鳥栖市議会 > 1998-10-20 >
12月14日-05号

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  1. 鳥栖市議会 1998-10-20
    12月14日-05号


    取得元: 鳥栖市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    平成10年12月 定例会1 出席議員氏名及び議席番号       議 長   姉 川  清 之      15 番   山 津  善 仁   1 番   内 川  隆 則      16 番   原    和 夫   2 番   太 田  幸 一      17 番   黒 田    攻   3 番   三 栖  一 紘      18 番   佐 藤  正 剛   4 番   尼 寺  省 悟      19 番   永 渕  一 郎   5 番   大 坪  英 樹      20 番   宮 地  英 純   6 番   光 安  一 磨      21 番   平 塚    元   7 番   藤 田  末 人      22 番   中 村  直 人   8 番   森 山    林      23 番   藤 井  良 雄   9 番   久 保  文 雄      24 番   園 田  泰 郎   10 番   指 山  清 範      25 番   德 渕  謹 次   11 番   簑 原    宏      26 番   岡    恒 美   12 番   野 田  ヨシエ      27 番   伊 東  主 夫   13 番   原    康 彦      28 番   緒 方  勝 一   14 番   平 川  忠 邦      30 番   宮 原    久2 欠席議員氏名及び議席番号       な   し3 地方自治法第121条による説明員氏名      市    長  山 下  英 雄   民生部長    原    正 弘  助    役  西 依  五 夫    〃  次長  山 本  昌 彦  収入役     樋 口  邦 雄   経済部長    野 田  忠 征  総務部長    篠 原  正 孝    〃  次長  長      寛   〃  次長  永 家  義 章    〃  次長  上 野  和 実  建設部長    吉 山  新 吾   総務課長    佐 藤  忠 克   〃  次長  中 村  勝 十   企画課長    池 尻    喬   〃  次長  鈴 木  正 美   生活環境課長  髙 尾  信 夫                     農林課長    近 藤  繁 美  水道事業    管理者     槇    利 幸   水道部次長   時 田  義 光  教育委員長   楠 田  正 義   教育部長    井 上  彦 人  教育長     柴 田  正 雄    〃  次長  木 塚  輝 嘉                     社会教育課長  松 永  定 利4 議会事務局職員氏名     事務局長    古 賀  政 隆   議事係主査   林    吉 治  次    長  兼議事係長   石 丸  賢 治   書    記  熊 田  吉 孝  庶務係長    権 藤  敏 昭5 議事日程  日程第1  議案乙第29号 平成10年度鳥栖市一般会計補正予算(第3号)日程第2  議案乙第30号 平成10年度鳥栖市下水道特別会計補正予算(第4号)日程第3  議案乙第31号 平成10年度鳥栖市農業集落排水特別会計補正予算              (第2号)日程第4  議案乙第32号 平成10年度鳥栖市水道事業会計補正予算(第2号)日程第5  議案甲第40号 鳥栖市税条例の一部を改正する条例日程第6  議案甲第41号 鳥栖市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部             を改正する条例日程第7  議案甲第42号 鳥栖市林道管理条例日程第8  議案甲第43号 財産(土地)の取得について日程第9  議案乙第33号 平成9年度鳥栖市一般会計決算認定について      議案乙第34号 平成9年度鳥栖市国民健康保険特別会計決算認定に             ついて      議案乙第35号 平成9年度鳥栖市老人保健特別会計決算認定について      議案乙第36号 平成9年度鳥栖市下水道特別会計決算認定について      議案乙第37号 平成9年度鳥栖市農業集落排水特別会計決算認定につ             いて      議案乙第38号 平成9年度鳥栖市鳥栖駅東土地区画整理特別会計決算             認定について日程第10  議案甲第45号 鳥栖市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例      議案乙第39号 平成10年度鳥栖市一般会計補正予算(第4号)      議案乙第40号 平成10年度鳥栖市国民健康保険特別会計補正予算              (第2号)      議案乙第41号 平成10年度鳥栖市下水道特別会計補正予算(第5号)      議案乙第42号 平成10年度鳥栖市農業集落排水特別会計補正予算              (第3号)      議案乙第43号 平成10年度鳥栖市鳥栖駅東土地区画整理特別会計補             正予算(第2号)      議案乙第44号 平成10年度鳥栖市水道事業会計補正予算(第3号)  午前11時開議 ○議長(姉川清之)  おはようございます。これより本日の会議を開きます。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第1 議案乙第29号 平成10年度鳥栖市一般会計補正予算(第3号) ○議長(姉川清之)  日程第1.議案乙第29号 平成10年度鳥栖市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。 質疑を行います。伊東議員。 ◆議員(伊東主夫) 〔登壇〕 おはようございます。伊東主夫でございます。ただいま議題となりました平成10年度鳥栖市一般会計補正予算(第3号)中、若干質疑をお許しいただきたいと思います。 さらに、去る9月議会、本12月議会、山下市長、一般質問においては御勇退を表明されまして、10年間にわたる市政運営につきましての所見、感想等お聞きしたところでございます。いつの時代でも、どなたが市長であっても、市政執行の停滞は許されないわけでございますし、ストップすることもあってはならない。そして、その時々の時代時代に問題なり課題が山積し、解決されるものと、次世代へ、あるいは次の市長へとバトンタッチされる課題もあるわけでございます。山下市長におかれましても、その評価に敬意を表しながらも、新たな課題等も次の新市長へバトンタッチされると思いますけれども、忌憚のない御意見、御要望等添えながらバトンタッチをお願いいたしたいと思っております。 それから、いわば走者、ランナーに例えて第4代目の市長としてバトンタッチを受け、次の新市長へバトンタッチをされるという表現がございました。ランナーに例えて、その12年が早かったのか、そうでなかったのか、遅過ぎたのか、そうでなかったのかの評価は、次世代の方々が評価するものだと思っております。いずれにいたしましても、12年間の御労苦には敬意を表し、感謝申し上げながら、若干残ります問題を含めてお尋ねをいたします。 まず一つは、企画費の中に今回 900万円の予算計上がされております。ワールドカップベースキャンプ地誘致PR用パンフレット等制作委託料ということになっております。