鳥栖市議会 > 1999-06-17 >
06月21日-06号

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  1. 鳥栖市議会 1999-06-17
    06月21日-06号


    取得元: 鳥栖市議会公式サイト
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    平成11年 6月 定例会1 出席議員氏名及び議席番号   議 長   姉 川  清 之      14 番   平 川  忠 邦   1 番   内 川  隆 則      15 番   山 津  善 仁   2 番   太 田  幸 一      16 番   原    和 夫   3 番   三 栖  一 紘      17 番   黒 田    攻   4 番   尼 寺  省 悟      18 番   佐 藤  正 剛   5 番   大 坪  英 樹      19 番   永 渕  一 郎   6 番   光 安  一 磨      20 番   宮 地  英 純   7 番   藤 田  末 人      21 番   平 塚    元   8 番   森 山    林      22 番   中 村  直 人   9 番   久 保  文 雄      23 番   藤 井  良 雄   10 番   指 山  清 範      25 番   德 渕  謹 次   11 番   簑 原    宏      26 番   岡    恒 美   12 番   野 田  ヨシエ      27 番   伊 東  主 夫   13 番   原    康 彦2 欠席議員氏名及び議席番号   な   し3 地方自治法第121条による説明員氏名  市    長  牟 田  秀 敏   民生部長    原    正 弘  助    役  伊 東  康 博    〃  次長  山 本  昌 彦  収入役     樋 口  邦 雄   経済部長    野 田  忠 征  総務部長    篠 原  正 孝    〃  次長  上 野  和 実   〃  次長  永 家  義 章   総務課長    佐 藤  忠 克  建設部長    吉 山  新 吾   企画課長    池 尻    喬   〃  次長  中 村  勝 十   〃  次長  鈴 木  正 美  水道事業  管理者     槇    利 幸   水道部次長   時 田  義 光  教育委員長   楠 田  正 義   教育部長    井 上  彦 人  教育長     柴 田  正 雄    〃  次長  木 塚  輝 嘉4 議会事務局職員氏名     事務局長    古 賀  政 隆   議事係主査   林    吉 治  次   長  兼議事係長   石 丸  賢 治   書   記   熊 田  吉 孝  庶務係長    権 藤  敏 昭5 議事日程日程第1  議長不信任件日程第2  黒田攻議員に対する問責の件   午後3時50分開議議長姉川清之)  これより本日の会議を開きます。 この際、会期日程の変更についてお諮りいたします。 会期日程によれば本日は委員会となっておりますが、これを本会議委員会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって会期日程については以上のとおり変更することに決しました。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽議長姉川清之)  本日の会議時間は議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽議長姉川清之)  暫時休憩いたします。  午後3時50分休憩         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽  午後6時38分開議議長姉川清之)  再開いたします。 休憩前に引き続き会議を続行します。 日程第1は私の一身上に関する事件ですので、藤井議長交代いたします。    〔議長、副議長交代〕 ○副議長藤井良雄)  藤井でございます。議長にかわりまして議事を進めさせていただきます。よろしく御協力をお願いします。