平成10年 9月
定例会1
出席議員氏名及び
議席番号 議 長 姉 川 清 之 15 番 山 津 善 仁 1 番 内 川 隆 則 16 番 原 和 夫 2 番 太 田 幸 一 17 番 黒 田 攻 3 番 三 栖 一 紘 18 番 佐 藤 正 剛 4 番 尼 寺 省 悟 20 番 宮 地 英 純 5 番 大 坪 英 樹 21 番 平 塚 元 6 番 光 安 一 磨 22 番 中 村 直 人 7 番 藤 田 末 人 23 番 藤 井 良 雄 8 番 森 山 林 24 番 園 田 泰 郎 9 番 久 保 文 雄 25 番 德 渕 謹 次 10 番 指 山 清 範 26 番 岡 恒 美 11 番 簑 原 宏 27 番 伊 東 主 夫 12 番 野 田 ヨシエ 28 番 緒 方 勝 一 13 番 原 康 彦 30 番 宮 原 久 14 番 平 川 忠 邦2
欠席議員氏名及び
議席番号 19 番 永 渕 一 郎3
地方自治法第121条による
説明員氏名 市 長 山 下 英 雄
民生部長 原 正 弘 助 役 西 依 五 夫 〃
次長 山 本 昌 彦
収入役 樋 口 邦 雄
経済部長 野 田 忠 征
総務部長 篠 原 正 孝 〃
次長 長 寛 〃
次長 永 家 義 章 〃
次長 上 野 和 実
建設部長 吉 山 新 吾
総務課長 佐 藤 忠 克 〃
次長 中 村 勝 十
企画課長 池 尻 喬 〃
次長 鈴 木 正 美
生活環境課長 高 尾 信 夫
水道事業 管理者 槇 利 幸
水道部次長 時 田 義 光
教育委員長 楠 田 正 義
教育部長 井 上 彦 人
教育長 柴 田 正 雄 〃
次長 木 塚 輝 嘉4
議会事務局職員氏名 事務局長 古 賀 政 隆
議事係主査 林 吉 治 次 長 兼
議事係長 石 丸 賢 治 書 記 熊 田 吉 孝
庶務係長 権 藤 敏 昭5
議事日程日程第1
議案乙第22号
平成10年度
鳥栖市
一般会計補正予算(第2号)
日程第2
議案乙第23号
平成10年度
鳥栖市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
日程第3
議案乙第24号
平成10年度
鳥栖市
下水道特別会計補正予算(第3号)
日程第4
議案乙第25号
平成10年度
鳥栖市
鳥栖駅東土地区画整理特別会計 補正予算(第1号)
日程第5
議案乙第26号
平成10年度
鳥栖市
水道事業会計補正予算(第1号)
日程第6
議案乙第28号
専決処分事項の承認について
日程第7
議案甲第36号
鳥栖市
国民健康保険条例の一部を改正する
条例日程第8
議案甲第37号
鳥栖市
企業立地促進等に関する
条例日程第9
議案甲第38号
市道路線の廃止及び認定について
日程第10
議案甲第39号
市営土地改良事業の
認可申請について
日程第11
議案乙第27号
平成9年度
鳥栖市
水道事業会計決算認定について 午前10時開議
○
議長(
姉川清之) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△
日程第1
議案乙第22号
平成10年度
鳥栖市
一般会計補正予算(第2号)
○
議長(
姉川清之)
日程第1.
