平成19年12月 定例会1
出席議員氏名及び議席番号 議 長 森 山 林 13 番 内 川 隆 則 2 番 国 松 敏 昭 14 番 簑 原 宏 3 番 太 田 幸 一 15 番 中 村 直 人 4 番 尼 寺 省 悟 16 番 野 田 ヨシエ 5 番 中 村 圭 一 17 番 平 川 忠 邦 6 番 古 賀 和 仁 18 番 三 栖 一 紘 7 番 齊 藤 正 治 19 番 原 康 彦 8 番 佐 藤 忠 克 22 番 光 安 一 磨 10 番 松 隈 清 之 23 番 黒 田 攻 11 番 小 石 弘 和 24 番 永 渕 一 郎 12 番 酒 井 靖 夫2
欠席議員氏名及び議席番号 1 番 田 中 洋 子3 地方自治法第121条による説明員氏名 市 長 橋 本 康 志
健康福祉部長 上 野 和 実 副 市 長 篠 原 正 孝 〃 次長 松 田 俊 啓 総務部長 内 田 和 憲
環境経済部長 兼
上下水道局長 近 藤 繁 美 〃 次長 大 石 哲 信
環境経済部次長 高 田 静 夫 〃 次長 八 坂 利 男
上下水道局次長 松 隈 俊 久
会計管理者 建 設 部 長 峯 孝 樹 兼出納室長 矢ケ部 佐 月
市民生活部長 髙 尾 信 夫 〃 次長 石 丸 幸 一
市民協働推進課長 園 木 一 博
教育委員長 増 岡 靖 子 教育部長 松 永 定 利 教育長 中 尾 勇 二 〃 次長 陣 内 誠 一4
議会事務局職員氏名 事務局長 石 丸 賢 治 書 記 江 下 剛 次長兼議事係長 権 藤 敏 昭 書 記 脇 弘 人 次長兼庶務係長 内 田 又 二5 議事日程 日程第1 議案乙第30号 平成19年度鳥栖市
一般会計補正予算(第3号) 各
常任委員長審査報告 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第2 議案乙第31号 平成19年度鳥栖市
国民健康保険特別会計補正予算(第4 号) 議案乙第32号 平成19年度鳥栖市
老人保健特別会計補正予算(第2号)
総務常任委員長審査報告 〔 〕 質疑、討論、採決 議案甲第24号 政治倫理の確立のための市長の資産等の公開に関する条例 等の一部を改正する条例 議案甲第25号 鳥栖市職員の
育児休業等に関する条例及び鳥栖市職員の勤 務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例 議案甲第26号 鳥栖市長の退職手当の特例に関する条例 議案甲第27号 鳥栖市職員の退職手当に関する条例及び鳥栖市企業職員の 給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例 議案甲第28号 鳥栖市
国民健康保険条例の一部を改正する条例 日程第3 議案甲第29号 市道路線の廃止及び認定について 議案甲第30号 財産(土地)の取得について
建設常任委員長審査報告 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第4 議案乙第33号 平成19年度鳥栖市
農業集落排水特別会計補正予算(第2 号) 議案乙第34号 平成19年度鳥栖市
下水道事業会計補正予算(第1号)
経済常任委員長審査報告 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第5 議案甲第31号 鳥栖市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 議案乙第35号 平成19年度鳥栖市
一般会計補正予算(第4号) 議案乙第36号 平成19年度鳥栖市
国民健康保険特別会計補正予算(第5 号) 議案乙第37号 平成19年度鳥栖市
農業集落排水特別会計補正予算(第3 号) 議案乙第38号 平成19年度鳥栖市
鳥栖駅東土地区画整理特別会計補正予算 (第1号) 議案乙第39号 平成19年度鳥栖市
水道事業会計補正予算(第1号) 議案乙第40号 平成19年度鳥栖市
下水道事業会計補正予算(第2号) 各
常任委員長審査報告 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第6 議案乙第23号 平成18年度鳥栖市
水道事業会計決算認定について
水道事業会計決算特別委員長審査報告 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第7 議案乙第24号 平成18年度鳥栖市
一般会計決算認定について 議案乙第25号 平成18年度鳥栖市
国民健康保険特別会計決算認定について 議案乙第26号 平成18年度鳥栖市
老人保健特別会計決算認定について 議案乙第27号 平成18年度鳥栖市
下水道特別会計決算認定について 議案乙第28号 平成18年度鳥栖市
農業集落排水特別会計決算認定について 議案乙第29号 平成18年度鳥栖市
鳥栖駅東土地区画整理特別会計決算認定 について
決算特別委員長審査報告 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第8 意見書第8号
地方交付税の復元に関する意見書(案)
提案理由説明 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第9 意見書第9号
農業政策見直しに関する意見書(案)
提案理由説明 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第10 意見書第10号
道路整備財源の確保に関する意見書(案)
提案理由説明 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第11
常任委員会の閉会中の継続審査の件 日程第12
議会運営委員会の閉会中の継続審査の件 午前10時58分開議
○議長(森山林) おはようございます。これより本日の会議を開きます。
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△日程第1 議案乙第30号 平成19年度鳥栖市
一般会計補正予算(第3号)
○議長(森山林) 日程第1.議案乙第30号 平成19年度鳥栖市
一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。 各
常任委員長の審査報告を求めます。 まず、
総務常任委員長の審査報告を求めます。
酒井総務常任委員長。
◎
総務常任委員長(酒井靖夫) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案乙第30号 平成19年度鳥栖市
一般会計補正予算(第3号)中、当
総務常任委員会に付託されました関係分について、その審査の経過と結果について、その主なものを御報告申し上げます。 まず、歳入につきまして申し上げます。 市税につきましては、調定見込みにより個人市民税6,200万円の減額補正、固定資産税5,700万円、軽自動車税600万円及び市たばこ税1億1,500万円の補正がなされております。これにより市税総額は118億2,580万1,000円となります。 県支出金のうち、
総務費県委託金につきましては、県民税の
徴収等委託金4,000万円が
収入見込みにより補正されております。 市債につきましては、
九州新幹線鹿児島ルート建設事業、
県営かんがい排水事業など、それぞれの事業費の確定等に伴い補正されております。 次に、歳出について申し上げます。
総務管理費のうち企画費につきましては、地域に根差したクラブとして活動している
サガン鳥栖を通じて地域の活性化などを図るために、来年3月から始まる2008シーズンでの
ホームゲーム公式戦への市民招待、
サッカー教室の開催等、各種事業を行うための
地域交流推進事業などとして509万円が計上されております。
財政調整基金費につきましては、
減債基金積立金として5,068万3,000円が補正されております。 徴税費のうち
税務総務費については、県民税の
徴収等委託金4,000万円の補正に伴い、財源を一般財源から県支出金の特定財源に組み替えられております。
戸籍住民基本台帳費につきましては、郵政民営化に伴い、
郵便振替発行手数料が改正され、所要の額が計上されております。
社会福祉費の
後期高齢者医療費につきましては平成20年4月から施行されます。
後期高齢者医療制度の特別徴収に係る
保険料通知及び被保険者証の送付に係る所要の額が計上されております。 審査の過程において各委員から、
ガソリン代値上げによる影響について、産前産後休暇及び育児休業の取得状況について、
地球温暖化防止策関連でノーカーデー、
ノー残業デー、
アイドリングストップの実施状況について、
地域交流推進事業関連で予算の内訳について、市民招待の具体的内容、実施方法及び委託料の積算について、新しいファン層の拡大策について、
ネーミングライツとの関係について、
サガン鳥栖の独自の活動についてなどの質疑があり、さらに、
後期高齢者医療制度の対象人員数及び周知方法などについて、
郵便振替発行手数料の翌年度の見込み額についてなどの質疑があり、執行部からそれぞれ説明を受けたところであります。 当
総務常任委員会といたしましては、慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものとして決した次第であります。 以上、御報告といたします。