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽日程第1 議長不信任の件 ○副議長藤井良雄)  日程第1.議長不信任の件を議題といたします。 地方自治法第 117条の規定により姉川議長の退席を求めます。    〔姉川議長退席〕 本件は6月17日、岡恒美議員外5人から提出されたものであります。提出者趣旨説明を求めます。岡議員。 ◆議員岡恒美) 〔登壇〕 動議提出について。議長不信任動議提出します。 提出理由、今議会一般質問中、黒田議員発言に、不穏当・不適切な部分があったとして、長時間を費やし議長の一方的判断により厳重注意及び職権による発言整理を公表したことに対し、抗議するものであります。 そもそも、この発言要旨は、文化振興財団設立に関し、前山下市長のもとで設立委員委嘱状が交付された後に、更迭を強いられて交代、その背景要因要請に来た当時の執行部課長が口を突いて出た証言をそのまま引用したものであります。2度と再び今後にあってはならない問題として指摘にとどめたにもかかわらず、不穏当として長時間にわたり発言整理を重ね、一方的に判断、事実を歪曲するばかりか発言根本の問題を棚上げ議員発言のみを不穏当として処分、発言者の不服のまま勝手に議長職権で削除するかのような意思表明をしたことは、発言権を有する議員の権利を蹂躪することとなろう。 よって、この上は、行政審判を仰ぐ必要を痛感するところである。 議会は市民の負託を受けた議員の言論の府である以上、不穏当と決めつける以前に真相を究める必要があるにもかかわらず不穏当に誘導する議長責任は極めて重大である。 更に、常任委員会委員構成整理せず、変則的委員会審議は不公平である。 特に、牟田市政確立の核である行財政改革を、議会が先鞭をとるべき立場にある議長が、中立公平の原則遵守を逸脱することは恣意によるものとして、再々の職権乱用行為に対し厳重抗議するため提出するものであります。 提出者岡恒美黒田攻德渕謹次原和夫山津善仁、藤田末人、以上。 鳥栖市議会議長 姉川清之様。 ○副議長藤井良雄)  質疑を行います。永渕議員。 ◆議員永渕一郎) 〔登壇〕 市政市民の会の永渕でございます。ただいま議題となっております議長不信任動議に対する提出理由について若干お尋ねをしたいと思います。 まず、先ほど岡恒美議員からの提出理由文言の中、ここに資料があるわけでございますが、「そもそも、この発言要旨は、文化振興財団設立に関し、前山下市長のもとで設立委員委嘱状が交付された後に、更迭を強いられて交代云々という文言があるわけでございます。この動議提出については、間違いなく「前山下市長の」という明確に明記をなされているのであります。まず、いやしくも3期12年間、鳥栖の市政をつかさどっていただいた前市長、このたびめでたく御勇退をなされた。そして、私ども議会もまた、この本会議場で拍手で送り、その労を心からねぎらわせていただいた一人として、あえて前山下市長の名誉のためにもお尋ねせねばならないわけですが、この文章文面からすると、あたかも前山下市長が一方的に、無理に設立委員更迭したかのように受けとられるが、何をもって、いわゆるその根拠とは何なのか、それをまずお尋ねするものであります。 次に、この文面の後段にあります。読み上げますと、「更に、常任委員会委員構成整理せず、変則的委員会審議は不公平である」と断言をなされているものであります。もちろん、私自身はこの文面、ほかにも多々若干の不合理性を思うわけでございますが、あえて私はこの2点に関して質問をさせていただきますが、実はこの動議提出は、平成11年6月17日に事務局は受け付けをなされているのであります。その中で、常任委員会構成整理せず、変則的委員会審議は不公平であると断言をなされておる。ならば18日に、翌18日でございますが、私どもが所属する文教厚生常任委員会を含め他の常任委員会は、いわゆるこの不公平な委員会のもとで審議をなされたと解釈せざるを得ないのでありますが、いかがでしょうか。ましてや、先ほどども委員長であります岡議員からの提出提案理由説明なされたものであります。したがって、変則的委員会審議は不公平の中で審議をなされたということに対していかが説明なされましょうか。 あわせ、実はこの二つの案件が、あえてこの二つを取り上げておりますが、この二つの案件が議長不信任と関連があるのかどうなのか、明確に御答弁を求め、1回目の質問を終わります。 ○副議長藤井良雄)  趣旨説明者答弁を求めます。岡議員。 ◆議員岡恒美) 〔登壇〕 お答えをいたします。 前山下市長が直接電話をとって黒田議員におりてくれという要請があったと、黒田議員本人からそう証言があった。 さらに、常任委員会の問題が議長不信任案とどう関係するのか。議会最高責任者議長である。その議長議会の不備な点を整理するのが建前である。これを整理せずして、うちはかっては最大会派として建設常任委員会に複数の籍を置いておった。ところが一人もいない。このことが不公平だと言っておる。 以上。 ○副議長藤井良雄)  永渕議員。 ◆議員永渕一郎) 〔登壇〕 まず御答弁をいただきました。山下市長本人に対しておりろと言った。だからそれが云々だとおっしゃっておるわけでございますが、全く理解を得ない。あわせて建設常任委員会云々ということを初めてこの議場の中で提案理由説明になされた。まあ、百歩譲りましょう。百歩譲ったにしても建設常任委員会のことであると限定をして、そのことを議長整理をせろ云々だというふうなことをおっしゃっていました。そのことが議長不信任案にかかわるのかどうなのか、そのことがまだ理解を得ない。もう少し説明を求めます。 それとあわせ、今回のこの一連のことに関しては、少なからず私ども会派の中で種々説明がございました。議運経緯経過も実はなされました。先ほどもおっしゃいますように、自分のところの会派云々ということであるならば、あえて私も自分のところの会派を言うならば、少なからず議運報告の中で議長はこの一連の不適切発言部分については、黒田議員発言の中、「議会からの圧力により」という言葉が2度も3度も出てきたんだと。ならば、この「議会圧力」という文言に対してどうなのか、不適切と認めるからどうなのかというふうなことを議長において再三再四本人の取り消し、または訂正を求められたと、少なからずうちの会派では聞いているのであります。 したがって、山下市長がどう言うた、いわゆる執行部課長がどう言うたということじゃなく、そのことじゃなく、いわゆる議会圧力がどうなのか、そのことが不適切であると。そういうことを議長において再三再四、御本人と協議をしたんだと。しかし、どうしてもそれがだめだと。協議は受け付けていただけない。だから、議運を開いて議会運営委員会の中で議長において、なかなか理解を得ないから、いわゆる議長職権といいましょうか、議長においてこのことは整理をするということは議会運営委員会の中で合意ができたと、そのときにも全会派それでよしとなったというふうなことを少なからずうちの会派ではそういう報告を聞いているのであります。 したがって、その議会運営委員会の合意、合議が、いわゆる17日の同付で議長不信任案に対してこの動機が出たことに対しても、あわせて理解を求められないのでございます。そういうことに対して、さらに提出者である岡恒美議員の、先ほども言いましたように、いわゆる自分たち云々というようなことじゃなくて、本人がそうだからそうなんだというふうなことでは理解ができませんので、いま一度説明を求めて2回目の質問を終わりたいと思います。 なお、その答弁に対して3回目の質問をさせていただきたいと思います。 ○副議長藤井良雄)  岡議員。 ◆議員岡恒美) 〔登壇〕 これは、もろもろ吟味した末に動議を出したわけであって、賛同できなければ賛同できないで、今理由を述べておるから、賛同せろと決めつけるわけにはいかないから、理由はこれを百読すれば理解できるはずだ。 それと常任委員会の問題は、これは1人議員だれでも常任委員会に所属する義務がある。これを会派というものは政策集団であるから、偏った常任委員会だけ染色するわけにはいかない。こういう意味で不公平だと言っておる。 以上。 ○副議長藤井良雄)  永渕議員。 ◆議員永渕一郎) 〔登壇〕 3回目でございますので、議会は論戦の場というふうなことも書かれております。したがって、私はあえてこれを理解するためにその論戦をしているわけでございますが、賛同せろとか云々というようなことではございません。説明を求めたいというふうなことを言っているわけでございます。 3回目でございますので、あえて質問はいたしませんが、ただ、先ほど常任委員会のことについて述べられました。常任委員会のことについては今調整等々が出ていることであって、我々常任委員会のことに関しては議会運営委員会報告もないし、あくまでも建設常任委員会という提案者の御説明でありますが、この文章文面になってくると、先ほども私も第1回目に言いましたように、常任委員会委員構成というようなことで、変則的委員会審議は不公平と決めつけていらっしゃいますので、この問題については、私が所属する文教厚生常任委員会でさらに御質問をさせていただくというふうなことで私の質問を終わります。 ○副議長藤井良雄)  ほかにございませんか。太田議員
