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  1. 長崎県議会 2012-05-23
    平成24年  5月 定例月議会-05月23日−01号


    取得元: 長崎県議会公式サイト
    最終取得日: 2019-09-28
    平成24年  5月 定例月議会 − 05月23日−01号 平成24年  5月 定例月議会 − 05月23日−01号 平成24年  5月 定例月議会 平成24年5月定例月議会             平成24年5月23日                議事日程                                第1日目 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−   1 開会   2 開議   3 会期決定   4 会議録署名議員指名   5 発議第164号及び発議第165号一括上程、質疑・討論、採決   6 動議上程、質疑・討論、採決   7 散会 平成24年5月23日(水曜日) 出席議員(45名)      1番  川崎祥司君      2番  深堀 浩君      3番  友田吉泰君      5番  浜口俊幸君
         6番  松本洋介君      7番  山本啓介君      8番  中島浩介君      9番  前田哲也君     10番  西川克己君     11番  堀江ひとみ君     12番  江口 健君     13番  松島 完君     14番  山田朋子君     15番  浅田眞澄美君     16番  高見 健君     17番  陣内八郎君     18番  山口初實君     19番  久野 哲君     20番  末次精一君     21番  高比良 元君     22番  金澤秀三郎君     23番  中村和弥君     24番  外間雅広君     25番  下条ふみまさ君     26番  徳永達也君     27番  中島廣義君     28番  瀬川光之君     29番  坂本智徳君     30番  橋村松太郎君     31番  織田 長君     32番  楠 大典君     33番  高比良末男君     34番  中山 功君     35番  吉村庄二君     36番  野本三雄君     37番  山田博司君     38番  小林克敏君     39番  馬込 彰君     40番  渡辺敏勝君     41番  宮内雪夫君     42番  溝口芙美雄君     43番  田中愛国君     44番  三好徳明君     45番  八江利春君     46番  加藤寛治君 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 欠席議員(1名)      4番  小森明人君 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 説明のため出席した者   知事             中村法道君   副知事            田中桂之助君   副知事            石塚 孝君   総務部長           池松誠二君   県民生活部長         石橋和正君   環境部長           徳永孝二君   福祉保健部長         濱本磨毅穂君   企画振興部長         永川重幸君   文化観光物産局長       坂越健一君   土木部長           村井禎美君   農林部長           上田裕司君   水産部長           荒川敏久君   産業労働部長         山田伸裕君   福祉保健部こども政策局長   大串祐子君   危機管理監          坂谷朝男君   国体障害者スポーツ大会部長 藤原敬一君   会計管理者          鶴田孝廣君   交通局長           山口雄二君   教育委員会委員長       鶴崎耕一君   教育長            渡辺敏則君   選挙管理委員会委員長     前田富雄君   監査委員           葺本昭晴君   人事委員会委員        松本邦夫君   公安委員会委員        大井久美子君   警察本部長          入谷 誠君   監査事務局長         溝江宏俊君   労働委員会事務局長兼人事委員会事務局長                  辻 良子君   教育次長           石橋哲也君   秘書課長           松尾明彦君   財政課長           古川敬三君   選挙管理委員会書記長     山下和孝君 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 議会事務局職員出席者   局長             立石一弘君   総務課長           金原勝彦君   議事課長           高見 浩君   政務調査課長         堀部芳夫君   議事課長補佐         出田拓三君   議事課係長          今村茂治君   議事課係長          天雨千代子君   議事課係長          佐藤隆幸君   議事課主任主事        大町慶吾君 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−      −午前10時0分 開会− ○議長(宮内雪夫君) おはようございます。  