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  1. 長崎県議会 2016-03-08
    平成28年  2月定例会 総務委員会-03月08日−06号


    取得元: 長崎県議会公式サイト
    最終取得日: 2019-09-28
    平成28年  2月定例会 総務委員会 − 03月08日−06号 平成28年  2月定例会 総務委員会 − 03月08日−06号 平成28年  2月定例会 総務委員会 1、開催年月日時刻及び場所   平成28年3月8日        自  午前10時0分        至  午後5時7分        於  第1別館第1会議室 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 2、出席委員の氏名     委員長(分科会長) 山本由夫君     副委員長(副会長) 里脇清隆君     委員        八江利春君      〃        吉村庄二君      〃        坂本智徳君      〃        山田博司君      〃        高比良 元君      〃        浅田眞澄美君      〃        西川克己君      〃        川崎祥司君
         〃        前田哲也君 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 3、欠席委員の氏名     なし −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 4、委員外出席議員の氏名     なし −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 5、県側出席者の氏名     文化観光国際部長        松川久和君     文化観光国際部次長       川口岩継君     文化観光国際部次長       岩崎直紀君     文化振興課長          中村 哲君     世界遺産登録推進課長      岩田正嗣君     観光振興課長          浦 真樹君     観光振興課企画監(観光計画・植物園担当)                     村山弘司君     物産ブランド推進課長      本田和人君     国際課長            古謝玄太君     国際課企画監(平和・国際協力担当)                     大安哲也君 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 6、審査の経過次のとおり −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      −午前10時0分 開議− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○山本[由]委員長 総務委員会及び予算決算委員会総務分科会を再開いたします。  これより、文化観光国際部関係の審査を行います。 ○山本[由]分科会長 まず、分科会による審査を行います。  文化観光国際部長より、予算議案について説明をお願いいたします。 ◎松川文化観光国際部長 おはようございます。  文化観光国際部関係の議案についてご説明いたします。  「予算決算委員会総務分科会関係議案説明資料」の「文化観光国際部」をお開き願います。  今回、ご審議をお願いいたしておりますのは、第1号議案「平成28年度長崎県一般会計予算」のうち関係部分、第81号議案「平成27年度長崎県一般会計補正予算(第4号)」のうち関係部分、第94号議案「平成27年度長崎県一般会計補正予算(第5号)」のうち関係部分、第99号議案「平成27年度長崎県一般会計補正予算(第7号)」のうち関係部分であります。  初めに、第1号議案「平成28年度長崎県一般会計予算」のうち文化観光国際部関係部分についてご説明いたします。  文化観光国際部所管の歳出予算総額は30億6,618万2,000円でございまして、これを平成27年度当初予算額の28億5,472万6,000円と比較いたしますと2億1,145万6,000円の増となり、率にしまして7.4%の増となっております。  平成28年度当初予算の主な内容は、長崎の歴史、文化の研究を深め発信していくための支援や世界遺産登録の推進、本県観光のブランド力向上及び観光産業の活性化、高度化の推進等、また、東京日本橋に開設の情報発信拠点アンテナショップの運営や関西地区の企業と連携した情報発信、県内外に向けた県産品のブランド化や県産品愛用運動の推進、さらには歴史的なゆかりを有する国々に対し経済的な実利を見据えた取組の推進等に要する経費であります。  平成29年度以降の債務負担を行うものについては、記載のとおりでございます。  次に、第81号議案「平成27年度長崎県一般会計補正予算(第4号)」のうち関係部分についてご説明いたします。  文化観光国際部の補正予算額は、歳入予算1,534万4,000円の減、歳出予算8,640万8,000円の減であります。  歳出予算の主な内容は、事業の執行見込みの減等によるものでございます。  次に、繰越明許費についてご説明いたします。  県が新上五島町に助成している世界遺産整備活用補助事業において、工事に伴う調整、協議に時間を要したことにより事業の年度内完了が困難であることから、繰越明許費を設定しようとするものであります。  次に、第94号議案「平成27年度長崎県一般会計補正予算(第5号)」のうち関係部分についてご説明いたします。  歳出予算は、566万9,000円の増であります。これは、職員の給与改定に要する経費でございます。  次に、第99号議案「平成27年度長崎県一般会計補正予算(第7号)」のうち関係部分についてご説明いたします。  今回の補正予算は、国において決定された「1億総活躍社会」の実現に向けて、緊急に実施すべき対策及び総合的なTPP関連政策大綱に沿って1月20日に成立した国の補正予算に適切に対処するため、必要な予算を追加しようとするものであります。  文化観光国際部の補正予算額は、歳出予算1億6,683万8,000円の増であります。  歳出予算の主な内容は、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」世界遺産の理解増進、情報発信に要する経費や、本県ならではの海外交流の中から育まれた歴史、文化等を生かした誘客や地理的優位性を生かした中国や韓国を中心としたアジアからの誘客を図るための経費、オランダをはじめ欧米各国へ向けた本県の魅力発信に要する経費等であります。  次に、繰越明許費についてご説明いたします。  国の交付金を活用する事業について、年度内に適正な事業期間を確保できないことから、繰越明許費を設定しようとするものであります。  この結果、平成27年度の文化観光国際部所管の歳出予算額総額は30億1,324万7,000円となります。  最後に、平成27年度補正予算専決処分について、あらかじめご了承を賜りたいと存じます。  平成27年度の予算につきましては、今議会に補正をお願いいたしておりますが、今後、年間の執行額の確定に伴い、調整・整理を行う必要が生じてまいりますので、3月末をもって平成27年度予算の補正について専決処分により措置させていただきたいと考えておりますので、ご了承を賜りますようお願いいたします。  以上をもちまして、文化観光国際部関係の説明を終わります。  よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○山本[由]分科会長 次に、提出のありました政策等決定過程の透明性等の確保などに関する資料のうち、政策的新規事業の計上状況につきまして説明を求めます。 ◎中村文化振興課長 資料は、「政策等決定過程の透明性等の確保及び県議会・議員との協議等の充実に関する決議」に基づきまして本委員会に提出しております政策的新規事業の計上状況について、ご説明を申し上げます。  資料の2ページ目をお開きください。  まず、政策的新規事業の中から主要なものとして重点戦略に載せているもので、文化観光国際部関係事業につきましては、文化振興課の「描いてみんね!長崎」事業費など全9件を計上いたしております。  以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○山本[由]分科会長 ありがとうございました。  以上で説明が終わりましたので、これより予算議案に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。 ◆川崎委員 まず、観光ステップアップ事業のことについてお尋ねをいたします。  一般質問でもやらせていただきましたが、DMOの考え方です。今から非常に大事な組織体になってこようかと思います。成功事例として本県では小値賀アイランドツーリズムさんが、資料を見てもあちらこちらで紹介されています。  長崎市が観光立国ショーケースでDMOを推進していくと。長崎県も各地域で展開をされると思いますが、規模の問題からすると、組成をしていくというのは大変ご苦労があられるかと思っております。県がどう取り組んでいくかという姿勢と、この規模感からいって、海外も含めて成功事例があればお知らせいただきたいと思います。 ◎浦観光振興課長 DMOに取り組むに当たっての県の姿勢、考え方でございますが、これからの観光振興を図っていく上で、もうワンランク上を目指すという意味では、しっかりと地域が観光で稼いでいく力を引き出していくことが必要であると我々は思っております。そのための大きな機能を果たすものとしてDMOというものが今、国においても推進をされているところであります。  具体的には各地域においてしっかりと、従来の宿泊業者とか観光団体とか旅行業者といった観光事業者のみならず、県内の第一次産業の関係者、あるいはガイド等を行う地域住民の方、全てのあらゆる関係者を巻き込んでいきながら、各地域における観光振興を図っていく取組を推進していくというものでございます。  それにつきましては、来年度予算におきまして県といたしましても、各地域がDMOを目指していく上で、委員から先ほどお話がありましたけれども、先進事例とか、他のいろんなDMOを取り組むに当たっての事例をまずは研究していくことも必要になってこようかと思います。また、専門的な人材を配置して地域の核となって引っ張っていただくような形も必要になってこようかと思います。地域がDMOを進めるに当たって、いろんな研究、あるいは関係者の検討、そういった場において県としても積極的に関わりをもって助言や指導をしていきたいと思っておりますし、かかる費用については一定の支援を3年間の範囲内でしていきたいと思っております。そういった形で地域の取組を促していきたいと思っております。  今、既に長崎市においては、コンベンション協会などを中心に検討会なども開いて取り組まれております。あるいは島原半島におきましては、島原市あるいは3市が一体となった取組も今検討されております。そういう形で市単独、もしくは複数の市町で連携して、それぞれの地域の実情に合った取組がなされていくと思いますので、その辺は柔軟に県としても支援をしてまいりたいと思っております。  ほかの先進事例でございますが、日本版のDMOはこれからつくられていくものだと思いますけれども、既に類似のものとして、先ほど小値賀のご紹介もありました。他県では信州の飯山市の観光協会とか南信州の観光公社といったところが、四季を通じた体験型のいろんなメニューを用意して、そこに関係者が関わりをもってしっかりと一定の収入を得ながらやっている事例もございます。  海外におきましては、規模が違いますけれども、よく例えで出されていますのがスペインのバルセロナとか、アメリカハワイ州とか、カリフォルニアのナパといったところがあります。アメリカなどは、例えばホテルの宿泊税を取り、税の収入を地域の観光振興に充てる仕組みをつくっている。あるいは、実際に観光事業としていろんなツアー商品の販売、あるいは手配での手数料収入を得ながら観光振興を図っていく。そういった独自の財源をいろんな形で確保しながら取り組んでいる事例がございますので、そういったところも参考にしながら、今後、国内、県内での取組が進められていくものと思っております。 ◆川崎委員 方向性はわかりました。まずは勉強してしっかりと知識をつけて、人材を育成して配置をしていきながら、少し時間がかかるかもわかりませんけど、組成をしていただければと思います。  冒頭、ワンランク上、稼いでいくというお言葉がありました。観光協会あたりが広く公平にやってきた情報発信とか、汲み上げ方とかもでしょうけど、本当にワンランク上、稼いでいくという新たな視点で、観光でもって地域の経済を活性化するような組織体として組成をしていただければと思うんです。  ワンランク上という言葉に関係するでしょうか、富裕層について知事も議会冒頭に述べられるなどターゲットを求められていますが、この事業の中に欧米富裕層誘客対策として350万円ほど計上されております。フライ・アンド・クルーズによる欧米メディアの招へいということも具体的に示されております。そういったご専門のメディアに当たっていかれるのでしょう。  こういった方たちに、長崎のどういったものを見てもらおうとされているのか、体験してもらおうとされているのか。つまり、富裕層の方に長崎の魅力をどう伝えていこうとされているのか、整理がついているのであればお知らせいただきたいと思います。 ◎浦観光振興課長 特に欧米からの富裕層の誘致に関してのお尋ねでございます。  アプローチの仕方として、委員からお話がございましたように、欧米のメディア系の方をこちらに招へいするというやり方を考えています。ダイレクトにいきなりというのは難しいので、これまでもJNTO、日本政府観光局とか九州観光推進機構と連携して、海外の旅行博等に出展をしてまいりました。そういう中で、現地の旅行者とかメディア関係者との一定のつながりも少しずつ築かれてきておりますので、そういったところを通しまして具体的に旅行雑誌社とかメディアとか旅行社、そういったところにアプローチをしていきたいと思っています。  具体的にどういったものを遡及していくのかということでございますが、長崎の自然であったり食であったりと、可能性のある素材としては多々あろうかと思いますけれども、まずは欧米の富裕層と接している方、扱っている方に、どういうものが遡及できる可能性としてあるのか、そういう声もお聞きしながら具体的に長崎の玉を洗い出していって、実際に現地にお呼びして見ていただいて、現地での情報発信にも使っていくという形で取組を進めていきたいというふうに思っているところであります。 ◆川崎委員 最後のことは大事でしょうね。富裕層を相手にされている方に長崎を見てもらう。我々はこれがいいだろうと思っていても、そうじゃなくて、まさかこういうところが認められるとはという気づきもあろうかと思いますので、そういった取組から長崎の新たな魅力を積み上げて、富裕層の取組をしっかりとやっていただければと思っております。  次に、「ながさき文化のちから」創生事業で1点。  若者文化の活性化として、ストリートカルチャーイベントなどの若者文化事業への支援で94万7,000円計上されています。若者文化の活性化というのは恐らく初めての取組でしょう。どういったことが具体的に考えられるのか、お尋ねいたします。 ◎中村文化振興課長 県の文化事業といたしまして若者を対象としたものはございましたが、はっきりとこのように「ストリートカルチャー」、横文字で恐縮でございますが、アメリカを発祥とする、ステージとかではなく、まさに道路上で行うようなものということです。例えば、9月の一般質問でもございましたが、ブレイクダンスなどを想定しております。長崎県佐世保市出身の優れたダンサーがいらっしゃいますので、そういう方々のお力をかりながら、町おこしにつながるようなものにまずは取りかかってみたいと、そういうものを考えております。 ◆川崎委員 若者文化の活性化、これも非常にいい着眼点だと思っています。長崎の魅力を増していくため、若者を長崎に定着させていくため、文化・芸術の力を引き出しながらつなげていって、若者の定着の一つの糧としていただければと思います。  それと、「描いてみんね!長崎」事業のことでお尋ねをいたします。  資料は拝見しておりますので大体わかっているんですが、特に本県が発信したい人物やストーリーの情報を提供してアニメ、マンガの制作を支援するということですが、本県が発信したい人物、ストーリーはどういったものを考えておられますか。 ◎中村文化振興課長 この事業は、県外、国内外にも広く長崎県の歴史を広めたいということで、ある程度ダイナミックなテーマが望ましいのではないかと。日本人だけではなく外国人も引きつけるようなストーリーになるとありがたいということで、はっきりと作家に直接伝えるわけではございませんが、何とか描いていただければと思っているのが、隠元、鄭成功、その他、歴史上の人物も取り上げられるとよろしいかと。  特に鄭成功につきましては、長崎県内にいる時間も短く、どちらかというと活劇的な要素が多うございますので、マンガのテーマとしてはふさわしいのではないかと考えております。 ◆川崎委員 具体的なお名前が上がりました。探っていただければと思います。  今、世界遺産が一つ登録をされて、もう一つを頑張っておられるところですが、こういったところも少し当たってみたらいかがでしょうか。  世界遺産というと、いろんなところを見せていただきましたけど、観光という視点からいくと、お客さんがばーっと登録直後には来られるんですが、大体下がっていくんです。それもかなり短い期間にぐっとお客さんが減ってしまう。  そういった流れの中において下がるのは下がるんでしょうけど、どこで止めるかということを考えていくと、魅力を常に発信し続けるということは非常に大事なことかと思うんです。通り一辺倒の情報発信ではなくて、新たな角度で発信をするということ。いい作品ができると、長く読み継がれて皆様に親しんでいただく可能性は多分にあろうかと思うんです。  例えば軍艦島で息づいた人たち、命をかけて仕事をされた方々のストーリーを展開していくことは非常にいい角度ではないかと思うんです。  また、キリスト教関連遺産にしてもしかり、禁教・潜伏期でしたか、今注目を浴びているその時期、非常に謎めいた部分もあるし、そういったところに着眼をしていく。これはハートの問題なので、どうなのかという議論はまた別にあろうかと思いますが、そういったところについても着眼をしていかれると、長崎が持つ素材とリンクをして、いい形で展開できるんじゃないかと思いますので、ぜひそういった角度でも検討いただきたいと思うんですが、いかがでございましょうか。 ◎中村文化振興課長 先ほど、こちらで描いていただきたいということで申し上げましたが、おっしゃるとおりいろいろな着眼点がございまして、こちらが描いていただきたいことと、作家の方がおもしろいと、これはいろんな人に訴えると感じるものとは全然違うものも出てこようかと思います。  委員がおっしゃいましたように軍艦島で暮らした人、キリスト教で弾圧された方、した方、いろいろございますが、そういう方も非常によろしいのではないかと思いますので、あまり決めつけずに、いろんな素材を掘り起こしてみたいと思います。  例えば、以前から議論のありました、長崎県の偉人として議会でも何度が出ておりました松永安左エ衛門さんについても、もしかしたらおもしろい素材として取り上げていただくことも可能かもしれませんので、そのあたりも含めていろいろなさまざまな情報提供に努めてまいりたいと考えております。 ◆川崎委員 山本作兵衛さんが、当時の作業内容を描かれた炭坑記録画等が世界記憶遺産に登録されました。写真を撮ってはいけない、禁止をされていたらしいですね。だから描かざるを得なかったという背景はあるものの、それが世界記憶遺産に認定をされました。人が苦労したもの、汗をかいたもの、命がけでやったものには感動があるし、伝わっていくものがあると思いますので、長崎が持つ採炭の歴史、ストーリーについても、軍艦島があるし、池島がありますし、各地に採炭の歴史がありますので、ぜひそういったところにも挑戦していただきたいと思います。  以上です。
    ◆山田[博]委員 平成28年度の予算の中で幾つかお尋ねしたいと思います。最初に世界遺産登録推進事業についてお尋ねします。  世界遺産登録までの今後のスケジュールで、推薦書関係で平成28年2月中にイコモスのアドバイザリー契約を締結したということです。学術委員会を3月中にして、3月末には推薦書の素案の取りまとめるということになっております。  先般、この委員会におきまして集中審査をした際に、構成資産は14資産でやっていくのか、それにプラスマイナスするのかと質問しました。その際には今の構成資産でやっていくということでありました。  実は朝日新聞に、長崎県世界遺産学術委員会の委員、長崎総科大学の林名誉教授のインタビューで、新たに禁教期の資産を足すこともあり得るという記事が載りました。  私は何が言いたいかというと、県当局の考えと学術委員会の委員の意見が違うわけね。インタビューで答えているんです。長崎県当局は、14資産でいくと。  もう一度言いますよ。長崎世界遺産学術委員会のメンバーである林名誉教授は、足すこともあり得ると言ったと。しかし、県当局はないと言ったんです。これはどっちなんですか。  昨日の夜、五島の後援会の人から電話があって、五島で増えることは大変ありがたいことだからと、真っ先にぜひ聞いてくれということでありましたので、改めてこの件に関してお尋ねしたいと思います。明確な見解を聞かせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◎岩田世界遺産登録推進課長 構成資産の増減につきましてご説明いたします。  14の構成資産で推薦を上げておりまして、今回一旦取り下げを行いました。構成資産の増減があるのか、ないのかというところでございます。  イコモスの協議の中でやりとりがあって、例えば構成資産が足らないということが出てくれば、当然ながら考えないといけないということはございますが、我々は14の構成資産で前回も完全性を証明してきております。これは当然ながら学術委員会でも協議をし、了解をいただいて構成資産の絞り込みを行ってきたところでございます。  現実的に新しい資産を入れられないかというと、推薦書を再構築する上で見直しということはあり得ますし、足すことも可能ではありますが、この14の構成資産で今まで完全だと言ってきたということが一つ。もし新たに入れるとなると、これまで推薦をしております構成資産と明確にどう違うかということをはっきりしないといけない。また、法的な保護がきちんとかけられているかどうかというところもございます。  こういったものを総合的にきちんと勘案をしながら、今までの構成資産との明確な違いをはっきりでき、文化財の指定、保存の体制もしっかり確立できるということであれば資産の追加も考えられますが、現在のところは14の構成資産で完全性を示しておりますし、この14の資産をいかに禁教期に結びつけるかということで説明をしていきたいというふうに今は考えているところでございます。 ◆山田[博]委員 それでは、改めてお聞きしますけれども、14資産でいくんですと、プラスすることはないと。しかし、イコモスの意見があれば足すこともあり得ると。  前と全く違うんですよ、これ。ここがポイントなんですよ。  今までは14資産でいきますと、プラスマイナスは絶対にありませんと言われましたけれども、イコモスとのアドバイザリー契約に基づいて、イコモスから、ここも加えたらどうですかという助言があれば、足すこともあり得ると理解していいんですね。これは大切なところですよ。今までは14資産しか絶対にだめなんですよと。しかしながら、イコモスの意見があればプラスすることもあり得ると理解していいんですか。そのことを明確にお答えください。 ◎岩田世界遺産登録推進課長 構成資産についてプラスをする。イコモスが、こういったところを出せと言うことは、助言でございますので基本的にはないと思っております。  こちらのほうで、こういった資産も登録する必要があるのではないかと、日本国として文化庁とも協議をしながらですが、こういったものはどうかとイコモスに投げかけまして、イコモスも「うん、こういったものだったら、いい」ということであれば、それは当然ながら追加もあり得ますけれども、今現在、文化庁とも14の構成資産で再構築をしているところでございまして、新たな推薦候補の構成資産を入れるということでの協議は今のところ行っておりません。 ◆山田[博]委員 先ほどとまたちょっと違うなと思ったんですが。最初の答弁では、構成資産にプラスすることもありますけど、イコモスからはそういった提案はないでしょうと。しかし、学術委員会のほうで構成資産に足すこともあり得るでしょうということですね、要するに。  イコモスから、ここを足したらいいですよと言うことはないと。ないけれども、世界遺産登録に向けて、潜伏・禁教期の中で足すことを学術委員会として提言することもあり得ると。もう一度確認ですけど、そういうことと理解していいんですか。 ◎岩田世界遺産登録推進課長 政府として、全く足せないということではございません。政府として、新しい推薦書をつくる上でどうしても必要だというものであれば、当然ながら考えられます。そういったものを加えるとなりますと、学術的な調査も踏まえまして当然イコモスとも相談をする、協議をすることになろうかと思いますが、現実問題として、来年の国内候補の決定を目指す中におきまして新たに構成資産を追加するとなりますと、それまでの調査も充実をさせていかないといけない。現実的にこれが間に合うかどうかというところもございます。  我々は今のところ、14の構成資産で世界遺産たる価値を再構築しながら、それぞれの14の構成資産が禁教期とどう結びつくかというところを中心に推薦書を再構築していきたいということでございます。 ◆山田[博]委員 世界遺産に再挑戦ということで、林名誉教授は、禁教期の資産を足すこともあり得るということです。