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  1. 鳥栖市議会 2024-04-01
    06月18日-05号


    取得元: 鳥栖市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和6年 6月 定例会1 出席議員議席番号及び氏名  議 長   松 隈  清 之       11 番   中 村  直 人  1 番   野 下  泰 弘       12 番   尼 寺  省 悟  2 番   田 村  弘 子       13 番   成 冨  牧 男  3 番   和 田  晴 美       14 番   藤 田  昌 隆  4 番   永 江  ゆ き       15 番   伊 藤  克 也  5 番   牧 瀬  昭 子       16 番   西 依  義 規  6 番   池 田  利 幸       17 番   飛 松  妙 子  7 番   緒 方  俊 之       18 番   久保山  日出男  8 番   樋 口  伸一郎       19 番   森 山    林  9 番   江 副  康 成       21 番   齊 藤  正 治  10 番   中川原  豊 志       22 番   小 石  弘 和2 欠席議員議席番号及び氏名  なし3 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名                        総務部次長  市     長    向 門  慶 人               緒 方    守                        兼総務課長                        経済部次長  副  市  長    大久保  哲 郎               古 沢    修                        兼商工観光課長  政策部長       松 雪    努   総合政策課長      田 中  大 介  総務部長       小 栁  秀 和   財政課長        古 賀  庸 介  健康福祉らい部長  古 賀  達 也   地域福祉課長      林    康 司  スポーツ文化部長   石 丸  健 一   スポーツ振興課長    小 川  智 裕  市民環境部長     吉 田  忠 典   市民協働課長      原    祥 雄  経済部長             宮 原    信   建設課長        三 澄  洋 文  兼上下水道局長  建設部長       中 島  勇 一   上下水道局管理課長   犬 丸  章 宏  教育長        佐々木  英 利   教育総務課長      佐 藤  正 己  教育部長       姉 川  勝 之4 職務のため出席した議会事務局職員の職氏名  議会事務局長     武 富  美津子   議事調査係主査     松 雪    望  議会事務局次長             江 下    剛   議事調査係主任     古 賀  隆 介  兼議事調査係長                        議事調査係主事     前 田  肇 之5 議事日程  日程第1 一般質問6 傍聴者  3人         午前10時開議 ○議長(松隈清之)  これより本日の会議を開きます。           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第1 一般質問 ○議長(松隈清之)  日程第1.一般質問を行います。 永江ゆき議員の発言を許します。永江議員。 ◆議員(永江ゆき) 〔登壇〕 おはようございます。彩りの会の永江ゆきです。 本日もお忙しい中、傍聴席まで足をお運びいただき、ありがとうございます。オンラインで傍聴していただいている皆様、議会に興味を持っていただき、誠にありがとうございます。 それでは、通告に従って質問していきたいと思いますが、質問に入る前に、今回3つの質問をさせてもらう予定でしたが、2番目の公民館につきましては取り下げることにしました。したがいまして、1番目に通学路熱中症対策、2番目に学校給食について。2点に絞って質問していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 先週金曜日の佐賀県の最高気温が34度を超えました。お隣の久留米市では最高気温35度を超え、日本一暑かったそうです。tenki.jpで過去のデータを調べてみますと、9年前の2015年の6月の半ばの1週間の最高気温は、30度を超えた日は1日もなく、2016年から23年の6月半ばの1週間の最高気温は30度を超える日が2日間あり、今年の6月半ばの1週間の気温は毎日30度を超えている状況です。データで数値化された情報を時系列で見ると現状がよく分かり、危機感が高まります。県のホームページによりますと、ここ佐賀県では、100年前に比べると平均気温が既に1.65度上昇してしまっているということでした。パリ協定では、産業革命前に比べ、平均気温上昇を1.5度までに抑えることが世界の目標でした。私たちは既に超えてしまっているという状況になります。 子供たちや高齢者、社会的な弱者と言われる方々がどうしても先にその影響を受けることになるので、それ相当な配慮が必要になってくると思います。子供たちが登校する時間に挨拶運動しているのですが、最近急に朝から暑くなってきて、交差点にある街路樹の木陰がとてもありがたいです。子供たちも、本能的に陰に身を寄せます。家から交差点までは、まだ二、三百メートルの時点で、学校までは1キロ以上ある地点です。たまに座り込んで信号待ちをする子がいると、熱中症ではないかと思い、大丈夫と声をかけるのですが、大丈夫、と、つらそうに答えることもあり、心配になります。 以前、子供たちから、通学路に日陰がない、荷物が重い、暑いという声が多く聞かれました。ここで、深刻化してきた、熱中症になりやすい状況の子供たちをどのようにして守っていくのかを考えないといけません。まずは、現状はどうなのか。令和5年度、学校において熱中症の症状があった子供の数を教えてください。 以降は、質問席よりさせていただきます。 ◎教育長佐々木英利) 〔登壇〕 おはようございます。永江議員の御質問にお答えします。 令和5年度、市立小中学校において熱中症となった児童生徒につきましては、小学校69名、中学校87名、合計で156名となっております。 以上、お答えといたします。 ◆議員(永江ゆき)  熱中症は、大体6月から9月までのうちに起こります。1か月ほど夏休みがありますので、実質3か月程度で156名の児童生徒熱中症になったということになります。多くの子供たちは徒歩での登校だと思いますが、炎天下の中の下校になると思いますが、どのような対策を取ってあるのかお尋ねします。 ◎教育長佐々木英利) 〔登壇〕 永江議員の御質問にお答えします。 令和5年7月、山形県では、部活を終えた女子中学生が下校中に熱中症と見られる症状で倒れ、亡くなるといった痛ましい事故が発生しました。 今年度は5月においても30度を超える日があり、学校での教育活動以外にも、登下校時の熱中症も心配されます。市立各小中学校においては、定期的な水分の補給の声かけはもちろんのこと、スポーツドリンクの持参、ネッククーラーの着用、日傘を差しての登下校等熱中症対策に取り組んでいるところです。これらの各学校における熱中症対策の取組につきましては、校長研修会等において共有し、市内全ての小中学校における熱中症対策の強化に引き続き努めてまいります。 以上、お答えといたします。 ◆議員(永江ゆき)  下校中に熱中症の症状で亡くなるとか、本当に痛ましい事故です。 実際、熱中症での死亡者は、令和4年度に1,300人を超えています。スポーツドリンクも糖分が意外と入っているため、適切な飲み方をしないと逆に喉が渇くことになったりするのではないでしょうか。シンプルに、自然の塩はミネラルがたっぷり入っているので、水分と一緒に補給するとより体内に吸収性が高まりと思いますので、効果的だと思います。 ネッククーラー、本当に良いですね。朝からつけている子供たちを見るようになりました。日傘、昔は女性が多かったのですが、最近では男性でも日傘を差されているのをよく見ます。筑後市では、2020年に日傘を全児童に配布されています。