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平成21年 3月 定例会(第1回)-03月16日−07号

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  1. 伊万里市議会 2009-03-16
    平成21年 3月 定例会(第1回)-03月16日−07号


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    DiscussNetPremium 平成21年 3月 定例会(第1回) - 03月16日-07号 平成21年 3月 定例会(第1回) - 03月16日-07号 平成21年 3月 定例会(第1回)           平成21年伊万里市議会会議録(第1回定例会)1.日 時  平成21年3月16日 午前10時00分開会2.出席した議員    1番  前 田 教 一         13番  高 木 久 彦    2番  占 野 秀 男         14番  堀   良 夫    3番  松 尾 雅 宏         15番  島 田 布 弘    4番  多久島   繁         16番  内 山 泰 宏    5番  松 永 孝 三         17番  笠 原 義 久    6番  松 尾 博 幸         18番  前 田 儀三郎    7番  船 津 賢 次         19番  岩 橋 紀 行    8番  前 田 久 年         20番  田 中 啓 三    9番  渡 邊 英 洋         21番  福 田 喜 一    10番  草 野   譲         22番  盛   泰 子    11番  山 﨑 秀 明         23番  下 平 美 代    12番  樋 渡 雅 純         24番  浜 野 義 則3.欠席した議員    な  し4.出席した事務局職員    局長  城     武5.地方自治法第121条による出席者の職氏名    市長                  塚 部 芳 和    副市長                 前 田 和 人    総務部長                永 田   昇    政策経営部長              友 廣 英 久    市民部長(福祉事務所長)        山 平 邦 博    産業部長                中 島 善 博    建設部長                浦 川 富美男    総務部副部長(総務課長)        力 武 幸 生    政策経営部副部長(財政課長)      光 田 和 夫    企画政策課長              緒 方 俊 夫    市民部副部長(長寿社会課長)      田 中 正 廣    福祉課長                池 田 一 義    産業部副部長(商工観光課長)      山 口 宇 作    産業部副部長(農山漁村整備課長)    前 田 君 人    農業振興課長              犬 塚 邦 康    建設課長                馬場崎 裕 之    国道港湾対策課長            吉 田 正 男    市民病院事務局事務長          米 田 秀 次    会計管理者               田 中 健 志    水道部長(水道事業管理者職務代理者)  尾 形 洋一郎    水道技術監               小 濵 富 夫    水道部副部長(工務課長)        川 内   章    工業用水道開発室長           瀬戸口 善 孝    消防長                 松 永 彰 則    教育長                 岩 永 憲一良    教育部長                江 頭 興 宣    教育副部長(体育保健課長)       﨑 田 洋一郎1.議事日程    第1 一般市政に対する質問    第2 市長提出追加議案の一括上程    第3 市長提出追加議案の提案理由説明    第4 市長提出追加議案に対する質疑    第5 議案の常任委員会付託1.本日の会議に付した事件    日程第1 一般市政に対する質問┌──┬───────┬──────┬──────────────────────┐│順位│氏名     │指名答弁者 │    質問事項              │├──┼───────┼──────┼──────────────────────┤│  │       │      │1.道路特定財源の一般財源化に伴う本市への ││  │       │市  長  │ 影響について               ││  │前 田 儀三郎│      │                      ││9 │       │関係部長  │2.統合病院に伴う市民病院の跡地の課題につ ││  │(一問一答) │      │ いて                   ││  │       │病院事務長 │                      ││  │       │      │3.第4工業用水道事業について       │├──┼───────┼──────┼──────────────────────┤│  │       │      │1.クレー射撃場の「閉鎖にむけて検討す   ││  │下 平 美 代│市  長  │ る。」(06年12月議会答弁)の検討の経緯と閉 ││10 │       │      │ 鎖の時期                 ││  │(一問一答) │関係部長  │                      ││  │       │      │2.「雇用促進住宅」の廃止方針に対する市の ││  │       │      │ 対応                   │├──┼───────┼──────┼──────────────────────┤│  │       │      │1.市内障害者作業所の運営状況と今後の行政 ││  │       │      │ の支援について              ││  │       │      │                      ││  │福 田 喜 一│市  長  │2.山間地農業(集落)の今後の存続について ││11 │       │      │                      ││  │(一問一答) │関係部長  │3.林業の活性化について          ││  │       │      │                      ││  │       │      │4.林道計画について            ││  │       │      │                      ││  │       │      │5.伊万里牛課の設置について        │└──┴───────┴──────┴──────────────────────┘    日程第2 市長提出追加議案の一括上程     議案第42号 資金の積立てに関する基金条例の一部を改正する条例制定について     議案第43号 平成20年度伊万里市一般会計補正予算(第6号)について     議案第44号 平成20年度伊万里市介護保険特別会計補正予算(第4号)について    日程第3 市長提出追加議案の提案理由説明    日程第4 市長提出追加議案に対する質疑    日程第5 議案の常任委員会付託              常任委員会付託表(追加1)┌───────┬────────────────────────────────┐│ 委員会名  │            付 託 内 容             │├───────┼────────────────────────────────┤│       │議案第43号 平成20年度伊万里市一般会計補正予算(第6号)について││       │      のうち                       ││ 総務委員会 │       第1条 歳入  全 款              ││       │           歳出  第2款 総務費          ││       │       第2条 繰越明許費の補正             ││       │       第3条 地方債の補正               │├───────┼────────────────────────────────┤│       │議案第42号 資金の積立てに関する基金条例の一部を改正する条例制定││       │      について                      ││       │                                ││       │議案第43号 平成20年度伊万里市一般会計補正予算(第6号)について││文教厚生委員会│      のうち                       ││       │       第1条 歳出  第3款 民 生 費        ││       │            〃   第10款 教 育 費        ││       │                                ││       │議案第44号 平成20年度伊万里市介護保険特別会計補正予算(第4号)││       │      について                      │├───────┼────────────────────────────────┤│       │議案第43号 平成20年度伊万里市一般会計補正予算(第6号)について││       │      のうち                       ││産業建設委員会│       第1条 歳出  第6款 農林水産業費       ││       │            〃   第7款 商 工 費        ││       │            〃   第8款 土 木 費        │└───────┴────────────────────────────────┘1.会議の顛末                (午前10時 開議) △日程第1 一般市政に対する質問 ○議長(前田教一)  おはようございます。定刻、定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。  引き続き一般市政に対する質問を行います。  質問の順番により、18番前田儀三郎議員。 ◆18番(前田儀三郎) (登壇)  おはようございます。今議会、一般市政に対する質問の3日目になります。今議会は、開会5日目に平成20年度の補正予算議案のみを討論、採決したところでございます。  また、今月13日には市内8カ所の中学校の卒業式が挙行されまして、私の母校である国見中学校の卒業式に出席させていただきました。15歳の子どもたちが義務教育を終え、それぞれの進路を決めて、再出発でもあろうかと思います。  また、14日には県道黒川松島線バイパスの一部開通式が寒い中とり行われましたが、来賓のあいさつの中に、一部が開通したのであって、今後全線開通できるよう関係各位の御協力をという言葉がありました。  さて、私の一般市政に対する質問でございますけれども、今回は3問取り上げました。通告の順番に沿って質問したいと思います。  大きい1番目の道路特定財源の一般財源化に伴う本市への影響についてであります。  道路特定財源については、議場におられる方々は御存じかと思いますけども、一般市民に対して少し説明を行いたいと思います。  当時、衆議院議員だった田中角栄氏が、ほか国会議員らの議員立法でつくられております。昭和28年、1953年に道路整備費の財源等に関する臨時措置法として制定され、また、その翌年には揮発油税を特定財源として、第1次道路整備5カ年計画が発足いたしております。その後、昭和33年には、道路整備費の財源等に関する臨時措置法を廃止し、道路整備緊急措置法を施行、道路整備特別会計を設置されております。昭和43年に自動車取得税を創設、昭和46年には自動車重量税、自動車重量譲与税を創設、平成15年に道路整備緊急措置法を道路整備費の財源等の特例に関する法律に改正し、道路整備5カ年計画を社会資本整備重点計画に統合されております。  いろいろ申し上げましたが、要するに道路特定財源は受益者負担で、つまり自動車の所有者やその燃料を使用した人たちが払っているのが現状であります。  そこで、ガソリン税は1リットル当たり48.6円、これは暫定税率を含んでおりますが、自動車重量税、自家用車の場合は6,300円、これは0.5トンの計算であります。地方道路税の税率は5.2円の1リットル当たりになっておりますが、それに自動車取得税が自動車の場合は税率、取得価格の5%等々の税金をユーザーが納めているのが現状であります。  私が申し上げたいのは、都市では公共交通機関が整備されており、移動には不便を感じないのではないかと思うのであります。一方、地方の公共交通機関は赤字経営で、便数が少なく不便を感じております。交通弱者の対応に地方の自治体は苦慮しているのが現状であります。また、自家用車の保有者は、地方では1人1台が必要で、1家族何台も所有しているのが現状であります。自動車がないと生活自体が成り立たない現状であります。
     そこで今回、道路特定財源が一般財源化されそうですが、本市において道路整備事業に影響はないのかお尋ねします。また、西九州自動車道の工事が始まっておりますが、その影響がないのか答弁をいただきたい。  次に、2問目の新統合病院の開設後の跡地の課題について質問いたします。  今回も新統合病院に関する一般質問が行われたところでございます。また、今までも何人もの議員が取り上げてきました。新統合病院の経営、地域医療等については重複を避け、新統合病院が開設された後の現在の市民病院がどうなるのか、地元の住民が大変心配いたしております。新統合病院の開設予定は平成23年4月とされておりますが、その後の跡地利用について質問いたしたいと思います。  現在の市民病院は、以前は二里村立病院として運営いたしておりました。昭和29年4月に2町7カ村が合併して、現在の伊万里市が誕生しております。いわゆる昭和の大合併であります。現在の市民病院は、私、子どもの時代は避病院と呼んでおりました。そこで長老たちの話に、市民病院について聞くと、以前は隔離病棟があって、そこに病人を隔離したと言っていたようです。昭和17年に撮った二里村立隔離病舎の写真が出てまいりました。戦前、戦中は、赤痢、コレラ等々の伝染病患者が多く発生いたしておったようです。もちろん死者も多く出たそうです。そこで、地元の有志たちが土地や浄財を出し合って、二里村立隔離病舎ができたようです。歴史的にも地元の思いは強く、今まで見守ってきた病院がなくなり、その後の経過を大変心配しているのが現状であります。今すぐなくなるという考えは持っておられませんが、成り行きを心配しておられますのは確かです。今後、地元の意向を酌んでいただき、新統合病院の開院と同時期に何かの提案が示されるよう配慮が必要かと考えるが、答弁をいただきたい。  次に、第3問目の第4工業用水道事業について質問いたします。  第4工業用水道事業については、市民はもとより、多くの議員が一般質問に取り組まれております。今回も第4工業用水道事業について一般質問が出たところでございますが、今までの工事の進捗状況と現状等々の質問に対して、水道部長が答弁を行っておりますので、重複を避け質問させていただきます。  ことしの7月1日の供用開始に向けて鋭意努力されている旨の答弁がありましたが、当初計画より多少おくれているのが現状で、7月の供用開始は企業と県、市の三者契約になっており、是が非でも守らなくてはなりません。そういうふうな答弁があったと記憶しております。現在は締切堤防の上部工事を行っているとの説明がありましたが、確認をいたします。  締切堤防の上部工事を行うに当たって、今海水を締切堤防内に取り込んでおられますが、外圧と内側の圧力を少なくするための取り入れと理解していいわけですよね、確認いたします。  締切堤防の上部工事が3月末で終了して、4月以降、堤防内の海水を排水し、5月から取水開始を行うという計画、答弁されておりますが、これも確認いたします。  そこで、今後の課題として有田川からの取水、導水について質問いたします。  5月からの取水を開始するとのことですが、有田川2号堰から農業用水が取水されます有田川右岸側の下流部では早期栽培が始まっており、慣行水利権である農作業に影響がないようにお願いいたしたいと思います。ことしは雨が多く、水量も多くあるんではないかと考えますが、この先のことはわかりません。今までも何年かごとに降雨量が少ない年もありましたが、ことしは特に降雨量が多いことを願うばかりです。  昨年の12月19日に、有田川水系伊万里地区連絡会の会議がありました。今までは有田川の水利については余り心配いたしておりませんでしたが、今回の第4工業用水道事業の豊水の権利が出てまいりました。本当に有田川の水量は大丈夫なのか、心配でなりません。二里大橋の上から毎日のように1号堰から越流しているかを確認いたしているところでございます。  そこで、5月、6月の2カ月で有田川から取水の量はどのくらいになるのでしょうか。