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  1. 長崎市議会 2017-10-06
    2017-10-06 長崎市:平成29年教育厚生委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午前10時6分= ◯馬場尚之委員長 出席委員半数以上であります。  ただいまから教育厚生委員会開会いたします。 〔審査日程について協議した結果、審査日程(案) のとおり審査することに決定した。〕 2 ◯馬場尚之委員長 それでは、議案審査に入ります。  第110号議案長崎市立小学校条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  理事者説明を求めます。 3 ◯小田教育総務部長 第110号議案長崎市立小学校条例の一部を改正する条例」について、ご説明いたします。  議案書は、1ページでございます。本議案尾戸小学校長浦小学校統合するのに伴い、尾戸小学校を廃止しようとするものでございます。本件につきましては、9月25日に開催されることになっておりました琴海地区連合自治会役員会説明の機会を与えていただき、尾戸小学校統廃合関係する議会への事務手続に入ることを説明し、地元から最終的な合意をいただきました。統廃合に当たりましては、尾戸小学校児童が新たな学校生活を円滑に送るための準備期間通学に不可欠なバス会社との調整のための期間、また、長年親しみがある学校を閉校するに当たっては、地域皆様との閉校記念式典準備にも一定期間が必要と考えております。このようなことから、統廃合関係する長崎市立小学校条例の一部を改正する条例の議決をいただきたいことから、臨時会開会をお願いさせていただきました。  なお、詳細につきましては、提出させていただいております委員会資料に基づきまして、適正配置推進室より説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 4 ◯西原適正配置推進室長 それでは、長崎市立小学校条例の一部を改正する条例についてご説明をいたします。  委員会資料の1ページをお開きください。1.条例改正概要でございます。(1)改正理由でございますが、児童数が減少していることなどを勘案し、尾戸小学校長浦小学校統合することに伴い、尾戸小学校を廃止するため改正を行うものです。(2)施行日につきましては、平成30年4月1日としております。次に、2.学校規模適正化適正配置に係る実施計画案でございますが、こちらは、琴海地区の案を記載しております。  続きまして、3.地元協議経過につきましては、1ページから2ページに記載のとおりでございますが、琴海地区につきましては、平成29年5月上旬から尾戸地区を皮切りに、保護者地域住民を対象とした説明会地区ごとに行ってまいりました。その中で、尾戸地区については、尾戸小学校複式学級早期解消に向け、早期統合を望むということで意見がまとまったところでございます。また、形上地区長浦地区につきましては、尾戸小学校、形上小学校長浦小学校の3校での統合は、十分な時間をかけて協議をする必要がありますことから、まずは尾戸小学校複式学級解消のため、尾戸小学校長浦小学校統合ということでご理解をいただいたところでございます。その後、9月25日に開催されました琴海地区連合自治会役員会において、琴海地区としての合意をいただいたところでございます。続きまして、4.尾戸小学校長浦小学校概要でございますが、(1)にはそれぞれの小学校校地状況、(2)には建物の状況記載しております。  3ページをごらんください。(3)には、平成29年5月1日現在の児童数及び学級数、(4)には児童数の推移と将来推計をそれぞれ記載しております。  次に、4ページには琴海地区全体の位置図、5ページには3小学校校区図を掲載しておりますのでご参照ください。  続きまして、6ページをお開きください。(7)の尾戸地区から尾戸小学校までの通学距離の現状については、張岳ほか尾戸地区地区ごと児童数尾戸小学校までの通学距離記載しております。  次に、7ページをごらんください。5.統廃合に向けた準備についてでございますが、(1)には児童への配慮、(2)には通学手段確保、(3)には閉校準備について記載しております。
