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  1. 長崎県議会 2001-02-01
    03月06日-06号


    取得元: 長崎県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-13
    平成13年  2月 定例会(第1回)一、開議二、会期変更三、意見書上程質疑討論・採決四、散会 平成十三年三月六日(火曜日)  出席議員(四十九名)    一番 西村貴恵子君    二番 冨岡 勉君    三番 青崎 寛君    四番 松島世佳君    五番 織田 長君    六番 石丸五男君    七番 柘植大二郎君    八番 吉村庄二君   一〇番 松尾 等君   一一番 萩原康雄君   一二番 坂本智徳君   一三番 川添 亨君   一四番 吉川 豊君   一五番 橋村松太郎君   一六番 野口健司君   一七番 浜崎祐一郎君   一八番 中田晋介君   一九番 杉 徹也君   二〇番 松尾忠幸君   二一番 橋本希俊君   二二番 川越孝洋君   二三番 川村 力君   二四番 馬込 彰君   二五番 田中愛国君   二六番 西川忠彦君   二七番 野本三雄君   二八番 平田賢次郎君   二九番 朝長則男君   三〇番 三好徳明君   三一番 奥村愼太郎君   三二番 八江利春君   三三番 末永美喜君   三四番 宮内雪夫君   三五番 松田正民君   三六番 平山源司君   三七番 森 信也君   三八番 前田富雄君   三九番 園田圭介君   四〇番 田中廣太郎君        欠番   四二番 田口一信君   四三番 大石 保君   四四番 末吉光徳君   四五番 谷川弥一君   四七番 南条三四郎君   四八番 加藤寛治君   四九番 浅田五郎君   五〇番 村山一正君   五一番 古藤恒彦君   五二番 林 義博 -----------------------  欠席議員(二名)    九番 大川美津男君   四六番 池原 泉君 -----------------------  説明のため出席した者   知事            金子原二郎君   副知事           宮崎政宣君   副知事           辻原俊博君   出納長           出口啓二郎君   総務部長          溝添一紀君   総務部理事         横田修一郎君   企画部長          川端一夫君   企画部理事         一瀬修治君   県民生活環境部長      澤本正弘君   福祉保健部長        永石征彦君   商工労働部長        古川 康君   企画部理事商工労働部理事 渡邊 良君   水産部長          徳島 惇君   農林部長          白浜重晴君   土木部長          佐竹芳郎君   交通局長          古賀喜久義君   教育委員会委員長      松浦 潤君   教育長           木村道夫君   教育次長          西 敏男君   監査委員          中川 忠君   監査事務局長        小嶺勝彦君   人事委員会委員長      栗原賢太郎君   人事委員会事務局長     小曽根洋君   公安委員会委員       堀 敏明君   警察本部長         得能英夫君   警察部長          服巻正治君   地方労働委員会事務局長   鈴木強一君   選挙管理委員会委員長    福井 順君   選挙管理委員会書記長    諸谷英敏 -----------------------  事務局職員出席者   局長            水上啓一君   総務課長          青木季男君   議事調査課課長       立花正文君   議事調査課企画監      奥川義孝君   議事調査課係長(副参事)  本田哲朗君   議事調査課係長       山中勝美君   主事            山下尚信君   主事            福田義道君 -----------------------     -- 午後九時十分開議 --議長林義博君) ただいまから、本日の会議を開きます。 議員皆様をはじめ、理事者皆様におかれましては、ずいぶん遅い時間に、この日に開会をいたしまして、大変御迷惑をおかけいたしましたことをおわびを申し上げます。 お諮りいたします。 本定例会会期を三月十九日まで三日間延長することとし、会期日程は、お手元に配付いたしております変更案のとおりとすることに賛成議員起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長林義博君) 起立多数。 よって、そのとおり決定されました。 次に、末吉光徳議員外十二名より、「国営諫早湾干拓事業工事中断反対する意見書」案がお手元に配付いたしておりますとおり提出されておりますので、直ちに議題といたします。 -----------------------   動議 国営諫早湾干拓事業工事中断反対する意見書(案)を別紙のとおり提出する。   