ツイート シェア
  1. 長崎県議会 2016-12-20
    平成28年  観光振興等対策特別委員会-12月20日−06号


    取得元: 長崎県議会公式サイト
    最終取得日: 2019-09-28
    平成28年  観光振興等対策特別委員会 − 12月20日−06号 平成28年  観光振興等対策特別委員会 − 12月20日−06号 平成28年  観光振興等対策特別委員会 1、開催年月日時刻及び場所   平成28年12月20日        自  午前10時0分        至  午前11時52分        於  議会会議室 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 2、出席委員の氏名     委員長       深堀 浩君     副委員長      山口経正君     委員        橋村松太郎君      〃        山田博司君      〃        高比良元君      〃        中島浩介君      〃        大久保潔重君      〃        宅島寿一君      〃        大場博文君      〃        宮本法広君
    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 3、欠席委員の氏名      なし −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 4、委員外出席議員の氏名      なし −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 5、県側出席者の氏名     文化観光国際部長     松川久和君     文化振興課長       古謝玄太君     世界遺産登録推進課長   村田利博君     観光振興課長       浦 真樹君     物産ブランド推進課長   永橋勝巳君     国際課長         大安哲也君 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     新幹線・総合交通対策課企画監                  松尾 剛君 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     学芸文化課長       金子眞二君 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 6、審査の経過次のとおり −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      −午前10時0分 開会− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○深堀委員長 おはようございます。  ただいまから、観光振興等対策特別委員会を開会いたします。  本日は、本委員会としての意見の取りまとめに向けた全体協議とし、意見書案に盛り込む項目等について、委員の皆様方からご意見をお伺いし、内容を整理するため、委員会を開催することといたしました。  したがいまして、本日の委員会における理事者の出席は、お手元に配付いたしております名簿のとおり、決定したいと存じますのでご了承をお願いいたします。  なお、文化観光国際部岩田次長より、他の公務のため、本委員会を欠席する旨の届けが出ておりますので、ご了承願います。  それでは、これより議事に入ります。  まず、会議録署名委員を慣例によりまして、私から指名させていただきます。  会議録署名委員は、大久保委員、宅島委員のご両人にお願いいたします。  本日の委員会の進め方ですが、まず、総括的な協議として、これまでの委員会で各委員から出された意見等について、関係理事者への質疑等を行い、内容の整理をしていきたいと存じます。  その後、意見書案に盛り込む項目、内容等について取りまとめるため、委員のみによる委員間協議としたいと存じます。  このため、委員会を協議会に切り替えて、協議を行いたいと存じますので、ご了承をお願いいたします。  資料1につきましては、これまでの委員会にて、委員の皆様からいただきました、貴重なご意見等を一覧とし整理させていただいているものです。  資料2につきましては、前回委員会での意見交換時にご出席いただいた方々のご意見等の取りまとめをしたものでございます。  これから、ご意見内容等について、質疑や協議を行いたいと考えております。  まずは、資料1に関して、関係課長から補足説明等があれば、説明をお願いします。 ◎古謝文化振興課長 それでは、まず私のほうから、資料1のうち、日本遺産対策について、その後の進捗等をご報告させていただきます。  認定された日本遺産認知度向上につきましては、基本的な情報発信のツールとなるホームページやガイドブック等をそろえまして、今年度は、その多言語化に取り組むとともに、積極的に発信、PRをしているところです。  具体的には、長崎空港など交通機関におけるポスターの設置、文化庁協力したテレビ番組の制作、日本橋長崎館におけるPRイベントなど、国、関係市町、観光団体、関係事業者等と連携して認知度向上に努めております。  また、項目3番の長崎県の新たな資産の発掘につきましては、現在、県のホームページを使って長崎県の新たな資産について、広く募集をかけようと考えております。何かしらテーマを決めまして、長崎の観光文化素材を一般から募集して、さらに投票していただくということでベストテンを決めるやり方を考えております。こちらにつきましては、1月中には取組を開始するよう準備を進めているところです。 ◎浦観光振興課長 それでは、私のほうから、これまで観光に関しまして、さまざまなご意見をいただきましたので、主なものについて、その後の取組等をご説明いたします。  まず1点目は、熊本震災等を受けて、この機会に県内での修学旅行を図ってはどうかということでございました。県教育委員会のほうに現状も確認いたしまして、一部の小学校等におきましては、特に離島を中心に、行っているところもありますけれども、今後さらに具体的に進めるに当たって、どういった現場の意向あるいは課題があるのかについては、引き続き、市町協議などにつきましても県教育委員会を通して図っていきたいと思っております。  それから、熊本地震を受けての観光振興全般につきましては、これまでもご説明いたしましたとおり、7月から、ふっこう割事業ということで取り組んできております。1期目が7月から9月ということで約18万7,000人泊、それから2期目におきましても、今のところ12万4,000人泊ということで配分を予定しておりまして、このまま順調にいきますと、目標であります24万6,000人泊は達成できるものと考えているところでございます。  それから、項目番号9番以降で、ロケ地での活用ということでのご意見をいただきました。今回、ロケ地ではありませんけれども、長崎を舞台といたしました小説「沈黙」が「サイレンス」ということで映画化をされまして、1月以降、アメリカを中心に全世界でも上映されることになっております。こういったところも通しまして誘客につなげてまいりたいと思っております。  それから、クルーズ船を活用して、クルーズ船への食材の提供につきましても、具体的には五島市などの話もございましたけれども、今年も船会社等に対しまして、地元五島の観光物産協会と一緒に、食材の提供についてマッチングを行わせていただいたところであります。引き続き取り組んでいきたいと思っております。  また、1月の厳しい時期での誘客につきましては、修学旅行も含めた団体旅行の誘致につきまして、地元自治体、市町とも協議を進めていきたいと考えております。  それから、宿泊施設の不足状況に対しまして、県トータルで一元的に宿泊施設の部屋の調整ができないかというようなご意見もございました。各施設のほうにも聞き取りをいたしましたところ、施設同士の任意の予約調整というのは一部行われているとお聞きしておりますけれども、ただ、各施設の空き室の在庫を一堂に一括管理してやるようなやり方につきましては、どこの宿泊施設におきましても、そこのホテルの競争性でありますとか、一部秘密の保持等の観点から、なかなか一括管理調整について前向きなご意見というのは、お聞きできなかったところでございます。  最後に、エアソウルにつきましては、今、誘客についてはしっかり取り組んでいるところでございます。  以上でございます。よろしくお願いします。 ◎松尾新幹線・総合交通対策課企画監 長崎〜ソウル線のアウトバウンドについて、その後の取組をご説明させていただきます。  アウトバウンドにつきましては、就航前から大手旅行会社や地元旅行会社に対し商品の造成をお願いして、既に、複数の旅行会社で商品の販売がなされているところでございます。  今後は、さらに多様な旅行商品の造成を依頼するとともに、エアソウル長崎支店と協力しながら企業大学に対する働きかけに取り組み、一層の利用促進に取り組んでいきたいと考えております。  また、運航ダイヤにつきましても、まずはアウトバウンドの増客を図った上で、改善ができないか相談してまいりたいと思っております。 ○深堀委員長 今、理事者から、これまで出された資料1に関して補足の説明があったわけですけれども、これを含めて、全体的な意見交換を行いたいと思っております。  何かご意見等がございましたら。まだここのところが疑義があるというようなことがありましたら、委員の皆様のご意見を頂戴したいと思います。 ◆山田[博]委員 おはようございます。  先ほど文化振興課長が言われたのは、資料1の2の項目のことと理解していいのでしょうか。先ほど、県内の埋もれた遺産とかを1月に10カ所ほど募集して、いろいろとPRをしていくということだったですけれども、もう一度、そういうところを詳しく説明していただけますか。 ◎古謝文化振興課長 新たな資産の発掘については、3番の項目について、当時の答弁では、今後どのような方法で、どんな資産をリスト化するか検討させていただきたいということで答弁をさせていただいておりますけれども、その後、何か県でできないかということを考えた結果、県のホームページを用いて広く募集をかけるということを考えているところでございます。やり方といたしましては、例えば、テーマを「岩」と設定して、ホームページで投稿フォームをつくりまして、「長崎の岩」ということで募集をし、一般の方から投稿していただくと。一定期間がたった後に、投稿いただいたものに対する投票の期間を設けまして、これもまた一般の方から投票いただいてベストテンを決めて、それを発信していくというふうに考えております。 ◆山田[博]委員 それは項目としては3になるんですね。これは私が話した項目であるんですけれども、これは大変結構なことだと思います。私も地域を回っていたら、埋もれた遺産とか資産がありますので、ぜひそういうふうにしてもらいたいと思うんですけれども、その中で、テーマを決めて投稿なり投票してもらうとなると、いかに関心を持ってもらうかというのが大切なんです。選挙と一緒ですから。文化振興課長、そういった関心を持って投票率を上げるには、市町から聞いて、選挙管理委員会に聞いて、どういうふうに投票率を上げたらいいかと、しっかり勉強したほうがいいと思うんです。それは大事ですよ、文化振興課長。私たちは、自分たちにいかに投票してもらうかというのは上手ですけれども、多分そういった経験がないでしょうから、どういうふうにしたら投票してもらえるかというのを委員長、副委員長に聞いて勉強していただくのも一つの手段じゃないかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それで、ベストテンをするということでありますけれども、文化振興課長、ベストテンを投票いただいて決めていくのは大いに結構なんです。そこで、バランスが必要なんです。長崎県を分けたら、大体離島と県北と県南と県央とあるです。ベストテンという中に、県央とか県北ばかりに集中したら意味をなさないわけです。文化振興課長、私が言っていることがわかりますか。バランスを考えながらしてもらわないといけないということですよ。投稿は確かにいろいろあるかもしれませんけれども、投票数だったら、投票する人が多いのは県央とか県北ですから。これは微妙なところですけれども、離島が全くなかったとか、県北が全くなかったとなったらいけませんから、そこはうまく調整しながら、しっかりやっていただきたいと思います。これは要望にとどめておきますけれども、よろしくお願いしたいと思います。  続きまして、観光振興課長、先ほど資料2の中でもあったんですけれども、修学旅行の話でお尋ねしたいのですが、確認したということでありますけれども、具体的な数字というのは出ていますか。全体の小学校中学校修学旅行で、県内に行っている学校数とかというのは調査結果が出ているのであれば、まず示していただきたいと思います。 ◎浦観光振興課長 県教育委員会を通しまして現在の状況を確認させていただきました。その中で、例えば、離島の市町につきましては、市町単独で県内のしま体験の支援事業に対しまして一部支援をしているところがございます。県教育委員会のほうでも、その市町の自己負担部分に対しまして、一部県の支援を行っているという「しま」体験活動支援事業というものがございますけれども、例えば、離島に行っている小学校数といたしましては、県内で6つの小学校が「しま」体験活動支援事業を活用してしまに行っていると、そういった実態があるということは確認をさせていただいたところでございます。 ◆山田[博]委員 観光振興課長、県内の小学校の6つが離島に行っていると。ほかの学校は全部県外に行っているということで理解していいのですか。 ◎浦観光振興課長 離島単独に関しましては先ほど申し上げたとおりでございますけれども、県教育委員会でアンケート調査をしている中では、県の本土部を訪問している学校数、ただ、これは県内だけを回ったということではなくて、例えば、県内の長崎市平和公園原爆資料館等に寄った後に、県外にも出ている学校もあるかもしれませんけれども、県の本土部を訪問している学校数としては、小学校で88校があるとお聞きしているところでございます。 ◆山田[博]委員 そうすると、観光振興課長、県内の小学校中学校で、全体的な割合とか、細かいところというのは出ておりますか。出ていなかったから、私が後からお聞きする形をとりたいと思うんです。アンケート調査の中で、そういった具体的な数字が出ているのだったら、示してもらいたいと思うんです。 ◎浦観光振興課長 学校数の割合で申し上げますと、先ほどのアンケート調査ですけれども、しまの6校で申し上げますと全体の約2%ということだそうでございます。それから、県の本土部、88校で28.7%となっております。ただ、これは複数回答も可能ということでのアンケート調査になっておりますので、一部重複はあると思いますけれども、そういう数字になっているということでございます。 ◆山田[博]委員 どうもありがとうございました。  これは小学校しかわからないわけですね。中学校までわかっているのか。観光振興課長、小出しにしないで一遍に教えてください。これは大変いい資料でしょうから、アンケート調査してわかったら全部教えてもらえませんか。 ◎浦観光振興課長 中学校に関しましては、先ほど申し上げた県の本土部あるいは離島部に行っている学校はないとお聞きしております。 ◆山田[博]委員 そういうことなんですね。それ以上もう話しすることはないわけですね。わかりました。  あと、お尋ねしたいのですが、長崎県内の有名な歴史上の人物を改めてひもとき、長崎のすばらしさをピックアップしてもらいたいということでありますけれども、これはさっきの映画の「サイレンス」もありましたけれども、それ以外に、長崎県は今後、例えば、孫文と梅屋庄吉というのがありましたけれども、第2弾というのを考えているのか、それはどうでしょうか。孫文と梅屋庄吉でずっといくのか。いつまでも孫文と梅屋庄吉で長崎県中国の交流を深めるというのは大切ですけれども、それ以外の別の分野で長崎県の魅力を発信するのも大切じゃないかと思うんです。特に、大河ドラマとかになれば、1年中放映されると、「龍馬伝」とかあったじゃないですか。あの時は観光客が増えていました。映画はそれで終わりますからね。五島だって、「悪人」という映画がありましたけれども、あの映画があった時はよかったんです。あれが終わった後、来なくなったんですよ。そういうことで、その内容が余り濃くないんですが、それはどうですか。どういった考えを持っているか、見解を聞かせていただきたいと思います。 ◎古謝文化振興課長 孫文と梅屋庄吉プロジェクトについてでございますけれども、こちらは長崎県の偉人の中から選定をしたというよりは、長崎県アジア国際戦略を考える上で、海外に向けてのソフトパワーの強化という観点で、孫文を生涯支援した長崎出身の実業家ということで取り上げてきた次第でございます。今年が孫文生誕150年ということもありまして、引き続き事業は進めてまいりますけれども、アジア国際戦略ソフトパワーの強化という点に関していえば、来年、福建省との友好県省締結35周年もございますが、福建省から長崎県にやってきて日本にいろんな文化を伝えました隠元さんですとか、平戸出身で中国台湾の英雄である鄭成功、そういった方々についても取り上げていく必要があると考えております。 ◆山田[博]委員 それはアジア戦略上でしょうけれども、国内のほうは考えていらっしゃるのですか。その点で意見書なりをいろいろ考えていきたいと思うんです。アジア戦略上で今、鄭成功とか話が出ましたけれども、国内向けは考えていないのですか。 ◎古謝文化振興課長 国内に対しては、孫文と梅屋庄吉プロジェクトのように、特定の人物をピックアップして大きく取り上げるということは今のところ考えておりません。もちろん長崎市内のグラバーさんはじめ、いろんな方々を観光素材としては扱っていくと考えておりますけれども、孫文・梅屋のような形では考えておりません。 ◆山田[博]委員 そういうことなんですね。アジア戦略というのは確かに必要だと思うんです。しかし、国内戦略をやっぱりしっかりとっていかないと、先ほどの修学旅行と一緒ですよ。県内にすばらしいところがありますから来てください、来てくださいと県外の学校とかに行って、県内の小学校中学校修学旅行に回っていないと。昔は私たちも行っていたんですよ。もうちょっと地元というか、長崎県のことをしっかりわからないといけないと思うんです。  一旦、私は終わりたいと思います。 ◆山口副委員長 山田(博)委員がさっきおっしゃいましたけれども、関連で私も、国内の有名人といいますか、県内の著名人を取り上げてほしいという形でご提案を申し上げたいと思うんです。今度、世界遺産が登録になろうとしております。世界遺産は禁教期に焦点を当ててやりなさいということでありますけれども、その前野歴史をたどっていけば、大村純忠が日本初のキリシタン大名になったと。それが1563年です。その時分からひもといていかないと、なかなかキリシタンの迫害の歴史がわからないということでありますので、ぜひ大村純忠の波乱万丈の一生を取り上げ、そういったことにも光を当てていただきたいという思いがあります。  