平成11年 3月
定例会1
出席議員氏名及び
議席番号 議 長 姉 川 清 之 15 番 山 津 善 仁 1 番 内 川 隆 則 16 番 原 和 夫 2 番 太 田 幸 一 17 番 黒 田 攻 3 番 三 栖 一 紘 18 番 佐 藤 正 剛 4 番 尼 寺 省 悟 19 番 永 渕 一 郎 5 番 大 坪 英 樹 20 番 宮 地 英 純 6 番 光 安 一 磨 21 番 平 塚 元 7 番 藤 田 末 人 22 番 中 村 直 人 8 番 森 山 林 23 番 藤 井 良 雄 9 番 久 保 文 雄 24 番 園 田 泰 郎 10 番 指 山 清 範 25 番 德 渕 謹 次 11 番 簑 原 宏 26 番 岡 恒 美 12 番 野 田 ヨシエ 27 番 伊 東 主 夫 13 番 原 康 彦 28 番 緒 方 勝 一 14 番 平 川 忠 邦 30 番 宮 原 久2
欠席議員氏名及び
議席番号 な し3
地方自治法第121条による
説明員氏名 市 長 山 下 英 雄
民生部長 原 正 弘 助 役 西 依 五 夫 〃
次長 山 本 昌 彦
収入役 樋 口 邦 雄
経済部長 野 田 忠 征
総務部長 篠 原 正 孝 〃
次長 長 寛 〃
次長 永 家 義 章 〃
次長 上 野 和 実
建設部長 吉 山 新 吾
総務課長 佐 藤 忠 克 〃
次長 中 村 勝 十
企画課長 池 尻 喬 〃
次長 鈴 木 正 美
水道事業 管理者 槇 利 幸
水道部次長 時 田 義 光
教育委員長 楠 田 正 義
教育部長 井 上 彦 人
教育長 柴 田 正 雄 〃
次長 木 塚 輝 嘉4
議会事務局職員氏名 事務局長 古 賀 政 隆
議事係主査 林 吉 治 次 長 兼
議事係長 石 丸 賢 治 書 記 熊 田 吉 孝
庶務係長 権 藤 敏 昭5
議事日程日程第1
会期決定日程第2
会議録署名議員指名日程第3 諸
報告日程第4
議案甲第2
号~議案甲第15号
議案乙第1
号~議案乙第14号 〔
提案理由説明〕
開会 午前10時
開議
○
議長(
姉川清之) おはようございます。これより
平成11年3月
定例会を
開会いたします。 直ちに本日の
会議を開きます。
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△
日程第1 会 期 決 定
○
議長(
姉川清之)
日程第1.
会期決定の件を
議題といたします。 お諮りいたします。
今期定例会の
会期は、本日から3月19日までの19日間といたしたいと思います。これに御
異議ございませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕 御
異議なしと認めます。よって
今期定例会の
会期は、本日から3月19日までの19日間と決定いたしました。
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△
日程第2
会議録署名議員指名
○
議長(
姉川清之)
日程第2.
会議録署名議員の
指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第 119条の規定により、
議長において藤田末
人議員、
藤井良雄議員を
指名いたします。
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△
日程第3 諸 報 告
○
議長(
姉川清之)
日程第3.諸
報告につきましては、お手元に印刷物を配付いたしておりますので、
説明を省略いたします。御了承のほど、よろしくお願いいたします。
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△
日程第4
議案甲第2号
鳥栖スタジアム条例の一部を
改正する
条例 議案甲第3号
鳥栖市
職員の給与に関する
条例の一部を
改正す る
条例 議案甲第4号
鳥栖市
福祉事務所設置条例の一部を
改正する条 例
議案甲第5号
鳥栖市
保育所条例の一部を
改正する
条例 議案甲第6号
鳥栖市
保育所保育実施条例の一部を
改正する条 例
議案甲第7号
鳥栖市
老人福祉センター設置条例の一部を
改正 する
条例 議案甲第8号
鳥栖市
障害児通園施設条例 議案甲第9号
鳥栖市
重度心身障害者の
医療費の
助成に関する
条例の一部を
改正する
条例 議案甲第10号
鳥栖市
地域休養施設条例の一部を
改正する
条例 議案甲第11号
鳥栖市
滞在型農園施設条例の一部を
改正する条 例
議案甲第12号
鳥栖市定住・
交流センター条例の一部を
改正す る
条例 議案甲第13号
鳥栖市
下水道条例の一部を
改正する
条例 議案甲第14号
鳥栖市民文化会館条例の一部を
改正する
条例 議案甲第15号
奨励措置の適用について
議案乙第1号
平成10年度
鳥栖市
一般会計補正予算(第5号)
議案乙第2号
平成10年度
鳥栖市
国民健康保険特別会計補正予 算(第3号)
議案乙第3号
平成10年度
鳥栖市
老人保健特別会計補正予算 (第2号)
議案乙第4号
平成10年度
鳥栖市
下水道特別会計補正予算(第 6号)
議案乙第5号
平成10年度
鳥栖市
農業集落排水特別会計補正予 算(第4号)
議案乙第6号
平成10年度
鳥栖市
鳥栖駅東土地区画整理 特別会計補正予算(第3号)
議案乙第7号
平成10年度
鳥栖市
水道事業会計補正予算(第4号)
議案乙第8号
平成11年度
鳥栖市
一般会計予算 議案乙第9号
平成11年度
鳥栖市
国民健康保険特別会計予算 議案乙第10号
平成11年度
鳥栖市
老人保健特別会計予算 議案乙第11号
平成11年度
鳥栖市
下水道特別会計予算 議案乙第12号
平成11年度
鳥栖市
農業集落排水特別会計予算 議案乙第13号
平成11年度
鳥栖市
鳥栖駅東土地区画整理特別会計予算 議案乙第14号
平成11年度
鳥栖市
水道事業会計予算
○
議長(
姉川清之)
日程第4.
