唐津市議会 2017-06-09
06月09日-03号
平成 29年 6月 定例会(第3回) 平成29年
唐津市議会会議録(定例会)その3 第3回1 日 時 平成29年6月9日 午前10時00分開議
於唐津市議会議事堂議場2 出席した議員 1番 田 中 秀 和 2番 中 村 健 一 3番 原 雄一郎 4番 青 木 茂 5番 古 藤 宏 治 6番 山 下 壽 次 7番 林 正 樹 8番 酒 井 幸 盛 9番 吉 村 慎一郎 10番 冨 田 幸 樹 11番 江 里 孝 男 12番 大 西 康 之 13番 馬 場 幸 年 14番 伊 藤 泰 彦 15番 楢 﨑 三千夫 16番 宮 崎 卓 17番 福 島 尚 美 18番 浦 田 関 夫 19番 伊 藤 一 之 20番 青 木 茂 21番 石 﨑 俊 治 22番 笹 山 茂 成 23番 水 上 勝 義 24番 山 下 正 雄 25番 三 浦 重 德 26番 進 藤 健 介 27番 熊 本 大 成 28番 宮 本 悦 子 29番 中 川 幸 次 30番 白 水 敬 一3 地方自治法第121条による出席者の職氏名 市 長 峰 達 郎 教 育 長 稲 葉 継 雄 総 務 部 長 櫻 庭 佳 輝 企 画 部 長 小 形 昌 和 財 務 部 長 脇 山 秀 明 市 民 部 長 古 川 光 博 保 健 福 祉 部 長 田 中 士 郎 農 林 水 産 部 長 久 我 邦 浩 商 工 観 光 部 長 井 上 和 彦
交流文化スポーツ部長 保 利 守 男 都 市 整 備 部 長 中 江 勉 消 防 長 折 尾 命
ボートレース企業局長 日 下 義 信 水 道 局 長 濵 田 康 裕 教 育 部 長 金 嶽 栄 作 総 務 部 副 部 長 堀 田 信4 出席した
事務局職員 議 会 事 務 局 長 吉 田 稔
議会事務局副局 長 林 山 弘 美 午前10時00分 開議
○議長(田中秀和君) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。 議事日程に従い、議案質疑を行います。 議案第84号から議案第100号まで並びに報告第3号から報告第12号まで、以上27件を一括付議します。 ご質疑ございませんか。
伊藤泰彦議員。
◆14番(伊藤泰彦君) おはようございます。14番、清風会の伊藤泰彦です。 今回は、議案第84号、平成29年度
一般会計補正予算より8項目、条例議案第91号、
唐津城条例の一部を改正する条例制定について、報告第11号、専決処分の報告について(その2)について質疑いたします。 まず、
一般会計補正予算中、
農林水産業費の
漁港機能保全計画策定費と
漁港機能保全対策事業費についてですが、関連性がありますので、一括して質疑いたします。 まず、この件は、
漁港機能保全計画策定の目的についてお尋ねいたします。 次に、同じく
農林水産業費中、
屋形石漁港改修事業費については、その事業の目的についてお伺いします。 次に、消防費の
消防分署建設費では、移転先の用地の場所についてお聞きします。 次に、教育費から4項目質疑します。 まず、
中学校放課後等補充学習支援事業については、昨日、中学校5校の選定理由については、各学校長にこの事業を検討させ、唐津第一中学校、
鬼塚中学校、
西唐津中学校、
厳木中学校、湊中学校の5校が希望したということでしたが、それではこの事業の効果についてどのようにお考えか、お伺いいたしたいと思います。 次に、
サムスンデフリンピック出場特別奨励金については、唐津市出身の
金持義和選手が出場されるわけですが、この大会の参加国や競技種目、参加人数についてお伺いします。
体育施設整備費については、まず
厳木スポーツ広場夜間照明設置工事実施設計についてですが、合併後、学校に夜間照明を設置したことはありますが、運動広場への夜間照明の新設は初めてだと思います。今回設置に至った経緯をお示し願いたいと思います。 次に、同じく教育費中、唐津市
野球場整備費からは、改築の基本・実施計画の詳細についてお伺いします。 続きまして、条例議案第91号、
唐津城条例の一部を改正する条例制定についてですが、これについては、改正に至った理由をお聞きします。 最後に、報告第11号、専決処分の報告について(その2)ですが、概要書での事故の内容の説明はありましたが、この事故の詳細な内容についてお伺いし、1回目の質疑といたします。
○議長(田中秀和君)
久我農林水産部長。 (
農林水産部長 久我邦浩君登壇)
◎
農林水産部長(久我邦浩君)
伊藤泰彦議員のご質疑にお答えいたします。 2点ございました。 まず、1点目の
漁港機能保全計画の策定の目的についてでございますが、水産物の安定供給並びに水産業の健全な発展を図るため、
水産基盤整備事業等によりまして計画的に漁港施設の整備を実施をしてきたところでございます。 これらの既存施設は、高度成長期に建設された施設が多く、建設後の時間に伴う経過に伴いまして老朽化が進行いたしまして、更新すべき時期を迎えた施設が増加をしていきている状況でございます。効果的かつ効率的な維持管理、更新等により、今後とも漁業活動に必要不可欠な水産基盤の施設が適切な機能を継続的に発揮し、施設の老朽化や
更新コストの縮減を図るために
漁港機能保全計画をするものでございます。 次に、
屋形石漁港改修事業費について、その事業の目的についてでございます。
屋形石漁港につきましては、昭和27年5月28日に第1種漁港の指定を受けた市管理の漁港でございます。平成27年の港勢調査では、登録漁船数が20隻、正組合員数37名、
属地陸揚量36.3トン、
属地陸揚金額4,000万円となっているところでございます。
屋形石漁港におきましては、しけのときに、波が堤防を越えます越波による漁港内の波が抑えられずに係留している船舶が沈没するなど、被害を受けている状況でございまして、その対策に苦慮されている状況でございます。こうしたことから、漁業活動の安全確保のために、2号防波堤の改修工事を実施をするものでございます。 以上でございます。
○議長(田中秀和君)
折尾消防長。 (消防長 折尾 命君登壇)
◎消防長(折尾命君) 議員さんのご質疑にお答えします。
消防本部所管で、2点ございました。 まず、
消防分署建設に係る建設する各分署の場所についてのご質疑でございます。 まず、東部分署の用地につきましては、現在と同じく浜玉町南山地区であり、現在地から1キロ程度七山側となり、国道323号と県道306号が交わる付近でございます。 次に、西部分署の用地につきましては、肥前町田野の古
保志気交差点から200メートル程度東側の国道204号沿いで、現在地からは国道204号を田野方面へ4キロ程度の場所でございます。 次に、北部分署の用地につきましては、現在地の市道を挟んだ向かい側の鎮西町横竹地区でございます。 南部分署につきましては、今回の議案には提出しておりませんが、現在地の厳木町本山地区内で利用可能な市の土地、市有地であります旧
本山小学校を予定地としております。 次に、救急搬送時に傷病者を担架から落下させたことによる人身事故に係る専決処分について、その事故内容の詳細についてであります。 事故内容として、救急車から、
折りたたみ式の