ただいまから、平成24年長崎県議会を開会いたします。  これより、平成24年5月定例月議会を開きます。      〔議長・登壇〕  本日招集の平成24年長崎県議会の開会に当たり、議会代表して、所信を述べさせていただきます。  本県議会は、さきの定例会において、全国の都道府県議会に先駆けて、通年議会として定例会の回数を年1回とすることを決定し、本日、ここに開会することとなりました。  遡れば、戦前から地方議会存在しておりましたが、明治憲法には地方自治というものについての規定は一切ありませんでした。戦後日本国憲法第93条地方自治体に「議事機関」として議会が規定されることになったのはご案内のとおりでございます。  その後、今日まで、地方議会は、自治体の長が、その都度、招集してまいりました。  通年議会は、長が一度招集すれば、あとは年間を通し、議会の判断で機動的に本会議を開くことができるものであります。
     このように、通年議会は、長崎県議会史上、これまでにない大変革と言えるものであり、この時に当たり、議長としての所信を述べさせていただき、議員各位並びに理事者の皆様のご理解とご協力を求めるものでございます。  昨年の改選後に設置されました「県議会・県政改革特別委員会」においては、これまでの県政や議会運営のあり方を検証しながら、県民の負託に応え得る改革に取り組んでまいりました。  執行部行政運営に対する議会の監視機能や政策提言機能をより発揮できるようにするために、委員会審査の在り方等について、大胆な見直しが論議され、その中で、議会主導による機動的な議会運営ができる枠組みとして、通年議会についての検討が鋭意重ねられ、ここに、こうして実現するに至りました。  通年議会導入に向けた検討の過程では、議員各位からさまざまな意見があり、白熱した論議が交わされ、さらに、県内3カ所において、通年議会に関し、県民の皆様の率直な意見をお伺いするため、県民との意見交換会も実施の上、最終的に導入することと相なったものでございます。  これまでの国に依存した中央集権の時代と異なり、地方分権地域主権の時代におきましては、地方自治体自らが地域の実情を踏まえ、創意工夫を凝らしながら施策を立案し、県民満足度の高い行政サービスを提供していくことが肝要でございます。  本県においては、長年にわたり、県民所得の低迷や人口の減少等、多くの課題に直面しております。これらの課題に対応するため、知事におかれては、「長崎県総合計画」を策定され、具体的成果を出すために最大限の努力をされておられます。  二元代表制の一翼を担う議会といたしましても、これまで、各案件について、徹底した審議を行ってまいりましたが、これらの課題に対して、より具体的な成果を上げるためには、審査を行い、議決をすることのみにとどまらず、積極的に政策立案や政策提言を行い、執行部と一体となって、最も効果的な施策や事業を構築していくことこそが必要でございます。  通年議会の実施により、これまでの窮屈な審査日程を拡げ、議員間による政策討議の充実や、移動委員会の開催等による県民の議会参画機会の拡充など、これまでにない取組を行うことが可能となり、県民の目線に立った行政監視機能や政策提言機能を十分に発揮することができるものと確信するところであります。  議員各位におかれても、この通年議会議会議員の役割をより果たせる仕組みづくりとするため、さらなる資質の向上に努められることを望むものでございます。  なお、通年議会の実施により、執行部議会対応が増加し、事業推進のための時間がなくなることが懸念されるとの意見がありますが、議会運営に当たっては、執行部の皆様とも十分に協議をなし、執行部の負担が重くならないような配慮を行ってまいりたいと存じます。  最後になりますが、通年議会は前例のない取組であり、さまざまな課題に直面することもあろうかと存じますが、今後、より一層、県民の皆様の声に耳を傾け、適宜適切に県政に反映させるため、公平、公正な議会運営に努め、さらなる議会活動の充実・強化を図ってまいる所存でありますので、よろしくお願いを申し上げます。  以上、長崎県議会が通年議会という新たな取組を実施するに当たり、議会代表しての所信とさせていただきます。  ありがとうございました。(拍手) ○議長(宮内雪夫君) 次に、知事より、招集のあいさつがあります−知事。 ◎知事(中村法道君) 〔登壇〕皆様、おはようございます。  本日、ここに平成24年長崎県議会を招集いたしましたところ、議員の皆様にはご健勝にてご出席を賜り、厚くお礼を申し上げます。  初めに、秋篠宮同妃両殿下におかれましては、「第5回ジオパーク国際ユネスコ会議」へのご臨席と地方事情ご視察のため、5月13日から14日までの2日間、本県をご訪問になられました。  