平成10年 3月
定例会1
出席議員氏名及び
議席番号 議 長 姉 川 清 之 15 番 山 津 善 仁 1 番 内 川 隆 則 16 番 原 和 夫 2 番 太 田 幸 一 17 番 黒 田 攻 3 番 三 栖 一 紘 18 番 佐 藤 正 剛 4 番 尼 寺 省 悟 19 番 永 渕 一 郎 5 番 大 坪 英 樹 20 番 宮 地 英 純 6 番 光 安 一 磨 21 番 平 塚 元 7 番 藤 田 末 人 22 番 中 村 直 人 8 番 森 山 林 24 番 園 田 泰 郎 9 番 久 保 文 雄 25 番 德 渕 謹 次 10 番 指 山 清 範 26 番 岡 恒 美 11 番 簑 原 宏 27 番 伊 東 主 夫 12 番 野 田 ヨシエ 28 番 緒 方 勝 一 13 番 原 康 彦 30 番 宮 原 久 14 番 平 川 忠 邦2
欠席議員氏名及び
議席番号 23 番 藤 井 良 雄3
地方自治法第121条による
説明員氏名 市 長 山 下 英 雄
民生部長 原 正 弘 助 役 仁 田 利 勝 〃
次長 山 本 昌 彦
収入役 西 依 五 夫
経済部長 野 田 忠 征
総務部長 樋 口 邦 雄 〃
次長 長 寛 〃
次長 篠 原 正 孝 〃
次長 上 野 和 実 〃
次長 永 家 義 章
総務課長 木 塚 輝 嘉
建設部長 吉 山 新 吾
都市開発課長 佐々木 康 高 〃
次長 中 村 勝 十
生活環境課長 高 尾 信 夫 〃
次長 鈴 木 正 美
衛生処理場長 横 尾 勝 弘
福祉事務所長 三 壺 隆 夫
水道事業 管理者 槇 利 幸
水道部次長 時 田 義 光
教育委員長 楠 田 正 義
教育部長 井 上 彦 人
教育長 柴 田 正 雄
社会教育課長 水 田 孝 則4
議会事務局職員氏名 事務局長 古 賀 政 隆
議事係主査 林 吉 治
局長待遇 兼
庶務係長 高 尾 義 彰 書 記 熊 田 吉 孝 次 長 兼
議事係長 石 丸 賢 治5
議事日程日程第1
議案乙第1号
平成9
年度鳥栖市
一般会計補正予算(第5号)
日程第2
議案乙第2号
平成9
年度鳥栖市
国民健康保険特別会計補正予算 (第3号)
日程第3
議案乙第3号
平成9
年度鳥栖市
老人保健特別会計補正予算 (第2号)
日程第4
議案乙第4号
平成9
年度鳥栖市
下水道特別会計補正予算(第5号)
日程第5
議案乙第5号
平成9
年度鳥栖市
農業集落排水特別会計補正予算 (第5号)
日程第6
議案乙第6号
平成9
年度鳥栖市
鳥栖駅東土地区画整理特別会計 補正予算(第5号)
日程第7
議案乙第7号
平成9
年度鳥栖市
水道事業会計補正予算(第2号)
日程第8
議案乙第8号
平成10
年度鳥栖市
一般会計予算日程第9
議案乙第9号
平成10
年度鳥栖市
国民健康保険特別会計予算日程第10
議案乙第10号
平成10
年度鳥栖市
老人保健特別会計予算日程第11
議案乙第11号
平成10
年度鳥栖市
下水道特別会計予算日程第12
議案乙第12号
平成10
年度鳥栖市
農業集落排水特別会計予算日程第13
議案乙第13号
平成10
年度鳥栖市
鳥栖駅東土地区画整理特別会計 予算日程第14
議案乙第14号
平成10
年度鳥栖市
水道事業会計予算 午前11時20分開議
○
議長(
姉川清之) おはようございます。これより本日の会議を開きます。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△
日程第1
議案乙第1号
平成9
年度鳥栖市
一般会計補正予算(第5号)
○
議長(
姉川清之)
日程第1.
議案乙第1号
平成9
年度鳥栖市
一般会計補正予算(第5号)を
議題といたします。
質疑を行います。
宮地議員。
◆
議員(宮地英純) 〔
登壇〕 おはようございます。
市政会の宮地でございます。よろしくお願い申し上げます。 ただいま
議題となりました
議案乙第1
号平成9
年度鳥栖市
一般会計補正予算(第5号)のうち、款4.
衛生費、項3.
環境対策費の中で、79ページとなりますが、
合併処理浄化槽設置整備事業補助金についてお伺いをいたします。
減額が654万5,000円になっておりますが、たしかまだ正月も明けないころだったと思いますけれども、9
年度施工を希望されていた家庭があったわけでございますが、この時点で「本
年度はもう
補助金の交付はできない。もう終わってしまいました」という説明がありました。この
合併浄化槽設置につきましては、家屋の新築、
改築等で順序を追って工事をされているわけでございますので、1月であろうと2月であろうと、そういう要望があるはずでございます。 このことからしますと、
減額をされておって、それもただいま申しましたように650万円から
減額をされておりますので、そのときにもうないとおっしゃったその経緯がこの時点ではよくわからないわけでございますので、その
あたりの事務処理的なこともあろうかと思いますが、理由について答弁をお願い申し上げます。
○
議長(
姉川清之)
高尾生活環境課長。
◎
生活環境課長(
髙尾信夫) 〔
登壇〕
宮地議員の御
質問に
お答えいたします。 御
質問は、
合併処理浄化槽の
補助金減額の654万5,000円についてでございました。1月時点で
補助申し込みの方について、
補助金がもう既にございませんということでお断りしたということでございますけれども、当初の
予算の中では、
国庫補助で一応本市の希望の額を要求いたしまして、その後内示がございまして、
国庫補助の額が一定決まります。9
年度は内示で
減額を受けておりまして、その後、
追加内示で
一定額が追加されましたけれども、最終的に国庫の
補助の確定が
減額の654万5,000円で確定をしております。 そういう面で、
合併浄化槽の
補助の場合は
国庫補助分の額だけを
補助対象として、国3分の1、県3分の1、市3分の1ということで行っておりますので、
予算上はあるようになっておりますけれども、国庫の
補助の確定がこれだけ減っているということで
補助ができないということでございます。よろしくお願いします。
○
議長(
姉川清之)
宮地議員。
◆
議員(宮地英純) 〔
登壇〕 説明をいただきましたが、その理由はよくわかるわけですが、
河川浄化、環境問題の対処のために
合併浄化槽という一つの方策がとられており、今の説明からしますと3カ月も残したころにはもう後はないと、こういうことになってしまうような気がするわけでございます。 先ほど申しましたように、家屋の新築、改築というのは順序を追ってされておりますし、そういう
合併浄化槽の設置で浄化的なことの対処を行おうという、その各家庭の心意気にもこたえてやらにゃならん問題だと思います。確かに新
年度予算にもついておりますので、その分については新
年度予算でということでございましょうが、手続上はつくってしまったらもう
補助は出せないとか、いろいろ
問題点もございますので多くは申しませんが、手続上の問題もありましょうが、
十分配慮方をお願いして、私の
質問といたします。
○
議長(
姉川清之)
平川議員。
◆
議員(
平川忠邦) 〔
登壇〕
日本共産党の平川でございます。2点ほどお尋ねをいたします。 今回の
補正予算が全体で約1億9,000万円ほどの
補正がなされておりますけれども、その中で62ページの
財産管理費で
積立金、
財政調整基金積立金が約2億2,000万円、
減債基金積立金が2億円ちょっとというふうに出されております。これは
財政運営にかかわることだと思うんですけれども、今度こうした
財政調整基金と
減債基金の
積み立てをすることによって、