議案甲第2号から
議案甲第15号まで、及び
議案乙第1号から
議案乙第14号まで、以上28
議案を
一括議題といたします。
一括提案理由の
説明求めます。
山下市長。
◎
市長(
山下英雄) 〔登壇〕 おはようございます。
提案理由の
説明を申し上げます。 本日、ここに
平成11年3月
市議会定例会の
開会に当たり、提案しております
平成11年度当初
予算及びその他の
議案について、その概要を御
説明し、当面する諸案件について御
審議をお願いすることといたしました。 我が国の
経済は、
金融機関の経営に対する信頼の低下、雇用不安などが重なって、家計や
企業等の
消費、
設備投資、
住宅投資といった
最終需要が減少するなど極めて厳しい
状況にあります。 このため、
平成11年度の国の
予算は、いわゆる15カ月
予算として、
平成10年度第3次
補正予算と一体的に、当面の
景気回復に向け全力を尽くすとの観点に立って編成され、限られた
財源の重点的かつ効率的な配分を行うなどにより 5.4%の
伸びとなっております。
地方財政は、恒久的な
減税の
実施に伴い多額の
財源不足が継続し、
平成11年度末の
借入金残高見込みは 176兆円に達するなど極めて厳しい
状況の中、
公債費の
増加、税収の
落ち込み等が見込まれ、
財政の
硬直化が一層進行し、
財政運営を圧迫することが強く懸念されております。 また、
地方分権の
推進に当たって、
地方公共団体は
地域における行政を総合的に担うこととされており、
地域福祉の
充実等の
重要政策課題の
推進に伴って
財政需要がますます増大するものと見込まれております。 このような現状を踏まえ、
財政の
健全性の確保に留意し、
景気回復への取り組みを行うとともに、
高齢化社会に向けた総合的な
地域福祉施策や
生活関連社会資本の
整備等の
地域の
課題に積極的に取り組み、
住民福祉の
向上に努めるべきであるとされております。
本市の
財政状況は、
歳入面では
税制改正による恒久的な
減税に伴う
地方税の
減収額の一部を補てんするものとして
地方特例交付金の
新設等がされたものの、長引く
景気低迷により
市税の
伸びは期待できず、
歳出面では
公債費等の
義務的経費の増のほか、
鳥栖北部丘陵新
都市開発整備事業を初め
各種の
大型事業の
継続的推進、
公共下水道等の
生活環境の
整備促進への対応などにより極めて厳しいものとなっております。 このような
状況の中、
平成11年度の
予算編成に当たりましては、3月14日をもって
市長を退任することとなっておりますので、骨格的な
予算として編成いたしました。 したがいまして、
人件費、
公債費等の
義務的経費は、
年間分を計上し、
物件費、
維持補修費等は前年同額を
基本に計上いたしました。 また、
投資的経費のうち、
新規事業については見送ることとし、前年度に引き続く
事業と
市民生活に密着した
生活関連事業については、当面必要な額を計上いたしました。 以上、申し上げました
方針に基づき編成いたしました
平成11年度
一般会計予算の
総額は、
歳入、
歳出ともそれぞれ 173億 282万 3,000円となり前年度の当初
予算と比較しますと 1.5%の減となっております。 以下、
予算の主なものについて申し上げます。 まず、
総務費について申し上げます。
事務処理の簡素、
効率化及び
迅速化を図るため、
平成10年度から
年次計画により
財務会計オンラインシステムを導入いたしておりますが、
平成11年度は
決算管理システムの稼働に向けた
システム開発、機器の
借り上げ等に要する
経費を計上いたしました。 次に、
民生費について申し上げます。
高齢者福祉につきましては、
老人保健福祉計画に基づき
ホームヘルプサービス、デイサービス、
在宅介護支援センター等各種の
事業に取り組んでおりますが、より一層の
充実を図るため、
所要の
経費を計上いたしました。
平成12年度から施行される
介護保険制度につきましては、
鳥栖・
三養基地区介護保険広域化推進協議会が設置され広域的に取り組んでおりますので、
事務処理に要する
経費の
本市負担分を計上いたしました。 また、
社会福祉法人めぐみ保育園において、6月完成を目途に
施設の
