平成 3年 3月 定例会1
出席議員氏名及び議席番号 議 長 時 津 末 男 15 番 德 渕 謹 次 1 番 野 田 ヨシエ 16 番 篠 原 覚 2 番 平 川 忠 邦 17 番 松 雪 幸 雄 3 番 原 康 彦 18 番 伊 東 主 夫 4 番 永 渕 一 郎 19 番 緒 方 勝 一 5 番 黒 田 攻 21 番 平 塚 元 6 番 佐 藤 正 剛 22 番 中 村 直 人 7 番 宮 地 英 純 23 番 藤 井 良 雄 8 番 山 本 亥津男 24 番 天 本 浅 雄 9 番 今 村 清 25 番 小 田 一 男 10 番 姉 川 清 之 26 番 松 隈 成 一 11 番 牛 嶋 博 明 27 番 塚 本 善 人 12 番 甲 木 應 29 番 宮 原 久 13 番 園 田 泰 郎 30 番 本 村 松 次 14 番 岡 恒 美2
欠席議員氏名及び議席番号 28 番 久 保 不可二3 地方自治法第 121条による説明員氏名 市 長 山 下 英 雄 経済部長 柿 内 正 弘 助 役 松 隈 幸 哉 〃 次長 福 永 静 雄 収入役 真 谷 信 一 財政課長 野 田 忠 征 総務部長 天 本 晃 税務課長 井 手 一 彦 〃 次長 樋 口 邦 雄 保健課長 下 岸 和 智 建設部長 石 井 弘 明 生活環境課長 中 島 覚 之 〃 次長 内 田 豊 耕地課長 福 原 利 喜 民生部長 塚 本 昌 則 〃 次長 石 丸 眞 澄 教育委員長 松 隈 之 夫 教育次長 西 依 五 夫 教育長 柴 田 正 雄
社会教育課長 横 尾 猛 彦4
議会事務局職員氏名 事務局長 小 林 成 臣 書 記 林 吉 治 次 長 兼庶務係長 高 尾 義 彰 書 記 熊 田 吉 孝 議事係長 石 丸 賢 治5 議事日程 日程第1 議案乙第7号 平成3年度鳥栖市
一般会計予算 日程第2 議案乙第8号 平成3年度鳥栖市
国民健康保険特別会計予算 日程第3 議案乙第9号 平成3年度鳥栖市
老人保健特別会計予算 日程第4 議案乙第10号 平成3年度鳥栖市
下水道特別会計予算 日程第5 議案乙第11号 平成3年度鳥栖市
水道事業会計予算 日程第6 議案乙第12号 専決処分事項の承認について 日程第7 議案甲第3号 鳥栖市
用品調達基金設置条例の一部を改正する条例 日程第8 議案甲第4号 鳥栖市固定資産税及び都市計画税の納期変更の特例 に関する条例の一部を改正する条例 日程第9 議案甲第5号 鳥栖市
国民健康保険基金条例 日程第10 議案甲第6号 鳥栖市休日
救急医療センター設置条例の一部を改正する条例 日程第11 議案甲第7号 鳥栖市
保健センター条例 日程第12 議案甲第8号 鳥栖市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例 日程第13 議案甲第9号 鳥栖市
農業集落排水施設整備事業分担金徴収に関する条例 日程第14 議案甲第10号
鳥栖市営住宅条例の一部を改正する条例 日程第15 議案甲第11号 鳥栖市
体育施設条例の一部を改正する条例 日程第16 議案甲第12号 鳥栖市
職員定数条例の一部を改正する条例 議案甲第13号 鳥栖市
水道事業管理者の給与等条例 議案甲第14号 鳥栖市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例 日程第17 議案甲第15号 奨励措置の適用について 日程第18 議案甲第16号 財産(土地)の取得について 〔以上、質疑、委員会付託〕 日程追加 特別委員の辞任、定数の変更及び選任について 午前10時10分開議
○議長(時津末男) おはようございます。これより本日の会議を開きます。
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△日程第1 議案乙第7号 平成3年度鳥栖市
一般会計予算
○議長(時津末男) 日程第1.議案乙第7号 平成3年度鳥栖市
一般会計予算を議題といたします。 昨日の平塚議員の質疑に対する執行部の答弁を求めます。
柿内経済部長。 〔
柿内経済部長登壇〕
◎経済部長(柿内正弘) おわびを申し上げます。議長初め、議員の皆様に対しまして、長時間にわたり時間をおかりいたしましたことに対し、心から深くおわびを申し上げます。 平塚議員の質問にお答えする前に、2点ほどおわびを申し上げます。 まず第1点につきましては、今回、泉源掘削につきまして、私どもといたしましても初めての試みであり、掘ることのみに専念をいたしまして、それに伴う諸手だてについて適切さを欠いたことで御迷惑をおかけしましたことにつき、深くおわびを申し上げます。 また、1点につきましては、昨年9月議会において、
温泉利用基本構想の計画について、12月議会までに議会に提出することをお約束いたしておりましたが、私どもの不手際で今議会までに延びましたことに対し深くおわびを申し上げますとともに、近日中に議会の皆様にお渡しすることにいたします。大変申しわけございませんでした。何とぞお許しをお願い申し上げます。 平塚議員の質問にお答えをいたします。 質問の中で、今後の揚湯試験、温泉分析などの結果を踏まえ、湯量が確定次第、温泉審議会の認可を待って、まずとりごえ荘への給湯を行う所存でありますが、そのことについて給湯の計画、財産の整理等々についての御質問でございました。お答えいたします。 今後の泉源の進め方でありますが、県衛生研究所の温度及び泉質検査を受け、温泉として認定され、また湯量試験を行い、温泉審議会で
動力装置許可申請の審議を受けることになっております。その許可がおり次第、とりごえ荘へ給湯することとなりますが、
平塚議員お尋ねの温泉権の、泉源と申しますか、確保及び給湯計画が自治法上、問題を生じないかとのことでありますが、温泉に関する法律は温泉法だけで、その範囲と申しますか、目的としましては、温泉を掘削するため、許可、他の泉源との関係、くみ上げる動力の許可が主な目的となっております。したがいまして、温泉権の権利の確保等についてはその制約がなされておりませんし、温泉権は県の温泉台帳に登録することにより、公有財産としての権利が確保されることとなります。また、給湯条例等も
一般民間施設への給湯の事態が生じた段階で、先進市町村とも制定されているようであります。したがいまして、こうした手続なしでも当面とりごえ荘への給湯は
市長提案理由のとおり可能であります。今後、温泉の湯量、泉質等が確定した段階で、
コイン式給湯機、民間施設への給湯等考えられますので、十分研究し、対応してまいりたいと存じます。何とぞよろしくお願いします。 なお、泉源の顕示、位置づけ等についても今後十分研究をして、対処してまいりたいと考えます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(時津末男) 平塚議員。 〔
平塚議員登壇〕
◆議員(平塚元) ただいま御答弁をいただきました。実は、今議会の質疑の中にもいろいろありましたが、例えば、私は市長の各役職の兼務について多少表現がまずかったのではないかと思いますけれども、その市長答弁の最後に、経費がかからないようにするためにあたかも市長がその兼務をしているんだと、こういった評価がされながら、答弁があったように思います。これはこのような答弁を受けますと、例えば、2回で終わると、こういうふうに私も態度を表明いたしましたから、あえて反論はいたしませんでしたが、毎年度繰越金はどのような状態で推移をしてきたかと、毎年度億を超す繰り越しをやっておられる。議会は毎年度その執行を認めてきたと、こういうことからいたしますと、それほど市長として財源がないと、こういうことには相ならんのではないかと、側面そういう反発があります。 いま一つは、1人ができる範囲というのには限界があるのではないかと、経費が幾らかかっても、それが市民福祉の増進に寄与するとするならば、これはそこに踏ん切るべきじゃないか。それからもう一つあります。もう一つは、いかんせん、私どももそうでありますが、市長にいたしましても4年に1回の試練を受けます。そういったことからいたしますと、どうしてもその役職を受けざるを得ないと、こういうことからほかにもあると思いますけれども、そういったことから市長の職務というものはだんだん増大していくと、役職の数というのはふえてくる。恐らく市長として1期目のときよりも2期目の方が、例えば、市内のこともそうでしょうが、県内の市長会の仕事、この広域圏の仕事、さらには九州の仕事、西日本の仕事、全国的なそういう役職というのがだんだん増大をしてくることは必至であります。もちろん市を代表してそういうことの方はよりしていただきたい。したがって、私はそのままではいけないし、なぜ部長制に踏み切ったかと、市長にもっとゆとりを持って市政に携わっていただきたい。初代、2代、3代と続いた、そういう市長の姿を見るときに、議会としてどうしてもこの際、部制を引いて、さらに各部長に権限の委譲をゆだねて、ゆとりある執行姿勢というものを望んだからこうなったのではないかと思っておるんです。本当にそのときすぐ直ちに反論をしておるとすれば、市長はだれに向かって答弁したのかと、こんな気持ちでいっぱいでありました。 先般の大学問題に対する市長の答弁がありました。議場において市長から宿題をいただいたのは、今24年を迎えますが、初めてであります。それから何日たちましたか。例えば、特別委員会をどうぞ議会つくってください、議場で言うのは簡単なんです。ならば、その手続が執行部から今日まで議長に対してされたのかどうか。 構内権の問題もあります。例えば、最近は国際化という時代が叫ばれてまいりましたが、ずっと以前から駅の構内権というのは、一業者にのみゆだねられております。もう一つ発展をして市内の業者であるならば、どの方もどの駅でも利用できるような、そんなこと問題提起をしております。最近だんだん縮こまってきておるのではないか。 用地買収にしてもしかりであります。市役所の企画課、管財課というのがあるんです。管財課と各課の連携はどうなっておるのか、聞けば、鳥栖市江島町に何か用地買収が進められておるようであります。これは担当課はどこの課でしょうか、商工課でしょうか、ならば、商工課と市の管財はどんな連携をとっておるのか、行政課が用地買収に行く、ならば開発公社はなぜつくったのか、開発公社はどんな機能を働いているのか、行政各課は企画がまとめて、そしてそこで開発公社に依頼をして、開発公社の機能を働かすということで開発公社をつくったのではないかと、こんな気持ちがいたしておるのであります。 質問を申し上げましたこの泉源利用の問題については、利用計画について初めて今おわびがありました。予算のことについては触れられませんでした。ところが、市長演告には、先般、昨日申し上げたとおりやるというのであります。したがって、そういった言葉ではいろんなことが言えても、現実が最近伴わなくなってきておるのではないかという感を強くいたします。竹下さんが言った創生事業はまだ市民の手に触れてないのであります。私どもは一日も早く
