令和5年 6月 定例会1 出席議員の議席番号及び氏名 議長 松隈清之 8番 樋口伸一郎 16番 西依義規 1番 野下泰弘 9番 江副康成 17番 飛松妙子 2番 田村弘子 10番 中川原豊志 18番 久保山日出男 3番 和田晴美 11番 中村直人 19番 森山林 4番 永江ゆき 12番 尼寺省悟 21番 齊藤正治 5番 牧瀬昭子 13番 成冨牧男 22番 小石弘和 6番 池田利幸 14番 藤田昌隆 7番 緒方俊之 15番 伊藤克也2 欠席議員の議席番号及び氏名 なし3 説明のため出席した者の職氏名 市 長 向 門 慶 人 総務部次長 緒 方 守 副 市 長 大久保 哲 郎 健康福祉みらい部次長 鹿 毛 晃 之 総 務 部 長 小 栁 秀 和 経済部次長 古 沢 修 企画政策部長 松 雪 努 財政課長 古 賀 庸 介 健康福祉みらい部長 古 賀 達 也 総合政策課長 田 中 大 介 スポーツ文化部長 石 丸 健 一 スポーツ振興課長 小 川 智 裕 市民環境部長 吉 田 忠 典 市民協働推進課長 原 祥 雄 経済部長 兼上下水道局長 宮 原 信 建設課長 三 澄 洋 文 建設部長 中 島 勇 一
上下水道局管理課長 犬 丸 章 宏 教育長 佐々木 英 利 教育総務課長 佐 藤 正 己 教育部長 姉 川 勝 之4 出席した議会事務局職員の職氏名 事務局長 武 富 美津子 議事調査係主査 松 雪 望 事務局次長兼庶務係長 西 木 純 子 議事調査係主任 古 賀 隆 介 議事調査係長 大 塚 隆 正5 議事日程 日程第1 議案乙第16号令和5年度鳥栖市
一般会計補正予算(第2号) 〔各
常任委員長審査報告、質疑、討論、採決〕 日程第2 議案甲第22
号鳥栖市部設置条例の一部を改正する条例 議案甲第23号鳥栖市税条例の一部を改正する条例 議案甲第24号鳥栖市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例 議案甲第37号工事請負契約の締結について 〔
総務常任委員長審査報告、質疑、討論、採決〕 日程第3 議案乙第17号令和5年度鳥栖市
産業団地造成特別会計補正予算(第1号) 議案乙第18号令和5年度鳥栖市
下水道事業会計補正予算(第1号) 議案甲第25号財産(土地)の処分について 〔
建設経済常任委員長審査報告、質疑、討論、採決〕 日程第4 議案甲第38号工事請負契約の締結について 議案甲第39号財産(鳥栖市陸上競技場第4種
ライト公認必備用器具 (競技用受注品))の取得について 〔
文教厚生常任委員長審査報告、質疑、討論、採決〕 日程第5 議案甲第26号鳥栖市農業委員会委員の任命について 議案甲第27号鳥栖市農業委員会委員の任命について 議案甲第28号鳥栖市農業委員会委員の任命について 議案甲第29号鳥栖市農業委員会委員の任命について 議案甲第30号鳥栖市農業委員会委員の任命について 議案甲第31号鳥栖市農業委員会委員の任命について 議案甲第32号鳥栖市農業委員会委員の任命について 議案甲第33号鳥栖市農業委員会委員の任命について 議案甲第34号鳥栖市農業委員会委員の任命について 議案甲第35号鳥栖市農業委員会委員の任命について 議案甲第36号鳥栖市農業委員会委員の任命について 〔提案理由説明、質疑、討論、採決〕 日程第7 意見書案第5号特別支援学校・学級等への教員等の適切な配置を求める意見書 〔提案理由説明、質疑、討論、採決〕 日程第8 意見書案第6号地方財政の充実・強化に関する意見書 〔提案理由説明、質疑、討論、採決〕 日程第9 意見書案第7号少人数学級・教職員定数の改善に係る意見書 〔提案理由説明、質疑、討論、採決〕 日程第10 意見書案第8号日本政府に核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書 〔提案理由説明、質疑、討論、採決〕 追加日程 議案甲第40
号鳥栖市議会委員会条例の改正について 〔提案理由説明、質疑、討論、採決〕6 傍聴者数 3人 令和5年6月21日 鳥栖市議会議長 松 隈 清 之 様 総務常任委員長 中 村 直 人
総務常任委員会審査結果報告書 本委員会に付託された案件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、
鳥栖市議会会議規則第77条の規定により報告いたします。 記┌────┬─────────────────────────────┬────
┐│議案番号│ 件名 │審査結果│├────┼─────────────────────────────┼────┤│ 乙16 │令和5年度鳥栖市
一般会計補正予算(第2号) │原案可決│├────┼─────────────────────────────┼────┤│ 甲22
│鳥栖市部設置条例の一部を改正する条例 │否 決│├────┼─────────────────────────────┼────┤│ 甲23 │鳥栖市税条例の一部を改正する条例 │原案可決│├────┼─────────────────────────────┼────┤│ 甲24 │鳥栖市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例 │ 〃 │├────┼─────────────────────────────┼────┤│ 甲37
│工事請負契約の締結について │ 〃 │└────┴─────────────────────────────┴────
┘ 令和5年6月21日 鳥栖市議会議長 松 隈 清 之 様
建設経済常任委員長 久保山 日出男
建設経済常任委員会審査結果報告書 本委員会に付託された案件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、
鳥栖市議会会議規則第77条の規定により報告いたします。 記┌────┬─────────────────────────────┬────
┐│議案番号│ 件名 │審査結果│├────┼─────────────────────────────┼────┤│ 乙16 │令和5年度鳥栖市
一般会計補正予算(第2号) │原案可決│├────┼─────────────────────────────┼────┤│ 乙17 │令和5年度鳥栖市
産業団地造成特別会計補正予算(第1号) │ 〃 │├────┼─────────────────────────────┼────┤│ 乙18 │令和5年度鳥栖市
下水道事業会計補正予算(第1号) │ 〃 │├────┼─────────────────────────────┼────┤│ 甲25 │財産(土地)の処分について │ 〃 │└────┴─────────────────────────────┴────
┘ 令和5年6月21日 鳥栖市議会議長 松 隈 清 之 様
文教厚生常任委員長 藤 田 昌 隆
文教厚生常任委員会審査結果報告書 本委員会に付託された案件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、
鳥栖市議会会議規則第77条の規定により報告いたします。 記┌────┬─────────────────────────────┬────
┐│議案番号│ 件名 │審査結果│├────┼─────────────────────────────┼────┤│ 乙16 │令和5年度鳥栖市
一般会計補正予算(第2号) │原案可決│├────┼─────────────────────────────┼────┤│ 甲38
│工事請負契約の締結について │ 〃 │├────┼─────────────────────────────┼────┤│ 甲39 │財産(鳥栖市陸上競技場第4種
ライト公認必備用器具(競 │ 〃
││ │技用受注品))の取得について │ │└────┴─────────────────────────────┴────┘ 午前10時開議
○議長(松隈清之) 本日の会議を開きます。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第1 議案乙第16号令和5年度鳥栖市
一般会計補正予算(第2号)
○議長(松隈清之) 日程第1、議案乙第16号令和5年度鳥栖市
一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。 各常任委員長の審査報告を求めます。 まず、総務常任委員長の審査報告を求めます。
中村総務常任委員長。
◎総務常任委員長(中村直人) ただいま議題となりました、議案乙第16号令和5年度鳥栖市
一般会計補正予算(第2号)中、当総務常任委員会に付託されました関係分について、その審査の経過と結果の主なものを御報告申し上げます。 まず、歳入について申し上げます。 国庫支出金につきましては、
デジタル田園都市国家構想交付金9,188万8,000円、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金2億8,140万7,000円が計上されております。 県支出金につきましては、
消防団員確保対策事業補助金30万6,000円が計上されております。 繰入金につきましては、
財政調整基金繰入金10億4,759万9,000円が補正されております。 諸収入につきましては、