     なお、8ページには長崎市立小学校条例新旧対照表を掲載しておりますのでご参照ください。  説明は以上でございます。 5 ◯馬場尚之委員長 これより質疑に入ります。 6 ◯中村照夫委員 えらいまた簡単でいいかげんな説明ですね。もう議会は承認するのが当たり前みたいな、そんな感じで、もう決まったんだよと。来年の4月1日にするけんが、もう地元にもそんな決めたから承認せろという、そんな感じですかね。  この3の地元協議経過、この前はどういうふうな議論をしてるんですか。 7 ◯西原適正配置推進室長 3の地元協議の前については、去年からの話をさせていただきますと、基本的な適正配置に関する考え方の整理をするために、大体1年ぐらいかけて私たちのほうで基本方針案というのをつくりまして、パブリックコメント連合自治会、または保護者PTA、そこら辺にご意見をお伺いしながら、最終的には通学審議会諮問答申を行いまして、基本方針をことしの2月に策定いたしました。それに基づいて具体的な、各市内全体的な実施計画案の策定を、大体ことしの4月ごろさせていただきまして、5月7日に尾戸地区については、まずその連合自治会の総会に入らせていただいて、基本方針や具体的な実施計画案のご説明をさせていただいたところでございます。  以上でございます。 8 ◯中村照夫委員 平成30年4月1日の3校統合というのは、いつ決めたんですか。そして、それに向けて何で地元と話し合いをした経過というのは載せてないわけ。5月からひょこっと載っているわけ。それから、その複式学級というこの尾戸小学校、いつから、どういう複式学級状況なわけ。そこら辺も、今のところだけしか書いてないけれども、もっと前からあったのであれば、この複式学級をどうするかというのは、もっと以前から議論されてると思うけれども、そこら辺はどういうふうに議論してきたわけ。 9 ◯小田教育総務部長 昨年は、確かに実施計画案をつくる中で学校規模推計状況を、全体地区部分提示をさせていただいたところでございます。その中で、平成30年度の4月1日というのは、あくまでも今回、尾戸小学校だけ、我々の実施計画案では形上、尾戸長浦のほうで提示をしたんですが、今回、地元の中で、形上についてはもうちょっと時間をいただきたいと。ただ、尾戸小学校につきましては、もう複式学級なのでこの状態を我々は、やはり一刻も早く子どもたちにもうちょっといい環境で勉強させたいという地域の方の意見だったので、できるだけ早くということをご説明したときにご回答いただいたところです。  そういった中でまずは、これを形上の地区の方にもご説明したときに、そこはまずは尾戸小学校長浦小学校への統合はやむを得ないというご意見をいただきましたので、今回、議案の提出ということに至っております。  この3校統廃合部分は、今後もまだ引き続きご協議をする必要はあるかとは思っております。  以上でございます。 10 ◯西原適正配置推進室長 複式学級ということですけれども、今現在、特別支援学級も含めて4クラスの20人でございますけれども、複式学級になったのは平成16年度で、もともと平成15年度が6学級から平成16年度に4学級になりまして、そこから複式学級になっているという状況でございます。  以上でございます。 11 ◯中村照夫委員 平成16年度から複式学級ということであれば、まずはこの複式学級をなくすということが、この学校に対して大きな課題だったわけですよね。そこら辺についてもっと早くそういう結論というのが出せたんじゃないかという感じがするんだけれども、途中の協議経過というので、よくそれ以前のことが書いてないからわからんけれども、どちらにしても来年4月1日に開校するんだということであれば、議会開会時期は決まってるわけだから、それに歩調を合わせて地元との作業というのもやるべきであって、こういうふうにひょこっと決まったからということでするということについては、ちょっとどうかなと思います。というのは、教育委員会の最近の仕事を見てると、何か連携がうまくとれてなくて、きちっと仕事をされてないという、場当たり的にやられてるという感じを非常に強く感じるので、そこら辺については決まったルールに基づいて作業をちゃんとしていただくように強く要望いたします。 12 ◯向山宗子委員 まずちょっとお尋ねいたします。  尾戸小学校複式学級解消するというのは、子どもたちのためには大変よいことだと私も思います。ただ、すいません、私もこの4ページの地図を見てふと思ったことなんですけれども、尾戸小学校からなぜ長浦小学校に行くのか。子どもたち通学の負担を減らすということであれば形上小学校のほうがはるかに近いわけで、形上小学校を通り越して長浦小学校に行った、それが決まった経緯、常識で言ったら近かところに行ったほうがよかたいって、その少しでも、バス路線は多分どっちの小学校にしてもダイヤ改正は必要なのだと私は認識をしてるんですけど、それが違うのかどうなのかということと、なぜそういうふうに通り越して長浦小学校になったのか、それを教えていただけますか。 13 ◯西原適正配置推進室長 先ほど、実施計画案について、琴海地区のご説明をさせていただきましたけど、琴海地区については3校統合ということで、長浦小を存続する学校と想定していますが、形上小でも可とするということで案として地元にご説明をしながら協議をさせていただいたところです。