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  1. 鳥栖市議会 1996-04-01
    12月13日-05号


    取得元: 鳥栖市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    平成 8年12月 定例会1 出席議員氏名及び議席番号   議 長   宮 原    久      14 番   姉 川  清 之   1 番   内 川  隆 則      15 番   岡    恒 美   2 番   太 田  幸 一      16 番   德 渕  謹 次   3 番   原    康 彦      17 番   黒 田    攻   4 番   平 川  忠 邦      18 番   佐 藤  正 剛   5 番   三 栖  一 紘      19 番   宮 地  英 純   6 番   指 山  清 範      21 番   平 塚    元   7 番   藤 田  末 人      22 番   中 村  直 人   8 番   山 津  善 仁      23 番   藤 井  良 雄   9 番   原    和 夫      24 番   園 田  泰 郎   10 番   永 渕  一 郎      27 番   松 隈  成 一   11 番   簑 原    宏      28 番   塚 本  善 人   12 番   野 田  ヨシエ      29 番   時 津  末 男   13 番   甲 木    應2 欠席議員氏名及び議席番号   26 番   緒 方  勝 一3 地方自治法第121条による説明員氏名  市長職務代理者  助     役 仁 田  利 勝   民生部長    石 丸  眞 澄  収入役     西 依  五 夫    〃  次長  原    正 弘  総務部長    樋 口  邦 雄   経済部長    野 田  忠 征   〃  次長  吉 山  新 吾    〃  次長  今 村  泰 三   〃  次長  篠 原  正 孝   財政課長    永 家  義 章  建設部長    槇    利 幸   税務課長    木 塚  輝 嘉   〃  次長  下 岸  和 智   福祉事務所長  三 壺  隆 夫   〃  次長  中 村  勝 十   耕地課長    長      寛  水道事業  管理者     松 尾  義 昭   水道部次長   井 上  彦 人  教育委員長   楠 田  正 義   教育次長    小 林  成 臣  教育長     柴 田  正 雄   社会教育課長  水 田  孝 則                     社会体育課長  池 尻    喬4 議会事務局職員氏名  事務局長    平 野  秀 喜   議事係主査   林    吉 治  次   長  兼庶務係長   高 尾  義 彰   書   記   熊 田  吉 孝  次   長  兼議事係長   石 丸  賢 治5 議事日程  日程第1  議案乙第30号  平成8年度鳥栖市一般会計補正予算(第6号)  日程第2  議案乙第31号  平成8年度鳥栖市国民健康保険特別会計補正予算                (第2号)  日程第3  議案乙第32号  平成8年度鳥栖市老人保健特別会計補正予算(第                2号)  日程第4  議案乙第33号  平成8年度鳥栖市下水道特別会計補正予算(第2                号)  日程第5  議案乙第34号  平成8年度鳥栖市農業集落排水特別会計補正予算                (第2号)  日程第6  議案乙第35号  平成8年度鳥栖市鳥栖駅東土地区画整理特別会計                補正予算(第3号)  日程第7  議案乙第36号  平成8年度鳥栖市水道事業会計補正予算(第2号)  日程第8  議案甲第39号  鳥栖市行政手続条例  日程第9  議案甲第40号  鳥栖市税条例の一部を改正する条例  日程第10  議案甲第41号  鳥栖市斎場条例の一部を改正する条例  日程第11  議案甲第42号  鳥栖市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一                部を改正する条例  日程第12  議案甲第43号  鳥栖市の区域内の町及び字の区域の変更について  日程第13  議案甲第44号  建設工事委託に関する協定の変更について  日程第14  議案乙第37号  平成7年度鳥栖市一般会計決算認定について        議案乙第38号  平成7年度鳥栖市国民健康保険特別会計決算認定                について        議案乙第39号  平成7年度鳥栖市老人保健特別会計決算認定につ                いて        議案乙第40号  平成7年度鳥栖市下水道特別会計決算認定につい                て        議案乙第41号  平成7年度鳥栖市農業集落排水特別会計決算認定                について        議案乙第42号  平成7年度鳥栖市鳥栖駅東土地区画整理特別会計                決算認定について                          〔質疑、委員会付託〕  日程第15  議案甲第45号  鳥栖市職員の給与に関する条例の一部を改正する                条例        議案乙第43号  平成8年度鳥栖市一般会計補正予算(第7号)        議案乙第44号  平成8年度鳥栖市国民健康保険特別会計補正予算                (第3号)        議案乙第45号  平成8年度鳥栖市下水道特別会計補正予算(第3                号)        議案乙第46号  平成8年度鳥栖市農業集落排水特別会計補正予算                (第3号)        議案乙第47号  平成8年度鳥栖市鳥栖駅東土地区画整理特別会計                補正予算(第4号)        議案乙第48号  平成8年度鳥栖市水道事業会計補正予算(第3号)                            提案理由説明                           〔        〕                            質疑、委員会付託  日程第16  請願第3号   乳幼児医療費助成の「現物給付方式」の早期実現を                求める請願書                           趣旨説明                          〔        〕                           質疑、委員会付託  午前10時30分開議 ○議長(宮原久)  おはようございます。これより本日の会議を開きます。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第1 議案乙第30号 平成8年度鳥栖市一般会計補正予算(第6号) ○議長(宮原久)  日程第1.議案乙第30号 平成8年度鳥栖市一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。 