財政調整基金の
総額がこの時点でどれだけになるのか。それから、
減債基金も2億円ちょっと
積み立てておられます。これも
総額でどれぐらいになるのか、まずその点をお尋ねいたします。 それからもう一点は、70ページと71ページに
老人福祉費の中の
委託料で
老人ホームヘルプサービス事業等委託料、これが
減額で約1,800万円、
扶助費で1,039万円。たしか昨
年度の12月の
補正をちょっと見たんですけれども、昨
年度はこの
委託料は398万円ほどの
減額だったんですけれども、今
年度の3月の
補正は1,800万円も
減額がなされている。ちょっとこの点についての内容を知らせていただきたいと思います。
○
議長(
姉川清之)
永家総務部次長。
◎
総務部次長(
永家義章) 〔
登壇〕
平川議員の御
質問に
お答えをいたします。 62ページの
財産管理費の中で
積立金、
財政調整基金積立金及び
減債基金積立金、それぞれお願いをいたしておりますが、この中に端数の10万円単位の分がございますけれども、これにつきましては利息とお考えいただいて結構でございますけれども、この結果、9
年度末の
財政調整基金の
積立額は約6億4,500万円となります。それから、
減債基金積立金につきましては11億 6,000万円程度になる
見込みでございます。 以上、
お答えといたします。
○
議長(
姉川清之) 三
壺福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(三
壺隆夫) 〔
登壇〕
平川議員の御
質問に
お答えいたします。 まず、70ページの
委託料1,802万5,000円の
減額でございますけれども、内訳といたしましては、
老人ホームヘルプサービスが1,155万1,000円の
減額、それから
入浴サービス事業委託料が45万円の
減額、それから
短期入所が387万8,000円の
減額、それから
日常生活支援事業といたしまして214万6,000円の
減額、合わせて1,802万5,000円の
減額をお願いいたしております。 それから、71ページの
扶助費でございますけれども、内訳といたしましては
日常生活用具の給付でございますけれども、これが650万円の
減額、それから
老人保護費でございますけれども、396万1,000円の
減額、合わせて1,000万円の
減額をお願いしているところでございます。よろしくお願いいたします。
○
議長(
姉川清之)
平川議員。
◆
議員(
平川忠邦) 〔
登壇〕
お答えをいただきましたけれども、まず
積立金の問題ですが、
財政調整基金はたしか
平成9年の当初で2億5,000万円取り崩され、9月で2億5,000万円
積み立て、そしてこの3月で2億2,000万円また
積み立てると、こういう運用がなされているようですね。
減債基金は当初で2億5,400万円取り崩されて、今度の3月であと2億円
積み立てると。
総額を、先ほど
財調が6億4,500万円、
減債が11億6,000万円と。そうしますと、今度の
補正予算全体が約1億9,000万円程度の
補正の
総額の中で、いわゆる
決算見込みという形でいろんな
不用額を見込めるものが出てきた。そういう中で
積立金総額が4億2,400万円と、
補正の1億9,000万円を上回る額がこうした
積立金に回されております。そうしますと、
財政運営にかかわることですけれども、いろんな
市民要求にどうこたえていくのかということで
一般質問でも
質問をすると、市長なり
部長あたりから、
市民生活に影響を与えないような
財政運営をやりたいと。そうすると、今回4億円もそうした
積み立てに回されたということは、もう
市民要求には大体こたえたと。で、お金が余ったから4億円も
積み立てたんですよというふうにしか受け取らざるを得ないわけですね。 こうした
財政運営が果たしていろんな
市民生活との
かかわりで問題は出てこないのか。その点で、例えば
減債基金が今11億6,000万円、大変な金額ですけれども、この
減債基金は、来
年度スタジアムの
借金返済が7億円ぐらいになってくると、
減債基金に
積み立てていかないと
借金返済が大変だということを見込んで、こうした
減債基金に多額のお金をつぎ込んでおられるのか。その点、ちょっと見解を求めたいと思いますし、今、
減債基金を
縁故債の利率の高い部分を
繰上償還して利子の軽減を図るということがほかの自治体でも行われておりますけれども、
鳥栖市の場合、こうした11億6,000万円もある
減債基金を活用して、利率の高い
縁故債を
繰上償還すべきだといったことも本会議で要求をしてきたんですけれども、そういったものに活用するお考えはないのか。それとも、こうした
減債基金が今9
年度末で
総額11億6,000万円、これは今後予想をされる
スタジアムなどの多額の
借金返済にしか回されないという形になるのか。 そうしますと、結局、
スタジアムの
借金返済が
市民生活にも一定の影響を及ぼしてきているということが指摘せざるを得ないわけですけれども、その点について、この
減債基金、あるいは
財調にしてもそうです。
市民生活の要望というのはまだたくさんあるはずです。
福祉や
教育関係にいたしましても。そういうのはある程度抑えてでも
財調に
積み立てると、その点について
財政運営上若干の疑義が、この
財調の2億円、それから
減債基金に2億円を
積み立てた、このことについての所見を再度求めておきたいと思います。 それから、先ほど
老人福祉費で
ホームヘルプサービス等の
委託料の
減額、なぜこんなに
減額が出るのか、
サービスを落としておられるんじゃないか。その点について、
平成9
年度はこうした
老人ホームヘルプサービス事業はこれを落とすことによっても
計画どおりサービスの提供はできるというふうに考えておられるのか、再度答弁を求めておきます。
○
議長(
姉川清之)
永家総務部次長。
◎
総務部次長(
永家義章) 〔
登壇〕
平川議員の再度の
質問に
お答えをいたします。
財政調整基金に2億2,000万円、あるいは
減債基金に2億円の
積み立ては、これは
余剰財源としてこういう使い道があるのかどうかということだと思いますけれども、
財政調整基金につきましては、
議員御案内のように、
年度間の財源を調整するための
積立金でございます。 こういった余剰が今回生じてまいりましたのは、本来やるべき
事業も数々あるわけでございますけれども、いろんな諸般の事情で
事業の遂行が不可能になったというようなことがございます。例えば、歳出の面におきましては、
水屋橋の改良ができなくなったと。あるいは、
県営事業で行われております第2
大楠橋の橋梁のかけかえ、こういったものがある事情によって不可能になったというようなこともございます。あるいは、今後、
広域ごみ処理施設も多額の財源を要するわけでございますけれども、話の
進展状況によってはこういった
事業にも対応しなければならないと。 そのほか、いろんな各種の
事業があるわけでございますけれども、いろんな事情で
事業そのものが
先送りになっているというようなことも御理解をいただきたいと。そういうことで
財政調整基金への
積み立てを行っていると。 それから、
先ほど減債基金への
積み立てを今回2億円お願いしておるわけですけれども、
繰上償還の考えはないのかというようなお話でございますけれども、今回、それから昨
年度も
減債基金への
積み立てを行いましたけれども、やはり御案内のように
公債費の増嵩が見られます。10年、11年、12年、その
