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  1. 鳥栖市議会 2023-03-15
    03月16日-04号


    取得元: 鳥栖市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和5年 3月 定例会1 出席議員議席番号及び氏名  議長 松隈清之     8番 樋口伸一郎     16番 西依義規  1番 野下泰弘     9番 江副康成      17番 飛松妙子  2番 田村弘子     10番 中川原豊志     18番 久保山日出男  3番 和田晴美     11番 中村直人      20番 齊藤正治  4番 永江ゆき     12番 尼寺省悟      21番 小石弘和  5番 牧瀬昭子     13番 成冨牧男      22番 森山林  6番 池田利幸     14番 藤田昌隆  7番 緒方俊之     15番 伊藤克也2 欠席議員議席番号及び氏名  なし3 説明のため出席した者の職氏名  市     長    向 門  慶 人   総務部次長       緒 方    守  副  市  長    林    俊 子   総務部次長       姉 川  勝 之  総 務 部 長    石 丸  健 一   企画政策部次長     向 井  道 宣  企画政策部長     松 雪    努   健康福祉らい部次長  鹿 毛  晃 之  健康福祉らい部長  古 賀  達 也   経済部次長       古 沢    修  スポーツ文化部長   佐 藤  敦 美   上下水道局次長     古 賀  和 教  市民環境部長     吉 田  忠 典   スポーツ振興課長    小 川  智 裕  経済部長  兼上下水道局長    宮 原    信   市民協働推進課長    原    祥 雄  建設部長       福 原    茂   建設課長        三 澄  洋 文  教育長        佐々木  英 利   教育総務課長      佐 藤  正 己  教育部長       小 栁  秀 和4 出席した議会事務局職員職氏名  事務局長       武 富  美津子   議事調査係主査     松 雪    望  事務局次長庶務係長 西 木  純 子   議事調査係主任     古 賀  隆 介  議事調査係長     大 塚  隆 正   議事調査係主事     赤 司  和 広5 議事日程  日程第1 市長施政方針説明  日程第2 休会の件6 傍聴者数  15人      開会  午前10時      開議議長松隈清之)  本日の会議を開きます。           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽日程第1 市長施政方針説明議長松隈清之)  日程第1、市長施政方針について説明を求めます。向門市長。 ◎市長(向門慶人)  皆さん、おはようございます。私は、昨日、3月15日、第7代鳥栖市長に就任いたしました向門慶人でございます。 信なくば、立たず、この言葉は、政治は民衆の信頼なくして成り立つものではないという意味であり、政治を行う上で最も大切な民主からの信頼であると説いた論語の一節でございます。 政治に携わる者が持つべき覚悟として、私の胸に強く刻み込まれている言葉でございます。 しかしながら、この「信」を得ることは、たやすいことではございません。 市民皆様からの負託に強い責任を持つ、そういうことは言うまでもなく、事をなすための覚悟と志を持って、たとえ困難な道であったとしても、市民皆様市議会皆様、そして、鳥栖市に関わる全ての方々との対話を重んじ、市勢発展に通ずる道を、ただひたすらに、実直に歩み続けることによって、市民皆様からの「信」を得ることができますよう、市政運営に当たってまいる所存でございます。 このたび、市議会皆様方に対し、御挨拶と所信を述べる機会を得ましたことを大変光栄に感じております。 また、このような場を頂きました松隈議長をはじめ、議員各位に感謝申し上げます。 このたびの就任に当たり、私に課せられた使命の重さを考えますと、改めて身の引き締まる思いでございます。 初代海口市長、2代安原市長、3代原市長、4代山下市長、5代牟田市長、6代橋本市長に至るまで、連綿と受け継がれてきたバトンを胸に、鳥栖発展の礎を継承し、伝統や文化など、守るべきものは守り、一方、変革を恐れることなく、前へと進めてまいりたいと思います。 しかしながら、今日の社会状況は、まだまだコロナ禍影響も残っている最中であり、さらに世界情勢に目を向けますと、ロシアによるウクライナへの軍事進行は、国際秩序を根底から覆し、平和を希求する私たちの心にも暗い影を落としており、また、このことに端を発した世界的規模物価変動の波は、電気料金をはじめ、ガソリンや肥料、原材料、食品、日用品など、あらゆるものの価格高騰へとつながり、市民生活はもとより、企業活動にも深く影響を与えています。 このような状況にあっても、さらなる市民生活の向上と市政発展のために全身全霊をもって努めてまいる覚悟でございます。 まだまだ若輩者ではございますが、これまで積み上げてまいりました政治経験と、政財会との間で築き上げてまいりましたパイプを大切にして、市政運営に生かしていきたいと考えております。 市議会皆様方におかれましては、何とぞ御指導御鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。 さて、先人の皆様が築いていただいたこの鳥栖市は、九州における圧倒的な地理的優位性を背景として、市内誘致企業は200社を超え、全国的にも人口減少に苦慮される自治体が多い中においても、なお増加の一途をたどってきたという現状がございます。 このことは、諸先輩方の努力が結実した結果であり、地方都市としては異例の発展を続けている全国でも珍しい都市であると認識しております。 