仮に1日3万2,000トンの取水を行ったとして、毎日60日間取水したとして192万トンで、計画の250万トンには届かないと考えますが、水道部のほうのお考えはどうなのかお答えいただいて、これで1回目の質問を終わります。 ○議長(前田教一)  建設部長。 ◎建設部長(浦川富美男) (登壇)  おはようございます。前田議員の御質問にお答えいたします。  道路特定財源の一般財源化に伴う本市への影響について、その中で、西九州自動車道の進捗について、まずお答えをいたします。  伊万里市域を通ります西九州自動車道は、唐津との境から府招の東インターまで、これを唐津伊万里道路、東インターから東山代町の西インターを伊万里道路、西インターから浦ノ崎の県境までを伊万里松浦道路として区間を切られておりますので、それぞれの区間について現在の進捗を回答いたします。  唐津伊万里道路の伊万里市域の約7.5キロ区間につきましては、平成17年度より用地買収に着手され、20年度は南波多町高瀬地区におきまして、高瀬橋と住吉橋の橋梁工事に着手されています。原屋敷から府招におきましては昨年6月より、また、水留から重橋につきましても昨年12月より用地協議に入られており、用地がある程度完了したところから順次工事に着手される予定と聞いております。  伊万里道路の南波多町府招の伊万里東インターから東山代町長浜の伊万里西インター間約6.6キロにつきましては、平成19年度に一部の区間を除いて路線測量が完了しており、平成20年度には道路の必要幅を決めるための地質調査や予備設計が実施されています。平成21年度には、地元に設計説明がなされる予定であります。  伊万里松浦道路の伊万里西インターから県境間の約10.1キロのうち、山代インターから県境間の約3.2キロメートル間については、平成19年12月よりいち早く用地買収に着手され、現在の用地進捗率は約8割で、昨年末には浦ノ崎地区の盛り土の工事や、ことし2月には佐代川にかかります橋梁の下部工の工事も発注されております。また、伊万里西インターから楠久インター間については、平成19年度に路線測量が完了しており、平成21年度に地質調査に入られる予定であります。  次に、一般財源化に伴いまして、市道への影響はということでございます。  現在、建設課内において道路改良を取り組んでおりますけれども、21年度予算ベースでいきますと、補助事業の3つの事業で5つの路線を、そして全額起債対象の辺地対策事業で2路線、それに県の振興資金を借りて9路線、合わせまして16路線の道路改良に取り組んでおります。その中で、いわゆる道路特定財源をいただいている事業としましては、地方道路交付金事業の1路線でございます。今取り組んでおりますのは、松浦町を通ります市道提川川西線を平成19年度から平成23年度までの5カ年間を施工期間として、延長720メートル、車道部2車線の歩道部幅3.5メートルを施工しております。  この路線改良の影響でございますが、道路特定財源の一般財源化に伴い、現在施工中である地方道路交付金事業の財源、地方道路整備臨時交付金が廃止され、新たに地域活力基盤創造交付金、これ仮称でございますが、これが創設される見通しであり、地域環境整備にも配慮された事業内容と聞いております。詳細については、今後の国及び県からの通知を待たなければならない状況であります。  以上でございます。 ○議長(前田教一)  市民病院事務長。 ◎市民病院事務局事務長(米田秀次) (登壇)  おはようございます。前田儀三郎議員の統合病院に伴う市民病院の跡地の課題についてお答えをいたします。  現在の市民病院は、昭和28年8月に二里村立病院として開設以来、当地において地域の皆様に医療を提供して今日に至っております。  土地建物の概要を若干申し上げますと、敷地面積が1万2,312平方メートル、建物は昭和54年に改築された本館は鉄筋コンクリートづくりの地下1階、地上4階でございまして、延べ面積が4,382平方メートルでございます。また、先ほど一部病院の過去の経緯の御説明ございましたけれども、平成12年に旧伝染病棟を市民病院に移管した、現在東病棟と言っておりますけれども、これが鉄筋コンクリートづくりの3階建てでございまして、延べ面積が884平方メートルでございます。それから、附属建物として、医師の住宅を4棟有しております。いずれも建築年数が古いことから、建物の老朽化が進んでおります。  そのような状況の中で、病院統合後の現在の市民病院が利用されず、廃墟になるのではないかという議員の御心配の向きももっともなことだろうと思われます。しかしながら、現段階では病院統合後をどうするかは検討をいたしておりませんが、議員と同じように、我々としてもそれは課題であると考えております。  したがいまして、そこで病院統合後によって病院事業は終了するわけでございますので、残された建物とその敷地につきましては、今後の利活用を含め、市の担当部署などと十分協議をして、病院跡地の取り扱い方針を決めていきたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。 ○議長(前田教一)  水道部長。 ◎水道部長(尾形洋一郎) (登壇)  前田議員の御質問にお答えをしたいと思います。  まず確認ということで、工程のお話がございましたので、申し上げたいと思います。  現在、2カ所の上部工工事をするために海水を戻しておりまして、3月末をめどに7月の時点で、特に変位の大きかった2カ所の上部工の工事を行っているところでございます。4月以降、本格的な貯水池内の海水の排水を行い、塩分除去のための最終的な対応や施設の点検などを実施した後に、5月になってから有田川の水を本格的に導水し、貯水をする予定でございます。したがいまして、お話がありましたように、当初の予定より少しスケジュール的にはおくれることにはなりますけれども、本格的に導水をする時期が梅雨の時期、また過去のデータなどから7月の給水には十分間に合うものというふうに思っているところでございます。  それから、2号堰からの早期取水に関連をして、農業用水の取水ができるのかというようなお話でございましたけれども、今回、第4工業用水道で水利権を申請いたしておりますのは豊水水利権でございまして、河川でいわゆる取水できるときにしかとれないという水利権でございます。したがいまして、現在は有田川におけます水利の利用の中で、まず農業者の皆様のための慣行水利権、それが第1次の水利権でございまして、それに続きまして、上水道の日量2万2,000トンの水利権がございます。  それから、これも豊水水利権ですけれども、第1工業用水道の水利権として日量7,000トン(266ページで訂正)というふうになっております。ただ、これも第1工業用水も豊水水利権でございますので、有田川から取水できないときはとれないということになっております。そのために長浜ダムという貯水池をつくっているというふうな状況でございます。したがいまして、2号堰から早期に農業用に取水をされるということがありましても、工業用水を優先して農業用水をストップするということはございませんので、御確認をいただきたいというふうに思います。  それから、5月、6月の2カ月で水は大丈夫なのかという質問だったと思います。  日量、1日に最高取水が6万9,120トンまではできるという、これはいわゆるデータを整理した数字でございますけれども、この水量が取水できますと、日量2万5,000トン仮に企業にお配りをしましても、4万4,120トンが貯水池にたまっていくというような形でございます。したがいまして、そういった形で、先ほどのお話でございますけれども、仮に4万4,000トン毎日たまっていくというふうなことになりますと、60日間では約250万トン十分たまるというふうな計算でございますので、これもあくまでもためるのは2万5,000トンの給水をするために不足する水がないようにというふうなことでためるわけでございますので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(前田教一)  前田儀三郎議員。 ◆18番(前田儀三郎)  それでは、一問一答で順番に沿って質問していきたいと思います。  今、建設部長のほうから答弁がありましたけれども、伊万里市にとっては影響は少ないんじゃないかというような答弁だったかと思います。最後に出てきました地域活力基盤創造交付金、これは仮称ということですけれども、もう少しこの辺の事業内容、あるいは市の取り組み等について、答弁がありましたら答弁をいただきたいと思います。 ○議長(前田教一)  建設部長。 ◎建設部長(浦川富美男)  現在、伊万里市が取り組んでおります提川川西線、これが交付金の名称が地方道路整備臨時交付金ということで、いわゆる道路特定財源が充てられているということでございます。これが国の方針によりまして、いわゆる廃止されると。特定財源からのものが廃止されるということで、今国においては、先ほど紹介しました地域活力基盤創造交付金というのが新たに創設されるということで、そちらのほうからの補助金で、伊万里市の今取り組んでいる道路改良についてはやっていけるというふうに考えております。  ここで、今の提川川西線は19年度から23年度の完成予定で進めているわけですけれども、21年度からは財源が変わりますよということであって、我々としましては、23年の完成に向けまして工事の進捗を図ってまいりたいと、こういうふうに考えております。 ○議長(前田教一)  前田儀三郎議員。 ◆18番(前田儀三郎)  それで、市民は非常に道路に関しては関心事だろうと思いますし、要望も多かろうと思います。その中で、今後、今、西九州自動車道のほうの答弁がありましたけれども、そのほかに国、県直轄の事業も行われておりますし、今後、市民の足となる生活道路に対しての影響はどうなのかお聞きしたいと思います。 ○議長(前田教一)  建設部長。 ◎建設部長(浦川富美男)  いわゆる国が道路財源の見直しをやるということでございまして、先ほどから回答していますように、今、伊万里市が伊万里市の事業として特定財源を活用していますのは1路線だけですよと。あとは県の振興資金を使ったり、あるいは市の単独でやっておりますので、道路特定財源が変わるということで市の道路改良には特段大きな影響はないと。ただ、こういう厳しい財政状況でございますので、道路改良の事業費とか路線の数、こういったものはだんだん厳しくなるのかなと、そういうふうに考えております。 ○議長(前田教一)  前田儀三郎議員。 ◆18番(前田儀三郎)  最後に、国も県も本市も含めて、道路行政の要望が多いというような話をお聞きしております。特に今回、国交省のほうの話をお伺いしたところ、やっぱり国に対しても道路整備に関する要望が多いということでお聞きしております。今後、道路行政については努力していただいて、市民の要請に取り組んでいただきたいと、こういうふうに要望するところであります。  次に、新統合病院に伴う市民病院の跡地の課題について再度質問いたします。  現時点では検討していないとの答弁だったですけれども、それは理解するとして、平成19年11月13日に地域医療整備対策調査特別委員会で、視察で宮崎県の串間市民病院を視察いたしました。平成17年3月に新病院が完成しておりますが、その串間市の古い旧市民病院の跡地はどうなっているんですかとお聞きしましたところ、担当の職員さんが、串間市の中心市街地に旧市民病院はありましたが、現時点では空き家でございます、そういう答えが返ってきました。  今、事務長も、空き家に、あるいは廃墟にしてはいけませんよという答弁があったかと思いますけれども、それで伊万里の市民病院も空き家では困りますし、ましてや廃墟にしてもらっては、なおさらのこと先人たちの苦労が報われない、そういう感じがしております。残された2年間のうちに何らかの手だてをお願いしたい。また、国や県の施設ができれば、あるいは民間の施設でも、市民みんなが利用できる施設ができれば、さっきも申しましたように先人たちの苦労も報われるのではないでしょうか。市民病院跡地も有効利用がされれば理解を得られるものと私は考えております。  市長の政治判断も必要かと思われますが、市長の答弁をいただきたいと思いますけれども、道路特定財源の件、市民病院跡地の件、この後、第4工業用水道の件、まとめて最後に市長の答弁をいただければと思います。  市民病院事務長にいろいろ申し上げましたが、何かそこら辺、幾つかつけ加えることがあれば答弁をいただきたいと思いますけれども、いかがですか。 ○議長(前田教一)  病院事務長。 ◎市民病院事務局事務長(米田秀次)  質問に御回答いたします。  今、先進事例の調査などについて質問等もございまして、私どもも先ほど御答弁申し上げましたように、跡地の利活用を含めて、その辺は十分検討していきたいと考えているところでございます。 ○議長(前田教一)  前田儀三郎議員。 ◆18番(前田儀三郎)  これちょうど時間的にあと2年近くありますので、今後私も見守っていきたいし、今後また取り上げるかもわかりませんけれども、今後の課題として質問を終わります。  次に、第4工業用水道事業についての質問に移ります。  有田川は御存じのとおりに、上水道、第1工業用水道、農業用慣行水利権等々の利用が行われておりますが、今回、第4工業用水道事業の豊水の取水が始まります。  この河川の利用度が全国的にも非常に高い河川ではないかとお聞きしているところでございます。平成14年から平成20年までの降雨量のデータを見てみますと、9月から翌年の3月、4月、この月の降雨量が非常に少なく、本当に取水が可能なのか、その辺のお考えをお示しいただきたい。 ○議長(前田教一)  水道部長。 ◎水道部長(尾形洋一郎)  お答えする前に、先ほどの答弁の中で、ちょっと私が誤った表現の仕方をしていたようでございます。訂正をさせていただきたいと思います。  第1工業用水道の取水を1日7,000トンというふうに申し上げたと思いますけれども、正しくは1万2,000トンの取水でございます。7,000トンといいますのは、企業様へお配りをする水量の最高が7,000トンということでございますので、差し引き5,000トンが余裕のあるときに長浜ダムへ貯水をしているというふうなことで御理解いただきたいというふうに思います。  それでは、お答えをしたいと思います。  お話がありましたように、有田川につきましては、以前から農業用水や生活用水など、さまざまな水利用がなされてきた河川ではないかというふうに思っております。第1工業用水道につきましても、有田川からの年間を通した安定的な取水は困難であるというふうなことから、長浜ダムを建設し、取水できないときに備えたことからもうかがえますように、河川から必要な水量を安定的に取水するというよりも、余剰水が流れているときに取水をし、渇水期など水量が少なくて取水できない時期には、改めて貯水しておいた水を利用するという水利用を行うことが必要な河川であるというふうな認識を持っているところでございます。  このような有田川で新たに第4工業用水道を計画したわけでございますけれども、この計画に当たりましては、過去のデータ等の調査の中から、先ほど申し上げましたように、1日最大6万9,120トンぐらいは取水できる日がありますということでございまして、各企業へお配りする水の量は最高2万5,000トンでございますので、その差の分、満水ということになりますと4万4,120トンになるわけですけれども、こういった水を有田川から取水できないときに、久原につくります貯水池のほうへ貯水をするというようなことになるわけでございます。  過去40年のデータから10年に一度の確率で起こるだろうと思われる渇水を想定した場合、取水できない日が年間約88日間というふうに見込まれております。この取水できない日にも企業へは給水を行わないといけないということでございますので、仮にその88日間が連続いたしたとしても、必要な原水を十分ためておくというようなことが必要になるわけであります。  そういうふうなことから、久原の貯木場跡に貯水池を建設することになったわけでございますけれども、言いかえますと、第4工業用水道は有田川からの余剰水の取水と10年に一度の確率で想定される渇水を前提とした設計になっておりまして、有田川からの取水で安定した給水ができるような工業用水であるというふうに考えておるところであります。 ○議長(前田教一)  前田儀三郎議員。 ◆18番(前田儀三郎)  今までのデータ、あるいは机上ではそういうふうな計算になろうかと思いますけれども、有田川の農業用水、取水にかかわる2号井堰から4号井堰までの可動堰について、現在はそれぞれの行政区で役員さん、あるいはそのほかの担当の方たちが維持管理を行っております。この担当の役員さん、あるいは農業に携わる方たちの高齢化が進んでおりまして、もちろん責任も重大であります。これから先を考えますと、心配の一つでもありますし、上水道、工業用水道の効率的な原水確保の観点から見ても、今後はこの3つといいますか、4つといいますか、の可動井堰を一元的に管理運営したほうがいいと考えますが、市の考えはどうなのかお示しいただきたい。 ○議長(前田教一)  水道部長。 ◎水道部長(尾形洋一郎)