○議長(森山林) 次に、
建設常任委員長の審査報告を求めます。
太田建設常任委員長。
◎
建設常任委員長(太田幸一) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案乙第30号 平成19年度鳥栖市
一般会計補正予算(第3号)中、当
建設常任委員会に付託されました関係分について、審査の経過と結果について、その主なものを御報告申し上げます。 まず、歳入の主なものについて申し上げます。
受託事業収入につきましては、
新幹線関連の
周辺道路整備事業の変更に伴い、鉄道・運輸機構からの受託料8,062万7,000円が減額補正されております。 また、
新幹線対策債につきましては1億4,590万円が計上されておりますが、これは
九州新幹線鹿児島ルート建設事業に伴う鳥栖市負担金分の90%の額となっております。 次に、歳出の主なものについて申し上げます。
道路新設改良費につきましては、
九州新幹線関連周辺道路整備事業であります
JR鳥栖貨物ターミナル駅関連の
道路新設事業を
地元調査等並びに鉄道・運輸機構との協議の上、市道高橋・桜町線の
道路改良事業に変更され、所要の額が補正されております。 また、
長崎自動車道建設時に
工事用道路として建設されております市道東前・鬼迫線及び郷町・西田線等の市道敷用地を
西日本高速道路株式会社から取得する経費2,994万7,000円が計上されております。 次に、
公園事業費につきましては、
蔵上東公園トイレ建設工事費250万円が計上されております。
新幹線対策費につきましては、本年度の
九州新幹線鹿児島ルート建設に要する鳥栖市の負担金1億6,220万円が計上されております。 審査の過程で各委員から、高橋・桜町線の改良後の幅員及び
トラックターミナルからの
トラック通行の有無について、
西日本鉄道道路株式会社との交渉経緯について、公園の
トイレ設置基準及び
清掃管理等について、
新幹線建設負担金に係る
地方交付税措置についてなどの質疑があり、執行部よりそれぞれ答弁を受けたところであります。 以上、主なものについて申し上げましたが、当
建設常任委員会に付託されました関係分につきましては、現地視察を含め、慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものとして決した次第であります。 なお、議案外でありますが、平成23年春に開業が予定されている新鳥栖駅周辺に
鳥栖西中学校があり、
九州新幹線の開通に伴い交通体系も変わるものと思われるので、交通安全面並びに防犯面からの対策も考慮すべきではないかとの要望を受けたところであります。 以上、御報告といたします。
○議長(森山林) 次に、
文教厚生常任委員長の審査報告を求めます。
野田文教厚生常任委員長。
◎
文教厚生常任委員長(野田ヨシエ) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案乙第30号 平成19年度鳥栖市
一般会計補正予算(第3号)中、当
文教厚生常任委員会に付託されました関係分につきまして、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 まず、歳入の主なものについて申し上げます。
健康福祉部関係では、
民生費国庫負担金1億658万円は、
障害者福祉サービスの利用増、
障害者自立支援給付費の増額、
生活保護費の増額、児童手当の
支給見込み額の減額に伴うものであります。
民生費県負担金259万3,000円は、国庫負担金同様、
障害者福祉サービスの利用増に伴う
障害者自立支援給付費の増額及び児童手当の
支給見込み額の減額に伴うものなどであります。
民生費県補助金42万2,000円は、
障害者自立支援法による制度改正の
激変緩和措置に伴う1,004万3,000円の増額及び
放課後児童クラブに対する
児童環境づくり基盤整備事業費補助金の
教育費県補助金への組み替えによる1,595万8,000円の減額が主なものであります。 過年度収入172万1,000円は、平成18年度
保健事業費国庫・県負担金の精算によるものであります。 次に、
教育部関係について申し上げます。
国庫補助金の
小学校費国庫補助金では、安全・安心な
学校づくり交付金2,441万8,000円が計上されております。
教育費県補助金の
社会教育費県補助金では、
放課後子どもプラン推進事業の
放課後児童健全育成事業補助金として1,723万3,000円及び
弥生が丘小学校留守家庭児童等少年教室の新設工事に伴う
児童厚生施設等整備費補助金として833万3,000円が計上されております。 雑入につきましては、
鳥栖スタジアムネーミングライツ料として787万5,000円が計上されております。 また、教育債の小学校債では、
田代小学校プール建設事業に伴う起債申請額の変更による差額分として520万円が計上されております。 次に、歳出の主なものについて申し上げます。
健康福祉部関係では、民生費のうち
社会福祉総務費の繰出金541万8,000円は、
国民健康保険特別会計の出産育児一時
金等繰出金であります。
身体障害者福祉費の
負担金補助及び交付金634万4,000円は、
自立支援法による制度改正の
激変緩和措置として施設等が行う
送迎サービスの
利用者負担を軽減するものであります。 扶助費2,044万5,000円は、訓練及び
介護等福祉サービスの利用増に伴う
自立支援給付費の増額が主なものであります。
償還金利子及び割引料5,050万6,000円は、平成18年度国庫及び県負担金の精算による返還金であり、
障害者自立支援法施行に伴う
自立支援給付費等に関するものであります。
児童福祉総務費の扶助費のうち
母子家庭等医療費359万2,000円は、対象世帯の増加によるものであります。 また、保育園費の賃金2,453万3,000円は、入所児童の増加に対応するための
臨時保育士等の賃金であります。 次に、
生活保護費の扶助費1億4,330万円は、
生活保護費の年間見込みにより所要額を補正したものであります。 次に、
教育部関係について申し上げます。 小学校費の
備品購入費1,352万円は、
弥生が丘小学校の給食を
田代小学校給食室で賄うのに伴う給食用備品が主なものであります。
社会教育費の公民館費では、桜ケ丘町公民館新設に対する
公民館類似施設整備補助金として500万円が計上されております。
保健体育費の
体育施設費では、
鳥栖スタジアムネーミングライツ契約成立報奨金として157万5,000円、
ネーミングライツに係る
スタジアム看板等整備補助金として630万円が計上されております。 なお、審査の過程で各委員から、
乳幼児医療助成の実績及びPRについて、
障害者自立支援法に伴う扶助費の変動について、本市の生活保護の状況について、
ネーミングライツ契約額のうち実質収入及び
契約成立報奨金についてなどの質疑が出され、それぞれ執行部から説明を受けたところであります。 以上、主なものについて申し上げましたが、当
文教厚生常任委員会に付託されました議案乙第30号 平成19年度鳥栖市
一般会計補正予算(第3号)につきましては、慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決した次第であります。 なお、議案外でございますけれども、下野園については築後46年を経過しており、老朽化が著しく、改築に当たっての基本的な考えについて執行部から説明があったところであります。 これに対し各委員からは、地元や保護者等と十分協議をし、慎重な対応をとるよう要望があったところであります。 以上、御報告といたします。
○議長(森山林) 次に、
経済常任委員長の審査報告を求めます。
内川経済常任委員長。
◎
経済常任委員長(内川隆則) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案乙第30号 平成19年度鳥栖市
一般会計補正予算(第3号)中、当
経済常任委員会に付託されました関係分の審査の経過と結果の主なものについて御報告申し上げます。 まず、歳入の主なものについて申し上げます。 県支出金のうち
農林水産業費県委託金48万4,000円は、
河内防災ダム管理委託金であります。 次に、歳出の主なものについて申し上げます。 衛生費のうち斎場費の153万円は、原油価格の高騰などに伴う燃料費などを補正するものであります。
塵芥処理費の966万7,000円の主なものは、指定ごみ袋の作成費用を
年間使用見込みにより補正するものであります。 また、
し尿処理費の799万3,000円の主なものは、原油価格の高騰に伴う燃料費の補正であります。 次に、
農林水産業費のうち、
農業生産基盤整備費の1,377万3,000円の主なものは、
県営かんがい排水事業(鳥栖地区)の負担金であります。
農地等保全管理費の368万6,000円の主なものは、
県営農業用河川工作物応急対策事業(真木地区)の負担金であります。
米需給調整総合対策費92万8,000円の減額につきましては、新さが
水田農業経営確立推進事業補助金が直接鳥栖市
水田農業推進協議会へ交付されるため、減額するものであります。 また、
