◆
議員(
太田幸一) 〔
登壇〕
太田でございます。ただいま
議題となっております
議長の
不信任の
動議につきまして、配付いただきました
案文の中で御
質問を申し上げたいと思うわけでございます。
提案理由の
説明は
岡恒美議員よりいただきましたが、中身を見ますと、6名の
議員の皆様による連名でございますので、
黒田議員に限って
お尋ねをしたいと思います。1点だけでございますので。 このもろもろの
不信任の柱は
二つあるようでございますが、それは
一般質問に対するものと
常任委員会の
構成についてであろうと思うんです。私は前段の
部分についてのみ
質問をいたしたいと思います。
案文中「一方的に
判断、事実を歪曲するばかりか
発言の
根本の問題を
棚上げ」、以下略させていただきますが、について、この一方的に
判断、事実を歪曲、こういう
言葉はいかなる
意味か、
お尋ねをしたいと思うわけでございます。 と申し上げますのは、
文化振興財団発足の後の
理事交代について、この
担当課長の
黒田議員に対する
発言である、
一般質問の中に出ておりました
議会側の
圧力により
理事をおりざるを得なかった旨の
発言があったわけでございますが、これをこの
案文中は
背景要因と、こういうような形で述べていらっしゃいます。「
担当課長の
議会側の
圧力による」との
発言が実態として
議会側の
圧力という事実を
証明するものにはならないと
考えますが、いかがお
考えでございましょうか。
質問1回目を終わります。
○副
議長(
藤井良雄)
黒田議員の
答弁を求めます。
◆
議員(
黒田攻) 〔
登壇〕
太田議員の
質問に
お答えをいたします。 まず最初の
質問の一方
的判断についてですね、これにつきましては、
議長、そして副
議長のもと、そして私の場合は
岡会長に
発言権のない
立会人として立ち会っていただいたときも御
説明をいたしましたが、この一方
的判断というのは、私が今回、
平成7年の1月26日に
委嘱状をいただき、2月15日に
更迭を、
花田会長とその日にされたわけでございますが、この
担当課長が正直と言えば正直ですけれ
ども、夜も遅く、朝も早く、
議会側からどうしてもおりてくれということで
議会側の
圧力にはどう
しようもないんですと。そうしなければ、
振興財団の
設立に関して県には申請ができないと。こうして先般も
委嘱状、すべての書類そろっております。
理事長、
理事全部、
文化連盟副
会長黒田で
理事就任予定ということで、これで出すと。
最終理事会においても確認したにもかかわらず、そのような
発言があった。さらに、どう
しようもなくて
市長みずから4回、うちの家の方まで、また、先般述べましたように
携帯電話からも
電話されて、本当に
市長なりに苦労されたと思います。もうどう
しようもないと、最後は
市長は明確に言われました。
黒田君が
議会側のこの
圧力に対しておりてもらわないと
文化振興財団の
設立はもう間に合わないと言われました。そういうことによって
説明を
議長にしたところが、
議長が当日の夜、
担当課長及び
市長の方はどうか、
市長の方には連絡は、
黒田議員のところに確かに
電話は入れたと。ただ、その
発言についての確認はとっておられないみたいです。しかし、確かに
電話を入れたということは間違いないということで
議長からの
言葉を聞いたわけですけれ
ども、
担当課長には当日夜会われて聞かれて、そのときに
担当課長からはそういう事実はなかったというようなことの
報告を
議長から翌日呼ばれてあったわけです。そのときに、やはりこういう問題は
御存じのように
当事者だけでなくて、両方の言い分をあわせて聞いて、そういう形で
議長はもう一遍、何回かやはり
担当課長と私と3人で会うとか、これは裁判でも何でもそうですね。私の方の意見をまず聞く、または
担当のを聞く、そういうことをいろいろ双方で聞いていく中でやっていかなければならないのに、もう一方的に
課長が言うたからだめだと、そういうことを言っていないと言われたら、もうそれが結論だというような形で
発言されましたので、ここに一方的な
判断ということで書いております。 次に、
証明するものがないではないかと。確かに
言葉というのは、
御存じのように
証明するものが正直言ってありません。録音も
テープもとっておりません。しかし、事実、1月26日に
設立準備委員の
委嘱状をもらい、そして、数回
理事会にも出て、2月15日までは
理事役員として、
予定としてもうこうしてここにもはっきりと
理事長、副
理事長、
理事、監事、そして、その中に明確にこれで県に出すという
