鳥栖市議会 > 1997-09-20 >
09月19日-06号

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  1. 鳥栖市議会 1997-09-20
    09月19日-06号


    取得元: 鳥栖市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    平成 9年 9月 定例会1 出席議員氏名及び議席番号       議 長   宮 原    久      14 番   姉 川  清 之   1 番   内 川  隆 則      15 番   岡    恒 美   2 番   太 田  幸 一      16 番   德 渕  謹 次   3 番   原    康 彦      17 番   黒 田    攻   4 番   平 川  忠 邦      18 番   佐 藤  正 剛   5 番   三 栖  一 紘      19 番   宮 地  英 純   6 番   指 山  清 範      21 番   平 塚    元   7 番   藤 田  末 人      22 番   中 村  直 人   8 番   山 津  善 仁      23 番   藤 井  良 雄   9 番   原    和 夫      24 番   園 田  泰 郎   10 番   永 渕  一 郎      26 番   緒 方  勝 一   11 番   簑 原    宏      27 番   松 隈  成 一   12 番   野 田  ヨシエ      28 番   塚 本  善 人   13 番   甲 木    應      29 番   時 津  末 男2 欠席議員氏名及び議席番号       な   し3 地方自治法第121条による説明員氏名      市    長  山 下  英 雄   民生部長    原    正 弘  助    役  仁 田  利 勝    〃  次長  山 本  昌 彦  収入役     西 依  五 夫   経済部長    野 田  忠 征  総務部長    樋 口  邦 雄    〃  次長  長      寛   〃  次長  篠 原  正 孝    〃  次長  上 野  和 実   〃  次長  永 家  義 章   総務課長    木 塚  輝 嘉  建設部長    吉 山  新 吾   〃  次長  中 村  勝 十   〃  次長  鈴 木  正 美  水道事業管理者 槇    利 幸   水道部次長   時 田  義 光  教育委員長   楠 田  正 義   教育部長    井 上  彦 人  教育長     柴 田  正 雄4 議会事務局職員氏名     事務局長    古 賀  政 隆   議事係主査   林    吉 治  次長兼庶務係長 高 尾  義 彰   書    記  熊 田  吉 孝  次長兼議事係長 石 丸  賢 治5 議事日程  日程第1  議案乙第20号  平成9年度鳥栖市一般会計補正予算(第2号)                      ┌各常任委員長審査報告┐                      └質疑、討論、採決  ┘  日程第2  議案甲第36号  鳥栖市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条              例の一部を改正する条例      議案甲第37号  鳥栖市教育委員会教育長の給与条例の一部を改正              する条例      議案甲第38号  鳥栖市職員の給与に関する条例の一部を改正する              条例      議案甲第39号  鳥栖市特別職職員の退職手当支給条例の一部を改              正する条例      議案甲第40号  鳥栖市職員の退職手当に関する条例の一部を改正              する条例                      ┌総務常任委員長審査報告┐                      └質疑、討論、採決   ┘   日程第3  議案乙第23号  平成9年度鳥栖市下水道特別会計補正予算(第2号)      議案乙第24号  平成9年度鳥栖市鳥栖駅東土地区画整理特別会計              補正予算(第2号)      議案乙第26号  専決処分事項の承認について      議案甲第43号  市道路線の廃止及び認定について                      ┌建設常任委員長審査報告┐                      └質疑、討論、採決   ┘   日程第4  議案乙第21号  平成9年度鳥栖市国民健康保険特別会計補正予算              (第1号)      議案乙第22号  平成9年度鳥栖市老人保健特別会計補正予算(第1号)      議案甲第41号  鳥栖市乳幼児の医療費の助成に関する条例の一部を              改正する条例                      ┌文教厚生常任委員長審査報告┐                      └質疑、討論、採決     ┘     日程第5  議案甲第42号  鳥栖市中小企業小口資金融資条例の一部を改正する              条例                      ┌経済常任委員長審査報告┐                      └質疑、討論、採決   ┘   日程第6  特別委員会(鳥栖駅周辺整備、北部丘陵対策、物流ネットワークシテ            ィー建設、研究学園都市建設)の中間報告                      ┌各特別委員長┐                      └中間報告  ┘  日程第7  意見書第7号  臍帯血移植の保険適用に関する意見書(案)                      ┌提案理由説明  ┐                        └質疑、討論、採決┘日程第8  意見書第8号  道路整備予算の確保及び道路特定財源の堅持に関す              る意見書(案)                      ┌提案理由説明  ┐                        └質疑、討論、採決┘日程第9  決議第2号   サガン鳥栖ホームタウン受入れに関する決議(案)                      ┌提案理由説明  ┐                        └質疑、討論、採決┘  午前10時30分開議 ○議長(宮原久)  おはようございます。これより本日の会議を開きます。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第1 議案乙第20号 平成9年度鳥栖市一般会計補正予算(第2号) ○議長(宮原久)  日程第1.議案乙第20号 平成9年度鳥栖市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。 各常任委員長の審査報告を求めます。 まず、総務常任委員長の審査報告を求めます。甲木総務常任委員長。 ◎総務常任委員長(甲木應) 〔登壇〕 おはようございます。ただいま議題となりました議案乙第20号 平成9年度鳥栖市一般会計補正予算(第2号)のうち、当総務常任委員会に付託されました関係分について、審査の経過と結果について御報告申し上げます。 初めに、歳入について申し上げます。 市税につきましては、個人市民税が1億 3,900万円の補正となっております。これは当初調定の確定に伴うもので、補正後の額は24億 1,700万円となり、前年同期に対し11.8%の増となっております。また、市たばこ税が 7,900万円の補正となっております。これはさきの税制改正による県から市への税源移譲に伴うものであります。これによりまして、市税総額は90億 1,700万円となります。 次に、消費譲与税の 2,355万 6,000円は、平成8年度で制度が廃止された消費譲与税の精算確定に伴い、当初計上額との差額が、地方交付税については7月算定により確定した普通交付税の当初計上分との差額が計上されております。 財産収入のうち、不動産売払収入 7,113万 5,000円は、今泉・田代線街路事業等の代替地等として取得した市有地の売り払い収入であります。また、平成8年度の決算に伴う繰越金5億 4,411万 4,000円が計上されております。 次に、市債については、それぞれの事業に伴う額及び本年度創設された地方消費税交付金が平年度化しないことによる減収分の補てんとして臨時税収補填債が確定されたため、その差額などが計上されております。 