今の県の方針はわかりましたけれども、委員会のメンバーにはこういった意見もあると。県当局と長崎世界遺産学術委員会の委員との意見の隔たりがあると、ここをどういうふうに修正していくか。世界遺産登録に向けての予算が計上されておりますけど、そこはどのように説明していくのか、見解を聞かせていただけましょうか。 ◎岩田世界遺産登録推進課長 来年の国内候補として立候補するに当たって、3月までには素案を出さないといけませんので、当然ながら素案を出す前には学術委員会なり、首長さんたちが集まる推進会議でも了承をいただくことになります。  今、イコモスとも協議を始めておりまして、その中で世界遺産たる価値とか、それぞれの構成資産の禁教期とのつながりといったところを協議をしております。ある程度こういったものがまとまってくる中で、学術委員会の委員の方々にも、そのような内容をお伝えしてご理解をいただいていきたいと考えております。 ◆山田[博]委員 わかりました。今、イコモスとアドバイザリー契約を結んだ上で助言なりをいただいていると。14資産で話し合いを進めて推薦書をつくって、今後、学術委員会とか推進会議を開く予定にしているということですね。  そのスケジュールはどういうふうにしているか、それも含めて説明していただけますか。 ◎岩田世界遺産登録推進課長 今回新たに推薦書の素案を3月末までに提出をしないといけません。今、素案提出に向けて、推薦書の再構築、修正をかけております。これは文化庁とも協議をし、イコモスともずっとやりとりをしながら修正をしていくと。  こういった上で、3月の下旬には学術委員会にそれをかけて、当然ながら必要の都度、委員の皆様にも意見をお聞きし、最終的には学術委員会を開催して了承をいただいた上で、また推進会議、これは各構成市町の首長さん方で集まる会議でございますが、そこでもご理解をいただいた上で3月末には文化庁に素案を提出したいと考えております。 ◆山田[博]委員 具体的な日時を教えてもらえませんか。そのスケジュールで話をしたいと思いますので。世界遺産登録推進の平成28年度予算は1億7,200万円でしょう。これだけのお金を投じるわけですから、きちんとした日時を説明していただけませんでしょうか。 ◎岩田世界遺産登録推進課長 最終的に何日、何時にどこでというところはまだ決めておりませんが、3月14日の週の後半か、もしくは22日の週の早い時期には学術委員会を開催したいと考えているところでございます。 ◆山田[博]委員 県議会の委員会もあるからスケジュール的に大変厳しいかもしれませんけれども、学術委員会を開いて修正をして、3月末までには素案を提出しないといけないと。  私は、学術委員会をもっと前に開かないといかんのじゃないかと思うんです。文化観光国際部長、いかがですか。修正をする時間がないんじゃないかと。このスケジュールで本当に大切な推薦書の提出が間に合うのかと危惧するわけですが、私の率直な意見に対して見解を聞かせていただきたいと思います。 ◎松川文化観光国際部長 イコモスからのアドバイスがスタートしたばかりでございまして、そこを踏まえて推薦書自体を見直します。その作業を進めております。まずはたたき台がないと学術委員会にもかけられない。事前にいろんな先生方のご意見を伺うことは可能ですので、ある程度聞きながらも、一応のたたき台、素案をつくってかけないと時間的に間に合わないということがございます。  それともう1点、3月末までに文化庁に提出しますが、これはあくまでも素案でありまして、この後も学術委員会を開きまして委員のご意見を聞いて修正をかけていく、よりよいものにしていくことは可能でございますので、まずは来年度の世界文化遺産の候補になるための素案の提出を最優先に進めたいということでございます。 ◆山田[博]委員 これに関しての質問はここらあたりで終わりたいと思うんですけど、平成28年度の世界遺産登録の国内推薦の締め切りが平成28年3月末で、時間がないということでありました。  それじゃあ、もう一度、この14資産についてお尋ねしますけれども、イコモスからも特段、新たな資産として付け加えなさいとか、削除しなさいとか、そういったことは今のところはないと理解していいんですね。イコモスからは特段、そういったことはないんだと。新たな資産を付け加えなさいとか、これをもうなくしたがいいんじゃないですかということは、ないと理解していいんですか。 ◎岩田世界遺産登録推進課長 イコモスにつきましては、あくまでも助言ということで、こちらの推薦書が構成資産の価値づけをきちんと説明できているかどうかというところのチェックをいただくところでございます。イコモス側から、この資産を追加せよと言うことはございません。  また、イコモスと協議をする中で、例えば、この構成資産の価値づけをするにはこの物証ではまだ足りないとかというアドバイスは出てこようかと思います。それに向けて、新たな物証としてこういったものがあるというようにイコモスとの協議は進んでいくものと考えています。 ◆山田[博]委員 わかりました。  続きまして、世界遺産文化財保存費の中で、長崎の教会群とキリスト教関連遺産の基金の積み立てを予定しています。こういった状態になってきますと、基金のスケジュールとか、今後の世界遺産登録に向けての予算はどうなるのか。各市町におきましては予算を取り下げたところがありました。世界遺産登録に向けてのスケジュールは大幅に見直されたわけですが、県当局のスケジュール管理はどのようになったのか、またはどのように取り組もうとしているのかを説明していただけますか。平成28年度予算において、当初の計画とどのように変わって予算計上されたかも含めて説明していただけますでしょうか。 ◎岩田世界遺産登録推進課長 基金に関しましては、基本的に構成資産の保全のための基金でございまして、構成資産を守っていくことにつきましては、登録が延期になったからといって、今のところ変更は考えていません。必要な保全はやっていかなければいけないと考えております。  平成28年度には、江上天主堂を平成28年、平成29年の2カ年で補修をする予算3,250万円をお願いしているところでございまして、予定どおり行うと考えております。江上につきましては、平成28年度は全体事業費が2,200万円で、国庫補助事業も使いまして、県の補助に加えて基金からの補助といたしましては今のところ110万円を予定しているところでございます。 ◆山田[博]委員 県当局の世界遺産登録に向けての予算は、計上されている中で特段問題はないということでありました。  それに関して一つだけ。世界遺産登録の周知・啓発に関する経費とありますね。パンフレット作成、CM、外注広告など3,300万円予定されておりますけれども、ここは大幅に見直しをしないといけないんじゃないですか。すみませんけれども、そこは大切なところですから、きちんと説明をしていただきたいと思います。これは今後どのようにやっていくのか。 ◎岩田世界遺産登録推進課長 周知・啓発につきましては、新たな世界遺産たる価値をきちんと書いていくということもございまして、これにつきましては、今までの周知・啓発を若干中身を入れ替えて今後も続けていかなければいけないと考えております。  来年度の周知・啓発といたしまして約3,300万円を計上させていただいておりますが、平成27年度よりも大幅に増やしまして、新たな価値等々をPRしていくと考えているところでございます。 ◆山田[博]委員 この3,300万円は、今年世界遺産登録ができると思って計上していたのか、それはどうなんですか。お答えください。 ◎岩田世界遺産登録推進課長 今年登録になっていれば、周知・啓発はもっと低く抑えることを考えておりましたが、こういった状況になりまして、価値等々についても新たに周知・啓発をしていかないといけないと。この状況になって大幅に伸ばしたところでございます。 ◆山田[博]委員 文化観光国際部長、私は、今回世界遺産登録とならなかったので、県当局としては、どのようなことを考えてこの予算を計上したのかと聞いたわけです。私が何回も聞かないと答えていただけないというのはどういったことですかと言いたい。  いいですか、世界遺産登録の周知・啓発に対する経費は、世界遺産に登録されていたらこれだけ計上しなかったと。できないとわかったから、これだけの予算を計上しましたという話だった。  私は、当初は世界遺産に登録される予定だったが、登録にならなかったから、平成28年度予算でどういったことを対策として上げたのかをお聞きしたかったんです。改めて、これはきちんと答えていただきたいんですよ。私の質問がわかりにくかったのか、答えにくかったのか、どっちなんですか。  いいですか、もう一度言いますよ。今回、世界遺産登録ならなかった。平成28年度予算で、それに対してどういったところに踏み込んで予算計上なりに取り組んでいるかというのを説明してもらいたかったわけです。  周知・啓発に関しては、新たな文言を加えていろいろやると言っていましたけど、再度お聞きしたら、今回登録ならなかったから、周知の予算を増やしたという話です。であれば、委員の皆さん方にわかりやすいように、県民の皆さんにわかりやすいように、今回だめだったから、平成28年度予算の中でこういったことに県当局は取り組んでいるんですよということを説明してもらいたいと言っているわけです。  私の五島弁がわかりにくいかな。わかりやすいと思うんだけどな、俺。もう一度お答えいただけますか。 ◎岩田世界遺産登録推進課長 一旦推薦書を取り下げるということになりまして、世界遺産の価値というものが新しい推薦書の中で再構築をされていくことになります。これまでずっと行ってきた啓発と申しますのは、伝来期、禁教・潜伏期、その後、復活後の教会ということで、それぞれの資産の説明、並びに資産の価値の説明を主に行ってまいりましたけれども、今回推薦書を再構築する上におきまして世界遺産の価値が変わってくる、また、それぞれの構成資産の価値づけというものも当然変わってまいります。  こういったものを正確にお伝えしていくということもございまして、平成28年度に周知・啓発として新たに加えましたのが、テレビだとか新聞での周知・啓発、また、県外、県内でのイベントにおきまして新たな世界遺産たる価値を広くPRをしていく予算を計上させていただいているところでございます。 ◆山田[博]委員 部長、私が言っているのは委員の皆さん方はわかると思うんですけど、全然答弁になっていないんだよ。(発言する者あり)  休憩してもらったがいいな。委員長、前田委員が言うように休憩してもらって。全然かみ合っていないんだよ。世界遺産登録に向けて県民はどれだけ期待しておったか。今回だめだったから、じゃあ、平成28年度はどんなことを新たに取り組んで予算を計上したかというのを、当初よりもどれだけしたかと説明してもらいたいと言っているんですよ。  委員長、これは議論がかみ合わないから。これは大事なポイントですよ。県民が一番注目しているんだから、委員長のほうでさい配していただきたいと思います。 ○山本[由]分科会長 しばらく休憩します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      −午前10時50分 休憩− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      −午前11時0分 再開− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○山本[由]分科会長 分科会を再開します。 ◎岩田世界遺産登録推進課長 大変失礼いたしました。  教会群の予算の編成に当たりましては、登録の期待が高かったということもありまして、当初は登録を前提とした予算を計上するように考えておりました。  しかしながら、一旦取り下げることになりまして、世界遺産センターの常設展示の整備で5,100万円ほど計上を考えておりましたが、取り下げております。また、世界遺産登録時の経費、登録決定時の祝賀会とか、構成資産の近傍における誘導のサイン、こういったものも取り下げることで大体1億400万円程度の計上を見送らせていただきました。  それを踏まえた上で、新たに登録に向けて事務を進めなければいけないということで、推薦書の作成の経費といたしまして約5,300万円。これは、推薦書の作成から翻訳、新たに現地調査をしないといけないということもございます。新たな資料とか物証の収集、映像の制作のための素材の収集といったものを全部入れまして5,300万円ほど計上させていただいております。  さらにイコモスのアドバイザリー関係につきまして、調査員の旅費、通訳とか、新たな図面の作成、現地の交通手段の借上料、こういったものを含めまして約1,000万円を計上させていただいております。  また、来年の1月に推薦書を出した後、秋には現地調査を迎えないといけないということもございます。そのために、それに向けて修景、周囲の景観の整備をもともとは今年度で終わるようにしておりましたけれども、さらに構成資産の拡大の見直しもあるかもしれないということで、景観の整備につきましても1,800万円追加で計上いたしたところでございます。  さらには、新たな価値の理解増進。県民の皆様の平成28年度の登録という気運がものすごく盛り上がった中で、さらにまた2年延びることで登録に向けた気運が盛り下がらないように気運醸成をしていくということで、新たにパンフレットを作成し、テレビ・新聞等によります周知・啓発、またシンポジウムも行いまして、そういった気運を醸成すると。全体として、急きょ新たに1億円ほどを追加計上させていただいているところでございます。 ◆山田[博]委員 登録を前提に予算を計上していたけれども、その予算の中身を、登録に向けてのいろんな啓発活動の予算に組み替えたと理解していいわけですね。そういったことをきちんと説明していただかないとですね、平成28年度当初予算の大きなポイントですから。  ほかにも質問したいことがあるんですけど、私ばかり質問できませんので、一旦ここで終わって、他の委員の皆さん方から質問していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○山本[由]分科会長 ほかに質疑はございませんか。 ◆高比良委員 予算の関係で、まず観光だけれども、DMOをつくっていきたいと。DMOをつくって、必置ですけれども、要はコーディネーター役が不可欠ですよね。これについて、県としてどういう取り組み方をしていこうとしているのか。人の確保だとか、活用の促進とか、こういったことをどう考えているのか、お答えください。 ◎浦観光振興課長 DMOに関しましては、先ほど申し上げましたように、まずは各地域において主体的に取り組まれていき、そこを県として支援をしていくと考えております。  その取組に当たっては、そこの地域の観光について戦略的に引っ張っていく核となる人材が必要になってくるのだと思います。それは、既に地域の中におられるかもしれませんし、外から引っ張ってくることも必要になってくる。そこはそれぞれの地域の実情に応じて判断されるところだと思いますので、仮によそから人を連れてくる費用が必要ということであれば、DMOの立ち上げに当たっての費用について当面3年以内で財政的な支援はやっていきたいと思っております。各地域においてDMO化に向けたいろんな会合等も今後開かれてくると思いますので、そういったところには県としても積極的に関与をしてご意見申し上げていきたいと思っております。 ◆高比良委員 全体的に観光というか、自分たちで頑張って人を呼んで栄える町長崎というような標榜をしていかなきゃいかん。そのために行政にばかりおんぶに抱っこじゃなくて、自分たちも汗をかいてやるべき役割を果たしていこうという意識醸成が少し出てきたことは歓迎したいと思うんだけれども、残念ながら、正直に言って知恵はないと思いますよ。具体的に専門的なノウハウを持った人というか、本当に観光の振興についての取り組み方がわかる、そういう本物のプロ、目利きをし指南役となるようなプロがいない。これは産業振興全体の話と共通するんだけれども、なかなか難しいと思うんですよね。  ここは、県が持っている多くのチャンネルを活用しながら、そういう人材を確保して紹介して活用を推進していく。この辺の後押しを、かなり汗をかきながらやっていかないと、言ってみれば問題意識を持った人たちの集まりだけで終わってしまう。いろんなコンテンツをつくったり、いろんな商品企画をつくったり、そういったことを目指そうとしているけれども、なかなかそういうふうにはなっていかない。  今までずっと、そういうことをかけ声として言ってきたんだよね。ところが、なかなか地に着いた実績が出てこなかったのは、やっぱり人材不足なんですよ。本県は、あらゆる分野においてそういうことが如実に現れている。中小企業振興対策などもしかりだけれども、ぜひ人材の確保、活用について、県として指導的な役割を果たしてもらいたいと思っているんです。  それと併せて商品企画の話だけれども、プレミアムコンテンツをつくるとか、あるいはインバウンド対策で富裕層向けのテーラーメード云々とか、いろんな言葉が飛び交っている。デスティネーションキャンペーンもしかり、ステップアップも、いろんな事業の中で出てくるんだけど、具体的に誰が造成をし、誰がアピールをしていくのか。具体的にどれぐらいのメニューができて、商品企画として提供されて実績につながってきたのか、この辺を少し説明してもらえますか。 ◎浦観光振興課長 特に、これから新たな一歩踏み込んだ取組として富裕層の誘致ということを掲げております。その中で必要になってきますプレミアムコンテンツを組み込んだ旅行商品、あるいはそういったコンテンツの提供をやっていこうと考えております。  当然これは県が各地域と一緒になってそういった素材を掘り起こして、磨き上げていって、最終的にツアー商品とするのであれば、当然それはエージェント、旅行会社に商品として市場にのせていただかないといけないと思っています。  特に富裕層の旅行の形態として、既存のツアー商品を使うよりも、テーラーメードという話がありましたけれども、逆に富裕層から漠然と、こういったところに行ってみたい、こういった時間を楽しみたいというリクエストに応えて、決められた日数の旅の過ごし方を提供するというパターンになってくると思いますので、そういった時に具体的に提供できるコンテンツにどういうものがあるのかというのをこれからつくっていくことが必要になってくると思います。  具体的なこれまでのプレミアムコンテンツの商品数がどれだけと数字として今お話しできませんけれども、既に一部、富裕層向けのツアーを扱っているエージェントなどもありますので、そういったところとの意見交換であるとか、実際に現地での視察を通してこちらからも提案をし、実際に富裕層を相手にされている旅行会社の方、メディアの方々の現地を見ながらのご意見も聞き、プレミアムコンテンツ、商品化に向けての取組を進めていきたいと思っております。 ◆高比良委員 ね、具体的なことが言えんやろう。そういうことはこれまでずっと言ってきたわけよ。ひもといて考えて、今までの実績を検証してみようとする時に、なかなか明確なものが出てこないんですよ。それは何が足らないかというと、仕入れ部門を担当する人がおらんとさ。全部外に出すだけの話ですよ。そして、東京とか大阪とかの大手のエージェントやキャリアが、商品企画を外から眺めてつくっているだけなんです。着地型で、1日の滞在プログラムを通じた最上のサービスを提供する商品企画としての仕込みができないんだよ、長崎のことをわからないから。  中国の富裕層に向けて、あるいは海外の富裕層に向けて何を造成したらいいのかはもうわかっているんだ、具体的に。一つは、長崎グルメ三昧の料理ですよ。最高級の料理を出す。そして、体験となれば釣りとかゴルフをやる。それから温泉、高ブランドの商品。そして観光地めぐり、長崎の伝統的な文化の体験ができる。あるいは、もっと言えば美容、エステ。  何が欲しいかはわかっている。そうしたら、そういう中で最上のサービスとしてどういうものが提供できるか。例えば料理だったらば、3万円から5万円の料理の内容としてはどうつくるのか。あるいは、ゴルフや釣りだったらどこに案内できるのか、どこのクルーズを運航できるのか。長崎の文化に触れたいんだったら、丸山の芸者をどこにどうやって運ぶのか。エステだったらどこに行けばいいのか。高ブランドの商品の購入だったら、よそにはかなわないけれども、長崎で取りそろえるなら、どこに行けばこれだけのものがありますよと、ラオックスなんかに運ぶんじゃなくて。  そういうものを具体的に、DMOあたりも中心になりながら考えてつくっていく。そして具体的に発信する仕入れ部門の長けた人が、汗をかいてそういうふうな作業をやっていき、いろんな受け皿を多様につくってネットワーク化する。  やるべきことは、もうはっきりしているわけよ。それをコーディネートし動いていく人がいないから、できないままになっている。やろうと思うとできる。やっていないだけなんだよ。それで机上でいつまでも同じことを繰り返している。観光の振興に対する取り組み方、あるいは産業の振興に対する取り組み方、全部一緒です。腹が立つぐらいです。自分で起業してやりたいぐらいだよ、本当。  どうですか。商品企画という面において、やらなきゃいかんことはわかっている。より磨きをかけて売り出すことに専念をすれば、そういうスタッフをそろえることが大事だと思うんだけれども、この辺について、どうですか。 ◎浦観光振興課長 仕入れの話、商品企画の話、まさに委員がご指摘のように、観光客の方からして、どういう魅力的な商品コンテンツを提供できるかというのが大きなポイントだと思います。そのために、これまで県も各地域に入り込んで具体的な素材の磨き上げはやってきていますし、各地域でもやってきている。当然そこには旅行業者の方も入って、具体的な商品の企画ができ上がっているものもたくさんあります。先ほどヘルス云々という話もございましたが、ヘルスツーリズムなども今回、中国向けに捉えています。既に一部の旅行社においては、そういったところの需要を取り込もうということで、具体的に医療機関に折衝をしながら受入れの可能性を探っていて、そこに県も一緒に入り込んだりしています。  まさにそういったところを県も働きかけをしながら、地域でそういったものを企画、造成していける人をつくっていく、それもDMOの中の取組の一つになってくるんだと思います。まさに地域が自ら商品をつくり上げて、それを売り出す形になるのが一番の理想型だと思いますので、人材の育成を含めて、これからDMOの中の取組になってくるんだと思います。なかなか一朝一夕でできるものではないと思いますけれども、そういった意識を持って県、それから各地域の皆さんが取り組んでいくことが、まさにこれから必要になってきているんだろうなというふうに思います。 ◆高比良委員 マンパワーの確保というか、動いていく、あるいは動かしていく、いわばシンクタンクとなるような、あるいは本当にプロの集団というか、プラットホームというか、そういうものをきちんと体制としてつくる、このことにはぜひ本当に腐心をしてもらいたいと思っているんです。人がいなければ動かないですよ。そのことが一番先決だと思っているから、DMOの設置等についても、そういう視点を持って関わっていただきたいと思うんです。  それで、部が違うんだけれども、雇用労政課がプロフェッショナル人材拠点づくりというものをやるでしょう。その中に観光振興の観点から、それに長けた人を入れていくことも、ぜひ、部としてアプローチをしていただきたい。  コンソーシアムをつくると書いている。ただ単に足らざるところを補うという話ではなくて、本当に観光振興を牽引する役割を持ったコンソーシアム、そういう意味合いのものとしてつくってもらいたいと思うんですよ。  もう一つ付け加えると、去年の日銀の短観、DIでは観光消費が伸びていますよと、今年も追い風でしょうという話です。さりながら宿泊施設等について、インフラの整備を合わせた中でこれからもっと取り組んでいかないと、なかなか難しくなるという指摘があった。  そこで、長崎市の話をして大変恐縮だけれども、高級なホテルを誘致しようということが表に流れている。高級なホテルを誘致するって、一体誰がするのか。誰か何かを今やっているんですか。県の観光のほうは、それにタッチしているのか。