あたりがピークになろうかと思いますけれども、5億円ないし6億円ぐらいの
公債費の増が見られるわけでございます。 こういったことから、市債の
償還財源にまず充てるということが先決であろうというふうに考えておるところでございます。もちろん
繰上償還をいたしまして、そして御指摘のように
公債費比率を下げるとか、そういった手だて、あるいは利子の支払いを少なくするとか、そういったことも重要であるとは思っておりますけれども、現段階におきましては、後
年度の
公債費に充てるということを目的として
基金の
積み立てを行っているということでございます。 そういうことで、
平川議員の
質問の
お答えとさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○
議長(
姉川清之) 三
壺福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(三
壺隆夫) 〔
登壇〕
平川議員の再度の御
質問に
お答えいたします。
委託料のうち、主に
老人ホームヘルプサービスについてでございますけれども、1,155万1,000円で
減額補正をお願いいたしておりますけれども、これは主なものといたしまして、新しくできました
中央センターの方でございますけれども、その分が当初
見込みで回数を多く見込んでおりましたけれども、結果的に
サービス回数が少なかったということで、
中央センターの分が約1,200万円ほどの
減額補正でお願いいたしておるところでございます。これは決して
サービスの制限を行った結果で
減額ということじゃありませんで、どの
サービスについても同じことでございますけれども、申請があって調査を行い、そういった
サービスが必要と判断すればすべてそういった
サービスは行っているところでございます。よろしくお願いいたします。
○
議長(
姉川清之)
平川議員。
◆
議員(
平川忠邦) 〔
登壇〕
財政課長の方から答弁がありましたが、確かに
財政調整基金は
年度間の財源を調整するということで、そうした
事業ができなかった分を
財調に入れてまた新
年度でということも当然あり得るわけですから、これを頭から否定するつもりはありません。 ただ、
減債基金の問題含めて、例えば
建設課あたりに聞きますと、側溝を直してほしいとか、ここにガードレールをつくってほしいとか、各町区からいつも山なりの
要望書がたくさん来ているわけですね。
予算の関係でさばき切らないと。あるいは
下水道あたりでも、例えば
排水路整備、年間わずかの
予算で細々としかやられない。こういった
市民要求というのは本当たくさん来ているんです。結局、そういうのが
財政が厳しいということで
先送りにされ、この3月の
決算見込みの中でお金が余ったから
積立金に4億円も入れると、こうした
財政運営そのものが果たして
市民生活にとってどうなのかと。
一般質問等でもいろんな要求が、市民の負託にこたえてそれぞれの
議員からたくさん出されております。しかし、
財政は厳しいということを一貫して言われる。その一方では、
市民生活には影響を与えないようにということも市長からも何回もこの本
会議場でそうした答弁がなされております。 ところが、現実の
財政運営は4億円も
積み立てる。特に
減債基金2億円、来
年度からの
公債費の償還に多額のお金が要ると。この
補正予算を見ると、結局そうした
市民要求はある程度我慢をしていただいて、後
年度に来る
借金返済に回さなくてはならないと。この事態がこの
補正予算の中でも出てきているんではないかと、こう指摘せざるを得ないわけですね。 その点について、私は市長にこうした
積立金、
市民生活との
かかわりで問題はなかったのか、この点について
一言所見をお願いして、
質疑を終わりたいと思います。
○
議長(
姉川清之)
永家総務部次長。
◎
総務部次長(
永家義章) 〔
登壇〕 再度の御
質問ですけれども、ただいま
平川議員の御指摘、心に受けとめまして、今後
予算編成に当たってまいりたいと思っております。
市民生活に関連いたしました
福祉、
教育等の施策に
かかわります各種の
予算につきましても十分配慮しながら、決して後退することのないよう
予算編成を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○
議長(
姉川清之) ほかにございませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
質疑を終わります。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△
日程第2
議案乙第2号
平成9
年度鳥栖市
国民健康保険特別会計補正予算 (第3号)
○
議長(
姉川清之)
日程第2.
議案乙第2号
平成9
年度鳥栖市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を
議題といたします。
質疑を行います。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
質疑を終わります。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△
日程第3
議案乙第3号
平成9
年度鳥栖市
老人保健特別会計補正予算(第2号)
○
議長(
姉川清之)
日程第3.
議案乙第3号
平成9
年度鳥栖市
老人保健特別会計補正予算(第2号)を
議題といたします。
質疑を行います。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
質疑を終わります。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△
日程第4
議案乙第4号
平成9
年度鳥栖市
下水道特別会計補正予算(第5号)
○
議長(
姉川清之)
日程第4.
議案乙第4号
平成9
年度鳥栖市
下水道特別会計補正予算(第5号)を
議題といたします。
質疑を行います。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
質疑を終わります。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△
日程第5
議案乙第5号
平成9
年度鳥栖市
農業集落排水特別会計補正予算 (第5号)
○
議長(
姉川清之)
日程第5.
議案乙第5号
平成9
年度鳥栖市
農業集落排水特別会計補正予算(第5号)を
議題といたします。
質疑を行います。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
質疑を終わります。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△
日程第6
議案乙第6号
平成9
年度鳥栖市
鳥栖駅東土地区画整理特別会計補正 予算(第5号)
○
議長(
姉川清之)
日程第6.
議案乙第6号
平成9
年度鳥栖市
鳥栖駅東土地区画整理特別会計補正予算(第5号)を
議題といたします。
質疑を行います。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
質疑を終わります。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△
日程第7
議案乙第7号
平成9
年度鳥栖市
水道事業会計補正予算(第2号)
○
議長(
姉川清之)
日程第7.
