平成16年12月 定例会1
出席議員氏名及び議席番号 副議長 園 田 泰 郎 13 番 原 康 彦 1 番 田 中 洋 子 14 番 久 保 文 雄 2 番 国 松 敏 昭 15 番 光 安 一 磨 3 番 尼 寺 省 悟 16 番 大 坪 英 樹 4 番 向 門 慶 人 18 番 山 津 善 仁 5 番 松 隈 清 之 19 番 平 塚 元 6 番 小 石 弘 和 20 番 中 村 直 人 7 番 酒 井 靖 夫 21 番 野 田 ヨシエ 8 番 森 山 林 22 番 平 川 忠 邦 9 番 簑 原 宏 24 番 原 和 夫 10 番 内 川 隆 則 25 番 永 渕 一 郎 11 番 太 田 幸 一 26 番 黒 田 攻 12 番 三 栖 一 紘 27 番 姉 川 清 之2
欠席議員氏名及び議席番号 28 番 岡 恒 美3 地方自治法第121条による説明員氏名 市 長 牟 田 秀 敏 民生部長 篠 原 正 孝 助役 吉 山 新 吾 〃 次長 松 永 定 利 収入役 中 嶋 一 誠 経済部長 兼水道部長 髙 尾 信 夫 総務部長 鈴 木 正 美 財政課長 大 石 哲 信 〃 次長 桑 原 日出雄
企画情報課長 伊 東 立 美 建設部長 上 野 和 実
商工観光課長 権 藤 之 守 〃 次長 峯 孝 樹 水道部次長 楠 信 毅
教育委員長 増 岡 靖 子 教育部長 近 藤 繁 美 教育長 中 尾 勇 二
教育部総務課長 陣 内 誠 一4
議会事務局職員氏名 事務局長 石 丸 賢 治 書 記 江 下 剛 次長兼庶務係長 久 保 昭 夫 書 記 脇 弘 人 次長兼議事係長 林 吉 治5 議事日程 (会期日程の変更) 日程第1 議案乙第28号 平成16年度鳥栖市
一般会計補正予算(第3号) 各
常任委員長審査報告 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第2 議案甲第25号
鳥栖市部設置条例の一部を改正する条例 議案甲第27号 鳥栖市税条例の一部を改正する条例 議案甲第30号 佐賀県
自治会館組合を組織する
地方公共団体の数の減少に 関する協議について 議案甲第32号 佐賀県
市町村消防団員公務災害補償組合を組織する地方公 共団体の数の減少に関する協議について
総務常任委員長審査報告 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第3 議案乙第31号 平成16年度鳥栖市
下水道特別会計補正予算(第1号) 議案乙第32号 平成16年度鳥栖市
農業集落排水特別会計補正予算(第1号) 議案甲第29号
鳥栖市営住宅条例の一部を改正する条例
建設常任委員長審査報告 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第4 議案乙第29号 平成16年度鳥栖市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 議案乙第30号 平成16年度鳥栖市
老人保健特別会計補正予算(第2号) 議案甲第28号 鳥栖市
国民健康保険条例の一部を改正する条例 議案甲第31号 佐賀県
市町村交通災害共済組合を組織する
地方公共団体の 数の減少及び規約の変更に関する協議について 請願第1号 国保税の
引き上げ中止をもとめる請願
文教厚生常任委員長審査報告 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第5 議案甲第21号 鳥栖市
国民健康保険条例の一部を改正する条例
文教厚生常任委員長審査報告 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第6 議案乙第33号 平成16年度鳥栖市
水道事業会計補正予算(第1号) 議案甲第26号 鳥栖市
農業委員会の委員の定数条例の一部を改正する条例
経済常任委員長審査報告 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第7 請願第2号 鳥栖市におけるバス利便性の向上に関する請願を閉会中の 継続審査に付するの件 〔
経済常任委員長趣旨説明〕 日程第8 議案乙第21号 平成15年度鳥栖市
水道事業会計決算認定について
水道事業会計決算特別委員長審査報告 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第9 議案乙第22号 平成15年度鳥栖市
一般会計決算認定について 議案乙第23号 平成15年度鳥栖市
国民健康保険特別会計決算認定について 議案乙第24号 平成15年度鳥栖市
老人保健特別会計決算認定について 議案乙第25号 平成15年度鳥栖市
下水道特別会計決算認定について 議案乙第26号 平成15年度鳥栖市
農業集落排水特別会計決算認定について 議案乙第27号 平成15年度鳥栖市
鳥栖駅東土地区画整理特別会計決算認定 について
決算特別委員長審査報告 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第10
永渕一郎議員に対する
資格決定要求の件を閉会中の継続審査に付するの件 〔
資格審査特別委員長趣旨説明〕 日程第11
大坪英樹議員に対する
資格決定要求の件を閉会中の継続審査に付するの件 〔
資格審査特別委員長趣旨説明〕 日程第12 意見書第9号 WTO・FTA交渉に関する意見書(案)
提案理由説明 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第13 意見書第10号 「食料・農業・
農村基本計画」見直しに関する意見書(案)
提案理由説明 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第14 意見書第11号 郵政事業の改革に関する意見書(案)
提案理由説明 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第15 意見書第12号 平成17年度
地方交付税所要総額確保に関する意見書(案)
提案理由説明 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第16 常任委員の所属変更の件 日程第17
議会運営委員会の閉会中の継続審査の件 午前10時7分開議
○副議長(園田泰郎) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 この際、会期日程の変更についてお諮りいたします。 会期日程によれば、本日は本会議となっておりますが、議事の都合により、これを委員会、本会議といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって会期日程については、以上のとおり変更することに決しました。
委員会開会のため、暫時休憩いたします。 午前10時8分休憩
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 午後3時49分開議
○副議長(園田泰郎) 再開いたします。 休憩前に引き続き会議を続行いたします。 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。 協議の必要がありますので、暫時休憩いたします。 午後3時50分休憩
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 午後5時8分開議
○副議長(園田泰郎) 再開いたします。 休憩前に引き続き会議を続行いたします。 この際、御報告いたします。総務常任副委員長の
尼寺省悟議員、建設常任副委員長の三栖一紘議員、
文教厚生常任副委員長の平川忠議員の副
委員長辞任が許可され、後任の総務常任副委員長に原康彦議員、建設常任副委員長に
松隈清之議員、
文教厚生常任副委員長に
内川隆則議員が選出されました。 以上、御報告いたします。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第1 議案乙第28号 平成16年度鳥栖市
一般会計補正予算(第3号)
○副議長(園田泰郎) 日程第1.議案乙第28号 平成16年度鳥栖市
一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。 各
常任委員長の審査報告を求めます。 まず、
総務常任委員長の審査報告を求めます。
永渕総務常任委員長。
◎
総務常任委員長(永渕一郎) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案乙第28号 平成16年度鳥栖市
一般会計補正予算(第3号)中、当
総務常任委員会に付託されました関係分について、審査の経過と結果について御報告申し上げます。 まず、歳入について申し上げます。 市税につきましては、市民税4億 8,400万円、
固定資産税等1億 3,928万 2,000円、軽自動車税 200万円、都市計画税 700万円が調定見込みにより補正されております。これによりまして、市税総額は96億 448万 3,000円となります。また、市債につきましてはそれぞれ事業費の確定に伴う額が補正されております。 次に、歳出について申し上げます。 各費目において人事異動等に伴う給与、職員手当等及び共済費が補正されております。
総務管理費につきましては、庁舎のトイレの一部を洋式トイレに改修するための経費として 730万円、防犯灯の整備のための補助金として 160万円、市制施行50周年記念事業として開催する
男女共同参画フォーラムの経費として 150万 1,000円が計上されており、また、
退職手当基金への積立金2億円、減債基金への積立金2億 2,800万円などが補正されております。徴税費につきましては、市税の還付金などが補正されております。 審査の過程において各委員から、視覚障害者の方に対するトイレの改修、時間外勤務手当の増加原因など、
退職手当基金への積み立てなどについての質疑があり、それぞれ執行部から説明を受けたところであります。 当
総務常任委員会といたしましては、慎重審査の結果、採決により原案どおり可決すべきものとして決した次第であります。 なお、議案外でございますが、サガン鳥栖の経営問題等に関する経過、佐賀県競馬組合の経営状況及び平成15年度鳥栖市の財務諸表などについて報告を受けたところであります。 以上、報告といたします。
○副議長(園田泰郎) 次に、
建設常任委員長の審査報告を求めます。
中村建設常任委員長。
◎
建設常任委員長(中村直人) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案乙第28号 平成16年度鳥栖市
一般会計補正予算(第3号)中、当
建設常任委員会に付託されました関係分について、審査の経過と結果について、その主なものを御報告申し上げます。 まず、歳入の主なものについて申し上げます。
