長崎県議会 > 2005-09-13 >
09月13日-01号

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  1. 長崎県議会 2005-09-13
    09月13日-01号


    取得元: 長崎県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-13
    平成17年  9月 定例会平成17年9月定例会               平成17年9月13日               議事日程                               第1日目-----------------------------------  1 開会  2 開議  3 議席の一部変更  4 会期決定  5 会議録署名議員指名  6 議長報告  7 議会運営委員会委員補充選任  8 第164号議案乃至第186号議案及び認定第1号乃至認定第3号並びに報告第17号一括上程  9 知事議案説明 10 散会平成17年9月13日(火曜日) 出席議員(48名)    1番   山北正久君    2番   江口 健君    3番   小林駿介君    4番   高見 健君    5番   高比良末男君    6番   渡辺敏勝君    7番   楠 大典君    8番   田中克史君    9番   瀬川光之君   10番   山口壮三君   11番   押渕礼子君   12番   北浦定昭君   13番   中島廣義君       欠番       欠番   16番   中山 功君   17番   織田 長君   18番   吉村庄二君   19番   松尾 等君   20番   萩原康雄君   21番   外間雅広君   22番   溝口芙美雄君   23番   江上 忍君   24番   黒田成彦君   25番   四辻弘雄君   26番   永淵勝幸君   27番   坂本智徳君   28番   青崎 寛君   29番   林田 悧君   30番   吉川 豊君   31番   佐藤 了君       欠番   33番   中田晋介君   34番   橋本希俊君   35番   川越孝洋君   36番   森 信也君   37番   前田富雄君   38番   浜崎祐一郎君   39番   馬込 彰君   40番   松島世佳君   41番   田中愛国君   42番   西川忠彦君   43番   朝長則男君   44番   三好徳明君   45番   八江利春君   46番   奥村愼太郎君   47番   大石 保君   48番   末吉光徳君   49番   松田正民君   50番   宮内雪夫君   51番   末永美喜----------------------------------- 説明のため出席した者   知事       金子原二郎君   副知事      田中裕司君   出納長      白浜重晴君   病院事業管理者  矢野右人君   総務部長     高原 剛君   地域振興部長   横田修一郎君   県民生活            村上公幸君   環境部長   福祉保健部長   山崎晋一朗君   商工労働部長   中本豊治君   水産部長     本田直久君   農林部長     中村法道君   土木部長     城下伸生君   政策調整局長   諸谷英敏君   交通局長     安永憲一君   出納局長     田村正弘君   総務部理事    上川秀男君   地域振興部            多門勝良君   理事   土木部理事    松尾弥太郎君   教育委員会            赤崎眞弓君   委員長   教育長      立石 暁君   教育次長     廣田 勲君   監査委員     清浦義廣君   監査事務局長   村下 晃君   人事委員会            小野伸夫君   委員   人事委員会            南里雅彦君   事務局長   公安委員会            川添一巳君   委員   警察本部長    深草雅利君   労働委員会            立花正文君   事務局長   選挙管理委員            村木文郎君   会委員長   選挙管理委員            松尾太一君   会書記長----------------------------------- 事務局職員出席者   局長       古賀利満君   総務課長     伊藤順一君   議事課長     城田治幸君   政務調査課長   金子知充君   議事課課長補佐  福島範継君   議事課係長    呼子正行君   議事課係長    宮崎貴久君   議事課主査    松岡正晃君-----------------------------------    -午前10時0分 開会- ○議長(末永美喜君) おはようございます。 