資料といたしましては、5ページと6ページは各町の
施設一覧、7ページは各施設の
施設配置図、その後8ページから60ページまでは各施設の概要と
平面図等となっております。
それでは、まず、資料の5ページ及び6ページをご参照いただきたいと存じます。ここに、
施設一覧として、
福祉部関係の主な施設につきまして、各町ごとに施設の名称、用途、位置を記載をいたしております。このうち1)番目の香焼町
健康福祉センターひまわり、4)番目の
伊王島町
高齢者生活福祉センター、7)番目の
福祉保健センター及び6ページの12)番目の三和町
健康福祉センターハピネスさんわにつきましては、後ほど施設の概要のところで詳しくご説明をいたしますので、それ以外の施設につきまして簡単にご説明をいたします。
2)番目、9)番目、それから6ページの13)から15)番目の施設は、いずれも町立の
保育所でございます。5ページの3)番目、6)番目の施設は、いずれも町立の
養護老人ホームでございます。5)番目のうるおいの里は、単体の
老人デイサービスセンターでございます。6ページの10)番目の施設は、
老人福祉センターと
老人デイサービスセンターの
複合施設であり、11)番目の施設は、
老人憩いの家でございます。
次に、資料の7ページをご参照いただきたいと存じます。これは、
施設一覧に記載いたしております15カ所の
施設配置図でございますので、ご参照いただきたいと存じます。これらの15施設につきましては、次の8ページから60ページまでに施設の概要、
平面図等を添付をいたしております。
それでは、15施設のうち比較的規模の大きい
複合施設である1)番目の香焼町
健康福祉センターひまわり、4)番目の
伊王島町
高齢者生活福祉センター、7)番目の
野母崎町の
福祉保健センター及び12)番目の三和町
健康福祉センターハピネスさんわについて、ご説明をさせていただきます。別途資料として、封筒に入れまして提出をしております
パンフレットもあわせてご参照をいただきたいと存じます。
まず、資料8ページの香焼町
健康福祉センターひまわりでございますが、構造は
鉄筋コンクリート造3階建てで、
延べ床面積1,977.20平米、平成9年4月に
供用開始をいたしております。事業といたしましては、主に
老人デイサービスセンターと
老人憩いの家的な利用でありまして、そのほか
保健分野での利用もございます。施設の管理につきましては、香焼町
社会福祉協議会に
管理委託をいたしております。9ページに各
事業ごとの
利用状況などを記載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。次の10ページ及び11ページに
平面図をつけておりますが、若干文字が小さく部屋の名称等がわかりづらいかと思いますので、恐れ入りますが、
パンフレットの方をご参照いただきたいと存じます。この
パンフレットでございます。
パンフレットの2枚目に、1枚めくっていただいて2枚目のところに施設の外観の写真、それからもう1枚めくっていただいて3枚目と4枚目に
平面図と部屋の写真がございますが、1階部分、これは左側の部分でございますけども、1階部分につきましては、
デイサービス室、浴室、食堂など、主に
デイサービスセンターとしての利用が行われており、右側の部分ですが、2階部分につきましては、大広間、娯楽室など、主として
老人憩いの家としての利用が行われております。簡単でございますけども、香焼町
健康福祉センターひまわりにつきましては、以上でございます。
次に、資料の17ページの
伊王島町
高齢者生活福祉センターでございますが、これは、構造は
鉄筋コンクリート造2階建てで、
延べ床面積1,174.43平米、平成4年6月に
供用開始をいたしております。事業といたしましては、主に1階の
老人デイサービスセンター、2階の
生活支援ハウスの利用でございます。施設の管理につきましては、
伊王島町
社会福祉協議会に
管理委託をしております。次の18ページに各
事業ごとの
利用状況などを記載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。これも同じく、
パンフレットを提出いたしておりますのでご参照いただきたいと存じますが、この分でございます。表紙に施設の外観の写真、めくっていただいて2枚目に1、2階の部屋の写真、そして、その裏に
平面図等がございます。
平面図をご参照いただきたいと存じますが、1階部分につきましては、
デイルーム、
機能回復訓練室、浴室、食堂など、主に
デイサービスセンターとしての利用が行われており、2階部分につきましては、10室の居室を持つ
生活支援ハウスとしての利用が行われております。
伊王島町
高齢者生活福祉センターにつきましては、以上でございます。
次に、27ページの
福祉保健センターでございます。構造は
鉄筋コンクリート造2階建てで、
延べ床面積1,208.80平米、平成2年6月に
供用開始いたしております。事業といたしましては、
福祉分野での利用は、主に
老人デイサービスセンターであります。そのほかに
保健分野での利用もございます。この施設は、
野母崎町
社会福祉協議会所有で、敷地は町有地でございまして、施設の管理につきましては
野母崎町
社会福祉協議会が行っております。町は、
建設費の補助、借入金の
元利償還金の補助を行っております。28ページに、各
事業ごとの
利用状況などを記載をいたしております。これも同じく、
パンフレットをつけておりますが、この
野母崎と書いている
パンフレットでございます、この
パンフレットには、隣接する
町民センターも記載されており若干わかりづらいかと思いますが、表紙の施設の外観の写真では、右側の小さく見える方が
福祉保健センターであります。めくっていただいて左側は、1、2階の主な部屋の写真で、右側は
平面図でございます。
平面図につきましては、上が1階、下が2階で、それぞれ左側の部分が
福祉保健センターで、右が
町民センターでございます。
福祉保健センターの1階部分につきましては、記載のとおり
リハビリ室、
デイサービス室、浴室など、主に
デイサービスセンターとしての利用が行われております。2階部分につきましては、社協の
独自事業である
心配事相談などを実施をいたしております。
野母崎町の
福祉保健センターにつきましては以上でございます。
次に、資料47ページの三和町
健康福祉センターハピネスさんわでございます。後ほど、
パンフレットをごらんいただきたいと存じますが、この施設は、
福祉ゾーン、
交流ゾーン、
保健ゾーンの3つの
ゾーンに分かれており、
福祉ゾーンを
福祉部でご説明をさせていただきますが、残りの
ゾーンにつきましては、
保健部の
自主的調査の際に、
保健部からご説明をさせていただきます。施設全体でございますが、構造は
鉄筋コンクリート造3階建てで、
延べ床面積3,542.03平米、平成14年4月に
供用開始いたしております。事業といたしましては、
福祉分野での利用は、主に
老人デイサービスセンターでございます。この施設の
福祉ゾーンの管理につきましては、三和町
社会福祉協議会に
管理委託をしております。48ページには、
福祉関係の
利用状況などを記載をいたしております。
パンフレットをご参照いただきたいと存じます。この
パンフレットでございます。
パンフレットを1枚めくっていただいた2枚目のところに施設の外観の写真、あと1枚めくっていただいて3枚目に1、2階の部屋の写真及び
平面図、さらにもう1枚めくっていただいたところに、4枚目でございますが、3階の部屋の写真及び
平面図がございます。
福祉ゾーンは、
パンフレットの3枚目の
平面図1、2階の部分でございますが、ここの
平面図のピンクで色をつけた部分で、1階の一部と2階の左半分でございますが、2階部分につきましては、
高齢者デイルーム、浴室、食堂など主に
デイサービスセンターとしての利用、一部保健の利用が行われており、1階部分につきましても
デイサービスセンターとしての利用がございます。三和町
健康福祉センターハピネスさんわにつきましては以上でございます。
なお、他の施設につきましては、
施設ごとに、施設の概要、
平面図をつけておりまして、
パンフレットがあるものは、別冊の封筒に入れております。また、
パンフレットがないものは、施設の外観等の写真を
平面図の後につけておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
施設の概要につきましては、以上でございます。
5
古賀福祉部長 それでは、次に、資料61ページをごらんいただきたいと思います。
合併協議会の議案をこれからご説明させていただきたいと思います。
合併協議会の第26
号議案について、まず、ご説明をいたします。
合併協議会におきましては、
使用料・手数料の
取り扱いについては、原則として本市の制度に統一するものとし、
調整方針の基本的な考え方を62ページに記載をされております。