     ただいま御指摘がございましたように、現在、有田川には1号堰、いわゆる私ども水道が利用している1号堰の上に、川東堰2号堰、大黒堰3号堰、大井手井堰4号堰という3つの農業用の井堰がありますけれども、いずれも可動堰でございます。これを市で一元的に管理をしたらどうかということでお話がありましたけれども、私どももそのようなことが可能であれば、ぜひそのようにさせていただきたいというような考え方を持っておりまして、現在それぞれの堰の管理者でありますところの地元の水利組合等の代表者との協議を進めているところでございます。 ○議長(前田教一)  産業部長。 ◎産業部長(中島善博)  重複した形になろうかと思いますけど、農業面でのということでお答えをさせていただきたいと思います。  有田川に設置されております井堰、この一元管理につきましては、先ほど水道部長申されたようなところであるわけですが、議員御指摘のように、管理員の高齢化、こういうこともございまして、豪雨時における水門操作、あるいは水門にかかったごみの除去と申しますか、こういった取水管理におきまして、転落、あるいは滑落、こういった危険性が伴うこともございまして、市のほうへ委託のお話もあっておりまして、現在協議をしているというふうなところでございます。  これら3つの井堰は農業用施設でございますので、基本的には管理は受益者で管理するというのが原則でございますが、市で一元的な管理をすることによって、有田川河川水を安定的に、また効率的に活用できるというものがございますので、前向きに協議を重ねているところでございます。 ○議長(前田教一)  前田儀三郎議員。 ◆18番(前田儀三郎)  市のほうの考えもそういう方向で考えておるというふうな答弁だったかと思います。今、産業部長のほうから答弁がありましたが、2号堰から4号堰までの一元管理化の運営について協議をしておるという段階かと思いますけれども、それじゃ、行政区や、あるいは農業水利者等々への説明、あるいは市のほうの考えをお示ししている段階かと思いますけれども、どの辺まで進んでいるのかお聞きしたいと思います。 ○議長(前田教一)  産業部長。 ◎産業部長(中島善博)  協議の内容はどの辺までの進捗かということでございます。若干経過等を踏まえましてお答えをいたしたいと思います。  1号堰を除きます3つの堰、これにつきましては、具体的には水利組合長等の協議は20年1月に初めて合同で行っております。その後につきましては、最上流部に位置しております4号の水利組合長さんと積極的に協議を重ねているというところでございます。  2号堰につきましては八谷搦水利組合の理事会に、3号堰から取水されております東山代干拓土地改良区につきましては、これも理事会に、そして大里区の役員会に出向きまして説明を行っております。  最終的には、それぞれの水利組合等の総会におきまして、市の一元的な管理につきまして再度説明を行い、関係者の総意のもと、それぞれの水利組合ごとに井堰の維持管理に関する協定と申しますか、これを締結していただくということで協議を進めているところでございます。 ○議長(前田教一)  前田儀三郎議員。 ◆18番(前田儀三郎)  ことしの1月からそういうふうな地区に説明に伺っているということですけれども、じゃあ、その役員さんたちには確かにそういうふうな説明があったかと思いますけれども、実際そこに農業をしておられる方たちの反応はいかがですか。 ○議長(前田教一)  産業部長。 ◎産業部長(中島善博)  先ほど申しましたように、今、代表者の方とお話を進めておりまして、先ほども申しましたように、最終的には関係者の総意ということで、改めてまた説明会を行いということで、そのときに具体的なお話等は出てこようかということで思っております。 ○議長(前田教一)  前田儀三郎議員。 ◆18番(前田儀三郎)  確かに、これは農業者にしては非常に関心事だろうと思います。それが農業を行っておられる方たちまでに浸透しているのかしていないのか、私にはまだ判断しかねますけれども、非常に我々農業者にしては水というのは大事な水なので、それを確かに慣行水利権で優先的にも権利がありますけれども、心配されるのが地元の農業を営んでいる皆さんだろうと思います。この辺を間違わないように今後説明をお願いしたいと思います。  次に、今出ました4号井堰の改修についてお尋ねいたします。  平成21年度の当初予算に上がっております農業用河川工作物応急対策事業、金額として1,905万4千円の件ですが、事業期間が4カ年にわたる長い期間を要するという説明をいただきました。もちろん今まで2号井堰、3号井堰は、そういうふうな油圧関係の損傷が激しく、改修をしていただいております。これが4カ年もかかるというのは、確かにあそこは普通の可動井堰よりも1門多く3門ありますけれども、大々的に工事費もかさむんじゃなかろうかと思います。これを話によりますと、3つある中の真ん中を21年度は処置をするんだという説明を受けましたけれども、これは4年間は余りにも長過ぎますし、その間、災害でも起きたら大変なことになるということで、地元の役員さんも心配しておられますが、執行部の考えをお聞きしたいと思いますけれども、いかがですか。 ○議長(前田教一)  産業部長。 ◎産業部長(中島善博)  前田議員おっしゃいますように、状況等につきましては十分認識をいたしておりまして、関係機関への働きかけも行っているところでございます。先ほど御質問の中にもございましたように、21年度予算の中にも計上いたしまして、早急に進めていくということにいたしておりますので、今後3年、早い時期に整備できるように努めてまいりたいということで考えております。 ○議長(前田教一)  前田儀三郎議員。 ◆18番(前田儀三郎)  4年が3年、あるいは2年で完成できるように努力していただきたいと思います。  それでは、最後に市長からの答弁をいただきたいと思いますけれども、この道路財源も、あるいは市民病院の跡地も、この最後の第4工水にかかわる有田川の取水に関しても、最後は市長の政治的判断も必要かなという感じがいたしまして、市長に答弁をいただきたいと思います。  というのは、道路財源は心配していないよという部長の答えでしたけれども、我々市民は道路行政に関しては非常に関心事がありますし、これが特定財源から一般財源に移る。そしたら、今まで道路ができていた部分が、またできないかもわからないし、今まで3年でできた道路が5年も10年もかかるんじゃなかろうかという心配事が市民の方にはあろうかと思います。  それと、市民病院の件ですけれども、これも今後、やっぱり市長がトップとなって、国や県の施設が来れば、もう本当に地元に喜ばれると思いますけれども、その辺の課題、今からの課題かと思いますけれども、市長のお考え、それから、この第4工水にかかわる有田川の本当に、この短い有田川の距離ですけれども、私は全国的にも珍しいんじゃないかと認識しておりますけれども、その辺を含めながら、地元の協力なしにはこの第4工水の取水もできないんじゃないか。あるいは10年に一度の大干ばつ、今までもたびたびありましたけれども、ことしみたいに雨の多い年は心配しなくていいんですけれども、私が心配するのは、干ばつのときにどういうふうな対応をしますか。確かに、それは水がないのは企業に供給できない部分があろうかと思いますけれども、その辺を含めて、最後、市長の答弁をいただければと思います。 ○議長(前田教一)  ただいまの前田議員の質問は、今回、一問一答ということで選択をされております。本来であれば一問一答で市長にお願いをするというのが筋でありますが、既にもう述べられましたので、今回については一括で答弁されることを許可いたします。市長。 ◎市長(塚部芳和) (登壇)  まず、有田川のほうから、ちょっと私の考え方を申し上げたいと思っております。  昔から「水を制する者は国を制する」という言葉があるわけですけれども、それだけ治水、あるいはまた利水については、国づくりに大変重要だというようなことで、水は確かに天からの恵みではありますけれども、やはり農業用水、あるいはまた生活用水含めて、その水の大切さというのが昔から言われてきたわけでございます。そういう中で、水をめぐる争いあたりも全然あっていないわけではない、特に干ばつのときには各地でそういうことが行われるわけです。  そういう中で、伊万里市におきましては、有田川という限られた水がめ、水源の中で、今回、工業用水に利用させていただくわけでございますけれども、まずもって今日まで有田川を農業用水等々御利用なされております関係各位の皆様に心よりお礼を申し上げたいと思っております。今後、この有田川の水につきましては、農業用水、あるいはまた工業用水、あるいはまた水道水として3つの利用というような中で利用させていただく、フル回転をする有田川になるわけでございますので、先ほど来言われております、まず井堰の管理、又川堰1号堰から2号堰、3号堰、4号堰、上流にずっとずっと行っております川東、大国、大井手堰、この管理につきましては、確かに私も一元管理というのができれば一番最善の方策ではないのかなという考え方を持っております。  確かに2号堰、3号堰、4号堰、3つにつきましては、農業用水の堰でありますけれども、一元的に市がもし委託をいただく、あるいはまた農業関係の皆様のそういう御理解がいただければ、当然管理をする中には、管理をするためにはお互いがいろいろと話し合いをして、そしてまた水の利用、あるいは干ばつのとき等々、あるいはまた農業用水として必要なとき等には、お互いがそれぞれ話し合いを市と農業水利者の皆さんとしていかなければなりませんけれども、管理そのものを、もしそれは一元的にしたほうが一番有田川全体の限られた水を効率的に利用できるという観点であれば、そういうことであれば、お互い今後また先ほど来両部長が答弁しておりますように、話し合いをしながら管理させていただくことについては私はやぶさかではないと、このように思っておるところでございます。  そういう中で、今回、工業用水を久原の海面貯木場に貯水をさせるわけでございますけれども、基本的には先ほど来部長が答弁しますように、あくまでも農業用水の必要なときはとらないと。余剰水をこれはいただくんだというようなことでございますので、本来は、いつもいつもこの水がとれれば、ああいうため池をつくる必要も何もないんですけれども、いつもとれないから、あえてため池をつくらなければならないというのが発想の原点であるわけですね。中山間地どこでもため池がありますけれども、農業用のため池というのは、いつも水がとれないから一時貯留してため池をつくっておくんだということでございますので、その基本的な原理は何ら変わらないわけですけれども、水文調査の中で88日仮に雨が降らんかったら、やっぱりある意味ではパンクするというのは、これは事実ですね。しかし、そのときがあってはならないんですけど、これは絶対ないとはこれまで断言できないと思っております。どこでも農業用水あたりが確かに雨が降らなくて、もうため池が底まで干上がってきたというときには、皆さん、もう本当にびっくりされてにっちもさっちも困られるわけで、最終的にはもう雨ごいをされるんですけれども、伊万里市ももう雨ごいをせんといかんような状況にもなるようになりかねない。こういうことも決してないとは私は言えないと思っております。しかし、実際そうなったときに、確かに企業としては、これまた困るというのが現状だと思うんですね。フル回転、フル稼働を工場がした場合に、1日2万5,000トンの水が必要という中で、果たして88日雨が降らんかったら、完全にあそこが使えないようになる。これは大変なことだろうと、このように思っております。  そのときには、非常に我々も一体全体どういうふうなことをするのかという答えを出せと言われたら、本当に何の答えもないんですけれども、科学的に一番いい方法は、最近言われております有田川の上流部あたりに人工の雨を降らせるというようなことが、佐世保市あたりでもちょっと検討されておりますけれども、そんなにお金もかからないような感じなんですけど、場合によっては将来的な一つの科学が発展した時代には、そういうふうなことも想定をしなければならないことが、時代が来るかもしれません。これについては深く言及を避けたいと思いますけれども、いずれにいたしましても、原理的にはため池という原理で、有田川の水を今後ともお互いにお世話になっていくわけでございますので、基本的には農業用水を大切にしながら、そしてまた、一滴たりとも無駄にしない有田川の効率的な水利用という観点に立って、市といたしましても一元管理、こういうことについて前向きに地元の皆さんと話し合いをさせていただきたいと、このように思っております。  2点目の伊万里市民病院の跡地の問題、確かにまだ我々も庁内でも、この跡地問題、はっきり申しまして、検討会、あるいはまたいろいろと協議をしたこともございません。確かにそういう中で、2年後の開院という中で、あそこがどうなるのかということで皆さんが心配されていると私も思っておりまして、歴史的には、やはり二里村立病院の流れをくむ、そしてまた、あの地域が今、農林高等学校があるからいいけれども、やっぱり市民病院がなくなったら、あの地域が私は空洞化するというか、寂しくなるんじゃないかなという、そういう思いでいっぱいでございます。したがいまして、今後、病院跡地の利活用問題、あるいはまた建物も含めた利活用問題については、市だけで検討するんじゃなくして、ある意味では市民の皆様からの公募も含めた利活用のいろんな提案あたりもちょっとお受けしたいなと、このようにも私個人的にも思っております。  そういう中で、市、そしてまた議会の皆さんあたりとのいろんないい知恵が出てくるかもしれないし、一方では、私自身の思いは、あそこに例えば専門学校とか、専門学校いろいろありますね。介護の専門、あるいは調理の専門、いろんな専門学校があるんですけど、そういう学校あたりの誘致あたりができないのかなということも私自身もいろいろといろんなところで考えさせていただいておったりしておるところでございます。いい意味でのいろんな利活用ができればいいし、全寮制あたりとしても、あれ使えるんじゃないかなという気がしておりまして、もっともっと私は大きく、この利活用についてはふろしきを広げておくほうがいいんじゃないかなという気がしておりまして、そういうふうな意味では、あと2年間ありますので、皆さんとともに市民の皆様を含めて利活用、今後のそういう病院の跡地対策について検討してまいりたいと、このように思っております。  最後の道路特定財源の一般財源化でございます。確かに道路特定財源が持っている意味ということからいたしますと、今回の一般財源化につきましては、道路だけをいわゆる整備をするという財源が、限られた財源がなくなったわけでございますので、それぞれの道路の整備については、大変私は基本的には痛手をこうむったというふうに思っております。  そういう観点で、道路特定財源の維持ということで伊万里市も働きかけをしていたところでございますけれども、今回、一般財源化になっておりますので、それは仕方ないわけでございますけれども、しかし、伊万里市の市道だけでも延長900キロメートル、もう既に超えております、総延長がですね。名古屋ぐらいまで、伊万里からですね、それぐらいの総距離でございまして、まだまだ伊万里市の市域も広うございますので、しかも市道のみならず、県道、国道、あるいはこういう高速道路もあるという中で、まだまだ伊万里市におきましては道路整備がおくれている現状でございます。  そういう中で、財源をいかに確保して、道路の整備をしていくかということは大変重要なことでございまして、議員先ほど申されましたように、やはり一番陳情といいますか、要望が多いのは道路でございます。これは市に対しても市長に対してもそうです。県に対しても知事に対してもそうです。あるいは国に対しても道路の要望が一番多いということでございます。  そういう中で、現在、麻生総理大臣あたりにつきましては、地方重視という中で、道路の整備についてはまだおくれているという認識の中で、いろいろと財源の対策等も考慮をされているわけでございますので、私たちが道路を整備する一つの大きなポイントに上げておりますのは、国とか県、あるいはいろんな起債を含めた制度事業をいかに利活用して道路を整備していくかということなんでございます。だから、ここら辺については、やっぱり道路の行政である我々に任せていただきたいと思っております。市の単独予算で道路を整備するということであれば、やはり財源的にも非常に厳しい。だから、我々が考えていかなければならないのは、いかに国、県のそういう制度事業を利活用していくか、ここに知恵を働かせる。これが建設課を含め、建設部の職員の役割であり、またそれをいかに使っていくか、その手法について、テクニックについてはプロである我々に任せていただいて、そして、そういうふうなものを利用して伊万里市の道路整備を少しでも前に前進させたい、こういうふうな気持ちでいっぱいでございます。  確かに道路特定財源、確かに全体的には痛いわけでございますけれども、国のほうといたしましても、先ほど来お話があっておりますように、それにかわる何らかのいろんな事業というのが創設されております。県についても創設されております。したがいまして、そういうふうなものを利用しながら、我々といたしましても事業に対処してまいりたいと、このように思っております。 ○議長(前田教一)  しばらく休憩いたします。                (午前10時59分 休憩)                (午前11時20分 再開) ○議長(前田教一)  会議を再開いたします。  一般市政に対する質問を行います。  順番により、23番下平議員。 ◆23番(下平美代) (登壇)  私は今回、2点の質問を通告いたしております。  1点目は、クレー射撃場の「閉鎖に向けて検討する」という06年12月議会の答弁、この答弁の検討の経緯と閉鎖の時期について、1点目の質問でございます。  散弾銃射撃場の問題については、今日まで質問を続けております。2年前の18年12月の議会で、市長は次のように答弁をなさいました。