その中で、私たちとしてまずその長浦小、何で長浦小かっていう部分については、やはり校地的に考えたときに形上小と比べた場合に少し運動場とか体育館面積が広いと。あと、国道から学校までの道路が少し形上小よりは広いという部分とか、あと学校自体が、もともと長浦小がありまして、そこから形上小が分離新設されているという経過を踏まえて、長浦小ということで提案をさせていただきました。  ただ、当然3校で話をしたときに、形上小でもという結論が出ればそちらというつもりで話をさせていただいた中で、尾戸小のご意見といいますか、昔からの尾戸小、特に小口、港のところからはもともと船があって、船で長浦のほうに渡って、そちらに農地を求めていた、そういった地域性もありますものですから、そういったところを踏まえて長浦小がいいと。バスで10分弱ぐらいしかかかりませんので、どっちみちバス通学になるということも踏まえて、そちらのほうがいいということでまとまったところでございます。 14 ◯向山宗子委員 ということは、尾戸小方たち合意がそういうふうになったと受けとめますけれども、7月11日に尾戸地区の住民説明会とありますが、育成協という記載がないんですよね。言っても尾戸小児童数が20名です。20名ということは、保護者の数というのはそれよりも若干少ないんでしょうか。保護者の方がマックスでも20名。その20名の保護者方々が、全部この尾戸地住民説明会に参加をされて、長浦小でいいという合意に達したのか、その協議状況を教えていただけますか。 15 ◯小田教育総務部長 今、向山委員のご質問の7月11日ですけれども、ここは教育長も私も出席しましたが、地域住民の方も含めて約60名か70名の方が説明会に来られてました。このときPTA育成協、全ての関係者が来られてましたけど、保護者の方がそのうち何人かちょっとわからなかったんですが、地域の方を含めて約もう60名から70名の方が来られてました。その以前にも、事前にPTAとかは個別にご説明もしておりますので、そういったことでございます。 16 ◯向山宗子委員 地域の方ももちろん重要ですけれども、やはり一番重要なのは児童を保護監督されている保護者皆様だと思います。何名来られていたかわからないというのは、ちょっと私も納得できないというか、本当に地元協議の中で保護者方々が全員ちゃんと決められた内容をご存じで、それを納得されているのかどうなのか、わかりませんか。 17 ◯西原適正配置推進室長 おっしゃるとおり、保護者皆様のご意見は特に重要だと思っています。そういった中で、保護者には、まず役員会でご説明をさせていただいて、またその保護者説明会ということで説明をさせていただきました。その半数以上は来られとったんじゃないかなと、すいません、曖昧な記憶なんですが、その中でも保護者地域も全体的にこの地区については統廃合してほしいということでご意見をいただいているところです。私たち、5月から話をさせていただいておりますけど、もう昨年度ぐらいから尾戸地区についてはそういった話が出ておりまして、少し私どもお伺いしながら、ことし実施計画案ができたことをもって、この実施計画案の話をさせていただいたときには、いろいろ議論じゃなくて統合に向けてもう進めてほしいということで、保護者の方からもご意見をいただいたところでございました。  以上でございます。 18 ◯向山宗子委員 地元での協議が何回開かれて、ちゃんと保護者皆様に確実にこのことが伝わって、その合意だということがやはり重要だと思います。地元同意がありましたよと、私も聞いてましたので安心してたんですけれども、何で私がこういうことを言うかというと、ごく一部の意見形上小じゃなくて長浦小に決まったというようなことをちらっと聞いたもんで、そういうことはないと理解していいんでしょうか。できたら、ちゃんと20名の保護者皆様同意PTAとしてできてるのかどうなのかというのを、きちんとしていただければと思うんですけれども。 19 ◯西原適正配置推進室長 保護者、実はその長浦小形上小尾戸小も含めた3校のPTA役員会PTAの集まりとしては最終的にさせていただいたんですけど、それを行うに当たって当然それぞれの地区PTA保護者、どうするかという協議会といいますか、保護者主催協議会がありました。特に、尾戸地区が8月16日でございまして、そこでPTA会長が声をかけていただいて保護者を集めていただきました。その中で最終確認といいますか、もう尾戸小長浦小統合ということでいいですかということで確認をさせていただいて、その中で確かに来られておられない方もおったんで、そこについてはPTA会長のほうから連絡をとっていただきながらということで、尾戸地区としては長浦小統合するということで、最初申し上げました3校のPTA役員会の中では、尾戸小PTA会長がそういう発言もされながら、3校のPTAとしてもまず尾戸小長浦小ということでご理解をいただいたところでございます。  