使用料について、区分、
調整方針、主な
施設等について記載をされております。
福祉部関係の主なものといたしましては、1番目の6町に
類似施設がないもの、本市独自のものと、4番目の市と6町に
類似施設があり、本市の
使用料が無料のものがございます。1番目のものにつきましては、
現行どおり各施設の
使用料を適用するという内容の
調整方針で、主な施設としてふれあい
センターがございます。4番目のものにつきましては、本市の制度を適用し無料とするという内容の
調整方針でございまして、主な施設として
老人憩いの家がございます。第26号については、以上でございます。
次に、64ページの
合併協議会の第28
号議案「
介護保険事業の
取り扱いについて」は、
介護保険課長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
6
高橋介護保険課長 次に、資料の64ページ、
介護保険事業の
取り扱いについてご説明いたします。
介護保険事業につきましては、原則として長崎市の制度に統一することといたしております。このうち、
介護保険料につきましては、現在1市6町とも異なった
保険料を設定いたしておりますが、
介護保険料は、制度上3年ごとに見直すこととなっておりますことから、議案の1にありますとおり、
合併年度の平成16年度及び翌平成17年度につきましては不
均一賦課とし、平成18年度から
保険料を統一することとされております。
また、長崎市独自の
移送支援サービスにつきましては、現在、長崎市の
介護保険料で費用を負担しておりますので、議案の2にありますとおり、平成18年度の
保険料の一本化に合わせまして全市統一して実施することとされております。
このほか、離島でございます
伊王島町、高島町、及び外海町の池島につきましては、議案の3にありますとおり、制度を統一し、
住民サービスの低下にならないよう継続して実施することとされております。なお、現在、
西彼杵広域連合に加入しております外海町につきましては、平成17年1月3日をもって同連合を脱退することといたしております。
以上でございます。
7
古賀福祉部長 次に、資料65ページをごらんいただきたいと存じます。
合併協議会議案の第33号についてご説明いたします。
合併協議会におきましては、
福祉事業の
取り扱いについては、原則として本市の制度に統一するものとし、
住民福祉への影響が大きいものについては、各町の
地域特性等を勘案し、
一定期間、
経過措置を講じるものというふうにされております。
調整項目の詳細につきましては、66ページから69ページまでに記載をされておりますが、そのうち主な項目につきまして、各
所管課長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
8
林高齢者すこやか支援課長 お手元の資料の目次6.
合併協議会議案の65ページの第33
号議案「
福祉事業の
取り扱いについて」、所管する事業の主なものについてご説明をさせていただきます。
高齢者すこやか支援課におきましては、この中で主な事業としまして、3番目の
外出支援サービス事業、それから12の
移送支援サービス事業、それから16の
老人交通費助成事業、17の
長寿祝金事業についてご説明をさせていただきます。
まず、この3の
外出支援サービス事業でございますが、この事業は、本市におきましては、
生きがい対応型デイサービス事業または
生活管理指導短期宿泊事業を利用する場合に、送迎の必要がある方に自宅と施設間の送迎を行うものでございまして、国の
補助メニューである
介護予防・地域支え合い
事業実施要綱に基づき実施をしております。合併する6町におきましては、外海町及び三和町が、同じ国の
補助事業として実施をしておりますが、本市とは異なっておりまして、
医療機関への
通院等の送迎をする場合に、町の
社会福祉協議会に委託をして本事業を実施をしております。この事業の
調整案でございますが、基本的に長崎市の制度に統一することとしておりますが、外海町及び三和町につきましては、既存の
通院等の
対象者について、
合併年度及びこれに続く3年度に限り、
現行どおり実施するものとされております。これは、両町の
現行制度の
利用者についての
個別調整が困難なことから、精査の上、必要性の高い方については事業を継続するよう
経過措置の要望がなされたことによるものでございます。
次に、項目の12.
移送支援サービス事業でございますが、これは高齢の分でございますが、この事業は、斜面地や車の横づけが困難な路地奥及びエレベーターが設置されていない
中高層住宅等にお住まいの方々が、住みなれた地域で安心して暮らすことができるよう、通院、
社会福祉施設への通所、買い物、その他の
社会参加の活動をするときの外出の支援を目的とするものでございます。合併する6町においては、同様の事業は実施をされておりません。
調整案といたしましては、先ほど、
介護保険課長から説明がありましたように、第28
号議案「
介護保険事業の
取り扱いについて」の2に記載しております
介護保険事業における
移送支援サービスの
取り扱いと同様に、平成18年度から長崎市の制度を適用することとされております。
なお、資料68ページの
障害者福祉欄の項目28.
移送支援サービス事業(障害)の項目につきましても、
対象者は異なりますけれども、
調整案については同様の
取り扱いとなります。
次に、67ページの項目16.
老人交通費助成事業でございますが、この事業は、
高齢者の
社会活動への参加を促進し
生きがいを高めるために、5,000円相当のバス、電車またはタクシーの
利用券を交付する事業でございます。合併する6町のうち
伊王島町及び高島町が類似する事業を実施いたしております。両町の
現行制度でございますが、
伊王島町については、70歳以上の
高齢者に
福祉パスを配付し、
町営バスを無料で利用できるものでございます。また、高島町については、70歳以上の
高齢者を対象に、
民間事業者が運行する
島内バスを無料で利用できるものでございます。この事業の
調整案といたしましては、基本的に長崎市の制度に統一することといたしておりますが、
伊王島町及び高島町については、
合併年度及びこれに続く3年度に限り、70歳以上の方に対し、
島内限定の年1万円相当の
バス利用券を交付する方法と長崎市の制度により
利用券を交付する方法の選択制とすることとされております。
なお、67ページの
障害者福祉の
欄項目22でございますが、
心身障害児・
者交通費助成事業につきましても、
対象者は異なりますが、
調整案については同様の
取り扱いとなっております。
続きまして、項目17.
長寿祝金でございますが、
高齢者に対し、その長寿を祝福し敬老の意を表するために支給するものでございまして、本市では、市内に1年以上お住まいの方で77歳になる方に1万円、88歳の方に3万円、99歳の方に5万円の祝金をそれぞれ支給をしております。合併する6町においても同様の制度がございまして、それぞれ
条例等により
対象者及び
支給額を定めて祝金を支給いたしております。この事業の
調整案といたしましては、基本的に長崎市の制度に統一することとしておりますが、香焼町、
伊王島町、高島町、外海町及び三和町の制度につきましては、
合併年度及びこれに続く3年度に限り、
現行どおり実施することとされております。なお、
野母崎町につきましては、合併と同時に長崎市の制度に統一することとされております。
説明は以上でございます。
9
氷室障害福祉課総務企画係長 それでは、次に、同じく67ページ
障害福祉課所管の項目20.
重度心身障害児福祉手当・
心身障害者(児)
見舞金の
取り扱いについて説明いたします。
長崎市の
現行制度は、
身体障害の程度や
知的障害の程度が重度または中度の20歳未満の方について、年1万8,000円の手当を支給しておりますが、各町においては、年齢の制限がなかったり、軽度の障害の方も対象となっていたり、また
支給額についても、障害の程度に応じて額に差があり、一番高いところで年14万4,000円、一番低いところで年6,000円と大きな幅があり、各町間でも制度の内容にそれぞれ大きく違いが生じております。本件の
調整案においては、長崎市の制度に統一する。ただし、香焼町、
伊王島町、高島町、外海町及び三和町の制度は、
合併年度及びこれに続く3年度に限り、
現行どおり実施するといたしております。この具体的な内容でございますが、まず、年齢や障害の程度などの要件が長崎市の制度に適合するものについては長崎市の
支給額等を適用し、その上で、各町において、
支給額や
支給対象者が長崎市の制度を上回っている部分や、長崎市が対象としていない各町独自の
対象者、障害の程度等については、
住民福祉に係る影響などを考慮し、
特例措置として平成19年度までは各町の制度を
現行どおり実施しようとするものであります。
それから、次に、項目22.
