平成 3年 6月
定例会1
出席議員氏名及び
議席番号 議 長 時 津 末 男 15 番 德 渕 謹 次 1 番 野 田 ヨシエ 16 番 篠 原 覚 2 番 平 川 忠 邦 17 番 松 雪 幸 雄 3 番 原 康 彦 18 番 伊 東 主 夫 4 番 永 渕 一 郎 19 番 緒 方 勝 一 5 番 黒 田 攻 21 番 平 塚 元 6 番 佐 藤 正 剛 22 番 中 村 直 人 7 番 宮 地 英 純 23 番 藤 井 良 雄 8 番 山 本
亥津男 24 番 天 本 浅 雄 9 番 今 村 清 25 番 小 田 一 男 10 番 姉 川 清 之 26 番 松 隈 成 一 11 番 牛 嶋 博 明 28 番 久 保 不可二 12 番 甲 木 應 29 番 宮 原 久 13 番 園 田 泰 郎 30 番 本 村 松 次 14 番 岡 恒 美2
欠席議員氏名及び
議席番号 27 番 塚 本 善 人3
地方自治法第 121条による
説明員氏名 市 長 山 下 英 雄
民生部長 塚 本 昌 則 助 役 松 隈 幸 哉 〃
次長 石 丸 眞 澄
収入役 真 谷 信 一
経済部長 柿 内 正 弘
総務部長 天 本 晃 〃
次長 福 永 静 雄 〃
次長 樋 口 邦 雄
財政課長 野 田 忠 征
建設部長 石 井 弘 明 〃
次長 内 田 豊
水道事業 管理者 松 尾 義 昭
教育委員長 松 隈 之 夫
教育次長 西 依 五 夫
教育長 柴 田 正 雄4
議会事務局職員氏名 事務局長 小 林 成 臣 書 記 林 吉 治 次 長 兼
庶務係長 高 尾 義 彰 書 記 熊 田 吉 孝
議事係長 石 丸 賢 治5
議事日程 日程第1
会期決定 日程第2
会議録署名議員指名 日程第3 諸
報告 日程第4
議案甲第19
号~議案甲第28号
議案乙第13
号~議案乙第19号 〔
提案理由説明〕 開会 午前10時
開議
○
議長(
時津末男) おはようございます。これより
平成3年6月
定例会を開会いたします。 直ちに本日の
会議を開きます。
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△
日程第1 会 期 決 定
○
議長(
時津末男)
日程第1.
会期決定の件を
議題といたします。 お諮りいたします。
今期定例会の
会期は、本日から6月20日までの18日間といたしたいと思います。これに御
異議ございませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕 御
異議なしと認めます。よって
今期定例会の
会期は、本日から6月20日までの18日間と決定いたしました。
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△
日程第2
会議録署名議員指名
○
議長(
時津末男)
日程第2.
会議録署名議員の
指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第116条の規定により、
議長において
今村清議員、
中村直人議員を
指名いたします。
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△
日程第3 諸 報 告
○
議長(
時津末男)
日程第3.諸
報告につきましては、お手元に印刷物を配付いたしておりますので、
説明を省略いたします。御了承のほどよろしくお願いいたします。
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△
日程第4
議案甲第19号
鳥栖市
監査委員に関する
条例の一部を改正する
条例 議案甲第20号
鳥栖市
非常勤特別職の報酬及び
費用弁償に関する
条例の一部を改正する
条例 議案甲第21号
鳥栖市
税条例の一部を改正する
条例 議案甲第22号
鳥栖市
特別会計条例の一部を改正する
条例 議案甲第23号
鳥栖市
建築協定に関する
条例 議案甲第24号
鳥栖市立小、
中学校設置条例の一部を改正する
条例 議案甲第25号
建設工事委託に関する
基本協定の締結について
議案甲第26号
スポーツ都市宣言について
議案甲第27号
専決処分事項の
承認について
議案甲第28号
専決処分事項の
承認について
議案乙第13号
平成3
年度鳥栖市
一般会計補正予算(第2号)
議案乙第14号
平成3
年度鳥栖市
老人保健特別会計補正予算(第1号)
議案乙第15号
平成3
年度鳥栖市
下水道特別会計補正予算(第1号)
議案乙第16号
平成3
年度鳥栖市
農業集落排水特別会計予算 議案乙第17号
平成3
年度鳥栖市
水道事業会計補正予算(第1号)
議案乙第18号
専決処分事項の
承認について
議案乙第19号
専決処分事項の
承認について
○
議長(
時津末男)
日程第4.