質疑を行います。永渕議員。 ◆議員(永渕一郎) 〔登壇〕 おはようございます。清風会の永渕でございますが、ただいま議題となっております平成8年度鳥栖市一般会計補正予算(第6号)中、43ページ、私は企画費委託料 500万円、スタジアム管理運営委託料についての一般質問でも実は取り上げさせていただいたわけでございます。やはり、今後このスタジアムを運営管理していくためには、我々議会として予算の拠出については厳しくチェックをしていかねばならないではなかろうかというのをもとに、この 500万円の使途をお尋ねしたわけでございますが、実は本当に今回サッカー議会と言われるぐらい、いわゆる鳥栖フューチャーズのこと、また多目的スタジアムの今後のこととか、議員さんその心配、関心は同じ思いだと思うわけでございます。 そういう中で、ひとつの一般質問やりとりを聞きながら、どうしても一、二納得ができない部分、いわゆる執行部の答弁等々について納得がいかない部分があるわけで、あえてまたこのことについてお尋ねをしたいと思うわけでございますが、確かに、 500万円の12月補正での管理運営委託料の内容等々については、ある程度なるほどなと思う部分もあるわけでございます。いわゆる総務常任委員会で今後十分な論議があるであろうというふうなことを期待しているわけでございますが、実は、いわゆる管理運営財団法人地域振興財団ですか、そこに管理を委託されているはずでございます。この財団法人に委託をすることについて幾つかの論議がありました。 例えば、鳥栖スタジアムの、もちろん今回の一般質問やりとりでございますが、移譲をする考えはないのかというふうなことだとか、第三セクターにいずれ委託することはないのかと、その考え方を問いただされたわけでございますが、このことについても実は私も昨年の12月議会だったでしょうか、いわゆる去年の話で申しわけございませんが、 5,000万円の財団を設立するに当たり設立出捐金というのが出ていたわけでございます。このことに対してちょうど1年前、いわゆる直営とか財団とか第三セクター、そういうふうないろんな種類の中でメリット、デメリットは何なのかというふうなお尋ねした経緯もあるわけでございます。 その中で、当然、総務常任委員会の方でもこのとこについても十分な論議をなされながら、結果的に財団というふうなことが認められて、また議会もそれを了としたわけでございます。そういう中で、いずれにしろ今議会ではわずか半年もたたないうちに、いわゆる第三セクターに移行する考えはないのかとか、いわゆる移譲する考えはないのかというふうなことが議員さんの言葉から出ていることがどうなのかというふうに思うわけでございますが、私どもはこういうふうなこと、いずれにしてもこれは意見というふうなことで出ているわけでございますが、私がこのことに対してなるほどと思う部分もありますので、あえて執行部お尋ねするわけでございますが、確かに、鳥栖フューチャーズ行く末が大変な問題になっていることは、十分承知をしております。佐賀スポーツクラブの運営がどうなっているかというのは、それは皆様方心配でありましょうし、私もまた心配であります。ただ、管理運営スタジアムがどうなるかと、これは別問題だと思うわけですね。 例えば、おとといでしょうか、入場料の問題等々も実はあったわけでございます。 1,500円の云々ということもあったわけですが、しかし、これは入場料とかじゃなくて、我々はあくまでも鳥栖スタジアム条例、これ第8条にあるわけでございます。いわゆる使用者は別表第1、別表第2及び別表第3で使用料を納めなければならないというふうなことでございますので、そこともまた違うわけですね。だから、そういうふうな認識が果たしてどうなのかというふうに思うわけでございますので、執行部の考えで、非常にやっぱりこういう本会議の場で、そういう論議をされることに対して私はいかがなものかと思うわけでございますので、実は先ほども何回も言いますように執行部考え方、いわゆる半年もたたない中で第三セクターに移譲する考えはないのかだとか、それは今までずうっと論議をしてきたことでのまた既に半年たたないうちの中でのこういう意見が出ることに対して、執行部としてはまずどういう意見があるか見解を求めて、第1回目を終わりたいと思います。 ○議長(宮原久)  篠原総務部次長。 ◎総務部次長篠原正孝) 〔登壇〕 永渕議員の御質問にお答えをいたします。 43ページの第三セクター関係の御質問だったと思います。 このスタジアム管理手法につきましては、平成7年の6月以降、全国の類似施設13カ所程度を調査いたしたわけでございます。その中で直営につきましては、国立競技場、さらには横浜市の三ツ沢公園陸上競技場、この2カ所でございます。さらに静岡のヤマハが所有をいたしておりますのは民間の施設ということで、第三セクター方式につきましては、茨城県のカシマスタジアムの1カ所のみでございます。第三セクター方式株式会社形態で経営をされておるところでございます。残りの9カ所につきましては、財団法人管理運営されております。 こういう中で、おのおのの調査をいたしたわけでございますが、第三セクターの例でございますカシマスタジアムにつきましては、県が2分の1の出資をしておる株式会社で運営をされております。スタジアムのほかホテル、それから駐車場経営など営利事業を実施しておるわけでございまして、株式会社である以上、営利を目的とするために他の類似施設と若干異なっておるところでございます。さらに茨城県が毎年1億円以上の管理委託料を支払っておると。それから、株式会社運営といえども設置者からのそういう1億円という相応の委託料収入があるわけでございます。全国の類似施設の中で1カ所であることについても、やはり公共施設であり、営利目的とした事業に向かない面もあるのが大きな特徴ではないかと考えられます。 こういう中で、今日まで先ほど永渕議員おっしゃったように、特に平成7年の12月の本会議、さらには委員会の中でも相当議論をいただき、財団法人による管理運営がより好ましいと判断したわけでございます。今後も財団法人による効率的な運営に向け、鳥栖市地域振興財団と協議をし、努力してまいりたいと考えております。したがって、第三セクターでの運営については考えていないのが実情でございます。 以上、御答弁といたします。 ○議長(宮原久)  永渕議員。 ◆議員(永渕一郎) 〔登壇〕 2回目でございます。 もう質問はいたしませんが、基本的に先ほども答弁がありましたように、我々この議会でいろんな論議をしながら、そして、いろんな角度からいろんな議員さんがやはり論議をして結果的にそういうふうなことになったわけでございます。ぜひ地域振興財団さんもそうそうたるメンバーがいらっしゃるわけでございますので、当然、今後やはり鳥栖フューチャーズ行く末はさることながら、しかし一般質問のときに言いましたように、スタジアムは多目的で使われるであろうというふうなことであります。ぜひ財団法人地域振興財団皆様方も今度は収益性の上がる、集客性の上がることを当然財団の皆様は真剣に考えられていることは当たり前のことだと思いますので、ひとつ確かに心配なこと、それから責任等々、我々議会もまたあわせて責任があることだと思います。 そういう意味でも、やはり予算のチェックというふうなことを厳しくやらねばならないというて、あえて一般質問で言ったわけでございますので、ひとつまだ半年もたたないうちから、やはり移譲する考えはないのかということよりも、我々議会は地域振興財団の方々に協力して、応援して、とにかく集客性の上がることをやっていくべきだと思うわけでございます。 