農業研修施設費211万3,000円の主なものは、原油価格の高騰に伴う燃料費などの補正であります。 審査の過程で各委員から、
燃料費価格の推移と契約方法について、
環境美化条例について、不法投棄の監視体制と監視カメラの設置について、
環境基本計画の改定について、イノシシの
広域駆除対策の効果について、中山間地域の直接支払制度について、
河内防災ダムの管理委託について、新たな農産物のブランド化について、中心市街地の活性化に向けた
長期的ビジョンについて、本市を中心とした新たな
東部地区広域観光についてなど質疑、要望があり、執行部からそれぞれ説明を受けたところであります。 議案外でございますが、
鳥栖流通業務団地の
企業進出状況について、新
産業集積エリア事業の経過について報告を受けたところであります。 以上、当
経済常任委員会に付託されました議案乙第30号 平成19年度
一般会計補正予算(第3号)につきましては、慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものとして決した次第であります。 以上、御報告申し上げます。
○議長(森山林) ただいまの各
常任委員長の審査報告に対し、一括質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 本案は討論を省略して、直ちに採決を行います。 本案に対する各
常任委員長報告は可決であります。本案は各
常任委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第30号 平成19年度鳥栖市
一般会計補正予算(第3号)は、各
常任委員長報告のとおり可決することに決しました。
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△日程第2 議案乙第31号 平成19年度鳥栖市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号) 議案乙第32号 平成19年度鳥栖市
老人保健特別会計補正予算(第2号) 議案甲第24号 政治倫理の確立のための市長の資産等の公開に関する条例等の一部を改正する条例 議案甲第25号 鳥栖市職員の
育児休業等に関する条例及び鳥栖市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例 議案甲第26号 鳥栖市長の退職手当の特例に関する条例 議案甲第27号 鳥栖市職員の退職手当に関する条例及び鳥栖市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例 議案甲第28号 鳥栖市
国民健康保険条例の一部を改正する条例
○議長(森山林) 日程第2.議案乙第31号、議案乙第32号及び議案甲第24号から議案甲第28号まで、以上7議案を一括議題といたします。
総務常任委員長の
一括審査報告を求めます。
酒井総務常任委員長。
◎
総務常任委員長(酒井靖夫) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案乙第31号、議案乙第32号、議案甲第24号、議案甲第25号、議案甲第26号、議案甲第27号及び議案甲第28号、以上7議案について、その審査の経過と結果について、その主なものを一括して御報告申し上げます。 まず、議案乙第31号 平成19年度鳥栖市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について申し上げます。 まず、歳入について申し上げます。 国民健康保険税4,462万5,000円、国庫支出金4,210万8,000円、県支出金685万5,000円及び療養給付費交付金3,290万1,000円の減額につきましては、老人保健医療費拠出金等の確定に伴い補正されております。 繰入金につきましては、出産育児一時金等の補正に伴う一般会計からの繰り入れでございます。 次に、歳出について申し上げます。 保険給付費のうち一般被保険者療養費188万4,000円、退職被保険者等療養費431万3,000円、一般被保険者高額療養費2,262万円、退職被保険者等高額療養費78万6,000円、出産育児一時金520万円及び葬祭費78万円がそれぞれ見込みにより補正されております。 老人保健医療費拠出金1億4,240万5,000円の減額につきましては、平成19年度拠出金の確定に伴うものであります。 介護納付金1,666万8,000円の減額につきましては、平成19年度納付金の確定に伴うものであります。 保健事業費につきましては、平成20年4月から開始される特定健診・特定保健指導事業について、特定健診データ管理システムを運用するために、データ分析ソフト購入費等所要の額が計上されております。 審査の過程において各委員から、
後期高齢者医療制度発足に伴う老人保健医療費拠出金の取り扱いについて、
後期高齢者医療制度における市町間の医療費格差による負担についてなどの質疑があり、執行部から説明を受けたところであります。 次に、議案乙第32号 平成19年度鳥栖市
老人保健特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。 今回の補正につきましては、歳出において医療費支給費594万4,000円、審査支払手数料91万4,000円など見込みにより補正され、歳入については、支払基金交付金、国庫支出金、県支出金及び繰入金がそれぞれの負担区分に応じて補正されております。 次に、議案甲第24号 政治倫理の確立のための市長の資産等の公開に関する条例等の一部を改正する条例について申し上げます。 この条例は、郵政民営化法等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律などの施行に伴い改正するものであります。 今回改正する条例は、政治倫理の確立のための市長の資産等の公開に関する条例のほか、鳥栖市情報公開条例、鳥栖市職員の給与に関する条例となっております。 次に、議案甲第25号 鳥栖市職員の
育児休業等に関する条例及び鳥栖市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。 この条例は、地方公務員の
育児休業等に関する法律の一部改正に伴い改正するものであります。 改正の主な内容は、従来の育児休業に加え、今回、新たに育児短時間勤務制度を導入するものであります。 育児短時間勤務制度とは、小学校就学の前までの子供を養育する職員が、週20時間から25時間までの短時間勤務をすることができるものであります。 審査の過程において各委員から、取得できる職員、取得方法、選択できる勤務形態及び給与の取り扱いなどの育児短時間勤務制度の仕組みについて、取得しやすい職場環境についてなどの質疑があり、執行部から説明を受けたところであります。 次に、議案甲第26号 鳥栖市長の退職手当の特例に関する条例について申し上げます。 この条例は、市長の公約として、市長の現任期に係る退職手当を支給しないこととするものであります。 審査の過程において各委員から、条例制定の目的について、既存の条例改正でなく、特例条例とした理由について、提案の時期及び提案までの経緯について、退職手当を支給しないことによる財源の考え方についてなどの質疑があり、執行部から説明を受けたところであります。 次に、議案甲第27号 鳥栖市職員の退職手当に関する条例及び鳥栖市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。 この条例は、国家公務員退職手当法の一部改正に準じ改正するものであり、主な内容は、失業者の退職手当の受給資格要件を見直すものであります。 審査の過程において各委員から、特定退職者及び特定受給資格者について、失業者の退職手当の具体的内容についてなどの質疑があり、執行部から説明を受けたところであります。 次に、議案甲第28号 鳥栖市
国民健康保険条例の一部を改正する条例について申し上げます。 この条例は、健康保険法等の一部改正に伴い改正するものであります。 主な内容は、国民健康保険被保険者の保険医療機関等における一部負担金の割合について、3歳未満の2割負担を6歳になった年度末までとし、70歳から74歳までの1割負担を2割負担にするものであります。 なお、国の方針により、70歳から74歳までの改正につきましては1年間凍結することとされておりますので、施行日は規則において別に定めることになっております。 審査の過程において各委員から、改正に伴う保険者の負担増の見込みについて、市独自での制度見直し保留の余地について、医療費適正化対策についてなどの質疑があり、執行部から説明を受けたところであります。 当
総務常任委員会といたしましては、慎重審査の結果、議案乙第31号、議案乙第32号、議案甲第24号、議案甲第25号、議案甲第26号及び議案甲第27号、以上6議案については原案どおり可決すべきものとして決し、議案甲第28号については、採決により原案どおり可決すべきものとして決した次第であります。 なお、議案外ではございますが、平成18年度決算に伴う佐賀県競馬組合の状況について報告を受けたところであります。 以上、御報告といたします。