確認事項のもとに準備されていたわけです。その間、1カ月近くあるわけですね。一言も
黒田さんおりてくれとか、
花田会長とかわってくれとか、
文化連盟の代表は
花田会長だからとか、そういう相談もなく、突然、当時の
理事長であり、副
理事長からの話ではなくて、
担当課長が来ること自体に、もうまさに
証明はできないですけれ
ども、あえて夜も遅く何度も何度も、ましてや
市長みずからが何遍も
電話されたり、来るということを言われましたけれ
ども、私
自身も
内容がわかって、おりてくれということは
下岸課長から聞いて
市長も知ってあるということだったから、そういう1カ月間の空白にしながらもそういうことであったわけですから、(
発言する者あり)それで
理事をおりてくれという自体、ましてや
文化連盟の
会長だけじゃなくて、各
民間団体からも出てあるけれ
ども、これは
民間団体は専務、決して長が出てくれという
理事の
要請もあっていないけれ
ども、各団体からの1名推薦ということで私は
準備委員として、また、さらに
理事予定者として来ているわけですね。だから、正直言うて、そういう形でまさに突然一方的におりてくださいと、
議会側からの
圧力でどう
しようもないということで
説明を受け、
当事者のいろんな状況もありまして、最終的には先般
一般質問の中でも
お答えしたように、これはあくまでも今後こういうことがないようにということで
一般質問の中であえてお願いし、また、要望する
意味も兼ねてお話をしたわけであります。 そういう
意味で、この
証明に関しましては、私
自身、ぜひこの
文化振興財団、また
文化連盟からの
役員会で決めて推薦されて出た以上はやりたかったんです。しかし、おりたということの事実が
証明ということで終わらせていただきます。
○副
議長(
藤井良雄)
太田議員。
◆
議員(
太田幸一) 〔
登壇〕 2回目でございますけれ
ども、今、
黒田議員より御
答弁をいただきましたが、さきの
一般質問の
要旨というのは、一番のポイントになるものは、
執行部課長とのやりとりと、このように私は把握しておるわけですね。なぜなら、
動議の中に「その
背景・
要因を
要請に来た当時の
執行部課長が口を突いて出た
証言をそのまま引用したものであり」とあるわけです。おっしゃりたかったのは、
議会側の
圧力があったということを
証明しないがための引用であったわけでしょう。そうなりますと、このことは
執行部の一
課長と
黒田議員との1対1の、
電話か対面かわかりませんが、会話の
内容でございまして、これは
黒田議員のみ知り得る事実であろうと思うわけでございます。引用された
課長の
発言が
議会側の
圧力という事実の
証明になり得ない。そういたしますと、これは
一般質問中の
黒田議員の
発言でございますので、その
議会側の
圧力について、
先ほどもいみじくもおっしゃいましたが、
証明するものがないと。客観的に
証明していかないと、1人の人が言ったことをそのまま持ってきて引用するというのはいかがなものかと思うわけでございます。そういうことが、この一方的に
判断とか、事実をゆがめるというふうな
文言になったのではないかと思うわけです。 したがいまして、2回目は客観的に
証明してほしい。でなければ、さきに
議長がやりました
不穏当な
発言といいますか、そういう不適切な
部分、最終的には不適切な
部分と、こういうような表現だったろうかと
理解をしております。そのあたり御
答弁いただきたいと思います。 以上をもちまして2回目といたします。よろしくお願いします。
○副
議長(
藤井良雄)
黒田議員。
◆
議員(
黒田攻) 〔
登壇〕 再度、2度目の
質問に
お答えいたします。 まず、一方
的判断の根拠については
先ほど述べたとおりでございます。そして、
先ほど証明するものがあるかということの
発言の中で、
テープにとっているとか、そういう具体的な証拠がない、
証明ができないということでございます。あとは
先ほど言いましたように、証拠というのは
市長みずから
電話されたこと、さらに私
自身がそういうことでおりたことが
証明であります。
○副
議長(
藤井良雄)
太田議員。
◆
議員(
太田幸一) 〔
登壇〕 3回目でございますので、
質疑というのは
質問だろうと思いますが、どうも納得いきません。と申し上げますのは、その
発言の
内容そのものではなくて、状況証拠的なものですね。そういうものでそれを
証明なさろうとなさっている。これはいかがなものかと思います。そのようにおっしゃった。
課長がおっしゃった。
議会側からの
圧力がある。それは
課長が言っていることかもわかりません。私は実、不実は申し上げるわけにはまいりません。ただ、一