非常にそういうことであえて一般質問もあわせながら、また議案審議でも質問したことに対して深くお礼を申し上げます。ありがとうございました。 ○議長(宮原久)  ほかにございませんか。三栖議員。 ◆議員(三栖一紘) 〔登壇〕 日本共産党の三栖一紘でございます。私も今御質問もありましたけれども、1点だけお尋ねしたいと思います。 それは今御質問がありました、43ページのスタジアム管理運営委託料の 500万円、これはこれとして理解できるわけでありますけれども、70ページになりますと、保健体育費ということで、市民プール市民球場の大規模改修工事ということで約2億円ほどの予算が計上されております。それで、これもこういうお尋ねをしたら半年たっているのにまだそういう疑問があるのかということで、おしかりをひょっとしたら受けるかもしれませんけれども、いわゆる財団の方に公共スポーツ施設については、一括して管理運営を委託されたというふうに私は理解しております。そうであるならば、例えば、市民プールであるとか野球場であるとか、こういったところの大規模改修を初め必要な経費というのは財団でいろいろとやられて、そして財団を通じて現状では企画費で計上されるのかというふうに実は理解していたわけでありますが、そうではなくて社会体育の方で予算としては計上される、ここらあたりの関連といいますかね、これが理解できないわけです。 もう少し質問の趣旨を理解していただくために言いますけれども、この 500万円のスタジアム管理運営委託料には既に説明もあっておりましたけれども、例えばスタジアムの中にあるトイレを設置するとか、あるいは水道光熱費とか、そういった内容だという説明は受けているわけです。であるならば、例えば野球場の中に新たにトイレを設置するとか、あるいはナイターの電気代が当初よりもたくさん要るようになったと、こういったときにはどこで出てくるんだろうかと。企画の方で出てくるんだろうか社会体育の方で出てくるんだろうかと、こういう素朴な疑問がございます。ここらあたりのところをひとつ整理して御説明いただきたいと思います。 ○議長(宮原久)  池尻社会体育課長。 ◎社会体育課長(池尻喬) 〔登壇〕 三栖議員社会体育施設としての財団法人地域振興財団に委託しておる経費等についてのお尋ねお答えを申し上げます。 私どもは、鳥栖市長権限事務委任規則に基づきまして体育施設等は市長の権限の事務に属するわけでございますが、その事務の一部を教育委員会、委任を受けております。そうしたことから、本年4月1日から同財団に管理運営をお願いいたしております。しかしながら、15.工事請負費につきましては、いろなん形の中で大規模改修工事、それから体育施設の施設の整備充実を図ってきております。 また、私どもは工事を発注する際には設計業務等につきましては事業課、つまり建設部を中心としたところにお願いをしてまいっておるところでございます。そうしたことから、通常の管理運営先ほど出ました光熱費とか嘱託の賃金とか、維持管理に必要な部分についての委託をお願いいたしております。したがいまして、工事請負費設計等、いろんなものが必要になってまいります関係から市長部門と密接な関係があります教育委員会が担当して施設の整備充実を図ってまいっておるということでございますので、よろしく御理解をお願い申し上げまして、お答えといたします。 ○議長(宮原久)  小林教育次長。 ◎教育次長小林成臣) 〔登壇〕 三栖議員地域振興財団に業務委託しておりますことについてのお尋ねでございますが、基本的には今度新たにできました鳥栖スタジアム維持管理の委託、それから、従来ございました体育施設維持管理の委託をお願いしておるわけでございますので、この補正予算に計上するにつきましては、従来から維持管理をいたしておりました体育施設につきましては、社会体育の方で予算措置をして維持管理等についても地域振興財団の方に委託料で支出をすると。鳥栖スタジアムの分につきましては、企画の方で予算措置をして維持管理費等については地域振興財団の方に支出をすると、こういう仕訳になっております。 それからもう一つ、今度大規模改造工事をお願いしておりますけれども、いわば水道事業でいいます資本的支出がございます。そういうふうに該当する分は従来どおり社会体育課の方で改修工事を行うと。その分につきましては社会体育課の方で予算措置をして予算執行すると、こういう仕訳にいたしておるわけでございます。 ちょっと補足説明をさせていただき、よろしくお願いします。 ○議長(宮原久)  三栖議員。 ◆議員(三栖一紘) 〔登壇〕 何か説明を受けましたけれども、わかったようなわからないようなというのが率直なところで、もう少しそのことについては個別にでも説明を伺って整理はしたいと私自身思っておりますけれども、ちょっと煩雑ではなかろうかと一言で言ってですね。 スタジアムの建設までは今までの経過の上から、これは私いつの議会でしたか、鳥栖市の事務分掌、正確な名前ちょっと頭の中に出てきませんけれども、規則がありますけれども、事務の規則がですね。これで企画がスタジアム建設を担当するのはおかしいんじゃないかという趣旨の質問をいたしました。そういう経過もありますもんですから、今日、本市のスポーツ体育施設含めて財団に委託されたと、この段階でもなお企画が対応しなければならないのかというのが、どうも理解できない面もあるわけです。そこの中身としましては、確かにスタジアムを初めとしてまちおこしといいますか、地域の活性化といいますか、ここにかかわるような事業が展開されていくと、こういうふうに理解しますと、引き続き企画で担当されるというのも全く理解できないとは言いません。しかし、中身の中心はほんとど社会体育にかかわるような、こういうことになろうと思いますから、この財団との関係も窓口と申しますか、担当課としてはむしろ教育委員会サイドの方が的確ではなかろうかと、こういう気もするわけです。これは財団の人事の問題についてここでとやかく言うつもりはありません。それは財団でお決めになることですから、しかし常務理事として企画課長が就任されておる。これは行政のサイドからいきますと、今スタジアムが非常に今後どう活用していくかという点で重要な時期を迎えているわけ、こういう時期でもありますから、行政の側としては企画課長という要職にある方が財団の常務理事をやっている、こういう状況がもし長期にわたって続くならば行政サイドとしても、非常に差しさわりも出てくるんじゃなかろうかと、こう思うわけです。 したがいまして、いわゆる行政のサイドとして企画課がこの財団との関係でこのままずうっと続くとなれば大変になりはしないか、そういったことまで含めて、やっぱり整理する必要があるのじゃなかろうかと、こういう私考えも一つあるわけです。そういうことでお尋ねしております。 非常にあれやこれや申しましたけれども、そういうことで、この財団との関係はむしろ教育委員会サイドに回すべきじゃないかと、こういうふうな疑問がありますので、この点にについてのお考えをひとつこの際お聞きしておきたいと思います。 ○議長(宮原久)  篠原総務部次長。 ◎総務部次長篠原正孝) 〔登壇〕 三栖議員の再度の御質問にお答えをいたします。 事務分掌の問題でございますが、社会体育教育委員会、さらには企画というお話しの中で、庁内的に市長部局、そして教育委員会、十二分に協議をし、所管を決めたわけでございます。さらに財団の鳥栖市地域振興財団の寄附行為の目的にあります、地域住民及び各種団体地域交流活動を推進することにより、地域の活性化及び住みよい社会づくりに寄与することを目的とすると。この財団の目的の中でそういう窓口としては事務分掌規則地域振興対策という企画課事務分掌がございます。これをもって企画課が窓口となり、教育委員会との横の連携をとりながら地域振興財団との協議を行っておるところでございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(宮原久)  三栖議員
