平成 8年 6月 定例会1
出席議員氏名及び
議席番号 議 長 宮 原 久 14 番 姉 川 清 之 1 番 内 川 隆 則 16 番 德 渕 謹 次 2 番 太 田 幸 一 17 番 黒 田 攻 3 番 原 康 彦 18 番 佐 藤 正 剛 4 番 平 川 忠 邦 19 番 宮 地 英 純 5 番 三 栖 一 紘 21 番 平 塚 元 6 番 指 山 清 範 22 番 中 村 直 人 7 番 藤 田 末 人 23 番 藤 井 良 雄 8 番 山 津 善 仁 24 番 園 田 泰 郎 9 番 原 和 夫 26 番 緒 方 勝 一 10 番 永 渕 一 郎 27 番 松 隈 成 一 11 番 簑 原 宏 28 番 塚 本 善 人 12 番 野 田 ヨシエ 29 番 時 津 末 男 13 番 甲 木 應2
欠席議員氏名及び
議席番号 15 番 岡 恒 美3
地方自治法第121条による
説明員氏名 市 長 山 下 英 雄
民生部長 石 丸 眞 澄 助 役 仁 田 利 勝 〃 次長 原 正 弘 収入役 西 依 五 夫
経済部長 野 田 忠 征
総務部長 樋 口 邦 雄 〃 次長 今 村 泰 三 〃 次長 吉 山 新 吾
財政課長 永 家 義 章 〃 次長 篠 原 正 孝
建設部長 槇 利 幸 〃 次長 下 岸 和 智 〃 次長 中 村 勝 十
水道事業 管理者 松 尾 義 昭
水道部次長 井 上 彦 人
教育委員長 楠 田 正 義
教育次長 小 林 成 臣 教育長 柴 田 正 雄4
議会事務局職員氏名 事務局長 平 野 秀 喜
議事係主査 林 吉 治 次 長 兼
庶務係長 高 尾 義 彰 書 記 熊 田 吉 孝 次 長 兼
議事係長 石 丸 賢 治5
議事日程 日程第1 議案乙第18号 平成8年度鳥栖市
一般会計補正予算(第2号) 各
常任委員長審査報告 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第2
議案甲第26号
鳥栖市議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害 補償等に関する条例の一部を改正する条例
議案甲第27号 鳥栖
市税条例の一部を改正する条例
総務常任委員長審査報告 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第3 議案乙第21号 平成8年度鳥栖市
鳥栖駅東土地区画整理特別会計 補正予算(第1号)
建設常任委員長審査報告 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第4 議案乙第19号 平成8年度鳥栖市
老人保健特別会計補正予算 (第1号)
文教厚生常任委員長審査報告 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第5 議案乙第20号 平成8年度鳥栖市
農業集落排水特別会計補正予算 (第1号)
議案甲第28号 鳥栖市
水道事業の設置等に関する条例の一部を改 正する条例
経済常任委員長審査報告 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第6
議案甲第30号 鳥栖市
固定資産評価員の選任について
提案理由説明 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第7 諮問第2号
人権擁護委員候補者の推薦について
提案理由説明 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第8 鳥栖市
農業委員会委員の推薦について 日程第9 意見書第6号
学校事務職員、
栄養職員給与費の
義務教育費国庫 負担法適用堅持を求める意見書(案)
提案理由説明 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第10 意見書第7号 「第9次
治水事業5箇年計画」に関する意見書 (案)
提案理由説明 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第11 意見書第8号 平成8年産麦の
長雨被害に対する意見書(案)
提案理由説明 〔 〕 質疑、討論、採決 日程第12 請願第2号
鳥栖市議会議員の
定数削減についての請願書 〔議題に供せず〕 午後2時15分開議
○議長(宮原久) これより本日の会議を開きます。
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△日程第1 議案乙第18号 平成8年度鳥栖市
一般会計補正予算(第2号)
○議長(宮原久) 日程第1.議案乙第18号 平成8年度鳥栖市
一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。 各
常任委員長の
審査報告を求めます。
甲木総務常任委員長。
◎
総務常任委員長(甲木應) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案乙第18号 平成8年度鳥栖市
一般会計補正予算(第2号)中、当