     宿泊施設が不足しているということはもうわかっている。整備しなきゃいかん。  コンベンション、交流の産業化とか、いろいろ形ばかり言っているけれども、行政投資をするばかりで、民間の活力をどう生かすかという取組が全くなっていないと私は思っている。  宿泊施設が足らないと、高級ホテルを誘致しましょうと言っている。誰がやるんでしょうかね。県は、そういうことについて何か関わっているのかどうか、お答えをいただきたい。 ◎浦観光振興課長 ホテルの誘致のお話でございます。特に、よく指摘を受けていますワンランク上のハイクラスのホテルの誘致については、私どもが今回議案に上げております観光振興基本計画の中にも、世界に通用するホテルの立地促進ということで項目として上げております。そういうことで、これからの取組になってこようかと思います。今、具体的に企業誘致のようにホテルの誘致に向かって汗をかいているというところではございません。いろんな金融機関を通しての情報とか、定期的に意見交換等をさせていただいている中でいろんな動き等があれば情報をいただき、長崎市とも、そういう方向性については一定の共通の認識を持っている状況でございまして、今のところはまだ、具体的な誘致活動に積極的に走り回っているという状況ではございません。 ◆高比良委員 長崎県が、いろんな基本的な命題に対していろんなことをやっているけれども、具体的な成果がなかなか発現をしていかない。  その一番の大きな原因は、本気でそこに取り組むというか、一丸となった総力を挙げた取組み方というか、リスクを負いながらも腹をくくってやっていくという姿勢が、よそと比べればちょっと薄いんじゃないかと思っているんですよ。だから、議論ばかり多くて、なかなか具体的に進まない。本当に腹をくくってリーダーシップを持ってやっていく取組が非常に欠如していると思いますよ、佐賀県とか、そういうところに比べてみると。  知事は今回、いろいろ物議を醸しているけれども、出島に商業オフィスビルをつくっていくと。そこまでやるんだったら、観光の振興についても、ホテルが足らん、これは計画にもブレイクダウンさせたように、必要だという認識になったら、先頭に立って誘致に向けて進むべきですよ。  長崎市内に立派なホテルを経営している世界的に有数なホテル経営者が長崎にいるじゃないですか、外国資本ではあるけれども。そういうところに今こそアタックをしていく、そういう取組方をなぜしないのか。  目の前に知り得た情報がありながら一歩踏み出さない、これが私としては本当にじくじたるものがあります。こういうことを、ぜひ総力を挙げて取り組むようにお願いをしたい。目の前でやらなきゃいかんことに関して汗をかいていく。そうしないと、予算をつけても本当に成果は出てこないと思うんだ。同じことの繰り返し、同じことの繰り返し、観光は特にね。みんなが関心を持つところではあるけれども、中身は手を変え品を変えするけど、基本的に同じことばっかりずっとやっているんですよ。  たまたま今、追い風の状況になっているから消費額が伸びているんだけど、本当に本物にしていって、継続して来ていただくと、長崎は観光という切り口でまちづくりをやっていくという大きな視点、柱の中で足らざるところについては、やっぱり人ですよ。ここをしっかり補充をしていく取組をお願いしたいと思うし、誘致対策についても積極的な、より一層の取組方をお願いしたいと思います。  次に、世界遺産の関係だけれども、先ほどからいろいろ話があって教会群のことをやっているんだけれども、片や一方で明治・日本の産業革命遺産についての予算が非常に少ないと思うんですよ。協議会の負担金の話があったり、何百万かというのがあったりするんだけど、産業革命遺産がせっかく世界遺産として登録され、世界的に評価を得ている、その活用について基本的にどう考えているのか、ちょっと概括的に答弁をもらいたいと思います。 ◎浦観光振興課長 産業革命遺産の活用ということで、特に観光面での効果はやはり大きいものがございます。軍艦島、グラバー園等の利用者数は着実に増えております。引き続き観光にとっては一つの大きなコンテンツとなりますので、具体的に産業革命遺産を取り込んだところでの一定の観光誘客につなげていきたいと、いろんな形での情報発信は引き続きやっていこうと考えているところでございます。 ◆高比良委員 だから、総論として考えているというだけで、具体的にどう仕掛けをつくっていって、どう活かすのか。保全は当然のことだけれども、そういうことの具体的な仕込みをやっていかないと何もならないですよ。  軍艦島に行っていると。ただ単に「あ、こういうところね」と、見せるだけで終わっては、世界遺産として世界的な評価を得て登録されている、世界にもまれな価値があるという評価を得るに至った、そこの中身を何にもわからないままに終わってしまう。それじゃ、本旨じゃないと思うんですよ。  なぜ、三菱の資産も含めたところで世界的な評価を得たのか。そこをつくった人たちは、どういう意気込みを持ってこれをつくって、それがどう日本の産業革命に生かされたのか。要するに教育観光であったり、あるいは文化観光であったり、こういったことを訴えていくことがコンベンションの誘致にもつながってくる。そういう意味で世界遺産と併せたところで、一般質問もしたけれども、三菱が持っている素材はいっぱいあるんですよ。そういったものを直接的に活用することが難しかったら、レプリカでも何でもいいんだよ。あるいは、昔のことを一定再現し考えさせる、学ばせる。そして、今後の産業振興に対する取組としてどうしたらいいのかといろいろ議論をする。もっと言えば、いろんな研究開発も併せてやって、それに結びつけるような素材として活用していく。  持論だけど、高島は、そういうものをあちこちに散りばめていけば、全島全土が近代化資産のミュージアムというぐらいの地域づくりができると思っているんですよ。そういった視点から資産、遺産を活かしていくという取組を、ぜひ今こそ進めてもらいたいと思っているんですが、この辺についての考えはどうですか。 ◎浦観光振興課長 先ほどは漠とした答弁になりまして、申し訳ございませんでした。  産業革命遺産はもちろんですけれども、委員ご指摘のように、長崎が日本で最も早く海外に開かれてきたという歴史からひも解いていって、長崎には、歴史的な資産であったり、産業資産であったり、そういったものが非常にたくさんあるというのは誰もがわかっている。ただ、本当にそれがしっかりと掘り起こされているのか、磨かれているのかといったところも含めて、具体的に世界の歴史、その中での日本の歴史、長崎の歴史、その中で長崎が果たした役割、どういったものがあるのかというのをまずはしっかり洗い出しをしていきたい。  それを発信し、いろんな方に訴求していく中で、そういったものに対する知的好奇心の強い方はたくさんおられます。特に、ハイエンドなクラスの方にもたくさんおられます。そういった方々を長崎に呼び込む一つの大きなツールにもなってくると思っておりまして、先ほどコンソーシアムというお話がありましたけれども、ぜひそういったところを活用した、より付加価値の高い観光戦略をですね。  今回、観光振興基本計画でワンランク上を目指していくと大きな方向性を示しましたが、さらにもう一歩踏み込んだ高付加価値な、歴史、産業、その他長崎の擁するいろんな資産を活かした高付加価値な観光戦略をつくっていきたいということで、今回、そういった予算も計上させていただいております。例えば長崎大学をはじめとした県内の大学とか、三菱をはじめとした企業とか、それからもちろん県、市町、場合によっては民間のシンクタンクなどにも関わっていただきながら、そういったものをしっかりと掘り起こしていって、一つの大きな素材として構築できないか、そういったことに新たに取り組んでいきたいということで予算は計上させていただいているところでございます。 ◆高比良委員 もう時間がないので、あと1点だけにします。  先人が、特に岩崎弥太郎とか岩崎弥之助とか、彼らが何をやったのか。そのことが日本全国、オールジャパンの中でどういうふうな役割を果たしたのか。彼らが残したものは一体何なのか。そういったものをわかりやすく学ぶことができるものを目指して、いろんな仕掛けをぜひやってもらいたい。  ほかにも、その時代に頑張った賢人たちがたくさんいるわけよ、長崎には。そういう人たちが残した業績を今こそ外に向けて発信をしていく、言ってみればそういうことだと思うんだよ。そのことが世界に本当に評価を得た。そのことを誇らしく表に出す。これが長崎が持つポテンシャルの一つでしょう。今こそぜひ活かしていってもらいたいと思います。  国際課に最後に質問します。中国、韓国、いろいろあるよね。あるんだけど、ベトナムに特化したやり方を今回やっていこうとしているんだけれども、これはなんでベトナムだけなのか。ほかにサポートデスクを持ったところはたくさんあるよね、東南アジアの中で。今、産業労働部もそのことで頑張っていこうとしている。サポートデスクを持ったところに対しては、長崎の企業も、海外進出ができないかということでいろいろやっているんだよね。実際に業績も出してきている。  そういう意味で、ベトナムは結構なんだけど、それ以外にも食指を伸ばしていく取組が必要だと思っているんだけれども、そのことをどういうふうに考えているのか、この点だけお聞かせいただきたいと思います。 ◎古謝国際課長 東南アジアプロジェクト重点推進事業においては、昨年、知事が訪問しましたベトナムに関連した取組を列挙しております。  ベトナムに関しましては企業の方々も、サポートデスクは各地にありますけれども、最も相談が多いのはベトナムということがございますし、また、長崎とは歴史的なゆかりもございますので、今、大きなターゲットということで捉えております。  もちろん東南アジア全体に対しては、国際課の事業だけでなく、例えば観光面ではシンガポールとかタイといったところもターゲットにしておりますし、企業の展開支援につきましてはベトナムに特化した情報提供というよりは、サポートデスク含めてさまざまな東南アジアの情報を適時適切に提供して、企業の展開支援を図っていくこととしておりますので、決して県全体でベトナムだけ推しているということではございません。 ◆高比良委員 違うんだよ、私が言っているのは、そういうことじゃないんだよ。  各分野においては、それぞれ戦略目的があって、それぞれの分野ごとにやっていくのは当然の話。そういうことはやっているよ。  そうじゃなくて、もっと間口を広げて、国際課として友好交流につながるというか、各部が取り組みやすいような環境をつくっていくという意味で国際課の事業としてもやっていけないのかと言っているんだよ、私は。それはベトナムに限った話じゃないでしょうって。インドネシアにしたって、タイにしたって、あるいはミャンマーにしたって、いろんなところがあるんですよ。こういったところを忘れているんじゃないかと私は言っている。  ぜひ、そういう意味ではシーズはたくさんありますから、掘り起こしをしながら、さらに展開を広げていってもらいたい、これは強く望みたいと思うんです。  最後にしますけど、ジンエアーの話。アシアナの臨時便をやったというんだけど、これは現実的になかなか難しいと思うんですよ。博多に入れると、福岡に。そこから長崎にツアーで来させる仕組みを売り出すのは、実利面においてはプラスにつながっていくんじゃないかと思う。香港なんて、まさにそういう話をしていましたよね、大手の旅行代理店が。この辺についての仕組みはどうなっているんですか。この点をもって質問をとどめます。それだけお答えください。 ◎浦観光振興課長 韓国からの誘客に関しまして、今、一旦運休になっていますソウル路線の復活に向けて交通対策課でもいろいろ動きをしているところでございます。アシアナのチャーターが飛んだのもそうだと思います。  一方で、韓国から福岡に入ってくる観光客がたくさんいると。香港の例も出されましたけれども、実際入ってからレンタカーで移動される観光客の方もたくさんいらっしゃいます。そういった方を西九州の方に呼んでこようと、これは長崎単独ではなくて佐賀などとも連携しながら、今、福岡インして東九州レンタカーで流れているお客さんを長崎に呼んでくると。  韓国の方は巡礼ツアー、あるいはオルレ、トレッキングに関して非常に関心が高い。巡礼ツアーのお客さんはもう既に1万人を超えています。そういったところをしっかりと長崎から情報発信をして、取り込んでいく仕掛けを今、具体的にやっているところでございます。 ◆八江委員 東南アジアに関係する話が今出ておりますので、一部関連いたしますけど、私からもお尋ねしたいと思います。  3ページの10番に、アジア・国際戦略推進費1億5,851万1,000円とあります。情報発信に資する経費ということでありますけど、予算の内容をご説明いただけますか。(発言する者あり) ◎古謝国際課長 しばらく休憩をお願いします。 ○山本[由]分科会長 しばらく休憩します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      −午前11時35分 休憩− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      −午前11時36分 再開− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○山本[由]分科会長 分科会を再開します。 ◎古謝国際課長 アジア・国際戦略推進費1億5,851万1,000円の概略をということでございますが、逐次説明するのはなかなか難しいと思いますので、それぞれの予算の事業についてご説明をしている補足資料がございますので、そちらから簡単にご説明をさせていただければと思います。  中国、韓国、東南アジア、補正で欧米と4つの国、地域ごとにプロジェクト推進事業を立てております。  中国につきましては、歴史的なゆかりや交流を生かした情報発信ということで、孫文・梅屋庄吉、または鄭成功、隠元といった本県と中国とのゆかりの偉人にスポットを当てた取組を進めていきたいと考えておりまして、具体的には、冊子を作成するほか、こういった偉人にどういう人たちが興味を持つかということを考えますと、日本にいる華僑華人団体の方々が興味を引かれるのではないかと考えておりまして、そういった団体と連携したシンポジウムを実施していく予定としております。  また、現在、中国で急速に高齢化が進んでおりまして、2億人を超える高齢者がいるという状況でございます。そこに商機がないかと考えておりまして、中国介護ビジネスに関するセミナーを開催したいと考えております。  次に、韓国プロジェクトについてでございます。韓国につきましては、今、朝鮮通信使関連資料がユネスコ記憶遺産への登録を目指しておりまして、今月にも民間団体のほうで申請をする予定となっておりまして、この申請主体でありますNPO法人朝鮮通信使縁地連絡協議会へ支援を引き続き行っていく予定としております。  東南アジアプロジェクト重点推進事業につきましては、昨年8月に知事がベトナムを訪問しまして、クァンナム省という長崎ともゆかりの深い中部地方の地方政府と、友好交流に関する協議録への署名を行いました。  来年度は、クァンナム省側から知事団がやってくると聞いておりまして、今現在、どういう分野で具体的な交流ができるか、協議を進めているところでございます。  また、去年8月にも参加しましたダナン市における日越文化交流フェスティバルへの参加も予定をしております。  また、現在、ベトナム日本語の教育が非常に盛んになっているということでございまして、去年の訪問でも、ぜひ人材育成に対して何か協力をいただけないかという話を承っておりますので、日本語コンテストへの知事賞の提供を行いたいと考えております。  4番目につきましては、昨年の訪問の時に長崎県商工会連合会の会長から、商工会連合会としてもベトナムから高校生を招致してホームステイを行いたいという申し出がありまして、現在、商工会連合会主催の委員会形式で、どういうやり方で進めるかを検討しております。県としましては、ベトナム側との交渉窓口としてしっかりと調整を図っていきたいと思っております。同時に、高校生の旅費を一部負担をしたいということで計上しております。  最後に欧米プロジェクトでございます。これは補正予算ではございますが、これまで欧米につきましては、JNTO等と協力して広域での発信は行ってきたんですけれども、教会群の認知度の向上とか、映画「沈黙」がそろそろ公開されるんじゃないかということもございますので、長崎県単独での情報発信をしっかりと行っていくべきだと考えておりまして、情報発信強化とか、オランダ大使館と協力した日本関係の展覧会への出展を予定しているところでございます。 ◆八江委員 補足説明の資料を見ていなかったものですから、質問いたしました。  私が申し上げたいのは、高比良委員の質問とも関係することですけど、東南アジアが、長崎県も全国からもですけど、チャンスだと。交流あるいは貿易促進も含めて、いろんなものがチャンスだと捉えている。東南アジア諸国は、低開発国と言いながら、だんだん大きく発展をしてまいりますし、勢いのあるといいますか、今は立派な国として発展をしていますから、そういう関係も含めて取り組んでいくことが必要かなということもありました。  私も長い間、この20数年間、県議会に所属しながら、それ以前企業におる時も、東南アジア中心にいろいろ仕事をしてまいりました。そういう関係で、もう一歩、もう一歩という気持ちをずっと持っておりました。  ようやく知事も東南アジアを訪問されて、シンガポールベトナムミャンマーも行っていただいた。今がチャンスと捉えた中で、昨年12月に私も質問をさせていただきました。東南アジアの拠点は、これまでの経過と今後のことも考えていけば、シンガポールが一番いいんじゃないかと、だからそこに出先機関を設置したらどうかという思いで一般質問をさせていただきました。その時は、ベトナムにいろんなアクションを起こしながら、今後考えてみたいということでありました。  それはそれでいいと思います。ベトナムカンボジアとかラオスミャンマーなどは低開発国と言われていたが、急激に発展してまいりました。ミャンマーは今、スー・チーさん率いる国民民主連盟が台頭して、大統領になるか、ならないかという問題もありますけど、大きく発展をしてまいります。  日本は、特にビルマ戦線においては地元に非常に大きな迷惑をかけましたけど、ミャンマーの人たちは親日家が非常に多いということもあって、日本が少し手遅れしておったが、安倍政権がODAで1,000億円の援助をしていくということです。そういうことも考えれば、低開発国と失礼な言い方かもわかりませんけど、そういったものの取組。  夕べ、テレビラオスのことが報道されていました。日本が進出してラオスダムを造っていると。それが大成功して、数百カ所のダムを造っていって、東南アジアに電力を供給するんだというような話であります。そういうことを見れば、我々の県にも将来大きな期待がかかるんじゃないかと思っております。  そこで、ベトナムについては今聞きましたが、今後東南アジアの全体枠をするためには、もう一歩先に進めていく必要があると思っております。戦略の中の一つに入っているかと思いますけど、その点は国際課長としてはどのように今後取り組みたいのか。予算を利用しながらという思いもありましたから、そのことをお尋ねしたわけですけど、いかがですか。 ◎古謝国際課長 東南アジアにおける拠点設置というお尋ねかと思います。  後ほど、議案外でアジア・国際戦略の行動計画のご説明をさせていただきます。その中でも東南アジア戦略という位置づけをさせていただいております。  今現在、シンガポール自治体国際化協会、クレアの現地事務所に職員を1人派遣しております。また、ベトナムにつきましては、今年の10月から日本貿易振興機構、ジェトロさんのハノイ事務所に職員を1人派遣する予定でございます。  今後は、その2人の活動状況を踏まえて、現地の拠点が県内企業や観光、物産面にとって必要かどうかをしっかり検討した上で、拠点を設置すべきかどうかについて検討を行っていきたいと考えております。 ◆八江委員 これは、できるだけ早い機会に戦略を立てていく必要があると思います。というのは、全国各県が集中して進出を進めていると聞いておりますし、早めに戦略を立ててやってほしいと思います。  ベトナムについては、友好交流を続けていくようですし、我々議会もそれに合わせて取り組む必要があるかなという思いもありますから、いち早く進めていただきたいと思います。  ミャンマーについても、今、国が支援をしている一つとして、我々が入っていけるのかどうかということもあります。正直言って、我々の関係する企業が、20年前からミャンマーに農場を建設して、ミャンマーのためにいろんなことをやっております。今から、より一層充実し、長崎県の一員としてミャンマーへ貢献していくことも必要かなと思い、そのためのいろんな支援策、長崎県が進出する企業の進出先についてもひとつお願いをしたいと考えておりますので、どうぞミャンマーも含めて努力いただきたいと思っておりますので、もう一度、ミャンマーのことだけ聞いて終わりたいと思います。 ◎古謝国際課長 東南アジアに対する取組として、幾つか分野が考えられるかと思います。一つは観光客、もう一つは物産分野の売り込み、そして企業の展開の支援というところになってくるかと思います。国によって所得にかなり大きな差がございますので、それぞれの分野でそれぞれのターゲットとなる国が違ってくるものかと今は考えております。  お尋ねのありましたミャンマーにつきましては、まだまだ所得水準は低いということで、観光客誘致という点ではなかなかターゲットにはなりにくいかと考えますけれども、一方で、企業の展開についてはこれから非常に可能性のある国ではないかと考えております。産業政策課でサポートデスクも設置しております。国際課としても、シンガポールの職員等を活用しまして、しっかりとそこは応援をしていきたいと考えております。 ○山本[由]分科会長 ほかにございませんか。(発言する者あり)12時前には1回切りますけれども、進めるところまでいければと思います。(発言する者あり)  しばらく休憩します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      −午前11時49分 休憩− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      −午前11時49分 再開− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○山本[由]分科会長 分科会を再開します。 ◆吉村[庄]委員 平成28年度予算、あるいはまた補正で、具体的なことについて幾つかお尋ねします。  アジア・国際戦略推進費で、韓国プロジェクト重点推進事業で昨年度は1,200万円あったのが、平成28年度は500万円になっているんです。それから、東南アジアプロジェクト重点推進事業も970万円が530万円と400万円ぐらい、中国だって200万円ばかり減っているんですね。  これはその時々で、平成28年度にやる事業が幾つか前年度と少し変化した関係でこういう状況になっていて、事業をやっていく上においてはあまり支障がないのかどうか、教えてください。 ◎古謝国際課長 それぞれの事業につきましては毎年見直しを図っていくと財政課からも言われておりますし、それぞれ不断の見直しは必要だと考えております。  平成28年度につきましては、おっしゃるとおり中国、韓国、東南アジアそれぞれ下がっておりますが、それぞれしっかり理由はございまして、例えば韓国プロジェクトでございますと、朝鮮通信使関連資料がユネスコ記憶遺産へ今月にも申請される見込みでございまして、一定成果が出たといいますか進んでおりますので、今年度開催しました気運醸成のためのセミナーを来年度はやらないこととか、また、民間の申請主体が学術委員会等をずっと開いていたんですけれども、そういう学術委員会が全て今後はないこともあって減っている状況でございます。 ◆吉村[庄]委員 観光振興で、ほかに事業がいろいろあったんでしょうけれども、今回は新たに観光ステップアップ推進事業1億1,700万円、これは平成27年度としたらゼロからということになって、中にはホテルコンシェルジュ配置の実証事業だとかありまして、DMO化の推進支援事業3,200万円とか、インバウンド誘致・受入支援事業4,200万円を計上されているんです。これは、先ほど高比良委員からもあっていましたように、こういうのをずっとやっていかれることによって中身を上げる、ステップアップという意味ではいいと思うんです。  例えば、インバウンド受入環境整備に対する補助並びに情報発信というのは、入ってこられる時に補助を出そうという考え方じゃないかと思うんです。国外から長崎県内へ受入れる時に。  問題は、前から私も言っていますし、さっきもちょっと触れられたかもしれませんが、実は今年、日本で少し大きい組合、県の職員組合などが入っている全日本自治団体労働組合、自治労の全国大会を長崎でやるんです。最高の時には7,000人ぐらい集まるんです。事前会議もあって、何日かありますから、平均して3,000人から5,000人の間です。  ところが、はっきりしているのは、キャパシティがないんです、長崎は。長崎市内にないから、かなり遠方を、例えば佐賀県の嬉野あたりも使わなければ宿泊施設が足りないという状況です。  観光ステップアップ推進事業で、考え方の重要な点について、ホテルコンシェルジュ配置の実証もやる、欧米メディアの招へいもやる、インバウンド誘致とか受入環境整備に対する補助とか情報発信、それから、先ほどもちょっとあったんですが、世界遺産などにも関係が出てくるかもしれんけど、歴史を生かした高付加価値の戦略を構築すると、これは私は非常にいいと思いますよ。こういう考え方を持っていかなきゃいかんと思うんです。  ところが実際には、過去に経験した中で、例えば日本医師会の外科学会とかでキャパシティが足りないという現状をどうしていくのか。  全国チェーンの旅館、ホテルは、佐世保や長崎にもできているような状況ですけど、佐世保では、従来からあった非常に歴史を持っているホテルが倒産をする状況になっているんです。  この事業自体は、私はやるべきだと思うけれども、それをやっていく時に周りの環境がどうかということも一緒に考えてやっていかないと。仮にインバウンド誘致活動、受入環境整備に対する補助をやって入ってこられても、行く先がないじゃないかと、ホテルの容量がないじゃないかとなったら、とてもじゃないですよ。今でも長崎市では、一定のイベント等がある時には一般客は予約が取れない状況があります。  だから、こういうところを、観光ステップアップ推進事業との関係においてどういうふうに位置づけをし、また違った意味の環境整備をどういうふうにしていこうとしているのかを、予算を通じて教えていただきたい。 ◎浦観光振興課長 観光ステップアップ推進事業は、委員ご指摘のように、これまで大きな考え方といたしまして、従来は観光客の数、量を何とか引っ張ってこようというところがありましたけれども、今後は量だけではなくて、長崎の観光の質を高めていくことによって、しっかりと消費額、地元に落ちるお金を増やしていく、それが地域経済の活性化につながる、あるいはそこで働く皆さんの雇用環境の改善につながる、そういった大きな視点を持って取り組んでいこうと、より質を高くしていこうということで、観光ステップアップ推進事業で富裕層対策を含めて新たな取組としてやっているところでございます。  長崎の観光は、非常に好調を維持して数が増えてきている状況にございます。確かにご指摘のように一部においては、いわゆるゴールデンウィークであったり、秋の観光シーズンであったりとか修学旅行シーズン、そういったピーク時に長崎市内のホテルが一部不足するといった声はございますが、ピーク時に合わせた宿泊施設の整備は事業者にとっては難しい面があろうかと思います。そういう際には長崎市近郊に、周辺に宿泊を誘導するとか、できるだけ分散化を図るとか、そういったことをやりながら受入れを進めているところでございます。  コンベンションに関しましても、当然ながら会場のキャパの許す範囲内での誘致になりますけれども、宿泊などについては当該市、あるいはその周辺への誘導を図っております。  受入環境の改善につきましては、お客を呼ぶための直接の補助というよりは、特にインバウンド、外国人観光客を受け入れるに当たって旅館、ホテル、あるいは交通施設とか観光施設のWi−Fiの整備とか、外国語表示の対応とか、外国人の方がストレスなく長崎の旅を楽しんでいただけるような環境整備をということで、そういったところに対する支援を盛り込んでいるところでございます。