心身障害児・
者交通費助成事業についてご説明いたします。先ほど、
老人交通費助成の説明の際に申し上げましたとおり、
伊王島町、高島町の制度につきましては、
調整案に記載のとおり
経過措置を講じることとしておりますが、香焼町においては、
知的障害者の
国内旅行に係る
交通費の半額、それから
航空運賃については4分の1を助成する制度がございます。この香焼町の制度につきましては、平成14年度以降
利用実績が全くないというふうな状況も踏まえまして、合併と同時に廃止することといたしております。
障害者福祉に関する説明は以上でございます。
10 松本こども課長 続きまして、68ページの29と31、これは福祉医療費としてあわせて説明させていただきます。
福祉医療につきましては、
心身障害者、乳幼児、母子家庭、寡婦が対象となっており、長崎市の制度に統一することとしておりますが、香焼町と
伊王島町で長崎市を上回る制度がありますので、19年度までの3年3カ月に限り、香焼町と
伊王島町は
現行どおり実施するよう
経過措置が設けられております。
なお、この議案に掲載されておりませんが、母子寡婦福祉資金貸付金につきまして、関連して説明させていただきます。現在、母子寡婦福祉資金貸付金に係る6町分については、県において対応しておりますが、合併に係る6町分の債権は県から譲渡を受けないこと、また、合併前に貸付決定を行ったものについては、継続分の貸し付けや償還は引き続き県で行うこととなっております。
こども課からの説明は以上でございます。
11 濱崎保育課長 引き続き、保育課が所管する主な項目についてご説明いたします。
まず、資料69ページ37番、児童福祉費負担金、これは、
保育所に入所している児童の保護者の方に、毎月負担していただく保育料でございますが、これにつきましては、子どもの年齢及び保護者の前年の所得税額などの区分により、国からその徴収基準が示されており、本市におきましては、児童福祉法施行細則として、規則により保育料を定めております。
今回、合併することとしております6町のうち、町内に認可
保育所がない高島町を除く5つの町において、本市と同様、それぞれ規則により、子どもの年齢、保護者の前年の所得税額などの区分に応じ、保護者負担金として保育料がそれぞれ定められております。合併後の保育料につきましては、基本的には、本市が定めているゼロ歳から2歳児までの3歳未満児、それと3歳児、それと4歳以上児の年齢区分、並びに保護者の前年の所得税などの区分による体系に統一することとしております。
しかしながら、所得税額が低額な部分については、本市の保育料よりも合併町の保育料が比較的低廉となっていることから、当分の間は、現行の保育料の体系を維持していただきたいという各町からのご要望もあり、
調整案としましては、合併する今年度、及びこれに続く3年度に限り、
現行どおりそれぞれの町で定めている保育料を適用することとされているものでございます。
なお、三和町の特別保育事業徴収金について、
現行どおりとするとされておりますのは、三和町の蚊焼
保育所及び為石
保育所におきまして、国の特別保育
事業実施要綱に基づき、延長保育あるいは小学校低学年児童の放課後の受け入れ事業を実施しており、この利用料については、現行の保育料により実施することを、
合併協議会の中で協議されたことによるものでございます。
次に、38番、民間
保育所運営費
補助金についてでございますが、本市におきましては、市の独自措置として、民間
保育所に運営費
補助金を助成しているところでございます。今回合併する6町のうち
伊王島町1施設、
野母崎町3施設、外海町3施設、三和町1施設と合計8施設の民間
保育所がございます。このうち、単独での助成は、
伊王島町及び外海町で実施しており、独自の助成を行っていなかった
野母崎町、三和町を含めて、民間
保育所への助成については、本市の制度に統一することとされているものです。ただし、
伊王島町の1
保育所につきましては、現在、定員が20人となっておりますが、定員、入所児童数とも少ないこともあり、これまで、町において、本市の基準を上回る基準で助成を行ってきており、今後も運営の確保のため一定の配慮が必要という観点から、当分の間は、現行の助成を継続していくこととするという、
合併協議会での成案を得ているところでございます。
以上でございます。
12 上田生活福祉課長 次に、同じく69ページの44番目、低所得者福祉についてご説明いたします。
まず、長崎市の制度では、生活保護受給世帯に対します見舞金制度は実施しておりませんが、現行の生活保護受給世帯を除くいわゆるボーダーライン層への年末見舞金制度でございます長崎市準要保護世帯年末
見舞金は、合併後も、6町を含め実施することとされております。
次に、生活保護受給世帯を対象とします香焼町、
伊王島町の夏季・年末
見舞金制度につきましては、居宅基準適用の生活保護受給世帯は、合併によりまして、生活保護基準額が増額されますことから、合併時に廃止することとし、基準額が増額されない入院入所者につきましては、
合併年度及びこれに続く3年度に限り、
現行どおり実施することとされております。
以上で、第33
号議案の説明を終わります。
13
古賀福祉部長 関係資料のご説明等は以上でございます。よろしくお願いいたします。
14 西田副
委員長 ただいまの説明に対しまして、ご質問などございませんでしょうか。
15 堀江委員 教えていただきたいんですが、
老人デイサービスセンターの施設の内容なんですけど、
パンフレット等でるるご説明をいただきました。それぞれの町にこうした施設があるわけなんですが、
利用状況については、資料でそれぞれ、例えば香焼町ですと9ページに
利用状況ということで、ここでは、
生きがい対応型デイサービスが利用されていないという状況があるんですけれども、いずれにしても、一応事業としては、
介護保険の通所介護とそれから
生きがい対応型デイサービスをするということが基本に、それぞれの町はあるわけなんですが、もちろん、香焼町のようにこういう
生きがい対応型デイサービスが利用されていないという状況もあるんですけれど、いずれも社協に委託をされておりますが、その職員の配置状況といいますか、例えば看護師とか、それからケアマネジャーとか、そこら辺はどうなのか。特に香焼の場合は
特浴室とかがありますし、入浴ももちろんありますけど、あるところないところあるんですけど、そういう職員の、何ていうんですか、配置の状況というか、その職員の規模もわかる資料があるのかというのが1点。
それから、長崎市の場合、例えば
生きがい対応型デイサービス事業を利用する際には、1回当たり300円という利用料があるんですが、この利用料についてはどういうふうに考えたらいいのか。考え方としては長崎市に統一するというご説明が基本的にはあってるんですけど、この老人デイサービスについては、利用料について特に記載がないんですが、利用料はないというふうに理解していいのか、この2点とそれからもう1点ですが、この
利用状況は、それぞれ年度ごとというふうになりますので、これを12月で割ると月の延べ人員というふうにもちろん理解していいのかなと思うんですが、その3点教えてください。
16
前川福祉総務課長 前後しますけども、3番目のご質問はそのとおりでございます。
まず、1点目でございます。体制につきましては、大変申しわけないんですが、資料として今、提出できる用意をいたしておりません。口頭でご説明をさせていただきたいと思いますが、香焼町のデイサービスにつきましては、
社会福祉協議会の中の通所介護班ということで組織がされておりまして、嘱託5名、パート8名の13名体制でございます。そのうち看護師につきましては、パートで3名が配置をされております。
以上でございます。
それで、
生きがい対応型デイサービス事業につきましては、
高齢者すこやか支援課長からご説明をいたします。
17
林高齢者すこやか支援課長 生きがい対応型デイサービスの利用料でございますが、これは、基本的に各町、これはすべて
生きがいデイサービス事業はなされておりまして、それぞれの事業において利用料が違ってまいります。したがいまして、協議した内容におきましては、長崎市のいわゆる300円、これに一応統一をするという形でお話が一応できております。
以上でございます。
18 堀江委員 具体的に利用料がわかるんですかね。わかればちょっと教えていただけますか。
19
林高齢者すこやか支援課長 まず、香焼町でございますが、香焼町は利用料が1,300円でございます。それから
伊王島町でございますが、
伊王島町がこれは800円でございます。それから高島町でございますが、高島町がこれは半端でございます、1割というふうになっておりまして627円になっております。それから