課長が言ったこととされることが
議会側の
圧力となるとは
証明ができないわけでございますから、私は
一般質問中における
発言につきましては慎重にも慎重を期していただきたいと、要望をするわけではございませんが、
答弁をこの後何回繰り返しましても同じようなことが出るかと思いますので、承服しがたいということを申し上げまして終わります。
○副
議長(
藤井良雄) ほかに。
簑原議員。
◆
議員(
簑原宏) 〔
登壇〕 ただいま
議題となっております
議長の
不信任の
動議についての
提案理由の
説明がございましたけれ
ども、私は今回、
議長からこの
黒田議員の
一般質問中の
発言にかかわる不適切な
部分について問題ありということで
議事が中断され、
議運の中にその
議長のお
考えが提示されました。それ以降、
議運も
発言者本人との話し合いをするということを了承いたしまして、足かけ2日間、いろいろと努力をされてきた結果、6月17日9時30分に
議運が招集され、なおかつ
本人との隔たりが大きい、それでもいま一度努力をしたいという
議長の
考えのもとに
議運が
休憩に入り、10時30分ごろ
議運が再開された中で、
議長からこの問題について多くの
議員から
議事進行を諮るべきであるという声が高まっている。
議長としても、まさにそのことについて何とか解決をしたいということを努めてきたけれ
ども、どうしても
本人との意見の一致を見ないので、この時点において
議長は
議事進行を諮りたいのである。
議員の各位において、ぜひそのことについて
理解をしてほしいと、こういう
議長の見解が出されました。 したがいまして、
議会運営委員会といたしましては、このことについて、その
議事進行上、
議長にすべてお任せをする、こういう趣旨の確認をいたしたところでございますので、そのことについて、何かここにいろいろと出されてきている事実だと言われるような表現は別といたしまして、
議会運営委員会の処理の仕方については、明確にこのことについては
議長の
判断にお任せをいたしたところでございますので、こういう
議長の
不信任というものが出てきたことに大変私は驚きの念と、さらにこの
議会運営上ゆゆしき問題だというふうに
考えておるものでございます。 したがいまして、
発言者の
黒田議員からもいろいろと
自分なりの
説明なりはされましたけれ
ども、その問題の処理に、
当事者黒田議員も
議会運営委員会の中におられましたのでね、すべて了解のもとで
議会運営委員会というのは進めているということを
本人も同意されてきているわけですから、そのことについてこういう問題が出てくるということについては、私はいかがなものかなという感じをいたしております。 これは特に
答弁とかなんとか求めるものじゃありません。
議会運営委員会の真実として私は申し上げておかないと、何か事の次第によってはこういうふうに物議を醸し出すという、そういう
議会運営委員会のまとめではなかったということを申し上げておきたいと思います。
○副
議長(
藤井良雄) ほかに。宮地
議員。
◆
議員(宮地英純) 〔
登壇〕 ただいま
議題となっております
不信任動議の
提案理由を申し述べられる中で、
建設常任委員会の名前を再三出されました。このことについては、当
常任委員会の内部干渉も甚だしく、
常任委員会の名誉のためにも厳重に抗議を申し入れるものでありま す。 もともと不公平とか、
整理せずとかという
提案理由の
説明がございましたが、9年11月の改選期、その後、粛々と
委員会の
構成がなされ、その後、
会派の事情によって人数が変更されただけの話でありまして、私は18日からの
常任委員会も何の疑いもなく
委員会を執行しておる一人として、そのような不公平呼ばわりは全く心外であります。 以上、名誉のために申し上げて終わります。
○副
議長(
藤井良雄)
岡議員。
◆
議員(
岡恒美) 〔
登壇〕
答弁は求めておられませんけれ
ども、何か建設
委員会にいちゃもんつけたような印象を受けた。私は
議長の
不信任案について、
議長は
議会の
最高責任者としての責めを果たすべきだということを言っておるんです。不公平呼ばわりとは
云々だったけれ
ども、
建設常任委員会に
会派として所属した者が現在ない。それを不公平と言っておるんだから、内部の問題じゃない、
議会の問題だよ。そういうことだ。(「
議会は良識の府ですよ」と呼ぶ者あり)
○副
議長(
藤井良雄) ほかに。宮地
議員。
◆
議員(宮地英純) 〔
登壇〕
答弁をいただくまでは抗議を申し入れるということだけにと思っておりましたが、
会派として今所属がないとかおっしゃいますが、第1回目の