ストレッチャーを引き出していたときに起きた事故でございます。正常では、2本の足が自動的に伸びて
ストレッチャーを支える構造になっておりますが、その足が完全に伸び切れず、さらに救急隊員も重量を支え切れず、傷病者を地面へ落下させてしまったものでございます。 本来、3人で操作すべきところ、このとき、救急隊長は病院の
救急搬入口にいる医師のもとへ急ぎ、病状の説明に当たっており、隊員と機関員の2人のみで
ストレッチャーの搬出作業を行っております。
ストレッチャーが傾きかけたとき、隊員たちは必死に
ストレッチャーを支えようとしましたが、左右のバランスがとれなくなり、傷病者はうつ伏せの状態で
コンクリート地面に落下したという状況であります。 以上です。
○議長(田中秀和君)
稲葉教育長。 (教育長 稲葉継雄君登壇)
◎教育長(稲葉継雄君)
中学校放課後等補充学習支援事業の効果についてお答えいたします。 この事業を実施することで、高校受験を控えて、基本から学習したいと思い直す生徒や、個別の指導なら勉強してみたいという生徒などが出てくることが考えられます。特に、学力不振児に対する学習の機会を保障することで、学習への意欲づけと学習の習慣化を促すことができるのではないかと考えています。補習学習を少々したところで学力が大幅にアップするとはとても思われませんけれども、学習への意欲とか学習習慣の確立とか、こういうところが狙いであります。 また、学校教育に深い理解と情熱がある地域の人を学校現場に派遣し学習支援などをしてもらうことで、地域人材の発掘や有効活用につなげていきたいと考えているところであります。 以上です。
○議長(田中秀和君)
保利交流文化スポーツ部長。 (
交流文化スポーツ部長 保利守男君登壇)
◎
交流文化スポーツ部長(保利守男君)
伊藤泰彦議員さんのご質疑にお答えをいたします。 3点ございました。 まず、
サムスンデフリンピックについてでございますが、今回の第23回
夏季デフリンピックは、
トルコ共和国のサムスンにおいて、7月18日から30日までの期間、73カ国からの参加にて、21競技で大会が開催されます。種目は、陸上、バドミントン、テニス、卓球、水泳、自転車、空手、
バレーボール等でございます。 前回のブルガリアの
ソフィア大会では、選手2,871名の参加があっており、今回も3,000人規模の大会になるものと思われます。日本からは、水泳を含みます11競技に選手108名、役員69名の177名が参加いたします。 次に、
体育施設整備費の中で、
厳木スポーツ広場夜間照明設置工事実施設計についてでございます。 厳木地区には、
厳木中学校運動場、
広瀬運動場及び旧
本山小学校運動場の3施設に
夜間照明施設があります。中学校の夜間照明については築35年経過、
広瀬運動場も築34年、旧
本山小学校も築26年が経過いたしており、老朽化により腐食が進んでいるところもございます。これら3施設の夜間照明の施設を統合し、
厳木スポーツ広場に
夜間照明施設を設置することで、機能の充実と施設の集約を図ろうと考えたものでございます。 3点目でございます。 唐津市
野球場整備費の設計の内容についてでございます。 今回の唐津市
野球場改築の設計は、大きく分類しますと、3つの改修、改築を同時に設計することといたしております。1つ目が、メーンスタンドや
内野スタンド部分の解体及び改築の基本及び実施設計でございます。2つ目が、
グラウンド改修の基本・実施設計、3つ目が、ナイターやスコアボード、
電光表示等の設備の設計を行うことを計画しております。 唐津市野球場の全てを改築できる設計の予算を計上させていただいております。改修内容によっては大きく改築金額が違ってまいりますので、利用される
野球連盟等と協議を重ねてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(田中秀和君)
井上商工観光部長。 (
商工観光部長 井上和彦君登壇)
◎
商工観光部長(井上和彦君)
伊藤泰彦議員さんのご質疑にお答えいたします。 唐津城の茶室廃止の理由でございますが、
都市整備部まちづくり課にて実施しております
唐津城石積再構築事業に伴いまして、茶室と広間のあるやぐらを解体することとなっておりました。このため、や
ぐらの使用料から今回削除させていただくものでございます。 以上でございます。
○議長(田中秀和君)
伊藤泰彦議員。
◆14番(伊藤泰彦君) それでは、
漁港機能保全計画策定費並びに
漁港機能保全対策事業費について再質疑を行いたいと思います。
漁港機能保全計画策定については、漁港施設の適切な機能を継続的に発揮し、施設の老朽化や
更新コストの縮減を図るために行うということで話がありましたが、この事業の内容、また対象漁港は幾つあるのかということでお聞きしたいと思います。
○議長(田中秀和君)
久我農林水産部長。 (
農林水産部長 久我邦浩君登壇)
◎
農林水産部長(久我邦浩君) 事業の内容と対象漁港についてのご質疑でございました。 漁港施設の調査を行いまして、その施設の機能診断結果によりまして、防波堤、物揚場、護岸などの老朽度の評価や対策時期、対策工法並びに
対策コストの検討を行いまして、
日常管理計画を含めた
機能保全計画を策定するものでございます。 唐津市には、市が管理をいたします漁港が20漁港ございまして、全漁港につきまして
機能保全計画を策定する計画でございます。
国庫補助率が、本土地区におきましては50%、離島地区につきましては施設ごとに補助率が異なりまして、55%から80%となっているところでございます。 その20漁港のうち、
補助対象漁港といたしましては18漁港がございまして、
補助対象外の漁港は2漁港となっているところでございます。 以上でございます。
○議長(田中秀和君)
伊藤泰彦議員。
◆14番(伊藤泰彦君) 市が管理する漁港が20漁港あり、全漁港に
機能保全計画を策定する予定だということでありますが、補助対象は18漁港、対象外が2漁港ということですので、現在の実施状況はどのようになっているか、お聞きしたいと思います。
○議長(田中秀和君)
久我農林水産部長。 (
農林水産部長 久我邦浩君登壇)
◎
農林水産部長(久我邦浩君) 再質疑にお答えいたします。
漁港機能保全計画策定業務につきましては、平成24年度から実施をしてきておりまして、現在までに10漁港におきまして完了しております。平成28年度の繰越事業といたしまして、5漁港につきまして実施をしておりまして、平成29年8月には完了する予定でございます。 今回、平成29年度につきましては、大浦、波戸、串浦の3漁港につきまして実施する計画で、その事業費4,754万6,000円、
国庫補助金2,377万3,000円を今回お願いをしているところでございます。これによりまして、平成29年度末で補助対象の18漁港全ての保全計画が完了することとなります。 また、
補助対象外の浜崎と大泊の2漁港につきましても、平成30年度までには
機能保全計画を策定いたしまして、20漁港全てで
機能保全計画を策定をする予定でございます。 以上でございます。
○議長(田中秀和君)
伊藤泰彦議員。