議案甲第19号から
議案甲第28号まで及び
議案乙第13号から
議案乙第19号まで、以上17
議案を
一括議題といたします。
一括提案理由の
説明を求めます。
山下市長。 〔
山下市長登壇〕
◎
市長(
山下英雄) おはようございます。
提案理由の
説明をいたします。 本日、ここに6月
市議会定例会を招集いたしまして、当面する諸案件について御
審議をお願いすることといたしました。 提案いたしました
議案のうち、
議案乙第13号
平成3
年度鳥栖市
一般会計補正予算(第2号)について、その
概要を申し上げます。 今回の
補正予算の編成に当たりましては、
公共事業のうち、国、県の
補助の
内示に伴うもの及び緊急を要する
事業等を
主体に
補正いたしました。
補正予算の
総額は、
歳入歳出とも、それぞれ8億 4,207万 8,000円でございまして、これを
既決予算と合わせますと、本
年度の
予算総額は、127億 2,697万 2,000円となります。 以下、
補正予算の主なものについて申し上げます。 まず、
民生費について申し上げます。
老人福祉につきましては、急速に
高齢化社会へと進む中で、国においては、「
高齢者保健福祉推進10ヵ年戦略」が進められており、
本市におきましてもその
一環として
在宅介護に関する相談、援助を行うための「
在宅介護支援センター」
設置について検討してまいりましたが、県とも協議が整いましたので、今回、「真心の園」に委託し、
老人介護に関する
支援を行うこととし、その運営に要する
経費を計上いたしました。 また、
高齢者の方々のこれまでの豊かな経験と
知識、
技能を生かし、健康でかつ
生きがいを持って
各種の
社会活動を行うことを
目的とした「
高齢者の
生きがいと
健康づくり推進モデル事業」を県の指定を受けて取り組むこととし、
所要の
経費を計上いたしました。 本
事業は、市内の
老人クラブが
中心となって生涯
学習、
各種施設訪問、
社会環境美化など、もろもろの
活動を行い、
高齢者が明るい
健康社会を築いていくことを
目的といたしております。 次に、
衛生費について申し上げます。
ごみの
減量化及び
適正処理対策が全国的な
課題となっておりますが、
本市もその例外ではなく、
ごみ量は年々
増加の傾向にありますので、
ごみの
減量化、再
利用等に
本市といたしましても積極的に取り組むことといたしました。 今回その
一環として、家庭における生
ごみ排出減量化を図るため生
ごみ堆肥化容器の
設置を
推進することとし、その
購入費の一部を助成することといたしました。 これを初めとし、今後とも
市民の皆様の御協力を得て、
ごみ減量化、さらには
再生利用についての
意識高揚を図りながら、
ごみ対策に努めてまいる
所存であります。 次に、
農林水産業費について申し上げます。 近年、
農村は
過疎化、
高齢化により、
農業担い手が不足し、
地域農政における
課題となっておりますが、他方、
都市部では住民の
自然ふるさと志向も
増加しつつあります。このような
現状を踏まえ、国におきましては、
平成2
年度から
地域固有の
農村景観を維持した
文化性の高い
農村社会の
建設を図ることで、
農業農村活性化農業構造改善事業を
推進されております。
本市といたしましても、新
農業構造改善事業の
補完事業として、その中の一
事業である
地域効用促進型事業に取り組むことといたしました。 この
事業は、恵まれた
自然環境を生かし、さらに
レジャー型農業等を
中心に、
観光的要素を取り入れた
滞在型農園施設を
建設するもので、この
施設の
活用により、
都市居住者と
農家との交流を
推進し、
地域農業活性化を図るものであります。 本
年度は、
事業計画樹立のための
調査に要する
経費を計上いたしました。
農業後継者問題につきましては、
本市におきましても
高齢化が進み、
中核的担い手、
農業後継者が不足している
現状であります。 その
対策として、