コミュニティ助成金480万円が計上されております。 次に、歳出について申し上げます。 総務費のうち、一般管理費につきましては、嘱託員委託料42万4,000円が補正されております。 広報費につきましては、市勢要覧作成に要する経費101万6,000円などが計上されております。 情報管理費につきましては、
自治体DX推進事業に要する経費9,554万5,000円、情報センター改修に要する経費4,100万円などが計上されております。 企画費につきましては、市制施行70周年記念事業に要する経費100万円及び市民満足度調査に要する経費140万円が計上されております。
まちづくり推進センター費につきましては、
コミュニティ事業補助金360万円及び
自治公民館建設等補助金100万円が計上されております。 衛生費のうち、清掃総務費につきましては、旧
ごみ焼却施設解体等調査設計委託料及び
次期リサイクル施設整備のための草刈等委託料など4,389万4,000円が計上されております。 塵芥処理費につきましては、衛生処理場内の
排水管敷設工事費として1,000万円が計上されております。 消防費のうち、消防施設費につきましては、第1分団特設本部格納庫の改修に要する工事費として790万円が計上されております。 防災費につきましては、
コミュニティ事業補助金120万円などが計上されております。 次に、繰越明許費について申し上げます。 旧
ごみ焼却施設解体等調査設計事業1,900万円につきましては、事業の実施において、委託業務の完了に1年程度要することから、年度内の完了が困難なため、繰り越すものであります。 審査の過程において、各委員から、
消防団員確保対策事業に関し、事業の内容及び団員確保の状況について、消防団員の年齢構成及び今後の確保見込みについて、市制施行70周年記念事業の方向性、内容について、情報センターの今後の使用見込み等について、行政手続のオンライン化に関し、料金徴収方法と今後の運用費用の見込みについて、
雨水排水管敷設工事の施工理由について、旧ごみ焼却施設の跡地利用についてなどの質疑があり、執行部からそれぞれ説明を受けたところであります。 当総務常任委員会といたしましては、慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決した次第であります。 また、議案外ではございますが、
防災設備移設事業の
継続費繰越計算書について、
全国消費生活情報ネットワークシステム移設事業、
税証明コンビニ交付事業、
戸籍情報システム改修事業、旧
ごみ焼却施設解体等調査検討事業、
次期リサイクル施設用地取得事業の
繰越明許費繰越計算書について、新庁舎整備事業の事故繰越し繰越計算書について、第7次鳥栖市総合計画における重点戦略について、鳥栖市
住宅用地検討調査業務について、第3次鳥栖市国際交流(多文化共生)基本方針の策定について、令和5年度のツァイツ市との子供交流事業の中止について、それぞれ報告を受けたところであります。 以上、御報告といたします。
○議長(松隈清之) 次に、
建設経済常任委員長の審査報告を求めます。
久保山建設経済常任委員長。
◎
建設経済常任委員長(久保山日出男) ただいま議題となっております、議案乙第16号令和5年度鳥栖市
一般会計補正予算(第2号)中、当
建設経済常任委員会に付託されました関係分について、審査の経過と結果の主なものを御報告申し上げます。 初めに、歳入の主なものについて申し上げます。 国庫支出金のうち、
土木費国庫補助金につきましては、
社会資本整備総合交付金の内示などに伴い、3億6,664万円が補正されております。 県支出金のうち、
農林水産業費県補助金につきましては、
農村地域防災減災事業補助金として350万円が補正されております。 土木費県補助金につきましては、緑の
景観づくり事業補助金として158万2,000円が補正されております。 商工費県補助金につきましては、
地域商業活性化支援事業費補助金として150万円が計上されております。 繰入金につきましては、
森林環境譲与税基金繰入金として450万円が補正されております。 市債のうち、土木債につきましては、
社会資本整備総合交付金の内示などに伴い、4億560万円が補正されております。 農林水産業債につきましては、
防災重点ため池浚渫事業及び市民の森整備事業に伴うものとして3,170万円が計上されております。 次に、歳出の主なものについて申し上げます。 農林水産業費のうち、
農地等保全管理費につきましては、
古野ため池廃止工事及び原古賀上
ため池しゅんせつ工事に係る工事請負費として2,350万円が補正されております。 林業振興費につきましては、支障木伐採業務に係る委託料として450万円が補正されております。 治山事業費につきましては、市民の
森中央道階段整備工事費として1,300万円が補正されております。 商工費のうち、商工業振興費につきましては、
次期産業団地候補地の開発に向けた検討を進めるために実施する
企業アンケート調査等の委託料として70万円、
空き店舗等活用支援事業及び
プレミアム付商品券発行事業に伴う補助金として1億3,030万円がそれぞれ補正されております。 土木費のうち、道路橋梁総務費につきましては、国の
デジタル田園都市国家構想交付金の交付決定に伴う
道路台帳電子化委託料として9,000万円が補正されております。 道路舗装費につきましては、
社会資本整備総合交付金の内示に伴う工事請負費として7,500万円が補正されております。
交通安全対策事業費につきましては、
社会資本整備総合交付金の内示に伴う工事等に必要な経費として5,745万6,000円が補正されております。
道路整備交付金事業費につきましては、
社会資本整備総合交付金の内示に伴い、田代大官町・
萱方線等道路改良事業、轟木・
衛生処理場線道路改良事業、飯田・
酒井東線等道路改良事業に必要な経費として2億280万1,000円が補正されております。 道路新設改良費につきましては、上天・国道線改良工事に必要な経費として3,100万円が計上されております。 河川改良費につきましては、準用河川の台帳を整備するための調査作成委託料として1,400万円が補正されております。 都市計画総務費につきましては、50戸
連たん区域指定基礎調査に係る委託料として370万円が計上されております。 公園管理費につきましては、藤木緑地の樹木剪定等に係る委託料として350万円、
公園施設長寿命化計画の見直しに係る委託料として2,500万円がそれぞれ計上され、市民公園の改修及び遊具整備などに係る工事請負費として1億8,244万5,000円が補正されております。
まちづくり推進費につきましては、鳥栖駅周辺調査に係る委託料として704万円が計上されております。 住宅改善費につきましては、
社会資本整備総合交付金の内示に伴い、浅井アパート等の改修工事に必要な経費として6,350万円が補正されております。 審査の過程で、各委員から、支障木伐採業務を行うことによる間伐事業の進捗に対する影響について、ため池等の農業用施設の維持管理に要する財源の確保について、
古野ため池廃止工事の内容について、
空き店舗等活用支援事業補助金の対象地域及び事業の開始時期について、
プレミアム付商品券発行事業に関し、電子商品券を1セット当たり2,000円で販売することについて、1台のスマートフォンで家族分の電子商品券を購入できる仕組みの構築について、
産業団地開発検討事業に関し、開発事業者が自己資金で開発することについて、開発事業者の選定基準について、開発エリアの範囲について、
企業アンケート調査の手法、スケジュール及び調査対象企業の選定方法について、調整池をグラウンドとして活用することなど関係各課と連携して取り組むことについて、道路用地購入費の詳細について、
道路台帳附図デジタル化の内容及び対象について、道路に埋設物を設置するときの境界確認の徹底について、飯田・
酒井東線等道路改良事業の進捗状況について、公園整備工事費に関し、
公園照明灯LED化の状況について、
トイレ洋式化改修工事及び照明灯改修工事の内容について、
公園施設長寿命化計画策定委託料の内容について、鳥栖駅周辺調査委託料に関し、調査の内容について、外部有識者会議の名称、会議の期間、人数及び人選について、会議における協議内容について、駅トイレ清掃業務の委託先及び年間委託料について、
ミニバス体験乗車会に関し、開催内容について、参加者への
MaaSアプリMy routeの紹介についてなどの質疑、要望があり、執行部からそれぞれ説明を受けたところであります。 また、総括において、各委員より、用地取得を行う際には、状況等を的確に把握し、時間をかけて慎重に対応することについて、鳥栖駅周辺整備事業の進捗を図り、外部有識者会議を開催したときは、その都度当委員会へ報告を行うことについて、意見、要望があったところでございます。 以上、議案乙第16号令和5年度鳥栖市
一般会計補正予算(第2号)中、当
建設経済常任委員会関係分につきましては、現地調査を含め、慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 また、議案外ではございますが、令和4年度繰越事業として、土地改良事業など16事業の繰越額の確定について、国の河川改修工事のため、本年度の筑後花火大会で鳥栖市会場を設けることができないことについて、加藤田町