登下校のとき、熱中症対策と、当時はやっていた新型コロナ感染症拡大防止のため、飛沫を防ぐという目的だったそうです。鳥栖市でも日傘を差している子、たまには見ますが、ほとんどの子は差していません。ぜひ全校で声をかけて、日傘を推奨していただきたいと思います。 次は、通学路に関してお伺いします。通学路を先生方や地域の方が定期的に点検をしていただいているとお聞きしましたが、通学路点検は誰がどのようにされているのかお尋ねします。 ◎教育長佐々木英利) 〔登壇〕 永江議員の御質問にお答えします。 通学路合同点検につきましては、学校教育課が主管課となり、通学路の安全、交通安全の確保に向け、毎年実施するものでございます。 手続といたしましては、学校教育課から、各小学校、保護者からの意見も含めた点検箇所を選定するように依頼し、点検日を決めて行っております。点検方法につきましては、実際に現地に赴いて点検を行う場合もあれば、事前に写真や地図等の資料を準備し、スライドを用いて、学校の会議室等で行う場合もあります。出席者といたしましては、小学校の管理職及び安全担当教員、中学校の安全担当教員保護者交通対策協議会鳥栖警察署本市維持管理課、建設課、生涯学習課、県東部土木事務所国土交通省鳥栖維持出張所より出席いただいております。 以上、お答えといたします。 ◆議員(永江ゆき)  交通安全に特化した点検だということが分かりました。子供たちは、このような幅広い立場の方々が陰で動いてくださっているからこそ、安心して毎日学校に通えるということですね。 この安心、安全な通学路も、小学生が下校する時間帯である午後2時から午後4時、この時間帯が1日の中で最高気温に達します。太陽が最も高い位置に来る正午頃から、地面に直射日光直射日光当たり地面を温めるため、1日の最高気温に達する時間帯が下校時間に当たる午後2時から午後3時ぐらいになるようです。子供たちが危険にさらされるのは今や交通面だけではなく、気候変動から来る温暖化に対しても、何かしら対応が必要になってきている状況だと言えます。 環境省のまちなかの暑さガイドラインでは、気温30度のときのひなた面が約50度、木陰面が32度だそうです。さらに、暑さに大きく影響するのは日射だそうです。身長の小さい子供は、大人よりも地面に近いため7度から8度暑いそうです。そんなことは、大人はなかなか気づけないことがあると思います。 この、とても暑いという声を反映して、通学路合同点検において、下校中の子供の暑さ対策や日陰の確保などについても話し合っておられるのかをお伺いいたします。 ◎教育長佐々木英利) 〔登壇〕 永江議員の御質問にお答えします。 令和5年の気候変動適応法の改正により、熱中症警戒アラート熱中症警戒情報として法律に位置づけられるとともに、より深刻な健康被害が発生し得る場合に備え、一段上の熱中症特別警戒情報が創設されました。熱中症特別警戒情報が発表された地域では、広域的に過去に例のない危険な暑さとなり、熱中症により人の健康に関わる重大な被害が生じるおそれがあることから、自発的な熱中症予防行動の実施、また、家族や周囲の人々においては見守りや声かけ等の共助や公助の行動が求められます。 通学路合同点検においては、登下校中の安全に関わる団体が集まりますことから、交通安全に加え登下校中の熱中症についても周知し、御理解いただくとともに、児童生徒の健康面についても見守りの御協力を依頼してまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ◆議員(永江ゆき)  交通安全に加えて、登下校中の熱中症についても周知していただき、児童生徒の健康面についても周知していただけるということでした。ありがとうございます。 子供が自分で身を守れるようにすることも同時に重要だと考えます。子供の目線と大人の目線は随分と違いますので、ぜひ、大人の方ばかりではなく子供と一緒に点検に行くとか、子供の目線で感じる意見を直接聞く機会も増やしていただくよう要望いたします。 次は、水分補給対策です。給水スポットの必要性について、本市(225ページで「学校」に訂正)の考えをお伺いします。 ◎教育長佐々木英利) 〔登壇〕 永江議員の御質問にお答えします。 現在、学校では下校指導の際に、体調管理として登下校中の給水等についても指導を行っております。子供たちは、水筒を持参し、登下校中、適宜給水しております。天候によっては、複数準備することもございます。子供によっては、早く飲み干す子もますが、下校前に水道水を補給する等で対応しております。 また、緊急時の対応については、現在子ども110番の家に市内593件の登録をいただいております。本来、子ども110番の家は登下校中の犯罪被害から子供を保護し、警察へ通報等を行うために登録された家ですが、熱中症等が危惧される近年の気候から、体調不良も含め、児童生徒が助けを求めたときにも協力いただけるよう、お願いしていかなければならないと考えます。今後、PTA、学校運営協議会などにおいて協議を進めてまいります。 以上、お答えといたします。 ◆議員(永江ゆき)  ありがとうございます。 すいません、私、つい本市と言ってしまいました。改めておわび申し上げます。訂正させていただきます。学校でした。 飛松議員から、去年の9月議会で質問があっていました。私も、ウオーターサーバーウオータースタンドなど給水スポットの設置は、熱中症対策ごみ削減化石燃料の削減、マイクロプラスチックの削減、万が一の防災の観点においても有効だと思いますし、子供が家から1日分の水分を持ってくるには限界があります。水筒の水がなくなったとき、水道の水というのに対して抵抗がある保護者さんの声はよく耳にします。夏場は水温が高い分、どうしても塩素を増やすそうです。実際、どんな味がするのか。ふだん水道水を飲まないのですが、飲んでみましたら塩素を強く感じました。感じ方は一人一人違うと思いますので、一概には言えませんが、命の源の水はできるだけおいしい水がいいですし、飲みたいときに給水できる環境をつくるほうがいいのではないかと思っています。登下校中に、子供たちが気軽に給水できるスポットがあるとよいと思いますので、ぜひ御検討をお願いいたします。 次は、クーリングシェルター設置状況をお伺いします。 ◎健康福祉らい部長古賀達也) 〔登壇〕 おはようございます。永江議員の御質問にお答えいたします。 令和6年4月1日より、熱中症対策の強化を盛り込んだ改正気候変動適応法全面施行となり、これにより市町村は、暑さをしのぐ場所としてクーリングシェルターを指定することができることとなりました。このクーリングシェルターは、同じ法律で新設された熱中症特別警戒情報通称熱中症特別警戒アラートが発表された場合、開放を義務づけられる施設のことになります。 クーリングシェルター指定基準は、適切な冷房設備を有することと適正な空間が必要とされており、本市におきましては鳥栖市役所保健センター中央老人福祉センターまちづくり推進センター市立図書館サンメッセ鳥栖を指定しております。住民への周知につきましては、ホームページ、SNSを活用してまいります。また、児童生徒への周知につきましては、教育委員会と連携してまいります。 次に、民間施設の募集につきましては、受入れ可能人数及び当該施設の管理に関する事項について協定等に定める必要があることから、今後、クールリングシェルターの利用状況や他自治体の取組等を見ながら判断したいと考えております。 いずれにいたしましても、熱中症特別警戒アラートの発表にかかわらず、日頃から適切なエアコンの使用、こまめな水分、塩分の補給、不要な外出、運動の自粛などの熱中症の予防の啓発に努めてまいります。 以上、お答えといたします。 ◆議員(永江ゆき)  早速ホームページにアップしていただいていました。迅速な対応ありがとうございました。 おっしゃるとおり熱中症アラートの発表にかかわらず、日頃からの熱中症の予防に備えることや啓発は、今以上に積極的にやっていただくことがとても重要になってくるのかなと思います。 資料1を御覧ください。これはアップしていただいたホームページです。ちょっと長くなるので裏にもこうなったんですけど、ここには、施設名、所在地、開館日、時間帯、受入れ可能人数が書かれています。これを見てどういうふうに感じられますでしょうか。私はこれを見たときに、鳥栖市役所で10人程度とか、まちづくり推進センターが5人程度で少ないなって思ったんです。保健センターで5人程度。