平成 30年 6月 定例会(第3回) 平成30年
唐津市議会会議録(定例会)その1 第3回1 日 時 平成30年6月1日 午前10時00分開会
於唐津市議会議事堂議場2 出席した議員 1番 田 中 秀 和 2番 中 村 健 一 3番 原 雄一郎 4番 青 木 茂 5番 古 藤 宏 治 6番 山 下 壽 次 7番 林 正 樹 8番 酒 井 幸 盛 9番 吉 村 慎一郎 10番 冨 田 幸 樹 11番 江 里 孝 男 12番 大 西 康 之 13番 馬 場 幸 年 14番 伊 藤 泰 彦 15番 楢 﨑 三千夫 16番 宮 崎 卓 17番 福 島 尚 美 18番 浦 田 関 夫 19番 伊 藤 一 之 20番 青 木 茂 21番 石 﨑 俊 治 22番 笹 山 茂 成 23番 水 上 勝 義 24番 山 下 正 雄 25番 三 浦 重 德 26番 進 藤 健 介 27番 熊 本 大 成 28番 宮 本 悦 子 29番 中 川 幸 次 30番 白 水 敬 一3
地方自治法第121条による出席者の職氏名 市 長 峰 達 郎 副 市 長 柴 田 哲 副 市 長 中 江 勉 教 育 長 栗 原 宣 康
ボートレース企業局長 日 下 義 信 総 務 部 長 櫻 庭 佳 輝 企 画 部 長 脇 山 秀 明 財 務 部 長 北 方 初 美 市 民 部 長 古 川 光 博 保 健 福 祉 部 長 田 中 士 郎 農 林 水 産 部 長 吉 村 和 久 商 工 観 光 部 長 阿 蘇 靖 則
交流文化スポーツ部長 久 我 邦 浩 都 市 整 備 部 長 新 天 寺 勉 消 防 長 折 尾 命 水 道 局 長 石 倉 智 典 教 育 部 長 保 利 守 男 東島・
厳木市民センター長 市 丸 信 一 総 務 部 副 部 長 吉 田 和 文4 出席した
事務局職員 議 会 事 務 局 長 濱 口 智
議会事務局副局 長 林 山 弘 美 午前10時00分 開会
○議長(田中秀和君) おはようございます。 ただいまから平成30年第3回
唐津市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。 事務局長に本日提出されている議案等について報告をさせます。
◎
議会事務局長(濵口智君) 報告いたします。 本定例会に、議案第61号、平成30年度唐津市
一般会計補正予算の予算議案1件、議案第62号、
唐津市部設置条例の一部を改正する条例制定についてから議案第67号、唐津市
火災予防条例の一部を改正する条例制定についてまで、並びに議案第70号、市長及び副市長の給料の支給額の特例に関する条例制定についての条例議案7件、議案第68号、佐賀県
市町総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の増加及び規約の変更に係る協議について及び議案第69号、
久里小学校屋内運動場大
規模改造建築工事請負契約締結について、並びに議案第71号、コーポうしお
台市営住宅建設建築工事(東棟)
請負契約締結についてから議案第73号、
呼子公民館移転新築建築工事請負契約締結についてまでの一般議案5件、報告第4号、平成29年度唐津市
一般会計継続費繰越計算書の報告についてから報告第13号、専決処分の報告について(その2)までの報告議案10件、以上、
市長提出議案23件が提出されております。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 諸般の報告については、お手元に配付しておりますので、ごらん願います。 会期及び議事日程について、お諮りいたします。会期及び議事日程につきましては、
議会運営委員会に諮りました結果、会期は本日から6月22日までの22日間、議事日程はお手元に配付しております
議事日程表のとおりとなっております。このように決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中秀和君) 異議なしと認めます。よって、会期は22日間、議事日程はお手元に配付しております
議事日程表のとおりに決しました。 次に、議案質疑及び一般質問の通告でありますが、議案質疑の発言通告は6月4日17時までに、また一般質問の通告につきましては6月6日正午までに文書で通告していただき、一般質問の発言の順序は抽せんによることとします。 次に、
会議録署名議員の指名を行います。
唐津市議会会議規則第86条の規定により、
会議録署名議員に、20番、青木茂議員、21番、
石﨑俊治議員を指名いたします。 議事日程に従い、提案理由の説明を行います。 議案第61号から議案第73号まで、並びに報告第4号から報告第13号まで、以上23件を一括付議します。 執行部の提案理由の説明を求めます。峰市長。 (市長 峰 達郎君登壇)