◆14番(伊藤泰彦君) 平成29年度で補助対象の18漁港は完了するということと、平成30年度には
補助対象外の2漁港も含めて20漁港全て完了する予定だということを確認できました。 それでは、
漁港機能保全対策事業費についてなんですが、この保全計画を受けての事業実施だと思われますが、この内容についてお伺いしたいと思います。
○議長(田中秀和君)
久我農林水産部長。 (
農林水産部長 久我邦浩君登壇)
◎
農林水産部長(久我邦浩君) 再質疑にお答えいたします。
漁港機能保全対策事業につきましては、議員おっしゃいますように、
漁港機能保全計画策定後の診断結果によりまして、整備が必要な施設につきましては、厳しい
財政状況等を踏まえ、コストの平準化を図りながら、国庫補助の
水産物供給基盤機能保全事業を活用し、順次整備をしていく計画でございます。 平成29年度は、
漁港機能保全計画におきまして保全工事が必要とされました高島漁港の1
号防波堤改修工事、事業費4,413万8,000円、
国庫補助金3,530万円、それと
屋形石漁港の
泊地しゅんせつ工事について事業費1,010万9,000円、
国庫補助金500万円の今回補正をお願いしているところでございます。 以上でございます。
○議長(田中秀和君)
伊藤泰彦議員。
◆14番(伊藤泰彦君) 平成29年度は、保全工事が必要とされた2漁港があると思います。
予定どおりの執行をお願いしたいと思っております。 続きまして、
屋形石漁港改修事業費についてですが、この事業の目的については、この漁港では、しけのときに越波等により船舶が沈没するなど、漁業活動の安全確保のために2号防波堤の改修事業を実施するということですが、この内容についてお聞きをしたいと思います。
○議長(田中秀和君)
久我農林水産部長。 (
農林水産部長 久我邦浩君登壇)
◎
農林水産部長(久我邦浩君) お答えいたします。
屋形石漁港改修事業につきましては、今回、越波に対する対策工事を計画しておりますけれども、その工事を
国庫補助事業の対象事業として要望するために、今回、基本計画を策定するものでございます。その事業費といたしまして、590万8,000円をお願いしているところでございます。 以上でございます。
○議長(田中秀和君)
伊藤泰彦議員。
◆14番(伊藤泰彦君) 事業内容につきましては、基本計画を策定するためということですが、今後の事業の
スケジュールについてお伺いしたいと思います。
○議長(田中秀和君)
久我農林水産部長。 (
農林水産部長 久我邦浩君登壇)
◎
農林水産部長(久我邦浩君) お答えいたします。 今後の事業の
スケジュールについてでございますけれども、今年度の
基本計画策定を受けまして、平成30年度に基本設計、実施設計を行いまして、平成31年度に2号防波堤の改修事業を実施したいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(田中秀和君)
伊藤泰彦議員。
◆14番(伊藤泰彦君) 今後の
スケジュールについては、平成31年度に
屋形石漁港の2号防波堤の改修事業を実施するということをお聞きしました。よろしくお願いいたします。 それでは、次の
消防分署建設について再質疑を行いたいと思いますが、東部分署については、浜玉町の現在地から1キロ程度七山側、西部分署については、肥前町古
保志気交差点から200メートル程度東側の国道204号線、現在地から4キロ程度離れているという答弁でした。あと、北部分署については、現在地の市道を挟んだ向かい側の鎮西町の横竹、南部分署は今回議案には出ていませんが、旧
本山小学校の予定地を考えているということで答弁がありましたが、今回の用地選定の理由やその方針、そして西部分署につきましては4キロ程度離れているということで、この場所に移転についての考え方等についてお伺いしたいと思います。
○議長(田中秀和君)
折尾消防長。 (消防長 折尾 命君登壇)
◎消防長(折尾命君) 再質疑にお答えします。
用地選定理由についてのご質疑でございます。 選定するに当たり、方針としまして、1つ目に各分署の管轄内での交通事情を十分考慮したものとすること、2つ目に、本市全体と委託を受けております玄海町を含んでの適正な署所配置に考慮すること、3つ目に、管轄内で人口が平衡を保つことができる地点である人口重心を目安にすることとして用地選定を行っております。 また、西部分署が4キロ程度移転しますが、これは肥前町と玄海町で分署からの距離を検討した結果でございます。 玄海町は、西部分署または北部分署から約6キロ以内に町全域が含まれております。一方、肥前町は、遠いところでは分署から10キロを超えるような場所もあるような状況でございます。そのような理由から、現在地より肥前町側で用地を選定することで地域格差を是正し、さらに必要な面積を確保するなどの条件により選定をしております。 以上です。
○議長(田中秀和君)
伊藤泰彦議員。
◆14番(伊藤泰彦君) 全体的には用地選定の理由としては3つあるということで、管轄内での交通事情を考慮したと、あと本市全体と玄海町を含んで適正な配置を考慮したと、3つ目が人口重心を目安にしたということでお聞きしました。 そしたら、今回の各
消防分署建設の敷地面積や建設面積についてどのように考えてあるか。現分署や
中部分署等を比較して回答していただければイメージが湧きますので、お願いしたいと思います。
○議長(田中秀和君)
折尾消防長。 (消防長 折尾 命君登壇)
◎消防長(折尾命君) 再質疑にお答えします。 現在の分署、また中部分署との面積の比較についてのご質疑でございます。 現在の分署敷地の面積につきましては、狭いところで877平方メートル、広いところで1,312平方メートルでございます。また、庁舎につきましては、3分署とも
鉄筋コンクリート造の平屋建て、延べ面積286.49平方メートルでございます。 平成26年、2年前に建った中部分署につきましては、敷地面積が3,047.34平方メートル、庁舎が鉄骨造2階建ての延べ面積735.05平方メートルでございます。 今回の
消防分署建設の敷地面積につきましては、施設の
建設スペースや訓練などのスペースに必要な面積を有効面積とし2,000平方メートル程度確保でき、それに土地計上や緑地を勘案した面積を予定しております。 また、庁舎につきましては、中部分署を基本に、鉄骨造2階建てを考えております。その面積につきましては、
配置車両等の違い等により、中部分署よりややコンパクトなものになるというふうに考えております。中部分署の車庫については、車両4台分を確保しておりますが、今回の4分署は、現在と同じく3台配置の車庫というふうに考えております。 庁舎の具合案は、今後予定しております実施設計において、
防災拠点施設として、より機能を発揮できる庁舎となるよう検討していきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(田中秀和君)
伊藤泰彦議員。