そのベースキャンプ地としての誘致をされることについては反対をするものではございません。一般質問の中で、市長、また総務部長の答弁をお聞きいたしまして、疑問に思うと申しましょうか、どうなっておるのかなということでお尋ねするわけでございますが、この 900万円の予算計上、この中にパンフレットビデオ等ということになっておりまして、その「等」というのがどの範囲まであるのか、よく理解できません。答弁をお聞きした中での有力国へのアプローチ等をしたいということだから、当然、それらに伴う諸経費、例えば、そういうパンフレットビデオ等の送料とか、あるいは現地に赴くとか、そういったものが入っておるのかなという推測をしたわけでございますが、どのような考え方になっておりましょうか、お尋ねいたしたいと思います。 そして、誘致委員会、正式名称がそうかどうか知りませんが、誘致委員会、協議会、そういったものの設置を考えておるという御答弁がありました。物の順序といたしましては、そういう誘致委員会、そういったものがやっぱり先に立ち上がって、その誘致委員会なるものの中でベースキャンプ地として鳥栖市の売り込みに対しては、こういうものはどうだろうか、こういうことを取り組んだらどうだろうかという御意見なりアドバイスをいただきながら、例えば、今度のパンフレット作成をしたらどうかとか、ビデオ作成をしたらどうかというように物の順序としてなっていくのが妥当じゃないかと、そういう理解をしておる一人でございますので、どんなでしょうか、そこら付近の考え方として2点目としてお尋ねをしておきたいと思います。 それから、私は現時点では確かにパンフレットの作成は必要であろうと、それは認めるところでございます。今後、募集のスケジュールサッカー協会全国理事長会議とか、2002年ワールドカップ日本組織委員会とか、スケジュールが大体同じようでございまして、1999年1月、候補地の募集開始、6月にその候補地の締め切り、2000年の12月に候補地決定予定ということでスケジュールが大まか進むようでございますので、今申しましたように、私はパンフレットの必要性は認めるが、ビデオまでは、例えば候補地決定の前後からでもいいのではないかなというような受けとめ方をしておる一人でございます。 ですから、今回の予算につきましては、そういう誘致委員会等の発足、あるいは運営に伴う経費として使っていただく分については大いに結構ではないかと、そのように思っておりますので、あわせてお尋ねをしておく次第でございます。そのパンフレットの重要性、必要性は認めますけれども、そのパンフレットの内容、中身の検討がもし現時点でわかっておれば、3点目にお尋ねをしておきたいと思います。 次に、焼却場の件でございますが、今回また 5,000万円の修理費、整備費等が出ております。毎年多額の経費をかけて焼却場、焼却炉等の点検整備等を図られておりますが、今日、24時間3交代による焼却体制がとられておるわけでございまして、まだ短期間でございますが、どのような効果と申しましょうか、24時間焼却体制のメリットと申しましょうか、どのように受けとめておられるか、若干所見をお尋ねしておきたいと思います。 あわせて、いつも取り上げておりますが、野積みされております焼却灰の処理、処置でございますけれども、もう12月というこの時期を迎えまして、年度末にかけての時間、あと3カ月ということになるわけでございますが、その処理、処置についての取り組みなり方針はおおよそ絞られてきておるのではないかなと、どういった処理、処置が適切なのか、検討されておらなければ、残された時間でその処理、処置ができるのかと、これも気になる問題として、課題としてこの際お尋ねしておきたいと思います。 第3点目に、今回、若葉地区コミュニティー施設建設につきまして予算計上されております。地元の要望等がやっと形になってあらわれてくるわけでございますので、ぜひとも立派なものをつくっていただきたいというお願いをしながらお尋ねしますのは、若葉地区というこの行政区域がこの建設に伴って正式に起こってくるわけでございます。若葉地区という概念、とらえ方につきましてはどのように考えておられましょうか。きちっとした線引きがされておれば結構ですけれども、行政区域、あるいはいろんな各種団体等も絡んでくる地区割りということになってくると思いますので、今後、そういったものも含めて事務作業を進めていただけるものと思いますけれども、若葉地区という地区の考え方、この際お尋ねをしておきたいと思います。 以上、3点につきましてお尋ねといたします。 ○議長(姉川清之)  池尻企画課長。 ◎企画課長(池尻喬) 〔登壇〕 おはようございます。伊東議員の御質問にお答えをいたします。 今回のワールドカップベースキャンプ地PRパンフレット及びビデオの制作等に関して、有力国へのアプローチの考え方、経費についての御質問であったと思いますが、今回、御提案いたしております経費につきましては、制作経費のほか2002年ワールドカップ大会日本組織委員会、これは通称JAWOCと申しておりますが、やJリーグ、日本サッカー協会などの関係団体との協議を初め、これらの団体の情報の収集、提供なども盛り込んだ予算として 900万円お願いをしているところでございます。 有力国へのアプローチの方法は、これらの種々の情報をもとにいたしまして、基本的には出場候補国サッカー協会等へ送付するための前段になるものと考えているところでございます。 まだ現時点では、その後の経費等について詳細に検討はいたしておりませんが、いずれにいたしましても、パンフレット及びビデオ等の制作という業務のほかに、ワールドカップサッカー業務にも精通したノウハウを必要とするものと考えているところでございます。これらに対応できる責任を持った業者について、Jリーグ関係者などとも協議を行い、選定してまいりたいと考えておるところでございます。 次に、市による誘致の協議会、委員会等の設置についてでございますが、さきの一般質問でもお答えいたしましたとおり、市民の皆様、市内関係各位関係団体の協力は私ども十分認識して、不可欠であると考えておるところでございます。 そうした中で、来年1月以降、具体的な条件等がJAWOCから提示されるものと考えておるところでございます。どういう体制、役割が必要になってくるのかを見きわめまして、県の協力も必要であろうと考えておりますので、十分協議をする中で、協議会がいいのか、委員会方式がいいのか、そういう設立に向けて検討してまいりたいと考えておるところでございます。 次に、制作費の内容でございますが、パンフレットにつきましては日本語、英語、まだあと1国は現在検討中で、何語をするのかというのはまだ検討の余地が残されると。基本的には3カ国語で制作したいと考えているところでございます。部数につきましては、パンフレット 200部を予定しております。ビデオにつきましては、パンフレットをベースに、パンフレットと同様、3カ国語で対応したいと考えておるところでございまして、制作本数も同じく 200本を予定いたしておるところでございます。 それから、パンフレットの制作については必要不可欠であるという御認識をいただいておりますが、ビデオについては早いのではないかというふうな御質問ございました。私どもはビデオを制作することによりまして、遠くアジアまで足を運ばなくても、まずビデオを見ていただき、施設や環境のよさをアピールしたいと、そういうことで各国の協会に確実に情報を提供したいということで、ビデオの制作も本予算にお願いをしておるところでございます。 さらに、ビデオ、パンフレットに加えまして情報収集、提供業務、これも必要ではないかということで、これもあわせまして委託をしたいというふうに考えております。したがいまして、その内容でございますが、交通アクセス、それから一般的な鳥栖市の紹介、それからスタジアムなどの他スポーツの施設の紹介、それからホテル、ショッピングの施設など商店街の紹介、それからサガン鳥栖の紹介、さらには観光、鳥栖の自然環境などを中心に構成してまいりたいと考えているところでございます。 