなもんですよ。そうした中で長崎県は、佐賀県に圧力をかけるようにフル規格と言うけれども、佐賀県は嫌だと言っているわけですよ。そういう中で、そもそもフリーゲージトレインで計画が進んだわけだから、フリーゲージトレインがもう頓挫して断念されたわけだから、その時点で凍結、そして中止を含めた見直し等を立ちどまって考え直すべきじゃないのかと。さあ、フリーゲージトレインがだめだったと。市民には何の説明もなく、そうしたらフル規格と。こういうやり方というのはおかしいと思うんですよ。ですから、今現在の全体の進捗率、そして今後の考え方をお聞かせください。
137 ◯芝長崎駅周辺整備室長 新幹線の建設事業の現在の進捗率でございますが、平成24年度から事業を開始しておりまして、平成30年度末としましては、全体事業費として約53%の進捗でございます。
以上でございます。
138 ◯向井まちづくり部政策監 新幹線の今後進めていく姿勢についてのご質問かと思いますので、私のほうからお答えさせていただきたいと思います。けさも新聞に載っておりましたが、佐賀県知事と国土交通大臣がお会いになられてお話をされたということです。その中では基本的に、フル規格を前提とした協議には応じられないということでございますが、それも含めて今後、我々のほうとしては議論がされていくと認識をしております。当然、フリーゲージトレインを前提に整備を進めてきて、武雄・長崎間がフル規格での整備が着実に進んでおります。その今まで投資してきたものを無駄にしないためにも全線フル規格という形で我々としては、ぜひ国のほうにも取り組んでいただきたいと思っております。
以上でございます。
139 ◯内田隆英委員 佐賀県とはフル規格だけじゃなく、いろいろ今後話し合って、そして、よりよい方向をという考えでしょうけれども、しかし、長崎市、長崎市議会も県のほうにフル規格をと言っているんでしょう。県もフル規格をと。そして私たち毎年、政府交渉行きますけれども、ことしも10月9日、10日に行って国土交通省と話をしたけれども、もうフリーゲージトレイン断念したんだから計画見直して、凍結して中止すべきだと言ったら、いや、フル規格をと。誰がフル規格を求めているのか言うたらね、与党プロジェクトチームがフル規格がいいからと言ったと。そんなばかな話ないじゃないですか。あなた方はね、与党プロジェクトチームを一緒に巻き込んでフル規格をと国にずっと圧力をかけ続けている。その一方で佐賀県とは、まあそう言わずに話しましょうと。佐賀県知事はフル規格前提だったら話さないと言っとるんですよ。こんなやり方ってないですよ。そして佐賀県は、もともとフリーゲージトレインを導入するからということで嫌々ながら長崎本線のほうの回りをやめて、新幹線を認めた経緯があるじゃないですか。そして武雄温泉駅からフリーゲージトレインでずっと行くんだと。だから何とか協力しようという形だったんですよ。しかし、フリーゲージトレインがだめになったと。そうしたら今度は新幹線、フル規格と。わずか数分間の時間短縮効果しかないのに6,000億円も佐賀県が負担しなくちゃいけないと。そして地域住民のローカル線もなくなると。これは誰が考えても賛成できないと思うんですよ。ですから、そういうやり方でなく、もうフリーゲージトレインが断念された時点で、いま一度立ち返って佐賀県も含めて考えていくと。そういう姿勢でないと佐賀県は話し合いを一緒にしないと思うんですよ。まず背景にフル規格があるんだというのではなくて、もうフル規格は白紙に戻して、佐賀県もいい方向に、沿線住民もいい方向に、そして長崎県も、長崎市もいい方向にという話し合いの方向でテーブルに着かないと、もう口では言っても背後にはもうフル規格っていうのが見えてきたら、佐賀県は一緒に話をしないと思うんですよ。もう平行線たどるから、この問題はもうここでやめますけれども、そういう姿勢で臨んでもらいたいということだけ注文しておきます。
140 ◯長瀬土木企画課長 先ほどの国道202号の進捗率につきまして、実は、次にご審議いただく県施行負担金の中でお答えしようかなと思いましたけれども、決算上は、これ県の直轄事業でございますので、決算としては出てきませんので、今議題となっております都市交通対策費の一般国道202号(福田バイパス)道路整備促進協議会の負担金の中の関連質問ということでお答えしたいと思います。平成30年度末の進捗率は65%でございます。
以上でございます。
141 ◯内田隆英委員 65%て、数年前にバイパス早期完成をということで国に要望しているんですけれども、今見る限り半分以上済んでいるように見えないけど、あれトンネル掘るわけでしょう、違うの。答えとるのが私が考えとるあれと違うわけかな。
142 ◯長瀬土木企画課長 私が今65%と申しましたのは現道の改良工事の進捗率でございまして、バイパスのほうは、まだ事業化もしておりませんので、ゼロ%でございます。
以上でございます。
143 ◯内田隆英委員 ぜひ福田地区の大浜の飽の浦トンネルとか、神ノ島へ行くトンネル、あの大浜線ね。小浦からずっと奥、ものすごい交通量ですもんね。もうひっきりなしに車が来ておりますので、交通安全対策上もバイパスが求められていると思うので、福田地域ももう長年これ要求していると思うんですよ。ぜひバイパスのほうも推進をお願いしたいと要望しておきます。
144
◯中里泰則委員長 ほかにございませんか。
それでは、質疑を終結いたします。
理事者交代のため、暫時休憩いたします。
=休憩 午後3時13分=
=再開 午後3時22分=
145
◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。
次に、第8款土木費第5項都市計画費第6目公園費及び第7目県施行事業費負担金の審査に入ります。
理事者の説明を求めます。
146 ◯吉田土木部長 それでは、第8款土木費第5項都市計画費のうち第6目公園費、第7目県施行事業費負担金のうち土木部所管分についてご説明いたします。
最初に、第6目公園費のうち、土木部所管分についてでございますが、白い表紙の事項別明細書は276ページから279ページでございます。青色の表紙の主要な施策の成果説明書の主な支出の内容を記載した箇所につきましては410ページから417ページまで、次に、不用額の説明を記載した箇所につきましては429ページから430ページでございます。
それでは、白い表紙の事項別明細書276ページをお開きください。第6目公園費につきましては、予算現額20億3,555万2,240円、支出済額18億4,035万2,282円のうち、土木部所管分につきましては、企画財政部提出の委員会資料37ページをごらんいただきたいと思います。こちらの行番号17に記載しておりますとおり、予算現額6億1,758万5,000円、支出済額5億3,507万678円、翌年度繰越額7,515万5,000円、不用額は735万9,322円でございます。
次に、第7目県施行事業費負担金のうち、土木部所管分についてご説明いたします。白い表紙の事項別明細書は278ページ、279ページでございます。青色の表紙の主要な施策の成果説明書のうち、主な支出の内容を記載した箇所につきましては418ページ、不用額の説明を記載した箇所につきましては431ページでございます。
それでは、白い表紙の事項別明細書278ページ、279ページをお開きください。中ほどの少し上をごらんいただきたいと思います。第7目県施行事業費負担金、予算現額24億3,265万3,500円、支出済額13億354万132円のうち、土木部所管分につきましては、企画財政部提出の委員会資料37ページをお願いいたします。こちらの行番号18に記載しております予算現額1億3,716万2,400円、支出済額5,980万9,832円、翌年度繰越額4,163万2,568円、不用額は3,572万円でございます。