議案乙第7号
平成9
年度鳥栖市
水道事業会計補正予算(第2号)を
議題といたします。
質疑を行います。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
質疑を終わります。
議案審議の途中でございますが、暫時休憩いたします。 午前11時53分休憩
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 午後1時開議
○
議長(
姉川清之) 再開いたします。 休憩前に引き続き会議を続行いたします。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△
日程第8
議案乙第8号
平成10
年度鳥栖市
一般会計予算
○
議長(
姉川清之)
日程第8.
議案乙第8号
平成10
年度鳥栖市
一般会計予算を
議題といたします。
質疑を行います。
伊東議員。
◆
議員(
伊東主夫) 〔
登壇〕 ただいま
議題となりました
平成10
年度鳥栖市
一般会計予算中、
塵芥焼却場費の中からお尋ねしたいと思います。94ページでございます。
委託料として5,873万2,000円、このうち
塵芥処理施設管理業務委託料5,680万円の
予算が計上されております。
処理場の現場を預かっておられます場長にお伺いするのが一番適当かと思いますが、それは今回、24時間体制によって
じんかい処理を行うということのようでございます。今日、社会問題になっております
ダイオキシン対策とか、あるいは
維持管理費に多額の費用を要しておる炉の
営繕修理等にかかわる
維持延命策とも申しましょうか、そういったもののねらいもあると思いますし、また今日、現場で作業されておられます職員の
皆さん方が、いわば過重労働的な現状にあるのではないか。つまり、残業、残業という体制のもとでの
じんかい処理がされてきておったことにつきましては、各
議員からも適宜指摘なりあっておったところでございます。 今日、そのようないろんな諸問題、課題への対応、解決のために民間の方を含めて3班体制、3交代勤務による処理を行うということでの民間の方に対する
委託料かと思いますが、そうなりますと、市の職員の皆さんと民間の方とを含めての勤務体制ということになるわけでございますけれども、その勤務体制内容と申しましょうか、それも含めて責任体制、そういったものまで出てくると思いますけれども、いろんな機械の操作、業務の内容、趣旨はあろうかと思いますが、どのようになっていくのか、どういうお考えなのか、まず1点目にお尋ねをしたいと思います。 それから、
一般質問でもお尋ねいたしましたが、焼却施設から出ます焼却灰でございますが、今日野積みされておるその焼却灰、長年の蓄積による現況を拝察いたしますと、現在どのくらいの焼却灰が処理をされておるのか、概算的でも結構ですが、まずその量をどの程度見込んであるのか。それと近い将来、
広域ごみ処理施設が実現し稼働いたすことを早期に望んでおりますけれども、それまでの間、若干の歳月を要するかと思いますが、それまでの間をどの程度見込んであるのか。つまり、現施設の焼却施設から出る焼却灰と、その野積み状態の北側には粗大ごみの焼却もされておりますし、それからも若干の焼却灰は出ておるわけでございますので、そういった量を含めて今後どのような焼却灰の量を見込んであるのか、この際お尋ねをしておきたいと思います。 さらに3点目でございますが、現地は四方はコンクリート擁壁で囲んであるし、フェンスをし植樹もされておりますので、遠目に見ますとそういったものがあるのかないのか若干注意して見なければならないような状態でございますけれども、今申しますように四方はコンクリート擁壁で囲ってありますが、いわば底の部分と申しましょうか、それにつきましては適切な漏水防止施設まではなかったと思いますけれども、そうなりますと汚水が地下浸透しておるということを心配しますけれども、水質ということではどうなのか若干心配いたしますが、そういった意味での水質検査というものがどうなっておるのか、この際お尋ねしておきたいと思います。 それから、ごみのリサイクル、特に古紙のリサイクルなんかは盛んでございますが、この古紙の回収の促進を図る傍ら、その製品としての再生紙の取り組みに対しましても当然行政として積極的な取り組みをされておると思いますが、各部各課にわたりまして、印刷製本費とか、消耗品でございましょうがコピー用紙とか、そういったものが当然含まれておる
予算、各部各課に掲載されておりますけれども、再生紙の使用状況としてはいかがでございましょうか、お尋ねをしておきたいと思います。 今日、名刺とか各種封筒とか、書類あるいは製本、コピー用紙と、殊さら再生紙ということを明示しなくても、再生紙の利用は盛んになっております。
鳥栖市として、行政として、その再生紙の使用状況いかがなものか、古紙の回収の促進の一端として、そういった再生紙の利用についてお尋ねいたしたいと思います。
○
議長(
姉川清之) 横尾
衛生処理場長。
◎
衛生処理場長(横尾勝弘) 〔
登壇〕
伊東議員の御
質問に
お答えいたします。 現在、じんかい焼却施設におきましては1号炉と2号炉があり、その運転状況といたしましては、月曜日から金曜までは午前8時30分から午後5時15分までを7名体制で作業を行っております。引き続き午後6時から午後11時までは、し尿
処理場から1名の応援を受けながら4名体制で対応しているところです。また、土曜日は午前8時30分から午後5時までじんかい焼却施設職員4名体制で作業を行っております。なお、この時間外勤務につきましては、決算委員会などにおきまして職員の健康への懸念はないのかといった指摘もあっております。 いずれにいたしましても、ごみ処理は日々の
市民生活を支える上で必要不可欠なものでございます。本施設は建設後20数年を経過しており、今後は
広域ごみ処理施設の早期完成を願っているところでもあります。 お尋ねの
塵芥処理施設管理業務委託料5,680万円でございますが、この
委託料は
じんかい処理施設の24時間運転にかかわる
委託料でございます。このことにつきましては一昨年から協議を行っており、ごみ量の増大とダイオキシン抑制対策として検討してきたところでもあります。人員配置におきましては正規職員といった考えもありましたが、職員定数と1市4町のごみ処理施設の計画もあり、今回
委託料をお願いしているところでございます。 なお、運転体制につきましては、市職員と民間職員の組み合わせにより3班編成で行うこととしており、管理上万全を期したいと考えております。 次に、ごみ焼却灰についてでございますが、
平成9
年度に調査を実施いたしました中で、その調査結果では現在の焼却灰は約2万2,000立方メートルとなっております。また、
広域ごみ処理施設の供用開始を5年後と想定すれば、年間2,400立方メートルを
見込み、焼却灰量は約3万4,000立方メートルと推定しております。この焼却灰の処分につきましては、遮水溝及び水処理施設を要した管理型の最終処分場に処置することとなっております。しかしながら、市内での最終処分場の設置は非常に困難な状況にあります。衛生