改築が行われておりますので、
社会福祉法人の
助成に関する
条例に基づき、
施設の
整備に要する
経費の一部を
助成することといたしました。 次に、
衛生費について申し上げます。
市民の
健康づくりにつきましては、
基本健康診査、
各種がん検診、
健康相談のほか、妊婦・乳幼児の
健康診査、
育児相談及び
新生児等に対する
訪問指導などの
母子保健事業にかかる
経費について
年間分を計上いたしました。 また、
ごみ焼却施設につきましては、前年度に引き続き
現有施設の
延命化と
効率的運営を図るため、当面必要な
経費を計上いたしました。 次に、
農林水産業費について申し上げます。
県営圃場整備事業、
老朽農業用水路改修事業及び
用排水施設整備事業のほか
滞在型農園施設の
運営にかかる
経費など当面必要な額を計上いたしました。 次に、
商工費について申し上げます。
中小企業小口資金につきましては、
消費の
低迷に加え
金融情勢が深刻化し、
中小企業の
資金需要が
増加の一途をたどっていることから、前年度に引き続き3億円を
金融機関に預託することといたしました。 次に、
土木費について申し上げます。
緊急地方道路整備事業、
地方道路改良事業及び
公園事業、
街路事業など今日まで
補助事業として継続的に取り組んでおります
事業のほか、
道路側溝、
舗装工事などの
市民生活に密着した
単独事業につきましては、当面必要な額を計上いたしました。 次に、
教育費について申し上げます。 小・中学校の
施設につきましては、
年次計画により順次
整備を行っておりますが、
平成11年度は、
鳥栖中学校大
規模改造事業のほか、
基里小学校教室棟の
耐震診断を行うこととし、
所要の
経費を計上いたしました。 また、
平成12年4月の開設を目標に2カ年の
継続事業で取り組んでおります
若葉地区コミュニティ施設建設事業につきましては、
工事費等所要の額を計上いたしました。 以上、
一般会計の主な事項について申し上げましたが、
歳入のうち
市税につきましては
市民税の
恒久的減税など
税制改正による減額を
見込み、その他の税につきましては過去の
実績等を勘案しながら
見込額を計上いたしました。 また、
地方交付税は
地方財政計画を考慮し、国・
県支出金、
市債につきましてはそれぞれ
事務事業に伴う額、その他の
収入は過去の
実績等を踏まえ
見込額を計上いたしました。
歳入の主なものといたしましては、
市税 85億 6,300万円
地方交付税 23億円 国・
県支出金 20億 8,344万 3,000円 繰入金 8億 8,981万 1,000円
市債 8億 6,770万円などを充てることといたしました。 次に、
国民健康保険特別会計について申し上げます。
国民健康保険事業の
運営は、近年の
社会情勢の変化による低
所得者の
増加、
高齢化社会の
進展に伴う
老人加入者の
増加、
医療技術の
高度化等による
医療費の
増加などにより厳しい
状況となっております。 このため、国において
保険基盤安定制度の
国庫負担の復元、
医療保険制度全体の給付と
負担の
公平化に向け、
老人保健拠出金の
負担の見直しなど
国保財政の
安定化のための諸
施策が
推進されております。 このような背景のもとに編成いたしました当初
予算の
総額は、
歳入、
歳出ともそれぞれ37億 2,609万 8,000円を計上いたしましたが、
国民健康保険は
国民皆
保険の
基盤をなす
制度として重要な役割を担っており、
地域住民の健康と
福祉の
向上を図るため、
健康づくりを中心とした
在宅医療等推進支援事業などの
総合健康指導及び
医療費の
適正化対策を積極的に
推進してまいります。 次に、
老人保健特別会計について申し上げます。 急速な
高齢化社会の
進展を伴う
老齢人口の
増加に加え、
入院患者の
増加、
医療技術の
高度化などにより、
医療費は年々
増加の傾向にあり、当初
予算の
総額は、被
保険者の
伸び等を勘案しながら、
歳入、
歳出ともそれぞれ61億 5,290万 7,000円を計上いたしました。 今後とも、
国保事業とあわせ
各種老人保健事業の
充実を図り、安心して老後の
生活ができるよう総合的な
健康づくりを進めながら