合併処理浄化槽設置整備事業補助金として、国、県よりそれぞれ31万 4,000円が計上されております。
受託事業収入として計上しております 1,230万円は、
独立行政法人鉄道建設・
運輸施設整備支援機構から受託しております市道平田・
養父線立体交差化工事の下部工工事の増額分であります。 九州新幹線の
用地取得業務受託事務費として 1,414万円が計上されております。 また、都市計画債として 750万円が計上されております。これは
東公園整備事業の起債充当率の変更によるものであります。 次に、歳出の主なものについて申し上げます。
合併処理浄化槽設置整備事業費として、
合併処理浄化槽3基分の補助金 114万 2,000円が計上されております。
土木総務費負担金として、
県道佐賀川久保鳥栖線の立石・乗目間の道路設計などに係る
県営事業負担金が計上されております。 また、
道路新設改良費につきましては、
独立行政法人鉄道建設・
運輸施設整備支援機構から受託しております市道平田・
養父線立体交差化工事の
橋梁下部工工事の見直しにより、所要の額が補正されております。 次に、
公園管理費といたしまして、
市民公園利用者の利便を図るため、公園内の女性トイレの一部洋式化を行うこととし、所要の額が計上されております。 次に、
新幹線対策費として、本年度の
九州新幹線鹿児島ルート建設に要する鳥栖市の負担金 6,130万円が計上されております。 次に、
専決処分事項の報告といたしまして、市道の照明施設の管理の瑕疵に基づくもの1件と市営住宅の管理の瑕疵に基づくもの1件の計2件の損害賠償を行った旨の報告を受けたところであります。 審査の過程で各委員から、秋光川
ジョギングロード広場の必要性について、
県道佐賀川久保鳥栖線(立石・乗目間)の今後の事業計画についてなどの質疑があり、執行部よりそれぞれ答弁を受けたところであります。 また、議案外でありますが、
新幹線久留米駅の新設により、支障となりました久留米貨物駅の整備を鳥栖貨物駅及び
鳥栖レールセンターに移転し、鳥栖貨物駅を改良する工事計画について報告を受けたところであります。 以上、主なものについて申し上げましたが、当
建設常任委員会に付託されました関係分につきましては、慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものとして決した次第であります。 以上、御報告といたします。
○副議長(園田泰郎) 次に、
文教厚生常任委員長の審査報告を求めます。
簑原文教厚生常任委員長。
◎
文教厚生常任委員長(簑原宏) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案乙第28号 平成16年度鳥栖市
一般会計補正予算(第3号)中、当
文教厚生常任委員会に付託されました関係分につきまして、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 まず、歳入の主なものについて申し上げます。
民生部関係では、
民生費国庫負担金 3,956万 9,000円のうち、 3,843万円は
生活保護費の国の負担分であります。
社会福祉費国庫補助金 348万 5,000円及び
社会福祉費県補助金 181万 7,000円は、心身障害児(者)
グループホーム事業補助金がその主なものであります。
児童福祉費県補助金 237万 3,000円は、
乳幼児医療費助成事業、
乳児保育促進事業など、所要見込みに対するものであります。 次に、
教育部関係について申し上げます。 国庫支出金の
災害復旧費国庫補助金 368万 6,000円は、
基里中学校防球ネット災害復旧事業に伴う補助金が計上されております。 次に、歳出の主なものについて申し上げます。
民生部関係では、民生費の
社会福祉総務費386万4,000円、
身体障害者福祉費 713万 5,000円、
知的障害者福祉費 640万 2,000円は、
母子家庭等医療費助成、
身体障害者更生医療費助成、
知的障害者更生援護費など、扶助費の増加に伴い補正するものであります。
老人福祉センター費 569万 9,000円は、
光熱水費等管理運営に要する経費を見込みにより補正するものであります。
児童福祉総務費の 2,085万 2,000円は、乳幼児の医療費が前年度に比べ大幅に増加しているための補正となっております。 保育園費につきましては、
臨時保育士等の賃金及び小鳩園、白鳩園、いづみ園のトイレを洋式化するための工事費等が追加補正されており、また、
国庫補助基準の見直し等により、私立保育所に対する
特別保育事業補助金が減額されております。
生活保護費の扶助費 5,124万円は、受給者・医療費等の増加に伴う所要の額が計上されております。 衛生費の予防費では、結核予防法の一部改正により、
予防接種対象年齢が引き下げられたことによる
予防接種委託料等の63万 8,000円が計上されております。 また、し尿処理費の需用費 500万円は、機器の定期点検のほか、
薬品購入経費の
年間見込み額を補正するものであります。 次に、
教育部関係について申し上げます。 まず、幼稚園費につきましては、
幼稚園就園奨励費補助金の対象者である幼稚園園児の増加と
国庫補助金の見直しにより、 718万 5,000円が計上されております。 また、台風の影響等により崩壊しました田代小学校、
若葉小学校屋外体育倉庫の新設及び
基里中学校防球ネット災害復旧工事に伴う工事費として、所要の額が計上されております。 次に、市民の利便に供するため、教育施設及び体育施設のトイレ17カ所を洋式トイレに改修する工事費として、所要の額が計上されております。 審査の過程で各委員から、
生活保護受給者の最近の動向について、保育所及び
教育施設等の
トイレ洋式化に伴う
小規模契約希望者登録制度の活用について、職員の心のケアについて、河内町
浚渫土置き場工事について、
塵芥焼却場運転経費の考え方について、
動物焼却炉購入費の減額理由について、
幼稚園就園奨励費補助制度及び
補助対象園児数について、
教育施設災害復旧事業について、佐賀県
原子力エネルギー教育支援事業委託料について、なかよし会の現状と今後の取り組みについて、(仮称)
北部丘陵新設小学校のプール建設についてなどなどの質疑、要望があり、それぞれ執行部から説明を受けたところでございます。 以上、主なものについて申し上げましたが、当委員会に付託されました議案乙第28号 平成16年度鳥栖市
一般会計補正予算(第3号)につきましては、慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決した次第であります。 以上、御報告といたします。
○副議長(園田泰郎) 次に、
経済常任委員長の審査報告を求めます。
太田経済常任委員長。
◎
経済常任委員長(太田幸一) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案乙第28号 平成16年度鳥栖市
一般会計補正予算(第3号)中、当
経済常任委員会に付託されました関係分の、審査の経過と結果の主なものについて御報告申し上げます。 初めに、
農業委員会関係分について申し上げます。 歳出では、
農業委員会費の 280万円につきましては、人事異動に伴う人件費の減額でございます。 次に、
農林課関係分について申し上げます。 歳入の主なものでございますが、
農林水産業費県補助金につきましては、県の補助内示に伴う
農業費県補助金として、新たな
米政策対策事業費補助金 1,822万 3,000円、そのほかに
林業費県補助金として
森林整備地域活動支援交付金25万 1,000円であります。 また、
災害復旧費県補助金として、平成16年
発生災害復旧事業補助金66万 4,000円であります。 次に、歳出の主なものでございますが、
農業振興費の新たな
米政策対策事業費補助金2,238万 4,000円は、新しいさが水田農業を構築し、安全、安心な米、麦、大豆づくりや、高品質化等への取り組みを強化するため、
集落型経営体及び個別大規模農家が
大型農業機械を導入する場合の補助金であります。
農業生産基盤整備費の 7,579万円は、
県営圃場整備事業(轟木・幸津地区)及び
国営関連県営かんがい排水事業(鳥栖地区)の事業費の確定に伴う負担金であります。
農地等保全管理費の 1,063万 5,000円は、
県営老朽ため池整備事業(平田地区)及び
県営農業用河川工作物応急対策事業(後田地区)の事業費の確定に伴う負担金であります。
農業研修施設費のうち、委託料 512万 2,000円は、
滞在型農園施設やまびこ山荘への運営委託料であります。
林業振興費の
森林整備地域活動支援交付金33万 5,000円は、計画的かつ一体的な森林施業の実施のため、
森林施業計画の認定を受けた森林所有者へ交付するものであります。 現
年発生公共災害復旧費のうち、
工事請負費 128万 9,000円は、台風18号による農地の災害復旧に要する経費であります。
単独災害復旧費のうち、
工事請負費75万円は、台風18号による
林道法面崩壊の復旧に要する経費であります。 審査の過程で各委員から、新たな
米政策対策事業の概要等について、
滞在型農園施設運営委託料の内容について、
森林整備地域活動支援交付金の概要等についてなどの多くの質疑がなされ、それぞれ執行部から説明を受けたところであります。 また、
森林整備地域活動支援交付金制度への取り組みについて、林業振興及び環境保全の立場から、今後とも推進に努めていくよう強い要望があったところでございます。 次に、
商工観光課分について申し上げます。
商工業振興費の
負担金補助及び交付金は、鳥栖市
企業立地促進等に関する条例第6条に基づく
ISO認証取得奨励金として12万 6,000円と、
地球環境保護を目的とした
住宅用太陽光発電システム設置費補助金 100万円が計上されております。 観光費の需用費50万円につきましては、平成5年に設置した
池田下ため池公園等の修繕費が計上されております。 次に、
物流対策課関係について申し上げます。
物流対策費の
備品購入費等につきましては、
軽自動車購入のために旅費等を減額し、組み替えによる補正をするとの説明を受けたところであります。 審査の過程で、
ISO認証取得事業者について、
住宅用太陽光発電システム補助金の申請件数等についてそれぞれ質疑があり、執行部より説明を受けたところでございます。 なお、議案外ではございますが、物流対策課から鳥栖流通業務団地整備事業について、用地取得の状況と工事用道路計画等、今後のスケジュールについての報告があり、説明を受けたところであります。 以上、主なものについて申し上げましたが、議案乙第28号 平成16年度鳥栖市
一般会計補正予算(第3号)中、当
経済常任委員会関係分につきましては、現地調査を含め、慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものとして決した次第であります。 以上、御報告といたします。