どうかよろしく御理解のほどお願い申し上げまして、お答えといたさせていただきます。 ○議長(姉川清之)  髙尾生活環境課長。 ◎生活環境課長(髙尾信夫) 〔登壇〕 伊東議員の御質問にお答えをいたします。 まず、24時間運転の効果についてということだったと思いますけれども、まず第1点、焼却灰の中の未燃物混入の大幅な解消ができているというふうに考えています。未燃物と申しますと、完全に焼却が以前はできておりませんでしたけれども、本年の6月以降は、大体70トンから80トンのごみを焼いておりますけれども、24時間以前につきましては14時間から15時間で焼却をしておりました。24時間になりまして、同じごみ量を処理するということで、未燃物混入が大幅に解消になったというふうに考えております。 それから第2点目といたしまして、ごみ質の均一化の実現ができているというふうに考えております。ごみを焼く場合にクレーンで事前に攪拌をいたしまして、ピット内のごみを十分に均一化して燃やすというのが理想的でございまして、この点が24時間運転になってできるようになったということで、炉内の急激な温度の上昇といったものがなくなったのではないかというふうに考えております。 それから第3点目といたしまして、炉内耐火物の延命化と。これはまだ短期間でございますので、もっと長期間見てみなければ確実なことは申せませんけれども、今までクリンカーと申しまして、炉内にずっと張りついていきまして、1週間に1度掃除をする必要がございましたけれども、以前は1週間で50センチ程度クリンカーがついておりましたのが、現在では20センチ程度になったということで、その効果からいいまして耐火れんが等の延命化ができるんじゃないかというふうに考えております。 それから4番目といたしまして、現場職員超過勤務の大幅な解消ということ等ができております。平成9年の6月から平成9年の11月まで、 2,750時間程度の超過勤務がございましたけれども、平成10年の6月から平成10年の11月まで、同じ期間でとりますと、 940時間程度に減らすことができております。この 940時間程度の超過勤務につきましても、8月から10月までに定期補修を相当部分やりまして、1炉運転でございましたので、どうしてもごみ量が多いということで稼働日でない土曜・日曜に出勤いただきまして焼却をしたと、この時間が大部分でございまして、非常に現場職員の労働過重が解消されたというふうに考えております。 逆に、維持管理に係ります経費等につきましては、平成9年6月から平成9年11月、平均でいきますと、月約 100万円ぐらいかかっておりましたけれども、平成10年6月から平成10年11月までの平均でいいますと月 150万円程度、電気料とか、そういう光熱費等がかかります。そういうことで、経費的には月平均50万円程度ふえたということが言えると思います。 それから、次の御質問で焼却灰の処理についての御質問にお答えをいたします。 9月の議会でも御質問にお答えをしておりましたけれども、その後、10月20日に県との協議を行いまして、県内の搬出については県、市とも無理という判断を行ったところでございます。この中で、あくまでも自己処理についてさらに努力をするようにという県からの指示がございまして、市からも県に対し国の支援についてもぜひお願いをしたいという要望を行ってきたところでございます。 御指摘のとおり、そういう状況でございますので、処理の方法等についてはこの段階で自己処理か、県外搬出かという二つに絞られたというふうに考えております。自己処理につきましては、以前から申しておりましたように、灰の溶融化による自己処理ということがあろうかというふうに考えております。その後、11月20日に県の方から灰溶融について焼却灰の処理を行うことについての考え方の通知がございまして、国におきましても、11年の予算の中に灰溶融についての補助が新設されるという見込みが出てきたということで、この補助要望について提出をしたらどうかということがございまして、県を通じまして、現在、この補助要望の申請を行ったところでございます。 しかしながら、補助の率や工事費、それからランニングコスト等の積算が確定をしておりませんので、財政的にこの補助で対応できるのかということについては、慎重な見きわめが必要であるというふうに考えております。したがいまして、本年度の末には国の補助の中身について詳しくわかるのではないかということ、それから、工事費、ランニングコスト等についての積算もそれを受けてできるんではないかというふうに考えておりますので、いましばらく時間がかかるというふうに考えております。 本年度の予算の中で6月に1億 2,000万円の予算を計上しておりますけれども、この取り扱いにつきましては3月の議会で整理をすることになるかというふうに考えております。 また、この灰の処理と含めまして、当初よりガラスのカレットの処分についても検討をしておりましたけれども、このカレットの処理についても仮置き場が現在満杯になってきておりますので、この1億 2,000万円の取り扱いを含めてこのカレットの処理についても本年度の中で一部処理をする必要があるかというふうに考えておりますので、このことについても含めて検討してまいりたいというふうに考えております。 以上、お答えといたします。よろしくお願いします。 ○議長(姉川清之)  松永社会教育課長。 ◎社会教育課長(松永定利) 〔登壇〕 若葉地区コミュニティー施設について、若葉地区行政区域のとらえ方、あるいは概念についてどのように考えてあるのかということでございますので、御質問にお答えをいたします。 若葉地区コミュニティー施設につきましては、スポーツ広場を備えた若葉地区公民館若葉地区老人福祉センターとして建設するものでございます。このうちスポーツ広場につきましては、若葉地区の住民のみならず、広く市民全体のレクリエーション、あるいは軽スポーツの場として地域住民のコミュニティー活動の場として利用していただきたいというふうに考えております。 若葉地区の建物としての若葉地区の公民館、あるいは老人福祉センターにつきましては、それぞれ地区住民の教養の向上、髙齢者の健康の増進、生活文化の振興などのほか、諸団体の地域活動の拠点として利用していただくことになります。御質問の若葉地区のとらえ方、概念ということにつきましては、現在のところ、若葉小学校区としての整理はされているところではございます。 ただ、議員御指摘のとおり、地域婦人会であるとか、交対協、体協など、諸団体についての問題がございます。これらの分離の問題がございますが、特に広域的に活動されている団体等については、まだ整理すべき問題も多くあろうかと考えております。これらの諸団体の活動なり運営といったものについては、市の行政運営と密接にかかわっている部分もございますので、今後、庁内の関係各課とも協議をしながら、あわせて諸団体についての調整などについては地区の区長会や諸団体、あるいは各関係者と協議を行いながら、若葉地区コミュニティー施設の有効活用に向けて努力をしてまいりたいというふうに考えております。よろしく御理解いただきますようお願いいたします。 ○議長(姉川清之)  伊東議員。 ◆議員(伊東主夫) 〔登壇〕 2回目の質疑を交わすところでございますが、それぞれにお答えをいただきました。 まず、ベースキャンプ地募集にかかわるものでございますが、今、お答えいただきました範囲では、まだ十分に理解を深めることができないと申しましょうか、さらにお尋ねするわけでございますが、一つは、一般質問の中での部長答弁だったと思いますが、今後、予算上の支出を伴うことになれば議会に相談しというお答えがあっておりました。