長崎県議会 > 2017-10-06 >
10月06日-06号

ツイート シェア
  1. 長崎県議会 2017-10-06
    10月06日-06号


    取得元: 長崎県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-13
    平成29年  9月 定例会平成29年9月定例会               平成29年10月6日               議事日程                              第25日目-----------------------------------  1 開議  2 認定第1号乃至認定第3号一括上程  3 知事議案説明  4 認定第1号乃至認定第3号委員会付託  5 第81号議案 質疑・討論、採決  6 委員長審査結果報告、質疑・討論、採決  7 意見書上程、質疑・討論、採決  8 議員派遣第67号及び議員派遣第68号上程、質疑・討論、採決  9 議会閉会中委員会付託事件の採決 10 閉会平成29年10月6日(金曜日)出席議員(45名)     1番  宮本法広君     2番  麻生 隆君     3番  吉村正寿君     4番  坂本 浩君     5番  里脇清隆君     6番  近藤智昭君     7番  大場博文君     8番  山口経正君     9番  松島 完君    10番  友田吉泰君    11番  堀江ひとみ君    12番  川崎祥司君    13番  深堀 浩君    14番  山田朋子君    15番  宅島寿一君    16番  ごうまなみ君    17番  山本啓介君    18番  前田哲也君    19番  外間雅広君    20番  山本由夫君    21番  吉村 洋君    22番  大久保潔重君    23番  中島浩介君    24番  西川克己君    25番  浅田眞澄美君    26番  中村和弥君          欠番    28番  山田博司君    29番  久野 哲君    30番  渡辺敏勝君    31番  吉村庄二君    32番  下条ふみまさ君    33番  瀬川光之君    34番  坂本智徳君    35番  橋村松太郎君    36番  高比良 元君    37番  徳永達也君    38番  中島廣義君    39番  溝口芙美雄君    40番  中山 功君    41番  野本三雄君    42番  小林克敏君    43番  田中愛国君    44番  三好徳明君    45番  宮内雪夫君    46番  八江利春君-----------------------------------説明のため出席した者  知事             中村法道君  副知事            濱本磨毅穂君  副知事            里見 晋君  総務部長           吉浜隆雄君  県民生活部長         木村伸次郎君  環境部長           太田彰幸君  福祉保健部長         沢水清明君  企画振興部長         古川敬三君  文化観光国際部長       松川久和君  土木部長           岩見洋一君  農林部長           加藤兼仁君  水産部長           坂本清一君  産業労働部長         平田修三君  危機管理監          豊永孝文君  福祉保健部こども政策局長   永松和人君  会計管理者          野嶋克哉君  交通局長           山口雄二君  企画振興部政策監       柿本敏晶君  文化観光国際部政策監     田代秀則君  産業労働部政策監       山下和孝君  教育委員会教育長       池松誠二君  選挙管理委員会委員長     永淵勝幸君  監査委員           石橋和正君  人事委員会委員        平松喜一朗君  公安委員会委員        中部憲一郎君  警察本部長          國枝治男君  監査事務局長         辻 亮二君  人事委員会事務局長労働委員会事務局長併任)                 寺田勝嘉君  教育次長           本田道明君  財政課長           古謝玄太君  秘書課長           伊達良弘君  警察本部総務課長       荒木 秀君  選挙管理委員会書記長     黒崎 勇君-----------------------------------議会事務局職員出席者  局長             山田芳則君  総務課長           高見 浩君  議事課長           篠原みゆき君  政務調査課長         本田和人君  議事課長補佐         増田武志君  議事課係長          小柳正典君  議事課主任主事        天雨千代子君-----------------------------------     -午前10時0分 開議- ○議長(八江利春君) ただいまから、本日の会議を開きます。 この際、知事より、認定第1号乃至認定第3号の送付がありましたので、これを一括して上程いたします。 ただいま上程いたしました議案について、知事の説明を求めます--知事。 ◎知事(中村法道君) 〔登壇〕本日、提出いたしました追加議案について、ご説明いたします。 認定第1号から第3号は、地方自治法の規定に基づき、平成28年度長崎県一般会計決算及び各特別会計決算等の認定を得ようとするものであります。 以上をもちまして、本日提出いたしました議案の説明を終わります。 なにとぞ、慎重にご審議の上、適正なるご決定を賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(八江利春君) ただいま上程いたしました認定第1号乃至認定第3号につきましては、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、予算決算委員会に付託いたします。 次に、認定第1号乃至認定第3号につきましては、議会閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(八江利春君) ご異議なしと認めます。 よって、認定第1号乃至認定第3号は、議会閉会中の継続審査とすることに決定されました。 次に、第81号議案「長崎県収用委員会の委員及び予備委員の任命について議会の同意を求めることについて」、これを議題といたします。 お諮りいたします。 本議案は、質疑・討論を省略し、直ちに採決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(八江利春君) ご異議なしと認めます。 よって、直ちに採決いたします。 第81号議案「長崎県収用委員会の委員及び予備委員の任命について議会の同意を求めることについて」は、原案のとおり、委員として、石橋龍太郎君、浦川一孝君、三浦純一君に、予備委員として、堺 賢作君に、それぞれ同意を与えることに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(八江利春君) 起立多数。 よって、第81号議案は、原案のとおり、それぞれ同意を与えることに決定されました。 これより、さきに各委員会に付託して審査をお願いいたしておりました案件について、審議することにいたします。 まず、総務委員長の報告を求めます。 吉村 洋委員長--21番。 ◆総務委員長(吉村洋君) (拍手)〔登壇〕おはようございます。 総務委員会の審査の結果、並びに経過の概要について、ご報告いたします。 