◆14番(伊藤泰彦君) 中部分署との比較をしたほうが、一番、皆さんにはわかりやすいのかなと思いますが、中部分署が敷地面積が約3,000平方メートルで、これからやっていこうと思われる分署については約2,000平方メートルと、約3分の2ぐらいで考えてあるのかなということと、建物は鉄筋の2階建てを考えてあって、延べ面積は中部分署が735平方メートルでありますが、それよりややコンパクトなつくりになると理解してよろしいでしょうか。 それでは、もちろん移設をすれば跡地が出てくるわけですが、その跡地の活用については何か協議はされているでしょうか。
○議長(田中秀和君)
折尾消防長。 (消防長 折尾 命君登壇)
◎消防長(折尾命君) 再質疑にお答えします。 跡地活用についてのご質疑でございます。 平成26年に移転建設した中部分署では、跡地及び庁舎を市の
道路環境パトロール室へ管理替えをしております。 今回についても、まず市の各部各課で活用についての協議を今後図っていきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(田中秀和君)
伊藤泰彦議員。
◆14番(伊藤泰彦君) 跡地活用については、まずこれから協議に入っていくということですが、それでは今後の
スケジュールですが、これはちょっと一般質問等でもしたときに答弁あっておりましたが、確認のため、もう一度お願いいたします。
○議長(田中秀和君)
折尾消防長。 (消防長 折尾 命君登壇)
◎消防長(折尾命君) 今後の
スケジュールについて、お答えします。 まず、東部分署と北部分署につきましては、今回議案提出しております用地測量調査と造成測量設計に加え、基金による用地の先行取得を考えております。 また、翌平成30年度に造成工事と建物の実施設計等を行い、平成31年度に建設工事を実施し、年度内の完成を予定しております。 西部分署につきましては、用地の一部が国有地であるため、取得するまでの期間が長くなるため、今年度は用地測量調査と造成測量設計及び私有地の基金による先行取得を実施し、翌平成30年度に国有地の取得、平成31年度に造成工事、平成32年度に建設工事を予定しております。 南部分署につきましては、旧
本山小学校が本年度、
厳木中学校の仮校舎として使用されますので、平成30年度に校舎の解体設計、平成31年度に校舎解体と建物の実施設計、平成32年度に建設工事を実施予定であります。 また、現在の南部分署敷地は借地であり、移転完了次第、旧庁舎の解体を考えております。 以上です。
○議長(田中秀和君)
伊藤泰彦議員。
◆14番(伊藤泰彦君)
予定どおりの
スケジュールでいまのところは進んでいると思っております。東部分署と北部分署が平成31年度の完成を予定していると、西部分署と南部分署は平成32年度に建設工事を実施予定だということです。しっかり進めていっていただきたいと思っております。 それでは、次に、
中学校放課後等補充学習支援事業について再質疑に入ります。 この事業の効果については、学習の機会を保障することによって学習への意欲づけと学習習慣を図ることができると考えている、また地元の人材の発掘や有効活用につなげていきたいということをお聞きいたしましたが、この事業を実施するに当たって、部活動の生徒等には影響はないのかということを思っております。週2回、1時間程度という、先ほどの答弁でありましたので、この辺が気になるところでありますが、3年生については、特別、部活動は終わった時期かなと、2学期からということでしたので。答弁を願いたいと思っております。
○議長(田中秀和君)
稲葉教育長。 (教育長 稲葉継雄君登壇)
◎教育長(稲葉継雄君) 再質疑にお答えいたします。 この事業につきましては、本年の夏季休業中より実施したいと考えているところでありまして、高校受験を控える3年生は、夏季休業中の時期にもよりますが、多くは部活動を引退しておりますので、影響は少ないと考えられます。 1、2年生の中で部活動をしている生徒については、補習学習の時間と部活動の時間が重なり、どちらを優先すべきか迷うことも考えられます。その場合は、基本的には本人の意思を尊重するよう指導したいと思います。 また、担任と部活動の顧問、保護者が密に連絡を取り合い、本人によってよりよい選択ができるように配慮したいと考えているところでございます。 以上です。
○議長(田中秀和君)
伊藤泰彦議員。
◆14番(伊藤泰彦君) 部活動等には十分配慮したいというご回答でしたが、この
中学校放課後等補充学習支援事業について、この事業はいつから始まったのかということをお聞きしたいと思います。
○議長(田中秀和君)
稲葉教育長。 (教育長 稲葉継雄君登壇)
◎教育長(稲葉継雄君) お答えいたします。 文部科学省の教育支援体制整備事業を受けまして、平成26年度より、佐賀県教育委員会が放課後や長期休業中に補習学習をすることにより、基礎学力と学ぶ楽しさを味わわせ、学習習慣の確立を推進するために始めた事業であります。 以上です。
○議長(田中秀和君)
伊藤泰彦議員。
◆14番(伊藤泰彦君) この事業自体は平成26年度から始まった事業ですが、唐津市がことしからこの事業取り組むようにした理由について、お聞きいたします。
○議長(田中秀和君)
稲葉教育長。 (教育長 稲葉継雄君登壇)
◎教育長(稲葉継雄君) 再質疑にお答えいたします。 新学習指導要領を見据えて、唐津市では、市独自の学力向上アクションプランに基づき、子供たちの主体的・対話的で深い学び、いわゆるアクティブ・ラーニングの実現に向けた授業改善に取り組んでいるところであります。その成果も、少しずつではありますがあらわれてきております。 児童生徒の学力向上については、学校の教員の指導力向上は当然として、児童生徒の学習習慣、学習意欲を形成していくことが大切であり、とりわけ家庭学習の充実ということが重要であると考えています。 本市におきましては、平成28年度の全国学力・学習状況調査の児童生徒質問紙調査結果によりますと、中学校は土・日などに家庭で1時間以上勉強している生徒の割合が全国や県に比べて約10%少なく、特に中学生の家庭学習の時間が県、全国と比較しても短い傾向があるため、学校と家庭が協力しながら、子供たちが家庭で机に向かう時間をふやそうと努力してまいりました。 すなわち、これまでは授業、アクティブ・ラーニングを進めるとともに家庭学習をしっかりやりましょうという方向で来たんですが、さらに今回はそれに加えて、教員免許保有者等、専門性を持った人材を活用しまして、学校の実情に応じて配置することにより、放課後や長期休業中に補習学習を行うことで生徒の学力向上の一助となると考え、この事業に取り組むこととした次第でございます。 以上です。
○議長(田中秀和君)
伊藤泰彦議員。
◆14番(伊藤泰彦君) この事業を取り組むからには、何かの結果が残ってくれるのがいいなと思っているところでありますが、この事業自体は、文部科学省の教育支援体制整備事業ということであります。平成26年度からということでありますので、他市も実施しているところがあると思いますが、他市の状況をお聞かせ願いたいと思います。
○議長(田中秀和君)
稲葉教育長。 (教育長 稲葉継雄君登壇)