恐らくベースキャンプ地候補地としての名乗りを上げると申しましょうか、セールスをしていくとなると、当然、それに伴って発生する事案についての経費が出てくるのではないかなと、そのような想像をしております。 地理的な優位性を持っておる本市の状況、よく言えば、パンフレットで紹介するぐらいで引き合いがあって当然だと、そういう優位性を持っておると、そう確信しておる一人でございますけれども、今後の予算としてベースキャンプ地誘致委員会でしょうか、そういったものの立ち上げは早急にやっていただきたいと思うし、それに伴う経費は当然出てくるだろうと、そのように思いますけれども、大まかに今後のスケジュールの中で予算支出が想像されておるとすれば、どういったものがあるのかなと、現時点で想定、予定されてあるものがあるとすれば、お示ししていただきたいと、そのようにお尋ねしておきたいと思います。 それから、パンフレット、ビデオにつきましては、本市の状況なり広くPRする意味でそのメリット、利点を大いにセールスされるような中身になろうかと思いますが、パンフレットの中でちょっと抜けておると申しましょうか、私も専門家ではございませんので、こうしなさいということはできませんけれども、1回目のお答えの中で抜けておった、いわば私の思う最大のポイントである人的支援、その体制というものが本当にこの鳥栖市は持っておるのかということが一番のセールスポイントになりはしないかというように思っております。 と申しますのは、ヨーロッパ、アメリカ、そういった諸外国からお見えになるとすると、当然、語学、通訳と申しましょうか、ボランティアでいろんな業務に携わる方とか、いろんなお世話をしていただくスタッフとかということになったときに、いわば人的支援という体制が3カ国語以上の語学に堪能な人材が豊富ですよというものがないと、世界の国々から日本、しかも九州、しかもその鳥栖を見たときに、必ずしも鳥栖でなくてはいけないという物差しはないわけでございまして、ましてや韓国との共催ですので、当然、韓国も同じようにベースキャンプ地の募集働きかけをするものと思います。 まず、日本か、韓国か。日本の中の、いわば東京か、横浜か、大阪か、福岡か、鳥栖かというふうにいろんな各地の競争になったときに、スタジアムがあり、交通アクセスがよく、宿泊施設もどうだとか、あるいはサブ練習場があるかないかとか、さらに人的支援体制が本当に鳥栖はそろっておるのかということが一番のセールスポイントになりはしないかなという思いでございますので、そういう中身の研究、検討をされながら、パンフレットの作成については御検討いただきたいと、そのように思っておりますが、いかがでございましょうか、お尋ねをしておきます。 それから、やはり物の順序として、市長は議案審議だからお答えになれないかもわかりませんけれども、東京に行ってお話をされたりした経緯を踏まえると、ベースキャンプ地として名乗りを上げると同時に、やはり誘致委員会の発足も発表ないし取り組む意思を表明されたらなという思いがしておりますけれども、議案審議の場で市長がお答えになれるかどうかわかりませんが、そこの考え方について再度お尋ねをしておきたいと思います。 焼却灰の処理につきましては、ただいまお答えをいただきましたが、時間的なものがないからどうされるのかなと、そのような危惧の念を持ってお尋ねしたわけでございますけれども、いずれにしても、灰の溶融化の処理にしても、国の補助をいただくなりにしても、多額のランニングコストがかかるということのようでございますので、財政的に厳しい状況から勘案すると、いかなる処理、処置がいいのか、慎重な取り組みをされるようでございますので、御期待申し上げておきたいと思います。 それから、若葉地区というその地区の考え方についてお尋ねをしたわけでございますが、この若葉地区の公民館、老人センター、およそ11年度末、つまり12年の春、竣工完成でございましょうか、今から申しますと、1年ちょっとの時間がございます。ひとつその間に若葉地区としての完成と同時に、その体制がスタートできますようにやはり今から準備をしておくべきだと、その作業に取りかかるべきだということを思いますので、要望にかえておきたいと思います。 以上、ベースキャンプ地募集にかかわる件についてのお尋ねをし、2回目のお尋ねとさせていただきます。 ○議長(姉川清之)  池尻企画課長。 ◎企画課長(池尻喬) 〔登壇〕 伊東議員の再度の御質問にお答えをいたします。 第1点目、このベースキャンプ地ビデオ等の制作委託料の 900万円のほかに今後経費がどのような形で出てくるのかの中身でございますが、作成いたしました後、これを各国に送る送料というのが当然出てくるのではないかと考えております。また協議会、これを市民の御協力、先ほど人的支援はどうなのかとお尋ねでございます。そうした人的支援につきまして、当然、鳥栖市を含めた周辺自治体にも協力をお願いするとともに、また県の協力、また、警備等につきましては県警の方とも十分協議をしながらしていかなければならないというふうにも考えております。そういう協議会の経費につきましても、当然、お願いをしなければならないというふうに考えておるところでございます。 また、私どもビデオ、パンフレットをつくりまして各国に配布いたします。これは全国に先駆けて鳥栖市が一番口に誘致に取り組むというものでございまして、送りました後、各国からの反応も見た中で、いろんな形でまた議会の方にも経費について御相談を申し上げたいというふうに考えております。 それから、もう1点でございますが、当然、委員会なり協議会なりをつくって、その中からパンフレット等をつくるのが筋ではないかという御質問でございます。 私どもは全国に先駆けてこの予算をお願いいたしております。そうした中で、候補地が決定すると、日本組織委員会としては、私ども情報を聞いておりますところは中立の立場ということで、積極的な支援は期待できないのじゃないかというふうにも考えております。当然、組織委員会の作成する候補地リストに掲載されることは必要と考えておるところでございます。そうした中で、このJAWOCとは別の今回予算をお願いしておりますPR等の誘致活動も大変重要なことであると考えております。他県に先駆けた誘致運動を積極的に展開してまいりたいと、こういうふうに考えております。 また、去る11月27日にこの誘致の予算につきまして、各新聞紙上で掲載していただいておりますが、そうした中で、去る12月2日付の時事通信社の官報速報、これは全国の自治体がおとりになっておると思うんですが、佐賀県の鳥栖市はワールドカップのベースキャンプに外国チームを誘致というタイトルで掲載され、全国の自治体にインパクトを与えておるというふうに考えております。今後、各自治体では誘致に向けての取り組みが加速されるものじゃないかというふうに今考えておるわけでございます。協議会等、いろんな形の中で、市民の団体、協議会、関係団体の形の中で設置をさせていただいた中でも、十分検討を加えさせていただきたいというふうに考えておるところでございます。よろしくお願い申し上げまして、2回目のお答えとさせていただきます。 ○議長(姉川清之)  伊東議員。 ◆議員(伊東主夫) 〔登壇〕 3回目です。 ベースキャンプ地候補地としての本市の取り組みにつきまして、るる2回の質疑を交わして御答弁いただきましたけれども、その誘致にかかわることにつきまして、それは大いに賛成をいたします。そして、パンフレットの必要性はそうだと、必要だというふうに思っておりますし、このパンフレットの重要性につきましての内容につきましては、地理的優位性を含め、スタジアムのあることも含め、当然、内容に鳥栖のセールスポイントが盛り込まれるものと思っております。