総務常任委員会に付託されました関係分について、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 まず、歳入について申し上げます。 市税につきましては、
固定資産税2億 4,000万円及び
都市計画税 2,000万円の補正となっておりますが、それぞれの当初調定の確定に伴い計上されたものであります。これによりまして、
市税総額は83億 4,700万円となります。 次に、
財産収入のうち、財産売り払い収入 2,951万円は、荻野・
柚比線道路改良時に伴い代替地として取得した市有地の売り払い収入であります。 次に、繰越金 5,000万円は、平成7年度からの繰越金の一部であります。市債につきましては、
小鳩園建設事業、荻野・
柚比線道路改良事業など、それぞれの事業に伴うものであります。 次に、歳出について申し上げます。 広報費の 690万円につきましては、
市外者向けに鳥栖市の歴史や文化、産業など、多岐にわたって情報を提供することによって、鳥栖市を紹介・PRし、知名度、
イメージ向上を図るため、広報誌を作成し発行するため計上されたものであります。審査の過程において、広報誌の発行に関して
作成依頼先、
基本的内容など、
意見要望があったところであります。 当
総務常任委員会としては、
慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものとして決した次第であります。 以上、報告を終わります。
○議長(宮原久) 次に、
建設常任委員長の
審査報告を求めます。
塚本建設常任委員長。
◎
建設常任委員長(
塚本善人) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案乙第18号 平成8年度鳥栖市
一般会計補正予算(第2号)中、当
建設常任委員会に付託されました分について、審査の経過並びに結果について御報告を申し上げます。 まず、歳入につきましては、
国庫補助金に
道路改築事業及び
公園事業の
補助事業内示に伴い、それぞれ補正がなされ、不動産売り払い収入につきましては、荻野・柚比線の代替地の売り払い代金が計上されております。 次に、歳出について申し上げます。 まず、
建設課関係について申し上げます。
道路新設改良費につきましては、
生活関連道路の改善を図るための経費が計上されております。
地方道路改良事業につきましては、
市道荻野・柚比線の
国庫補助事業費内示に伴う補正がなされております。 なお、本年度につきましては、
事業用地の取得及び
九州横断自動車道柚比橋から
北部丘陵新都市までの約 265メートルの区間について、
改良工事が施行されることになっております。 次に、
債務負担行為について申し上げます。 儀徳町
運動広場、
旭地区公民館並びに
旭地区老人センターへ通じる
道路幅員が狭く、車両の通行に支障を来しております。
市道村田・儀徳線などの
道路改良事業を円滑にするために、
道路新設改良費 2,716万円を計上されております。
事業用地は、
土地開発公社で先行取得することとし、公社に対する
債務保証を行うための
債務負担行為が設定されております。 なお、委員の中から
狭隘道路については順次改良を進めるなど、通行者の
安全確保を図るための対策を講じられるよう要望されたところであります。 次に、
都市計画課関係について申し上げます。
公園管理費として
市民公園、
多目的運動広場の
芝管理委託料などが計上されております。 次に、
公園事業費として、
中央公園の
整備事業費 5,000万円、
市民公園多目的運動広場トイレ設計委託料などが計上され、また、
田代公園につきましては、
実施設計委託料が計上されております。 なお、審査の過程で、各委員から意見、質問が出され、
市民公園の完成後の
取り扱いや
中央公園の水の確保及び浄化の問題、さらには全般的な問題として、公園における
公衆トイレの整備及び管理のあり方などについて質疑がなされたところであります。 次に、
都市開発課関係について申し上げます。
鳥栖駅東土地区画整理事業地区内で、
過小宅地の取得に要する経費が計上されております。 なお、審査の過程で委員の中から
過小宅地の
取り扱いなどの質疑がなされ、執行部からは換地とならない場合は、最後に清算金で対応するが、事業が継続中であること、及び
道路整備の
進捗状況等により
一般会計で
用地取得をする旨の説明を受けたところであります。 また、このことに関連して、
鉄道高架化の
事業主体などについての意見、質疑がなされたところであります。 また、議案外ではございますが、執行部から鳥栖駅
構内東西連絡通路「虹の橋」の開通に伴い、6月14日に午前7時から午後8時までの
通行量調査を実施した旨の報告を受けたところであります。 また、
北部丘陵対策課から
鳥栖北部丘陵土地区画整理事業に伴う家屋の
建築状況、平成8年度工事の主なものについて、また、
下水道課からは平成7年度からの
繰越明許費による
繰越工事の
進捗状況と、
公共下水道の
普及状況などについての報告を受けました。 以上、審査の過程の主なものについて申し上げましたが、