ふるさと創生事業が取り組まれたならば、それを市民の目に触れ、もしくはさわっていただいて、感じていただいて実感としてあの泉源採掘というのについての評価をいただきたいと、このように思っております。ただいまの答弁では私は不満であります。私が言っておるのは、温泉法を問うているのではありません。例えば、答弁にありました給水可能であると、こうおっしゃるんです。地方自治法上大丈夫なのか、議論をしたい気持ちもあります。しかし、貴重な本会議でありますし、そんな議論をしようとは思いませんが、よりよく検討していただきまして、この問題については水資源があるように地下資源であります。地下資源は財産です。水資源も財産なんです。ところが、そんなことについては何ら触れられないし、私が聞きましたのは本会議場であったかどこであったかわかりません。長の政治姿勢はどこにいったのかと、こう問わざるを得ないと思います。議長において、議会の権威において本問題の処理をお願いしたいと思います。
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○議長(時津末男) 暫時休憩いたします。 午前10時24分休憩
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○議長(時津末男) 再開いたします。
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○議長(時津末男) 休憩前に引き続き議案審議を続行いたします。 執行部の答弁を求めます。山下市長。 〔
山下市長登壇〕
◎市長(山下英雄) 午前中、平塚議員から御質問いただいておりました事項についてお答えをいたします。 泉源開発の問題その他につきまして御意見を含む御質問がございました。私の方から総括的にお答えをいたします。 第1点の泉源開発につきましては、御指摘のとおり
ふるさと創生事業の目玉として多額の予算をつけていただきまして、取り組んでいる事業でございます。工事や諸手続の促進を図り、御意見にございましたように、市民の皆さん方に一日も早く利用していただけるよう、当面はとりごえ荘への試験的給湯を行いたいと考えております。何しろ初めての取り組みでもございましたし、予定が相当おくれましたことについては私の方からも率直におわびをしておきたいと思います。 第2点目、市長職以外の役職兼務の問題でございますけれども、このことにつきましては、日ごろ私自身考えていたことでもございますし、他市町村の実情等も参考にし、また、それぞれの団体なり、組織の意見なども聞きながら、できるところから解決をしてまいりたいと思っております。 第3点の特別委員会の件でございますが、この件につきましては、本議会の中で御質問にお答えする形で率直な御意見なり、要望を述べさせていただきました。今後は速やかに議長を通じまして、正式な要請を行いまして、議会サイドにおいての御検討をお願いしたいと考えております。 以上、3点についてのお答えを終わりたいと思います。よろしく御理解、御協力のほどお願いいたします。 終わります。
○議長(時津末男) 塚本議員。 〔
塚本議員登壇〕
◆議員(塚本善人) 塚本でございます。一、二点お尋ねをしておきたいと思います。こういう時間帯でございますので、簡略に要点だけ申し上げて、御答弁をお願いしたいと思います。 119ページの
物流ネットワークシティー事業実施計画策定委託料でございますが、 1,000円の頭出しでございます。このことについては今村議員の方からも質問がございました。また、計画等の策定、その他については本会議の中でも質問があったようでございますし、ただ私がここで申し上げたいのは、一昨年、平成元年の12月から2年の当初にかけて、各地区にそうであろうと目される地区に対しての説明がなされておりますし、移動がないようにとか、またはひょっと移動があるならば違うところにつくりますよとか、いろいろな問題提起がなされております。地元の方は非常に不安でどうなるものかと心配しておるところでございます。やはりこの問題が一番重要な問題ではなかろうかと、策定と同時に並行して進めなければならない問題ではなかろうかと思いますし、そういう問題に対して市の執行部としてはその買収の計画、そのやり方、この買収事務にどういうふうな手段でやられるのか、支給の手当はどのように考えておられるのか、また、買収は100ヘクタールというのは、地元では20ヘクタールずつぐらい何年かで買うていかれるげなばいというようなうわさもしきりでございます。そういうことになると、水利の問題、道路の問題、いろんな問題、農家は農地を点々と持っておりますし、やはり一遍に百姓もやめられないというような事情も出るかとも思いますし、そういうことと用地の決定されたならば、速やかに買収にかかられるようにお願いをしたい。そういうことについてどういうふうに考えておられるのか、その点をひとつお尋ねしておきたい。 それからもう一つ、私の考え方ですが、やはり農地法でも、または農協法でも10条の3項で規定がありますように、こういう売渡信託というような形で農協と手を組んで買収、農協に所有権を移してやられたらどうだろうかと、そして会社が来たときにそれを売り渡していくと、そういう方法はできないものかどうか、そういうものについて検討がなされておるかどうか、そのことをお聞きしたいと思います。 それから、180ページでございます。これは
保健体育関係でございますが、負担金補助及び交付金の中で
北部九州河川利用協会負担金の4万円でございます。これは前に私のところでございますが、河川敷の運動広場をつくるときに、この当時は
筑後川河川利用協会と名前があったと思います。そのとき5万円の負担金に加入しなければ、河川敷の利用ができないというようなことでございました。 私がここでお尋ねしたいのは、もう簡単に申し上げます。砂を採取、これは砂利組合と申しますか、私も正式な名前は存じませんけれども、もう去年の暮れから高田の橋の下ですね、千歳橋の下を二、三ヵ月かかったと、今度は水屋町の下の運動広場を使用しながら、砂採取をやっていると。私はこのことによって下野の井ぜきが以前崩れたというような、原因はそうではなかったかと、四、五年前のことでございます。非常に心配しておるわけでございます。今度も高田の町の下を砂取りをされたが、果たして高田の揚水機のあの沈床が崩れはしないかと、もちろん砂採取には上流、下流100メートルずつぐらいの採取ができないというような規制はありますけれども、やはり川の流れは非常に強いものがございます。あれが崩れはしないかと、そういうことに対しての市の対応はどうされておるのか。 それから、もう一つは、これは企業でございます。砂を売って相当な金もうけをされておるようでございます。この使用料は取られないのかどうか、この点はどう検討されておるか、その辺をお尋ねしておきたいと思います。 終わります。
○議長(時津末男)
柿内経済部長。 〔
柿内経済部長登壇〕
◎経済部長(柿内正弘) 塚本議員の御質問でございますが、
物流ネットワークシティーについて、場所決定後は早急なる買収となるが、その手法、資金計画等についてどうなのかと、その点についてお答えを申し上げます。
物流ネットワークシティーにつきましては、本会議でも一般質問でも述べてまいりましたけれども、現在第2回の策定委員会が終わりまして、物流、商業、観光といった面につきまして御論議を賜っておるところでございまして、
倉庫販売型マーケットが物流機能としてうまくマッチし、地域の人たちにも喜ばれるということも非常に最善の方法ではないかというようなこともるる論議、検討されている段階であります。これからが御質問の件についての最終検討に入ろうかと思うわけでございます。そういうスケジュールで進んでいるところでございまして、
地域民活研究会、さらにはその検討を受けまして
物流ネットワークシティーの策定委員会というのがまたそこで御論議を賜るわけでございまして、その中での買収等についての手法、例えば、第三セクター方式についても、その中身をどのような形での買収手法を持っていくのかというような等々の問題も考えられるわけでございまして、そういったことも今後策定委員会の中でさらに煮詰め、そして本市の方に帰ってくるわけでございます。そういったことでございますので、現在まだ検討中でございますので、その点よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。 それから、もう一点、信託方式ということ、また農協を通じての問題、そういったことを検討されておるのかということですが、まだその段階まではいっておらないことを御報告申しまして、答弁にかえます。 終わります。
○議長(時津末男)
石井建設部長。 〔
石井建設部長登壇〕
◎建設部長(石井弘明) 塚本議員の質問にお答えいたします。 御質問の水屋町運動広場付近につきましては、宝満川と大木川との合流点でございまして、ちょうど合流点で水の流れがよどむところでございまして、砂の堆積が非常に多いわけでございます。そこで、建設省の