このたびのご訪問では、国際会議へのご臨席とあわせて、島原市の雲仙・普賢岳噴火災害の犠牲者追悼碑などへのご供花のほか、雲仙岳災害記念館などもご視察いただきました。  現地では、雲仙・普賢岳噴火災害の犠牲者の遺族に対し、温かい激励やいたわりの言葉を賜り、この上ない大きな励ましとなったところであり、両殿下に心から感謝申し上げる次第であります。  さて、現在、国内では、東日本大震災の影響やデフレの長期化、記録的な円高などにより、産業雇用空洞化が大きく懸念されております。また、国、地方を通じて大変厳しい財政状況の中、社会保障と税の一体改革や地方分権改革に関する熱心な議論も重ねられているところであります。  一方、本県の景気は、緩やかな持ち直しの動きが続いているとされてはいるものの、依然として厳しい経済雇用情勢が続いているほか、人口減少や1人当たり県民所得の低迷、地域活力の低下など、長年にわたる構造的な課題を抱えております。  総合計画の実施2年目を迎える今年度は、限られた財源や行財政資源有効に活用しながら、一つでも多くの成果を県民の皆様にお返しするとともに、改めてこうした構造的な課題も正面に据えて、具体的なプロジェクトを構築し、課題解決に向けた道筋を示していかなければならないと痛感しているところであります。そのためには、議会理事者がそれぞれの権限責任を尊重し合いながら、真摯に議論を重ねていくことが必要であると認識しております。  このような中、本日、全国の都道府県議会に先駆けて、本県議会において、通年議会が導入されることとなりました。その意義は、臨機応変な議会審議が可能になるとともに、これまで以上に審議の充実や活性化が図られ、前例にとらわれない新たな政策形成につながる活発で建設的なご議論やご提案をいただけるようになることであろうと存じます。  長崎県議会が新たな一歩を踏み出される中、理事者側といたしましても、県民の皆様のご期待に応えられるよう、職員と一丸となって県政の推進に全力を傾注してまいりたいと存じますので、引き続き議員皆様のご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  なお、明日24日から2日間の日程で、県議会の皆様とともに上京し、実施する予定としておりました「平成25年度の政府施策に関する提案要望活動」については、今回は中止することといたしました。  先般の自民党長崎県連大会における私の発言から、今回このような結果となりましたことは、まことに遺憾であり、県議会並びに県民の皆様に心からお詫び申し上げる次第であります。  本要望内容については、引き続き関係の皆様のご理解とご協力が得られるよう努力してまいりたいと存じます。  甚だ簡単ではありますが、以上をもちまして、私のごあいさつといたします。 ○議長(宮内雪夫君) 次に、知事並びに教育委員会委員長、警察本部長、代表監査委員及び人事委員会委員長より、新任の幹部職員紹介をいたしたい旨、それぞれ申し出があっておりますので、これを受けることにいたします−知事。 ◎知事(中村法道君) さきの平成24年2月定例県議会におきまして、ご同意をいただき任命いたしました特別職をご紹介いたします。  公安委員会委員 大井久美子君(拍手)。監査委員 砺山和仁君でございます(拍手)。  次に、同定例県議会以降に発令いたしました幹部職員をご紹介いたします。  県民生活部長 石橋和正君(拍手)。福祉保健部長 濱本磨毅穂君(拍手)。産業労働部長 山田伸裕君(拍手)。水産部長 荒川敏久君(拍手)。農林部長 上田裕司君(拍手)。会計管理者 鶴田孝廣君(拍手)。労働委員会事務局長 辻 良子君(拍手)。理事兼県北振興局長 伊東博隆君(拍手)。企画振興部政策監 金子知充君(拍手)。同じく企画振興部政策監 山崎直樹君(拍手)。水産部政策監 下山満寛君(拍手)。総務部次長 網代秀人君(拍手)。産業労働部次長 江村 遵君(拍手)。水産部参事監 田中郁也君(拍手)。農林部次長 井手幹雄君(拍手)。同じく農林部次長 加藤兼仁君(拍手)。  以上でございます。  どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮内雪夫君) 教育委員会委員長。 ◎教育委員会委員長(鶴崎耕一君) 平成24年4月1日付けで発令いたしました教育委員会事務局幹部職員をご紹介いたします。  教育次長 中川幸久君(拍手)。教育次長 石橋哲也君(拍手)。  以上でございます。  どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮内雪夫君) 次に、警察本部長。 ◎警察本部長(入谷誠君) さきの人事異動でかわりました警察本部幹部職員紹介をさせていただきます。  生活安全部長 前田玄治君(拍手)。刑事部長 山下忠義君(拍手)。交通部長 原 芳弘君(拍手)。警備部長 富永光臣君(拍手)。首席監察官 鰐口達也君(拍手)。  以上でございます。  どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮内雪夫君) 次に、代表監査委員。 ◎代表監査委員(葺本昭晴君) 平成24年4月1日付けで発令いたしました監査事務局長をご紹介いたします。  