    ◆議員(三栖一紘) 〔登壇〕 私の質問に的確にお答えになったのかなと思うわけでありますが、お答えになりました次長が財団の常務理事も兼ねておられるから、なかなか言いにくいこともあるのかなとも思いますし、余計なことですけれども、別に私にかわって任務を外してくれと頼まれたわけでも、さらさらございません。 ざっくばらんな話ですね、市役所の職員というのは週休2日制です。土曜、日曜は休みです。ところが、私もいろんな用事でスタジアム行きますけれども、ちょいちょい課長が土曜日スタジアムの方に出勤しておられます。その職務に対しての熱心さというのは、これは大いに評価するし、敬意を表するものです。しかし、この週休2日制が原則という点から見ても、そしてまた、その週休2日というのは遊んでいいということじゃなくて、本来のいわゆる業務、仕事に全力を挙げて必要な休暇、休養をとれと、こういう趣旨で週休2日制もなっておるわけでありますから、そういう点で行政サイドから見た場合に、こういう状態がもし長期に続くとなれば、これは大変なことになりはしないかなと思います。こういうことから言っておるわけです。 そして、先ほど予算のことで具体的にお尋ねしましたけれども、予算の計上の仕方も私は非常に何か煩雑だと思うわけです。そういう点でひとつ今までの経過としてはお答えになりましたように、庁内で十分協議されてきての結果ですから、そうなっておりますけれども、再度こういう問題について、ぜひ協議もしていただきたい。私も担当の委員会でありませんもんですから、公式にはこういう場でしか言えませんから言っておるわけです。 ひとつそういう点で私の質問の趣旨というのは一応御理解いただけると思いますので、そういうことで考える必要がないのかと、ぜひ検討をされたらいかがかということを繰り返し申しまして、質問を終わります。 ○議長(宮原久)  ほかにございませんか。原議員。 ◆議員(原和夫) 〔登壇〕 新政クラブの原和夫でございます。議案乙第30号の平成8年度鳥栖市一般会計補正予算(第6号)中、32ページでございます。 歳入の款.市税、項.市民税、市税の個人1億 1,900万円、法人税2億円の補正額についてお尋ねをいたします。 市長は提案理由の説明の中で、市税のうち個人市民税について並びに法人市民税の見込みによる増額分と説明をしてあります。本来この予算は6月、遅くとも9月までに補正をされるべきではなかったかと思いますが、何で12月になったのか、その理由をお尋ねいたします。 ○議長(宮原久)  木塚税務課長。 ◎税務課長(木塚輝嘉) 〔登壇〕 原和夫議員の御質問にお答え申し上げます。 32ページ、個人の市民税1億 1,900万円、法人市民税2億円の補正について、調定の確定時期から考えると9月で補正できるが、なぜ12月に補正となったのか、おくれた理由は何かという御質問だったと思います。 御指摘のとおり、個人の市民税につきましては、市民税の調定の確定時期は6月でございます。確かに、9月補正の時点では数千万円程度の補正が可能でございました。しかし、当時は税務調査による修正申告などが予測され、補正を12月までに見送った経緯がございます。その後税務署による所得税の税務調査で相当数の確定申告の修正申告が行われまして、今回個人の市民税につきましても1億 1,900万円の補正が必要となったわけでございます。法人の補正につきましては、例年のとおり12月の時期に補正をさせていただいたわけでございます。 以上、お答えといたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(宮原久)  ほかにございませんか。黒田議員。 ◆議員(黒田攻) 〔登壇〕 おはようございます。新政クラブの黒田です。よろしくお願いいたします。 まず、先ほどからお尋ねが出ていますが、43ページのスタジアム管理運営委託料  500万円というのがあります。この委託料 500万円につきましては、それなりに御説明を聞いておりますので、理解しております。 ただ、この管理運営という中で、やはり、今回先ほども議員の方からお話がありましたように、今回はフューチャーズ、佐賀スポーツクラブスタジアム含めての12月議会、大変な議題になっているわけですが、特にスタジアムにつきましては、数多くの議員からも出ましたように、この管理運営というものも、いろいろ御提案が出されました。 その中で、市民の皆さんの関心は今後この管理運営も含めまして九十六億か七億円と言われておりますスタジアムの費用の支払い等、いろいろ出ているわけですが、少しでも経費削減という意味で先般フューチャーズの支援団体から、このスタジアムでの主催ゲームのときにボランティア、要するにスポーツボランティアみたいな構想が打ち出されて私は本当にすばらしいなと。早速うちの一部の団体でも入るようにしているわけですけれども、これをスタジアムの今後行われる地域振興財団の中にフューチャーズだけではなくて、スポーツ全体のスタジアムを中心としたボランティア構想なども考えていいのではないかというふうに思いますが、その辺の考え方で少しでもそういう市民団体との連携でそういうものができればと思っております。だから少しでもこれも管理運営の中で先ほど議論もされましたけれども、やはり今第三セクターだとか出ています。いろいろ議員から提案がありました。 これは本議会は民主主義の議会ですから、あくまでもいろんな形で、それぞれの議員の立場で心配して提案をされていっているわけですから、それはそれでひとつぜひ御検討をいただきたいんですけれども、とりあえずはスタジアムにつきまして、そういう構想がないかどうか、ちょっとお尋ねをしておきます。 次に、46ページの社会福祉総務費の中の社会福祉法人若楠とあさひ会の今回整備補助金ということで、精神薄弱者更生施設に本当にこうしてやっと若楠にしても若木園というんですけども、それから朝日山学園のあさひ会、非常に市民の待望の、こうして弱者の、そして障害者の皆さんにこういう施設が本当にできていくことは立派ですが、一番今心配されているのは、やはり補助金いただいて大変ありがたいんですが、今後の運営と助成により以上の市の協力というのが要請をされているわけですが、一つの国の形、法というので制約はされておりますが、市独自でもこの辺のどういう形で助成に関しての考えがあるのか、よろしくお願いいたします。 それから69ページ、埋蔵文化財の調査受託費の中で減額補正されておりますが、この間の博物館でもちょっとお尋ねをいたしましたが、この調査発掘いろいろされて貴重な文化財が発掘されているわけですが、これの発掘された後の保存が国に行ったり、県に行ったり、市の保管にされているのもあるわけですが、基本的にはその辺の保管している部分の我々としては、やはり今後そういうものがどういう形で目に見えて発掘された調査のものが発表されていませんので、何らかの形でその都度発掘なりの現況報告ができていかないか、いい方法はないものか、お尋ねしまして1回目の質問を終わります。 ○議長(宮原久)  篠原総務部次長。 ◎総務部次長篠原正孝) 〔登壇〕 黒田議員の御質問にお答えをいたします。 スポーツボランティア事業という提案についての財団としての考えはどうかという御質問だったと思います。 このスポーツボランティア事業につきましては、サポーター協議会、さらには誘致委員会等で新たな支援の方策ということで打ち出されております。これはありがたいことだと感謝をいたしておるところでございます。その内容につきましては、十分把握を今いたしておりません。今後内容の把握をいたすとともに、財団で今行っております自主事業、さらには受託事業等との関連についても財団と協議を行ってみたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(宮原久)  三壺福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(三壺隆夫) 〔登壇〕 黒田議員の御質問にお答えいたします。 46ページの社会福祉総務費の中の社会福祉法人施設整備補助金についてでございますが、内容につきましては、鳥栖市社会福祉法人の助成に関する条例に基づきまして補助するものでございますけれども、一つは社会福祉法人若楠が建設いたします精神薄弱者更生施設若木園、これは入所の施設でございまして、定員が70名でございます。また、8年度、9年度と2カ年の事業でございまして、本年度につきましては、7割分を補助するものでございます。 また一つは、社会福祉法人あさひ会が建設いたします、これも精神薄弱者更生施設朝日山学園、これは通所の施設でございます。定員が20名となっております。2カ所分で 2,453万 8,000円を補助するものでございます。 御質問の今後の運営に対する助成でございますけれども、鳥栖市といたしまして措置をしております精神薄弱者の方が全部で現在55人ほどいらっしゃいますけれども、それは県内の、また県外にもございますけれども、それぞれの施設に措置をさせていただいております。 また、鳥栖市には三つの施設といいますか、九千部学園、それから青葉園の入所と通所と施設がありますけれども、それぞれ法に基づきまして措置費として市が負担しているわけでございますけれども、運営費については、それぞれの施設の運営に対します補助につきましては現在も行っておりませんし、今後も法律とか条例に基づいて助成してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(宮原久)  水田社会教育課長。 ◎社会教育課長(水田孝則) 〔登壇〕 黒田議員の69ページ、埋蔵文化財の発掘の成果等の活用についての御質問でございますけれども、お答えいたします。 現在、勝尾城等の発掘の成果展等について現地で成果の説明等を行っております。 また、旭の収蔵庫について現在希望者があれば閲覧を許可しているところでございます。また、今後サンメッセ等を利用しながら、一定の収蔵品の展示も今考えているところでございますので、よろしくお願いします。 以上、答弁といたします。 ○議長(宮原久)  ほかにございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第2 議案乙第31号 平成8年度鳥栖市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) ○議長(宮原久)  日程第2.議案乙第31号 平成8年度鳥栖市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 質疑を行います。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第3 議案乙第32号 平成8年度鳥栖市老人保健特別会計補正予算(第2号) ○議長(宮原久)  日程第3.議案乙第32号 平成8年度鳥栖市老人保健特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 質疑を行います。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第4 議案乙第33号 平成8年度鳥栖市下水道特別会計補正予算(第2号) ○議長(宮原久)  日程第4.議案乙第33号 平成8年度鳥栖市下水道特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 質疑を行います。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第5 議案乙第34号 平成8年度鳥栖市農業集落排水特別会計補正予算(第2号) ○議長(宮原久)  日程第5.議案乙第34号 平成8年度鳥栖市農業集落排水特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 質疑を行います。平川議員。 ◆議員(平川忠邦) 〔登壇〕 平川でございます。1点だけ。92ページの農業集落排水建設費の委託料の 2,750万円、調査設計委託料というふうになっておりますけれども、まずちょっとこの中身の御説明を最初に求めておきたいと思います。 ○議長(宮原久)  長耕地課長。 ◎耕地課長(長寛) 〔登壇〕 平川議員の御質問にお答えいたします。 92ページの13.委託料の 2,750万円の内訳でございますが、現在施工しております千歳地区、これは水屋、高田、安楽寺、3町にまたがるものでございますが、その中の処理場の実施設計のための予算約 1,800万円、それに伴います地質調査28万円、それから管路の一部見直しということで 650万円、その他若干の数字がございますが、合わせて 2,750万円ということをお願いしておるわけでございます。 以上でございます。 ○議長(宮原久)  平川議員。 ◆議員(平川忠邦) 〔登壇〕 今の説明によりますと千歳地区の処理場の建設に伴う調査設計なり、地質調査ということでありますが、特に安楽寺地区は今の公共下水道の終末処理場から距離にしまして二、三百メートルか 400メートルぐらいしかないんじゃないかというふうに思うわけですね。 そうすると、この前のマスコミ報道でも指摘があっておりましたけれども、あるこれは全国どこの地域だったか覚えておりませんけれども、公共下水道の処理場と集落排水の処理場、同じ施設が二つ並んでできていると。なぜ1本につながないのかと、今の行革の問題ともあわせてこういった指摘をされておりました。私もなるほどと、そういうふうに感じたわけです。確かに建設省と農林水産省と所管が違うということで、なかなか1本につなぐことはできないというふうなことが言われているようでありますけれども、千歳地区の終末処理場の建設についても2億円ぐらいのお金がかかるんじゃないかというふうな話も聞いております。それは確かに国の問題ですから、鳥栖市でどうこうというのはできないかもしれませんけれども、やっぱりそういったものも含めて国なり、いろんなところに話ができないのかと、そういうふうな気がしてならんわけですね。そこにつなげば金額的には相当な節約もできるんじゃないかと。無理な相談と言われれば、それまでかもしれませんけれども、一般市民から考えますと、ほんな近くに公共下水道の処理場がありながら、また別に2億円からのお金を使って集落排水用の処理場をつくらなければならないと。