○議長(森山林) ただいまの委員長報告に対し、一括質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 まず、議案甲第28号 鳥栖市
国民健康保険条例の一部を改正する条例については、討論を省略して、直ちに採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 御異議がありますので、起立により採決を行います。 本案は委員長報告のとおり決するに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立多数であります。よって、議案甲第28号 鳥栖市
国民健康保険条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決することに決しました。 次に、議案乙第31号、議案乙第32号及び議案甲第24号から議案甲第27号まで、以上6議案については討論を省略して、直ちに採決を行います。 6議案に対する委員長報告は可決であります。6議案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第31号 平成19年度鳥栖市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)、議案乙第32号 平成19年度鳥栖市
老人保健特別会計補正予算(第2号)、議案甲第24号 政治倫理の確立のための市長の資産等の公開に関する条例等の一部を改正する条例、議案甲第25号 鳥栖市職員の
育児休業等に関する条例及び鳥栖市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例、議案甲第26号 鳥栖市長の退職手当の特例に関する条例、議案甲第27号 鳥栖市職員の退職手当に関する条例及び鳥栖市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決することに決しました。
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△日程第3 議案甲第29号 市道路線の廃止及び認定について 議案甲第30号 財産(土地)の取得について
○議長(森山林) 日程第3.議案甲第29号及び議案甲第30号、以上2議案を一括議題といたします。
建設常任委員長の
一括審査報告を求めます。
太田建設常任委員長。
◎
建設常任委員長(太田幸一) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案甲第29号及び議案甲第30号、以上2議案について、審査の経過と結果について一括して御報告申し上げます。 まず、議案甲第29号 市道路線の廃止及び認定について申し上げます。 今回、廃止する路線及び新たに認定する路線はそれぞれ1路線となっており、
JR鳥栖貨物ターミナル駅関連
道路新設事業の事業変更に伴うものであります。 審査の過程で各委員から、市道認定する際の起点、終点の表示方法について、市道認定基準について等の質疑があり、執行部よりそれぞれ答弁を受けたところであります。 次に、議案甲第30号 財産(土地)の取得について申し上げます。 (仮称)新幹線新鳥栖駅の西側地区約6.8ヘクタールの地区を土地区画整理事業により、新市街地にふさわしいまちづくりを行うため、新鳥栖駅西土地区画整理事業に係る事業用地として1万608.67平方メートルを1億8,034万7,390円で取得し、公共用地の一部に充て、公共施設の整備改善を行うものであります。 審査の過程で委員から、土地取得に対する地権者の同意について等の質疑があり、執行部より答弁を受けたところであります。 以上、主なものについて申し上げましたが、議案甲第29号及び議案甲第30号、以上2議案につきましては、現地視察を含め、慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものとして決した次第であります。 以上、御報告といたします。
○議長(森山林) ただいまの委員長報告に対し、一括質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 以上2議案は討論を省略して、直ちに採決を行います。 2議案に対する委員長報告は可決であります。2議案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第29号 市道路線の廃止及び認定について及び議案甲第30号 財産(土地)の取得については、委員長報告のとおり可決することに決しました。
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△日程第4 議案乙第33号 平成19年度鳥栖市
農業集落排水特別会計補正予算(第2号) 議案乙第34号 平成19年度鳥栖市
下水道事業会計補正予算(第1号)
○議長(森山林) 日程第4.議案乙第33号及び議案乙第34号、以上2議案を一括議題といたします。
経済常任委員長の
一括審査報告を求めます。
内川経済常任委員長。
◎
経済常任委員長(内川隆則) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案乙第33号及び議案乙第34号について、一括して審査の経過と結果について申し上げます。 まず、議案乙第33号 平成19年度鳥栖市
農業集落排水特別会計補正予算(第2号)について御報告申し上げます。 歳入につきましては、農業集落排水施設への加入金269万9,000円の増額及び一般会計からの繰入金52万6,000円の減額により、217万3,000円が計上されております。 次に、歳出の主なものについて申し上げます。 農業集落排水維持管理費の工事請負費95万3,000円は、永吉町3号マンホールポンプなどの取替工事費として計上されております。 また、光熱費92万円など施設の維持管理に要する経費が計上されております。 審査の過程で各委員から、農業集落排水事業の普及状況、機械設備の維持管理状況について質疑がなされ、執行部からそれぞれ説明を受けたところであります。 次に、議案乙第34号 平成19年度鳥栖市
下水道事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。 収益的収入につきましては、他会計負担金の組み替え、資本的収入の他会計補助金の組み替え及び繰入金9,069万3,000円の減額により、1億2,771万8,000円の増額補正となっております。 収益的支出の主なものとしましては、受益者負担金の納期前納付の増加に伴う報奨金、処理場費として浄化センターの機械設備の修繕費などが補正されております。 資本的収入につきましては、金利7%以上の企業債の繰上償還に要する1億9,490万円の借換債に加え、管渠工事費の増額に伴う企業債及び
国庫補助金が増額され、また、整備区域拡大に伴い受益者負担金が増額される一方、収益的収入への予算の組み替えにより、他会計補助金2億1,841万1,000円が減額されております。 資本的支出の主なものとしましては、管渠整備に要する工事請負費が増額となり、事業費調整により委託料及び補償費が減額され、その結果、建設改良費として6,072万円増額されております。 また、繰上償還に伴い、企業債償還金1億9,493万7,000円が増額されております。 審査の過程で各委員から、公共下水道の普及状況、企業債の繰上償還に伴う効果などについて質疑があり、執行部からそれぞれ説明があったところであります。 以上、主なものについて申し上げましたが、当委員会としましては、議案乙第33号及び議案乙第34号の2議案については、慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものとして決した次第であります。 以上、御報告といたします。
○議長(森山林) ただいまの委員長報告に対し、一括質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 以上2議案は討論を省略して、直ちに採決を行います。 2議案に対する委員長報告は可決であります。2議案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第33号 平成19年度鳥栖市
農業集落排水特別会計補正予算(第2号)及び議案乙第34号 平成19年度鳥栖市
下水道事業会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決することに決しました。
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△日程第5 議案甲第31号 鳥栖市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 議案乙第35号 平成19年度鳥栖市
一般会計補正予算(第4号) 議案乙第36号 平成19年度鳥栖市
国民健康保険特別会計補正予算(第5号) 議案乙第37号 平成19年度鳥栖市
農業集落排水特別会計補正予算(第3号) 議案乙第38号 平成19年度鳥栖市
鳥栖駅東土地区画整理特別会計補正予算(第1号) 議案乙第39号 平成19年度鳥栖市