都市近郊型農業で成果を上げている福岡県朝倉、
山門地方の
農家及びその
指導者と
本市の新
農業経営者クラブ会員及び
集落の
中核農家との
情報交換、
後継者の
相互研さんを行い、
地域のリーダー、
後継者の
育成を図ることとし、これに要する
経費を計上いたしました。 また、昨
年度から取り組んでおります水と緑の
森林づくり事業につきましては、本
年度は御手洗の滝から石谷山を経て、
九州自然歩道までの
延長3キロメートル、
幅員12メートルの遊歩道を
整備することとし、今回、 1,500万円を計上いたしました。 次に、
土地改良総合整備事業につきましては、
地域の実情に応じて、総合的に
畑作振興や水田の
汎用化による
農業県営の
安定化を図ることを
目的に、高田、安楽寺町を
主体に、
鳥栖第2
地区約120ヘクタールの
区域を対象として、
用排水分離事業に取り組むことといたしました。 この
事業の
推進につきましては、
事業計画を2ヵ年で策定し、実施したいと考えております。本
年度は、
測量調査等を実施することとし、これに要する
経費を計上いたしました。 次に、
商工費について申し上げます。
物流ネットワークシティー構想につきましては、
平成元
年度推進調査、
平成2
年度に
基本計画策定を行ってきたところでありますが、このプロジェクトが
民間活力の
活用を図ることとしているため、
参加企業のニーズを把握するとともに、
企業の
知識、
技能を生かしていくことが必要と考えられます。 このため、
平成3
年度におきましては、昨
年度策定した
基本計画をもとに、
企業を含めた
研究会を
設置し、検討を加え、
事業実施計画を策定することとし、
調査費総額 4,861万 6,000円のうち、
市負担分の委託料として 2,500万円を計上いたしました。 次に、
土木費について申し上げます。
市民の
日常生活に密着した市道の
維持管理につきましては、
生活環境の
改善と交通安全の確保を図るため、
所要の
経費を
補正いたしました。 今回、
道路新設改良事業である中川原1号線が
住宅宅地関連公共施設整備促進事業として
新規に
補助の
採択を受けました。本路線は、加藤田町から
神辺~河内線を結ぶ
延長455メートル、
幅員10メートルを
整備するもので、本
年度は
測量設計委託及び
用地取得を行うこととし、 6,000万円を計上いたしました。
都市計画事業のうち、
公園事業につきましては、
中央公園整備事業が国の
新規採択を受けましたので、 5,100万円を計上し、
用地取得を行うことといたしました。 また、
鳥栖北部丘陵新
都市開発整備事業関連の
田代公園及び東公園についても
住宅宅地関連公共施設整備促進事業として国の
内示を受けましたので、
補助事業として追加計上いたしました。 次に、
教育費について申し上げます。
鳥栖北小学校建設につきましては、
平成5年9月開校を目標に鋭意努力を行い、現在
仮設校舎の
建設に取り組んでおりますが、夏休み以降に本
校舎の解体及び
造成工事を行うこととし、これに要する
経費を計上いたしました。
工事期間中の
交通安全等については、
関係機関とも連携を図りながら、万全を期してまいる
所存であります。
鳥栖中学校につきましては、
校地面積が狭隘であるため、
土地開発公社で先行取得しました
用地を
運動広場として
整備することとし、 2,800万円を計上いたしました。 次に、
文化、芸術の
振興を図るため、毎年実施されております
文化祭もことし30回目を迎えることとなりました。 その
記念事業として、
ふるさと太鼓フェスティバルを初め、子供の絵画、
書道作品展及びテクノポリス・コンサートを特別企画し、毎年実施している
文化祭事業とあわせて実施されることとなり、これに要する
経費の一部として150万円を
補助することといたしました。 また、
少年、
少女派遣研修事業としての
少年の船については、
国際的感覚を養うため、韓国への
体験学習、また、