現地調査を含め
慎重審査の結果、原案どおり可決することに決しました次第でございます。 以上、御報告といたします。
○議長(宮原久) 次に、
文教厚生常任委員長の
審査報告を求めます。
松隈文教厚生常任委員長。
◎
文教厚生常任委員長(松隈成一) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案乙第18号 平成8年度鳥栖市
一般会計補正予算(第2号)中、当
文教厚生常任委員会に付託されました関係分につきまして、その審査の経過と結果について御報告いたします。 まず、歳入の主なものでは、ひとにやさしい
まちづくり整備推進事業としての
民生費県補助金223万3,000円と、
し尿処理施設整備事業の
衛生費国庫補助金1,277万7,000円が計上されております。 また、
社会教育費県補助金については、
放課後児童対策費補助金として150万6,000円が追加計上されておりますが、これは通称「
なかよし会」の運営費について補助されるものであります。 また、
社会教育費委託金として、
加藤田県営住宅の改築と
県道九千部山・公園線の
県道新設工事に伴います
埋蔵文化財発掘調査に要する経費 1,161万 3,000円が計上されております。 次に、歳出の主なものについて申し上げます。 民生費のうち、身障・
精薄者福祉費の
負担金補助及び交付金 446万 6,000円は、ひとにやさしい
まちづくり整備推進事業として、高齢者、
身体障害者の福祉の向上を図るための事業で、市内2カ所の医院から
身障者用トイレの新設、
段差解消のための
スロープ化、
自動ドアの整備について申請があったもので、
当該施設の改善に要する経費が計上されております。
児童福祉費の
小鳩園建設費4億 4,759万円につきましては、老朽化いたしております小鳩園の
移転改築に伴う
工事請負費、
公有財産購入費、
備品購入費等の所要の経費で、建設に当たっては産業再
配置促進費補助金1億 3,400万円を受けて建設されるものであります。 なお、小鳩園の
建設概要は、2,851.53平方メートルの
敷地面積に、本市の
中心的保育園として、
子育て支援センターとしての機能や
乳児保育等の機能を拡充させた床面積856.74平方メートルの
鉄筋コンクリートづくり平屋建てを建設するとの説明を受けたところであります。 衛生費のうち、
保健衛生総務費の繰出金 118万 6,000円は、平成7年度鳥栖市
老人保健特別会計の
老人医療費が清算確定したことにより繰り出されるものでありますし、
し尿処理費の
工事請負費 3,934万 6,000円につきましては、
財団法人日本環境衛生センターの
精密機能検査により水槽及び機器類に11年の経年的な腐食及び損傷が認められ、機器等の更新が必要であるとの報告から、今回、
国庫補助を受けて更新するとの説明を受けたところであります。 次に、教育費のうち、
学校教育事務局費の使用料及び賃借料につきましては、児童・生徒の博見学に使用しますバスの
借り上げ料87万 8,000円が計上されておりますし、
小学校費の
学校施設管理費には
若葉小学校の
屋外トイレ等の整備に要する経費 1,055万 2,000円が計上されております。
社会教育費のうち、
社会教育総務費の
負担金補助及び交付金77万 5,000円は、8月の
夏休み期間に
少年少女派遣研修事業として、
鳥栖地球市民の会主催、鳥栖市
子供クラブ連絡協議会共催で実施いたします
韓国派遣研修、それに
やまびこ研修団が実施いたします阿蘇・
九重研修に要する経費の一部を
青少年健全育成の立場から、それぞれに対し補助するものと説明を受けたところであります。 また、
公民館費の
負担金補助及び交付金 500万円は、新築されます村田町公民館五反三歩分館に対し、鳥栖市
公民館類似施設補助金交付規則に基づき補助されるものであります。
保健体育費のうち、
保健体育総務費につきましては、来年、鳥栖市を中心として
三神地区で開催される第50回
県民体育大会の
準備委員会が設置されることとなり、その設置に要する経費の
本市負担分35万 3,000円が計上されております。 また、
体育施設費は、
体育施設利用者の利便を図るため、相撲場、野球場、
庭球場等の
営繕工事費に 1,270万円と
市民プールなどのコインロッカーを
リターン方式に取りかえるための経費 527万 6,000円が補正されております。 以上、主なものについて申し上げましたが、審査の過程で各委員から、ひとにやさしい
まちづくり整備推進事業の推進、
小鳩園建設に伴う
工事用道路の確保、
小鳩園児の通園時における
安全対策、児童・生徒の博見学、「
なかよし会」の今後の
改築計画、鳥栖市
地球市民の会等の
研修費補助のあり方、鳥栖市
公民館類似施設補助金の見直しなど、多くの質疑がなされ、それぞれに執行部から説明を受けたところであります。 その中で、ひとにやさしい
まちづくり整備推進事業については、PRに努め、また本市が推進する
福祉都市の実現のためにも、
公共施設及び
公共的施設について
整備促進を図るよう強く要望したところであります。 以上、当
文教厚生常任委員会に付託されました関係分につきましては、