入口交差点改良工事に伴う水道管破損について、それぞれ報告を受けたところであります。 以上、御報告といたします。
○議長(松隈清之) 次に、
文教厚生常任委員長の審査報告を求めます。
藤田文教厚生常任委員長。
藤田昌隆文教厚生常任委員長 ただいま議題となっております、議案乙第16号令和5年度鳥栖市
一般会計補正予算(第2号)中、当
文教厚生常任委員会に付託されました関係分について、審査の経過と結果の主なものを御報告申し上げます。 まず、歳入について申し上げます。 国庫支出金のうち、
民生費国庫補助金につきましては、
生活困窮者就労準備支援事業費等補助金74万8,000円、社会保障・
税番号制度システム整備費補助金559万円がそれぞれ補正されております。
教育費国庫補助金につきましては、子ども・
子育て支援整備交付金など、4,741万2,000円が補正されております。 県支出金のうち、民生費県補助金につきましては、
学校給食費等支援事業費補助金371万1,000円、
生活困窮者自立支援機能強化事業費補助金389万2,000円がそれぞれ計上されております。 教育費県補助金につきましては、子ども・
子育て支援整備費補助金など1,835万2,000円が補正されております。 教育費委託金につきましては、帰国・
外国人児童生徒等教育の
推進支援事業委託金20万円が補正されております。 財産収入のうち、財産貸付け収入につきましては、
サロンパスアリーナ敷地貸付料426万2,000円が計上されております。 諸収入のうち、受託事業収入につきましては、
埋蔵文化財発掘調査受託料2,357万円が補正されております。 雑入につきましては、
スポーツ振興くじ助成金480万円が計上されております。 市債のうち、教育債につきましては、旭小学校大規模改造事業2,270万円が補正され、基里中学校大規模改造事業710万円、
体育施設改修事業3,440万円がそれぞれ計上されております。 民生債につきましては、
障害児通園施設改修事業2,340万円が計上されております。 次に、歳出について申し上げます。 民生費のうち、障害者福祉費につきましては、
障害児通園施設ひかり園の改修事業として2,616万3,000円が計上されております。 老人福祉費につきましては、食の
自立利用者支援事業補助金290万円が計上されております。
住民税非課税世帯等に対する
臨時特別給付金給付費につきましては、物価高騰に伴う低
所得世帯支援給付金給付事業として2億2,999万9,000円が計上されております。 児童福祉総務費につきましては、子ども・
子育て支援事業計画調査委託料として280万円が補正をされております。 保育園費につきましては、
保育所等給食費臨時支援事業として802万9,000円が計上されております。 生活保護総務費につきましては、生活困窮者支援体制を構築するためのプラットフォーム整備事業として435万8,000円が計上され、医療扶助オンライン化に係る生活保護基幹業務システム等の改修委託料665万3,000円が補正されております。 教育費のうち、小学校費の学校施設管理費につきましては、伐採等委託料650万円、営繕工事費4,290万円などがそれぞれ補正されております。 学校建設費につきましては、旭小学校大規模改造事業の設計委託料として3,030万円が補正をされております。 中学校費の学校施設管理費につきましては、伐採等委託料400万円、営繕工事費1,420万円などがそれぞれ補正されております。 学校建設費につきましては、基里中学校大規模改造事業の設計委託料として950万円などが計上されております。 社会教育総務費につきましては、麓小学校なかよし会建設工事費など1億3,337万6,000円、勤労青少年ホーム解体工事費5,100万円がそれぞれ補正されております。 文化財保護費につきましては、歴史・文化交流発信施設整備委託料など3,374万8,000円が補正されております。 埋蔵文化財調査受託費につきましては、測量等委託料など2,357万円が補正されております。 なお、次期リサイクル施設用地埋蔵文化財遺構測量委託料につきましては、令和6年度から令和7年度まで3,350万円の債務負担行為が設定をされております。 文化振興費につきましては、NHK全国放送公開放送を開催するための経費213万円、文化会館給排水設備の劣化調査委託料350万円、長寿命化計画に基づく文化会館改修工事監理委託料796万4,000円及び改修工事費2億1,823万6,000円がそれぞれ計上されております。 保健体育総務費につきましては、地域交流推進事業委託料130万円が補正されております。 体育施設費につきましては、市民弓道場及び市民相撲場改修工事に伴う設計委託料540万円、スタジアム改修工事費3,300万円、市民球場改修工事費1億1,700万円、鳥栖スタジアム駐車場用地として開発公社用地の買戻しに要する経費2億円がそれぞれ計上されております。 審査の過程において、各委員から、帰国・
外国人児童生徒等教育の
推進支援事業委託金に関し、対象校について、保護者への支援について、サロンパスアリーナ敷地の貸付料及び貸付け期間について、
障害児通園施設改修事業の工事概要などについて、
障害児通園施設ひかり園の事業内容及び職員配置などについて、食の自立利用者支援事業の対象事業所、支援金額及び見込み食数について、物価高騰に伴う低
所得世帯支援給付金給付事業の申請方法別の対象者数について、公立保育所あり方検討委員会に関し、委員会の構成について、検討内容について、第3期子ども・子育て支援事業計画との関連について、生活困窮者支援体制を構築するためのプラットフォーム整備事業に関し、昨年度実施事業の検証について、事業の目的、内容、補助対象団体数及び補助上限額について、小学校費及び中学校費の伐採等委託料の樹木伐採内容について、文化財保護費の調査等委託料に関し、調査対象施設の内容について、登録文化財登録後の市の対応について、所有者が維持管理できなくなった際の対応について、旭小学校、基里中学校大規模改造事業に関し、ここ数年の大規模改造実施校及び今後の予定について、放課後児童クラブ整備事業に関し、備品購入費の具体的内容について、新設後のなかよし会の収容人数について、待機児童数について、歴史・文化交流発信施設整備事業に関し、整備の内容について、予算計上時期について、埋蔵文化財発掘調査事業に関し、発掘調査の完了見込みについて、発掘作業員の想定人数について、事業費の見込みについて、サガン鳥栖・久光スプリングス相互エール事業に関し、参加対象者と募集方法について、募集人数の拡大について、
体育施設改修事業に関し、市民相撲場トイレの洋式化について、企業版ふるさと納税の活用について、国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会に向けた施設改修の考え方についてなどの質疑、要望があり、関係資料の提出を求めるとともに、執行部からそれぞれ説明を受けたところであります。 また、令和4年度の繰越し事業として、田代小学校大規模改造事業、地域医療介護総合確保基金事業、
保育所等給食費臨時支援事業、保育所等業務効率化推進事業、保育所等安全対策事業、出産・子育て応援交付金事業、高圧受電設備改修事業、特別支援学級整備事業、鳥栖北小学校なかよし会整備事業、麓小学校なかよし会整備事業、放課後児童安全対策事業、市民文化会館改修事業、陸上競技場写真判定設備整備事業、スタジアム改修事業の繰越額の確定による報告を受けたところであります。 また、総括において、各委員から、生活困窮者支援体制を構築するためのプラットフォーム整備事業に関し、支援団体との連携及び継続的な支援について、歴史・文化交流発信施設整備事業に関し、関係部署との連携について要望があったところであります。 なお、
文教厚生常任委員会の総意として、
体育施設改修事業に関し、SAGA2024国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会までに、陸上競技場のスタンド屋根改修を行うことを執行部へ要望したところであります。 以上、議案乙第16号中、当
文教厚生常任委員会に付託されました関係分につきましては、現地視察を含め、慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決した次第であります。 なお、議案外ではございますが、市民プールの状況について、サロンパスアリーナの運用についての報告を受けたところであります。 以上、御報告といたします。
○議長(松隈清之) ただいまの各常任委員長報告に対し、質疑を行いますが、通告はございません。 質疑なしと認め、質疑を終わります。 これより討論を行いますが、通告はございません。 討論なしと認め、討論を終わります。 これより採決を行います。 本案に対する各常任委員長報告は可決であります。本案は各常任委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第16号令和5年度鳥栖市
一般会計補正予算(第2号)は各常任委員長報告のとおり可決することに決しました。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第2 議案甲第22
号鳥栖市部設置条例の一部を改正する条例 議案甲第23号鳥栖市税条例の一部を改正する条例 議案甲第24号鳥栖市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例 議案甲第37号工事請負契約の締結について