私が抜けておる、あるいは大事と思うサブ練習場についてはどうなのか、人的支援体制がどうなのか、ここら付近が最大のセールスポイントになりはしないかという思いでございますので、できますれば、委員会におきまして、この誘致にかかわる予算の計上、そして、その中身の使われ方、その効果、効用について、積極的に、しかも慎重な御審議を御要望いたしまして、私の質疑を終わります。 ○議長(姉川清之)  黒田議員。 ◆議員(黒田攻) 〔登壇〕 ──────────────────────────────────────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ───────────〔発 言 取 り 消 し〕────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── 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─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────〔発 言 取 り 消 し〕────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────〔発 言 取 り 消 し〕─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ○議長(姉川清之)  答弁が残りますが、昼食のため暫時休憩いたします。  午前11時56分休憩         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽  午後3時50分開議
    ○議長(姉川清之)  再開いたします。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ ○議長(姉川清之)  本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ ○議長(姉川清之)  議会運営委員会開催のため暫時休憩いたします。  午後3時50分休憩         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽  午後8時39分開議 ○議長(姉川清之)  再開いたします。 休憩前に引き続き会議を続行いたします。 執行部の答弁を求めます。池尻企画課長。 ◎企画課長(池尻喬) 〔登壇〕 ────────────────── ───────────────────────────────────────────────────────────── ─────────────────────────────────────────────────〔発 言 取 り 消 し〕─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────〔発 言 取 り 消 し〕───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────〔発 言 取 り 消 し〕────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ○議長(姉川清之)  黒田議員。 ◆議員(黒田攻) 〔登壇〕 ───────────────────────────────────── ───────────〔発 言 取 り 消 し〕─────────────────────────────────────────────────── ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────〔発 言 取 り 消 し〕───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────〔発 言 取 り 消 し〕────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────〔発 言 取 り 消 し〕─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ○議長(姉川清之)  池尻企画課長。 ◎企画課長(池尻喬) 〔登壇〕 ─────────────────────── ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ─────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────〔発 言 取 り 消 し〕──────────────────────────────── ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ───────────────── ○議長(姉川清之)  黒田議員。 ◆議員(黒田攻) 〔登壇〕 ─────────────────────────── ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ─────────────────────────────────────────────────〔発 言 取 り 消 し〕──────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────〔発 言 取 り 消 し〕───────────────────────────────────── ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ──────────────── ○議長(姉川清之)  池尻企画課長。 ◎企画課長(池尻喬) 〔登壇〕 ────────────────────── ─────────────────────────────────────── ─────────────────────────────────────────────────〔発 言 取 り 消 し〕──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────〔発 言 取 り 消 し〕──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ○議長(姉川清之)  三栖議員。 ◆議員(三栖一紘) 〔登壇〕 日本共産党の三栖一紘でございます。時間も大変経過しております。そうした状況を十分承知いたしております。しかし、これは委員会に付託されますと、総務常任委員会でありまして、私ども日本共産党は委員を出しておりませんので、公式に発言する場がないと判断しましたので、あえて簡単に質問いたします。 それは、今問題になっておりますワールドカップベースキャンプ地誘致に関する 900万円の予算についてであります。 いろんな一般質問、そして、議案審議で執行部のお考えも聞いてまいりましたけれども、私はこの予算につきましては頭からワールドカップという世界的なイベントのベースキャンプ地誘致だからいいという立場にも立ちませんし、悪いという立場にも現在のところまだ立っておりません。いいのか悪いのか、その判断をしたいために、当然のことですが、お尋ねするわけであります。 積極的なスタジアムの有効活用という点からは結構かもしれません。こういうことも一つの重要な仕事であろうと思いますが、しかし、ことし御承知のように、フランスでワールドカップが開かれまして、日本も出場したわけであります。 したがいまして、ベースキャンプ地になればいかほどのメリットがあるのか、いかほどの財政的な負担を覚悟しなければならないのか、こうしたことはフランスのキャンプ地になったことを調べればわかることではないかと思うわけです。