お尋ねで申し上げましたように、それは内輪の
会派の事情でできてきた現実ではございませんかということを申し上げておるわけです。当初、改選期において
構成をするときには、何の遺漏もなく粛々と本
会議場でも皆様方の議決をお願いしながらでき上がった
委員会の
構成だと思っておるわけです。それを不公平だとおっしゃられるのは内輪の話ではございませんかと、こう申し上げて終わります。
○副
議長(
藤井良雄)
岡議員。
◆
議員(
岡恒美) 〔
登壇〕
議会の
構成は、
会派構成によってその根幹がなされておるわけで、つまり、
常任委員会の
構成は
会派の
構成の基軸に従って配分を大方されておる。当時公平であったかどうかという問題は別にして、一応基準に沿って配分をされておる。それを
会派の事情によって不公平
云々というのはおかしいというなら、
常任委員会の選任はすべて
議会で行っているわけじゃないですか。そういうものをそういうふうにとらえる自体がおかしいのではないか。いやしくも
委員長であるのに。
議会と
会派の内輪の問題というとらえ方をするなら、
議会は公正の原点にさかのぼって再審査をしてもらわなければならない。
○副
議長(
藤井良雄) 宮地
議員。
◆
議員(宮地英純) 〔
登壇〕
答弁をいただきました。どうしても
理解できません。再度厳重に抗議を申し上げます。そして、なおさら申し上げますが、何でこれが
議長不信任につながるんでしょうか。そのことを
質問いたします。
○副
議長(
藤井良雄)
岡議員。
◆
議員(
岡恒美) 〔
登壇〕 何回も申し上げているように、
議長は
議会の
最高責任者と言っているんですよ。当然のことじゃないか。それがわからないで、繰り返し繰り返し妙な
質問をしてもらっては迷惑する。
○副
議長(
藤井良雄) ほかに。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
質疑を終わります。 本件については、討論を省略して、起立により採決を行います。 本件のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立少数であります。よって
議長不信任の件は否決されました。
姉川議長の除斥を解きます。 〔
姉川議長着席〕 御協力ありがとうございました。
姉川議長と
交代をさせていただきます。 〔副
議長、
議長と
交代〕
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△
日程第2
黒田攻議員に対する問責の件
○
議長(
姉川清之)
日程第2.
黒田攻議員に対する問責の件を
議題といたします。
地方自治法第 117条の規定により
黒田議員の退席を求めます。 〔
黒田議員退席〕 本件は6月21日、伊東
議員外13人から
提出されたものであります。
提出者の
趣旨説明を求めます。伊東
議員。
◆
議員(伊東主夫) 〔
登壇〕 伊東主夫でございます。ただいま
議題となりました
黒田議員に対します問責
動議の
提案理由の
説明を
提出者を代表いたしまして申し上げます。 お手元にもその
内容につきましては差し上げておりますが、読み上げて
提案理由とさせていただきます。
平成11年6月15日の本
会議(
一般質問)における
黒田議員の
発言内容は、
不穏当かつ不適切な言辞を用い、
議会の体面を汚し、
議員の職分にかんがみまことに遺憾である。 この
発言の対応において、
議長においては
黒田議員との間で再三にわたり協議に努力されたが、解決には至らず、
議長において処理された。
黒田議員は、過去においても
発言取り消し等の経歴もあり、今回の
発言は鳥栖市
議会の品位とモラルを著しく害する行為であり、その
責任を問うものである。 以上、
提案理由の
説明を終わります。
○
議長(
姉川清之)
質疑を行います。
岡議員。
◆
議員(
岡恒美) 〔
登壇〕 ただいまの
動議について反対討論を申し上げます。(「
質疑やろう。討論じゃない」と呼ぶ者あり)
質疑を申し上げます。 今回の問責
動議については、
議長不信任動議に対する単なる対抗手段にすぎない。
黒田議員の6月15日の
発言の趣旨は、文化財団の
設立に関する前
山下市長の
設立準備委員の
委嘱状が交付された後に通常
考えられない事態が発生したことについて、
証言を得た事実に基づいて
発言したものであって、真相の黒白をきわめないで問責を科すのは不当である。このことは民主
議会を否定するものであり、言論の弾圧の権力以外にほかならない。断じて許すまじき問責
動議の
提出には反対である。 以上。
○
議長(