    議員太田幸一) 〔登壇〕 太田でございます。ただいま議題となっております議長不信任動議につきまして、配付いただきました案文の中で御質問を申し上げたいと思うわけでございます。 提案理由説明岡恒美議員よりいただきましたが、中身を見ますと、6名の議員の皆様による連名でございますので、黒田議員に限ってお尋ねをしたいと思います。1点だけでございますので。 このもろもろの不信任の柱は二つあるようでございますが、それは一般質問に対するものと常任委員会構成についてであろうと思うんです。私は前段の部分についてのみ質問をいたしたいと思います。 案文中「一方的に判断、事実を歪曲するばかりか発言根本の問題を棚上げ」、以下略させていただきますが、について、この一方的に判断、事実を歪曲、こういう言葉はいかなる意味か、お尋ねをしたいと思うわけでございます。 と申し上げますのは、文化振興財団発足の後の理事交代について、この担当課長黒田議員に対する発言である、一般質問の中に出ておりました議会側圧力により理事をおりざるを得なかった旨の発言があったわけでございますが、これをこの案文中は背景要因と、こういうような形で述べていらっしゃいます。「担当課長議会側圧力による」との発言が実態として議会側圧力という事実を証明するものにはならないと考えますが、いかがお考えでございましょうか。 質問1回目を終わります。 ○副議長藤井良雄)  黒田議員答弁を求めます。 ◆議員黒田攻) 〔登壇〕 太田議員質問お答えをいたします。 まず最初の質問の一方的判断についてですね、これにつきましては、議長、そして副議長のもと、そして私の場合は岡会長発言権のない立会人として立ち会っていただいたときも御説明をいたしましたが、この一方的判断というのは、私が今回、平成7年の1月26日に委嘱状をいただき、2月15日に更迭を、花田会長とその日にされたわけでございますが、この担当課長が正直と言えば正直ですけれども、夜も遅く、朝も早く、議会側からどうしてもおりてくれということで議会側圧力にはどうしようもないんですと。そうしなければ、振興財団設立に関して県には申請ができないと。こうして先般も委嘱状、すべての書類そろっております。理事長理事全部、文化連盟会長黒田理事就任予定ということで、これで出すと。最終理事会においても確認したにもかかわらず、そのような発言があった。さらに、どうしようもなくて市長みずから4回、うちの家の方まで、また、先般述べましたように携帯電話からも電話されて、本当に市長なりに苦労されたと思います。もうどうしようもないと、最後は市長は明確に言われました。黒田君が議会側のこの圧力に対しておりてもらわないと文化振興財団設立はもう間に合わないと言われました。そういうことによって説明議長にしたところが、議長が当日の夜、担当課長及び市長の方はどうか、市長の方には連絡は、黒田議員のところに確かに電話は入れたと。ただ、その発言についての確認はとっておられないみたいです。しかし、確かに電話を入れたということは間違いないということで議長からの言葉を聞いたわけですけれども担当課長には当日夜会われて聞かれて、そのときに担当課長からはそういう事実はなかったというようなことの報告議長から翌日呼ばれてあったわけです。そのときに、やはりこういう問題は御存じのように当事者だけでなくて、両方の言い分をあわせて聞いて、そういう形で議長はもう一遍、何回かやはり担当課長と私と3人で会うとか、これは裁判でも何でもそうですね。私の方の意見をまず聞く、または担当のを聞く、そういうことをいろいろ双方で聞いていく中でやっていかなければならないのに、もう一方的に課長が言うたからだめだと、そういうことを言っていないと言われたら、もうそれが結論だというような形で発言されましたので、ここに一方的な判断ということで書いております。 次に、証明するものがないではないかと。確かに言葉というのは、御存じのように証明するものが正直言ってありません。録音もテープもとっておりません。