本委員会に付託されました議案は、第72号議案「長崎県税条例の一部を改正する条例」ほか8件であります。 慎重に審査いたしました結果、第72号議案ほか6件については、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定されました。 また、諮問第1号及び諮問第2号については、いずれも棄却すべきものと決定されました。 以下、本委員会で論議がありました主な事項について、ご報告いたします。 まず、第75号議案「長崎県手数料条例の一部を改正する条例」のうち関係部分に関し、通訳案内士について、現在、県内では資格を持った方が何名いるのか。また、今回の改正で、本県が誘致しているクルーズ船等の旅行者の受入体制について、どのような効果が期待できるのかとの質問に対し、9月1日現在、通訳案内士は92名であり、その他に、地域ガイド制度による地域限定通訳案内士44名と九州アジア観光アイランド総合特区特別ガイドが12名で、合計148名の方が、有償で通訳案内業ができる資格を持っている。 今回の改正により、これまで資格がなく、通訳案内業ができなかった意欲ある方や、語学力の高い方等が、これからは有償で通訳ができるようになるため、本県を訪れる外国人観光客等へのサービス向上につながり、長崎県の観光振興、並びに国際化に大きく寄与するものと考えるとの答弁がありました。 これに関連し、インバウンドを進める本県として、通訳ガイドの育成、確保はどのように考えているかとの質問に対し、交流人口の拡大を目指す本県としては、海外からの誘客には、今後もさらに力を入れたいと考えており、そういった意味で、通訳の果たす役割は非常に大きいものである。まずは、今回の法改正に伴い、全国通訳案内士に義務づけられた定期研修について、有資格者以外の方々にも参加していただくような体制を整えていくとともに、これまでも欧米のクルーズ船入港時に対応いただいているボランティアガイドの方々等とのさらなる連携を図っていきたいとの答弁がありました。 次に、議案外の所管事務一般で論議がありました主な事項について、ご報告いたします。 まず、文化観光国際部の所管事項について、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」に関し、来年の登録へ向け、様々な取組を行っていると思うが、登録された際の観光客の受入体制等については、まだまだ課題があると考える。県としての課題認識や現在の取組状況はどうなっているのかとの質問に対し、大きくは、世界遺産登録の効果をどのようにして県内に取り込んでいくかということが課題であり、観光振興課が事務局となり、庁内では関係部局と連携会議を、県内の市町や交通事業者等民間事業者等とは、受入推進協議会を立ち上げ、課題を共有しながら、受入体制の整備に取り組んでいる。 例えば、情報発信や交流拠点の整備をはじめ、地元ならではの食の提供や土産品の開発等の取組は進んできている一方、県内各地に点在する遺産へのアクセスという課題については、民間事業者による新たな航路開設が一部見られるものの、二次交通のさらなる充実が課題となっているとの答弁がありました。 次に、危機管理監の所管事項について、原子力防災訓練に関し、9月3日から4日にかけて行われた原子力防災訓練について、鷹島の黒島で行われた訓練に参加したが、一時避難所の装備についてはまだ不備であった。避難所に入るためのスクリーニングにおいて、陽性反応があった際は、シャワーを浴びて除染することになっているが、着ていた衣服等も汚染のため施設内には持ち込めず、施設には使い捨ての下着があるのみで、上から羽織るようなものもなかった。こういった装備品等についてはどこが準備するのかとの質問に対し、原子力の避難等にかかる装備品等については、避難所が市町のものであるため、まずは市町から要望を出してもらい、国の原子力交付金で全額対応してもらえることとなっているとの答弁がありました。 これに関連し、訓練に参加されている住民の方々は、この一時避難所に来るまでに、原子力発電所からは既に放射性物質が放出されているとの認識であるが、福島第一原発の例から見ると、制御する機能が停止してから24時間程度後に水素爆発が起こり、放射性物質が飛散した状況であり、避難については、慌てることなく、落ち着いた行動を取っていただくなど、想定する避難の緊急性の段階を理解していただいた上での訓練を行わないと、何度実施しても、災害時に役に立たない訓練の繰り返しになると思われるが、どのように考えるかとの質問に対し、訓練の目的は、関係機関との連携もあるが、何よりも、訓練を重ねることで、速やかな避難に結びつけることの重要性を、住民の皆様に理解していただくことも主要な目的である。 今回、関係機関や参加者から伺った改善点、反省点についてのご意見等は、早急に整理し、国へも伝えるようにしていきたいとの答弁がありました。 次に、企画振興部の所管事項について、九州新幹線西九州ルートに関し、沿線の長崎市、諫早市、大村市は、平成34年度の開業を目指し、既に、フリーゲージトレインを前提とした「新幹線を活かしたまちづくり」を行ってきているが、状況が変わりつつある現状において、県は、まず沿線市から、これからの「まちづくり」をどうするか意見等を聞く必要があるのではないかとの質問に対し、7月末の与党PT検討委員会において、県の見解を求められた際にも、各市長と知事が事前に意見交換を行い、県の主張する方針を協議したところである。 これからも、県が求めているフル規格の場合による経済波及効果メリット等の研究とあわせ、沿線市とも十分話し合い、今後の道筋を明確にしていかなければならないと考えているとの答弁がありました。 これに対し、全国の整備5線の一つとして、国に認定を受けて44年も経過しており、暫定でリレー方式を受け入れるとしても、フリーゲージトレインの開発時期も定まっていない現在、県が中心となって沿線自治体の現状を国へ訴え、フル規格の導入や、佐賀県が受け入れられるような財源スキームを強く求めていくべきである。 また、国や与党PTの動きを見守るだけではなく、我々県議会も含め、県民、市町と一丸となって、国や国会議員に対し、フル規格の導入を積極的に訴えていかなければならないとの意見がありました。 次に、国境離島新法の取組に関し、雇用機会拡充事業について、7月末までに、国から2回の交付決定がなされ、356名の雇用が見込まれるとのことであるが、今年度の目標は達成するのか。 また、地域商社について、首都圏で商談会を実施し、343件の商談が行われたが、実際に商談が成立したのが6件とのことである。長崎県の魚は、非常にレベルが高く、おいしいものが多いと思うが、商談が成立しなかった要因はどのようなことが考えられるかとの質問に対し、雇用機会拡充事業については、第3次申請分を含め、381名の雇用予定であり、目標の400名には、わずかに足りないが、その他、地方創生交付金の活用等により、外部から人を呼び込むような施策と合わせ、目標を達成したいと考えている。 また、地域商社については、その後、個別の商談が進められ、さらに10件の商談が成立しており、そのほかにも多くの商談が進められている。すぐに商談成立に結びつかない背景としては、飲食店の場合、メニューの改定の時に合わせて、素材の取引を行っていきたいとの意見や、特に鮮魚においては、実際に届いた時の魚を試してみたいというトライアルを希望する声が多いため、輸送の方法や確実性、商品の取り扱いについて強化を行い、取引の拡大に努めていきたいとの答弁がありました。 次に、UIターンの促進に関し、県への移住者が相当増えていると聞いているが、実績はどうなっているか。