話せば長くなるんですけれども、横瀬浦の開港がありました。その1年ぐらい前には、平戸でオランダ商館があって、宮ノ前事件というのがあって、横瀬浦に移ってきたと。それから、横瀬浦は焼き討ちに遭って、それから福田港に移ってきて、それから長崎港の開港につながっていっていると。そしてまた、それが大村純忠がキリシタンに入信して、いろんな形を経ますけれども、イエズス会に長崎を寄進したと。それともう一つが、忘れてならないのは、領民は神仏信仰をやっておったわけですけれども、1574年に寺社の打ち壊しをやって、僧侶を殺害して、入信しない者は追放したと。そういった歴史があって、そしてまた寺社破壊と長崎の寄進をやったがために、それが秀吉の目に触れて、九州平定をやった次の年にバテレンの追放令を出していると。それから禁教がだんだん強まっていって、始まりです。そういったことに焦点を当てるためにも、ぜひ大村純忠、喜前の親子を取り上げて、そして日本初のキリシタン大名がどういうあれをたどっていったか、そしてまた禁教が強い弾圧になったのは何なのか、そういったことを取り上げれば、波乱万丈の人生を取り上げれば、これは絵になると思うんですよ。ですから、NHKの大河ドラマなり、今、漫画歴史物語、そういったものが人気があります。そういった作家にどんどん呼びかけて、世界遺産が登録になった後の次の効果として、長崎をどんどん知っていただいて、来ていただく、そういったことをやっていただきたいと思うんですけれども、いかがでありましょうか。 ◎浦観光振興課長 今、大村純忠での観光振興という具体的なご提案をいただきました。世界遺産の禁教期に至る経過、そこの中身につきましては、すみません、私はまだ不勉強で十分なところではございませんけれども、いろんな史実をしっかり確認させていただいて、なおかつ、もし観光で使うということであれば、その辺のストーリーをいかにわかりやすく伝えるかということが必要になってくるのだと思います。いろんな手法はあると思いますけれども、まずはその前段として、そこの史実あるいは価値、そういったものをしっかり検証する必要があるんだろうと思います。その上での具体的な観光の活用という話になってくるのではないかと私としては考えているところでございます。 ◎古謝文化振興課長 委員から、漫画で取り上げてみてはどうかという話がございました。その点につきましてでございますが、文化振興課で、「描いてみんね!長崎」事業ということで、漫画家を長崎の取材旅行にご招待するという事業をしております。その事業は、何を描くかについては漫画家の意向に合わせているわけでございまして、何か特定のことを描いてもらうというのはなかなか難しいのでございますが、さまざまな長崎の素材の提供の中では、大村純忠についても取り上げたいと考えております。 ◎村田世界遺産登録推進課長 委員からご紹介いただきましたように、大村純忠は、長崎はもとより、日本キリスト教を語る上で欠かすことができない人物だと私どもも認識しておりまして、世界遺産登録の推薦書の中でも、大村純忠については記述をしているところでございます。  現在の世界遺産としての価値は、ご紹介いただきましたように、禁教期に焦点を当てておりますけれども、この価値の理解を深めていただくためには、キリスト教の伝来から繁栄、弾圧・潜伏、そして復活に至る一連のストーリーについても理解していただくということが大変重要になってくると思っておりまして、委員のご質問から少し外れる答弁になるかもしれませんけれども、こうした統一的なコンセプトをもとに、「キリスト教文化遺産群」という形で、世界遺産候補と一体的に情報発信を行うということで世界遺産登録推進課としても取り組んでいるところでございます。ご指摘の大村純忠ゆかりの資産についても、この「キリスト教文化遺産群」に位置付けているということでございます。 ◆山口副委員長 このように大村純忠のいろんな偉業といいますか、一生をたどっていただければ、日本史にも、天正の遣欧少年使節団の派遣、これは大友宗麟や有馬晴信らと一緒に長崎の少年たちも西欧に送っているわけです。歴史の中でも重要な位置付けにあるわけですから、そういったことをぜひ取り上げながら、また世界遺産候補と一緒になってこういったことを発信していただければ、長崎県にまた人がどんどん来てくれるんじゃないかと思います。波乱万丈の人生を送ったということで、それがストーリー性になると思いますので、十分大村氏を研究なさってやっていただければ、長崎県全体を巻き込んだストーリーがございます。大村純忠を討ちに来た島原の有馬、諫早の西郷、そして松浦氏、そういう長崎県全体を巻き込んだ、いろんなストーリーがありますので、それをぜひ研究なさって活用いただければと思います。もう一度、ご見解をお願いいたします。 ◎村田世界遺産登録推進課長 先ほどの「キリスト教文化遺産群」につきましては、構成資産のある市町以外のキリスト教に関連する資産についても一体的に情報発信をしていこうという取組でございまして、まさに大村純忠ゆかりの資産は当然大村市にあるわけでございまして、そのほかの市町にも多くのキリスト教関連の貴重な資産がございます。こういったものを一体的に発信することにより、世界遺産登録推進並びに世界遺産登録の効果を県下に波及させていくということを考えているところでございます。 ◆山田[博]委員 文化振興課長、先ほど山口副委員長が言った、「描いてみんね!長崎」で、漫画家を呼んでやっておりますけれども、その事業をいつから始めて、成果はどういうふうに上がっているか説明していただけますか。これはいいことをやっているから、さっき言ったでしょう、ちゃんとバランスを考えなければいけないんですよ。文化振興課長、バランスを考えて答弁していただきたいと思います。 ◎古謝文化振興課長 「描いてみんね!長崎」事業は、今年度からの取組でございます。事業内容といたしましては、先ほど申し上げたとおり、出版社と協力しながら、漫画家を紹介していただいて、漫画家に長崎県に取材旅行に来ていただくという事業でございます。何を描くかについては漫画家の意向次第でございますけれども、5件、5人の作家に取材に来ていただいております。そのうち4件については、既に連載のほうに反映をされております。こちらはもともとは、今、連載をしていない作家に来ていただいて、長崎物を描いていただくということが理想であったんですけれども、出版社と話をしている中では、現在連載をされている漫画の中の話で長崎を取り上げる、そのための取材旅行というニーズが高いということがわかりまして、これまでの4件の実際の連載につきましても、既に連載をされているものについて長崎を取り上げていただくという形になっております。 ◆山田[博]委員 それは大変結構なことなんですが、問題は、まず人物と地域をどのように紹介したかというのがあるわけです。先ほど文化振興課長に言っているのは、バランスというのは、長崎の本土ばかりを案内するんじゃなくて、離島に行ったのかと。離島に行って、どこに行ったのかと。離島で、壱岐も、対馬も、五島もあるわけです。文化振興課長、そこのバランスはどういうふうにしたのかとお聞きしているわけです。  それと、山口副委員長が言った人物も、例えば、長崎県にはこういった人物がいるんですよと。昔、ずっと見たら、いっぱいいるわけですよ。最近は、ヤクルトをつくった松園オーナーもいるし、その前だったら松永安左ェ門さんもいるし、もっともっと前だったら大村藩主もいるし、そういったことを戦略戦術を考えて、時代、この人にポイントを当ててやったらどうかというのを文化振興課長、ターゲットを絞ってやっていただきたいと思っているわけです。多分、あなたはそういったことをやっているというのを信じて、答弁を再度聞きたいと思います。 ◎古謝文化振興課長 もともとは、先ほど申し上げましたとおり、今連載をしていない方であれば、その人が何を描きたいかということも聞いた上で、そういう地域バランスというものも考えてご案内することはできるかと思いますが、今年度の事業の中では、既に連載されている方が多いという状況でございまして、例えば、「モーニング」に連載中の「終電ちゃん」という漫画がございます。これは電車を擬人化した漫画でございまして、通常は、中央線とか、東京の電車を擬人化して、その終電の様子を、人間ドラマを描いた漫画なんですけれども、それが長崎取材をされて、結果、松浦鉄道を取り上げていただいて、松浦鉄道の終電を擬人化した漫画というのができました。こういうものであれば、離島は当然出てこないわけでございまして、既に連載をされている場合は、そのストーリーが既に決まっている中でのご案内となりますので、なかなか地域バランスというのは難しいというふうに考えております。ただ、実際には、結果的には、今年の事業につきましては、対馬、五島、そして先ほど申し上げました松浦という県北地域にそれぞれ取材旅行には入っております。 ◆山田[博]委員 文化振興課長、それをちゃんと言っておかないと、まさか離島に行っていないんじゃないかというふうに思われるから。行ったんですね。ありがとうございました。  いずれにしたって、文化振興課長、そういった連載のところと、あとこれから新作をつくるという方にもやっていただきたいと思っております。多分、この事業を頑張れば、麻生財務大臣もしっかりと応援してくれるんじゃないかと思うので、文化振興課長、これは国の補助金をもらうように、頑張っていただきたいと思っております。  一旦終わります。 ◆宮本委員 1点だけですけれども、先ほど観光振興課長から「沈黙」についてのことがありました。PRをして誘客に努めていくというのがありましたけれども、具体的に教えていただけますか。 ◎浦観光振興課長 映画サイレンス」を活用した誘客に向けたPRでございますけれども、今、配給会社のKADOKAWAの関係者ともご相談をさせていただいております。その中で、1つには、例えば、国内で申し上げますと、全国の映画館に「サイレンス」のパンフレットを配付する中に、長崎の観光情報、あるいは映画にゆかりの外海地区をはじめとしたキリシタン関係の情報、そして、世界遺産登録を目指す「潜伏キリシタン関連遺産」の情報、そういったものをしっかり折り込んでいただいて、それを今のところ60万部ほど作成をいたしまして、国内の全映画館で配付をすると、そういったことを考えております。また、各地に掲示をされます映画のPR用のポスターの中にも、何らかの形で長崎というものを発信できないかということで、今、ご相談をさせていただいております。できるだけいろんなツールで情報発信ができるように、現在、関係する会社のほうと相談をさせていただいている状況でございます。 ◆宮本委員 この映画は、私も申しわけなく、全く知らなかったんですけれども、遠藤周作ファンにとってみたら待ちに待った待望の映画であるというのを聞いて、別の方から、長崎がロケ地になっているみたいだという話で、やっと映画化になったという、それくらいの映画みたいなんです。恐らく、韓国と長崎だったかと思うんですけれども、来年の1月から上映なので、ちょっとハードル高くなりますけれども、例えば、出ているキャストを長崎の映画館に呼んで、よくありますよね、公開になった時には映画館キャストを集めてという、そういったものとかは難しいかなと思いますけれども、ただ、取組というのはどうなのでしょうか。 ◎浦観光振興課長 会社側とは、そういったところも含めて話はしております。なかなか実現は難しいところはあるようでありますけれども、そういったところも含めて、引き続き、映画に絡めて、できるだけ長崎が露出できるような仕掛けというのはしっかり考えていきたいと思っております。まだ今のところ、キャストをこちらにお呼びしてというところが具体的に現実化するという話には至っておりません。 ◆宮本委員 なかなか難しいかと思いますけれども、取り組んでみる価値はあるかなと思っていますし、灯台もと暗しで、逆に、県内の方が、こういったものがあるということを知らないと思うので、新聞にはどんと載りましたけれども、もっともっとPRする、力を入れていく必要はあるかなと思っていますから、その場限りかもしれませんけれども、来年の1月から誘客の一つの大事なツールになってくると思うので、年末年始にかけては力を入れて取り組むべきところかなと思いますから、どうかぜひお願いしたいと思います。
     それともう一点、五島市に客船が寄港したという、「ぱしふぃっくびいなす号」の今後の予定とか、例えば、今までの間にまた来たであったり、今後また来ますという予定がありますならば、教えていただければと思います。 ◎浦観光振興課長 離島へのクルーズ客船の入港ですけれども、平成28年の実績、予定で申し上げますと、五島市には、全て国内のクルーズ船ですけれども、4回入港しております。「ぱしふぃっくびいなす号」のお話がありましたけれども、2回入港しております。その他にも、新上五島町に平成28年は6回、それから対馬市に1回、離島には計11回入港しているという実績でございます。 ◆宮本委員 今申しましたとおり、食材提供というところで、今後は五島市と県と連携してということなのでしょうから、前のような形でお断りするというのがないような万全の体制をとっていただきたいと思います。平成29年、来年もまた増えてくるかもしれませんので、そこらあたりは、しっかりと食材提供、確保については取り組んでいただきたいと思いますが、これは今、連携をとられているのですか。 ◎浦観光振興課長 これまでも、特に、国内のクルーズ船に対しましては、地元産の食材を提供するということで取組を進めてまいりました。以前、一部実現したこともございます。今年につきましても、今お話がございました9月に五島に、「ぱしふぃっくびいなす号」が入りました時も、地元の観光物産協会と連携をして、五島産の豚肉、野菜を船内に持ち込んで、料理長の方とかと商談をさせていただいたという経緯がございます。まだ実現には至っておりませんけれども、課題もいろいろお話をいただいています。例えば、まとまったロットを最初から船に積み込む必要があるということになりますと、五島から最初の出発港まで食材を運ばなければいけませんので、当然そこの運送コストがかかってくると、そういった問題もありますし、一定の質の食材をまとまった量、提供するということも必要になってまいりますので、そういったいろいろな課題もお互い確認をし合いながら、これから実現に向けて、さらに協議を進めていきたいと、そこは県も一緒になって連携しながらやっていきたいと思っております。 ◆大久保委員 長崎県観光プロモーションを考えた時に、映画ドラマの誘致というのは非常に有効だろうと思うんです。そういう中で、まだまだ長崎県はこれだけ観光資源がたくさんあって、そして長崎に関しては知名度も抜群ですよね。だから、まだまだ取組が足らないんじゃないかと、こう正直思うわけであります。  そういう中で、いろいろ先ほどから例がありましたけれども、外国人に関しても、例えば、隠元さんとか、鄭成功さん、孫文さんというのは全部中国でして、長崎県の場合は、日中の交流がずっと伝統的にあるものだから、なかなか中国以外の外国の関係を題材にした取組というのがしづらいのかどうか、そこらあたりはどうですか。 ◎浦観光振興課長 いろんな長崎ゆかりの人物を活用した観光振興ということでございますが、中国以外でそういった活用が難しいのかとおっしゃいますと、それはないと私は思っております。別に中国だけを取り上げるということではなくて、いろんな素材があれば、そこで活用できるものであれば、それは可能性としてはあるものと考えております。 ◆大久保委員 人口を考えたり、インバウンドを考えた時に、相当な数がいるわけですから、そういうことを考えての戦略なのかなと、こういうふうに理解したいと思います。  そういう中で、先般、一般質問をした時にも、今後の東南アジア戦略を考えた時に、ベトナム中部のクァンナム県の知事が年度内に来崎をされる予定で日程調整をしているということであります。そうしますと、長崎のおくんちで本石灰町が出し物にしている御朱印船、長崎ベトナム友好協会がこの御朱印船を現地に送ろうかという話もあっていますけれども、以前、モデルになっている荒木宗太郎とアニオー姫の話の映画化の話があったかに思うんですけれども、その後どうなったのか、そこらあたり、話が今、進んでいるのか、ご存じないですか。 ◎大安国際課長 委員から話がございました荒木宗太郎とアニオー姫については、ベトナムとの歴史的な象徴でございますので、本県がベトナムでダナン市の越日文化交流フェスティバルでありますとか、そういった際にも、そういったものを広く本県とのかかわりということでご紹介しながら、本県の認知度向上というふうなことには取り組んでいるところでございます。ただ、先ほどご指摘がありました映画化の話については、どういう状況か、具体的に話が進んでいるということはお聞きしておりません。 ◆大久保委員 一般質問の時に、時間がなくて、私もそこまでは質問ができなかったんですけれども、せっかく中部のクァンナム県の知事が年度内に長崎に来られる段取りで今、日程調整されているわけですから、まさにクァンナム県にホイアンという町があって、そこが舞台ですので、あれは何百年ぐらい前ですか、長崎の貿易商が行って、鎖国になって、現地の女性を連れて帰ってきた。その墓は長崎にあるわけですから、ここらあたりの物語というのも非常にロマンがあって、今後の長崎の戦略として、いいのではないかと思いますから、ぜひクァンナム県知事来崎に合わせて、そういう話も進めてみられてはいかがかと思います。  それから、先ほど文化振興課長から、ガイドブックの多言語化という話がありました。それも大いにいいと思います。  私も外国に行った時に、当然、日本語で書かれたガイドブックを見るわけですけれども、ある時、ベトナムのダナンに行った時に、フェスティバルにあったものですから、日本語で書かれたガイドブックじゃなくて、日本人が書いたダナンのガイドブックを読んだんです。そうすると、日本語で書かれた外国人が書いたガイドブックと日本人が書いたガイドブックは、中身がちょっと違うんです。そういうこともあるので、長崎のガイドブックの多言語化もいいでしょうけれども、外国人が書いた長崎のガイドブックというのも一つのインバウンド戦略としては有効かと思いますけれども、いかがですか。 ◎浦観光振興課長 インバウンドに対しての長崎のガイドブック等の作成についての外国人目線の取り入れということだと思います。今、県が多言語でつくっている外国語パンフレットも、基本的には、現地のアドバイザーといいますか、コーディネーターの方の目線、意見を取り入れて中国語、韓国語英語版、そういう多言語のガイドブックをつくっております。そういう視点はしっかり持ってやっているというのは1つございます。それから、昨年は、県内の留学生も何か協力いただけないだろうかということで、2つの大学協力をいただいて、留学生を県内、エリアを分けて回っていただいて、そういう方々の実際現地を見ていただいた印象とか、特徴、こういうものが売れるんじゃないかというようなところも具体的には参考とさせていただいて、それを発信するとか、そういう形で外国人の目線はできるだけ取り入れようということでやっているところでございますので、今、委員からもそういったご意見をいただきました。