議案乙第22号
平成10年度
鳥栖市
一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。 質疑を行います。
伊東議員。
◆
議員(
伊東主夫) 〔
登壇〕 おはようございます。
伊東主夫でございます。 ただいま議題となりました
議案乙第22号
平成10年度
鳥栖市
一般会計補正予算(第2号)中、幾つか質疑を交わすわけでございます。 さて
山下市長、今月早々に4選目出馬しない旨の
意思表示がございまして、そうなりますと、今日までの12年間にわたります
山下市政の功罪あるいは光の
部分、陰の
部分、そういったものを次回まだ時間がありますので、総括的に論議を交わしたいと思っております。その功罪あるいは光の
部分、陰の
部分、それぞれに評価する物差しが違えば、おのずからそれが功なのか罪なのか、あるいは光の
部分なのか陰の
部分なのか、それぞれに違ってくるわけでございます。今回
お尋ねしますものは、その光の
部分なのか陰の
部分なのか。市民の多種多様な
意見等の中で、象徴的なものを三つ上げながら質疑をさせていただきたいと思います。
一つは、38ページの
塵芥焼却場費でございます。今回、
需用費で
修繕料を
補正してございますが、当然ごみの焼却に対する対応としての
修繕料だと思いますけれども、今日3
交代体制をとられながら、なおかつその万全の体制をとる意味での
修繕料かと思いますが、さらにどのような
修繕をされるのか。さらに、今後予想される
修繕というものが24時間
焼却体制の中でどういったものが見込まれるのか、あわせて
お尋ねをしておきます。 それから、
焼却灰の件でございますが、3月におきましては
厚生省より
処分基準違反のおそれありということでの
指摘を受け、6月議会におきましては、その
焼却灰の
搬出処理に伴う
予算として1億 2,000万円の
補正がなされました。その6月
補正当時、今すぐにでも
搬出が可能であるかのような
内容説明、御答弁であったかと思います。
搬出先であります
関係する
自治体、あるいは持っていく
焼却灰の
安全性など
指摘しておったところでございますが、いまだ
搬出された形跡、
搬出される見込みなど立っておるのか立っていないのか。あの
ごみ焼却灰を再度現地で見ましたときに、どのように対応しておるのかということを本日この時間どうなっておるのか、今日までの経過とその対応について問いただしておきたいと思います。 次に43ページでございますが、
道路舗装費について若干
お尋ねをいたします。今回 1,500万円の
補正をされまして、合計1億 5,000万円の
道路舗装費となっております。この
道路舗装につきましては、各町区、各
地域住民の
要望等、
道路舗装につきましても大変高い
要望等がございます。例年その
予算の範囲内において
緊急性の高いもの、当然その
舗装に必要な
箇所、公平適正にされておると思いますが、本当にそうなのか。
道路舗装の
状況はどのように対応されておるのか、この際
お尋ねをしておきたいと思います。 そして、その例として
一つ挙げますと、斎場に行く
道路がございます。
県道筑紫野線、いわゆる5号線から入りまして斎場に至るまでの間、
大変道路が傷んでおります。斎場を利用されますお客様から
大変不評を買っておる
道路でございます。どのくらいになりましょうか、昨年の末ぐらいからでしょうかね、ことしに入ってから私も何度となくあの
道路を行き来するたびに何とかならんのかなと、これでは斎場を利用する市民の方から苦情が出るのも当たり前だなと、そのように実感しておるところでございます。
一つの
箇所の例示を挙げながら
道路舗装につきましての対応につきましては、
緊急性なり公平公正さから見て、どのようにされておるのか、
お尋ねする次第でございます。 次に、
交通安全対策事業費でございます。今回 262万円の
補正をされてございます。合わせて 5 ,162万円となるわけでございますが、この
交通安全対策につきましても、ガードレールをつけたり、あるいは
防犯灯とか信号とか、いろんなこともあろうかと思いますが、その
交通安全対策の
必要性の
度合い、緊急の
度合いというものをどのように認識されておるのかなと。そういった見地から、これも
一つの
箇所を挙げまして
お尋ねするわけでございますが、その象徴的な場所として東町の
地下道入り口の
交差点でございます。この南北の
道路は御承知のように、藤木はもちろんでございますが、商工団地あるいは
久留米への
幹線道路の一翼を担っておる
道路という
位置づけができるかと思います。
北部丘陵の整備がなお進みますと、
久留米への
幹線道路になることは間違いありません。今日現在、自動車が占用的に通行する現状を目の当たりにしますと、あの近所の住民の方々、お買い物をされます近所の方々、お
年寄りあたりが
横断歩道の線が引いてありますけれども、なかなか車がとまってもらえない。大変危険な
道路、危険な
交差点という、そういう
位置づけができようかと思います。今日までそのような
危険箇所の
指摘が各
議員からもされておったかと思いますが、
交通安全対策上、どうにかならないのかなという思いがしておるわけでございます。当然そのような認識の
箇所と受けとめておいでかと思いますが、
交通安全対策としてどのように対応され認識されておるのか、あわせてこの際
お尋ねしておきたいと思います。 以上、3点に絞りまして1回目の
質問といたします。
○
議長(
姉川清之)
髙尾生活環境課長。
◎
生活環境課長(
髙尾信夫) 〔
登壇〕
伊東議員の御
質問に
お答えをいたします。 38ページの目の3.
