平成 3年 9月 定例会1
出席議員氏名及び
議席番号 議 長 時 津 末 男 15 番 德 渕 謹 次 1 番 野 田 ヨシエ 16 番 篠 原 覚 2 番 平 川 忠 邦 17 番 松 雪 幸 雄 3 番 原 康 彦 18 番 伊 東 主 夫 4 番 永 渕 一 郎 19 番 緒 方 勝 一 5 番 黒 田 攻 21 番 平 塚 元 6 番 佐 藤 正 剛 22 番 中 村 直 人 7 番 宮 地 英 純 23 番 藤 井 良 雄 8 番 山 本 亥津男 24 番 天 本 浅 雄 9 番 今 村 清 25 番 小 田 一 男 10 番 姉 川 清 之 26 番 松 隈 成 一 11 番 牛 嶋 博 明 27 番 塚 本 善 人 12 番 甲 木 應 28 番 久 保 不可二 13 番 園 田 泰 郎 29 番 宮 原 久 14 番 岡 恒 美 30 番 本 村 松 次2
欠席議員氏名及び
議席番号 な し3
地方自治法第 121条による
説明員氏名 市 長 山 下 英 雄
民生部長 塚 本 昌 則 助 役 松 隈 幸 哉 〃 次長 石 丸 眞 澄 収入役 真 谷 信 一
経済部長 柿 内 正 弘
総務部長 天 本 晃 〃 次長 福 永 静 雄 〃 次長 樋 口 邦 雄
財政課長 野 田 忠 征
建設部長 石 井 弘 明 〃 次長 内 田 豊
水道事業 管理者 松 尾 義 昭
教育委員長 松 隈 之 夫
教育次長 西 依 五 夫 教育長 柴 田 正 雄4
議会事務局職員氏名 事務局長 小 林 成 臣 書 記 林 吉 治 次 長 兼庶務係長 高 尾 義 彰 書 記 熊 田 吉 孝 議事係長 石 丸 賢 治5 議事日程 日程第1 議案乙第20号 平成3年度鳥栖市
一般会計補正予算(第3号) 日程第2 議案乙第21号 平成3年度鳥栖市
国民健康保険特別会計補正予算 (第1号) 日程第3 議案乙第22号 平成3年度鳥栖市
老人保健特別会計補正予算(第2 号) 日程第4 議案乙第23号 平成3年度鳥栖市
下水道特別会計補正予算(第2号) 日程第5 議案乙第24号 平成3年度鳥栖市
水道事業会計補正予算(第2号) 日程第6 議案甲第31号 鳥栖市職員の退職手当に関する条例の一部を改正す る条例 日程第7 議案甲第32号 鳥栖市斎場条例の一部を改正する条例 日程第8 議案甲第33号
鳥栖市営住宅条例の一部を改正する条例 日程第9 議案甲第34号 鳥栖市
非常勤消防団員に係る
退職報償金の支給に関 する条例の一部を改正する条例 日程第10 議案甲第35号
奨励措置の適用について 議案甲第36号
奨励措置の適用について 日程第11 議案甲第37号 市道路線の廃止及び認定について 日程第12 議案甲第38号 鳥栖市の区域内の町及び字の区域の変更について 日程第13 議案甲第39号 財産(パソコン)の取得について 〔質疑、
委員会付託〕 日程第14 議案乙第25号 平成2年度鳥栖市
水道事業会計決算認定について 〔質疑、
特別委員会付託〕 日程第15 議案甲第41号 鳥栖市
職員定数条例の一部を改正する条例
提案理由説明 〔 〕 質疑、
委員会付託午前10時開議
○議長(
時津末男) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第1 議案乙第20号 平成3年度鳥栖市
一般会計補正予算(第3号)
○議長(
時津末男) 日程第1.議案乙第20号 平成3年度鳥栖市
一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。 質疑を行います。
平川議員。 〔
平川議員登壇〕
◆議員(
平川忠邦) おはようございます。平川ですけれども、2点ほどお尋ねをしたいと思います。 まず、23ページの
北部丘陵対策費の中に
文化財確認調査負担金というのが出されておりますけれども、この点で、私はこの
文化財調査がいろいろと
北部丘陵でなされていると思いますけれども、今回、 1,163万 5,000円ということですが、昨日の
一般質問でもちょっと触れましたけれども、大学の進出に関して、あの地域で約15年と、費用が10億円かかると、そういったことも言われておりましたけれども、この
北部丘陵の場合にはそれを上回るような遺跡、その他が散在しているんではないかと、そういったことも言われているわけですが、この
北部丘陵に関する
文化財調査の総体的な、総額的な金額を大体どれぐらい見てあるのか、あるいは年数についても大体の予測といいますか、そういったものをどのように見てあるのか。また、調査の内容につきましても、私も詳しくはわかりませんけれども、例えば、試掘をやったりとか、あるいは今回の場合は
確認調査と、これが本調査とかいろいろあるんじゃないかと思いますけれども、現在行われている調査の内容と、これが最終的にはどういった形になっていくのか、その点についてお尋ねをしておきたいと思います。 それから、24ページの
教育関係で、今度
鳥栖中学校の第2運動場の用地費というのが上がっているわけですけれども、この内容を見てみますと、地方債で2億 2,970万円ということで、ほとんどが地方債で処理をされておりますけれども、一つは文部省からの補助というのは第2運動場の敷地の取得に当たっては全くつかないのか、この問題が一つと、それから、地方債で処理をされておりますが、25年かかってこれを払っていくと、25年という長い年数で払っていかれるわけですから、大体2億 2,000万円を25年かかったら一体幾らぐらい払うのかと。私は今、鳥栖市の基金の状況を見てみますと、
教育関係の基金で相当な金額を持っておられるわけですけれども、そういったものを取り崩してこの中学校の用地については取得をしていくと、そういうふうな方法はできないのか、その点についてお尋ねをいたしたいと思います。
○議長(
時津末男)
石井建設部長。 〔
石井建設部長登壇〕
◎
建設部長(石井弘明) おはようございます。
北部丘陵の
文化財関係でございますけれども、今回ここに計上しております 2,327万円の県と市の折半ということで、半分を計上いたしております。内容につきましては、
土地区画整理事業区域内におきまして、文化財の
確認調査に要する調査費でございます。これにつきましては、現在まで
確認調査をやってきておりますが、本年度最終ということで、52年からやっておりますけれども、70.3ヘクタールの
確認調査費用でございます。今後につきましては、これをもとに、平成9年ぐらいまでに
発掘調査等を公団の方でやっていただくというふうになっております。 今回の内容につきましては、賃金、旅費、需用費、共済費だとか、そういうふうなものでございます。 以上でございます。
○議長(
時津末男) 西依
教育次長。 〔西依
教育次長登壇〕
◎
教育次長(西依五夫)
平川議員の24ページの
中学校費の1の
学校管理費の中の17.