ただいまから、平成17年9月定例会を開会いたします。 これより、本日の会議を開きます。 まず、議席の一部変更を行います。 議席の一部変更につきましては、お手元の議席表のとおり決定いたします。 次に、知事より、新任の幹部職員の紹介をいたしたい旨、申し出があっておりますので、これを受けることにいたします-知事。 ◎知事(金子原二郎君) さきの平成17年6月定例県議会以降に発令いたしました幹部職員をご紹介いたします。 福祉保健部長 山崎晋一朗君でございます。 よろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(末永美喜君) 次に、会期の決定をいたします。 本定例会の会期は、お手元に配付いたしております会期日程表のとおり、本日より10月5日までの23日間とすることにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(末永美喜君) ご異議なしと認めます。 よって、会期は、23日間と決定されました。 次に、会議録署名議員の指名をいたします。 本定例会会議録署名議員につきましては、田中愛国議員並びに吉村庄二議員を指名いたします。 この際、ご報告いたします。 8月25日、大久保潔重議員から、一身上の都合により議員を辞職いたしたい旨申し出があり、地方自治法第126条の規定により同日付をもって、これを許可いたしましたので、ご報告申し上げます。 次に、知事より、出資法人経営状況説明書等がさきに配付いたしましたとおり提出されておりますので、ご報告いたします。 また、議会閉会中の付託事件並びに諸会議の経過等につきましては、お手元に配付いたしております前会報告書のとおりでありますので、ご了承をお願いいたします。 次に、議会運営委員会委員補充選任を行います。 お諮りいたします。 大久保潔重議員の辞職に伴い、その後任委員押渕礼子議員を選任することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(末永美喜君) ご異議なしと認めます。 よって、そのとおり選任することに決定されました。 次に、知事より、第164号議案ないし第186号議案及び認定第1号ないし認定第3号並びに報告第17号の送付がありましたので、これを一括上程いたします。 ただいま上程いたしました議案について、知事の説明を求めます-知事。 ◎知事(金子原二郎君) 〔登壇〕本日、ここに、平成17年9月定例県議会を招集いたしましたところ、議員の皆様には、ご健勝にてご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。 説明に入ります前に、このたび、衆議院議員にご当選されました久間章生議員高木義明議員北村誠吾議員谷川弥一議員山田正彦議員、冨岡 勉議員に対しまして、心からお喜びを申し上げます。 宮崎県や鹿児島県をはじめ、全国各地で大きな被害をもたらした台風14号については、本県では、人命にかかわる被害はありませんでしたが、6名の方が負傷されたほか、港湾施設や農作物などに被害がありました。今回の台風でお亡くなりになられた方々並びにご遺族の皆様に哀悼の意を表しますとともに、負傷され、また被害を受けられた方々に衷心よりお見舞いを申し上げます。 それでは開会に当たり、前定例会以降、今日までの県政の重要事項について、ご報告を申し上げますとともに、当面する諸課題について所信を申し述べたいと存じます。(第47回自然公園大会) 去る8月3日から、佐世保市において開催いたしました「第47回自然公園大会」については、常陸宮同妃両殿下のご臨席のもと、天候にも恵まれ、「式典」や「夕べのつどい」、「野外活動」等の催しに、県内外から約5,000人の皆様にご参加をいただき、盛会のうちに終了することができました。 これも県議会並びに関係者をはじめ、多くの県民の皆様のご支援、ご協力の賜物と心から感謝を申し上げます。 これを契機に、県民の皆様が広く自然と親しみ、自然を守り育てる意識を育むとともに、引き続き本県の豊かな自然環境の保全に取り組んでまいります。