◎市長(峰達郎君) おはようございます。 提案理由の説明に先立ちまして、水道局における水道料金の過少請求に続き、
都市整備部における
下水道使用料の賦課漏れという不適正な事務処理の結果、関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことにつきまして、市議会並びに市民の皆様方に対し、改めて深くおわびを申し上げます。申しわけございませんでした。 本日、
市議会定例会を招集いたしまして、
補正予算案及び諸議案のご審議を仰ぐに当たり、その概要をご説明申し上げます。 今回の
補正予算案は、将来の唐津を担う子供たちを応援する施策構築に向けた、子どもの
環境調査費を初め、
唐津農業協同組合が実施する、
かんきつ集出荷貯蔵施設や
玄海共同乾燥調製施設の整備に対する補助金等を計上いたしました。 また、国、県の補助事業の採択に伴い、2023年
国民体育大会における軟式野球のメーン会場に内定した唐津市野球場の
整備事業費や
市道改良事業の進捗を図るための経費等を追加いたしております。 このほか、新唐津市
保健センター駐車場等整備費や老朽化が著しい
厳木中学校屋内運動場屋根の
改修事業費などを計上いたしております。 その結果、
一般会計補正予算額は15億6,893万1,000円で、これを既決予算と合わせますと690億1,395万2,000円となります。 以下、予算案の主な事業につきましてご説明申し上げます。 まず、総務費でございますが、子供を取り巻く状況や教育環境が変化する中で、唐津の子供たちの生活全般にわたる意識や実態を捉え、福祉・教育の両面から応援する施策を構築するため、子どもの
環境調査費を実施するほか、
一般財団法人自治総合センターの助成事業を活用した
コミュニティ事業助成金を計上いたしております。 民生費では、防犯対策の強化を行う保育所等に対し補助を行うほか、
生活保護基準の見直しに伴うシステムの改修費用を計上いたしました。 衛生費では、唐津市
保健センターの移転等に向け、駐車場や健康づくりの活用をする広場など所要の整備を行い、市民の利便性向上と健康維持の確保を図ることといたしております。
農林水産業費では、
集出荷コストの低減や生産者の労力軽減のため、
唐津農業協同組合が実施する、
かんきつ集出荷貯蔵施設や
玄海共同乾燥調製施設の整備に対し、支援を行うことといたしております。 土木費では、国の交付金の増加に伴い、
橋りょう長寿命化事業費や
道路改良費を追加し、引き続き、地域道路における安全の確保に努めてまいります。 教育費では、老朽化が著しい
厳木中学校屋内運動場の屋根等の改修経費を計上したほか、国の
補助事業採択に伴い、2023年に佐賀県で開催される
国民体育大会における
軟式野球メーン会場に内定しております唐津市野球場の
整備事業費を追加いたしております。 以上が、予算案の概要でございます。 次に、条例議案についてご説明申し上げます。
唐津市部設置条例の一部を改正する条例制定についてにつきましては、本市が取り組むべき行政課題への対応を図るとともに、新たな施策の展開を効果的に実行できる組織を編成するため、改正するものでございます。何とぞ各議案につきまして、よろしくご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。 引き続き、本日提出させていただきました議案第70号、市長及び副市長の給料の支給額の特例に関する条例制定についてをご説明申し上げます。 議案集第4の1ページをお願いいたします。 本議案は、
先ほど提案理由の説明に先立ちおわび申し上げました、水道局と
都市整備部における一連の不適正な事務処理につきまして、市政をあずかる者としての監督責任をとるため、提案させていただくものでございます。 次のページ、2ページをお願いいたします。 条例案の内容でございますが、私の平成30年7月と8月の2カ月分の給料の支給額につきまして、現在、給料月額から20%減額しておりますところを30%減額することとし、また両副市長の平成30年7月の給料の支給額につきましては、給料月額から10%減額するものでございます。 施行期日は、平成30年7月1日からといたしております。 以上で、本議案のご説明を終わらせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。 このほか、諸議案の詳細につきましては、所管担当者に説明させることといたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(田中秀和君)
北方財務部長。 (財務部長 北方初美君登壇)
◎財務部長(北方初美君)