次に、歳出について申し上げます。 総務費の一般管理費のうち委託料 450万円は、庁内文書の適正な保管、管理を行うとともに、情報公開制度への対応など、庁内文書全体について文書管理の整備を行うため、専門業者による全庁内文書量など調査を行い、年次計画により文書管理システムの導入を進めるためのものであります。 また、工事請負費 493万円は、庁舎市民玄関及び職員玄関の劣化したひさしの改修工事などを行うものであります。 次に、財産管理費では、平成8年度の繰越金の確定に伴い、財政調整基金へ2億 5,000万円を積み立てることとされております。 次に、企画費の用地取得利子補給補助金は、国鉄清算事業団等用地を土地開発公社で先行取得したものに対する利子補給として、地方交付税措置がなされた本年度対象額を土地開発公社へ支出するため、所要の額が計上されております。 次に、徴税費の賦課徴収費のうち、報償費は納税組合報償費及び前納報償費の不足分であり、委託料は固定資産評価にかかわる地価動向調査のための不動産鑑定料であります。 また、使用料及び賃借料は家屋評価事務の迅速化、効率化を図るためのシステム機器の増設のための経費であります。 なお、審査の過程で、各委員から、年次計画で導入される文書管理システムに関して、導入システムの設計委託の内容、導入スケジュール及び情報公開制定に向けての作業スケジュールとの関連などについて、また財政調整基金積立金の現在高、臨時税収補填債の内容、さらには固定資産評価に関して、不動産鑑定など調査が必要な地点や近年での地価動向など、多くの質疑があったところでございます。 以上、審査の経過の主なものについて申し上げましたが、当総務常任委員会といたしましては、慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものとして決した次第であります。 以上、御報告といたします。 ○議長(宮原久)  次に、建設常任委員長の審査報告を求めます。塚本建設常任委員長。 ◎建設常任委員長(塚本善人) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案乙第20号 平成9年度鳥栖市一般会計補正予算(第2号)中、当建設常任委員会に付託されました分について、審査の経過並びに結果について、その主なものを御報告申し上げます。 まず、土木費のうち、建設課関係分について申し上げます。 歳入につきましては、平成9年発生土木施設災害の国庫負担金が計上されております。 また、緊急地方道路整備事業及び準用河川改修事業の内示確定に伴い、国庫補助金及び県補助金の補正がなされております。 次に、歳出について申し上げます。 ジョイフルタウンオープンに伴う交通量調査費といたしまして 100万円の補正がなされております。 道路維持費1億円、道路舗装費 8,000万円及び道路新設改良費 3,968万 7,000円の追加補正がなされております。 また、交通安全対策事業費の工事請負費は、通学路点検で道路照明等が必要であり、児童の安全を確保するために 600万円が計上されております。 緊急地方道路整備事業費につきましては、大刀洗・立石線道路改良事業の内示に伴うものであり、防衛施設周辺整備事業及び地方道路改良事業につきましては事業費の組み替えであります。 河川改良事業につきましては、準用河川高田川、向原川及び排水路整備の内示に伴うものであります。 災害復旧費につきましては、公共災害復旧費として 591万 9,000円、単独災害復旧費として 265万円の経費が計上されております。 なお、審査の過程で、水屋橋については、前後の市道及び歩道の取りつけ、安全性について質疑がなされ、現地を視察し、検討がなされたところであります。 さらに、大刀洗・立石線の佐賀・川久保・鳥栖線との交差点改良は、地元関係者と十分協議し、早期完成を図り、また、旭地区排水計画調査に基づく浸水解消に努められるよう各委員から要望がなされました。 次に、都市計画課関係について申し上げます。 まず、歳入につきましては、都市計画街路事業の国庫補助金の内示に伴い、それぞれの補正がなされております。 歳出につきましては、街路事業費としまして曽根崎・高田線などの進捗を図るため、1億 5,100万円が計上されております。 なお、審査の過程で、委員の中から、街路事業などの遂行に当たっては、用地交渉などの難題も多いとは思うが、一日も早い事業の完了を図るべく努力を図られたいとの強い要望がなされたところであります。 次に、都市開発課関係について申し上げます。 鳥栖駅東土地区画整理事業地区内で、過少宅地の取得に要する経費と鳥栖駅周辺市街地整備事業などの都市施設の整備を図るため、都市開発基金への積立金1億円が計上されております。 次に、北部丘陵対策課関係について申し上げます。 歳出の旅費につきましては、北部丘陵新都市の商業業務用地及び産業用地の分譲に合わせて、商業施設立地先進国での調査研究を行うものであります。 なお、議案外でありますが、資料に基づき、事業費の見直し、保留地の取得、新駅設置の状況について説明を受けたところであります。 以上、審査の経過の主なものについて申し上げましたが、慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものとして決した次第であります。 以上、報告を終わります。 ○議長(宮原久)  次に、文教厚生常任委員長の審査報告を求めます。松隈文教厚生常任委員長。 ◎文教厚生常任委員長(松隈成一) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案乙第20号 平成9年度鳥栖市一般会計補正予算(第2号)中、当文教厚生常任委員会に付託されました関係分につきまして、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 まず、歳入の主なものについて申し上げます。 社会福祉費国庫負担金 237万 4,000円及び社会福祉費県負担金 237万 4,000円につきましては、国民健康保険基準超過費用負担金の確定によるものであり、また、社会福祉費国庫補助金56万 6,000円、社会福祉費県補助金 153万 5,000円は、老人デイサービス運営事業等の補助基準額の改定によるものと、ひとにやさしいまちづくり整備事業補助金であります。 乳幼児医療助成につきましては、これまでの償還払い方式が平成10年1月から現物給付方式に改められることに伴い、レセプト審査支払手数料に対するものとして、児童福祉費県補助金12万 7,000円が計上されております。 教育費受託収入の 294万 4,000円につきましては、民間開発に伴う埋蔵文化財調査の受託収入でございます。 次に、歳出の主なものについて申し上げます。 民生費のうち、身障・精薄者福祉費の委託料 500万円は、旧小鳩園跡地に心身に障害のある就学前の児童の健康増進と福祉の向上を図る心身障害児小規模通園事業の施設を建設するための設計に要する経費であります。 また、老人福祉費の負担金補助及び交付金47万円は、9月20日から23日まで山形県において開催されます全国健康福祉祭り山形大会に佐賀県代表として本市からグラウンドゴルフ等9種目に18名の選手が出場されますので、その費用の一部を補助するものであります。 衛生費のうち、保健衛生総務費の繰出金 1,054万 7,000円は、前年度の老人医療費の確定に伴い、一般会計繰出金を減額するものであります。 塵芥処理費の負担金補助及び交付金 700万円は、資源回収奨励補助金の不足分及び古紙等の市況が厳しい状況にあることから、資源回収の推進を円滑に進めるための奨励補助金の単価の引き上げによるものであり、また、塵芥焼却場費の工事請負費 6,500万円はごみ焼却場の電気集じん機の改修、ガス冷却塔下部シュートの取りかえ及び炉内耐火物の補修費用との説明を受けたところでございます。 次に、教育費のうち小学校費の学校施設管理費は、旭小学校ターザン広場の遊具施設の補修整備等に要する経費 285万 4,000円が計上されております。また、中学校費の学校施設管理費 1,047万 1,000円は、平成10年度に鳥栖中学校普通教室棟の大規模改造等を行うための設計に要する経費及び鳥栖中学校管理棟の防水工事に要する経費であります。 社会教育総務費の負担金補助及び交付金30万円は、10月に鳥栖コンベンションシティ委員会等の主催により開催予定の教育セミナーにかかわる経費の一部を補助するものと説明を受けたところであります。 公民館費の委託料 900万円は、若葉小学校区の地区公民館及び老人福祉センター建設に伴う基本設計及び地質調査に要する経費であります。