平成十三年三月六日    議員     末吉光徳    議員     森 信也    議員     加藤寛治    議員     谷川弥一    議員     末永美喜    議員     奥村愼太郎    議員     橋本希俊    議員     杉 徹也    議員     松尾 等    議員     田中愛国    議員     馬込 彰    議員     浜崎祐一郎    議員     冨岡 勉 長崎県議会議長 林 義博様   国営諫早湾干拓事業工事中断反対する意見書(案) 諫早湾沿岸地域は、農地の前面に干潟が発達し、背後地より標高が高くなることにより起こる排水不良を解決するため、干拓を重ねてきたという歴史を持っており、このような特殊な低平地に暮らす住民は、過去幾度となく高潮洪水等に苦しめられ、排水不良に悩まされてきたところであります。 本事業は国において推進に御尽力いただいた結果、平成十年度には潮受堤防が竣工し、その後の豪雨台風時には顕著な防災機能が発揮され、多くの地域住民が安全な生活を確保されてきたところであります。 一方、昨年末から本年にかけ、有明海全域において養殖ノリが深刻な不作に見舞われたことから、ノリ漁業者の中には、その原因諫早湾干拓事業にあるとして、工事中止排水門の常時開放を求める抗議行動を行っております。 このような事態を受けて、国では「有明海ノリ不作等対策関係調査検討委員会」を設置するなど、有明海全域にわたり徹底的な原因究明に取り組まれております。 それにもかかわらず、事業推進最高責任者でもある農林水産大臣原因調査のための第三者委員会の議論や手続を無視し、かつ関係の最も深い長崎県民意見を聞くこともなく、工事中断発言をされたことは、ノリ不作原因が特定されない現状では、極めて遺憾であり、受け入れることはできない。 よって、「政府におかれては、原因解明を行うとともに、本事業のこれまでの経緯を十分踏まえ、防災機能を重視した総合干拓事業としての本来の目的が達成され、いやしくも、その機能喪失なきよう対応されること」をここに強く要望し、工事中断について反対の意志を表明するものである。 右、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。 平成十三年三月六日                    長崎県議会 -----------------------議長林義博君) 本動議について、質疑討論に入ります。 中田議員-十八番。 ◆十八番(中田晋介君) (拍手)〔登壇〕「国営諫早湾干拓事業工事中断反対する意見書」案に反対討論を行います。 第一に、タイラギの死滅にはじまり、赤潮の頻発、アサリの大量死、ワカメの被害に次ぐノリ不作という、この有明海漁業被害について、海で暮らしを立て、海をもっともよく知っている漁民皆さんは、諫早湾干拓原因だと、だれもが指摘をしております。以前はこんなことはなかった、干拓工事がはじまってから海に異変が起こり、魚がとれなくなった、干拓地に近づくほど魚がいなくなる、干拓工事こそ、この漁業被害原因だと、肌身で感じているからこそ、あの千三百人、千三百隻、六千人の海上デモをはじめとする巨大な怒りと抗議のエネルギーが生まれるのであります。今年のノリだけでも百四十億円を超える被害を受けた漁民から最大原因だという疑いを持たれている以上、一たん干拓工事中断して、真相を解明するのは至極当然であります。 第二に、有明海をよみがえらせるためには、堤防内に潮を入れ、諫早湾干潟再生を図ることが不可欠であります。しかし、現地では、内部堤防工事が日々進められ、これができあがれば、干潟再生はできなくなります。これから進められる調査諫早湾干拓有明海漁業被害原因であり、もとの有明海に戻すためには、干潟再生が必要だとわかったとき、内部堤防ができていては手遅れになります。一日も早く工事中断し、必要となれば、干潟再生できる状況にしておくべきであります。 第三に、防災については、諫早市街地洪水対策については、干拓調整池水位調節は全く役に立ちません。それは一昨年、七月二十三日の豪雨で本明川がはんらん寸前になり、諫早の全市民に避難勧告が出され、多数の浸水被害を出した事実を見れば、証明済みであります。 干拓地周辺の浸水問題は、同じく低い平地を抱える佐賀平野排水ポンプと水路、水門を整備することによって、かつてはひどかった浸水被害を根絶している実績を見れば、干拓堤防による調整池がなくても十分防災対策がとれることを示しており、むしろ干拓を進めるため、そうした浸水対策をなおざりにしてきた国や県の責任こそ、問われなければなりません。 高潮については、干拓先進地のオランダで行われているように、普段は水門を開けておいて、気象条件に応じて開閉する方式をとれば、十分に対応できます。 今、緊急に必要なことは、有明海漁業被害原因として、重大な疑いがある干拓工事を一時中止し、根本から見直すべきであるという立場から、この意見書反対いたします。 各議員の御賛同をよろしくお願いいたします。(拍手) ○議長林義博君) 橋村議員-十五番。 ◆十五番(橋村松太郎君) (拍手)〔登壇〕自由民主党の橋村松太郎でございます。 「国営諫早湾干拓事業工事中断反対する意見書」案についての賛成討論をいたします。 ただ、賛成討論をいたすこの壇上に立ちながら、私は、二十数年前を振り返っております。 私自身、昭和五十二年四月、森山町長に就任をさせていただきました。その折から地域悲願でありました、当時は「長崎南部地域総合開発事業」でございました。計画規模は、総面積一万ヘクタールに及ぶものでございました。この事業は、地域住民のみならず、長崎県の最大懸案の課題だという認識のもとに、知事を先頭に地域住民とともにこの実現推進に努力してまいったわけでございます。その後、昭和五十七年でございますけれども、現金子知事のお父様であります、今は亡き金子農林水産大臣が、いつまでも一万ヘクタールにこだわっておいては、長年の懸案である、この「長崎南部地域総合開発事業」は、日の目を見ないのではないか、何よりも地域が要望することは、地域の安全、防災ではないのか、だとするならば、決して一万ヘクタールにこだわることなく、実現性の高い選択を選ぶべきではないのかという英断のもとに、事務当局昭和五十八年、昭和五十九年と、実施設計に入り、そして昭和六十一年に着工にこぎつけたわけでございます。