そろそろ決断を下さねばならないかなと考えております。そして、休止、廃止を視野に入れて関係団体と話し合いたい。さらに、教育委員会では、スポーツ振興審議会の答申を受けてスポーツ振興計画が策定されて、19年の7月に発表されておりますが、そのスポーツ振興審議会は各団体の代表、学識経験者合わせて10名で構成されておりますが、そこから答申を受けて、計画の中でスポーツの施設、整備充実、ここの項の中で散弾銃射撃場の鉛の問題について地域住民の不安も大きいことなどから、射撃場の廃止に向けて関係団体と協議を進めますと書かれています。  市長の答弁の背景には、利用者が9割は市外の人、市内は10人に1人が伊万里の人が利用していると。さらに、10日以上利用した人は7人ですと。クレー射撃協会の会員は20名、また、県には鉛弾をきれいに回収できる立派な射撃場がある。こういうことが市長答弁の背景にあったと思います。ですから、その後、庁内でどのような協議をなさったのか。関係団体とは、地元とは、それぞれに協議の経過をお尋ねいたします。さらに、現在の利用状況、4点に絞りたいと思います。  ことしは、年間何日間射撃場が開かれていましたか。そして、実際に射撃場で皆さんが射撃をなさった日は何日ですか。利用者の市内の人は何人で、市外の人は何人ですか。10日以上利用された人は何名ですか。協会の会員数は何名ですか。  以上、1点目の質問としておきます。  2点目は、「雇用促進住宅」の廃止方針に対する市の対応でございます。  伊万里には、たくさんの炭鉱がございました。エネルギー革命で炭鉱はすべて閉山です。当然、炭鉱の皆さんは離職、このときに皆さんの離職された後の職業訓練をということで、東山代には総合の職業訓練校がございました。今の社会状況を見るときに、こういう訓練校が今残っていなければいけなかったなというのをしみじみ思うことでございます。しかし、ここも独立行政法人の整理合理化に伴って廃止されています。ここには今、福祉団体の方たちが作業しておられますけれども、これらと並行して雇用保険の福祉事業の一環として、勤労者向けの雇用促進住宅が建てられました。伊万里には黒川と新天町にございます。新天町が先でございまして、昭和50年にでき上がっていて、4棟160戸の雇用促進住宅の住宅です。黒川は──ごめんなさい。新天町が50年、黒川がおくれて56年にできて、80戸の住宅ができております。ところが、今申しますように、整理合理化でここも廃止するという方針が平成13年12月の閣議決定でなされています。本当に職業訓練校にしろ、雇用促進住宅にしろ、たった今の現状に本当にそぐわないことだなという思いを深くするところでございます。廃止に向けて雇用・能力開発機構は、伊万里市にもそのことを打診しております。  一方、入居者には、黒川のほうには来年の11月をもって退去してくださいという通知と、それから説明会があっております。入居者の不安は当然です。最後までここで住めると思っていたのにという思いです。余りにも突然の退去通告、これはいろんな入居者の声も上がり、国会では野党議員の追及もあって、幾らか流動的になりつつはあるようですけれども、この機構から打診されて、伊万里市はどのように今日まで対応をなさっているのか、以上、初めの質問にします。 ○議長(前田教一)  教育部長。 ◎教育部長(江頭興宣) (登壇)  質問項目が多うございましたので、前後するかと思いますけれども、よろしくお願いいたします。  まず、散弾銃射撃場の開場日につきましては、平成19年度が206日、20年度が2月末まで189日となっております。このうち利用者が実際に射撃場を利用された実日数で見てみますと、19年度が150日で稼働率が72.8%、同じく平成20年度が92日で48.7%と減少傾向にあります。  それから、利用者につきましては、平成18年度は市内が82人、市外が1,034人の計1,116名でございます。19年度は市内が172人と倍増しておりまして、市外が939人の計1,111人となっておりまして、全体の利用数ではほとんど増減があっておりませんが、市内の利用者が増加いたしております。また、20年度は2月末現在で市内が88人、市外が774人の計862人となっておりまして、現在の状況では、平成19年度の利用者からは減少するものと思われます。  それから、クレー射撃協会の会員の方で、射撃場を年に10回以上利用された方でございますが、まず会員数は20名でございます。そのうち射撃場を年10回以上使用されている方につきましては、平成19年度が5名、20年度が2月末現在で4人となっております。  それから、18年の市長答弁から今日までに閉鎖に向けて取り組んだこと、庁内と協会と地元とに対して御質問がございましたので、まず庁内におきましては、閉鎖に向けた射撃場を長年にわたり運営を行っていただいております伊万里市クレー射撃協会の理解を得ることが基本的なことでありますので、現在クレー射撃協会との話し合いを行っているところでございます。また、その内容を必要に応じ市長にも報告しておりますし、後で出てまいりますが、地元区長会や環境対策協議会へも報告をいたしているところでございます。  また、クレー射撃協会並びに利用者の皆さんへの支障をできるだけ小さくするため、教習射撃場の指定がなされていなかった県の射撃研修センターの指定について県に要望を行いまして、その結果、平成20年8月29日付で指定を受けていただいたほか、他の公営射撃場の状況等の調査も行ったところでございます。  それから、クレー射撃協会に対してでございますが、平成18年12月の市議会の一般質問の後、直ちに市長がクレー射撃協会へ直接出向くなど、これまでに10回の協議を行ってきたところであります。しかしながら、一方では、19年8月に射撃場を継続してもらいたいとの要望書が市議会に提出されるなど、まだ閉鎖に対する御理解をいただけない状況となっております。  一方、地元に対しましては、平成19年6月に射撃場のある大川内町吉田区で射撃場環境対策協議会が設置されまして、他の公営射撃場の調査や周辺環境の監視などを行っていただくなど、日ごろから御協力をいただいているところでございます。私どもも協議会に出席をさせていただき、クレー射撃協会との協議の内容や水質検査の結果など、市の取り組み状況を定期的に報告させていただいているほか、本年2月の大川内町定例区長会においても射撃場の現状を報告させていただいたところでございます。  以上でございます。 ○議長(前田教一)  建設部長。 ◎建設部長(浦川富美男) (登壇)  下平議員の御質問にお答えいたします。  御質問は、雇用促進住宅の廃止方針に対する市の対応ということでございます。  議員からも紹介ありましたけれども、市内には2つの雇用促進の宿舎がございまして、新天町のが伊万里宿舎で4棟160戸ございます。黒川町には伊万里第2宿舎として3棟の80戸がございます。  雇用促進住宅につきましては、公共職業安定所の紹介等により、就職する方や配置転換、または出向等により転勤する方で、通勤圏外のため住居の移転を余儀なくされているなどの事情のある方の住宅の確保を目的に、独立行政法人雇用・能力開発機構が設置した施設であります。この住宅につきましては、行政改革大綱のもと、特殊法人等整理合理化計画の閣議決定を受けて、廃止や民営化、その他合理化を行うことになっております。その方針としては、平成19年2月に決められた19年から15年間をかけて雇用促進住宅を譲渡、廃止する。中間目標として、19年度から23年度にかけて全体の住宅の3分の1を譲渡、廃止するというふうな目標が掲げられております。  伊万里市に対する協議でございますが、機構のほうからは平成12年の12月と17年の7月に打診されておりまして、伊万里市といたしましては、いずれも財政面や譲渡価格の面などでお断りをしてまいりました。最も新しいところの協議では、昨年の2月に協議がございまして、平成20年度末までに市内への雇用促進住宅の譲渡の希望について回答するよう求められているところでございます。 ○議長(前田教一)  下平議員。 ◆23番(下平美代)
     それでは、射撃場のほうから質問に進みます。  まず、今年度の利用状況が示されましたけれども、この利用状況を見られて、閉鎖に向けて討議する、その討議の資料にこれはなりましたか、どうお考えになりましたか。 ○議長(前田教一)  教育部長。 ◎教育部長(江頭興宣)  利用状況は当然、協議するときには参考にいたしております。 ○議長(前田教一)  下平議員。 ◆23番(下平美代)  利用状況を改めて、みんなと一緒に考えてみたいと思います。年間に189日、射撃場はお店を開いておりました。ところが、ここに来て、実際射撃をなさった日は92日です。稼働率は50%を切ると思います。それと、利用者は市内が88人、市外の人は774人、1割が市内の人です。10日間以上利用された人は4人です。協会の会員の人は20人です。これは閉鎖に向けた大きい一つの資料になると思うのです。この実稼働、これが50%を切っていること、このことはどんなにお考えですか。 ○議長(前田教一)  教育部長。 ◎教育部長(江頭興宣)  確かに数字的には利用状況はかなり低いかと認識しております。 ○議長(前田教一)  下平議員。 ◆23番(下平美代)  関係団体、あるいは庁内、地元にそれぞれ検討したという答弁でございますけれども、その努力は私も認めたいと思います。相手のあることですから、大変御苦労の多い仕事だろうと思います。市長も直接出向いてお話をなさっているということでございますけれども、相手があるからなかなか難しいということはわかりますけれども、本当に本気で閉鎖しようと思っているのか。ただ相手と話し合いをしただけなのか。本気であったかどうか、お尋ねをいたします。 ○議長(前田教一)  教育部長。 ◎教育部長(江頭興宣)  クレー射撃協会は、これまでの経過を申し上げますと、昭和38年に協会で、民営で設立をされて運用開始をされております。それから46年の歴史がございます。私どもも閉鎖に向けてクレー射撃協会とは話し合いをしておりますけれども、これだけの歴史ある施設でありますので、一方的にこちらから廃止というのはなかなか難しいのかなと考えております。向こうの理解を得るように、本気で協議を行っているところでございます。 ○議長(前田教一)  下平議員。 ◆23番(下平美代)  本気でやっているという答弁を聞いて安心いたしました。しかし、本気の本気ぶりがあると思うんです。鹿島の市長さんからお話を聞いたことがございます。もう二十五、六年昔の話ですけれども、桑原市長がまだ市長さんでなかったときの話を、ある場席でなさったのを覚えております。と申しますのは、あそこも鹿島を何とかしなければいけないということで、まちおこしのことで、農業団体、商業団体、あるいは漁業団体、そういう人たちが一緒になってまちおこしを何とかしよう。ところが、農業関係の人、漁業関係の人、いろいろ話がまとまらない。そのときに桑原市長は、一市民だったときの話ですが、この人が納得してくれたらまとまるのになという人物のところに出向いて、ようし、きょうは飲み明かそうと、ぶっ倒れた者が負けぞと。私がぶっ倒れたら私が降参、あんたがぶっ倒れたらあんたが降参ぞということでお話をなさったと。私が負けました。桑原市長が負けられた。それで、ああ、残念だなと思ってうちに帰ってきたと。翌日、勝ったほうが、きのうあれだけ熱心に話をされた。おいどんが勝ったというのは酒飲みで勝ったんですから、もう一遍あの話を聞きたいと言って来られた。それから、まちおこしとあのガタリンピックにつながっているんですよというお話を私は印象深く記憶しております。  実は桑原市長に、「この話、みんなに言っていいですか」と言いましたら、本人の了解を得ての紹介であることをつけ加えておきますが、そのような本気のありようも、おれが正しいということじゃなくって、何が正しいのかをわかっていただきたいという、その本気の姿がまちおこし、そして今はあのすばらしいガタリンピックのイベントにつながったりしていることを思うときに、本気で当たっていますよと言われる、その本気ぶりが本当にそうなんだろうと、そういうお話も片っ方にあることを置きながら、この利用状況なんかでだれが正しい、かれが正しいじゃなくって、何が正しいのか。伊万里市が閉鎖に向けて取り組もうとしていることは正しいことなのか、地元住民のいろんな不安は、その人たちにわかってもらえないのか、本気の度合いを私はやっぱり問いたいと思うんです。閉鎖に至らない大きな理由は、なかなか納得してもらえない大きな理由は何だと思いますか。 ○議長(前田教一)  教育部長。 ◎教育部長(江頭興宣)  これまでのクレー射撃協会との話し合いにおいては、協会のほうも射撃場を閉鎖することについては、利用者の高齢化や利用者の減少などから、将来的にはやむを得ないと御理解をいただいているものと感じております。しかしながら、協会側としては、射撃場は民営の時代から長年の歴史があることや閉鎖の時期が性急過ぎるんじゃないかと。それから、水質検査の結果も異常がないことなどから、しばらくは継続していただきたいという強い要望もございますが、私どもも先ほどから御指摘いただいておりますが、本気でやっておりますけれども、さらに熱意を持って、できるだけ早い閉鎖について協会から御理解をいただけるよう話し合いをさらに進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(前田教一)  下平議員。 ◆23番(下平美代)  一番の閉鎖に至らない理由は、協会の皆さんの理解ということでございますが、閉鎖をするとか存続するとかいう決定権は、私は公営の施設のことですから、執行部にあると思います。  で、私はここの射撃場の地元がどういう希望と夢を抱いているのか、少し触れたいと思います。大川内町の郷土史に触れながら話をします。  鍋島藩の御用窯として大川内が広く知られていることは、既に皆さん御承知のところでございますが、今この散弾銃の射撃場は鍋島藩の御用牧場でもございました。そして、藩用の馬が放牧され、石垣が築かれ、土塁が築かれ、今も往時を物語る石垣、土塁はございます。そして、ここは御用牧場でありましたけれども、廃藩置県で当然廃止になっていくわけですが、放牧場でしたので、佐賀県がここを肥畜場として昭和9年に肥畜場になりました。私が小学校2年生のときです。そこの落成式でお遊戯をしたことを、そのときの歌を今でも歌えるように覚えています。そこには、私の義理の姉になるのが学校を卒業してすぐ事務員として勤めておりました。県庁の官舎もあったりして、その当時は、設置当時ですが、県内外から畜産関係の人、あるいは一般の人の視察研修が多くて、今考えたら不思議なようですよ、伊万里駅からこの牧まで、肥畜場まで、バスが数回通ったんです。1日数回のバス、車の少ない時代、驚くことだったのです。そして、この県の肥畜場は、今は武雄の山内町に移っておりますが、この肥畜場の跡が散弾銃の射撃場なんです。国史跡に指定された土地に隣接するこの歴史を持つ藩の御用牧場であったところ、そしてそこには、その後、県の肥畜場として多くの人が見学に来た場所、そこをもう一度、地元としては牛馬が放牧される場所、そして県内外からまたバスが連なってくるような。これは市長もさきの松尾雅宏議員の質問のときに、伊万里牛課の答弁でこうおっしゃいました。伊万里に伊万里牛を宣伝し、器はすばらしい大川内焼でとおっしゃいましたけれども、景観よし、伊万里牛よし、器よし、三拍子そろうそういうものを、ここの跡地につくりたいなという夢が地元にはございます。その夢がきょうの傍聴者の皆さんの数につながっていることと私は思っております。こういう地元の夢と、それから、たった1割の人が利用する、店を開いたけれども、半分も利用していないようなこの射撃場を続けていかなければいけない理由、私にはよくわかりません。地元のこの夢に対して、皆さんやっぱり地元も納得せじゃということなんでしょうか。この地元の夢に対して、やっぱり射撃協会の人たちが言われるように、何年もまだ続ける、これが行政のやることとお考えでしょうか。  また、スポーツ振興審議会のほうでは、スポーツ振興計画では閉鎖に向けて検討すると。これは答申を受けて、じゃ、それに対して皆さんのなかなか閉鎖に踏み切らない、地元の声に対してどうお考えですか。 ○議長(前田教一)  教育部長。 ◎教育部長(江頭興宣)  地元の皆さんの御不安は重々承知をいたしております。  それと、今、私初めてお伺いしましたけれども、跡地利用に夢を持っているというふうなこともお伺いしております。ただ、現在、射撃場につきましては、まずは閉鎖に向けて取り組んでいるところでございまして、現在は最優先にそういう閉鎖に向けての取り組みを行っていきたいということで、跡地利用の活用策の検討までは至っていないのが実情でございます。 ○議長(前田教一)  下平議員。 ◆23番(下平美代)  当然、まだ閉鎖の方針も、私は今はまだ聞きませんので、跡地のことについては皆さんのお考えじゃなくて、地元の夢と希望がこういうのがあると。そして、それは市長の夢と合致するんじゃないですかということなんです。あそこに立った人は少ないかもしれませんけれども、風光すばらしいですよ。やっぱり鍋島藩があそこに牧場を持ってきたふさわしい場所なんです。  今、跡地についてということでございましたけれども、ここは水質検査、当然行われておりますが、土壌検査もここの場でぜひすべきだということで、土壌検査をしてもらっておりますけれども、土壌検査についても報告書が出されています。皆さんも御承知のところですけれども、土壌検査については、平成16年の3月に報告書が出されていますが、ここの中で、調査をした場所、8カ所土壌検査しておりますが、3カ所からは基準値を上回る数値が出されています。