処理場内での処理の可能性について検討を進めております。焼却灰の減容効果が期待できる灰溶融炉の研究も進めているところでございます。 次に汚水についてでございますが、地下水の調査について場内の井戸水を採取し、重金属類について定期的に調査いたしております。その調査については問題がないという結果を得ております。 以上、御理解のほどよろしくお願い申し上げまして、
お答えといたします。終わります。
○
議長(
姉川清之) 木塚
総務課長。
◎
総務課長(木塚輝嘉) 〔
登壇〕
伊東議員の印刷費、消耗品費に関連いたしまして、本庁の再生紙の使用についての御
質問に
お答えをいたしたいと思います。 本市におきましても、自然環境の保全、公害の防止、資源再利用の重要性を認識いたしまして、
平成2
年度から自治体としての責任を果たすため、再生紙の積極的な利用を推進してまいったところでございます。現在では、再生紙の使用量でございますが、年間約500万枚程度、また再生紙以外の使用量は1万5,000枚程度、このような状況になっております。今後ともなお一層再生紙の利用については積極的な推進を図ってまいりたいと考えております。 以上、
お答えといたします。
○
議長(
姉川清之)
伊東議員。
◆
議員(
伊東主夫) 〔
登壇〕 ただいま
処理場長から御答弁をいただきました。 24時間体制に伴う3班体制、ひとつ遺漏なきよう十分な協調と協力体制でもって、じんかい焼却の処理に支障なきよう、さらなる御努力をお願いいたしたいと思います。 野積みの焼却灰の量、現在2万2,000立米という概算的な数字でございましょうか、お知らせをいただきました。さらに
広域ごみ処理施設ができるまでの間、これを5年後と想定してのことですので、5年後必ずそうなるということではないにいたしましても、年間2,400立米、これが長くなれば当然長く処理をされていく、その量もまた必然的にふえていくということになろうかと思います。 新聞記事からのお尋ねで申しわけございませんが、市長にお尋ねいたしたいと思いますが、昨日の県議会の文教厚生委員会での
質疑のやりとりの中で、県の答弁といたしまして、「
鳥栖市──北茂安町はちょっと関係ございませんが──検討してもらっているが、
財政負担などが伴うので改善が遅れた」ということの県からの
お答えがあっておりますが、この現在の2万2,000立米、あるいは将来的にさらに出てくる焼却灰含めまして、いかなる処理方策、方法でもってどのぐらいの
財政負担、あるいはその処理費がかかるのか、県と研究されておれば
お答えをいただきたいと思います。 当然、不適切という結果を得ます前段、昨年の6月に最終処分場としての調査があり、昨年9月にその不適切の
お答えが出ておるということであれば、当然のことながらその処理策についての検討研究にはもう着手されておると理解するのが妥当かと思いますので、
お答えできるようであれば、市長、
お答えをお願いいたしたいと思います。 古紙の回収促進の一端から再生紙の利用状況について
お答えをいただきました。願わくば、
鳥栖市役所が100%再生紙使用の自治体だという、そういった誇れる自治体になっていただきたいと思いますし、さらなる御努力をお願いいたしたいと思います。ただ、どうしても印刷の都合上、再生紙ではできないものがあるやにも思いますが、願わくば100%再生紙利用の自治体というような御努力をお願いしておきたいと思います。 2回目の
質疑を終わります。
○
議長(
姉川清之)
高尾生活環境課長。
◎
生活環境課長(
髙尾信夫) 〔
登壇〕
伊東議員の2回目の
質問に
お答えをいたします。 県議会の方で昨日、
質問に県の方が答弁として、昨年の6月に調査をし指導をしたということできょう新聞記事が載っておりました。具体的に文書等での指示というのはございませんけれども、厚生省の発表の中でも共同命令違反ではないが処理基準の違反に疑わしいということで載っておりました。そういう状況であるということは認識をしておりまして、本年、10年の1月に焼却灰の適正処理方法の検討ということでコンサルに検討をお願いいたしまして行ったところであります。 その中で、灰溶融について2社にお願いをいたしまして、実際に焼却灰の溶融を行って、その結果は報告書として詳しく報告があっております。溶融としては問題ないという報告になっております。 そのほかに、管理型の最終処分場をつくった場合ということでの費用の比較等も行いましたけれども、安全面を考えまして、溶融をした場合にも20億円程度かかる。これは、今後出る灰も含めまして広域になるまでに20億円程度かかります。それから、管理型の処分場をつくったとしても20億円を超える金額がかかりますし、この場合も水処理をし終わった後も管理していかなければならないということでは、両方とも相当の金額がかかるというふうに考えております。 灰溶融の関係につきましては、一応厚生省の方にも県を通じて報告をいたしまして、
補助の基準になるのかとか、起債の対象になるのかとかいうことについて、現在検討いただいておるところでございます。ただ、きょうの新聞の中で、県の方は10
年度に何らかの方針を出して措置させるというふうな言い方でございましたので、そういう二つの方法でない方法についても県と協議をしながら、できるものであればやっていきたいということで、今後検討をしてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。よろしくお願いします。
○
議長(
姉川清之) ほかにありませんか。原康彦
議員。
◆
議員(原康彦) 〔
登壇〕 原康彦でございます。2項目ほどちょっと伺いたいと思います。 まず、54ページの財務会計システム導入費1億5,000万円余りありますが、あわせて参考に192ページに地方債に関する調査等の資料もございまして、財務会計の今後のあり方からして、現在、一般会計で約280億円程度の地方債の残高が実は見込まれております。
一般質問等でも特別会計も含めて500億円、そういった指摘もございますが、今日この状況を見方を変えれば、いかにも水の泡のごとく消え去ったというふうな印象もとられがちな表現もあるわけですが、例えば、一般会計で借金が1人当たり約50万円というふうなことにもなろうかと思いますが、逆に、これまで起債によって
鳥栖市に資産として当然残っておる、その少しずつ返す残高が288億円だということで解釈したいわけですが、要するにその資産価値、そういったものが当然残っておると思うわけですが、そういう解釈を私しているわけですが、いいものかどうか。 また、これまで
鳥栖市に大変莫大な資産を保有している、そういうふうにも解釈をしたいと思いますし、その辺に大きく私関心あるわけですが、数値で多分今出せないでしょうし、そのことをぜひ研究課題として投げかけておきたいと思います。 さて、今回の財務会計システム導入で先ほど言った資産の関係ですね、資産からどれだけ市民に生み出すのか、そういった意味も含めて、貸借対照表の導入、要するに資産と負債額、そういったものを出して、単
年度決済方式ではなかなかつかみにくい
財政の指標、そういうもので
財政再建のもうちょっと客観的な指標を見れるんではないかということで思うわけです。この会計システムにそういったものを将来取り入れることがシステム上可能なのか。また貸借対照表を、自治省ではそれを使う必要は今ないわけでしょうけれども、こういったものを参考に取り入れるという考え方についてお伺いをしたいというふうに思います。 続いて、若葉コミュニティー施設について165ページに上がっておりますが、若葉公民館及び若葉老人