公有財産購入費についてのお尋ねでございますが、今回、鳥栖市
土地開発公社から買い戻しをいたします2億 5,524万 2,000円の中で、地方債の件、それから文部省の補助の件等ございました。それから基金のことがあったと思うわけでございますが、まず、文部省からの補助の関係でございますが、いろいろ私の方でもこれに着手する以前から補助対象にならないかということで検討してまいりました。それから
関係機関、いわゆる県等にもお尋ねをいたしましたが、今回の
鳥栖中学校分につきましては補助の対象にならないということがはっきりいたしたわけでございます。 それから、基金を取り崩してというお話もございますが、御承知のとおり、平成4年ないしは5年度に向けまして、本格的な北小学校の本校の方が着手いたしますので、そういうことも考えまして、今回、この基金からの取り崩しはいたさないということで、
先ほどお尋ねになりました地方債と、こういうことでの資金繰りをしたところでございます。 以上、お答えといたします。
○議長(
時津末男)
野田財政課長。 〔
野田財政課長登壇〕
◎
財政課長(
野田忠征)
平川議員の御質問にお答えいたします。
鳥栖中学校第2運動場、これは仮称でございますけれども、この用地の取得に充当いたしました市債2億 2,970万円に対する利子の総額は、現時点での政府資金の貸付条件を年利率6.7%、3年据え置き、25年償還として計算いたしますと、約2億 5,900万円となります。 以上、お答えといたします。
○議長(
時津末男)
平川議員。 〔
平川議員登壇〕
◆議員(
平川忠邦)
北部丘陵関係で今お答えをいただきましたけれども、調査の内容ですね、このことについてはちょっと触れられませんでしたけれども、現在
確認調査ということですから、専門的な中身については私自身も詳しくは知らないわけですが、確認をして、それから本調査、いわゆる
発掘調査と、そういう形に入っていくんではないかというふうに考えるわけですけれども、そうしますと、先ほどの答弁では平成9年ぐらいには調査を終わりたいということですが、それは
確認調査から本調査に行って、すべての調査を平成9年ぐらいには終わると、このように理解をしていいのか、そこら辺のいわゆる
文化財調査のやり方といいますか、そういった点についてもう少し御説明をお願いしておきたいと思いますし、総体的な年数というのは平成9年を目標と、いわゆるこれはあくまでも目標であって、地下を掘るわけですから、何が出てくるかわからないと、そういうことで市としての目標が平成9年という形で現在のところ設定をされているのか、その点について再度お答えをしていただきたいと思います。 それから、中学校の運動場の問題で、25年かかれば2億 5,000万円以上ですから、大体借ったお金の倍を払わなくてはならないと、そういうふうな計算になるかと思いますけれども、基金の取り崩しは現在考えられておらないと。当然北小の建設に大きなお金がかかるということは承知をいたしておりますけれども、数字的な計算というのは私たちは素人ですから、なかなかできませんけれども、この中学校の市債を立てて25年かかって払うと。これと、じゃあ、
北小建設で今後市債その他、国の補助も出てくると思いますけれども、その関係で北小で市債をする場合と今度の中学校の建設で市債をしていく場合に、どちらが有利になるのかと。私の素人考えでは北小の
学校建設で市債をしていく分の方が幾らか有利になるような感じですけれども、するわけですが、そこら辺の計算をされたところで今回の場合には、
中学校建設用地取得については今回の市債でやると、こういう御判断をなされて市債を組まれたのか、その点についてもう一度御答弁をお願いしたいと思います。
○議長(
時津末男) 西依
教育次長。 〔西依
教育次長登壇〕
◎
教育次長(西依五夫)
平川議員の再度の御質問の中で、
北部丘陵関係の
発掘関連について私の方からお答えをさせていただきたいと思います。 先ほど
石井建設部長の方からお答えいたしましたように、現在、
北部丘陵で開発をやっております中での
文化財関係でございますが、ずっと以前に約10年間国庫補助を受けながら
確認調査を一応終わった地域でございます。そのうちにできなかった部分がいわゆる田畑、そういうところについてが今回
確認調査を行っておるわけでございまして、期間的には平成3年から着手し、9ヵ月を予定しております。この中には当然先ほど御質問の中で出ておりましたように、本調査、いわゆる
発掘調査を必要とするようなものがあれば、その期間も含めての期間でございます。 それから、今回金額的に出ておりますものにつきましては、おおむねその
確認調査に要する重機の借り上げ、あるいは賃金、こういうものが主なものでございまして、現在のところ、本調査、いわゆる
発掘調査をやらなければならないような遺物としては出てきておらないと聞き及んでおるところでございます。 この体制につきましては、県の
教育委員会が主体で受託をしておるわけでございまして、その他、
関係市町村がその中に応援で入ると、こういう体制で現在進めておるところでございます。 以上、お答えといたします。
○議長(
時津末男)
野田財政課長。 〔
野田財政課長登壇〕
◎
財政課長(
野田忠征)
平川議員の再度の御質問にお答えいたします。 起債につきましては、ある一定の起債基準がございまして、
北小学校建設に対しましての起債が認められる範囲もございます。たまたまと申しますか、今回の鳥栖中の
運動場用地につきましては、基準面積内での用地でございましたので、これが
適債事業として認められました関係で、90%の充当率で見込んだところでございます。 また、起債の借入利率につきましては、現在の
経済情勢等の関係もございまして、どちらが有利になるのかということにつきましては不明と申しますか、そういうことでございますので、よろしく御理解を願いたいと思います。
○議長(
時津末男)
篠原議員。 〔
篠原議員登壇〕
◆議員(篠原覚) 篠原でございます。今回、
いづみ保育園の改築についての
基本設計料が組まれておりますので、これの
関連事業といたしまして質問をさせていただきます。
いづみ園の改築につきましては、一昨年よりこの用地につきまして、担当課よりそれなりの交渉がなされてきた経緯がございます。約1年半ぐらい前からその用地の交渉がなされてきたかと思いますが、その間、
農協用地と民有地ということで交渉がなされてきております。たまたま私の土地がありますもんですから、担当課が見えたときに、民有地あるいは
農協用地を買うよりも、裏に大変広い
清算事業団の
国鉄用地がありますので、そこを買って建てた方がいろいろな面で安いんではないかというようなことを再三申し上げましたし、なおまた、本議場でもそうした質問がなされた経緯があるわけでございます。 しかしながら、その当時は、執行部の答弁によりますと、
清算事業団の土地は高くて、しかも、いつ買えるかわからないという状況であると。したがって、どうしても
農協用地と民有地を譲っていただきたいということで交渉が進められた経緯がございます。そして先般、8月の終わりごろだったかと思いますが、こういうことでお願いをしておったが、
清算事業団の土地の方を買って
児童公園、並びに
いづみ保育園を建てるということに変更いたしましたので、よろしくお願いいたしますということでお断りがあったわけでございます。それで、私はそのときに、それは結構なことでありますと、したがって、裏の広い用地に
児童公園と
いづみ保育園が建てられるならば、それが一番いいことであると、喜んでお断りを受けましょう。しかしながら、今までの
農協用地なり、あるいは民有地について交渉されました、その経過について、高くて買えないとか、あるいは地権者が売らなくて買えなかったとか、そういう誤解を招かないように十分配慮してその対策を講じてくださいということで、くれぐれもそのときはお願いをしておったところでございます。 農協にはどういう形で交渉されたか知りませんけれども、民有地につきましては、建物も2世帯分ありますし、土地も大体農協と変わらないくらいの土地でございます。しかしながら、土地の単価についても、あるいは建物の補償についても、全く金額には触れてない現状でございました。しかしながら、先般、
松隈議員の質問に対しても、
民生部長の答弁によりますと、
清算事業団の土地の方が安くて買えると。なおまた、8月30日、「
いづみ園用地について」という
福祉事務所から出ておるこの公文書によりましても、第2項に現状では
農協用地、民有地1,427.46平米より単価が安く取得できる見込みであるという、このような文書が出されております。私の方は土地にも家屋の補償につきましても、全くの金額を提示しないまま、交渉期間中は
清算事業団の土地が高いからということで交渉なされておりながら、断りがあって、その後にはこんな文書が出るような、しかも、こういう文書を見ると、地域の皆さん方は、あるいは私でも同じですが、大変な地権者が何か欲張ったんではないだろうかという気持ちを抱くわけでございます。私は全くの不愉快でならないわけでございます。担当課につきましてはどのようにお考えでこういうことをなされたのか、お尋ねをいたします。
○議長(
時津末男)
塚本民生部長。 〔
塚本民生部長登壇〕
◎
民生部長(
塚本昌則) ただいまの
篠原議員の御質問にお答えします。 価格の提示もあっていない中で、
農協用地等があたかも高いようになっていると。
福祉事務所から出ました文書にもそういったことが書いてあると、どういったことなのかと、そういった御質問だったと考えるわけです。
農協用地等との折衝は御指摘のとおりだと。御指摘の
農協用地、民有地につきましては、窓口が農協ということでございましたし、農協との協議を行っていく中で、市の鑑定評価と農協から一応提示されました価格に格差が生じておりましたので、その調整に努めてまいろうという段階でございました。そういった中で、御承知のように、
部内協議等を行い、総合的な判断に立ちまして、
清算事業団用地の取得の案も検討することとなったわけでございます。
清算事業団用地に関してでございますが、その折衝の中で、一定価格の感触を得たわけでございます。引き続き
清算事業団との交渉を進めることといたしておったところでございます。 そういった経緯の中で今日を迎えておりますが、民有地の方には農協の対応を踏まえた価格を提示すると、またそうしてほしいということもございましたので、農協の対応を踏まえて、民有地の方にはそれなりの対応をしたいというように考えておったところでございます。 御指摘の価格の提示もあっていない中で、安く取得できる
見込み云々と、そういったことでございますが、そういった具体的な折衝も進んでいない中で、御指摘のように、
農協用地等の価格が特段に高く提示され、つり上げられ、市の予定価格との差額が開いたがゆえに、
清算事業団用地取得に転換したということではございません。しかしながら、そういった誤解を受けたことにつきましては、深くおわび申し上げたいと存じます。なお、御承知のことと存じますが、先ほども答弁いたしましたとおり、転換は事実でございますが、総合的な判断に基づいてそういった方に向かったわけでございますので、御理解のほどよろしくお願いします。 次に、
建物補償の件の質問でございますが、農協等の折衝の中で、御承知のように、農協の倉庫、また、民有地に居住されている方もおられます。そういった中で、折衝の中でございますが、倉庫の代替施設を計画しているということを聞き及んだわけでございます。であれば、その建物の補償費、民有地に居住されている方の
移転補償費と申しますか、そういったこと等の補償費も必要でございます。そういった判断に立って建物の
補償云々ということを書いておるわけでございます。そういった経緯がございますので、よろしく御理解いただくようにお願いいたします。