また、その要因をどのように分析しているかとの質問に対し、平成18年度からUIターンに取り組んでおり、移住者は、概ね年間140人程度で推移していたが、平成27年度に東京に「ながさき暮らしサポートデスク」を相談員一人体制で設置し、その年度の実績は213名となった。 また、平成28年度には、実績が454名と前年より倍増し、今年度についても、6月までの四半期で199名と、昨年度を上回るペースで増加しているところである。 その背景としては、平成28年度に、県と市町が協働で「ながさき移住サポートセンター」を設置し、県庁にある長崎本部に4名、東京窓口を2名体制とし、情報発信の強化や相談体制の充実を行ったことや、各市町においても、専任の相談員の配置や、情報発信の強化などを行っており、こういったことが移住者の増加につながっているものと考えるとの答弁がありました。 また、別途、本委員会から、「長崎県端島の歴史認識について」、「九州新幹線西九州ルートの整備促進について」及び「参議院議員選挙制度改革について」の意見書提出方の動議を提出しておりますので、併せてよろしくお願いいたします。 以上のほか、一、犯罪被害者支援について、一、テロ等準備罪について、一、県産品のブランド化と販路拡大について、一、クルーズ船入港に伴う経済効果について、一、防災推進員養成講座について、一、県庁舎跡地活用について、一、IRの導入について、一、中期財政見通しについてなど、総務行政全般にわたり活発な論議が交わされましたが、その詳細については、この際、省略させていただきます。 以上で、総務委員会の報告といたします。 議員各位のご賛同をいただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(八江利春君) この際、念のため申し上げます。 本委員会と環境生活委員会に分割して付託いたしておりました第75号議案「長崎県手数料条理の一部を改正する条例」につきましては、環境生活委員長の報告終了後に、一括して審議することにいたします。 お諮りいたします。 各議案は、質疑・討論を省略し、直ちに採決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(八江利春君) ご異議なしと認めます。 よって、直ちに採決いたします。 まず、第74号議案「長崎県庁の位置を定める条例」について、採決いたします。 なお、本議案は、地方自治法第4条第3項の規定により、出席議員の3分の2以上の者の同意を必要といたします。 ただいまの出席議員は、45名であり、その3分の2は、30名であります。 本議案は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(八江利春君) ただいまの起立者は、所定数以上であります。 よって、第74号議案は、原案のとおり可決されました。 次に、第72号議案「長崎県税条例の一部を改正する条例」について、採決いたします。 本議案は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(八江利春君) 起立多数。 よって、第72号議案は、原案のとおり可決されました。 次に、第78号議案「契約の締結の一部変更にについて」、採決いたします。 本議案は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(八江利春君) 起立多数。 よって、第78号議案は、原案のとおり可決されました。 次に、その他の議案について、一括して採決いたします。 各議案は、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(八江利春君) ご異議なしと認めます。 よって、諮問第1号及び諮問第2号は、それぞれ棄却すべきものと決定され、議案は、それぞれ原案のとおり可決されました。 次に、文教厚生委員長の報告を求めます。 山本由夫委員長--20番。 ◆文教厚生委員長(山本由夫君) (拍手)〔登壇〕 おはようございます。 文教厚生委員会の審査の結果、並びに経過の概要について、ご報告いたします。 本委員会に付託されました案件は、報告第16号「和解について」の1件であります。 慎重に審査いたしました結果、報告第16号は、異議なく、承認すべきものと決定されました。 以下、本委員会で論議のありました主な事項について、ご報告いたします。 まず、報告第16号の審査に関し、新上五島町でのいじめ問題について、このようなことを二度と繰り返さないために、県として具体的にどのように取り組むつもりなのか。また、今後のいじめ防止対策をどのように検討しているのかとの質問に対し、まずは、新上五島町が現在示している再発防止策に対して情報提供や講師の派遣等、最大限の支援を行うこととしている。県としても、本件を重く受け止め、今後さらにどのような対策が立てられるか、十分に検討しながら指導していきたい。 また、教職員が普段の生活の中で、生徒の様子を見て感じ取るアンテナを高く張り、いじめはどこででも起こり得るということの認識を常に持って、これまで以上に、担任だけではなく、学校全体で生徒の様子を察知する必要があるとの意識改革を、研修等を通じて図るとともに、本人だけではなく、周りの者からも伝えられるような方法を検討していきたい。 また、今回の和解については、裁判の日程上、長期化した傾向もあるが、県としては、裁判に至る前に、学校・教育委員会当該地方公共団体が、遺族と十分に協議し、納得できるような結論を出すべきであったと考えている。 発生した事案について、学校側が真摯に受け止めるとともに、遺族側に寄り添った対応やいじめを起こさないような教育をするためにどうすべきかについては、学校・市町教育委員会・関係機関と連携を密にしながら対応していきたいとの答弁がありました。 次に、各部局の議案外の所管事項で論議のありました主な事項について、ご報告申し上げます。 まず、総務部関係について、長崎県私立学校審議会に関し、生徒の減少が続いている中、複数の私立高等学校における定員の増員に対し、「特段の意見なし」とあるが、私立学校の定員変更に係る審議会の考え方はとの質問に対し、審議会に申請を行った高校は、特色のある教育の実施により志願者が増加しており、入学者も定員を上回っているため、長崎県私立学校審議会において、特段の意見もなく定員の増員が承認されたものであるとの答弁がありました。 これに対し、今後、私立学校審議会において審議する場合は、入学者数の見込みとともに、若者をどうやって地元に定着させるかとの視点も必要であるとの意見がありました。 次に、教育委員会関係について、県立・大村市立一体型図書館(仮称)の運営に関し、県立長崎図書館では、地元の書店から図書を購入している。県立・大村市立一体型図書館における図書の購入についても、地元の書店に発注すべきと考えるが、図書の購入方法についてはどのように検討しているのか。 また、購入した図書に整理シールなどを貼付する作業については、障害者の方々の仕事を少しでも確保するという観点から、障害者通所施設に発注するなど、総合的な視野に立って検討してはどうかとの質問に対し、今後、大村市と図書の選書や購入方法について、地元業者への優先発注なども十分に踏まえながら、検討を進めていきたい。 また、図書の装備の発注については、全国的な事例も含めて研究していきたいとの答弁がありました。 次に、教員採用選考試験の年齢制限の見直し及び教職員の世代交代に関し、現在は、教員採用選考試験の年齢制限を撤廃している県が47都道府県中18県あるが、長崎県の現状はどうなっているのか。 また、50歳代の教職員が多く世代交代のバランスを保つのが難しい印象を受けるが、県としてどのように取り組んでいるのかとの質問に対し、長崎県では、2年前の教員採用選考試験から受験年齢の上限を39歳から44歳に引き上げており、また、今年から社会人特別採用選考は高校に限って49歳としている。