野母崎町でございますが、これが749円でございます。それから三和町が、これが800円でございます。
以上でございます。
20 前田委員 どこがということじゃなくて、全体的な話としてお聞きしたいんですけど、管理運営の方法がここにずっと記載されてますけど、合併するに当たって、今後その辺の管理運営はそれぞれどのように考えているのかということを、長崎市が進めている施策の整合性も含めて教えてください。
それと、施設の中に、かなり老朽化した施設もあるみたいですが、その辺の建てかえとか改修とかいうのはどう考えているのかというのが1点、それと、施設の中で、土曜日を開設しているところ、同じような内容のサービスをやっている施設であっても、土曜日やっているところとやっていないところがあるんですが、その辺も
現行どおりでいくのかどうかお示しをください。
21
前川福祉総務課長 施設の管理につきましては、現状の管理につきましては、主として各社協の方に委託ということになっておりますが、今後の方針につきましては、9月議会におきまして、議案として提出をさせていただきたいというふうに考えております。
22 西田副
委員長 暫時休憩します。
=休憩 午前10時46分=
=再開 午前10時48分=
23 西田副
委員長 委員会を再開いたします。
24
前川福祉総務課長 合併後の施設のハード面での管理につきましては、確かに老朽化というものが進んでおる施設もありますし、比較的新しい施設もありますので、それぞれその状況に応じて適切に管理を進めてまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
25 吉原(孝)委員 いろんな
使用料その他、措置の問題等について調整がされたと思うんですが、これを見ますと、合併する町と長崎市の関係の中で、長崎市が有利な分については長崎市の
現行どおりやる、そして、それぞれの町が有利な分については、激変緩和ということで、年限を設けて長崎市の制度に統一していくという、そういう考え方なんですが、その中で、5年であったり3年であったり2年であったりしているわけですよね。このあたりはどういう基準で、2、3、5、6もあったですかね、そういうふうな激変緩和の期間を設けたのか、そのあたりちょっとお尋ねしてみたいと思いますけどね。
26
前川福祉総務課長 基本的な考え方でございますけども、
使用料等、市の方が賦課徴収をするものについては、最大5年間ということでございます。そして、市の方が給付をする
補助金等につきましては、最大3年3カ月間という形で区分をいたしております。
なお、今ご指摘のとおり、3年というのは基本でございますが、一部69ページの40番目の項目が2カ年というふうに確かになっております。これにつきましては、協議の中で、3年間引き続くことは必要ないだろうという
合併協議会の事前の協議の中で、2年間というふうに整理をさせていただき、このようにいたしております。
以上でございます。
27 西田副
委員長 ほかにございませんか。ないようですので、以上で、
福祉部所管の「合併する6町の現況について」の自主的な調査を終了いたします。
理事者交代のために、暫時休憩いたします。
=休憩 午前10時52分=
=再開 午前11時9分=
28 西田副
委員長 それでは、
委員会を再開いたします。
次に、
保健部所管の「合併する6町の現況について」の自主的な調査を行います。
理事者の説明を求めます。
29 妹尾
保健部長 私ども
保健部にかかわります「合併いたします6町の現況について」ご説明申し上げます。
資料でございますが、お手元に、自主的な調査「合併する6町の現況について」というこういうものと、それから、これ、28ページのものでございますが、施設
パンフレット(別冊)というものを差し上げていると思います。それから、きょう、急遽一覧表にいたしました一枚物もお手元に届いているかと思います。
それでは、まず、自主的な調査「合併する6町の現況について」をごらんをいただきたいと思います。表紙の次の1ページ、それから2ページ、3ページまでに、
保健部関係の
基礎数値を記載いたしております。これは、合併いたします6町と長崎市のそれぞれの面積、人口、高齢化率を初めとしまして、保健衛生事業に関する基礎的な数値を記載をいたしております。次に4ページでございますが、主要な項目の一覧というのを掲げておりますが、これは、公の施設として新たに長崎市の条例を制定する必要が生じますので、この件に関しましては、次の9月議会でご審議いただく予定でございます施設でございます。次に5ページでございます。
保健部関係の施設の一覧を記載をいたしております。施設数としましては、5町12施設分でございます。次に6ページでございますが、12施設の配置図、また、7ページから20ページでございますが、12施設の概要をそれぞれ記載をいたしております。次に21ページから28ページまで、
合併協議会で審議されました
保健部が関係いたします3議案、これ
合併協議会の議案でございますが、3議案の写しをつけております。それから21ページから24ページに、今申し上げました
合併協議会の議案でございます。
この資料については、概略は以上でございますので、詳しくは地域保健課長の方から、資料に基づいてご説明申し上げたいと思います。
30 桑水流地域保健課長
自主的調査に関する資料につきましてご説明いたします。資料は、自主的な調査「合併する6町の現況について」でございます。
それでは、目次の1番目の
保健部関係の
基礎数値についてご説明いたします。資料は、1ページから3ページをごらんください。
1の
基礎数値につきましては、人口のうち65歳以上の方の占める高齢化率でございますが、長崎市が21.1%でありますのに対しまして、三和町は20.7%とやや低いものの、他町におきましては長崎市より高齢化が進んでおり、
伊王島町、高島町におきましては40%を超えております。
次に、2の人口動態でございますが、出生数、死亡数及び合計特殊出生率を記載しておりますが、人口1,000人に対する出生数は長崎市の8.1人でありますが、他町におきましては、長崎市より低くなっております。また、1人の女性が生涯に生む子どもの数として定義されております合計特殊出生率は、
野母崎町と三和町以外の町が長崎市を上回っておりますが、
野母崎町、三和町では1.0を切る状況となっております。
次に3の表は、各町における保健事業に従事する医療職の職員数であります。各町には、保健師が配置されており、各種の保健事業に従事しているところであります。
次に4の表は、
医療機関の数とベッド数でありますが、病院、診療所及び歯科診療所数の設置状況を記載しております。
次に、資料の2ページ及び3ページをごらんください。2ページには、老人保健、母子保健、歯科保健、精神保健及び感染症・難病関係についての
基礎数値を、3ページには、栄養改善、生活衛生関係、食品衛生関係及び動物管理関係の
基礎数値を掲載しておりますのでご参照ください。
続きまして、目次の2の主要な項目についてご説明いたします。資料は4ページをごらんください。項目名の欄に4つの施設を記載しておりますが、これらの施設につきましては、9月議会におきまして、設置条例の議案としてご審議していただく予定の施設でございます。各施設の現況につきましては、後ほど、他の施設とあわせてご説明をさせていただくこととしております。
続きまして、目次の3の
施設等一覧についてご説明いたします。資料は5ページでございます。一覧表は、町ごとの順番といたしておりますが、
施設ごとに番号を振っております。この番号と6ページに記載しております地図の番号を同じにしております。また、別冊でお配りいたしております施設
パンフレットにつきまして、番号の見出しを振っておりますが、1番の香焼町の香焼町
健康福祉センターひまわり、これと12番の三和町
健康福祉センターハピネスさんわにつきましては、先ほど、
福祉部の
自主的調査の際に配付をさせていただいておりますので、そちらの方をご参照いただきたいと思います。それでは、1番目の香焼町健康福祉
センターから順にご説明をいたします。
ひまわりでございますが、当該施設は、香焼町の福祉の拠点施設となっておりまして、
保健部門におきましては、当該施設に町の保健師等の職員が常駐をいたしております。そして、この施設を拠点といたしまして、各種保健事業を実施しております。施設の概要につきましては、資料の7ページをごらんください。あわせまして、先ほど申し上げました
パンフレットの方もご参照いただければと思います。7ページの項目の8番目に施設内容を掲載しておりますように、