○議長(
時津末男)
篠原議員。 〔
篠原議員登壇〕
◆議員(篠原覚) 御答弁なりお断りをいただいたわけでございますが、断りを言えばそれで済むということでもないことではないかと思います。問題は単価が安いから、あるいは高いからということで変わったことではないということでございましたので、当然そうであろうということは思いますけれども、この公文書に第2項にはっきりと単価が安く取得できるということが書いてありますので、この文の訂正を私はお願い申し上げたいと思います。 なおまた、この
いづみ園の建設につきましては、
予定どおり、
計画どおり平成5年の4月から開園できるように建設が進むのかどうか、御回答をお願い申し上げたいと思います。
○議長(
時津末男)
塚本民生部長。 〔
塚本民生部長登壇〕
◎
民生部長(
塚本昌則)
篠原議員の2回目の御質問にお答えいたします。 後段のことからお答えいたします。 平成4年度に改築、
整備事業の予定をしております。国、県に対します要望書と申しますか、これに必要な事務を進める中で、今回200万円という
設計委託料をお願いしているわけでございまして、平成4年度に建築整備するということで県の方にも再三要望等もしておりますし、平成4年度に改築を完了するということで努力してまいりたいというように考えておるところでございます。 前の質問の
いづみ園用地についてという文書の中で、その2に
清算事業団用地が農協、民有地よりも安く取得できる見込みであるということについては削除願いたいということでございますが、このことにつきましては、部内で早急に検討いたしまして対応してまいりたいと存じます。よろしくお願いします。
○議長(
時津末男)
平塚議員。 〔
平塚議員登壇〕
◆議員(平塚元) 平塚でございます。
一般質問の際、4度目の発言の許可を求めましたけれども、私の記憶によると、歴代議長は大体お認めになりましたが、
時津議長においてはお認めになりませんでした。極めて遺憾であります。そしてなおかつ、
議会運営委員会の正副委員長が
社会党議員団クラブの中においでになりまして、どうぞ
議案審議の際にやっていただきたいと、こういうことでありますから、時間をおかりしたものとしてゆっくりさせていただきたいと思います。それで、私は正副委員長に対しまして、どうぞこのことは各会派、各議員によしなにお伝えくださいと、したがって、どんな時間になりましても、どういう問題が出ても、それはあえて発言を求めないところにあると、かなりの思惑を持ちながら発言をしてまいりまして、そういう点についてもどうぞよしなにお伝えくださいと、こう申し上げておりました。
議員各位にはその私の願いも含めて届いておるものとして質問をさせていただきたいと思います。 まず、
いづみ園問題でありますが、
いづみ園問題について、市長からの
一般質問の際、答弁がございました。この答弁に先立ちまして、市長からはすべてが意見のように聞こえるけれども、答弁をすると、仕方なくというふうに、これは受け取り上の問題でありますから、受けとめ方が多少質問の趣旨がずれて、意見になっておると、こういう指摘かもわかりませんけれども、そういう指摘をいただいたことについて、私の質問の愚かさでございました。的確に質問を申し上げておきたいと思います。 それで、後段については取り消しをされましたので、申し上げる必要はないと思いますけれども、
いづみ園問題について言わんとしておることは、前回は
国鉄清算事業団用地よりも民地の方が安いから、先ほどの
篠原議員じゃないけども、安いからこちらを買うんだということが本議場で言われておるんです。これは政治生命をかけて発言されたと思うんですが、それは執行部がしておれば、執行責任において発言をされたと思うけれども、それが変わってきておると。その変わり目について、何ら議会に発言がないから指摘をしておるんです。そのことについて的確な答弁がございません。いかにも
清算事業団用地が安いとするならば、前回の答弁がうそであったのか。うその発言をしたならば、そのことについて議長はどう対処されてきたかについて申し上げたいと思うんです。それが議会の権威でもあろうと思います。したがって、まずそのように申し上げておきます。 それから、もし取得をされようとするならば、いたずらにですね、
一般質問の際も申し上げましたけれども、都市公園と
いづみ園があると。同じ用地の中で管理区分が二つに分かれて、どっちからでも落ち葉を押し合うような行政のあり方はすべきでないと、このように申し上げておるのであります。この点についてどうお考えになっておるのか。 それから、予算上のことに端を発しておりますから、予算上のことから考えるならば、用地が確定しない段階で設計料が計画されておるけれども、どんな設計になるかは、用地がどこに行っても同じ建物を建てようとするのかですね、その辺をお聞きをしておきたいと思います。私はやはり用地が確定をして、そこに建物を建てて、保育園としてのあり方についてはどういう立地が一番いいのか、建設物がいいのかということで検討されて建設がなされるものと、このように思いますけれども、そのような計画になっておりません。 それから、あたかも用地買収をできるんだと、さきの
篠原議員の発言ではありませんけれども、私の持っておる書類についても、市長の発言とはまるっきり違うんですね。市長はまだいずれか選択しなければならんと、こういうような立場での発言が多いようですけれども、この文書によりますと、「
建物補償も不要で、用地面積も広く確保でき、メリットが大きい」と、こうはっきりあります。その前段では「
国鉄清算事業団用地を買収した方がよいのではないかとの結論となりました」、結論が出ておるんです。文書では結論が出ておるけれども、議会では市長はどうもまだどちらとも言いがたいと、このような立場での答弁です。その中で予算審議をやれというのでありますから、そんな無責任な執行体制の議案提案というのはあり得ないのではないか、的確な答弁をいただきたいと思います。 それから、この予算書の中で、いろんな債務補償がございます。債務補償の総額は市は開発公社に対してどれくらいなるのかと、こういうふうに御質問申し上げておきたいと思います。そして、それの返還計画はどのようになっておるのか、ピーク時どの程度──今、大規模事業と言われておりますいろんなプロジェクトの事業が進む中で、どの程度を予定をされておるのか、その財政計画についてもお示しをいただきたいと思います。 次に、これは担当部課長には質問をするまいと、こう申し上げておりましたけど、市長の態度がやはりどう考えても、最近山下市政は変わってきておるというような感じを持っております。私が病気したからかどうかわかりませんが、どうも何か方向転換をしているような感じがしてならないんです。それで、
一般質問の際はハードとソフトの問題について問題提起をいたしましたが、そういう見地からいたしますと、今回の予算についても、例えば、シルバーセンターについては予算要求をしてないのを予算をつけておられるんです。だから、
一般質問ではじゃああの火葬場のおでん屋の予算はどこにつけられますかと、こんな質問になっていくような気がいたします。新しい事業でありますから全く知らないと、こういうことにはならないと思うんです。とりあえず1回目でありますから、以上質問を申し上げます。答弁いかんによっては、要は市長の政治姿勢を問うているのでありますから、個別の答弁に主力を置いた質問でないことを申し添えておきたいと思います。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
○議長(
時津末男) 暫時休憩いたします。 午前10時40分休憩 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 午後1時25分開議
○議長(
時津末男) 再開いたします。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
○議長(
時津末男) 休憩前に引き続き
議案審議を続行いたします。 執行部の答弁を求めます。
塚本民生部長。 〔
塚本民生部長登壇〕
◎
民生部長(
塚本昌則)
平塚議員の御質問にお答えいたします。 まず、第1点目の
清算事業団用地より安いとの議会での発言の御質問でございます。 去る3月市議会定例会の
議案審議の際に、用地取得費頭出し 1,000円につきましての
平川議員の関連質問に対しまして、私が答弁しております。 質問要旨は、用地取得に関し、
いづみ園のすぐ北側に
清算事業団の用地もあるが、そのことの関係は全くないのかということでございました。これに対しまして、このように答弁しております。以下申し述べます。 「すぐ北に所在しております
清算事業団との関係でございますが、これ、約 5,000平米というようなことでございます。数年前、これは
清算事業団になってからと思いますが、この用地についての打診が非公式になされたと聞き及んでおるところでございますが、その際には価格の点、それから、用地全体の買収でなければできないと、また、広大な用地でございますので、その用地についての効率的な使用についてどうかというふうなこと等もございまして、部内協議の結果、隣接用地の拡張に方針を転換した経緯がございます。 また、県の改築の用件といたしまして、改築に際してはまず重要な条件といたしまして用地の確保がなされていることというようなこともございますし、御指摘の
清算事業団用地につきましてはまた別の用途もあろうかと存じますので、その時点で考えていきたいというふうに、そういったことでいきたいと考えておるところでございます。」 以上のような答弁をしているわけでございます。前回の答弁はうそであったのかとの御質問でございますが、価格の点と確かに答弁しておりますが、その当時の判断といたしましては、価格が高いのではないか、また、面積が広過ぎはしないかなど判断をいたしまして、お答え申し上げていたところでございます。 しかし、用地交渉を進める中で、
清算事業団の用地が安く取得できるのではないかという情報等もございまして、また、広過ぎる点も解決できる見通しがついたことが今回事実上方針の変更をいたしたところでございます。 次に、2点目の
清算事業団の用地を取得すれば、保育園と
児童公園と二つに分かれることになるが、別個に整備すべきではないかという御質問でございます。そういった趣旨の御質問だったと思います。これにつきましては、
清算事業団用地を取得して、保育園と
児童公園を建設することにつきましては、
いづみ園の改築に当たりまして必要な面積は 2,400平方メートルから 3,000平方メートルと予定してございますが、事業団用地 4,801平方メートル、それと現有地、これは
いづみ園の用地でございますが、888平方メートル、合計 5,689平方メートルとなるわけでございます。 保育園用地といたしましては広過ぎるということから、
部内協議等の結果、御指摘の
児童公園を設置し、隣接に保育園という計画がなされたところでございます。このことによりまして環境の整備を図ることとし、鳥栖南部地区の利便施設とした方がよいのではないかという、そういうことから併設が計画されたところでございます。 なお、市の公共施設でありましても、御指摘のとおり、所管が2課にわたることで、管理上の問題点もあろうかと存じますが、管理に当たりましては、横の連携を図りながら、支障のないよう努めてまいりたいと考えております。 次に、用地が決定しないままで設計されようとしているが、どうか。また、用地買収ができるというが、発言が文書等が違うじゃないかと、そういう中で予算審議をするのかという趣旨の御質問だったかと思います。これにつきまして、