そうしたプラス・マイナス、こうしたことが誘致に手を挙げられる、そして、こういう予算を計上されるからには、市民の皆さんが納得できるような、そうした基本的な資料は提出すべきだろうと思いますが、口頭でいろいろと言われるだけで、なかなかなるほどと納得できる情報を得ることができません。 プロ野球のキャンプといいますと、長年のことでありますし、我々もなれ親しんでおりますから、大体察しがつくわけです。ただし、プロ野球のキャンプでも、有名球団とそうでない球団といいますか、人気球団といいますか、とでは、大分そこに集まる人たちや経済的な効果もいろいろあるようです。 これはたった1回こっきりですからなおさら、たくさんの出費があるとするならば、それだけのことをするプラス面があるのかということもやっぱり考えなければならない。だから、そこらあたりの具体的な資料をぜひ提供していただきたい、御説明いただきたいと。そうしたものをつかんで判断してまいりたいと思います。そこらあたり、フランス大会の場合はこうだったという資料が、説明ができるかどうか、まず、1回目のお尋ねといたします。 ○議長(姉川清之)  池尻企画課長。 ◎企画課長(池尻喬) 〔登壇〕 三栖議員のフランス大会における情報を持ち合わせているのかという御質問でございます。 先ほども黒田議員の質問に申し上げましたとおり、この委託料 900万円の中でフランス大会での各国の状況、それから、現在、サッカーをやっている各国の状況等、これも調査の中でとらえていきたいというふうに考えているところでございますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(姉川清之)  三栖議員。 ◆議員(三栖一紘) 〔登壇〕 今、御答弁を聞きましたけれども、予算の説明では、いわゆる手を挙げて誘致するということで、まず第1回目の必要な予算としてこの 900万円を計上したというふうに説明されていると思います。今の御答弁では、この 900万円を使って誘致するのかどうか、そうしたものを判断する材料も集めるためにこの 900万円を組んでいるんだと、情報収集のためと、こうなりますと、予算の性格が随分変わるわけですね。 だから、今の答弁、非常に執行部の方もお疲れですから、いろいろとこういう質問も続いておりますから、ちょっと混乱されていると言うたら失礼ですけれども、正確さを欠いた答弁ではなかったろうかとも察しますので、誘致するかどうかを決めるための予算なのか、これは誘致するという上で組んだ予算だということなのか、そこをはっきりしていただきたいし、そして、1回目の質問で申しましたように、フランス大会の情報はあるのかないのかということを聞きましたけれども、どうも今のところ情報はないという判断でいいのかどうか、よろしいでしょうか、その質問をいたします。 ○議長(姉川清之)  池尻企画課長。 ◎企画課長(池尻喬) 〔登壇〕 三栖議員の再度の質問でございます。 私、説明不足で御迷惑をかけました。これは誘致をするためのビデオ、パンフレットの資料でございます。そうした中で、要するに各国の国と国との協議でもございますので、そういう情報収集にも努めて業務委託仕様書の中で上げていただきたいということを申し上げたところでございます。 それから、誘致のメリットについてどう考えているのかということでございます。 これにつきましては、世界最大のイベントに参加できる優位性がございます。これは本市の持つ特性ということでございます。御承知のとおり、鳥栖スタジアムを保有しておること、それから、交通のアクセスとして韓国への至近性、福岡・佐賀両空港へのアクセスの容易さ、また、大分会場、これは九州で唯一の開催県、大分県でございますが、これへの交通の利便性、それから宿泊施設、これは久留米、佐賀含んだところでございますが、至近距離にもあるということが上げられます。 また、鳥栖市の知名度アップ、これはもうもちろん当然でございます。PRの効果、このようなものにつきましては、世界のマスコミ及び国内のマスコミの情報発信による世界、国内のPRが可能となりまして、毎日鳥栖市から情報発信ができるということでございます。また、この誘致ができますことによりまして、鳥栖スタジアムの国際試合等の誘致にもつながるものではないかというふうに考えておるところでございます。 さらに、国際化への対応ということでございます。世界的なビッグイベントに参加するということになりまして、各国の人々が本市を訪れることができまして、市民の国際化、このような形の中で触れ合いの場が期待できることになるのではないかということで、このようなメリットが考えられるということでございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(姉川清之)  三栖議員。 ◆議員(三栖一紘) 〔登壇〕 私、最初に申しましたように、誘致のメリットがあるのかということであります。これは私も情報不足で承知しておりませんが、例えばの話ですが、プロ野球の例を申しましたけれども、キャンプ地にするために野球場が一つあればいいということじゃなくて、その周辺にはサブグラウンドを初めいろんな室内練習場であるとか、さまざまな施設を完備して、そして、初めてプロ野球でもキャンプ地として選考をパスするといいますか、選ばれるといいますか、そういうことになるわけですね。 だから、これから鳥栖市がどのくらいの財政負担をしなければならないのか、そうした新たな設備投資といいますか、そうしたこともまだ不明のままでこの誘致に積極的に賛成するというのが、どうも私は責任が持てないという感じを強くしております。 山下市長が3月14日までの任期でおやめになる。新しい市長が3月15日から就任される。そういうこともあって、新年度の予算は骨格予算だとも言われているわけです。そういう時期に将来のいろいろな財政負担まで含めて、問題を残すであろう、課題を残すであろうと思われる、こうした予算を今の時期に必ずしも組まなければならないのか、私はこの点も甚だ疑問です。したがいまして、新市長のもとでも遅くはないのではないかという感じもするわけです。 そういう点で、この会期中に、いずれ最終日に採決ということに予算としてはなりますので、今申しましたような疑問を呈して、ひとつ執行部としても十分こうした疑問に、市民の皆さんの疑問に答えられるような説明資料を提供されるように強く要望いたしまして、質問を終わります。 ○議長(姉川清之)  ほかにございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第2 議案乙第30号 平成10年度鳥栖市下水道特別会計補正予算(第4号) ○議長(姉川清之)  日程第2.議案乙第30号 平成10年度鳥栖市下水道特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 質疑を行います。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第3 議案乙第31号 平成10年度鳥栖市農業集落排水特別会計補正予算(第              2号) ○議長(姉川清之)  日程第3.議案乙第31号 平成10年度鳥栖市農業集落排水特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 質疑を行います。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第4 議案乙第32号 平成10年度鳥栖市水道事業会計補正予算(第2号) ○議長(姉川清之)  日程第4.議案乙第32号 平成10年度鳥栖市水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。 質疑を行います。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第5 議案甲第40号 鳥栖市税条例の一部を改正する条例 ○議長(姉川清之)  日程第5.