8か所あるまちづくりセンターが各5人ずつ、図書館が5人程度、サンメッセが10人程度、中央福祉センターが10人程度、全部で80人程度となっているようです。 資料2を御覧ください。ちょっと見にくいかと思いますけど、これが佐賀市のホームページにあったものです。佐賀市は熱中症対策のため、涼み処というふうに設置され、書かれています。佐賀市は、涼み処っていう、誰もが行きやすいような感じのホームページになっていました。受入れ可能人数を書いてありません。私、これを見て気軽に駆け込めそうな気がしたんです。どうでしょうか。公共施設が47か所、民間施設が7か所ということだけで、人数表記はありません。人口約7万2,000人の太宰府市の受入れ人数は242人でした。 何が言いたいかと申しますと、この熱中症特別アラートが発令されたときは、高齢者は特に外出を控えるのが一番だとは思います。一方、学校に行っている子供たちは、例えば、先生がこのホームページを見られたら、受入れ人数5人程度とあれば、帰り道つらかったらまちセンで休憩して一息ついて帰りなさいねと言いづらいような気がします。休憩したいときは、我慢せずに休憩してもらえるように環境をつくっておく必要があるのではないかと思います。熱中症は命に関わると思いますので、ぜひ、そういうことを徹底していただきたいなと思います。誰もが使える場所がクーリングシェルターになっておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。クーリングシェルターについては初めての試みだと思いますが、一番大切なのは、誰もがここに逃げこんでいいんだよと子供たちが認識することです。児童生徒に対しては、教育委員会と連携していただけるということでした。ぜひ、受入れ場所の追加や受入れ可能人数の見直しをお願いいたします。夏はもう、そこまで来ていますので、どうぞよろしくお願いいたします。 次は、学校給食についての質問に移りたいと思います。 全国的に給食の無償化や、オーガニック給食に向けて動きが広まってきました。食や水は命の源です。毎日、どのようなものを食べているかで、元気になったり病気したりと、健康に影響を及ぼしますし、ひいては財政にも大きく関わってきます。シンプルに、みんなが健康だと医療費はそうかからないのです。6月は食育月間です。毎日、友達と食べる給食は義務教育の中でも、心に残る思い出の一つ。 まずは、子供たちや先生の、担任の先生の摂食時間についてお伺いいたします。 ◎教育長佐々木英利) 〔登壇〕 永江議員の御質問にお答えします。 給食の摂食時間につきましては、小学校は25分から30分、平均で約27分。中学校は10分から15分、平均で14分となっております。担任の教員につきましては、給食指導を行いますので、摂食時間は児童生徒よりも短くなるものと考えております。 以上、お答えといたします。 ◆議員(永江ゆき)  今年の2月にウズラの卵を喉につまらせ、亡くなった痛ましい事故がありました。これまでもずっとウズラの卵は給食で使われてきたのに、なぜそんなことが起こったのだろうと思います。慌てていたのかなとか、おしゃべりしていたのかなとか、そもそも適切な給食の時間ってどれくらいなのだろうかと考えます。 小学校は25分から30分。中学校は10分から15分、さらに担任の先生はそれよりも短くなるという御答弁でした。10人ほどの小学生に話を聞いたのですが、大体15分から20分と答えました。時間はそれで足りてるのと聞くと、大体足りてると言います。でも、中には食べたかったのに時間が足りずに食べられなかった、おなかが減ったという子供がいて、それはよくないなと感じました。中学生に聞いたところ、10分と帰ってきて、時間が足りないということでした。お弁当の日があったらしいのですが、お弁当を残して帰ってきたそうです。親御さんが聞いたところ、時間が足りなかったと答えたそうです。 学校でいろんなイベントがあったりすると、時間がないときもあるかとは思いますが、通常の給食の提供量は、小学校1、2年生で360グラム、3、4年生で400グラム、5、6年生で440グラムだそうです。それを15分から20分程度で食べる。中学生は、1年生が550グラム、2、3年生は560グラムを10分から15分で食べる。メニューによっては違うかと思いますけど、それとは別に牛乳が提供されます。配膳から片づけまで45分で済まさなければいけません。1年生の配膳は6年生がお手伝いをしてくれるそうです。低学年の先生は、食べ切れない子供たちの量を調整したりおかわりを手伝ったり、子供たちがまだうまくできない分手間が必要になり、先生が食事をされる時間が削られるとお聞きしました。 これでは、食育の観点から、よくかんで食べることは難しそうに思いますが、このよくかむ力や、そしゃく力がもたらす心身への影響をどのようにお考えになっているのかお尋ねします。 ◎教育長佐々木英利) 〔登壇〕 永江議員の御質問にお答えします。 日本訪問歯科協会によりますと、かむことの効果について一般的に8つのことが言われています。 1つ目は、胃腸の働きを促進すること。細かくかみ砕くことと、かみ砕くと胃腸への負担を和らげます。2つ目は、虫歯、歯周病、口臭を予防する効果があると言われています。3つ目は、肥満を防止すること。たくさんかむと満腹感が得られ、食べ過ぎを防ぎます。4つ目は、脳の働きを活発にする働きです。かむことで、脳への血流量が増すと言われています。5つ目は、全身の体力の向上です。よくかむことで、全身に活力がみな切り、体力が向上すると言われます。6つ目は、味覚が発達することです。じっくり味わうことで、味覚が発達します。7つ目は、発音がはっきりすること。口の周りの筋肉が発達し、言葉の発音がはっきりすると言われます。8つ目は、がんを予防すること。唾液に含まれる酵素には、食品中の発がん物質発がん性を抑制する効果があると言われています。 以上、お答えといたします。
    ◆議員(永江ゆき)  ありがとうございました。すばらしく大変よいことばかりです。 食育基本法には、食育を「生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付ける」とあります。さらに、「心身の成長及び人格の形成に大きく影響を及ぼし、生涯にわたって健全な心と体を培い豊かな人間性をはぐくんでいく基礎となるものである」と書かれています。一方で、「社会経済情勢がめまぐるしく変化し、日々忙しい生活を送る中で、人々は、毎日の「食」の大切さを忘れがちである」とも書いてあります。全くそのとおりだと思います。私たちは、つい時間がないと食事の時間を削ったり、簡単なもので済ませたりしまいがちです。 厚労省によると、都道府県別年齢調整後1人当たり医療費が、国民医療費ベースで佐賀県がワースト4位で、1人当たり36万1,000円の医療費がかかっているようです。国民健康保険も高くなるばかりです。日々忙しい生活を送る中で、食の大切さを忘れがちになったり、よくかむ時間を取らなくなったのかもしれません。 先ほど、よくかむことの効果についてお話しいただきましたが、やはりかむ力を育むには、やわらかい白米よりも栄養価の高い、かみ応えのある玄米などもたまには良いのではないかと思いますが、玄米は子供たちには幾ら栄養があるからといっても嫌がると思いますので、まずは、白米よりも栄養価が高く少しは白米よりも歯応えがあり、よくかむと甘味が強く、とてもおいしい分づき米を提供するのもいいかと思います。精米したときに米ぬかも、白米の半分の量に減ります。何より、栄養価が高いです。よくかむことがよい影響を与えるのであれば、よくかむために学校給食の米飯に分づき米を使っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎教育長佐々木英利) 〔登壇〕 永江議員の御質問にお答えします。 学校給食の内容、特に主食である米飯をどうするかについては、栄養、食味、調理、流通価格などあらゆる角度から検討する必要はございますが、分づき米については、現在の米の購入先に問合せたところ、給食用など大量の米を精米する機械は、通常、精白米に合わせて調整されているため、分づき米は準備できないとのことでございました。 また、他市事例では、新潟県三条市が七分づき米を学校給食で使用されておりましたが、分づき米は色が白色でないため、異物が購入している場合に光センサーや目視での除去がしにくいこと、新潟県内に取扱い業者が1社しかなく、精米に手間も時間もかかるため、値段が年々高くなってきたことなどの理由により、昨年度から精白米に切替えられたとのことでございます。 