◎教育長(稲葉継雄君) 他市の取り組みについて、お答えいたします。 佐賀県内の10市の取り組み状況でございますが、伊万里市、鹿島市、嬉野市、佐賀市、多久市、鳥栖市の6市におきましては、既に県主導のこの事業を行っております。武雄市と唐津市については、ことしからこの事業に取り組んでいこうというところでございます。 なお、小城市と神埼市の2市につきましては、それぞれの市独自の事業を行っているようであります。 以上です。
○議長(田中秀和君)
伊藤泰彦議員。
◆14番(伊藤泰彦君) 昨日、冨田議員が同じ趣旨の質問をされたと思いますが、確認のため、今後の取り組みについてお伺いをしたいと思います。
○議長(田中秀和君)
稲葉教育長。 (教育長 稲葉継雄君登壇)
◎教育長(稲葉継雄君) お答えいたします。 今年度は、とりあえず手を挙げたといいますか、希望した5つの中学校においてやってみまして、その結果を踏まえて広げていくことになろうかと思いますけれども、今回希望しなかった中学校にはそれぞれの事情がありましょうから、それを踏まえて、こちら教育委員会として、必要があれば希望を促すといいますか、そういう形で、恐らく来年からはもっと広げていくことになろうかと思っております。
○議長(田中秀和君)
伊藤泰彦議員。
◆14番(伊藤泰彦君) 他の中学校にも広めていただいて、唐津の中学生の学力向上の一助になってくれればと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、
サムスンデフリンピック出場特別奨励金についてですが、先ほど、この競技の参加国並びに競技種目、参加人数等についてお聞きいたしました。一応、3,000人規模の大会だと思われるということでありましたが、再質疑になるんですが、このデフリンピックというのは、4年に1回、世界規模で行われる大会でありますが、ほかに類似大会は何かあるのかということでお聞きしたいと思います。
○議長(田中秀和君)
保利交流文化スポーツ部長。 (
交流文化スポーツ部長 保利守男君登壇)
◎
交流文化スポーツ部長(保利守男君) 再質疑にお答えをいたします。 類似の大会でございますが、国際オリンピック委員会がオリンピックという名称の使用許可をしておりますのは、今回の聴覚障がい者を対象としたデフリンピック、主に肢体不自由の身体障がい者を対象としたパラリンピック及び知的発達障がいのある方を対象としたスペシャルオリンピックス等がございます。 以上でございます。
○議長(田中秀和君)
伊藤泰彦議員。
◆14番(伊藤泰彦君) ただいま答弁いただきましたが、国際オリンピック委員会がオリンピックという名称の使用を許可している大会だということで、今回は特別奨励金を交付しているわけですが、唐津市として、そのほかに何か応援できるようなことはないのか。せっかく唐津市出身の選手が出るわけですから、その辺についてお考えはないのか、お答えを願いたいと思います。
○議長(田中秀和君)
保利交流文化スポーツ部長。 (
交流文化スポーツ部長 保利守男君登壇)
◎
交流文化スポーツ部長(保利守男君) お答えをいたします。 金持選手の出場が決定次第、懸垂幕を市役所本庁玄関、横断幕をアルピノ前に掲げております。懸垂幕につきましては、一昨日、7日の風雨により危険な状態となりましたため、現在撤去しておりますが、早急に再設置を行うようにしております。 金持選手の出場日時がわかり次第、市のホームページやフェイスブック等により、市民の皆様にお知らせできる体制を準備してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(田中秀和君)
伊藤泰彦議員。
◆14番(伊藤泰彦君) 7月の18日から30日の間でどの日程で出場されるかわかりませんが、唐津市民で応援できる体制を確立していただければと考えております。よろしくお願いします。 それでは、次の質疑に入ります。
体育施設整備費ですが、これについては、
厳木スポーツ広場の夜間照明設置の件についてお聞きいたしました。
厳木中学校の運動場、広瀬運動広場、
本山小学校運動場の3施設の照明がありますが、
厳木スポーツ広場のほうに設置することで機能を充実したいということで答弁があっております。 それでは、この照明について再質疑をしますが、この照明をつけることによる効果と今後の見通しについて答弁を願いたいと思います。
○議長(田中秀和君)
保利交流文化スポーツ部長。 (
交流文化スポーツ部長 保利守男君登壇)
◎
交流文化スポーツ部長(保利守男君) お答えをいたします。
厳木スポーツ広場に
夜間照明施設を整備できれば、
厳木中学校の夜間照明は早急に撤去し、広瀬運動広場及び旧
本山小学校運動場の
夜間照明施設につきましても、更新をせずに、時期を見て撤去する方向としており、3つの
夜間照明施設を
厳木スポーツ広場に集約する計画でございます。
厳木スポーツ広場等、機能を充実することで、利用者の増加、利便性の向上等でスポーツを通した青少年の健全育成にも推進できるものと考えております。 以上でございます。
○議長(田中秀和君)
伊藤泰彦議員。
◆14番(伊藤泰彦君)
厳木中学校の夜間照明も早急に撤去しということでありますが、使える間は使っていただいてよろしいのかとは思いますが、ひとつよろしくお願いいたします。 続きまして、唐津市野球場の整備費ですが、これについては、唐津市野球場の全てを改築できる設計の予算を計上されているということで答弁がありました。 昨日、江里議員が質疑をされておりまして、確認されることは、公認野球規則に定められる野球場の規格の両翼を約99メーター、センターまでの距離を122メーターにできればという話だったと思います。あとは、現在地での建てかえを考えている、事業費については10億円を超すんじゃないだろうかという話があっておりますが、規格については、公認野球規則の規格に合わせるという意味がもう一つ理解できないところもあるんですが、プロ野球で阪神タイガースが本拠地でしている甲子園球場なども、両翼は95メーターです。また、センターまで118メーターというような話があります。ですから、公認野球規則に定めた両翼がとれればもちろんいいんでしょうけど、無理してとる必要というのは、余り必要性はないのかなと私自身は思っております。 それでは再質疑に入りますが、改修後の球場の利用者の範囲等についてお聞きしたいと思います。
○議長(田中秀和君)
保利交流文化スポーツ部長。 (
交流文化スポーツ部長 保利守男君登壇)
◎
交流文化スポーツ部長(保利守男君) お答えをいたします。 改修後の利用者の範囲というご質疑でございました。 現在は、軟式野球では、少年野球から古希野球まで、70歳以上の対象です。また、硬式野球においては、小学・中学生のボーイズリーグから高校野球の公式戦まで利用をしております。 唐津市野球場は、唐津の野球場のメーン会場でございます。しかしながら、場外に打球が飛び出すことが多く危険な状態であるため、内野だけでなく、外野にも高い防球ネットを設置し、安心して利用ができる唐津市野球場にしてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(田中秀和君)
伊藤泰彦議員。