○議長(松隈清之) 日程第2、議案甲第22号から第24号及び第37号、以上4議案を一括議題といたします。 総務常任委員長の審査報告を求めます。
中村総務常任委員長。
◎総務常任委員長(中村直人) ただいま議題となりました、議案甲第22号、議案甲第23号、議案甲第24号及び議案甲第37号について、その審査の経過と結果の主なものを御報告申し上げます。 議案甲第22
号鳥栖市部設置条例の一部を改正する条例について申し上げます。 この条例は、組織機構の見直しに伴い、企画政策部を政策部に改めるとともに、事務分掌を改めるものであります。 審査に当たっては、市長の出席を求め質疑を行ったところであります。 審査の過程において、各委員から、建制順及び部名称の変更理由とその効果について、組織機構の見直しによる政策実現に向けた取組について、組織機構の見直しに伴う人員配置、職員研修及び人材育成の考えについて、政策における市民協働の考え方についてなどの質疑があり、市長及び執行部からそれぞれ説明を受けたところであります。 次に、議案甲第23号鳥栖市税条例の一部を改正する条例について申し上げます。 この条例は、地方税法等の一部改正に伴い、森林環境税の賦課徴収の新設、軽自動車税の種別割に係る種別の整備、軽自動車税の環境性能割及び種別割の自動車メーカーの不正行為に係る加算割合の改正、給与所得者の扶養親族等申告記載の簡素化するものであります。 審査の過程において、委員から、電動キックボード等のナンバープレートの交付申請手続についての質疑があり、執行部から説明を受けたところであります。 次に、議案甲第24号鳥栖市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。 この条例は、電子署名等に係る地方公共団体情報システム機構の認証業務に関する法律の一部改正に伴い、多機能端末機による印鑑登録証明書の交付に係る規定を整備するものであります。 次に、議案甲第37号工事請負契約の締結について申し上げます。 この議案につきましては、新庁舎整備事業旧北別館、東別館、旧庁舎解体工事について、工事請負契約を締結しようとするものであります。 本工事は、新庁舎整備事業の一環として解体工事を行うもので、令和6年3月の完了を予定いたしております。 去る6月1日に指名競争入札が行われ、翌2日に有限会社豊と2億4,640万円で仮契約が締結されたところであります。 審査の過程において、委員から、工期及び庁舎解体中の駐車場確保について、工事車両の出入口についてなどの質疑があり、執行部からそれぞれ説明を受けたところであります。 当総務常任委員会といたしましては、慎重審査の結果、議案甲第23号鳥栖市税条例の一部を改正する条例、議案甲第24号鳥栖市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例及び議案甲第37号工事請負契約の締結について、以上3議案につきましては、原案のとおり可決すべきものとして、議案甲第22
号鳥栖市部設置条例の一部を改正する条例につきましては、採決により否決することに決した次第であります。 以上、御報告といたします。
○議長(松隈清之) これより質疑を行います。 通告がございますので、発言を許します。 飛松妙子議員の発言を許します。飛松議員。飛松妙子議員 皆様、おはようございます。 公明党の飛松妙子でございます。 ただいま議題となっております、議案甲第22
号鳥栖市部設置条例の一部を改正する条例について、総務常任委員長報告に対する質疑を行います。 委員長より、議案甲第22
号鳥栖市部設置条例の一部を改正する条例を、採決により否決との御報告がございました。 この条例は、組織機構の見直しに伴う条例の改正でございます。 市民の皆様に御説明を申し上げますと、企画政策部から政策部へ名称が変わります。 そして、総務部より上に、政策部となり、序列が変更されます。 このほかに、参考資料としては組織図が添付されておりますが、新産業集積エリア事業推進室から産業団地推進室に名称が変更、そして、鳥栖駅周辺整備推進室から駅周辺推進室に名称が変更、放課後児童クラブ支援室が新設となっています。 6月21日の委員会で条例が否決されたことを池田議員より聞きました。 公明党は総務常任委員会には入っておりませんでしたし、内容も分からない状況でございますので、委員会で否決されたということのみで否決に同意をするということもできません。 今、委員長報告がございましたが、やはり、なぜ否決されたのか、内容を知りたいと思っております。 過去に否決された議案はございます。ただ、部設置条例が否決されるのは初めてだと思います。 市長が3月15日に交代し、赴任して3か月、市民の皆様より選ばれた市長が市政運営を任され、市政運営のリーダーシップをいよいよ発揮するための政策実現のための部設置条例だと私は思っておりました。 だからこそ、委員会で否決になった理由をきちんと知りたいと思います。 そこで、
中村総務常任委員長に対し、3点質疑をいたします。 1点目、質疑ではどのようなやり取りがなされたのでしょうか。 2点目、答弁者はどなたがされたのでしょうか。 3点目、審議時間は何時間だったのでしょうか。 御答弁のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(松隈清之)
中村総務常任委員長。
◎総務常任委員長(中村直人) お答えいたします。 質疑のやり取り及び答弁者につきましては、先ほど報告のとおりでございます。 また、審議時間につきましては、30分程度行いました。 ただ、なぜ否決されたのかというのは、各委員の裁量権に関わる問題でもありますので、委員長から言うべきことではないと思いますので、御了承願いたいと思います。 以上です。
○議長(松隈清之) 飛松議員。
◆議員(飛松妙子) ただいま委員長の御答弁をお聞きして、もう少し詳しくお聞きしたいと思います。 6月19日の総務常任委員会には、議案が5議案と、陳情が1件付託をされておりました。 先ほどの御答弁の中には、30分程度の審議をなされたということでございます。 また、市長が入られての部設置条例の審議をされたということで、正味30分市長が入られて、審議をされたということでございました。 委員会の議事録を拝見させていただきました。 先ほど、質疑の内容は、委員長報告で示されたとおりということでございましたので、ちょっと抜粋して皆様にこの委員会議事録の内容を、御報告させていただきたいと思います。 まず、第一印象といたしましては、この質疑の応答の中で、反対の雰囲気ではなかったというのを思いました。 例えば、――〔発言取消し〕――委員の場合は、条例の説明を求め、最後に、議案に書かれている説明の中に入れると分かりやすいと、市長に意見を求められ、そして、この説明を見ただけではないから、分からないんだということをおっしゃられました。 また、――〔発言取消し〕――委員の質疑では、西依議員の議案質疑の中で、研修とか、人材育成のことを言われたことに対して、――〔発言取消し〕――委員は、私も非常にそこは賛同するわけなんですよと、やはり、庁内の職員のやる気であったりとか、そういうことを言われた後に、市長に対して、今やられてるそういった横のつながりっていうことも言われましたけれども、そういった中で、今、何が自分としては欠けている、欠けてるというか、その辺りの思いを少し聞かせていただきたいと、市長に答弁を求めました。 また、市長が答弁されたことに対して、――〔発言取消し〕――委員は、今市長は新たにそういったやり方をやりたいというふうなことで、思われているということは理解しますと発言をされてます。 さらに、――〔発言取消し〕――委員は、職員研修に対する市長のイメージについて質疑をされて、市長が答弁された後に、そこら辺はよく分かりましたとも発言をされてます。 ――〔発言取消し〕――委員は、最後に意見を述べて、若い人たちの考えとか市民の方も含めて、政策部の中で生かしていくような場を、ぜひ検討してつくっていただきたいなということを思っていますと意見を述べられています。 この内容を見る限り、政策部の名前を変えただけでは変わらないという発言はございましたが、反対をするような内容にはなってません。 一部賛同とか、大変前向きな発言をされているということが分かりました。 また、議事録、全部読ませていただきましたが、そのほかの方々は、この議案にちょっと関係ないこともおっしゃってましたので、省かせていただきます。 それで、総括で反対意見が出なかったということを、出席者の方から聞きました。(発言する者あり)
○議長(松隈清之) 静粛に。
◆議員(飛松妙子) 総括でも、反対意見が出なかったということを、(発言する者あり)
○議長(松隈清之) 静粛にお願いします。
◆議員(飛松妙子) 出席者の方より聞きました。(発言する者あり)
○議長(松隈清之) 静粛にお願いします。
◆議員(飛松妙子) 私はそう聞きました。 なので、なぜ採決で否決されたのか。(発言する者あり)
○議長(松隈清之) 静粛にお願いします。