(九州新幹線長崎ルート) 九州新幹線長崎ルートについては、来年度の国の概算要求時期である8月末を一つの目途として、佐賀県において、JR長崎本線存続期成会との協議や住民説明会を重ねられ、ご努力いただいておりましたが、8月30日に存続期成会から佐賀県に対し、「並行在来線経営分離に対し不同意である」との回答がありました。その後の両者の協議の結果、今後も引き続き協議していくことが確認され、佐賀県知事も「できるだけ早く協議を再開し、理解を得られるよう努力したい」と表明されました。 国土交通省においても、協議の継続を前提に、平成18年度概算要求の全体枠の中に長崎ルートも盛り込んでいただいておりますが、一日も早い地元の同意が求められており、今後継続される佐賀県での協議については、本県としても、JR九州とともに協力してまいりたいと存じます。 また、本年4月に設置された西九州地域振興懇話会では、西九州全体の活性化のためには長崎ルートの整備が必要であるとの中間報告が出されるなど、早期着工への期待は一段と高まりを見せており、県議会や市町村、経済団体など関係各位をはじめ、県民の皆様には、なお一層のお力添えをいただきますようお願いいたします。(子どもたち健全育成) 本県で連続して起こった子どもによる痛ましい事件を受けて、私は、長崎の子どもたちが健やかに育つよう、県民の皆様と一緒に行動を起こしたいとの思いから、先に6つの提案をまとめ、緊急アピールという形で発表いたしました。 これを受けて、先月、子どもの育成に関わる各分野の代表からなる「長崎っ子を育む県民会議」を設置し、緊急アピールを踏まえた地域の子育てを支援する具体的な方策について協議を進めております。また、県内2か所で「長崎の子どもを育むための県民大会」を開催し、市町村における取り組みを促進するなど、地域に根ざした県民運動としての展開を目指してまいります。 さらに、県内の小・中学校に、学校、家庭、地域社会が連携・協働する組織の設置を働きかけるとともに、家庭教育の支援についても、一層の充実を図ってまいります。 今後とも、この緊急アピールが広く実践され、長崎の子どもたちが健やかに夢と希望を持って成長できるよう、安全・安心な子育ての環境づくりに全力で取り組んでまいりたいと存じます。 なお、これらの取り組みをはじめとして、小・中学校における少人数学級編制のあり方や子どもに関する総合的な支援体制についても、今後検討してまいります。(県内のアスベスト対策) 健康被害が社会問題となっているアスベスト対策については、県民の皆様からの相談や問い合わせに対応する窓口を直ちに設置するとともに、庁内にアスベスト対策連絡会議を設置し、県立学校・庁舎などの県有施設をはじめ、市町村や民間施設でのアスベスト使用状況についての調査や建築物の解体等に伴う対策の指導、環境モニタリングなどを実施しております。 このうち県有施設については、吹き付けアスベスト等の使用が判明した施設のうち、直ちに危険な状況ではないものの、利用者の安全を確実にする必要がある施設については、速やかにアスベストの除去等の対策を講じてまいります。 引き続き、アスベストに関する情報の収集や迅速な対策の実施、アスベスト廃棄物適正処理の徹底などに努め、アスベストに対する県民の皆様の不安を解消してまいりたいと考えております。(国営諫早湾干拓事業) 先月30日に、公害等調整委員会は、有明海の漁業者等から申し立てられた有明海の漁業被害諫早湾干拓事業との因果関係について、肯定するには至らないなどとして、申請人らの申し立てを棄却する裁定を下したところであります。 県としては、営農開始に向けた準備を着実に進めているところであり、引き続き、県議会、地元市町関係団体の皆様と連携しながら、事業の円滑な推進に取り組んでまいります。(雇用と経済活性化対策) 本県の景気は、緩やかながら持ち直しの動きが続いており、雇用情勢も、昨年に比べ改善の傾向にはありますが、7月の有効求人倍率は0.58倍と、全国に比べ依然厳しい状況にあります。 県内においても、地域間で格差が見られ、特に離島・半島地域では、厳しい雇用情勢が続いており、雇用対策の充実が緊急の課題となっております。 このような中、先の県議会において提出された意見書を踏まえ、離島・半島地域において、建設業離職者対策をはじめとする地域の実情に応じた雇用対策を実施するため、市町が主体となって行う「雇用再生対策会議」や雇用相談窓口の設置に対する支援のほか、就業セミナーの開催など、総合的な支援を実施してまいります。 