○副議長(園田泰郎) ただいまの各
常任委員長の審査報告に対し、一括質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 本案は討論を省略して、直ちに採決を行います。 本案に対する各
常任委員長報告は可決であります。本案は各
常任委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本案は各
常任委員長報告のとおり決するに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立多数であります。よって議案乙第28号 平成16年度鳥栖市
一般会計補正予算(第3号)は、各
常任委員長報告のとおり可決することに決しました。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第2 議案甲第25号
鳥栖市部設置条例の一部を改正する条例 議案甲第27号 鳥栖市税条例の一部を改正する条例 議案甲第30号 佐賀県
自治会館組合を組織する
地方公共団体の数の減少に 関する協議について 議案甲第32号 佐賀県
市町村消防団員公務災害補償組合を組織する地方公 共団体の数の減少に関する協議について
○副議長(園田泰郎) 日程第2.議案甲第25号、議案甲第27号、議案甲第30号及び議案甲第32号、以上4議案を一括議題といたします。
総務常任委員長の一括審査報告を求めます。
永渕総務常任委員長。
◎
総務常任委員長(永渕一郎) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案甲第25号
鳥栖市部設置条例の一部を改正する条例、議案甲第27号 鳥栖市税条例の一部を改正する条例、議案甲第30号 佐賀県
自治会館組合を組織する
地方公共団体の数の減少に関する協議について、さらに、議案甲第32号 佐賀県
市町村消防団員公務災害補償組合を組織する
地方公共団体の数の減少に関する協議について、以上4議案について、審査の経過と結果について御報告申し上げます。 まず、議案甲第25号
鳥栖市部設置条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本件につきましては、昭和63年の部制導入以来、初めて部を含んだところの組織機構を見直すものであります。 見直し理由といたしましては、急激な少子・高齢化の進展、地球規模での環境問題の深刻化、情報技術の急速な進展など社会環境が大きく変化するとともに、地方分権が進展する中、みずからの権限と責任のもと、分権の担い手としてふさわしい効果的、効率的、自立的な行政体制を確立するとともに、多様化する市民ニーズへの対応、行政の効率性、透明性など、さまざまな行政課題に的確に対応できる行政体制を整備するものと説明があり、現在の市長部局4部体制を5部体制にするものであります。 なお、審査の過程において各委員から、今回の機構組織の見直しが行財政改革に逆行しているのではないか、また、機構組織見直しの目的、環境経済部の創設理由、契約管財課のあり方、高校総体に対する行政の関与などについて質疑があり、それぞれ執行部から答弁があったところでございます。 当
総務常任委員会としては、慎重審査の結果、採決により原案どおり可決すべきものとして決した次第であります。 なお、今回の組織機構の見直しについては、市民の皆様方及び職員に十分周知するとともに、混乱を来さないように十分に配慮するようにとの意見があったところであります。 次に、議案甲第27号 鳥栖市税条例の一部を改正する条例について申し上げます。 この条例につきましては、地方税法の一部改正等に伴い行うものでございます。 改正の主な内容につきましては、個人市民税での老年者控除を平成18年度から廃止するものであります。 なお、審査の過程において各委員から、一連の見直しに伴い、特に老年者控除対象者への影響などについて質疑があり、それぞれ執行部から答弁があったところでございます。 当
総務常任委員会といたしましては、慎重審査の結果、採決により原案どおり可決すべきものとして決した次第であります。 次に、議案甲第30号 佐賀県
自治会館組合を組織する
地方公共団体の数の減少に関する協議について、議案甲第32号 佐賀県
市町村消防団員公務災害補償組合を組織する
地方公共団体の数の減少に関する協議について、以上2議案については一括して申し上げます。 本件は、平成17年1月1日に新しい唐津市及び新しい白石町が、また同年3月1日にみやき町及び小城市が発足することに伴い、それぞれの一部事務組合の構成市町村の脱退・加入があり、組合を組織する
地方公共団体の数が減少するものでございます。 なお、審査の過程において各委員から、みやき町発足に伴い、鳥栖市が加入する一部事務組合の今後の負担金などについて質疑があり、それぞれ執行部から答弁があったところでございます。 当
総務常任委員会としては、慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものとして決した次第であります。 以上、御報告といたします。
○副議長(園田泰郎) ただいまの委員長報告に対し、一括質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 まず、議案甲第25号
鳥栖市部設置条例の一部を改正する条例については、討論を省略して、直ちに採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 御異議がありますので、起立により採決を行います。 本案は委員長報告のとおり決するに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立多数であります。よって議案甲第25号
鳥栖市部設置条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決することに決しました。 次に、議案甲第27号 鳥栖市税条例の一部を改正する条例については、討論を省略して、直ちに採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本案は委員長報告のとおり決するに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立多数であります。よって議案甲第27号 鳥栖市税条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決することに決しました。 次に、議案甲第30号及び議案甲第32号、以上2議案は討論を省略して、直ちに採決を行います。 2議案に対する委員長報告は可決であります。2議案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって議案甲第30号 佐賀県
自治会館組合を組織する
地方公共団体の数の減少に関する協議について及び議案甲第32号 佐賀県
市町村消防団員公務災害補償組合を組織する
地方公共団体の数の減少に関する協議については、委員長報告のとおり可決することに決しました。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第3 議案乙第31号 平成16年度鳥栖市
下水道特別会計補正予算(第1号) 議案乙第32号 平成16年度鳥栖市
農業集落排水特別会計補正予算(第1号) 議案甲第29号
鳥栖市営住宅条例の一部を改正する条例
○副議長(園田泰郎) 日程第3.議案乙第31号、議案乙第32号及び議案甲第29号、以上3議案を一括議題といたします。
建設常任委員長の一括審査報告を求めます。
中村建設常任委員長。
◎
建設常任委員長(中村直人) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案乙第31号、議案乙第32号及び議案甲第29号、以上3議案について、審査の経過と結果について、一括して御報告申し上げます。 まず、議案乙第31号 平成16年度鳥栖市
下水道特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回は、歳入歳出それぞれ 1,528万 6,000円の補正となっております。 歳入の主なものにつきましては、受益者負担金 1,100万円、平成15年度分消費税還付金 638万 4,000円が計上されております。 また、これらの歳入増に伴い、一般会計からの繰入金 209万 8,000円が減額されております。 歳出につきましては、受益者負担金の納期前納付の増加に伴う前納報奨金 372万 1,000円、浄化センターの汚水処理に要する経費 1,245万 5,000円が計上されております。 また、下水道建設費につきましては、事業の進捗に伴う組み替えがなされております。 審査の過程で委員から、下水道建設費における
工事請負費の減額理由についての質疑があり、執行部より答弁があったところであります。 次に、議案乙第32号 平成16年度鳥栖市
農業集落排水特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回は、歳入歳出それぞれ 468万 8,000円の補正となっております。 歳入といたしましては、一般会計からの繰入金であります。 歳出につきましては、光熱水費等処理施設の維持管理費に要する経費、平成15年度分消費税等が計上されております。 次に、議案甲第29号
鳥栖市営住宅条例の一部を改正する条例について申し上げます。 この条例は、平成8年に公営住宅法が改正されたことに伴い、平成9年に市営住宅の名称とその位置及び住宅の種類を別表に定め、制定されたものであります。 今回の改正は、市営住宅10団地のうち、京町 722番地の市営住宅森園アパートを別表から削除し、用途の廃止をするために条例の一部を改正するものであります。 森園アパートは、昭和43年5月に鉄筋コンクリートづくり5階建てで建設され、2階から5階部分を市営住宅24戸とする建物でありますが、建築後36年を経過し、建物の老朽化が著しく、加えて耐震性が劣る建物であるため、用途廃止するものであります。 以上、主なものについて申し上げましたが、当
建設常任委員会といたしましては、慎重審査の結果、議案乙第31号、議案乙第32号及び議案甲第29号、以上3議案とも原案どおり可決すべきものとして決した次第であります。 以上、御報告といたします。
○副議長(園田泰郎) ただいまの委員長報告に対し、一括質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 以上3議案は討論を省略して、直ちに採決を行います。 3議案に対する委員長報告は可決であります。3議案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって議案乙第31号 平成16年度鳥栖市