そこはしっかり取り組んでいきたいと思っております。 ◆大久保委員 先般のこの委員会の時に、旅館ホテル組合の方々からのヒアリングがあった時に、たしか雲仙のホテル旅館でしたか、中国の大連とかベトナムから従業員を雇っていたら、外国人の目線でのいろんなサービスというのがあって勉強になるということを言っていましたので、外国人目線の案内本といいますか、留学生を大いに活用していただいているということでありますので大変評価しますし、また外国人のブロガーの発信というのも、かなり影響がありますので、外国人が発信した、ブロガーをまとめたガイドブックとか、そういうものができれば非常に有効かと思いますので、ぜひ検討していただきたいと思います。  それから、東京アンテナショップ日本橋長崎館、私も何度か行かせていただいて、諫早も年に何度かキャンペーンをやっているということでありますけれども、本当に日本橋のいい場所で、あそこはビジネスマンを含め通行量の多いところですよね。それで、あの周辺というのは全国の各都道府県アンテナショップが乱立していて、その中で、長崎県がどう特徴を出していくかといった時に、どこも似たような感じがして、場所は非常にいいんですけれども、もう一つ何か人を引きつけるインパクトが要るかなと正直思ったりしました。  そういう中で、せっかく長崎県出身の、例えば、スポーツ選手で言うと内村航平選手とか、ミュージシャンで言うと福山雅治さんとかいらっしゃいますので、お許しを得て、ポスターは小さいので、でかいのぼりか横断幕か、バーンとあの正面にあれば、ものすごいインパクトがあるのかなという感じがしますけれども、そこらあたりはいかがですか。 ◎永橋物産ブランド推進課長 ご指摘のインパクトのところでございますけれども、確かにあの周辺にもたくさんございますし、アンテナショップとしては激戦区でございます。そこで長崎をいかに特徴を出していくかという中で、今の有名人の活用というのは非常に有効かと考えております。ただ、有名人を活用する際には、当然、本人の個人意思ではなくてプロダクションの意向とかもございますし、いろんなクリアすべき課題があると。福山雅治さんにつきましては、テレビ局の企画番組の中で、開店してすぐの時に1回お越しいただきまして、テレビで出たということは非常に効果もございました。中には、色紙にサインをしていただいて張っているということで、福山雅治ファンクラブの中では、ブログとかツイッターの中で非常に話題になっておりまして、その写真を撮りにくる方もたくさんいらっしゃるということで、非常に効果はあるというのはわかっているんですけれども、いろんなこと、プロダクションとの関係とかを含めまして整理しながら、1人でも多くの長崎県出身者に来てそこに何らかの形を残していただいて、長崎ファンの誘客に努めていきたいと考えております。ただ、すぐにたくさんの方を呼ぶというのはなかなか難しいところもございますので、我々としては、いろんな案内の際に、長崎県出身の方々には、いろんなご案内状を出したりさせていただいておりますけれども、今まで、佐田玲子さんであるとか、いろんな方々が来ていただいておりまして、そういった方をもっとより広げてまいりたいと考えております。 ◆大久保委員 長崎県観光資源が豊富ですけれども、人材も資源ですので、長崎県出身のスポーツや芸術、いろんな分野で活躍をしている人たちも大いに観光分野で活用をしていただいて、PRに使っていただければ幸いかと思います。 ◆大場委員 資料1の6番、7番に関して、地震関係で、ふっこう割等を含めて、先ほどの報告の中で、前期、後期合わせて目標はほぼクリアをするということで一安心はしているところなのですが、実は、それから先、来年の話です。業界としては、九州全体に180億円という即効性のある形で出たものですから、恐らく、その反動というのは必ず来るだろうということで予測をされていまして、宿泊に関しては、来年は少し厳しい年になるのかなという見方を示されていまして、それに対する対策も少しずつやられているのが実情なんですが、県としては、その辺の認識というのはいかがでしょうか。 ◎浦観光振興課長 熊本地震を受けて、九州全体で、ふっこう割事業ということで取り組んでまいりました。これは旅行費用の大幅な割引を実施して誘客につなげようという、早期の旅行需要の回復ということで取り組んできたものでございます。確かに現場の旅行会社の話などを聞いても、今年はふっこう割の冠がついた商品でないと売れないと言われています。それぐらい、ふっこう割の商品を使って九州にお客さんが来られているという状況がございます。特に、熊本大分は、かなりの額をつぎ込んで、なおかつ他の県に比べると非常に大きい割引率でやってきたという経緯もございます。  長崎県ももちろん割引はやってきたわけですけれども、来年度はそれがなくなるということで、確かにお得感が一部なくなるところはあると思いますけれども、一方で、本県の場合は、10月からDCにも取り組んできたというところもございます。今、キスマイキャンペーンもやっているということもございます。そういった別の形で本県の魅力を発信したり、あるいは着地の新たな商品づくりを着実に進めてきたりということもございますので、ある意味、来年度以降は、まさに今年度の取組の成果がしっかり問われるところだと思っておりますので、ぜひ今年度、ふっこう割以外でも取り組んできたそういった事業をしっかりつなげて、来年度、誘客がさらに取り込めるようにやっていきたいと思っております。 ◆大場委員 ぜひお願いしたいと思います。要は、今年は何とかふっこう割で持ち上げることはできたと。ただ、来年以降がまた落ちては元も子もありませんので、風邪と一緒で、体力がないところに、薬を飲んで何とか回復はさせて、それから先、全体回復というか、完全回復になるまでがやはり勝負だと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  キャンペーン等も引き続き、連動性を持ってやっていくというか、先ほど、いろんなコマーシャル含めて、そういうふうな効果というのは非常に高いと私は思うんです。今回も大分がまたうまいなと思ったのが、ポスターで、休日のオン、オフを中心として「ON泉」、もう一つが「OFF呂」、この2枚のポスターをつくって、また大分、やったなというふうな印象でいます。大分は、年度年度に必ず何かのそういうふうなアクションを起こして出しているんです。そうしたら、それを見られている方というのは、また大分が出した。ご存じかと思いますが、シンクロを題材にして、「シンフロ」といって、露天風呂の中で、元シンクロの女性の方がおけを持ってタオルを巻いてと、そういうふうなことで新鮮な形で、そういうふうな情報発信、大分をどうしたら売り出すかというのを常に出されています。もう一つ、テレビで例を言うのであれば、携帯会社です。みんながよく知っているような昔話の題材を三太郎物語にして、それをドラマでどんどん、どんどんしていくと。その会社は、それが功を奏してか、顧客獲得率が1位になったというふうな形で、そういうふうに情報を常に出していって、お客様は、それがよければ必ず反応しますし、だからそういったことで長崎県も、さっきあったキャンペーンも続けていくのであれば、非常に効果のあるキャンペーン、ポスターであったり、そういうふうなマスコミも利用するというのも非常に効果が高いと思います。  今はやりの映画の「君の名は。」でも、またドラマで、今日、最終回らしいですけれども、ああいうものでも、ロケ地になったところ、それは聖地巡礼といって、同じところに行って同じことをする、そういうふうな現象も起きているようでございますので、要は、そういったことをうまく巻き込んで、長崎というものを常に出し続けて、うまく利用する方法というのも必要だと思うんですけれども、その辺をご検討いただけたらと思います。 ◎浦観光振興課長 まさに各自治体観光イメージ戦略だというふうに思います。確かにご指摘のあった大分県は、非常にインパクトのあるものを出しているということで、その点では長崎県はまだまだ足りないというか、工夫すべきところはたくさんあるんだと思っていますので、今回のキスマイキャンペーン、ジャニーズのアイドルを使ったJRのキャンペーン、当初は九州をターゲットにやって、そこで情報発信をしていたんですけれども、テレビのCMで流れた場所、小浜の温泉であったり、長崎市内のカフェ、波佐見、映像で流れた場所に観光客が集中して来ているという、まさに顕著な効果が出ているというところもありますので、急遽、関西方面でもあのテレビCMを何とか流せないかということでJRと協議をいたしまして、発信をするようにいたしました。そういった効果というのは確かに我々も実感しているところでございますので、しっかり長崎のインパクトのあるイメージ戦略、プロモーション展開というのは、ぜひ今後も検討していきたいと思っております。 ○深堀委員長 ほかにございませんか。  今は資料1を中心にいろいろ質疑を交わしてもらいましたが、皆さんのお手元には資料2、先般、宿泊施設関係者の皆さん、そして旅行代理店の皆さんと率直な意見交換をさせてもらった時の内容をお配りしています。この内容についても、いろいろこの場で意見書を取りまとめる上では、理事者の皆さんに確認をしておくべきこともあるのではないかということで、今回お配りをしております。この内容についてもぜひ質疑を交わしたいと思いますので、この内容について、何かご質問があれば、お願いをしたいと思います。 ◆山田[博]委員 この全体的にお尋ねしたいことがありまして、修学旅行の件は、観光振興課長がいろいろとお話をいただいたので。