保健部門では、1階部分のうち網かけをしております部屋を健康相談、健康教室、健康診査、機能訓練などの保健事業で利用しております。なお、施設全体の管理は、香焼町の
社会福祉協議会に
管理委託されておりまして、1階の他の部屋でありますとか2階につきましては、
福祉事業で利用されております。
続きまして、
伊王島町の方に移りたいと思いますが、2の患者輸送船(いおうじま)についてご説明いたします。資料の方は8ページでございます。あわせまして
パンフレットは見出しが2番の表示をしております
パンフレットをご参照ください。赤のインデックスで数字が打ってございますのが
パンフレットでございます。それでは、患者輸送船(いおうじま)でございますが、定員が32名、総トン数が19トンでございまして、平成8年12月に竣工された旅客船でございます。総工費が6,993万7,000円でありまして、船の運航と管理につきましては、民間会社に委託をしております。主に救急患者の移送、それから遺体の搬送等を目的として運航されております。運航の区間でございますが、
伊王島港と長崎港の大波止桟橋及び小榊桟橋でありまして、利用料金は1航海について、貸し切りの運航として料金が設定されておりまして、お客さん30名まで乗船することができます。なお、料金は、資料の8ページにございますように、救急患者の場合は1航海1万300円、遺体の搬送の場合は1万5,450円となっております。
利用状況につきましては、平成15年度の方が、救急患者移送に29回、遺体搬送に16回利用されている状況でございます。
続きまして、高島町でございますが、3の高島町立保健
センターでございます。資料が9ページ及び
パンフレットが3番のインデックスのところをごらんください。当該施設では、保健事業のうち、調理実習を伴う事業といたしましての育児教室、機能訓練、精神障害者社会復帰適応訓練、健康教育などの事業の調理実習の施設として利用されているところでございます。
次に4の高島町保健福祉集会所でございます。資料の10ページ及び
パンフレットは4番でございます。この施設には、町の保健師等の職員が常駐をいたしておりまして、健康相談、健康教室、健康診査、機能訓練などの各種の保健事業を実施しているところでございます。
続きまして、資料の11ページ、12ページ及び
パンフレットの5番目でございますが、高島町海水温浴施設「いやしの湯」でございます。当該施設は、平成15年4月1日に、町民の健康増進と心身のリフレッシュを図り、都市住民との交流を促進し、町の活性化に寄与するとともに、あわせて公衆衛生の向上に資するための海水温浴施設と公衆浴場として設置されたもので、高島町の直営施設でございます。施設の概要につきましては、
パンフレットがございますのでご参照ください。
パンフレットの裏面といいますか、裏面にございますように、海水を温めまして、温浴施設として運動療法を行うタブ、プールでございますが、これを中心に海水のふろ、それからシャワー、サウナ等が整備されております。健康づくりの教室などに、インストラクターの指導のもと実施されております。また、当該施設には、公衆浴場であります、いわゆる銭湯がございまして、この
パンフレットの中の図面でいきますと右端の真ん中ほどに図面がございますが、ここの中の11番、○のピンクの11番のところが公衆浴場ということで別途設置がされております。この公衆浴場は、いわゆる自宅におふろが設置されていない住民の方々の公衆衛生を保持するために利用されているところでございます。また、施設には、お食事コーナーでありますとか、フロントなども整備されているところでございます。総事業費は、資料の12ページにございますように7億3,625万6,000円で、利用時間は9時30分から21時30分までとなっております。それから利用料でございますが、海水温浴施設と公衆浴場が別々の利用料となっておりまして、海水温浴施設の
利用者につきましては公衆浴場もあわせて利用できるようになっております。資料の12ページの方でございますが、平成15年度の
利用実績を掲載しておりますので、ご参照ください。
続きまして、6番目の高島町営浴場、これは蠣瀬浴場と申しますが、資料の方は13ページ、それから
パンフレットの方は6番の方に写真をちょっと掲載させていただいております。蠣瀬浴場は、三菱石炭鉱業株式会社が、従業員の家族などの浴場として所有しまして運営していたものでございますが、昭和61年の3月の炭鉱の閉山の後、昭和62年の12月に、高島町に土地と建物を無償譲渡されたものでありまして、離島の水事情のために住民の方の自宅にふろが設置されていないという特殊性がございまして、高島町が引き続き運営を行っているものでございます。この蠣瀬浴場は、先ほどご説明いたしましたいやしの湯が高島港に隣接をしてありますのに対しまして、ほぼ高島の島の反対側にあります蠣瀬地区に位置しております。しかしながら、施設自体も相当老朽化しておりまして、小修繕を行いながら営業を行っております。
利用者数につきましては、平成15年度で、1日平均25名程度の
利用者数となっております。
続きまして、7番目の救急患者輸送艇(たかしま)につきましてご説明をさせていただきます。資料が14ページ、
パンフレットは7番をご参照ください。救急患者輸送艇(たかしま)でございますが、定員が14名、総トン数が16トンでございます。平成16年2月に竣工された旅客船でありまして、総工費が7,486万5,000円でございます。船の運航と管理は個人の方に委託をされておりまして、救急患者の移送並びに遺体の搬送等を目的として運航されております。運航区間は高島港と長崎港の大波止桟橋、それと香焼桟橋の方に区間がございます。利用料金でございますが、1航海につき、
伊王島と同じように貸し切り料金を設定しておりまして、旅客は12名まで乗船することができます。料金につきましては、資料に記載のとおりでありまして、
利用実績でございますが、平成15年度は救急患者の移送に29回、遺体の搬送に2回利用されている状況でございます。
それでは、外海町の方に移らさせていただきたいと思います。8番目の外海町池島診療所でございます。資料は15ページ、
パンフレットは8番をご参照ください。外海町池島診療所でございますが、松島炭鉱の池島鉱業所が診療所として開設をしていたものでございますが、平成13年の11月に鉱業所が閉鎖したことに伴いまして、鉱業所の方で診療所を閉鎖することとなりまして、平成14年の4月に、外海町が土地建物の無償貸与を受けまして、町の方で診療所を開設したものでございます。現在の建物につきましては、平成15年の4月に、別の場所にありました松島炭鉱の建物、これを譲り受けまして、この建物を改築し移転して診療所を開設しているものでございます。職員につきましては、常勤の医師、これは委託契約でございますが1人、事務長が兼務で1人、看護師1名、准看護師1名、事務の嘱託員1名の5名となっております。診療科目につきましては内科のみでございまして、平成15年度における患者数は1日平均9人を切っている状況でございます。
続きまして、9番目の神浦診療所についてご説明をいたしたいと思います。資料の方が16ページ、それから
パンフレットは9番でございます。神浦診療所は、いわゆる公設民営の診療所でございまして、土地建物につきまして、これは外海町の所有でございますが、平成6年4月に開設をいたしまして、診療所の方からは土地建物の賃貸料といたしまして年間120万円を歳入として受け入れている状況でございます。なお、診療所に隣接する民有地を診療所の駐車場として借り上げておりますが、この経費につきましては町の方が負担をしている状況でございます。
次に、同じく外海町の外海町営浴場、これは、番号が10と11になりますので、資料が17ページ、18ページ、それから
パンフレットは10番11番、2つ一緒にご説明をさせていただきたいと思います。外海町営浴場で、東浴場それから港浴場という公衆浴場が2カ所ございます。池島におきましては、松島炭鉱池島鉱業所が石炭を採掘しておりました時期は、鉱業所の方から発生する蒸気がございまして、これを利用しまして島内に浴場が設置されておりましたが、鉱業所が閉山したことに伴いまして浴場も閉鎖ということになりました。このことから、平成14年の4月に外海町が鉱業所から、3カ所の浴場の土地と建物を、これは無償譲渡を受けまして町営により運営しておりましたが、そのうち1カ所につきましては、
利用者が減少したことから、平成15年の3月に廃止をしまして、現在の東浴場、港浴場の2カ所となっております。浴場の管理運営につきましては、2カ所とも民間会社に委託を行っているところでございます。