水道事業会計補正予算(第1号) 議案乙第40号 平成19年度鳥栖市
下水道事業会計補正予算(第2号)
○議長(森山林) 日程第5.議案甲第31号及び議案乙第35号から議案乙第40号まで、以上7議案を一括議題といたします。 各
常任委員長の審査報告を求めます。 まず、
総務常任委員長の審査報告を求めます。
酒井総務常任委員長。
◎
総務常任委員長(酒井靖夫) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案甲第31号、議案乙第35号及び議案乙第36号、以上3議案について、その審査の経過と結果について、その主なものを一括して御報告申し上げます。 まず、議案甲第31号 鳥栖市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。 この条例は、人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じ、職員の給与について改正するものであります。 その内容は、平成19年4月1日分から給料を平均0.08%及び子供などの扶養手当6,000円を6,500円に引き上げるとともに、現行の勤勉手当の支給月数1.45月を1.50月に改正するものであります。 次に、議案乙第35号 平成19年度鳥栖市
一般会計補正予算(第4号)及び議案乙第36号 平成19年度鳥栖市
国民健康保険特別会計補正予算(第5号)中、当
総務常任委員会に付託されました関係分について、あわせて申し上げます。 今回の補正は、先ほど申し上げました給与改定及び人事異動等に伴うものであります。 審査の過程において各委員から、給料月額の改定率について、佐賀県の行財政改革緊急プログラムの影響について、時間外勤務手当関連で、補正の理由について、時間外勤務の基本的な考え方について、給料総額に対する率について、職員の健康管理について、時間外勤務の実態と削減方法についてなどの質疑があり、執行部から説明を受けたところであります。 当
総務常任委員会といたしましては、慎重審査の結果、議案甲第31号、議案乙第35号及び議案乙第36号、以上3議案について、原案どおり可決すべきものとして決した次第であります。 以上、御報告といたします。
○議長(森山林) 次に、
建設常任委員長の審査報告を求めます。
太田建設常任委員長。
◎
建設常任委員長(太田幸一) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案乙第35号及び議案乙第38号、以上2議案について、審査の経過と結果について一括して御報告申し上げます。 議案乙第35号 平成19年度鳥栖市
一般会計補正予算(第4号)中、当
建設常任委員会に付託されました関係分及び議案乙第38号 平成19年度鳥栖市
鳥栖駅東土地区画整理特別会計補正予算(第1号)につきましては、人事院勧告に伴う給与改定並びに人事異動に伴う所要の経費がそれぞれ補正されております。 以上、当
建設常任委員会に付託されました関係分につきまして、慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものとして決した次第であります。 以上、御報告といたします。
○議長(森山林) 次に、
文教厚生常任委員長の審査報告を求めます。
野田文教厚生常任委員長。
◎
文教厚生常任委員長(野田ヨシエ) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案乙第35号 平成19年度鳥栖市
一般会計補正予算(第4号)中、当
文教厚生常任委員会に付託されました関係分につきましては、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 今回の補正は、給与改定及び人事異動等に伴うものであります。 慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決した次第であります。 以上、御報告といたします。
○議長(森山林) 次に、
経済常任委員長の審査報告を求めます。
内川経済常任委員長。
◎
経済常任委員長(内川隆則) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案乙第35号、議案乙第37号、議案乙第39号及び議案乙第40号について、一括して審査の経過と結果について御報告申し上げます。 議案乙第35号 平成19年度鳥栖市
一般会計補正予算(第4号)、議案乙第37号 平成19年度鳥栖市
農業集落排水特別会計補正予算(第3号)、議案乙第39号 平成19年度鳥栖市
水道事業会計補正予算(第1号)及び議案乙第40号 平成19年度鳥栖市
下水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、国家公務員の給与改定に準じた職員の給与改定及び人事異動に伴う職員給与の調整による補正であるとの説明を受けたところであります。 以上、議案乙第35号、議案乙第37号、議案乙第39号及び議案乙第40号の4議案につきましては、慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものとして決した次第であります。 以上、御報告いたします。
○議長(森山林) ただいまの各
常任委員長の審査報告に対し、一括質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 以上7議案は討論を省略して、直ちに採決を行います。 7議案に対する各
常任委員長報告は可決であります。7議案は各
常任委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案甲第31号 鳥栖市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、議案乙第35号 平成19年度鳥栖市
一般会計補正予算(第4号)、議案乙第36号 平成19年度鳥栖市
国民健康保険特別会計補正予算(第5号)、議案乙第37号 平成19年度鳥栖市
農業集落排水特別会計補正予算(第3号)、議案乙第38号 平成19年度鳥栖市
鳥栖駅東土地区画整理特別会計補正予算(第1号)、議案乙第39号 平成19年度鳥栖市
水道事業会計補正予算(第1号)及び議案乙第40号 平成19年度鳥栖市
下水道事業会計補正予算(第2号)は、各
常任委員長報告のとおり可決することに決しました。 暫時休憩いたします。 午前11時55分休憩
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○議長(森山林) 再開いたします。 休憩前に引き続き議案審議を続行いたします。
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△日程第6 議案乙第23号 平成18年度鳥栖市
水道事業会計決算認定について
○議長(森山林) 日程第6.議案乙第23号 平成18年度鳥栖市
水道事業会計決算認定についてを議題といたします。 水道事業会計決算特別委員長の審査報告を求めます。黒田水道事業会計決算特別委員長。
◎水道事業会計決算特別委員長(黒田攻) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案乙第23号 平成18年度鳥栖市
水道事業会計決算認定について、水道事業会計決算特別委員会の審査の経過と結果について御報告を申し上げます。 決算特別委員会は、9月21日に初会合が招集され、委員の互選により、委員長に私、黒田、副委員長に三栖一紘委員が選出されました。 続いて、10月9日、10日の両日にわたり、平成18年度水道事業会計の全般について慎重な審査を行ったところであります。 9日は執行部からの概要説明を受け、決算書等に基づいての審査を行い、10日午前中は浄水場の視察を行い、現地において担当者から施設及び工事等について詳細に説明を受けました。 それでは、審査の概要について申し上げます。 平成18年度水道事業の運営に当たっては、市民への良質水の安定供給を第一に、地方公営企業として経済性の発揮と住民福祉の増進に寄与することを経営の基本とし、健全な財政運営に努めており、水質管理体制の強化とともに、日常業務のサービス向上を図る中で、