そして、その所見の中で、この土壌調査結果から射撃場内では鉛の蓄積及び溶出が見られましたが、射撃場外地点はすべて土壌含有量試験及び溶出量試験で基準を満足していました。ただ、射撃場外東側水路の中流地点で鉛含有量の増加が見られ、上流からの流出が考えられるため、土壌の流出を防ぐ処置及び水道水や地下水の継続した監視が必要と考えますという報告書が平成16年に出ていますが、これに対しても、まだ何の対策もしてありません。これらも含めて、地元は一日も早い閉鎖をということでございます。  今の利用状況、それから課題が残っている。まず、地元の希望をかなえるためにも、あそこに射撃場を使ったままでは夢も希望もあったものではありません。一日も早い閉鎖があって、そして夢や希望につながるわけです。私が18年に質問して2年3カ月、この間にしっかり考えていただいただろうなと思っております。市長もことしは2期目の総仕上げのときであると、今までいろんなことに精いっぱい取り組んできた。しかし、その総仕上げの年として、ことしまた頑張るという3月議会の冒頭のごあいさつでございました。私も、このクレー射撃場の閉鎖は、私の総仕上げの質問だと思いながらの質問でございます。本気でやりましょう。酒を飲み交わすこともいいでしょう。しかし、だれが正しいとかいうことじゃなくって、何が正しいかという本気で当たれば、みんなもその心は受けとめてくれるんじゃないでしょうか。市長の決断をお伺いしたいと思います。 ○議長(前田教一)  市長。 ◎市長(塚部芳和) (登壇)  下平議員のクレー射撃場の閉鎖に向けての本当に熱意については、私もひしひしと感じておるところでございまして、私自身も本気、その気、そしてまたやる気でもございます。酒を酌み交わして、酒の対決をして、私が負けて閉鎖が実現すれば一番いいんですけれども、そういう機会があればぜひやってみたいなとは思っております。  18年の12月、2年3カ月前に閉鎖という方向性を私自身も示したところでございます。その間の経緯につきましては、先ほど部長が答弁したとおりでございます。基本的には、やはり県の射撃場についても整備され、そしてまた教習の指定につきましても、していただいたわけでございますので、県内の皆さん、伊万里市民の皆さんも含めて、あそこに行ければいいわけですから、何も伊万里市が単独で射撃場を持っておく必要というのは私は薄いと、このように基本的には思っております。  そういう中で、いつ射撃場を閉鎖するのかという御質問であるわけでございます。  確かに、今いろいろと我々も相手方、あるいはまた地域の皆様の声を聞きながら折衝をしておるところでございまして、現在の構造はどういうことかといいますと、市が中に立ってクレー射撃協会と地元の皆さんとのいろんなお声をしながら、調整をしながら、両者のいろんな意見とか、あるいはまた状況を判断して、最終的には市が決断をしなければならない。基本的にはしかし、廃止というのは決めておりますけど、いつそれではするのかという、そういうタイミングの時期になってきたのかなとは思っております。  そういう中で、イノシシの問題等々で、猟友会の皆さんあたりも含めて、前田議長並びに占野副議長、議会のほうにも存続の要望がなされてきた経緯もありますし、そういう人たちの気持ちあたりもある程度これまた考慮をしなければならない、こういうふうなところもありますし、そしてまた、現段階におきましては水質検査をしておりますけれども、射撃場を運営されているクレー射撃協会の皆さんの言い分は、水質検査は問題がない、基準内ではないかということを我々に痛切に言われるわけであることも、これまた事実は事実であります。しかし、いつ何どき、これまた土質の公害、あるいはまた水質あたりが影響を及ぼすか、これまたずっとずっと存続しておけばわからない、そういう危険性も含んでいることも事実であるわけでございますので、我々といたしましても、両者の言い分を真摯に受けとめて判断をしていこうとは思っておるところでございます。  そういう中で、私自身もある一定の年度を区切って、今後、伊万里市クレー射撃協会の皆さんと話し合いをしていきたいと思っておりますけれども、その年度につきましては、下平議員が議員在任中の22年度をめどに、ひとついわゆるクレー射撃協会とも交渉を早速続ける。現在も続けておりまして、19日にも早速協会の会長と市のほうでお会いして、年度を示していこうというふうに思っておりますので、どうぞ御理解をお願いしたいと思っております。 ○議長(前田教一)  下平議員。 ◆23番(下平美代)  年度を区切っての答弁は今回が初めてで、22年度をめどにと、ここでの市長の発言ですから、これは重い発言、そして重く私たちも受けとめていきたいと思います。  しかし、土壌検査のときに申しましたように、報告書で所見に述べられている事柄あたりはやっぱり放置したままではいけないと思います。また、鉛に対しては、国際的にもいろんな環境問題等で取りざたされておりまして、伊万里市でも水道管の布設がえ、これは1億4,000万円の金をかけて、817戸の水道管の布設がえが今年度で終わるということでございますけれども、片方では鉛に対してそんなふうにきちっとしてあります。22年度のめど、重く受けとめますが、早まることはちっとも構いません。22年度と言ったけれども、やっぱり一升瓶持っていったら違うたよと、21年度にそういう結論が出れば、なお一層うれしいことです。  そして、あとの対策はやっぱり安心のある対策をして、一日も早くあそこが放牧場になるように、そして、今もとと違って土壌法も改正されまして、もとは鉛一粒残らずとらないといけないような感じでしたけれども、流出を防ぐようなアスファルトで流出をとめればというような安易な方法に変わってきていることも視野に入れながら、22年度を前倒しの閉鎖ができることを希望して、この項の質問を終わります。  次、雇用促進住宅に入りますけれども、今、庁内では論議をしておったという報告がございましたけれども、庁内ではそういうことだったでしょうけれども、雇用促進住宅も機構は満杯のところと空き家が多いところで廃止、譲渡を決めているようでございますが、黒川のほうは50%ぐらいの入居率のようですので、黒川が来年の11月までに退去してくださいと。それから、新天町のほうは今100%の入居率ですから、ここはまたずれての廃止、譲渡。機構に聞きますと、自治体に買ってもらってもいいし、民間に買ってもらってもいいしということで話をしているということでございました。できればやっぱり自治体に、当然そうです。自治体に買ってほしいと。もし民間が手を挙げて、そして民間が先に譲渡を受けてしまうとすれば、入居者に対してどういうメリット、デメリットがあるでしょうか。 ○議長(前田教一)  建設部長。 ◎建設部長(浦川富美男)  先ほど入居率の紹介がありましたが、新しい数値でいいますと、新天町のほうは96%の入居と黒川のほうは66%の入居と聞いております。  先ほどから機構のほうが、19年度から23年度までに全体の3分の1の譲渡、あるいは廃止を考えていると、目標にされているということをお答えいたしましたけれども、やはり入居率の低いところ、ここを対象として、23年度までの目標を掲げられているようでございます。伊万里市にあっては、議員紹介のとおりに、黒川のほうが23年度までに譲渡、あるいは廃止というふうな方針を出された対象の施設でございます。  そこで、民間が取得した場合ということでございますが、今機構から話があっていますのは、あくまでもまず自治体に紹介をして、その期間が今、黒川の場合、伊万里市の場合は、ことしの3月なんですけれども、自治体がもし手を挙げなかった場合は民間に紹介をすると。民間でも譲渡が不調に終わった場合は廃止をするというふうな段階を踏まれるわけでございまして、私どもとしましては、まず3月の回答期限までもう少し検討させていただくということでございます。  民間がもし取得された場合のことでございますが、やはり市の住宅といたしますと、住宅法にのっとって家賃が決まってくるわけですけれども、民間の場合は、どうかしますと家賃の設定あたりが変わる可能性もあり得るというふうなことも考えられるかと思います。 ○議長(前田教一)  下平議員。 ◆23番(下平美代)  時間があと18分ですので、それを見ながら質問、答弁やりとりしたいと思いますので、よろしくお願いします。  自治体が買わないと言ったときには民間に、民間に行ったときには家賃あたりが今までどおりにはいかないかもしれませんということで、やっぱり低所得者の人、比較的黒川は若い人が多い入居でございますけれども、家賃がやっぱり今のままではないだろうということです。じゃあ、もし自治体が購入するとすればどういう問題が出てきますか、入居者に対して。 ○議長(前田教一)  建設部長。 ◎建設部長(浦川富美男)  自治体が購入する場合、大きく2つの選択があるわけですけれども、いわゆる公営住宅法にのっとって買うのか、あるいは市の単独費、一般住宅として購入するのかによって異なってまいります。いわゆる公営住宅法で購入いたしますと、入居者の方にいわゆる収入の問題がありますので、高い所得の方については入居していただけないという問題があろうかと思います。  また、単独の住宅として購入した場合は、その縛りがなくなりますので、今の料金のままで入居していただくと。いわゆる一般住宅として市が管理する方法の2つがあると思います。 ○議長(前田教一)  下平議員。 ◆23番(下平美代)  自治体が公営住宅として買えば、いわゆる市営住宅ですよね。そうすると、収入によって入居者にいろいろ制限が出てくるだろうと。それから、一般、市が単独で住宅を購入するとすればそういう問題はないけれども、じゃあ、民間に譲られても、市営住宅になっても、困るところはやっぱり家賃の問題、収入の高い人が出ていかなければいけないというようなこととか、あるいは家賃が上がるかもしれないというようなことで、一長一短があるようでございます。じゃあ、公営住宅法によらない市の単独、こういうことで考えると、例えば市営住宅の場合は補助金が来ると思うんですが、市営住宅でなくって一般住宅として市が購入しようとするときに、その辺の財源的なものはどうなりますか。 ○議長(前田教一)  建設部長。 ◎建設部長(浦川富美男)  一般住宅として購入した場合ということでございますが、現在の黒川の場合の入居者の家賃でございますが、2万6,500円から3万7,100円と、こういう金額でございます。もし単独住宅で購入した場合は、この家賃をずっと引き継いで私どもが徴収させていただくということになれば、一般の住宅としても維持管理が可能というふうに考えております。 ○議長(前田教一)  下平議員。 ◆23番(下平美代)  ちょっと今のぴんとこないんですけれども、自治体が購入するのにも2つの購入の仕方がある。購入といいますかね、自治体が運営するのに市営住宅的な運営をするために購入するのと、そうじゃなくって、市が単独の建物として購入するときに、市営住宅のときは国から補助が来るでしょう。しかし、そうじゃない建物にするときに国から補助が来ますか。 ○議長(前田教一)  建設部長。 ◎建設部長(浦川富美男)  失礼いたしました。単独で購入した場合も、地域住宅交付金という制度がございますので、そちらのほうで財源は充てられると。それとあわせて先ほどの家賃収入ということになります。ただ、伊万里の場合は、先ほど言いますように伊万里宿舎と伊万里第2宿舎がございますが、地理的な問題とか、あるいは戸数の問題がありますので、私どもは伊万里宿舎と第2宿舎については違った方法で機構側に返事をするということも考えておりますので、今のところは3月いっぱい検討させていただくというふうに考えております。 ○議長(前田教一)  下平議員。
    ◆23番(下平美代)  市のほうには3月いっぱいに返事をしなさいということで、また国会の様子も流動的ですので、幾らか廃止ありきだけじゃなくって、舛添大臣の答弁なんかも見ますと、見直しを検討するような答弁が野党の追及で引き出されているようです。ですから、幾らか流動的ではありましょうけれども、住んでいる人にとっては、来年の11月にもう退去ですよと、だから考えなさいと、大変心配しておられます。子どもの学校の問題とか、それからただ一遍の通知書で説明会、これもお仕事の都合で皆さんが一緒に説明を聞いたりしてはおられません。こういう入居者の疑問、あるいは願い、これはやっぱり市が代弁して機構に言わなければいけないと思うんですけれども、その辺はどうお考えですか。 ○議長(前田教一)  建設部長。 ◎建設部長(浦川富美男)  確かに、入居者の方が一番心配をされていると思います。そこで、私どもとしましては、先ほど言いますように、伊万里宿舎と伊万里第2宿舎についてはそれぞれ個別に検討いたしまして、入居者の方に不安がないように対応していくべきだと思います。それについても3月に回答をする予定でございますので、それを受けて機構との協議をやっていきます。そういう予定でございます。 ○議長(前田教一)  下平議員。 ◆23番(下平美代)  私は同じ3月の議会に、職業訓練校、名前がポリテクセンターとか変わったりして、あそこを廃止するときもちょうど3月議会に、そのときは産業部長が田中さんでしたけれども、ここが廃止になるのは大変だという質問のときに、田中部長はそのときが退職の年でした。あと、もう何日しか任期はない中で、議会終了後、直ちに私は国に要請に行きますという答弁があって、その後、IT関係と焼き物関係がしばらく続いたんですけれども、この雇用促進住宅についても、入居者がこれだけ心配する。それから、今の雇用の状態を見るときに、ここが今廃止というのは本当に時にそぐわないことだと思う。ですから、国会でも幾らか、ちょっと流動的な答弁が出てきたりしているところではあるんですけれども、3月末をもって伊万里の答弁、返事を待っているという機構に対して、もうあと何日もありませんよね。腹は決めてあるんだと思います。ここで言えないのか言えるのか、どういう返事を機構にするおつもりでしょうか。 ○議長(前田教一)  市長。 ◎市長(塚部芳和)  この問題につきましては、下平議員がおっしゃるとおり、今国会のほうでも地元選出の野党議員が大臣のほうに質問されておりましたけど、その前に、実はことしの1月に県内の市長会がございまして、その中で市長会としても議論をしたところでございます。県内に存在いたします雇用促進住宅はこういう状況だということで、国に対して、これは存続要望をすべきじゃないかというようなことで一致したんですけれども、しかし、やっぱり一たん機構が決めているということはなかなか覆しもできないというような状況も確かでございます。  そこで、伊万里市としての今スタンス、そしてまたどのようなことでもう既に腹を決めているかということでございますけど、簡潔に答弁いたしますと、まず伊万里の新天町の宿舎、これにつきましては市が譲渡を受けるということで腹を決めております。提示されている金額は1億2,800万円でございます。やっぱり住民の皆様の不安、そしてまた子どもさんとかの学校の問題等々、しかも、まちの中で160世帯もあるという中で、やっぱり不安の解消を図るということで、市が譲渡を受けて、そして将来的には市の公営住宅として維持管理をしていくという方向で決めております。  もう1つの黒川につきましてでございますけれども、これについては、黒川に昭和54年に雇用促進住宅が来た背景は、これはやっぱり名村造船所があったからです。名村造船所の雇用促進のための、そういうことで、これは民間のほうでも譲渡をいいということになっておりますので、これにつきましてははっきり申し上げまして、名村造船所さんと市との話し合いの中で、名村造船所さんが譲渡を受けるような方向で検討されておりますので、私どもはそちらの方向で進めていきたいと、このように思っております。  恐らく黒川のほうの住んでいらっしゃる方も、名村さんのほうの社員の皆さん、それ以外の方もいらっしゃるだろうとは思っておりますけれども、名村さんが買われることによって、そこに住んでいらっしゃる方の安心というのが確保できるんじゃないかと、このようなことで、そういう方向で進めておるという状況でございます。 ○議長(前田教一)  下平議員。 ◆23番(下平美代)  新天町の住宅は、土地も場所柄もいいし、それから入居率も100%のところですので、ぜひ民間等でじゃなくって、市のその方針は、私は大変うれしく思います。  黒川は、できた由来からしてそういうところにということでございますが、住んでいる人に、11月末をもってということは、ぜひはっきり、経済的に豊かな人は引っ越してみたり、これを機会に家をどうとかということもおありのようでございますけれども、住んでいる人がすぐさま住居に困らないような、それと新天町にしろ黒川にしろ、あそこは5階建てでエレベーターがございません。そういうことは、機構に対して譲り受けはしますけれども、こういう条件を整えてから譲ってくださいという要望はやっぱりしていいんじゃないかと思いますが、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(前田教一)  建設部長。 ◎建設部長(浦川富美男)  確かに、新天町の建物は5階建てでございます。それで、機構側に回答するに当たりましては、やはりエレベーターあたりを設置して、あるいは補修を十分にして譲り受けをいたしますよというふうな回答をしていきたいと思います。 ○議長(前田教一)  下平議員。 ◆23番(下平美代)  黒川の入居者については、どのように機構にお願いされますか。