現地調査を行い、慎重に審査の結果、原案のとおり可決すべきものとして決した次第であります。 以上、報告といたします。
○議長(宮原久) 次に、
経済常任委員長の
審査報告を求めます。
藤井経済常任委員長。
◎
経済常任委員長(
藤井良雄) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案乙第18号 平成8年度鳥栖市
一般会計補正予算(第2号)中、当
経済常任委員会付託分の審査の経過と結果の主なものについて御報告を申し上げます。 まず、
農林課関係分について申し上げます。 歳入の主なものは、佐賀県「
活き活き」
運動推進対策事業費補助金 1,649万 3,000円及び新
生産調整推進対策促進事業費補助金 282万 2,000円であります。 なお、減額の分につきましては、
事業施策の変更に伴う組み替えであります。 次に、歳出の主なものは
農業振興費の中で、佐賀米「
活き活き」
運動推進対策事業補助金 2,092万 6,000円は新たな
米管理システムへの移行など、米を取り巻く環境の変化に対処し、高品質米の生産、生産性の向上を図るために
推進協議会の開催、基準圃の設置、及び
高性能農業機械の導入などに要する補助であります。 また、
農業研修施設費の中で、
工事請負費 430万円は
農家高齢者創作活動施設の
屋根改修工事に要する経費との説明を受けたところでございます。 審査の過程で委員から、農業の諸施策を図る場合、鳥栖市と基山町が一つの
農業協同組合の中で、その調整はどのようにしているのか、また、鳥栖市は
都市開発が進む中、
農業振興対策がやりにくくなるのではないか、さらには、鳥栖市独自の
農業施策の展開が必要ではないのかなどの質疑、要望があったところでございます。 執行部からは、
鳥栖基山農業生産対策室、あるいは
農業公社の中で協議を行うなど調整を図っているとの御答弁があったところであります。 次に、
耕地課関係の主なものについて申し上げます。
農地等保全管理費で、
大井手下頭首工の
機能低下が著しく、
治水対策上改修が必要となり、平成9年度
新規事業採択に向けての
調査設計委託料等であります。 次に、
商工課関係について申し上げます。 まず、歳入については、
商工費国庫補助金1億 3,400万円は工業再
配置促進法に基づき交付されるもので、今回、
小鳩園建設に充当する補助金であります。今回の
対象工場は、東京エレクトロン九州、三省製薬、
昭栄化学工業であり、これら3工場の新増設分にかかる補助であります。 また、
商工費県補助金 1,000万円は、観光“さが”のイメージアップを図り、魅力ある
観光地整備を進めるもので、補助率2分の1の
県単独補助であります。 次に、歳出について申し上げます。
労働諸費の
工事請負費 2,500万円は、
雇用促進住宅建設に伴って
周辺地域に
電波障害が発生するため、
共同受信設備を整備するものであります。これにかかる費用については、
建設完了後、事業団より補てんされることとなっております。 次に、観光費の
観光施設整備工事費など 2,281万 2,000円は、
河内ダム西側の老朽化したトイレを移転新築するもので、身障者、高齢者、母子等や
自然環境にも配慮した施設を建設するものであります。また、
佐賀情報センター運営委託料63万 9,000円は、本年4月、福岡市天神のイムズビル7階に県により設置されました
佐賀情報センターの
市町村コーナーにかかる
管理運営を
県観光連盟に委託するものであります。 審査の中で、産業再
配置促進費補助金の内容、仕組み、過去の
対象事業等について、また
共同受信設備工事費に関連して、後住者への対応などについて質疑が交わされたところでございます。それぞれ執行部より説明がありましたが、なお、
国県補助金については、今後その
有効活用について強く要望したところでございます。 以上、主なものについて申し上げましたが、
現地調査を含め
慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものと決した次第であります。 以上、御報告を終わります。
○議長(宮原久) ただいまの各
常任委員長の
審査報告に対し、質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 本案については討論を省略して直ちに採決を行います。 本案に対する各
常任委員長報告は可決であります。本案は各
常任委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって議案乙第18号 平成8年度鳥栖市
一般会計補正予算(第2号)は、各
常任委員長報告のとおり可決することに決しました。
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△日程第2
議案甲第26号
鳥栖市議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償 等に関する条例の一部を改正する条例
議案甲第27号 鳥栖
市税条例の一部を改正する条例
○議長(宮原久) 日程第2.