このような課題があることから、本市学校給食において分づき米の使用は難しいものと考えております。 今後も、よくかんで味わうよう、食に関する指導の充実を図るとともに、根菜類や海藻類など、歯応えを感じ、食感を楽しむことができるように、調理方法を工夫してまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ◆議員(永江ゆき)  給食の米を大量に精米する機会は、白米に合わせて調整されているため、分づき米は準備できないということでした。実にもったいないなと思います。七分づきや五分づきのお米は玄米のように黒くはないし、白米よりもビタミンやミネラル、食物繊維など、栄養素が多く含まれます。それをしっかりとかむことによって、先ほどの胃腸の働きを促進することや、虫歯予防、肥満防止、脳の働きを活性、活発にすること。全身の体力向上、味覚の発達、口の周りの筋肉の発達、がん予防にもつながる。とてもよい効果が得られるかもしれないと思うと、諦められない気持ちです。 お話にあった、新潟県三条市の子供たちは七分づきを食べていたんですね。ちなみに、1人当たりの医療費が一番安い県は、新潟県です。確かに三条市は白米に切り替えられたのですが、有機栽培のお米を使われています。鳥栖市もいずれは有機のお米を子供たちに食べさせられるといいなと思っております。 次に、食べる速度やよくかむことを意識づけるための給食指導についてお伺いいたします。 ◎教育長佐々木英利) 〔登壇〕 永江議員の御質問にお答えします。 平成21年7月に厚生労働省から出された歯科保健と食育の在り方に関する検討会の報告書「歯・口の健康と食育~噛ミング30」には、食育の今後の方向性が示されております。報告書には、食を通して健康寿命を延伸するために、食べる器官である口腔の健康と関連させて、健康づくりの視点から食育を推進していくことの重要性が示され、このような食育を推進する一助として、1日(231ページで「一口」に訂正)30回以上かむことを目標にして、噛ミング30の推進が望まれるとしています。 先ほど永江議員から御質問いただきましたように、よくかむことはたくさんの効果がございます。教育委員会としましては、各学校でよくかむことの効果について、栄養教諭や養護教諭を中心に食育の授業を行い、よくかむことの大切さを伝えるとともに、健康を維持するための食事の大切さを伝えていきたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ◆議員(永江ゆき)  ありがとうございます。 既に栄養教諭や養護教諭の先生方は、かむことの重要性は私よりも御存じだと思います。ただ、この給食時間に子供たちに徹底できるかどうかだと思います。給食の提供量の400グラム  小学生の400グラムですね、一口30回かんで食べてみました。実際かかった時間は、30分と43秒かかりました。ひたすら食べて30分かかります。中学生は500グラムから560グラムですので、もっと時間は必要になります。やはり15分から25分で、子供たちがよくかんで食べることは非常に難しいと思います。 食は命の源で、何よりも大切なのではないでしょうか。今の社会状況を見ると、心身ともに健康な人は貴重な存在です。アレルギーも特別支援学級も年々増え、鬱や自殺、偏頭痛や高血圧、糖尿など、切りがありません。薬では症状は抑えられますが、治すことはできません。治すのは自分の力です。自分の持つ力を最大限に生かせるよう、子供の頃から食に対する知識を高める習慣を身につけられるよう、御指導のほどよろしくお願いいたします。 最後に、世界的に有名な投資家のウォーレン・バフェットが、若者に対して話した内容を御紹介したいと思います。あなたが車を1台持っていて、一生その車にしか乗れないとしよう。当然、あなたはその車を大切に扱うだろう。必要以上にオイルを交換したり、慎重な運転を心がけたりするはずだ。という内容の言葉があります。私たちの体も心も一生に一つしかありません。 ある一定の期間、かむことを意識して食事をすることで、何もしなかったときよりもかむことに意識を持てるという研究結果も、日本口腔衛生学会の学術誌に掲載されていました。学校では今、先生方の働き方改革やカリキュラムなどの関係もあるかと思いますが、今の日本の様々な問題を乗り越えていくためには、何よりも、心身ともに人が健康であることが大前提だと思います。ぜひ、5分でも10分でも給食の時間を長く取っていただけるよう要望して、私の一般質問を終わります。 ○議長(松隈清之)  佐々木教育長。 ◎教育長佐々木英利) 〔登壇〕 先ほど私の答弁の中で、1日30回以上かむことと申し上げましたけれど、一口30回以上かむことの誤りでございました。訂正しておわび申し上げます。 ○議長(松隈清之)  暫時休憩いたします。 午前10時40分休憩           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 午前10時54分開議 ○議長(松隈清之)  再開いたします。 休憩前に引き続き、一般質問を続行いたします。次に、和田晴美議員の発言を許します。和田議員。 ◆議員(和田晴美) 〔登壇〕 新風クラブの和田晴美でございます。 今回の質問は、1つ、公共施設によるWi-Fi環境整備について、そして2つ目がキャッシュレス納税について、三つ目、市民公園整備基本計画におけるスポーツ施設エリアの計画について、この3点についてお伺いさせていただきます。 まずは、公共施設による通信機能について御質問させていただきます。質問のきっかけになりましたのが、市民からの問合せによります。聞くところによると、その問合せいただいた方は、14名の会員になる、活動する会の会員のお一人からでした。月に2回程度教室を開き、タブレットを活用しながら、楽しみながら学んでいるそうです。御相談いただいた方の年齢は70代ですが、タブレットの機能など分からない方に対して、難しいけど楽しく学んでほしいという気持ちの下で、この会を開いているそうです。 ところが、この市内でのWi-Fi環境が他市町と比べると大変遅れているというのが、私への問合せでした。この方、実際には、現在フレスポにある市民センターと、そして宿町公民館で開催されているそうです。そこにはWi-Fi環境もあり、この会の会費からこういったWi-Fi、施設を利用するに当たっての電気代などの経費を使っているそうです。そういうのを聞くと、非常に熱心に取り組んでいる会だなというふうに私は思い、この質問に載せさせていただいてます。 ところが、この会の方、公共施設であるまちづくり推進センターなどもWi-Fiが当然使えるだろうというふうな考えで行ったそうなんですが、残念ながら整ってないということでした。本市では書かない窓口などを進めており、DXを非常に様々な面で準備しているということなのに、こういったことを進める中で、どこでもいつでもこういった手続ができる公共施設の環境が必要だと私的には思うんですが、今現在、令和7年に向けてちょっとスピード大丈夫かなというところもあります。 また、総務省の調べによりますと、59歳までのインターネット利用者というのが、年齢別でも多少誤差がありますが、93%から98%の利用率ということで、かなり高い数字が維持されています。それに対して、60歳以上になると急激に落ちまして、60代が大体76.6%、そして70代になると51%と、59歳以下の利用率からすると極端に減っていると。それが考え方によると、ここが大きな伸び代で、最近ガラケーの廃止もあることで、この世代の方たちの利用率が上がっているという傾向がありますので、まさに加速傾向にあるというふうに私的には調べて思っているところです。 ですから、今回の質問といいますのが、このように利用率が非常に低い世代の利用率を上げ、行政サービスに活用させるために質問させていただいてます。では、公共施設による通信環境の本市が考える必要性と、そして、整備状況のほうを確認したいと思いますので、御答弁お願いいたします。 以降の御質問は、質問席のほうでさせていただきます。 ◎政策部長(松雪努) 〔登壇〕 おはようございます。和田議員の御質問にお答えをいたします。 公衆無線LANサービス、フリーWi-Fiについては、一般財団法人全国地域情報化推進協会作成の自治体業務におけるWi-Fi利活用ガイドブックに、観光、防災・減災及び住民サービスの向上・行政事務効率化の、3つの利用目的が掲げられているところです。