◆14番(伊藤泰彦君) 改修後の利用範囲ということをお聞きしましたが、軟式野球、硬式野球等、考えてあるのは、アマチュアの野球を基本に考えてある設計等になってくるのかなと思います。 また、防球ネットを高くしてボールが外に出ないようにというような話でありますが、やはり問題は、駐車場の不足。駐車場の不足というのも、硬式野球するときには、1塁側の駐車場は硬式ボールが飛んでいくから使えないということで制限されているということで、防球ネットのかさ上げ等で対処をこれからされていくのかなと思いますが、佐賀のブルースタジアム等は、後から改修して防球ネットを高くしています。それによって、ほとんど場外には出ないような球場になっていますので、ああいうのは参考にされたらどうかなと思っております。 ほかについて、まだ駐車場の件等ありますが、ちょっと議案から外れてまいりますので、この件についてはこれで終わりたいと思います。 続きまして、
唐津城条例の一部を改正する条例制定について、改正に至った理由、茶室廃止の理由等についてお聞きしましたが、茶室自体の利用状況についてお聞きをしたいと思います。
○議長(田中秀和君)
井上商工観光部長。 (
商工観光部長 井上和彦君登壇)
◎
商工観光部長(井上和彦君)
伊藤泰彦議員さんの再質疑にお答えいたします。 唐津城の茶室の利用状況でございますが、当該施設が昭和41年の建造物であることから、施設自体の老朽化が進んでおりましたこと、また石垣のはらみによる崩落の危険性が否定できない状態となったことによりまして、平成18年度より利用を中止しております。このため、平成18年度以降の利用実績はございません。 以上でございます。
○議長(田中秀和君)
伊藤泰彦議員。
◆14番(伊藤泰彦君) 茶室については、子供のころ、近所に住んでおりましたので、あそこに茶室があるというのは理解していたんですが、今度、平成18年度以降利用実績がないということで貸し出しを中止されているということですが、市内の他の茶室というのはどこにどのようにあるのかを教えていただきたいと思います。
○議長(田中秀和君)
井上商工観光部長。 (
商工観光部長 井上和彦君登壇)
◎
商工観光部長(井上和彦君) 再質疑にお答えいたします。 唐津市には、茶室を利用できる施設が3施設ございます。鎮西町名護屋にございます唐津市名護屋城茶苑海月、北城内にございます唐津市埋門ノ館、そして先ごろ平成29年4月23日に南城内に開館いたしました唐津市旧大島邸でございます。 以上でございます。
○議長(田中秀和君)
伊藤泰彦議員。
◆14番(伊藤泰彦君) ありがとうございました。利用できる茶室が3施設あるということで話がありましたが、やはりこの施設も有効に利用していただくようにお願いいたしまして、この件については終わりたいと思います。 それでは、最後の質疑になりますが、専決処分の報告について(その2)について、消防長から先ほど事故の内容の詳細についてお聞きいたしました。救急車から
折りたたみ式の
ストレッチャーを引き出していたときに起きた事故ということでありますが、和解には至っているようですので、その経緯についてお聞かせを願いたいと思います。
○議長(田中秀和君)
折尾消防長。 (消防長 折尾 命君登壇)
◎消防長(折尾命君) 再質疑にお答えします。 和解に至った経緯についてでございます。 平成29年2月24日に、被害者相手方との損害賠償に関する交渉について、弁護士と代理委任契約を締結し、平成28年度予算により弁護士着手金を支出しております。さらに、平成29年4月6日に相手方との和解契約を締結し、平成29年度予算により同月20日に和解金を支出しております。 現在、弁護士報酬に関し協議中の状況であります。 以上です。
○議長(田中秀和君)
伊藤泰彦議員。
◆14番(伊藤泰彦君) 大変な事故を起こされたというふうに思っておりますが、この事故に至った要因がどこにあったのか、また再発防止についてはどのようにされているのか、答弁願います。
○議長(田中秀和君)
折尾消防長。 (消防長 折尾 命君登壇)
◎消防長(折尾命君) 再質疑にお答えします。 事故に至った要因はどこにあったのかということでございます。 事故発生の要因としましては、次の3点が考えられます。 まず1点目に、隊員間相互の注意喚起が不足していたということであります。 2点目に、操作要領が未熟であったことが考えられます。操作していた隊員が、入署から数年の若手の隊員であったということであります。 3点目に、それぞれの隊員の持つ位置が間違っていたということであります。本来は、中央に操作員、両サイドに補助者の3人以上で保持するところを、2人で操作していたということであります。 再発防止として、原因に基づく再発防止対策を策定し、消防職員へ通知するとともに、本事件の重大さを認識させるために、各署所へ参り、職員と面談し、再発防止の徹底を図ったところであります。 以上です。
○議長(田中秀和君)
伊藤泰彦議員。
◆14番(伊藤泰彦君) 今、原因について話してもらいましたが、入署数年といってもプロでございます。その意識は必ず持っていただきたいと思っております。 それでは、救急搬送時のマニュアルについてはどのようになっているのか、お聞きいたします。
○議長(田中秀和君)
折尾消防長。 (消防長 折尾 命君登壇)
◎消防長(折尾命君) 再質疑にお答えします。 救急搬送時のマニュアルについてでございます。 前段でご説明しました再発防止対策を策定し、救急搬送時マニュアルとして運用しております。現在、救急搬送のみならず、災害活動全般、ひいては消防行政全体の危機管理のマニュアルの策定に取り組んでいるところでございます。 以上です。
○議長(田中秀和君)
伊藤泰彦議員。
◆14番(伊藤泰彦君) 最後の質疑になりますが、今後あってはならないことですので、この事故予防策についてはどのように対応されているのか、お聞きしたいと思います。
○議長(田中秀和君)
折尾消防長。 (消防長 折尾 命君登壇)
◎消防長(折尾命君) 今後の事故予防策についてでございます。 先ほど申し上げた事故防止マニュアル等の制定だけでは、ヒューマンエラーを防ぐことは困難であるというふうに考えております。日ごろからの安全点検、反復訓練などは当然のことですが、先輩、後輩を問わず、職員相互に注意喚起できるような風通しのよい職場環境体制をつくることが事故予防の最善の策と信じ、今後とも取り組んでまいりたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(田中秀和君)
伊藤泰彦議員。
◆14番(伊藤泰彦君) 決して風通しの悪い職場ではないと信じております。事故を起こす前のヒヤリ・ハットというような事例がよくあるんですが、やはり事故が起こる前にはそういう事例が何件もあって、それがひいては事故につながるということがよく言われています。そういう、自分たちでこのときこうやってちょっと危険だったぞとか、危なかったぞというようなことを言い合える、また、そういうのを書類に残したりして確認することによって事故というのは防げることもありますので、そういうことを積み重ねていっていただければと思っております。 これで、私は終わります。どうもありがとうございました。
○議長(田中秀和君) 白水敬一議員。