    ○山本[由]分科会長 質疑の途中でございますけれども、冒頭に申し上げましたとおり、一旦ここで休憩をとらせていただき、午後は2時より再開いたします。  しばらく休憩いたします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      −午後零時0分 休憩− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      −午後2時0分 再開− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○山本[由]分科会長 分科会を再開します。  ほかに、予算議案に対する質疑はございませんか。 ◆西川委員 アジア・国際戦略推進費の中で欧米プロジェクト重点推進事業費1,570万7,000円、欧州向け魅力発信コンテンツの充実で、ホームページなどの多言語化についての説明がありますが、ドイツ語が入っていないですね。スイスオーストリアベルギーも幾らかドイツ語圏のところがありますけど、ドイツ語圏の地区は外しているんですか。それとも書くのを略しているんですか。まずそれをお聞きいたします。 ◎浦観光振興課長 欧米プロジェクト重点推進事業費の中の情報発信強化1,150万円で、欧州向けの魅力発信コンテンツの充実ということでパンフレット、ホームページの多言語化で、特にドイツを意識して外したというわけではなかったんですけれども、まずは英・仏・伊・西、それから非常にゆかりのあるオランダということで取り組んだと、特にドイツを意識して外したということではございません。まずはここからやっていこうということで予算を計上させていただいております。 ◆西川委員 意識して外したのではないのかもわかりませんが、ポルトガル語もないですね。そう言いよれば各国全部になるんですけど、北欧も全然入っていない。  まず今回はパリとローマを中心にとか、そういう重点目標があってこうしたのか。それと、その他の地域は今後どうしていくのか。 ◎浦観光振興課長 説明が足りませんで申し訳ございませんでした。  英語はベースといたしまして、特に世界遺産に関して申し上げますと、昨年、ローマ、パリで世界遺産の展覧会もやったところでございます。観光として新たに遡及していくターゲットの国としてフランスイタリアというのはまず出てまいります。それからスペインオランダ。特にオランダにつきましては長崎とのゆかりが非常に強いというところもあって、そういうところを一つの糸口、切り口として、今後観光誘客に力を注いでいこうという発想もございまして、まずはこういったところの言語を集中的にやろうと考えているところでございます。  その後、その他の国につきましては、まずはこういったところへの情報発信、誘致を含めて取り組んでいく流れの中で、さらに対象を広げていく意識は持ちながらも、まずはこのエリアから進めていきたいと考えているところでございます。 ◆西川委員 世界遺産に長崎の教会をと、カトリック教会ですから、つまり旧教ですよね。そういう中でスペインはわかるんですけど、ポルトガルをなんで入れていないのかなと思ったんです。キリスト教の中でもカトリックのところをね。私は、世界遺産に関しての相手国を考えるなら、そういう文化と歴史も考えていただきたいと思います。  それと、2番目の420万7,000円のオランダにおける街頭マーケット的なものは、展示用のいろいろな道具だけなのか、またはパネルみたいなものを立てるのか、もうちょっと詳しく教えてください。 ◎古謝国際課長 2番のMONO JAPAN及びJAPAN MARKETを活用したプロモーションでございますが、MONO JAPANというのは、日本のいろいろなクラフトに特化した見本市ということで、第1回は先月、2月にオランダで開催されております。そこに長崎からも民間の事業者さんが出ておりまして、非常に盛況だったと聞いているところです。  来年度、県としてもそこにブースを構える予定でございまして、民間で長崎の陶芸とか、そういったものを展示する予定ですので、それと一体的に県では観光のパネルとか、足りないところの物産をアピールしていきたいと考えております。 ◆西川委員 外国での活動では400〜500万円はすぐになくなると思います。十分な投資、つまり予算を使って、効果のあることを遠慮なくしていただければと思います。  それと、先ほど八江委員や高比良委員が言われていましたが、東南アジア戦略につきまして。  長崎市内は知りませんけど、私たち県北の佐世保のハウステンボスには、韓国、台湾からの観光客が相当います。航空路の確保は企画振興部で言わなければなりませんが、台湾、特に台北などから日本向けの観光客をいっぱい送ってくれている民間旅行会社があります。そのようなところの働きかけ、活字になっていない台湾とのやりとりなど、つまり平成28年度の予算はないのか、教えていただければと思います。マスコミがいるけど、どうぞ本音でやってください。 ◎古謝国際課長 台湾につきましては、東アジアとの交流のかなめの一つでございまして、これまでも非常に重視をして、民間を中心として交流促進を積極的に進めてきたところでございます。  その一方で本県は、福建省、上海市、湖北省との友好交流関係の締結など、これまで中国と緊密な友好関係を築いておりまして、台湾との行政レベルの対応はやってこなかったところでございます。  ただ、民間レベルでの交流は非常に重視していることもありまして、アジア・国際戦略の中では、外国人観光客誘致強化プロジェクトの中でしっかり、台湾、香港については取り組んでいくことにしております。具体的には台湾、香港は個人客が多いということでございますので、FIT、個人客向けの誘致発信に取り組んでいくことにしております。 ◎浦観光振興課長 台湾からの観光客の誘客に向けた取組ですが、今国際課長が申し上げましたように個人客、特に台湾からは体験型のツアーの人気が非常に高いということがございます。委員からもありましたが、台北の旅行社におかれては南島原市、あるいは平戸の体験型民泊にたくさん送っていただいているということで、昨年の数字では南島原に1,145人、平戸の漁師体験に747人と非常にたくさんの数を送っていただいています。そういうこともありまして、引き続き県の観光連盟を中心に誘客のセールスをかけているところでございます。  そのほかに個人客向けということで、特に長崎県を訪れた経験のある台湾の長崎県ファンの方々に集まっていただいて、具体的に長崎の魅力をSNS等を通じて発信をしていただくとか、そういう取組を予定しております。  また、ハウステンボスに来場が多いということもございましたので、ハウステンボスと連携して長崎県をPRする、タイアップした広告展開も来年度に取り組んでいきたいと考えているところでございます。 ◆西川委員 ところで部長、戎所長さんって、知っていますか。 ◎松川文化観光国際部長 はい。台湾代表部の、福岡にいらっしゃる代表と承知しております。 ◆西川委員 政府、国はお互いに認めていないとしても、一地方都市の関係あるセクションの長として、福岡の代表者の方ですので、会うぐらいはいいんじゃないですか。1回も会っていないでしょう、会ったことがありますか。正式な会合とか、もしくは県庁訪問の時の対応とか、したことがありますか。 ◎松川文化観光国際部長 私は、平戸市で開催されました鄭成功まつりの際にご挨拶をしたことがございます。 ◆西川委員 台湾の方たちは親日家で、東日本大震災の時には世界でも1、2の義捐金を送ってくれているんですよ。そういうふうに日本のことを親しく思っている。特に3月、4月は、日本の桜を見るために、台湾発の飛行機は満員でございます。  友好的な態度を示して、公式な場でも会うくらいはいいんじゃないですか。お互いに仲良くして親交を深めていただれば。どうですか、国際課長、それぐらいは政府も認めてくれるんじゃないですか。福岡県とか石川県は、堂々と知事が台湾に行っていますよ。  トップセールスで昨年は知事もベトナムとか東南アジアに行ってくれました。行きづらいと思いますけど、県内に台湾のいろんな方が来たら、いつも長崎県に来てくださってありがとうございますという挨拶とか、会合での会見、面接的なことは許されると思いますけど、それも許されないんでしょうか。私はいてもたってもおられません。できれば会っていただきたいと思いますけど、どうですか。 ◎古謝国際課長 台湾との交流における行政レベルの対応というのは、これまで長年にわたって培ってきた本県と中国との友好関係や信頼関係に影響を及ぼしかねないと懸念をしているところでございます。したがって、諸情勢を注視しながら、これまでどおり長崎県観光連盟などを中心とした民間団体の活動により、観光、経済などさまざまな分野で交流を積極的に進めてまいりたいと考えております。  なお、台北駐福岡経済文化弁事処との連絡につきましては、本県と中国とのこれまでの関係を説明し、その上で国際課長が窓口となるということをお伝えしているところでございます。もし、県にいらっしゃることがあれば、国際課長が誠実に対応させていただきたいと考えております。 ◆西川委員 国際課長の役目はそうだと思いますけど、やっぱり文化観光国際部長も、できれば会っていただきたいと思います。  それから、4月29日は開台記念日です。平戸市で生まれ育った、中国福建省南安市出身の鄭芝龍と田川マツとの間に生まれた子ども、つまり鄭成功が、台湾を支配していたオランダを駆逐した日です。平戸からは毎年、市長を含めて訪問しております。7月の鄭成功誕生日平戸市での鄭成功まつりには、台湾からも観光客、鄭氏宗親会、鄭成功の子孫の人たちが来てくれています。  台湾の台南市においても、平戸市においても、中国の廈門とか福建省各都市からも来ておりますし、私が2年前に行った時には、福建省ナンバーツーで前南安市長だった陳さんも来ておられました。中国本土からも台湾に来ていますし、平戸に中国からも台湾からも来てくれますし、もちろん中国駐長崎総領事館のその時の総領事、そして台北駐福岡経済文化弁事処の所長さんも来てくれています。お互い人間ですから、国の形は別でも、ある共通したことでは交流していいんじゃないですか。  長崎県庁内の代表的な方が行きにくいなら、国際課長か、または観光振興課長でも、どうですか、今年4月29日に私と一緒に鄭成功ゆかりの台南市に行ってみませんか。台湾で、または対岸の福建省で、どれだけ鄭成功が大事にされているか、歴史があるのか。長崎県の平戸で生まれた人を大事にしてくれている。まずは人と人とのつながりじゃないですか。私は、皆さん方も交流に加わっていただき、ひいては観光振興のインバウンド、そして物の交流にもつなげていければと思っております。簡単にコメントをお願いします。 ◎古謝国際課長 平戸生まれの鄭成功につきましては、私も福建省に一度行きまして、廈門コロンス島で、偉人として大きな銅像もありますし、非常に認知度が高いことは認識をしております。  台湾の4月29日の件につきましては、我々は初めて今聞いたものですから、課長級での対応がどうなのかということも含めて検討をしたいと思います。 ◆浅田委員 今の西川委員の話から私も。  台湾に関しましては、数年前から私も同じようなことを訴えておりました。  先ほど文化振興課長も、今後、長崎の偉人として、いろんな方に鄭成功のことをお薦めしたいというお話もあったとおり、長崎と鄭成功のつながりは非常にありますし、台湾自体とも非常に重要なつながりがあると思っております。  以前、あちらの上の方が来た時、県が受け止めてくれなかったので、本当に失礼な話だったんですけれども、うちの事務所に来ていただいたことがありました。これからつなげていくのであれば、こちらの受入体制も西川委員がおっしゃったような形で、もっと一歩進んだつながりをつけることも大事なのではないかと思います。これは要望にかえさせていただきます。  先ほど、同じく西川委員から質問がありましたMONO JAPANについて質問したいと思います。  ちょうど私の友人が、このMONO JAPANに民間として参加して、あちらに何週間もいたという話を伺っております。今回は民間サイドで、やっと次から、長崎とオランダとはゆかりがあるということで、県もブースを設けるというお話がありました。どのような形で、県が単純にブースを開くだけなのか、もっと違う形に発展させていこうとしているのか、そのあたりをお聞かせいただけますでしょうか。 ◎古謝国際課長 MONO JAPANというオランダのイベントに長崎から既に民間団体さんが、陶芸とかお茶の企業さんが先月出展をしたと聞いております。  来年、今年出展した方がどれぐらい出展されるかは聞き取りを行っていきたいと思いますけれども、単に県としてブースをぽんと設けるだけではなくて、出展される民間企業さんと協力しながら、長崎全体としてPRをできるような形にしていきたいと考えております。 ◆浅田委員 今回、民間の方々が18社ぐらい出ていたと思うんですが、長崎の商品とか長崎に関しては、オランダの方にとっても深い歴史がありますので認知はしていただいていたと。ただ、あこがれはあるけれども、なかなか買うレベルではなかったというふうに聞いております。  そういうあちらの現状と、これからこちらが打ち出していくところの差異をどうなくしていくのか、ターゲット層をどうつないでいくのかということをいま一度。  これからの事業ですので、しっかりとそこを再考していただき、せっかく自分たちで行った方々がいらっしゃいますので、そこの聞き取りをして、無駄がないようにというか、前回とは違った形でやっていただいたがいいのではないかと思います。  人気があったのが、ハタを使った体験型の教室だったと聞いております。後でアンテナショップのこともお伺いしたいんですけれども、やっぱり体験型というのはどこの地域においても、家族連れにしても人気があるかと思いますので、ただ単に展示するだけではなくて、より長崎を感じていただいて、その先に、長崎に来てもらう仕組みづくりをしていただきたいと思っているんですが、部長、どうでしょうか。 ◎松川文化観光国際部長 今のいろんな観光素材にしましても、このたび日本橋に開設しました長崎館におきましても、単に物を買っていただくだけではなくて、長崎のこととか情報とか、そういったものを首都圏、またはMONO JAPANの場合はオランダを中心としたヨーロッパの方々に知っていただくのはすごく大事だと思っています。  今回のMONO JAPANは民間の方々が努力されています。また、県内の有力陶磁器の商社におかれましてはオランダに支店を出されると、日本の円安の状況をうまく利用して海外に展開していこうと。もう一つは、ヨーロッパデザインを取り入れて、世界全体に通用するデザインに商品を仕上げていこうといういい動きが民間に出ておりますので、私どももそういった動きを捉えていきたい。  また、浅田委員がおっしゃった体験型といった仕組み、単に展示ブースだけではなくて、そういったものを取り込むことによって、長崎のアートラフト、または工芸、そういったもの全てにいろんなPRができればというふうに思っております。  如何せん初回なので、前回の出展状況をよく勉強しながら、いいものに仕上げていきたいと思っております。 ◆浅田委員 そうですね、せっかく今回、ご自分たちで思いがあって行かれた方々がいらっしゃいます。次は県の費用を使って行くということで、もしかしたら、自分たちでは出られなかったけれども、そういうチャンスがあるなら出てみたいという方々もいらっしゃると思いますし、いろんな形でつながれるかと思いますので、そのあたりをきめ細やかに県でおつなぎをいただければいいかなと思っています。  MONO JAPANから物産のほうにいかせていただきますけれども、昨日オープンしたばかりで、雨の中、かなり大勢の方が並んでいただいて、お金を払うところで20分待ちましたという嬉しい悲鳴が聞こえるようなオープニングだったかと思います。  私も、これはずっといろんな形で関わっていきたいと思っていましたし、力を入れてきた事業だったので、オープンできたこと自体、非常に喜ばしいと思います。  私自身も、3月6日のプレオープンにおじゃまさせていただきました。いろいろ感じるところは多々ありました。物自体は1,000アイテム以上あって、非常にすごいなと思う反面、これをどうチョイスして、どのように売り上げていくか、そこに物を出している業者さんをどういう形で発信していくか。数が多い分、消費者側からはありがたい感じだったと思うんですけれども、いろんな難しさも出てくるのかなと思います。  まずは、昨日オープンした時の状況というか、受けた感じをご説明いただければと思います。 ◎本田物産ブランド推進課長 昨日オープンいたしました「日本橋 長崎館」につきましては、委員の皆様をはじめ県議会の皆様に大変なご指導、ご助言をいただきまして、無事に開設することができました。  ここで、一言お礼を申し上げたいと思います。どうもありがとうございました。  「日本橋 長崎館」の状況でございますが、後ほどの委員会の中で補足説明資料を提出しておりまして、先ほど、昨日の状況も追加で資料を入れさせていただいたところです。それを今、ご説明したがよろしいでしょうか。(発言する者あり) ○山本[由]分科会長 ここでやりましょうか。 ◎本田物産ブランド推進課長 それでは、ただいまご質問がございました、昨日の状況をご説明させていただきます。  追加で配付させていただきました資料ですが、3月7日12時過ぎからオープニングセレモニーを開催しまして、12時半から一般のお客様に入っていただきました。20時までの営業時間中に2,858人、そのうちレジ通過者が671人、1日目の売り上げが141万3,000円ということでございます。  Eのふるさと割りクーポンと申しますのは、地方創生交付金の中の消費喚起型の財源を使いまして、これまでも県外の百貨店の長崎物産展等の会場でもやってまいりましたが、今回は、この店内で1,080円以上お買い上げいただくごとに、追加で買っていただける300円のクーポン券を配布しております。3月6日の内覧会から3月21日までの間を使用期限としております。  オープン時の商品数は、150事業者の約1,000アイテムを今回はそろえております。長崎県産品は非常に豊富な種類がございますが、定番商品だけではなく、あまり知られていない商品を。実は私も知らない商品が結構ありまして、こんなものがあったんだと改めて認識したところもございます。  商品選定に当たりましては、年末から1月にかけまして、いろんな県内の事業者さんにご提案をいただき、その中から採択をさせていただいたところでございますが、まだまだたくさんございまして、今回はとりあえずオープンに向けて何とか1,000アイテムを並べさせていただいたということで、今後もっともっと充実させていきたいと思っております。 ◆浅田委員 かなりたくさんの品数がありまして、私自身も、こういうものまで売っているんだという感じで、気づくと結構買ってしまったというような状況でした。  フェイスブックに上げると、今在京の方々からすごい反響があって、こういうものがあるんだったら買いたいとか、いろんな問い合わせが個別にもきたぐらいだったので、しばらくは大丈夫かなという気がしています。  しかしながら、今後どういう形で戦略を打っていくかとか、マーケティングの方法とか分析をどのようにしていくおつもりなのかをお聞かせください。 ◎本田物産ブランド推進課長 平成28年度の事業予算に関係してまいりますが、補足説明資料の12ページをお開きいただければ、県の負担の中身を簡単にご説明いたします。  県では、「日本橋 長崎館」の不動産賃借料、共益費込みでおよそ年間9,000万円の負担と、店舗内外の装飾の入れ替え等の経費を持つこととしております。物販コーナーにおける「食と暮らしの案内人」の配置とか、県産品のPRや販売促進の業務、消費者ニーズの把握と地元へのフィードバック等の事業につきましては、今回の運営事業者に、物販等の販売利益でランニングコストを賄っていただく予定としております。  私ども県といたしましては、「日本橋 長崎館」の存在そのものの認知度を上げるところでのPRを担う必要があると考えておりまして、そのほか具体的なショップ内でのいろんなイベント情報とか、売れ筋商品の情報とか、そういうものをメディアなりSNSなりを使って情報発信をしていく経費については、基本的に運営事業者で賄っていただく予定としております。 ◆浅田委員 テストマーケティングとかそういうところ、ちょっと聞き逃したかもしれないんですけれども、来訪者に関してのニーズ調査、来ている方々がどういう人たちなのかという分析調査は運営事業者がするのか。 ◎本田物産ブランド推進課長 レジでのポスデータ等は私どももいただきますし、実際に商品ごとのマーケティング調査についても、消費者の方がお買い上げいただく時とか、商品を選んでいらっしゃる時に、先ほど申し上げました「食と暮らしの案内人」などが直接いろんなお話をする中でお客様のニーズ、ご意見を把握して、それを県を通じて地元の事業者にもフィードバックするという形が一つあります。  それからもう一つはイベントコーナーを使って、直接生産者の方、メーカーの方、もしくは地域の方に来ていただいて、イベントスペースを使いながら自らが消費者の方といろんなお話をする中で、ヒントを得て新しい商品開発をしたり改善をしたり、そういったことにもつなげていきたいと思っております。 ◆浅田委員 どういったものが売れているかというのは、多分レジでわかるかと思うんですけれども、ターゲット的に女性、男性、何歳ぐらいといったところも見ながらというのはすごく難しい。そういうあたりを先々は私たちにも教えていただきたいし、その方向性によっては扱っていく商品も変わってくるのではないかと思いますし、やるべきイベントとか装飾とか、いろんなことが変わらざるを得ないのかなという気がします。  私が行った6日はプレオープンだったので、「食と暮らしの案内人」、「旅の案内人」という方はいらっしゃらなかったんですかね。この案内人は、どういった方々が担っているんでしょうか。 ◎浦観光振興課長 「旅の案内人」につきましては、一般の方を公募いたしまして、2名を雇用しております。長崎出身の方、長崎にゆかりのある方で、一定長崎に関してしっかりとご案内、ご紹介ができる方ということで、手続的には東京事務所で募集をしまして採用したという状況でございます。 ◆浅田委員 じゃあ、「旅の案内人」の方は、いろんなことを聞かれても。  実際にこの間、いろいろ質問をしている方がいて、プレだったからだと信じておりますが、食のことに関しても答えられない方が結構いらっしゃったみたいで、これは今後はどうなるのかなと。今回はたまたまプレだったので、長崎の人が多いから、そういった方々がいらっしゃらなかったのかなと私は受け止めていたんです。実際にオープン後は、ここはどうなるんだろうなという疑問がありました。  県が責任をもって雇い入れたということですので、ここに関しては、どういう案内をしているかとか詳しいことを今後ご報告をいただければと思います。  細かいことになりますが、イベントコーナーがちょっと気になったんですが、ここにある展示物は、改めて今回のためにお作りになったものでしょうか。大型の軍艦島の展示物とか、レゴとか、いろいろあったんですけど。 ◎本田物産ブランド推進課長 今回、オープンから3月21日までの15日間、イベントコーナーにおきましては、長崎県世界遺産世界遺産候補についての展示、PRをさせていただいております。そこに展示しております大きな軍艦島の模型については、運営事業者が、愛知県の明治村が所有されているものをお借りして展示したと。これは、以前、長崎歴史文化博物館の企画展の中でも一度使わせていただいたものでございます。  もう一つのレゴで作りました大浦天主堂につきましても、昨年、同じく長崎歴史文化博物館で展示をいたしました、個人の方がお作りになったレゴ作品をお借りしているという状況でございます。 ◆浅田委員 そうなんですね。結構な大型のものが置いてあったので、これはどうなんだろうと思っていました。  3月21日まではこの展示ということですけれども、今後、どういう展示をしていくのか、どういうイベントをしていくかという情報発信はどちらで行われるんでしょうか。  多分今の若い人たちとか、ある程度の世代の人はフェイスブックで調べるかなと思って見たところ、3月4日、プレオープン前に、でき上がったところのカバー写真とかあるんですけど、実際にオープンしてからの昨日のことは全く載っていない状況で、発信はどうなのか。県の情報を発信する場所のどこで昨日の状況が出されているのか。商品はどういうものがあるのかと知りたい人たちがいっぱいいる、この時期を逃すのは非常にもったいないかなと思いました。  せっかくディスカバージャパンとか雑誌とかと連携をして、ああいうものを出されているのに、県としての発信がちょっと見えないかなという気がしたんですけど、いかがでしょうか。 ◎本田物産ブランド推進課長 イベントコーナーの今後の企画につきましては、現在、3月21日の次、3月中に展示しようというものについては現在、具体的な詰めの作業を行っております。概略を申し上げると、波佐見焼の産地の団体が中心になりまして、長崎県の食材と食器を組み合わせた軽飲食コーナーとのコラボ企画を考えておりまして、イベントコーナーでは波佐見焼などを使ったテーブルコーディネートの提案ということを検討しております。具体的な内容が決まりましたら、早く情報発信はしたいと思っております。  それ以降につきましては、イベントコーナーの活用について、県内の市町、各種団体に利用のルールをお示しして、現在募集を行っているところでございます。基本的には大体1週間単位ぐらいで入れ替えを行っていくような考え方で募集を行っておりますが、まだ現在のところは、幾つか相談はあっておりますけれども、この時期にこういうことをしたいというようなところがまだはっきり出てきておりませんので、そういったところを早く調整をしながら、全部それで埋まるわけではございませんから、そういった間は事業者がいろんな企画を考えて、集客が図られるようにしたいと考えております。  情報発信につきましては、基本はホームページ、フェイスブックを中心に情報発信をしていく予定ですが、今回の準備期間が実質的には、場所が決まって、事業者が決まって、4カ月弱ぐらいの間でオープンを迎えざるを得なくて、どうしても売り場といいますか現地の対応を先にやっていったものですから、若干情報発信の遅れがあると思います。これから急いでそれは取り返して、情報発信の強化を進めていきたいと思っております。 ◆浅田委員 確かにそうだと思います。事業者の方も大変だったろうと私も思いました。4カ月足らずであれだけのものをやって。