何か釈然としないものを私自身は感じているわけですけれども、そうした点についてのお考えを聞いておきたいと思います。 ○議長(宮原久)  長耕地課長。 ◎耕地課長(長寛) 〔登壇〕 平川議員の2回目の御質問にお答えしたいと思います。 御存じのとおり、農業用集落排水事業につきましては、農振区域にあります集落を主体として整備を進めておるわけでございます。そうした中で農村特有の集落、集落から数集落にまたがる集落の環境整備ということで整備をしておりますが、農林水産省の方針、目的といいますか、そういうものの中に同地区から出ます汚水等について集落内で処理すると。その処理した水をまた再利用を図るという目的もございます。それとあわせて、そこに発生します汚泥についてはコンポスト化を図り、農地関係も行うというふうな、また公共下水と違った意味合いのものを持ち合わせておるということでございます。 議員御指摘の公共下水との場所、位置等についての関連も出てまいると思いますが、そういうふうな目的の相違点もあるということでの現在の制度の下での対応ということで、現在それぞれの地域において目的に合った処理場の建設、そしてまた、その目的に沿った内容を進めていくということで作業を進めているわけでございますので、その点よろしく御理解のほどをお願いしたいと思います。 終わります。 ○議長(宮原久)  ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第6 議案乙第35号 平成8年度鳥栖市鳥栖駅東土地区画整理特別会計             補正予算(第3号) ○議長(宮原久)  日程第6.議案乙第35号 平成8年度鳥栖市鳥栖駅東土地区画整理特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 質疑を行います。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第7 議案乙第36号 平成8年度鳥栖市水道事業会計補正予算(第2号) ○議長(宮原久)  日程第7.議案乙第36号 平成8年度鳥栖市水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。 質疑を行います。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第8 議案甲第39号 鳥栖市行政手続条例 ○議長(宮原久)  日程第8.議案甲第39号 鳥栖市行政手続条例を議題といたします。 質疑を行います。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第9 議案甲第40号 鳥栖市税条例の一部を改正する条例 ○議長(宮原久)  日程第9.議案甲第40号 鳥栖市税条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を行います。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第10 議案甲第41号 鳥栖市斎場条例の一部を改正する条例 ○議長(宮原久)  日程第10.議案甲第41号 鳥栖市斎場条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を行います。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第11 議案甲第42号 鳥栖市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する             条例 ○議長(宮原久)  日程第11.議案甲第42号 鳥栖市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を行います。平川議員。 ◆議員(平川忠邦) 〔登壇〕 平川でございます。ただいま議題となりました議案甲第42号 鳥栖市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例ですけれども、今回の条例の改正は、いろいろ説明は事前にいただいたわけですけれども、いわゆる事業系のごみ、そういったものの処理の手数料を改正する、あるいは一般世帯の場合も一時多量に排出するごみを持ち込んだ場合の料金の改定ということで提案をされているようでありますけれども、いわゆるこういった料金を改定することで、この条例の趣旨が本当に生かされるのかと、そうした疑問があるわけですね。 特にいただいた資料の中では、いわゆる指定袋制が導入をされてから、確かに、いわゆる一般世帯のごみの減量化というのは幾らか進んできているようです。しかし、逆に事業系のごみがふえていると、こういった数字が示されているわけですね。そうしますと、今度は事業系のごみを減らすために料金の改定をやられるのかなと。この条例を見てみますと、例えば、第2節に関係者の責務ということで事業者の責務も第4条に書かれておりますし、それから、事業者の減量義務というふうなことも第7条から8条、9条にかけて事業系廃棄物の減量、それから廃棄物の排出の抑制等と、こういった形で減量に努めなければならないと、こういうふうなことが条例の中にうたってあるわけですね。 ところが、こういうのがうたってありながら現実には事業系のごみが、どんどんどんどんふえていっていると。せっかく一般市民には指定袋制の導入ということでかなりの料金の値上げというのが行われたわけですけれども、事業系については逆にごみがふえると、こういう状況が続いているわけですけれども、今回のこの改正と、それから事業系ごみをこれで減量化できるのか、また、事業系ごみの減量化に当たって、いろんな再利用なりリサイクル、そういったものの指導なり、そういったものを事業系のごみに対してどういうふうにとられてきたのかと、その辺についてまず最初にお尋ねをしておきたいと思います。 ○議長(宮原久)  原民生部次長。 ◎民生部次長(原正弘) 〔登壇〕 平川議員の事業系のごみの減量化対策を今日までどのようにしてやってきたかという御質問だったかと思いますけれども、指定袋制を導入させていただきまして、おかげさまで一般御家庭からのごみは指定袋制以前と比較いたしまして、約5%以上の減量が達成できております。しかしながら、事業系、いわゆる一般の御家庭と鳥栖市が一緒に処分可能な産業廃棄物のごみにつきましては、指定前と後と比べますと依然、いわゆる右肩上がりの15%以上の伸びで参ってきております。 そういう中で、私たちは企業に対してリサイクルの推進とか減量化の検討をお願いしてまいってきております。商工会議所の会議所ニュースに載せていただいたり、市報でも啓発をお願いしておりますし、また、平成8年度には事業所のごみの減量化を目的といたしましたリサイクル協力店と、それからエコオフィス、いわゆる環境問題を考える会社等が実際ございまして、そういう会社を推奨する制度というものを設けまして、リサイクルを推進してきております。 その中で、鳥栖市の企業の中で二十日会という組織がございますけれども、そちらに出向きまして、こういう制度の御趣旨を説明し、リサイクル及び減量に御協力をとやってきております。リサイクル及びエコオフィス推奨制度におきましては、市内企業4社が申請をされまして、その推奨制度には20項目にわたる、いろんなチェック項目を設けております。