また、負担金補助及び交付金 540万円は、虹ケ丘町公民館の新築、田代新町・田代上町共同公民館の改修に伴い、鳥栖市公民館類似施設補助金交付規則に基づき補助するものとの説明を受けたところであります。 保健体育費につきましては、市民弓道場外さく整備等施設の改修工事として 440万円が計上されております。 なお、審査の過程で、各委員から、心身障害児通園施設について、資源回収団体の状況について、ごみ焼却場の補修計画、ごみの分別、資源化及び減量化について、各種団体の事業に対する補助について、若葉小学校区の地区公民館及び老人福祉センター建設の今後のスケジュールについてなど、多くの質疑がなされ、それぞれ執行部から説明を受けたところであります。 なお、心身障害児通園施設の規模及び配置などにつきましては、委員会の意見を踏まえ対処されるよう、特に要望したところでございます。 以上、主なものについて申し上げましたが、当文教厚生常任委員会に付託されました関係分につきましては、現地調査を行い、慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決した次第であります。 以上、報告といたします。 ○議長(宮原久)  次に、経済常任委員長の審査報告を求めます。藤井経済常任委員長。 ◎経済常任委員長(藤井良雄) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案乙第20号 平成9年度鳥栖市一般会計補正予算(第2号)中、当経済常任委員会付託分の審査の経過と結果の主なものについて御報告を申し上げます。 まず、農林課関係分について申し上げます。 歳入の主なものは、農業費県補助金として、県の補助内示及び確定に伴うもので、佐賀米「活き活き」運動推進対策事業費補助金 620万円、活力ある中山間地域拠点整備事業費補助金 488万 5,000円及び林道(神辺線)開設事業補助金 200万円などであります。 次に、歳出の主なものは、農業振興費の中で、田代第二、麓第二の共同乾燥調整施設オペレーター対策及び省力化等を図るため、自動計量包装装置を設置することとし、その経費の一部を助成するもので、佐賀米「活き活き」運動推進対策事業費補助金 805万円が計上されております。 また、活力ある中山間地域拠点整備事業費補助金 651万 4,000円は、中山間地域の農業担い手の不足、高齢化等に対応するため、低コスト化、省力化等により、高品質の米、麦の振興を図ることとし、麓東部地区機械利用組合が事業主体となり、コンバインなどの導入に要する経費の一部を助成するものであります。 次に、林道事業費の中で、工事請負費 501万円は、林道作業道神辺線の開設工事に要する経費で、その内容は、延長 700メートル、幅員3メートルのうち、本年度施工延長 100メートル分であります。 また、治山事業費 126万 6,000円は、市民の方に森林作業を通じて森林の仕組みや働き及び自然の大切さの理解を深めてもらうことを目的とした森林交流隊の活動に必要な経費であるとの説明を受けたところであります。 審査の過程で、各委員より質疑、要望がなされ、特に農協などが事業主体になる補助事業については、その事業効果を十分把握するよう強く要望したところであります。 次に、耕地課関係について申し上げます。 歳入の主なものは、7月の豪雨により発生した農地及び林道等の災害復旧工事に伴う県補助金及び受益者負担金などが計上されております。 歳出の主なものは、農地等保全管理費のふるさと・水と土保全基金積立金は、普通交付税の措置が確定したため 1,000万円を基金へ積み立てるものであります。 また、農林水産業施設災害復旧費中、工事請負費 1,808万 7,000円は、豪雨により発生した農地3カ所、施設1カ所及び林道4カ所等の工事に要する経費であるとの説明を受けたところであります。 審査の中で、基金の積み立て状況及び今後の利用計画など、質疑がなされたところであります。 審査の結果、原案どおり承認すべきものと決した次第であります。 以上、御報告といたします。 ○議長(宮原久)  ただいまの各常任委員長の審査報告に対し、質疑を行います。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 本案については、討論を省略して、直ちに採決を行います。 本案に対する各常任委員長報告は可決であります。本案は各常任委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって議案乙第20号 平成9年度鳥栖市一般会計補正予算(第2号)は、各常任委員長報告のとおり可決することに決しました。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第2 議案甲第36号 鳥栖市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の             一部を改正する条例      議案甲第37号 鳥栖市教育委員会教育長の給与条例の一部を改正する             条例      議案甲第38号 鳥栖市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例      議案甲第39号 鳥栖市特別職職員の退職手当支給条例の一部を改正す             る条例      議案甲第40号 鳥栖市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する             条例 ○議長(宮原久)  日程第2.議案甲第36号から議案甲第40号まで、以上5議案を一括議題といたします。 総務常任委員長の一括審査報告を求めます。甲木総務常任委員長。 ◎総務常任委員長(甲木應) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案甲第36号、議案甲第37号、議案甲第38号、議案甲第39号及び議案甲第40号、以上5議案の審査の経過と結果について、一括して御報告いたします。 まず、議案甲第36号 鳥栖市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。 この条例改正は、国の一般職の給与に関する法律の一部改正に準じ、市議会議員の期末手当の取り扱いを改正するものであります。 改正の内容といたしましては、議員の期末手当の取り扱いについて、新たに一時差しとめ処分及び支給制限などが創設されたものであります。 次に、議案甲第37号 鳥栖市教育委員会教育長の給与条例の一部を改正する条例について申し上げます。 この条例改正は、国家公務員退職手当法の一部改正に準じ、教育長の退職手当の取り扱いを改正するものであります。 改正の内容といたしましては、教育長の退職手当の取り扱いについて、新たに一時差しとめ処分及び支給制限などが創設されたものであります。 なお、教育長の期末手当については、現行条例により職員に準ずることになっております。 次に、議案甲第38号 鳥栖市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。 この条例改正は、国の一般職の給与に関する法律の一部改正に準じ、職員の期末手当及び勤勉手当の取り扱いを改正するものであります。 改正の内容といたしましては、職員の不祥事にかかわる期末・勤勉手当の支給制限及び支給の一時差しとめ処分が創設されております。 次に、議案甲第39号 鳥栖市特別職職員の退職手当支給条例の一部を改正する条例について申し上げます。 この条例改正は、国家公務員退職手当法の一部改正に準じ、特別職職員の退職手当の取り扱いを改正するものであります。 改正の内容といたしましては、特別職職員の退職手当の取り扱いについて、新たに一時差しとめ処分及び支給制限などが創設されたものであります。 なお、特別職職員の期末手当の取り扱いについては、条例により職員に準ずることとなっております。 次に、議案甲第40号 鳥栖市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。 この条例改正は、国家公務員退職手当法の一部改正に準じ、職員の退職手当の取り扱いを改正するものであります。 改正の内容といたしましては、職員の退職手当の取り扱いについて、新たに一時差しとめ処分及び支給制限などが創設されたものであります。 なお、今回の期末・勤勉手当及び退職手当の取り扱いの改正の背景には、昨今の公務員の不祥事が相次いで発覚し、公務員全体の信頼を揺るがすような深刻な問題となっていることが上げられ、綱紀粛正策の必要性とともに、期末・勤勉手当及び退職手当の支給の一層の適正化を図り、もって公務に対する国民の信頼確保に努めようとするものであります。 