このような特色を踏まえた本市ではありますが、本市の将来ビジョンを描くに当たって欠くことのできないのは、鳥栖周辺整備であります。 鳥栖周辺に関しましては、鉄道で分断されている東西連携在り方や、鳥栖駅をはじめとする周辺地域の一体的な整備手法などについて改めて総括し、鉄道高架鳥栖駅東口の可能性についても検討し直したいと考えております。 まずは、JR九州との対話を重視し、佐賀県や市議会地元経済界をはじめとして、関係する全ての皆様との協議を深めてまいります。 そして、新しい鳥栖駅の在り方について、早急に方向性をまとめてまいりたいと考えています。 一方で、私が県議を務めていた折、様々な方々から意見を伺ってまいりましたが、鳥栖市に事業用地を求めたが、適地がなく断念したですとか、鳥栖市で住宅開発を行いたいが、開発できる土地がないというお話を数多く頂きました。 このようなお話を聞くたびに、さらにスピード感を持って、都市計画在り方も含めた土地利用方向性を見直さなければ、10万都市を目指せるほどの成長の余地、ポテンシャルを有する地理的優位性を持っているにもかかわらず、せっかくの機会を逸することになっていると強い危惧を感じてきたところであります。 また、商工団地や工業団地などをはじめ、市内商工業企業活動は活況を呈しているものの、市内道路事情は、往来するトラックや通過する車列によって、慢性的な交通渋滞が発生しており、さらに、登下校する児童や生徒が交通事故の危険にさらされているなど、見過ごすことができない状況にあります。 交通の要衝としての宿命ではあるものの、緊急輸送道路としての責務を負う本市にとって、道路問題は喫緊の課題として考えていかなければなりません。 そのためには、まず、これまでも鋭意進めてこられた幹線道路整備を加速化するため、国や県に対する働きかけをなお一層強化していく必要がございます。 スポーツ環境に目を向けますと、本市は、サガン鳥栖久光スプリングスといった全国屈指プロスポーツチームを2つも有するという、かけがえのない財産がございます。 さらに、市民スポーツでは、サッカーやバレーはもちろん、野球やソフトボール、バドミントン、陸上、柔道、剣道など、挙げれば切りがないほど、多種多様なスポーツがとても盛んな地域です。 こういった地域性と、本市が持つ地理的優位性相乗効果によって、九州地区を対象としたスポーツ大会やイベントの開催などにも大きく寄与するポテンシャルを持っていると考えています。 このようなことから、スポーツを通したまちづくり在り方や、健幸維持に貢献するスポーツ環境整備に関しても、さらに加速させていく時期に来ていると考えております。 また、現状鳥栖市が有する施設の在り方についても、競技人口なども踏まえ、取組を強化させていきたいと考えております。 福祉施策に関しましては、今回の選挙戦を通して市民に寄り添う優しい街を訴えてまいりました。 このことは、一人一人が健康に暮らしていくことはもとより、市民皆様一人一人に思いをはせる支援につなげていくことを重要視したからにほかなりません。 そして、まずは、子供を真ん中に据えた子育て支援在り方として、特に、昨今の物価高を踏まえ、子育て家庭の負担を減らすため、学校給食費値上げを凍結し、値上げ分につきましては、公費で負担してまいりたいと思います。 さらには、多子家庭等に対する子育て支援や、高齢者で免許返納された方に対する移動支援を含め、地域公共交通在り方について検討してまいります。 さらに、地域における協働のあるべき姿や、地域における支え合いの精神を育んでいくための支援なども進めてまいります。 そして、何よりも増して、市民皆様の安心と安全を重視してまいります。 先ほども申し上げましたが、交通安全に関することや、激甚化する自然災害に対する対応、また、救命救急に関する初動対応迅速化医療体制への支援に関しましても、また、それらを支えるインフラの整備、さらには、教育現場における支援など、早急に調整を図り、対応してまいる所存でございます。 以上が私が考えてまいりました近未来鳥栖市を創る上で重要な施策の中の、その思いの一端を申し上げました。 これらは、いずれも鳥栖市にとって欠くことのできない重要な視点と考えております。 いずれも一朝一夕になしうるほど簡単な問題ではないことは重々認識しております。 それぞれの重要施策をはじめ、市民生活支援に至るまでの事業一つ一つを着実に一歩一歩進めてまいりたいと思います。 したがいまして、これらの施策を、スピード感を持ちながら、確実に前進させていくためにも、市議会皆様をはじめ、鳥栖市に関係する全ての皆様のお力添えを賜りたく存じます。 私の政治信条といたしましては、現場を大切にする現場主義市民皆様との対話を大切にしたコミュニケーション、そして、情報公開を徹底してまいります。 人はそれぞれに悩みや苦労を持っており、様々な手助けを必要としています。 その方々の痛みが分かり、寄り添っていける行政運営を行ってまいります。 以上をもちまして、私の施政方針といたします。 何とぞ、議員皆様方におかれましては、引き続き、御支援、御協力を賜りますよう衷心よりお願いを申し上げまして、私の御挨拶とさせていただきます。           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽日程第2 休会の件 ○議長松隈清之)  日程第2、休会の件を議題といたします。 お諮りいたします。明日3月17日、20日及び22日は、議事の都合により休会としたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、以上3日は休会とすることに決しました。 なお、3月18日、19日及び21日は市の休日のため休会となります。∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽議長松隈清之)  以上で本日の日程は終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。  午前10時12分散会...