     多分、県の方々がお知らせをしていたので、いろんな在京の方々が実際に足を運んでくださって、その在京の方々が、買ったものをそれぞれいろんな形で発信をしていくというような協力体制が今はありますけれども、その機会をぜひとも逃さないように、もっともっとそれがつながっていくような形にしていったがいいのではないかなと感じております。  アンテナショップの商品選定委員に8名の方がいらっしゃると書かれているんですが、この8名の方のお名前とか、どういう経歴があるかをお知らせいただけないものでしょうか。(発言する者あり)名前が書いてありましたか。バイヤーとかという形では書いてあるんですけど、それ以外に詳しくわからないものなのかなということです。「アンテナショップ『日本橋 長崎館』のオープン等について」という資料の2ページ目に、選定委員会の委員構成8名と書かれていて、例えば「出版会社のデスク、編集」というのはどこの出版会社かわかりませんし、料理研究家がどういった方なのか、この辺も私はどうなのかなと。今はまだ明かせないかもしれませんが、おいおいにしても、どういう方が選定していかれるかというのはオープンになさってもいいのではないかなと思いましたので、今後、できればそうしていただければと思います。  アンテナショップに関しては、皆さんが力を入れていることでもありますし、県議会としても応援していきたい分野だと思いますし、各自治体の方にとっても、今までなかなか日の目を見ることがなかった商品をいろんな形でチャレンジできる場所として非常にいいのではないかと思いますし、これからも注視していきたいと考えております。  4カ月しか時間がなかったということがあろうと思うんですけれども、私の感想を申し上げますと、正直言って、よくある感じだなと思いました。まだプレだったからかもしれませんが、商品の陳列の仕方、情報発信の雑誌の置き方、展示物の置き方、展示のあり方、展示物の雑誌が並べられているところにあるいろんなパンフレット、リーフレットを見ましたけれども、これが今後どう変わっていくのかなと期待をしています。新しさが全くないなと思ったのが正直な感想です。これからの発展、変化を切に願って期待をしております。  時間だと思いますので、一旦区切ります。 ◆前田委員 関連で、情報発信の拠点運営事業費からです。予算総括質疑の中でも出ていましたけれども、これだけ多額の予算をかけて、どこに成果を求めていくかということに対して、総括質疑の中では入場者数を一定判断としたいということでありましたけれども、もう一遍そこを確認させてください。 ◎本田物産ブランド推進課長 アンテナショップの成果指標でございますが、来年度からの長崎県総合計画の中で目標値として上げておりますのは来館者数、平成28年度で24万人、5年後の平成32年度で26万人としております。  予算総括質疑の中で部長が答弁いたしましたように、運営事業者としても販売、売上額の目標数値を持っておりますし、テストマーケティング等に使っていくアンテナショップの目的からいきますと、食と暮らしの案内人など、アンテナショップが関与したことで商品改良とか、新しい商品開発につながった件数とか、そういったものについても把握していきたいと思っております。 ◆前田委員 昨年度所属していなかったので、乃村工藝社は指定管理だったか、随契だったか確認します。 ◎本田物産ブランド推進課長 東京に設置いたしました施設で、これは公の施設という概念には当たりませんで、指定管理制度ではございません。  平成27年度の契約につきましては、プロポーザル方式で設計と施工と施工管理、それから今年度いっぱいの3月31日までの運営について一括で募集をかけまして、応募があった中からプロポーザル方式で選定委員会にかけて選定をした結果、乃村工藝社グループが受託しております。 ◆前田委員 指定管理かと勘違いしていましたが、今の説明でわかりました。  ただ、これから毎年ずっとこういう予算が発生してくるわけで、乃村工藝社に何年になっているかわかりませんけれども、そこに任せる中で、今、浅田委員からも指摘がありましたけれども、どれだけ特長を出して成果を出すかという意味では、当初から受けるところの売り上げの目標値があるのであれば、それはきちんと公にしてもらわないと、どこをもって成功したかどうかというのがわからないし、継続させていいかどうかという判断もきかないですよね。  それと、乃村工藝社グループと県、もしくは市かわかりませんけれども、それとの仕事のすみ分けというか、情報発信をどこがやるのかとかを含めてきちんと議会に対して示さないと、なかなか検証できないですよね。そういった資料がもしあるようだったら、後日でいいから出してほしい。  そもそも、そこら辺はしっかりできているんですか。 ◎本田物産ブランド推進課長 県と事業者のすみ分けでございますが、借りている物件の全体の維持管理は県がするわけですが、そのうち観光コーナーを除く物販コーナー、軽飲食コーナー、イベントコーナーの運営につきましては、乃村工藝社の子会社であります株式会社ノムラデベロップメントが請け負うことになっております。観光コーナーについては、県が直接管理運営をすることになっております。  それから目標数値ですが、運営事業者がプロポーザルも含めて目標として私どもに出した数字は、年間2億2,000万円の売り上げを目標としたと伺っております。 ◆前田委員 平成28年度の来館者数が24万人ですね。9,000万円近い家賃を年間に払って24万人、1日平均すると幾らになるかな。  日本橋という立地のいい場所にある割には、24万人という数字が妥当かどうかというのがよくわからなくて、ほかのアンテナショップと比べてどうかというものがないと判断もきかないし、単純に計算したら1時間に80人ぐらい入ればいい計算になっていて、それぐらいは大都会なんだから軽くクリアするよなという気がしているので、まずはその設定の根拠というか、そこが妥当なのかという判断をさせていただきたいと思っている。  今の説明を聞くと、グループに任せているのはわかるけれども、県としてミッションを与えなきゃうまくいかないのかなという気がしています。その辺はまた後で、議案外で質問させてもらいますので、今の件は、また後ほど答弁してください。  それと、新年度の事業でスクラップアンドビルドをかけたということですけれども、終了した事業、縮小した事業、新規、拡充というのが数としては何事業ずつになっていて、昨年と比べて事業の見直しがどれぐらい行われているんですか。 ◎中村文化振興課長 まず金額でございますが、部としてスクラップしたもの、特に政策的経費を40%見直すという数字がございまして、それを金額に直しますと2億1,004万6,000円でございます。件数については今、カウントしておりません。申し訳ありません。(発言する者あり) ◆前田委員 件数を聞いたのは、前回に資料請求を私はしましたね。40%を見直すのにどういう工夫をしたのかということと、それをもってどんな事業を立ち上げたのかということで私自身は資料をいただいたので、それを見て質問をさせてもらっているんですが、そこで気になったのは、終了した事業のタイトルだけ見れば、まだまだ今年度もその事業は必要性があるのかなと思うような事業もあるわけです。終了した事業の成果というか、それを終了させた理由というか、それが新しい形で今回、事業を見直して新規の名称になったのかどうか。  そういう意味でいけば、例えば長崎県総おもてなし運動推進事業は終了していますけれども、今般、ユニバーサルツーリズム推進事業費の中に民間主導の長崎総おもてなし運動の取組等支援とあります。総おもてなし運動推進事業の必要性はどういったところをもって終了という判断をして、それは全く生かされていないんですか。一例として、このことについてご説明をお願いしたいと思います。 ◎浦観光振興課長 長崎県総おもてなし運動推進事業の見直しに関するお尋ねでございます。  スクラップということで記載しておりますけれども、大きな考え方といたしまして、もともと総おもてなし運動というのは民間の事業者の皆様に取り組んでいただく、推進していくということで立ち上がった事業でございます。当面は、その事務局を県の観光振興課で担ってきたわけでございますが、一定取組が進んできて、特に、一昨年の長崎がんばらんば国体・大会において高い評価をいただいたというところもございまして、今後さらに民間による取組を推進していこうということで、予算の見直しとあわせて、総おもてなし運動の取組そのものをより民間主導に変えていこうということで、事務局そのものも県観光振興課から県観光連盟に移管をさせていただくことにしているところでございます。それによって、観光連盟の会員も含めたところで、より民間の取組を推進していこうということでの見直しでございます。  したがいまして、おもてなし運動につきましてはもちろん継続していきますし、連盟の活動する経費の一部については引き続き県で支援をしていきたいと思っておりますけれども、大きくはそこのかじ取りを変えるということで、今回こういう形で記載をしているところでございます。 ◆前田委員 本来ならば、そうやって努力して作り上げた予算ですので、終了したもの、縮小したものは、終了したことによってどれだけの成果が得られたのか、それを今おっしゃったように観光連盟に引き継いでいくみたいな、そういうものを見せていただかないと、終了したのは果たしてどうだったのかというのがわかりません。  例えばコンベンション誘致推進事業費は、今般縮小されていますけれども、まさに今からコンベンションの誘致が大事だという時に、なぜ予算が縮小されているのかというのもわからないんです。そういったものは本来は別途説明資料的なものがあったがいいのではないかと思っています。これは要望にかえます。  それで、今般の予算の組み立てとして、補正予算を使って交付金を充てている事業がありますね。文化観光国際部の中で、新規の事業だと思うんですが、加速化交付金、新型交付金を充てた事業は幾つあって、充てた金額は幾らになるんでしょうか。 ◎中村文化振興課長 金額につきましては、交付金合計で2億66万5,000円でございまして、これ以外にも一般財源がございますので、それを合わせますと4億2,941万9,000円、これが交付金を充てた事業費の合計額でございます。 ◆前田委員 新たに積極的に取り組みたいということで、今言ったような金額の予算の積み上げになっていると思うんですが、外間議員も質問しましたけれども、交付金ですから満額取れる確証はないわけで、ここで交付金を充てたのは、厳しい財政状況の中で取れるものは取って使いたいということでしょう。  この事業は単年で終わるとは思っていないですけど、来年度以降は改めて交付金が充てられる事業だと、仮に充てられなくても、これは大事な事業なので、一般財源を持ってきてでも来年もやるというところまで踏まえて予算計上をしているという理解をしていいんでしょうか。 ◎中村文化振興課長 交付金の制度として来年度以降の取組にあるかどうか、国の制度についてはまだ私も確認しておりませんが、一般質問でもお答えしましたとおり、ここに上げたもの、特に交付金で上げたものは、県政の課題に対応するためにはさまざまございますが、大変重要な事業であるということで、今年だけじゃなく来年度以降も当然何らかの形で継続したいという強い意志を持って計上していると、そう考えております。 ◆前田委員 予算立てが別の財布から持ってきている事業ですので、来年また継続する中で予算をどうやって確保するかというのは早めに確認しておいたがいいのかなと思っています。  改めて見ると、所管部局が要求時に充てた交付金と、財政課の最終的な交付金の充て方が大分違っていますので、これを国において審査した時に本当に皆様方が求めたような形でつくのかどうかと私は正直言ってちょっと不安に思っていますので、そういうところも含めて、せっかくの交付金事業ですので、しっかりと取り組んでほしいと要望しておきます。  最後に1点だけ。平成18年に策定された長崎県観光振興条例は、県の文化観光行政を推進する中でどのような位置づけになっていますか。 ◎村山観光振興課企画監 委員お尋ねの観光振興条例は、平成18年10月に策定しています。これは、長崎県の観光振興を進めるに当たって、長崎県の観光の理念とか施策の基本方針を定めたものでございまして、5年ごとに、施策の基本理念、あるいは施策の基本方針に基づいて、今回、ご提案させていただいております観光振興基本計画を定めまして、県及び各市町の観光まちづくりを進めるに当たっての指針となるものでございます。 ◆前田委員 私も十分熟知しておりませんでしたが、今答弁があったことを考えるとバイブル的な存在なのかなという認識をも待ちました。  観光振興計画の第5章、「地域別観光振興の方向性」という中でこれは取り組んでいくんだということになっている。しかるに条例の13条で、各市町が観光地づくり実施計画を策定することができると。そして、観光地づくり実施計画を定めた地域や分野を重点支援地区や重点支援分野として県が認定して、必要な支援を行っていきます。また、団体についてもそのような扱いになっていて、これがベースとなるならば、本来は21市町で観光地づくり実施計画が策定されていて、それに基づいて重点支援地区や重点支援分野というものが定められて、そこに集中的に県と市が財源というか事業を組んで観光を活性化させていく、観光振興施策を推進していく形になると思っているんですけれども、今現在、各市町における観光地づくり実施計画が策定できている市町は幾つありますか。 ○山本[由]分科会長 予算の中という理解でいいですか。 ◎村山観光振興課企画監 委員ご指摘の、現計画におきまして観光実施計画を策定しております団体は、県下で7団体ございます。長崎市、佐世保市、島原市、平戸市、松浦市、雲仙市、南島原市でございます。この中で観光実施計画をつくった団体には、県単の21世紀まちづくり補助金で補助率40%の支援をしていくということで、県の観光振興計画に定めました方針に沿った取組を誘導するような形をとっています。  県下21市町の中で7団体ということで、まだまだ未実施計画策定団体がございますけれども、そのほかにも広域連携とか、元気な観光地まちづくりの応援事業とか、観光圏の整備事業とかといった取組の中でそれ以外の市町も県単の補助金の支援の対象となり得ること、あるいは、全くその支援の対象にならない団体につきましても、例えば離島・過疎地域ですと過疎債のソフト分の活用とか、県単補助金の活用に至らないまでも観光の取組を進めている団体もございます。  今後、第3次の観光振興計画の策定に伴いまして観光地づくり実施計画を策定していただきますよう、関係市町とも連携を深めながら県の施策に誘導してまいりたいと考えております。 ◆前田委員 何を言わんとしての質問かというと、各市町で実施計画が条例に基づいてつくれるとなっているのにつくっていなければ、県として必要な施策が十分打てないんじゃないかと思っていて、だとするならば、今年度の予算なども含めて、市町にもしマンパワーとかノウハウがないのであれば、そういうことをフォローするような支援メニューとか予算立てをしないと、皆さん方が考えた計画、この条例の理念に基づいた県下の均一的な観光施策の推進が図れないんじゃないかなと思っているんです。  最後にその点について、ご所見と今後の取組についてお聞きしたいと思います。 ◎村山観光振興課企画監 各市町において実施計画をつくらないと、県の描いた計画がいわゆる絵に描いた餅になるということでございますが、各市町におきましてはこれまで、8ブロックに分けて意見交換を実施してまいりました。その中で、今回ご提案させていただいております地域別の構成の中でも、各市町の具体的な観光まちづくりの方針について定めておりまして、こういった各市町、各ブロックごとの観光まちづくりについて、観光基本計画の方向に基づいて、それぞれ実施計画を策定していただけますよう、県としても各地域と意見交換をするなど積極的に情報収集しまして、県の観光振興施策を推進してまいりたいと思います。 ○山本[由]分科会長 ほかにございませんか。 ◆山田[博]委員 それでは幾つかお尋ねしたいと思います。観光振興課長にお尋ねします。  亜熱帯植物園です。長崎県亜熱帯植物園の地すべりに関する意見徴収の概要ということで、先般の11月定例会の委員会で、これだけの危険箇所があると、今後どのような方向性にするかということを次の委員会で結論を出していただきたいと私は話をしておったと思うんです。これだけの危険があるということでね。まず、その結果がどういうふうになったのかをお聞かせ願いたいと思います。  観光振興課の亜熱帯植物園に関する予算に関連して質問しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◎村山観光振興課企画監 亜熱帯植物園につきましては、企画監の私のほうで所管をしてまいりましたので、状況につきましては私からご説明を申し上げたいと思います。  委員ご指摘のとおり、9月の委員会で、この地すべりの概要についてご報告を申し上げました。その際に文化観光国際部長から、県の今後のあり方、方針につきましては年度末までに一定の方向性を検討していくというふうな答弁を差し上げたわけでございます。  これまで長崎市、指定管理団体であります長崎市野母崎振興公社、あるいは地元の関係の方々と意見交換を重ねてまいりましたが、今の段階ではまだ具体的な方向性を定めるに至る意見の集約に至らないという状況でございます。  植物園のあり方につきましては、県民のニーズとか、これまで植物園が果たしてきた役割などを県としても改めて検討してまいりまして、今後、必要な植物園としての機能がどうなのかということをしっかり考えながら早急に方針を固めたいということで、年度内には方針決定に至りませんでしたけれども、早期に関係者と意見交換を重ねながら県としての方針を定めたいと考えております。 ◆山田[博]委員 早期というのはいつですか。  文化観光国際部長は、年度内に方向性を見出したいと話があったわけです。そうしたら、企画監が答えるんじゃなくて、これは部長が答えないといかんよ。ざっとしてはいけませんよ、これは大切な問題なんだから。私が観光振興課長に答弁を求めたから、企画監が答えたかもしれないけど、部長が答えたんだから、それは部長から改めて。今後早期にという話がありましたけれども、いつまでにか、改めて話をしていただきたいと思います。 ◎松川文化観光国際部長 山田(博)委員のおっしゃるとおりでございます。失礼しました。さきの議会で私が山田(博)委員のご質問に答えまして、年度内には方向性を出したいと答弁したのは事実でございます。  その後、関係団体等々ともいろんな話し合いをし、県庁内部でも検討する中で、亜熱帯植物園のこれまで果たしてきた役割をもっときちっと整理すべきであるとか、今後この機能、役割分担はどうしていくのかということもいろいろ考え合わせなきゃいけない。現実的に地すべり対策費が31億円と巨額に上るものですから、その対策工事はなかなか現実的に厳しいということはさきの委員会でも答弁させていただいたとおりでございます。  この果たした役割についてどうするかということについて、教育関係者とか地元長崎市といろんな話を重ねておりまして全体の意見集約がまだできなかった。年度内に委員会にご報告したいというのが私の思いでございましたが、遅れましたことにつきましては、大変申し訳なく思います。  今後の見通しにつきましては、今の指定管理者の指定管理期間が来年度いっぱいでございますので、遅くともこの6月、次の定例会までには一定の方向性を出さなければならないかと思っているところでございます。遅れましたことにつきましては、改めてお詫びしたいと思います。 ◆山田[博]委員 当委員会におきまして、今回の部長説明なりにそういったことを書いておくべきだったと思うんですよ。しかし、文化観光国際部長が、世界遺産登録で岩田課長と日夜、疲労困憊の中で頑張っている姿を見ると、こういったことをあまり言うのもどうかと思ったけれども、委員会の会議録を見ると、そういった答弁になっていましたから、改めて質問させていただいたわけでございます。  決して部長の職務怠慢を責めているわけではないんです。私は、あなたが今、どれだけの県の重要課題に取り組んでいるかという位置づけからすると、あまり無理も言えないと思っていたわけですけど、一方で長崎県亜熱帯植物園の役割はありますので、あえて言えば、地すべり対策の工事のみならず、危険の予知といった整備もされているみたいですから、そこは十分されるべきじゃないかと。対策工事よりも、危険を知らせる対策をしてはどうかと思いますので、含めて考えていただければと思います。  私としては、地すべり対策工事もさることながら、知らせる装置を設置して亜熱帯植物園を残していくのも一つの選択肢じゃないかと思っております。  いろんな関係者に聞いたら、大変貴重な植物園ということです。部長も方向性を見出すのに大変難しい状況に陥っていることを察するわけでございますので、対策工事以外にも、地すべりを知らせる対策をしながら、何とか残す方法を検討していただければと思います。この件についての質問は終わります。  続きまして、孫文・梅屋庄吉と長崎プロジェクトの経済波及効果と。今回、孫文と梅屋庄吉の予算を計上されておりますけれども、以前から私から言っている松永安左エ門さんは一切出てこないですね。何年も前から言っているけど、松永安左エ門は一切出てこないですね。孫文と梅屋庄吉とありますけれども。  文化振興課から予算が上がっておりますけれども、今まで大体10億円ぐらいつぎ込んでいるんですね。そうでしょう。(発言する者あり)失礼しました、23億円ですか。幾らですか。孫文と梅屋庄吉と長崎プロジェクトで、今年度予算も含めて今までどれだけ予算をつぎ込んで、どれだけの経済波及効果を生みだしているかということをお尋ねします。 ◎中村文化振興課長 孫文・梅屋庄吉と長崎プロジェクトということで平成22年度に始めまして、いろいろなソフト事業、ハード事業を含め平成27年度の予算まで合計いたしますと、3億1,606万4,000円でございます。  それに対しまして、経済波及効果を本県でつくっております産業連関表簡易版で、幾つかデータ、係数はございますが、10億900万円の経済波及効果があると試算したところでございます。 ◆山田[博]委員 孫文・梅屋庄吉と長崎プロジェクトの関連の予算はそれだけあっているということであります。平成28年度予算に松永安左エ門の名前がなかったのは残念でございます。孫文・梅屋庄吉と長崎プロジェクトにはそれだけつぎ込んで、経済波及効果があったということがわかりましたので、この質問は終わりたいと思います。  最後に国際課長、縦長資料の3ページに、パラグアイ長崎県人会創立40周年の記念式典等への参加に関係する予算が、海外県人会費ということで656万円計上されています。こういった県人会の創立記念式典に参加するのは大いに結構ですけど、金額をどういうふうに算定したんですか。 ◎大安国際課企画監 今回の海外事業の内訳を申し上げますと、パラグアイ県人会40周年記念事業に557万3,000円でございまして、残りの99万円は海外県人会への支援金でございます。これらは全て、南米への移住施策に伴って移住された方々の県人会への支援と、パラグアイにつきましては今回、県人会創立40周年事業ということでございます。  内訳でございますが、この式典へご案内をいただいていますので、それに参加する旅費関係でございます。日程的には、パラグアイに行く過程の中で、例えば近くにありますブラジルの県人会とかにも行って1週間ぐらいの日程を想定しておりまして、議会からもご参加いただく形で、今のところは4名ほどの人数で参加を予定しているところでございます。 ◆山田[博]委員 その人数で参加して、その旅費ということですけれども、参加人数は規定とかあるんですか。この人とこの人を案内して、旅費はこうだから、これだけの予算を計上しますという形になっているんですか。 ◎大安国際課企画監 パラグアイ県人会創立40周年記念式典への出席につきましては、10年ごとにご案内をいただいて参加をしているんですが、大体慣例的に、10年前もこの人数で参加をいたしておりまして、それに沿った形で予算計上をさせていただいているところでございます。 ◆山田[博]委員 企画監、慣例で決めるというのは。部長、文化観光国際部は慣例で予算を決めるわけか。ちょっとあなたたちは、基準とか何をつくった上で。これは財政課長に聞かないといかんと思うけれども、慣例で予算の配分を決めるんだったら。根拠があってやるべきだと思いますよ。  慣例じゃないんでしょう。裏付けがあって、ちゃんとしているわけでしょう。今は言葉足らずで、裏付けにこういう数字があってやっていると理解していいんでしょう。私は最近、耳が遠くなったものですから、そうではないかなかと思ったわけですが、いかがでしょうか。 ◎大安国際課企画監 言葉足らずでございました。今回、ご案内をいただいて、議会からもご参加をお願いしたいと思っておりますし、理事者側からもということでございますので、それぞれ代表としてお二人、それに添う形で補助するといいますか、事務方としてもそれぞれ付くという意味で人数としては4名というところです。それが前回の時もそういう形であったということで、意味合いとしてはそう考えているところでございます。 ◆山田[博]委員 企画監、答弁が歯切れ悪かったけど、最近は耳が遠くなってですね。