利用実績でございますが、両方の浴場とも、1日約80名ほどでございまして、島内の
利用者がほぼ2つの浴場に均等に分散をしているというような
利用状況になっております。
それでは、三和町の方に続きまして移らさせていただきたいと思います。三和町の健康
センターハピネスさんわでございますが、こちらの資料は19ページと、施設の
パンフレットでございますが、先ほど
福祉部の方から配付がございました
パンフレットの方もあわせてご参照いただければと思います。当該施設につきましては、三和町の福祉保健の拠点施設でございまして、
交流ゾーンというところには浴場などもございます。資料の19ページにございますが、当該施設は平成14年の4月に供用が開始されておりまして、管理運営は直営でございます。
福祉ゾーンの方には
老人デイサービスセンターがございますが、こちらにつきましては、町の
社会福祉協議会に委託が行われております。施設の2階に
交流ゾーンがございますが、こちらの方に浴場、サウナ、リラクゼーション室、健康増進室、娯楽室などがございまして、町民の健康づくりと交流の場として利用されております。また、施設の3階は
保健ゾーンとなっておりますが、こちらの方には、町の保健師などの職員が常駐いたしまして、この施設を拠点といたしまして健康相談でございますとか、健康教室、健康診査、機能訓練などの保健事業を展開しているところでございます。
施設関係の説明につきましては以上でございますが、続きまして、資料の21ページから、
合併協議会で審議されました議案等についての説明をさせていただきたいと思います。
合併協議会の方におきましては、保健・衛生事業の
取り扱いにつきまして、保健・衛生事業は、原則として長崎市の制度に統一するものとする。ただし、住民生活への影響が大きいものについては、各町の地域特性などを勘案し、
一定期間、
経過措置を講じるものとするとの承認がなされております。また、主な事業の
調整項目の詳細につきましては、資料の22ページから24ページに30項目を記載しておりますが、先ほど、本日追加資料としてお配りをさせていただいておりますA4の一枚物の資料、上の見出しが「保健・衛生事業の
取り扱いについて」四角で、追加資料、
保健部とございますが、こちらの方もあわせてご参照いただければと思います。この追加資料でございますが、22ページから24ページに記載されております30の
調整項目を、この一覧表の一番左にございますように、アルファベットのAからGまでの7種類に、これは、調整の方法の種類ごとに分類をした一覧表でございます。分類方法が、分類パターンといいますか、幾つかございますので、順にご説明をさせていただきたいと存じます。
まずAのパターン、一番左のAのパターンでございますが、これにつきましては、長崎市の制度を適用するものということで、他町に事業がないものでございます。これにつきましては、長崎市が事業を現在行っておりますが、これは、長崎市のみが行っておるということでございまして、合併後は、長崎市の事業を適用しまして、合併町の区域も含めまして事業を実施していくパターンの事業でございます。
それからBのパターンでございますが、長崎市の制度に統一するものでございます。これは、現在長崎市が行っている事業を他町でも実施している場合に、その実施方法、内容が異なっていたり、あるいは補助基準に違いがあるなどでございまして、合併後は、長崎市の制度に統一をするという事業でございます。
それからCのパターンでありますが、これは、長崎市の制度には統一はするが、合併町における事業内容でございますとか、自己負担金の急激な変化、変更などを考慮し、
合併年度とそれに続く3年間の
経過措置を設ける事業でございます。具体的に事業例を申し上げますと、No.17の基本健康診査の事業でございますが、健康診査は、老人保健法に基づく健康診断でございまして、長崎市では40歳以上の方で、職場などにおきまして検診を受ける機会がない方を対象に実施しておりまして、6町でも同様の事業は実施されているところでございます。しかしながら、
野母崎町におきましては対象年齢が19歳以上の方でありますとか、三和町では40歳未満の方も受診が可能であります。また検査項目についても若干の違いがございます。さらに、自己負担金でございますが、これは、長崎市におきましては基本的には900円で、老人医療受給者ででございますとか、高齢受給者、市民税非課税世帯、生活保護の方は無料でありますが、基本的には900円でございます。しかし、これに対しまして、他の町ではすべての方が自己負担金が無料となっております。こういうことがございまして、合併後は直ちに長崎市の制度に統一するのではなく、検診の形態でございますとか、自己負担金について、
合併年度、それからこれに続く3年度に限り
現行どおりとする
経過措置を設けているものでございます。
それから23の予防接種でございますが、予防接種につきましては、いわゆる予防接種法に基づきまして、伝染の恐れがある疾病の発生とか蔓延を予防して、公衆衛生の向上と増進を図るために実施しておりまして、ジフテリアでございますとか百日せき、ポリオ、はしか、風疹、日本脳炎、破傷風、それからインフルエンザ、BCGなどがございます。6町におきましても、長崎市と同様の種類の予防接種が実施されております。それから、予防接種の対象年齢や接種回数もほぼ統一されておりますが、
対象者の年齢が長崎市より広範囲な場合としまして、日本脳炎でございますと、長崎市が生後6カ月以降15歳までの間に延べ5回の接種をしていただくことになっておりますが、
野母崎町、外海町、三和町が15歳以上の方でも接種できるようになっております。それからインフルエンザでございますが、こちらでは、長崎市では、ご承知のとおり65歳以上の方が対象となっておりますのに対しまして、
伊王島町では3歳から中学生、それから
野母崎町では生後6カ月から64歳まで、それから外海町では生後6カ月から中学生までということで、対象年齢が長崎市と大きく異なっております。さらに、自己負担金につきましても、インフルエンザ以外の予防接種の自己負担はすべて無料でございますが、インフルエンザにつきましては、長崎市、高島町、
野母崎町、外海町が1,000円でございますのに対しまして、香焼町が2,000円、
伊王島町が500円、三和町が無料となっておる現状がございます。このことから、合併後は長崎市の制度に統一はいたしますが、集団接種それから個別接種、接種の方法につきましては、
合併年度及びこれに続く3年度に限り、
現行どおりとします。また、
伊王島町と三和町が行っておりますインフルエンザの予防接種に係る自己負担金につきましては、
合併年度及びこれに続く3年度に限り、
現行どおりとするというような調整を行っておる状況でございます。
それから次のパターン、Dのパターンでございますが、これは、長崎市の制度に統一はしますが、合併後は、事業を
現行どおり実施し、合併後3年を目途に事業の内容を見直すものでありまして、長崎市や6町が実施している各種教室や機能訓練事業などにおきまして、事業目的というのはおおむね一致しておるものの、事業の手法などに差がありまして、現在6町で実施している事業の内容を直ちに変更することは困難なために、合併後は、
現行どおり事業を実施いたしますが、3年を目途に事業の内容を見直し、本市の制度に統一を行っていくものでございます。具体的な例といたしましては、No.7の虫歯予防教室がございますが、これは、生後10カ月から1歳未満の幼児とその保護者を対象に、う蝕、虫歯の予防のための講話やブラッシングの指導を行っているものでございますが、香焼町と高島町を除く他の町にもおいて実施されておりますが、
対象者の年齢が違うということから、例えば
伊王島でございますが、就学前の幼児とその保護者、
野母崎町では
野母崎幼稚園の園児と保護者、外海町では2カ月から12カ月の乳幼児を持つ保護者、三和町では1歳半健診及び3歳半の健診時というようにかなりの相違点もございまして、すべての町の条件を包含した事業の実施は困難でございますことから、
現行どおりの事業を実施していきながら、合併後3年を目途に見直すことで調整を行っておるものでございます。
次にパターンのEでございますが、これは、合併後は事業等を
現行どおり実施いたしまして、合併後3年を目途に事業の内容を見直すものでありまして、本市や6町が実施しております乳幼児の健康診査や健康教室、ヘルシーウォーク大会などにおきまして、実施時期や方法、それから教室の内容などに差がありますことから、直ちにこれらの事業の内容を変更することは困難であるために、合併後は