旅行会社の方と話した時に、離島のほうに誘客をするに当たっては、団体客をする時に、バスのほうにも支援があればということで、実際、北海道のしまでは、離島に本社を置くバスに直接支援をすると。団体客とかが何名以上来る場合には、バスをチャーターする時は地元のバス会社に支援をするという制度を設けているということで、これは総務委員会でも、観光振興課長に、ぜひ調査なり、研究をして、来年度に向けて取り組んでいただきたいという話をしたところだったんです。  それに関して、まず観光振興課長、あれから時間もそんなに経過しておりませんけれども、現時点でわかる範囲で、現状の調査なりを説明していただければと思いますので、よろしくお願いします。 ◎浦観光振興課長 先般の総務委員会でもご意見いただきました、特に、離島にクルーズ船が寄港する場合の寄港後の支援ということで、バスの手配に関しまして、バスの費用に対する支援ということで話もございました。受け入れの話になってまいりますので、地元の市とも話をさせていただいたのですが、今年から新たに、クルーズ船が入った場合の寄港地のバスツアーに関しましては、五島市のほうでバス代の一部補助制度を設けているということで確認をいたしました。基本的に、誘致活動は県のほうで一生懸命頑張って、受け入れ後の寄港地での対応については地元の市町でやっていただくというのが大きな役割分担といいますか、そういった方針でこれまでもやってきているところでございまして、そういった話を地元市のほうにも向けたところ、そういった支援制度も今年度から新たに設けているとお聞きしていますので、そこは今後もしっかり連携していきながら取り組んでいきたいと思っております。 ◆山田[博]委員 それは五島市がやっていると。その補助率というのはわかりますか。今年度からだったのですか。 ◎浦観光振興課長 すみません、今、手元に資料を持ってきていないのですけれども、事業としては今年度から取り組んでいるということでお聞きしております。 ◆山田[博]委員 そうすると、五島市ではやっていると。ほかの壱岐とか対馬。今、タグボートに対する支援をやっていますけれども、観光振興課長、旅行会社がタグボートの支援を求めるのか、団体バス会社のほうに支援をしてもらいたいかというのは、タグボートだけじゃなくて、メニューも、バスのほうも補助できるように、それは市は市でやっているんでしょうけれども、そういったものも含めて県の制度も新たなメニューに取り組んでいただきたいと思うんですが、見解を聞かせていただけますか。 ◎浦観光振興課長 クルーズ船の寄港に関しましての船会社旅行会社等への支援につきましては、委員からご指摘がありましたように、離島につきましては、船を着ける場合のタグボートの調達費用を支援させていただいているということでございます。これはタグボートの手配に結構大きなお金がかかるということで、そういった面を一部支援することで、よりインセンティブを働かせて離島へ寄港してもらおうという趣旨でやっているものでございます。今、バス代の費用支援ということもございましたけれども、全体の限られた予算の中で、どういった形が一番インセンティブが働くような効果的な支援になるのかというのが1つ、それから先ほど申し上げました県と市、地元自治体との一定の役割分担、そういったところも踏まえて、県として取り組める効果的な支援策というのは探っていきたいと思っております。 ◆山田[博]委員 ぜひ研究していただきたいと思っております。  それと、旅行会社の方と話した中で、長崎県修学旅行をする時に、学習効果を上げるということの中に、今回、世界遺産登録の禁教がどういうふうな経過でなったかと山口副委員長からあったような形もあると思うわけです。あと諫早干拓、五島で言うとカネミ油症問題とか、いろいろあるわけです。観光振興課長、そういったものをぜひ新たな観光資源の一環として取り組んでいただきたいと思うんです。旅行会社の方々が言うには、長崎といったら平和学習しか浮かばないと。その中で、日本全国、世界的にも諫早干拓というのは問題になって、子どもたちに、どういったところが問題になっているのかと、どういったことで今日まで来たのか。もう一つは、昭和44年に発生した食品公害のカネミ油症公害で、どれだけの人が苦しめられているかという歴史をきちんと教えるというのも修学旅行学習効果につながるということで私は認識しているわけでございますが、それについて観光振興課長の見解を聞かせていただきたいと思います。 ◎浦観光振興課長 教育旅行修学旅行におきます現地でのいろんな学習内容でございますけれども、今、全国的にも、あるいは国のほうでも、体験学習、アクティブ・ラーニングということで非常に推奨されているとお聞きをしております。そういう中で、長崎においては、やはり平和学習というのがこれまで主となってきております。今、委員から幾つか具体的なご提案がございましたけれども、具体的な可能性につきましては、現場の方あるいは旅行会社教育関係者、そういった方々のご意見もしっかりお聞きしていくことが必要だろうと思っておりますので、そこはそういった声を拾っていきたいと思っております。  今、例えば、長崎大学がCOC+事業の一つということで、民間の旅行会社と連携をして、学生たちに、長崎の修学旅行での体験学習にどういったことが考えられるかということで取り組んでいるという話もお聞きしております。例えば、斜面地住宅のあり方、斜面地の活用とか、長崎ならではのそういった実情を反映したメニューづくりが何かできないかということで、学生と旅行会社が連携してやっているというような話も聞いております。いろんな素材等は探っていける可能性はあると思いますので、しっかり現場の関係者の皆様のご意見はこれから聞いていきたいと思います。 ◆山田[博]委員 これは文化観光国際部長、先ほど言ったカネミ油症、諫早干拓とかになると、部がまたがるわけです。これは観光振興課長がなかなか課長という立場になると、部のほうで率先して動かないといけないわけですから、そこは文化観光国際部長、大変お忙しい中、文化観光国際部としては、すぐ世界遺産というふうになりますけれども、世界遺産以外にも、そういった大切なところに取り組まなければいけないわけですから、それは対馬の仏像の件もありますから、文化観光国際部長、これは音頭をとってぜひ取り組んでいただきたいと思うんですが、文化観光国際部長の決意を聞いて、一旦終わりたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◎松川文化観光国際部長 本県の修学旅行学習素材につきましては、今、平和学習が中心でございますが、いろんな素材があるわけですので、この辺は受け手の側の学校教育関係者、またエージェントの皆さん、こういったところにいろんな素材を提供してみて、その反応を見ながら、新しい素材もうまく活用できるかどうかを調査研究する必要があるかと思っております。 ◆山田[博]委員 文化観光国際部長、私もこの特別委員会にいて、改めて常任委員会と違った視点で取り組んできたら、新たな視点で、新たな取組をしなければいけないと痛感しました。ですから、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 ◆高比良委員 今の質疑の中でも、関係者といろいろ協議をしてというような答弁が観光振興課長からもあったのですが、この間、旅館ホテルの皆さんとか、エージェントの皆さんとも会って、いろいろご指摘があるわけです。そういう中で率直に言って感じたのは、いろんな今言った団体、そのほかにも観光関連の団体というのはたくさんある、あるいは組織まではしていなくても同業者の集まりもあったりするわけで、そういうところと、観光連盟を中心に、あるいは県、市町もそうだろうと思うけれども、いろいろ常々協議をやっているというふうには認識をしているんだけれども、まだそこのところがちょっと足らないなというような思いがあるんです。もう少し関係団体との協議を濃密にやっていって、いろんな課題についての指摘、要望とか、いろいろ上がってくると思うので、そこの中から取捨選択をしながら、できるところから一歩さらに前進させていくという、その辺が必要じゃないかということを感じました。  例えば、7番にあるんですが、クルーズ船はたくさん寄港していると。そのかわり、「長崎市観光業に対してはそれほどの収益はない」、こんなことを平気で言われるわけです。みんな問題意識として持っているんだけれども、こんなことを言われるというのは頭から水をぶっかけられるような話ですよね。何のために観光振興に取り組んでいるのかと、否定されているような話です。あるいは旅館ホテルは人手不足だと。外国からも雇用している、あるいは積極的に進めたいと。それぞれ経営が苦しいとか、そういうふうな話が出てくる。  私は前も言ったと思うけれども、観光の振興は、観光産業の振興があって初めて意味があると思っているんです。そのために、観光の第一受益者の所得を増やす取組をお互い連携してやっていく。例えば、さっきのクルーズで、市内の観光業に対してはそれほど収益はないと。金が落ちていないという話でしょう。確かに毎日のように見るんだけれども、例えば、中国から入ってくる。班を編成して、昔の日本と同じように、旗を持った人がリードしていろいろ回っているんだけれども、そこの中で、昔はラオックスひとり勝ちとなっていた。あるいは浜町の中をいろいろ回るけれども、時間が限られている。見ていれば、行っている店というのは100円ショップとかそういったようなところばっかりで、あとはつらつらと出島あたりを回って、帰ってしまっている。それは長崎の地元資本での店舗展開をやっているようなところというのは、料飲店も含めたところで金は落ちない。  