清算事業団の用地取得につきましては、先日事業団の意向を打診と申しますか、した結果でございますが、過去、御承知のとおり、公開入札が2回とも不調に終わっている経過もございまして、手続上の問題も種々ございますけれど、
清算事業団といたしましては、売却の意思があるとの確認をしまして、同用地の確保はできるのではないかと判断したところでございます。そういうことから、今回建設のための基本
設計委託料につきまして御審議を賜りますよう予算計上をしておるところでございます。今後、事業団用地の取得につきましては、いろいろな支障もございましょうが、鋭意努力してまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 次に、シルバー人材センターに係る補助金の予算要求の問題でございますが、御指摘のとおり、通常、各種団体への補助金につきましては、補助金交付申請書を徴しているところでございますが、今回のこのシルバー人材センターにつきましては、新規に設立するものでございまして、この団体は
福祉事務所がその運営には大いに関与すること、また、他市の同じような例がございます。そういったものも勘案いたしまして、シルバー人材センター発足から予算が必要なことなどもありまして、今回予算計上をお願いしたものでございます。来年度からはこのシルバー人材センターも組織が確立されることから、補助金交付申請書を徴してまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。 以上でございます。
○議長(
時津末男) 天本
総務部長。 〔天本
総務部長登壇〕
◎
総務部長(天本晃)
平塚議員の御質問にお答えを申し上げます。 まず、
土地開発公社に対する債務補償の総額でございますが、今回の補正分を含めまして、約54億 4,500万円となっております。 次に、この
土地開発公社の償還計画につきましては、地方道路改良事業、あるいは緊急地方道路事業などの補助対象分につきましては、補助対象にあわせて実施計画のローリングで明らかにしてまいっておりますが、定住交流センターなどの単独分につきましては、年次計画により買い戻す計画でございます。 なお、鉄道高架用地につきましても、同様に年次計画により買い戻すこととなっておりますが、市財政の圧迫とならないように、土地区画整理事業の中で換地を受けることとなるよう、その処分についても検討いたしてまいりたいと考えておるところでございます。現在で積算いたしますと、流動的な面もございますけれども、平成7年から10年ごろがピークになるものと予測をいたしておるところでございます。 いずれにいたしても、各種事業に支障を来さないように、市全体の予算及び各年度の財源調整を図りながら今後進めてまいりたいと、このように考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(
時津末男) 山下市長。 〔山下市長登壇〕
◎市長(山下英雄)
平塚議員の質問にお答えをいたします。 私の政治姿勢を問うということで、市政執行の方針が最近変わっているのではないかという御指摘をいただいております。私もようやく1期4年を終わりまして、再選されたばかりでございます。確固たる市政執行についての基盤をつくり得たとはまだ考えていないわけでありますし、日々努力し、日々反省を繰り返しながら、市職員とともに、あすへの前進を期して頑張っているところでございます。 特に、長期にわたられて、立派な歴代市長とともに今日の鳥栖の建設のため努力をしていただきました議員の皆様方から見られた場合、歴代市長との比較におきましても、まだまだ及ばない点、至らない点が多々あるのではないかというふうに思いますけれども、誠意をもちまして努力、精進してまいりたいと考えております。今後ともよろしく御支援、御指導をお願いいたす次第でございます。 なお、市政を執行していく場合、すべての重要案件につきまして議会で御審議をいただくわけですから、原案づくりの段階でもできるだけ議会の意向を踏まえるべく努力はいたしているつもりでございますが、今議会でも幾つかの問題について配慮が欠けているという点を御指摘をいただきました。このことにつきましては、
一般質問の中でおわびなり解明を申し上げたところでございます。 今後も議会の御協力をいただきまして、策定しております総合計画、実施計画、そういった諸方針に基づきまして、特に
議員各位の御提言なども尊重しながら市政の執行に当たってまいりたいと考えております。よろしく御協力のほどお願い申し上げます。 なお、
いづみ園の問題その他について担当部長の方からそれぞれお答えをいたしましたが、
いづみ園改築用地につきましては、基本的には
国鉄清算事業団用地を確保し、建設をしたいという考えに変わりはございませんので、改めて御理解をお願いしたいと存じます。 なお、
いづみ園改築に伴うこれまでの執行部の発言、土地利用に当たっての管理区分の問題、さらには用地と設計等についての御指摘をいただきましたが、開園スケジュールに支障がないよう整理を行いまして、事前に十分議会への相談を行いながら進めてまいりたいと思っております。 また、
土地開発公社への債務補償につきましても、将来の財政計画を含め御質問をいただきましたけれども、議員御承知のように、本市は大型事業を進める中で、用地問題への対応は早急に取り組まなければならないことでございます。したがいまして、年次計画を立てながら、これまで
土地開発公社へ業務委託を行い、進めてきたところであります。 いずれにいたしましても、本市財政状況も見きわめながら、慎重に事業推進を図っていきたいと考えております。皆様方の御協力をお願いいたしまして、答弁にかえたいと思います。よろしくお願いいたします。終わります。
○議長(
時津末男)
平塚議員。 〔
平塚議員登壇〕
◆議員(平塚元) ただいま御答弁を煩わせましたが、いわゆる質問をいたしておることが十分理解をされていないように思います。あのとき議事録ではこう言っておったというようなことが答弁というふうにとられておるとすれば、間違いだというふうに思います。したがって、さらに御質問を続けてみたいと思います。 まず、
いづみ園の問題でありますけれども、転換を余儀なくされた理由について、初めは
清算事業団の方が高いというのが安くなって、そして、この設計料が計上されておる。したがって、その設計料は場所はどこになってもその設計が生かされてくるのか。
清算事業団にいたしましても、今から協議をしなければならないと、こういうことでありますけれども、質問のポイントに対して的確な答弁がなされていないと思います。したがって、的確な答弁をお願いをしたいと思います。どれだけの格差があるのか。したがって、予算計上されておりますこの設計でいくとどのようなことになるのか。今説明では、広さに対する、総面積に対する説明は受けとめましたけれども、部分的にそんな都市公園をだれも要求をしてないのを金余り現象で都市公園をつくってやるというのでありますから、大変なことであります。 ならばお聞きをしたい。そのような計画がいつ計画として計上され、私どもに明らかになっておるのか。財政計画も立てられて、あれは何月ですか、よく配付をされますが、その中にもそんなことは全くないんです。用地を買わんがためのことであるならば、私は先ほど落ち葉の話をいたしましたが、縄張りがあるために、こちらから隣にやるような管理のあり方ではできないし、そういったことを危惧する余り申し上げました。したがって、そういう点についても的確な御答弁をいただきたいと思います。 それで、先ほどお断りを申し上げておりますように、本市はやっぱり部課長に対しての問題より、市長の取り組みについて質問をいたしております。先ほど申し上げましたように、何かしら山下市政は変わりつつあるのではないかと、何かおかしいと。最初の取り組みとは違うと、このような感じを受けます。したがって、それが何かはまだ十分わかりません。わからないから聞いておるんです。市長は変わらないと、こうおっしゃっておるけれども、今から幾つか、まだあとこれを含めて2回は質問されますから申し上げ、続けてまいります。 それで、今の財政計画についても、開発公社にこれだけの債務補償をどんどんどんどんやっていって、大体財政計画を立てるときは今
総務部長の答弁のように、最高見越せる5年後ですから、7年ぐらい先が満杯になるのは常であります。しかし、常であるけれども、今の大型プロジェクトからいたしますと、その程度では終わらない、そういうのが鳥栖市の大型開発計画であります。そして、もっともっと財政は苦しくなるだろうし、もっともっと投資をしなければならない、そういうことが論じながら、市長からはその大枠における見解が示されないと、非常に私は残念であります。財政当局が答える計画によると、大体5年後がそうなるのはずっと私も二十何年聞いてまいりました。したがって、市長の見解を求めるものであります。 それから、先ほど忘れておりましたけれども、定住交流センター、これは意外なところで問題というんですか、非常に恐怖感を感じて見られておるんです。ちょうど昼休みに私はパレスに参りましたら、これができたら、私どものところの利用者は減るんじゃないかと、そう考えてまいりますと、勢いこの農協会館も、それから商工会館も大変なショックを受けるだろうと、既存の業態に対してショックを与える。したがって、そういうことについてどうされようとするのか、お聞きをいたしておりませんし、この13億円もお借りになる金利さえ私は知らないわけでございます。そして、こういうふうに全額を借り入れでやるわけですから、今後のこの金利負担というのは、現在が年間約5億円程度が利子補給にかかっておるのではないかと思うんですけれども、それがさらに増大をすると、こういう傾向にある。
一般質問の際、裏紙利用の話をいたしましたけれども、そんな考えと違う、きょう庁内を回りましたら、私はびっくりしたんです。今、山下市政のもとで働いておる職員の中に、くわえたばこのまま私を見つめる職員がいるんですね。こんな職員は今まで見たことはありませんし、いつか名札のことも申し上げましたが、何かしらゆとりを感じ過ぎておると、こういうことではないかと思います。 先ほどのテレビに入っておりました国会報告も見ておると、日本があたかも経済大国のように感じを受けておりますけれども、そんなゆとりはない。いわゆる鳥栖市役所というんですか、鳥栖市財政の豊かさを余りにも感じ過ぎておるのではないかと、そんな気がいたします。それで、このセンターについて、もっと
一般質問の際、管理経費を含めて質問いたしましたが、当時はまだ計算ができてないと、こういうことでありましたので、やっていただきたいと思います。 それから、そういったなれというのが実は出ておるんですね。これは市立保育所の中での問題であります。既に6月議会以降、この問題を指摘し、一日も早い善処を要望いたしておりましたが、市長の耳に入っておるかどうか、2回目はこの程度にとどめおいてお聞きをいたしておきます。したがって、その処理に市長はどう取り組まれたか、今後どうされようとするのか、含めて、豊かさの関係において、億単位でしか考えられないような状況になっておりますので、わずかなことでありますけれども、聞いておきたいと思います。どうぞ先ほども申し上げておりますように、部長、課長の答弁を煩わそうとは思っておりませんし、市長の政治姿勢が理解できれば私はそれでいいと思っております。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
○議長(
時津末男) 暫時休憩いたします。 午後1時50分休憩 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 午後3時44分開議
○議長(