本当に地域皆さん方、そしてまた、漁民皆さん方の御理解、苦汁の選択の中でこの事業は着手できたのでございます。(発言する者あり)それを思うときに、今日に至り、よもやこういう意見書の提出があろうか、あるいは賛成討論をしなければならないということに対し、まことに残念な思いで、この壇上に立っておるものでございます。(発言する者あり)ここで地域の者として、地域の実情をもっとも知る者の一人として、この工事中断反対する意見書について、賛成討論をさせていただきたいと思います。(発言する者あり) 諫早湾沿岸地域は、古くから干拓地を中心とする低平地帯であり、そのため幾度となく高潮洪水等災害や排水不良に悩まされてまいりました。 昭和三十二年の忘れることのできない諫早大水害では、死者・行方不明約八百名という悲しい結末を招いたのをはじめ、多くの災害が繰り返されてきたところであり、安全で、安心して暮らせる日常を手にすることは、本地域に住むすべての人々の悲願でありました。国営諫早湾干拓事業は、これら地域住民の期待にこたえるべき総合防災機能の確立と、新たに平坦、広大な優良農地の確保を目的として、昭和六十一年に着手された本県最重要プロジェクトの一つであります。 国により、事業推進に御尽力をいただいた結果、平成九年四月十四日には、干拓堤防の締め切りが行われ、その後の豪雨台風時には、顕著な防災効果が発揮されているとして、多くの地域住民から喜びの声が寄せられているところであります。(発言する者あり) また、本事業は、平成十二年度予算ベースで、既に八五%の進捗を見ており、ここで事業を中止するとなると、これまでの膨大な投資が水泡に帰してしまうことになります。 一方、昨年末から本年にかけ、有明海全域において養殖ノリが深刻な不作に見舞われていることから、一部のノリ業者により、その原因諫早湾干拓事業にあるとして、干拓事業工事中止と、排水門の常時開放を求める抗議が行われております。 このような実態を受けて、国では、「有明海ノリ不作緊急対策本部」が設置され、調査検討委員会有明海全域にわたる調査検討が進められております。私は、このことについては、現実のノリ被害実態からして、同じ有明海を共有する者として、決定的な原因究明をやっていただきたいと願うものでもございます。 しかしながら、現在、本委員会では、これらの十分な調査検討がなされない中に、また一度も検討の場においても、地域住民からの意見を聞くこともなく、一方的に農林水産大臣記者会見において、諫早湾干拓事業工事中断発言をされたことは、私といたしましては、とても容認できないものであります。(発言する者あり)私のみではありません。政治不信の中に、こういうことを繰り返されるならば、地域住民、国民の政治に対する信頼はいかがなものでありましょうか。私は、十分な説明検討が進んでいない現段階での工事中断反対する意見書は、当然として本議会において決議するものだと信ずるものであります。 以上をもちまして、賛成討論とさせていただきたいと思います。 御清聴ありがとうございました。(拍手) ○議長林義博君) 橋本議員-二十一番。 ◆二十一番(橋本希俊君) (拍手)〔登壇〕改革21の橋本希俊でございます。 私は、「国営諫早湾干拓事業工事中断反対する意見書」案に対して、賛成立場から、会派を代表して、意見を述べてみたいと思います。 本日、三月六日、谷津農林水産大臣が潮受け堤防内の調整池の水質などを調査するため、干拓工事を一時中断する旨の突然の表明がなされました。 このことは、本県議会のこれまでの論議と国の対処方針に一定の理解を得てきた我々長崎県民立場からすれば、極めて衝撃的な発言であると言わざるを得ません。(発言する者あり)今議会開会前から抗議行動が顕著になった有明海ノリ不作による被害漁民立場への配慮から、その原因を国の第三者委員会による科学的な解明への取り組みに期待していたのであります。にもかかわらず、第三者委員会論議も経ないまま、中断表明は、しかるべき手順を踏んでいるとは言いがたく、極めて遺憾であります。(発言する者あり) 諫早湾干拓事業の完成は、諫早市周辺地域住民悲願であり、国は、当該地域がこうむってきた住民の意を体し、本事業推進してきたところであります。 今回の谷津農林水産大臣中断表明は、有明海の漁業不振やノリ被害諫早湾干拓事業が主因と断定するものであり、総合的、科学的な見地から検証されているとはいえず、私たちは、極めて不満と言わざるを得ません。(発言する者あり) よって、私たちは、原因が特定されていない現状で、工事中断するとの突然の発言は、極めて遺憾であり、本意見書案賛成するものであります。 議員各位の御賛同をお願いを申し上げます。 以上でございます。(拍手) ○議長林義博君) 質疑討論をとどめて採決いたします。 本動議は、可決することに賛成議員起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長林義博君) 起立多数。 よって、動議は、可決されました。 次に、各委員会は、お手元に配付いたしております日程表のとおり、変更して開催されますようお願いいたします。 以上で、本日の会議を終了いたします。 明日より、三月十八日までは、委員会開催等のため、本会議は休会、三月十九日は、定刻より本会議を開きます。 本日は、これをもって散会いたします。 お疲れさまでした。     -- 午後九時二十八分散会 --...