◆議員(飛松妙子) 反対意見が出なかったということは、なぜ否決をされたのかということを思いました。 議論が尽くされていなかったのかということを思いましたが、疑問がさらに湧いてきています。 審議では市長が出席して答弁されたことは、議会に対して真摯に対応していただいたと思います。 逆に言えば、市長が出席しての質疑なのに30分の議論で終わっていることを考えますと、(発言する者あり)
○議長(松隈清之) 静粛にお願いします。
◆議員(飛松妙子) 納得されたのではないかと思っております。 もっと時間をかけるべきだったのではないかなと思いますし、調整日もございましたので、委員の採決で、否決されるのであれば、委員の皆様は、委員長に対して、もっと議論すべきだと申されてもよかったのではないかなと思いました。 また、委員の皆様は、そもそも否決するつもりがなかったのではないかということも思います。 いろいろお話を聞いたり、議事録を見たりいたしましたが、公明党としては、否決した納得のいく答えがまだ見つかっておりませんので、再質疑をさせていただきたいと思います。 6点質疑をいたします。 1点目は、委員会の中で反対の意見があったのでしょうか。(発言する者あり)
○議長(松隈清之) 静粛にお願いします。
◆議員(飛松妙子) 議事録に載っていなかったので、お聞きします。 2点目、委員長は、委員会の質疑の内容をどのように感じておられますでしょうか。 3点目、質疑は出尽くしたとお考えでしょうか。 4点目、審議時間は十分だったとお考えでしょうか。 5点目は、委員長に聞いても分からないということで先ほど申されましたので、5点質疑ですね、5点目。 条例の改正で、職員の中で困っている人がいるとの話があったのでしょうか、以上5点の御答弁をお願いいたします。
○議長(松隈清之) 暫時休憩いたします。 午前10時47分休憩 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 午前11時25分開議
○議長(松隈清之) 再開いたします。 休憩前に引き続き、質疑を続行いたします。
中村総務常任委員長。
◎総務常任委員長(中村直人) 5点の再質疑ありましたので、お答えいたします。 1点目につきましては、委員会での反対意見があったでしょうかということですが、それなりの意思は見受けられました。 2点目、委員長は委員会の質疑内容をどのように感じていますかとか、質疑は出尽くしたとお考えでしょうか、さらには、審議時間は十分だったとお考えでしょうかということですが、各委員のそれぞれの質疑を粛々と進めながら、それなりの考えがあることは感じましたし、各委員の裁量ということもありますので、審議が出尽くしたとか、審議時間の十分さは、委員長としては申し上げられません。 さらには、5点目の、条例改正で職員が困っているという話があったでしょうかということですが、聞いておりません。 以上であります。
○議長(松隈清之) 飛松議員。
◆議員(飛松妙子) それでは、再々質疑をさせていただきます。 ただいま、委員長の御答弁では、委員会の中での反対の意見は、意思が見受けられたとの御答弁でございました。 そこで再質問ですが、まず、この部設置条例について、市長が部や課、それぞれが関わってくるので、その人たちをグリップして課と関係性を構築する中でリーダーシップ的なことをしながら、施策を推進していきたいと話をされておりました。 今回、部設置条例の中に、組織機構といたしまして、放課後児童クラブ支援室が新設をされていました。 この部設置条例の参考資料として載っていました。(発言する者あり)
○議長(松隈清之) 静粛にお願いします。
◆議員(飛松妙子) それで、委員のほうから、この設置をしてもらったことに対して、よかったという委員会の内容がございました。 そこで、否決をされましたが、放課後児童クラブ支援室に対して、(発言する者あり)
○議長(松隈清之) 静粛に。
◆議員(飛松妙子) これも否決の対象になるのか、これは市長の執行権限だとお聞きしておりますので、そこをされるのは、私たち議会にとってとても損失になると思いますので、そこは、議会としては、ぜひやっていただきたいと思っているんですが、委員の中で、そのことに対して、そこまで考えての否決を考えてあったのか、お尋ねいたします。(発言する者あり)
○議長(松隈清之) 暫時休憩いたします。 午前11時29分休憩 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 午前11時42分開議
○議長(松隈清之) 再開いたします。 休憩前に引き続き、質疑を続行いたします。 飛松議員。飛松妙子議員 先ほど再々質疑をさせていただきましたが、参考資料で、関係ないとの御指摘もございましたので、再々質疑は取下げをさせていただきます。
○議長(松隈清之) 質疑を終わります。 これより討論を行います。 議案甲第22号に対しまして、西依義規議員から反対討論、江副康成議員から賛成討論の通告がなされておりますので、順次発言を許します。 まず、西依議員の反対討論の発言を許します。西依議員。
◆議員(西依義規) 新風クラブの西依義規です。 ただいま議題となっております、議案甲第22
号鳥栖市部設置条例の一部を改正する条例について反対討論を行います。 今回の部設置条例の一部を改正する条例は、総務部、企画政策部の順番であったもの――建制順というらしいですが――を、企画政策部を政策部に名称を変更しまして、政策部、総務部の建制順に変更するというものです。 私も議案質疑を行い、なぜ改正するのかと質問いたしましたが、本市の政策である第7次鳥栖市総合計画をはじめ、各種施策を着実に推進するため見直しを行うものですとの答弁で、総合計画など各種施策を着実に推進するための改正理由でありました。 総務部が一番上にある現在の組織体制なので、各種施策を着実にすることができないんでしょうか。 もし、着実に推進することができないとしても、原因は本当にそこにあるのでしょうか。 付託された総務常任委員会でも、市長に出席を求め、審査が行われたとのことで、会議録を見させていただきましたが、そこには、やはり政策が中心の自治体にならなければならないのではないかと思いまして、政策が前面に出るような体制ということで、私は一番目に政策部を置きましたとの市長答弁がありました。 向門市長は、鳥栖市は政策が中心の自治体ではない、鳥栖市役所は政策が前面に出るような体制ではないと言ってるように聞こえてきます。 私たちも、会派として、そして、鳥栖市議会としても、これまで市民サービス向上のために執行部と議論を重ね、政策提案を行ってきましたし、そうした政策を、これまでの執行部にも実現していただきましたので、鳥栖市は政策が中心の自治体にならなければならないと言われると、これまでの議員活動が全面的に否定されたようで、到底その考えには同意ができません。 私たちは、放課後児童クラブ支援室の新設など、その他の課、室、係の組織機構の見直し案については、議会の議決も必要ありませんし、反対するつもりはありません。 ただ、今回のような、政策部を一番目に置く組織の抜本的な改革は、自治体の行政運営や住民の生活に対して大きな影響を与えます。 改正するなら、いくら市長の指示があったとしても、鳥栖市役所という組織自らが、組織の現状と課題の分析をしっかりと行うべきではないでしょうか。 そして、その分析結果を基に、議案質疑の答弁にもありましたが、第7次鳥栖市総合計画を着実に推進するためならば、総合計画実施計画の基本目標を推進するに当たっての考え方が変わってくるということでございますので、効果的、効率的な行政運営推進の部分の具体的な考え方などについて議論し、修正し、または追記し、議会の委員会等で丁寧な説明を報告した後に改正を提案するべきであると判断いたしまして、今回の本議案には反対すべきであるという結論に至りました。 皆様の御理解を何とぞよろしくお願い申し上げ、本議案に対する反対討論とさせていただきます。
○議長(松隈清之) 次に、江副議員の賛成討論の発言を許します。江副議員。江副康成議員 自民党鳥和会の江副でございます。 議案甲第22
号鳥栖市部設置条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論を行います。 私は、企画政策部を政策部と改称し、建制順を総務部と政策部で入れ替えることに対しては、まずは、向門市長に寄せられた市民の期待に応える体制整備に着手されたものと歓迎するとともに、そして、議案及び関連組織機構の見直しを含め、全て賛成するものでございます。 ただ、この件で残念に思うのは、本議案に対する反対意見が出る、その過程にあります。 6月定例会、本日最終日になって、議案を否決するに至った理由の提示がありました。 私と意見は異にいたしますが、6月21日の変と申しましょうか、総務常任委員会で採決がなされるまで、反対される議員さんたち以外は、全く予期せぬ出来事だということでございます。 本会議での議案質疑でも1名しか質問されておりませんし、1回の答弁で、再質問もありませんでした。 一般質問でも取り上げられることもなく、委員会審査でも幾つかの意見はあったものの、明確な反対意見はなかったと聞いております。 さらに、委員会採決前の自由討議でも取り上げられることはなく、総括でも誰一人として反対意見を述べていません。 私は、突然、委員会で否決されたとのお知らせを受け、委員会閉会直後でしたが、急遽委員会の内容を事務局に確認しました。 そして、その中で、初めて委員会に呼ばれ、答弁された向門市長の考え、思いを公式に知ることになりました。 