時津末男) 再開いたします。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
○議長(
時津末男) 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
○議長(
時津末男) 休憩前に引き続き
議案審議を続行いたします。 執行部の答弁を求めます。山下市長。 〔山下市長登壇〕
◎市長(山下英雄)
平塚議員の再度の質問にお答えをいたします。 まず、市政を担当する私の姿勢が変わっているとの御指摘を受けたわけでありますが、客観的に見て、それがもしも好ましい方向ではないといたしますならば、この機会にいま一度、みずから今日までの経過を振り返りまして、是正をしたいと思っております。今後ともどうぞ御遠慮なく御指摘をいただきますようお願いをいたします。 次に、財政計画についてでございますが、本市は
北部丘陵新都市開発駅周辺などの大型プロジェクト事業に取り組んでおりまして、また、これに伴う用地取得費などを含めますと、御指摘のように、多額の経費を要しますし、期間も長期にわたります。また、
土地開発公社からの買い戻し、あるいは事業に伴う起債の償還なども出てまいります。 このような状況の中で、本市の財政は市税の伸びはありますものの、決して裕福であるとは思っておりません。このようなことから、抽象的な言い方ではございますが、企業誘致などによる新たな税収増を図りますほか、一般経常経費など歳出面のより一層の節減合理化に努めるなど、さらに厳しく財政を見直し、財政運営を健全化へと向けていかなければならないと考えております。努力をいたします。 次に、保育園問題等について御指摘をいただいておりますが、
いづみ保育園の建てかえはもとより、その他の園の施設や運営につきましても解決すべき課題がございます。常任委員会等でも十分論議をしていただきまして、総合的に解決できるよう努力いたします。 次に、職員のマナーにつきましても御指摘がございましたが、市民の皆さんに対し、開かれた市政、親しまれる市政が私たちの目標でございますので、職員の資質の向上に絶えず努力をし、指導をしてまいりたいと考えております。 なお、昼休みの職員の休憩場所の整備などにつきましても検討を加えまして、少なくともお客さんに不快な印象を与えないように、施設の面でも検討を要する点があるんではないかと思っておりますので、そういったことを含めて、総合的に検討してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。 定住交流センターの問題その他、若干まだ質問に対する答弁が残っておりますが、これは担当部長の方からいたさせますので、御了承いただきたいと思います。 以上です。
○議長(
時津末男)
塚本民生部長。 〔
塚本民生部長登壇〕
◎
民生部長(
塚本昌則)
平塚議員の再度の御質問にお答えいたします。 御質問の要点は2点だったと思います。初めに、
基本設計料が計上されておるが、基本設計は場所が変更になっても生かされるのかということについてでございます。
設計委託料の件でございますが、今回の
設計委託料は基本設計に要する経費でございまして、用地、あるいはレイアウト等を仮定しまして積算したところでございます。実施設計の段階では建設用地に見合った実施設計を進める考えでございますので、よろしく御理解くださるようお願い申し上げます。 次に、価格の差についてでございますが、御質問の中で
いづみ園用地の拡張に伴う用地の価格の格差について明確にとのことでございますが、このたび、
農協用地及び民有地の買収に当たり、価格につきましては、平方メートル当たり4万 8,000円から5万 3,000円程度を考えていたところでございます。しかし、農協の価格に対する意向によりますと、価格は最低が市の上限とほぼ同程度でございました。 以上でございます。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
時津末男)
石井建設部長。 〔
石井建設部長登壇〕
◎
建設部長(石井弘明)
平塚議員の御質問にお答えいたします。 まず、
児童公園の計画はいつごろ、どのような形で決定されたのかということでございますけれども、
いづみ園の改築に伴う
清算事業団用地の取得に際しましては、事業団より一括払い下げの方向が示されましたので、残余の土地利用につきまして関係部課で検討いたしましたが、周辺の土地利用状況、施設の配置状況等とともに、市全体の
児童公園の配置状況等、総合的に検討する中で、
児童公園としての活用が最も望ましいのではないかということで集約いたしているところであります。 次に、実施計画に上がってないことについてでございますが、残余の土地の
児童公園としての土地利用については、
いづみ園改築に関連して生じてきた問題でありますので、今後の実施計画のローリングの中で具体的に提示してまいりたいと考えております。 次に、定住交流センターの関係で、勤労福祉会館等既存施設への及ぼす影響をどう考えているのかということでございますが、定住交流センターの機能につきましては、本市の都市規模から見て、多様な機能を総合的に整え、一つ一つの機能を充実したものとすることは現実的に難しいものと考えられ、駅周辺地区の開発を先導する中核的役割を発揮させるためには、センター機能をある程度特化させて整備することが適当と考えました。 このような考えから、定住交流センターは鉄筋コンクリートづくり5階建て、延べ床面積約 5,000平方メートルの建物で、1階部分には映像等によります情報提供、体験できるスペースを初め、市民の交流空間としてイベント、展示発表会等に使用する展示コーナー、コーヒー、軽食を提供する飲食コーナーなどを計画いたしております。 2階部分には子供の健康、遊びのゾーン、3階部分には健康増進ゾーンとしてエアロビクススタジオ、アスレチックジムを計画いたしております。 また、4階には5階との吹き抜けでバレーボール、バドミントン、卓球等ができるスペースで、いすを出せば小規模の集会に使えるように計画いたしております。 しかし、部分的には、例えば、4階部分の多目的室や小会議室については既存の施設との重複が考えられます。御指摘の既存施設への影響でございますけれども、民間施設等を圧迫するつもりはありませんし、年齢層、地域性の特性を持った施設といたしております。 また、集客力やにぎわいを高めて、中心部の活力を図ることにより、周辺地区への波及効果をねらったものといたしておりますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げまして、お答えといたします。
○議長(
時津末男)
平塚議員。 〔
平塚議員登壇〕
◆議員(平塚元) 貴重な時間をいただきまして質問を続けてまいりましたが、質問をすればするほど時間がかかりますので、せっかくの機会でありますけれども、幾つか問題点について申し上げて、ひとつ委員会での審査や執行部の執行に当たって留意をいただきたいと思います。 まず、保育園の問題でありますけれども、これはやはりどう考えても、地権者の1人である方からも問題が出るように、ある日突然として変更になると。いわゆる議会と執行部との関係において、こういうのがささやかなひずみであればいいんでありますけれども、だんだんより深くなると、相互不信につながっていくのではないかと思うんです。ですから、やっぱり議会と執行部の関係において、そういうひずみが起きらないように今後とも努力をいただきたい。 それから、内容においては執行部と私の見解が違うようでありますけれども、やはり団地にしてもそうであります。県営と市営の団地が混住しておるところについてはやっぱり問題が起きておるし、一般住宅と混住しておっても、やはり問題が起きてきておることは事実であります。あたかもここでの答弁では、都市計画上の公園と、それから保育所がうまくマッチをするような発言でありますけど、必ずしもそれ以上は期待できないと思います。もしできるならば、多少広いかもわからないけれども、すべてがその目的である保育園用地として整備がされるのが私は望ましいのではないかと思いますので、ぜひ御一考をいただきたいと思います。 さらに、その後改築計画に基づきまして改築が進められると思いますけれども、こういう用地問題で建設が計画的に進まないと、こういうことがないように、いち早く計画的に努力をいただきたいと思います。 次に、定住交流センターについて、
一般質問から何回も質問を申し上げておりますけれども、交流センターが本当に必要であるならば、その目的に向かってどんな建物を建てられようとも、これは賛成をいたします。しかし、そのことの影響や私どもの意見についてどうにも網羅をされてない感じがあるので、今日まで言ってまいりました。今答弁がありましたように、同施設程度に見られる商工関係の商工会館、農民関係の農協会館、勤労者関係の勤労福祉会館、こういったことについても、詳細影響調査が明らかでない、こういうことも明らかになりました。したがって、やっぱりあの地区にこのようなものができることによって既存施設が脅かされることは事実であります。この本議場においても申し上げておりますように、基里の公民館の建設、それから若葉小校区の建設、最近話題になっております鳥栖地区の公民館の建設、こういうものをぜひ計画的に一日も早く建設をしていただきまして、この交流センターがあるからそこを利用するというように、場当たり的な行政にならないようにぜひお願いしたいもんだと思います。 特に、基里地区については本議場においても申し上げておりますように、あの地区における地区民の悩みというものの中から旧基里中学校跡地に体育館をという方向が示されておりますし、一日も早くこの建設もしていただきたいと、このように御要望申し上げておきたいと思います。 したがって、今
建設部長の説明では何でもできるような多目的広場としても使えるような、そういう施設のようでありますけれども、やはり既存の住民に対する手厚い施策をしない限り、喜ばないと思うんです──喜ばないんじゃなくて、それが必要なことではないかと思います。だから、これ以上この問題をしておると、山下市政の中で一体将来に向かっての設備投資と既存の住民に対する投資をどのように考えておるかと、こういうことについても質問をいたしますと、さらに時間がかかりますので、やめますが、ひとつ誤りのなきよう市政執行をお願いしたいと思います。私も注目をしてみたいと思います。 この
議案審議に当たりまして、議運の正副委員長の御理解をいただいて、
議員各位の御協力をいただいてまいりましたけれども、あとの行事もつかえておるようでありますので、以上、要望を申し上げまして、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
○議長(
時津末男) 質疑を終わります。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第2 議案乙第21号 平成3年度鳥栖市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
○議長(
時津末男) 日程第2.議案第21号 平成3年度鳥栖市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第3 議案乙第22号 平成3年度鳥栖市
老人保健特別会計補正予算(第2号)
○議長(
時津末男) 日程第3.議案乙第22号 平成3年度鳥栖市
老人保健特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第4 議案乙第23号 平成3年度鳥栖市
下水道特別会計補正予算(第2号)
○議長(
時津末男) 日程第4.議案乙第23号 平成3年度鳥栖市