筑後川工事事務所久留米出張所で
筑後川砂利砂共同組合に委託をされておるようでございます。このことにつきましては、平成2年10月よりしゅんせつをいたしておりまして、現在の作業というものが今年度いっぱいの3月31日までとなっているようでございます。それで市道の反復につきましては、あとの残務整理等を含めまして、許可を4月いっぱいまで出しているようでございます。それでここは直轄でございますので、使用料等については今はっきりした資料を持っておりませんけれども、許可が建設省で出しておると思いますので、使用料は建設省が取っておるんじゃなかろうかと思います。このことについては後でまた確かめてみたいと思います。 また、揚水機場の改築なんかの関係での問題とか、それから、あとの維持管理の問題につきましては、このしゅんせつによって維持管理が支障のないように市としても今後要望をしてまいりたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いしておきます。
○議長(時津末男) 塚本議員。 〔
塚本議員登壇〕
◆議員(塚本善人) 御答弁をいただきました。
物流ネットワークシティー、もちろん策定委員会でそうされるであろうと思いますけれども、やはり
コアビルあたりは補助金がついておるようでございますが、土地の方は補助はないだろうと想像するわけでございます。いよいよ決定されても、その金を、資金をどこからどう出すのかという問題になるとまた何年かかかるんじゃなかろうかと、地元民としては非常に困っておられるわけです。こういうものも並行しながら、市当局としても策定委員会は策定委員会として、やはり土地の取得の仕方は取得の仕方として市の方で考えておかれるのが適当ではなかろうかと、そうしないと地元民は非常に不安に駆られております。将来の問題があります。そういうことをよろしくお願いして要望しておきます。 それから、採取の問題、
砂利砂採取組合の問題でございます。例えば、護岸用のコンクリートを製造したりなんしたりする場合は、私は建設省直轄だからいいと思うんです。ところが、採取組合は、これは企業です。これをどんどん砂をトラックで売っているんです。相当な金もうけをしている。そういうところが使用する運動広場であるならば、当然、市が取るべきではなかろうかと、例えば、
たばこ産業株式会社も借りました。これも使用料を払って借っておる以上は、やはり使用料はまた利用者から取ります。そういう観点から質問したわけであります。よろしく検討されて、善処されるようにお願いいたしまして、質問を終わります。
○議長(時津末男) 平川議員。 〔
平川議員登壇〕
◆議員(平川忠邦) 平川でございます。2点お尋ねをしておきたいと思います。 一つは民生費、79ページに
公有財産購入費として
いづみ園用地取得費の 1,000円の頭出しでありますけれども、市長の提案理由の説明の中で、隣接地の取得が必要なため、関係者の方と折衝を進めておりますと、こういうふうになっておりますけれども、聞くところでは農協の倉庫とか、そういったような話を伝え聞いているわけですけれども、その具体的な方針というのが出されていればこの際お尋ねをしておきたいと思いますし、いづみ園のすぐ北側に清算事業団の用地もあるわけですけれども、そことの関係は全くないのかお尋ねをしておきたいと思います。 それから、教育費の中の171ページですが、図書館費の中に報酬で図書館運営協議会委員報酬ということで8万 7,000円出されておりますけれども、運営協議会の委員の報酬ということですが、まず最初はこの具体的な中身についてお尋ねをしたいと思います。 以上です。
○議長(時津末男) 塚本民生部長。 〔塚本民生部長登壇〕
◎民生部長(塚本昌則) ただいまの平川議員の保育園中の
公有財産購入費としての 1,000円の頭出し、その具体的な方針、それと清算事業団との関係につきましてお答えいたします。 説明欄に書いておりますように、これはいづみ園用地の取得にかかわるものでございます。いづみ園につきましてはいろいろな経過を踏まえて、老朽化に伴う改築ということで、これは平成4年度に計画でございますが、予定しておるところでございます。御承知のようにいづみ園の老朽化もさることながら、その用地が狭小なため、これをあわせて解消したいというような考えがございます。 御質問の用地の具体的な方針でございますが、隣接の鳥栖三養基農協の所有の土地、これは815.36平米ございまして、また、個人で所有されている土地が、予定としております面積では612.10平米ございまして、合計1,427.46平米の購入を予定しておるところでございます。これが予定どおりいけば、現在、いづみ園の用地が888平米ございますので、合わせて 2,316平米程度の用地になるというふうなことでございますが、農協の用地につきましては再三協議をお願いいたしまして、提供そのものにつきましては御理解をいただいているということで、あと具体的な価格等につきまして、今後早急に折衝する必要があろうと考えておるところでございます。個人所有の用地につきましても、今後何回か過去交渉を持っておるわけでございますが、今後早急に、これもあわせて詰めていく必要があると考えております。ぜひ拡張いたしまして、いづみ園の今後の円滑な保育運営のため、一日でも早く交渉の妥結に向かって努力してまいりたいというようなことでございます。 それから、すぐ北に所在しております清算事業団との関係でございますが、これ、約 5,000平米というようなことでございます。数年前、これは清算事業団になってからと思いますが、この用地についての打診が非公式になされたと聞き及んでおるところでございますが、その際には価格の点、それから、用地全体の買収でなければできないと、また、広大な用地でございますので、その用地についての効率的な使用についてどうかというふうなこと等もございまして、部内協議の結果、隣接用地の拡張に方針を転換した経緯がございます。 また、県の改築の用件といたしまして、改築に際してはまず重要な条件といたしまして用地の確保がなされていることというようなこともございますし、御指摘の清算事業団用地につきましてはまた別の用途もあろうかと存じますので、その時点で考えていきたいというふうに、そういったことでいきたいと考えておるところでございます。 以上でございます。
○議長(時津末男) 西依教育次長。 〔西依教育次長登壇〕
◎教育次長(西依五夫) 平川議員の御質問にお答えをしたいと思います。 教育費の中の4.図書館費の中で報酬の8万 7,000円について中身を具体的にという御質問だろうと思います。このことにつきましては、図書館運営協議会が開催された折の委員さんに対します報酬でありまして、委員9名分の日額に、開催予定回数2回を予定しておるところでございます。その額が8万 7,000円となっておるところでございます。よろしくお願いいたします。
○議長(時津末男) 平川議員。 〔
平川議員登壇〕
◆議員(平川忠邦) まず、いづみ園の用地取得の 1,000円の頭出しの関係ですけれども、清算事業団の用地が約 5,000平方メートルですかね、広大な土地だろうとは思いますけれども、いろんな保育の関係者とか、あるいは父母の方、そうした人たちの中からやはり何とかあそこに移転をしてほしいという、そうした声もたくさん聞くわけです。それから、いづみ園を現在地で広くするということになりますと、駅前開発との絡みもあるんじゃないかと思うんですが、現在の地下道が最終的には駅周辺の開発の中でなくなっていくだろうと、そうしますと、あのいづみ園の用地が、東側の部分が一部削り取られると、こういった話も聞くわけです。ですから、あの白鳩園の中でもせっかく立派な保育園ができながら、県道の拡張で道路側をへずられると、こうしたことが現に起こっているわけですね。それとやはり道路に面したところというのは、交通量の関係とか、いろんな騒音の問題とかも当然出てくるわけです。そうした点でああいった教育施設、あるいは保育所の施設、特に保育所の場合には小さい子供さんですから、お昼寝の時間とか、またゼロ歳児を将来保育をしていくということも考えられます。そうした意味でも環境の問題、そうした点からしても、私は場所を移して、あの清算事業団の約 5,000平米ですから、半分、特に道路よりも少し離れた西側に建ててほしいという要望も非常に聞くわけですね。そして、あそこにもっと子供たちが遊べるような、例えば、今鳥栖小学校に隣接してあります学童保育所とか、そうしたものを移してはといった希望も聞くわけです。また児童館の建設、そうしたもので利用をしていくことも十二分に考えられるんではないかと、そうした点も含めてさらに慎重な検討をしていただくように強く要望をしておきたいと思います。 それから、図書館運営協議会のことで御答弁をいただきました。9名の委員さんに年2回ということですけれども、聞くところでは、現在の図書館運営協議会の委員さんは、恐らく昨年の5月31日で切れているはずですね。その後、図書館運営協議会、条例はありますけれども、実質的には空席のままやられているんじゃないかと。鳥栖市の図書館運営協議会の設置条例その他を見てみますと、例えば、最近図書館が旧田代公民館に移転をするとか、あるいは新しい図書館の建設が今なされているわけですけれども、あの条例なり、あるいは図書館法の法律の趣旨からいたしますと、そうした図書館のサービスに大きな変更がある場合には、館長は運営協議会の委員に諮問をして意見を聞かなければならないと、そういうふうになっているにもかかわらず、この図書館運営協議会が任期切れのまま再任をされない状態で来ているし、今回また予算は組まれておりますけれども、年に2回と、補正でされていくのかどうかわかりませんけれども、こうした図書館行政が今大きく変わろうとしている中で2回分しか予算も組まれていない。また、現在も運営協議会そのものが空席といいますか、任期切れのまま放置をされていると、私はこれは条例その他に照らしても非常におかしいんじゃないかと、そういうことを強く感じるわけですけれども、そうした点についてどのように考えておられるのか、再度お答えをお願いしたいと思います。