まだ行き先が決まらないとか、あるいはここで本当に最後まで住みたかったという人に対して。 ○議長(前田教一)  建設部長。 ◎建設部長(浦川富美男)  今のところ、入居者の方について、私どものほうから特にお話をする予定はございませんが、いずれにしましても、機構には3月末までにそういう意思を伝えたいと、譲渡を受けないという意思を伝えたいと思います。 ○議長(前田教一)  下平議員。 ◆23番(下平美代)  譲渡を受ける条件、あるいはどうぞうちは譲渡を受けませんと。しかし、他人事のように言わないでください、入居者は伊万里の市民の方ですよ。住居が困る人に対しては、私たちはもうそこは手が及びませんと。民間に譲られるにしても、入居者が11月末をもって退去というようなことにならないようなことを機構にお願いする気はないのですか。 ○議長(前田教一)  建設部長。 ◎建設部長(浦川富美男)  お答えいたします。  既に退去期限を示されました住宅につきましては、買い取り後も入居を認めていただくように機構側に強く要望していく必要があると思います。それとあわせて、既存の公営住宅への優先入居等がございましたらば、その相談に乗っていきたいというふうに思います。(「終わります」と呼ぶ者あり) ○議長(前田教一)  しばらく休憩いたします。                (午後0時19分 休憩)                (午後1時   再開) ○議長(前田教一)  会議を再開いたします。  市政に対する質問を行います。  順番により、21番福田議員。 ◆21番(福田喜一) (登壇)  皆さんこんにちは。いよいよ今議会最後の質問者でありますが、私は次の5項目について質問をいたします。  まず初めに、作業所の運営状況と今後の対策について伺いますが、障害福祉を取り巻く状況は目まぐるしく変化をしており、平成18年4月に施行された障害者自立支援法には、障害の種別にかかわらず、福祉サービス、公費負担、医療の一元化、利用者の1割負担の導入、就労支援の抜本的強化等が盛り込まれ、障害のある人の自立を支えることを目指し、障害のある人が住みなれた家庭や地域で安心して自立した生活ができる地域社会実現に向けた自立支援法であります。  そこで、伊万里市内に障害者の作業所、通所授産施設は何カ所あるのか、その内訳と作業内容について伺います。  次に、2番目ですけれども、山間地農業の今後の存続について伺いますが、山間地域では著しい少子・高齢化に伴い、高齢者だけが残る現象が続いております。このような中で、後継者はいなく、田畑の農地は荒廃し、残された高齢者が集落内の市道の草払い、あるいは農道の草払いなども維持管理を行っているのが現状であります。集落の端々は住めなくなり、農地の荒廃は進み、やがて集落の維持管理機能がなくなり、いわゆる限界集落となるのではと思います。  このような集落が市内のどこかで発生をしておりますが、この現状を抑止する市のお考えをお聞かせ願います。  それから、林業活性化についてでございますけれども、昭和30年代前後から人工林の植栽が盛んに行われ、耕作不能の畑や減反の水田まで人工林の植栽を行われてきました。その杉やヒノキが現在伐期を迎えておりますが、木材価格の低迷、後継者の不足等で手つかずの山林がほとんどを占めております。森林組合のほうでも一部間伐や除伐が行われておりますが、山林全体を見ますとほんの一部にとどまっています。この現状をどう見ておられるのか伺います。  次に、林道計画について伺いますけれども、昨年の9月8日に、二里、東山代両町において林道計画の期成会がありましたが、林道烏帽子岳線開設促進期成会が東山代公民館で行われておりますが、この森林管理道烏帽子岳線の計画概要、進捗状況について伺います。  あと、最後ですけれども、伊万里牛課についてもお伺いをいたしたいと思います。  今、畜産農家は大変苦しい中での経営でございますが、畜産農家の今の支援策についてお願いをいたしたいと思います。よろしくお願いします。  これで終わります。 ○議長(前田教一)  市民部長。 ◎市民部長(山平邦博) (登壇)  福田議員の1点目の御質問にお答えしたいと存じますが、初めにお願いを申し上げたいと思います。福田議員の御質問に対し、答弁の中で、旧法における授産施設、あるいは作業所、また新法における就労継続支援B型事業所及び地域活動支援センターの施設名称で答えるべきところであると思いますが、この後の答弁では総称して作業所と申し上げますので、どうぞ御了承のほどよろしくお願い申し上げます。  では、まず市内の作業所の数ということですが、本市の運営費の支援、もしくは自立支援給付を行っている施設といたしましては6施設ございます。平成21年2月末現在で申し上げますと、国見の里が31人、いまりの里が34人、椿作業所が18人、Jobセンターピシャッとが31人、小麦の家が15人、にこにこいまりが7人となっております。全施設合わせますと136人の方が市内の作業所を利用されており、この人数は、身体と知的が重複されている方につきましては、便宜上いずれかに分けさせていただいております。また、この利用者数には市外からの利用者の方も含まれております。  以上でございます。 ○議長(前田教一)  産業部長。 ◎産業部長(中島善博) (登壇)  福田議員の御質問にお答えをいたしたいと思います。  まず1点目、山間地農業についてでございます。耕作放棄地の関係で、具体的な対策はというふうなことでございました。耕作放棄地の発生を防ぐ、またはやむを得ずそうなってしまった農地の再生を図っていくことは、有害鳥獣によります被害防止、あるいはその農地が持つ多面的機能の維持増進を図っていく上で大変重要なことでもございます。  現在取り組んでおります主な対策を申し上げますと、1つには中山間地域等直接支払交付金事業、また、中山間地域総合整備事業、水田農業構造改革対策事業等、それと集落の農地を地域で守っていくというふうなことでの集落営農組織の推進、また、鳥獣害の被害防止ということで総合対策事業を活用いたしまして、農作物の被害防止のための電気牧さくなどを設置する有害鳥獣対策にも取り組んでいるところでございます。  それから、林業活性化の中で、現在の山林の状況といいますか──の御質問でございますが、伊万里市の森林面積につきましては、約1万4,000ヘクタールございます。総土地面積が約2万5,500ヘクタールございますので、このうちの55%に当たるんじゃないかなというように思っております。このうち国有林を除きました民有林の面積は約1万2,300ヘクタールということになっております。また、民有林におきます杉やヒノキといった人工林の面積、これにつきましては約7,900ヘクタールを占めておりまして、民有林全体の64%となっております。8齢級以上の伐期に達しました林分ですね、これが約5,000ヘクタールございまして、議員おっしゃるような形になっているというふうなところでございます。  それと、あと林道計画についてでございます。これまでの経緯と活動、計画についてお答えいたしたいと思います。  当地域につきましては、有効な作業道路がないことから、森林の維持管理面、あるいはその施業コスト、こういった面におきまして不利な状況下にございまして、関係地区の皆さんから新規林道の設置について強く要望があったところでございます。そのようなことから、地元の区長さんを中心に、昨年9月、新規林道の早期実現を目指しまして、林道烏帽子岳線開設促進期成会が立ち上げられたところでございまして、10月には佐賀県知事に対しまして、新規事業採択に向けた要望が提出されております。しかし、林道烏帽子岳線につきましては、二里町の福母地区と東山代町の滝川内地区を結ぶ延長15キロございまして、林道を開設するためには莫大な費用が必要であります。実施主体となります県におきましては、一朝一夕には予算化が困難というふうなところもございまして、平成21年度の事業採択には至っていないというふうなところでございます。(発言する者あり)  申しわけございません、1点。畜産農家への支援策ということであったかと思います。  現在、畜産を取り巻く状況というのは大変厳しい状況にございます。不況によりまして、1つには消費が進んでいないというふうなところもございまして、枝肉相場が低迷しているというような状況でございます。また、追い打ちをかけるように飼料高ですね、こういったことによりまして、生産コストの上昇が経営を圧迫しているような状況でございまして、畜産経営の存続に影響しているということは間違いないかと思います。このような中、伊万里市といたしましても、国や県の制度事業を活用しながら、飼料や素牛の自給率の向上を推進しておりますし、生産コストの低減を図ってまいりたいというふうなことで考えております。  また、市の単独事業でございます伊万里市農林漁業共同化資金におきまして、平成18年度から肥育素牛の導入経費に対しまして、1戸当たり年間借入額200万円を限度といたしまして、その1%の利子補給を行っております。さらに、大消費地でございます関西、あるいは地元九州の二日市での枝肉共励会、関東方面へのさらなる進出とブランド化の定着ということをねらいといたしまして、東京出荷販売対策、伊万里産の素牛の生産拡大を目的といたしました繁殖基盤強化事業など、伊万里牛振興会の事業を最大限に生かしまして、畜産業の活性化を図ってまいりたいということで考えております。  そのためにも、伊万里牛振興会の構成員でもございます伊万里市農業協同組合、あるいは生産者との連携を密にいたしまして、事業内容の見直しも含めまして協議を行い、この難局を乗り越えていきたいというふうに考えております。 ○議長(前田教一)  福田議員。 ◆21番(福田喜一)  それでは、一問一答でお願いをいたしたいと思います。  障害者の授産施設については、ただいま伺ったところでございますけれども、工賃倍増計画についてお尋ねをいたしますけれども、佐賀県でも工賃倍増計画の目標計画が打ち出されております。平成19年度から5カ年で今の工賃の目標が示されているところであります。今の工賃を倍にして通所者のほうに差し上げなさいというふうな倍増運動でございますけれども、平成18年度内の作業所の平均賃金は月額、県下で1万5,396円でございます。平成21年度では、この1万5,396円を3万円にはなるようにとの計画でありますけれども、この目標に対して各作業所とも大変努力はしておりますけれども、行政としての御支援はどのようなものがあるのかを伺います。 ○議長(前田教一)  市民部長。 ◎市民部長(山平邦博)  御質問の作業所の支援につきましてでございますが、具体的に申し上げますと、自立支援給付の支援や運営費の助成を初め、上伊万里地区や旧ポリテクセンター跡などにおける施設や用地の無償貸与を行っているところでございます。また、作業所に必要なトラック購入など、助成制度を利用される際のお手伝いなど、各種支援を行っております。市の業務につきましても、文書逓送業務など、委託できるものは委託を行っているところでございます。  また、作業所を広く市民の皆さんや企業の皆さんに御紹介するDVDやチラシの作成、ケーブルテレビや市の広報での紹介なども行わせていただいているところでございます。今後も引き続き支援を行ってまいりたいと考えているところでございます。 ○議長(前田教一)  福田議員。 ◆21番(福田喜一)  今なぜこの工賃倍増計画が叫ばれているかと申しますというと、障害者基礎年金プラス3万円ぐらいの収入があれば、何とか1人での生活はできるのではないだろうかとのねらいでありますが、現在は各作業所の工賃倍増どころではありません。今日の不況の中では、今の工賃支払いも困難を来しているところでございます。  そこで伺いますけれども、昨年、福祉課において、先ほど説明がございましたですけれども、各作業所のパンフレット作成し商工団体等へ配付してもらったと思いますが、その中で施設利用者の推進及び発注者、企業へのお願いをいたしたところでありますけれども、その結果についてどうであったかを伺います。 ○議長(前田教一)  市民部長。 ◎市民部長(山平邦博)  このチラシの効果ということでございますけれども、昨年、市及び有田町の関係機関や関係団体、作業所等により構成される伊万里・有田地域自立支援協議会に提案をいたしまして、協議会で作業所のPRチラシを作成し、今議員のほうからも御案内がありましたように、商工会議所の会員の皆さんに配付をさせていただいたところでございます。残念ながら、企業からの発注まで結びついた例はなかったようでございます。しかし、さらに現在ケーブルテレビによる各作業所の紹介を行っております。また、その中では早速個人の方から発注に結びついた例もあるとお聞きしております。そういう反応が出てきております。この後も、この番組をDVD化し、PRに活用することを計画しておりますし、このような啓発活動は、いわゆるすぐには結果に結びつきにくいものであると思いますので、これからも下地づくりといたしまして、地道な活動を続ける必要があると考えており、現在も新しくカラー版の作成を進めているところでございます。また、自立支援協議会の就労支援部会で、21年度は現在新たに作成しております作業所PR用のチラシとDVDを活用し、企業訪問等の活動を進め、PRと発注依頼、情報収集を進める必要があると考えております。
     今後、自立支援協議会に提案し、関係機関や作業所の皆さんと一緒に取り組みを進めてまいりたいと思いますので、御協力のほどをどうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(前田教一)  福田議員。 ◆21番(福田喜一)  先月の28日であったわけですけれども、県下の作業所利用者の共同研修会が伊万里作業所とフォレストイン伊万里で開催がなされました。これには土曜にもかかわらず、市長を初め市民部長、福祉課の担当の方々が御出席をいただいたところでございますが、ありがとうございました。  そこで、作業所の作業内容の発表がなされたところでございますけれども、その中で行政から仕事、作業をもらっている作業所は、佐賀作業所と伊万里作業所の2作業所であったわけでございますが、作業内容を見てみますというと、佐賀県下の作業所の中で行政から作業をもらっているのは佐賀作業所であります。ここでは作業内容は、佐賀市からもいただいておりますのは、佐賀市内小・中学校の除草作業、これは4月、7月、9月、10月、3月とされております。それと、鳥栖の競馬場での湯茶の接待、これは土曜、日曜が主でございますけれども、こういうふうなところでございます。  伊万里のほうでは、先ほども御紹介がありましたように、小麦の家で信書便の配達業務を市のほうからの支援を受けているところでございます。また、いまりの里では図書館の清掃なども行われているようでございますが、私たちの作業所は今のところいただいてはおりません。ですが、私どもの作業所は県の土木事務所において作業をもらっております。作業内容は、公園の草払い、それから河川の堤防の草払い等を県の土木事務所のほうからいただいておるところでございます。  そういうふうな中で、我々作業所、通所者においてでも何かできる仕事はあると思います。そういうふうな仕事を、各作業所の通所者の方に何でもよございますから、例えば、公園の草取り、あるいは便所の掃除、あるいはこの施設内の清掃など、何かないものか御支援のほどをお願いしたいと思いますが、その点について伺います。 ○議長(前田教一)  市民部長。 ◎市民部長(山平邦博)  市から作業所への委託につきましてということで御紹介もあっておりますが、先ほども申し上げましたけれども、現在、文書逓送業務を小麦の家に委託いたしておりますし、市民図書館の清掃業務をいまりの里に委託しております。また、直接委託ではございませんけれども、伊万里養護学校に設置しております留守家庭児童クラブの運営協議会の事務局として椿作業所さんに運営をお願いしておりまして、このように委託できるところは委託をお願いしているところでございます。特に平成20年2月の地方自治法施行令の改正により、地方自治体の委託業務につきましても、障害者福祉施設についても随意契約が可能になったこともございまして、今後も作業所に委託できるものがないか常に探求してまいり、委託をお願いできるものは積極的に委託を進めてまいりたいと考えております。 ○議長(前田教一)  福田議員。 ◆21番(福田喜一)  今、私この2つの作業所の例をとって申しましたですけれども、工賃倍増計画の中での質問でございますが、この前の県下の作業所の研修会の中では、先ほど申しました佐賀作業所が一番工賃も高うございます。最高の方は月7万5,655円というふうな高い賃金をいただいておりますし、この作業所の平均賃金は2万5,375円というふうな、月の平均がですね。それでもう3万円にはすぐ到達するんだというふうな、ただ随一のここは収入の多い作業所でございます。また、私たちの作業所を見てみますというと、平均賃金は1万800円でございますので、まだ3万円に到達するには、あと3倍頑張らなければならないような実情でございます。  先ほど6施設の作業所の紹介がありましたですけれども、その中での伊万里の平均賃金はどのくらいになっておりますでしょうか、月平均の賃金は。 ○議長(前田教一)  市民部長。 ◎市民部長(山平邦博)  各作業所のいわゆる月間収入等でございますけれども、各作業所ごとの1人当たり平均工賃で申し上げますと、国見の里さんが平均工賃月額で1万800円、いまりの里さんでは月額1万1千円、いずれも平均でございます。