企画監が言ったのは、要するに裏付けとなる数字があってやっていると思います。私は、慣例で予算付けというのはないと思っていますので。  部長、いいですか、慣例で予算を計上して、出すほうも出すほう、認めるほうも認めるほうだから、以後気をつけないといけませんよ、こういうのは。  査定するほうも査定するほうですけど、出すほうも出すほうだから、そんなことでやっていたら、私が、地元から要望があってこれを予算付けしてくれと言った時に、だめですと、財政が厳しいですからと。ああでもない、こうでもないとやって、片方では慣例で予算をつけるのかとなりますから、そういったことは多分ないと思った上で、先ほど企画監が答えたのは、そういうことだろうと私は推測して質問を終わりたいと思います。 ○山本[由]分科会長 ほかに質疑はありませんか。 ◆浅田委員 すみません、予算について、まだお伺いしたいと思います。  「描いてみんね!長崎」事業費。この間、若干質問させていただいたんですけれども、いろんな出版社とのネットワークづくり、長崎の情報発信として使いたいと。  私も、こういう事業は非常に賛成ですし、他県の自治体ではずっとこういうことをやられて、自分の地域のシンボルをつくって、いろんな幅広い層に向けて地域を知ってもらっている。そういう意味での事業としてはいいかと思うんです。  予算額は少ないんですけれども、若干見えづらいのが、出版社などとのネットワークづくり、作家や編集者を紹介してもらい長崎へ取材旅行招待とあります。この先がすごく見えづらいかと思うんですが、いま一度お答えいただけますか。 ◎中村文化振興課長 この事業の当面の目的は、長崎をテーマとしたマンガを描いていただくと。その先には、聖地巡礼という言葉が使われていますが、ファンの方がテーマとなった長崎の場所を訪れたり、それを原作として映画、ドラマなどになったりすることもねらっているわけでございます。  このネットワークづくりにつきましては、まず有望な作家を紹介していただいて、その方を取材旅行に招待して、いろいろなところをご紹介し、ご案内し、描いてみようという気になっていただくことを目的としております。  実際にそれが作品となるかならないかにつきましては、それぞれ作者の方とか出版社の方へのプッシュもいたします。さらにそれがヒットするかどうかにつきましては、来ていただいた方全てはならないかと思います。その中でどれくらいの方に描いていただくかというところが、この後の我々の動きだと考えております。 ◆浅田委員 要は、描いていただけるかどうかわからない。もちろん見ていただかないと作品づくり、ストーリーをつくりづらいというのはあろうかと思うんですけれども、呼びはしたけど誰も描かなかった、ゼロだったということも、プッシュの仕方はあるんでしょうが、そういう可能性もなきにしてもあらずだと思うんです。  他県でもやられているマンガコンテストであれば、必ず長崎のさまざまな場所や人物を使った作品のコンテストなので、作品は絶対にできるんですが、今回の長崎がやろうとしているものは「描いてみんね」と、「描いていただけるものだったら、描いてください」ぐらいの感覚なのかなという気がします。  例えば、取材に来てもらった方には絶対に、この間ちょっとだけ早口で言ったんですけれども、ネットで必ず何か作品を提供していただくとか、「にこり」に作品が絶対に出るとか、そういう確実なものが全くないのか。あまりにも漠然と、前段階過ぎるんじゃないかなと。  来ていただいた方には、ちょっとでもいいので、4コママンガとは言いませんけれども、長崎県が持っているメディアとのメディアミックスをしていただくということにしないと、来る側も真剣味がなくなる可能性があるのではないか、取材をしっかりやろうという形になってもらえないんじゃないかという気がしているんですけれども、いかがでしょうか。 ◎中村文化振興課長 この事業を企画するに当たって、我々も一番心配したところでございます。  ただ、描いてもらうというよりも、描いてもらって、それをヒットさせるところまでは何とかもっていきたいということでございまして、他県で取り組んでいるのは、例えば岩手県は実際に出版をしておりますが、それが全国的にヒットするかどうかというのはまた別問題だと思っております。  我々がこれを事業化するに当たって、2つリサーチを行いました。一つは編集者。大手の出版社に当たりましてこの話をしたところ、ネット上であればすぐできると。ただし、紙媒体となると編集会議を通らなければいけませんが、年に2〜3人で2〜3年続けば確実に1本、20万部、30万部出るものにもっていくことはできるのではないかという感触は得ております。  もう一つ、我々の実体験といたしまして、市川森一脚本賞というのがございます。これは3年前からやっております。市川森一脚本賞をとった方を長崎にお呼びしてドラマにしていただくということで、これもある意味確率的な話でございますが、1回目にお呼びしました大島里美さんという方は、長崎を案内した結果、「花燃ゆ」の第1回で長崎をロケ地として選んでいただきまして、実際にロケをしていただきましたし、3回目の宇田 学さんという方は、案内した結果、永井隆博士をテーマとしたものを書こうということで、その後もかなり情報を収集されています。  そういうこともありますので、やはり丁寧に接することで、10人が10人とはまいりませんが、何人かは描いていただく。それもどういう方に声をかけるか、編集者の方とよく相談して才能のある方を選んでいく、そのあたりにポイントがあるのではないかと思っております。 ◆浅田委員 ということは、何社かの大手に依頼をして、大手であれば全国的に販売をしている雑誌だと。長崎で自分たちで販売をすると広がりが少ないけれども、全国の大手出版社であれば、継続事業になろうかと思うんですけれども、2〜3年事業を重ねると20〜30万部は売れる雑誌の中に作品として残るであろうという想定での事業ということですね。それがゆくゆくは映画やドラマにつながればもっともっと、5年以上たてば、それなりの作品になって幅が広がることが文化振興課のねらいであると。  長崎は、2000年以降34作品ですか、2015年だけでも7作品のロケ地となっています。数えてみたら、それぐらいの作品数はありました。作品になって全国的に広がっていけば、聖地巡礼、コンテンツツーリズムにつながるという意味においては価値があると思いますし、私もすごく期待をしている事業です。
     そういった意味で1点お願いをしたいのは、先ほどから大手出版社という話がありましたけれども、出版社任せではなくて長崎県でイニシアチブをとってほしい。こういったものに関する専門家の方々もいらっしゃいます。一つの出版社に偏ってしまうと、そこと癒着的になってしまいますので、こういったもののプロデュースをしている方々もいらっしゃるので、もっと幅広いご意見を聞いていただきたいと思います。  さっき、川崎委員からの質問への答弁に、長崎の偉人の方とか、長崎のシーンとか、こちらからもどんどん情報提供をしてほしいというようなお話があったので、さっきからネットで見ていたら、「長崎偉人館」というのが長崎県の文化財というところから出てきます。長崎偉人館に、お話があった鄭成功は出ていませんが、松永安左エ門さんなど28名の名前があります。でも、これをクリックしても何も出てこないんです。私の見方が悪いのか、何も出てこない。  今度は、長崎県内で活躍した人をながさき旅ネットで見てみると、長崎で活躍した人がトーマス・グラバー、坂本龍馬、シーボルト、この3名しか上がってこないわけです。  いろんな方に情報提供をする場合、すごく見づらい。もうちょっと一元化をすると、長崎を取り上げたいと思う方が、出版社マターだけではなくてもいろんな形で広がるのではないかと思うんです。  これはどういう観点でやられているのか。長崎偉人館の28人が一体何者かというのは出ないんでしょうか。すみません、これは予算とは外れるかもしれませんが。 ◎中村文化振興課長 申し訳ありませんが、長崎偉人館というのは恐らく、文化振興課でつくっているサイトではないのではないかと思います。 ◆浅田委員 わかりました。学芸文化課のページでした。  しかし、こういうものがあることを文化振興課の方が知らなかった。私も、これをさっき見つけて、でも、この先が全然ないなと。ながさき旅ネットでは、長崎で活躍した人が3人しか出てこない。長崎には、例えば海外の方にしても鄭成功にしても、いろんな方がいらっしゃる。  情報の発信を横断的にやっていないというのが今のことで浮き彫りになったのかなという気がするんです。観光振興にしても、文化振興にしても、学芸文化にしてもつながっていないということのような気がするんですけど、部長、この辺をどのようにお考えでしょうか。 ◎松川文化観光国際部長 確かにあまたホームページがあるものですから、(笑声)全部が全部、毎日チェックするというのは難しい部分はあるかと思います。  ただ、おっしゃるとおり各部局がお互いに横の連携をとりながらやらなきゃいけないのかなと、今ちょっと感じた次第でございます。 ◆浅田委員 部長、あまりに正直な答弁で、すみません、一瞬笑ってしまったんですけど。  長崎が、長崎を描いてくださいと予算を出している。長崎にはいろんな場所があって、人がいてと打ち出しているにもかかわらず、たくさんのホームページがあって、県の人たちもそれを追いかけられない。よそから来る人はもっと大変ですよ。長崎にいろんな価値を求めたい人にこれが活用できないんだったら、もっと一元化する方法を。  これだけ予算が上がっているから言うんですけれども、きっとこれが英語化され、韓国語とかいろんなものにつながって、観光に来てもらわなきゃいけないのに、たくさんあり過ぎるから知らないじゃ、やっぱりちょっと問題なのではないか。これこそ予算の無駄ですよ。ホームページが今いっぱいある。観光でもある、学芸文化でもある、文化振興でもある、それをいっぱい見せられる人間もたまらないでしょう。部長たちが追いかけられないわけですから、ここは本当に無駄なことがいっぱいあるんだというのが浮き彫りにできたと私は思いますので、この部分はしっかり今後の予算に反映していただきたい。  いかに長崎をめぐらせるか、この後の質問にいこうと思っているんですけれども、(発言する者あり)予算です。これも予算の中に入っていて、先ほど、「描いてみんね!長崎」事業で人物のことをお答えいただいたので、人物を調べるとそういう状態だったと。予算の中でしっかりとこういうこともフォローしていただかないと、作品づくりにしても、ホームページづくりにしてもできないということだと思いますので、そこはしっかりとよろしくお願いしたいと思います。  もう1点、皆さんからも質問が出ていたんですけれども、ずっとここ最近、富裕層、富裕層と、長崎のこれからのターゲット層は富裕層であると、おもてなしの心をというような言葉が今回の予算の中にも溢れておりますが、富裕層って、どれぐらいを想定しているのでしょうか。それぞれが考えている層によってホテルのランクも違います。長崎県は今、コンシェルジュを配置しておりますけれども、そのできること、ニーズ、全然変わってくると思うんです。そのあたりを明確化しない限りターゲットの絞り込みができないと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎浦観光振興課長 富裕層の誘致に向けて、まず富裕層の定義でございますが、いろんな民間のコンサルとか、旅行社等々でいろんな考え方がございます。例えば、世帯の金融資産が1億円以上の世帯とか、日本に旅行に来て飛行機代以外で滞在中に100万円以上のお金を落とす方とか、いろんな富裕層の定義はございます。  ただ、我々がターゲットとする際に、一定の年収であったりとか、資産であったりとか、そこで定義付けをしてラインを引くことはなかなか難しいと考えておりまして、特に来年度の予算で方向性として考えているのは中国、あるいは欧米等を富裕層として考えていまして、例えば中国でいえばクレジットカードの銀聯カードがよく使われていますけれども、富裕層が多いといわれるVIP会員の方。あるいは、テーマを持ったツーリズムということでヘルスツーリズムとかゴルフツーリズムなども考えておりまして、例えば上海でのゴルフ協会の会員の方は非常に高額の所得の方が多い。ポルシェ愛好家の方が会員になっているとか。これまで培ってこられたコネクションの中で富裕層の方々がおられます。クレジットのVIP会員の方、高級会員の方、あるいは、国内でも富裕層を対象とした会員制雑誌などもございます。年収が2,500万円以上の方が対象とかですね。  そういう方々を対象と考えて、逆に言うとそういうところで一つずつコネクションが、糸口ができていきますので、例えばクレジットカードの会員の方などへの働きかけは九州観光機構などでもやっていまして、そういう中で長崎としても食い込んでいくとか、そういう形でターゲットを考え、具体的な誘客につなげていきたいと考えております。 ◆浅田委員 年収なのかどうなのか、富裕層の位置づけは難しいということなんだと思うんですけれども、長崎の中でどれくらい消費をしてもらえるのか、消費をしてもらえるところにどう落としていくのかということが長崎県としての目的だと思うんです。それに見合った形でのおもてなしのための環境整備、人を育てるということをしていかなければ、さまざまなところで観光振興課がうたっている、中国にしても欧米にしても富裕層をターゲットにするのは難しさが出てくると思います。  カードのVIP会員の方とか、そういう方々に向けて情報を発信するのも大事なので、やっていかなければいけないと思うんですけど、そのあたりをもう少し明確に、私たちにもわかるような形にしていただければ、長崎県民も、そういう方に向けての自分たちの今後の勉強の仕方とか、変わってくる部分が多くあると思うんです。もうちょっとそのあたりをわかりやすくしていただければと思います。  この間、ダイナーズのブラックカード向けの出版社の前の編集長の方を部長にご紹介しました。その方は長崎出身なので、長崎においてはどういった層が必要なのかという話もしておりましたので、いろいろ幅広くお話を聞いていただきたいと思っています。  付随した形でコンソーシアム。先ほど、どういった人を入れていくのかというような話もありましたけれども、コンソーシアムの人材というのもですね。割と長崎県は、どの分野においても同じ方々が委員に入っていらっしゃることが多いんです。もちろんベテランも必要ですが、さまざまな新しい世代とか、これからを見据えた方々とか、もっと多面的に幅広くコンソーシアムの人材も取り組んでいただければと思っていますが、いかがでしょうか。 ◎浦観光振興課長 富裕層の受入環境につきましては、すぐに整っていくものではないと思っています。一つの取っかかりとして、今年度からホテルコンシェルジュの育成にも手をつけております。そういうのが一つひとつ成果としてできていく中で、しっかりと皆様方にも目に見える形でお示しすることができていけばというふうに思っております。  それから、具体的なコンソーシアムの話ですけれども、先ほどちょっと申し上げましたように、一歩踏み込んだ付加価値の高い観光戦略をつくっていく上では、我々行政だけのアイデア、あるいは旅行社だけのアイデアではなくて、長崎にいろんな資産が眠っていて、それを持っているのは大学であったり、民間企業であったり、そういうところがありますので、ご指摘のようにいろんな見識のある方がいらっしゃいますので、従来の枠にとらわれることなく新しい発想でしっかりと取り組んでいけるようにやっていきたいと思っています。 ◆浅田委員 ビッグデータ活用戦略的マーケティング対策事業費ですが、今、県ではRESASを使って観光マーケティングをというような話があるんですが、この実証事業の差というか、これとまた別にやることの違いを教えていただければと思います。 ◎浦観光振興課長 ビッグデータの活用について、来年度予算で計上させていただいております。私どもが最も取り組んでいきたいのは、現在まだ詳細に得られていない、いわゆるパーソントリップデータ。県内に入って、どういう属性の方がどういう周遊をしているのか、そういったデータをぜひ今後とっていきたいというのが大きい目的としてございます。  RESASも、当初は属性までわからないということだったんですが、4月からはその辺もわかるようなバージョンアップがあると伺っていますけれども、県内の周遊、いわゆるパーソントリップデータまではRESASでは得られないということでありましたので、RESASで得られる情報を使いながら、私どもは今、携帯電話キャリアなどと連携しながら、あるいは長崎大学と連携しながらビッグデータの活用を考えております。一つの取組だけで全て満足できるデータが得られるわけではないと思っていますので、RESASも活用して、ほかのビッグデータも活用できるところは活用して、さらに具体的なアンケート調査なども絡めながら、しっかりと観光客のデータをとっていきたいと思っております。 ◆浅田委員 わかりました。これに関してはこれにとどめます。いろんな形の事象、調査の内容というものを明らかにしていただければと思います。以上です。 ○山本[由]分科会長 ほかにはございませんか。(発言する者あり) ◎中村文化振興課長 先ほど、前田委員からの質問に対して私が答えた数字に誤りがありましたので、訂正をさせていただきたいと思います。  文化観光国際部でどれぐらいの交付金を使ってどれぐらいの事業費があるかということで、交付金を2億66万5,000円使ったとありますが、これは主要な事業でございまして、実際には若干増えまして、2億3,907万6,000円が交付金を充てたもので、それも含めた全事業費につきましては4億9,338万5,000円でございます。お詫びして訂正いたします。 ○山本[由]分科会長 それでは、ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終了いたします。  次に討論を行います。  討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○山本[由]分科会長 討論がないようですので、これをもって討論を終了いたします。  予算議案に対する質疑・討論が終了しましたので、採決を行います。  第1号議案のうち関係部分、第81号議案のうち関係部分、第94号議案のうち関係部分及び第99号議案のうち関係部分は、それぞれ原案のとおり可決することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○山本[由]分科会長 ご異議なしと認めます。  よって、予算議案はそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決定されました。  しばらく休憩します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      −午後3時41分 休憩− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      −午後3時50分 再開− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○山本[由]委員長 委員会を再開します。  議案を議題といたします。  全般的にちょっと時間が押しておりますので、簡潔明瞭によろしくお願いします。  文化観光国際部長より、総括説明をお願いいたします。 ◎松川文化観光国際部長 文化観光国際部関係の議案についてご説明いたします。  「総務委員会関係議案説明資料」及び同資料の追加1、追加2をお開き願います。  今回、ご審議をお願いいたしておりますのは、第70号議案「長崎県観光振興基本計画について」であります。  本議案につきましては、長崎県観光振興基本計画について、長崎県観光振興条例第10条第3項の規定により議会の議決を得ようとするものであります。  これは、県議会をはじめ、県民の皆様のご意見や長崎県観光審議会でご審議をいただきながら検討を進めてまいりました「長崎県観光振興基本計画」について、平成28年度から5年間を計画期間として策定をしようとするものであります。  次に、議案以外の所管事項についてご説明いたします。  今回、ご報告いたしますのは、文化の振興について、日本遺産について、世界遺産登録の推進について、観光の振興について、長崎県亜熱帯植物園について、県産品のブランド化と販路拡大について、アジア・国際戦略の推進について、ベトナム・長崎同窓会の設立について、長崎県行財政改革推進プラン(案)の策定についてでございます。  そのうち、新たな動きなどについてご説明いたします。  説明資料の3ページをお開きください。  まず、日本遺産についてでございます。  来年度の「日本遺産」認定に向け、本県としては、佐賀県並びに構成文化財を有する佐世保市平戸市、波佐見町及び佐賀県内の5市町との連名で「日本磁器のふるさと 肥前〜百花繚乱のやきもの散歩〜」を2月5日付で文化庁へ申請しました。今後、文化庁が設置した日本遺産審査委員会による審査において、そのストーリーの価値が認められれば、本年4月に第二弾の「日本遺産」として認定されることになります。  なお、昨年4月に日本遺産認定第一号として全国から選ばれた18件の一つである「国境の島 壱岐・対馬・五島〜古代からの架け橋〜」については、今年度、文化庁の文化芸術振興費補助金を交付していただき、日本遺産「国境の島」推進協議会を中心に情報発信・人材育成、普及啓発、調査研究などの事業に取り組んでおり、今後も日本遺産の知名度向上に努めるとともに、国内外にその魅力や文化的価値を発信し、地域の賑わいが創出できるよう努めてまいります。  次に、資料の4ページ及び追加2の1ページをお開き願います。  世界遺産登録の推進についてでございます。  「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」につきましては、2月24日に締結したイコモスとのアドバイザリー契約に基づき、国、関係自治体と協議、調整を行い、推薦書の見直し作業を着実に進め、最短のスケジュールとなる2018年度の登録のためにも、来年の推薦決定の実現に向けて全力で取り組んでまいります。  次に、資料の5ページをお開きください。  観光の振興についてでございます。本県の観光客の動向は、世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」及び世界文化遺産候補の「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」への注目の高まりや、さまざまなイベントの奏功によるハウステンボスの引き続く好調によって、長崎、佐世保エリアが牽引する形で堅調に推移しております。また、円安による割安感の定着、ビザの大幅緩和などの後押しもあって昨年の訪日外国人旅行者数は1,973万人となり、政府目標である2,000万人までにあと一歩と迫る中、本県を訪れる外国人観光客も観光庁の速報値では、昨年11月までに延べ宿泊者数75万9,000人に達し、総合計画で目標としてきた75万人を達成いたしました。さらに、クルーズ客船についても、中国発着クルーズが大幅に増加し、昨年の寄港数は180隻、乗員乗客数は50万人以上と過去最高を記録いたしました。  新年度は、地域と一体となった観光まちづくりに向けて関係市町と連携した取組を加速させるとともに、国内外からの観光客が増加しているこの機を捉えて、さらなる観光消費額拡大につながるよう富裕層の取り込みを積極的に展開し、本県観光のブランド力向上及び観光産業の活性化、高度化を推進してまいります。  また、本年秋に開催される全国最大規模の観光キャンペーンであります「JRデスティネーションキャンペーン」を契機とした本県観光のさらなる磨き上げや観光まちづくりを推進するとともに、「ねんりんピック長崎2016」とも連携しながら、本県の魅力を積極的に情報発信することにより誘客拡大を図ってまいります。  次に、資料の6ページをお開き願います。  長崎県亜熱帯植物園についてでございます。  長崎県亜熱帯植物園については、平成25年度から2カ年をかけ、地すべり状況の把握や対策工事費算定の調査を行ってまいりました。  県としましては、今後の植物園の運営方針等について、本年度中に一定の方向性を導きたいと考えておりましたが、植物園の果たしてきた役割とニーズ等について、さらに検討を要することから、引き続き地元長崎市等とも意見交換を行いながら検討を重ね、できるだけ早期に県としての案をお示ししたいと考えております。なお、平成28年度の営業につきましては、引き続き、十分な監視体制のもと、来園者の安全に十分に配慮しながら継続してまいります。  次に、資料の7ページをお開き願います。  県産品のブランド化と販路拡大についてでございます。  首都圏における情報発信拠点として準備を進めてきましたアンテナショップ「日本橋 長崎館」につきましては、昨日3月7日にオープンいたしました。  今後、「日本橋 長崎館」が、首都圏をはじめ全国の方々へ長崎の魅力を発信する新たな拠点となり、本県地場産業の活性化や交流人口の拡大に結びつくよう、市町、関係団体、県内企業や運営事業者等と連携を図りながら、商品構成や商品の見せ方、売り方にもさらに工夫を凝らし、本県の魅力発信等にしっかり取り組んでまいります。  県産品の海外でのブランド化と輸出促進につきましては、タイ・バンコクにおいて、高級日本食レストラン5店舗で、長崎和牛と調味料を提供するフェアを農林部と連携しながら開催しております。開催に当たりましては、現地の雑誌等で開催を告知するとともに、県産品をはじめ、本県の魅力をPRしております。  また、韓国におきましては、ソウル近郊のレストラン5店舗において、五島手延うどんと酒のフェアを開催予定であり、知名度向上と販路拡大に取り組んでまいります。今後とも、東アジア地域、東南アジア地域に向けて、関係部局や団体と連携しながら県産品の輸出促進とブランド化に努めてまいります。  次に、資料の8ページをお開き願います。  「アジア・国際戦略」の推進についてでございます。  