しかし、事実、1月26日に設立準備委員委嘱状をもらい、そして、数回理事会にも出て、2月15日までは理事役員として、予定としてもうこうしてここにもはっきりと理事長、副理事長理事、監事、そして、その中に明確にこれで県に出すという確認事項のもとに準備されていたわけです。その間、1カ月近くあるわけですね。一言も黒田さんおりてくれとか、花田会長とかわってくれとか、文化連盟の代表は花田会長だからとか、そういう相談もなく、突然、当時の理事長であり、副理事長からの話ではなくて、担当課長が来ること自体に、もうまさに証明はできないですけれども、あえて夜も遅く何度も何度も、ましてや市長みずからが何遍も電話されたり、来るということを言われましたけれども、私自身内容がわかって、おりてくれということは下岸課長から聞いて市長も知ってあるということだったから、そういう1カ月間の空白にしながらもそういうことであったわけですから、(発言する者あり)それで理事をおりてくれという自体、ましてや文化連盟会長だけじゃなくて、各民間団体からも出てあるけれども、これは民間団体は専務、決して長が出てくれという理事要請もあっていないけれども、各団体からの1名推薦ということで私は準備委員として、また、さらに理事予定者として来ているわけですね。だから、正直言うて、そういう形でまさに突然一方的におりてくださいと、議会側からの圧力でどうしようもないということで説明を受け、当事者のいろんな状況もありまして、最終的には先般一般質問の中でもお答えしたように、これはあくまでも今後こういうことがないようにということで一般質問の中であえてお願いし、また、要望する意味も兼ねてお話をしたわけであります。 そういう意味で、この証明に関しましては、私自身、ぜひこの文化振興財団、また文化連盟からの役員会で決めて推薦されて出た以上はやりたかったんです。しかし、おりたということの事実が証明ということで終わらせていただきます。 ○副議長藤井良雄)  太田議員。 ◆議員太田幸一) 〔登壇〕 2回目でございますけれども、今、黒田議員より御答弁をいただきましたが、さきの一般質問要旨というのは、一番のポイントになるものは、執行部課長とのやりとりと、このように私は把握しておるわけですね。なぜなら、動議の中に「その背景要因要請に来た当時の執行部課長が口を突いて出た証言をそのまま引用したものであり」とあるわけです。おっしゃりたかったのは、議会側圧力があったということを証明しないがための引用であったわけでしょう。そうなりますと、このことは執行部の一課長黒田議員との1対1の、電話か対面かわかりませんが、会話の内容でございまして、これは黒田議員のみ知り得る事実であろうと思うわけでございます。引用された課長発言議会側圧力という事実の証明になり得ない。そういたしますと、これは一般質問中の黒田議員発言でございますので、その議会側圧力について、先ほどもいみじくもおっしゃいましたが、証明するものがないと。客観的に証明していかないと、1人の人が言ったことをそのまま持ってきて引用するというのはいかがなものかと思うわけでございます。そういうことが、この一方的に判断とか、事実をゆがめるというふうな文言になったのではないかと思うわけです。 したがいまして、2回目は客観的に証明してほしい。でなければ、さきに議長がやりました不穏当発言といいますか、そういう不適切な部分、最終的には不適切な部分と、こういうような表現だったろうかと理解をしております。そのあたり御答弁いただきたいと思います。 以上をもちまして2回目といたします。よろしくお願いします。 ○副議長藤井良雄)  黒田議員。 ◆議員黒田攻) 〔登壇〕 再度、2度目の質問お答えいたします。 まず、一方的判断の根拠については先ほど述べたとおりでございます。そして、先ほど証明するものがあるかということの発言の中で、テープにとっているとか、そういう具体的な証拠がない、証明ができないということでございます。あとは先ほど言いましたように、証拠というのは市長みずから電話されたこと、さらに私自身がそういうことでおりたことが証明であります。 ○副議長藤井良雄)  太田議員。 ◆議員太田幸一) 〔登壇〕 3回目でございますので、質疑というのは質問だろうと思いますが、どうも納得いきません。と申し上げますのは、その発言内容そのものではなくて、状況証拠的なものですね。そういうものでそれを証明なさろうとなさっている。これはいかがなものかと思います。そのようにおっしゃった。課長がおっしゃった。議会側からの圧力がある。それは課長が言っていることかもわかりません。