詳細につきましては、土木総務課長からご説明させていただきます。
私からは以上でございます。
147 ◯竹内土木総務課長 それでは、土木部の主な支出の内容につきまして、青色の表紙、主要な施策の成果説明書によりご説明いたします。
まず、第6目の公園費でございますが、青色の表紙の414ページでございます。中ほど少し下の5.【単独】公園施設整備事業費の(1)稲佐山公園(スロープカー整備)でございます。これは、斜面輸送施設デザイン委託のほか、表に記載の斜面輸送施設設置工事などを行ったものでございます。なお、工事につきましては、来年1月末に予定どおり完了する予定でございます。
次に、第7目県施行事業費負担金についてご説明いたします。418ページをお開きください。第7目県施行事業費負担金、1.都市計画費負担金につきましては、表に掲載しております(1)社会資本整備総合交付金事業費、(2)街路事業費、(3)旧地方特定道路整備事業費において、県が行う滑石町線(大神宮工区)や浦上川線の道路事業に対しまして負担金の支出を行ったものでございます。
次に、翌年度繰越額についてご説明いたします。同じ資料の613ページをお開きください。土木費の欄の下から4つ目に記載しております【補助】公園等施設整備事業費、金比羅公園、その次の【単独】公園施設整備事業費、稲佐山公園(スロープカー整備)において、工事受注者からの前払金の請求がなかったことにより前払金の支払いが年度内に完了しなかったことなど、それから一番下に記載しております都市計画費負担金、社会資本整備総合交付金事業費から、614ページの上から2番目、旧地方特定道路整備事業費までの3つ事業のうち土木部所管分におきまして、県施行事業が年度内に完了しなかったことにより翌年度に繰り越したものでございます。
次に、不用額の主なものについてご説明いたします。資料430ページをお開きください。一番上の(2)【単独】公園施設整備事業費、稲佐山公園(スロープカー整備)におきまして、地盤改良の範囲が予定を下回ったことなどにより不用額が生じたものでございます。
次に、431ページをごらんください。中ほどの第8款土木費第5項都市計画費第7目県施行事業費負担金におきましては、(1)都市計画費負担金において、県施行事業が減したことにより負担金が予定を下回り不用額が生じたものでございます。
土木部からの説明は以上でございます。
148
◯片江まちづくり部長 それでは、第8款土木費第5項都市計画費のうち、第7目県施行事業費負担金の
まちづくり部所管分についてご説明いたします。
白い表紙の事項別明細書279ページをごらんいただきたいと思います。
まちづくり部所管分は、279ページ右側の備考欄の1.都市計画費負担金の1.社会資本整備総合交付金事業費の一部、そして3.旧地方特定道路整備事業費の一部で、その額は、企画財政部提出資料の38ページをお願いいたします。38ページの18行目に記載しておりますけれども、予算現額22億9,549万1,100円、支出済額12億4,373万300円、翌年度繰越額9億7,058万3,800円、不用額8,117万7,000円となっております。
なお、主な支出の内容など詳細につきまして、都市計画課長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
私からは以上でございます。
149 ◯谷口都市計画課長 それでは、青色の表紙の主要な施策の成果説明書の418ページをお開きください。上段の第7目県施行事業費負担金のうち、
まちづくり部所管分の主な支出の内容につきましてご説明いたします。1.都市計画費負担金につきましては、事業種別ごとに表に取りまとめておりまして、左側から路線名、事業費、負担割合、市の負担金及び事業の概要をそれぞれ記載しております。このうち、上段の(1)社会資本整備総合交付金事業費と、下段の(3)旧地方特定道路整備事業費の路線名に長崎駅周辺連続立体交差事業と記載しているものがまちづくり部の所管分で、長崎県が施行する長崎駅周辺連続立体交差事業に対し、長崎市が応分の負担をしたものでございます。
次に、翌年度繰越額についてご説明いたします。同じ資料の613ページをお開きください。一番下の段でございますが、都市計画費負担金、社会資本整備総合交付金事業費と、次の614ページの上から2段目の都市計画費負担金、旧地方特定道路整備事業費でございます。これらのうち、
まちづくり部所管分につきましては、長崎県が施行する長崎駅周辺連続立体交差事業が、新幹線工事や貯留管埋設工事等との施工ヤード及び進入路などの調整に日時を要したことなどにより年度内に完了しなかったため、市の負担金を翌年度に繰り越したものでございます。
恐れ入りますが、431ページにお戻りください。次に、不用額についてご説明します。中ほどの第7目県施行事業費負担金の主な不用額の説明欄のうち、まちづくり部の(1)都市計画費負担金でございますが、JR長崎本線連続立体交差事業費におきまして県施行事業が減し、負担金が予定を下回ったことにより不用額が生じたものでございます。
まちづくり部からの説明は以上でございます。
150
◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第5項都市計画費第6目公園費のうち、
総合事務所所管分についてご説明いたします。
白い表紙の事項別明細書は276ページから279ページ、青い表紙の主要な施策の成果説明書のうち、主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果については351ページから352ページ、主な支出の内容については410ページから417ページまででございます。
初めに、
総合事務所所管分の主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果につきましてご説明いたします。青い表紙の主要な施策の成果説明書の351ページをお開きください。個別施策E8-3「だれもが快適に利用できる公園への再整備を進めます」でございます。平成30年度の取り組み概要といたしましては、立山公園や平和公園等の施設の再整備や平和公園における健康遊具の設置を行いました。関連する主な事業は、352ページに記載の【単独】公園施設整備事業費、小江原台近隣公園ほか、【単独】公園再整備事業費、立山公園ほかでございます。
次に、企画財政部提出の資料、平成30年度
部局別歳出決算額一覧の45ページをお開きください。第5項都市計画費のうち、
総合事務所所管分の公園費は、行番号24に記載しております予算現額14億1,796万7,240円、支出済額13億528万1,604円、翌年度繰越額2,707万円、不用額8,561万5,636円で、執行率は93.8%となっています。
各総合事務所の決算額は、47ページに記載しておりますのでご参照ください。
詳細につきましては、担当課長から説明させていただきます。よろしくお願いします。
151 ◯田畑地域整備1課長
総合事務所所管分の主な支出の内容につきまして、主要な施策の成果説明書によりご説明いたします。
410ページをお開きいただきたいと思います。下のほうにございます第6目公園費でございます。1.公園等維持管理費でございますが、(1)光熱水費及び(2)施設維持管理費につきましては、既存公園の施設維持や補修などの維持管理に要した費用でございます。
411ページをごらんいただきたいと思います。最下段の(3)管理運営費につきましては、412ページ上段に記載させていただいておりますとおり、主に指定管理者に委託しております長崎東公園、長崎市総合運動公園、野母崎総合運動公園、稲佐山公園及び長崎公園の管理に要した費用でございます。