そこで、我々は、本会議について、改めて今後の鳥栖市の課題を解決していく上で、必要な改正であると強く感じるものであります。 それでは、賛成の理由を申し上げます。 まず、今回の改正のような組織の在り方は、佐賀県のみならず、佐賀市、唐津市も既に政策部を、首長につながる最も身近な部として設置しているということであります。 突拍子もない話ではなく、県内でも、規模の大きな自治体は、既にそのような組織体制に移っているということであり、政策重視の行政を推進する上で、至極合理的判断であると認められるからです。 委員会審査の質疑の中で、向門市長は、今の地方自治体におきましては、自分たち自らが政策を考えて遂行していくというのが求められている。 政策が中心の時代にならなければならないとの思いで、一番目に政策部を置いたと答弁されております。 また、政策の中には、複数の部にまたがるものもあり、そういった横断的な政策をやっていく流れ、これまでの縦の連携ではなく、横の連携を必要とすることから、政策部を中心に、各部、各課との連携と調整を図っていくとも答弁されています。 この取組のどこに反対する理由があるのでしょうか。 我々は、令和元年9月に、鳥栖市障害のあるなしにかかわらず、全ての子どもたちが安心して共に学び、共に成長するための保育及び教育の環境整備を推進する条例を議員提案で成立させました。 このときも、インクルーシブの推進という政策に関して、複数の部や課と調整をしてきました。 その苦労は、2期目以上の議員ならば御承知のことと思います。 現在の縦割りの組織は、既存の事業を繰り返すだけであれば問題ないかもしれませんが、新たな政策課題に取り組む際に、縦割りの弊害が起こりうることは、容易に予想できます。 そして、議会では、公共交通網に対して、政策協議会が設置されました。 これも、複数の部にまたがる課題であるがゆえに、単独の委員会での検討ではなく、政策協議会という体制で進められることになりました。 このことも、政策部として、公共交通網の改善に取り組むことができれば、複数の部、課にまたがる課題の連携や調整が進めやすいのではないでしょうか。 我々自身が、過去、行政の縦割りの弊害に悩まされたにもかかわらず、横の連携を推進しようとする市長の提案を否決することのどこに大義や正当性があるというのでしょうか。 それも、明確な反対理由も、これまでの審査の中では示されませんでした。 これも議会として非常に残念なことであります。 議会の会議は原則的に公開されていますし、議事録も公開されます。 反対であれば、審査の過程において、それを明確にすることが求められます。 傍聴しても、議事録を読んでも反対理由が分からない議決は、市民に対しても不誠実と言えるのではないでしょうか。 我々には、賛成の理由しか見いだせません。 るる申し上げましたが、議案甲第22
号鳥栖市部設置条例の一部を改正する条例は、市民の期待、そして、議会の期待に応えるための提案でございます。 議員各位におかれましては、市民の皆様にも説明がつく、分かりやすい、賢明なる御判断を求め、私の賛成討論といたします。
○議長(松隈清之) 討論を終わります。 これより採決を行います。 まず、議案甲第22
号鳥栖市部設置条例の一部を改正する条例について採決を行います。 本案に対する委員長報告は否決でありますので、原案について起立により採決いたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立少数であります。よって議案甲第22
号鳥栖市部設置条例の一部を改正する条例は......、失礼いたしました。 可否同数でありますので、地方自治法第116条の規定により、議長において本案に対する可否を裁決いたします。 本案については、議長は可決と裁決いたします。 次に、議案甲第23号、第24号及び第37号について採決を行います。 3議案に対する委員長報告は可決であります。3議案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第23号鳥栖市税条例の一部を改正する条例、議案甲第24号鳥栖市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例及び議案甲第37号工事請負契約の締結について、以上3議案は委員長の報告のとおり可決することに決しました。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第3 議案乙第17号令和5年度鳥栖市
産業団地造成特別会計補正予算(第1号) 議案乙第18号令和5年度鳥栖市
下水道事業会計補正予算(第1号) 議案甲第25号財産(土地)の処分について
○議長(松隈清之) 日程第3、議案乙第17号、第18号及び議案甲第25号、以上3議案を一括議題といたします。
建設経済常任委員長の審査報告を求めます。
久保山建設経済常任委員長。
◎
建設経済常任委員長(久保山日出男) ただいま議題となりました、議案乙第17号令和5年度鳥栖市
産業団地造成特別会計補正予算(第1号)、議案乙第18号令和5年度鳥栖市
下水道事業会計補正予算(第1号)及び議案甲第25号財産(土地)の処分について、以上3議案について、その審査の経過と結果の主なものを一括して御報告申し上げます。 まず、議案乙第17号令和5年度鳥栖市
産業団地造成特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 歳入につきましては、新産業集積エリア整備事業用地の一部売却に伴う土地売払い収入として4,123万1,000円が補正され、事業費の財源となる工業用地等造成事業債が4,120万円減額補正されております。 歳出につきましては、新産業集積エリア整備事業費として需用費3万1,000円が補正されております。 次に、議案乙第18号令和5年度鳥栖市
下水道事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。 収益的収入につきましては、国庫補助金1,529万5,000円、他会計補助金1,529万3,000円がそれぞれ補正されております。 収益的支出につきましては、国庫補助金の内示に伴い、管きょ点検調査業務として3,058万8,000円が補正されております。 資本的収入につきましては、企業債5,910万円、国庫補助金5,910万円がそれぞれ補正されております。 資本的支出につきましては、国庫補助金の内示に伴い、管きょ改築工事など1億1,820万円が補正されております。 審査の過程で委員から、管きょ点検調査業務の事業量及び事業費について質疑があり、執行部から説明を受けたところであります。 次に、議案甲第25号財産(土地)の処分について申し上げます。 国土交通省が施行する一級河川筑後川水系安良川築堤工事の用地として、6,697.92平方メートルを4,123万1,523円で同所へ売却するものでございます。 以上、主なものについて申し上げましたが、当
建設経済常任委員会といたしましては、慎重審査の結果、議案乙第17号、議案乙第18号及び議案甲第25号につきましては、原案のとおり可決すべきものとして決した次第であります。 なお、議案外ではございますが、報告第7号
継続費繰越計算書について、報告第8号
繰越明許費繰越計算書について、報告第9号予算繰越計算書について及び報告第10号予算繰越計算書について、それぞれ報告を受けたところでございます。 以上、御報告といたします。
○議長(松隈清之) ただいまの委員長報告に対し、質疑を行いますが、通告はございません。 質疑なしと認め、質疑を終わります。 これより討論を行いますが、通告はございません。 討論なしと認め、討論を終わります。 これより採決を行います。 3議案に対する委員長報告は可決であります。3議案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第17号令和5年度鳥栖市
産業団地造成特別会計補正予算(第1号)、議案乙第18号令和5年度鳥栖市
下水道事業会計補正予算(第1号)及び議案甲第25号財産(土地)の処分について、以上3議案は委員長報告のとおり可決することに決しました。 暫時休憩いたします。 午後0時1分休憩 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 午後1時8分開議
○議長(松隈清之) 再開いたします。 休憩前に引き続き、会議を続行いたします。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第4 議案甲第38号工事請負契約の締結について 議案甲第39号財産(鳥栖市陸上競技場第4種
ライト公認必備用器具 (競技用受注品))の取得について
○議長(松隈清之) 日程第4議案甲第38号及び第39号を一括議題といたします。
文教厚生常任委員長の審査報告を求めます。
藤田文教厚生常任委員長。
◎