現行どおりに事業を実施し、3年を目途に事業の内容を見直していくものでございます。これらの事業の中には、現在長崎市でも実施されていないと、長崎市にバツがついているような事業もございますが、こういった事業も含めまして、3年間でこの事業を新しい長崎市で実施していくかどうかについても判断をしていくというものもあろうかと思います。
具体例といたしましては、No.3の乳幼児健診でございますが、乳幼児健診は、長崎市では、保健
センターにおきまして、4カ月、1歳6カ月、3歳6カ月を対象に身体計測、育児相談、歯科健診などの健康診査を、大体月8回程度実施しております。それから7カ月、10カ月の健診つきましては、市内の委託
医療機関におきまして随時健診を受けていただいておるところでございます。6町におきましても、おおむね同様の健康診査が実施されておるところでございますが、町におきましては、いわゆる乳幼児の数などが
対象者数が少ないことから、集団健診による方法をとっておりまして、日時を決め、年3回から8回程度実施しておる状況でございます。しかしながら、現在町の方におきましては、居住地、住所地近くでの集団健診を行っているということについてはメリットもございますことから、合併後に長崎市の方法に直ちに切りかえることにつきましては、町の方におきます
住民サービスが低下することもございますので、合併後の事業を、各町が実施している事業につきましては
現行どおり実施をしますが、合併後3年を目途に見直すということで、事業の均一化といいますか、見直しを図っていくことといたしております。なお、この場合におきまして、合併後、町の方が、現在の長崎市の保健
センターに来所されまして随時健診を受けることは、これはもう可能でございます。
続きまして、Fのパターンでございますが、これは、町が行っている事業を合併時に廃止するというパターンでございます。現在長崎市において実施されていない、いわゆる町の単独事業でございまして、この事業を新長崎市の事業として住民に適用した場合に、相当の経費がかかると想定されるものでございます。
具体例といたしましては、No.25の人間ドック事業がございます。通常、人間ドックの受診を希望される場合におきましては、この人間ドックを実施しております
医療機関に直接申し込みをしていただく方法とか、あるいはその方が加入されておられます医療保険の制度を利用して人間ドックを、いわゆる個人負担で受診していただいているのが現状でございます。人間ドックですけど、ご承知のとおり、日帰りのコースと1泊2日のコースがありまして、検査項目はいわゆる基本健康診査と胸部レントゲンでございますとか、胃の検診、腹部の超音波検査などが一般的に行われておりまして、本人が希望いたしますと、内視鏡の検査でございますとか、乳がん、子宮がんなどの検診もされております。検査費用でございますが、
医療機関でそれぞれ費用は決められておりますが、一般的な検査では大体、市内の
医療機関では、大体日帰りで3万円、それから1泊2日で6万円台で設定されている
医療機関が多いようでございます。6町におきましては、
野母崎町と三和町でこの人間ドックを受診される町民に対しまして、費用の一部を補助しておるものでございまして、
野母崎町におきましては30歳以上の方が、日帰りの検診でございますが、
野母崎町立病院で人間ドックを受けられた際に、1人当たり2万2,000円を、十善会病院で受けられた場合には1万4,650円の補助を行っております。三和町におきましては、40歳以上70歳未満の方が、これは、県立の成人病
センター、多良見にございますが、1泊2日の検診を受けた場合に1人4万4,100円の補助を行うというような状況がございます。このように町独自で、このように事業を行っている場合でございますが、この制度をそのまま長崎市に事業を取り入れ拡大した場合には、財政上の問題でかなり困難なこともあることから、このような場合におきましては、これは、合併町の方の了解も当然得ておりますが、その制度を合併時に廃止するということで調整を行っているものでございます。
最後にGのパターンでございますが、これは、意義を継承していくものということで、
伊王島町におきまして、地域保健に関する都市宣言として制定されております
伊王島健康文化アイランド宣言、これが平成7年の3月に制定されております。合併後につきましては、地域保健に関係する都市宣言は制定はしません。ただし、
伊王島町の健康文化都市宣言につきましては、
伊王島地区の宣言としてその意義を継承していくということで調整を行っておる次第でございます。
事業の
取り扱いにつきましては以上でございますが、最後に25ページでございますが、これは、
合併協議会で、病院・診療所の
取り扱いにつきまして、病院・診療所については
現行どおりとするということが承認されております。病院につきましては、
野母崎町に国民健康保険の
野母崎町立病院がございます。これは、後ほど、病院局の
自主的調査の際にご説明させていただく予定になっております。それから診療所につきましては3カ所ございまして、そのうち、
伊王島町の国民健康保険の直営診療所、それから国民健康保険高島診療所につきましては、市民生活部の
自主的調査の際にご説明をさせていただくこととしております。したがいまして、
保健部におきましては、先ほど外海町の池島診療所について説明をさせていただいたところでございます。
26ページから28ページには、参考といたしまして、
合併協議会で承認されました
使用料・手数料について、参考としてつけさせていただいております。
以上、長くなりましたが
保健部から提出しました資料の説明は、以上でございます。
31 西田副
委員長 ただいまの説明に対し、ご質問ございませんか。
32 堀江委員 追加資料について質問したいんですが、この
保健部の追加資料の分類パターンのAからGですけど、これは、
保健部の考えですか。それとも合併の、それぞれの事業の
取り扱いについて、こういう分類ということは同じ認識なのか教えてください。
33 妹尾
保健部長 この分類パターンのABCDEFG、これについては、
保健部で任意にこのアルファベットを振ったということでございますけれども、内容につきましては、これは、統一された分類の仕方でございます。
34 堀江委員 そうしますと、私、副
委員長にお願いなんですけど、分類をAからGにするか1から2にするか別として、
福祉部につきましても、この事業の
取り扱いについて、事業の内容によってこうした取りまとめができるのかどうか検討していただきたいというふうに思います。そのことを、
福祉部の方に要請をしていただきたいというふうに思うんですけど。
35 西田副
委員長 わかりました。相談してみます。
36 堀江委員 そういう意味で、この追加資料につきましては、私としては非常に、住民負担がどうなのかという観点からもよくわかる資料ではないかというふうに私自身思ったものですから、
福祉部の方も、こういう事業の
取り扱いについての一覧表をいただきたいというふうに思っています。
その上で、高島町のことについてなんですが、これまでの説明の中で、いろんな地理的状況からおふろが設置をされていないというふうなご説明がありました。現在、おふろが設置をされていない世帯というのがどうなのかというのと、それから、この資料の基礎資料ですね、一番最初の
保健部の関係
基礎数値の中に、
高齢者のひとり暮らし、いわゆる独居世帯というのはないんですけど、そういう数は把握されておられないのか、2点教えてください。
37 桑水流地域保健課長 高島町の現状でございますが、いわゆる炭鉱がございましたときに建ったいわゆる炭鉱のアパート、それから町営のアパートにつきましても、当時、水自体を、各家庭におふろに使うほどの水の供給ができないために、おふろ自体が設置できない間取りになっておりまして、そういった住宅にお住まいの方は、現在でもおふろを設置することができない状況であるとお聞きしております。ただ、それが何戸ぐらいあるかというのは、ちょっと資料的にはわかりません。
それから、独居世帯については、申しわけございません、把握いたしておりません。
38 柳川委員 勉強不足で大変申しわけないんですけども、診療所と病院との違いというか、所管が全然違いますので、運営の仕方も含めて、病院になると経営状況というんですか、そういうのも出てくるんですけども、診療所はどういう
取り扱いに今後、今後というか、今なっているのかどうか、それが一つと。もう一つ、このABCDEFGの分け方になるんですけども、
合併年度及びこれに続く3年度に限りという表現と、合併後3年を目途にという表現があるんですけども、これは最終年度で言えば4年と3年というふうに理解するんですかね。その辺どう、一番最後で言えばどうなるのか、言葉をちょっと教えていただきたいと思います。