以上でございます。 20 ◯向山宗子委員 8月16日に尾戸地区のPTAの会合というふうに聞きましたけれども、何人ぐらい出席をされて、どういう話をされたのか把握しておられますか。 21 ◯西原適正配置推進室長 PTA主催でございましたので、ちょっとそこの記録がないんですが、PTA会長、副会長含めて過半数は出られとったかなと。その中で、もうそこ最終確認といいますか、もうずっと7月11日の全体会議も終わっておりまして、もう尾戸小長浦小ということでその3校の役員会に諮っていいかという確認をしていただいたという状況でございます。 22 ◯向山宗子委員 過半数出席、間違いないですね、大丈夫ですね。資料請求と思ってましたけれども、要するにPTAのことで何も手元にないということなんで、多分資料請求は無理でしょうけれども、確実に過半数の方が出られて、尾戸小の総意を決めたということで確認して大丈夫ですか。 23 ◯西原適正配置推進室長 もう記憶なんですが、過半数は超えていて、来られてない方についてはPTA会長のほうからご連絡をしていただいた上で確認するということで記憶しております。  以上でございます。 24 ◯大石史生委員 1点だけお聞かせいただきたいと思います。これ保護者の方の意見地域温度差っていうのが、この統廃合をめぐってはかなり開きがあるんじゃないかなっていうのを、この間の統廃合を見ながら感じているんですけれども、その点についてどういう意見があったのかとか、そういったところを1点教えていただければと思います。 25 ◯西原適正配置推進室長 基本的には3地区とも統廃合はやむを得ないだろうというのが、もう全体的なご意見でございました。その中で、特に今回、先ほど形地区を通り越してというご意見もありましたけど、やはり統合はもうやむなしだけれども、統合するならやはり、例えば形上地区だと形上小に来てほしい、長浦地区だったら長浦小に来てほしいというようなご意見で、特に地域が割れてるとか、そういった状況じゃないと認識しております。  以上でございます。 26 ◯大石史生委員 要するに、尾戸小学校は今回、長浦小学校に入っていく。PTAは一定了承したっていうことで。そこと地域自治会長だとか、そういった長年尾戸に住んでいらっしゃる方たちPTA保護者方たちとのギャップがあるということで、そこが最大限やはり統合に向かって苦労したということで、いろんな統合懇話会とかっていうのを聞いてるんで、そういう意味ではその辺をちょっともう1回お聞かせいただければと。 27 ◯西原適正配置推進室長 尾戸地区については、ちょっと先ほどと繰り返しになるのかもしれませんけれども、保護者地域の方も統廃合を望んでいるということでご意見を頂戴しているところで、おっしゃるとおり一般的に保護者賛成地域反対というようなことも見受けられるんですけど、尾戸地区については、もう保護者がそれを望まれているということで、地域としてもそれはもう仕方ないということで、保護者地域全体として、もう統廃合を望むということで意見としてはまとまったところでございます。  以上でございます。 28 ◯吉原 孝委員 先ほど説明の中で、登下校時間に合わせたバスダイヤ関係で今回の臨時会を開いたというような、そういう趣旨のお話がございましたが、この資料を見ますと、長浦小学校までの距離張岳が約7.1キロメートル、それから中央地区が13.1キロメートル、名串地区が14.1キロメートル、それから小口地区が15.1キロメートルと。通常、小学校は4キロメートルが徒歩通学の限度ということで、それが今申し上げたような距離通学されるということで、そういう意味バスダイヤ確保の時間がどうしても必要だということで、その調整の時間が必要だということで今回、あえて臨時会を開いて早急に意思決定をしなければ、その通学バスの時間が確保できないということだったと思うんですけれども、そのあたりのちょっと説明をしていただければと思うんですけれども。 29 ◯西原適正配置推進室長 おっしゃるとおり、やはり短くても7キロメートルぐらい尾戸地区から長浦小までございます。おっしゃられたように4キロメートル以上というのはバス通学ということで思っておりますので、尾戸地区全体がバス通学になるものと思っておりまして、その中で、やはり全体的に使っていただくために少しバス調整というのが必要になってまいります。通常、バス調整するに当たっては、大体半年ぐらい前からバス会社調整をしながらと言う部分がございますので、1つの理由として、おっしゃられたようにバス調整が必要だということで、今回上げさせていただいたということでございます。  以上でございます。 