財務部所管の議案についてご説明申し上げます。 議案集第2をお願いいたします。1ページをお開き願います。 議案第61号、平成30年度唐津市
一般会計補正予算でございますが、第1条、
歳入歳出予算の総額674億4,502万1,000円に今回の補正額15億6,893万1,000円を追加し、予算の総額を690億1,395万2,000円とするものでございます。 第2条で継続費、第3条で地方債の補正を定めております。 次のページをお願いいたします。第1表は、
歳入歳出予算補正の款項の区分ごとの補正状況でございます。 詳細につきましては、別冊、補正予算に関する説明書でご説明させていただきます。 4ページをお願いいたします。第2表は継続費でございます。 唐津市
野球場整備費でございますが、平成30年度から平成32年度まで3カ年の年割額を定め、継続費を設定するものでございます。 6ページをお願いいたします。第3表は
地方債補正でございます。 補正前の限度額78億6,720万円に今回の補正に伴う起債額を追加いたしまして、限度額を82億1,130万円とするものでございます。 以上が、予算書の説明でございます。 次に、議案集第3、補正予算に関する説明書をお願いいたします。 1ページをお開き願います。1ページから3ページは、
一般会計補正予算の総括でございます。 歳入は款別の補正状況を、歳出では款別の補正状況と財源内訳を示しております。 事項別の明細につきましては、歳出から説明をさせていただきます。 8ページをお願いいたします。 総務費の、子どもの
環境調査費でございますが、子供の明るい未来を応援するための部局横断的な施策の立案に当たり、子供たちを取り巻く環境について実態調査を行うものでございます。 次の、
コミュニティ事業助成金は、
一般財団法人自治総合センターの事業採択を受け、
鳥越浮立及び大野大黒舞の活動の継承を支援するものでございます。 民生費の、
保育所等防犯対策強化整備事業補助金は、
教育保育施設における防犯対策を強化するため、防犯カメラ及びフェンスの設置等について補助を行うものでございます。 次の、
生活保護事務費は、
生活保護基準の改定等に伴う
生活保護システムの改修経費でございます。 衛生費の、新唐津市
保健センター駐車場等整備費は、
新保健センター等の整備に伴い、必要な駐車場、広場及び
公衆用トイレ等を整備するものでございます。 10ページをお願いいたします。
農林水産業費の、
かんきつ集出荷貯蔵施設整備事業補助金は、
唐津農業協同組合が実施する、
かんきつ集出荷貯蔵施設の整備に対して補助するものでございます。 次の、
玄海共同乾燥調製施設整備事業負担金は、同じく
唐津農業協同組合が玄海町において実施する
共同乾燥調製施設の整備について、応分を負担するものでございます。 土木費の、七
ツ釜線道路改良費から
道路舗装改良費までの9事業は、国の交付金の配分額増加にあわせて事業の進捗を図るものでございます。 次の、
唐津城石垣再築整備Ⅱ期
附帯事業費は、唐津城の
石垣再築整備の進捗を図るため、あずまやの解体及び
文化財調査を実施するものでございます。 12ページをお願いいたします。 教育費でございます。佐賀県
研究指定校事業費は、佐賀県
教育委員会の指定に伴い、
加唐小・中学校、
厳木小学校において授業等の実践的研究を行うものでございます。
厳木中学校屋内運動場屋根改修事業費は、老朽化している
厳木中学校屋内運動場の屋根材及び天井材等の改修を行うものでございます。 14ページをお願いいたします。 唐津市
野球場整備費(
継続費初年度分)は、2023年佐賀県で開催を予定されております
国民体育大会に向け、老朽化している唐津市野球場を平成30年度から3カ年で整備するものでございます。 次に、歳入を説明いたします。4ページをお願いいたします。
国庫支出金から繰入金まで6ページの諸収入及び市債につきましては、ただいま説明いたしました歳出の財源として、それぞれ計上をいたしております。 以上で、
補正予算案の説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案集第1をお願いいたします。33ページをお開き願います。 議案第69号、
久里小学校屋内運動場大
規模改造建築工事請負契約締結についてご説明申し上げます。 本議案は、平成30年5月17日に仮契約を締結いたしましたので、
地方自治法第96条第1項第5号の規定等により、ご提案を申し上げるものでございます。 工事の内容は、
久里小学校屋内運動場の大規模改造を行うものでございます。 契約の方法は、
一般競争入札によるもので、5月14日に5者で入札を行い、仮契約を締結いたしております。 契約金額は1億6,895万3,040円、