教員採用選考試験の年齢制限については、他県の状況にも注視しながら研究を進めていきたい。 また、教職員の世代交代については、本県に限らず全国的な課題となっているため、教育公務員特例法が改正され、全ての都道府県で教員の資質向上のための指標を定めることとなっている。研修等を実施する教育センターとしても、その指標を踏まえ、今後の研修のあり方を全体的に見直し、世代交代による影響が起きないよう、対応していきたいと考えているとの答弁がありました。 次に、福祉保健部関係について、国民健康保険事業都道府県化に関し、都道府県化により、収納率が高い市町が低い市町を支えることとなり、保険料が上がるのではないかと心配しているが、どうなるのか。 また、健康増進事業は、市町ごとの取組などが異なっている中、統合後はどうなるのかとの質問に対し、保険料は、運営規模が市町単位から都道府県単位に変わり、財政運営の仕組みが変わるため、増減する可能性がある。仕組みが変わることで被保険者に過度な負担がかからないよう激変緩和措置を行うが、措置の具体的な内容は市町と検討中である。 また、市町の健康増進事業は、今後も当面の間は、現行のまま市町ごとに独自に取り組んでいくこととなるが、将来的に保険料が一本化される時には、健康増進事業を合わせていくことになるとの答弁がありました。 次に、障害者の避難訓練への参加に関し、障害者施設が実施する避難訓練の状況や、市町が行う避難訓練への参加状況はどうかとの質問に対し、自然災害を想定した施設単独の避難訓練については、県内の入所施設のうち約5割が実施している現状であるため、今後も施設に対して訓練の実施を促していきたい。 また、市町の避難訓練に参加したのは、入所施設45施設のうち1施設のみとなっている。訓練の主眼が、関係機関相互の連携に置かれている場合もあるため、危機管理課と協議していきたいとの答弁がありました。 これに対し、全ての人に安全・安心を与えることが大切なので、訓練のあり方については福祉的な視点からもしっかりと取り組んでほしいとの意見がありました。 最後に、本委員会から、別途「私学助成の充実強化等について」、「小中学校におけるプログラミング必修化に対する支援について」、「受動喫煙防止対策を進めるための健康増進法の改正について」、「介護事業等に伴う送迎中の交通事故防止対策の推進について」、「ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充について」、「待機児童の解消及び保育人材の確保について」の意見書提出方の動議を提出しておりますので、よろしくお願いいたします。 以上のほか、一、長崎県立大学の入学式及び卒業式における国歌斉唱について、一、県立上五島海洋青少年の家の新上五島町への移譲について、一、高校入試における文化・スポーツ特別推薦枠の拡大について、一、教職員の不祥事について、一、健康経営推進企業の認定について、一、ヘルプマークについて、一、障害者の有料道路割引について、一、児童虐待について、一、配偶者等からの暴力についてなど、教育及び福祉保健行政全般にわたり熱心な論議が交わされましたが、その詳細については、この際、省略させていただきます。 以上で、文教厚生委員会の報告といたします。 議員各位のご賛同をいただきますよう、お願いいたします。 ○議長(八江利春君) お諮りいたします。 報告第16号は、質疑・討論を省略し、直ちに採決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(八江利春君) ご異議なしと認めます。 よって、直ちに採決いたします。 本議案は、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(八江利春君) ご異議なしと認めます。 よって、報告第16号は、承認されました。 次に、環境生活委員長の報告を求めます。 ごう委員長--16番。 ◆環境生活委員長(ごうまなみ君) (拍手)〔登壇〕おはようございます。 環境生活委員会の審査の結果、並びに経過の概要について、ご報告いたします。 本委員会に付託されました議案は、第75号議案「長崎県手数料条例の一部を改正する条例」のうち関係部分ほか2件であります。 各議案を慎重に審査いたしました結果、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定されました。 以下、本委員会で論議がありました主な事項について、ご報告いたします。 まず、第76号議案「長崎県港湾管理条例の一部を改正する条例」に関し、長崎港に寄港する外航客船の係船料の見直しについて、比較対象となる博多港より安く設定しているとのことであるが、今回の料金の値上げに伴い、誘致するクルーズ船の便数に影響を及ぼすことはないかとの質問に対し、今回の係船料見直しは、従来の料金と比較して1.7倍と大幅に値上がりする印象を与え、心証的にマイナス面となることも心配されるが、船舶代理店との意見交換により、ある程度理解は得られているものと考えている。 また、寄港地選択には、アジアに近い等の地理的要因や市街地、観光地に近い利便性、都市の魅力など、係船料以外にも複数の要素を総合的に判断されるため、直ちに影響を及ぼすものではないとの答弁がありました。 次に、議案外の所管事務一般で論議がありました主な事項について、ご報告いたします。 まず、土木部の所管事項について、「高田南南東部宅地整地工事(補強盛土)に係る契約の締結の一部変更」に関し、当初契約額7億2,144万円の工事について、約60万円の増額により専決処分を行ったとのことであるが、具体的にはどのような内容かとの質問に対し、主な変更内容については、当初の予定より硬い岩盤が出てきたことによる掘削の経費約1億5,000万円を増額したこと、また、その一方で擁壁を構築する場所で地区住民の反対があり、協議に時間を要し、工事の一部を廃止したことにより約1億5,000万円を減額したこと等であるとの答弁がありました。 これに対し、専決処分とはいえ、今回、それぞれの事由が単体で生じた場合、議案となるような大きな金額の増減が含まれるため、議会に対しては、もう少し丁寧に説明すべきではないかとの質問に対し、今後は、より丁寧な説明を行うことに努めていきたいとの答弁がありました。 次に、海砂採取船の沈没事故に関し、沈没原因の追究については、海上保安部や運輸安全委員会の調査に委ねるだけではなく、海砂採取業の許認可官庁である県として、事業者に対し船体の引き揚げなど原因究明に積極的に対応するよう、行政指導を行うべきではないかとの質問に対し、今後、県においては、採取業者全社に対し安全対策に関する立入調査を実施することとしており、安全管理に対する取り組みの周知徹底、意識の高揚を図ってまいりたい。 また、行政指導を行うためには根拠法令が必要であり、対応が限られてくるため、海上保安部や運輸支局など関係機関と十分連携を取りながら原因の究明を含め、二度とこのような事故が起こらないよう、県として推移を見ながら対処してまいりたいとの答弁がありました。 次に、環境部の所管事項について、食品ロス削減対策の推進に関し、フードバンクについては、行政が関与して展開していくような計画はあるのかとの質問に対し、今年11月に設置予定の「(仮称)長崎県食品ロス削減推進協議会」の中にフードバンクに関するワーキンググループを設け、現在、NPO法人が県南地域を中心に実施している取組を県北地域まで広げるためのシステムづくりについて検討してまいりたいとの答弁がありました。 