なお、審査の過程において、各委員から、退職手当などの支給の一時差しとめなど、支給制限が行われる場合の具体的判断基準、また、議員の期末手当の支給についての取り扱いの改正の根拠など、一般職の公務員への支給制限の議員への準用についての法的根拠など、多くの質疑があったところであります。 当総務常任委員会といたしましては、慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものとして決した次第であります。 以上、御報告といたします。 最後になりましたが、この4年間、議員各位の御協力を賜りましてまことにありがとうございました。あわせて執行部の皆さんにもそれぞれ御指導賜りまして、感謝を申し上げながら、心からお礼の言葉といたさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(宮原久)  ただいまの委員長報告に対し、一括質疑を行います。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 議案甲第36号から議案甲第40号までの5議案については、討論を省略して、直ちに採決を行います。 以上、5議案に対する委員長報告は可決であります。5議案は委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって議案甲第36号 鳥栖市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例、議案甲第37号 鳥栖市教育委員会教育長の給与条例の一部を改正する条例、議案甲第38号 鳥栖市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、議案甲第39号 鳥栖市特別職職員の退職手当支給条例の一部を改正する条例及び議案甲第40号 鳥栖市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例については、委員長報告のとおり可決することに決しました。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第3 議案乙第23号 平成9年度鳥栖市下水道特別会計補正予算(第2号)      議案乙第24号 平成9年度鳥栖市鳥栖駅東土地区画整理特別会計補正             予算(第2号)      議案乙第26号 専決処分事項の承認について      議案甲第43号 市道路線の廃止及び認定について ○議長(宮原久)  日程第3.議案乙第23号、議案乙第24号、議案乙第26号及び議案甲第43号を一括議題といたします。 建設常任委員長の一括審査報告を求めます。塚本建設常任委員長。 ◎建設常任委員長(塚本善人) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案乙第23号、議案乙第24号、議案乙第26号及び議案甲第43号について、審査の経過並びに結果について一括して御報告を申し上げます。 まず、議案乙第23号 平成9年度鳥栖市下水道特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。 今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ 8,940万円が補正されております。 歳入につきましては、国庫補助事業費 6,200万円の追加内示に伴い、国庫補助金 3,100万円、下水道受益者負担金については、納期前納付が当初見込みより増加したため 6,600万円の補正がなされております。 また、市債については、下水道受益者負担金の増額などにより 760万円が減額補正されております。 歳出については、下水道事業の測量及び設計のための委託料 6,114万円、下水道受益者負担金の納期前納付の増加に伴い、前納報奨金 2,725万 5,000円及び事務費 100万 5,000円が補正されております。 審査の過程で、委員から、新聞報道によれば、日本下水道事業団の副理事長が鳥栖市の農業集落排水処理施設の腐食土壌活性汚泥法を視察され、公共下水道のような大規模施設でも使えるか、市と共同研究したいと言われているが、市の対応はどうなっているのか。また、昨年12月、下水道法第21条の2が改正され、「公共下水道管理者は、発生汚泥等の処理に当たっては、脱水、焼却、再利用等により、その減量に努めなければならない。」という行政努力義務が追加された。全国で排出される汚泥は約 230万トンと言われ、その4分の1しか有効利用されていないと聞くが、鳥栖市はどう対応しているのかという質問が出されました。 執行部から、鳥栖市公共下水道の汚水処理は標準活性汚泥法を採用している。先般、日本下水道事業団から「無臭化やコスト減などに成果を上げている農業集落排水事業で採用されている腐食土壌活性汚泥法が大規模施設である公共下水道の汚水処理に使えるかを鳥栖市と共同研究したい」との申し入れがなされた経緯があります。鳥栖市としても、汚水処理の発生汚泥の減量、無臭化及び維持管理のコスト減等について、下水道事業団との共同研究を検討しております。また、汚泥の再利用については、現在、天ケ瀬町の業者に処分を委託し、委託を受けた業者が肥料化しております。平成8年度中の排出汚泥は 1,328トンであるとの答弁があったところであります。 次に、議案乙第24号 平成9年度鳥栖市鳥栖駅東土地区画整理特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。 まず、歳入につきましては、保留地処分金対応の地域開発事業として、市債 7,200万円が計上されております。 歳出につきましては、地区内の酒井西・宿町線、区画道路及び街区整備に要する工事費など 7,200万円が計上されております。 なお、審査の過程で、19号区画道路などの整備についての地元合意の取りつけ、擁壁工事の内容及び鳥栖駅東土地区画整理事業に伴う今泉・田代大官町線の藤木地下道の埋め立て計画などについての質疑、意見などがなされたところであります。 執行部から、19号区画道路については、地元との協議を行い、整備を進めている。また、藤木地下道については、JR鹿児島本線及び長崎本線などの部分を残すのみで、その他の部分はすべて埋め立てる計画であり、今後、地権者などとの協議を重ね、慎重に対応したい旨の説明を受けたところであります。 次に、議案乙第26号 専決処分事項の承認について申し上げます。 この専決処分は、下水道高資本費対策として公営企業金融公庫から借り入れている市債で、年利 7.5%以上のものを対象に実施される公営企業借換債の許可が7月25日にありました。借りかえ日が8月29日であったため、専決処分で平成9年度予算の補正を行ったものであります。 次に、議案甲第43号 市道路線の廃止及び認定について申し上げます。 今回の廃止及び認定は、主に土地改良事業、都市計画法上の開発に伴う道路及び生活関連道路等でありますが、廃止路線が8路線、また認定路線が35路線となっております。 なお、市道認定基準の基本的なことについて、各委員から質問を受けたところであります。 当委員会としては、議案乙第23号、議案乙第24号及び議案甲第43号については、原案どおり可決すべきものとして、また、議案乙第26号の専決処分事項についても承認すべきものとして決した次第でございます。 最後になりましたが、不肖私は任期途中から建設常任委員長を緒方委員長の後を受けて今日まで務めさせていただきました。姉川副委員長とともに努力してまいりました。議員の皆様方の温かい御支援、それから、執行部の皆さん方の努力と精進によりまして大過なく過ごすことができましたことを厚くお礼を申し上げまして、報告を終わります。 ○議長(宮原久)  ただいまの委員長報告に対し、一括質疑を行います。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 議案乙第23号、議案乙第24号、議案乙第26号及び議案甲第43号の4議案については、討論を省略して、直ちに採決を行います。 以上、4議案に対する委員長報告は可決及び承認であります。4議案は委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって議案乙第23号 平成9年度鳥栖市下水道特別会計補正予算(第2号)、議案乙第24号 平成9年度鳥栖市鳥栖駅東土地区画整理特別会計補正予算(第2号)、議案乙第26号 専決処分事項の承認について及び議案甲第43号 市道路線の廃止及び認定については、委員長報告のとおり可決及び承認することに決しました。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