また、建設業者の新分野への進出等を支援するため、離島の各地方局などに設置することとしていた相談窓口県内全域に拡大するとともに、職員が常時相談を受ける体制とするなど対策の充実に努めてまいります。 加えて、離島の3市1町や島原市においては、本年度から国の「地域提案型雇用創造促進事業」を活用し、観光などの産業振興による雇用の創出を目指す事業がはじまったところであり、県としても、このような市町村の取り組みを支援してまいります。 さらに、雇用創出に効果のある企業誘致については、先月26日に、航空機関連日本特殊工業株式会社オフィスパーク大村への立地が決定いたしました。投資額は約5億円、新規雇用者数は30人が見込まれ、来年5月からの操業予定となっております。今回の立地は、すそ野の広い航空機産業関連分野であり、今後の県内経済への波及が期待されます。(国際交流の推進) 中国からの観光客の誘致については、昨年9月の修学旅行ノービザ化を受けて、九州各県と連携しながら、修学旅行の積極的な誘致を図ってまいりました。この夏には昨年度の実績を上回る修学旅行客が、ハウステンボスや島原半島、長崎市などを訪問しております。 また、かねてより国に対し働きかけてまいりました中国人団体観光ビザ発給対象地域中国全土への拡大が7月25日に実現し、翌26日には、新たな発給対象地域からの参加者などからなる観光団が来県いたしました。 中国からは、将来、多くの観光客が来日するようになると見込まれることから、九州観光推進機構や九州各県とも連携しながら、今後さらに本県への誘客が図れるよう積極的に取り組んでまいります。 一方、本県からの訪中については、今年度から新たに取り組んでいる高校生の上海中国語研修において、県内32人の高校生が、7月26日から18日間の日程で、上海外国語大学における語学研修や上海の高校生との友好交流、ホームステイなどを行いました。今後とも、中国などとの交流をより一層推進し、国際交流を担う人材の育成に努めてまいります。 また、先月20日には、ボリビア国サンファンで開催された日本人移住地入植50周年記念式典への出席のため、末永議長のご同行を得て、中村農林部長を派遣いたしました。 記念式典では、ボリビア国ロアイサ外務大臣をはじめ、在ボリビア県人会等の皆様と親しく懇談を行うとともに、併せて、在ブラジル長崎県人会を訪問し、交流を深めてまいりました。 このほか、かねて本県での開催を要望しておりました、技能・サービス関係労働組合国際組織であるユニオン・ネットワーク・インターナショナルの世界大会が、平成22年に本県において開催されることになりました。 こうしたコンベンションの誘致を含め、引き続き外国人観光客の誘客や友好交流等を推進してまいりたいと存じます。(平和行政の推進) 去る8月9日、長崎は被爆60周年を迎えました。 私は、原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に参加し、被爆者の皆様や世界各国の平和を願う多くの方々を前に、恒久平和と核兵器廃絶の必要性を全世界に向けて、あきらめることなく強く働きかけていくことが、長崎の平和の願いを実現するための唯一の道であると訴えました。 また、8月22日には、カナダ、韓国などの軍縮専門家を招いて、長崎市との共催により「国連軍縮会議長崎シンポジウム」を開催いたしました。核時代における平和教育をテーマに、被爆地長崎における平和教育のあり方や、被爆60周年を迎えた長崎の役割などについて参加者の皆様と意見交換を行い、長崎から平和を訴えたところであります。 今後とも、一日も早い核兵器の廃絶と世界の恒久平和の実現に向けて、平和行政の推進に努めてまいります。(福祉施策の推進) 本格的な少子・高齢社会が到来する中で、全ての人が健康で安心して暮らせる社会づくりを進めていくため、福祉サービスの提供や施設整備に積極的に取り組んでいるところでありますが、先月22日には、全面的に建て替えて整備を進めてまいりました「こども医療福祉センター」が、肢体不自由児施設と病院の機能を兼ね備えた障害児の新たな療育拠点施設として、運営を開始いたしました。 また、児童虐待家庭内暴力など複雑多様化する問題に的確に対応するための、県民が利用しやすい総合的な児童・障害者等相談機関についても、来年12月の完成を目指して、この秋にはその整備に着手いたします。 さらに、障害者の生活支援については、障害者基本計画に具体的な数値目標を掲げて各種施策を推進しておりますが、このたび全国に先駆けて、施設整備に対する県独自の助成制度を新たに設け、障害者の自立した生活を支援してまいりたいと存じます。