次に、下のほうに記載の2.【補助】公園等施設整備事業費につきましては、(1)立山公園から413ページ中段(5)香焼総合公園ほかまで、バックネットや平和祈念像修復、園路舗装、遊具設置などの整備を行っております。
次に、同じく413ページの中ほどに記載の3.【補助】景観まちづくり刷新事業費につきましては、(1)平和公園地区におきまして、総合案内板、便所改修、園路舗装、防護柵の整備などを行っております。
恐れ入ります。414ページをお願いいたします。次に、上段の4.【単独】総合運動公園施設整備事業費につきましては、(1)かきどまり陸上競技場において、園路舗装やフィールド内の配線、電源盤の改修などの整備を行っております。
次に、中ほど記載の5.【単独】公園施設整備事業費につきましては、415ページ下段に記載の(4)平和公園平和の泉噴水設備改修工事などを行っております。
416ページをお開きいただきたいと思います。上段の(5)小江原台近隣公園ほかにおいて、東公園コミュニティプール屋根改修や小江原台近隣公園の防球ネット設置の整備などを行っております。次に、下段になりますが、6.【単独】公園再整備事業費につきましては416ページから417ページの表に記載のとおり、立山公園や伊王島中央児童公園などにおいて、遊具設置や園路広場の整備などを行っております。
次に、417ページ中ほどの7.【単独】公園便所整備事業費につきましては、表に記載のとおり、小ヶ倉公園便所の新設や中園公園などにおいて、女性専用便所の増設を行っております。次に、同じページ下段の8.【単独】公園灯整備事業費につきましては、公園灯のLED化工事の調査業務委託を行っております。
続きまして、翌年度繰越額についてご説明いたします。恐れ入ります、613ページをお願いいたします。表の下から2行目の【単独】公園施設整備事業費、(仮称)芒塚公園が
総合事務所所管分の事業でございます。高速道路の管理をしておりますNEXCO西日本との協議調整に日数を要したことなどにより年度内に事業が完了しないため、翌年度に繰り越しをしたものでございます。
次に、不用額のうち、主なものについてご説明いたします。恐れ入ります、430ページにお戻りいただきたいと思います。第6目公園費のうち、中央総合事務所につきましては、中ほどに記載の(3)【補助】景観まちづくり刷新事業費において、国庫補助金の内示減により不用額が生じており、(4)【単独】公園再整備事業費において、事業内容の見直しにより、不用額が生じたものでございます。
431ページをごらんいただきたいと思います。次に、南総合事務所につきましては、2段目の(2)【補助】公園等施設整備事業費において、国庫補助金の内示減により不用額が生じたものでございます。
次に、予備費の充用についてご説明いたします。430ページ及び431ページの表右側、主な予備費充用の説明欄に記載のとおり、中央及び南総合事務所において、公園等で発生した事故に対する見舞金として予備費を充用し、支出いたしております。
説明は以上でございます。
152
◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。
153 ◯内田隆英委員 411ページの公園費の中で聞きたいんですけれども、公園清掃補助で383カ所、233自治会に補助金を出して、草刈り、清掃等をやってもらっていると思うんですけれども、それ以外に自治会とかにお願いできずに、そのまま長崎市が清掃しているという公園については、どのくらいあるかわかりますか。
154 ◯田畑地域整備1課長 今、委員のご指摘のとおり、公園清掃につきましては、地域のコミュニティの場、あるいはさまざまな行事をしていただく場として、地域の自治会のほうにお願いをいたしております。その自治会にまずお願いをした上で清掃をやっておるんですが、数としましては、今、私の手元にないのでございますが、自治会のほうで高齢化等に伴いなかなか難しいというところがございますので、そうした場合には、まずシルバー人材センターであるとか、あるいは障害者団体のほうにまず整備をお願いする。そこで難しいということであれば、業者のほうに委託をいたしております。基本的には全ての公園で清掃を行っておりますので、ここに除くもの全て、公園は清掃等を行っているということでご理解いただければと思います。
以上でございます。
155 ◯内田隆英委員 自治会等が管理している公園については、伸びたら何回か刈っていくんでしょうけれども、なぜ聞いているかというと、年間にどのくらい、自治会等でなくて、団体とかに委託しているとかじゃなくて、中央、南、北というような形で、総合事務所で対処している公園があると思うんですよ。それを聞いたら年に1回しか草刈りしないというわけですよね。それで何でかと、結局、予算がないと。今、審議している中で大きな公園は大きなお金を使って、きちんと整備されているんだけれども、小さな公園については年に1回、しかも7月ごろに切ったら、もうそれ切らない。ちょうど梅雨時分に草刈ったら、また伸びてくるのは目に見えて明らかなのに、予算の関係でそうあるのであれば予算をふやすなりして、やはり住環境を、周りをよくして、ああ気持ちいいなというような公園にしないと、例えば東公園は委託して、きれいに斜面まで刈っとるけれども、すぐ隣におひさま公園ってあるけれども、もう草は伸びっ放し。それで7月に切ったと。切ったらまたすぐ伸びてきたと。もう切ってくれないと。もう住民に不満が出ているんですけれども、そういう公園整備等についてもっと住民の方もやっていただければいいんだけれども、手が回らないという場合は、そのために機械を貸し出しますとかいうことも含めて丁寧に公園整備というのはしてもらいたいと思うんですけれども、予算を倍にしないと年に2回とかできないんですかね。
156 ◯田畑地域整備1課長 今のご指摘ごもっともでございます。実は、やはり公園にしても何にしても維持管理費というのがなかなか抑えられる、あるいは削減をされるという傾向にございます。そういった中で増額については適正に整備、維持管理できる範囲で、私たちも財政部局と協議を行っておるわけですが、なかなか厳しいという状況にございます。そういった中で先ほど、草刈り等につきましては自治会のほうにお願いしているところもございますが、基本的には市のほうが業務委託で切ったり、あと直営で切ったりしているというのが実情でございまして、そのコストもやはり上がってきているということで、2度だったのが1度、そして、なかなか厳しい状況にございます。それで公園を取り巻く環境としましては、実は、よく皆さんに使っていただいている公園と、そうでない公園というのが今、ちょっと極端に分かれてきております。ですから、皆様によく使っていただけるところは逆に少し密にやったり、もう使われないところは逆に草が生えないような措置をするとか、今後考えていきたいというのが1点。それから、昨年度、自動草刈り機といいますか、乗って刈るやつ、そういったものを購入いたしまして、傾斜が余りないところあたりは、それで切れるようなことになりましたので、それで単価を下げるとか、頻度を上げるとか、そういった工夫を行って、今おっしゃいました適正な維持管理につきましては地域の皆様とも話をさせていただき、めり張りのある整備、維持管理に努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