福祉センターについてでございます。 この議案に反対する気は私はさらさらございませんけれども、逆にこういった形の合築をされていくという手法について逆に敬意を表する次第であります。ただ、基本的な考え方として、私が
議員になってからもあるんでしょうが、なる以前から、小学校単位に一つという方針がどうも定められているようであります。小学校といえば、以前、町村合併の折から地区に一つの小学校、そういった単位での認識の小学校と、今日、若葉、そして将来、北部丘陵に建てられるであろう小学校、そういう意味での区分けというか、頭の中で整理できにくい部分があるんですが、そういう小学校単位でつくっていくんだという前提ですね、これは今後も引き継がれていくのか。もうちょっと具体的に言えば、将来北部丘陵地域にも、若葉と北部の地区は田代地区になるわけですけれども、これも方針として今後も掲げていくというふうな位置づけで、もっともっと先のことかもしれませんけれども、この際ちょっとお伺いをしておきたいと思いましたので、よろしくお願いしたいと思います。
○
議長(
姉川清之)
永家総務部次長。
◎
総務部次長(
永家義章) 〔
登壇〕 原康彦
議員の御
質問に
お答えをいたしたいと思います。 起債残高280億円の意味するものは何かという御趣旨の御
質問だったと思いますけれども、起債ができる
事業というのが地方
財政法上規定がなされております。それは、例えば小・中学校の文教施設であるとか、あるいは厚生施設、あるいは公園などの公共施設、さらには本庁舎のような公用施設と、いわゆる公共施設、公用施設、そういった関連の施設の建設のために起債ができると。さらには、災害復旧
事業でありますとか、あるいは公営企業の場合は料金でもって
償還財源を確保できるというようなことで公営企業の起債は可能であるとか、そういう起債が充当できる
事業等が掲げられておりますけれども、193ページに調書が示されております。この中で、土木債、普通債、それから災害復旧債とそれぞれの区分がなされておりますけれども、原
議員が解釈をされておられますような、起債残高が形を変えて施設の中に織り込まれているというような御理解をされて結構だと、私の方もそういう理解をいたしておりますので、そういうことで
お答えとさせていただきたいと思います。 それから、貸借対照表の導入を考えていないのかと。その貸借対照表の導入を今回実施いたします財務会計オンラインシステムと関連づけての導入はどうなのかということでございますけれども、結論といたしましては、現在のところは考えておりません。財務会計オンラインシステムは、まず今
年度予算編成システム、それから次
年度以降、
予算管理、それから決算統計、そういったことで年次計画的に進めてまいるわけですけれども、その間、契約管理であるとか、あるいは起債管理であるとか財産管理であるとか、そういった内容のものについても、できれば開発したいというふうに考えております。 先ほどの貸借対照表の導入ということは、確かに起債の残高との関連で御
質問されたと思うんですけれども、プラスの要因である資産、それからマイナス要因である負債、それを対比させて市の
財政状態が、財産の状況がどうなっているのかというのを分析する上で確かに有効な手段であるとは考えます。 したがいまして、その貸借対照表の導入につきましては、今後の研究課題ということで私どもも勉強させていただきたいと思いますので、よろしく御理解いただきたいと思います。終わります。
○
議長(
姉川清之) 水田
社会教育課長。
◎
社会教育課長(水田孝則) 〔
登壇〕 原康彦
議員の御
質問に答弁いたします。 165ページ、13の
委託料のうち、設計
委託料の関係と思いますけれども、各小学校単位に公民館及び老人
福祉センターをつくる考え方についてでございますけれども、答弁いたします。 公民館、老人
福祉センターの建設につきましては、総合計画の中でもお示しいたしましたとおり、現在では市の方針として各小学校単位に建設することといたしております。ただ、新たに小学校ができたからすぐにということではなく、校区の考え方なり、規模、ニーズ、そのときの財源等を検討しながら、その時々で最終決定を行うことといたしております。 以上、御答弁といたします。
○
議長(
姉川清之) 原康彦
議員。
◆
議員(原康彦) 〔
登壇〕 最初に、財務会計システム導入費についてですけれども、実はつい先日、3月11日の西日本新聞の記事で私も見たわけですが、大分県臼杵市で貸借対照表、要するにバランスシートですね、そういうものを使いながら、今後
財政再建の客観的な見方ができるようにやっていくということで、バランスシート係、そういったものをこの4月から設置するというふうな記事が載っておりましたし、既に全国10数団体がこういったものを取り入れよう、もしくは今後こういった見方もしていこうという方向に変わりつつあるようであります。 この貸借対照表は、先ほど言いましたように資産と負債、資本、そういったものを併記したものでして、例えば不動産や預金などの資産も当然
鳥栖市にはございますし、借金、未払い金、そういった負債もございます。通常は企業の会計、
財政状況を見るために用いられるわけですけれども、この地方自治体の会計が単
年度主義でやられておりますので、年間の本
予算みたいな
予算と最終的な決算しか出ないと。 そういう意味で、
鳥栖市が今どれだけの資産を持っているのかなかなかつかめない、そういう状況にあるかと思います。今後、大型
事業も抱える中、長期的な分析をしなければいけないわけですけれども、そういう意味からも、
財政運営の健全性なり透明性、そして公正性につながる、そういう判断材料をもっと取り入れるべきではないかというふうに思います。どうも自治体側としては、そういうふうな手法のメリットが現状の中では少ないというふうな考えがあるようですけれども、ぜひ今後研究をお願いしておきたいというふうに思います。 続いて、若葉のコミュニティー施設に関する問題ですが、小学校単位という前提の中で諸条件を判断していくということだと思います。基本的に住民にとってこういう施設ができることは、経費は別にいたしまして大変ありがたいことですし、それはもう事実であるわけですけれども、先につくるんだと、小学校単位という前提だけを定めてしまうと、やはりそこの地区に果たして必要なのか、距離的な問題とか人口の問題とか、そういったものがちょっとこうシビアに判断しにくい状況が先につくられてしまうと、また変な町意識とか地区意識とか、そういったものが生まれはしないかというふうな危惧もいたします。当然、学校ができれば人口もふえるわけですけれども、そういうやり方をしていくと、最終的にはトータル的に見れば
鳥栖市にとって将来「あれ、多過ぎたな」と。この
財政改革の中でちょっと多過ぎはしないかというふうになりがちな部分を危惧をいたしましたので、若干そういったものは、また今日の中では先ほど言われたような形ではいいと思うんですが、不透明でもいいんではないかと。その折の状況、先々わかりませんので、若干の不透明という表現がいいかわかりませんけれども、ちょっとこの際、