鳥栖流通業務団地整備事業及び下水道工事関連の配水管布設工事のほか、フラッシュミキサー取替工事並びに鉛給水管更新事業などが着実に推進されております。 このような状況の中で、業務実績としては、給水戸数が前年度より425戸増加し、2万4,013戸となり、普及率は96.6%となっております。また、年間給水量は前年度より3,652立方メートル増加し、688万5,079立方メートルとなっております。 次に、経営状況について申し上げますと、収益的収入のうち約91%を占める給水収益は前年度より0.5%の増加となり、受託工事収益等の増加とあわせて、収入総額は13億111万2,950円となっており、前年度と比べ1.7%の増加となっております。 一方、収益的支出につきましては、受託工事費及び資産減耗費等の増加により、支出総額は前年度と比べ7.2%増加し、11億6,613万706円となっております。収支差し引き1億3,498万2,244円の当年度純利益が生じております。 なお、この利益の処分につきましては、財政基盤の強化を図るため、減債積立金として8,498万2,244円を、また今後の水道施設の更新に備え、5,000万円を建設改良積立金に積み立てられることになっております。 次に、資本的収支について申し上げます。 収入につきましては、ダム使用権取得等への一般会計からの出資金、工事負担金等により収入総額は2億1,819万4,215円(税込み)となっております。 一方、支出につきましては、浄水場のフラッシュミキサーの取替工事並びに配水管布設工事などの建設改良費、それに企業債償還金、ダム使用権取得費など支出総額は6億7,913万6,942円(税込み)となり、収支不足額4億6,094万2,727円につきましては、損益勘定留保資金などで補填した等の説明を受けたところであります。 審査の過程において、諸事業の進捗状況や今後の取り組み、さらに水道財政、水質状況など水道事業全般にわたり多くの質疑がなされたところであります。 特に総括の中で、給水収益等から生じている利益の還元について要望する一方、執行部からは基本計画及び鳥栖市水道ビジョンの策定に当たり、水道料金等のあり方についても検討していくとの説明を受けたところであります。 当委員会といたしましては、審査の経緯を踏まえ、今後の水道事業の運営に当たっては、水道料金の収納率の向上、良質水の安定供給、さらに、鉛給水管の早期解消、浄水場等の危機管理の強化などのほか、下水道事業との組織統合による事務事業の効率化を図り、なお一層水道財政の健全化に努めるよう強く要望したところであります。 以上、水道事業会計決算特別委員会に付託されました議案乙第23号 平成18年度鳥栖市
水道事業会計決算認定については、現地調査を行い、慎重審査の結果、採決により原案のとおり認定すべきものとして決した次第であります。 以上、御報告とさせていただきます。
○議長(森山林) ただいまの委員長報告に対し、質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 これより討論を行います。 三栖一紘議員から反対討論の通告があっておりますので、発言を許します。三栖議員。
◆議員(三栖一紘) 〔登壇〕 共産党議員団の三栖一紘でございます。ただいま委員長からは原案のとおり認定するという報告があった後に、副委員長の私のほうから反対討論をするわけでございまして、非常におもしろいなと思っております。 さて、この平成18年度水道事業会計決算の認定に当たって、私が反対する理由はただ1つであります。今日の維持管理型の水道事業にもかかわらず、それを適正な料金体系として高過ぎる水道料金が市民に押しつけられているということであります。 今日の水道料金は平成6年度に改定されたものであり、平均改定率は30.8%という大幅なものでした。改定の理由は、1つは、将来の水需要に対応するため、水利権4万500トンに見合う浄水施設整備事業に取り組んだ。その財源のほとんどが起債であったことから、元利償還金、減価償却費、維持管理費が大きくなると、これが1つでありました。もう1つは、さらには大型事業への対応、老朽管布設替え、未給水地区への給水拡大など建設改良型への移行で累積欠損金が見込まれ、事業経営に重大な危機を招く、こういう2つの理由が挙げられておりました。 この料金改定によって、本決算では水道事業収益13億6,400万円で、その約10%に近い1億3,498万円もの純利益を上げ、毎年増え続ける流動資産は12億円余を持つ、いわゆる優良企業に成長しました。これを素直に経営努力の結果だとして評価して喜べるでしょうか。私は、それもこれも水道料金が高過ぎるからではないかと言いたいわけであります。 決算の中身についてはいろいろ指摘したいことがありますが、1つだけ申しておきます。施設の効率の問題です。 確かに今日、水利権4万500トンに見合う施設を持つに至りました。しかし、1日の最大配水量、これが2万4,000トン、そして1日平均の配水量は2万トンでしかありません。したがって、施設使用率は51.4%、最大稼働率60.3%、この数字から、かつての投資は過剰投資ではなかったかというこの批判は免れないと思います。単純計算ですが、これなら市長が言われる、合併して10万人の都市になっても現状で水道は十分に賄われるわけであります。しかし、そのために高い水道料金を払わされている鳥栖市民はたまったもんではないと申したいと思います。 そこで、現在の水道料金を、それこそ適正なものに見直すべきだと思います。私を含め共産党議員団は繰り返しこのことを指摘してまいりました。前市長は、本来、一般会計の問題であるけれども、水道事業においても福祉の後押しはすべきものとして、本年度からいわゆる社会的弱者に対して上下水道の基本料金免除という制度を導入されました。9月末現在548世帯がこの制度の適用を受けているとのことでありますが、橋本市長にはさらにもう一歩進めていただきたいと思います。つまり、基本料金を10トン制から5トン制にして料金を引き下げていただきたい。家庭用13ミリは1万8,810戸、その料金収入は7億9,123万円ですが、そのうち5トン以下の家庭は約3,000戸です。したがって、5トン750円に、現在の半分ですが、基本料金を改定したとすれば、減収になるのは年間2,800万円です。社会的弱者の減免で約1,000万円の減収ということでありますけれども、これと合わせても3,800万円ほどの減収になりますが、毎年1億円以上の純利益を上げている会計ですから、それでも6,000万円程度の純利益は上がるわけであります。 さらには、私、一般会計でも市長に申しましたけれども、一般会計から今日繰り出されている約3,000万円の繰出金ですね。これを廃止しても、なお3,000万円程度の純利益は見込めるわけですから、十分ではないかと思うわけであります。乳幼児医療費助成制度では財源の問題がネックと言われますけれども、水道料金の場合は財源問題で悩む必要は何もありません。極めて単純です。5トン制の導入で適正な料金体系に改定されることを強く求めて、反対討論を終わります。
○議長(森山林) 討論を終わります。 これより採決を行います。 本案については起立により採決を行います。 本案に対する委員長報告は認定であります。本案は委員長報告のとおり決するに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立多数であります。よって、議案乙第23号 平成18年度鳥栖市
水道事業会計決算認定については、委員長報告のとおり認定することに決しました。
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△日程第7 議案乙第24号 平成18年度鳥栖市
一般会計決算認定について 議案乙第25号 平成18年度鳥栖市
国民健康保険特別会計決算認定について 議案乙第26号 平成18年度鳥栖市
老人保健特別会計決算認定について 議案乙第27号 平成18年度鳥栖市
下水道特別会計決算認定について 議案乙第28号 平成18年度鳥栖市
農業集落排水特別会計決算認定について 議案乙第29号 平成18年度鳥栖市
鳥栖駅東土地区画整理特別会計決算認定について
○議長(森山林) 日程第7.議案乙第24号から議案乙第29号まで、以上6議案を一括議題といたします。 決算特別委員長の
一括審査報告を求めます。太田決算特別委員長。
◎決算特別委員長(太田幸一) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案乙第24号 平成18年度鳥栖市
一般会計決算認定について、議案乙第25号 平成18年度鳥栖市
国民健康保険特別会計決算認定について、議案乙第26号 平成18年度鳥栖市
老人保健特別会計決算認定について、議案乙第27号 平成18年度鳥栖市
下水道特別会計決算認定について、議案乙第28号 平成18年度鳥栖市
農業集落排水特別会計決算認定について及び議案乙第29号 平成18年度鳥栖市
鳥栖駅東土地区画整理特別会計決算認定について、以上6議案につきまして、決算特別委員会に閉会中の継続審査として付託されておりましたので、その審査の経過と結果について一括して御報告申し上げます。 まず、平成19年9月21日に決算特別委員会の初会合が招集され、委員の互選により、委員長に太田、副委員長に松隈清之委員が選出されました。 続いて、平成19年10月9日から10月12日までの4日間にわたり、現地調査を含め、慎重に審査を行ったところであります。 まず、執行部から平成18年度の概要について、全国的には大企業を中心とした企業収益の改善や設備投資の増加、輸出の増加など景気は堅調に回復しつつあり、また、最近では雇用所得情勢の改善を通じて個人消費も改善を示すようになってきたと言われておりますが、地元の経済に目を転じますと、生産や住宅投資などに緩やかながら明るい兆しを感じるものの、個人消費ではまだまだ不安定な動きが見られ、今まで以上の財政の健全化を目指して、歳出の見直しを進めながら財源の確保に努め、効率的な事業の推進を行ったとの説明を受けたところであります。 その主なものを申し上げますと、第5次総合計画の後期基本計画に基づき、