姉川清之)
岡議員、
質問ではなかったんですね。(
発言する者あり) 暫時
休憩します。 午後7時38分
休憩 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 午後8時13分
開議
○
議長(
姉川清之) 再開いたします。
休憩前に引き続き
会議を続行します。 ほかにありませんか。
岡議員。
◆
議員(
岡恒美) 〔
登壇〕
答弁者になったり、
質問者になったり、どうも年とるとね、勘違いをして、先を急ぐというような結果になって、大変申しわけない。 実は、
議員というものは一つのチェック機関である。だから、その中であってはならない問題が起きてくれば、当然市民にかわってただしていくのが
議員の務めである。この中で
不穏当発言があった、あるいは不適切であったという問題は、これはおのおのの立場によって
判断が異なってくるわけであります。ただ、私がここで申し上げた黒白をきわめないで問責を科すというのはどういうことかということで、反対ということが先に飛び出しましたけれ
ども、
議員があってはならない問題として
質問をしたのに対して問責を科すというのは一種の処罰であるから、どういうことなのか
説明をお願いします。
○
議長(
姉川清之)
提出者の
答弁を求めます。伊東
議員。
◆
議員(伊東主夫) 〔
登壇〕 ただいま
岡議員の方から御
質疑がございました。
お答えをいたしたいと思います。 まず、
不穏当発言と申しましょうか、そのことにつきましては、私
ども議員も含め、
議長においてもその
発言については
不穏当であるということで、その調整に努力されたことは周知の事実でございます。そのことでもって懲罰を科すのはどういうことかというような
お尋ねであったかと思いますが、そういう一連の起因する原因が
発言者にあるということでこの
動議を
提出したところでございます。 以上、
お答えといたします。
○
議長(
姉川清之) ほかにありませんか。藤田
議員。
◆
議員(藤田末人) 〔
登壇〕 ただいま
提出されました問責
動議に反対する立場で
発言をいたします。
議員は1期4年となっておりますが、このことは過去の
発言内容などを詳しく
説明されると同時に、過去とは何年を指しておられるのか。その点を法的に明確に御
説明を伊東
議員に
お尋ねいたします。 終わります。
○
議長(
姉川清之) 伊東
議員。
◆
議員(伊東主夫) 〔
登壇〕 藤田
議員の
お尋ねに
お答え申し上げます。 法的に過去においてのその年数、年限について何年を指すのかという
お尋ねであったかと思いますが、その
発言の趣旨において、その問題をとらえられるその年限には特段法的には何年と定められておるとは
理解いたしておりません。
お答えといたします。
○
議長(
姉川清之) 藤田
議員。
◆
議員(藤田末人) 〔
登壇〕 法的にはないというようなことでございますが、過去において
発言を取り消した経歴、こういう問題でございます。過去の問題を今回の
発言と同時に
考えること自体が私はここは同時じゃないじゃないかと、過去のことは過去、今回の
発言は今回だけで決着すべきものであって、
黒田議員は過去においての
発言からこの
責任を問うものであるというのは私は納得できない。もう一度御
説明をお願いします。
○
議長(
姉川清之) 伊東
議員。
◆
議員(伊東主夫) 〔
登壇〕 藤田
議員の2回目の
お尋ねに
お答え申し上げます。 今回の問責
動議のその
理由に、「過去においても
発言取り消し等の経歴もあり」ということで列記しておりますが、その要点は後段の「今回の
発言は」ということで記しておるとおりでございます。
先ほどお答え申しましたように、この
動議が
発言者に起因しておるということで、その
発言者にかかわる過去のことも当然ながら御
理解いただく
意味で列記しておるところでございます。
お答えといたします。
○
議長(
姉川清之)
質疑を終わります。 本件については、討論を省略して、起立により採決を行います。 本件のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立多数であります。よって
黒田攻議員に対する問責の件は可決されました。
黒田攻議員の除斥を解きます。 〔
黒田議員着席〕
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
○
議長(
姉川清之) 以上で本日の
日程は終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 午後8時23分散会...