30 ◯吉原 孝委員 となると、バスの費用負担というものがあるんですけれども、このあたりについてもどのように対応されるのかというのと、それから統廃合に当たって、今回3校統廃合というのが原則になっておりますが、それを2校という形でされると思うんですが、これは地元協議あるいは保護者協議が成立した場合に、2校を先行してやるという、そういう今までにないような例じゃないかなと思うんですが、今後幾つかの統廃合地区がありますが、今回と同じような形で地元協議が調えば、先行して3校の分を2校の統廃合で実施していくと、そういう方針が今後もとられると、そういう認識でいいんですか。 31 ◯小田教育総務部長 吉原委員のご質問にお答えします。ただいまの案ですけれども、今回の部分、確かに3校という計画案を出させていただいたところで、先ほど今回の提案で言いますけど、やはり尾戸小学校保護者の方がどうしても複式学級解消していただきたいと。これ説明会の中でも、このままだったら自然に尾戸小が消滅してしまうと、こういったご意見もございました。  確かにほかの地区を回っている中で今、吉原委員のご質問みたいに、この我々の計画案に絶対乗らなきゃいけないのかというご意見もありまして、ここだけだったらどうかという、そういった部分も今後協議の中で出てくることは考えられると思います。  通学補助につきましては、ここはもう小学校で4キロメートル超えてますので、もう全額補助で対応させていただきたいと思います。 32 ◯深堀義昭委員 審査をするときに、中村委員からも向山委員からも出て、今、基本的には吉原委員からも出て、その資料がきちんと整ってないじゃない。今の通学路の問題だって特記して、前に話進んでるわけでしょう。全体的な話として何キロメートル以上のものについては、行政のほうで全部見ますよというのを示されてる。ただ、それも適用しますよと。3校でしよったんだけれども、複式学級解消するためにこうなったんですよと、その時間経過はこうこう、こういうふうにしてこうなったんですよと。おまけに、そこのこの琴海町そのものには2人の議員がいらっしゃる。その議員たちからも私たちにも反対だという意向は示されてないんですよ。そうなってくると、やはり今までの経過の詳細が、記録として、資料として出てない。そんなところにやはり問題があって、3校の問題も、複式学級地元としては解消してほしいから長浦小にとりあえずと。しかし、そしたら形上小との将来の合併の目標は、したらこういう形で進めていくんですよというようなことまで含めた形での整理をした一定のものがあれば、中村委員にしても向山委員にしてもそう問題があるはずない。ただ、あなた方が適当にとは私は言わないけれども、余りにも箇条書き的に2カ月分をまとめてみたり1カ月分を2回書いてみたり、それから8月のやつも1、2、3回出してるわけですけれども、当然その前のやつからの進捗があってしてる。これ1点だけ私もお尋ねしますけど、船で行くという形の協議は全くなくてバスだけなんですか。 33 ◯西原適正配置推進室長 おっしゃるとおり通学の件については、やはり安全安心にということで意見をいただいて、特にバスについてはきちんと調整をしてほしいというご意見をいただいている中で、通学のことを話をしたんですけど、船、確かに前はスクールボートというのがありまして、それを利用してということではありましたけど、今回話をさせていただいた中ではボート、船の件は出ておりません。  以上でございます。 34 ◯深堀義昭委員 これ、とてもへんぴな地にあるんですよね。ただ、ここは船が、きちんと船着き場もあるし、一定管理をしておられる。時間的にいうなら船が一番早いし、前は今言われるようにスクールボートがあったというようなこと。安全面から陸送というのは望ましいと思うんですが、この長浦小との合併ですけれど、形上小になった場合についてはまだくるっと回って行かんばいかん。恐らく30分ぐらい陸送で尾戸地区からはかかるんじゃないかと思います。そういう意味で今後の問題として子どもが消滅するということじゃなしに、1人でも子どもを救済するという立場で将来計画をきちんとやっていただきたいと要望をいたしておきますが、資料については私もある意味で簡単過ぎるんじゃないか。PTAがしたんだ、行政がしたんだっていうすみ分けをするのも必要かもしれないけれども、そこにPTAがしたときも職員が入ってるんであれば、何月何日の何時からして、PTAの皆さん方は何名でしたと。そして、地元からの自治会であるとか関係者が何名です、学校側からは何名でした、教育委員会からは何名でしたというぐらいの報告がきちんと文書化されるように、これを最初の取りかかりとしてこれを上げてくるとするならば、これを参考にした次の段階のところにはそれが反映させていただけるような努力をしていただきたいと私は要望をいたしておきます。 35 ◯小田教育総務部長 ただいまのご質問ですけれども、確かに今回、ちょっと概要部分が短い部分がありました。