下水道特別会計補正予算(第1号)、議案乙第32号 平成16年度鳥栖市
農業集落排水特別会計補正予算(第1号)及び議案甲第29号
鳥栖市営住宅条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決することに決しました。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第4 議案乙第29号 平成16年度鳥栖市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 議案乙第30号 平成16年度鳥栖市
老人保健特別会計補正予算(第2号) 議案甲第28号 鳥栖市
国民健康保険条例の一部を改正する条例 議案甲第31号 佐賀県
市町村交通災害共済組合を組織する
地方公共団体の数 の減少及び規約の変更に関する協議について 請願第1号 国保税の
引き上げ中止をもとめる請願
○副議長(園田泰郎) 日程第4.議案乙第29号、議案乙第30号、議案甲第28号及び議案甲第31号の以上4議案並びに請願第1号を一括議題といたします。
文教厚生常任委員長の一括審査報告を求めます。
簑原文教厚生常任委員長。
◎
文教厚生常任委員長(簑原宏) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案乙第29号、議案乙第30号及び議案甲第28号、議案甲第31号並びに請願第1号につきまして、一括してその審査の経過と結果について御報告申し上げます。 まず、議案乙第29号 平成16年度鳥栖市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。 歳入の主なものについて申し上げます。 国庫支出金 1,762万 5,000円の減額につきましては、老人保健医療費拠出金などの減額等に伴い、国の負担減額分が計上されております。 療養給付費交付金1億 3,219万 7,000円は、退職被保険者に係る保険給付費の増加に伴い、支払基金から交付されるものであります。 次に、歳出の主なものについて申し上げます。 保険給付費のうち、一般被保険者療養給付費 2,182万 9,000円、退職被保険者等療養給付費1億 2,411万 5,000円につきましては、被保険者の増加及び前期高齢者に係る医療費の増加が見込まれ、それぞれ所要の額が計上されております。 老人保健医療費拠出金1億56万円の減額につきましては、平成16年度拠出金の確定に伴うものであります。 審査の過程で各委員から、一般会計繰入金のうち、事務費繰入額の算定根拠について、保険給付費の内訳についてなどの質疑があり、それぞれ執行部より説明を受けたところであります。 次に、議案乙第30号 平成16年度鳥栖市
老人保健特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。 今回の補正につきましては、受診件数の増加に伴い、診療報酬明細書の増加が見込まれ、これに伴う審査支払手数料等、所要の額が計上されております。 次に、議案甲第28号 鳥栖市
国民健康保険条例の一部を改正する条例について申し上げます。 今回の条例改正は、租税特別措置法等の一部改正に伴い、長期譲渡所得に係る 100万円の特別控除額の廃止に伴い、条例の改正を行うものであります。 審査の過程で委員から、特別控除廃止に伴う影響などについて質疑があり、執行部より説明を受けたところであります。 次に、議案甲第31号 佐賀県
市町村交通災害共済組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び規約の変更に関する協議について申し上げます。 この協議は、市町村合併により組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び規約の変更を行うものであります。 審査の過程で各委員から、佐賀県市町村交通共済組合の運営状況について、未加入団体の状況についてなどの質疑があり、執行部よりそれぞれ説明を受けたところであります。 次に、請願第1号 国保税の
引き上げ中止をもとめる請願について申し上げます。 この請願の審査に当たりましては、執行部の出席を求め、慎重に審査を行ったところであります。 執行部に対しては各委員から、国に対しての
国庫補助金増加などの要望はどのようにしているのか、三位一体改革による今後の国保財政の状況などはどのようになると考えられるのかなどについて質疑がありました。 これに対し執行部からは、
国庫補助金増などの要望は、九州市長会等の要望として、国保制度への財政基盤強化策のなお一層の充実など国に対して行っている。 また、三位一体改革による今後の国保財政の状況等は、負担割合を含め、都道府県の役割、さらには医療保険制度の改革が行われていく予定であり、執行部としては新たな医療保険制度の姿の中で検討が迫られると考えているなどの説明がありました。 また、紹介議員に対しては、一般会計からの繰り入れについて質疑があり、全国的に制度外の繰り入れを多くの自治体が行っており、委員会でも事務費の繰り入れについて論議があったように、赤字部分全額とは言わないが、国の制度変更を見ながら、市民負担軽減のため検討の余地はあると思うなどの答弁がありました。 審査の過程で委員から、他自治体では市町村合併の中で今後協議が必要なところもあるなど時間差もあり鳥栖市だけ突出しているのか、一般会計も厳しい中で執行され、繰り入れによる赤字補てんが市民に理解されるのか、国保制度は三位一体改革の中で大きな改革の時期が来て、基本的な考え方が大きく変わると思うので、その意味で国保財政の安定などについて検討する時期が来るのではないか、国保税の改定については議案の訂正がされ、一定の負担緩和策、譲歩案が示され、市民に一定の理解が求められていると判断しているなどの意見があったところでございます。 以上、主なものについて申し上げましたが、慎重審査の結果、議案乙第29号、議案乙第30号及び議案甲第28号並びに議案甲第31号については、原案のとおり可決すべきものとして決した次第であります。 また、請願第1号につきましては、採決により不採択と決した次第であります。 以上、御報告といたします。
○副議長(園田泰郎) ただいまの委員長報告に対し、一括質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 まず、議案乙第29号、議案乙第30号、議案甲第28号及び議案甲第31号、以上4議案については討論を省略して、直ちに採決を行います。 4議案に対する委員長報告は可決であります。4議案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって議案乙第29号 平成16年度鳥栖市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、議案乙第30号 平成16年度鳥栖市
老人保健特別会計補正予算(第2号)、議案甲第28号 鳥栖市
国民健康保険条例の一部を改正する条例及び議案甲第31号 佐賀県
市町村交通災害共済組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び規約の変更に関する協議については、委員長報告のとおり可決することに決しました。 次に、請願第1号 国保税の
引き上げ中止をもとめる請願については、起立により採決を行います。 本請願に対する委員長報告は不採択であります。よって請願第1号 国保税の
引き上げ中止をもとめる請願は、これを採択することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立少数であります。よって請願第1号 国保税の
引き上げ中止をもとめる請願は、不採択とすることに決しました。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第5 議案甲第21号 鳥栖市
国民健康保険条例の一部を改正する条例
○副議長(園田泰郎) 日程第5.議案甲第21号 鳥栖市
国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。
文教厚生常任委員長の審査報告を求めます。
簑原文教厚生常任委員長。
◎
文教厚生常任委員長(簑原宏) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案甲第21号 鳥栖市
国民健康保険条例の一部を改正する条例につきまして、審査の経過と結果について御報告申し上げます。 この議案につきましては、国保の赤字財政を一定期間かけ財政の健全化を図るため、国民健康保険税率等の改正を行うものとして、今年9月定例会に提案され、当委員会に付託され、その審査の過程で各委員から、今日の景気低迷の影響は所得の減少など市民生活に極めて厳しい状況にあり、税率等改正に当たっては慎重を期すべきであり、なお十分なる審査が必要であるとの意見が多く出され、閉会中の継続審査に付されておりました。 当委員会といたしましては、10月22日、11月2日及び11月22日の3回にわたり委員会を開催し審査を行ってきたところであります。 審査に当たって各委員から、赤字解消年度の先送りによる保険税率等の引き上げ幅を縮小した財政シミュレーションについて、一般会計からの繰り入れについて、国保運営協議会の答申に対し引き下げ幅が少ないのではないかなど多くの質疑があり、執行部よりそれぞれ説明を受けたところであります。 また、11月22日の委員会においては、市長の出席を求め審査を行う中で、市長より審議の経過を十分に踏まえ、議案訂正を視野に再考したい旨の答弁を受けたところであります。 以上の経過から、今議会に条例案に対する訂正案が提出されたところでございます。 この訂正案の内容は、所得割率を 0.2ポイント削減し10.4%とし、被保険者均等割額を 1,000円減額し2万 8,000円に、世帯別平等割額を 500円減額し3万 8,500円にそれぞれ訂正するものであります。 なお、審査の過程で各委員から、一般会計からの制度外繰り入れについてどのような検討がなされたのか、事務費繰入金について、その総額をなぜ繰り入れできないのかなどの質疑があり、執行部からそれぞれ説明を受けたところであります。 以上、主なものについて申し上げましたが、当委員会といたしましては、慎重審査を行った結果、採決により原案どおり可決すべきものとして決した次第であります。 以上、御報告といたします。
○副議長(園田泰郎) ただいまの委員長報告に対し、質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 これより討論を行います。 本案については、平川忠邦議員から反対討論の通告があっておりますので、発言を許します。平川議員。