質問なり要望なりさせていただきましたので、よろしく今後ともお願いしたいというふうに思います。 終わります。
○
議長(
姉川清之) 平塚
議員。
◆
議員(平塚元) 〔
登壇〕 平塚でございます。ただいま
議題となっております
予算に関連をして、特別会計に一部入るかと思いますが、どちらでするか苦慮いたしましたけれども、この際、相関連をして御
質問申し上げたいと思います。 趣旨と結論だけを先に申し上げます。 私は、このような
質問をするのはこれで3回か4回目だと思います。1回目は専売公社問題、2回目は勤労
福祉会館問題、そしてきょうではないかというふうに思っております。多少無理して議案に関連をするような形で
質問をいたしておりますので、無理があるかと思いますけれども、お許しをいただきたいと思います。そして、答弁の相手を
都市開発課長にお願いしたいと思っております。 実は、
鳥栖駅東土地区画整理特別会計へ一般会計から6,595万9,000円が繰出金として計上されております。そして、その
鳥栖駅東土地区画整理特別会計は3億9,486万4,000円が
予算化されておりまして、所管課長としては開発費プラス特別会計を所管することになりますと約6億7,000万円程度の
予算を所管されると、こういうことになるのではないかと思います。 それで、なぜ
都市開発課長に
質問をするかということについて申し上げます。 皆さん御承知のとおり、先般の
一般質問において
スタジアムの問題が
質問をされました。これは
質問ですから、何を
質問されても結構だと思います。それで、その
質問の趣旨を私は次のようにとりました。100億、25万円、300万円、2億4,000万円、いわゆる言葉を変えていうならば、先般来のうわさでありますように怪文書に連動した
議員の
質問と、このように受け取りました。それで、なぜこの
都市開発課長かということでございます。 実は、
質問された方の後援会事務所なのか、後援会連絡所なのかが開発課長の宅地内にあります。だとすると、その
議員を支持されておる方だと、このようにとらざるを得ません。したがって、そういった方がここでは課長であり、管理職である。家に帰れば、ある
議員さんの支持母体をなすその事務所の所管にあると。所長さんと、こう申し上げましょうか。連絡所であっても後援会であっても、その所長さんということで、より
質問者の御意見というものを理解されておるし、
質問される方の立場を理解されておるのではないかと、こういう思いからでございます。 そこで、
鳥栖市の開発
事業が
鳥栖駅東区域内において現在着々と進められておりまして、その極めて重要な役割を果たされておる課長でございます。思うときに、私は、こんな大変な
事業を取り組まれておる課長にまず敬意を表しておきたいと思います。 ようやく私どもの目にも、あの住宅の移転ができ、サンメッセが建設をされ、今やこの有料駐車場が建設をされております。また、非常に見た方は少ないと思いますが、既に休憩施設、こんな立派なものが今建設をされております。そして
スタジアムが建設をされております。そして、つばさといわれる雇用促進
事業団が建設したアパートが建設されて、都市計画道路は整備をされて、駅東の姿というものがおぼろげながらわかってきて、市民の目の前に明らかになってきておると。そういった
事業の担当者であるから私は敬意を表しておきたいと、このように思っております。 そして、ヤード跡地がこのように変わりつつあるということは、ヤード跡地を買収してよかったかどうかというときに、あのヤード跡地を買収するかどうか、乱開発を許すのか、秩序あるまちづくりをするのかという議論をした経緯を考えますと、ようやくそういった成果を見つつあると、このように思わざるを得ません。 そこで、
平成8年の2月に体育施設を管理する地域振興財団が設立をされました。私どもも長いこと、市の
事業管理公社みたいなものをつくっていかなければ、一つのくぼみをするにしても設計をして、それから設計料をつくり、そして発注をしなければならないと。市民の要望に即座にこたえることはできないと、こういう思いから、ずうっと長年要望してまいりました。特に、文化会館を建設する際などは各市を見てまいりましたが、やはりそれをしなければ直ちに市民の要望にこたえることができないと、こういう思いがあったからでございます。 ところが、どうしても県の壁が打ち破れない、こういうことがございました。この壁を打ち破るチャンスがありましたので、どこでそういうチャンスが生まれたかについては、
議員の中に1人ぐらいはその事実を御存じの方もあると思います。この財団ができまして、財団を引き受けました。そして、管理地内の区域内を見てまいりますと、ちょっと時間をいただきますが、このような状況だと私は認識いたしております。 まず最初に、
スタジアムはございませんでしたから、その他のスポーツ施設だけでございました。あの市民体育館、51年国体をいたしましたあの体育館は、非常口にはかぎがかかり、取っ手がなく、ひもでくくられていると。窓も針金で引っ張ってあると。出入り口のドアさえあの取っ手に板を挟んでやっておられると。大変なことでございます。しかも、今そんなことしたら
議員さんが大変問題だと思いますが、幸い
議員さんに漏れなかったと思います。身障者トイレには掃除道具が入れてあったんです。そんな状況をちょうど幾ら現場の声を言っても、
鳥栖市が学校改築中であるし、大変
予算が困難な時代であったかもわかりませんが、そういうことができていませんでした。 また野球場周辺は、これはまだ今でも残っておりますが、水はくめますけれども、水道は来ておりますけれども、排水口はいまだに詰まったままです。3塁側のあの手洗い場はどこに水が排水されているかわからない状況にあります。特に外周道路は、これはもう今でも語りぐさでありますが、一歩足を踏み入れると、事実としてありましたのは蛇をまたいで話をすると。これくらい蛇が多かったんです。木を伐採いたしますと上から蛇が落ちてくる、ムカデが落ちてくる。市は何を管理しておったのかと、こう言いたくなるくらい、私にとりましても大変なショックでありました。ささやかな植栽にしても、ハチに刺されながら全員の財団職員全員の協力をいただいて整備を進めてまいりました。私の言っていることが事実でないかどうかは、今、
議長さんの配慮によって、その管理区域を市の管理区域と財団の管理区域を見ていただければ一目瞭然でございます。どうぞきょうのお帰りにでも、あの相撲場の南から
事業団アパートの北側の約30メートル、約30メートルを九工試から買収いたしましたが、あの辺を見ていただいて、どうぞ管理地内を見ていただければ、そのことも御理解いただくかとも思います。そうして努力をしてまいりました。 特に旭小学校跡地、これは市報にも載せていただきましたが、金の神、地の神の、初め墓石と思っておりましたけれども、そんなやつが今でもあります。その東には、あの体育館北側には大きい石が散在いたしております。何だろうと思って聞きますと、文化財だそうです。その文化財を整理していただきました。ところが、そこで問題が生じましたのは、私どもの管理地内ではございませんでした。何と農協の──今はJAと言わなきゃなりませんかね──の所有でございます。何の跡だったかというと、農集電話の跡地だったんです。これも申し上げて、早速市が協議をいただいて市有地に