監査事務局長 溝江宏俊君(拍手)。  どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮内雪夫君) 次に、人事委員会委員長。 ◎人事委員会委員(松本邦夫君) 平成24年の4月1日付けで発令をいたしました人事委員会事務局長をご紹介申し上げます。  人事委員会事務局長 辻 良子君(拍手)。  なお、辻 良子君は、労働委員会事務局長を併任いたしております。  どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮内雪夫君) 次に、会期の決定をいたします。  本議会会期は、本日より、平成25年3月22日までの304日間とすることにご異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮内雪夫君) ご異議なしと認めます。  よって、会期は、304日間と決定されました。  次に、会議録署名議員の指名をいたします。  本定例月議会の会議録署名議員につきましては、久野 哲議員及び下条ふみまさ議員を指名いたします。  次に、議会運営委員会より、発議第164号「知事の専決処分に属する軽易な事項の指定の一部改正案」及び発議第165号「長崎県議会委員会条例の一部を改正する条例案」について、お手元に配付いたしておりますとおり提出されておりますので、これを一括して議題といたします。  お諮りいたします。  発議第164号及び発議第165号は、直ちに採決することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮内雪夫君) ご異議なしと認めます。  よって、直ちに採決いたします。  発議第164号及び発議第165号は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮内雪夫君) ご異議なしと認めます。  よって、発議第164号及び発議第165号は、原案のとおり可決されました。  次に、諫早湾干拓事業における入植者選定に関する調査特別委員会より、「平成24年3月26日、4月6日及び5月7日の出頭請求に係る証人の出頭拒否に対する告発に関する動議」が、お手元に配付いたしておりますとおり提出されておりますので、これを議題といたします。  提出者より、提案理由の説明を求めます。  高比良 元委員長−21番。 ◆21番(高比良元君) 〔登壇〕諫早湾干拓地に入植している株式会社T・G・Fの元代表取締役である谷川喜一氏、現代表取締役である小柳険一氏並びに元業務執行役員である田丸加代子氏及び谷川富貴氏の4名に対し、平成24年3月26日、4月6日、5月7日にそれぞれ開催した「諫早湾干拓事業における入植者選定に関する調査特別委員会」において、株式会社T・G・Fの各種申請の計画内容及びその実績等に関して証言を求めるため、証人出頭請求を同委員会決議に基づき、3月19日、3月30日、4月25日にそれぞれ通知するも、いずれも出頭を拒否する旨の届けがなされ、不出頭となりました。  この届け書による不出頭の主な理由は、100条委員会の審査や尋問の在り方に対する批判であり、また、これまで委員会に対して正当な理由なく不出頭であったことをもとに、地方自治法第100条に基づき委員会告発決議を行ったことの不当性を理由として拒否するものであります。  加えて、これは、それぞれ本人からではなく、代理人である2人の弁護士を通じてなされたものであります。  前回までの告発の際に提案理由で述べたとおり、過去の判例等による不出頭の正当理由は、第1に出頭できない程度の重い病気である場合、第2に交通機関の故障で出頭できない場合、第3に出張、結婚式、その他業務、または家事に関する社会通念上やむを得ないと認められる特別の事情がある場合、第4に旅行中、その他の理由で過失なく呼び出しを知り得なかった場合等、証言する場に着けないと認めるに足る客観的な事情がある場合に例外的に認められるものであり、さきの届け書で述べられた主張をもって不出頭の正当な理由と認められないのは明らかであります。  真相を解明しようとする委員会にあってこそ、客観的な事実や自らの考えが証言として述べられるべきであり、したがって、その機会の確保が法によりうたわれているところであります。  仮に、4名が主張する理由をもって出頭請求を拒否できるのであれば、自己に不都合が及ぶおそれがあると被請求者が思慮する限り、出頭を実現することは不可能となり、特別の調査権を付与した地方自治法の趣旨を著しく損なうことは明白であります。  かかる正当な手続のもとに設置運営をされている100条委員会に対して、正当な理由なく、かかる挑戦的で、無法とも思える行為に対しては、議会として、断固厳粛な措置を処すべきであります。  以上が、本議会に対して、谷川喜一氏、小柳険一氏、田丸加代子氏、谷川富貴氏の4名に対するそれぞれ3回の告発決議を求める提案理由であり、議員各位の賢明な判断をお願いする次第であります。 ○議長(宮内雪夫君) これより、質疑・討論に入ります。  前田議員−9番。 ◆9番(前田哲也君) 〔登壇〕ただいま上程されました告発の動議に対し、証人4氏には出頭しない正当な理由があり、告発すべきではないという立場から動議に反対し、以下その理由を述べさせていただきます。  