椿作業所さんでは月額3,800円、Jobセンターピシャッとさんでは、月額ということではなくて日額が示されておりまして、150円とお聞きいたしております。また、小麦の家さんでは月額1万8千円、にこにこいまりさんでは月額3千円とお聞きしておりまして、月間の作業による収入、企業で言えば月間の売り上げに当たる額でございますけれども、作業所により開きがあり、月によりまた変動もございます。平均で1施設30万円程度になっていると思われます。 ○議長(前田教一)  福田議員。 ◆21番(福田喜一)  次に、活動奨励金についてお尋ねをいたしますけれども、この資金は作業所の利用軽減に伴い、一部利用をしておるところでございますけれども、この制度が先月28日、2月28日で県のほうからの廃止となりました。そういう関係で、私どもも各施設あっちこっちに研修にも行ったところでございますが、そこで行った先の御案内を1カ所してみたいと思います。  3月の初めに、私どもは熊本市内のほうに就労支援B型の研修に行ってまいりました。そこでは、やまびこ福祉会というところでございますけれども、ワークセンターやまびこというところでございますが、ここも定員20名の障害がある人が通っているところでございますが、ここでは活動奨励金がどこでも県からの奨励金は切れたというふうなことで、そこも市のほうで2分の1、1割負担の2分の1は熊本市が持とうというふうなことでございまして、またもう1カ所、熊本コロニー作業所といって、ここも就労支援のB型ですけれども、ここは定員30名、視察したところでございますが、ここについても利用料金の1割負担の2分の1は熊本市で平成23年度までは持ちましょうということになっているというふうなところでございます。  それで質問をいたしますけれども、これについては、先ほども申し上げましたように、この制度が廃止になりますというと、利用者負担で丸々1割を負担しなければならないというふうなことになります。そうなりますと、現在安い工賃の中で1割を払えば作業所に来なくなるおそれが発生します。このことについて、先ほど申しました県からの作業所研修会が伊万里のほうであったわけでございますけれども、その中には市長も御臨席であったわけでございますけれども、県下ではただ1カ所、武雄市がこの活動奨励金は県が廃止してでも市で持ちましょうということが決まったというふうなことです。これは武雄市のトップの協議の中で支援をするようになりましたということでございますが、市長もその席に同席をしていらっしゃいますけれども、このことについて市長のお考えを伺いたいと思いますが。 ○議長(前田教一)  市民部長。 ◎市民部長(山平邦博)  市長にお尋ねでございますけれども、県が廃止した理由、また市の対応について、私のほうから御説明を申し上げさせていただきたいと存じます。  今ありました活動奨励金は、佐賀県通所授産施設等活動奨励金と申しまして、障害者自立支援法において作業所に通われる利用者に係る障害福祉サービス給付の1割を負担されるに当たり、県と市で2分の1ずつ肩がわりをいたしていたものでございます。  佐賀県が激変緩和措置として、自立支援法の施行当初から平成21年2月利用分までの期限つきで導入していたものでございまして、県では激変緩和の役割は果たしたとして、当初の予定どおり、この2月利用分をもって廃止されたものでございます。  本市におきましても、単独ででも継続すべきものかどうかを検討いたしましたけれども、奨励金設置当時、1人当たりの負担金が月額1万円を超えることもあったものが、平成20年の国の緩和策の実施によりまして、現在ほとんどの方が月額1,500円程度の上限額適用に当たることとなったことから、激変緩和の役割を果たしたという県の判断もやむを得ないとして、県と同様に廃止したものでございます。  なお、国の負担金緩和措置が、実は資産要件の撤廃によるなど、7月に実施される予定でございまして、月額1,500円の上限額適用の対象がさらに広がりますし、来月には障害福祉サービスの報酬額改定が行われ、施設に対する支給額が増加し、市の負担額の増加も見込まれております。このようなことからも、今回の廃止につきましては御理解を賜りますようにお願いを申し上げる次第でございます。 ○議長(前田教一)  市長。 ◎市長(塚部芳和) (登壇)  県内の8作業所の合同研修会が伊万里で開催されまして、私も出席をさせていただきまして、それぞれの8作業所の皆様の事例発表、そしてまた先ほど来御質問のことも全部聞いておりまして、特に佐賀市あたりのトイレとか、あるいはまた公園の清掃あたりが発表されておりまして、ああ、これはひょっとしたら伊万里もしろということで福田議員が言われるんじゃないかと思っておりましたけれども、案の定でございました。  我々もいろんな団体からこういう要望がございまして、もう1つはシルバー人材センターのほうからも公園のいわゆる管理あたりもお願いしたいという要望が毎回あっておりまして、そういうふうなことで、いろんなところからこういう要望があっております。  そしてまた、伊万里市役所の庁内の清掃あたりは、こういう財政厳しい折でございますので、職員みずから庁内の清掃、そしてまたトイレの清掃も行っておりまして、委託には出していない状況下でもあるわけでございます。そういう中で、今後、福祉作業所の皆様のそういういろんな仕事あたりを見つけていくこと、あるいはまた民間のそういう作業がないか、こういうふうなことも我々もいろんなところで照会といいますか、照らし合わせて、あるいはまたお願いをしているところでございます。そういうことで、今後また、先ほど部長が答弁いたしましたように、どういうふうなものが障害者の作業所のほうでできるのか精査をしながら、なるべく委託が可能なところについては考慮をしていきたいと、このように思っております。  そういう中で、私自身も障害者の皆さんのいろんな要望だとか、あるいはまた障害者のいまりの里あたりの舗装あたりの要望とか、いろんな要望をいろいろ今日まで受けてきましたけれども、基本的には私は、要望についてはほぼ全額、満額要望については可能というか、受けさせて要望をかなえさせていただいているような状況でございまして、福祉の塚部は健在でございます。  そういう中で、今の活動奨励金につきましては、武雄市のほうからそういう発表をされまして、これまたちょっと10市の中で武雄市だけということであいたと思ったんですけど、あのときに会場から質問がありましたね、やっぱり県のほうが来ておられまして、何で県はこのお金を削ったのかということを厳しく問われておりました。  そういう中で、今部長が答弁いたしましたように、自立支援法のいろんな問題の中で、21年の2月までということで、これは時限つきでやっていたということで回答がなされていたわけでございますけど、県が削って、結局2分の1、2分の1の県が2分の1削ったから、その2分の1をそれじゃ市のほうでということが、福祉に限らずいろんな分野で結構行われているのが実情なんです。しかし、市が県より金を持っているわけでもないし、玄海町ぐらいならいいでしょうけれども、それぞれの自治体も大変厳しい状況の中で、県が削ったのを市に転嫁をさせて、市がそれじゃ面倒見ますというのはなかなかやっぱりこれは難しい問題もあるんじゃないかなと、このように思っております。  できることなら、それは財政事情が許せば皆さんの要望にこたえてあげたい気持ちは重々ではございますけれども、活動奨励金の問題は10市の中で、武雄市のほうがひとまず継続をするという回答はなされたということで、あのときに事例発表者が申されましたけれども、ほかの県内の自治体はそういうふうな方針ではございません。したがいまして、これについてはやはり自立支援法の問題、あるいはまた改正がことし以降行われる予定でございますので、こういうふうな状況を見ながら、やはり市としても基本的には対策を講じていきたいというふうに思っておるところでございます。 ○議長(前田教一)  福田議員。 ◆21番(福田喜一)  今、市内の作業所の平均工賃の御案内がございましたですけれども、やっぱり平均をしてみますというと、月平均が通所者は1万円から割ってくるかもわかりませんですね。というふうな安い賃金の中で、20日間、あるいは20日以上というふうな通所をなされておるわけでございます。そういうふうなことで、先ほども申しましたように、熊本市は平成23年までは2分の1は続けてやりますよというふうなことでもありましたので、できるならば、この弱い立場の障害者の皆さんがあれだけの作業をなされております。そういうふうな中で、今まで市がやっておりました2分の1の額でもと思うわけですけれども、もう一回その辺について、どうしてもできないものかお伺いをいたします。 ○議長(前田教一)  市民部長。 ◎市民部長(山平邦博)  先ほども申し上げましたけれども、いわゆる弱い皆さんの立場を理解して、市のこれまでの負担の2分の1でもという御質問でございますけれども、市の財政事情というものにつきましてはどうしても御理解いただかないと、他の事業、本来行うべき事業になったときに、それができないということではいけませんものですから、私どもといたしましては、逆に議員の御理解を賜りたいとお願い申し上げる次第でございます。 ○議長(前田教一)  福田議員。 ◆21番(福田喜一)  できないものを幾らねだってもできないだろうと思いますけれども、極力その辺には御配慮のほどをお願いしたいと思うところでございます。  次に、障害者活動支援センターの役割についてお尋ねをいたします。  昨年4月に市民交流プラザ、市役所の東側に開設がなされましたけれども、今までは瑠璃光苑の一角に障害者生活支援センターはあったわけでございますが、この伊万里・有田地区の障害者・児のもろもろの相談に応じておられると思います。  そこで、障害を持つ方々の生活支援の相談にはどんなものがあったのか。あったとすれば何件ぐらいの相談が月々あっているものか伺います。 ○議長(前田教一)  市民部長。 ◎市民部長(山平邦博)  障害者生活支援センターにつきましては、自立支援法におきまして、市町村事業である地域生活支援事業の必須事業として位置づけられたものでございまして、相談支援事業を実施する施設でありまして、障害に関する総合相談窓口として、まず障害者本人や御家族の方などから相談を受け、御本人の状態、御希望などを確認しながら、各種施設や事業所が提供するサービスにつないでいく役割を担っているところでございます。  御質問のどのような相談があり、成果はというようなことでございますけれども、センターのほうへ来所、または職員が各家庭を訪問したり、電話により対応した相談件数といたしましては、19年度が年間で2,750件となっております。20年度は1月末まででございますが、2,392件に上っております。  相談内容につきましては、自立支援サービスや補装具等の申請の相談が最も多く、また、健康管理や年金、家族関係、就労、住宅など、生活の全般にわたっているところでございます。 ○議長(前田教一)  福田議員。 ◆21番(福田喜一)  この自立支援サービスもその中に入っておると、これはいろいろな方面で入っていると思いますけれども、例えば、そういうふうな作業所あたりに仕事に行きたいとか、あそこの作業所はどんな仕事があるんでしょうかというふうな相談もなされておるわけでございましょうか。 ○議長(前田教一)  市民部長。 ◎市民部長(山平邦博)  相談の内容といたしましては、あくまでも御相談にお見えになられた方の御本人さんの意向を踏まえて、いわゆる作業所につないでいくというのが前提になろうかと思います。  現在、相談・支援の内容について、一般就労がうまくいかなかった方々もいらっしゃいますけれども、私どもといたしましては、あくまでも作業の内容、そういうものによって施設の希望をされているという現状でございますので、尊重をしながら対応しているところでございます。 ○議長(前田教一)  福田議員。 ◆21番(福田喜一)  もう一回お尋ねいたしますけれども、年間2,392件というふうな莫大な相談がなされて大変なことだろうと思いますけれども、ただいま申しましたように、作業所あたりに行きたい、またはあそこの作業所はどうだろうかというふうな作業所あたりとの横の連絡あたり、またはそうしたあそこの作業所がいいですよというふうな相談、そういうふうな中で、何件かそういうふうな作業所関係も物になったのがあるわけですかね。 ○議長(前田教一)  市民部長。 ◎市民部長(山平邦博)  支援センターで相談を受ける方のうち、作業所の利用を希望される方や作業所の利用が適していると思われる方につきましては、就労支援部会で作成いたしました、まずチラシをごらんいただきまして、そして各作業所の御紹介をし、作業所の御案内をしていると。そのことによって、通所につなげる活動を行っているところでございます。  最終的にどこに行かれるかは、あくまでも先ほども申し上げましたけれども、御本人の希望や住所からの距離、交通手段、昼食の有無などの条件から最も適したところを御本人が選択されるということになりますし、直接御本人や家族が行かれることになりますので、支援センターがかかわっていることは、いわゆる作業所の皆さんにはわからない場合もあるかと思いますが、現在そういう形で御紹介をさせていただいているところでございます。 ○議長(前田教一)  福田議員。 ◆21番(福田喜一)  福祉関係で、もう時間もあとがなくなったようなところでございますけれども、通所者の身をお考えいただきまして、この福祉関係の作業所関係については終わりたいと思います。  次に参りますが、山間地農業の今後の継続について、産業部長の答弁はありましたですけれども、私どもが田舎に住みながら一番思うことは、やっぱり先ほども産業部長のほうからちょっと紹介がありましたけれども、イノシシの被害対策です。農作物をつくる云々はまず二の問題といたしまして、この被害対策が一番であります。稲作はもちろん、畑作物まですべての作物に被害を与えるイノシシの被害防止について、これまで市のほうでも牧さくや箱わななどの駆除対策を講じていただいており、年間では相当数の捕獲がなされていると思いますが、一向に被害が減る気配はありません。  きのう私どもの集落では部落常会があったわけですけれども、その中でもイノシシさえいなければなと、皆さんが口をそろえて言うようにイノシシがおります。やっぱりこがんことを言うて悪いかよくわかりませんですけれども、ネズミの駆除のネズミ殺しのようなのを山の中にずっとしておけば、イノシシが自然と死ぬごたっとのなかろうかとまで言われるくらい本当にイノシシは困ります。そういうふうなことで、別に抜本的な対策はないものか伺います。 ○議長(前田教一)  産業部長。 ◎産業部長(中島善博)  イノシシ駆除の抜本的な対策ということでございますけど、議案質疑の中で岩橋議員からも同趣旨の御質問をいただきまして、お答えはいたしておりますけど、お答えをしてまいりたいと思います。  現在の取り組みということで申し上げたいと思います。  今年度におきましては、国庫補助でございます鳥獣害の防止総合対策事業、これに取り組みまして、電気牧さくの導入を行っておりまして、28地区で66台を導入されております。総事業費で826万9千円になろうかと思っています。また、この事業ではイノシシ捕獲用の箱わなの導入も行っております。63台を導入いたしまして、総事業費は231万6千円となっております。  また、駆除従事者に対しまして、有害鳥獣駆除期間中に駆除されましたイノシシの捕獲頭数に応じた捕獲報奨金、これも支払っております。  市単独事業といたしましては、平成17年度からでございますが、伊万里版のイノシシ対策狩猟免許取得促進特別事業を実施いたしております。これは55歳未満の方がわなや網猟の狩猟免許を新規で取得される際の経費を助成するものでございまして、高齢化が進んでおります狩猟者の若返りということで、後継者育成を図るものでございます。 ○議長(前田教一)  福田議員。