九州新幹線に伴う新鳥栖駅周辺の整備費及び子育て支援の一環として妊産婦家事育児支援事業や病後児保育事業や民間保育所の建設補助など、市の活性化を図るとともに、少子化対策や市民の健康増進を図るなど、市民生活の向上及び福祉の増進に努めたとの説明を受けたところであります。 まず、一般会計について申し上げます。 歳入につきましては、予算現額225億1,862万5,000円に対し、収入済額226億149万4,586円となっており、収入比率は100.4%で、前年と比較しますと1.8%の減となっております。 その主なものは、市税、
地方交付税、国県支出金及び市債などであります。 また、市税等の不納欠損額は1,002件で2,815万1,966円となっており、前年度より件数で150件、金額でも2,259万4,239円減少しております。今後、なお一層、市税、使用料等の徴収率向上により健全な財政運営に努められるよう要望したところであります。 歳出につきましては、予算現額225億1,862万5,000円に対し、支出済額220億6,033万1,531円で、支出率は98%となり、不用額は1億4,230万5,469円で、前年度より1,926万2,087円減少しております。歳出予算の執行に当たっては、今後とも一層の効率的な執行を望むものであります。 次に、
国民健康保険特別会計について申し上げます。 予算現額に対する収入比率は86%、収入済額は64億6,554万205円で、歳出の支出比率は98.5%で、支出額は73億9,997万5,968円となり、差し引き9億3,443万5,763円の赤字決算となったため、平成19年度からの歳入から補填をされております。 なお、国民健康保険税の不納欠損額は609件、5,784万5,887円で、前年度より件数で127件、金額では399万2,109円減少しておりますが、収入未済額につきましては5億1,630万1,493円で、前年度より3,824万4,518円増加しております。今後も、
国民健康保険特別会計財政の安定のため、保険税の徴収率の向上に努められ、医療費適正化事業の推進など、さらなる努力をされるよう要望したところであります。 次に、老人保健特別会計について申し上げます。 予算現額に対する収入比率は96.7%で、支出済額は63億3,341万5,724円で、支出比率は96.6%、支出済額は63億2,513万1,052円となり、差し引き828万4,672円の黒字となっており、今後、介護保険制度の推進による老人医療費の動向などに十分留意をされ、医療費適正化のため、引き続き努力をされるよう要望したところであります。 次に、下水道特別会計について申し上げます。 予算現額に対する収入比率は101%、収入済額は35億7,679万3,948円で、支出比率は95%、支出済額は33億6,571万5,813円となっており、歳入歳出差し引き額は2億1,107万8,135円の黒字決算となっており、これにつきましては、下水道事業について地方公営企業法が適用されたことに伴い、同法の規定によります特別会計に引き継がれております。 次に、農業集落排水特別会計について申し上げます。 予算現額に対する収入比率及び支出比率とも99.4%で、収入済額及び支出済額は2億932万692円となり、歳入歳出の差し引き額は0円となっております。 次に、鳥栖駅東土地区画整理特別会計について申し上げます。 予算現額に対する収入比率及び支出比率とも99.4%で、収入済額及び支出済額は1億7,266万4,437円となり、歳入歳出の差し引き額は0円となっております。 以上、平成18年度の一般会計及び特別会計の各決算認定について審査の概要を申し上げましたが、審査の過程で各委員より質疑、要望がありましたので、主なものについて申し上げます。 一つ、補助金等の透明化に努めていただきたい。一つ、公立保育園と私立保育園、幼稚園と格差が大きいので、バランスを考慮していただきたい。一つ、事務事業評価については、目的を明確に設定し、次に生かせるよう手法の改善をしていただきたい旨の要望等を申し上げ、執行部に適切な対応を重ねてお願いしたところであります。 なお、補助金に対する資料の提出につきまして、市長の出席を要請し見解を求めたところであります。 以上、審査の結果、議案乙第24号、議案乙第25号及び議案乙第26号の3議案については、採決により原案のとおり認定すべきものとして、また、議案乙第27号、議案乙第28号及び議案乙第29号の3議案については、原案のとおり認定すべきものとして決した次第であります。 以上、御報告といたします。
○議長(森山林) ただいまの委員長報告に対し、一括質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 これより討論を行います。 議案乙第24号、議案乙第25号及び議案乙第26号については、尼寺省悟議員から反対討論の通告があっておりますので、発言を許します。尼寺議員。
◆議員(尼寺省悟) 〔登壇〕 日本共産党議員団の尼寺です。ただいま議題となりました議案乙第24号、第25号、第26号について、一括して反対討論を行います。 まず、議案乙第24号 平成18年度鳥栖市
一般会計決算認定について申し上げます。 前市長は、18年度当初予算を提案するに当たり、本市の財政状況について、企業収益の回復や恒久的減税の一部廃止などで、税については増収が見込まれるものの、義務的経費の増加や
九州新幹線鹿児島ルートの建設に関連する諸事業などにより極めて厳しい状況が予想されると述べられました。 ところが、決算を見てみますと、一般会計の総額は226億149万円で、前年度に比べて減少したものの、実質収支では4億7,200万円、実質単年度収支では5億円を超える状況です。極めて厳しいと言われながら、5億円に近い黒字決算をされるということは、もっと市民の暮らしに密着した行政サービスができたはずであります。 また、本市の財政構造を示す指標についてですが、財政力指数は17年度を0.05ポイント上回って0.878となり、玄海町を除けば県下で断トツの1位であります。19年度の財政力指数は1.0を超え、不交付団体になったのは御承知のとおりであります。また、経常一般財源比率です。これは100を超える度合いが高いほど経常一般財源に余裕があると言われておりますが、18年度は17年度を上回って105.5%となりました。これに減税補填債や臨時財政対策債を加えると111%となり、極めて余裕のある数値です。一方、今まで問題点とされてきたのが公債費比率ですが、16年度の19.8%から徐々に下がってきて17.9%となっております。こうした数値を見ますと、最初に申し上げたように、もっと市民の暮らしや福祉、教育条件の整備に使うお金はあったのではないかと指摘するものであります。 次に、歳出面であります。 市民の身近な要求である生活道路の改善や側溝などの改修予算は平成14年度から大幅に削減されたままであり、各町区からの要望はいまだに多くが積み残されております。また、市営住宅の申し込みは前期、後期合わせて75件で、入居された方は13件、5件に1件しか入居できておりません。また、教育現場から出されている施設整備の要望で、これまた多くが残されております。 こうした中でタブー視されているのが全日本同和会への500万円の団体補助金であります。一運動団体にすぎない全日本同和会に、昭和54年からこの28年間に1億3,500万円を超える補助金が支出されております。国は、同和地区を取り巻く状況は大きく変化し、特別事業をなお続けることは差別解消に必ずしも有効ではないとして、2002年に同和事業の完了・終結を宣言しました。本市には同和指定区域すらないのに多額の補助金を出し続けております。この同和会への不当な補助金の廃止を強く求めるものであります。 ところで、この件でもう1点指摘しておかねばならないことがあります。それは、決算委員会の総意で補助金申請に必要な同和会の事業計画書や収支決算書の提出を求めてきたにもかかわらず、市はこれらの資料の提出を拒否しました。この件について橋本市長は決算委員会で、「運動体と今日まで信頼関係を築き上げてきた関係があります。したがいまして、資料の提出は差し控えさせていただきます」と、その拒否の理由を述べられました。市との信頼関係を築き上げてきた団体はほかにもたくさんあります。信頼関係を理由にできるならば、ほかの団体からの資料の提出も拒否することができます。こんなことが果たして許されるでしょうか。 私は市長に対して、佐賀市や唐津市では全日本同和会からの収支決算書などの資料は議会に提出、公開されている。どうして鳥栖市ではできないのか。徹底した情報公開は市長の公約であり、ポリシーではなかったのか。同和会への500万円が一体何に使われたのか。事業計画書や収支決算書の提出がない限り審査はできない。資料の提出を拒否しているのは全日本同和会の分だけである。なぜ同和会を特別扱いにするのかと資料の提出を強く求めたわけであります。 しかしながら、結局、この資料は決算委員会には提出はありませんでした。後日、情報公開条例に基づく公文書の公開請求によってやっと公開がなされました。ただし、全日本同和会鳥栖支部からの交付申請書は添付されておりません。この件について市長に申し上げますけれども、この同和会問題はなかなか前には進まないように思います。担当課だけでなくて、市長自ら先頭に立って解決を図っていただきたいと申し上げたいと思います。 さて、次は基金についてであります。 平成18年度末の基金の総額は53億7,000万円余りであります。前年度に比べて4億円以上増加しております。その主なものは、財政調整基金、減債基金などであります。これらが後年度に備えての積み立てであることは理解できますが、財政が厳しいという割には余裕のある基金の額と言わざるを得ません。50億円以上の基金をもっと有効に使えば、市民の暮らしや福祉、教育条件の整備にこたえることができたはずだと申し上げておきます。 最後に、議案乙第25号