地方自治法第100条3項は、正当な理由なく出頭しない場合と定めており、判例により幾つかの例示的な事由は示していますが、どのような場合が正当な事由に当たるかは地方自治法には定めはありません。まさに100条委員会の個々の委員の良識、判断にゆだねられるわけです。  前回の谷川喜一氏、小柳険一氏の告発に対する反対討論の際、我が会派は、100条委員会が持つ調査権の濫用は認められないという立場から正当な理由に当たると判断し、反対を唱えました。このことは憲法第12条並びに民法第1条第3項において規定されており、今回も同様な趣旨であります。  両氏は、既に2回にわたり、14時間、証人として証言をしていただきました。一民間人に対し、これだけ長時間の尋問を行うことが異例と言わざるを得ませんが、さらに出頭を求めるのであれば、証言に反する新たな事実が挙げられる等の明確な理由や必要性が示されるべきであり、現在、委員会で言われている「疑義がある」、「証言に矛盾がある」ということであれば、むしろ、これまでの時間の中で追求すべきであったと考えます。  また、さきの不出頭の理由の中で、証人側より、証人尋問が威嚇的、侮辱的質問が繰り返されているという指摘がなされ、両氏からは再出頭に応じる幾つかの条件を付した申し入れも行われておりましたが、このような事実はなく、配慮する必要はないということで、この申し入れを拒否しております。  また、私は、委員会の中で、証人側が人権侵害と感じることを理由として、不出頭という意思を示したのであれば、そのことを踏まえ、これまでの尋問の在り方を検証してはどうかという提案もいたしましたが、これも必要なしとのことでした。  今回の証人は、刑事事件等の被疑者ではなく、現時点において直接的な被害を県にもたらしたと断定されたわけではありません。それゆえに事実解明に向け協力いただく立場であるならば、100条委員会こそ、証人の出頭に向けた環境整備を行うべきでありますが、そのような配慮、努力はなされておりません。  谷川富貴氏、田丸加代子氏についても、今回3度目の告発となりますので、告発に反対する理由については、既に過日、下条ふみまさ議員、金澤秀三郎議員が反対討論をいたしており、同趣旨でありますので、省略しますが、これもまた調査権の濫用並びに証言、拒絶権があることを理由として出頭しないと回答しており、これは正当な理由に当たるものと認識いたしております。  そのような経過もある中、当議会刑事告発をしており、証人4氏は、今後同様な出頭請求があっても同じ理由により出頭しないと明言しています。繰り返し出頭を求め、不出頭を理由に刑事告発するというのでは、告発することを目的とした出頭請求であるという批判は免れないと考えております。  以上のとおり、告発についての反対意見といたします。  議員各位の賛同を賜りますようお願いいたします。 ○議長(宮内雪夫君) 山口議員−18番。 ◆18番(山口初實君) 〔登壇〕皆さん、おはようございます。  連立会派・改革21の山口初實でございます。  諫早湾干拓事業における入植者選定に関する調査特別委員会(以下、100条委員会という。)における「出頭請求に係る証人の出頭拒否に対する告発に関する動議」に賛成の立場で討論をさせていただきます。  諫早湾の干拓農地につきましては、平成元年から着工し、平成9年に堤防を締め切り、以降農地干拓工事が進み、入植者の募集をはじめ、平成20年4月からの入植に向けて選定作業が行われたところであります。諫早湾干拓事業は、2,533億円の巨費が投ぜられ、942ヘクタールを造成し、816ヘクタールの広大な農地が完成したものであり、貴重な国民、県民の血税がそこに投入されたところであります。干拓農地には62の個人法人が入植を希望いたしましたが、入植選定作業の結果、42の個人及び法人が入植したところであります。
     その入植者の中に、当時の農水政務官谷川弥一衆議院議員長男と金子前知事の長女が役員を務めていた大村市農業生産法人株式会社T・G・Fが含まれていたことから、県民の皆様が関心を持たれるとともに、その入植に疑惑が持たれることになり、私たち長崎県議会として、入植に係る過程の事務手続が正当なものであるかどうかという点について、その疑惑に対して解明を行うこととなり、決議を行い100条委員会を設置し、選定が公平公正に行われたものか調査を進めているところであります。  その諫早湾干拓農地に36ヘクタールもの大規模農地を確保し、入植している株式会社T・G・Fの元代表取締役である谷川喜一氏、現代表取締役である小柳険一氏並びに元業務執行役員である田丸加代子氏及び谷川富貴氏の4名に対し、平成24年3月26日、4月6日、5月7日にそれぞれ開催した諫早湾干拓事業における入植者選定に関する調査特別委員会において、株式会社T・G・Fの各種申請の計画内容及びその実績に関して証言を求めるために、証人出頭請求を同委員会決議に基づき通知をいたしましたが、いずれも出頭を拒否する旨の届けがなされ、権威ある100条委員会を欠席されたところであります。  