◆議員(平川忠邦) 〔登壇〕 日本共産党の平川忠邦でございます。ただいま議題となっております議案甲第21号 鳥栖市
国民健康保険条例の一部を改正する条例について、反対討論を行います。 この条例改正は、去る9月議会で提案されましたが、なお慎重な審査が必要だと、閉会中の継続審査になっておりました。 市長の提案理由は、国保会計が赤字だからということで、来年4月から国保税については平均1人当たり1万 6,698円、介護納付金については平均1人当たり 9,808円引き上げるというものでした。したがって、介護保険の2号被保険者の場合は2万 6,506円もの引き上げとなります。 こうしたことから、この条例を審査した
文教厚生常任委員会では、現状では賛成しがたい意見が多数を占める状況になったため、市長が値上げ幅を変更する議案の訂正が行われました。 しかし、訂正された税率の引き上げについてもわずか 0.2%だけ落としたにすぎません。均等割が 1,000円、平等割が 500円を当初提案より下げたにすぎません。現行の税率からするならば 3.1%もの大幅値上げであります。均等割や平等割も4%近くの値上げであります。 私は委員会審議の中でも申し上げましたが、今日の長引く不況の中で、国保の加入者である零細業者や年金生活者はますます厳しい生活を強いられており、国保税のこれ以上の負担増には耐えられないのではないか。 そこで私は、国保会計に対する一般会計からの繰り入れを強く求めてまいりました。執行部が提出された資料でも、福岡県の筑紫野市では3億 5,000万円の繰り入れ、大野城市では2億 5,000万円の繰り入れを行っていることが明らかになりました。また、全国の市では73%を超える 511の市が一般会計からの繰り入れを行い、その繰入金額は1人平均 9,833円ということも委員会審議の中で明らかになりました。鳥栖市の加入者で換算するならばおよそ2億円ぐらいの繰り入れになります。この一般会計からの繰り入れについて紹介するならば、東京都の江戸川区では1人当たり4万 934円もの繰り入れを行っているのであります。 ところが、鳥栖市の場合はどうでしょうか。乳幼児医療費の施策にかかわる繰り入れなどで1人当たりに換算してわずかに 136円であります。 行政は今、一番苦しんでいる人たちにこそ温かい手を差し伸べることが大事ではないでしょうか。今回の国保税の大幅値上げは、そうした人たちをますます苦境に追いやるばかりではなく、地域経済の活性化にも大きな水を差すことにもなるということを強く指摘しておきたいと思います。 最後になりますが、今回の値上げ案が発表されて以来、この値上げを何とか中止してほしい、一般会計からの繰り入れを実現してほしいと願う市民の皆さんが、議会に対する請願を提出されました。その数は 2,500名近くに及んでおります。この請願は、議会としては不採択とはなりましたけれども、市長におかれては、この署名に込められた切実な願いを真摯に受けとめられ、今後の国保運営に当たられることを強く求めて、私の反対討論といたしま す。
○副議長(園田泰郎) 討論を終わります。 これより採決を行います。本案については起立により採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決するに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立多数であります。よって議案甲第21号 鳥栖市
国民健康保険条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決することに決しました。 暫時休憩いたします。 午後6時10分休憩
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 午後6時27分開議
○副議長(園田泰郎) 再開いたします。 休憩前に引き続き会議を続行いたします。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第6 議案乙第33号 平成16年度
水道事業会計補正予算(第1号) 議案甲第26号 鳥栖市
農業委員会の委員の定数条例の一部を改正する条例
○副議長(園田泰郎) 日程第6.議案乙第33号及び議案甲第26号、以上2議案を一括議題といたします。
経済常任委員長の一括審査報告を求めます。
太田経済常任委員長。
◎
経済常任委員長(太田幸一) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案乙第33号及び議案甲第26号について、一括して審査の経過と結果について申し上げます。 まず初めに、議案乙第33号 平成16年度鳥栖市
水道事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。 収益的支出につきましては、人事異動等に伴う職員給与等の調整による補正であり、資本的支出につきましては、人事異動等に伴う職員給与等の調整による補正と、新幹線工事、
県営圃場整備事業等に伴う配水管布設替工事及び新設道路への配水管布設工事に伴う
工事請負費の補正であるとの説明を受けたところであります。 審査の過程において委員から、今後の浄水場の体制、水道事業の経営状況について質疑がなされ、執行部からそれぞれ説明を受けたところであります。 次に、議案甲第26号 鳥栖市
農業委員会の委員の定数条例の一部を改正する条例について申し上げます。 この条例改正は、
農業委員会等に関する法律の一部を改正する法律の施行により、条例の改正を行うものであるとの説明を受けたところであります。 審査の過程において委員から、土地改良区の追加について質疑がなされ、執行部から説明を受けたところであります。 以上、議案乙第33号 平成16年度鳥栖市
水道事業会計補正予算(第1号)及び議案甲第26号 鳥栖市
農業委員会の委員の定数条例の一部を改正する条例につきましては、慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上、御報告といたします。
○副議長(園田泰郎) ただいまの委員長報告に対し、一括質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 以上2議案については討論を省略して、直ちに採決を行います。 2議案に対する委員長報告は可決であります。2議案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって議案乙第33号 平成16年度鳥栖市
水道事業会計補正予算(第1号)及び議案甲第26号 鳥栖市
農業委員会の委員の定数条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決することに決しました。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第7 請願第2号 鳥栖市におけるバス利便性の向上に関する請願を閉会中の継続 審査に付するの件
○副議長(園田泰郎) 日程第7.請願第2号 鳥栖市におけるバス利便性の向上に関する請願を閉会中の継続審査に付するの件を議題といたします。
経済常任委員長の趣旨説明を求めます。
太田経済常任委員長。
◎
経済常任委員長(太田幸一) 〔登壇〕 ただいま議題となりました請願第2号 鳥栖市におけるバス利便性の向上に関する請願を閉会中の継続審査に付するの件につきまして、趣旨説明をいたします。 この請願の審査に当たりましては、執行部の出席を求め、慎重に審査を行ってきたところであります。 審査の中で各委員より、一つ、西鉄高速バスの天神・鳥栖駅線について、朝夕だけの運行はできないのか、二つ目、子供、高齢者等の交通弱者の交通手段を確保するために、市内全体的なバス路線の見直しで考えるべきではないか、三つ目といたしまして、田代駅・古賀線が開通するので、その後に全体的な見直しを検討すべきではないのか、それから、神辺高速バス停の移動については、インターより2キロ離して設置しなければならないのではないか、さらに、用地確保等に多額の費用負担があるのではないかなど多くの意見、質問が出されました。 これに対し執行部の所見を求め、またバス路線の現状についての説明がありました。 これらを踏まえた上で各委員から、委員会としてさらに慎重に審査をすべきとの意見が出され、当
経済常任委員会といたしましては、閉会中の継続審査に付すべきと決定した次第でございます。 なお、議員として請願の意義、重み、あり方を再度確認し、慎重に対処していくべきとの御意見がありましたことを加えて申し上げます。 以上、趣旨説明といたします。
○副議長(園田泰郎) お諮りいたします。本件は
経済常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって請願第2号 鳥栖市におけるバス利便性の向上に関する請願は、閉会中の継続審査に付することに決しました。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第8 議案乙第21号 平成15年度鳥栖市
水道事業会計決算認定について
○副議長(園田泰郎) 日程第8.議案乙第21号 平成15年度鳥栖市
水道事業会計決算認定についてを議題といたします。 水道事業会計決算特別委員長の審査報告を求めます。太田水道事業会計決算特別委員長。
◎水道事業会計決算特別委員長(太田幸一) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案乙第21号 平成15年度鳥栖市