今後は今、深堀委員からもご指摘があったように、我々が主催する部分以外の、例えばPTAから説明を求められたときの部分も含めて、そういった部分ももうちょっと検討して詳しい資料の出し方に、今後も適正配置のほう進みますので、そういったように努めていきたいと思います。 36 ◯梅原和喜委員 先ほど、尾戸小学校長浦小学校統合するということは、グラウンドの広さ等々も含めての理由が述べられておりました。  2ページに建物の状況ということで、それぞれ尾戸小学校長浦小学校、形上小学校の構造とか延床面積とか記載しておりますけれども、この建築して何年というのはここでわかりますでしょうか。ちょっと教えていただけますか。 37 ◯岩永施設課長 まず、尾戸小学校が昭和60年2月の建設で築33年を経過しております。長浦小学校が昭和61年1月建設で築32年を経過しております。参考としまして形上小学校は昭和57年1月建設、築36年を経過しております。  以上でございます。 38 ◯梅原和喜委員 学校は、常々教育委員会の方がおっしゃるように一日の大半を過ごすところですよということで、それぞれ33年、32年経過してますということなんですけれども、これ耐震化の工事はもう済まされてるということで理解しておってよろしいでしょうか。 39 ◯岩永施設課長 耐震化につきましては、いずれの学校も済んでおります。 40 ◯梅原和喜委員 それから、先ほど吉原委員からもバスダイヤの件でご質問があっておりましたけれども、平成30年4月から尾戸小学校子どもたちバスを利用して学校に行くということで、環境ががらっと変わるわけなんですね。尾戸小学校保護者の方を含めて、地域の方も含めて大半の方が今回の統合については賛成の意向だという説明がなされておりましたけれども、実際通う子どもたちが今までは徒歩通学だったのがバス通学するということになると、やはり小学校低学年含めて、生活環境が変わるということは生活のリズムも、そういった保護者の環境も生活のリズムも変わっていくわけでございますので、平成30年4月、あと半年ほどありますけれども、そのあたりで、やはり子どもたちに4月から急にバスじゃなくてある程度の準備段階、やはり助走期間も含めて環境になれるようにしておかないと、やはり尾戸小学校はね、遠い距離じゃないんだけれども、子どもに通学の負担が精神的にかからないような計画、どういうことを考えていらっしゃるのか、そのあたり答えていただければ。よろしいでしょうか。 41 ◯萱島学校教育部長 尾戸小学校長浦小学校につきましては、以前からずっと交流を進めておりまして、今年度もバスの運行とかもございましたので、9月22日に交流する機会がございましたので、バスで朝から行ってどの程度子どもたち通学に時間がかかるか、そういうところも見ながらちゃんと学校の始業に間に合うかというところも今回の授業の交流というところで実際に乗って行ったところで、先生方も乗って行ったところでございます。 42 ◯梅原和喜委員 一定理解をさせていただきました。私も、要望になるんですけれども、長崎市が今回、統廃合ということで、長崎市全体を見直しますということで、先ほどるる委員の方から説明がありましたように、やはりいろんな会議体の議事録、何月何日にどういう目的でして、どういった人が来て、どういった意見があって、どういった反対意見が、やはり逐一委員会ですぐ答えられるような資料をつくっておかないといけないと思うんですよ。これから市内全体を進めていく中で、そういった資料が整ってなかったら、やはり私不信感を抱くと思うんですよ。これから、長崎市内の小学校、中学校統廃合を進めていく上では、しっかり資料を整理することと、それから少数意見でもしっかり答えていくという姿勢をぜひ持っていただいて、今後の統廃合に向けて検討していただきたいと思います。要望にかえさせていただきます。 43 ◯馬場尚之委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見ございませんか。  それでは、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第110号議案長崎市立小学校条例の一部を改正する条例」について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 44 ◯馬場尚之委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  以上で、本委員会の審査を終了いたします。  これをもちまして、教育厚生委員会を散会いたします。  本会議の再開時間は、後ほど事務局からお知らせをいたします。           =散会 午前10時47分=  上記のとおり委員会会議録を調製し署名する。  平成29年11月6日         教育厚生委員長 馬場 尚之 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...