○議長(時津末男) 西依教育次長。 〔西依教育次長登壇〕
◎教育次長(西依五夫) 平川議員の2回目の御質問にお答えをしたいと思います。 まず、図書館運営協議会の委員さんの任期切れの件でございますが、御指摘ございましたように私たちも謙虚に受けとめているところでございます。したがいまして、今後このようなことがないように十分意を配していきたいと、このように考えておるところでございます。したがいまして、放置をされたような状態ではございますけれども、先ほど申し上げますように、今月の末には再度開かせていただくようにお願いしておりますので、その席でもおわびし、お願いをしたいと、このように考えておるところでございます。 次に、この条例とか図書館法で今招集されるのが2回でいいのかという御質問でございますが、条例等、あるいは規則の中では館長が必要に応じてということで招集をされるようになっております。したがいまして、予算上は当面2回ということで先ほどお答えいたしましたが、図書館建設中でもございますし、館長の方で、あるいは会長の方で招集されることがあれば、必要に応じまして補正ででもお願いしていきたいと、このように考えておるところでございます。 ちなみに平成2年につきましては、2月6日の日に1回基本計画の段階での運営協議会が開かれておりますけれども、御指摘のようなことでございますので、今後このようなことがないように十分意を配してまいりたいと考えております。よろしくお願いします。 終わります。
○議長(時津末男) 緒方議員。 〔緒方議員登壇〕
◆議員(緒方勝一) 1点だけお尋ねいたします。114ページの国営関連県営かんがい排水事業負担金でございますが、100万円でございます。この件につきましては、119ページの
物流ネットワークシティー関係で 1,000円の頭出しがなされております。私がお尋ねしたいのは、聞くところによりますと、物流関係で100ヘクタール、これが必要だということのようでありますが、一方で筑後川国営宝満導水、これが500ヘクタール割ると県営になると、このことは総合計画の中でも相当申し上げておったわけですが、現実100ヘクタール必要と、物流に、こういうことが明確化されたわけです。そうなりますと、500を割るわけですが、現在残っているのは約503ヘクタールということでございますので、物流との関連で筑後川国営宝満導水、この事業等をどう対応されようとしておられるのか、お尋ねをいたします。
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○議長(時津末男) 本日の会議時間は議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。
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○議長(時津末男) 福原耕地課長。 〔福原耕地課長登壇〕
◎耕地課長(福原利喜) ただいまの緒方議員の御質問にお答えいたします。 国営かんがい排水事業につきましては、平成2年度におきます事業推進の負担金ということで一応今回100万円をお願いしているところでございます。 以上、お答えいたします。 済みません。答弁漏れがございました。今後の事業推進につきましては、見直し等というようなことで今後対応してまいりたいというふうに思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(時津末男) 緒方議員。 〔緒方議員登壇〕
◆議員(緒方勝一) 俗にいう国営かん排事業、この件につきましてはただいまお聞きのとおり、今後の事業につきましては見直しをということでございますが、物流ネットワークとの関係で、これにつきましては500ヘクタールを割るということは歴然としておるわけです。そういう中で見直しをしたいということでは釈然としないと。なぜかと申しますと、
物流ネットワークシティー、これは日本でも第1号として指定されたわけでございますので、私流に申しますならば、まずモデルケースと、これが失敗をすれば、鳥栖市の信用は失墜しかねると、いろんな事業の補助事業に対する関係も出てきはしないかと、こういう危惧の念を持つからでございます。 そこで、担当課長じゃなく、これは昭和48年に臨時議会で関係市町村26市町村ですか、ここでそういう関係もございますし、48年に重複するようでございますが、議決もされているようでございますので、市長に御所見、見解なりをお伺いいたします。
○議長(時津末男) 山下市長。 〔
山下市長登壇〕
◎市長(山下英雄) 緒方議員の質問にお答えをいたします。 この問題は従来も議会の中で何回となく御指摘をいただいている事項でございますが、今も御指摘のとおり物流の計画が具体化をいたしますと、いわゆる500を切るということは、これははっきりしているわけでございます。したがいまして、500を切った場合、県営におろしてそれで取り組むかということを含めて、現在、県等と事前の協議を実は進めているところでございます。まだこの段階ではっきりしたことは申し上げられませんけれども、将来的に水の確保ということは非常に大事な問題でございますから、そういった基本線を確保しながらやる方法というものがあるかないか、県の方としても前向きに相談に乗ってやろうということでもございますので、引き続き協議を進めてまいりたいと思っております。いましばらく時間的な猶予をいただきたいと思っております。よろしくお願いします。
○議長(時津末男) 姉川議員。 〔姉川議員登壇〕
◆議員(姉川清之) 時間もございませんので、簡単に1点だけお尋ねをいたします。 160ページの教育費の中の中学校費になろうかと思いますが、昨年の12月の補正で暗幕を小学校の方に2校、予算をつけていただいております。今回当初予算には中学校あたり、あるいは小学校の残りというようなものが出てくるんじゃないかと思って見ておりましたけれども、そのようなあれが見当たらないと、消耗品費の中に入っているのかと、こう思うわけでございますが、まずこの点をお尋ねいたします。
○議長(時津末男) 西依教育次長。 〔西依教育次長登壇〕
◎教育次長(西依五夫) 姉川議員の御質問にお答えをいたします。 教育費の中の160ページで暗幕についてのお尋ねであったかと思います。御意見のとおり、西中学校分につきましてはこの消耗品費833万 3,000円の中に計上させていただいて、今お願いしておるところでございます。その他につきましては、中学校で見てみますと、ことし西中学校をさせていただきますと、ほぼ終了ということになろうかと思います。あと小学校につきましては、平成2年度に基里小学校、麓小学校に設置をしておりますので、あと北小が残りますが、これは改築のときに考えるということで考えておりますので、そのような状況になっておりますので、よろしく御理解いただきたいと思います。 終わります。
○議長(時津末男) 姉川議員。 〔姉川議員登壇〕
◆議員(姉川清之) 簡単にお尋ねいたします。 このことについては、特に商店街の活性化、あるいは育成というようなことが叫ばれておるわけでございますが、この暗幕程度のことでございましたら、市内の業者で十分賄えるんだというふうに私は考えておるわけでございますが、耳にしますと、鳥栖市外の業者を入札業者に入れているというようなことを耳にするわけでございます。過去の議会におきましても、地元の業者を育成するということは、皆さん方から叫ばれておる状態でございます。そこら辺はどういうふうに地元育成の意味を考えられておられるものかお尋ねをいたしまして、答弁をいただきまして質問を終わりたいと思います。
○議長(時津末男) 西依教育次長。 〔西依教育次長登壇〕
◎教育次長(西依五夫) 姉川議員の再度の御質問にお答えをいたします。 地元業者育成のことでお尋ねだったと思いますが、最近までの間で確かに地元業者以外の方の合見積もりというのをとったことございます。これは基本的には教育委員会といたしましても、地元業者育成ということの立場は貫いておるつもりでございます。ただ、いろいろな面で、例えば、見積もりを出しにくいとか、そういうことのために一定の業者数ですね、それを確保するために指名願出ております業者さんにお願いすると、こういうことでの参考的なことでしたことはございます。今後とも地元業者育成につきましては、十分配慮をしていきたいと、このように考えておるところでございます。よろしくお願いします。
○議長(時津末男) 本村議員。 〔本村議員登壇〕