議案甲第26号
鳥栖市議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例、及び
議案甲第27号 鳥栖
市税条例の一部を改正する条例を議題といたします。
総務常任委員長の
一括審査報告を求めます。
甲木総務常任委員長。
◎
総務常任委員長(甲木應) 〔登壇〕 ただいま議題となりました
議案甲第26号
鳥栖市議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例及び
議案甲第27号 鳥栖
市税条例の一部を改正する条例について、一括して審査の経過と結果について御報告申し上げます。 まず、
議案甲第26号
鳥栖市議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。 この条例の改正につきましては、昨年4月の
地方公務員災害補償法の一部改正に伴う新たな
介護補償制度の
施行規則が本年3月に改正されたことに伴い、条例を改正するものであります。 審査の過程で、
介護制度の
条例改正と
制度実施のための今回の
条例改正について、法制度についての質疑などがありましたが、当
総務常任委員会としましては、原案どおり可決すべきものとして決した次第であります。 次に、
議案甲第27号 鳥栖
市税条例の一部を改正する条例について御報告申し上げます。 この条例の改正は、
前納報奨金制度の改正及び平成8年度
税制改正における
地方税法の一部改正に伴い、
市税条例の一部を改正するものであります。 まず、市民税及び
固定資産税の
前納報奨金につきましては、現行第1期から第3期までの各納期内に納期未到来分の税額を納付すれば、それぞれ報奨金が交付されておりますが、納税意欲の向上と事務の簡素効率化を図るため、
前納報奨金の交付対象を第1期の納期内に全部の納期分を納付する、いわゆる全期前納の場合のみに改めるものであります。 次に、個人の市民税についてでございますが、現在、牛肉の輸入自由化、ウルグアイ・ラウンド農業合意により牛肉の関税率の一層の引き下げが実施されており、このような状況のもと、肉用牛の生産農家の経営の安定と生産意欲の確保、あわせて農山村地域の肉用牛生産及び関連産業の安定を図るため、肉用牛の売却による事業所得の課税の特例措置の適用期限を平成13年度まで5カ年間延長するものであります。 次に、個人の土地などの譲渡に係る長期譲渡所得に対する課税の特例について申し上げます。 現在、特別控除後の長期譲渡所得の譲渡益 4,000万円以下の部分については、 5.5%、 4,000万円を超える部分については6%の税率で課税しているものを、特別控除後の長期譲渡所得の譲渡益 4,000万円を超え 8,000万円までの区分を新たに設けるとともに、 4,000万円以下の部分については4%、 4,000万円を超え 8,000万円以下の部分については 5.5%、 8,000万円を超える部分については6%の税率で課税することとし、平成8年1月1日以後に行う土地などの譲渡について適用するものであります。 また、あわせて累進的な税負担を逃れるための土地の切り売りが行われることを防ぐための特例措置、いわゆる切り売り防止措置の特例を廃止するものであります。 また、優良住宅地の造成などのために土地などを譲渡した場合の、現行一律 3.4%の軽減税率の長期譲渡所得の課税の特例を平成10年度分の個人住民税から、特別控除後の譲渡益 4,000万円以下の部分については 3.4%、 4,000万円を超える部分については4%の税率で課税することとし、あわせて特例の適用期限を平成14年度まで延長するものであります。 審査の過程で、現行の報奨金制度の納税者の前納の方法などについて質疑などがありましたが、当
総務常任委員会としては、原案どおり可決すべきものとして決した次第であります。 以上、御報告を終わります。
○議長(宮原久) ただいまの委員長報告に対し、一括質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 以上、2議案は討論を省略して直ちに採決を行います。 2議案に対する委員長報告は可決であります。2議案は委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって
議案甲第26号
鳥栖市議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例、及び
議案甲第27号 鳥栖
市税条例の一部を改正する条例については、委員長報告のとおり可決することに決しました。
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△日程第3 議案乙第21号 平成8年度鳥栖市
鳥栖駅東土地区画整理特別会計補正 予算(第1号)
○議長(宮原久) 日程第3.議案乙第21号 鳥栖市
鳥栖駅東土地区画整理特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
建設常任委員長の
審査報告を求めます。
塚本建設常任委員長。
◎
建設常任委員長(
塚本善人) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案乙第21号 平成8年度鳥栖市
鳥栖駅東土地区画整理特別会計補正予算(第1号)について、審査の経過並びに結果について申し上げます。 今回の歳入歳出は、ともに国の補助事業として駅東の緊急地方
道路整備事業及び住宅宅地関連
公共施設整備促進事業の追加内示に伴いまして、酒井・西宿町線の道路などの整備に要する経費2億38万 2,000円が計上されております。 なお、審査の過程で委員の中から、飯田・蔵上線の曽根崎町JRアパート前付近の道路の
整備促進や、鳥の里橋の早期改修について、また地権者の移転先、保留地処分などについての質疑、意見などがなされたところであります。 当委員会といたしましては、
慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものとして決した次第であります。 報告を終わります。
○議長(宮原久) ただいまの委員長報告に対し、質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 本案は討論を省略して直ちに採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって議案乙第21号 平成8年度鳥栖市