下水道特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第5 議案乙第24号 平成3年度鳥栖市
水道事業会計補正予算(第2号)
○議長(
時津末男) 日程第5.議案乙第24号 平成3年度鳥栖市
水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第6 議案甲第31号 鳥栖市職員の退職手当に関する条例の一部を改正す る条例
○議長(
時津末男) 日程第6.議案甲第31号 鳥栖市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第7 議案甲第32号 鳥栖市斎場条例の一部を改正する条例
○議長(
時津末男) 日程第7.議案甲第32号 鳥栖市斎場条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第8 議案甲第33号
鳥栖市営住宅条例の一部を改正する条例
○議長(
時津末男) 日程第8.議案甲第33号
鳥栖市営住宅条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第9 議案甲第34号 鳥栖市
非常勤消防団員に係る
退職報償金の支給に関 する条例の一部を改正する条例
○議長(
時津末男) 日程第9.議案甲第34号 鳥栖市
非常勤消防団員に係る
退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第10 議案甲第35号
奨励措置の適用について 議案甲第36号
奨励措置の適用について
○議長(
時津末男) 日程第10.議案甲第35号
奨励措置の適用について、及び議案甲第36号
奨励措置の適用についてを一括議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第11 議案甲第37号 市道路線の廃止及び認定について
○議長(
時津末男) 日程第11.議案甲第37号 市道路線の廃止及び認定についてを議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第12 議案甲第38号 鳥栖市の区域内の町及び字の区域の変更について
○議長(
時津末男) 日程第12.議案甲第38号 鳥栖市の区域内の町及び字の区域の変更についてを議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第13 議案甲第39号 財産(パソコン)の取得について
○議長(
時津末男) 日程第13. 議案甲第39号 財産(パソコン)の取得についてを議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 お諮りいたします。以上14議案については、
委員会付託表のとおり付託したいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって14議案については、
委員会付託表のとおり付託することに決しました。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第14 議案乙第25号 平成2年度鳥栖市
水道事業会計決算認定について
○議長(
時津末男) 日程第14.議案乙第25号 平成2年度鳥栖市
水道事業会計決算認定についてを議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。 お諮りいたします。本決算は10人の委員をもって構成する
水道事業会計決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査に付することにしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって本決算は10人の委員をもって構成する
水道事業会計決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査に付することに決しました。 お諮りいたします。ただいま設置されました
水道事業会計決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、松隈成一議員、松雪幸雄議員、久保不可二議員、園田泰郎議員、山本亥津男議員、甲木應議員、黒田攻議員、藤井良雄議員、牛嶋博明議員、今村清議員、以上10名を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました10人の諸君を
水道事業会計決算特別委員会の委員に選任することに決しました。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
△日程第15 議案甲第41号 鳥栖市
職員定数条例の一部を改正する条例
○議長(
時津末男) 日程第15.議案甲第41号 鳥栖市
職員定数条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。山下市長。 〔山下市長登壇〕
◎市長(山下英雄) 提案理由の説明をいたします。 本日、ここに提案いたしました追加議案について、提案理由を申し上げます。 今日、国際化、高齢化、情報化が急速に進展している社会情勢において、行政需要は、複雑、多様化している一方で、その量も増大しております。 このような中で、本市においては、山積している大型事業を積極的に推進していく体制づくりが急務であり、また、新たな行政課題に対しても迅速かつ的確な対応が求められております。 これらの実現に向けて、本市の機構や要員配置を見直すとともに、緊急かつ重要な施策を担当する部課の強化を図ることが必要であると考え、このたび、職員の定数増をお願いいたしたところでございます。 職員定数の大幅な増加が困難な状況下ではありますが、事務事業の省力化及び効率化を図りながら最小限度の職員数に努めてまいりたいと考えておりますので、何とぞよろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 以上です。よろしくお願いします。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
○議長(
時津末男) 暫時休憩いたします。 午後4時9分休憩 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 午後5時10分開議
○議長(
時津末男) 再開いたします。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
○議長(
時津末男) 休憩前に引き続き
議案審議を続行いたします。 議案甲第41号について、質疑を行います。天本議員。 〔天本議員登壇〕
◆議員(天本浅雄) 天本でございます。ただいま議題となっております定数増問題について、少し質問をさせていただきたいと思います。 と申しますのも、この問題については極めて重要な問題でございます。市長演告を拝見をいたしました。さらっとこう流されておりますけれども、やはり議会がチェック機関としてその機能を果たさなければならないという立場から質問をさせていただきたいと思います。 近年、地方公共団体の減量化が叫ばれてきております。したがいまして、既存の制度とか組織、施策等を見直して簡素化、効率化を図り、行政の肥大化を防止しなければならない。そしてまた、健全財政をも維持しつつ、しかも、当面する高齢化社会とか高度社会等に多様化する本市の行政需要にも対応しなければならない。そして、活力ある地域社会を創造するとともに、市民福祉の増進にも図っていくことが行政に課された大きな課題であろうと私は信ずるわけでございます。 このような情勢にある時期に、演告では最小限度の職員数に努めてまいりたいと、こうございますが、私から見れば、かつてない大幅な定数増の提案がなされておると思っております。その必要性の基本的な理由についてまずお尋ねをしておきたいと思います。 2番目といたしまして、大型事業を推進するために当たって、本市の財政事情等将来に対して危惧の念がございます。本議会でもいろいろ論議がなされておりますが、財政見通し等について十分検討がなされておるのかどうか、これが第2点です。 そして、この定数増が可決されれば、当然定数増に伴う人件費の増加があると思いますが、これに対する財政に及ぼす見通し等はいかがでしょうか。 ちなみに、57年の本でございましたけれども、職員の1人当たりの生涯賃金といいますか、大体1億 6,000万円ぐらいであろうと。現在では2億円前後するではなかろうかと、このようにも聞いております。そうなりますと、非常に今後その人件費の増加が見込まれるわけでございます。そういう立場から質問をいたしておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 それから4番目に、県内7市の人口と職員数はどのようになっておるのか。1人当たりの市民の担当するそれで割りますと、佐賀市あたりは市営バスでございますとか、現業がたくさんありますから、一概には対比できないと思いますけれども、しかし、この際お尋ねをしておきたいと思います。 それから5番目に、県内7市におけるラスパイレス、国家公務員給与の平均給与額を100として、地方公務員の平均給与を算定した指数がその職員の給与を見る場合に大事な指数でございますが、それはどのようになっておるのかお尋ねをしておきたいと思います。 それから、事務改善がなされようとしておると聞いております。特に、OA化といいますか、オンライン、これはいつごろでき得るのか。そしてまた、オンライン導入に伴う職員の減員と申しますか、省力化といいますか、どのような期待をなされておるのか。事務の効率化、省力化がどのように考えられておるのか、ひとつお尋ねをしておきたいと思います。 それから、提案理由の中にもございますが、行政機構の見直しの考え方があるようでございます。それについてはどのようなお考えなのか、お尋ねをしておきたいと思います。 それから、申せばいろいろございますが、3部局の定数増が明らかになりました。その具体的な理由がおわかりでありましたら、ひとつこの際お尋ねをしておきたいと思います。 過去に御案内のとおり、行政改革という世論にこたえるために、定員の不補充でございますとか、いろんな意味で一生懸命努力をなされたことも記憶に新たにするわけでございます。そういう立場から御質問を申し上げておりますので、よろしく御答弁を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
時津末男) 松隈助役。 〔松隈助役登壇〕
◎助役(松隈之夫) ただいまの天本議員の七つ、八つにわたる御質問に対しましてお答え申し上げたいと思っております。 1点は、今回定数増の基本的な理由はと、こういう御質問でございます。これまで先ほども御指摘ございました、鳥栖市といたしましても、行政改革にこれまで取り組んできたわけでございます。これは既成概念にとらわれず、経営理念の導入もあわせて、新たな発想を持って見直すと、こういう観点から、昭和61年5月、取り組み大綱を定め、これに向かってこれまで努力してきたつもりでございます。 1点は事務事業の見直し、これにつきましては、部制の新しい制度の導入、これもやってきましたし、また、権限移譲もやってきました。そして、給与の適正化、これにつきましても、平成2年でございましたか、初任給アップの際、我が方は見送るということもいたしてきております。 さらには、人事管理の適正化、これにつきましても、研修その他で努力をやってきているつもりでございます。 さらには、民間委託、OA化、事務改革の推進と、これにつきましても、例えば、社会福祉会館の管理委託ということもございましたし、ワープロ、パソコンの導入もいたしてきたということでございます。そういう努力をやってきましたが、今日の行政需要、大変複雑多様化し、高度な行政対応が求められておるという状況にあるわけでございます。そういう中にあって、我が市は大型事業が山積いたしております。その実現に向けて積極的に推進してきておるわけでございますけど、定数の問題もございまして、現時点では