県では、「アジア・国際戦略」に基づき、観光客誘致、県産品輸出促進、企業の海外展開支援、国際人材育成などさまざまな施策を展開しているところであり、アジアとの地理的近接性や歴史的な交流の積み重ねといった本県の優位性を最大限に生かした取組を進め、経済成長著しいアジア諸国など海外の活力を取り込み、本県の活性化に着実に結び付けたいと考えております。  新年度におきましては、中国、韓国、東南アジア、欧米の4つの国・地域ごとに戦略を掲げ、それぞれの特性に応じた具体的な施策を展開することで、本県経済の活性化を図ってまいります。  特に中国につきましては、日本国内の華僑華人団体との連携により、孫文、鄭成功、隠元など本県とゆかりのある偉人にスポットを当てたシンポジウムを開催し、日本国内外の華僑社会に向けた情報発信を行うとともに、中国の家電量販店における4Kテレビに本県関連の映像を流すことにより、旅行先として長崎を選択していただけるように認知度の向上を図ってまいります。さらに、クルーズ船の受入体制充実と併せ、寄港地ツアーにおける県内周遊の促進など経済効果を高めるための取組を進めるとともに、宿泊客対応の施策として、富裕層の誘客に向けた旅行商品の造成により本県観光関連産業の付加価値向上を図ってまいります。  国・地域におけるさまざまな分野にわたる取組を総合的に推進することによって、世界に通用する長崎県づくりを進め、海外活力の取り込みによってグローバル社会、人口減少社会における本県経済の持続的発展を実現してまいりたいと考えております。  以上をもちまして、文化観光国際部関係の説明を終わります。  よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○山本[由]委員長 次に、観光振興課企画監より補足説明を求めます。 ◎村山観光振興課企画監 総務委員会補足説明資料、文化観光国際部という資料をご覧いただきたいと思います。A3のカラー版の資料が添付されております。  資料1ページをご覧いただきたいと思います。長崎県観光振興基本計画の策定についてでございます。  本計画は、長崎県観光振興条例に基づきまして観光振興に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため策定するものでございまして、現行の計画が平成28年3月末をもって終期を迎えることから、新たに平成28年度から始まる5カ年の計画を策定するものでございます。  計画の策定に当たりましては、これまでの誘客中心の施策展開から質への展開を図ることが重要だと考えておりまして、2つの世界遺産(候補)や日本遺産の活用をはじめ、高付加価値のサービス提供や高品質、高付加価値の着地型旅行商品の開発のほか、魅力ある観光地づくりを一層推進しながら、観光産業の活性化、高度化を目指していきたいと考えております。  検討に当たりましては、県下8地域で市町、観光関係者との意見交換を開催いたしまして地域の意向を踏まえますとともに、延べ3回にわたります長崎県観光審議会でのご審議により検討を進めてきたところでございます。また、その経過につきましては、昨年9月の総務委員会におきまして、骨子及び計画素案という形でご報告のうえ、ご意見をいただきますとともに、昨年12月から本年1月にかけましては一般の県民のご意見を伺うためのパブリックコメントを実施したところでございます。  また、計画を推進するに当たっては、誰がどのように進めていくのか、計画の実効性をどのように担保するのかが重要でございまして、9月の総務委員会審議会におきまして同様のご意見をいただいているところでございます。  このようなご指摘を受け、計画案には、推進体制に合わせて進行管理の項目を新たに追加するとともに、各施策で想定されます推進の主体の一覧表を記載し、可能な限り具体の取組事例を明記するなどの見直しを行ったところでございます。  また、計画の実効性を高めるためには、午前中にも議論がありました地域ビジョンの実践の主体となるDMOなど、いわゆるクリエイティブな取組を実践できる組織が重要でございまして、単に自治体からの事業やイベント予算を消化するだけの観光協会の運営にとどまらない、自立性、独立性をもって戦略的な取組を実践するDMOへの支援を図ることといたしております。  次に、計画の概要でございますが、資料3ページの別紙1、カラー版の資料をご覧いただきたいと思います。  まず、観光の将来像でございますが、今後の5年間を見据えまして、長崎県全体の将来像として「世界が認める観光県ながさき〜ながさき観光の魅力・満足・価値の向上〜」を掲げています。長崎の観光の質を高め、魅力ある観光地づくりを一層推進しながら、観光産業の活性化、高度化を目指すとともに、長崎の海外との長い歴史や外国人観光客の増加を背景として、世界を意識したものとなっています。これにつきましては、長崎県観光審議会での議論を通して決定をしたものでございます。
     次に、次期基本計画における基本施策の展開におきましては、記載にあります5つの柱、1、観光産業の活性化・高度化、2、地域と一体となった観光まちづくりの推進とそれを担う人材の育成、3、交通基盤の整備と広域連携の推進、4、2つの世界遺産(候補)を中心とする歴史文化等を活用した誘客拡大、5、海外交流の歴史等を活かした外国人観光客の誘客拡大といった観光振興の方向性を定めまして、それぞれの基本施策ごとに具体の施策を掲げて取り組むことといたしております。  また、計画の本文には、地域別の観光の方向性につきまして、県内を8つのブロックに分けて、それぞれの地域の特性を示した上で現状と課題を踏まえた今後の観光施策の方向性を示しています。  次に、目標値の設定でございますが、資料4ページ、別紙2「次期観光振興基本計画における数値目標の設定について」をご覧いただきたいと思います。  数値目標には5つの項目を掲げていまして、今回新たに観光消費総額について、その内訳として括弧書きに記載しております「宿泊者の観光消費額」と、リピーターの確保に向けて観光客の皆様が長崎県にまた訪れたい、行ってみたいと思っていただけるよう取り組む施策の目標値として「再来訪意欲度」を追加しています。各目標値の設定の理由及び根拠につきましては、例えば観光消費総額につきましては、基準年の3,451億円に対しまして32.6%増の4,577億円を見込んでおりまして、世界遺産等を活用した観光地づくりと誘客拡大を図ることで県全体の日帰り観光客も含めた観光客の増加を促進するとともに、観光産業の活性化、高度化を図ることで観光消費総額の増加を目指すことといたしております。  他の目標設定項目につきましては、それぞれ記載のとおりでございますが、今後、観光振興の施策を総合的に推進することで、ここに掲げている数値目標の達成に向けて全力で取り組んでまいります。  以上、簡単ではございますが、観光振興基本計画の策定についての説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。 ○山本[由]委員長 ありがとうございました。  以上で説明が終わりましたので、これより議案に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。 ◆川崎委員 観光振興計画のことについて、2点お尋ねをいたします。  訴求力のある新しい素材、和の魅力というテーマで留学生の活用ということが書かれておりましたが、具体的にどういうことをお考えか、お尋ねいたします。 ◎村山観光振興課企画監 和の魅力の発信に向けて、留学生をどのように活用しようとしているのかというご質問でございます。  議案の37ページに具体的な施策を記載しておりますが、外国人目線の観光素材の発掘と磨き上げを行うために、既に今年度から取組をスタートしておりますが、その事業の成果については現在取りまとめをしているところでございます。  具体的には、留学生を活用いたしまして、素材の掘り起こしや外国語表記による受入体制の改善を行うということで、留学生等のネットワークを活用した情報発信につなげたいというふうに考えております。ただいま長崎ウエスレヤン大学事務局といたしまして、同大学及び長崎国際大学の留学生を活用して事業を展開しているところでございまして、現在はその成果について取りまとめをしているところでございます。 ◆川崎委員 まだこれからですね。  多分にいろんなお力を持っておられると思いますし、いろんな国からお越しいただいている状況で、ひところ3,000人の留学生を受け入れるという目標を立ててやっておられたと思います。そのお力などを借りて具体的に進めていただければと思います。  もう1点、ユニバーサルツーリズムの件です。観光客目線に立ったきめ細かい受入体制整備に努めるというくだりがあります。具体的にどういうふうに努めていかれますか。 ◎村山観光振興課企画監 ユニバーサルツーリズムの推進のために、どういった具体の取組を進めていくかということでございますが、これにつきましても議案の27ページに記載をしています。  これまで、平成26年度に開催されましたがんばらんば大会の選手、関係者に向けまして配布する観光の情報を記載したガイドマップを作成いたしました。これは、長崎県バリアフリーネットワークと連携をしまして、観光地とか飲食店、土産品店の情報を参加者の方に提供するためのガイドマップでございまして、今年度は平成26年度に作成しました長崎県バリアフリー観光マップをダウンロードできるようにホームページにアップし、一般の方々にも情報提供できるような環境を整えることで情報発信を行っております。  そのほか、長崎県バリアフリーネットワーク内に本県バリアフリー観光に関する相談窓口を開設いたしまして、各種問い合わせの対応窓口をスタートさせたところでございます。  今後におきましては、特に平成28年度は、これらに加えてレンタル用観光サポートグッズ、車いすとかベビーカーとかの購入、貸し出しのほか、バリアフリー観光周遊ルートの開発に向けて、バリアフリーネットワーク協議会と連携をしながら進めていきたいと考えております。 ◆川崎委員 少し具体的な取組のご紹介がありました。  これは単体で長崎県だけでいいという話ではなくて、来られる方の受入れですから、発信の側からはどうすればいいのか、長崎にそういった窓口があるのかどうかということからスタートし、全国で幾つか同じような取組をされている団体さんがおられます。  ネットワークで連携をとりながら、例えばこういう障害をお持ちの方が長崎に行きたいという時に、こちらは姿が見えないわけで、事細かに、この方はこういうことが必要です、こういうサービスが絶対に不可欠です、介護の方が要ります、病院が必要ですというようなことについて一定整理をしながらカルテみたいなものをつくって、それをお互いにネットワークでやりとりしながら万全の体制で受入れをしていく、そういったものが既に確立されております。  我々も総務委員会で、昨年度に熊本に行かせていただきましたが、進んでいました。ネットワークをつくることによって活性化をしていくと思います。ネットワークをつくらないと、逆にこれはうまくいかないと思いますので、ぜひそういったところの取組をやって、それができて、きめ細かいさまざまなサービスを付加していくことによって、これが具現化していくと思います。ぜひそういった組織体のネットワークを強化していく取組についても腐心していただきながら、旅行をしたくてもなかなかしづらい方に対するサービスの提供についてもぜひ取り組んでいただきたいと思います。  これは要望ですけど、Wi−Fiの整備について促進をしていると思いますが、どの地域でどのようなWi−Fiの整備が進んでいるかということの見える化がない。ネットで見ても、観光連盟のホームページのリニューアルの時に載せていますと県のホームページには載っていますが、なかなかぱっと行き着かないんです。そういったものがわかりやすいように、情報提供をぜひお願いしたいと思います。以上です。 ○山本[由]委員長 ほかにございませんか。 ◆吉村[庄]委員 ちょっと休憩していただいていいですか、委員長。議事の進行について。 ○山本[由]委員長 暫時休憩します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      −午後4時10分 休憩− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      −午後4時12分 再開− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○山本[由]委員長 委員会を再開します。 ◆吉村[庄]委員 観光振興基本計画です、一応議案になっていますから。非常に大事だし、今まで予算の中でも結構いろいろありましたから、意気込みはわかりますよ、今から言うことについてですね。  観光基本計画の中で、補足資料にもありましたように指標をいろいろ出してあるわけです。まず観光消費額とか、宿泊の問題とか延べ客数、こういう指標を当然出していただかなきゃいかんと思うんです。振興計画5年間といえどもね。  それは結構ですが、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の世界遺産登録を前提としてそういう指標を出してあると思うんです。今のところは、説明があっているように申請を取り下げて、一生懸命やり直し、見直しをしている。  世界遺産登録推進課長や文化観光国際部長の答弁は、構成資産14で絶対にやっていくんだというふうな非常に強い意気込みで、それをもとにして観光振興基本計画の関連する部分、ほとんど関連していると思います。「産業遺産」と「キリスト教関連遺産」、この2つが登録をされてと。  14の構成資産について、五島関係でも、平戸市関係でも、佐世保関係でも、万が一、一つの資産でも問題が出てきたと、万が一ですよ、やってもらうのが前提ですがね。問題が出てきた時には、この中身はそれぞれ少しずつ変わってくるんじゃないかと思います。前提は頑張ろうということですから、そういう意気込みでやっていることは理解をしながらも、そういう心配をしているんですけれども、いかがでしょうか。 ◎村山観光振興課企画監 世界遺産登録の推薦見送りに伴いまして、観光振興基本計画で掲げている施策目標、数値目標の見直しが必要ではないのかというふうなお尋ねでございます。  目標数値を定めるに当たりましては、平成21年度から平成26年度の実績、5年間の伸びに加えまして、こういった2つの世界遺産の登録の効果など、今後の特殊要因に伴う効果を上乗せして平成32年度の目標としているところでございまして、今回の「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の推薦取り下げに伴う登録年の遅れとか、今後の構成資産のストーリーの展開の状況によりましては見直しを生じることも可能性としてはあるかと思っておりますが、現時点では14構成資産全ての登録を目指していますし、現状では見直しを行うことは考えておりません。  次期総合計画は昨年12月、11月定例会で既に決定をいただいておりますが、この数値目標は次期総合計画リンクをしておりますので、今後、仮に見直しの必要性が生じた時点で、次期総合計画の目標値も含めて見直しの検討をしていきたいと考えております。 ◆吉村[庄]委員 それはそうなんですけど、おさらいをしますと、私は24日にいなかったんですが、その後もこの問題についてはいろいろご報告も受けておりますし、一般質問でもありましたから、それはそれなりに理解をしています。あなた方が報告をしているのは、こういうことを言われたんだと。  「全体としての価値に貢献していることの根拠などに関する説明が十分ではなく、『禁教・潜伏期』により焦点を当てて推薦内容を見直す必要がある」と。  あなた方の説明資料の中でも、年代ごとにずっとされていますね。後のほうは建築関係が中心になって出てきている。信徒発見については大浦天主堂が出てきているし、「かくれ」という中では平戸の島あたりの構成資産が出てきているんです。  指摘をされて取り下げたことと、14資産を絶対にという意気込みはいいんですが、従来から私は申し上げてきました。私たちがバチカンに行った時、あるいはパリのユネスコに行った時も、非常に厳しい意見を聞いておりました。ひょっとすると「宗像・沖の島」に追い抜かれるんじゃないかと言ったら、いや、そんなことはないですよと言っているうちに「産業革命遺産」が内閣府から飛び出るということになったんですよね。  だから私が言いたいのは、14構成資産を変えないで頑張るのはいいけれども、相手が言っていることとの関係において齟齬がないのかと。齟齬がないとするならば、この観光振興基本計画もそういうものを前提として、構成資産があるところの集客の数字に生きてくるように思うんですけど、心配しているんですよ。このところについてどうなんですか。基本的なことを部長からもう一回きちっと言っていただきたい。私は、少し甘いんじゃないかという気がして心配しているんです。 ◎松川文化観光国際部長 吉村(庄)委員のお尋ねは、この目標値、例えば観光客延べ数を平成30年に3,863万人という目標を掲げています。これが、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の世界文化遺産へ申請取り下げによって影響があるんじゃないかということでございますが、私どもは2018年度の登録を目指しておりまして、次期計画期間中には世界文化遺産として「長崎の教会群」は登録をしていただくということで私どもは事務作業を進めております。  したがいまして、この数値目標につきましては、現段階において見直す必要はないというふうに私は考えております。 ◆吉村[庄]委員 それは14構成資産を全部登録させた時の話でしょう。それが甘くないかという問題を含んで私は言っているんです。14資産を絶対にさせるという意気込みでいかれるのはいいけれども、見通しとしては問題がないかと、齟齬がないかと。 ◎松川文化観光国際部長 14の構成資産は、現推薦書におきましては、世界遺産登録の基準が全部で10項目あるわけですが、そのうちの3つを使っておりました。その中の2つ目の建築の東西文明間の交流といいますか、価値観の交流をあらわすものというのを教会群の建物の基準として使っていたわけですが、今回イコモスの中間報告を受けまして、これは採用しないことにしまして、文化的伝統の存在を示す物証とか顕著普遍的な出来事、残る2つを使って全体の14構成資産を説明しようとしています。今、そういうことで頑張っておりますので、その先にどうなるかということを今お尋ねいただいていますが、それは私どもの立場からは、これでやっていくんだという意気込み、決意を語るしかできないという立場をご理解賜りたいと思います。 ◆吉村[庄]委員 その点についてはもうここで終わりますが、山田(博)委員も24日に、14の構成資産は変えないのかという話をして、変えないと言っておられたし、一般質問でもありましたし、この場でもありましたから、それは期待したいですよ。  しかし、私から言いますと、以前に考えられなかったことが起こったんですよ。「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」が先行するだろうと思ったら、内閣府から。それからまた私は、何の根拠もなくですが、どうも心配だったから、厳しいことがあるんじゃないかと思って、「宗像・沖の島」が先行するんじゃないかと。結果そうなったんです。だから、そういうことも含めてね。  あなたの立場で、知事だって、14構成資産を変えないと。  私も、うちの議員さんたちも、推薦書の全文を読んでいると私は思っていません。私はちょこちょこ読ませていただいておりますがね。これは本当にしっかり頑張って書いていただいていると思うんですよ。つくり上げていただいているんです。それが今のような状況になっている。イコモスの現地調査も無事通過をしておったわけですから、考えられないと思うんです。  だから、そういう考えられないことが起こり得るということもあまり言いたくはないけれども、今の気合いでやっていただくことについては万全の期待をさせていただきたいと思います。今日はここで終わります。 ○山本[由]委員長 ほかに質疑はございませんか。 ◆山田[博]委員 やっと指名をいただきまして、山本(由)委員長、ありがとうございました。  それでは、幾つかお尋ねしたいと思うんですが、今回の観光振興基本計画の中に日本橋 長崎館を含んでいるのか、それだけをお答えください。 ◎村山観光振興課企画監 今回の観光振興基本計画の中に、開設しました東京のアンテナショップの件を記載しているかどうかというお尋ねでございます。  今回の5つの観光振興の方向性の中で、方向性を掲げております事項がございます。施策としては観光振興の活性化、高度化を定めているページで、  すみません、委員長、暫時休憩をお願いします。 ○山本[由]委員長 暫時休憩します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      −午後4時24分 休憩− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      −午後4時25分 再開− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○山本[由]委員長 委員会を再開します。 ◎村山観光振興課企画監 大変失礼申し上げました。  具体的に観光振興計画の中に、今回のアンテナショップの名称については記載をしていません。 ◆山田[博]委員 質問の仕方が悪かったですね。名称ではなくて、この基本計画の中にアンテナショップ、「日本橋 長崎館」が入っているのか、入っていないのかと私は聞いている。名称のことを言っているのではなくて、それはどうですか。 ◎村山観光振興課企画監 先ほどのA3版の資料の中で、1番目の施策、観光産業の活性化・高度化の(2)観光消費の拡大という項目がございます。このAで、新たな土産品の開発、観光客への県産品の販売体制づくりというところでアンテナショップの方向性を掲げています。 ◆山田[博]委員 アンテナショップはいつできたかというと、3月6日、日曜日にオープンしたんでしょう。  この観光振興基本計画は、一昨年の4月24日、8月21日、10月30日、3回の審議会を開いて、9月の定例会に出しているんですよ。私は何が言いたいかというと、部が全く違うならわからないでもないですよ。同じ部なのに、これが入っているかと、審議上あり得ないんだから。私が言いたいのは、別に企画監を責めるわけではないけど、これは戦略、戦術の中で総括的に取り組まないといけないと言っているわけですよ。審議上あり得ないんだから、これは。  だから、これに入りますよじゃなくて、これを踏まえた上で全部やっているかとお尋ねしている、私は。別に、それをおかしいじゃないかと言うわけではないけれども、基本計画をつくるに当たっては、当初の予算でこういうふうになっているわけだから、含めて言っているわけですよ。  じゃあ、もう一つ。国際課のアジア・国際戦略にあっては、行動計画の中で客船を国内外から入れるとなっているわけですね。基本計画の中にたくさんの誘客をすると。  この前は警備員がいないとかという問題がありましたね。そういった問題が発生しないように、文化観光国際部だけで審議するものではないと明らかになったわけですよ。土木部とも話をしないといけない。わかりますか、部長。  そういったことを踏まえた上でこれを審議されたのかどうかお尋ねしたいと思います。 ◎村山観光振興課企画監 観光振興基本計画を策定するに当たって、庁内の連携がとれているかどうかというご質問でございます。  4月以降、各地域との意見交換を実施するとあわせて、庁内各主管課を通して、観光振興計画の骨子、あるいは素案の段階からご意見をいただいていまして、9月にご説明をさせていただいた後にも庁内との意見調整、すり合わせた上で観光振興計画の文言として整理をしています。 ◆山田[博]委員 文言はいいんですよ。問題は、数字的な裏付けとして、この前みたいに観光客を受け入れることができませんといったことがないように、裏付けはきちんとできたのかと言っているわけです。  観光振興基本計画に基づいていろいろやっていくわけですね。所管している次長はどなたですか、どっちですか。たまにはあなたも答弁していいでしょう。いいですか。基本計画というのは、そういった点で大切なものなんです。ほかの部署と話をして。この前、土木部と言った言わない、聞いている聞いていないとかという話がありましたけれども、そういった話し合いをした時に、数字的に裏付けをする時に、果たしてそれを受け入れることができるか、達成できるかというのを、文化観光国際部で話し合いをしたとしても、例えば土木部とか、農林部とか、水産部ときちんと裏付けができたかどうかというのは大切なんですよ。後から、「やっぱりできませんでした」では話にならないわけです。それはどうなんですか、次長。 ◎岩崎文化観光国際部次長 今、山田(博)委員からいただいたご意見は、まことにそのとおりだと考えております。私どもも、議会に議案として上程し、議決いただく大切な案件でありますので、作成の初期段階から、企画監が申しておりますように、いろんな意見交換をするとともに、こういったことでやっていくと全庁的に気持ちを一つにして、議会に議案として今回上程させていただいております。そのためにも早い段階から、9月定例会委員会にお示ししてご意見をいただき、その意見も県民のご意見も、盛り込めるところは盛り込んで、地域も8地域で何度もご意見等を伺って、今回やっと皆様に議案としてお示ししました。  議員のご指摘、しっかり肝に銘じてこれからも取り組んでいきたいと思っております。 ◆山田[博]委員 肝に銘じて、ぜひしっかりやってもらいたいと思うんです。  意気込みはあっても、裏付けとなる数字が達成できなかったら絵に描いた餅ですから、ぜひですね。これ以上質問すると、ちょっと意地悪になって誤解を受けてはいけませんので。  先日、好きか嫌いかは別として長崎新聞に、私の地元の記事が載っていました。双子水晶の記事があったわけです。  そういった新たな観光資源を発掘して取り組んでいこうと、基本的な戦略に盛り込まれているのであれば、具体的に説明していただきたいと思います。 ◎村山観光振興課企画監 たしか新聞報道は、五島市の奈留か久賀の地域の内容であったかと思います。貴重な資源がそういった地域に眠っている中で、観光資源として活用できるのではないかというふうに考えています。  観光振興基本計画の中には、8つのブロックに分けた地域別の方向性というものを掲げています。各地域の方のご意見をいただく中で、それぞれの課題、現状とか今後の方向性というものを定めています。今後、各地域が観光実施計画を策定いたしますが、実施計画の策定の中で地域の磨き上げに関する取組が上がってくれば、県としても積極的に推進をしていきたいと考えております。 ◆山田[博]委員 各地域の実施計画をつくる時にそういったものをやっていくと。  じゃあ、長崎県の観光振興基本計画の中には、新たな観光資源の発掘は特段うたっていないと理解していいんですか。 ◎村山観光振興課企画監 委員ご指摘の地域の案件につきましては、現時点では観光振興基本計画の中には盛り込まれておりませんが、今後、地域の新たな観光資源として発掘されたものが各地域で策定されます実施計画の中に盛り込まれて、そのエリアの中で観光資源として活用していくものとして上がってくれば、県としても県単21世紀まちづくり補助金を使って支援をしていきたいと考えております。 ◆山田[博]委員 文化観光国際部長、人間がやることですから、基本計画も、完璧なものはできるわけはないんですけれども、完璧に近いものにしないといかんと。  2月25日の長崎新聞に書いているんです。五島の奈留島に双子水晶という世界でも希少な水晶があると、大変貴重な観光資源ではないかということで地域も頑張っていましてね。  私は何が言いたいかと。こういったものをどんどん吸い上げていくよう取り組まないといけないと思うんです。今回基本計画ではそういったことをうたっていなくても、今後の実施計画の中でそういったものが取り組めるように、実施要綱なりをつくってもらいたいと思うんです。基本計画の中に今回はうたわれていなくてもですね。本来は、そういったものもうたってもらいたいわけですけど、できますか。 ◎浦観光振興課長 ちょっと補足して私のほうからご説明いたします。  地域にはまだまだ、隠れた観光素材となり得るものが各地域にあるんだと思います。そういった一つの事例を今、山田(博)委員からご紹介いただきました。