鳥栖駅東土地区画整理特別会計補正予算(第1号)については、委員長報告のとおり可決することに決しました。
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△日程第4 議案乙第19号 平成8年度鳥栖市
老人保健特別会計補正予算(第1 号)
○議長(宮原久) 日程第4.議案乙第19号 平成8年度鳥栖市
老人保健特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
文教厚生常任委員長の
審査報告を求めます。
松隈文教厚生常任委員長。
◎
文教厚生常任委員長(松隈成一) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案乙第19号 平成8年度鳥栖市
老人保健特別会計補正予算(第1号)について、審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 今回の補正は、平成7年度の医療費等の確定に伴い精算するものであります。 まず、歳入のうち主なものといたしましては、平成7年度の
老人医療費の確定により国庫支出金の医療費負担金 348万 6,000円、
一般会計繰入金 118万 6,000円が計上されております。 歳出につきましては、諸支出金の償還金 482万円が計上されておりますが、これは医療費の精算に伴い支払い基金交付金及び県負担金を返還するものでございます。 以上、主なものについて申し上げましたが、
慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものとして決した次第であります。 以上、報告といたします。
○議長(宮原久) ただいまの委員長報告に対し、質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 本案は討論を省略して直ちに採決を行います。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって議案乙第19号 平成8年度鳥栖市
老人保健特別会計補正予算(第1号)については、委員長報告のとおり可決することに決しました。
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△日程第5 議案乙第20号 平成8年度鳥栖市
農業集落排水特別会計補正予算(第 1号)
議案甲第28号 鳥栖市
水道事業の設置等に関する条例の一部を改正す る条例
○議長(宮原久) 日程第5.議案乙第20号 平成8年度鳥栖市
農業集落排水特別会計補正予算(第1号)、及び
議案甲第28号 鳥栖市
水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
経済常任委員長の
一括審査報告を求めます。
藤井経済常任委員長。
◎
経済常任委員長(
藤井良雄) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案乙第20号 平成8年度鳥栖市
農業集落排水特別会計補正予算(第1号)について、審査の経過と結果について御報告を申し上げます。 鳥栖市
農業集落排水特別会計補正予算の総額は、歳入歳出ともそれぞれ173万8,000円計上されております。 歳入では、
一般会計繰入金 173万 8,000円が予定されております。 歳出の主なものといたしましては、農業集落排水事業費分担金徴収事務を電算処理するためのシステム開発費等所要の経費が計上されております。
慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものと決した次第であります。 次に、
議案甲第28号 鳥栖市
水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について、審査の経過と結果について御報告申し上げます。 今回の改正は、鳥栖市
北部丘陵新
都市開発整備事業地区の一部給水区域編入に伴い、平成22年度を目標年度として経営の基本に関する事項の改正を行うものであります。 改正内容といたしましては、給水人口につきましては、昭和47年認可当時の人口フレームを第4次総合計画との整合性をもたせた給水人口に改め、1日最大給水量については生活様式等の変化により1人当たりの使用水量が増加しており、将来の水需要を考慮して改めるものであります。
慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものとして決した次第でございます。 以上、御報告を終わります。
○議長(宮原久) ただいまの委員長報告に対し、一括質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 以上、2議案は討論を省略して直ちに採決を行います。 2議案に対する委員長報告は可決であります。2議案は委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって議案乙第20号 平成8年度鳥栖市
農業集落排水特別会計補正予算(第1号)、及び
議案甲第28号 鳥栖市
水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例については、委員長報告のとおり可決することに決しました。
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○議長(宮原久) 本日の会議時間は議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。 協議いたしたいことがございますので、暫時休憩いたします。 午後3時休憩
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○議長(宮原久) 再開いたします。 休憩前に引き続き、会議を続行いたします。
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△日程第6
議案甲第30号 鳥栖市固定資産評価委員の選任
○議長(宮原久) 日程第6.