(長崎歴史文化博物館の整備) 長崎市と共同で整備を進めてまいりました長崎歴史文化博物館は、建築工事及び展示工事ともに8月末に竣工し、石垣に囲まれた博物館と往時の長崎奉行所立山役所がその姿をあらわしております。 長崎歴史文化博物館は、同規模の公立博物館としては、全国でも初めて民間の指定管理者管理運営を行わせることとしており、また、建設から運営まで県と市が一体となって行う博物館としては全国でも例がなく、大変注目を集めているところであります。11月3日の開館に向けて、長崎市及び指定管理者とも連携をし、鋭意準備を進めてまいります。 今春開館し、既に35万人の方々が来館された長崎県美術館とともに、長崎歴史文化博物館が長崎の文化や学術の発展を通じ、また、観光の拠点として本県の活性化に大きく寄与できるように努めてまいります。(離島航空路線の見直し) 上五島空港小値賀空港に就航しておりますアイランダー路線については、本年1月31日、オリエンタルエアブリッジ株式会社から県並びに新上五島町及び小値賀町に対し、運休中の福岡路線も含めた定期航空路線の廃止が申し入れられました。その後、県と両町との間で協議を重ねた結果、両町からアイランダー路線の廃止を受け入れる旨の回答を得たところであります。 県としても、海上交通機関等が整備される中、利用率や移動手段に占めるアイランダー路線の割合が低いこと、一人当たりの補助金が他の離島航空路線離島航路に比べ非常に大きいことなどから、厳しい財政状況の中での路線の維持は困難であると判断し、来年3月末をもってアイランダー路線を廃止することを了承したいと考えております。 今後は、路線廃止後の地域振興策等について、引き続き協議してまいります。(全国育樹祭の招致) 全国植樹祭の開催から15年が経過し、天皇皇后両陛下のお手植えのヒノキも育樹の時期を迎えたことから、昨日、長崎県緑化推進協会から全国育樹祭の本県への招致について要望書が提出されました。 全国育樹祭は、森林の手入れを通じて緑を育て、次の世代へ引き継ぐことを目的に、全国植樹祭と並ぶ国民的な緑の祭典として、皇族殿下のご臨席を仰ぎ、毎年秋に開催されており、その開催は、森林が果たす重要な役割を県民に認識していただく上で、大変有意義であると考えております。 県としても、今後、県議会のご理解とご協力をいただきながら、主催する社団法人国土緑化推進機構と国に対し、平成21年秋の本県開催を要望してまいりたいと存じます。(スポーツにおける中・高校生の活躍) この夏も本県の中・高校生たちが、県民の熱い期待にこたえ、活力と希望を与える目覚ましい活躍を見せてくれました。 8月に千葉県で開催された全国高等学校総合体育大会において、県立口加高校の生徒が陸上競技女子やり投げで優勝するなど、21の入賞を果たし、また、全国中学校体育大会でも14の入賞を果たしました。 また、夏の全国高等学校野球選手権大会における、本県代表清峰高校のすばらしい活躍は、多くの県民に感動を与えてくれました。 これら中・高校生たちの活躍は、これまで続けてきた努力の成果であり、生徒並びに指導に当たられた関係者の皆様のご健闘をたたえるとともに、県においても、引き続きスポーツの振興に努めてまいります。(平成18年度の施策展開に向けた取り組み) 本県の財政状況は、県内経済の低迷や三位一体の改革の影響などにより、平成16年度決算見込みでは、前年度に引き続き、財政調整のための基金を75億円取り崩すなど、依然として厳しい状況にあります。 また、今月7日に公表した今後5年間の中期財政見通しでは、今年度から実施している収支改善対策によって、昨年の見通しからは改善が図られたものの、基金残高は今後減少が見込まれることから、より一層効率的・効果的な行政の推進を図るため、新たな行政改革などに引き続き取り組んでまいります。 一方、このような状況にあるからこそ、本県の発展の基礎を築く事業など、将来のために今やっておかなければならない事業については、思い切って実施してまいりたいと考えております。 先の議会で議決いただいた「ながさき夢・元気づくりプラン」でお示した重点プロジェクトについては、県議会をはじめ、各界各層のご意見をお聞きしながら、来年度において、その推進を図るため、新たなプログラムを策定し、来年度の施策の展開に向けて積極的に取り組んでまいります。 このほか、合併した新市町のまちづくりの支援に引き続き積極的に取り組むとともに、公共事業などの投資事業については、地域の経済状況雇用情勢に十分配慮しながら、効率的・効果的な事業を重点的に実施してまいります。