出頭をしない主な理由については、本動議、先ほどの提案理由にもあるように、それぞれ本人からではなく、弁護人を通じて不出頭届が提出されたところであります。  主な理由は、100条委員会の審査や尋問の在り方に対する批判であり、また、これまで委員会に対して正当な理由なく不出頭であったことをもとに、地方自治法第100条に基づき委員会告発決議を行ったことの不当性を理由として拒否をしているものであります。  正当な理由なくして出頭を拒否することはできないことが過去の判例で明らかになっております。それは重い病気である場合、交通事情に係る場合、出張や結婚式など、社会通念上やむを得ないと認められる事情がある場合、呼び出しを知り得なかった場合など、基本的に客観的な実証により証言する場に着けない事情がある場合に例外的に認められるものであり、さきの届出書で述べられた主張をもって不出頭の正当な理由と認められないのは明らかであると、先ほど提案理由でも述べているところであります。  特に、株式会社T・G・Fの元代表取締役である谷川喜一氏、現代表取締役である小柳険一氏については、過去に証言いただいた入植に至る過程での事務手続の矛盾及び正当性に欠けると思われる経緯など、真実を解明しなければならないことが山積している状況にあります。  また、業務執行役員である田丸加代子氏及び谷川富貴氏については、農業生産法人取得及び入植に対する申請に至る虚偽の疑いなど、ご本人の証言を求めているものであり、出頭して正々堂々と真実を述べていただくことが極めて重要であります。(発言する者あり)元業務執行役員としての社会的な責任を果たしていただくことが真相解明につながるものであります。  県民の負託に応え、入植者選定に対する地方自治法第100条に基づき、真相を解明しようとする100条委員会であります。出頭をして正々堂々と証言、主張されることを求めているものですが、正当な理由なく出頭を拒否されていることに対しては、県議会として、断固厳しく告発をもって対処することは当然であります。  開かれた県政を目指し、県民に信頼され、親しまれる長崎県議会を目指す議員として、出頭請求に係る証人の出頭拒否に対する告発に関する動議に賛成討論といたします。  議員皆様方のご賛同をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。(拍手) ○議長(宮内雪夫君) 質疑・討論をとどめて、採決いたします。  本動議は、可決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(宮内雪夫君) 起立多数。  よって、本動議は、可決されました。  次に、諫早湾干拓事業における入植者選定に関する調査特別委員会より、「平成24年5月19日の出頭請求に係る証人の出頭拒否に対する告発に関する動議」が、お手元に配付いたしておりますとおり提出されておりますので、これを議題といたします。  提出者より、提案理由の説明を求めます。  高比良 元委員長−21番。 ◆21番(高比良元君) 〔登壇〕平成24年5月19日に開催をした諫早湾干拓事業における入植者選定に関する調査特別委員会に、株式会社T・G・Fの入植及びながさき「食と農」支援事業への関与について証言を求めるため、同委員会決議に基づき、当時の本県知事であった金子原二郎参議院議員に対し、5月2日に証人出頭請求通知するも、5月17日、出頭を拒否する旨の届けがなされ、当日、不出頭となりました。  この届出書による不出頭の主な理由は、100条委員会の運営が適正に行われていないとの批判であり、また、これまでの証人への尋問により、自身への疑惑が事実無根であることが示されているとして、出頭の必要性はないとの自己判断によるものであります。  まず、先ほども述べたとおり、過去の判例等による不出頭の正当理由は、第1に出頭できない程度の重い病気である場合、第2に交通機関の故障で出頭できない場合、第3に出張、結婚式、その他業務、または家事に関する社会通念上やむを得ないと認められる特別な事情がある場合、第4に旅行中、その他の理由で過失なく呼び出しを知り得なかった場合等、証言する場に着けないと認めるに足る客観的な事情がある場合に例外的に認められるものであり、届出書で述べられた主張をもって不出頭の正当な理由と認められないのは明らかであります。  真相を解明しようとする委員会にあってこそ、客観的な事実や自らの考えが証言として述べられるべきであり、したがって、その機会の確保が法によりうたわれているところであります。  仮に、金子氏が主張する理由をもって出頭請求を拒否できるのであれば、委員会において必要性を認め決定した出頭請求であっても、被請求者が不要であると主張するだけで、すべてを無効とすることが可能となり、特別の調査権を付与した地方自治法の趣旨を著しく損なうことは明白であります。  かかる正当な手続のもとに設置運営をされている100条委員会に対して、正当な理由なく、かかる挑戦的で無法とも思える行為に対しては、議会として、断固厳粛な措置を処すべきであります。  以上が本議会に対して、告発決議を求める提案理由であり、議員各位の賢明な判断をお願いする次第であります。 ○議長(宮内雪夫君) これより、質疑・討論に入ります。  瀬川議員−28番。 ◆28番(瀬川光之君) 〔登壇〕「平成24年5月19日の出頭請求に係る証人の出頭拒否に対する告発に関する動議」について、反対の立場で意見を申し述べます。  地方自治法第100条第2項の規定において、いわゆる100条委員会における証人尋問については、民事訴訟法の規定が準用されることとされており、例えば、尋問範囲については民事訴訟規則第115条において、証人を侮辱、困惑させる質問や誘導尋問、既にした質問と重複する質問、意見の陳述を求める質問などは、正当な理由がない限り質問してはならないこととされております。  このような状況に対し、委員長に再三申し入れをしてきたところでありますが、本100条委員会の現状を見てみますと、果たしてそのような実態になっているのか。  昨年から本年5月19日まで、600万円以上の費用をかけて19回にわたり委員会を開催し、また、そこに参考人もしくは証人として出頭をしていただいた方々は27名、延べ67回にも及びます。中には、1人で9回にわたって出頭していただいている方もおられ、質問者が意図する見解を述べるまで延々と同じ質問を繰り返す。委員の推測、憶測による尋問がほとんどであると言っても過言ではないと思うのであります。執拗なまでに重複した内容の質問を行う。事実関係に関する記憶でなく、意見や感想を求めるといったことが頻繁に行われ、朝から夕方まで終日証人が尋問を受けることもたびたびであります。  委員はもとより、多くのマスコミや傍聴人がおられる中、証人が心理的にかなりの負担を感じることは容易に想像できるのであり、このような証人尋問の状況は異常と言わざるを得ません。  本来であれば、中立公平の立場にある委員長において、こうした状況をかんがみ、証人にも配慮した適切な委員会運営が行われるべきところでありますが、たび重なる委員会での指摘にもかかわらず、むしろ、こうした証人尋問を看過し、また傍聴席から頻繁に飛ばされるやじを制止しないなど、偏った委員会運営であると指摘せざるを得ないのであります。  また、100条委員会が結論に至っていない調査の中途の状況にもかかわらず、金子氏が出頭を拒否したことを受け、委員長自ら街頭による演説を行うなど、極めて理解に苦しむものであります。  一方で、これだけの証人尋問を偽証罪の制裁のもとで行いながら、当該委員会が立証しようとしている、金子氏が、入植者選定手続に関与する人物に対して便宜供与の働きかけを行った事実のないことは当時の知事の記者会見の内容からしても明白であること、及び当該人物が株式会社T・G・Fに対し、実際に便宜供与を図った事実は一切確認されていないのであります。(発言する者あり)  逆に、すべての証人が、一貫してこのような事実が存在しないことを証言されているのであり、もはや金子氏を証人として召還する必要がないことは明らかだと言わざるを得ず、また前述した100条委員会の実態からしても、今回の不出頭は正当な理由があるものと考えるのであります。それでもなお出頭を求めるとするのは、ある意味見せしめではないかとの声さえあります。  以上の点を強く主張させていただき、今回の証人の出頭拒否に関する動議に反対する討論とさせていただきます。  議員各位のご賛同を賜りますよう、よろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(宮内雪夫君) 小林議員−38番。 ◆38番(小林克敏君) 〔登壇〕連立会派代表いたし、前長崎県知事、現参議院議員 金子原二郎氏のいわゆる100条委員会証人出頭拒否に係る刑事告発について、賛成する立場から意見を申し上げ、議員各位のご賛同をお願いしたいと思います。  ただいま、瀬川議員の発言の中、証人があたかも朝から晩まで、ずっと何時間も質疑を交わしたかのような発言は、事実無根であります。この点については、よくよくひとつ調査をしていただいて、発言されることをお願いしたいと思うわけであります。  本日は、我が長崎県議会県政史上、歴史に残る初の通年議会の開幕を迎えた栄えある日に、過去12年間にわたり知事職にあった金子原二郎氏の刑事告発動議に対し賛成討論を行う、この絶妙な運命のいたずらに若干のじくじたる思いを感じないわけではないのであります。  しかしながら、100条委員会証人出頭要請に対して、金子原二郎氏が正当な理由なく出頭しない以上、地方自治法に基づき刑事告発をしなければならない義務議会が負うものであり、決して、低次元の政治的な争いでないことを冷静にご判断いただきたいと思うのであります。  さらに、100条委員会証人出席の是非については、本人に裁量権がないことは法的にも論をまたないところであります。  さて、平成20年4月から営農を開始した諫早湾干拓農地の総面積は672ヘクタール、その5%に当たる32ヘクタール、約10万坪は、実に東京ドーム7個分の広さであり、そこに金子・谷川両親族国会議員が関係するT・G・Fが入植を果たしているのであります。  この世紀の大干拓の事業費は、言うまでもなく2,533億円、うち県費は交付税措置分を除いて321億円、さらに諫干事業開始の平成20年度から平成24年度まで296億円、さらに42億円等々を合わせると、実に659億円の県民の尊い血税が拠出されているのであります。  