議案甲第30号 鳥栖市固定資産評価委員の選任についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。仁田助役。
◎助役(仁田利勝) 〔登壇〕 ただいま議題となりました
議案甲第30号 鳥栖市固定資産評価委員の選任について提案理由を申し上げます。 去る4月1日付の市職員の人事異動に伴いまして、大石壽喜の後任に木塚輝嘉を選任したいと考えております。このことにつきましては、
地方税法第 404条第2項及び鳥栖市固定資産評価委員及び固定資産評価補助員の設置に関する条例第1条第1項の規定により、市議会の同意を得た上で市長が選任することになっておりますので、ご提案申し上げたものでございます。 よろしく御審議くださいますよう、お願いいたします。
○議長(宮原久) 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 本案は討論を省略して直ちに採決を行います。本案は原案のとおり同意することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって
議案甲第30号 鳥栖市固定資産評価委員の選任については、原案のとおり同意することに決しました。
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△日程第7 諮問第2号
人権擁護委員候補者の推薦について
○議長(宮原久) 日程第7.諮問第2号
人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。仁田助役。
◎助役(仁田利勝) 〔登壇〕 ただいま議題となりました諮問第2号
人権擁護委員候補者の推薦について、提案理由を申し上げます。 人権擁護委員の佐藤芳実氏が、本年7月14日をもって任期満了となりますので、後任として再度、同氏を候補者として推薦したいと考えております。 このことにつきましては、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、市長は法務大臣に対して市議会の意見を聞いた上で候補者を推薦することになっておりますので、御提案を申し上げたものでございます。 よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
○議長(宮原久) 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 本件は討論を省略して直ちに採決を行います。本件は原案のとおり異議ない旨答申することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって諮問第2号
人権擁護委員候補者の推薦については、原案のとおり異議ない旨答申することに決しました。
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△日程第8 鳥栖市
農業委員会委員の推薦について
○議長(宮原久) 日程第8.鳥栖市
農業委員会委員の推薦についてを議題といたします。
地方自治法第 117条の規定により、時津末男議員、山津善仁議員、姉川清之議員、甲木應議員、簑原宏議員の退席を求めます。 〔時津末男議員、山津善仁議員、姉川清之議員、甲木應議員、簑原宏議員退席〕 鳥栖市
農業委員会委員に、時津末男議員、山津善仁議員、姉川清之議員、甲木應議員、簑原宏議員、以上5名を推薦いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって時津末男議員、山津善仁議員、姉川清之議員、甲木應議員、簑原宏議員を
農業委員会委員に推薦することに決しました。 時津末男議員、山津善仁議員、姉川清之議員、甲木應議員、簑原宏議員の除斥を解きます。 〔時津末男議員、山津善仁議員、姉川清之議員、甲木應議員、簑原宏議員着席〕
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△日程第9 意見書第6号
学校事務職員、
栄養職員給与費の
義務教育費国庫負担 法適用堅持を求める意見書(案)
○議長(宮原久) 日程第9.意見書第6号
学校事務職員、
栄養職員給与費の
義務教育費国庫負担法適用堅持を求める意見書(案)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。内川議員。
◆議員(内川隆則) 〔登壇〕 社会民主党の内川でございます。ただいま議題となりました意見書第6号
学校事務職員、
栄養職員給与費の
義務教育費国庫負担法適用堅持を求める意見書(案)について御提案申し上げたいと思います。 ──────────────────────────
義務教育費国庫負担制度は、教育の機会均等とその水準の維持向上をはかる制度であり、現行教育制度の重要な根幹として完全に定着しております。 しかしながら、国においては平成9年度の予算編成においても、
学校事務職員、栄養職員の給与費等の国庫負担制度の適用除外を中心とした現行制度の見直しが見られます。 このことは、地方自治体への財政負担の転嫁のみならず、義務教育の円滑な推進に大きな影響を及ぼすものと憂慮されます。 よって、政府は現行制度の基本理念に基づき、
義務教育費国庫負担金制度を堅持し、教育の機会均等とその水準維持向上を図るよう強く要望します。 ────────────────────────── 以上、御提案申し上げます。皆様方の御承認くださるよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(宮原久) 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 本意見書案は討論を省略して直ちに採決を行います。本意見書案は原案のとおり決するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって意見書第6号