水道事業会計決算認定について、水道事業会計決算特別委員会の審査の経過と結果について御報告申し上げます。 水道事業会計決算特別委員会は9月30日に招集され、委員長に不肖私太田幸一、副委員長に森山林委員が選出され、10月12日、13日の両日にわたり、平成15年度水道事業会計の全般について、慎重な審査を行ったところであります。 12日は執行部からの概要説明を受け、決算書等に基づいて審査を行い、13日午前中は浄水場、小森野堰、水門及び久留米基山筑紫野線導水管布設替工事の視察を行い、現地において担当者から施設や設備及び工事概要等について詳細に説明を受けました。 それでは、審査の概要について申し上げます。 平成15年度水道事業の運営に当たっては、市民に清浄な水を安定して供給することを使命とし、公営企業の経営原則である経済性の発揮と公共の福祉の増進に寄与することを目的とし、水需要に対応した施設の整備改良並びに水質管理体制の強化を図り、水道事業の健全化に努める中で、浄水場内排水管改良工事、薬品貯蔵槽改修工事、下水道工事関連の配水管布設替工事及び鉛給水管更新工事などが着実に推進されております。 このような状況の中で、業務実績としては、給水戸数が前年度より872戸増加し2万2,110戸となり、普及率は95.7%となっております。 また、年間給水量は前年度より6万 4,957立方メートル増加し、 638万 2,605立方メートルとなっております。 次に、経営状況について申し上げますと、収益的収入のうち、収益全体の89%を占める給水収益は前年度より 1.3%増加し、また、受託工事収益で 226.1%の大幅増加となったため、収入総額は12億 3,456万 6,108円となり、前年度と比べ 3.0%の増加となっております。 一方、収益的支出につきましては、支払利息、動力費及び一般事務経費等で減少はありましたものの、受託工事費、減価償却費、委託料及び修繕費等の増加により、支出総額は前年度と比べ 5.3%増加し、11億 4,039万 7,074円となり、 9,416万 9,034円の当年度純利益が生じております。 なお、この利益処分につきましては、財政基盤の確立を図るため、 9,000万円を減債積立金に積み立てられることになっております。 次に、資本的収支について申し上げます。 収入につきましては、ダム使用権取得及び公団立替金償還等への一般会計からの出資金及び工事負担金等により、収入総額は 7,256万 1,031円(税込み)となっております。 一方、支出につきましては、浄水場の薬品貯蔵槽改修工事を初めとした建設改良費、それに企業債償還金、ダム使用権取得費など、支出総額は5億 1,703万 7,552万円(税込み)となり、収支不足額4億 4,447万 6,521円につきましては、損益勘定留保資金などで補てんした等の説明を受けたところであります。 審査の過程において各委員から、諸事業の進捗状況や今後の取り組み、さらには水道財政、水質状況など、水道事業全般にわたり多くの質疑がなされたところであります。 特に総括の中で、1、鉛給水管更新事業の進捗状況と今後の事業推進に当たっての考え方については、約 8,000件の使用に対し、平成14年度、平成15年度で 1,420件完了し、約18%の進捗状況となっている。更新工事については、下水道工事関連配水管布設替工事との同時施工、歩道整備等の道路改良に合わせて実施している。今後も水道使用者の皆様が安心して御利用いただけるよう更新事業を推進していきたいとの説明を受けたところであります。 2点目の水道事業会計において生じた利益の市民への還元として基本料金見直しの検討については、水道事業については、今後の経営体質の強化を図るため、利益の一部を減債積立金として処分している。今後は、水質基準の強化などの状況から、現状の施設、設備の単なる更新では対応が難しくなり、新たな浄水工程の整備等が想定される。基本料金の見直しについて、水道料金は、地方公営企業法第21条第2項において、適正な原価を基礎とする旨が規定されている。料金原価については、減価償却費、支払利息等の施設維持費と薬品費、動力費等の費用で構成されている。現在の料金体系において、家事用については10立方メートルの基本料金の設定は料金原価を反映しているが、従量料金は料金原価を下回った設定になっている。したがって、仮に基本水量を5立方メートルとしても、単に基本料金が半分になるわけではなく、従量料金への影響が避けられなくなる。水道事業としては、将来の財政運営の安定性に支障を来すことが想定されることから、現状では基本料金等の改定を行うことは適切でないと考えている。 なお、独居老人等生活弱者への福祉政策的な視点からの支援としては、一般会計において措置すべきものであり、水道利用者に新たな負担を強いることのないように、現行の料金体系の維持に努めてまいりたいとの説明を受けたところであります。 3点目は、水道水源の水質に対する対応についてでありますが、夏場の中間塩素処理及び活性炭の常時注入により、現在の水質基準値はすべてクリアしており、水質の向上を図っておる。 なお、原水の水質が悪化するような状況が生じれば、高度浄水処理施設の導入や新幹線トンネル工事による湧水の有効活用について検討する必要がある。今後も市民生活に欠くことのできない清浄な水道水の安定供給に努めると、それぞれ執行部から答弁がなされたところであります。 当委員会といたしましては、審査の経過を踏まえ、今後の水道事業の運営に当たっては、良質水の安定供給と給水サービスの向上、さらには未給水地区の解消、有収率の向上、水質管理の強化などのほか、事務事業の効率化を図り、水道財政の健全化になお一層の努力を行うよう強く要望したところであります。 以上、水道事業会計決算特別委員会に付託されました議案乙第21号 平成15年度鳥栖市
水道事業会計決算認定については、慎重審査の結果、採決により認定すべきものと決した次第であります。 以上、御報告といたします。
○副議長(園田泰郎) ただいまの委員長報告に対し、質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 本案については討論を省略して、直ちに採決を行います。 本案に対する委員長報告は認定であります。本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 御異議がありますので、起立により採決を行います。 本案は委員長報告のとおり決するに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立多数であります。よって議案乙第21号 平成15年度鳥栖市
水道事業会計決算認定については、委員長報告のとおり認定することに決しました。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第9 議案乙第22号 平成15年度鳥栖市
一般会計決算認定について 議案乙第23号 平成15年度鳥栖市
国民健康保険特別会計決算認定について 議案乙第24号 平成15年度鳥栖市
老人保健特別会計決算認定について 議案乙第25号 平成15年度鳥栖市
下水道特別会計決算認定について 議案乙第26号 平成15年度鳥栖市
農業集落排水特別会計決算認定について 議案乙第27号 平成15年度鳥栖市
鳥栖駅東土地区画整理特別会計決算認定について
○副議長(園田泰郎) 日程第9.議案乙第22号から議案乙第27号まで、以上6議案を一括議題といたします。 決算特別委員長の一括審査報告を求めます。永渕決算特別委員長。
◎決算特別委員長(永渕一郎) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案乙第22号 平成15年度鳥栖市一般会計、議案乙第23号 平成15年度鳥栖市国民健康保険特別会計、議案乙第24号 平成15年度鳥栖市老人保健特別会計、議案乙第25号 平成15年度鳥栖市下水道特別会計、議案乙第26号 平成15年度鳥栖市農業集落排水特別会計、さらに議案乙第27号 平成15年度鳥栖市鳥栖駅東土地区画整理特別会計、以上6議案の決算の認定につきまして、決算特別委員会に閉会中の継続審査として付託されておりましたので、その審査の経過と結果について、一括して御報告申し上げます。 まず、平成16年9月30日に決算特別委員会が招集され、委員の互選により、委員長に不肖私永渕、副委員長に原康彦委員が選出されました。 続いて、平成16年10月12日から15日までの4日間にわたり、現地調査を含め、慎重に審査を行ったところであります。 まず、執行部から、平成15年度の本市の決算概要については、低迷を続ける経済情勢などを反映し、極めて厳しい地方財政状況の中、法人市民税等の減収などから大幅な財源不足が予想され、財政の健全化を目指して、歳出の徹底的な見直しを進めながら、基金からの繰り入れや行財政の簡素化、効率化により財源の確保に努め、限られた財源の重点的配分と経費支出の節減に徹し、健全財政の確保に努める一方、適切な事業を選択し、効率的な事業の推進を図ったとの説明を受けたところであります。 その主なものを申し上げますと、平成13年3月に策定した第5次総合計画に基づき、北部丘陵新都市開発整備事業を初めとする各種大型事業の継続的推進、公共下水道等生活環境の整備や広域ごみ処理施設建設などの大型プロジェクトを推進するとともに、少子・高齢化社会への対応を初め、市民生活の向上及び福祉の増進を図るための諸施策の推進に努めたとの説明を受けたところであります。 まず、一般会計について申し上げます。 歳入につきましては、予算現額 206億 988万 3,000円に対し、収入済額 206億 3,169万 4,370円となっており、収入比率は 100.1%で、前年度と比べ 0.2%の減少となっております。 その主なものは、市税及び地方交付税、国・県支出金、市債などであります。 市税等の不納欠損額は 2,026万 2,538円となり、前年度より件数で99件、金額でも 963万 4,378円減少しております。 今後、なお一層健全な財政運営及び市税、使用料等の徴収率向上に努めるよう要望したところであります。 歳出につきましては、予算現額 206億 988万 3,000円に対し、支出済額 202億 4,791万 8,764円で、支出比率は98.2%となり、不用額は前年度より 5,046万 8,490円減少しております。 今後とも歳出予算の執行に当たっては、一層の効率的な執行を望むものであります。 次に、国民健康保険特別会計について申し上げます。 予算現額に対する歳入の収支比率は91.3%で、収入済額は48億 4,468万 3,687円、歳出の支出比率は98.4%で、支出済額は52億 2 ,189万 9,517円となり、差し引き3億 7,721万 5,830円の赤字決算となったため、翌年度歳入繰上充用金で歳入不足を補てんされております。 なお、国民健康保険税の不納欠損額は 3,092万 3,303円で、前年度より 522万 1,391円減少し、また、介護納付金を含んだ収入未済額は4億 2,972万 8,488円で、前年度より 3,623万 7,803円増加しております。 今後とも国民健康保険事業の運営は、医療費や被保険者の増加が見込まれる一方、保険税の収納率の低下などにより、ますます厳しくなるものと予測される現状から、国保税収納率の向上及び医療費の適正化事業の推進など、さらに努力されるよう要望したところであります。 次に、老人保健特別会計について申し上げます。 予算現額に対する収入比率は98.1%で、収入済額は67億 1,010万 3,139円で、支出比率は98.1%で、支出済額は67億 580万 1,263円となり、差し引き 430万 1,876円の黒字決算となっております。 今後、介護保険制度の推進による老人医療の動向などに十分留意するとともに、県内トップの医療費の適正化のための保健事業の推進などについても、引き続き努力されるよう要望したところであります。 次に、下水道特別会計について申し上げます。 予算現額に対する収入比率及び支出比率とも99.8%で、収入済額及び支出済額は33億 8,074万 259円となり、歳入歳出の差し引きはゼロ円となっております。 