本市の公衆無線LANサービスにつきましては、この3つの利用目的に基づき必要性を判断し設置をしているところでございます。 本市の公衆無線LANサービスの整備状況といたしましては、観光に関連してインバウンドを含む来訪者へのサービスや、観光拠点としての魅力向上、情報発信機会の創出等を図ることなどを目的とし、新鳥栖駅観光案内所、とりごえ温泉栖の宿の宿泊施設及び温泉施設に公衆無線LAN環境を整備しております。防災・減災に関連して、災害発生時等において市庁舎は防災拠点となるため、他の関係機関からの応援職員等の通信等の手段として、インターネット無線環境で使用できるよう整備し、まちづくり推進センター及びサンメッセ鳥栖については、避難所となった場合の避難者の災害等に関する情報入手手段の支援のため、モバイルルーター型の機器を配置し、公衆無線LANサービスと同等の環境整備をいたしております。住民サービスの向上・行政事務効率化に関連して、市民の調査・研究の支援の一環として、市立図書館の公衆無線LAN環境の整備を行い、令和6年2月からサービス提供を開始しており、利用者から好評であると聞き及んでいるところでございます。 以上、お答えといたします。 ◆議員(和田晴美)  ありがとうございます。様々な観点からということで、マニュアルもありますので、目的というのが今お示しいただきましたのが、1つが観光、2つ目、防災・減災、そして3つ目が住民サービス、そして4つ目が行政事務の効率化というふうにお答えいただきました。 そして、現状としましては、観光など幅広くしていただいていると思うんですが、今回気になったのが、御質問が住民サービスに当たるところでしたので、今現在、住民サービスに当たる環境といいますのが図書館、やっと今年2月にできたということで、やはりこうなってくると、住民サービスの部分をもうちょっと幅広く整備をしてほしいな、したほうがいいんじゃないかなというふうに私は思っております。 そしてまちづくり推進センター、今回問合せがあった場所なんですけれども、設置しているけれども、防災関係、災害関係に使うということが目的だったので、私が思うに、だから、住民サービスへの提供ができてない、環境が整ってないということだろうとは思います。 ただ、私は思うのが、まちづくり推進センターそのものの役割っていうのが、生涯学習であったり、地域のコミュニティーの役割もあるので、ここに住民サービスとしての環境を整えるのは、十分にありじゃないかなという思っております。 そして今回は、何せ60代以上のインターネット利用率が低いところの伸び代を上げたいという質問ですので、この世代のインターネットを活用した本市としての積極的な取組をしてほしい、このタイミングを逃してしまうと加速しつつある普及が難しくなる。もう釈迦に説法で、皆様に改めて言うことではないかもしれませんけれども、何事も加速しているものがちょっと止まったり、萎えてしまうと再度加速をつけるというのは御苦労されていると思うので、もうタイミング的にこの加速がしつつあるときっていうのが、今じゃないかというのも併せてお伝えしたいと思います。 また、他市町の状況としましては、みやき町や上峰など、鳥栖に近い市町で、こういった公共施設のWi-Fi環境っていうのがもう既に使われていまして、同じぐらいの60代、70代の世代の方に、おたくの町どうなってますかって電話で尋ねたところ、ありますよ、できますよっていうことで、若い世代ではなく、もう既にこのインターネット利用率が低い60代以上の方が分かってらっしゃるっていうことで、これに関してはちょっとうらやましいな、鳥栖もやっぱりこういうふうにあるべきじゃないかなっていうふうに、私自身思いました。 あともう一つ、これは真剣に鳥栖市民の方の気持ちに沿って考えてほしいなということで、今現状の、この問合せがありました人たちの活用についての御様子を御紹介させていただきます。 今までかたくなにやらないと言ってたスマートフォンやタブレットの活用、なぜ始めたのかといいますと、やっぱり家族の方から勧められただとか、身近な友達が使っているのを見て楽しそうだから使い始めたということなんです。ただ、始めたばかりのことなので、まず、買った機械自体もタブレットやスマートフォンも一番安いもの、契約も一番安いものっていうふうになっております。そして何といっても、おうちで誰かが立ち会っているところで使っているっていうような、ほんと初心者の状況での活用です。そして  もうちょっと詳しく言いますね  私たちみたいに使っているかといいますと、例えば文字は、私たちは手で打っていますけれども、御年配の方は打てません。ですから、どうしてるかっていったらマイク機能を使って口で言って、例えばLINEにメッセージを送るときにはそういったマイク機能を用いて文字を表して送る、確認して送っているということ。そしてもう一つ、ここもしっかりとお伝えしたいのが、おうちでWi-Fiつないでるからよそに行くとつなげられないんですよ。タブレットを持って、どこでも使えると思ってよそに行って、一生懸命、LINEを送るけど相手に届いてないんですよ。なぜかというとWi-Fiつながってないから。 ですので、やっぱりいくつか、このように観光目的でもつながっているWi-Fi環境が整っているところで、そういった機械を用いて、今回、まちづくり推進センターは防災のためというので、まさにこの防災のためにでも、いざというときにいつでもつなげるような訓練といいますか、使用を慣れてほしいなというふうに思っているので、しつこいようですけれども、Wi-Fi環境もう少し、こういった方が集まるところで環境を整えてほしいというふうに思っております。 それでは、ちょっとまた質問をしていきたいと思います。かたくなに使わないと言ってた世代が使い始めたのだから、環境を整えて加速をつけることが必要と思いますが、まちづくり推進センターのWi-Fiは使えないのか。もうルーターあるわけですよね。使いこなし、災害時の活力を上げるために、そういうのもありじゃないかと思います。 では、本市では、こういったコミュニティーや生涯学習、そして、いざというために、数多く活用を進めるきっかけづくりをしたほうがいいと思っているのか思っていないのか、そういった面で、まちづくり推進センターでのWi-Fi環境についてのお考えについてお答えいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◎政策部長(松雪努) 〔登壇〕 和田議員の御質問にお答えいたします。 市庁舎、市民窓口エリア等のインターネット無線環境の公衆化、常時開放につきましては、自治体DX推進計画による行政手続のオンライン化に伴い書かない窓口などの、スマートフォン等を用いた手続の導入と併せて検討を行っているところでございます。 その他の公共施設につきましては、施設の所管課と施設の利用目的や鳥栖市公共施設中長期保全計画に基づく施設の改修計画や情報通信技術の進捗などを考慮しながら、公衆無線LANサービスの導入について検討を行ってまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ◎市民環境部長(吉田忠典) 〔登壇〕 和田議員の御質問にお答えいたします。 現在のまちづくり推進センターのWi-Fi環境の整備状況につきましては、まちづくり推進センターが避難所となった際に避難者の災害等に関する情報入手手段の支援のため、モバイルルーター型の機器を配置し公衆無線LANサービスと同等の環境整備をしているところでございます。 今後の環境整備につきましては、情報セキュリティーに留意しつつ、まちづくり推進センターは生涯学習の推進という設置目的もございますので、主催講座など事業内容や施設の利用目的を考慮しながら、Wi-Fiの利用について検討を行ってまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ◆議員(和田晴美)  ありがとうございます。 もちろん、理解はしていただいてるっていうことは確認取れましたけれども、今すぐにするっていう様子はなく、今回、鳥栖市としてしないから心配で言ってるんではなくて、私的には、何度も繰り返しにはなりますけれども、タイミングも重要だということで、そのタイミング、今後、伸び代を高くしている60歳以上の方たちの、この加速を主導しようとしているのが、今ですよ。だから、なるべく早く整えてほしいということを、伝えたいっていうのが今回の質問の趣旨でございます。 