私は実、不実は申し上げるわけにはまいりません。ただ、一課長が言ったこととされることが議会側圧力となるとは証明ができないわけでございますから、私は一般質問中における発言につきましては慎重にも慎重を期していただきたいと、要望をするわけではございませんが、答弁をこの後何回繰り返しましても同じようなことが出るかと思いますので、承服しがたいということを申し上げまして終わります。 ○副議長藤井良雄)  ほかに。簑原議員。 ◆議員簑原宏) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議長不信任動議についての提案理由説明がございましたけれども、私は今回、議長からこの黒田議員一般質問中の発言にかかわる不適切な部分について問題ありということで議事が中断され、議運の中にその議長のお考えが提示されました。それ以降、議運発言者本人との話し合いをするということを了承いたしまして、足かけ2日間、いろいろと努力をされてきた結果、6月17日9時30分に議運が招集され、なおかつ本人との隔たりが大きい、それでもいま一度努力をしたいという議長考えのもとに議運休憩に入り、10時30分ごろ議運が再開された中で、議長からこの問題について多くの議員から議事進行を諮るべきであるという声が高まっている。議長としても、まさにそのことについて何とか解決をしたいということを努めてきたけれども、どうしても本人との意見の一致を見ないので、この時点において議長議事進行を諮りたいのである。議員の各位において、ぜひそのことについて理解をしてほしいと、こういう議長の見解が出されました。 したがいまして、議会運営委員会といたしましては、このことについて、その議事進行上、議長にすべてお任せをする、こういう趣旨の確認をいたしたところでございますので、そのことについて、何かここにいろいろと出されてきている事実だと言われるような表現は別といたしまして、議会運営委員会の処理の仕方については、明確にこのことについては議長判断にお任せをいたしたところでございますので、こういう議長不信任というものが出てきたことに大変私は驚きの念と、さらにこの議会運営上ゆゆしき問題だというふうに考えておるものでございます。 したがいまして、発言者黒田議員からもいろいろと自分なりの説明なりはされましたけれども、その問題の処理に、当事者黒田議員議会運営委員会の中におられましたのでね、すべて了解のもとで議会運営委員会というのは進めているということを本人も同意されてきているわけですから、そのことについてこういう問題が出てくるということについては、私はいかがなものかなという感じをいたしております。 これは特に答弁とかなんとか求めるものじゃありません。議会運営委員会の真実として私は申し上げておかないと、何か事の次第によってはこういうふうに物議を醸し出すという、そういう議会運営委員会のまとめではなかったということを申し上げておきたいと思います。 ○副議長藤井良雄)  ほかに。宮地議員。 ◆議員(宮地英純) 〔登壇〕 ただいま議題となっております不信任動議提案理由を申し述べられる中で、建設常任委員会の名前を再三出されました。このことについては、当常任委員会の内部干渉も甚だしく、常任委員会の名誉のためにも厳重に抗議を申し入れるものでありま す。 もともと不公平とか、整理せずとかという提案理由説明がございましたが、9年11月の改選期、その後、粛々と委員会構成がなされ、その後、会派の事情によって人数が変更されただけの話でありまして、私は18日からの常任委員会も何の疑いもなく委員会を執行しておる一人として、そのような不公平呼ばわりは全く心外であります。 以上、名誉のために申し上げて終わります。 ○副議長藤井良雄)  岡議員。 ◆議員岡恒美) 〔登壇〕 答弁は求めておられませんけれども、何か建設委員会にいちゃもんつけたような印象を受けた。私は議長不信任案について、議長議会最高責任者としての責めを果たすべきだということを言っておるんです。不公平呼ばわりとは云々だったけれども建設常任委員会会派として所属した者が現在ない。それを不公平と言っておるんだから、内部の問題じゃない、議会の問題だよ。そういうことだ。(「議会は良識の府ですよ」と呼ぶ者あり) ○副議長藤井良雄)  ほかに。宮地議員。 ◆議員(宮地英純) 〔登壇〕 答弁をいただくまでは抗議を申し入れるということだけにと思っておりましたが、会派として今所属がないとかおっしゃいますが、第1回目のお尋ねで申し上げましたように、それは内輪の会派の事情でできてきた現実ではございませんかということを申し上げておるわけです。当初、改選期において構成をするときには、何の遺漏もなく粛々と本会議場でも皆様方の議決をお願いしながらでき上がった委員会構成だと思っておるわけです。それを不公平だとおっしゃられるのは内輪の話ではございませんかと、こう申し上げて終わります。 ○副議長藤井良雄)  岡議員。 ◆議員岡恒美) 〔登壇〕 議会構成は、会派構成によってその根幹がなされておるわけで、つまり、常任委員会構成会派構成の基軸に従って配分を大方されておる。当時公平であったかどうかという問題は別にして、一応基準に沿って配分をされておる。それを会派の事情によって不公平云々というのはおかしいというなら、常任委員会の選任はすべて議会で行っているわけじゃないですか。そういうものをそういうふうにとらえる自体がおかしいのではないか。いやしくも委員長であるのに。議会会派の内輪の問題というとらえ方をするなら、議会は公正の原点にさかのぼって再審査をしてもらわなければならない。 ○副議長藤井良雄)  宮地議員。 ◆議員(宮地英純) 〔登壇〕 答弁をいただきました。どうしても理解できません。再度厳重に抗議を申し上げます。そして、なおさら申し上げますが、何でこれが議長不信任につながるんでしょうか。そのことを質問いたします。 ○副議長藤井良雄)  岡議員。 ◆議員岡恒美) 〔登壇〕 何回も申し上げているように、議長議会最高責任者と言っているんですよ。当然のことじゃないか。それがわからないで、繰り返し繰り返し妙な質問をしてもらっては迷惑する。 ○副議長藤井良雄)  ほかに。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 本件については、討論を省略して、起立により採決を行います。 本件のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 起立少数であります。よって議長不信任の件は否決されました。 姉川議長の除斥を解きます。    〔姉川議長着席〕 御協力ありがとうございました。姉川議長交代をさせていただきます。    〔副議長議長交代〕         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽日程第2 黒田攻議員に対する問責の件 ○議長姉川清之)  日程第2.黒田攻議員に対する問責の件を議題といたします。 地方自治法第 117条の規定により黒田議員の退席を求めます。    〔黒田議員退席〕 本件は6月21日、伊東議員外13人から提出されたものであります。提出者趣旨説明を求めます。伊東議員。 ◆議員(伊東主夫) 〔登壇〕 伊東主夫でございます。ただいま議題となりました黒田議員に対します問責動議提案理由説明提出者を代表いたしまして申し上げます。 お手元にもその内容につきましては差し上げておりますが、読み上げて提案理由とさせていただきます。 平成11年6月15日の本会議一般質問)における黒田議員発言内容は、不穏当かつ不適切な言辞を用い、議会の体面を汚し、議員の職分にかんがみまことに遺憾である。 この発言の対応において、議長においては黒田議員との間で再三にわたり協議に努力されたが、解決には至らず、議長において処理された。 黒田議員は、過去においても発言取り消し等の経歴もあり、今回の発言は鳥栖市議会の品位とモラルを著しく害する行為であり、その責任を問うものである。 以上、提案理由説明を終わります。 ○議長姉川清之)  質疑を行います。岡議員。 ◆議員岡恒美) 〔登壇〕 ただいまの動議について反対討論を申し上げます。(「質疑やろう。討論じゃない」と呼ぶ者あり)質疑を申し上げます。 今回の問責動議については、議長不信任動議に対する単なる対抗手段にすぎない。黒田議員の6月15日の発言の趣旨は、文化財団の設立に関する前山下市長設立準備委員委嘱状が交付された後に通常考えられない事態が発生したことについて、証言を得た事実に基づいて発言したものであって、真相の黒白をきわめないで問責を科すのは不当である。このことは民主議会を否定するものであり、言論の弾圧の権力以外にほかならない。断じて許すまじき問責動議提出には反対である。 以上。 ○議長姉川清之)  岡議員質問ではなかったんですね。(発言する者あり) 暫時休憩します。  午後7時38分休憩         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽  午後8時13分開議議長姉川清之)  再開いたします。 休憩前に引き続き会議を続行します。 ほかにありませんか。岡議員。 ◆議員岡恒美) 〔登壇〕 答弁者になったり、質問者になったり、どうも年とるとね、勘違いをして、先を急ぐというような結果になって、大変申しわけない。 実は、議員というものは一つのチェック機関である。だから、その中であってはならない問題が起きてくれば、当然市民にかわってただしていくのが議員の務めである。この中で不穏当発言があった、あるいは不適切であったという問題は、これはおのおのの立場によって判断が異なってくるわけであります。ただ、私がここで申し上げた黒白をきわめないで問責を科すというのはどういうことかということで、反対ということが先に飛び出しましたけれども議員があってはならない問題として質問をしたのに対して問責を科すというのは一種の処罰であるから、どういうことなのか説明をお願いします。 ○議長姉川清之)  提出者答弁を求めます。伊東議員。 ◆議員(伊東主夫) 〔登壇〕 ただいま岡議員の方から御質疑がございました。お答えをいたしたいと思います。 まず、不穏当発言と申しましょうか、そのことにつきましては、私ども議員も含め、議長においてもその発言については不穏当であるということで、その調整に努力されたことは周知の事実でございます。そのことでもって懲罰を科すのはどういうことかというようなお尋ねであったかと思いますが、そういう一連の起因する原因が発言者にあるということでこの動議提出したところでございます。 以上、お答えといたします。 ○議長姉川清之)  ほかにありませんか。藤田議員。 ◆議員(藤田末人) 〔登壇〕 ただいま提出されました問責動議に反対する立場で発言をいたします。 議員は1期4年となっておりますが、このことは過去の発言内容などを詳しく説明されると同時に、過去とは何年を指しておられるのか。その点を法的に明確に御説明を伊東議員お尋ねいたします。 終わります。 ○議長姉川清之)  伊東議員。 ◆議員(伊東主夫) 〔登壇〕 藤田議員お尋ねお答え申し上げます。 法的に過去においてのその年数、年限について何年を指すのかというお尋ねであったかと思いますが、その発言の趣旨において、その問題をとらえられるその年限には特段法的には何年と定められておるとは理解いたしておりません。お答えといたします。 ○議長姉川清之)  藤田議員。 ◆議員(藤田末人) 〔登壇〕 法的にはないというようなことでございますが、過去において発言を取り消した経歴、こういう問題でございます。過去の問題を今回の発言と同時に考えること自体が私はここは同時じゃないじゃないかと、過去のことは過去、今回の発言は今回だけで決着すべきものであって、黒田議員は過去においての発言からこの責任を問うものであるというのは私は納得できない。もう一度御説明をお願いします。 ○議長姉川清之)  伊東議員。 ◆議員(伊東主夫) 〔登壇〕 藤田議員の2回目のお尋ねお答え申し上げます。 今回の問責動議のその理由に、「過去においても発言取り消し等の経歴もあり」ということで列記しておりますが、その要点は後段の「今回の発言は」ということで記しておるとおりでございます。先ほどお答え申しましたように、この動議発言者に起因しておるということで、その発言者にかかわる過去のことも当然ながら御理解いただく意味で列記しておるところでございます。お答えといたします。 ○議長姉川清之)  質疑を終わります。 本件については、討論を省略して、起立により採決を行います。 本件のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 起立多数であります。よって黒田攻議員に対する問責の件は可決されました。 黒田攻議員の除斥を解きます。    〔黒田議員着席〕         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽議長姉川清之)  以上で本日の日程は終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。  午後8時23分散会...