塵芥焼却場費の
補正額 643万 3,000円のうちの
需用費 630万円の内訳について申し上げます。 この 630万円につきましては、
消耗品といたしまして、
火格子の
部品購入に 160万円、それから
修繕料といたしまして
クレーンピットの手すり、
配水管、それから
ダイオキシン対策といたしましての
水噴射装置、
誘引通風機等の
修繕に係る経費で 470万円でございます。 さらに、今後見込まれます
修繕ということにつきましては、現在、検査の結果でわかっておりますのは、ストーカーの
全面更新と
空気余熱機の更新、大きなものとしては二つが今後
修繕が必要であろうということでわかっているものでございます。 次に、
焼却灰の
処理についての御
質問について
お答えいたします。 本市の
焼却灰の
処理につきましては、
議員御
指摘のとおり、
平成10年3月に
厚生省の公表により
処分基準違反のおそれがあるとの
指摘を受けまして、県より新たに排出する
焼却灰につきましては適正に
処理を行うよう
指導がございました。その
指導に従いまして、県内の
民間処分場に
処理を行うために6月議会におきまして1億 2,000万円の
予算を
お願いしたところでございます。幸いにも
排水基準違反や
地下水汚染につきましては
水質検査の結果、発生しておらず、その結果につきましては、国、県に報告をしております。
焼却灰につきましては、適正に
処理を行うことで
関係自治体に対し、県、市それぞれ理解をいただくために、
現状説明を行ってまいりましたが、現在のところ同意いただくまでに至っておりません。
関係自治体におきましても、何回も
検討を行っていただきましたが、過去の経過や今日の環境汚染問題の広がりの中で、法的問題だけではなく感情的問題もクリアしていかなければならないということで、予想以上に
困難性があるというふうに考えております。引き続き
お願いを行ってまいりたいと考えております。 また、
県外搬出につきましても、県の
産業廃棄物行政の根幹であります「持ち出さない」「持ち込ませない」という方針に大きな影響を与えるということから、現状では県の承認は受けられないというふうに判断をしております。しかしながら、今後も何らかの
方法で
適正処理を行わなければならないということは当然のことでありますので、県はもとより国に対しましても
処理方策の
検討を
お願いしてまいりたいというふうに現在考えておるところでございます。いましばらく時間がかかると思いますけれども、よろしく御理解を
お願いしたいと思います。 以上、
お答えといたします。
○
議長(
姉川清之)
中村建設部次長。
◎
建設部次長(
中村勝十) 〔
登壇〕
伊東主夫議員の御
質問に
お答えをいたします。
予算書の43ページ、
道路舗装費及び
交通安全対策事業費につきまして、まず最初に、
道路舗装費でございます。今回の
補正は 1,500万円、
補正後に1億 5,000万円となっております。これらの
事業は
歩行者や車両の円滑な走行かつ安全な
交通を図るとともに、
沿道環境の保全を資するために現在市道の
舗装を行っております。現在の
整備状況は、
平成10年3月31日現在で、
市道延長が約 548キロ中 457キロの
舗装を行っております。
舗装率で83.5%になっております。
舗装の
優先順位といいますか、まだまだ未
舗装区間があり、需要に応じた未
舗装区間、または現在、
舗装をしている路面の
老朽化の
状況を判断して
舗装を実施しております。
議員御
指摘の市の斎場に通じます
市道神辺・
葬祭公園線についても、御案内のとおり
老朽化をなしております。ここにつきましては、現在、民間による
墓園設置のため、
土砂搬出のダンプによる
市道通行許可が10月上旬までとなっております。現在、
部分的な補修につきましては、
市道反覆車に
お願いをいたしております。この間、非常に
一般通行者の方には迷惑をおかけしておりますが、今後は
パトロール等の強化を行い、損傷が発生した
箇所につきましては、早急な対応をしていただくよう
指導を行っていきたいと思います。これらの工事の進捗ぐあいを見て、
舗装の改良につきましては、年次的に行っていきたいと考えております。 次に、