39 妹尾
保健部長 3年を目途にというのは、極端に言えば早くてもいいというようなことにもなるかと、解釈できるかと思います。それから、
合併年度と3年ということになると今、委員おっしゃいましたように、3年3カ月ぐらい、足かけ4年というようなことになることの区分でございます。
診療所の件でございますけれども、診療所と病院、ご承知かと思います。ベッド数が19床以下、無床も含めて、これが診療所でございまして、20床以上になりますと、これ、病院という
取り扱いになります。ですから、
野母崎町の町立の病院は、いわゆる病院局の方の企業会計でやると。それから診療所といたしましては、先ほど説明いたしましたが、3カ所のうちの国民健康保険直営診療所につきましては、国民健康保険の所管であります市民生活部、それから池島の場合は、へき地診療所という位置づけでございますので、この診療所につきましては
保健部の方で所管をするということで今、分担をしております。診療所の運営につきましては、もうご多分に漏れず経営というのは非常に難しゅうございますので、一般会計からの繰り入れということで成り立っているのが現状でございます。
以上でございます。
40 柳川委員 ちょっと言葉で確認をさせていただきたいんですが、
合併年度及びこれに続く3年度に限りというのは、
合併年度というのは1月4日に合併しますから、1月と2月と3月でその期が終わりますね。この3カ月とあと3年という意味と、合併後3年を目途にというのは、1月4日から丸々プラス365日以内というめどという、そういうふうに理解するんですか。それとも合併後3年というのも4月から、4月1日からスタートして3年以内と、そういうふうに理解するんですか、どっちなんですか。
41 桑水流地域保健課長 柳川委員さんおっしゃるとおりでございまして、合併後3年でございますので、事業の見直しでございますので、3年を目途ということでございまして、事業自体の見直しは3年後に行われるものではなくて、合併後直ちに見直しを開始するものもございます。ですから、この3年後を目途にということは、1年目で見直しをするかもしれませんし、3年、丸々先ほどおっしゃいました365日の3年といいますか、見直し自体を、いわゆる3年間の間で行うという趣旨でございます。
42 高瀬委員 先般、この
委員会でしたか、いろんな高島町などを見学に回ったんですけども、きょう説明がありました施設のアイランドテラピーというのを見学をしたんですけども、この施設は、いわゆる他町からの参加も、私たち今度、私たちの自治会で参加に行こうやと、炭鉱の町高島がよみがえっているよということで、見に行こうやということで、町内で30人ないし50人ぐらいの一団体で見に行くように計画をして、間もなく私たち何人かで、役員で下見に行くことにしているんですけども、この絵にあるような健康づくりの体操指導のようなのをやられてるんですけども、これは、何十人でも対応できるんでしょうかね。30人ないし50人ぐらい対応できるのかということ。それと、6町関係でこんなのがあるところがあるのかどうか、もしあったら、それも教えてほしいと思うんですよ。
それから、施設の中身はいろいろ要りませんけども、それからこの併設かなんか、おふろも用意してありますというのはさっき説明がありましたから大体わかったんですけども、この体操教室などが何十人か数十人、複数になった場合の対応ができるのかどうかということですね。それと他町の場合。
それからもう一つ、ABCDEの先ほど質問があったので大体わかったんですけど、この3年経過の措置を設けるものとか、合併後3年をめどにというのと、そのめどという言葉を使いながら、これはどこが対応するんですか、長崎市が全部、合併後ですから、長崎市の
福祉部が対応するんですか、それとも幾らかの施設なんかを、セクションを残しておかれて、この各町がその対応をするんでしょうか、その辺を教えてください。
43 桑水流地域保健課長 まず、高島町の海水温浴施設いやしの湯の件でございますが、先ほど申し上げましたインストラクターを招きまして行っておりますそういった健康づくり教室につきましては、現在、町民の方を対象に行っておるいわゆる健康づくり事業でございます。したがいまして、合併前の状況におきまして、こちらの方からいわゆる島外といいますか、長崎市民の方がこちらの方の施設をご利用する際に、そういった健康づくり事業につきましては、恐らく、飛び込みと言ったらおかしいんですが、ある程度、年間のそういったスケジュール管理のもと行われている事業でございますので、合併前はちょっと難しいかなと判断されます。ただし、合併後におきましては、当然、この施設は長崎市民の共有の施設でございますので、そういった健康づくりの教室の回数をどういうふうに設定していくかとか、あるいは、現在、高島町の住民以外の方にどういった形でこの施設を活用していただくのかというのが、いわゆる今後検討していく大きなそういった問題になると思います。したがいまして、現在の状況でございましたら、こちらの方に、合併前でありましたら、行った場合に、そういった専門のインストラクターを配置してというのは、ちょっと難しいのではなかろうかと思われます。
それから、先ほど、AからGのパターンの中で、3年間をめどに調整をしていくのはどこのセクションかということでございますが、これは、
保健部が中心となりまして、組織の方は総務部で、まだ完全に固まったわけではないようですので、基本的には、各町の方に行政
センターというのが設置されると聞き及んでおります。その中に、当然、
保健部所管の保健師さんたちが各町の方におります。そういった各町の保健師、あるいは
保健部門の職員と私どもの現在の
保健部の地域保健課でございますとか保健
センターの各担当が、調整をしながら事業の見直しを行っていくこととなります。
44 高瀬委員 長崎以外の町関係では、こういう施設を持っているところはあるのかどうか。
45 桑水流地域保健課長 この海水温浴施設は非常にまれな施設でございまして、6町の中にはございません。
46 高瀬委員 大体わかりましたが、他町の使用は余り活用はできないというようなことですけども今、町に私たちも問い合わせをしているんですよ。そしたら大歓迎ということですけども、ここが使えるかどうかはまだわかりません、行ってみます。
以上です。
47 前田委員 直接的には関係ないのかもしれませんけど、各町、この保健衛生事業の
取り扱いの制度を統一することに関して大変なご苦労あったと思うんですけど、市役所と役場内だけでできるようなことではなくて、社協や医師会や歯科医師会などいろんな団体の協力を仰いでいくようなものの中で、それぞれの団体の合併というのかな、組織の改編というか、その辺がどうなっているのかちょっと知りたいんですが、例えば、先ほどの午前中の福祉の話を聞けば、社協というのは各町にそれぞれ残っていくようなお話だったんですけど、ほかの団体等の組織や、今まで広域でやっていたもののというのの合併、組織改編状況というのをよければ教えてほしいし、もしわからなければ、あすぐらいまでにもお知らせいただければと思います。
48 松田保健所長 我々が一番関係する団体といたしまして3師会がございます。医師会、歯科医師会それから薬剤師会、それから看護師会もあるんでしょうけども。まず、この医師会につきましては、まだ今、調整中でございます。なかなかすんなり入りますと、そうおっしゃらないみたいで、この医師会の会員が今、6町におられる会員が長崎市医師会に入るかどうかというのは今、調整中でございます。
それから看護師の方の団体は、もともと県南ブロックというふうに組織がえして、長崎市独自にしてませんので、もうこれは全く問題ないですね。
それからもう一つ、食品衛生協会等々という問題もございますけども、食品衛生協会の方はどうもうまく長崎市の方に入るということになっております。
歯科医師会の先生につきましては、もともと長崎の先生方と一緒に活動していらっしゃるので、これは問題ないのじゃないかなというふうに考えております。
以上でございます。
49 西田副
委員長 ほかにございませんか。ないようですので、以上で、
保健部所管の「合併する6町の現況について」の自主的な調査を終了します。
以上で、本日の
委員会を閉会いたします。次回の
委員会は、あすの午前10時から当
委員会室で開会いたします。
=閉会 午前12時7分=
上記のとおり
委員会会議録を調製し署名する。
平成16年11月26日
厚生
委員長 久米 直
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