やまびこ研修団については、
本市と歴史的に
関係の深い対馬へとそれぞれ
派遣研修を行うこととなりましたので、
本市の次代を担う青
少年の
健全育成を図るため、その
経費の一部を助成することといたしました。 次に、
保健体育につきましては、
スポーツが
市民の心身の健全な発達に資するとともに、21世紀に向けた
スポーツ振興のため、「
スポーツ都市宣言」を行い、この
記念事業として
プロ野球名球会招致及び
クロスロード・スポーツレクリエーション祭を計画しておりますが、それぞれ
概要がまとまりましたので、今回、これに要する
経費を
補正いたしました。 また、
市民球場の
建設以来10年を経過し、補修とあわせ、
施設等の
整備を行うことといたしました。 以上、
補正予算の主なものについて申し上げましたが、
歳入のうち、
市税につきましては、
固定資産税の
調定等に伴い、
見込み額を計上し、国・
県支出金につきましては、
事業に伴う
補助金等について計上いたしました。
歳入の主なものといたしましては、 市 税 2億 2,800万 1,000円 国・
県支出金 1億 7,936万 7,000円
繰越金 1億円 市 債 2億 7,980万円などを計上いたしました。 次に、
議案乙第14号
平成3
年度鳥栖市
老人保健特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の
補正は、
平成2
年度の精算でありまして、
歳入については、前
年度からの
繰越金を計上し、その同額を
支払基金及び
国県への
返還金として
補正するものであります。 次に、
議案乙第15号
平成3
年度鳥栖市
下水道特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回、
住宅宅地関連公共施設整備促進事業として 3,000万円の
内示がありましたので、追加
補正いたしました。 また、
認可区域の
拡大等による
汚水量増加に対応するための
鳥栖市
浄化センター水処理施設の増設を本
年度から日本下
水道事業団に委託して着手する
予定でありますが、この
事業が
平成6
年度までの
工事となり、
建設工事委託に関する
基本協定を締結する必要があるため、
平成4
年度から
平成6
年度までの
事業費を
債務負担行為として計上いたしました。 次に、
議案乙第16号
平成3
年度鳥栖市
農業集落排水特別会計予算について申し上げます。
農業集落排水事業につきましては、国の
事業採択を受け、
飯田地区において
事業実施の運びとなりました。この
事業は、本
年度から
平成6
年度までの4ヵ年で
整備するものでありますが、その経理を
一般会計と区分することとなっておりますので、今回、
特別会計を
設置することといたしました。 本
年度の
事業計画といたしましては、
基本設計、
実施設計を進めるとともに、一部
工事にも着手する
予定であります。 次に、
議案乙第17号
平成3
年度鳥栖市
水道事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。
資本的支出として
排水管の
整備に伴う
建設改良費 2,095万円を追加計上し、その
収支不足額につきましては、
損益勘定留保資金等で補てんすることといたしました。 なお、その他の
議案につきましては、それぞれ
提案理由を記述いたしておりますので、
説明を省略させていただきます。 以上をもちまして、
提案理由の
説明を終わらせていただきますが、何とぞよろしく御
審議を賜りますようお願い申し上げます。 以上、終わります。
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○
議長(
時津末男) 以上で本日の
日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって
散会いたします。 午前10時16分
散会...