◆議員(本村松次) 本村でございます。時間帯を考えまして、簡潔にお尋ねなり、御要望を申し上げたいと存じます。 いろいろと空転した時間帯もこれございますので、非常に恐縮でございますけれども、あらかじめお許しをいただきたいと存じます。 山下市長2期目の初めての3月議会に信念をただされた、るると述べられた演告は、回を重ねながら予算書を対峙しながら、本日までまいっておりました。いわゆる市長の2期目に向かってのお取り組みが、最終的にはこの予算の数字をもって意思表示をされておると、したがいまして、予算の数字そのものよりもこの組み立て方についてどうかなと、こういう気持ちもいたしましたので、二、三だけお尋ねを申し上げます。 まず、演告の6ページに「本市の財政状況は」と、こういう読み出しがあります。それまでは中央の情勢でございます。「今日の経済情勢の中で法人税の伸び悩みを初めとし、一般財源の伸びが鈍化している状況にあります」と、こういう表現がなされております。さらに7ページの中ほどでは、「地方交付税等一般財源の伸びが期待できない状況の中で一般行政経費の節減に努め、財源の確保を図りながら」と、こういう問題の把握をされておりまして、したがって、理念としてはそういう厳しい中であるけれども、市民福祉の向上を図ることといたしましたと、こういうふうに述べられておるところでございます。表現はごもっともだと思います。この理念に基づいて2期目最初の山下市政の取り組みを大きな期待と大きなお願いを持って市勢の発展、市民の福祉に十分おこたえをしていただきたいと。 ところが、先ほど来、いろいろと各議員からも一般質問を通じて、その他のことについて強い御意見や要望等もなされておりまして、そういうことを市長みずからも誓約されて、やっぱり特別委員をつくってもらうとか、そういう取り組みで表現されておりますので、ひとつそれが実現に向かって強くお進めを願いたいと思うけれども、昨年よりも3%減ったということについては、もうここにお述べにもなっておりますけれども、今後の財源確保といいますか、調達といいますか、この大きな事業についても先ほどからございましたけれども、今後の、最終的の財源確保、特に市税の確保についていかようにお考えになっておられるだろうかと。表現は先ほど言われたとおりでございますけれども、個人、法人、市民税で1億 6,300万円の増加がなされておると、固定資産においては、いわゆる前年比で3億 4,600万円と、こういうように増加をされております。それで、先ほど言われましたように財源の伸びが期待されないと、しからばこれより以上にどこに財源の確保が期待されるだろうかと、財源確保するなら、ことしはこれでも先ほどから言われますように大型事業即資本投下であろうと思います。いわゆるあらゆる方法で今後の大型事業の追加に当たると、当たるけど、そのバランスがやっぱり起債依存度であるのか、債務負担行為をどこまでお考えになっておるのか、今具体的にこのことを申し上げますと、時間が長くなると思いますので、ひとつ関係委員会でもお示しいただけば結構でございますし、今すぐできなければ、6月の議会までにどうでしょうか、見込みでもひとつ立てていただいたらどうだろうかと。私どもの会派の方から、またその他の方からも今の産業全般が行き詰まらんとするとき、特にその産業全般の中における農業の厳しい情勢を踏まえて、それぞれ意見要望等もなされたところでございます。 それで、ちなみに農地だけを見ますと3.41%、これだけの評価が上がっている。以前この議場で私がそれは税法に基づいて評価替えだから当然だろうと、ところが、果たしてそれだけの課税をしても、担税能力の限度そのものはどうかと、こういうことを以前申し上げました。やはりこれは地方税法の改正でございますから、これだけされても結構です。したがって、そういう結果が固定資産税に3億 4,600万と、こういうものが増大したんだろうと思いますけれども、評価替えによってどうなったと、本当言うと具体的にもう少しそういう資料でもひとつつくってお示しをいただいたなら、非常に今後の理解が早いんじゃなかろうかと、私だけでございますけれども、したがって、そういうことで、その延長が 2,700万円という固定資産税の都市計画税の増になっている。結局、都市計画の範囲はふやしてないんですから、評価替えによってのみ 2,700万円の都市計画税がふえたと、こういうふうに単純に私なりには理解もしておりましたので、十分ひとつその面について、今後のことについて善処をしていただきたいと、これは要望しておきます。 続いて、53ページに草刈り委託料というのがございます。このことは前の議会でも私申し上げましたけれども、地域住民がもうどこも畦畔、道路、市道の横っぺの、市道即もう野草がいっぱいです。だれも草刈るもんはおらん。たまたま通学児童が通りよってどこに行きよるかわからんと、草の方が高いから、非常に危険至極だと。したがって、一部限られた地域の委託料じゃなくして、全般的に危険防除とあわせて生活環境といいますか、そういうことについてお取り組みをいただいたらどうかと、今すぐとは申し上げません。したがって、厳しい農業の中でございますけれども、今までやりかけた、数年かけてやってきました老ための、いわゆる嫌でも老ためをしなくちゃならん、やめるわけいかんと、こういうことでありながら、 1,000円の頭出しがなされてなかったと。市長も選挙前で大変お忙しかったと思いますけれども、それはそれで責めません。したがって、老ためはしないのかと、逆に言うと老ためはもうしないのかと、こういう皮肉な質問はいたしませんので、やっぱり気持ちを数字にあらわしてもらってこそ、ありがたいことじゃなかろうかと、市民の理解が入るんじゃなかろうかと、こういう気持ちもいたしますので、これも御要望を申し上げておきます。 続いて最後です。これも私の理解違いかわかりませんけれども、給与明細の190ページ、下にですね、職員手当の内訳等がなされておる。これを言わなかったら、このまま議会が理解をしたと、こういうふうに受け取られるのか、受け取られないのか、事例をはっきり申し上げますと、こういうことですよ。本年度の時間外勤務手当は 8,881万円と書いてある。実際は今度の予算を見ますと、最終的に前年度では幾らかというと1億 3,300と。したがって、4週6休で支障はないと、職員定数はふやさなくてもやれるというなら、現実にはこういう数字が合わないわけです。したがって、このことを議員はどう理解しておったらいいのかと。退職手当は人様の異動のことでございますから、これは当然だろうとも思いますけれども、いわゆる上段と下段、特にこういうふうに良心的にほとんど変わらない数字が上がっておるところでございますけれども、時間外勤務手当については前年も本年も現実と大きく離れたところの、 4,000万も離れたところの数字で我々にこれでやりますとお示しになっておるから、これではやれないんじゃないかと、これでやると、いわゆる経費の節減というところで述べてありますから、経費の節減でこれに当たるのか、どういうふうに理解をしてよろしいか、このことだけは御答弁を求めたいと思います。 以上、第1回終わります。
○議長(時津末男) 樋口総務次長。 〔樋口総務部次長登壇〕
◎総務部次長(樋口邦雄) 本村議員の給与費明細書の中での時間外勤務手当のことについてお答えをいたします。 本年度のこの数字につきましては、当初職員給与本俸の6%の額を計上しておるところでございます。したがいまして、最終的には前年の比較を示されて申されましたけれども、最終的には順次不足する分を結果的に補正をお願いしたと、こういうことでございますので、御理解のほどをお願い申し上げます。(「限られた財源が厳しいから、初めから示すものは示すべきじゃないかと、こういうことで言ってんだから、追加しますなら何で初めから 1,000円の頭出し……そういうことじゃないよ。時間がないから言わんけれども、もう少しまじめなことで善処せにゃ」と呼ぶ者あり)
○議長(時津末男) 質疑を終わります。
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△日程第2 議案乙第8号 平成3年度鳥栖市
国民健康保険特別会計予算
○議長(時津末男) 日程第2.議案乙第8号 平成3年度鳥栖市
国民健康保険特別会計予算を議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。
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△日程第3 議案乙第9号 平成3年度鳥栖市
老人保健特別会計予算
○議長(時津末男) 日程第3.議案乙第9号 平成3年度鳥栖市
老人保健特別会計予算を議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。
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△日程第4 議案乙第10号 平成3年度鳥栖市
下水道特別会計予算
○議長(時津末男) 日程第4.議案乙第10号 平成3年度鳥栖市
下水道特別会計予算を議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。
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△日程第5 議案乙第11号 平成3年度鳥栖市
水道事業会計予算
○議長(時津末男) 日程第5.議案乙第11号 平成3年度鳥栖市
水道事業会計予算を議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。
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△日程第6 議案乙第12号 専決処分事項の承認について
○議長(時津末男) 日程第6.議案乙第12号 専決処分事項の承認について議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。
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△日程第7 議案甲第3号 鳥栖市
用品調達基金設置条例の一部を改正する条例
○議長(時津末男) 日程第7.議案甲第3号 鳥栖市
用品調達基金設置条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。
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△日程第8 議案甲第4号 鳥栖市固定資産税及び都市計画税の納期変更の特例 に関する条例の一部を改正する条例
○議長(時津末男) 日程第8.議案甲第4号 鳥栖市固定資産税及び都市計画税の納期変更の特例に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。
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△日程第9 議案甲第5号 鳥栖市
国民健康保険基金条例
○議長(時津末男) 日程第9.議案甲第5号 鳥栖市
国民健康保険基金条例を議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。