157 ◯内田隆英委員 最後にしますけれども、今言われるように、使っているところは踏みつけるから、なかなか草も余り生えないですね。使われないところというのはすぐに生えてくると。そういう点では頻度が少ない公園については、もう草が生えないような措置をするとか、例えば今度の決算書に出ていますけれども、伊王島の中央児童公園は草が生えとったから芝生を敷き詰めていたけれども、やはり雑草がぐっと生えてきたもんだからね。それをとって縁石を埋めて草が生えないような状況で整備しとるわけですよね。だから、そういったことも含めて、やはり見た目が悪い。草が伸びて、そして市民が言うて、草はすぐ刈ってくれたけれども、その時期が時期で、梅雨時期に刈って、また生えてきたというね。それよりも維持管理等いろいろお金がかかるんでしょうけれども、長い目で見て、どうすればきれいな公園で気持ちよく、みんな利用してもらえるのかということを含めてね。ぜひ検討していただきたいということを要望しておきます。
158
◯中里泰則委員長 ほかにございませんか。
それでは、質疑を終結いたします。
理事者交代のため、暫時休憩いたします。
=休憩 午後3時50分=
=再開 午後3時52分=
159
◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。
次に、第8款土木費第5項都市計画費第3目街路事業費の審査に入ります。
理事者の説明を求めます。
160 ◯吉田土木部長 それでは、第8款土木費第5項都市計画費第3目街路事業費のうち、土木部所管分についてご説明いたします。
白い表紙の事項別明細書は274ページ、275ページでございます。青い表紙の主要な施策の成果説明書のうち、主な支出の内容を記載した箇所につきましては408ページから410ページ、同じく不用額の説明を記載した箇所につきましては429ページでございます。
それでは白い表紙の事項別明細書274ページ、275ページをお開きください。中ほどより少し上に記載しております第3目街路事業費につきましては、予算現額12億6,606万2,666円、支出済額4億6,906万4,771円のうち、土木部所管分につきましては企画財政部より提出の委員会資料37ページをまたごらんいただきたいと思います。こちらの行番号16に記載しております予算現額10億6,706万2,666円、支出済額4億3,183万691円、翌年度繰越額5億4,551万5,590円、不用額は8,971万6,385円でございます。
詳細につきましては、土木総務課長からご説明させていただきます。
私からは以上でございます。
161 ◯竹内土木総務課長 土木部の主な支出の内容につきまして、青色の表紙の主要な施策の成果説明書によりご説明させていただきます。
青色の表紙の408ページでございます。第3目街路事業費、1.【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)のうち、(1)新地町稲田町線につきましては、支障となる建物等の調査、道路改良工事、用地購入等を行ったものであります。次の(2)銅座町松が枝町線(銅座工区)及び408ページの一番下から409ページにかけて記載の(3)片淵線(新大工工区)につきましては、支障となる建物等の調査、用地購入、支障物件補償などを行ったものでございます。
次に、409ページをごらんください。中ほど少し上から記載の2.【単独】都市計画街路整備事業費の(2)地方道路等整備事業費でございますが、下のほうの表に掲載している路線におきまして、補助事業とあわせて道路改良工事、用地購入などを行ったものでございます。次に、一番下の(3)街路改良事業費につきましては、事業実施中の路線におきまして除草の委託などを行ったものでございます。
次に、翌年度繰越額についてご説明いたします。同じ資料の613ページをお開きください。第3目街路事業費につきましては、土木費の欄の中ほどに記載の【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)、新地町稲田町線から3つ下の片淵線(新大工工区)まで、それから2つ下の【単独】都市計画街路整備事業費、地方道路等整備事業費におきまして、地権者との用地交渉や関係機関との調整に不測の日数を要したことなどから、事業が年度内に完了しなかったため、翌年度に繰り越しを行ったものでございます。
次に、不用額につきましてご説明いたします。資料の429ページをお開きください。429ページ中ほど第3目街路事業費、(1)【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)のうち、新地町稲田町線においては、国庫補助金の内示額が減したことにより事業費が予定を下回り、不用額が生じたものでございます。次の(2)【単独】都市計画街路整備事業費、地方道路等整備事業費におきましては、銅座町松が枝町線(大浦工区)の用地交渉が難航し、公有財産購入費が予定を下回ったことなどにより不用額が生じたものでございます。
土木部からの説明は以上でございます。
162
◯片江まちづくり部長 第8款土木費第5項都市計画費第3目街路事業費の
まちづくり部所管分についてご説明いたします。
白い表紙の事項別明細書の275ページをごらんいただきたいと思います。
まちづくり部所管分につきましては一番右側、備考欄の中ほどに記載をしております。1.【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)のうち、4.長崎駅中央通り線及びその下の2.【単独】都市計画街路整備事業費の1.長崎駅中央通り線で、その額は企画財政部提出資料の38ページ、17行目をごらんいただきたいと思いますけれども、予算現額1億9,900万円、支出済額3,723万4,080円、翌年度繰越額1億6,000万円、不用額176万5,920円となっております。
次に、青色の表紙、主要な施策の成果説明書の408ページをごらんいただきたいと思います。主な支出の内容でございますが、上段のほうに書いております1.【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)のうち、隣の409ページをごらんいただきまして、その上段の方に記載しておりますが、(4)長崎駅中央通り線とその下2.【単独】都市計画街路整備事業費の(1)長崎駅中央通り線におきまして、用地購入や建物調査などを行ったものでございます。
説明は以上でございます。よろしくご審議いただきますようお願いいたします。
163
◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。
それでは、質疑を終結いたします。
理事者交代のため、暫時休憩いたします。
=休憩 午後4時0分=
=再開 午後4時3分=
164
◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。
次に、第8款土木費第6項住宅費の審査に入ります。
理事者の説明を求めます。
165 ◯山北建築部長 第8款土木費第6項住宅費のうち、第1目住宅管理費及び第2目住宅建設費の建築部所管分についてご説明いたします。
まず第1目住宅管理費についてご説明します。白い表紙の事項別明細書278ページ及び279ページをごらんください。また、あわせまして黄色の表紙の審査意見書48ページもご参照ください。中段の第1目住宅管理費の予算現額14億5,652万103円、支出済額12億4,801万368円、翌年度繰越額1億217万5,151円、不用額1億633万4,584円のうち、建築部所管分につきましては、279ページ右側の備考欄の1.職員給与費の全部と3.市営住宅管理費のうち
総合事務所所管分を除いた分で、その額は、企画財政部提出資料の39ページの行番号10に記載のとおり、予算現額11億7,101万6,005円、支出済額9億6,601万9,255円、翌年度繰越額1億217万5,151円、不用額1億282万1,599円でございます。