入植のわずか1年前に設立され、農業経験と実績がほとんどない親族企業が、莫大な公金支出の恩恵を真っ先に受けるということは、率直に理解しがたく、県民の怒りや不信も、けだし当然のことと考えるのであります。  100条委員会では、これまで19回開催され、T・G・Fの入植手続の適否について審議を重ねる中、不正とも言うべき驚く内容の事実が次々と明らかになってきたのであります。  まず、諫早湾干拓農地に入植する条件は2つあります。まず、1つ目は、農業生産法人であることであります。2つ目は、認定農業者の認定であります。  第1の農業生産法人であるためには、株主の過半数が年間150日以上の農業従事を行うこと、また、その過半数が年間60日以上、現場で農作業に従事することが義務付けられているのであります。  ところが、農作業などは全くやる意思もない、あるいはやれる状況でもないのに、農業生産法人資格取得をするための申請書には、谷川喜一氏90日、前知事の娘であり、当時、妊婦でもあったと言われている谷川富貴氏150日、(発言する者あり)谷川弥一氏の娘である田丸加代子氏60日と、虚偽の申請を次々に行い、農業生産法人としての資格を取得したのであります。  農業生産法人は、1年後、その間の事業の報告が義務付けられていますが、その報告書を見て改めて驚くことは、この親族3人は一日たりとも農作業を行っていないにもかかわらず、(発言する者あり)あたかも行っているかのように嘘の報告を提出し、また、役員でもない人間役員に仕立て、農作業、農業従事をしたかのような嘘の報告、株主でもない人間株主として嘘の記載等々、まさに嘘で固めた悪質極まる虚偽の申請及び虚偽報告が明らかになったのであります。(発言する者あり)  また、認定農業者の認定においても、申請書を提出後、なんと翌日、まさにたった1日で認定許可をするという到底考えられない便宜供与の疑いが持たれる事実、さらに、申請書書類の改ざんまで行われていたことが明らかになったのであります。 ○議長(宮内雪夫君) 小林議員、時間短縮を願います。 ◆38番(小林克敏君) すみません、急ぎます。  さらに、入植の審査の採点においても、当初11点で不合格であったT・G・Fは、いきなり17点の合格点にはね上がった不透明さ、申請書で60ヘクタール、20万坪の広大な土地を要求していたT・G・Fは、資本金わずか200万円、しかも、入植後間もなくの5月20日には資本金を増額するどころか、なんと140万円の減資を断行し、わずか60万円の資本金は、これから農業を力強く展開していこうという意欲はみじんにも感じられなく、一体入植のねらい、目的は何だったのかと。  ところで、前知事金子原二郎氏は、T・G・Fの入植決定が明るみに報道で出ました。その際、「娘から話を聞いて、まずいと思った」とコメントをしています。そのまずいとは一体何なのか。  平成19年8月3日から9月3日までの1カ月間、入植の応募期間、その翌日の9月4日には、実名入りの応募者62経営体の一覧表を時の農林部長から受け取り、金子前知事の娘が名を連ねるT・G・Fが応募していたことは当然知っていたのであります。まずいと思ったら、なぜその時に辞退させなかったのか、大いなる疑問点であります。(発言する者あり)  また、金子知事は、事あるごとに、匿名で審査をし、厳正・中立・公平であったこと、入植に当たって、自らの関与は全くないと強調していたが、なんと入植を正式決定する、わずか6日前の12月19日、時の農林部長は前知事に詳細にわたって報告をし、お伺いを立てていたことも明らかになったのであります。  我々は、改めて訴えたいと思います。過去、県知事として県政を担当した在任中に最高で最大なる事業であった諫早湾干拓事業に当たり、自らの親族企業T・G・Fの入植に関して、疑惑がかけられているとすれば、前知事本人自ら進んで証言に立ち、疑惑の払拭を行うことが県政最高権力者であった金子原二郎氏のとるべき道であります。(発言する者あり)  さらに、T・G・Fの親族にも、進んで証人として堂々と出席するように促すことこそ、現職の参議院議員として公職にある者の責務だと確信いたします。  以上、賛成の意見を申し述べ、時間が少し長くなりましたことを皆様方にお許しをいただきながら、(発言する者あり)どうぞご賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  以上でございます。  ありがとうございました。(拍手) ○議長(宮内雪夫君) 質疑・討論をとどめて、採決いたします。  本動議を可決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(宮内雪夫君) 起立多数。  よって、本動議は、可決されました。  本日の会議は、これにて終了いたします。  本日は、これをもって散会いたします。      −午前11時2分 散会−   議長       宮内雪夫   副議長      楠 大典   署名議員     久野 哲   署名議員     下条ふみまさ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−        (速記者)         (有)長崎速記センター...