交通安全対策事業費につきましては、今回の
補正が262万円、
補正後で5,162万円。これらの
事業費は
交通の円滑さを図り、あわせて
交通の安全と
事故防止のために行う
事業で、主に
歩行者と車を分離するための歩道の新設や車両、自転車及び
歩行者の転落を防止するための防護さく、他の車両や
歩行者を確認するための
道路反射鏡の設置、並びに
交通を整理し、誘導し、あるいは規制する施設として
路面表示や
ライン引き等を行っております。
議員御
指摘の東町の
交差点は、
市道今泉・
田代大官町線と、京町・
東町線との
交差点であり、ここには藤木の
地下道の側道が両側に
タッチをする変則の六差
路交差点になっております。この
交差点は非常に
交通の流れが悪いし、また危ないと言われております。市といたしましても、市及び
鳥栖の
交通安全対策協議会を通じまして、過去
信号機の
設置等を
鳥栖警察署に要望したところでございます。
議員御承知のように、
地下道から
道路勾配が7%以上で
交差点に
タッチをしております。
交差点付近では緩い勾配での取りつけ、さらには
視認性を確保する必要があります。または変則六差
路交差点であるということから、
信号機の設置が現在のところ難しいと聞き及んでおります。現在は
路面表示で
外側線等の
ラインを引いたり、
中心部には
ソーラー電池による
点滅等を行っております。しかし、南北のこの
市道今泉・
田代大官町線は年々
交通量が増加をしております。今後この
交差点がどのように改善できるのか、いろんな角度から
調査研究を行いながら、
関係機関と協議を行っていきたいと思っております。 以上、
お答えとさせていただきます。
○
議長(
姉川清之)
伊東議員。
◆
議員(
伊東主夫) 〔
登壇〕 それぞれに
お答えをいただきました。まず、
焼却灰の
処理の
関係でございますが、
担当課としては努力をされておるようでございますが、
搬出先もあり、なかなかその努力が報われていないような印象を受けたところでございます。県の方針なり
指導が「県外に持ち出さない」「県内に持ち込ませない」、そのような方針なり
指導のもとに時間が経過しておる側面も持っておるような気がするわけでございます。いましばらく時間の
必要性を説かれましたけれども、本年度としても下半期しか残ってない時間となってまいりました。 さて、9年度において
焼却灰の
適正処理の
検討をされた経過があるわけでございますが、この
焼却灰の
搬出ができないということになりますと、新たな展開を対応しなければならないということになってくるわけでございますが、
適正処理の
検討をされた、その内容結果もやはり尊重すべきかなというような受けとめ方もいたしますが、この後どのような方策、方途が残されておるのか、選択の幅があるのか、いま一度
お答えを望みたいと思います。 次に、
道路舗装の
関係で、象徴的に斎場へ行くあの市道を例に取り上げて申し上げました。現地の
道路状況、御存じの方に説明の余地は必要ありませんけれども、
道路パトロール等も本当にやっておられるのかなと、あの
道路のそでぐあいを見ますと、やはりその都度
応急措置をやっておけば、さしたる市民の苦情もないのになというように思っておる一人でございます。
反覆許可が10月まででしょうか、そうなりますと、早急にやっぱりあの
道路は手直しをしてもらわないと、お亡くなりになられた方の遺族なり、あるいは霊柩車の中の御遺体のその
状況を想像しますと、最後の厳粛な儀式へ向かうあの
道路がああいうようにでこぼこであったり、波打っておったりしておるところを通ることについては忍びない、あるいは申しわけないと、そのように思われるのじゃないかというように
指摘をし、早急な対応を
お願いし、なおかつ市内の各
箇所、当然そういった
要望等もあろうかと思いますので、
予算が足りなければ、さらなる
補正をしてでも、やっぱり市民の要望、地域の要望にこたえていただきたいというように強く要望しておきたいと思います。 それから、
交通安全対策に関して、東町の
交差点の例を象徴的に取り上げて
お尋ねをいたしました。私は今泉・
田代線南北のあの
交通の量、特にやっぱり北部・