次に、農業集落排水特別会計について申し上げます。 予算現額に対する収入比率及び支出比率とも99.5%で、収入済額及び支出済額は1億 7,196万 5,330円となり、歳入歳出の差し引きはゼロ円となっております。 次に、鳥栖駅東土地区画整理特別会計について申し上げます。 予算現額に対する歳入の収入比率は 101.7%で、収入済額は4億 529万 1,508円で、歳出の支出比率は99.9%で、支出済額は3億 9,805万 4,047円となり、差し引き 723万 7,461円の黒字決算となっております。 以上、平成15年度の一般会計及び特別会計の各決算認定について、決算の概要を申し上げましたが、審査の過程で各委員より多くの質疑、要望がありましたので、その主なものについて申し上げます。 一つ、時間外勤務手当の業務内容について、二つ、合併離脱後の行財政の事務事業の見直しについて、三つ、市税等の滞納及び不納欠損の理由とその推移について、4、鳥栖園の移転について、地域住民との協調性について、5、水道事業会計への繰出金について、6、高額医療費の状況と医療費抑制対策及び健康増進対策について、7、国民健康保険特別会計における赤字決算の解消対策について、8、既存の塵芥焼却場の稼働について、9、教材備品の充足率について、10、鳥栖ピアノコンクールへの補助のあり方、本市のメリット、今後の方針について、11、ALT導入の成果について、12、三位一体改革に伴う河川事業の対応について、13、弱者に対する交通安全対策について、14、公共工事に絡む落札状況と予算の効率的執行のための目標値の設定について、15、サンメッセ鳥栖の利用促進について、16、鳥栖駅東土地区画整理地の分譲の現況について、17、滞在型農園施設の利用状況と今後の見通しについて、18、観光県さがダイナミックキャンペーンの成果について、19、地元購買促進事業についてなどなどがあり、それぞれ執行部から説明を受けたところであります。 慎重審査の結果、議案乙第22号、議案乙第23号及び議案乙第24号の3議案については、採決により原案のとおり認定すべきものとして、また、議案乙第25号、議案乙第26号及び議案乙第27号の3議案については、原案のとおり認定すべきものとして決した次第であります。 以上、御報告といたします。
○副議長(園田泰郎) ただいまの委員長報告に対し、一括質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 これより討論を行います。 議案乙第22号 平成15年度鳥栖市
一般会計決算認定については、三栖一紘議員から反対討論の通告があっておりますので、発言を許します。三栖議員。
◆議員(三栖一紘) 〔登壇〕 共産党議員団の三栖一紘でございます。ただいま議題となりました議案乙第22号 平成15年度鳥栖市
一般会計決算認定について、反対討論を行います。 本決算は、市長選挙の年でもありましたので、当初予算はいわゆる骨格予算とされ、6月に肉づけされたという特徴を持っております。しかし、牟田市長が連続して当選されたため、それ以前の4年間と共通した財政運営が行われたのではないかと考えております。 本決算を見ると、常々市長が言われる市民に我慢を求めるほどの鳥栖市の財政状況なのか極めて疑わしく、市長の姿勢次第ではもっとたくさんの市民の暮らしに密着したニーズにこたえることができたのではないかと思うところです。したがって、市長の財政運営に問題がある、これが本決算に反対する最大の理由であります。 この立場から、若干の問題に絞って指摘し、反対討論をしたいと思います。 第1に、私がたびたび引き合いに出します財政構造を示す指標についてであります。財政力指数、経常一般財源比率、経常収支比率などは、あたふたと市町村合併を急がなければならない状況では全くありませんし、その理由はどうであれ、1市3町の法定協議会から離脱された市長の決断をこの機会に評価しておきたいと思います。 本決算にあらわれたこれらの財政構造の示す指標は、市長の財政運営の腕のよさを証明するものではなくて、鳥栖市が持っている本来の財政力の強さであり、余裕であり、豊かさではないでしょうか。 弱点をあえて言えば、公債費比率や起債制限比率の高さであります。しかし、平成11年度をピークに減少傾向にあり、今後よほどのむだ遣いをしない限り、鎮静化していくものと考えられます。 なお、先日配布されました財政の中期的見通しでは起債制限比率の上昇が見られますが、これは従来の計算式の変更に伴うものであり、実質的には憂慮すべき問題ではないようです。 そこで申したいのは、経常一般財源比率はこの5年間で最高の 105.1%、実質的には自主財源と言ってもよい減税補てん債や臨時財政対策債を加えますと、何と 115.8%という余裕しゃくしゃくの経常一般財源であります。経常収支比率は85.6%と比較的高目になっていますが、これも減税補てん債や臨時財政対策債などを加えると77.8%でしかありません。 そこで、あと5億円ほどの経常経費に充当する一般財源を使ったとしても、実質的な経常収支比率は83ないしは84程度にしかならないわけであります。 そこで、遠慮がちにですが、あと5億円ほどを市民ニーズにこたえるために使うことができたのではないでしょうか。財源に余裕があるではないかと申しておきたいと思います。 第2に、歳出の問題です。 私は
建設常任委員会に所属していますが、いわゆる建設族的発想で言うのではありません。そのことを最初に断っておきます。 投資的経費は平成11年度は46億円、構成比は21.4%であったものが、本決算では19億 8,000万円で、構成比は 9.8%、6割方の減少です。普通建設事業を見てみますと、補助事業の減少は理解できますが、単独事業は5年前には29億 7,800万円であったものが年々減少して、本決算では14億 8,500万円と半分になってしまっております。むだな公共事業の削減は当然ですが、この数字は本当の意味のむだを省いた結果でしょうか。生活道路や側溝などの市民生活関連予算を削減してきたことも反映しているのは否定できないと思います。 詳細には述べませんが、今日の不況対策として、とりわけ中小零細企業向けの生活関連、福祉や教育関連の公共事業に意を用いる必要があるのではないでしょうか。 また、本決算では人勧に準じて職員給与をカットされ、さらにはそれに準じてでしょう、消防団員の手当までカットされました。各町区への防犯灯補助金も上限5万円を3万円に引き下げられ、このことによって年間 500万円の経費削減をされました。 その一方で、全日本同和会への 500万円の補助金には指一本触れられない。社会教育指導員の報酬は 176万円。ところが、同和専門の社会教育指導員の報酬は 223万円です。この同じ社会教育指導員でありながら、47万円の報酬の差額はどこにあるのかと、その説明を求めましても、納得できる答弁を聞くことはできませんでした。当然のこととして、消防団員や職員の手当、賃金カットとは無縁の扱いになっているようです。 さらには、衛生費の中の水道事業会計への約 6,000万円の繰出金についても、この際、一言しておきます。 本市のまちづくりの政策的観点からの繰り出しではありますが、水道事業が建設改良の時期ならともかく、今日、毎年1億円前後の純利益を上げている維持管理型のそういう時期に入っています。この繰出金については本格的に検討を加える必要があるのではないかと申しておきたいと思います。赤字で税負担増で切り抜けようとして、今日、国保条例の改定が可決されましたけれども、この赤字の国保会計への一般会計からの繰り入れは頑としてされない。このこととは極めて対照的ではないかということを申しておきたいと思います。 もう一つ、第3の理由として基金の問題について述べておきます。 本決算では、運用基金も含め、年度末の現在高は41億 8,900万円であり、前年度末に比べて5億 1,700万円増加しています。その主なものは減債基金、教育施設整備基金、
退職手当基金であります。後年度に備えての積み立てであるということは理解するものです。しかし、財政が厳しい、厳しいと言われる割には随分余裕があるとの印象を持つわけです。いわゆる蓄えを食いつぶしている状況では決してない。これは否定できない事実です。市民の皆さんに我慢を求める前に、こうした財政状況を十分踏まえ、一つでも二つでも市民ニーズにこたえる努力をすべきではないかと申しておきたいと思います。 以上、3点のみの指摘にとどめ、本決算に反対する理由としたいと思いますが、三位一体の改革など国の動向に憂慮すべき問題があり、6万市民の長として国に対する毅然とした態度で臨まれるよう強く求め、反対討論といたします。
○副議長(園田泰郎) 討論を終わります。 これより採決を行います。 まず、議案乙第22号 平成15年度鳥栖市
一般会計決算認定については、起立により採決を行います。 本案に対する委員長報告は認定であります。本案は委員長報告のとおり決するに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立多数であります。よって議案乙第22号 平成15年度鳥栖市
一般会計決算認定については、委員長報告のとおり認定することに決しました。 次に、議案乙第23号 平成15年度鳥栖市
国民健康保険特別会計決算認定について及び議案乙第24号 平成15年度鳥栖市
老人保健特別会計決算認定について、以上2議案については討論を省略して、直ちに採決を行います。 2議案に対する委員長報告は認定であります。2議案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 御異議がありますので、起立により採決を行います。 2議案は委員長報告のとおり決するに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立多数であります。よって議案乙第23号 平成15年度鳥栖市
国民健康保険特別会計決算認定について及び議案乙第24号 平成15年度鳥栖市
老人保健特別会計決算認定については、委員長報告のとおり認定することに決しました。 次に、議案乙第25号から議案乙第27号まで、以上3議案については討論を省略して、直ちに採決を行います。 3議案に対する委員長報告は認定であります。3議案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって議案乙第25号 平成15年度鳥栖市
下水道特別会計決算認定について、議案乙第26号 平成15年度鳥栖市
農業集落排水特別会計決算認定について及び議案乙第27号 平成15年度鳥栖市
鳥栖駅東土地区画整理特別会計決算認定については、委員長報告のとおり認定することに決しました。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第10
永渕一郎議員に対する
資格決定要求の件を閉会中の継続審査に付するの件
○副議長(園田泰郎) 日程第10.