学校事務職員、
栄養職員給与費の
義務教育費国庫負担法適用堅持を求める意見書(案)は、原案のとおり可決されました。
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△日程第10 意見書第7号 「第9次
治水事業5箇年計画」に関する意見書(案)
○議長(宮原久) 日程第10.意見書第7号 「第9次
治水事業5箇年計画」に関する意見書(案)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。姉川議員。
◆議員(姉川清之) 〔登壇〕 姉川でございます。ただいま議題となりました意見書第7号 「第9次治水次5箇年計画」に関する意見書(案)の提案について申し上げます。 このことは、第9次
治水事業5箇年計画に関するもので、建設省において平成9年度を初年度とする「第9次
治水事業5箇年計画」を策定中でありますが、投資額の積極的な拡大及びと強力な
治水事業の推進が図られるよう、
地方自治法第99条第2項の規定により関係行政庁にそれぞれ意見書の提出をお願いするものであります。内容につきましては、 ──────────────────────────
治水事業は、国土を保全し、水害から人命と財産を守り、活力ある経済社会と安全で豊かな人間生活を実現するための根幹的事業です。 しかしながら、本市は、郊外への指向が強まり、九州横断自動車道の開通を契機に、北部での市街地形成が進行し、特に梅雨時には、低平地域の浸水により多くの災害が発生し、その解消を図ることは極めて急務であります。 よって、政府におかれては、平成9年度を初年度とする「第9次
治水事業5箇年計画」を策定し、投資規模の積極的な拡大と
治水事業を強力に推進されるよう強く要望します。 ────────────────────────── 以上、皆様方の御賛同を心からお願い申し上げます。 よろしくお願い申し上げます。
○議長(宮原久) 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 本意見書案は討論を省略して直ちに採決を行います。本意見書案は原案のとおり決するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって意見書第7号 「第9次
治水事業5箇年計画」に関する意見書(案)は、原案のとおり可決されました。
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△日程第11 意見書第8号 平成8年産麦の
長雨被害に対する意見書(案)
○議長(宮原久) 日程第11.意見書第8号 平成8年産麦の
長雨被害に対する意見書(案)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。佐藤議員。
◆議員(佐藤正剛) 〔登壇〕 市政会の佐藤正剛でございます。ただいま議題となりました意見書第8号 平成8年産麦の
長雨被害に対する意見書(案)、このことにつきましては、経済常任委員会の発議といたしまして提案するものでございます。 読み上げて、皆様の御理解をいただき御賛同を賜りたいと、このように考えます。 ────────────────────────── 平成8年産麦の
長雨被害に対する意見書(案) 佐賀県における麦作は、国の麦生産振興奨励措置等種々の施策により水田裏作の基幹作物として重要な地域作物であります。 最近の厳しい農業情勢の中、農業団体としては産地互評会等を開催し、業界にそった品質向上や物流の合理化に懸命の努力を続けているところであります。 今年の麦は播種時の異常気象で生育の遅れが危ぶまれておりましたが、天候と肥培管理の努力により作柄は例年どおりの収穫量等期待できるまでに回復いたしました。しかしながら、5月21日深夜の雹による二条大麦の被害、さらに小麦にあっては、5月末からの長雨により収穫適期を迎えても収穫できず穂発芽が発生し、品質の低下による規格外麦の発生、さらには減収にともなう農家の経済的損失は甚大であり、近年にない打撃を被り今後の麦作振興も危ぶまれる状況であります。 被害農家の麦生産意欲の喚起を図るためにも、被害農家救済のため下記事項について特段の御配慮をお願いいたします。 記1.農業共済の損害評価に係る特別措置の適用を行うこと。2.国内産麦流通円滑化特別対策事業に対し、特別交付金交付等の財源確保を図ること。3.規格外麦の有利販売と流通の円滑化について、強力な行政指導を行うこと。4.麦種子確保対策を図ること。5.麦価格の安さのため年々作付が低下しており、穀類共同乾燥調整施設の維持管理費及び運営費の助成を行うこと。 ────────────────────────── 以上を申し上げ、皆様方の御賛同をよろしくお願い申し上げたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(宮原久) 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 本意見書案は討論を省略して直ちに採決を行います。本意見書案は原案のとおり決するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって意見書第8号 平成8年産麦の
長雨被害に対する意見書(案)は、原案のとおり可決されました。
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○議長(宮原久) 協議いたしたいことがございますので、暫時休憩いたします。 午後4時12分休憩
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地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
鳥栖市議会議長 宮 原 久 〃 議 員 塚 本 善 人 〃 議 員 原 康 彦...