国民健康保険特別会計と老人保健特別会計について申し上げます。 国保特別会計は、17年度に大幅値上げしたにもかかわらず、9億3,443万円の歳入不足になっております。単年度収支でも1億4,580万円の赤字になっております。本市では今まで赤字だから保険税の値上げということを繰り返してきました。これ以上の値上げは加入者の担税能力から考えて無理であると強く申し上げます。 私どもはこうした国保会計の深刻な状況を改善するには、今、多くの自治体で行われている一般会計からの繰り入れを行うべきだとこれまでも求めてきました。改めてそのことを申し上げておきます。 次に、老保特別会計についてであります。 この制度における国保会計の負担は大変なものであります。本来、国の社会保障の一環として手厚い繰り入れを行うべきであります。ところが、国はこの制度をさらに改悪して、今回、
後期高齢者医療制度をつくり、これまで以上に高齢者に負担を求めようとしております。4月からの実施は中止すべきだと強く申し上げて、反対討論を終わります。
○議長(森山林) 討論を終わります。 これより採決を行います。 まず、議案乙第24号、議案乙第25号及び議案乙第26号、以上3議案については起立により採決を行います。 3議案に対する委員長報告は認定であります。3議案は委員長報告のとおり決するに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立多数であります。よって、議案乙第24号 平成18年度鳥栖市
一般会計決算認定について、議案乙第25号 平成18年度鳥栖市
国民健康保険特別会計決算認定について、議案乙第26号 平成18年度鳥栖市
老人保健特別会計決算認定については、委員長報告のとおり認定することに決しました。 次に、議案乙第27号、議案乙第28号及び議案乙第29号、以上3議案については討論を省略して、直ちに採決を行います。 3議案に対する委員長報告は認定であります。3議案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案乙第27号 平成18年度鳥栖市
下水道特別会計決算認定について、議案乙第28号 平成18年度鳥栖市
農業集落排水特別会計決算認定について及び議案乙第29号 平成18年度鳥栖市
鳥栖駅東土地区画整理特別会計決算認定については、委員長報告のとおり認定することに決しました。
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△日程第8 意見書第8号
地方交付税の復元に関する意見書(案)
○議長(森山林) 日程第8.意見書第8号
地方交付税の復元に関する意見書(案)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。中村圭一議員。
◆議員(中村圭一) 〔登壇〕 自民党鳥和会の中村圭一でございます。ただいま議題となりました意見書第8号
地方交付税の復元に関する意見書(案)について、提案理由の説明を申し上げます。 内容につきましては、お手元の案文のとおりでございますが、地域間の財政力格差を調整するため、
地方交付税を最大限復元することなど、国に対して要望するものでございます。 ぜひとも皆様方の御賛同をいただきますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(森山林) 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 本案は討論を省略して、直ちに採決を行います。 本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、意見書第8号
地方交付税の復元に関する意見書(案)は、原案のとおり可決することに決しました。
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△日程第9 意見書第9号
農業政策見直しに関する意見書(案)
○議長(森山林) 日程第9.意見書第9号
農業政策見直しに関する意見書(案)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。松隈議員。
◆議員(松隈清之) 〔登壇〕 自民党鳥和会の松隈でございます。ただいま議題となっております意見書第9号
農業政策見直しに関する意見書(案)について、提案理由を申し上げます。 案文につきましては、お手元に配付をいたしているとおりでございますが、農業者が夢と希望を持って営農に励み、農業・農村が持続的に発展できるよう要望するものであります。 皆様方の御賛同をお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(森山林) 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 本案は討論を省略して、直ちに採決を行います。 本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、意見書第9号
農業政策見直しに関する意見書(案)は、原案のとおり可決することに決しました。
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△日程第10 意見書第10号
道路整備財源の確保に関する意見書(案)
○議長(森山林) 日程第10.意見書第10号
道路整備財源の確保に関する意見書(案)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。古賀議員。
◆議員(古賀和仁) 〔登壇〕 自民党鳥和会の古賀でございます。ただいま議題となりました意見書第10号
道路整備財源の確保に関する意見書(案)について、提案理由の説明を申し上げます。 内容につきましては、お手元に配付しました案文のとおりでございます。 道路は、活力ある地域を形成する上で最も基本的な社会資本でありますが、まだまだ十分とは言えません。本市においても国道3号線、国道34号線を初め、幹線道路の整備はまだまだこれからの状況であります。早急の整備が必要であります。真に必要な道路整備がおくれることのないように求めるものであります。 活力ある地域形成のために、ぜひ皆様の御賛同をいただきますようお願いいたしまして、提案理由とさせていただきます。
○議長(森山林) 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 本案は討論を省略して、直ちに採決を行います。 本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 御異議がありますので、起立により採決を行います。 本案は原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立多数であります。よって、意見書第10号
道路整備財源の確保に関する意見書(案)は、原案のとおり可決することに決しました。
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△日程第11
常任委員会の閉会中の継続審査の件
○議長(森山林) 日程第11.
常任委員会の閉会中の継続審査の件を議題といたします。 各
常任委員長からお手元に配付のとおり、閉会中の継続審査の申し出があっております。 お諮りいたします。各
常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、各
常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
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△日程第12
議会運営委員会の閉会中の継続審査の件
○議長(森山林) 日程第12.
議会運営委員会の閉会中の継続審査の件を議題といたします。 議会運営委員長からお手元に配付のとおり、閉会中の継続審査の申し出があっております。 お諮りいたします。議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
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○議長(森山林) 以上で本日の日程は終了いたしました。 これにて平成19年12月定例会を閉会いたします。 午後1時52分閉会地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 鳥栖市議会議長 森 山 林 〃 副議長 簑 原 宏 〃 議 員 中 村 直 人 〃 議 員 松 隈 清 之...