    ◆21番(福田喜一)  私も産業部のほうから、この前、議案質疑の中で岩橋議員が質問されておりました資料をもらっておりますが、この駆除従事者を見てみますというと、伊万里から大川まで12集落の中で、非常に従事者のばらつきが多いということを見たわけでございます。多いところは16名もおられ、その捕獲頭数も595頭もとったというふうなことになっておりますけれども、少ない町は2名ぐらいと、とれた頭数も15頭ぐらいというふうなことで、こういうふうなばらつきがあるわけですけれども、これをもっと駆除従事者が楽しみを持ってイノシシをとられるような対策がないものか。例えば、二、三日前の新聞ですけれども、唐津市、あるいは武雄市の例が一般質問の中であっておりますけれども、唐津市では、やっぱり鳥獣害対策室を設けてやるんだというふうなことが書いてありますね。また、武雄市でも、ここはいのしし課とできておりますけれども、ここでは新幹線の開通を目指してイノシシ弁当をつくろうかというふうなことも書いてございます。  そういうふうな、よそも確かにイノシシで大変苦労はされておると思いますけれども、伊万里についてもそういうふうに、駆除従事者が楽しんでイノシシをとられるような、また唐津市、武雄市のように、そのイノシシの料理をうまいところ料理して生かしていこうかというふうなお考えはないものか伺います。 ○議長(前田教一)  産業部長。 ◎産業部長(中島善博)  イノシシ駆除を楽しみながらというようなことで、例えば加工の部分とか、そういったところの御質問であったわけです。  現在、先ほど来申しておりますような対策を講じているところでございますけど、イノシシの確保につきましては、これもせんだってお話ししたかと思います。今、農林高校のほうでソーセージづくりとか、こういったものにチャレンジされているというふうな動きもございますので、こういったものにつきましては市としても支援をしてまいりたいというふうなことで思っております。  それと、県のほうも、従来、これは楽しみながらにはならないと思いますけど、岩橋議員の御質問の中にもありましたように、年間を通した形でできないかというふうなこともございまして、県のほうもこの取り組みを1年間できるような形でされておりますので、こういったものを活用しながら進めてまいりたいというふうなことで思っております。  猟師さんにとりましても楽しみながらというよりも、非常に多い中で、いろいろ課題も提起されておりまして、楽しみながらという部分にはならないかと思いますけど、やっぱり駆除しやすいような形というのは、市としても支援等を行ってまいりたいというふうなことで思っております。 ○議長(前田教一)  福田議員。 ◆21番(福田喜一)  なかなか、このイノシシの駆除というのは、私どももやってもいました。イノシシを飼ってもいましたですけれども、なかなかこの箱わなにしてでも牧さくにしてでも、手間暇がかかります。ある程度の資金もかかります。そういうふうなことで、もう少々狭い田んなか、畑はもう荒れかしていってでも何もせんがましばいというふうな、山間地ではそういうふうなことになりつつ、だんだんイノシシというのはこの平たんまで下がってきているのが現状でございます。  でございますので、やはり楽しみながらというのも、またこれをとってやれば、そういうふうな肉に加工されるんだろうというふうな、そういうふうな楽しみを持たせんというと、なかなか今の高齢化社会の中で、これを捕獲する者は少なくなると思いますし、また、本当にこれはとっても繁殖率が高うございまして、減らないイノシシの対策、これを要は万全を期していただきたいと思うところでございます。  もう時間もなくなりましたので次へ参りますが、次は林業の活性化について伺います。  市内各地には、県行造林や市有林、学校造林等が点在をしております。これのほとんどが伐期を迎えておりますけれども、この中で、伊万里市内の先ほども説明がありましたように相当数の人工林の面積がございます。幸い伊万里には工業団地の中に伊万里木材市場、それに西九州木材協同組合が設立し、木材の製品加工が行われています。その隣には中国木材も進出をしているところでございますけれども、その中に、この県内産、あるいは伊万里産の木材がどのくらいの入荷があっているかはわかっておりませんか、お尋ねします。 ○議長(前田教一)  産業部長。 ◎産業部長(中島善博)  木材コンビナートのほうに搬入されております木材の状況という御質問かと思いますが、お答えをいたしたいと思います。  木材コンビナートにつきましては、御承知のように日々佐賀県の一部も初め、九州北部地区から木材が連日運ばれているところでございます。平成20年中に伊万里木材市場で集荷されました木材、これが全体で31万8,000立米ございます。そのうち佐賀県内から18%に当たります5万6,000立方メートル、伊万里市内からは1,300立方メートルというふうなことで市場のほうから伺っております。 ○議長(前田教一)  福田議員。 ◆21番(福田喜一)  なかなか、今、木材の低迷の中で私たちも日ごろいつも思うわけですが、せっかく伊万里にあれだけの木材の工業団地ができたわけですけれども、実際に我々が手にする山林からの収入というのはほとんどないわけでございます。これを、やっぱり伊万里の木材を一番有利な販売ができるように御努力をお願いしたいと思うところでございます。  次に、林道計画についてでございますが、先ほど説明がありましたとおりと思いますけれども、今後の活動方針について何かございましたならば伺います。 ○議長(前田教一)  産業部長。 ◎産業部長(中島善博)  活動につきましては、先ほど申しましたように、林道開設の促進期成会が10月に設立されましたので、これは年度途中というところもございまして、21年度から本格的な活動といいますか、そういったものが展開されてくると思いますので、まずは整備に向けた県に対する要望というのが主になってくるんじゃないかなというように思っております。 ○議長(前田教一)  福田議員。 ◆21番(福田喜一)  時間もなくなりましたですけれども、最後の伊万里牛課設置について、一言だけ質問をしたいと思います。  この趣旨については、先ほど松尾雅宏議員のほうからも質問があっておりましたように、私も趣旨はよくわかっておるわけでございますが、現在、伊万里市農協管内の肥育牛部会、約100名弱ぐらいと思いますが、その中で肥育頭数も1万頭弱ぐらいと思います。ですけれども、今、この肥育牛農家の経営状態というものは非常に厳しいものばかりでございます。素牛の一番高かった時分の牛が今売れているというふうなことでございますし、もろもろの関係で飼料が高騰しております。  そういうふうな中で、ほとんどが売っても畜産農家の手取りにはとどまらないというふうな状況の中でございます。これがずっと続けば、私たちは畜産農家はここで滅びていくんじゃなかろうかというふうな心配をしております。  そういうふうな中で、今後の畜産経営を続けるためには、農協の畜産部とのタイアップをしながら市のほうでできるだけの支援をしていただきたいと思いますが、その辺についてお伺いをいたします。 ○議長(前田教一)  産業部長。 ◎産業部長(中島善博)  畜産振興につきましては、伊万里牛振興会というのを組織しておりまして、こちらのほうに市のほうから支援し、ともに生産促進を図っていこうということでいたしておりまして、関西地区の3地区で共励会をやったり、先ほども申しましたように、二日市のほうで共励会をやったり、また、新たな販路拡大ということで関東地区でというふうな活動もやっておりまして、今後につきましても、この促進についてはこれまで以上にやっていきたいというふうなことで思っておりますし、また伊万里牛課という新たな課も設置されますので、こちらを窓口といたしまして、先ほど申しましたような活動を展開してまいりたいというふうなことで思っております。(「まだ質問したいところはたくさんありましたですけれども、ちょうど時間となりましたので、この辺で終わらせていただきます。どうもありがとうございました」と呼ぶ者あり) △日程第2 市長提出追加議案の一括上程 △日程第3 市長提出追加議案の提案理由説明 ○議長(前田教一)  これをもちまして、一般市政に対する質問のすべてを終了いたします。  引き続いてではありますが、ここで本日新たに提出されました市長提出追加議案3件の取り扱いにつきましては、休憩中に議会運営委員会を開催していただき、協議の結果、本日の日程に追加上程することに決定されております。  そこで、お諮りをいたします。市長提出追加議案第42号から第44号までの3件については、議会運営委員会の決定どおり本日の日程に追加上程することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、市長提出追加議案第42号から第44号までの3件を本日の日程に追加上程いたします。  それでは、ただいま追加上程いたしました議案第42号から第44号までの3件を議題といたします。  議案の朗読を省略して、直ちに提案理由の説明を求めます。塚部市長。 ◎市長(塚部芳和) (登壇)  本日提出いたしました追加議案について、その提案理由並びに概要を御説明申し上げます。  議案第42号「資金の積立てに関する基金条例の一部を改正する条例制定について」は、介護従事者の処遇改善対策として、介護報酬が改定されることに伴う介護保険料の上昇を抑制するため、新たに伊万里市介護従事者処遇改善臨時特例基金を設置するものであります。  議案第43号「平成20年度伊万里市一般会計補正予算(第6号)について」は、歳入歳出それぞれ12億4,590万3千円を追加し、歳入歳出予算の総額を217億553万9千円とするものであります。  今回の補正の主な内容は、国の平成20年度第2次補正予算並びに同関連法案が可決成立したことに伴い、定額給付金、子育て応援特別手当及び地域活性化・生活対策臨時交付金等の補助事業に要する経費について補正を行うものであります。  以下、歳出から補正の主なものについて御説明申し上げます。  総務費の補正は、平成21年2月1日を基準日として、65歳以上及び18歳以下の市民に2万円、それ以外の市民に1万2千円を給付するための定額給付金を追加するとともに、地域活性化・生活対策臨時交付金の一部をまちづくり基金に積み立てるものであります。  民生費の補正は、平成21年2月1日を基準日として、幼児教育期(小学校就学前3年間)の第2子以降の子に1人当たり3万6千円を支給するため、子育て応援特別手当を追加するものであります。  農林水産業費の補正は、農山漁村活性化プロジェクト支援交付金を活用して、間伐による森林整備・保全を推進するため、高性能林業機械の導入に対する補助金を追加するものであります。  商工費の補正は、地域経済の活性化対策として、より多くの市民に市内での消費を喚起するため、プレミアムつき商品券の発行に対する補助金を追加するものであります。  土木費の補正は、生活幹線道路整備を推進するため、都市計画道路(陣内白野線)の整備に要する経費を追加するものであります。  教育費の補正は、地域活性化・生活対策臨時交付金を活用して、老朽化した大川公民館を建てかえるため、大川町コミュニティセンターの建設に要する経費を追加するものであります。  歳入につきましては、歳出に計上いたしております事務事業に要する財源として、国庫支出金、県支出金、繰入金、諸収入及び市債をそれぞれ追加するものであります。  議案第44号「平成20年度伊万里市介護保険特別会計補正予算(第4号)について」は、歳入歳出それぞれ3,535万円を追加し、歳入歳出予算の総額を48億1,385万2千円とするものであります。  今回の補正は、議案第42号で御説明いたしました基金に、介護従事者処遇改善臨時特例交付金を積み立てるものであります。  以上、本日提出いたしました追加議案について、その提案理由並びに概要を御説明申し上げましたが、何とぞよろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(前田教一)  市長の提案理由の説明が終わりましたので、ここでしばらく休憩いたします。                (午後2時7分 休憩)                (午後2時45分 再開) △日程第4 市長提出追加議案に対する質疑 ○議長(前田教一)  会議を再開いたします。  先ほど追加上程いたしました議案に対する質疑を行います。  議案第42号 資金の積立てに関する基金条例の一部を改正する条例制定について。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕  質疑なしと認めます。よって、議案第42号に対する質疑を終結いたします。  次、議案第43号 平成20年度伊万里市一般会計補正予算(第6号)について。盛議員。 ◆22番(盛泰子)  歳入に関してお尋ねをいたします。  今回、国からの補助金で大川公民館の建てかえが前倒しでできるようになるというのは大変喜ばしいことだというふうに思っておりますが、この補助金のメニューがコミュニティセンターというふうになっているというところに私は若干の危惧を感じております。  というのが、今回の議案にも出ている保健センターの地番表示の変更が、前の前の部長のときに問題提起をして、やっと今回できるようになった。それは補助金の関係でどうしてもそこが変えられなかったという状況があったわけですね。なるべく片仮名語は使わないようにしましょうとかいう話がある中で、地域の皆さんがそれで納得されればいいのかもしれませんが、コミュニティセンターという形でこれはしていかなければならないことなのかどうか、そこについてお尋ねをいたします。 ○議長(前田教一)  教育部長。 ◎教育部長(江頭興宣)  今回、国から示されたメニューの中にコミュニティー関係に関する事業というのがありまして、それを該当させるために名称をそういうふうな名称にしているということでございます。 ○議長(前田教一)  盛議員。 ◆22番(盛泰子)  コミュニティー関係にあるメニューということでしたが、それではでき上がった建物はコミュニティセンターというふうに必ずしもしなくてもいいのでしょうか。 ○議長(前田教一)  教育部長。 ◎教育部長(江頭興宣)  施設設置の条例が必要になると思いますけれども、その名称はコミュニティセンターとせざるを得ないと思います。 ○議長(前田教一)  ほか。堀議員。 ◆14番(堀良夫)  関連して大川町のコミュニティセンター事業ですが、この事業の名称で、さきに私のほうは地域の元気推進事業の一般質問で取り上げておりましたが、この趣旨からしても、各町における公民館の今後の運営のあり方はという面にもつながってくるというふうに受けとめておりました。今の盛議員の質問の趣旨にも重なってまいりますが、あくまで今回、教育費の中でこれが出ておりますので、コミュニティセンターは本来の法的な根拠からいうと、社会教育というのが公民館の設置の位置づけでもあります。
     そういう点を含めて、伊万里市は地域の元気推進事業に取り組んでいこうということですから、そういった意味においての公民館の名称とコミュニティーの今回の制度事業に沿ってのという意味合いはわかりますが、各町に公民館というのは設置されておるわけですから、そういった点についてもう一度お伺いします。 ○議長(前田教一)  教育部長。 ◎教育部長(江頭興宣)  今、地域の元気推進事業が展開されております。公民館のあり方につきましては、今後検討していく必要があるかと思いますけれども、地域のまちづくりの拠点と、これまでの社会教育とか、それを含めて地域のまちづくりの拠点的な施設になるんじゃないかというふうに私は考えております。  だから、性格的には、これまでの公民館よりもコミュニティセンターという性格が強い活動拠点となるものじゃないかと、これはまだ委員会の中でも協議をしておりませんけれども、個人的な思いとしてはそういうふうに感じております。 ○議長(前田教一)  ほか。島田議員。 ◆15番(島田布弘)  私も今お二方の意見と同感でございまして、この公民館建設は、大川町の公民館が先ほど説明では昭和46年に建設されて、一番古いということで先ほど説明を受けました。そういう中にあって、また300万円の公民館建設に対する指定寄附もあったという中で、このコミュニティーというのが非常に私もひっかかるわけです。  それで、この伊万里市内、公民館ずっとございますが、やはりこの辺は整理をしたほうが私はいいと思います。先ほど財政の厳しい中で、それで今度国の第2次補正によってコミュニティー、地域活動に対する交付金で、ちょうどそういうふうな補助金で該当するから、これに割り当てたと、予算計上したということでございますけれども、この辺ははっきり整理をするべきと思いますが、その辺についてもう一回お願いします。 ○議長(前田教一)  教育部長。 ◎教育部長(江頭興宣)  議員からも御紹介ありましたけれども、何とか財源を確保しないと建設できないということで、国の制度事業に合わせたという経過がございます。それと、今度の場合はコミュニティーという名称になりますけれども、そこら辺については、他の公民館と地域の元気推進事業とのあり方あたりも踏まえまして検討していきたいと思います。 ○議長(前田教一)  島田議員。 ◆15番(島田布弘)  これは文教厚生委員会所管でございますから、余りは言わないようにしておりましたけれども、そうしますと、今度このコミュニティセンター建設イコール公民館、公民館の中に私はコミュニティーがあると思いますが、あくまでもコミュニティーに教育委員会のほうがそういう形であればそれで構いませんが、後から委員会では細部に触れますけれども、例えば、近年、松浦公民館が建設されたわけですね。それと規模的に比較をして、1億8,400万幾らか計上されておりましたけれども、そういうふうな面積、あるいは建築物の規模あたりは大体どういうふうになっておりますか。その辺わかればお答えを願いたいと思います。  以上です。 ○議長(前田教一)  教育部長。 ◎教育部長(江頭興宣)  大川公民館の面積は758.4平方メートルでございます。松浦公民館が507.4平方メートルになっております。 △日程第5 議案の常任委員会付託 ○議長(前田教一)  ほか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕  質疑なしと認めます。よって、議案第43号に対する質疑を終結いたします。  次、議案第44号 平成20年度伊万里市介護保険特別会計補正予算(第4号)について。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕  質疑なしと認めます。よって、議案第44号に対する質疑を終結いたします。  次に、議案の委員会付託を行います。  本日追加提案されました議案第42号から第44号につきましては、お手元に配付しております付託表(追加1)のとおり各常任委員会に付託することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、付託表(追加1)のとおり各常任委員会に付託することに決定いたしました。  本日はこれをもちまして散会いたします。                (午後2時54分 散会)...