久留米間の
幹線道路と、そのようになってきておるし、さらにそういう
位置づけになっていくということになるとすれば、私は警察なり
公安委員会なりに
お願いすれば、せめて
点滅信号ぐらい取りつけできるのではないか。つまり今泉・
田代線の南北が黄色の点滅、京町・東町の東西の路線が赤の点滅、そういった注意を促す、
危険箇所である
交差点という表示ができないことはないと、そのように思う一人でございます。ここに限らず、
交通安全対策が必要な
箇所は多々あろうかと思いますが、
緊急性を考慮して、可能かどうかは別として、直ちにそういった作業にぜひとも取りかかっていただきたい。そのことで地域の方々に安心、安全な生活を送れる環境を率先して実現していただきたい、そのように要望し、2回目は
一つだけ残しまして私の
質問を終わります。
○
議長(
姉川清之)
髙尾生活環境課長。
◎
生活環境課長(
髙尾信夫) 〔
登壇〕
伊東議員の2回目の御
質問に
お答えをいたします。 9年度に
焼却灰の
適正処理の
検討を行ったことについての御
質問がございましたけれども、9年度に行いました
検討は、
一つは
管理型処分場を
鳥栖市内につくるということ、それから市外への
管理型処分場への
搬出、それから
灰溶融炉の設置による灰の溶融という3点について
検討を行いまして、費用の面、
実現性の
問題等いろいろ検討を行った結果、最終的には
灰溶融施設で灰を溶融して安全なものにしてしまうということが最もいいんではないかという結論になっております。この結論をもちまして、県、国に対しまして
灰溶融の施設の補助について
お尋ねをしてまいりましたけれども、現在のところ、これに対する補助がございませんで、経費的に非常に困難になったと。そういう中で、3月に
厚生省からの公表により、国、県の
指導で新たな灰の
搬出について直ちに
適正処理をしなさいという
指導になりましたものですから、それから先の
検討が具体的にできないままに現在の対応をしているという
状況でございます。 そういうことで、
あと選択の余地はということでございますけれども、
一つは県内の管理型に
搬出をするというのが
一つございます。これは民間だけでなく
公共管理の
処分場についても
検討を行うということでございます。実は今回
お願いをした中で、あわせて
公共管理の
処分場に
お願いできないかということも非公式には打診をいたしました。しかし、これもかなりいろんな問題がございまして、明確な
処理ができるかというところまで至っていないということでございます。 もう
一つは、
灰溶融施設を設置するということであると思います。これにつきましては、国にそういう
補助制度を取り入れていただいて、そういう安全な
処理をするということも今日、全国的な灰の
処理の問題がございますので、そういうことも含め引き続き
お願いをしていったらどうかということで、現在のところ、
選択幅としては、この二つぐらいであろうというふうに考えているところでございます。 よろしく
お願いいたします。
○
議長(
姉川清之)
平川議員。
◆
議員(
平川忠邦) 〔
登壇〕 平川でございます。ちょっと事前に話はしておりませんけれども、2点ほど
お尋ねをいたします。
一つは、7ページの
地方債の
関係ですが、私
一般質問でも何度か
お尋ねをしたんですけれども、この
地方債のいわゆる
償還の
方法というのがここに10年以内、20年以内という形で記載をされておりますが、ここの中に「ただし、
市財政の都合により
据置期間及び
償還期限を短縮し、若しくは
繰上償還又は低利に借替えすることができる」と、いつもこういうふうになっているわけですね。こういうふうな
償還の
方法を記載しながら、現実には繰り上げ
償還あるいは低利に借りかえというのが
一般会計の中で果たして今日まであったのかなと。私自身はちょっと記憶がないわけですけれども、こういうふうに
償還の
方法を書いている以上、今非常に超低
金利時代ということで、公定歩合も一番今が低い。こういう中で
鳥栖市が
縁故債なんかでも5%以上あるいは6%、7%で借り入れている起債がまだかなり残っているんじゃないかと。その点で、こうした
償還の