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△日程第10 議案甲第6号 鳥栖市休日
救急医療センター設置条例の一部を改正する条例
○議長(時津末男) 日程第10.議案甲第6号 鳥栖市休日
救急医療センター設置条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。
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△日程第11 議案甲第7号 鳥栖市
保健センター条例
○議長(時津末男) 日程第11.議案甲第7号 鳥栖市
保健センター条例を議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。
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△日程第12 議案甲第8号 鳥栖市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部 を改正する条例
○議長(時津末男) 日程第12.議案甲第8号 鳥栖市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を行います。宮地議員。 〔宮地議員登壇〕
◆議員(宮地英純) 市政会の宮地英純でございます。ただいま議題となりました議案甲第8号について、その提案時期と基本的な方針が不透明であると解しましたので、質問をさせていただきます。 市長演告、環境衛生についての中で、ごみの減量化や適正処理を唱えられている一方で、突然経費の問題について述べられ、現行手数料は41年以来据え置いているので、改正すると申された。その一方で、また提案理由においては処理量の増大に対処するために処理費用の適正化を図ると、こういうふうになっております。しかし、今国会に提出されておる同法の改正案の骨子である、処理処分が中心の廃棄物処理行政を改めて、ごみの排出抑制や減量化、再生利用を国民の責務と明記する一方で、市町村に廃棄物減量推進審議会を組織し、住民の意識啓発を進めるほか、粗大ごみなどは処理手数料を徴収できるなどなどとあり、私はこういったことからいたしましても、この期の提案が今の国の動きといいますか、社会の情勢にそぐわず、ギャップがあることを強く感じるものであります。料金改正とともに、法改正案を盛り込んだ廃棄物処理方策について、十分施行されて全部改正するぐらいの発想の転換をなさるべきであり、例えば、収集方式、処理場の経費削減を含めた徹底的な方策の研究などを私は他市並み以上とする発想が欠けているんじゃなかろうかと。それから、ただ単に値上げだけの提案というのには、私は時期いまだ至らずという気持ちが抑えられんことから質問となった次第でございます。 まず、以上のことを踏まえられて、私の質問に的確なるお答えをお願いしたいと思います。
○議長(時津末男) 塚本民生部長。 〔塚本民生部長登壇〕
◎民生部長(塚本昌則) ただいまの宮地議員の御質問にお答えいたします。 ごみにつきましては、経済規模の拡大や豊かな社会の実現の中で生じるものでございます。物の大量消費、使い捨ての生活が当然のごとく繰り返され、また、物を大切にしない風潮が普遍化したことによりまして、家庭では不用な物は捨てるものという認識が浸透している現状でございます。このようなことからごみの増大、ごみ質の多様化が進みまして、ごみの適正な処理がますます困難な状況になっておるところでございます。このようなことから国におきましては去る7月、ただいま御指摘のようにごみの減量や適正処理の確保を目指す廃棄物処理法改正案を決めております。この内容を見ますと、処理処分が中心の廃棄物処理行政を改めまして、ごみの排出抑制や減量化、再生利用を国民の責務と明記する一方で、市町村の分別収集の義務化や大型家電製品など、適正処理が難しい廃棄物処理にメーカーが協力することなどが盛り込まれておるところでございます。 また、減量化や再生利用を促進するため、市町村に廃棄物減量推進審議会なるものを組織することとして、広く住民意識の啓発を図ることとしておるところでございます。本市におきましても、これらごみ減量化等の国の指針やガイドライン等を参考に、減量や再資源化対策に努めてまいりたいというふうに考えておりますが、そういった国の施策がまずきて、そしてごみの処理の手数料じゃないかというふうなことでございますが、現在の鳥栖市におきます法律、これもやはり制定されて以来、相当な年月を経過しております。しかしながら、基本的には先ほど指摘がありましたような国の指針と申しますか、そういったものも現在の条例の中には含まれておるというふうに考えておるところでございます。 ごみの量につきましては、御承知のように毎年約5%というような増加があっておりまして、平成元年度を見てみますと、ごみの量で約2万 1,000トンとなっておりますし、また、これの処理に要します経費につきましても2億 7,200万円と、非常に増高しておるところでございます。これを1世帯当たり月計といたしますと 1,380円になるわけで、過去5年間程度の1世帯当たり月額の経費を見ますと 1,100円から 1,350円ぐらいとなっております。処理計の1月分程度の額を御負担お願いしたいと考えておるところでございます。このことから、1世帯当たりの月額100円というふうなことで算出しておるところでございますが、御指摘のように、今後はやはりごみの処理手数料の改正もそうでございますが、やはり減量化対策が必要ではなかろうかと、そして国の指針といたします先ほどの御指摘を踏まえまして、市民の方々の支援を受けるばかりではなくて、市自体として不言実行でいかなければならないんじゃないかというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。
○議長(時津末男) 宮地議員。 〔宮地議員登壇〕
◆議員(宮地英純) 時間もございませんので、1回でやめるつもりでしたが、条例を改正して料金値上げとは私は一つも言っておりません。値上げ反対とも一つも言っておりません。その姿勢そのことに私はこだわっておるのであります。今廃棄物処理で問題なのは、減量化とか適正なる分別とか、最終処分地の確保とか、収集体制の基本的な研究、例えば、市街地における夜間収集とか袋収集化の検討など、処理施設の24時間体制などなどがいっぱいあるわけでございます。私は自分のことを言ってはなりませんけれども、廃棄物の専門屋でございますので、今さら自分の方が質問したことを繰り返して申し上げていただくと時間がもったいのうございます。根本的なことへの対応処理であり、ただ料金値上げの改正案を出されるよりも、今度の改正、お国の改正度を踏まえられて、提案理由はごみ処理対策上、必要なため料金を改正するとか、そのような大きな気持ちの提案をなさるべきじゃなかったかと申し上げておるわけでございます。いま一度体制を整え、出直される英断を要望いたしまして、これで終わります。
○議長(時津末男) 塚本議員。 〔
塚本議員登壇〕
◆議員(塚本善人) 塚本でございます。ただいま議題となっております議案甲第8号について、ちょっと私の考え方を、今宮地議員の方からいろんなことを申されましたので、簡単に申します。 こういうことはまたいろいろな事情があって値上げをされると思いますが、ならば、やはり減量化を目指すならば、コンポストとか、または焼却炉の奨励費、こういうものにも目を向けて減量化対策をしていただきたい。多くは申しません。そういうものに目を向けて値上げするということならば、市民の方もやはり納得するだろうと思います。そういう辺は財政の方でどう考えておられるのか、お尋ねしておきます。
○議長(時津末男) 天本総務部長。 〔天本総務部長登壇〕
◎総務部長(天本晃) ごみ減量対策の問題でございますけれども、今年度はモデル地区の設定を行ってまいりたいと、このように考えております。また、市民の方々に対しましては、啓蒙啓発も努めてこのごみ減量対策に努めてまいりたいと、このようなことで現在準備をいたしておるところでございます。
○議長(時津末男) 塚本議員。 〔
塚本議員登壇〕
◆議員(塚本善人) 2回目でございます。鳥栖はまだまだ相当の宅地を持っておられる方もおられます。本当に私もコンポストを昨年買いましたが、炊事場のごみとかなんとかは、やはり3ヵ月、4ヵ月はあの中で堆肥化することができます。2個持っておけば、やはり相当のごみは出す必要はありません。私も実際、市にはお願いしておりません。それから、焼却炉を据えておけば。だから、あのコンポストなんか非常に小さい用地があれば、長く使用ができ、においもせんし、灰も来ないと、非常にいい状態で捨てることができます。そういうものにはやはり各市も、市町村も相当 5,000円も 3,000円も補助金をやっていると、1基に対して。焼却炉には 5,000円もやっておられる市があると。やはりそういう積極的にごみ減量対策をしないと、口でばかりビラを配ったり、口で対策室をつくったりとか、言ったばかりではなかなか減量はできないと思う。そういうことには積極的に取り組んでいただきたいことを要望して終わります。
○議長(時津末男) 平川議員。 〔
平川議員登壇〕
◆議員(平川忠邦) 私は、この値上げには反対の立場で質疑を行いたいと思いますけれども、ほかにもありますけれども、50円を100円に値上げをする、処理費用の適正化を図るということですけれども、この50円を100円に、今回の値上げで金額的にまずどれくらいなるのかお尋ねをしたいと思います。 それから、提案理由の中でも祝祭日の収集を行うことが言われておりましたけれども、そうしますと、職員の処理場の体制の問題等も当然出てくるんではないかと、あるいはこの処理業者との関係も当然検討をされているんではないかと思うわけですけれども、その点についてどのように検討をされているのかお尋ねをいたしたいと思います。