    △日程第4 議案乙第21号 平成9年度鳥栖市国民健康保険特別会計補正予算             (第1号)      議案乙第22号 平成9年度鳥栖市老人保健特別会計補正予算(第1号)      議案甲第41号 鳥栖市乳幼児の医療費の助成に関する条例の一部を改             正する条例 ○議長(宮原久)  日程第4.議案乙第21号、議案乙第22号及び議案甲第41号を一括議題といたします。 文教厚生常任委員長の一括審査報告を求めます。松隈文教厚生常任委員長。 ◎文教厚生常任委員長(松隈成一) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案乙第21号、議案乙第22号及び議案甲第41号につきまして、その審査の経過と結果について一括して御報告申し上げます。 まず、議案乙第21号 平成9年度鳥栖市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 歳入の主なものといたしましては、平成8年度決算に伴う繰越金の計上と、それに伴う特別調整交付金の減額補正及び老人保健拠出金並びに基準超過費用額の確定に伴う額を補正されております。 また、財政安定化支援事業等の確定に伴います一般会計繰入金 1,824万 4,000円が減額補正されております。 歳出につきましては、老人保健拠出金の確定に伴う補正及び医療費適正化特別対策事業の補助確定により、保健事業費等への予算の組み替え補正がなされております。 基金積立金につきましては、国保財政の基盤安定と健全化のため、国民健康保険基金へ積み立てるものでございます。 なお、審査の過程で、各委員から、医療費適正化特別対策事業費の組み替えについて、国民健康保険基金への積み立てについてなどの質疑がなされ、それぞれ執行部から説明を受けたところであり、今後においても国保財政の健全化に努力されるよう要望したところでございます。 次に、議案乙第22号 平成9年度鳥栖市老人保健特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正は、平成8年度の医療費等の確定に伴い精算するものであります。 まず、歳入のうち主なものといたしましては、平成8年度の老人医療費の確定により、支払基金交付金及び国庫支出金の医療費負担金が計上されております。 また、繰入金 1,054万 7,000円の減額補正は、一般会計繰入金を精算するものでございます。 歳出につきましては、諸支出金の償還金 397万 2,000円が計上されておりますが、これは医療費等の精算に伴い、国庫補助金及び県負担金を返還するものでございます。 次に、議案甲第41号 鳥栖市乳幼児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。 この条例の改正は、保護者に対するサービスの向上と少子化対策を推進する観点から、現行の償還払い方式を現物給付方式に改めるものであります。 なお、審査の過程で、一部負担金 300円の根拠等について質疑があり、それぞれ執行部から説明を受けたところであります。 以上、当文教厚生常任委員会に付託されました議案乙第21号、議案乙第22号及び議案甲第41号の3議案につきましては、審査の結果、原案どおり可決すべきものとして決した次第であります。 以上、報告といたします。 最後になりましたが、平成7年3月定例会におきまして常任委員会の所属の変更がありました。それに伴いまして、文教厚生常任委員長を務めさせていただきましたが、ひとえに議員各位と執行部の皆様の御協力に負うところが大でありました。大過なく職務が全うできましたことを感謝いたしまして、お礼を申し上げます。ありがとうございました。 ○議長(宮原久)  ただいまの委員長報告に対し、一括質疑を行います。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 議案乙第21号、議案乙第22号及び議案甲第41号については、討論を省略して、直ちに採決を行います。 以上、3議案に対する委員長報告は可決であります。3議案は委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって議案乙第21号 平成9年度鳥栖市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案乙第22号 平成9年度鳥栖市老人保健特別会計補正予算(第1号)及び議案甲第41号 鳥栖市乳幼児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例については、委員長報告のとおり可決することに決しました。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第5 議案甲第42号 鳥栖市中小企業小口資金融資条例の一部を改正する条             例 ○議長(宮原久)  日程第5.議案甲第42号 鳥栖市中小企業小口資金融資条例の一部を改正する条例を議題といたします。 経済常任委員長の審査報告を求めます。藤井経済常任委員長。 ◎経済常任委員長(藤井良雄) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案甲第42号 鳥栖市中小企業小口資金融資条例の一部を改正する条例について、審査の経過と結果について御報告を申し上げます。 この条例改正については、現行の貸し付け限度額の増額及び貸し付け期間の延長を行うもので、このことにより中小企業者の経営の安定と発展を図るものとの説明を受けたところであります。 審査の中で、貸し付けに係る弾力的な運用について質疑がなされたところであります。 以上、慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものと決した次第でございます。 なお、最後になりましたけど、経済常任委員会の皆様を初め、各議員の皆様方、そして執行部の御支援、御協力により経済常任委員長としての職務を遂行できましたことに対し深く感謝を申し上げ、報告を終わらせていただきます。本当にありがとうございました。 ○議長(宮原久)  ただいまの委員長報告に対し、質疑を行います。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 議案甲第42号については、討論を省略して、直ちに採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって議案甲第42号 鳥栖市中小企業小口資金融資条例の一部を改正する条例については、委員長報告のとおり可決することに決しました。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第6 特別委員会(鳥栖駅周辺整備、北部丘陵対策、物流ネットワークシ            ティー建設、研究学園都市建設)の中間報告 ○議長(宮原久)  日程第6.鳥栖駅周辺整備特別委員会、北部丘陵対策特別委員会、物流ネットワークシティー建設特別委員会及び研究学園都市建設特別委員会の中間報告を議題といたします。 お諮りいたします。各特別委員会に付託中の調査研究の件について、この際、中間報告を求めることにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって調査研究の件については、この際、特別委員会の中間報告を求めることに決しました。 まず、鳥栖駅周辺整備特別委員長の中間報告を求めます。園田鳥栖駅周辺整備特別委員長。 ◎鳥栖駅周辺整備特別委員長(園田泰郎) 〔登壇〕 園田でございます。鳥栖駅周辺整備特別委員会の任期を終えるに当たり、今日までの審議の経過について報告をさせていただきます。 鳥栖駅周辺整備特別委員会は、平成5年12月市議会において設置され、同年12月22日の初会合において、委員長に不肖園田泰郎、副委員長に佐藤正剛議員を選任いただき、去る8月21日最後の委員会まで、6回を数える委員会の開催と3回の委員会先進地視察を行ってきたところであります。 この特別委員会は、駅周辺の土地区画整理事業、街並み・まちづくり総合支援事業、そして、鉄道高架化事業の3点セットで駅周辺の活性化を図ることを目的とした委員会であることは御案内のとおりであり、順を追って現状を御報告いたします。 鳥栖駅周辺市街地整備事業では、土地区画整理事業のうち鳥栖駅東地区約28.1ヘクタールを先行することとして、平成4年度に事業認可を受けると同時に工事に着手し、おおむね順調に推進中であり、平成8年度末の進捗率は約53%となっています。 