方法について、ここに記載されている分が本当に生かされるのか、その点が
一つと、それから今日まで5%以上の
縁故債が何件ぐらいでどれぐらい残っているのか。それからもう
一つ、これとの
関係で、
減債基金というのがどういう形で活用をされていくのか。現在どれぐらい
減債基金が残っているのかもちょっと教えていただきたいと思います。 それから、
商工費の42ページ
、観光費の中で
工事請負費、
観光施設整備工事費1,522万 5,000円、これの少し具体的な中身について明らかにしていただきたいと思います。 以上です。
○
議長(
姉川清之)
永家総務部次長。
◎
総務部次長(
永家義章) 〔
登壇〕
平川議員の御
質問に
お答えをいたします。 突然の
質問でございましたので、手元に資料を持ち合わせないものもございますけれども、わかる範囲の中で
お答えをさせていただきたいと思います。 繰り上げ
償還あるいは借りかえにつきましては、
議員御
指摘のように、その
償還方法、
償還期間等について
一覧表にまとめてございますけれども、これは御案内のように、
政府資金につきましてはなかなか借りかえ、あるいは繰り上げ
償還等については困難な
状況にはございますけれども、しかしながら、そういった余地が残されていると、そこに記載されている文言はなかなか困難な面はございますけれども、今後の
検討の余地は残されているというふうに理解していただきたいと思います。 それから、過去において繰り上げ
償還等の実績がないのかという御
質問でございますけれども、これははっきりした年度はわかりませんが、10年ほど前に、昭和六十二、三年ごろだったと思いますけれども、額にしまして約2億円程度だったと思いますが、繰り上げ
償還の実績があるようでございます。 この繰り上げ
償還につきましては、今日こういう
公債費の負担が地方
自治体の
財政運営を非常に圧迫しているような
状況にございまして、今年度は特に
大蔵省に対しまして
政府資金の繰り上げ
償還あるいは借りかえ、そういったことが必要であると、
地方財政の運営上も極めて重要であるというふうな自治省の認識がございまして、この問題について
大蔵省と協議に入るというようなことも聞き及んでいるところでございます。市といたしましても、他の
自治体と一緒になりまして、こういった
公債費の負担が急増している
状況をかんがみまして、県なり国への働きかけを行ってまいりたいというふうに考えております。 それから、
減債基金の残高の御
質問だったと思いますけれども、9年度末におきましては、
減債基金の残高が12億 1,000万円ございました。10年度中におきます取り崩しの予定額、これが4億 5,400万円ほどございますので、10年度末の見込みといたしましては8億 1,100万円ほどが残高として見込まれるだろうと思っております。 それから、
縁故債等の件数についての御
質問だったと思いますけれども、ちょっと今現在、私の方の手元に資料がございませんので、ここでの御答弁はお許しいただきたいと思います。後ほど調査をいたしまして御回答いたしたいと思いますので、よろしく
お願いいたします。 以上、終わります。
○
議長(
姉川清之) 上野経済部
次長。
◎経済部
次長(上野和実) 〔
登壇〕
平川議員の
質問に
お答えします。 42ページの観光費、
工事請負費ですが、
観光施設整備工事費 1,522万 5,000円ということで上げておりますが、この工事費の内訳内容としましては、河内ダム周辺の休憩所2カ所設置するものでございます。場所につきましては、市民の森の前の駐車場付近に
一つ、さらに河川プールに1カ所つくるものでございます。休憩所等がございませんので、休憩所及び避難所、さらには展望所的なものを兼ねて2カ所つくるものでございます。これは県の自然公園施設整備
事業補助金2分の1の補助をいただきまして整備をするものでございます。 以上、
お答えいたします。
○
議長(
姉川清之)
平川議員。
◆
議員(
平川忠邦) 〔
登壇〕 それぞれ
お答えをいただいたんですが、まず、
地方債の
償還のことですが、ほかの市町村をいろいろ調べてみますと、今の超低
金利時代の中で、例えば、佐賀市あたりも、それから唐津市あたりもそうですけれども、5%以上の