そのうち11項目以上をクリアする企業に対しては、そういう推奨制度にのって推奨をしようということでやっておりますけれども、現在大手の企業さんでございますけれども、3社はそういう私どもが考えましたチェックポイントをクリアされまして推奨賞というものを差し上げて、地球レベルの環境問題という位置づけで取り組んでおられます、そういう企業でございますけれども、3社を推奨させていただいておりまして、そういうことは今日までやってきておりますけれども、いかんせん依然として右肩上がりの状況でございます。 確かに、経済活動が活発化すれば企業のごみの量というのは、それなりにふえるかとは存じますけれども、一般御家庭で5%以上の減量を達成していただいております。そういう観点からも企業の方にも御努力をお願いしたいというように考えておるところでございます。 以上お答えいたします。 ○議長(宮原久)  平川議員。 ◆議員(平川忠邦) 〔登壇〕 今御説明をいただいたわけですけれども、一般家庭からのごみは5%ほど減ったけれども、事業系ごみは逆に15%ふえたと。量が違いますから単純に差し引きというわけにはいかないでしょうけれども、差し引きすると10%ごみはふえたというふうにもとられるようでありますから、本来、ごみの指定袋制の導入の最大の眼目はやはりごみの減量化をすると。ただそうなりますと、ごみを減量化、減量化は口先だけではなしに、減量化するためにはリサイクルのシステムなり、そういったものも確立していかない限り、ただ減量化を幾ら呼びかけたり、あるいは指定袋制ということで余計出す人にはそれなりの応分の負担をしていただくという形では、本当にごみの減量化にはつながらないんじゃないかといったことを私はこの条例が制定されるときに一般質問等でも相当論議をしたことを覚えているわけですけれども、特に事業系が15%もやっぱり依然としてふえているというのは、これはお願いということだけでは今後済まないんじゃないかと。もっと事業系に対してのリサイクルなり再利用について行政としてのいろんな指導なり対策、そういったものを抜本的にとっていかないとごみの減量化にはつながらないんじゃないかと。 これもマスコミで報道をされておりましたけれども、今東京都が事業系のごみを全部有料化するということで、あるスーパーの経営者の方のいろんなインタビューなども放映をされておりました。ああいったスーパーあたりも事業系のごみとして大量の段ボールだとか、いろんなのが出るわけですね。これ全部有料化されるとその処理費用だけで月に四、五十万円もかかると、そういったことを言われておりました。 そうした意味でもリサイクルなり再利用、そういったものを行政としてやっぱり確立をしていきながら事業系の人たちにも、そういったもので協力をしていただくと。ただ、事業所に御協力を御協力をと言うだけでは問題は解決しないんじゃないかと。 そして、今回提案されているような料金の改定ということだけでは事業系にもいろいろありまして、そういった大きな企業もありましょうし、小さなスーパーあたりを経営されているところもいろんなところもあるわけですね。料金の改定によっては困るというふうに思われる方もたくさんおられるわけです。ですから、ただ料金の改定だけで問題の処理に当たろうとしては解決しないんじゃないかと。もっと行政としてそういったリサイクルのシステムというものもぴしっとつくっていかないと、料金の改定で何かごみが減るというふうな考えは持っておられないとは思いますけれども、今回の提案にいたしましても、そういった本当にこの改定でごみの減量化、こういったものができるのかという疑問があるわけですね。だから、そうした点で特にリサイクルなり再利用、そういったもののシステムづくりには一方ではこういう努力もしておりますと、こういう構想も持っておりますと、そういったものも同時に進めていかなければ本当の減量化にはつながっていかないんじゃないかと。そうした点で市の考え方、リサイクルシステムあたりの確立についてどういうふうに考えておられるのか、お尋ねをしておきたいと思います。 ○議長(宮原久)  原民生部次長。 ◎民生部次長(原正弘) 〔登壇〕 平川議員の2回目の御質問でございますけれども、実際にリサイクルのシステムの構築が必要ではないかという御指摘だったかと思いますけれども、現在容器包装等の法律も制定されておるわけでございますけれども、いわゆる産業界とのそういうコンタクトと申しますか、産業界ごとでのリサイクルのあり方、行政が集めました資源ごみ、これをどうやって業界が引き取りリサイクルするかと、そういうふうなことで行政としては業界と協議を進めておりますけれども、まだ具体的に至っておりません。国を初めとして佐賀県でも業界と現在話し合っておられるわけですけれども、それがはっきりしてまいりますと、我々行政体は産業界とのパイプによりましてリサイクルのシステムが具体的に構築されていくというふうに考えております。 そういうことで、もうしばらく時間は必要かとは存じますけども、リサイクルのあり方について、一番方法等について熟知しておられるのは企業さんでございます。企業さんが自分ところから出す産業廃棄物の資源をどうやってリサイクルすれば最適かというのは企業が一番知っておられるわけですから、企業がそういうところで一生懸命考えていただきたいというふうに考えております。 また、どうしても出てきた資源ごみについてリサイクルしていただくためのシステムづくりは今産業界と行政が一体となって取り組んでおる最中でございますので、御理解を賜りたいと思います。 ○議長(宮原久)  ほかにございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第12 議案甲第43号 鳥栖市の区域内の町及び字の区域の変更について ○議長(宮原久)  日程第12.議案甲第43号 鳥栖市の区域内の町及び字の区域の変更についてを議題といたします。 質疑を行います。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第13 議案甲第44号 建設工事委託に関する協定の変更について ○議長(宮原久)  日程第13.議案甲第44号 建設工事委託に関する協定の変更についてを議題といたします。 質疑を行います。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 お諮りいたします。以上13議案については、委員会付託表のとおり付託することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって以上13議案については、委員会付託表のとおり付託することに決しました。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第14 議案乙第37号 平成7年度鳥栖市一般会計決算認定について      議案乙第38号 平成7年度鳥栖市国民健康保険特別会計決算認定について      議案乙第39号 平成7年度鳥栖市老人保健特別会計決算認定について      議案乙第40号 平成7年度鳥栖市下水道特別会計決算認定について      議案乙第41号 平成7年度鳥栖市農業集落排水特別会計決算認定について      議案乙第42号 平成7年度鳥栖市鳥栖駅東土地区画整理特別会計決算認定             について ○議長(宮原久)  日程第14.