これに関連し、各自治体が保有する災害時の備蓄食についても、入れ替え時に有効活用ができれば、食品ロス削減対策につながるものと考えられるが、現状はどのようになっているのかとの質問があり、各自治体の状況は把握していないが、所管する福祉保健部や各自治体とも備蓄食の有効活用について協議してまいりたいとの答弁がありました。 次に、県民生活部の所管事項について、犯罪のない安全・安心まちづくりの宣言団体に関し、県内自治会の数が約4,300を超える中、宣言団体が214団体というのは、あまりにも少ないと思われる。県が推奨しているということであれば、さらに団体数を増やしていく努力が必要であり、周知についてもまだ足りないのではないかとの質問に対し、宣言事業は、県民総ぐるみによる運動として、子どもの見守り、パトロール活動など自治会等が宣言に基づいて1年間の活動を行っており、地域の安全・安心確保のために必要な事業である。周知については、市町を通じて全自治会へのチラシの配布や、市町の担当課長会議など機会があるごとに募集の協力依頼を行っているところであり、今後も宣言団体が増えるよう、創意・工夫をして取組を推進していきたいとの答弁がありました。 次に、交通局の所管事項について、高齢者向けフリーパス制度(プラチナパス65)に関し、県内では、佐世保と島原の2つのバス事業者が同様の高齢者パス制度を既に実施されているとのことであるが、県営バスが今回試行運用を行う内容との違いと料金の積算根拠はどのようになっているのかとの質問に対し、佐世保のバス事業者では、4カ月券と1年券を、島原のバス事業者では、3カ月券と6カ月券を設定されている。県営バスでは、制度設計に当たり、九州内の他事業者との意見交換を行っており、その中で、利用者は、購入メリットを検討するため、まずは1カ月券を購入し、その後、割引率の高い3カ月券及び6カ月券に移行するとのご意見をいただいたことを踏まえ、1カ月券、3カ月券、6カ月券の設定としたところである。 また、料金については、今回、高齢者の方々の日常生活のサポートを目的として導入しており、収支上の均衡及び他事業者の状況を考慮した上で、可能な限り安く提供するための設定をさせていただいたとの答弁がありました。 また、別途、本委員会から、「道路整備事業に必要な予算確保について」及び「食品衛生管理の国際標準化について」の意見書提出方の動議を提出しておりますので、併せてよろしくお願いいたします。 以上のほか、一、幹線道路の整備について、一、石木ダムの推進について、一、松が枝地区再開発構想検討について、一、生物多様性保全の推進について、一、長崎県汚水処理構想について、一、高齢者の交通事故対策について、一、県営バス次期中期経営計画の策定についてなど、環境生活行政全般にわたり活発な論議が交わされましたが、その詳細については、この際、省略させていただきます。 以上で、環境生活委員会の報告といたします。 議員各位のご賛同をいただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(八江利春君) お諮りいたします。 本委員会と総務委員会に分割して付託いたしておりました第75号議案を含め、各議案は、質疑・討論を省略し、直ちに採決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(八江利春君) ご異議なしと認めます。 よって、直ちに採決いたします。 各議案は、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(八江利春君) ご異議なしと認めます。 よって、議案は、それぞれ原案のとおり可決されました。 次に、農水経済委員長の報告を求めます。 大久保委員長--22番。 ◆農水経済委員長(大久保潔重君) (拍手)〔登壇〕農水経済委員会の審査の結果、並びに経過の概要について、ご報告いたします。 本委員会に付託されました案件は、第2号請願「駐留軍関係離職者等臨時措置法の有効期限延長に関する請願書」1件で、異議なく、採択すべきものと決定されました。 なお、第2号請願の採択に伴い、本委員会として、別途、国に対し、「駐留軍関係離職者等臨時措置法の有効期限延長に関する意見書」提出方の動議を提出しておりますので、よろしくお願いいたします。 以下、議案外の所管事項で論議のありました主な事項について、ご報告申し上げます。 まず、農林部関係について、長崎市琴海戸根地区の林地開発許可区域からの土砂流出について、原因とその後の対応はどのようになっているのかとの質問に対し、「防災工事を先行させ、その施設が完了した時点で本体工事にかかる」という許可条件であったが、本体工事と防災工事を並行して行ったことが原因である。現在は、本体工事を中止した上で、開発区域内における調整池及び沈砂池等の土砂流出対策に加え、開発区域以外の河川でも汚濁防止フェンスや繊維マット等で土砂流出を防ぎ、応急対策は完了しているとの答弁がありました。 これに関連し、戸根川及び神浦川は、長崎市の水源でもあるため、今後の森林開発においては、環境を守る上でも慎重な許可審査を行ってもらいたいとの要望がありました。 次に、産業労働部関係について、環境省から譲り受けた燃料電池船を五島市へ配置しているが、どのように活用しているのかとの質問に対し、現在、電動船として振動等のデータ収集を行うとともに、洋上風車の視察や地元小学生等の学習に活用し、県及び五島市の取組を全国に向けて情報発信しているとの答弁がありました。 これに対し、「平成29年度燃料電池船運航・点検等管理業務委託契約」の仕様書の記載内容と使用実態が一致していないのではないかとの質問に対し、データ収集に加え、学習、周知啓発にも使われており、改めて内容を精査して、変更すべきところは変更することとしたいとの答弁がありました。 次に、水産部関係について、長崎県栽培漁業センターの施設の状況について、衛生上の問題も含めて老朽化していないのか。また、必要な設備投資や改修は行われているのかとの質問に対し、老朽化は目立ってきているが、必要な部分は順次改修しており、最近では、平成25年に「魚類棟」や「なまこ棟」を新設した。今年度は、種苗生産の要である水を浄化する「ろ過槽」を整備することとしており、今後も国の予算を活用しながら施設の整備を進めていきたいとの答弁がありました。 これに対し、設備もその都度更新されているようだが、古い施設であるため、しっかりとした設備点検を行うなど必要な措置をとり、経営改善を図ってもらいたいとの意見がありました。 次に、チョウザメの養殖が宮崎県で行われており、キャビアの輸出が、これから伸びる産業だということでマスコミにも取り上げられている。長崎県としてはどのように考えているのかとの質問に対し、本県において、チョウザメの研究は行っていないが、宮崎県から情報を収集し状況を踏まえた上で検討してまいりたいとの答弁がありました。 これに対し、キャビアと聞くと海水で育てるというイメージがあるが、養殖場は山の中にあり淡水で養殖している。水が豊富で、中山間地の多い本県にもビジネスチャンスがあると思われるため、チョウザメに興味を持って研究してもらいたいとの意見がありました。 最後に、本委員会から、別途、「軽油引取税の課税免除の継続について」の意見書提出方の動議を提出しておりますので、よろしくお願いいたします。 以上のほか、一、全国和牛能力共進会の検証について、一、日EU・EPAについて、一、地場企業の支援について、一、諫早市商工会の新設合併について、一、太平洋クロマグロの資源管理についてなど、農水経済行政全般にわたり活発な論議が交わされましたが、その詳細については、この際、省略させていただきます。 以上で、農水経済委員会の報告といたします。 議員各位のご賛同をいただきますよう、お願いいたします。 ○議長(八江利春君) お諮りいたします。 第2号請願は、質疑・討論を省略し、直ちに採決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(八江利春君) ご異議なしと認めます。 よって、直ちに採決いたします。 本請願は、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(八江利春君) ご異議なしと認めます。 よって、第2号請願は、採択されました。 次に、予算決算委員長の報告を求めます。 野本委員長--41番。 ◆予算決算委員長(野本三雄君) (拍手)〔登壇〕 予算決算委員会の審査の結果、並びに経過の概要について、ご報告いたします。 本委員会に付託された案件は、第71号議案「平成29年度長崎県一般会計補正予算(第2号)」でございます。 慎重に審査いたしました結果、議案につきましては、異議なく、原案のとおり、可決すべきものと決定されました。 以下、本委員会で論議のありました主な事項について、ご報告いたします。 まず、総務分科会では、国際定期航空路線維持・拡大事業に関し、ラオス国営航空の新規就航について正式決定はいつになるのかとの質問に対し、運航に関しては、現在、ラオスにて協議中であるが、今年6月にラオスのトンルン首相が来日された際、「年内には就航させたい」との発言があっている。 正式決定はまだなされていないものの、ラオス国営航空の日本地区代表と連携を取りながら、具体的な就航時期の情報を収集しているところであるとの答弁がありました。 これに関連し、今回の就航により、長崎空港の国際航空路線が2路線から3路線に拡大されることは、長崎県にとって大きなプラス要素であり、人的交流の増加にとどまらず、空港の24時間化をはじめとして、県産品の輸出等、長崎県の国際戦略の突破口としてほしいとの意見がありました。 次に、文教厚生分科会では、私立学校助成費に関し、今回は幼稚園教諭等の業務負担軽減を図るためのICT化について計上されているが、昨年度は保育園を対象としていた。まだ多くの保育園が整備できていない現状の中、今年度は保育園分の予算は計上されていない。来年度の計画はどのようになっているか。 また、ICT化の推進のため、県としてどのような支援を検討しているのかとの質問に対し、平成30年度の国の概算要求では、保育園と幼稚園の両方を対象としている。 また、県としては、ICT化の推進が単なる業務改善だけではなく、いわゆる教育の質の向上にもつながるような機器やシステムの導入を支援していきたいと考えているとの答弁がありました。 これに対し、園児が減っていく中、本事業は、幼稚園教諭の質を確保するとともに、園の運営に寄与する支援の一つと考えられるので、今後とも積極的に取り組むべきであるとの意見がありました。 次に、環境生活分科会では、港湾災害復旧費に関し、予算については、議会の議決後に執行することとなるが、災害の場合は、即対応しなければならないものと考える。今回の災害復旧はどのように対応したのかとの質問に対し、国の災害査定を受けて、予算の決議後に復旧工事を施工することとなるが、その間、国との応急復旧の協議で了解を得て、最低限の土砂の除去や流木撤去までを行い、今回の補正予算について議会の議決を得られた後、完全復旧に向けた道路工事や流木の処分等を行うこととしているとの答弁がありました。 次に、農水経済分科会では、新工業団地整備事業費に関し、約20ヘクタールに及ぶ大規模な団地となるが、どのような企業をターゲットとして誘致していくのかとの質問に対し、団地の完成の目処が立った時点で、企業に対して提案することとなるが、具体的には電気自動車等の部品となるモーターや、今後の成長産業としてロボット関連の産業機械など、ゆくゆくは本県の基幹産業となってもらえるような企業をターゲットとして誘致活動を進めていきたいとの答弁がありました。 以上のほか、予算全般に関し、熱心な論議が交わされましたが、その詳細については、この際、省略させていただきます。 以上で、予算決算委員会の報告といたします。 議員各位のご賛同をいただきますよう、お願いいたします。 ○議長(八江利春君) お諮りいたします。 第71号議案は、質疑・討論を省略し、直ちに採決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(八江利春君) ご異議なしと認めます。 よって、直ちに採決いたします。 本議案は、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(八江利春君) ご異議なしと認めます。 よって、第71号議案は、原案のとおり可決されました。 次に、お手元に配付いたしております「動議件名一覧表」のとおり、各委員会から、政府・国会あて、意見書提出の動議が提出されておりますので、これを一括して議題といたします。 これより、総務委員会提出の「九州新幹線西九州ルートの整備促進について」、質疑・討論に入ります。 堀江議員--11番。 ◆11番(堀江ひとみ君) 〔登壇〕日本共産党の堀江ひとみです。 ただいま議題となりました「九州新幹線西九州ルートの整備促進に関する意見書案」について、以下の理由で反対いたします。 本意見書は、営業主体であるJR九州が、「安全性、経済性の面から、西九州ルートに予定していたフリーゲージトレイン導入を断念する」と明らかにしたことを受けて、提出しようとするものです。 昨年も、12月定例会で「九州新幹線西九州ルートの整備促進に関する意見書」が提出されました。それから約1年、フリーゲージトレインが完成するどころか、耐久走行試験に移行することさえできず、ついにはJR九州が、フリーゲージトレイン導入を断念する事態になっています。長崎新幹線事業の実現見通しは、いまだありません。 意見書では、フル規格での整備を求めています。フリーゲージトレインの完成もないまま、期待だけで事業を進めてきた長崎県の責任は棚に上げて、「今さら中止しても困るので、インフラを活用してほしい、そのためにフル規格を」と、何が何でも公共事業ありきの要望です。 そもそも、フリーゲージトレイン実用化の見通しもないまま、事業を進めた長崎県の責任は重大です。現時点、知事は、県民へ謝罪をすべきと思います。 さらに、フル規格実現の見通しもないまま、フル規格を要望することは、県民にさらなる期待を持たせるだけにすぎません。 フリーゲージトレインも、フル規格も、実用化、実現の見通しがないまま事業を進めている長崎新幹線事業の、ここが問題なのです。 私は、これまでも安全が第一であるべき鉄道で、フリーゲージトレインの完成の見通しもないまま、その導入を前提に進めていることは、安全の点でも、税金を大切に使う点からも、大問題と指摘をしてきました。 長崎新聞社と佐賀新聞社が行った九州新幹線(長崎ルート)についての両県民アンケートの結果が、先月、公表されました。 解説では、「全線フル要求に振り切った長崎県が手放しで喜べるかと言えば、そうではない。新幹線工事や駅周辺のまちづくりが進む今でさえ、長崎の回答者の4割が同ルート整備に反対、慎重論」と説明しています。 この際、計画が破綻した長崎新幹線計画は、凍結すべきです。一旦、立ち止まって、県民の意見をよく聞き、長崎本線の整備や県内どこに住んでも確保される地域交通体系の充実などを進めるべきではないでしょうか。 以上、長崎新幹線整備促進に反対する討論といたします。 ○議長(八江利春君) 吉村 洋議員--21番。 ◆21番(吉村洋君) 〔登壇〕自由民主党・県民会議の吉村 洋でございます。 会派を代表いたしまして、「九州新幹線西九州ルートの整備促進に関する意見書案」について、賛成の立場で意見を申し述べ、議員各位のご賛同を得たいと存じます。 