◆30番(白水敬一君) 公明党の白水敬一でございます。会派を代表いたしまして、質疑をいたします。 議案第84号、平成29年度唐津市
一般会計補正予算でありますが、まず財政全般についてお伺いしたいというふうに思っております。 今回の補正、25億1,266万6,000円というふうになっておりますが、前年度の6月補正予算と比較して、事業数、そして金額、どうなっているのかということについて、まず初めにお伺いしたいと思いますし、また新規事業についてもお伺いをしたいというふうに思っているところでございます。 2番目の、市民センターの改修整備、そしてまた耐震化事業については、重複しておりますので、取り下げたいというふうに思っているところです。 3番目の、企画事務費でございます。 5月1日に発足しました唐津市未来づくり研究会、昨日も質問があっておりましたが、この事業、峰市長の公約等をいろいろ探してみても見当たらないということがありましたけど、まず確認をいたしたいと思います。 この事業は、肉づけ予算事業の中で市長の思いが入った事業なのかどうかということを、まず最初にお伺いしたいというふうに思っているところでございます。 次、4番目でございますが、民生費の放課後児童クラブ施設整備費です。対象が小学校3年生から小学校6年生までと拡充されて、放課後児童クラブの児童数も増加している、そういった状況でございますが、この放課後児童クラブの実施場所等について、現況をまずお伺いしたいというふうに思っております。 次に、衛生費の健康マイレージ事業費ですけど、これについては、制度の趣旨、そして目的、予算計上までの経緯等、もう前任者の質問があって詳しく答弁がありましたので省かせていただきますが、この財源であります地方創生推進交付金、この交付要件について、まず企画部のほうからお伺いしたいと思いますし、またこのような事業は最近こういうふうな事業に充当できたのではないかと思いますが、いつごろから、こういう事業が可能になったのかということについてお伺いをしたいと思います。 次に、教育費の佐賀県研究指定校事業費、これも前任者の質問と重なっておりますので、省きたいと思います。 7番目の
中学校放課後等補充学習支援事業でございますが、これにも昨日から2名の質問がありましたけど、まず最初に、この事業の問題点、課題点について、確認をしたいというふうに思っております。 まず、この各5校、1校に1名ずつ支援員といいますか、講師といいますか、こういった方を確保して、そして放課後支援を進めるということでございますが、こういった方々の資格、要件。例えば学校の講師なのか、それも常勤講師は無理だと思いますので、OBなのか、また大学生なのか、こういった指導員、支援員の要件について、まず最初にお伺いしたいと思います。 そしてさらに、これも一度に言いますけど、補充学習というのも、週に2回で、1回1時間のみというふうにありましたけど、これはやはり学力向上の下のほうの底上げを図るためのそういった事業ではないかと思いますが、1時間のみ、これだけで果たして効果が出るのか、そういうことについて、ちょっと問題点等について教育長の確認をしたいというふうに思っているところでございます。 次に、教育費の
厳木中学校校舎大規模改造事業費でございますが、これも2名の方から質問がありました。 まず、状況とか内容とか
スケジュール、これがもう全て質問がありましたので、私は二、三点お聞きしたいと思いますが、仮校舎として活用する旧
本山小学校の改修、この内容について、まずお伺いしたいと思いますし、また例えばエアコンの設置あたりもどうなのか。そしてまた、かつて
本山小学校時代に職員室、保健室等、いろいろとエアコン等がつけられたと思いますが、もう廃止して、廃校になって随分たっております。こういったことについての旧
本山小学校の改修内容について、まず最初にお伺いしたいというふうに思います。 それと、議案第100号でございますが、平成29年度唐津市国民健康保険特別会計補正予算の専決処分の承認についてでございますが、今年度、国民健康保険特別会計の専決として1億3,142万円の繰り上げ充用でありますが、国民健康保険財政の現状として、まず平成28年度の決算状況について確認をしたいというふうに思いますし、また今年度の決算についてはどう見ているのか、お伺いをしたいというふうに、一度に聞きますけど、収支の見込みと繰り上げ充用の方策についてお伺いしたいと思います。 1回目の質疑を終わります。
○議長(田中秀和君) 峰市長。 (市長 峰 達郎君登壇)
◎市長(峰達郎君) 白水議員さんの議案質疑に対しましてお答えをさせていただきます。 公約実現のために、まず現在実施している事業につきまして、事業評価検証を行う必要があると考えております。引き続き事業継続が必要なもの、また事業手法の見直しや事業規模の縮小が必要なもの、また時代の流れとともに事業効果が低くなり廃止を検討すべきものなど、事業の必要性、そしてまた緊急性などを再度検証するとともに、議会のご意見あるいは市民の皆様方のご理解を得ながら、時代に合ったサービスに変えていく必要があると考えているところでございます。 その上で、財源的には基金や有利な地方債の活用を念頭に、今年度見直しを行います財政計画の財政見通しや、平成36年度までの収支といった中長期見通しなど、今後の財政状況も踏まえて、平成30年度から順次本格的な公約実現に向けた取り組みを実施してまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 脇山財務部長。 (財務部長 脇山秀明君登壇)
◎財務部長(脇山秀明君) ご質疑にお答えいたします。 前年度との比較ということでございました。予算規模、事業数でございました。 平成28年度の補正予算額は25億6,856万6,000円でございまして、今回が25億1,266万6,000円でございます。前年度比97.8%、5,589万9,000円の減となっております。 次に、事業数でございます。 前年度が14事業、今年度が72事業でございまして、前年度との比較では58事業の増となっております。今回計上いたしました72事業のうち、新規事業は25でございまして、その合計額は7億5,020万8,000円でございます。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 小形企画部長。 (企画部長 小形昌和君登壇)