永渕一郎議員に対する
資格決定要求の件を閉会中の継続審査に付するの件を議題といたします。 地方自治法第 117条の規定により、永渕議員の退席を求めます。 〔
永渕一郎議員退席〕 資格審査特別委員長の趣旨説明を求めます。黒田資格審査特別委員長。
◎資格審査特別委員長(黒田攻) 〔登壇〕 趣旨説明を申し上げます。 本件につきましては、平成16年9月定例会におきまして
資格決定要求書が提出され、資格審査特別委員会を設置の上、閉会中の継続審査となっておりました。 委員会は、9月30日、10月1日に正副委員長の互選を行い、11月15日に今後の審査の進め方について協議するため委員会を開催し、委員会の審査の流れについて確認するとともに、資格決定の審査は、各委員が資格決定について十分な認識を深めた上で慎重に審査に臨む必要があるということから、資格決定についての文献資料を各委員に配布することとなりました。 なお、会派の異動があったことから、本委員会は議員の資格を審査する委員会でもあり、12月定例会で会派異動に伴う委員が選出された後、さらに審査を進めることとなり、本定例会での新委員の選任後、これまで御報告いたしました経過により、本件についてはさらに閉会中の継続審査に付することと決した次第であります。 以上、御報告といたします。
○副議長(園田泰郎) お諮りいたします。本件は資格審査特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって
永渕一郎議員に対する
資格決定要求の件は、閉会中の継続審査に付することに決しました。 永渕議員の除斥を解きます。 〔
永渕一郎議員着席〕 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第11
大坪英樹議員に対する
資格決定要求の件を閉会中の継続審査に付するの件
○副議長(園田泰郎) 日程第11.
大坪英樹議員に対する
資格決定要求の件を閉会中の継続審査に付するの件を議題といたします。 地方自治法第 117条の規定により、大坪議員の退席を求めます。 〔
大坪英樹議員退席〕 資格審査特別委員長の趣旨説明を求めます。黒田資格審査特別委員長。
◎資格審査特別委員長(黒田攻) 〔登壇〕 趣旨説明を申し上げます。 本件につきましては、平成16年9月定例会におきまして
資格決定要求書が提出され、資格審査特別委員会を設置の上、閉会中の継続審査となっておりました。 委員会は、9月30日、10月1日に正副委員長の互選を行い、11月15日に今後の審査の進め方について協議するため委員会を開催し、委員会の審査の流れについて確認するとともに、資格決定の審査は、各委員が資格決定について十分な認識を深めた上で慎重に審査に臨む必要があるということから、資格決定についての文献資料を各委員に配布することとなりました。 なお、会派の異動があったことから、本委員会は議員の資格を審査する委員会でもあり、12月定例会で会派異動に伴う委員が選出された後、さらに審査を進めることとなり、本定例会での新委員の選任後、これまで御報告いたしました経過により、本件については、さらに閉会中の継続審査に付することと決した次第であります。 以上、御報告をいたします。
○副議長(園田泰郎) お諮りいたします。本件は資格審査特別委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって
大坪英樹議員に対する
資格決定要求の件は、閉会中の継続審査に付することに決しました。 大坪議員の除斥を解きます。 〔
大坪英樹議員着席〕 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第12 意見書第9号 WTO・FTA交渉に関する意見書(案)
○副議長(園田泰郎) 日程第12.意見書第9号 WTO・FTA交渉に関する意見書(案)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。内川議員。
◆議員(内川隆則) 〔登壇〕 ただいま議題となりました意見書第9号 WTO・FTA交渉に関する意見書(案)、これにつきましては、ただいまいろんな各方面から問題になっております日本の農業を守るためのものとして国内での論議が非常に活発化されている関係上、改めてこの意見を提出したものでございます。 皆さん方の御同意を賜りますことをお願い申し上げまして、趣旨説明にかえさせていただきます。
○副議長(園田泰郎) 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 本案は討論を省略して、直ちに採決を行います。 本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって意見書第9号 WTO・FTA交渉に関する意見書(案)は、原案のとおり可決することに決しました。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第13 意見書第10号 「食料・農業・
農村基本計画」見直しに関する意見書(案)
○副議長(園田泰郎) 日程第13.意見書第10号 「食料・農業・
農村基本計画」見直しに関する意見書(案)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。野田議員。
◆議員(野田ヨシエ) 〔登壇〕 社民党議員団の野田でございます。ただいま議題となりました意見書第10号 「食料・農業・
農村基本計画」見直しに関する意見書(案)について、提案理由の説明を申し上げます。 案文につきましては、それぞれ皆様方のお手元に配布されております内容を熟読の上、ぜひ御賛同いただきますようにお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。よろしくお願いいたします。
○副議長(園田泰郎) 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 本案は討論を省略して、直ちに採決を行います。 本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって意見書第10号 「食料・農業・
農村基本計画」見直しに関する意見書(案)は、原案のとおり可決することに決しました。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第14 意見書第11号 郵政事業の改革に関する意見書(案)
○副議長(園田泰郎) 日程第14.意見書第11号 郵政事業の改革に関する意見書(案)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。森山議員。
◆議員(森山林) 〔登壇〕 ただいま議題となりました意見書第11号 郵政事業の改革に関する意見書(案)について、提案理由の説明を申し上げます。 政府においては、平成16年9月10日に郵政民営化基本方針が閣議決定されましたが、仮に政府基本方針どおりに法案が成立した場合、地域社会にどのような影響を及ぼすことになるのか心配するところであります。 なお、この内容につきましては、お手元の提案文を十分に御拝読いただき、皆様方に御賛同いただきますようお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○副議長(園田泰郎) 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 本案は討論を省略して、直ちに採決を行います。 本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって意見書第11号 郵政事業の改革に関する意見書(案)は、原案のとおり可決することに決しました。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第15 意見書第12号 平成17年度
地方交付税所要総額確保に関する意見書(案)
○副議長(園田泰郎) 日程第15. 意見書第12号 平成17年度
地方交付税所要総額確保に関する意見書(案)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。原康彦議員。
◆議員(原康彦) 〔登壇〕 ただいま議題となりました意見書第12号 平成17年度
地方交付税所要総額確保に関する意見書(案)について、提案理由の説明を申し上げます。 政府において「三位一体の改革」に関する全体像が決定をされ、その中で平成17年度及び18年度の地方交付税は、地方団体の安定的な財政運営に必要な地方交付税、地方税などの一般財源総額を確保するとされているところであります。 しかし、三位一体改革とは別枠で地方交付税を削減するという情報もあり、財政当局においても地方交付税に関し、前年度同様の削減を求める動きが見受けられます。 これ以上の不合理な削減は住民生活に重大な影響を及ぼし、地方財政の破綻を招きかねず、真の三位一体の改革の推進を阻害し、地方の信頼を裏切るものです。 現在、地方6団体を中心に各種行動が行われておりますが、極めて厳しい状況にあり、早急な採択をお願いするものでございます。 よろしくお願い申し上げて、提案理由の説明といたします。
○副議長(園田泰郎) 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 本案は討論を省略して、直ちに採決を行います。 本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって意見書第12号 平成17年度
地方交付税所要総額確保に関する意見書(案)は、原案のとおり可決することに決しました。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第16 常任委員の所属変更の件
○副議長(園田泰郎) 日程第16. 常任委員の所属変更の件を議題といたします。 建設常任委員の三栖一紘委員から
文教厚生常任委員に、
文教厚生常任委員の平川忠邦委員から建設常任委員に、それぞれ委員会の所属を変更されたい旨の申し出があります。 お諮りいたします。三栖委員、平川委員からの申し出のとおり、それぞれ委員会の所属を変更することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よってそれぞれの委員の委員会の所属を変更することに決しました。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第17
議会運営委員会の閉会中の継続審査の件
○副議長(園田泰郎) 日程第17.
議会運営委員会の閉会中の継続審査の件を議題といたします。 お手元に配布のとおり、議会運営委員長から地方自治法第 109条の2第3項に規定されている事項などについて、委員会条例第4条第3項に規定されている任期中、閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りいたします。委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
○副議長(園田泰郎) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 これにて平成16年12月定例会を閉会いたします。 午後7時31分閉会地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 鳥栖市議会議長 岡 恒 美 〃 臨時議長 原 和 夫 〃 副議長 園 田 泰 郎 〃 議員 酒 井 靖 夫 〃 議員 野 田 ヨシエ...