なしていただきました。外周道路についてもしかりであります。とにかく野球場周辺を9リットルのあの手つきのポンプで草殺しを振ったと思ってください。あなたが振ったらどれくらい通わなければならないか。何一つ道具もなく、草刈り機もなく、草取るくわさえ持たずに財団はしましたが、よく後で話を聞いてみますると、もう管理をする人たちは、言われたことだけしておこうと、言われないことはするまいと、こんな状況でありました。しかし、財団ができて市民
サービスをモットーにやろうじゃないかと、こんな呼びかけに呼応していただきまして、幸い昨年も残っていただきましたが、本年も皆さんが希望されますので、引き続き整備を進めたいと思っております。より市民
サービスの徹底を図りたいと、強い決意に燃えています。 そういったさなかに、
一般質問において、私の聞き方が間違いであれば訂正いたしますが、
スタジアムを貸し渋った、貸し渋りではないかと、こんな
質疑が出ました。大変驚きました。職員には、ことしの年頭にも申し上げましたが、一つの視点を変えようじゃないかと。お客さんが何か文句を言ったならば、なぜ文句言うかと逆にこちらが考えてやって、そしてよりよい施設利用をしていただこうではないかと、こういうことを申し上げておりました。ようやく少しずつみんなが外に出るようになりまして、随分日焼けをしておると思いますけれども、また施設内も見ていただきたいと。過ちはいつでも訂正をいたしますけれども、貸し渋りと言われるゆえんはどこにあるだろうかと。これも行って事情を聞きました。昨年の春先からの話をずうっと聞きました。まだ私どももなれないがために、当初は当時説明をしたと思いますけれども、夏芝から冬芝にかえる種をいつまくのか、その行事をいつするのか、私ども素人でございますからわかりません。そういう時期にあったことは間違いないと思います。最初の方については、「いいですよ」と言ったら、今度は向こうからお断りが来て、その後、ここで
質問をされたようなことが起きておるようでありますが、私の報告は そうではありません。その証左といたしまして、試合が終わりまして、何かを下げて事務所にお見えになったそうじゃないですか。そしてまた、それから二、三日たって(「
議長、議案
質疑と関係なかろうもん」と呼ぶ者あり)黙ってください、1点だけに絞るから。そして今度は何を言われる、「ありがとう」と。つい先日の理事会におきましても、私はおかげさまで体協関係から、御利用いただいておる皆さんから特段の不満もなくこうしてやってきておると、こういうことを申し上げたわけでございます。 それで、そういった中において貸し渋りをしたと、この発言は私はいただけない。何か不満があれば、そのときになぜこうなのかとなぜ言われないのか、こういうふうに思います。 さて、そういう状況下にあって財団は運営をいたしておりますが、
一般質問の
質問者と答弁者との関連はさきにも申し上げましたが、そういう関係においていかがお考えになっておるのか、開発課長の見解を承っておきたいと思います。 次に、この議案
質疑と関係ないと、こういうことでございますので、
議案審議と関係ある点を1点だけ申し上げます。 実は、今度も議案として計上されておりますが、電柱を、いわゆる行政財産を、どこですか、今でもまだ電力会社と言わにゃいかんですか、九電か電話会社か、何かそういうところに利用に行政財産をお貸しになると。値上げされる。それはそれで結構だと思います。しかし、その貸した電柱に広告物が掲載をされる。それが放置をされると。そうしますと、その管理は、市は土地を貸してそこに立てたから関係ないかもわかりませんが、そういった後の管理について公益を害するようなおそれがないように十分注意をして貸してあるのかどうかと、こういうことであります。いまだにそれは放置をされておりますけれども、そうなりますと、特に選挙のときなんかは神経質になりまして、なぜあそこだけ掲示をさせるのかと。ならばみんなに掲示をさせよと、そういうことになりはしないでしょうか。そういたしますと、私どもが公営選挙を願って一生懸命行政の協力をいただいて公営選挙に徹しようとするその姿勢が変わってくるのではないかと、こう思うからであります。
予算のところで御
質問を申し上げておきます。 以上、2点に絞ります。
○
議長(
姉川清之) 答弁整理のため、暫時休憩いたします。 午後1時58分休憩
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 午後3時50分開議
○
議長(
姉川清之) 再開いたします。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
○
議長(
姉川清之) 本日の会議時間は議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
○
議長(
姉川清之) 暫時休憩いたします。 午後3時50分休憩
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 午後5時開議
○
議長(
姉川清之) 再開いたします。 休憩前に引き続き会議を続行いたします。 執行部の答弁を求めます。佐々木
都市開発課長。
◎
都市開発課長(佐々木康高) 〔
登壇〕 答弁整理のために長時間費やしたことにつきまして、おわびを申し上げます。 先ほどの
一般質問に関連しての平塚
議員の御
質問に駅東地区の区画整理
事業を推進している立場から
お答えをいたします。
○
議長(
姉川清之) 課長、
議案審議……
◎
都市開発課長(佐々木康高) 〔続〕 関連してということで申し上げました…… どうも失礼いたしました。 駅東地区の土地区画整理
事業を推進している立場から
お答えを申し上げます。 現在整備されております施設の管理をお願いいたしておりますけれども、また
スタジアムの管理につきましては地域振興財団によりまして大変な御尽力をいただき、実績も上げられております。立派な管理運営がなされていると存じておるところでございます。また、このことにつきましては、日ごろから感謝申し上げているところでございます。 以上、よろしく御理解のほどお願いいたします。終わります。
○
議長(
姉川清之) 中村建設部
次長。
◎建設部
次長(中村勝十) 〔
登壇〕 平塚
議員のお尋ねの占用物件の広告物についての答弁をさせていただきます。 占用物件の電柱、電話柱につきましては、電気
事業または第1種電気通信
事業のための一定の工作物、物件、施設の占用については、許可基準に適合する限り許可を与えております。 なお、設置の許可に当たっては、環境の美化、景観等を配慮して許可されるよう指示していきたいと思います。 以上、
お答えといたします。よろしくお願いをいたします。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
○
議長(
姉川清之) お諮りいたします。
議案審議の途中でございますが、本日の会議はこの程度にとどめ延会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議
なし」「議事進行」と呼ぶ者あり〕 御異議
なしと認めます。よって本日はこれにて延会することに決しました。 本日はこれにて延会いたします。 午後5時4分延会...