工事担保期間は2年でございます。 契約の相手は、唐津市浜玉町横田下851番地1、
株式会社太田工務店、
代表取締役、太田年一でございます。 なお、
議案参考資料ナンバー1の33ページから37ページまでに工事の参考図面を添付いたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 34ページをお願いいたします。 報告第4号、平成29年度唐津市
一般会計継続費繰越計算書の報告についてご説明申し上げます。 次のページをお願いいたします。 衛生費の唐津市
清掃センター長寿命化事業費を初めとして、4事業の継続費につきまして逓次繰越しを行ったものでございます。 36ページをお願いいたします。 報告第5号、平成29年度唐津市
一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についてご説明申し上げます。 次のページをお願いいたします。 総務費の新
庁舎建設環境整備費から40ページ、
災害復旧費の平成29年
災害土木施設復旧費まで25の事業につきまして、翌年度に繰越しを行ったものでございます。 41ページをお願いいたします。 報告第6号、平成29年度唐津市一般会計事故繰越し
繰越計算書の報告についてご説明申し上げます。 次のページをお願いいたします。 総務費の新
庁舎建設基本実施設計費は、業者選定に不測の日数を要したため、教育費の
久里小学校校舎大
規模改造事業費につきましては、複合遊具の全国的な受注増により、納入に大幅なおくれを生じたため、再度、繰越しを行ったものでございます。 43ページをお願いいたします。 報告第7号、平成29年度唐津市
下水道特別会計繰越明許費繰越計算書の報告についてご説明申し上げます。 次のページをお願いいたします。
公共下水道費の
雨水幹線整備事業費を翌年度に繰り越したものでございます。 45ページをお願いいたします。 報告第8号、平成29年度唐津市
集落排水特別会計繰越明許費繰越計算書の報告についてご説明申し上げます。 次のページをお願いいたします。
集落排水費の
星賀地区農業集落排水事業費を翌年度に繰り越ししたものでございます。 47ページをお願いいたします。 報告第9号、平成29年度唐津市
水道事業会計予算繰越計算書の報告についてご説明申し上げます。 次のページをお願いいたします。
資本的支出の
和多田地区送水管等更新事業の実施に伴う用地費ほか2事業につきまして、翌年度に繰り越すものでございます。 49ページをお願いいたします。 報告第10号、平成29年度唐津市
モーターボート競走事業会計継続費繰越計算書の報告についてご説明申し上げます。 次のページをお願いいたします。
資本的支出の
ボートレースからつ
仮設スタンド設置事業につきまして、逓次繰越しをしたものでございます。 51ページをお願いいたします。 報告第11号、平成29年度唐津市
モーターボート競走事業会計予算繰越計算書の報告についてご説明申し上げます。 次のページをお願いいたします。
資本的支出の
スタンド棟改修事業実施設計業務につきまして、繰越しをしたものでございます。 以上で、
繰越計算書の報告の説明を終わらせていただきます。 続きまして、本日お配りいたしました議案集第4をお願いいたします。3ページをお開き願います。 議案第71号、コーポうしお
台市営住宅建設建築工事(東棟)
請負契約締結についてご説明申し上げます。 本議案は、平成30年5月28日に仮契約を締結いたしましたので、
地方自治法第96条第1項第5号の規定等により、ご提案を申し上げるものでございます。 工事の内容は、コーポうしお
台市営住宅・東棟の建築を行うものでございます。 契約方法は、
指名競争入札によるもので、5月23日に4つの
共同企業体での入札を行い、仮契約を締結いたしております。 契約金額は2億2,647万6,000円、
工事担保期間は2年でございます。 契約の相手方は、
唐津土建N総合共同企業体、代表者、唐津市二タ子2丁目7番51号、
唐津土建工業株式会社、
代表取締役社長、岩本真二でございます。 なお、
議案参考資料ナンバー2の1ページから6ページに工事の参考図面を添付いたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 次に、4ページをお願いいたします。 議案第72号、高
機能消防指令センター更新工事請負契約締結についてご説明申し上げます。 本議案は、平成30年5月28日に仮契約を締結いたしましたので、
地方自治法第96条第1項第5号の規定等により、ご提案を申し上げるものでございます。 工事の内容は、
通信指令装置の更新工事を行うものでございます。 契約方法は、
指名競争入札によるもので、5月24日に2つの