そして、そうは言いましても御答弁いただいた内容をよくよく見ていると、一つに、4つの目的の中に情報配信機器の創出にもなると思うということで、新鳥栖駅のWi-Fi環境などを整えましたというふうな答弁がございました。この情報配信機器の創出、推進ですね、今だっていうのは分かっているかもしれませんけれども、もう一つ今それに住民サービス、特に60歳以上を加えてほしいということをお伝えしたいと思います。 あともう一つ、やっぱりこの質問するに当たって、全国的に通信機器の環境をどういうふうに整えられているのかっていうのを調べさせていただきました。そうすると、結構、県別で率が大きく変わりまして、九州、佐賀あたり、佐賀以外も長崎など、若干やっぱり低めではあります。じゃあ、高いところはなぜ高いのかといいますと、やはり観光地、京都などが高いので、やっぱり環境が、観光の方、インバウンドが多いとか。 また、東日本大震災ですか、その影響を受けたときに、こういうことがあったそうです。年配者が電話をかけようとすると電話がなかなかつながらなくなった、その原因の一つというのが、災害時の緊急時になるとこういった通信機器は、急を要する行政の通信を優先にするために制限がかかる、だから、こういった普通の電話が通常と違って、非常に困難になると。しかし、そのときに大活躍しましたのが、Wi-Fiなどの通信機を使ったLINEだとかショートメッセージで、順調に連絡のやり取りすることによって、生存の確認などができた、そういう経験がありましたので、そういうことが分かっている地域では、そういう環境が整えられ、少し前にはなりますけれども、熊本地震のときは大変そういったことが改善されたというのは、インターネットで調べただけでも、意外と多く情報が上がってきます。 ですから、私としましても、大げさに言うわけでなく、環境整備をすることというのは全国規模で、県別で普及率を上げるっていうことにも関わっていくので、もう鳥栖市だけどうのこうのじゃないと。やっぱりいろんなところで使う、市内外でも使う方がいらっしゃるわけですから、こういったものは全国規模に合わせて進めたほうがいいんじゃないかなっていうふうに思っております。 では、最後に、利用者が利用できる通信機器整備について、という意味で御質問させていただきます。 最後に質問させていただくのが、高齢者の方がスマートフォンを使いこなすためには、環境整備が必要とあると、もう再三今回の質問でお伝えしています。まちづくり推進センタースポットを当てますけれども、今後まちづくり推進センターとしては、この環境、御対応をいつぐらいにできるのか、この件についてお答えをお願いいたします。 ◎市民環境部長(吉田忠典) 〔登壇〕 和田議員の御質問にお答えいたします。 まちづくり推進センターのWi-Fi環境の整備状況につきましては、繰り返しになりますけれども、情報セキュリティーに留意しつつ、まちづくり推進センターの設置目的等も勘案しながら、今後検討を行ってまいりたいと思っております。よろしくお願いいたします。 ◆議員(和田晴美)  すいません、私からも補足をさせていただきます。 今、まちづくり推進センターの環境のほうにすると、すぐできない。ちゃんとセキュリティーを守るためにちょっとしたハード的な整備が要るというふうに伺っておりますので、私からの最後の要望といたしましては、なるべく早く整えてあげてくださいと。それと必要であれば寛大な解釈で、使いたいっていう方は、もう例えば今日、パソコン教室をするとかじゃなくて、例えば音楽を楽しんで来る方もいらっしゃいます。その方、今現在どういうふうに  違う団体です、14人の団体とまた違います  音楽を楽しんでいる方は、一度ユーチューブで音楽を調べてユーチューブをCDに落とし込んで、要はWi-Fiを使わなくてもまちセンで音楽を聞くことができるように自分で整えてらっしゃいます。要はデジタルで入手した情報をアナログチックに変えて使っているということなので、ぜひそこは、デジタル・デジタルでつなげていただきたいと思っております。 では、続きまして、2つ目の質問のキャッシュレス納税についての御質問に変えさせていただきます。 キャッシュレス、光熱費などの毎月発生する費用以外にも、もう最近では身近なコンビニや、例えば個人輸入で、カード決済、外貨支払いにカード決済を用いるなど、非常に幅広いキャッシュレス決済が今現在、日本で行われています。経済産業省の調べによりますと、キャッシュレス決済が2013年に15.3%に対して、2023年、10年後は何と2倍以上の39.3%と利用率を大きく伸ばしています。また、キャッシュレスっていうとカードやPayPayみたいなものがありますので、この内訳についても、ちょっと調べたところを御紹介いたします。 クレジットカードが一番多く83.5%ですね、もうほとんどこのクレジットカードです。そして、PayPayのようなQRコード決済っていうものが8.6%  ちょっと私、意外なんですけどね。次がSUGOCAカードのような交通系カードみたいなものが、電子マネーと言われるものらしく、これが5.1%でした。ですので、ほとんど今現在クレジットカードを用いてということが多いようですけれども、同様に、同省では2025年度までにこのキャッシュレス決済を4割とする政府目標を立てているということも、この調査、私が調べたところ、分かりまして、やっぱりそういう時代が様々な面で来ているのか。 今回は納税に関して問題を絞っていきますけれども、今回、私自身が納税者の立場となって国税局に納税方法について、相談という形で聞いてみました。そうすると丁寧に教えてくれるんですけれども、この相談の中で私が、ああそうなのって思ったのが、キャッシュレス納税を進めていますので、なるべくキャッシュレスでお願いいたします、カードでもできますよねっていうような先ほどの話なども、説明を受けたところでした。そして、併せて、佐賀県では昨年の8月に税公金キャッシュレス納税推進プロジェクトっていうのがスタートして宣言をされております。キャッシュレス決済等移行する中、キャッシュレス支払いの違いは何かを納税者の立場で今回は質問したいと思いまして、2つ目の質問とさせていただきます。 まず、本市の納税状況を質問したいと思います。中身としましては、納税方法がどういう方法があるのかということと、その支払い方法によって手数料が発生すると思うんです。その手数料も、この支払い別に異なって、どういう状況なのかを、御答弁をお願いいたします。 ◎市民環境部長(吉田忠典) 〔登壇〕 和田議員の御質問にお答えいたします。 本市の市税の納付方法につきましては、キャッシュレス納付として、口座振替による納付方法、スマホアプリを利用した納付方法、インターネットバンキングやeLTAX等を利用した納付方法、クレジットカードを利用した納付方法などがございます。また現金による納付としては、金融機関、コンビニエンスストア及び市の窓口へ納付いただいております。 令和5年度の納付方法の割合といたしましては、口座振替が21.1%、スマホアプリの利用が4.3%、インターネットバンキングやeLTAX等の利用が3.1%、クレジットカード利用が0.2%となっており、キャッシュレス納付は全体の28.7%となっております。また、現金による金融機関や市の窓口での納付が43.7%、コンビニエンスストアでの納付が27.6%となっております。 次に、本市が支払う納付に係る手数料といたしましては、1件当たりの税抜金額で申し上げますと、コンビニエンスストア納付が57円、アプリ決済のうちバーコードによるものが57円、QRコードによるものが50円、金融機関やインターネットバンキングでの納付が33円、口座振替が10円となっております。 なおクレジットカード納付につきましてはシステム利用料が納付者負担となっており、納付額1万円までが37円、それを超える場合は1万円ごとに75円が加算されます。 以上、お答えといたします。 ◆議員(和田晴美)  ありがとうございます。 なかなかこういった詳細っていうのは、市民の方もどうなってるのかなと、そこまで興味が強いというわけじゃないけれども、ちょっと気になっているところかと思って聞きましたし、やはり納税率のこともいろいろ考えたものですから、聞かせていただきました。 今回の御答弁でちょっと驚いたのは、クレジットカード等の場合は納税者負担っていうことで、多分、私もこれ質問するに当たってもちろん市のほうが負担いただいているのかなというふうに思ったんですが、違ったと。 