(綱紀の保持) 本年5月に職員が起こした自損事故が、酒気帯び運転によるものであることが明らかになったことから、先般、関係職員に対して、懲戒免職等の厳正な処分を行いました。 飲酒運転については、県を挙げてその根絶に取り組んでいるところであり、県議会をはじめ、県民の皆様に対して深くおわび申し上げる次第であります。 今年度に入り、無免許運転、公然わいせつ事件などの不祥事が相次ぎ、再発防止に努めているにもかかわらず、このような事態となり、まことに残念であります。今後、県民の皆様の信頼を回復するため、職員一人ひとりがこれらの不祥事件をしっかりと受け止め、全体の奉仕者として高い倫理観を持って行動するよう、より一層の綱紀保持に努めてまいります。 以上、当面する県政の諸課題について申し上げましたが、県政全般にわたり、今議会において、さらなるご意見、ご提案を賜りたいと存じます。 次に、議案関係について、ご説明いたします。 まず、補正予算でありますが、今回は、長崎の子どもを育むための緊急アピール関連経費県内産業雇用対策に要する経費、アスベスト対策に要する経費、その他緊急を要する経費について編成いたしました。 一般会計補正総額は、12億2,451万5,000円で、この結果、現計予算と合算した本年度の一般会計歳入歳出予算額は、7,136億7,711万4,000円となり、前年同期の予算に比べ404億9,214万7,000円の減となっております。 次に、予算以外の議案のうち、主なものについてご説明いたします。 第170号議案「県立高等学校等条例の一部を改正する条例」は、県立長崎水産高等学校を水産科と総合学科を併設する単位制高校へ改編することに伴い、学校の名称を「長崎県立長崎鶴洋高等学校」に変更しようとするものであります。 第178号議案「契約の締結について」は、佐世保養護学校校舎建築工事の請負契約を締結しようとするものであります。 第179号議案「財産の処分について」は、雲仙ゴルフ場の地元移管に伴い、雲仙ゴルフ場の施設を無償で貸し付け、物品を無償譲渡しようとするものであります。 その他の案件については、説明を省略させていただきますので、ご了承を賜りたいと存じます。 以上をもちまして、本日提出いたしました議案の説明を終わります。 なにとぞ、慎重にご審議のうえ、適正なるご決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(末永美喜君) この際、知事より、特に発言を求められておりますので、これを許可することといたします-知事。 ◎知事(金子原二郎君) 〔登壇〕この際、お許しをいただき、一言私の所信を申し述べさせていただきたいと存じます。 今年の春以降、県内の各界各層から、「引き続き知事として県政運営を担当するように」とのご要請をちょうだいしてまいりました。まことに光栄に存じますとともに、感謝にたえない次第でございます。 私自身、こうした要請を身が引き締まる思いで受けとめ、県政にかける情熱と思いのたけを確かめてまいりました。そして、身を挺してふるさと長崎県の発展のために尽くすことが、私に課せられた使命であるとの考えに至り、このたび、来るべき知事選挙に出馬することを決意いたしました。 私は、平成10年3月、県民の皆様の温かいご理解とご支援をいただいて知事に就任し、平成14年3月には、再び県民皆様からの多数のご支援を得て、引き続き県政を担当させていただきました。これまでの議員各位のご指導、ご鞭撻に深く感謝を申し上げる次第でございます。 この7年半の間、私は公平・公正を信条として、県民本位の県政を推進するために県民の皆様の声に謙虚に耳を傾けながら、日々全力投球をしてまいりました。 私は、我が国が大きな時代の転換期にあることを繰り返し訴え、新しい時代に向けたさまざまな施策を戦略的に進めるとともに、徹底した情報公開と県民の県政参画を進め、また、民間活力の導入や行政コストの縮減など行財政改革に取り組み、時代にそぐわなくなった行政の仕組みや体質を改めることに力を注いでまいりました。 こうした施策や改革は、着実に進展しておりますが、なお道半ばであり、私自身しっかりと事柄を成就させる責任を痛感いたしております。特に、厳しい財政状況など、昨今の国・地方を取り巻く諸々の情勢を考えると、今後なお一層の努力が求められているものと考えております。 私は、これからの地方分権時代を見据え、全国に先駆けて市町村合併を強力に推進してまいりました。 ご案内のとおり、本県では、住民の方々はもとより、市町村長をはじめ関係者の皆様のご協力により79の市町村が、来年3月までに23に再編されることとなりました。 