だったらば、そういう実態を認識している中で、どうやったら少しでも金を落とさせるようなルート設定ができるのか、そこの受け皿をどうするのかといったことを関係者と話をして、その受け皿整備をやって、それをもとにしてエージェントに一緒になって訴えていく。彼らだって一定のキャッシュバックがあるんでしょう。そうであれば、金を落とさせるというところに、より多角的に連れていけばいいわけです。その辺が、課題がわかっているけれども、やっていない。  あるいは旅館業がなかなか四苦八苦していると。要するに、経営も余りうまくいっていない。それから、労働生産性の低い従業員の働き方についてどうするかとか、いろいろ問題意識が昔からあって、いみじくも今回また提起をされた。そうすると、お客さんの割り振りというのはなかなか難しいのかもしれないけれども、幾つかの旅館ホテルで、こういう状況になった時には、ベッドメーキングをする人たち、掃除をする人たち、あるいはその他の業務とか、共同で雇用するとか、あるいは共同で仕入れする、そういうことをやっていかないと経営改善につながっていかないと思うんです。そうすると、産業労働部と一緒になって旅館ホテル団体といろいろ協議をやっていって、いかに収支改善を図っていくか。  あるいは個人旅行向けの受け皿として、金融機関がどういう投資をやっていくのか、耐震なんていうのはなかなか難しいですよ。民間の市中銀行からの借り入れというのはできないですよ。そうすると、政府系の政策金融公庫あたりからしていかなければいけないんだけれども、そこの窓口で、どこがつくってくれるのか、いろいろあると思うんです。  そういうことも含めて、料飲業、エージェント、キャリアも含めて、もう少し濃密に関係団体と協議をしていくということが、より必要だろうと思うんです。そういう協議を通じた中で、できるところからやっていくということにすると、かなり改善というか、やっている成果が、より一層出てくると思うんです。いつも議論をするところは、そこなんです。なかなか観光消費額が伸びないとか、あるいは受け皿がどうだ、磨きをかけるために取り組み方がどうかという話なので、そこは文化観光国際部だけじゃなくて産業労働部も巻き込んで一緒になってやっていく。そういうものをどんどんやってほしいと思うんですけれども、何かその辺についての意見があればお聞きしたい。 ◎浦観光振興課長 観光全般、特に、観光産業の底上げについてのいろんなご指摘だというふうに思います。  まず、関係者との意見交換につきましては、例えば、エージェントとは私どもは頻繁にお会いして、特に、今年、地震もありましたし、非常に厳しい状況の中で、現場の実態を把握するという意味では、旅行会社の方とは頻繁にお会いしてお話もお聞きしておりますし、特に、連盟は、素材の説明会等にも行った中で、実際商談をする過程で、そういった情報を仕入れてきているというところもございます。また、宿泊施設の関係者とも、今年は厳しい状況もございましたので、実態把握には私ども、いろいろ現場の声をお聞かせいただいているというところでございまして、機会を見つけて関係者の皆様との意見交換というのはさせていただいておりますけれども、さらにそういったものは今後もより密度を濃くしていかなければいけないのだろうと思っております。  それから、全体の長崎県としての観光産業の底上げに向けては、やはり行政だけではできない、民間事業者の方にもしっかり取り組んでいただく必要があると思います。いろんな関係者を巻き込みながら、いろんな仕掛けをやっていく必要があると思っています。例えば、先ほど話が出ましたクルーズ船につきましても、この意見交換の場では、長崎市内で効果が出ていないというお話もございますけれども、一方で、例えば、浜町商店街振興組合の会員の方の中国クレジットカードの銀聯カードは、今年度の11月で申し上げますと1億6,000万円ぐらいの売上が出ているということで、これはこれまでの過去の数字からしますと倍ぐらいの勢いで増えてきているというところもございます。実際、特に中国系のクルーズの場合は、委員ご指摘のように、大型の免税店等々のキックバックの契約があって、寄港後のツアーのランドオペレーターも、そこを必ずツアー行程の中に入れる、いわゆる大型免税店でのショッピングツアーが中心の寄港地ツアーになっておりますけれども、そういった寄港地ツアーに対する観光客の方の不満の声というのも高まってきておりまして、今後は、フリーでのツアーも求めてきているというところもございますので、そういった動きをしっかり捉えていく必要があると思います。また、既存のツアーの中でも、私どもから旅行会社のほうに、ランドオペレーターのほうに話をしまして、昼食の場所や、買い物の場所も浜町商店街は必ず入れていただくとか、遠いところでは、みずなし本陣ふかえ、千々石の観光センター、そういったところまでも直接営業を働きかけながら実現してきているところもございますので、そういったところは官民一緒になった取組という形で進めさせていただいているというところでございます。そういったものは今後もしっかりやっていきたいと思います。  宿泊施設につきましては、これまでの負債を抱えている旅館ホテルが多くて、それでなかなか体力が弱いということで、新たな投資ができないとか、そういった現場の苦労というのもあるようにお聞きをしております。なかなか厳しい現状ではあると思いますけれども、今後、私どもとしては、とにかく観光の質を高めていこうということで、いかに付加価値の高い長崎県としての観光サービスを提供して、お客さまに満足いただいて、お金を落としていただけるかというところを今、富裕層の取り込みも含めてやっているところでございます。  そういった形で、来ていただいて、しっかりしたサービスを提供する、それに満足いただいてお金を落としていただく、それが実際に観光現場で働いている皆様の所得にも反映されていく、そういった好循環を今後つくっていかなければいけないと思っていますので、そういった意識はしっかり持って、新たな観光計画の中にも盛り込んでいるところでございますので、そこは委員と同じ認識を我々は持っていると思っております。しっかり取り組んでいきたいと思います。 ◆高比良委員 今の答弁で概ね了とするところですけれども、例えば、阪急交通社、具体的な名前を挙げて恐縮なんだけれども、上海、無錫、蘇州の3泊4日で2万9,890円ですよ。全部食事付き、全部高級ホテルだと言っている。そういうものを平気で組めるんです。今、エアソウルでアウトバウンドをどうだということで一生懸命やっている、一方、民間では、そういうふうなものすごい格安の商品企画をつくって売り出しているんです。その辺、うまく取り入れればエアソウルでできるんじゃないかとか、いろいろ勝手に思ったりもするわけです。そういう意味で、関係団体と云々という話があったけれども、もっとこちらのほうからもアプローチを積極的にやっていくとか、主張する。要するに、みんな県あるいは市町でやれという話を決してするんじゃなくて、相乗効果で両輪でやっていけるようなお互いの連携と役割分担というものをそれぞれがもっと濃密にやっていこうという話をしているので、総論としてはそのとおりだと思うんだけれども、あとは具体的な1つ1つの成果の出る積み上げというものを本当に知恵と汗を出しながらやっていくということが必要だろうと思うんです。  今、銀聯カードの話もありました。確かにそのとおりです。ところが、もっと増やそう、そういう話をしても、あそこの中でももっとつくっていこうねと、それはできると思うんです。Wi-Fi環境も、こういうふうでやっていこうねということでやる。ところが、いろいろ隘路があって、なかなか広域的に進まない。そうしたらば、行政として、市に対して、その促進をする手だてをどうつくっていくか、そういうこともあると思うんです。  だから、何をどうすべきかということ、具体的に課題はわかっていると思うんです。だから、そこに一歩さらに前に踏み出すという取組を雄々しくやっていただきたいということを申し上げます。特にどうこう言う必要はありませんが、今、観光振興課長からかなり積極的な話があったんだけれども、文化観光国際部長、締めてもらいたいと思います。 ◎松川文化観光国際部長 高比良委員のご指摘、まさしく的を射ているものばかりだと認識しております。私も、観光産業のステップアップ、底上げというのは観光振興基本計画の中で目指しておりますので、そのために、1つは、産業労働部におきましても、これは総務委員会でも答弁させていただきましたが、労働生産性、また宿泊産業の生産性向上のための事業を行っております。その中では具体的に、例えば、今、当たり前と思っているサービスでも、それは要らないサービスかもしれない。例えば、ベッドメーキングの例が出ましたけれども、折り込む作業とか、ベッドメーキング自体を本当にお客様が求めているのかどうか。そういったところを少しずつ見直すことで労働生産性を上げていくことは可能です。あとは厨房での動線とか、在庫管理、食材の仕入れの仕方。よく現場に行きますと、実は食材の原価計算がまだ十分できていないところだとか、宿泊管理が紙ベースであったり、いろんな生産性を上げる部分がまだまだたくさんあるということがセミナーの中で指摘をされております。このセミナーにつきましては、参加された方も大変多くて、特に、具体的な個別の相談までレベルアップできる、もちろん事業者側の負担も若干ございますが、そこまでの制度もつくっております。これは一例でございますけれども、そういった文化観光国際部のみならず各部の力を連携しながら、観光産業の底上げというものにつなげていきたいと思っております。  特に、先ほどの外国人観光客の取り込みのことにつきましても、今、観光ステップアップ事業の中で、多言語化ですとか、取組をどんどん進めておられます。