九州新幹線西九州ルートに導入予定のフリーゲージトレインの不具合対策については、本年7月の国の「軌間可変技術評価委員会」において、「さらなる車軸の摩耗対策を講じる必要がある」などとの評価であり、耐久走行試験の再開には至っていないことは、周知の事実であります。 また、これを受けて、運行主体となるJR九州からは、「安全性及び経済性の面からフリーゲージトレインによる西九州ルートの運営は、まことにもって困難である」との見解が示されたところであります。 このような中、改めて県民の声として感じられることは、暫定的な開業方式である対面乗換方式が固定化することへの懸念とともに、山陽新幹線への直通運行など、西九州ルートが想定してきた真の姿の実現が遠のくのではないかということであり、今求められることは、一刻も早く、このような事態が打開されることであります。 本来、西九州ルートの取り扱いは、平成27年1月の「政府・与党申し合わせ」において、完成、開業時期を平成34年度から可能な限り前倒しすることとされているにもかかわらず、本格開業はいつになるのか、待たされ続けている状況であり、断じて容認できるものではありません。 また、沿線自治体では、新幹線を活かした新しいまちづくりが着々と進んでおり、西九州ルートの整備の見通しが立たないままでは、民間の経済活動、投資意欲の減退など、地域のまちづくりへの多大な影響が懸念されます。 もはや、全国の整備新幹線に遅れることなく、西九州ルート本来の姿を早急に実現するためには、公共交通機関としての安全性や、中国・関西圏まで直通運行ができる利便性が確立され、現在整備中のインフラを最大限活用できるフル規格による整備しかないのであると思うのであります。 さきに開業した鹿児島ルートでは、全線開業後、交流人口が大きく拡大するなど、フル規格による整備効果は既に実証され、西九州ルートにおいても、国内のビジネス客や観光客はもとより、今後、増加が見込まれる訪日外国人観光客を積極的に呼び込むことにより、本県のみならず西九州地域全体の活性化につなげることができます。 また、新幹線の整備は、長崎県の未来を大きく変える原動力であり、フル規格による速達性の向上を図ることで、沿線自治体を中心とした民間投資やビジネス機会の拡大、新たな雇用の創出など、県下全域に、その開業効果を波及せしめんとすることは、県民の切実な願いであります。 さらに、今般、「与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム 九州新幹線(西九州ルート)検討委員会」において、フル規格を含む各整備方式について、今後の整備のあり方等の検討を行うとの方針が示されたところであり、県議会といたしましては、県民や自治体の声を国に届け、しっかりとした対応を促さなければなりません。 そのためにも、今回提出されている意見書は、重要な役割を果たすものであり、賛意を表明するものであります。 「ああ いずくんぞ新幹線あらん 長崎への来光 一日千秋その思いをはせん」。 以上、賛成意見を申し述べ、議員各位のご賛同を賜りますようお願いいたしまして、賛成の討論とさせていただきます。 ご清聴まことにありがとうございました。(拍手) ○議長(八江利春君) 質疑・討論をとどめて、採決いたします。 本動議は、可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(八江利春君) 起立多数。 よって、本動議は、可決されました。 お諮りいたします。 各動議は、直ちに採決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(八江利春君) ご異議なしと認めます。 よって、直ちに採決いたします。 まず、総務委員会提出の「長崎県端島の歴史認識について」、採決いたします。 本動議は、可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(八江利春君) 起立多数。 よって、本動議は、可決されました。 次に、総務委員会提出の「参議院議員選挙制度改革について」、採決いたします。 本動議は、可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(八江利春君) 起立多数。 よって、本動議は、可決されました。 次に、文教厚生委員会提出の「小中学校におけるプログラミング必修化に対する支援について」、採決いたします。 本動議は、可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(八江利春君) 起立多数。 よって、本動議は、可決されました。 次に、文教厚生委員会提出の「受動喫煙防止対策を進めるための健康増進法の改正について」、採決いたします。 本動議は、可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(八江利春君) 起立多数。 よって、本動議は、可決されました。 次に、環境生活委員会提出の「道路整備事業に必要な予算確保について」、採決いたします。 本動議は、可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(八江利春君) 起立多数。 よって、本動議は、可決されました。 次に、その他の動議について、一括して採決いたします。 各動議は、可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(八江利春君) ご異議なしと認めます。 よって、動議は、それぞれ可決されました。 次に、議会運営委員会より、「森林環境税(仮称)の早期創設を求める意見書案」が、お手元に配付いたしておりますとおり提出されておりますので、これを議題といたします。 お諮りいたします。 本動議は、直ちに採決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(八江利春君) ご異議なしと認めます。 よって、直ちに採決いたします。 本動議は、可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(八江利春君) 起立多数。 よって、本動議は、可決されました。 次に、議会運営委員会より、「北朝鮮のミサイル発射及び核実験に対する制裁強化及び厳正な対応を求める意見書案」が、お手元に配付いたしておりますとおり提出されておりますので、これを議題といたします。 お諮りいたします。 本動議は、直ちに採決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(八江利春君) ご異議なしと認めます。 よって、直ちに採決いたします。 本動議は、可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(八江利春君) ご異議なしと認めます。 よって、本動議は、可決されました。 次に、議員派遣の件を議題といたします。 お諮りいたします。 お手元に配付いたしております議員派遣第67号及び議員派遣第68号のとおり、議員を派遣することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(八江利春君) ご異議なしと認めます。 よって、そのとおり決定されました。 次に、各委員会から議会閉会中の付託事件として、お手元の一覧表のとおり申し出があっておりますので、これを許可することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(八江利春君) ご異議なしと認めます。 よって、そのとおり決定されました。 