ただ、これを批判してるとか、例えばこの分負担しろっていうことを言うつもりはありません。なぜかというとカードのポイントっていうのがちゃんと還元としてあるんですね。私も納税するに当たりカード会社からそういうふうな利点を情報として頂きましたので、ポイントがあるんだ、カードでしちゃおうかな、今引き落としにしてるけどカードにしちゃおうかなと思ったところです。ですので、こういうふうにクレジットカードさんもうまいことポイント還元をしながら、クレジットカードでのキャッシュレス納税ができるような環境を整えていただいてるので、そこはいいと思いますが、要は、そういう支払いの手数料っていうのが、今まで負担側になかったと私の記憶では思ってます。だから、そこも周知するときにお願いしたいなというふうに思ってます。 そういうことも関連して、先ほど御紹介させていただきました、県で税公金キャッシュレス納税推進プロジェクトを行っていますが、このプロジェクト、どんなプロジェクトでしょうか。キャッシュ納税についてどんなものか。そして、このプロジェクトに対して鳥栖市としてはどのように考えているのか、もしメリット、デメリットがございましたらその分も併せて、御答弁お願いいたします。 ◎市民環境部長(吉田忠典) 〔登壇〕 和田議員の御質問にお答えします。 佐賀県税公金キャッシュレス納付推進プロジェクトにつきましては、佐賀県を含む県内市町の21地方公共団体、佐賀県内の14の金融機関、5つの税務署、11の民間団体、それに3つの協力機関の計54団体で構成されており、納付の利便性向上や官民の業務効率化につながる税公金のキャッシュレス納付のさらなる普及促進に向け、令和5年8月23日に佐賀県キャッシュレス納付推進共同宣言を行っております。 活動内容といたしましては、啓発ポスターの掲示やチラシの配布など各団体での積極的な広報、また、啓発セミナー開催などを行っております。 キャッシュレス納付のメリットといたしましては、スマホやパソコンを利用し手軽に納付ができること、様々な納付方法を選択できることなどが挙げられます。デメリットといたしましては、納付方法によっては、締め日が月に数回になっていることから、納付から本市が確認できるまでに時間がかかることが挙げられます。 本市といたしましても、引き続きプロジェクト構成団体とともにキャッシュレスの推進に向けた取組を進め、納税者の利便性向上や官民の業務効率化につながるよう、注力してまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ◆議員(和田晴美)  ありがとうございました。メリットといたしまして、納税者の利便性向上や官民の業務効率化というふうにありました。利点はあります。 そして、さらっと言われましたけれども、聞いた御答弁で私が心配している点が、どうしてもこのキャッシュレス、PayPay、流れ的に市まで支払われた税金が、入金までいく流れというものがありまして、PayPayやクレジットカード、一旦その受けた会社のほうに支払われた税が行きます。それから、行くその会社にも異なるんですけれども、長いと三、四週間後に鳥栖市のほうに入っていくっていうことなんですね。そのときに一応、システム上手続中ということで、納税者が支払った、手続をしたということがありますけれども、そこから三、四週間かかると、万が一その決済が、口座引き落としとかカード支払いが実行できなった場合は、この手続が止まってしまうということになりますので、正確に納税が全て完了したというのは、あくまで市役所の中にお金が入ったところが完納したというところになるということが、このシステムについては注意すべきかなというふうに思ってます。 何で私がこのように、ここで改めて御説明しているかといいますと、行政として、納税したという納税完了証明書や領収書がどういうふうになっているのかなというところで、このような質問をさせていただいてるんですけれども、では、市に国税のことを聞くわけにはいきませんので、私のほうで国税に、例えば消費税だとかの税金、国に対して支払う税金をキャッシュレスで納めたときに、どういうふうな対応をするかというのを聞いてみました。 すると、やっぱり、システム上支払った場合、手続をした場合は、手続中というふうになるそうです。そのときに、キャッシュレス納税に関しては、領収書はどっちみち完了してもないそうです。領収書はないんです。ただ、納税証明書は発行します。だけれども入金手続をして入金が完了するまでの納税証明書はどういう証明書が来るかというと、納税証明書の記載の中に委託手続中というふうに一言入るそうなんです。それがまた私、気になりまして、こういう納税証明書をどういうふうに用いるかといいますと、何か交付金だったり助成金だったり、あとは入札参加資格だったりとか手続に使うわけですね。こういうふうに、まだ完全に完了してない書類を用いてそういった手続ができるのかというのが心配だったので、鳥栖市の入札参加資格の場合で聞いてみましたら、完了することができないと。じゃあどうするのって聞いたら、その文言が消えた、まっさらな完了証明書、納税証明書に交換してください、再提出してくださいっていうことを申し伝えるというふうなことでした。 だから、それはそれで私はいいと思います。そうしないと、やっぱり悪用される方もいるかと思いますので、それでいいと思いますが、国のほうはそういう対応をしていると。じゃあ、鳥栖市ではどうなのかということが、ちょっと心配というか、一度聞いておきたいなというふうに思いましたので、最後の質問になりますけれども、鳥栖市でのキャッシュレス納税についての領収書発行だとか、完了証明書の発行について、どういうふうに対応するか、お答えをお願いいたします。 ◎市民環境部長(吉田忠典) 〔登壇〕 和田議員の御質問にお答えします。 キャッシュレス納付につきましては、第三者納付に当たり、同時履行の原則により領収書を発行することはできません。なお、納付を確認する方法といたしましては、手数料が必要にはなりますが、納税証明書を発行することができます。 しかしながら、納税証明書を発行するためには本市への入金の確認が必要となります。キャッシュレス決済の場合、納付方法によっては入金データの本市への到着が数週間かかることもあり、納付後、直ちに証明書を発行することができないケースもございます。 以上、お答えといたします。 ◆議員(和田晴美)  ありがとうございました。国税局と大体一緒ということです。入金完了してから発行するというのは私も異論ございません。 ただ、ちょっとカードに関しては、もう一つだけ言わせていただきますと、カードを選ぶ人のこういう御意見がありました。ボーナス払いという、要は税金を先延ばしにするっていうのも利点の一つにあるそうなんです。ですので、そうなってくると、この証明書が要るのに、そういうふうに数か月先に支払い延ばせると、その手続中の期間が長くなって、こういった書類の準備ができないということが起こってしまうので、今日も、この県の推進事業がありますけれども、その中で啓発とか、いろんな周知する機会が多く設けられていますので、細かいようなことですけれども、納税者にとってそういう書類が必要な方っていうのは、非常に困るような事態になってしまいます。ですから、こういったところもちょっとばかり気にとめていただきながら、周知活動のほうをお願いしたいと思っております。 では、最後の質問に移らせていただきます。 市民公園整備基本計画におけるスポーツ施設エリアについての御質問なんですが、これはもうめちゃくちゃ私のほうにもいろんな市民の方から質問が多くて、特に最近、市民プールを解体しますっていうような報道がありまして、非常に多いです。ですから、この機に質問をさせていただきました。中には、市長に直接聞いたんだけれどもって言って、私のほうに来る方がいらっしゃるので、私も、市長はどういうふうに言ってましたかっていうふうに反対に聞くこともあります。 じゃあ質問に入ります。プール、これまでの解体までの流れとしましては、あそこをどうするのかっていうのは、他の議員から、これまでの一般質問でも聞いてまいりました。すると、サガン鳥栖U-15が決まれば計画が立てられるなど、ちょっと先延ばしにしているような感じも見えました。 それで、まず、するかしないを聞くに当たって、一番市民が知りたいっていうのが、プールは一体できるの、できないの、もう本当に簡単な質問が多いんですね。