次に、第2目住宅建設費についてご説明いたします。白い表紙の事項別明細書の280ページ、281ページをごらんください。中段の第2目住宅建設費につきましては、全て建築部の所管でございます。予算現額10億3,150万円、支出済額7億7,207万6,319円、翌年度繰越額1億9,837万8,000円、不用額6,104万5,681円でございます。企画財政部提出資料39ページの行番号11にも記載をいたしております。
次に、第6項住宅費に係る主な個別施策の成果と関連事業の政策評価結果についてご説明します。青色の表紙の主要な施策の成果説明書363ページをお開きください。個別施策E6-1「子どもから高齢者までが快適に安心して住める市営住宅を供給します」でございます。平成30年度の取り組み概要ですが、老朽化した市営住宅の建て替えや改修、空き住宅の入居者募集時に子育て世帯の優先枠を設定しての募集、高島地区における入居者の集約移転などを実施いたしました。今後の取り組み方針でございますが、市営住宅等ストックの長寿命化を図るため、計画的な建て替えや改善に取り組み、また、高島地区については移転先となる住棟にエレベーターを設置してまいります。364ページに関連する主な事業として、公営住宅建設事業費の大園団地、塩町団地及び本河内団地について記載しておりますのでご参照ください。
それでは365ページをごらんください。次に、個別施策E6-2「民間住宅ストックの有効活用を図ります」でございます。平成30年度の取り組み概要ですが、長崎市空家等対策計画に基づき、活用可能な空き家の調査を行い、空き家・空き地情報バンクのホームページで情報提供を行いました。また、子育て家庭の住まいの支援として、三世代で同居又は近居するため新築・改修等を行う世帯に対し、工事費の一部助成を行いました。今後の取り組み方針でございますが、空き家・空き地バンクの登録件数を増加させるため、さまざまな広報を実施し制度の周知に努めるとともに子育て世帯の三世代同居・近居の促進について関係課と連携し、制度の周知を図ってまいります。関連する主な事業として、次の366ページから367ページにかけまして、管理啓発費、活用可能空き家調査費及び定住促進空き家活用補助金について記載しておりますのでご参照ください。
第1目住宅管理費と第2目住宅建設費の主な支出の内容など詳細につきましては、住宅課長からご説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。
私からは以上でございます。
166 ◯神近住宅課長 青色の表紙の主要な施策の成果説明書の419ページをお開きください。まず第1目住宅管理費のうち、建築部所管分の主な支出の内容についてご説明いたします。2.市営住宅管理費の(1)維持補修費は、市営住宅に係る機械設備保守点検等に係る委託料などでございます。次に、(3)指定管理費は、旧長崎市内の市営住宅を管理しております指定管理者への委託料でございます。その下の(4)管理事務費は、市営住宅の管理に係る管理人への報酬や消耗品費などでございます。
420ページをごらんください。中ほどの(7)借上公営住宅借上料は、平成13年度から公営住宅として借り上げている戸町団地及び松が枝団地の借上料でございます。5.住宅リフォーム支援費は、(1)ながさき住みよ家リフォーム補助金842件、(2)住宅性能向上リフォーム補助金555件及び(3)子育て住まいづくり支援費補助金66件の補助を行っております。
421ページをごらんください。8.【補助】既設公営住宅改善事業費は、(1)小ヶ倉団地の外壁改修工事と(2)矢上第2団地ほかの排水管改修工事などを行ったものでございます。その下の9.【単独】既設公営住宅改善事業費は、次の422ページをごらんください。イ.工事費の表に記載のとおり、女の都団地ほかの改修工事を行ったものでございます。
次に、翌年度繰越額についてご説明いたします。
同じ資料の614ページをお開きください。土木費の欄の上から3段目、【補助】既設公営住宅改善事業費、矢上第2団地ほか及びその下の【単独】既設公営住宅改善事業費、女の都団地ほかにつきましては、国の交付金の追加内示がなされたことに伴い、外壁改修工事や屋上防水工事などが年度内に完了しなかったため、翌年度に繰り越したものでございます。
恐れ入りますが、431ページにお戻りください。次に、主な不用額について、ご説明いたします。下段の第1目住宅管理費の(1)市営住宅管理費の2つ目、管理事務費において、制限付一般競争入札の結果、予定いたしておりました価格を下回る金額で住宅用火災警報器の購入契約が締結できたことなどにより不用額が生じたものでございます。
次の432ページをごらんください。上段の(2)住宅リフォーム支援費の2つ目、住宅性能向上リフォーム補助金において、屋根の遮熱塗装等の申請件数が予定を下回ったことなどにより不用額が生じたものでございます。
恐れ入りますが、422ページにお戻りください。次に、第2目住宅建設費の主な支出の内容についてご説明いたします。1.【補助】公営住宅建設事業費でございますが、423ページにかけて記載しておりますけれども、(1)大園団地のIII期68戸、(2)塩町団地の44戸及び(3)本河内団地60戸におきまして、建築主体工事、電気工事、管工事及び移転補償などを実施したものでございます。
次に、翌年度繰越額についてご説明いたします。再度614ページをお開きください。土木費の上かから5段目、【補助】公営住宅建設事業費の大園団地、その下の段の塩町団地及びその下の三原団地は、いずれも国の交付金の追加内示に伴い、解体工事や駐車場整備工事などが年度内に完了しなかったため、翌年度に繰り越したものでございます。
恐れ入りますが、再度432ページにお戻りください。次に、主な不用額につきましてご説明いたします。下段の第2目住宅建設費の(1)【補助】公営住宅建設事業費におきまして、大園団地、塩町団地及び本河内団地におきまして制限付一般競争入札の結果、当初予定しておりました価格を下回る金額で、工事請負契約を締結できたことなどにより不用額が生じたものでございます。
建築部からの説明は以上でございます。
167
◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第6項住宅費第1目住宅管理費のうち、
総合事務所所管分についてご説明いたします。
白い表紙の事項別明細書は278ページ、279ページ、青い表紙の主要な施策の成果説明書は419ページから420ページでございます。
それでは、企画財政部提出の資料、平成30年度
部局別歳出決算額一覧の45ページをお開きください。第6項住宅費のうち、
総合事務所所管分は行番号27に記載しております予算現額8,620万1,000円、支出済額8,466万981円、不用額154万19円、執行率は98.2%でございます。各総合事務所の決算額は、次のページの47ページに記載しておりますので、ご参照ください。
白い表紙の事項別明細書279ページをお開きください。第1目住宅管理費のうち
総合事務所所管分は、下段の備考欄3.市営住宅管理費の2.維持補修費(総合事務所)、(5)管理事務費(総合事務所)でございます。
次に、青い表紙の主要な施策の成果説明書の419ページをお開きください。
総合事務所所管分は、第1目住宅管理費の2.市営住宅管理費のうち、(2)維持補修費(総合事務所)と420ページ中ほどの(5)管理事務費(総合事務所)でございます。内容といたしましては、北、南の総合事務所における市営住宅の修繕や建物管理に係る委託費等を支出したものでございます。
私からの説明は以上でございます。
168
◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。
169 ◯内田隆英委員 市営住宅の修繕補修ということでお聞きしますけれども、もう高齢化が進んで、浴槽に入るのも大変だというような状況がある中で、例えば伊王島の塩町団地の7号アパートもしたし、5号、6号もしているんですけれども、ユニット化してシャワーつきのお風呂になっているんですけれども、旧長崎市内のほうのいろいろ古い市営住宅たくさんありますけれども、シャワーについては今後、計画的にかえていくという考えなのか、今の進め方についていかがですか。