以上をもちまして、本定例会に付議されました案件の審議は終了いたしました。 この際、知事より、ご挨拶があります--知事。 ◎知事(中村法道君) 〔登壇〕9月定例県議会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 まず、初めに、本県出身のカズオ・イシグロ様のノーベル文学賞受賞決定に対しまして、県民の皆様とともに、心からお祝い申し上げます。 イシグロ様には、5歳まで過ごされた長崎を舞台にした長編小説「遠い山なみの光」を執筆されるなど、ふるさと長崎に対する特別の思いを大切にしていただきますとともに、異なる文化の中で独自の作品を執筆され、ノーベル文学賞を受賞されたことは、文学を志す人々に大きな夢を与えるものであり、心から敬意を表し、さらなるご活躍をお祈り申し上げる次第であります。 さて、このたびの議会は、去る9月12日から本日までの25日間にわたり開かれましたが、議員の皆様方には、本会議及び委員会を通じ、終始熱心にご審議いただくとともに、それぞれ適正なご決定を賜り厚くお礼を申し上げます。 この際、議会中の主な動きについて、ご報告申し上げます。 九州新幹線西九州ルートの整備促進。 去る9月27日、「与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム 九州新幹線(西九州ルート)検討委員会」が開催されました。 西九州ルートの今後の方針については、フリーゲージトレインの技術開発は、新たな摩耗対策を進めること。西九州ルートの整備のあり方は、フリーゲージトレイン、フル規格、ミニ新幹線の各整備方式に関し、費用や投資効果など、多面的かつ定量的な比較検討作業を行うこととし、また、これらについて、本年度末を目途に、国土交通省から報告を受け、関係者のヒアリングを行った上で、できる限り速やかに一定の結論を得ることとされたところであります。 今後、県としても、西九州ルートの各整備方式に係る情報収集や経済波及効果額等の把握に努め、検討を進めるとともに、同検討委員会の議論の方向性を見極めつつ、フル規格による整備の実現に向けて、国等に働きかけてまいりたいと考えております。 特定複合観光施設(IR)区域整備の推進。 IR区域整備の推進については、IR実施法案の作成に向けた国の動きやIR誘致を目指す自治体の取組が本格化する中、県として、IR推進の旗印をしっかりと掲げ、これまで以上に関係者が一体となり、戦略的な誘致活動を展開していくことが重要であると考えております。このため、IR推進の担当部署として、10月1日付で企画振興部政策企画課内にIR推進室を設置したところであり、今後は、同室を中心に庁内はもとより関係自治体や経済団体等との連携を図りながら、IR導入の実現に向けた様々な準備を加速させてまいります。 長崎県・福建省友好県省締結35周年記念事業。 今年は、本県と福建省との友好県省締結35周年に当たることから、さらなる交流拡大を図るため様々な記念事業を実施しているところであります。 そのような中、来る10月10日から13日までの日程で、県議会、市町、経済界、友好団体等の皆様とともに福建省を訪問し、17世紀に福建省から長崎へ渡り、日本の食材や生活、文化に多大な影響をもたらした隠元禅師の足跡をたどる交流事業等を実施する予定であります。 今後も、福建省とゆかりのある県内の5つの市をはじめ、関係団体の皆様との連携を図りながら、文化、観光、物産など様々な分野において交流拡大に努めてまいります。 スーパーハウジングフェアin佐世保の開催。 去る9月30日、10月1日の2日間、高円宮妃殿下のご臨席を賜り、佐世保市において、住まいに対する意識の向上とゆとりある住生活の実現に向けた啓発行事として「スーパーハウジングフェアin佐世保」が開催されました。県内外から約4,000名の皆様に参加をいただき、住まいに関する全国の先進事例の紹介など、これからの住まいに役立つ情報の提供が行われ、住環境に関する知識や理解を深めていただきました。 愛(え)顔(がお)つなぐえひめ国体における活躍。 9月30日から10月10日まで愛媛県で開催されている「第72回国民体育大会」において、昨日までにソフトボール少年女子並びにカヌー成年男子の水本圭治選手が優勝を果たしたほか、ボウリング少年男子が準優勝するなど、団体、個人合わせて11競技、29種目で入賞を果たしております。 ふるさと長崎を代表して戦っていただいている選手、監督の皆様の健闘をたたえるとともに、後半競技での活躍を期待いたします。 このほか、会期中、皆様からお寄せていただきました数々の貴重なご意見、ご提言などについては、今後の県政に積極的に反映させてまいりたいと存じます。 さて、すがすがしい秋を迎えましたが、皆様方には何かとご多用のことと存じます。どうか健康には一段とご留意いただき、ますますご活躍されますよう心からお祈り申し上げます。 終わりに、報道関係の方々には、会期中、終始県議会の広報について、ご協力を賜り、ありがとうございました。 この機会にお礼を申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。 ありがとうございました。(拍手) ○議長(八江利春君) 平成29年9月定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。 去る9月12日に開会いたしました本定例会も、全ての案件の審議を終了し、本日閉会の運びとなりました。 この定例会中は、九州新幹線西九州ルートの整備促進をはじめ、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産世界遺産登録」、特定複合観光施設(IR)の整備、伊万里湾赤潮対策、農林水産業振興策、観光振興対策、土木行政、教育行政等、当面する県政の重要課題について、終始熱心にご論議をいただきました。 この間の議員各位のご努力と知事をはじめ、理事者の皆様並びに報道関係の皆様のご協力に対しまして、心から厚く御礼申し上げます。 さて、本定例会においても活発な論議が交わされましたが、九州新幹線西九州ルート(長崎ルート)につきましては、導入を予定していたフリーゲージトレインに関し、車軸の摩耗について新たな対策が必要であるなどの理由により、耐久走行試験が実施できない状況であるほか、営業主体であるJR九州が、「安全性、経済性の面から、西九州ルートでの運営は困難である」との見解を示す状況となっております。 そのような中、先ほど、整備促進に関する意見書を可決したところでありますが、現在、整備中のインフラを十分に活用できる最善の選択肢として、フル規格による整備について、国に強く求めてまいりたいと存じます。 さて、64年の長きにわたり、県勢の発展のため様々な議論を行ってまいりましたこの議場につきましては、県庁舎の建替えに伴い、本年11月定例会をもって使用を終えることになりますが、議場の閉場記念事業として、11月定例会の閉会日に議場コンサートを行うことといたしておりますので、多くの県民の皆様のご来場を願っております。 時候は、まさに秋を迎えております。季節の変わり目ではございますが、皆様方には、くれぐれも健康にご留意の上、県勢発展のために一層のご尽力を賜りますよう、お願い申し上げ、閉会に当たりましてのご挨拶といたします。(拍手) これをもちまして、平成29年9月定例会を閉会いたします。 大変ご苦労さまでした。     -午前11時17分 閉会-  議長       八江利春  副議長      徳永達也  署名議員     下条ふみまさ  署名議員     中村和弥-----------------------------------       (速記者)        (有)長崎速記センター...