関係機関よりの職員の執行ということも、現実ぎりぎりのところをさせていただいております。そういう中にあって、新しく
文化財調査でありますとか、図書館の新築、そういう面での専門職の不足ということを来しましたし、先ほど申しておりますように、プロジェクトの推進に当たりましては、用地買収職員、そして技術職員、この不足が歴然としておるわけでございます。 全体的な職員定数の大幅な増加が困難であると承知いたしております。そういう中にあって、省力化、そして効率化、先ほど御指摘のとおり、そういうもろもろについては最大限の努力をやり、最小限の職員の数をお願いしたと、こういうことでございます。 それともう1点、財政の見通しでございます。これにつきましては、先般から市長も御答弁させていただいております。大きなプロジェクトがここに相次いでおります。そういう中にあって、多額の財源が必要とすると。しかも、これは長期に及ぶという観点から、長期の財政計画も別個定め、これまで進めてきたところでございます。 何と申しましても、市税が最も中心になる財源でございます。そういうことから、その見通しを立て、今日まで進めてきておるわけでございます。これも市長から御答弁申し上げましたように、大きなプロジェクトの推進、こういう中にあって、一般財源の所要額が今後は五、六年間を見てみると、約3億円から6億円程度と、こういうことを市長は申し上げました。そして一方、税収の伸び、過去の実績等から見て4%から7%と。この金額は3億円から5億円ということになるわけで、厳しい環境下にあるということは事実でございます。そういう中にあって、私たちといたしましても、税収増に努力しなければならないし、また、国、県の補助金の活用、これも進めてまいりますし、さらには基金の活用、そして事務事業の見直し、先ほど来申し上げている面から、節減、合理化に努めながら、財政の健全化に向け努力してまいりたいと、かように思っているところでございます。 それと、人件費のことでございます。先ほど御指摘ございました生涯賃金、かつては1億 6,000万円程度であったということでございます。私の方でも試算いたしますと、2億円を超すような現時点での数字でございます。このことは厳しく受けとめております。したがって、ここに提案申させていただいております26名ということになりますと、おのずと数字が出てくるわけでございます。これにつきましては、先ほど来申し上げております事務の合理化なり、そして効率化と、こういう中から最大限努力してまいりたいと思っているところでございます。 それと、4番目に7市の職員数の比較はということでございます。先ほど来御指摘ございましたとおり、市によってはそれぞれ事情が違いますが、ここに一応単純に比較いたしますということで見てみますと、鳥栖市が職員1人当たりの住民人口を割ってみますと、 121.6という数字になっております。これは7市のうちに最も多いと。逆に言えば、それだけ職員の数が少ないということになるわけです。一番数字が少ないのは多久市、1人当たりの住民が65.9ということですから、鳥栖市の約倍の職員と、人口の面から見るとそうなると。そして、多久市の次は伊万里市が83.1と、そして唐津が95.7と、先ほど御指摘のございました佐賀市が 103.6と、こういうことになっております。 この数字から見ますと、我が鳥栖市におきましては、まだ職員の数が足りないということにもなるかもしれませんが、いずれにしましても、この鳥栖市の特殊な事情、これは行政需要は大プロを中心とする極めて多い事業がここにあると、そういう意味から、本市はさらに他の市に比較し、需要が多くなってきたということは言えるのではなかろうかと思っているところでございます。 それと、ラスパイレスのことでございました。先ほど行政改革の中で、一部は努力すべきところはしたと申し上げておりますけど、結果的にはラスパイレスは私の方は高うなっております。7市の中でも高い方の部類になっております。ここに数字ございますけど、百六・何がしと、このような数字になっていることは事実でございます。 それと、事務改善についての御質問でございます。この事務改善につきましては、このたび平成3年に入ってからでございます、行政システム研究所、ここにまずもって行政改善につきますもろもろのコンサルをお願いいたしまして、これを受けて、我が方では事務処理改善委員会を設け、我が方でどう取り組んでいくかということを研究し、片やオンラインにつきましても、これは行政課題ということでここ数年来進めてきたということでございます。 この骨子を申し上げますと、まず、窓口事務の改善と、これを一つの項目に上げております。その中には窓口事務オンラインシステムの導入と、そして各課配置、特に市民ホール周辺の見直し、ここに一体化をしたいと、かように思っているところでございます。そして、大きな2番としては事務事業の改善、これは多量の提携事務の多い課にはパソコンを導入して事務処理の効率化を図りたいと、こういう趣旨でございます。 大きくはこの2点の考え方のもとに、ただいま目下進めてきていると、そういう中にありまして、今般、懸案でございました窓口オンラインシステムの導入につきましては、幸い組合との合意も相整いまして、平成4年度中には本番稼働できるとすると、こういうことで合意に達しまして、目下その準備を進めてきておると。したがって、先ほど申しております窓口オンラインということになりますと、その庁舎の改築も必要になってきます。あわせてこの面は進めていきたいと思っております。 そういうことによりまして、先ほど御指摘ございますような事務の省力化、簡素化ということもあわせて進めてまいりたいと、かように思っているところでございます。 それと、7番目の御指摘でございます、御質問でございます行政機構の見直しという点でございます。これは先ほどからも申しておりますように、行政需要の多様化、複雑化、高度化ということに伴う行政の対応、これが求められておると、こういうことでございますから、ただいま目下窓口オンライン、そして定数の増員、そして、この行政機構の見直し、これを3点セットとして今準備をしているということでございます。 先ほど来申しておりますオンラインでありますとかOA機器の導入、こういうことを進めながら、全庁的に行政機構のあり方について検討を進めておるということが現状でございます。 それと、3部局での定数増の理由はと御質問でございます。今回、参考資料にもお示ししておりますように、市長部局10人、
教育委員会12名、そして水道部局4名と、合わせて26人と、これまでに数少ない増員の例でございますけど、あえてこうしてさせていただいたということでございますが、その理由は、まず、市長部局10人という具体的な内容でございます。 一つは、大きなプロジェクトに対する対応ということの一つ、物流ネットワークが動き出そうとしております。これに対する対応が一つございます。それと、大きなプロジェクトに伴う用地取得の事務、これが大変増高しております、それに対する対応。そしてもう1点は、技術者の対応でございます。現在ぎりぎりそれぞれの周辺の市町村からの協力を得まして、技術者の派遣をたくさんいただいております。福岡でありますとかJRでありますとか、協力できていただく面があれば、私たちもそれこそ恥を忍んでやっておるような現状でございます。そういうぎりぎりのところをやってきました。そういういずれ派遣の打ち切りとかいうこともあるわけで、また、現実不足しておるということに対する対応、こういうことで市長部局10名と、こういうことになっております。 それと、
教育委員会でございますが、1点は公共事業に伴う開発でありますとか、民間開発に伴う
文化財調査員、この事務量の増大ということに対する対応でございます。現実、私の方は今嘱託ということでお願いしております。この増員ということが1点。 それと、ただいま議会にもいろいろお諮りしながら進めております図書館の建設、これにつきましても、来年4月供用開始ということでございます。図書館の運営するに当たっての人は10名を超す数になっております。ただし、私たちもできるだけ切り詰めまして、正式職員はその一部としたいと思っております。そういう中でのこの定員増ということでございます。そういう面から
教育委員会で12名。 そして、水道部でございます。これにつきましては、今回、拡張工事を進めております。それに対する対応、特に技術者職員の不足ということがございます。それともう1点は、浄水場の水質検査委員ということがどうしても必要でございます。もちろん、やれる分につきましては嘱託ということで補ってはきておりますが、この水質検査につきましては、直接職員が必要だということでございます。そういうこともあわせてここに4名ということをお願いしておると、こういうことでございます。 この26名の採用に当たりましては、私たちといたしましても、安易に補充するということでなく、できる限り慎重に、しかも、計画的に辛抱すべきところは辛抱しと、こういうことで対処してまいりたいと、かように思っておるところでございます。 いずれにしろ、一番最初御指摘ございました、行政改革というこの大きな柱については、私たちも行政の大きな課題と思っております。これにはもちろん、その推進には進めてまいりますが、片や現時点では現定数の460名ではどうしても不足でございます。そういうことから、ここにあえてこの議会にお願いしたという経緯でございます。どうかよろしく御理解のほどをお願い申し上げたいと思います。 それと、先ほど私の説明の中にラスパイレスを百六・何がしと申し上げましたが、訂正させていただきます。平成2年度で 105.6と、こうさせていただきたいと思います。まことに申しわけございません。訂正させていただきたいと思います。 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(
時津末男) 天本議員。 〔天本議員登壇〕
◆議員(天本浅雄) 助役の方から大体私の思っている質問に対し、御答弁をいただきました。ありがとうございました。こういう時間でございますから、くどくどは申し上げません。がしかし、助役、ひとつ県の御在籍のときは県の地方課の課長としてこの行政改革にばしばし取り組まれたやに聞いております。どうかそのことはぜひ忘れないでいただきたい。そして、先ほど申されますように、省力化を図りながら、何と申しましても、先ほど来申し上げますように、やはり市民の血税でございますから、そういう重い立場に立って行政、そして財政計画を進めていただきたいと、かように要望しておきたいと思います。がしかし、この定数増については、やはり市民の理解と協力を得なければならないと思います。したがいまして、この提案に対しての市長の御見解、そういうものがございましたらお尋ねをしておきたいと思います。 なおかつ、先ほど来、助役の答弁の中にございました、61年度の策定の行政改革の大綱といいますか、そういうものを私も承知をいたしております。例えば、その中の内容をずっと申し上げても結構ですが、時間がございませんので申し上げませんけれども、職員の給与の口座振り込みひとつできておりません。そういう問題もひとつ省力化のために、事務合理化のために、特段の御配慮と、そして、これからもなお進むであろう行政需要に万全の対策をぜひぜひおとりくださるようお願いしながら、終わります。
○議長(