170 ◯神近住宅課長 今の浴室の改修・改善ですけれども、これ計画的に今、やっていくように計画をしております。
以上でございます。
171 ◯内田隆英委員 そうした場合に、アパートの築年数といいますか、もう古くて耐震化等も考えて、そうしたところについては、どっかに建て替えて、そこに別に移ってもらうというような考えで進めているのかどうか。そして、今進めているところはどの地域があるのか、わかりますか。
172 ◯神近住宅課長 先ほど委員がおっしゃったとおり、建物の耐用年数というのがございますので、それに準じて改修計画を今考えております。今年度も行う団地ございます。
以上です。
173 ◯内田隆英委員 わかりました。順次、そういったシャワーを使える浴槽に変えていただきたいと。
2つ目ですけれども、住宅リフォームで、住みよ家リフォームと性能向上リフォーム合わせると約1億円ぐらい、予算上がっとるんですけれども、これに対してどれぐらいの経済効果を長崎市は見込んでいたのか。
174 ◯神近住宅課長 補助は1割で10万円ということで、大体、経済効果としましては15倍ぐらい。補助金に対して15倍ぐらいの経済効果があると考えております。
以上でございます。
175 ◯内田隆英委員 大きな経済効果はあって、雇用も確保されてね。小さな業者等は仕事がふえるという点で非常にいいことですので、ぜひ継続して、さらに件数が伸びるような予算配分をしていただきたいということを要望しておきます。
あと、最後ですけれども、移住支援空き家リフォーム補助金で平成30年度は3件、126万7,000円と出ているんですけれども、申請も3件だったのか、申請はあったけれども予算がなくて3件しか補助金を出せなかったのか、これはいかがですか。
176 ◯神近住宅課長 相談は幾つかあったと思いますけれども、実際3件を予定しておりまして、3件で申請があったということでございます。
以上でございます。
177 ◯内田隆英委員 3件の申請と、まだほかにもあったということですけれども、結局、交流人口をふやすために他県からとか呼び込んで、そして定住してもらうという制度ですから、どうなのかなと見に来て、ああ、ここはいいなと、長崎いいなと、この家いいなと受けとめられるようなやり方で、ぜひこういった予算についても増額してね、たくさん移住してもらうように努めていただきたいと要望しておきます。
178 ◯永尾春文委員 白い表紙の279ページで、第1目住宅管理費の4番、住生活基本計画改訂費のことについてお尋ねしますが、783万9,720円、予算として使ったということなんですけれども、どのような内容だったのか教えてください。
179 ◯神近住宅課長 住生活基本計画の改訂につきましては、民間の動きといいますか、家賃だとか、あと人口の動き、こういったデータ的なところをまず捉えるといいますか、そういった業務が主な調査の内容になっています。
以上でございます。
180 ◯永尾春文委員 それで改訂がされたんですかね。
181 ◯神近住宅課長 平成30年度に主に調査をやりまして、今、この改訂作業については、その報告に基づきまして、市のほうでも今作業をやっているという状況でございます。
以上でございます。
182 ◯永尾春文委員 調査費ではなくて改訂費と書いているので改訂されるのかと思ったんですけれども、要するに計画がもともと平成31年、令和元年ということで、この改訂費が組まれていたと理解してよろしいんですか。
183 ◯神近住宅課長 調査がメーンになっていて、業務委託の中にいろんな提案もいただいて、それを今年度、市のほうで吟味するといいますか、今の状況を考えながら基本計画をつくっていくという作業を今やっております。
以上でございます。
184 ◯永尾春文委員 具体的に、例えば、いつできるとか、それもちょっとはっきり言っていただいていいですか。
185 ◯神近住宅課長 今年度末を目標に、今作業をやっております。
以上でございます。
186 ◯永尾春文委員 大事な基本計画ですので、しっかりと進めていただきたいと思います。
もう1点が、白表紙の281ページ、住宅管理費の8の1、活用可能空き家調査費311万4,639円のことでお尋ねします。青表紙の366ページの政策評価結果のほうに内容がありますので、それをもとにお尋ねしますが、今回268件の活用可能空き家調査を抽出したけれども、現地調査からの登録件数については増加に結びついていないというのは、これはどういうことですか。
187 ◯神近住宅課長 調査をしました結果、268件の活用できるであろう空き家があったんですけど、その所有者の方に、バンクに登録してくださいというお願いで、郵送で送りました。そして送ったんですけれども、その返事があったりとか、いや、もうバンクには載せきれないとか、そういう回答がありまして、我々が目標としておりました60件、これには結びつかなかったということでございます。
以上でございます。
188 ◯永尾春文委員 今回の目的は、その調査をもとに情報バンク登録につなげ、それを移住と定住につなげることが目的だったという意味では、300万円をかけてしたけれども、余りにもこの結果がずさんと。これはしっかりと反省をしていただきたいと思うんですけれども、いかがですか。
189 ◯神近住宅課長 今、委員がおっしゃった268件がバンクにつながっていないということですね。我々も、そこはやはり反省をして、もう一度、所有者の方に当たろうということでプッシュをして、どういう理由なのか、その辺を詳細にお話を聞きながら1つでも多くバンクに載せていきたいと思っています。
以上でございます。
190 ◯永尾春文委員 空き家は時間がたってしまうと危険空き家に変化していくわけで、予防の意味ではソフトの部分が大変重要だと思います。課長にもこの取り組みについては、こういう機械的な調査よりも、もっと民間で活動しているそういった団体等と連携をとって、具体的に取り組むべきだとお話を以前からしております。ぜひこのことについては今後、取り組みについて検討していただきたいと思いますが、いかがですか。
191 ◯神近住宅課長 先ほど委員もおっしゃるとおり、民間の方で、地域のほうも一緒に活動をなさっている方いらっしゃいます。特に南山手には、そういった活動をしながら、もうそこに住んでいらっしゃる若手の方もいらっしゃいますので、そういった方々と連携しながらバンクのほうにつなげていきたいと思っております。
以上でございます。
192 ◯梅元建治委員 今のに関連して、今の空き家バンク等々の話ですけれども、やはり成功している尾道市とか、そういう前例を皆さん知られていると思うんですけど、具体的に、私も離島地域で成功している地域というのを今までやってきましたけど、そこを具体的にやっていかないと歯どめがきかないというか、成果が出ないので、今、対策計画をつくられているところなので、もっと広い知見を広く集めて実施できるような体制をつくってほしいと思います。一応、要望で。
193
◯中里泰則委員長 ほかにございませんか。
それでは、質疑を終結いたします。
理事者交代のため、暫時休憩いたします。
=休憩 午後4時29分=
=再開 午後4時31分=
194
◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。
次に、第9款消防費第1項消防費の審査に入ります。
理事者の説明を求めます。
195
◯森尾中央総合事務所理事 第9款消防費第1項消防費についてご説明いたします。