共同企業体での入札を行い、仮契約を締結いたしております。 契約金額は6億5,880万円、
工事担保期間は1年でございます。 契約の相手方は、九電工・
東島共同企業体、代表者、唐津市千々賀1番地1、
株式会社九電工唐津営業所、所長、原口忠浩でございます。 なお、
議案参考資料ナンバー2の7ページから9ページに工事の参考図面を添付いたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 次に、5ページをお願いいたします。 議案第73号、
呼子公民館移転新築建築工事請負契約締結についてご説明申し上げます。 本議案は、平成30年5月28日に仮契約を締結いたしましたので、
地方自治法第96条第1項第5号の規定等により、ご提案申し上げるものでございます。 工事の内容は、呼子公民館の移転新築を行うものでございます。 契約方法は、
指名競争入札によるもので、5月23日に4つの
共同企業体での入札を行い、仮契約を締結いたしております。 契約金額は3億5,555万7,600円、
工事担保期間は2年でございます。 契約の相手方は、岸本・
笠原共同企業体、代表者、唐津市竹木場5206番地82、
株式会社岸本組、
代表取締役社長、岸本剛でございます。 なお、
議案参考資料ナンバー2の10ページから14ページに工事の参考図面を添付いたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 以上で、
財務部所管の提案理由の説明を終わらせていただきます。何とぞご審議の上、ご決定、ご承認を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(田中秀和君)
脇山企画部長。 (企画部長 脇山秀明君登壇)
◎企画部長(脇山秀明君)
企画部所管の議案につきましてご説明申し上げます。 議案集第1をお願いいたします。1ページをお開き願います。 議案第62号、
唐津市部設置条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。 本議案は、本市が取り組むべき行政課題への対応を図るとともに、新たな施策の展開を効果的に実行できるよう、組織を編成するため、改正を行うものでございます。 2ページをお願いいたします。 改正内容でございますが、条例第1条に規定しております部の設置につきまして、まず、第2次唐津市総合計画及び唐津市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略に加え、からつ力の推進に向け、各部局を統括し、市政全般の企画立案を総合的に調整、政策として実現するマネジメントの強化を図るため、企画部を政策部に改称いたしております。 次に、
人口減少対策といたしまして、唐津への移住と定住を促進し、また
男女共同参画社会の実現と、市民が安心して住み続けたいと思える未来志向の地域づくり及び文化・
スポーツ振興を推進するため、
未来創生部を新設いたしまして、これに伴い、
交流文化スポーツ部は廃止いたしております。 また、地域経済の活性化を図るため、
唐津ブランドの販路拡大、販売促進、観光による地域の稼ぐ力を引き出す経済界と行政が一丸となる
仕組みづくりの強化に向け、商工観光部を
経済観光部に改称するものでございます。 以上の変更等によりまして、建制順を政策部、総務部、財務部、
未来創生部の順に改めております。 次に、第2条に規定する部の分掌事務でございますが、政策部に秘書に関することを加えまして、新設いたしました
未来創生部の事務分掌を整備、追加いたしております。 3ページをお願いいたします。 附則でございますが、施行期日は、平成30年8月1日からといたしまして、今回、部の改称に関連します唐津市
有線テレビジョン放送番組審議会条例、唐津市
総合基本計画審議会条例の2つの条例につきまして、条文整備の改正を行っております。 本議案につきまして、別
添議案参考資料ナンバー1の1ページから2ページに新旧対照表を添付いたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 以上、ご提案申し上げます。何とぞよろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(田中秀和君)
古川市民部長。 (市民部長 古川光博君登壇)
◎市民部長(古川光博君)