縁故債についてはこれを繰り上げ
償還するということが、ここ数年の取り組みとして行われているようです。既に5%以上の
縁故債は繰り上げ
償還をしたり借りかえあたりをやって、いわゆる今まで高い利子で借っていた分の利子を減らすことによって市の財政に数億円の歳出を減らしたというふうなことが新聞紙上でも相当前から報道をされていたことを思い出すんですけれども、市の場合もここに
償還の
方法という形で
市財政の都合により、非常に市の財政は今厳しいという中で、繰り上げ
償還なり低利に借りかえすることができるということをはっきりうたっているわけですね。確かに
政府資金については
大蔵省との協議が始まっていると。
大蔵省の方も若干前向きな姿勢があるような新聞報道も読んだことはあるんですけれども、現実問題としてはまだ借りかえを認めていない。ただ、
縁故債についてはそういったことはないわけですね。 ですから、今、
減債基金が10年度末でたしか9億何ぼと言われたですかね。これだけのお金が当然将来的に払っていくために
減債基金というのは積み立てられている
部分もかなりあるとは考えられますけれども、少なくとも5%以上、例えば6%とか7%、今の金利でいくと3倍ぐらいの金利を払っている
縁故債がまだ残っているはずです。だから、そうした分もこうした中でやっぱり返していくということをひとつ考えていただかないと、今度のこの
予算書の中でも約15億円ぐらいの借金をして、その一方では13億円ぐらいの借金を返していかなくてはならない。何か借るのと返すのがイタチごっこみたいな感じで借っているんじゃないかと。ですから、以前に高い金利で借った分は早急に返す努力をぜひしていただきたい。そうしないと、ここに
償還の
方法というのが文言だけで終わっているんじゃないか、こういうふうな感じがしたもんですから、そういう点は御
指摘にとどめておきたいと思います。 それから、先ほど観光費の中の観光施設、市民の森と河川プールと。多分これはトイレあたりもついたところのそういった休憩所をつくられるというふうにうかがっているわけですけれども、このことを私もむだとは言いませんけれども、不要不急という
関係で
一つはどうなのか。それから、当然トイレも必要でありますけれども、例えば、建設サイド、都市計画サイドとかで市全体として今トイレなり、そういった休憩施設の配置がどうなっているのか。そういった
検討も内部では当然していきながら、今ここにつくるのが一番
緊急性として必要だと、そういった論議が果たしてなされているのかなと。当然県の補助がついたという形で取り組まれたという
部分もあるでしょうけれども、市全体としてそういった休憩所なり、あるいは公衆トイレ、そういったものの
必要性というものは、ただ単なる
一つの課だけでやるんじゃなしに、商工課でも必要でしょうし、あるいは都市公園なり児童公園なり、いろんなそういうところの
必要性との絡みで、今回の観光費の中の休憩所なりトイレの
必要性というものが十分に論議をされているのかなという疑問が若干ございましたので、そうした点もひとつ今後含めて論議をしていただくことを
お願いして質疑を終わります。
○
議長(
姉川清之) ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△
日程第2
議案乙第23号
平成10年度
鳥栖市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
○
議長(
姉川清之)
日程第2.
議案乙第23号
平成10年度
鳥栖市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△
日程第3
議案乙第24号
平成10年度
鳥栖市
下水道特別会計補正予算(第3号)
○
議長(
姉川清之)
日程第3.
議案乙第24号
平成10年度
鳥栖市
下水道特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△
日程第4
議案乙第25号
平成10年度
鳥栖市
鳥栖駅東土地区画整理特別会計 補正予算(第1号)
○
議長(
姉川清之)
日程第4.