そういった意味で、外国人観光客の取り込みにつきましては事業者のほうも前向きに進めてきておりますので、具体的な成果はまだまだこれからですが、徐々にこういった取組が来年度に向かって成果を上げてくるものと期待しているところでございます。  引き続き、観光産業のステップアップについて、しっかりと取り組んでまいりたいと考えております。 ◆宅島委員 この紙には書いてないのですが、雲仙温泉旅館組合から、念願でありました空港からの直行便の要望がずっと上がってきたのですが、県のほうでもそこを酌んでいただいて、また来年、走らせていただくということをお聞きしたんですけれども、そのことにつきまして、どうなっているのかお知らせをしていただきたいと思います。 ◎浦観光振興課長 空港から島原半島、特に、雲仙、小浜へのアクセスについては、従来から、その不便さを指摘される声がございました。今回、国の加速化交付金の第3次分の配分を活用して、県のほうでも先般、補正予算として先議いただきましたけれども、私どものほうで事業を組み立てまして、地元と協力して、1つは、エアソウルの就航に合わせて、エアソウルの発着時間に合わせた空港から雲仙、小浜への直行バスの運行というものを考えております。事業主体は、島原半島観光連盟にお願いするという形で進めております。  それとあわせまして、国内のお客様にもお使いいただくということで、週末の金曜、土曜、日曜の3日間は、国内客向けに、1日1便から2便のバスを、例えば、金曜日夕方近くに入ってくるお客様向けでありますとか、土曜日であれば、朝早くこっちに来られるお客様、また夕方帰るというお客様もいらっしゃいますので、現在の飛行機の路線の時間帯に合わせる形で、1日1便から2便を金、土、日の3日間は実証実験的に今年度運行しようということで、現在準備を進めているところでございます。 ◆宅島委員 ありがとうございます。  そこで、その実証実験の期間をお示ししていただきたいと思います。 ◎浦観光振興課長 これは有料の貸切バスの運行ということで考えておりまして、国交省から運行許可を別途いただかなければいけないということもございまして、その手続に1カ月ほどかかると言われております。今、早急にそれを進めているところでございます。それと、お客様向けには、十分な周知期間も必要だろうということで、1カ月ほどそれを置いて、本年度は今のところ、1月下旬もしくは2月から、3月の中旬ぐらいまでの運行を予定しているところでございます。 ◆宅島委員 ありがとうございます。  以前もそうやって実証実験をやっていただいて、一番時期の悪い時の数字をもって、やはりお客さんがいないということで、だめになっているんです。今回もまた一番閑散期にそれが当たっているので、できればお客さんの多い時を選んで実証実験をやってもらうとか、そうしてもらわないと、またお客さんがいなかったからやめますということになりかねないので、そこら辺を十分に気をつけてしていただきたいと思います。  関連ですけれども、エアソウルが就航して数カ月たちますけれども、今、利用状況はどうでしょうか。 ◎松尾新幹線・総合交通対策課企画監 今、手元にあるのが11月末まででございますが、おおよそ50%の利用率でございます。 ◆宅島委員 今、韓国の国内の情勢が不安定な状況なので、お客さんが少ないのもわかるんですけれども、このまま推移していくと、また廃止路線になったりしますので、以前も意見を申し上げたんですけれども、LCCなので料金の組成が難しいかもしれないんですけれども、消費者にとってみたら、パック料金2泊3日で幾ら、3泊4日で幾らときちっと出てこないと、なかなか行こうという気にもなれないと思うんです。だから、そこら辺をきちっと商品の企画、開発を県も旅行代理店等と一緒になって考えていただきたいと思うんですけれども、その点について見解を求めます。 ◎松尾新幹線・総合交通対策課企画監 確かにエアソウルは50%でございます。それでも前回のジンエアーの際と比べますと、5,000人まで到達するのはジンエアーは2カ月以上かかったのですが、エアソウルは1月と半分ぐらいで来ました。ただ、人数的にはいいんですけれども、便数が4往復、ジンエアーは3往復でして、機材も、今195人ですが、ジンエアーは180人台だったので、機材も大きく、便数も多くなっているので、確かにおっしゃるとおり、今後、永続的に続けていただくためには、頑張って、より一層努力をしなければいけないというところでございます。  今おっしゃられたように、旅行商品をいかに出すかというのは課題でございまして、それにつきましては今、エアソウルの長崎支店と一緒に話をしておりまして、既に、先ほど話が出たような阪急交通社、JTB、エイチ・アイ・エス読売旅行等では旅行商品はつくっていただいていますが、ともかく目につくところに、ということで以前、生協の話もございましたけれども、あそこは日本旅行でございますけれども、そういったご指摘も踏まえて、できるだけ広げられないかということで長崎支店と話をして、今後も努力してまいりたいと思っております。 ◆宅島委員 毎日、新聞を見ていますと、いろんな旅行等、いっぱい載っているんですけれども、福岡発着ばっかりで長崎発着が余りないんです。だから、そういったものを含めて、きちっと商品の開発等々については取り組んでいただきたいと思います。  それと、先ほどのバスの実証実験の話に戻りますけれども、できればお客さんが多いゴールデンウイークをきちっと入れた中での実証実験もぜひやっていただきたいと思いますので、そこは要望しておきますけれども、どうでしょうか。 ◎浦観光振興課長 確かに実証実験といたしましては、時期、それからある程度の期間は必要になってくるんだというふうに思っています。今回も、確かに閑散期でありますし、決して利用者の数だけで今後判断しようと思っておりませんで、1つは、具体的に、地元が一緒になって運行していく中でのいろんな課題というのを洗い出したいということもございますので、時間帯であったり、料金を含めてやりたいと思います。来年度につきましては、また来年度予算等々出てまいりますので、しっかりそこは関係機関と協議をしていきたいと思います。 ○深堀委員長 ほかにございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○深堀委員長 ほかにないようですので、理事者退席のため、しばらく休憩いたします。  再開は11時40分からにしたいと思いますので、よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      −午前11時33分 休憩− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      −午前11時40分 再開− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○深堀委員長 委員会を再開します。  意見書案に織り込む項目、内容等について、委員間協議をいたしますので、委員会を協議会に切り替えます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      〔協議会〕 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○深堀委員長 委員会を再開いたします。  それでは、ただいま確認いたしましたことを踏まえ、意見書案に盛り込む項目や内容の取りまとめについて、正副委員長にご一任願うことでよろしいでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○深堀委員長 それでは、正副委員長にご一任願います。  次に、今後の委員会活動について協議するため、しばらく休憩いたします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      −午前11時51分 休憩− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      −午前11時51分 再開− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    ○深堀委員長 委員会を再開します。  次回の日程については、1月20日とし、審査内容は、意見書(案)の取りまとめとすることでよろしいでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○深堀委員長 それでは、そのように決定いたします。  ほかに協議することはございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○深堀委員長 他に協議する事項もないようですので、これにて、本日の委員会閉会いたします。  大変お疲れさまでした。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      −午前11時52分 閉会− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  委員長       深堀 浩  副委員長      山口経正  署名委員      大久保潔重  署名委員      宅島寿一 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  書記        喜多由美子  書記        増田武志  速記        (有)長崎速記センター...