市民部所管の議案についてご説明を申し上げます。 議案集第1の4ページをお願いいたします。 議案第63号、唐津市税条例等の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。 この議案は、平成30年度税制改正を受けた地方税法等の一部改正に伴う条例改正であり、主な改正点は5点となっております。 改正内容ですが、1点目は、個人市民税に関する見直しで、所得税法の改正に合わせ、個人市民税の基礎控除の額が10万円引き上げられることから、合計所得金額を基準とする非課税の範囲に関して要件等が変わらないよう、10万円を加算するなどの措置を講ずるものです。 2点目は、法人市民税の電子申告に関する規定の整備で、法人税法の改正に伴い、資本金1億円を超える法人等が申告を行う際に電子申告が義務づけられることから、法人市民税の電子申告に関する規定を整備するものです。 3点目は、たばこ税率の引き上げで、国たばこ税に合わせ、平成30年10月1日から3段階でたばこ税の税率を引き上げるものです。 4点目は、加熱式たばこの課税方式の見直しで、加熱式たばこに係るたばこ税の課税標準について、重量と価格を紙巻きたばこの本数に換算する方式に見直すものです。なお、加熱式たばこの課税方式の見直しは、平成30年10月1日から5年間で段階的に行われることになっています。 5点目は、固定資産税における、わがまち特例の拡充で、発電出力で新たに区分された再生可能エネルギー発電設備の課税標準算定に用いる特例割合を定めるものです。 本市では、5,000キロワット以上の特定水力発電設備、1,000キロワット未満の特定地熱発電設備及び1万キロワットから2万キロワットまでの特定バイオマス発電設備につきましては、特例割合をそれぞれ3分の2とし、1,000キロワット以上の特定太陽光発電設備及び20キロワット未満の特定風力発電設備につきましては、特例割合をそれぞれ4分の3とするものです。 また、生産性向上特別措置法の対象となる資産の課税標準算定に用いる特例割合につきましては、中小企業の設備投資を支援する観点から、特例割合をゼロとするものです。 主な改正点は以上でございますが、地方税法等の改正に伴って条例中に生じました法等のそごを解消するため、字句の整理や項ずれの措置など規定の整備を行っております。 施行期日は公布の日からとしていますが、主な改正点のうち、唐津市税条例等の一部を改正する条例第1条のたばこ税率の引き上げに関すること及び加熱式たばこの課税方式見直しに関することは平成30年10月1日、法人市民税の公的年金等所得者の配偶者控除に関する申告要件の見直しに関することは平成31年1月1日、同条例第2条の加熱式たばこの課税方式見直しに関することは平成31年10月1日、法人市民税の電子申告に関する規定の整備に関することは平成32年4月1日、同条例第3条のたばこ税率の引き上げに関すること及び加熱式たばこの課税方式見直しに関することは平成32年10月1日、個人市民税の合計所得金額を基準とする非課税の範囲に関する要件の改正等に関することは平成33年1月1日、同条例第4条のたばこ税率の引き上げに関すること及び加熱式たばこの課税方式見直しに関することは平成33年10月1日、同じく同条例第5条の加熱式たばこの課税方式見直しに関することは平成34年10月1日、生産性向上特別措置法に係る特例割合の規定に関しましては同法の施行の日にそれぞれ施行することといたしております。 なお、別
添議案参考資料ナンバー1の3ページから25ページに新旧対照表を添付しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 以上で、
市民部所管の議案についての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定を賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(田中秀和君) 田中保健福祉部長。 (保健福祉部長 田中士郎君登壇)
◎保健福祉部長(田中士郎君) 保健福祉部所管の議案についてご説明申し上げます。 議案集第1の22ページをお願いいたします。 議案第64号、唐津市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。 本議案は、国が定める家庭的保育事業等の設備・運営に関する基準の一部改正に伴い、改正するものでございます。 家庭的保育事業等とは、保育所や認定こども園と比べますと利用定員が少ない小規模な施設のことで、例えば小規模保育事業者や事業所内保育事業者等がございます。 改正内容でございますが、1つ目は、代替保育の提供をすることができる事業者の拡大でございます。家庭的保育事業者等に勤務する職員が病気や休暇などにより不足する場合、代替保育について、保育所、幼稚園、認定こども園のいずれかのみが提供できることとしていた規定を緩和し、一定の場合に限り小規模保育事業者や事業所内保育事業者、市が同等の能力を有すると認める者も代替保育の提供ができることとするものでございます。 2つ目は、食事の外部搬入をすることができる事業者の拡大でございます。居宅で保育を提供している家庭的保育事業者については、一定の場合に限り保育所等から調理業務を受託し、市町村が適当と認める事業者からの食事の外部搬入ができるものとするものでございます。また、自園調理に関する規定の適用を猶予する経過措置を5年間から10年間に延長するものでございます。 施行期日は、公布の日からでございます。 なお、別