白い表紙の事項別明細書の284ページをお開きください。総合事務所所管につきましては、下段に記載しております第5目水防費でございまして、全て中央総合事務所所管となっております。予算現額は15万円。287ページをお開きください。上段に記載の1.水防本部設置運営費として、タクシー借上料などに2万4,450円を支出しております。
説明は以上でございます。
196
◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。
それでは、質疑を終結いたします。
理事者交代のため、暫時休憩いたします。
=休憩 午後4時32分=
=再開 午後4時33分=
197
◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。
次に、第11款災害復旧費第2項公共土木施設災害復旧費の審査に入ります。
理事者の説明を求めます。
198
◯森尾中央総合事務所理事 第11款災害復旧費第2項公共土木施設災害復旧費のうち、
総合事務所所管分についてご説明いたします。白い表紙の事項別明細書は318ページから319ページ、青い表紙の主要な施策の成果説明書の主な支出の内容については546ページでございます。
次に、企画財政部提出の資料、平成30年度
部局別歳出決算額一覧の46ページをお開きください。第2項公共土木施設災害復旧費は全て総合事務所所管となっております。行番号35に記載しております。予算現額2億3,100万円、支出済額6,480万4,694円、翌年度繰越額1,169万1,000円、不用額1億5,450万4,306円、執行率は29.5%となっております。各総合事務所の決算額は次のページの48ページに記載しておりますのでご参照ください。
主な支出の内容につきましては、主要な施策の成果説明書によりご説明いたします。青い表紙の主要な施策の成果説明書546ページをお開きください。まず、第1目道路橋りょう河川等災害復旧費のうち、1.【補助】道路災害復旧費につきましては、表に記載している災害復旧工事を行ったものでございます。次に、3.【単独】道路災害復旧費及び4.【単独】河川災害復旧費につきましては、市道高平町3号線ほか47件及び宮摺川ほか11件において、災害復旧の修繕を行ったものでございます。
次に、不用額についてご説明いたします。549ページ及び550ページをごらんください。下段の第2項公共土木施設災害復旧費、第1目道路橋りょう河川等災害復旧費において、災害の復旧に係る経費が見込みを下回ったこと、また、災害が発生しなかったことなどにより不用額が生じたものであります。
550ページをごらんください。第2目都市計画施設災害復旧費において、災害が発生しなかったことにより不用額が生じたものでございます。
説明は以上でございます。
199
◯中里泰則委員長 これより質疑に入ります。
それでは、質疑を終結いたします。
討論に入ります前に、理事者交代のため、暫時休憩いたします。
=休憩 午後4時36分=
=再開 午後4時38分=
200
◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。
これより、第132号議案「平成30年度長崎市
一般会計歳入歳出決算」のうち、本委員会へ付託された部分に対する討論に入ります。
何かご意見ございませんか。
201 ◯内田隆英委員 第132号議案「平成30年度長崎市
一般会計歳入歳出決算」について、不認定の立場で討論を行います。
第8款土木費の中のさまざまな協会負担金、長崎県治水砂防・防災協会負担金、長崎県港湾協会負担金、長崎県道路協会負担金を含めてさまざまな負担金がありますけれども、この負担金は陳情政治の名残であり、そして天下りの温床となっているため、認めるわけにはまいりません。
次に、第8款第5項第1目の10の新幹線整備推進事業費に絡んでですけれども、九州新幹線西九州ルートについてはフリーゲージトレインが断念され、そして今、佐賀県もフル規格については反対という立場の中で、この新幹線事業を継続して進めることについては、認めるわけにはいきません。
以上で、討論といたします。
202 ◯五輪清隆委員 第132号議案「平成30年度長崎市
一般会計歳入歳出決算」に対し、認定の立場で意見を申し上げます。
今回の審査で多くの不用額が説明されました。その要因として、工法の変更や一般競争入札の結果で価格が下回ったということもありましたけど、その中で用地交渉が不調だったということでも不用額が出ている分もあります。特に事業について、まずは用地の交渉を、オーケーにならなければ前に進まないわけですから、ある意味もっともっと丁寧な対応をお願いしたいと思っています。
また、車みち整備事業につきましては、地域住民の生活向上対策として、平成25年度から新事業として取り組んでおり、既に車みち事業を完成した地域によっては、やはり車が通ることによって、その町の活性化も含めてあっているということで聞いておりますけど、特に今現在計画している地域では、用地買収を無償ということで、そのことによって前に進まない状況も発生しておりますから、今の現状として、この関係については一概に無償じゃなくしてでも要件をつけながら、用地の買収というんですか、そこら辺はできないか、そのことを含めて検討していただきたいと思っています。この関係については長崎市の人口が減少する中、まさに住む地域を広げるための1つの手法でありますから、ぜひとも検討をお願いし、賛成の討論といたします。
以上であります。
203
◯中里泰則委員長 ほかにございませんか。
それでは、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
ご異議がありますので、挙手により採決いたします。
第132号議案「平成30年度長崎市
一般会計歳入歳出決算」のうち、本委員会へ付託された部分について、原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
204 ◯中里泰則委員長 賛成多数であります。
よって、本案は原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。
〔審査日程について協議した結果、この後に土木
部、建築部及び中央総合事務所の所管事項調査
「青山町の私道について」を追加することに決定
した。〕
205
◯中里泰則委員長 理事者交代のため、暫時休憩いたします。
=休憩 午後4時43分=
=再開 午後4時45分=
206
◯中里泰則委員長 委員会を再開いたします。
それでは、土木部、建築部及び中央総合事務所の所管事項調査を行います。
理事者の説明を求めます。
207 ◯吉田土木部長 ただいまお手元に配付させていただきました所管事項調査に関する資料に基づきまして、現在、青山町の私道をめぐりまして、その通行権について、所有業者の方と地元の自治会との間でいろんなお話し合いが進められている中で、10月には私道の一部が封鎖されているという状況がございます。そして現在は、通行妨害の禁止のバリケードの撤去を求める仮処分の申請というのが地元の自治会からなされていると、このような状況でございますので、これにつきまして全体の概要、そして、これまでの経過、そして具体的な場所がどのようになっているのか。こういうことで全体像についてご説明させていただきます。
詳細につきましては、土木総務課長よりご説明いたします。
私からは以上でございます。
208 ◯竹内土木総務課長 それでは、青山町の私道についてご説明させていただきます。
恐れ入ります、まず位置からでございますけれども、資料の3ページに位置図を載せさせていただいております。この位置図で一番下の赤い部分がビッグNの野球場になります。そこから伸びている青い線が一般県道長崎式見港線になりますけれども、城栄の商店街を上がりまして若草のほうに上っていきますと、かめ焼公園というものが、この図でいいますと左上にございます。紫で塗っておりますけれども、そのかめ焼公園から上がっていった、赤く塗られている部分、ここ青城団地と申しますけれども、青城団地が今回の係争地になっております。