文教厚生常任委員長(藤田昌隆) ただいま議題となりました、議案甲第38号及び議案甲第39号について、その審査の経過と結果の主なものを御報告申し上げます。 まず、議案甲第38号工事請負契約の締結について申し上げます。 この議案は、旭小学校屋内運動場大規模改造工事のうち、建築工事について工事請負契約を締結しようとするものであります。 本工事は、旭小学校屋内運動場の老朽化に伴い、鉄骨造り平屋建て、延べ床面積763平方メートルの建物について大規模改造を行うもので、令和6年1月の完成を予定いたしております。 去る6月1日に指名競争入札が行われ、翌2日に、株式会社今泉建設と1億8,359万円で仮契約が締結されたと説明を受けたところでございます。 審査の過程において、各委員から、業種、指名業者数、応札業者数及び落札率について、具体的な工事内容についての質疑があり、執行部からそれぞれ説明を受けたところであります。 次に、議案甲第39号財産(鳥栖市陸上競技場第4種
ライト公認必備用器具(競技用受注品))の取得について申し上げます。 この議案は、鳥栖市陸上競技場の第4種ライト公認の取得に必要な用器具を取得するための契約を締結しようとするものであります。 去る6月1日に指名競争入札が行われ、翌2日に、ヒラノスポーツと2,900万4,382円で仮契約がされたと説明を受けたところであります。 審査の過程において、各委員から、指名競争入札に関し、指名業者数及び最低制限価格について、指名業者における市内業者について、
スポーツ振興くじ助成金との関係性についてなどの質疑があり、執行部からそれぞれ説明を受けたところであります。 当
文教厚生常任委員会といたしましては、現地視察を含め、慎重審査の結果、議案甲第38号及び議案甲第39号について、原案のとおり可決すべきものとして決した次第であります。 以上、御報告といたします。
○議長(松隈清之) ただいまの委員長報告に対し、質疑を行いますが、通告はございません。 質疑なしと認め、質疑を終わります。 これより討論を行いますが、通告はございません。 討論なしと認め、討論を終わります。 これより採決を行います。 両議案に対する委員長報告は可決であります。両議案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第38号工事請負契約の締結について及び議案甲第39号財産(鳥栖市陸上競技場第4種
ライト公認必備用器具(競技用受注品))の取得については、委員長報告のとおり可決することに決しました。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第5 議案甲第26号鳥栖市農業委員会委員の任命について 議案甲第27号鳥栖市農業委員会委員の任命について 議案甲第28号鳥栖市農業委員会委員の任命について 議案甲第29号鳥栖市農業委員会委員の任命について 議案甲第30号鳥栖市農業委員会委員の任命について 議案甲第31号鳥栖市農業委員会委員の任命について 議案甲第32号鳥栖市農業委員会委員の任命について 議案甲第33号鳥栖市農業委員会委員の任命について 議案甲第34号鳥栖市農業委員会委員の任命について 議案甲第35号鳥栖市農業委員会委員の任命について 議案甲第36号鳥栖市農業委員会委員の任命について
○議長(松隈清之) 日程第5、議案甲第26号から第36号、いずれも鳥栖市農業委員会委員の任命についての11議案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。大久保副市長。
◎副市長(大久保哲郎) ただいま議題となりました、議案甲第26号から第35号(同ページで「第36号」に訂正)まで、鳥栖市農業委員会委員の任命について、一括して提案理由を申し上げます。 本年4月19日をもって、現農業委員会委員の任期が満了となりますので、後任として、天本純子氏、永渕久雄氏、篠原浩二氏、黒田和彦氏、豊増義治氏、松雪昭俊氏、酒井恵美氏、佐藤幸信氏、松隈清志氏、久冨正ノ介氏及び田代英毅氏を任命したいと考えております。 このことにつきましては、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定によりまして、市議会の御同意を頂きますよう、お願い申し上げる次第でございます。 よろしく御審議くださいますよう、お願いいたします。 失礼しました。議案甲第26号から第36号までの訂正でございます。
○議長(松隈清之) これより質疑を行いますが、通告はございません。 質疑なしと認め、質疑を終わります。 お諮りいたします。11議案は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、11議案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行いますが、通告はございません。 討論なしと認め、討論を終わります。 これより採決を行います。 11議案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第26号から第36号、いずれも鳥栖市農業委員会委員の任命についての11議案は原案のとおり同意することに決しました。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第6 意見書案第5号特別支援学校・学級等への教員等の適切な配置を求める意見書
○議長(松隈清之) 日程第6、意見書案第5号特別支援学校・学級等への教員等の適切な配置を求める意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。池田議員。
◆議員(池田利幸) 皆さん、こんにちは。公明党の池田利幸でございます。 ただいま議題となりました、意見書案第5号特別支援学校・学級等への教員等の適切な配置を求める意見書の提案理由を申し上げます。 文部科学省「学校基本調査」によると、特別支援教育を受ける児童生徒は年々増加しており、10年間で、特別支援学校については学校数が約11%増加、児童生徒数は約14.3%増加、特別支援学級は1.6倍に増え児童生徒数は2.1倍に増加しております。 また通級による指導を受けている児童生徒数は約2.6倍に増え、教育現場では新たな特別支援教育体制の整備が必要になっております。 このような状況に適切に対処するためには、特別支援学校・学級への専門的な知識や経験を持った教員等の増員が必要不可欠であります。 また今日、共生社会の形成に向けて「障害者の権利に関する条約」に基づき、子供たちの多様性を尊重するインクルーシブ教育システムの構築が求められており、そのためにも我が国の特別支援教育のさらなる拡充が必要でございます。 よって政府においては、医療的ケアを含めた特別支援教育が必要な子供の増加や、様々な障害のある児童生徒に的確に対応した教育を実現するために、特別支援学校・学級等への教員等の適切な配置に向けて、以下の6点に関しまして、財政措置を含めた特段の措置を講じることを求めるものでございます。 以上申し上げまして、提案理由とさせていただきます。 皆様の御賛同のほど、よろしくお願い申し上げます。
○議長(松隈清之) これより質疑を行いますが、通告はございません。 質疑なしと認め、質疑を終わります。 お諮りいたします。本案は委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行いますが、通告はございません。 討論なしと認め、討論を終わります。 これより採決を行います。 本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、意見書案第5号特別支援学校・学級等への教員等の適切な配置を求める意見書は原案のとおり可決することに決しました。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第7 意見書案第6号地方財政の充実・強化に関する意見書
○議長(松隈清之) 日程第7、意見書案第6号地方財政の充実・強化に関する意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。野下議員。
◆議員(野下泰弘) 皆さん、こんにちは。立憲民主党議員団野下泰弘です。 ただいま議題となりました、意見書案第6号地方財政の充実・強化に関する意見書について提案理由を申し上げます。 いま、地方公共団体には、急激な少子・高齢化の進展にともなう、医療・介護など社会保障制度の整備、子育て施策、人口減少下における地域活性化対策はもとより、デジタル化、脱炭素化、物価高騰対策など、極めて多岐にわたる役割が求められております。 しかし、現実に地域公共サービスを担う人員は不足しており、疲弊する職場実態にある中、新型コロナウイルス、また多発する大規模災害への対策も迫られています。 これらに対応する地方財政について、政府は「骨太方針2021」において、2021年度の地方一般財源水準を2024年度まで確保するとしていますが、それをもって増大する行政需要に十分対応し得るのか、大きな不安が残されています。 このため、2024年度の政府予算と地方財政の検討にあたっては、歳入・歳出を的確に見積もり地方財政の確立をめざすよう、以下の事項の実現を求めます。 よって、以下10点について求めるものでございます。 以上、提案理由の説明とさせていただきます。 皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(松隈清之) これより質疑を行いますが、通告はございません。 質疑なしと認め、質疑を終わります。 お諮りいたします。本案は委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行いますが、通告はございません。 討論なしと認め、討論を終わります。 これより採決を行います。 本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立多数であります。よって、意見書案第6号、地方財政の充実強化に関する意見書は原案のとおり可決することに決しました。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第8 意見書案第7号少人数学級・教職員定数の改善に係る意見書