また、街並み・まちづくり総合支援事業は、平成4年度に着工した定住・交流センター(サンメッセ鳥栖)が平成7年10月に開館し、定住・交流センター周囲約2万平方メートルの多目的広場が平成8年3月に完成、また、幅員7メートルの歩道などを備えた道路レインボープロムナードのうち、駅東側の約90メートルを平成8年3月に完成し、鳥栖駅東土地区画整理事業地内において予定をしていた街並み・まちづくり総合支援事業はすべて完成をいたしました。 したがって、整備が進む駅東側新市街地を一体的に結び、段階的な整備を進めるため、平成7年6月に着工した鳥栖駅構内東西連絡通路は平成8年6月に開通し、また、駅西側の東西連絡通路階段下に公衆便所を新築し、平成8年9月には供用を開始したところであります。 審議の中で、道路施行計画を初めとした事業推進スケジュール等について多くの意見が出され、執行部から鳥栖スタジアム建設及び雇用促進事業団高層住宅建設などに伴う区画道路及び施工スケジュールなどを変更せざるを得なかった旨の説明を受けたところであります。 次に、鳥栖駅西土地区画整理事業について触れますが、本年度は鉄道高架化事業に支障しない地区約17ヘクタールの土地区画整理事業の事業化を図ることで基本計画の策定が行われているところであり、また、審議の中で、土地区画整理事業をベースとした他の事業との施行、開発手法として、例えば、市街地再開発事業などとの合併施行ができないか、さらに、地元の熱意、意見などが十分生かされることなどの意見が多く出されたところであります。 これに対し、執行部からは、駅西側の土地区画整理事業の円滑な推進と具体的な方策を見出すため、官民一体となって設置した鳥栖駅西地区まちづくり推進委員会において、中心市街地の活性化、将来を展望したまちづくりについて議論し、開発手法などの研究をしてきたところであるとの報告を受けました。 また、この委員会の方向性を踏まえ、鳥栖駅西側の約43.9ヘクタール全体を一度に事業化を図ることは、鉄道高架化事業との関係などで困難であるため、鉄道高架に支障しない区域、また開発が進められているJT鳥栖工場跡地を中心とした約17ヘクタールの土地区画整理事業の基本計画案の策定が進んでいることの説明を聞いたところであります。 さらに、第3の鉄道高架化事業につきましては、鳥栖駅即近 2.8キロメートルを都市計画道路2本の事業費を対象とする限度額立体交差化により鉄道を高架化するということで計画されており、平成6年度には市単独費により限度額事業費、鉄道線形の見直し、施行順序及び総事業費 300億円などについて見直しが行われております。 審議の中で、大型プロジェクトの一つでもあり、事業スケジュールなどに多くの意見等が出されましたが、執行部からは、国の行財政構造改革など、社会経済情勢の変化の中、地方財政についても厳しく受けとめざるを得ない状況にあり、これまでは駅周辺市街地整備事業の柱、5万市民のコンセンサスを得ていた鉄道高架化事業を、例えば次世代に送ることで新たな方策を見出すなど、実現性のあるいろんな角度から再検討をする必要がある旨の説明を受けましたが、議員各位からは、次世代に送ると一言で言うけれども、高架化への期待は大きい。あくまでも早く実現をとの意見を初めとし、耳を傾ける多くの提言が出たことを申し添えます。しかしながら、駅周辺の現状を思うとき、やむを得ないものと受けとめたところであります。 以上、鳥栖駅周辺整備特別委員会で審議いたしました内容の主なものを申し上げてまいりましたが、鳥栖駅周辺市街地整備事業の早期完成に向け、今後も市執行部の特段の努力を要望し、鳥栖駅周辺整備特別委員会の報告を終わらせていただきます。 なお、最後になりましたが、この4年間、非才の私に対し御協力をいただいた佐藤副委員長初め関係議員、そして、執行部の皆さんに心から感謝とお礼を申し上げ、報告といたします。ありがとうございました。 ○議長(宮原久)  次に、北部丘陵対策特別委員長の中間報告を求めます。岡北部丘陵対策特別委員長。 ◎北部丘陵対策特別委員長(岡恒美) 〔登壇〕 今期北部丘陵対策特別委員長として不肖私、副委員長として松隈議員が選任を受けましたので、不肖私がただいま議題となっております北部丘陵対策特別委員会の審議の経過と現在の事業進捗について御報告を申し上げます。 本委員会は、昭和62年12月市議会定例会において設置され、翌昭和63年1月に第1回の委員会が開催されて以来、今日まで12回が開催されております。 皆様方御承知のように、鳥栖北部丘陵新都市開発整備事業は、「人と自然、技術、文化のふれあう人間交流都市」を目指して、平成2年から平成14年までの13カ年で、開発面積 250ヘクタールに住宅 2,100戸、人口 7,000人が集う新しいまちを建設するものであります。 現在までの事業の進捗状況につきましては、平成4年11月の起工式以来、本格的に造成工事に着手し、平成8年度末までに着工面積としては93ヘクタール、約50%の進捗率になっております。 この事業の最大の懸案事項であります地区内約 100戸の家屋の集団移転につきましては、柚比地区を中心に約20数戸の方々に、一時、地区外のアパートや仮設住宅に仮住まいをお願いし、集団移転地先の造成工事を優先的に行った結果、平成6年度から順次家屋の建設が始まり、平成9年度末には完成の予定と報告を受けております。 また、地区内の造成工事の進捗にあわせて、関連公共事業としての荻野・柚比線の道路改良事業、上下水道の管渠布設事業、汚水ポンプ場の建設等の整備に取り組み、平成7年度末には下水道の一部供用を開始したとの報告があっております。 これからは上水道の配水池の建設、東公園、田代公園、近隣公園等の公園整備、コミュニティー道路の整備、幹線道路の無電柱化などに着手し、関連公共事業の整備推進になお一層の努力をしてまいる所存であります。 これらの基盤整備にあわせて、今後は基山町との行政区域の変更、住居表示導入のための行政町名の設定、良好なまち並み景観創出のための地区計画の拡大、さらには新都市周辺の環境整備などを行うことにより、地域独自の自然環境や歴史、伝統、文化等を生かした個性豊かで創意工夫に満ちたまちづくりを進めていかなければならないと思っております。 このように、鳥栖地区の土地区画整理事業も地元の要望を最優先に考えた事業スケジュールで実施したために若干のおくれがありましたが、その後は造成工事が順調に進み、平成10年度からは保留地の一部分譲が開始される予定であります。 市も、これらの保留地のうち、公共施設整備用地及び誘致活用策を図る用地について計画的に取得を行うこととし、新都市の市街化の促進を果たしていきたいと思っております。 また、新都市の顔であると同時に、東の玄関口となるJR新駅設置につきましては、新都市の計画人口の早期達成及び企業誘致活動に多大の効果をもたらすものと確信しており、佐賀県や鳥栖市及び地域振興整備公団等の関係機関が一丸となりJR九州に働きかけを行ったところ、駅の形態として、2面4線化での対応でJR九州と合意をしたとの報告を受けて、これに基づくところの費用負担については関係機関で調整を行っているところであります。 既に皆様方御承知のとおり、新都市地区内に株式会社九電工の研究所の立地が内定をしております。これは新都市事業が目指すテクノポリス構想を強力に後押しする企業の進出であるとともに、テクノポリス構想の一角を担える市民期待の研究所であり、今後の成果に夢が膨らむところであります。 このことが今後の企業誘致活動に一層の拍車がかかるものと期待しておるところであり、これからも佐賀県や地域振興整備公団と一体になって企業誘致活動に取り組みを行うことにより、雇用の拡大を図りながら、就労構造が大きく変化していく中で、地元に対し、働く場所の確保を強く要望してきたところであります。 今後もこの土地区画整理事業の一層の推進、さらには関連公共・公益事業の計画的な整備を精力的に進めるためには、地元関係者の御理解と御協力をいただきながら対処していかなければならない事業もございますが、いずれにいたしましても、今後とも地元関係者や執行部、そして議会が一丸となって事業の推進達成を図らなければならないと考えております。 この上は、一日も早い新都市の完成を待ち望みながら、甚だ簡略でございますが、委員長報告とさせていただきます。 なお、最後になりましたが、4年間北部丘陵対策特別委員会の委員長を務めさせていただきましたが、ひとえに議員各位と執行部の皆様方の御協力に負うところが大であり、ここに感謝と御礼を申し上げます。まことにありがとうございました。 終わります。 ○議長(宮原久)  次に、物流ネットワークシティー建設特別委員長の中間報告を求めます。塚本物流ネットワークシティー建設特別委員長。 ◎物流ネットワークシティー建設特別委員長(塚本善人) 〔登壇〕 ただいま議題となっております物流ネットワークシティー建設特別委員会の審査経過について中間報告を行います。 物流ネットワークシティー建設特別委員会は、平成3年3月議会で設置され、その後改選を経て、平成6年2月3日の初会合において、委員長に不肖塚本善人、副委員長に野田ヨシエ議員を選任いただき、今日まで5回の委員会を開催し、3回の先進地視察を行ってきたところであります。 選任いただいた平成6年当時の物流ネットワークシティー整備事業は、平成5年5月に流通業務市街地整備法が改正され、これを受けて、平成6年度に流市法基本方針の市案が作成されている時期でありました。 3回の先進地視察につきましては、改正前の流市法による流通業務団地造成事業で整備された岡山市及び神戸市流通センターの視察を平成6年度に行い、平成7年度には、改正後の流市法を適用した基本方針の策定を検討している岐阜県関市、さらに、平成8年度は改正後の流市法基本方針を策定している四国の高知市などの流通業務団地整備計画及び状況について視察を行ってまいったところであります。 本市の物流ネットワークシティー整備事業につきましても、国の支援制度などを十分に活用し、鋭意計画を進めるべきであるとの認識を深めたところでございます。 委員会におきましては、物流ネットワークシティー整備事業について、執行部の説明を求めてまいったところであります。 この事業は、平成元年度、運輸省の調査モデル地区指定を受けたことに始まり、市街化調整区域内の大規模開発として、平成2年度基本計画、平成3、4年度に実施計画などが検討されておりましたが、国営かんがい排水事業など、農林事業との調整並びにアクセス道路整備などの問題もあり、都市計画の観点から調査に着手した段階でありました。平成4、5年度、鳥栖東部地区市街地整備計画に始まり、平成5年の流市法改正をもとに、基本方針の市の案の作成を行い、平成7年には市の案を県へ提出し、現在、土地区画整理事業調査などをもとに、県と協議中とのことであります。 審議の中で、事業推進、地権者対策、県との調整状況などについて多くの質疑、意見、要望が出たところであります。 主なものとしましては、地権者対策に十分配慮すること、そのためには整備方針を早く固めてほしい、また県からの指摘事項の内容、さらには規模縮小、段階的整備の具体案、県の動向など多くの質問がありました。 これに対し、現在、市長、助役から県知事に対して再三にわたって支援要請が行われていること、県からの指摘事項については、財政見通しとできるところからの着手、それと各種大型事業間の調整ということでありますが、これらの事業推進が本市にとって重要かつ必要な事業であることから、財政見通しの確立や段階的整備も含め、県、市の役割分担について協議を行っており、なるべく早い時期に結論を出したいとの執行部の説明を受けたところであります。 以上、物流ネットワークシティー建設特別委員会で審議されました内容について、主なものを申し上げてまいりましたが、構想表明以来10年が近づくことを踏まえ、執行部は県との協議を重ね、事業の推進が図られるよう強く要望したことを申し添え、物流ネットワークシティー建設特別委員会の中間報告を終わらせていただきます。 不肖塚本委員長、野田副委員長で運営してまいりました特別委員会、議員の皆様の御協力、そして執行部の皆様方の御協力、御支援、改めて感謝を申し上げまして、中間報告を終わります。 ○議長(宮原久)  次に、研究学園都市建設特別委員会副委員長の中間報告を求めます。簑原研究学園都市建設特別委員会副委員長。 ◎研究学園都市建設特別委員会副委員長(簑原宏) 〔登壇〕 簑原でございます。研究学園都市建設特別委員会の審議の経過について、中間報告を申し上げます。 本委員会は、平成3年3月の市議会定例会において設置され、平成3年5月27日に第1回の委員会を開催し、今日まで6回の委員会を開催し、調査、審議及び先進地視察を行ってきたところでございます。 さて、平成4年9月に発足いたしております九州北部学術研究都市整備構想推進会議は、九州北部が有する学術研究、文化などの集積を生かした広域ネットワーク型の新しい学術研究都市整備構想の推進のための協議を行い、その早期実現を図るため、佐賀県、福岡県など、本市を含む2県8市と大学及び経済界の構成により調査研究が進められております。 事業内容といたしましては、国等に対する要望活動、研究プロジェクトの推進やフォーラム等の開催を行う推進事業、また研究会の開催、研究情報ネットワーク構想に関する調査、検討、拠点都市担当者研究会などの調査研究事業、そして広報誌の発行、パンフレットの作成を行う広報活動がございます。 本市も久留米市とともに、7地域にある九州北部学術研究ゾーンの中の一拠点地域として重要な位置づけを受けており、今後も構想の理解と実現化、また、その推進を図るため、引き続き事業活動が行われることとなっております。 また、このたび佐賀県ではこの構想の拠点地域として、学術研究機能の充実が期待されている佐賀地域及び鳥栖地域において、県民福祉の向上と本県産業の持続的な発展を目指し、産・学・官による研究開発の拠点となる研究施設の整備の可能性について検討する佐賀地域及び鳥栖地域研究施設整備調査が行われることとなり、有識者から成る検討委員会が設置され、第1回の委員会が本年8月末に開催されました。 今後、検討が重ねられ、本年11月末をめどに調査報告書が取りまとめられる旨の報告を受けたところでございます。 いずれにいたしましても、今後、佐賀県、久留米市などとも連携を深められ、九州北部学術研究都市整備構想が新しい地域づくりのプロジェクトとして、構想の理解と早期の実現に向け事業推進が図られますよう執行部の努力を要望いたしまして、当委員会の報告といたします。 なお、最後になりましたが、研究学園都市建設特別委員会につきましては、松雪幸雄議員を委員長に、不肖私簑原が副委員長に選出をされたところでございますが、委員途中におきまして松雪委員長が死去されましたことから、委員長に時津末男議員を選出いたしたところでございます。この間、委員長初め各委員の皆様方の御支援、さらには執行部の御協力をいただき、副委員長として務めることができましたことを厚く感謝を申し上げまして、各議員の皆様方にお礼を申し上げまして、中間報告にさせていただきます。 終わります。 ○議長(宮原久)  以上で各特別委員会の中間報告を終わります。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第7 意見書第7号 臍帯血移植の保険適用に関する意見書(案) ○議長(宮原久)  日程第7.意見書第7号 臍帯血移植の保険適用に関する意見書(案)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。太田議員。 ◆議員(太田幸一) 〔登壇〕 太田幸一でございます。ただいま議題となりました臍帯血移植の保険適用に関する意見書(案)につきまして提案理由を申し上げます。 議員の皆様のお手元に案文を配付させていただいておりますので、簡潔に趣旨を申し上げます。 これは白血病や再生不良性貧血などに対し、現在骨髄移植治療が行われておりますが、最適なドナーにめぐり合う確率はまだまだ低く、多くの問題を抱えている状況でございます。 そこで、最近、これまでの分娩後不要とされた臍帯血が骨髄の5ないし10倍の造血幹細胞を含んでおり、ドナーにとっても安全でありまして、さらに細胞が凍結保存可能な臍帯血移植治療が今日大きな注目を浴びているところでございます。しかし、現在臍帯血移植につきまして医療保険の適用がなされておりませんので、治療に要する費用が高額に上るとされております。 したがって、政府におかれましては、一日も早く医療保険が適用されるよう強く要望するものでございます。議員の皆様の御理解と御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 終わります。 ○議長(宮原久)  質疑を行います。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 本意見書(案)は、討論を省略して、直ちに採決を行います。 本意見書(案)は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって意見書第7号 臍帯血移植の保険適用に関する意見書(案)は原案のとおり可決されました。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第8 意見書第8号 道路整備予算の確保及び道路特定財源の堅持に関する             意見書(案) ○議長(宮原久)  日程第8.