添議案参考資料ナンバー1の26ページから29ページに新旧対照表を添付いたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 次に、25ページをお願いいたします。 議案第65号、唐津市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。 本議案は、国が定める放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、改正するものでございます。 改正内容でございますが、1つ目は、現行の放課後児童支援員の基礎資格である学校教育法の規定により、幼稚園、小学校、中学校、高等学校または中等教育学校の教員となる資格を有する者を教育職員免許法第4条に規定する免許状を有する者とすることにより、規定の趣旨を明確にするものでございます。 現在の教員免許制度は、免許の更新制度が導入されているため、教員免許取得後、一定期間を経過した者は更新講習を受講しなければ教諭となることができないとされているところでございますが、放課後児童支援員については教員免許を取得した者であれば、更新講習を受講しなくても放課後児童支援員の基礎資格を有する者として取り扱うこととするものでございます。 2つ目は、放課後児童支援員の基礎資格の追加でございます。放課後児童クラブでは、基礎資格を持つ支援員と資格を持たない補助員が従事をいたしております。放課後児童支援員になるためには、保育士や社会福祉士などの基礎資格を有し、都道府県知事が行う研修を終了する必要がございます。 しかし、基礎資格を持たない補助員の中にも経験豊富で評価の高い方も多くおられますので、優秀な人材を幅広く登用できるよう、基礎資格に5年以上放課後児童健全育成事業に従事した者であって、市長が適当と認めた者を新たに追加するものでございます。 施行期日は、公布の日からでございます。 なお、別
添議案参考資料ナンバー1の30ページに新旧対照表を添付いたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 次に、27ページをお願いいたします。 議案第66号、唐津市包括的支援事業の実施に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。 本議案は、介護保険法施行規則の一部を改正する省令の一部改正に準じ、改正するものでございます。 改正の内容でございますが、主任介護支援専門員の定義の改正でございます。 改正前の主任介護支援専門員は、主任介護支援専門員研修を終了した者と定義されておりましたが、有効期間5年間の更新制が導入されたことにより、主任介護支援専門員研修及び主任介護支援専門員更新研修を終了した者に改正されたものでございます。 施行期日は、公布の日からでございます。 なお、別
添議案参考資料ナンバー1の31ページに新旧対照表を添付いたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 以上、ご提案申し上げます。何とぞよろしくご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(田中秀和君)
折尾消防長。 (消防長 折尾 命君登壇)
◎消防長(折尾命君) 消防本部所管の議案についてご説明申し上げます。 議案集第1の29ページをお願いいたします。 議案第67号、唐津市
火災予防条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。 本議案は、防火管理業務の適正化及び消防用設備等の適正な設置促進に資するため、改正するものでございます。 改正の内容は、消防法令に違反している建物を公表できる制度を追加するものでございます。 改正の内容の趣旨でございますが、火災を早期に確知することができる自動火災報知設備、初期消火に有効である屋内消火栓設備及びスプリンクラー設備を火災被害を最小限にするための重要な設備と位置づけ、当該設備の設置義務違反を公表の対象とし、建物を利用する方が利用者みずからその判断に活用できるようにすることで、防火安全に対する認識を高めて火災被害の軽減を図るものです。 また、あわせて建物の所有者等に公表することを通知することで、火災予防や設備の設置に係る意識をより一層高めてもらうこととしております。 施行期日は、平成31年4月1日から施行することにしております。 なお、別