医療費適正化対策に努めてまいりま す。 次に、
下水道特別会計について申し上げます。
公共下水道事業につきましては、中部、
東部汚水幹線の
築造工事を行うとともに、曽根崎町、酒井西町、酒井東町、加藤田町
地区などの
汚水管渠布設による
面整備を
推進することとし、当初
予算の
総額は、
歳入、
歳出ともそれぞれ36億 8,523万 5,000円を計上いたしました。 また、
平成10年度末までに
事業計画認可区域の約70%の
整備が完了する
見込みでありますので、
平成11年度において
事業計画の
変更を行い、
認可区域を拡大することといたしました。 次に、
農業集落排水特別会計について申し上げます。 飯田、永吉及び千歳
地区処理施設の
維持管理に要する
経費、また
下野地区及び八軒屋・
六軒屋地区の
管路施設工事費など、当初
予算の
総額は、
歳入、
歳出ともそれぞれ5億 5,044万 5,000円を計上いたしました。 次に、
鳥栖駅東土地区画整理特別会計について申し上げます。
鳥栖駅東側の
市街地整備事業は、
土地区画整理事業により
基盤整備を
推進しておりますが、
平成11年度は街区の
整備を行うほか、
家屋移転に伴う
補償費など、当初
予算の
総額は、
歳入、
歳出ともそれぞれ2億 9,513万 8,000円を計上いたしました。 次に、
水道事業会計について申し上げます。
水道事業では、安全で良質の
水道水を安定的に供給するため、
水質管理及び
施設の
維持向上に努めるとともに、
老朽管更新事業のほか
大型事業関連の
建設改良事業の
促進を図ることといたしました。 まず、
収益的収入では、
収益の根幹をなす
給水収益、
加入金及び
下水道事業関連等の
受託工事収益を含め
総額13億 4,823万 2,000円を計上いたしました。
収益的支出では、浄水及び
給配水に要する
経費のほか、
受託工事費、
減価償却費等12億 7,242万 4,000円を計上いたしました。
資本的収入につきましては、
企業債のほか、
老朽管更新事業等に伴う
出資金及び
鳥栖北部丘陵土地区画整理事業関連工事負担金等10億 4,468万 2,000円を計上し、
資本的支出につきましては、
老朽管更新事業、
鳥栖北部丘陵新
都市配水施設整備事業、
ダム使用権取得費等総額14億 6,496万 6,000円を計上いたしました。 次に、
平成10年度の
補正予算について申し上げます。 国の
補正予算により
補助事業の
追加内示に伴う
事業として、
介護保険関連サービス基盤整備事業、
農業関係の
県営事業負担金、
公共下水道事業等の
補正をいたしました。 また、
衛生処理場内の
最終処分場につきましては、
国庫補助の
適正閉鎖事業として
整備を行うこととし、
所要の額を計上いたしました。
社会福祉法人慈光保育園において、
施設の
改築が行われておりますので、
社会福祉法人の
助成に関する
条例に基づき、
施設の
整備に要する
経費の一部を
助成することといたしました。 なお、諸般の事情により、年度内の施行が困難な
事業につきましては、
繰越明許費の設定及び
変更をいたしました。 そのほか、今回の
補正予算は
一般会計及び
特別会計とも
決算見込みによる
調整のほか、
職員の
退職者増に伴う
退職手当の
追加等を
補正し、また、
財政調整基金、
減債基金、
都市開発基金への積み立てと
市債の
繰上償還を行うことといたしました。 なお、その他の
議案につきましては、それぞれ
提案理由を記述いたしておりますので、
説明を省略させていただきます。 以上をもちまして、
提案理由の
説明を終わらせていただきますが、
平成11年度当初
予算は、骨格的な
予算といたしておりますので、今後、新
市長の
方針により本格的な
調整をする必要があると考えております。 何とぞよろしく御
審議を賜りますようお願い申し上げます。 終わります。よろしくお願いいたします。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
○
議長(
姉川清之) 以上で本日の
日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって
散会いたします。 午前10時19分
散会...