○議長(時津末男) 塚本民生部長。 〔塚本民生部長登壇〕
◎民生部長(塚本昌則) 平川議員の御質問にお答えします。 今回改正をお願いしておりますことで収入される予定の金額につきましては約 2,000万円を予定しておるところでございます。従来までは約 1,000万円で、総じて約2倍になるわけでございますので、 2,000万円を計上させていただいておるところでございます。 祭日に収集運搬処理をするわけでございますので、やはり収集運搬を委託している委託業者の勤務、それから、それを受け入れ、焼却する市の職員の職務の形態、そういったものにも当然変更が生じるわけでございます。どちらの職員の形態なのか、ちょっと今の御質問ではわかりかねるわけですけれど、両方ということで答弁させていただきますと、市は当然処理処分、焼却は市の責務となっておりますので、これは総務課の所管にかかわることでもございますけれども、その勤務形態が変わるわけでございますので、現在、基本的には祭日も勤務すると、勤務の人員等についての変更、そういったことにつきましてただいま検討中でございますが、基本的にはするというふうなことで現在進んでおります。 それから、収集運搬するセンターですか、環境センターの方におきましても、やはり予算措置をしております委託料の増加に伴いまして、従事職員の、作業員の祭日における勤務を労働基準法に抵触しない方向で検討が終わっておるところでございますので、祭日の収集、運搬、処理に伴う両方の職員等の勤務形態につきましては、ほぼ了解に達しておるし、万全にいくものというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。
○議長(時津末男) 平川議員。 〔
平川議員登壇〕
◆議員(平川忠邦) これの値上げで約 1,000万円の収入ということですけれども、この提案理由を見ましても、今鳥栖市が財政的に大変だと、だから、ひとつ市民の皆さんの負担をお願いするということではなしに、処理費用の適正化と、どこが適正なのかということを非常に理解に苦しむ点もあるわけです。私一般質問でもいろいろ申し上げましたし、鳥栖市の経常経費の比率の問題でも非常に低い、もっとそうした負担金、あるいは市民生活の問題でお金もたくさん使えるはずだと、繰越金の問題を一つとってみましても、私はこうした問題を市民負担に転嫁をするというのはいかがなものかと、その感を強く持つわけであります。そうした点でたかが50円とは申されないかもしれませんけれども、しかし、たとえそこに5円、あるいは10円、100円というその部分だけを見れば、確かに金額的には低いかもしれませんけれども、消費税でもたかが3%と、100円のうち3円と、しかし、そうしたものがたくさん値上げ、いわゆる公共料金の値上げでありますから、いろんなところに波及をしてくる、そうしたことも今まで幾度となくそうした例はあるわけでありますし、やはり自治体本来がこうした廃棄物の処理というのは、地方自治法の本旨に基づいてやらなければならない大事な仕事の一つだと思います。そうしたものに対して改善はするけれども、負担もふえると、そういうことでは私は姿勢としてはよろしくないんじゃないかと、そういうことを強く述べまして、質問は終わりたいと思います。
○議長(時津末男) 質疑を終わります。
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○議長(時津末男) 暫時休憩いたします。 午後4時33分休憩
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○議長(時津末男) 再開いたします。
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○議長(時津末男) 休憩前に引き続き議案審議を続行いたします。
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△日程第13 議案甲第9号 鳥栖市
農業集落排水施設整備事業分担金徴収に関する条例
○議長(時津末男) 日程第13.議案甲第9号 鳥栖市
農業集落排水施設整備事業分担金徴収に関する条例を議題といたします。 質疑を行います。宮地議員。 〔宮地議員登壇〕
◆議員(宮地英純) 宮地でございます。議案となりました甲9号について質問をさせていただきます。時間的にせわしくございますので、少し途中が意味のわからないことを申し上げるかもしれませんが、簡略にいきたいと思いますので、お許しください。 市長は2期目に当たられまして、12月本会議における決意表明の中で方針を申され、また3月1日発行の市報「とす」掲載の市政担当2期目を迎えてのごあいさつの中でもその決意を、各層とのタイアップを密にし、最大の努力を続けることを誓うと結ばれております。私の持論も鳥栖市の抱える今日の課題の推進達成は市民一体となった心の通い合う結束にあると信ずる一人でございます。 以上のことを踏まえて要点を項目的に絞り込んで質問いたします。 地方自治法第224条に基づき、受益者負担金を徴収することに関し、条例を制定すると提案理由を付されておりますが、各法律はすべて日本国憲法の施行令と解していいわけでございまして、特に法の下の平等、憲法第14条でございますけれども、それが根底にあって初めて224条があるわけであろうと思います。私の調査によりますと、分担金の額が15万円については、何一つ積算根拠は見当たらないのであります。その15万円は東脊振村の執行を参考とされたにすぎないような気がしてならないのであります。処理区の選定にかかる関係集落、今町、永吉、日恵寺、幡崎町、飯田町、水屋町、高田、安楽寺町、下野町、三島町の8地区、9集落の地域振興策のためにもただつり合いを、下水道だと思いますけれども、とれないとのことだけの理由で15万円をもって限度とするような冷たい行政執行を行わず、何らかの裁量ができるように条文に集落の特殊事情を織り込まれた減免対象ができるようにひとつお願いするわけでございます。 なお、申し上げておきますけれども、私自身、地自法の224条の法の精神を踏みにじる気は毛頭ございません。受益者におかれましても応分の負担はあるものと思われておりますし、また、くどらしくなりますが、あるべきであると私も思うものであります。 次に、改めて分担金の額について質問をいたしますけれども、公共下水道においては、補助対象外の事業費、すなわち単独事業費のみで分担金が定められております。ましてや、処理場の建設費は算定の中に入っていないのではないでしょうか。そのことからしましても、農村集落排水事業の補助率、補助対象範囲から判断しましても、それなりの負担軽減がなされるべきであると思うものでございます。公共下水道と同様の分担金をあくまでも算定基礎とされるのか、補助率その他、財政措置など、公共下水道事業の4分の1がこの農村集落事業における分担金額が妥当であると判断を私はするものであります。どうか財政当局の方において、そのあたりの15万円の打ち切りという根拠あたりを説明されながら、私は公共下水道とそれ並みにという考え方には少し異議を持っている一人でございます。説明のほどよろしくお願いします。
○議長(時津末男)
柿内経済部長。 〔
柿内経済部長登壇〕
◎経済部長(柿内正弘) 宮地議員の議案甲第9号 鳥栖市
農業集落排水施設整備事業分担金徴収に関する条例の中で、ただいまの御質問にお答えを申し上げます。 地方自治法第224条に規定する分担金は「数人又は普通地方公共団体の一部に対し利益のある事件に関し、その必要な費用に充てる……」と定められています。分担金を徴収するには、必ず地方公共団体の条例によらなければならないとされて、その条例に分担金の種類、徴収を受けるものの範囲及び受益者に賦課する方法を具体的にかつ明確に定められています。 3条においては分担金の確保を二通りの方法で明記しております。事業費に対する応分率100分の5、もう一つは事業費に対する負担上限額を15万円、超える場合は15万円に定めております。これらの方法につきましては、従来の鳥栖市土地改良事業の分担方法及び鳥栖市公共下水道の平均負担額、また先進地市町村を参考に部内協議を重ね、地元関係者の要望等、合意形成を図りながら決定したものであります。 第7条におきましては、分担金を減免する条項で、御指摘の特別の事情があると認めるときは、ときとは災害やその他の予期せぬ事情を想定いたしております。 農業集落排水事業については、補助対象と補助対象外の、すなわち個人負担がございますけれども、補助対象事業としては管路施設、処理施設、ポンプ施設等であり、原則的に官民境界に設置いたします公共ますですが、補助対象となり、国50%、県7.5%で、57.5%となっております。対象外については末端戸数1戸、公共ますから個人所有地内の屋外排管及びトイレの水洗化、家庭内設備費用等は個人負担となっており、改造資金については、農業近代化資金等の借り入れの対象にはなります。 以上、申し上げましたが、いずれにいたしましてもこれからの条例以外の細目について整理が必要でございますから、議員からの御意見など十分参酌しながら、今後研究してまいりたいと考えております。よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(時津末男) 宮地議員。 〔宮地議員登壇〕