こうした成果が得られましたのも、殊に市町村長、市町村議会議員の皆様のご理解があってこそであり、地域の将来のために苦渋のご決断をいただいたことは、私の胸に深く刻まれております。 合併にご尽力された関係者の皆様の思いに応えると同時に、新市町の住民の皆様の新しいまちづくりへの期待に応えるためにも、合併後のまちづくりは何としても成功させなければならない課題であり、合併を推進してきた県としても、その責任を全うしてまいりたいと存じます。 また、私は長年にわたる懸案事項についても懸命の取り組みを行ってまいりました。 その一つである新幹線については、着工まで本当にいま一歩のところにまいりました。西九州、さらには九州全体の発展のために、このチャンスを逃すことなく、佐賀県やJR九州と協力して、何としても着工にこぎつけるよう、最大限の努力を重ねてまいりたいと存じます。 次に、昭和61年の事業計画決定以来進められてきた諫早湾干拓事業につきましては、完成間近となった平成14年、短期開門調査や事業計画の見直しが行われるなど、紆余曲折を経て今日に至っております。 関係者の皆様のこれまでのご労苦に報いるためにも、また、新しい時代の農業経営に対する農業者の方々の期待に応えるためにも、国と協力して、我が国のモデルとなるような意欲ある農業者による大規模農業や環境にやさしい農業を積極的に展開してまいりたいと存じます。 さきの6月県議会におきまして、今後5年間の県政の指針として、「ながさき夢・元気づくりプラン」を審議していただき、議決をいただいたところであります。 このプランでお示ししているとおり、我が国の人口が減少に転じるこれからの時代は、地域の自立をかけた地域間での競争がますます激化するものと予想され、地域の活性化を図るためには、観光・文化・産業など、国内外との多様な分野での交流を拡大させ、地域ににぎわいを創出していくことが鍵になるものと考えております。 私は、今後この「ながさき夢・元気づくりプラン」を大きな県政の柱として、豊かな自然や環境を大切にしながら、本県が誇る歴史・文化などの資産を活用して、夢が持てる元気な長崎県づくりを着実に進めてまいりたいと存じます。 今回のプラン策定に当たりましては、時代に対応した新たな目標の設定を含め、これまでの長期総合計画の数値目標を改めて見直し、より具体的な数値目標を設定いたしました。 これによりまして、県民の皆様にはわかりやすく説明するとともに、みずから計画実現の責任を負ってまいりたいと存じます。厳しい経済情勢にある中、達成には大きな困難を伴う目標もありますが、政策評価などにより、しっかりとした進捗状況を検証しながら、実現に向けて最大限の努力を注いでまいりたいと存じます。 また、このプランを作成する過程では、過去には例がないほど、多くの県民の皆様からご意見をちょうだいいたしました。計画をつくって終わりということではなく、今後もなお一層「現場主義」を徹底し、政策推進の過程においても、常に県民の皆様の声に耳を傾けてまいりたいと存じます。 加えて、これからの地域間競争の時代を考えれば、経済・財政基盤が弱く、地方交付税など大きく国に依存している本県のような地域は、これまで以上に地域の運営が厳しくなり、一つの県だけでやれることには限界もあります。そのため、各県間での政策的な連携により、広域的な事業展開を図ることも不可欠となります。 既に、観光などの分野で、「九州はひとつ」の理念のもと、政策連合の取り組みがはじまっておりますが、本県としても九州全体、あるいは九州北部地域において他県と連携を密にしまして、九州地方知事会などを中心として、具体的な連携事業を展開してまいりたいと存じます。 以上、るる申し上げましたが、私はこれまでの県政運営を謙虚に省みつつ、新たな情熱を持って150万県民の皆様と相携えて、すべての県民のために、さらに、さらに邁進すべきと決意した次第であります。 県議会をはじめ、県民の皆様には、ふるさと長崎県に対する私の熱い思いをご理解いただき、ご支援とご鞭撻を賜りますように心からお願いを申し上げまして、ごあいさつといたします。 本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(末永美喜君) 本日の会議は、これにて終了いたします。 明日から9月19日までは、議案調査等のため本会議は休会、9月20日は、定刻より本会議を開きます。 本日は、これをもって散会いたします。 ご苦労さまでした。    -午前10時37分 散会-...