議案乙第25号
平成10年度
鳥栖市
鳥栖駅東土地区画整理特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△
日程第5
議案乙第26号
平成10年度
鳥栖市
水道事業会計補正予算(第1号)
○
議長(
姉川清之)
日程第5.
議案乙第26号
平成10年度
鳥栖市
水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 質疑を行います。宮地
議員。
◆
議員(宮地英純) 〔
登壇〕 宮地英純でございます。ただいま議題となりました
議案乙第26号
平成10年度
鳥栖市
水道事業会計補正予算について
お尋ねをいたします。 3ページの款.資本的収入、項.出資金 2,185万 2,000円についてでございます。これは
一般会計繰出金でありますが、乙第22号の中で
予算化をされております。繰出金を出資金として受け入れて、資本的支出、建設改良費として支出計画になっておるようでございますが、どのような建設改良がなされるのか。 それから、
一般会計から繰出金を要請された目的は、基準は何であったのか。この工事に
関係するわけですが、出資金という基本的な考え方の説明もあわせて
お願いいたします。 以上です。
○
議長(
姉川清之) 時田
水道部次長。
◎
水道部次長(時田義光) 〔
登壇〕 宮地
議員の
質問に
お答えをいたします。 3ページの出資金 2,185万 2,000円。これにつきましては現在、
北部丘陵に配水施設として水道施設
関係の整備を行っております。神辺町から
北部丘陵の配水池まで、これにつきましては
一般会計より出資をしていただくという取り決めになっております。今回、この配水施設を設置いたします
箇所に古墳群が7基ございまして、これの調査が必要になってきました。この用地につきましては、既に購入済みでございますが、この配水池の用地の文化財調査費 2,185万 2,000円、これを出資していただくということでございます。 それから、この基準でございますが、先ほど申しましたように、
北部丘陵の配水池までは
一般会計より出資をしていただくという取り決めになっておりますので、当然出資をしていただくということでございます。 以上、
お答えいたします。
○
議長(
姉川清之) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△
日程第6
議案乙第28号
専決処分事項の承認について
○
議長(
姉川清之)
日程第6.
議案乙第28号
専決処分事項の承認についてを議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△
日程第7
議案甲第36号
鳥栖市
国民健康保険条例の一部を改正する条例
○
議長(
姉川清之)
日程第7.
議案甲第36号
鳥栖市
国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△
日程第8
議案甲第37号
鳥栖市
企業立地促進等に関する条例
○
議長(
姉川清之)
日程第8.
議案甲第37号
鳥栖市
企業立地促進等に関する条例を議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△
日程第9
議案甲第38号
市道路線の廃止及び認定について
○
議長(
姉川清之)
日程第9.
議案甲第38号
市道路線の廃止及び認定についてを議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△
日程第10
議案甲第39号
市営土地改良事業の
認可申請について
○
議長(
姉川清之)
日程第10.
議案甲第39号
市営土地改良事業の
認可申請についてを議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 お諮りいたします。以上10議案については、委員会付託表のとおり付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、以上10議案は委員会付託表のとおり付託することに決しました。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△
日程第11
議案乙第27号
平成9年度
鳥栖市
水道事業会計決算認定について
○
議長(
姉川清之)
日程第11.
議案乙第27号
平成9年度
鳥栖市
水道事業会計決算認定についてを議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 お諮りいたします。本決算は8名の委員をもって構成する
水道事業会計決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査に付することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、本決算については8名の委員をもって構成する
水道事業会計決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査に付することに決しました。 お諮りいたします。ただいま設置されました
水道事業会計決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、德渕謹次
議員、原和夫
議員、宮地英純
議員、藤井良雄
議員、久保文雄
議員、
平川忠邦議員、野田ヨシエ
議員、指山清範
議員、以上8名を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました8名の諸君を
水道事業会計決算特別委員会の委員に選任することに決しました。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
○
議長(
姉川清之) 以上で本日の
日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 午前10時56分散会...