添議案参考資料ナンバー1の32ページに新旧対照表を添付しておりますので、ご参照願いたいと存じます。 以上、ご提案申し上げます。よろしくご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(田中秀和君) 櫻庭総務部長。 (総務部長 櫻庭佳輝君登壇)
◎総務部長(櫻庭佳輝君) 総務部所管の議案についてご説明を申し上げます。 議案集第1の31ページをお願いいたします。 議案第68号、佐賀県
市町総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の増加及び規約の変更に係る協議についてご説明申し上げます。 本議案は、佐賀県
市町総合事務組合の規約を変更する必要が生じることに伴いまして、ご提案するものでございます。 規約を変更する理由でございますが、佐賀県東部環境施設組合が佐賀県
市町総合事務組合に加入し、議会の議員その他非常勤の地方公務員に係る公務上の災害または通勤による災害に対する補償に関する事務の共同処理に参加することに伴い、
地方自治法第290条の規定に基づき、佐賀県
市町総合事務組合を組織する全ての
地方公共団体の議会の議決を経る必要がございますので、ご提案するものでございます。 何とぞよろしくご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(田中秀和君) 市丸東島・
厳木市民センター長。 (東島・
厳木市民センター長 市丸信一君登壇)
◎東島・
厳木市民センター長(市丸信一君) 厳木市民センター所管の議案についてご説明申し上げます。 議案集第1の53ページをお願いいたします。 報告第12号、専決処分の報告について(その1)についてご説明申し上げます。 本件は、厳木市民センター庁用車と自転車との衝突による人身事故につきまして、平成30年4月20日に専決処分し、4月25日に示談が成立しましたので、
地方自治法第180条第2項の規定によりまして、市議会にご報告いたすものでございます。 事故の内容でございますが、平成29年6月4日、厳木市民センター庁用車にて、厳木川河川清掃のごみ回収業務のため、厳木町の本山市営住宅敷地内道路を走行中、午前10時40分ごろ、同敷地内のT字路を直進しようとしたとき、右道路から走行してくる自転車に乗った相手方と出会い頭に衝突し、負傷させたものであります。 損害賠償金は、相手方の治療費、薬剤費、付き添い看護料、通院交通費及び傷害慰謝料でございまして、合計24万6,016円でございます。なお、損害賠償金は、公益社団法人全国市有物件災害共済会から全額補填されることになっております。 損害賠償の相手方につきましては、記載のとおりでございます。 続きまして、議案集第1の55ページをお願いいたします。 報告第13号、専決処分の報告について(その2)についてご説明申し上げます。 本件は、厳木市民センター庁用車の軽乗用自動車への追突による物損事故につきまして、平成30年4月10日に専決処分し、4月10日に示談が成立しましたので、
地方自治法第180条第2項の規定によりまして、市議会にご報告いたすものでございます。 事故の内容でございますが、平成30年2月13日、厳木市民センター庁用車にて、ふるさと集落活性化事業に関する打ち合わせのため、国道203号を唐津方面へ走行中、午前10時56分ごろ、相知町牟田部869番地1付近のなだらかなカーブで、右折のため停車中の相手方の車両に気づくのがおくれ、急ブレーキをかけたが間に合わず追突したものであります。 損害賠償金は、相手方車両の修理費用でございまして69万4,584円でございます。 なお、損害賠償金は、公益社団法人全国市有物件災害共済会から全額補填されることになっております。 損害賠償の相手方につきましては、記載のとおりでございます。 市職員がこのような事故を起こしましたことを、市民の皆様並びに市議会に対しまして深くおわびを申し上げますとともに、このような事故を起こさないよう、事故を起こした職員を初め、関係職員に対し、厳重注意と安全運転の徹底を指導したところでございます。まことに申しわけございませんでした。 以上、ご報告申し上げます。
○議長(田中秀和君) 以上で、提案理由の説明を終わります。 議事日程に従い、次会は、6月8日午前10時から本会議を開き、議案質疑を行うこととし、本日は、これにて散会いたします。 午前10時50分 散会...