○議長(松隈清之) 日程第8、意見書案第7号少人数学級・教職員定数の改善に係る意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。野下議員。
◆議員(野下泰弘) ただいま議題となりました、意見書案第7号少人数学級・教職員定数の改善に係る意見書について提案理由を申し上げます。 学校現場では、貧困・いじめ・不登校・教職員の長時間労働や未配置など解決すべき課題が山積しており、子どもたちのゆたかな学びを保障するための教材研究や授業準備の時間を十分に確保することが困難な状況となっています。 ゆたかな学びや学校の働き方改革を実現するためには、加配教員の増員や少数職種の配置増など教職員定数改善が不可欠です。 2021年の法改正により、小学校の学級編制標準は段階的に35人に引き下げられるものの、今後は、小学校に留まることなく、中学校・高等学校での早期実施も必要です。 加えて、きめ細かい教育活動をすすめるためには、さらなる学級編制標準の引き下げ、少人数学級の実現が必要です。 よって、国会及び政府におかれては、地方教育行政の実情を十分に認識され、地方自治体が計画的に教育行政を進めることができるように、下記の措置を講じられるよう強く要請します。 よって、以下5点について求めるものでございます。 以上、提案理由の説明とさせていただきます。 皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(松隈清之) これより質疑を行いますが、通告はございません。 質疑なしと認め、質疑を終わります。 お諮りいたします。本案は委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行いますが、通告はございません。 討論なしと認め、討論を終わります。 これより採決を行います。 本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、意見書案第7号少人数学級・教職員定数の改善に係る意見書は原案のとおり可決することに決しました。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第9 意見書案第8号日本政府に核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書
○議長(松隈清之) 日程第9、意見書案第8号日本政府に核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。永江議員。
◆議員(永江ゆき) こんにちは。彩りの会の永江ゆきでございます。 ただいま議題となりました、意見書案第8号日本政府に核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書についての提案理由を申し上げます。 広島と長崎にアメリカの原子爆弾が投下されてから72年を経た2017年7月7日、歴史的な核兵器禁止条約が採択されました。 同年9月20日には同条約への調印・批准・参加が開始され、2021年1月22日に発効しました。 現在92か国が署名し、68カ国が批准しています。 核兵器禁止条約は、核兵器について破滅的な結末をもたらす非人道的な兵器であり、国連憲章、国際法、国際人道法、国際人権法に反するものであると断罪して、これに「悪の烙印」を押しました。 条約は、開発、生産、実験、製造、取得、保有、貯蔵、使用とその威嚇にいたるまで、核兵器に関わるあらゆる活動を禁止しています。 また、被爆者や核実験被害者への援助を行う責任も明記しております。 被爆者とともに私たち日本国民が長年にわたり熱望してきた核兵器完全廃絶につながる画期的なものです。 この核兵器禁止条約の規範力を強化し、核兵器の使用を防ぐことが強く求められています。 2022年2月24日、ロシアのプーチン大統領は、ウクライナへの軍事侵略に合わせて、「ロシアは世界で最も強力な核保有国の一つだ。わが国を攻撃すれば壊滅し、悲惨な結果になる」と核兵器による威嚇をおこないました。 その後も繰り返し核使用の脅迫をおこないながら侵略を続けています。 これは、核兵器の使用・威嚇を禁じた核兵器禁止条約に明らかに違反するものです。 いまこそ広島、長崎の原爆被害を体験した日本の政府は、核兵器の使用を許さず、核兵器を全面的に禁止させる先頭に立たなければなりません。 その証として、核兵器禁止条約に参加、調印、批准するものを強く求めます。 以上、提案理由の説明とさせていただきます。 皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(松隈清之) これより質疑を行いますが、通告はございません。 質疑なしと認め、質疑を終わります。 お諮りいたします。本案は委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行いますが、通告はございません。 討論なしと認め、討論を終わります。 これより採決を行います。 本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立少数であります。よって、意見書案第8号日本政府に核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書は否決されました。 協議の必要がありますので、暫時休憩いたします。 午後1時30分休憩 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 午後3時21分開議
○議長(松隈清之) 再開いたします。 この際、申し上げます。お手元に配付のとおり、飛松妙子議員から発言の取消しの申出がございました。 お諮りいたします。こちらの申出のとおり発言取消しを許可することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 なお、発言取消しの部分につきましては、議長において後刻記録を調査の上、処置することといたします。 お諮りいたします。この際、議案甲第40
号鳥栖市議会委員会条例の一部を改正する条例を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△追加日程 議案甲第40
号鳥栖市議会委員会条例の一部を改正する条例について
○議長(松隈清之) 議案甲第40
号鳥栖市議会委員会条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。樋口議会運営委員長。
◆議員(樋口伸一郎) ただいま議題となっております、議案甲第40
号鳥栖市議会委員会条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 本案は、今定例会におきまして、市の組織機構を見直す鳥栖市部設置条例の一部を改正する条例が可決されたことに伴いまして、議会の常任委員会の所管を見直すもので、議会運営委員会の発議としてお願いするものでございます。 内容につきましては、部の名称変更等に伴いまして、総務常任委員会の所管を見直すものであります。 本条例の施行は、改正されました部設置条例が施行されます来月7月1日からとなっております。 なお、総務常任委員会の委員長、副委員長及び委員につきましては、改正後の委員会の委員長、副委員長及び委員に選任されたものとみなし、また、建設部の事務分掌の見直しに伴い、
建設経済常任委員会の継続事件につきましても、改正後の同委員会に付託されたものとしてみなすという経過措置を設けております。 以上、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(松隈清之) これより質疑を行いますが、通告はございません。 質疑なしと認め、質疑を終わります。 本案は委員会提出議案のため、委員会付託は行いません。 これより討論を行いますが、通告はございません。 討論なしと認め、討論を終わります。 これより採決を行います。 本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第40
号鳥栖市議会委員会条例の一部を改正する条例は原案のとおり可決することに決しました。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
○議長(松隈清之) 以上で本日の日程は終了いたしました。 これをもちまして、本日の会議を閉じ、令和5年6月定例会を閉会いたします。 閉議 午後3時25分 閉会地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 鳥栖市議会議長 松 隈 清 之 鳥栖市議会議員 永 江 ゆ き 鳥栖市議会議員 森 山 林...