◆議員(宮地英純) 再度の質問をさせていただきます。 私も途中を飛ばして質問しておるわけでございますので、そちらも私に合わせたような答弁をしていただかないと、全然聞いてないことをおっしゃているような結果になりますので、よろしくお願いいたします。 私が申し上げている趣旨は、当事業を積極的に地域格差の解消のために努められますことは、それは地域住民のために私も望むところでございます。しかし、私が考えましたところ、使用人口が少ない一般家庭が使用する集落排水事業と、大口使用者に対する公共下水道の料金には当然違いがあって、管理上にも開きが出てくるわけでございます。このことに対しても、地区差が出ること必然的なこの差をどのように対処されようとされるのか、現在の鳥栖市民にはあらゆる面において中心部と周辺部に格差があると言っても過言ではないと思います。その上、周辺集落の救済措置としてとられるこの事業を中心部の下水道と同じような金額にしとかんと、つり合いがとれないという、ただこれだけのことでこの条例が出てきたような気がするもんですから、私には一つもわからなくなってくるわけでございます。 飯田地区がこの事業のモデル地区として他地区に先駆けて取り組む姿勢であられることは十分に執行部はおわかりのことでありましょう。ならば1月14日に飯田地区は市提案の内容、今部長がおっしゃったようなことを決断がままならず、関係するであろう8地域と協議された経緯があるわけでございます。この農村集落排水事業推進には、飯田地区は並み並みならぬものがあるわけでございまして、ちなみにこの事業の財源的な裏づけをあらゆる角度から検討いたしましても以下のようになるのでございます。 公共下水道の場合、元年度末の資料でございますが、110億円の事業で国庫補助金が30%、起債枠が55.2%、市負担が10.7%、受益者負担金が4.1%となっております。これで100%です。農業集落排水事業においては4億 8,000万円事業費ぐらいで国庫補助金55%、60年度から補助金の問題で暫定措置としまして50%になっておりますけれども、起債枠は 30.75%、県補助金が公共下水道にはございません。7.5%、単純な計算をいたしましても、受益者負担金は提案された額が発生する要素が私にはわからないのであります。飯田地区が高速自動車道の東に位置して、秋光川で重田地区と分断されたような、佐賀県であり鳥栖市でありながら、佐賀県でなくて鳥栖市でないような場所に今まで一生懸命地域のために生活をされておるこの飯田地区の振興策のためにも、後から続く他地域のためにも少しぐらいは市負担 増を、当たり前の計算を検討されるぐらいの英断をされることを私は望むものであります。 参考に申し上げますが、合併処理浄化槽という一つの事業がございますが、県市補助金額の80%が2年度においては地方交付税として交付されておるわけでございます。これは間違いないと思います。農業集落排水事業に要する経費のうち、市負担分、起債が認められ、その起債の元利償還金の50%もまた地方交付税で返ってくるというような仕組みになっているわけでございます。このことからしても、私は負担金は算出できないほどの低率であり、以上のことからして負担金ゼロとは申しませんけれども、条例第7条での運用面での地域還元を図られるような方策をとられるのか、第10条の委任事項ですけれども、市長の裁量権によってどうかその言葉は当てはまらないかもしれませんけれども、周囲の寂しいところに住んでおる、そういう方たちに少しぐらい温かい手を差し伸べる気概を持っていただきたいと思います。それは別に努力もしなくて当たり前の計算をされれば出てくるわけでございますので、人並みに後から15万円をしとかんと文句が出てこうとか、そういうことはお捨てになられることを強く申し上げまして、私の質問は終わります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(時津末男) 質疑を終わります。
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△日程第14 議案甲第10号
鳥栖市営住宅条例の一部を改正する条例
○議長(時津末男) 日程第14.議案甲第10号
鳥栖市営住宅条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。
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△日程第15 議案甲第11号 鳥栖市
体育施設条例の一部を改正する条例
○議長(時津末男) 日程第15.議案甲第11号 鳥栖市
体育施設条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。
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△日程第16 議案甲第12号 鳥栖市
職員定数条例の一部を改正する条例 議案甲第13号 鳥栖市
水道事業管理者の給与等条例 議案甲第14号 鳥栖市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例
○議長(時津末男) 日程第16.議案甲第12号 鳥栖市
職員定数条例の一部を改正する条例、議案甲第13号 鳥栖市
水道事業管理者の給与等条例、議案甲第14号 鳥栖市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例、以上3議案を一括議題といたします。 一括質疑を行います。黒田議員。 〔黒田議員登壇〕
◆議員(黒田攻) 市政会の黒田です。水道事業につきまして、市長演告の中に、21世紀に向けた新しいまちづくりのためにどうしても水道管理者が必要ということで説明が市長の方からありまして、よく理解できるわけでございますが、これからの水道管理者というのが知識と能力のある
水道事業管理者を選任するということであるわけですが、私もそういう知識と能力ということでいろいろ我々の勉強会の中でも今後水道、下水道に対しては相当の専門技術とか、水道技術についての能力を要するということを聞いております。その中で今回、執行部におかれまして、この水道管理者の選任は、公募でやられるのか、それとも国とか県とか、そういう経験者をこちらの方にお願いして管理者につけられるのか、その点についてお伺いをしたいというふうに思っております。確かにこういう形で新しい人材活用と、他市では既に相当多くの方をスカウトされて、こういう専門技術者を入れてあるということを聞いております。確かに市長演告の中にも21世紀をとらえて水道、下水道の将来の一本化と、相当のハードな水道責任管理者ということになると思いますので、採用に当たっても非常に慎重にはやられると思いますけれども、その辺をひとつぜひどういう形で採用されるのかお聞きしたいと、先般、文化財保護でも一般公募したところ、非常に優秀な方が集まられたということを聞いております。在野には鳥栖市、佐賀県下、相当多くのすばらしい方がひょっとしたらおられるかもしれませんけれども、その辺のお考えをお聞きしておきたいと思いますので、よろしくお願いします。 以上です。
○議長(時津末男) 山下市長。 〔
山下市長登壇〕
◎市長(山下英雄) 黒田議員の質問にお答えいたします。 管理者の問題でございますが、管理者は水道事業の経営に関しまして、識見を有する者のうちから市長が任命することとなっております。他市の状況でございますけれども、他市におきましては、行政経験がある人が管理者として任命されているようでございます。したがいまして、他市の状況等、もちろん参考にいたしますけれども、管理者として責務を遂行できる知識と能力が備わった人、ぜひお願いしてまいりたいと考えております。 公募をする意思は今のところ持ち合わせておりません。 以上です。
○議長(時津末男) 質疑を終わります。
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△日程第17 議案甲第15号 奨励措置の適用について
○議長(時津末男) 日程第17.議案甲第15号 奨励措置の適用についてを議題といたします。 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。
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○議長(時津末男) 次の日程第18.議案甲第16号につきましては、私に直接利害関係がある案件でございますので、天本副議長と交代いたします。 〔時津議長、天本副議長と交代〕
○副議長(天本浅雄) では、交代させていただきます。
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△日程第18 議案甲第16号 財産(土地)の取得について
○副議長(天本浅雄) 日程第18.議案甲第16号 財産(土地)の取得についてを議題といたします。 地方自治法第117条の規定により、時津議長、小田議員、宮原議員の退席を求めます。 〔時津議長、小田議員、宮原議員退席〕 質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を終わります。
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○副議長(天本浅雄) 時津議長、小田議員、宮原議員の除斥を解きます。 〔時津議長、小田議員、宮原議員着席〕 時津議長と交代をいたします。 〔天本副議長、時津議長と交代〕
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○議長(時津末男) 交代いたしました。 お諮りいたします。以上20議案及び昨日質疑が終了いたしました5議案については委員会付託表のとおり付託したいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって以上25議案については、委員会付託表のとおり付託することに決しました。 この際お諮りいたします。特別委員の辞任及び定数の変更並びに選任についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よってこの際、特別委員の辞任及び定数の変更並びに選任についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。
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