議案乙第37号 平成7年度鳥栖市一般会計決算認定について、議案乙第38号 平成7年度鳥栖市国民健康保険特別会計決算認定について、議案乙第39号 平成7年度鳥栖市老人保健特別会計決算認定について、議案乙第40号 平成7年度鳥栖市下水道特別会計決算認定について、議案乙第41号 平成7年度鳥栖市農業集落排水特別会計決算認定について、議案乙第42号 平成7年度鳥栖市鳥栖駅東土地区画整理特別会計決算認定について、以上6議案を一括議題といたします。 一括質疑を行います。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 お諮りいたします。以上6議案については、8名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査に付することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。    〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 御異議がありますので、起立により採決いたします。 以上6議案については、8名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査に付することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 起立多数であります。よって以上6議案については、8名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査に付することに決しました。 お諮りいたします。ただいま設置されました決算特別委員会委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、德渕謹次議員、原和夫議員、園田泰郎議員、姉川清之議員、甲木應議員、宮地英純議員、佐藤正剛議員、簑原宏議員、以上8名を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました8名の諸君を決算特別委員会委員に選任することに決しました。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第15 議案甲第45号 鳥栖市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例      議案乙第43号 平成8年度鳥栖市一般会計補正予算(第7号)      議案乙第44号 平成8年度鳥栖市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)      議案乙第45号 平成8年度鳥栖市下水道特別会計補正予算(第3号)      議案乙第46号 平成8年度鳥栖市農業集落排水特別会計補正予算(第3号)      議案乙第47号 平成8年度鳥栖市鳥栖駅東土地区画整理特別会計補正予算             (第4号)      議案乙第48号 平成8年度鳥栖市水道事業会計補正予算(第3号) ○議長(宮原久)  日程第15.議案甲第45号 鳥栖市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、議案乙第43号 平成8年度鳥栖市一般会計補正予算(第7号)、議案乙第44号 平成8年度鳥栖市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、議案乙第45号 平成8年度鳥栖市下水道特別会計補正予算(第3号)、議案乙第46号 平成8年度鳥栖市農業集落排水特別会計補正予算(第3号)、議案乙第47号 平成8年度鳥栖市鳥栖駅東土地区画整理特別会計補正予算(第4号)、議案乙第48号 平成8年度鳥栖市水道事業会計補正予算(第3号)、以上7議案を一括議題といたします。 一括提案理由の説明を求めます。市長職務代理者仁田助役。 ◎市長職務代理者助役(仁田利勝) 〔登壇〕 本日、ここに提案いたしました追加議案について提案理由を申し上げます。 議案甲第45号 鳥栖市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきましては、第 139回臨時国会において国家公務員の給与改定に伴う関係法律の改正がなされましたので、これに準じ本市におきましても職員の給与の改定を行うことといたしました。 また、一般会計及び特別会計の補正予算関係議案につきましては、職員の給与改定等に伴う所要の額を計上いたしております。 これをもちまして提案理由の説明を終わらせていただきますが、何とぞよろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮原久)  一括質疑を行います。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 お諮りいたします。以上7議案につきましては、委員会付託表のとおり付託することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって以上7議案は、委員会付託表のとおり付託することに決しました。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第16 請願第3号 乳幼児医療費助成の「現物給付方式」の早期実現を求める請願書 ○議長(宮原久)  日程第16.請願第3号 乳幼児医療費助成の「現物給付方式」の早期実現を求める請願書を議題といたします。 紹介議員の趣旨説明を求めます。平川議員。 ◆議員(平川忠邦) 〔登壇〕 ただいま議題となりました請願第3号 乳幼児医療費助成の「現物給付方式」の早期実現を求める請願書の紹介議員として趣旨説明を行わせていただきます。 それぞれ皆様方のお手元にこの請願書が配付をされていると思います。私自身も一般質問でも取り上げさせていただきましたが、去る県議会でも全会一致で県知事あての請願が採択をされております。県の方も前向きにということで検討をされているようでありますが、自治体によっては今までの償還方式の方がいいと、こういった声もあるようですけれども、鳥栖市の考え方現物給付方式でということで県に要請もされているようであります。そうした意味でも議会の意思としても現物給付方式にしていただきたいという、この請願をぜひしていただきたいという請願者の趣旨でありますので、何とぞよろしく御審議を賜りますようにお願い申し上げまして、趣旨説明を終わらせていただきます。 ○議長(宮原久)  質疑を行います。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 お諮りいたします。本請願については、委員会付託表のとおり付託することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって本請願については、委員会付託表のとおり付託することに決しました。         ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ ○議長(宮原久)  以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。  午前11時52分散会...