議案甲第40号 鳥栖市税条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を行います。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第6 議案甲第41号 鳥栖市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を             改正する条例 ○議長(姉川清之)  日程第6.議案甲第41号 鳥栖市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を行います。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第7 議案甲第42号 鳥栖市林道管理条例 ○議長(姉川清之)  日程第7.議案甲第42号 鳥栖市林道管理条例を議題といたします。 質疑を行います。三栖議員。 ◆議員(三栖一紘) 〔登壇〕 共産党の三栖一紘でございます。ただいま議題となりました鳥栖市林道管理条例について、1点だけお尋ねいたします。 この条例案を見てみますと、新しく設置されるわけでありますけれども、その目的とされている第1条です。ここの点にだけ一言触れますが、これに類似した近隣の自治体の林道管理条例を取り寄せてみますと、この第1条の目的のところに、これでいいのだろうかという疑問がありますので、お尋ねするわけです。 御存じのように、お隣の基山町でもこの林道を使った産業廃棄物の問題で裁判ざたになりました。その当時、基山町としては規則しかなくて、条例がなかった。この規則で裁判を闘ったという話を聞いております。そして、裁判の終了した後にこの林道管理条例を設置したと。ということで、そうした経験もあって、この1条のところに、ただ単に、林道の効用や管理に関し必要な事項を定めるだけでなくて、いわゆる環境の保全ということも目的の中にうたった林道管理条例になっているようです。これは、例えば東脊振でも同様のようです。 こうした経験があるわけですので、これでいいのだろうかと、そうしたことも十分対応できるような条例にしておくべきではなかろうか、この点についてひとつ見解を1点だけお尋ねしておきます。 ○議長(姉川清之)  近藤農林課長。 ◎農林課長(近藤繁美) 〔登壇〕 三栖議員の御質問にお答えをいたします。 本市の林道につきましては、平成7年1月、鳥栖市林道管理規則を制定し、今日まで管理をしてまいっております。しかしながら、平成3年から着工された広域基幹林道九千部山横断線の開設も平成10年3月末で38%に達しております。また、昨年4月、基山町が、議員御指摘のように、林道条例を設置いたしました後、県内の自治体におきましても既に8町村が条例を制定しております。このようなことから、本市におきましても今議会に林道条例の提案をし、御審議をお願いしているところでございます。 議員御指摘の環境の保全ということにつきましては、本市においては条例の中には、御指摘のとおり、うたっておりません。しかしながら、条例案を作成する段階におきまして、議論は十分深めたわけでございますけれども、あくまでも林道を管理する条例であるという考えからこのような条文になったわけでございます。 自然環境の保全という精神は十分踏まえておるわけでございまして、本条例に基づき、林道の適切な管理を行うことによりまして、自然環境の保全にもつながるものと考えておるわけでございます。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げまして、お答えとさせていただきます。 ○議長(姉川清之)  ほかにございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 次の日程第8.議案甲第43号につきましては、私に利害関係がある案件でございますので、園田副議長と交代いたします。    〔議長、副議長と交代〕 ○副議長(園田泰郎)  議長を交代して議事を進めさせていただきます。        ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第8 議案甲第43号 財産(土地)の取得について ○副議長(園田泰郎)  日程第8.議案甲第43号 財産(土地)の取得についてを議題といたします。 地方自治法第 117条の規定により、姉川議長、德渕議員及び佐藤議員の退席を求めます。    〔姉川議長、德渕議員、佐藤議員退席〕 質疑を行います。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 姉川議長、德渕議員、佐藤議員の除斥を解きます。    〔姉川議長、德渕議員、佐藤議員着席〕 ありがとうございました。姉川議長と交代いたします。    〔副議長、議長と交代〕 ○議長(姉川清之)  お諮りいたします。以上8議案については、委員会付託表のとおり付託することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、以上8議案については委員会付託表のとおり付託することに決しました。        ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第9 議案乙第33号 平成9年度鳥栖市一般会計決算認定について      議案乙第34号 平成9年度鳥栖市国民健康保険特別会計決算認定につ             いて      議案乙第35号 平成9年度鳥栖市老人保健特別会計決算認定について      議案乙第36号 平成9年度鳥栖市下水道特別会計決算認定について      議案乙第37号 平成9年度鳥栖市農業集落排水特別会計決算認定につ             いて      議案乙第38号 平成9年度鳥栖市鳥栖駅東土地区画整理特別会計決算             認定について ○議長(姉川清之)  日程第9.議案乙第33号 平成9年度鳥栖市一般会計決算認定について、議案乙第34号 平成9年度鳥栖市国民健康保険特別会計決算認定について、議案乙第35号 平成9年度鳥栖市老人保健特別会計決算認定について、議案乙第36号 平成9年度鳥栖市下水道特別会計決算認定について、議案乙第37号 平成9年度鳥栖市農業集落排水特別会計決算認定について、議案乙第38号 平成9年度鳥栖市鳥栖駅東土地区画整理特別会計決算認定について、以上6議案を一括議題といたします。 質疑を行います。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 お諮りいたします。以上6議案については、8名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査に付することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、以上6議案については8名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査に付することに決しました。 お諮りいたします。ただいま設置されました決算特別委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、佐藤正剛議員、藤田末人議員、黒田攻議員、光安一磨議員、三栖一紘議員、太田幸一議員、中村直人議員、指山清範議員、以上8名を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました8名の諸君を決算特別委員に選任することに決しました。        ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第10 議案甲第45号 鳥栖市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例      議案乙第39号 平成10年度鳥栖市一般会計補正予算(第4号)      議案乙第40号 平成10年度鳥栖市国民健康保険特別会計補正予算             (第2号)      議案乙第41号 平成10年度鳥栖市下水道特別会計補正予算(第5号)      議案乙第42号 平成10年度鳥栖市農業集落排水特別会計補正予算             (第3号)      議案乙第43号 平成10年度鳥栖市鳥栖駅東土地区画整理特別会計補正             予算(第2号)      議案乙第44号 平成10年度鳥栖市水道事業会計補正予算(第3号) ○議長(姉川清之)  日程第10.議案甲第45号 鳥栖市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、議案乙第39号 平成10年度鳥栖市一般会計補正予算(第4号)、議案乙第40号 平成10年度鳥栖市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案乙第41号 平成10年度鳥栖市下水道特別会計補正予算(第5号)、議案乙第42号 平成10年度鳥栖市農業集落排水特別会計補正予算(第3号)、議案乙第43号 平成10年度鳥栖市鳥栖駅東土地区画整理特別会計補正予算(第2号)、議案乙第44号 平成10年度鳥栖市水道事業会計補正予算(第3号)、以上7議案を一括議題といたします。 一括提案理由の説明を求めます。山下市長。 ◎市長(山下英雄) 〔登壇〕 提案理由の説明を申し上げます。 本日、ここに提案いたしました追加議案について提案理由を申し上げます。 議案甲第45号 鳥栖市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきましては、第 143臨時国会において国家公務員の給与改定に伴う関係法律の改正がなされましたので、これに準じ、本市におきましても職員の給与の改定を行うことといたしました。 また、予算関係議案のうち、議案乙第39号 平成10年度鳥栖市一般会計補正予算 (第4号)につきましては、国の緊急経済対策の一環として地域振興券交付事業が実施されることとなりましたので、地域振興券交付の準備等に要する経費を計上いたしました。 なお、一般会計及び特別会計の補正予算関係議案において、職員の給与改定等に伴う所要の額を補正いたしております。 これをもちまして、提案理由の説明を終わらせていただきますが、何とぞよろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 終わります。 ○議長(姉川清之)  以上7議案について一括質疑を行います。平川議員。 ◆議員(平川忠邦) 〔登壇〕 日本共産党の平川忠邦でございます。ただいま議題になりました議案乙第39号 平成10年度鳥栖市一般会計補正予算(第4号)中、19ページの地域振興券交付事業について3点ほどお尋ねをいたします。 まず一つは、新聞等でこの商品券、いわゆる地域振興券ということでいろいろな報道がなされておりますけれども、今回、予算化をされたということで、その一つは、これが15歳以下の児童がいる世帯と、それから、65歳以上の非課税者や老齢福祉年金などの受給者にこの地域振興券を交付するというふうになっておりますが、特に65歳以上の非課税者や老齢福祉年金などの受給者の場合は、自分で市町村に申請しなければ、この振興券支給の通知は一切やらないと、これは国の方針のようですけれども、そうなりますと、自分が対象者なのかどうなのかということも非常にわかりにくいという制度上の問題が新聞、あるいはマスコミ等でも指摘をされているようです。そううした点について、本市がどのような対応を考えておられるのか。対象者が約1万四、五千名ということがたしか一般質問の答弁であっていたようですけれども、そうした通知の問題についてどのような考えを持っておられるのか。 それから2点目は、この予算の中に印刷製本費等ということで 700万円の予算が組まれております。これも偽造防止だとか、いろんなことが言われておりますし、そうした事故の場合には、発行した自治体が責任をとらなくてはならないようなことも言われております。そうすると、この 700万円の印刷製本というのが市内の業者で発注できるのか、そういう技術的なものも含めて。そうした印刷製本をどのように考えておられるのか、お尋ねをいたします。 それから、3点目ですけれども、これも今の政府の施策として全額国の支出金ということで、景気対策ということも言われておりますけれども、今回の予算でいきますと約3億 1,320万円と。この3億円ちょっとのお金で本市としてどれぐらいの経済効果というのが見込まれているのか。 以上3点についてお尋ねをいたします。 ○議長(姉川清之)  佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤忠克) 〔登壇〕 平川議員の質問にお答えいたします。 順が不同となるかと思いますけれども、御了承ください。 まず、地域振興券の経済効果についてでございますけれども、今回の地域振興券交付事業は、緊急経済対策の一つの柱として位置づけられております。しかし、この事業の実施を通じて個人消費を喚起し、地元商店街など地域経済の活性化などに資するものと考えられるところでございます。この事業により若い親の層や高齢者層など、比較的所得の少ない方々の購買力が増加すること、また、地域振興券という方法をとりまして、しかも、その使用期間を6カ月とすることにより短期間に消費を拡大することにより経済効果に役立つものと期待しているところでございます。 次に、65歳以上等の対象者への周知方法についてでございますが、さきの一般質問でもお答えいたしましたように、65歳以上の交付対象者につきましては、税法上の制約等があり、判断がつきにくく、また、申請主義となっておりますので、申請漏れがあるかと思われます。したがいまして、早急に実施体制を整えまして、実施方法等の検討を行いたいと考えております。現時点で具体的な方法等をお示しできませんが、市民の広範にわたる理解が得られ、申請の漏れがないような方法で周知に努めてまいりたいと考えておるところでございます。 次に、印刷業者の選定についてでございますが、議員御指摘のように、印刷業者の選定につきましては、商品券そのものにデザインや紙の質、印刷の工夫、市町村名の印刷、通し番号を付することなどの偽造防止策を講ずること及び使用後の消し込み作業を機械処理で考えております。業者の選定には限定されるのではないかと考えておるところでございます。 いずれにいたしましても、事業の推進に際しましては遺漏のないよう万全を期してまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。お答えといたします。 ○議長(姉川清之)  ほかにございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 お諮りいたします。以上7議案については、委員会付託表のとおり付託することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、以上7議案は委員会付託表のとおり付託することに決しました。        ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ ○議長(姉川清之)  以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。  午後9時48分散会...