時津末男) 山下市長。 〔山下市長登壇〕
◎市長(山下英雄) 天本議員の質問にお答えをいたします。 皆様御承知のとおり、経済の動き、あるいは産業の発展、社会基盤の整備等、社会全体の変化は目覚ましいものがございます。あわせまして、私たち地方公共団体を取り巻く環境にも大きく波及をしておりまして、さらに、本市の21世紀へ向けての展望というものは壮大過ぎるのではないかという見方もございますけれども、その実現に向けまして、取り組みが現在進められつつあると、そういう状況下にございます。 21世紀を目指した本市の計画を実現するには、単に行政サイドだけで進められるものではございません。御指摘もいただきましたけれども、皆様議会と行政、そして市民の皆さん、三者が一丸となった強力な体制が望まれると、かように考えているわけでございます。 今回の定数条例改正に際しましては、助役からも答弁いたしましたけれども、財政的見きわめを重視をいたしまして、そして、機構の見直し、窓口オンラインシステム導入等、事務の簡素化、効率化、並びに省力化を最大限取り入れることによりまして、最少の人員で最大の効果をと考えているところでございます。議会の皆様方の御理解を得るはもちろん、広く市民の皆さんの御理解が得られるよう努力をしたいと考えております。 今後も適切な定員管理に努めながら、職員の採用に当たりましては十分配慮し、各施策の推進に努めたいと考えております。御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 先ほど来御指摘をいただいておりますように、本条例改正は極めて重要な内容を持つものでございます。委員会審議等を含め、より具体的な御意見を執行部の方にも御反映いただきまして、よろしく御指導のほどお願いいたします。 御意見の中に出ておりますいろいろな問題につきまして、真摯に受けとめて執行に当たってまいりたいと思っております。市長の決意ということでは若干言葉足らずの点があるかもわかりませんが、かいつまんで申し上げました。よろしく御理解のほど、そして、よろしく御協力のほどお願いいたします。 以上です。
○議長(
時津末男) 黒田議員。 〔黒田議員登壇〕
◆議員(黒田攻) 市政会の黒田です。先ほど天本議員の方から7項目にわたってるる説明された中で、ほとんど質問する点については御回答いただいているんですが、二、三点どうしてもまだ不透明といいますか、理解できない部分がありますので、御質問をさせていただきます部分と、要望の部分がございますが、まず初めに、今回の条例改正に伴う増員につきましては、
議員各位もそうでしょうけど、非常に市民の関心の高い事項であります。特に、市内の企業にとっても、昨今人事の問題、人の問題、採用の問題について、また、給与の問題、あらゆる問題について非常に市役所の行革と同時に、やっぱり企業内でもいろんな形で改革をやって、人員の省力化とか、技術の高度化ということで努力をしているわけです。しかし、今回の市の職員の増を見ますと、具体的に我々に示されている資料がほとんどなく、先般、この市長の演告の説明の中に機構の改革とか要員配置を明らかに見直すと、ここに明確に書いてあります。そういう具体的なものが我々も、私も民間会社20年おって人事関係も少しやりましたけど、こういう機構改革とか要員配置をぴしっとして、今般出された26人の増員計画が出されるわけですが、先ほどの説明ではただ御理解をいただきたいということで立派にやりますからということですけれども、我々からすれば、非常に納得しがたいし、また、これを市民の皆さんからどういうことだというようなことで聞かれた場合、ただ単純に大型プロジェクトの事業推進が必要だとか、住民サービスをより充実させるためだとかいうことではやはり現実には納得できないということでございますので、やはりこの辺の、これは民間会社では当然やるわけです。この機構改革、要員配置をぴしっとして、こことここが足りないんだとか、そういうものをやるわけです。そういう意味でひとつぜひその辺の具体的なデータなり資料があれば御説明、また、これは委員会の付託事項にもなりますから、そういう面でも他議員の人にもわかりやすいような資料をぜひいただきたいと。 先般、前の先輩の議員の話を聞きますと、この増員におきましても、常に事業の省力化とか効率化とか言われながら、現実にそれをやっても、余り影響がないというようなことをお聞きしております。そういう意味でも、やはりこの増員についてはいろんな意味で、ある面では必要ということは認識はしますけれども、ただ、やはり市内の企業とか民間団体とか、そういう企業にとっては非常にそれなりの省力化とか人員とか、そういうものを努力して非常に苦労しております。賃金においても、休日にしても、やはり市の職員に対してもうらやましいと。市の職員の募集があるときは、まず私のところに何人でも市に今度試験ば受けるけん紹介してくれ、紹介してくれというのがよくあります。そういう話が来るわけですけれども、やはり市に対するそういう甘い見方もあるわけですが、そういう形でですね、やはり庁内において行革の中で、非常にそれなりの先ほどの説明で市長の話でも努力はされているという評価はいたしますが、やはりそういう意味でも、本当に適正要員配置がされているのか、本当に機構改革をどこまでやって将来の人員計画、3年、5年、また、これから大型プロジェクトが具体化すると、もっと人員計画というのが何かふえそうな気がして、先ほどの天本議員の質問ではないですけど、本当に財政計画は大丈夫だろうかという心配があります。 それから、やはり現在非常に庁内にはアルバイトとか嘱託員の方がいっぱいおられるわけですが、そういう実態ですね、その市の職員の仕事の分担と、アルバイト、嘱託員と、あるときには何かアルバイト、嘱託員の方の仕事の方が大変だと、先ほど嘱託員をふやして、できるだけ正職員の方は入れないというような形をとられましたけれども、やはりこの嘱託、アルバイトの人もやはり一緒に働く人ですから、現実に市の職員たちとの差を現在どういうふうな形でされているのか。また、現在の実態はどうなっているのか、わかる範囲でお知らせいただければと思います。 それから、採用に当たってですが、最近やはり職員の質の問題、職員研修、いろいろ問われております。今回の採用に当たっても、特に技術職員というのは非常に集まりにくい。だからと言ってだれでもいいというわけにもいかないということで、これは中途採用、いろいろ出てくると思います。そういう形で、やはり質の問題が非常に問われてきます。今後、市の職員の中で、確かに初級、中級、国家公務員の採用の仕方がありますが、やはり民間レベルで最近学歴でいくのか、能力でいくのか、質でいくのか、いろんな形があると思います。やはりそういう意味で、採用の試験の内容とか、そういうものもやはり市民に愛されるような職員、市長が常々、先ほども言われましたように、やはり住民サービスに伴う立派な職員を入れるためにも、ただ単に学力とか能力だけじゃなくて、その性質とか、今いろんな形で採用が行われております。現実にソニーなんかはもう試験を受けるとき、履歴書に学歴とかそういう一切抜きで平等に試験をやって、本当にいい人を採用していくというような採用の仕方もあります。 いずれにしましても、その採用の試験の方法についてもですね、やはりこれから非常に大切な要綱になってくると思います。いずれにしましても、今回の増員計画につきましては、まだまだ私ども言う我々の手元に具体的な資料がないということで、現時点で検討しようもないということが本音でございますが、その点についてお尋ねをして、質問を終わらせていただきます。
○議長(
時津末男) 松隈助役。 〔松隈助役登壇〕
◎助役(松隈之夫) 黒田議員の御質問の前段の機構見直し、配置の問題でございますが、私の方からお答えいたしたいと思います。 先ほど来申し上げておりますように、今回、大きなプロジェクトへの対応、新しい行政需要への対応ということで、ここに定数増をお願いすると申し上げました。これはまた、先ほど来申し上げておりますように、事務改善、オンラインということと機構の見直し、これは私たちは3点セットだと思っております。そういう中での機構改革のことでございますが、若干申し上げますと、まずもって部制を導入したということがその柱になるわけでございます。そして、その中をただいまいろいろと見直しをやっております。 一つは民生部関係でございます。民生部関係で、健康保険と国民年金、これにつきましては一体化すべきだという観点からの見直し、これを1点させていただいておりますし、保健センター、新しくおかげさんででき上がりました。これに対する管理、指導ということを強化したいと、これが1点でございます。それと、
福祉事務所関係で、高齢者対策、これにつきましては、特に高齢化社会への対応ということで重視していきたい。そして、経済部には物流対策、先ほど来申し上げております、この充実を図っていきたいと。そして建設部におきましては、先ほど来申し上げております用地取得、これに対する組織を見直したいと。そして、技術員の導入を図りたいと、こう申し上げているところでございます。それと、
教育委員会でございます。学校教育課を新設したい。これも県の指導等もございまして、本来の姿にしたいと、こう思っているところでございます。 それと、社会教育課にはいろいろこの議会でも御指摘ございました、生涯教育に対する対応、この辺のことも考えてまいりたい。そして、文化振興につきましても、いろいろと御議論いただいております。特に、図書館もでき上がります。そういう意味からも、文化振興につきまして重視していきたい。 こういう点が特に今回の機構の見直しという点でございますが、いずれにいたしましても、今回御審議いただきます委員会での際は、可能な資料につきましては配付させていただきたいと、かように思っているところでございます。 それと、ただいまアルバイト、嘱託員のことにつきましては、担当部長から答弁させていただきたいと思います。 以上、私の方からの答弁といたします。
○議長(
時津末男) 天本
総務部長。 〔天本
総務部長登壇〕
◎
総務部長(天本晃) 黒田議員の御質問にお答えを申し上げます。 臨時職員、並びに嘱託職員の採用等についてでございますが、やはり事業課におきましては、非常に事務量等も多くなりまして、今日臨時職員の方々をお願いをいたしておるところでございます。また、嘱託職員等につきましても、現在、老人センター及びとりごえ荘等にお願いをして、現在の数といたしましては、嘱託職員は39名と、こういうところでございます。 次に、優秀な人材ということでの採用問題でございますけれども、本市におきましては、昭和63年度の採用試験から単独実施することにいたしておりまして、試験実施時期を早め、平成2年度採用試験から一般事務、土木技術者に限っては受験資格の居住制限を廃止して、より優秀な人材確保に努めてまいったところでございます。今後は試験実施時期等をさらに早めたり、市外への周知を工夫するなどによりまして、一層の優秀な人材確保に努めてまいりたいと、このように考えておるところでございます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(
時津末男) 質疑を終わります。 お諮りいたします。議案甲第41号につきましては、
委員会付託表のとおり付託することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって議案甲第41号は、
委員会付託表のとおり付託することに決しました。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
○議長(
時津末男) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 午後5時52分散会...