資料を準備しましたので、タブレットにあります図面とかを見てほしいんですけれども、今回、計画が立っているのが、黄色い線で、ちょっと見にくいかもしれませんが、黄色い線で枠を組んでるところが、本年度は費用対効果の調査をし、来年度は設計をし、令和8年度工事開始をするというようなスペースになります。 今回聞きたいのはその上のほうにあります、黄色で塗り潰したAというところですね。このAについてどうするのかというのを、質問させていただきたいと思います。 このAの箇所は今後どのような空間にする計画があるのか、様々な考えがあると思いますけれども、コンセプト、軸ですね、例えば健康推進に使うとか、いやいや観光に使うとか、いろいろそういうようなコンセプトについて、考えがあるのか、お尋ねさせていただきます。併せて、スケジュール感ですね、いつぐらい決めるとか、そういったスケジュール感についても併せてお答えをお願いいたします。 ◎スポーツ文化部長(石丸健一) 〔登壇〕 和田議員の御質問にお答えいたします。 初めに、資料のAの部分を含むスポーツ施設エリアにつきましては、市民公園内の他の体育施設や公園施設の配置状況等を勘案するなどし、テニスコート、スリーオンスリー屋外バスケットコート、全天候型屋外運動施設、温水プールなどの施設を複数想定したゾーニングとしております。 次に、スケジュールにつきましては、現時点では市民プールを解体し、跡地の一部と市民球場西側の芝広場を合わせたエリアを、スポーツ施設エリアとしての位置づけを決定した段階です。その後につきましては、様々な事柄を勘案し、スポーツ施設エリア内における施設整備の検討を進めていくこととしております。 以上、お答えといたします。 ◆議員(和田晴美)  ありがとうございます。Aというふうにお示ししている下のスペースについては、健康を目的とした公園ができると。そのコンセプトもちゃんと出た、そしてどういうものを造るかも大体出てきた、そしてスケジュールも出てきた、ということで、それはそれで決まって、それに対していろいろ言ってるわけじゃないです。 市民の方が聞きたいのは、プールが、しつこいようですけどその中にプールがあるのかないのか、今まで中止だ、廃止とかじゃないわけですよ、中止にしてたので、市民の皆さんは、いつかそこがまたプールが使えるというふうに思ってる方が多かったんです。ですので今回、私は市民の方が思っていることをしっかりと伝えたいなという気持ちで質問させていただいております。 そのAのスペースについても、テニスコート、スリーオンスリー屋外バスケットコート、そしてプールも検討されているということなので、プールが全然消えたわけじゃないんだなというふうに、お答えいただいたので、よかったなとは思っています。 だけれども、先日の尼寺議員の一般質問で、市長は自分の任期中には造る予定がないというふうにはっきりおっしゃいましたので、結構ショックだったんですね。御答弁のところには、プールっていうのが候補にあるんだけれども、市長にはプールがないのかなというふうに、あの市長の答弁で私、受け取ったんですよ。後ほど、最後に市長のお考えというものをお伺いさせていただきたいとは思います。 では改めて御質問させていただきます。 温水プール、レジャープールを問わず市民プールの新設を望む声がありますが、スポーツ施設エリアに市民プールの新設の考えがあるのか、もう一度、お伺いしたいと思います。そして、この幾つかの候補にある中で、プールの要望が市民の方から非常に多いんですね。この要望を取り入れるっていうことはありなのかないのか、御答弁のほうをお願いしたいと思います。 ◎市長(向門慶人) 〔登壇〕 和田議員の御質問にお答えをいたします。 スポーツ施設エリアにおいては、テニスコート、スリーオンスリー屋外バスケットコート、全天候型屋外運動施設、新たな温水プールなどの施設を複数想定したゾーニングとしております。 また、九州龍谷短期大学の跡地活用策を検討するに当たっては、スポーツ施設が有力な選択肢になると考えられます。 今後はそのような様々な事柄を勘案し、御意見も伺いながら、スポーツ施設エリア内の施設整備、施設整備について検討してまいりたいと考えております。 以上、答弁とします。 ◆議員(和田晴美)  先ほどの答弁から、私、もう少し聞きたいんです。市長が熱心に多目的グラウンドの建設のお考えがあるということで、これに関して、多分どこかにあるからそういうふうな答えになったのかなというふうに思うところもあるし、また、私自身も乱れたことを言いますけれども、多目的グラウンドについては、何だか大きな可能性があるんじゃないかな。若い方とか、スポーツ方針、新しいスポーツがまたそこで、鳥栖で生まれるんじゃないか、発信されるんじゃないか、経済効果もあるんじゃないかっていうふうに、この多目的グランドの計画についても楽しみにはしているんです。もう一つは、今回市民のために質問させていただいているので、私がここで推したいのは、市民としては多目的グラウンドより、今現在プールがどうなのかな、造ってほしいなっていうのが、市民の意見なんですよ。だから、ここで私が聞きたかったのは、本当は市長に市民の意見も聞いた上で自分の考えを出す、こういうふうに出すっていう御答弁をいただきたかったんですけれども、ちょっと言えない事情があるのかどうか、こういう答えを頂いたということで、次の質問に移りたいと思います。 スポーツ施設エリアの......そうですね。じゃ、もう一度聞きます。 私、今回聞きたかったのは、このスポーツエリア、無論その中、これを決めるに当たって市長の考えとしては、龍谷短期大学の跡地をどうするかもあると思いますし、また様々なそれ以外の政策も加味して、お考えがあるかと思います。で、今日聞きたいのは最初にも言ったとおり、そんなに難しくないんです。市民の方が、プールがいつできるの、造ってほしい、どうなるのかという考えがあるので、プールができるの、造る気持ちがあるのかないのか、それがいつなのか、これをちょっと簡単に聞きたかったんですね。それで、しつこいようなんですけれども、もう一回聞きます。あの空間以外にでも造る、プールの考えがあるのか、もしくは......。もうずばり聞きます。多目的のグラウンドの計画はこのプールより優先なのか。多目的グラウンドについて、先ほど言ったように、正直興味はあります。でも、市民の方は、プールのことを非常に聞きたがっている。そして、もう一回言いますよ、尼寺議員の質問で、このあいだ任期中に造らないって言ったんですよ。でもさっきはプールが入ってるわけですよね。だから、ちょっとここだけははっきりさせてください。市長、プールは、頭の中にあるかないか、これを最後に、お聞かせいただけますでしょうか。 ○議長(松隈清之)  和田議員、ちょっと端的に質問、あるかないかだけ答えればいいってことですか。 ◆議員(和田晴美)  はい。あるかないかが聞きたいのですけれども、そこは市長に委ねたいと思います。 ○議長(松隈清之)  答弁を求めるということですか。 ◆議員(和田晴美)  答弁を市長に求めます。 ○議長(松隈清之)  向門市長。 ◎市長(向門慶人) 〔登壇〕 和田議員の御質問にお答えをいたします。 繰り返しの答弁になりますけれども、スポーツ施設エリアの北部の中に、新たな温水プールとしてゾーニングはいたしております。しかしながら、私の公約でもある多目的グラウンドの整備を最優先にスポーツ施設全体について検討しなければなりませんし、また、財源等も含め検討しなければならないと考えております。 以上です。 ◆議員(和田晴美)  ありがとうございます。ではプールはあるということで御返事をいただいというふうに解釈をさせていただきます。それと、もう一つ、多目的グラウンドが優先だということも分かりました。 今回は、ずっといろんな一般質問、様々な議員がこれに関して御質問したので、難しいことを言ってもお答えができないということで、簡単な御質問をさせていただいたところです。今後も、方針についても、まだまだ聞いてまいりたいと思いますので、継続的に市長の考えや、スケジュールについてお尋ねさせていただきたいと思って、以上をもちまして質問を終わらせていただきます。 ありがとうございました。 ○議長(松隈清之)  以上で一般質問を終わります。           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ ○議長(松隈清之)  本日の日程は終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 午前11時47分散会...