意見書第8号 道路整備予算の確保及び道路特定財源の堅持に関する意見書(案)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。黒田議員。 ◆議員(黒田攻) 〔登壇〕 ただいま議題となりました意見書第8号 道路整備予算の確保及び道路特定財源の堅持に関する意見書(案)についてお願いいたします。 案文につきましては、お手元に配付してある内容のとおりでございます。 議員各位の御賛同をよろしくお願いいたしまして、意見書の提案をさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(宮原久)  質疑を行います。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 本意見書(案)は、討論を省略して、直ちに採決を行います。 本意見書(案)は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。    〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 異議がありますので、起立により採決いたします。 本意見書(案)については、原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 起立多数であります。よって意見書第8号 道路整備予算の確保及び道路特定財源の堅持に関する意見書(案)は原案のとおり可決されました。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第9 決議第2号 サガン鳥栖のホームタウン受入れに関する決議(案) ○議長(宮原久)  日程第9.決議第2号 サガン鳥栖のホームタウン受入れに関する決議(案)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。指山議員。 ◆議員(指山清範) 〔登壇〕 ただいま議題となりましたサガン鳥栖のホームタウン受入れに関する決議(案)の提案理由の説明をさせていただきます。 サガン鳥栖はことしの2月発足以来、種々の問題を抱えながらも逆境をもろともせず、懸命にJFLのリーグを戦いつつあります。昨日は残念ながら負けたようでありますが、勝とうが負けようが、このサガン鳥栖の存在により本市が意図した都市の活性化と若者を中心としたスポーツ・文化の振興という理念は脈々と引き継がれ、本市発展に大きく貢献するものと確信いたします。 株式会社佐賀スポーツクラブの清算事務を待っていては、このサガン鳥栖フットボールクラブのホームタウン受け入れがいつになるかわかりません。この4年間いろんな議論がなされてきましたが、議会において最後の意思表示をしておく必要があるという考えに基づき、さらにホームタウン受け入れの形をとって、スタジアムの有効利用、その促進を図るべきという考えも含めまして、決議案の提案をさせていただきました。 以上、提案理由の説明を終わります。 ○議長(宮原久)  質疑を行います。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 本決議(案)は、討論を省略して、直ちに採決を行います。 本決議(案)は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。    〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 異議がありますので、起立により採決いたします。 本決議(案)については、原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 起立多数であります。よって決議第2号 サガン鳥栖のホームタウン受入れに関する決議(案)は、原案のとおり可決することに決しました。 以上で本日の日程は全部終了いたしましたが、山下市長からあいさつの申し出があっておりますので、この際これを受けることにいたします。山下市長。 ◎市長(山下英雄) 〔登壇〕 発言の時間をいただきまして、ありがとうございました。 議員各位に対しまして、お礼を兼ね、ごあいさつを申し上げたいと思います。 去る9月2日から開会いたしました9月市議会定例会におきまして、議員各位には本会議並びに各委員会を通じまして、連日にわたる慎重なる御審議をいただきまして、衷心より敬意と感謝の意を表する次第でございます。 本会議、あるいは委員会を通じまして、種々賜りました議員各位の貴重かつ建設的な御意見等につきましては、今後の行政運営に反映できますよう、全力を尽くしてまいりたいと考えております。また、議決いただきました議案の趣旨がそれぞれ十分生かされるよう、執行部一丸となりまして努力いたす所存でございます。 さて、在任中、幾多の功績を残されました議員皆様方の任期もいよいよ間近に迫りました。任期中における定例本会議は今回をもって終了することになります。今、静かに過ぎし過去4年間の市政の後を振り返りますと、感慨ひとしおのものがございます。 平成6年には、鳥栖市制施行40周年の記念事業、飯田地区農業集落排水処理施設、滞在型農園施設の落成、市役所の週休2日制の実施、ごみ袋の指定有料化制の導入、鳥栖フューチャーズの準会員加盟、蔵上土地区画整理事業の着工等がございました。 平成7年には、1月に発生した阪神・淡路大震災へ支援及び防災体制の見直し、また、市長選挙によりまして私も再選をさせていただき、新たな気持ちで市政の執行に当たりました。永吉、幡崎地区農業集落排水処理施設の落成、駅前開発、情報交流拠点としての定住・交流センターの落成、戦後50年記念行事の開催等がございました。 なお、平成7年4月17日に、残念ながら御逝去なされた松雪幸雄議員に対しまして、改めて生前の市政運営に御尽力いただきました御功績に対し敬意を表し、感謝を申し上げる次第でございます。 平成8年には、高齢化社会に向けての高齢者福祉施設の整備、JR鳥栖駅の東西連絡通路としての虹の橋の開通、鳥栖スタジアムの完成とオープニングゲームへの2万人を超える入場者があり、また、本市の21世紀に向けたまちづくりの推進を図るための第4次鳥栖市総合計画の改定等がございました。 なお、私ごとでございますが、病気治療のため12月から約2カ月間にわたり市長職務代理者を設置し、公務を離れておりましたが、この間、皆様方には多大なる御迷惑をおかけし、また、たくさんの励ましや御協力をいただきまして、改めて感謝申し上げる次第でございます。まことにありがとうございました。 また、今年に入りましては、鳥栖フューチャーズの解散と新たなサガン鳥栖の発足、小鳩園の移転完成、行政改革大綱の策定、鳥栖中学校プール、陸上競技場の完成等がございました。さらに、21世紀への新しい鳥栖市づくりを目指しまして、鳥栖駅周辺市街地整備事業のうち、鳥栖駅東側の土地区画整理事業等の整備、北部丘陵新都市開発整備事業への下水道布設のための北部中継ポンプ場の建設、誘致企業として九電工の進出内定など、大型プロジェクトの推進などもほぼ順調に進捗いたしております。 以上、申し上げましたことは、いずれも市民各位並びに国、県を初めとする関係機関、とりわけ議員各位の御援助、御協力のたまものと衷心より感謝申し上げる次第でございます。 承りますと、現在のところ、多くの議員の皆さん方は引き続き11月の市議会議員選挙に立候補されるとのことでございますが、また、後進に道を譲られる方もあるやに承っております。引き続き御出馬になる皆さん方におかれましては、ぜひ御健闘いただき、めでたく当選をされ、再びこの議場でお目にかかれるよう心から願っております。御勇退になる方々におかれましては、在任中と変わることなく、市政に対しまして従来どおり何かと御指導、お力添えを賜りますようお願い申し上げる次第でございます。 最後になりましたが、議長初め全議員の皆さん方の御健勝を改めて祈念申し上げますとともに、至らぬ執行部を守り立てていただきましたことにつきまして、職員を代表し重ねて厚く御礼を申し上げ、ごあいさつにかえたいと思います。本当に長い間御苦労さまでございました。ありがとうございました。 終わります。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ ○議長(宮原久)  これをもって平成9年9月定例会を閉会いたします。  午後0時10分閉会地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。鳥栖市議会議長   宮  原     久 〃  議 員   宮  地  英  純 〃  議 員   永  渕  一  郎...