     観光振興基本計画の中でも、議案のページで申し上げますと26ページから27ページにかけて、各地域が誇る豊かな素材の磨き上げということで項目を盛り込んでおります。具体的例として、食とか歴史、文化、自然等を掲げております。27ページの上段のほう、地元の人しか知らない、あるいは普段は見慣れている地元の人だからこそ気づかなかった観光名所になり得る隠れた観光スポット、こういったものを新たに発掘し磨き上げていくというのは観光振興基本計画の中にも文言として盛り込んでおります。そういう精神は当然持っておりますし、そういう取組を地域の方と一緒になってやっていきたいと思います。  基本的には地域が主体となって発掘、磨き上げをやっていくと思いますけれども、そういったものをさらに観光素材、観光商品としてつくり上げていけるように進めていきたいと思っております。 ◆山田[博]委員 26ページですか、確かに各地域に眠る歴史、文化にまつわる観光素材と。掘り起こし磨き上げることで、新しい魅力として情報を発信しますと書いています。そういったことでやると。  さすが観光振興課長ですね、素早く、ここだと的確にあけたと。これが合っているかどうかは別として、こういったものをこれからも取り組んでいただきたいと思っております。  大変申し訳ございませんけど、後で資料で結構ですから、観光審議会のメンバー表をもらえますか。よろしくお願いします。 ◆八江委員 お願いという形で。今、山田(博)委員から話があったように、この計画が、いろんな角度で計画され、審議をされ、意見交換をされ、第3版の計画をつくられたということであります。見ると立派なことであると。これまで見たよりも世界的な感覚で計画をされているということは、我々が望んでおったことに大きく近づいてきているのかなと思いますし、それを実行するためには、各地域、団体、庁内の各部各課、そういう人たちが協力し合っていかないと、うまくいかないと思います。  金子知事の時、2000年に観光立県という宣言をしました。私もそういうお願いもした。それからずっと1版、2版、それから3版目のものが出てきた。それが世界的な、グローバル的なことに変わってきた。環境も変わってきた。そういう中で計画された観光振興基本計画であると私は思います。  それが絵に描いた餅にならないように、しっかりとこれを進めていただくことが観光県ながさきと呼ばれることにつながっていくわけでありますから、その決意だけはですね。書いただけ、担当が変わったからといったことに終わらないように、決意だけ聞いておきたいと思うんですけど、部長、その点をしっかりと答弁していただきたいと思いますが、いかがですか。 ◎松川文化観光国際部長 この5年間にわたります観光振興基本計画は、長崎県、そして市町、民間の方々と一緒になって取り組むべき方向性を指し示す大きな旗であり計画でございます。  この計画が絵に描いた餅に終わらないようにということで、さきの委員会で、この推進体制をどうすべきかと高比良委員からご指摘がございました。その推進主体をしっかりとしないとだめだぞということで、最後の53ページから、それぞれの事業についてはここが中心になってやっていくということを掲げさせていただいております。  今後、毎年、進捗管理をしてまいりますので、その中で計画の目的がしっかりと担保されるように進めてまいりたいと考えております。 ○山本[由]委員長 ほかに質問はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○山本[由]委員長 ほかに質疑がないようですので、これをもって質疑を終了いたします。  次に討論を行います。  討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○山本[由]委員長 討論がないようですので、これをもって討論を終了いたします。  しばらく休憩します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      −午後4時42分 休憩− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      −午後4時43分 再開− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○山本[由]委員長 委員会を再開します。  採決を保留いたしまして、提出のあった政策等決定過程の透明性等の確保に関する資料について、説明を求めます。 ◎中村文化振興課長 では、「政策等決定過程の透明性等の確保及び県議会・議員との協議等の拡充に関する決議」に基づきまして、本委員会に提出しております文化観光国際部関係の資料について、ご説明申し上げます。  資料の1ページ及び2ページをご覧ください。  まず、補助金の内示につきまして、県が箇所付けを行って実施する個別事業に関しまして、市町並びに直接・間接の補助事業者に対し内示を行った補助金の昨年11月から本年1月までの実績でございますが、1ページに記載の直接補助金3件並びに2ページに記載しています間接補助金6件ともに、全て外国人観光客受入環境整備推進事業補助金でございます。  次に、3ページをご覧ください。  1,000万円以上の契約案件で昨年11月から本年1月までの実績につきましては、記載のとおり物産ブランド推進課の長崎県アンテナショップ整備運営に係る業務委託として1件でございます。  最後に、4ページ及び5ページをご覧ください。  陳情・要望に関する対応状況といたしまして、小値賀町からの要望書のうち項目2の野崎島の受入施設の整備について、県としての対応状況を回答したものでございます。  以上でございます。  よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○山本[由]委員長 ありがとうございました。  それでは、先ほど保留しました議案に戻りたいと思います。  質疑・討論が終了いたしましたので、採決を行います。  第75号議案は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○山本[由]委員長 ご異議なしと認めます。  よって、議案は原案のとおり可決すべきものと決定されました。  次に、文化振興課長、国際課長より補足説明の申し出があっておりますので、これを受けることにいたします。 ◎中村文化振興課長 補足説明資料の文化観光国際部をお開きください。平成28年度の日本遺産の申請状況というページからでございます。表題が「平成28年度の日本遺産申請状況」ということで、要点のみのご説明にとどめさせていただきます。  日本遺産とは、文化庁が平成27年度に新しく設けた制度でございまして、各地域の歴史的な魅力を通じて我が国の歴史、伝統を語るストーリーを文化庁が認定するものでございまして、地域にございます文化財を整備、活用、情報発信し多くの人を呼び込もうとするものでございます。  平成27年度に本県で認定されました「国境の島 壱岐・対馬・五島 〜古代からの架け橋〜」を含めまして全国で18件が認定されております。文化庁といたしましては、東京オリンピック・パラリンピックがございます2020年までに100件の認定をしたいと考えている状況でございます。  次に、本県の日本遺産、「国境の島 壱岐・対馬・五島 〜古代からの架け橋〜」の概要についてご説明申し上げます。  関係自治体といたしましては、全体調整及び取りまとめ役、申請する立場といたしましての本県長崎県と、文化財が所在する壱岐市、対馬市、五島市、新上五島町の3市1町でございまして、国境の島のストーリーを構成する文化財等としては全部で27件ございます。大変恐縮でございますが、一つひとつの文化財のご紹介につきましては6ページに以降に書いておりますので、後ほどご覧いただければと思います。  認定されたストーリーにつきましては、古代より大陸と日本を結ぶ海上の要衝であることから、交流が続くこれらの島は、国と国、民と民との深い絆が感じられる希有な地域というところがポイントでございます。  次に、資料の2ページ、3ページをご覧ください。  これは、先ほどの部長説明にございました、現在文化庁に申請している3件のストーリーの概要でございます。  (1)「日本磁器のふるさと 肥前 〜百花繚乱のやきもの散歩〜」でございますが、関係自治体につきましては佐賀県佐賀県内の唐津市伊万里市など4市1町、それと長崎県及び本県の2市1町でございます。  ストーリーを構成する文化財は、別紙のとおりで35件ございます。  ストーリーの内容、ポイントでございますが、肥前で誕生した日本磁器が、それぞれ個性際だつ独自の花を咲かせたと。海外でも賞賛され、この地域には歴史と伝統が培った技と美、景観を五感で感じることができる磁器のふるさとというところでございます。  (2)「軍港都市 横須賀・呉・佐世保・舞鶴 〜日本近代化の躍動を体感できるまち〜」といたしまして、関係自治体は全て市でございまして、神奈川県横須賀市、広島県呉市、本県の佐世保市京都府舞鶴市でございます。旧軍港の4都市による申請となっております。  ストーリーを構成する文化財は全部で80件ございまして、佐世保市は27件でございます。  ストーリーの概要、ポイントにつきましては、明治期の日本の近代国家としての国家プロジェクトとして軍港を築き、日本の近代化を推し進める4つの軍港都市が誕生した。現在も躍動した往事の姿を残す旧軍港都市4都市は、懐かしくもたくましく、今の人々を引きつけるというストーリーでございます。  最後に、(3)「長崎街道シュガーロード〜スイーツの旅〜」でございます。  関係自治体といたしましては、本県から長崎市、諫早市、大村市、佐賀県の嬉野市、小城市、佐賀市、それと福岡県の飯塚市となっております。  ストーリーを構成する文化財は全部で34件ございまして、ストーリーの概要でございますが、長崎街道は、長崎から小倉まで異文化の行き来する珍しい道であったと。当時の貿易品の一つに砂糖があり、その一部が長崎街道を流通したことで砂糖を多く使う食文化や新たな銘菓が誕生すると、歴史とともに海外文化を取り入れながら発展した砂糖文化がシュガーロードを通じて見えてくるというものでございます。  大変恐縮でございますが、それぞれの詳しい内容は4ページ以降をご覧ください。  なお、申請状況についてですが、平成28年度に向けて、今申し上げました3件も含めて全国から67件の申請があっています。ご参考までに、平成27年度は申請が83件あり、「国境の島 壱岐・対馬・五島 〜古代からの架け橋〜」を含む18件が認定されています。  私からは以上でございます。 ◎古謝国際課長 それでは私から、「アジア・国際戦略」平成28年度行動計画について、補足説明をさせていただきます。  目次で、長崎県「アジア・国際戦略」平成28年度行動計画は3つに分かれていまして、Tでアジア・国際戦略の概要、経緯等につきまして、Uで4つの国、地域別戦略、Vでぶら下がる10の戦略プロジェクトについて記載しているところでございます。本日は、Vの戦略プロジェクトの説明は割愛をさせていただきたいと思います。  2ページ、アジア・国際戦略の概要、そして経緯でございます。  長崎県は、古来から海外との歴史的な交流の積み重ねを有しておりまして、また、アジアへの最前線に位置する地理的優位性がございましたけれども、それがなかなか経済的な実利に結びついていないということで、平成23年3月に、長崎県総合計画における政策横断プロジェクトの一つとしてアジア・国際戦略を策定いたしました。  次期総合計画にも政策横断プロジェクトの一つとして位置づけをしておりまして、また、毎年度、行動計画というものをつくっております。そして、この資料が来年度の行動計画ということになります。  3ページ、アジア・国際戦略の組み立てでございます。  三層構造をとって経済的実利の創出・拡大を図っておりまして、友好交流関係の拡充や人的ネットワーク、海外への長崎県のイメージ形成といったソフトパワーの強化を第一層としまして、県の海外事務所やビジネスサポートデスクによる専門的なサポート体制の強化を第二層としまして、第三層の経済的実利の創出、具体的には外国人観光客の誘致、県産品の輸出、企業の海外展開支援、海外からの投資誘致につなげてまいりたいと考えております。  4ページをお開きいただければと思います。国・地域別の取組でございます。  平成28年度は、中国、韓国、東南アジア、そして欧米という4つの国・地域ごとの戦略を掲げて本県経済の活性化を図っていくこととしておりますが、それ以外にも中東、香港、台湾、南アメリカといったところに分野別で取組をしています。  それでは、4つの国・地域別戦略についてご説明をさせていただきます。  今回初めて表形式をとっております。横軸に分野をとりまして、縦軸にアジア・国際戦略の三層構造をとった形としております。表形式とすることによって三層構造をわかりやすくするとともに、各課の取組の位置づけを明確にすることで連携を図りやすくなると考えておりまして、また、目指す姿に向けてどういった取組が足りないのかという分析もしやすいのではないかと考えております。  中国につきましては、分野については観光客誘致、県産品輸出促進、企業展開支援、投資誘致の4分野としておりまして、それぞれ上からこれまでの主な成果、課題、第一層、第二層、第三層、目指す姿というような形にしております。なお、「●」が新規拡充の事業となります。  分野ごとにご説明をいたしますと、中国の観光客誘致につきましては、長崎の認知度は高いものの、旅行先としての魅力が発信不足であることや、クルーズ船は一定来ておりますけれども、航空路線の拡充がなかなか図られていないということが課題であると認識しております。  これを打破するために、4Kテレビの活用とか中国映画の誘致といった効果的な情報発信と、MU中国東方航空の上海線に富裕層を引きつける取組を進めてまいりたいと考えております。  続いて、県産品輸出促進については、現在、長崎鮮魚の輸出が好調でございまして、平成26年度水産品輸出6.3億円となりましたけれども、水産物以外がなかなか伸び悩んでいるという状況でございます。  平成28年度は、これまでのBtoB重視の商談会だけではなくて、一般消費者向けのフェアを開催して一般消費者のニーズを高めていきたいと考えております。  企業展開支援につきましては、労働単価の上昇によりまして、全国的に見ても中国への新たな進出はなかなか進んでいない状況だと認識はしておりますけれども、一大消費国としての需要はあると考えておりまして、環境や介護といった分野を絞りながら支援に努めたいと考えております。  右端の投資誘致につきましては今回新たな取組でございまして、日本貿易振興機構、ジェトロさんが、日本全体の投資誘致に係る取組を進めているところですけれども、長崎県としても、長崎県版の投資環境PR冊子を作成しまして、有力な出資候補者が見つかった場合は長崎県へ招へいしたいと考えております。  続いて8ページ、9ページの韓国戦略でございます。  分野につきましては、中国と同様の観光客誘致、県産品輸出促進、企業展開支援、投資誘致の4分野でございます。  観光客の誘致につきましては、中国と同じく認知度は一定高いんですけれども、旅行先としての魅力を高めていくことが課題だと考えております。  韓国は、個人客、FITと呼ばれる方々が多いところでございますので、テーマ性を持たせた取組を実施してまいります。具体的には、佐賀県と連携した女子旅等のテレビ番組の誘致を行うほか、レンタカーや温泉を活用したツアー造成といったテーマ型旅行の提案を行ってまいります。  県産品輸出促進と企業展開支援につきましては、韓国は一定成熟した市場でございまして、なかなか新規参入ハードルが高いと考えております。したがって、県産品の輸出については既存の流通ルートをしっかりと拡大していくことが大事だと思っておりまして、企業の展開支援については、意欲のある企業の掘り起こしにつながるように、県内企業への情報提供、ビジネス展開支援に努めたいと考えております。  投資誘致につきましては、中国と同様、韓国語版で投資誘致のPR冊子を作成する予定でございます。  続いて10ページ、11ページの東南アジア戦略でございます。  東南アジアについては、投資の誘致というのはまだなかなか難しいと考えておりますので、観光客の誘致、県産品輸出促進、企業展開支援の3分野としております。東南アジアは所得がばらばらでございますので、分野によってターゲットとなる国が異なると考えております。  観光客誘致につきましては、所得水準が高い国を中心に訪日客が増加しておりますけれども、今、ゴールデンルートを中心に来ておりまして、九州にはなかなか来てもらっておりません。そこを九州全体で連携しながら、所得の高いタイ、シンガポール、そして教会群が遡及できると考えられるキリスト教徒が多いフィリピンにターゲットを絞って取り組んでまいります。  県産品輸出につきましては、ベトナムとタイへの和牛の輸出が進んでいる状況でございます。また、昨年、ベトナムのフェスティバルにおいて水産物やお酒などを出展しまして、ニーズがあるということはわかりましたけれども、まだまだ輸出ルートが確立されていない状況でございます。具体的な取組といたしましては、ベトナムにおける総合フェアの開催、水産物の市場開拓等を実施いたしまして、和牛につきましてはタイ・ベトナムで引き続き定期的な輸出拡大に努めてまいります。  企業展開につきましては、東南アジアがまさに企業展開の主戦場になると考えております。実際に進出は徐々に出てきておりますけれども、平成27年度の進出は現在までに1件と伸び悩んでおります。  企業にアンケートをとりますと、現地情報が不足しているという声が一番大きかったという状況でございまして、それに伴って、第2層に掲げている情報提供プラットホームをジェトロさんや県内金融機関と連携して行っていきまして、必要な情報や現地の情報を迅速に企業に伝えて進出意欲を促したいと考えております。  また、第二層のサポート体制のところで、午前中にもご説明しましたが、現在、自治体国際化協会シンガポール事務所へ職員を1人派遣しております。それに加えて今年の10月から、ジェトロのハノイ事務所に1人、職員を派遣してまいります。こういった職員の活動状況も踏まえて、総合計画にも記載しておりますが、東南アジアへの拠点設置の検討を行っていきたいと考えております。  続いて12ページ、13ページ、欧米戦略でございます。  欧米につきましては、これまで本県単独での観光客誘致はあまり実施してこなかったところでございますが、教会群の認知度が一定向上してきたことや、映画「沈黙」が今年中にも公開されるのではないかということで、これを好機としてしっかり取り組まなければならない市場だと考えております。  分野としては観光客誘致と県産品輸出と、企業の進出というよりは欧米の技術を見習った産業の高度化という3つの分野を掲げております。  観光客についてでございますが、欧米からの宿泊者数は、平成26年では6万人を超えておりまして、東南アジアよりも実は多い状況でございました。さらに、昨年実施しました教会群の現地での展覧会にも期待以上に入場者がありまして、今後しっかりと魅力を発信してまいりたいと考えております。  ホームページの多言語化や教会群の展覧会で培った人脈を活用した効果的な発信に努めるとともに、ホテルコンシェルジュの実証を行い、欧米の富裕層が満足できるような受入体制を整えてまいります。  また、今年と来年は、オランダ大使館が企画する「オランダ&九州2016−2017」に位置付けられておりまして、大使館と連携しながらオランダの日本関連の展示会等に出展し、官民連携でPRをしてまいりたいと考えております。
     県産品の輸出につきましては、ヨーロッパはなかなか規制が厳しく、生鮮食品の輸出が困難でありますので、加工品に特化して可能性を探っていくこととなります。  一方でアメリカは、現在でも野菜、果物、水産物が輸出されておりまして、佐世保魚市がハワイに常設店舗を設置している状況でございます。こういった状況を踏まえ、ヨーロッパについては島原そうめん、五島うどんについて、見本市出店や高級デパートでのPR、常設販売を支援しまして、アメリカについては農産品、水産物のさらなる輸出拡大に努めてまいります。  産業の高度化につきましては2つ掲げておりまして、1つは海洋再生可能エネルギーについて、スコットランドのEMEC、ヨーロッパ海洋エネルギーセンターと連携をしているところでございますが、さらに本県海域を世界に発信してまいります。  また、農業につきまして、農産品の輸出が世界第2位となっているオランダに職員を派遣しましてオランダ農業を学んで、本県の農業の生産性向上につなげたいと考えております。  冒頭に申し上げましたとおり、Vの戦略プロジェクトについては、説明を割愛させていただきます。  以上です。よろしくお願いします。 ○山本[由]委員長 ありがとうございました。  しばらく休憩します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      −午後5時2分 休憩− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      −午後5時4分 再開− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○山本[由]委員長 委員会を再開します。 ◆山田[博]委員 物産ブランド推進課長に、明日の委員会に資料をお願いしたいのは、出品事業者の登録説明会を各地域でやっているわけですね。これはどういった形で開催をしたのか。  先ほど浅田委員から話があったように、アンテナショップ商品選定委員の個人名が出せるんだったら出してもらいたい。選定委員会の要綱ももらいたい。いいですか。説明会の案内はどうしたかということと、商品選定委員会のメンバーと要綱です。あとは、乃村工藝社との契約書をいただきたい。以上です。よろしくお願いします。 ◆前田委員 アンテナショップはプロポーザルで決まったわけですから、決まったところの提案内容を資料として出してもらうことは可能ですか。 ◎本田物産ブランド推進課長 提案内容、提案書そのものにつきましては、提案者の了解を得ておりませんので、今回はお出しすることはちょっと難しいかと思います。 ◆前田委員 それは11月定例会でやっているみたいだけれども、そこは前提として断った上でプロポーザルをかけていないんですか。かけていないとするならば、今からでも了解をとって出していただきたいと思います。内容がわからないじゃないか。 ◎本田物産ブランド推進課長 今回のプロポーザルに当たりましては、提案内容そのものを私どもが採択するのではなく、提案内容を見た上で、県のほうから受託をする能力があるか、ないかというところを採点させていただいております。  業者を決定した後、両者でまた協議をした上で実際の具体的な内容を詰めていったということでございますので、提案書をそのまま採択をしていないという関係もありますので、そこについてはご勘弁いただきたいと思います。 ◆前田委員 議案外でやりますけれども、確認だけ。  店舗管理運営は独立採算性というのは、新年度になってもそういうことですか。そうしたら、もう丸投げじゃんな。丸投げだ。議案外でやるから、いいよ。 ○山本[由]委員長 今、資料提出をということで進めておりますので、よろしいでしょうか。(発言する者あり)  それでは、本日の委員会はこれにてとどめ、明日は、午前10時より引き続き文化観光国際部関係の陳情審査から入りたいと思います。どうぞよろしくお願いします。  本日は散会いたします。お疲れさまでした。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      −午後5時7分 散会− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−...