具体的な内容につきましては、次の4ページの拡大図に基づきましてご説明させていただきます。4ページの左方に青く塗った、青城団地と書いてあるところがございます。ここが青城の自治会でございますけれども、今回問題となっている私道につきましては、この青城団地の中の赤く塗った部分が係争地になっております。ここの赤の部分の所有者は、青城の自治会に対しまして通行料の支払いを求めておりましたが、自治会は通行料の支払いを拒否しているというような状況でございます。さらに、青城の自治会におきましては弁護士を立てまして、10月3日に通行妨害の禁止を求める仮処分申請を行われているところでございます。次に、今の青く塗っているところの上に青丸、青山自治会の一部と書いてございますけれども、青山自治会は大体、緑で着色している部分が青山自治会になりますが、このうち青丸で囲った青山自治会の一部というところにも影響が出ております。この青山町の一部につきましては、青城団地より以前の宅地造成になっておりますけれども、この一部につきましても、この青い県道長崎式見港線に出るためには、その道が狭いために青城団地内の赤い私道を通って、日常的に市街地に出られておったというような状況でございます。そういった中で、この青山自治会のほうにも私道の所有者から、通行料の支払いを求められておりました。青山自治会におきましても、通行料の支払いそのものは拒否をされている状況でございます。そういった状況の中で業者は10月2日に、この青の中に赤丸で記載しております、10月2日通行どめ箇所と書いてございますけれども、この部分を業者が封鎖をしている状況でございます。なお、封鎖の状況につきましては、恐れ入ります、資料の2ページに写真を載せておりますが、コンクリート製のブロックを短管パイプでつないで封鎖をされているような状況で、4ページに戻っていただきまして、青山自治会の一部と書かれたところの車を利用される方々が青城団地を通っていけないというような状況になっております。こういった状況を踏まえといいますか、青山自治会のほうから、この青丸で囲ったところの右上あたりに紫の線がございますけれども、この道路について一部拡幅の要望がございました。拡幅につきましては中央総合事務所のほうで、一部の隅切りであるとか、側溝のふたをかけるなどの拡幅をさせていただいておるような状況ですが、それでも普通車はちょっと通りづらくて、1,500cc程度の車がようやく通れるほどの状況でございます。
恐れ入ります。状況はそのようなところでございますが、資料の1ページにお戻りください。1ページ上の青山町私道の概要につきましては、ただいまご説明させていただいたような内容になっておりますが、次の青山町私道の主な経緯の中で、一番最初の平成31年3月のところでございますけれども、その3月の時点で、今の所有者の前の所有者の代理人と私ども土木部のほうでお話させていただいています。内容につきましては、その会社の整理に伴い引き受けた私道、先ほどの私道とそれと、私道と同じ筆で山林もございましたけれども、その私道と山林を合わせて市に寄附したいというような申し出がございました。私どもは現地を確認いたしまして、長崎市道として寄附を受けさせていただくためには、市道の基準に合うように道路の整備、側溝の整備、あるいはガードレールの改修をしていただくようにお願いすると同時に、道路と山林を合わせて寄附ということでございましたので、山林につきましては、行政目的がないから長崎市としては受け取れませんということで、今、筆上は1筆になっておりますが、その山林部分を除いて、市道として寄附をしていただくということであれば受け取れますよというような説明をさせていただいております。こういった中で、そのときに報道でもございましたけれども、長崎市はその際、私道を市道とするための整備に係る費用の補助、9割の補助について、この前所有者のほうにお伝えをしておりませんでした。これは今申しましたように、私道とその山林部分を合わせて一体にということでございましたので、その分筆がない状態では、もう寄附には至らないというような判断の中で、補助の説明はさせていただいていなかったんですが、改めて10月上旬に、今の所有者の方に補助制度の説明を行いましたけれども、現段階では、補助を活用した寄附というのは、そういう話は進んでいないというような状況でございます。その経緯の中の4月以降、地元と所有者の間で買い取りであるとか、通行料の支払いであるとかの協議がなされておりましたけれども、9月11日には、先ほど写真でごらんいただいたコンクリートブロックをまず置かれておりまして、このときはまだ間が3メートル程度あいていましたので通れる状況でございましたが、10月2日には先ほどの写真のとおり、通行どめがなされた状況でございます。10月3日の段階で、さきの青の青城団地の自治会の方が仮処分申請を行っておる状況でございます。
今後につきましては、仮処分申請の結果を裁判所がどう判断するかによって変わっていくことになるかとは思いますが、この仮処分申請そのものにつきましては、土地の所有者と利用者という民民の問題となると考えておりますので、市のほうで介入することはできないと考えております。しかしながら、市としましては先ほど説明しましたように、一部ですけれども道路の拡幅も実施させていただいております。今後とも地域の皆さんのご意見をお伺いしながら、できることを確実にやっていきたいと考えている状況でございます。
説明は以上でございます。
209
◯中里泰則委員長 ただいまの説明についてご質問等ございませんか。
210 ◯武次良治委員 地理に不案内なので、よくわからないんですが、この通常の経路はどこからどこへ入っていくんですか。
211 ◯竹内土木総務課長 この青山自治会の方も青城団地の方も、この4ページの図の真ん中の下から緑色の線が、青山自治会の進入路と点線で書いてございますけれども、通常この道を上がって、それぞれ自宅のほうに行かれるような経路がメーンの経路。〔「かめ焼き公園はどこにあると」と言う者あり〕すみません、この図で言いますと、ここのあたりがかめ焼公園。ちょうど中央の真ん中下、ちょっと切れておりますけれども、そこがかめ焼公園のところになりますが、そのかめ焼公園のところから団地のほうに上がっていかれる。車で通られる場合は、その道を使われていました。歩いていかれる場合は、また別の道も使われておりますけれども。〔「人間が歩いていってもだめと」と言う者あり〕今、私が地元の自治会のほうから聞いております内容としては、車の通行、バイクとかも含めてですけれども認めないと。人の通行は、制限はされていないと聞いております。
212 ◯梅元建治委員 ちなみに、この市道の基準に合うように道や側溝、ガードレールを改修すると、どれくらいのコストがかかるんですか。
213 ◯竹内土木総務課長 整備の費用につきましては、見積もりとかとっている状況ではございませんので正確には幾らというのはわかりかねますけれども、何百万円じゃなくて、何千万円かの前半の単位にはなるのではないかと考えております。
214
◯中里泰則委員長 ほかにありませんか。
それでは、土木部、建築部及び中央総合事務所の所管事項調査を終了いたします。
以上で、本委員会の審査は全て終了いたしました。
これをもちまして、建設水道委員会を散会いたします。
=散会 午後5時0分=
長崎市議会委員会条例第28条第1項の規定により署名する。
建設水道委員長 中里 泰則
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