◎企画部長(小形昌和君) 白水議員さんのご質問にお答えをいたします。 2点あったかと思います。 まず、企画事務費の唐津市未来づくり研究会についてと、健康マイレージ事業の財源である地方創生推進交付金の内容についてと思います。 まず最初に、唐津市未来づくり研究会の立ち上げに当たっての市長さんの思いという形ですけども、この唐津市未来づくり研究会は、若手職員の柔軟な発想を政策立案に生かすとともに、多岐にわたる行政課題の解決には組織の横断的な連携が不可欠であるという市長の思いがございまして、今回立ち上げに至りまして、予算の計上をさせていただいております。 続きまして、健康マイレージ事業の財源でございます地方創生推進交付金につきまして、概要を申し上げます。 地方創生推進交付金の概要につきましては、地域の人口減少問題や地域における雇用機会の創出など、それぞれの地域が直面する問題に対し、地域の特徴を生かした魅力あふれる地方のあり方を築くために平成28年度から創設され、所管は内閣府地方創生推進事務局となっております。 具体的には、地域で推進する事業を各地域で策定する地方版の総合戦略に位置づけまして、地方再生法に基づく地方再生計画に認定される地方公共団体の自主的・主体的な取り組みで先導的なものに支援する交付金でございます。本市におきましても、地方版総合戦略として、唐津市まち・ひと・しごと創生総合戦略を平成28年3月に策定したところでございます。 今回の交付金の対象事業の事業分野の区分におきましては、しごと創生、地方への人の流れ、働き方改革、まちづくりに分類され、今回の健康マイレージ事業に関しましては、町のにぎわいの創出効果が期待できるため、まちづくりとして採択を受けたものでございます。 また、唐津市では、地方創生交付金を活用した地方再生計画の事業では、コスメに続き、健康マイレージ事業が2例目となっております。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 田中保健福祉部長。 (保健福祉部長 田中士郎君登壇)
◎保健福祉部長(田中士郎君) 白水議員さんのご質疑にお答えいたします。 本市における放課後児童クラブの実施場所、状況でございますが、児童福祉法を根拠とした国の実施要綱に基づき、保護者が労働等により昼間家庭にいない小学生の児童を対象に行っておりまして、現在、市内29の小学校区において53クラブを実施し、全体で2,023人の児童を受け入れているところでございます。 また、53クラブの実施場所の内訳については、小学校の教室利用が約半数を占め27クラブ、専用施設が12クラブ、公民館が4クラブ、その他の施設が10クラブという状況でございます。 以上でございます。
○議長(田中秀和君)
稲葉教育長。 (教育長 稲葉継雄君登壇)
◎教育長(稲葉継雄君) 白水議員のご質疑にお答えいたします。 まず、支援員の確保についてでございますが、支援員の確保につきましては、教育委員会や学校としてさまざまな取り組みをしておりますが、まだ十分とは言えないところもございます。 人材不足の実情もあり、今後、教員の大量退職の時代を迎えるに当たり、退職後の教員を有効活用して、学習支援をより豊かなものにしていきたいと考えております。 これは今後のことでありまして、本年度は、教員免許保有者である非常勤講師の方等を、学習支援を行う指導員として5名確保したいと考えているところであります。すなわち、既に非常勤講師として、今、働いていただいている方の中から5名をということでありまして、大学生とか教員OBとかではございません。 次に、週2回、各1時間で効果があるのかという話でございますが、この事業は、佐賀県教育委員会が定めている実施要領をもとに実施することとなります。その実施要領では、学習内容の定着が十分でない生徒を対象に、学習への意欲づけと学習習慣の確立を図るため、地域人材を活用して、放課後や長期休業中に補習授業を行うもので、週2回程度、各1時間、年間35回ということになっております。 この程度の時間量でもって学力が大幅にアップするということは考えられないということは先ほども申し上げましたけれども、現在学習内容の定着が不十分な生徒たちの学習意欲を喚起する、あるいは学習習慣をつけると、こういうことによりまして底上げにはつながっていくんではないかと考えておるところでございます。 以上です。
○議長(田中秀和君) 金嶽教育部長。 (教育部長 金嶽栄作君登壇)
◎教育部長(金嶽栄作君) 白水議員さんのご質疑にお答えします。 旧
本山小学校での改修の内容ということでございました。 旧
本山小学校は、平成3年に新耐震基準で建設されておりまして、また建物自体、雨漏りや大きな破損もなく、健全な状態で利用が今まで行えましたので、大きな工事は必要がございませんで、美装工事及びトイレの一部洋式化工事を行う予定でございます。 また、クーラーの設置についてでございますが、ことし8月夏休みに本校から旧
本山小学校へ引っ越しをしまして、来年8月夏休みに旧
本山小学校から本校へ引っ越しする予定でございます。 通常でしたら学校の敷地内に仮校舎を建てますので、ほこりや騒音によって窓を閉め切りますので、仮校舎についてはクーラーを設置する予定でございますが、今回は旧
本山小学校ということでございますので、クーラーの設置は考えておりません。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 古川市民部長。 (市民部長 古川光博君登壇)
◎市民部長(古川光博君) 白水議員のご質疑にお答えをいたします。 まず、平成28年度の国民健康保険特別会計につきましては、議員ご紹介がありましたように、1億3,141万2,000円の歳入不足が生じるということで、今回繰り上げ充用の補正予算を計上したところです。 平成28年度の決算につきましては、国民健康保険加入者の減少によりまして税収も減少することとなりましたけれども、収納対策に力を入れましたところ、昨年とほぼ同額の190億3,157万8,000円を歳入の決算額と見込んでおります。 一方、歳出につきましては、平成26年度下半期に承認をされましたC型肝炎治療薬の影響もありまして、平成26年度、平成27年度につきましては増加をしておりました保険給付費が、薬価の見直しなどにより落ち着いたことから、平成27年度の歳出決算より6億6,000万円ほど減少し、191億6,299万円の歳出を見込んだところでございます。 この結果、先ほど申し上げますように、1億3,141万2,000円の歳入不足が生じることとなりましたので、今回、専決処分を行って平成28年度の決算を行ったところです。 なお、平成29年度の決算見込みにつきましては、当初予算の188億7,333万5,000円と現在のところは想定しているところです。 以上です。
○議長(田中秀和君) 白水議員。
◆30番(白水敬一君) では、再質疑を行います。 財政全般のことについてでございますが、今回の補正の昨年と比較した場合の状況について説明をしていただきました。今回の補正は、当初予算における骨格に肉づけをしたというふうなことを言われていますが、金額的には昨年の補正と25億円、余り変わらないということですけど、この肉づけの事業というのはどれになるのかということについて、まずお伺いしたいと思います。
○議長(田中秀和君) 脇山財務部長。 (財務部長 脇山秀明君登壇)
◎財務部長(脇山秀明君) お答えいたします。 昨年度と余り金額が変わっていないということで、肉づけの中身はどういったものなのかということでございました。 まず、金額について、ちょっと説明をさせていただきます。 過去3カ年の通常予算時におけます6月補正の状況を申し上げますと、平成26年度14億5,662万7,000円、平成27年度が9億2,750万1,000円、平成28年度、昨年でございますが25億6,856万5,000円となっておりまして、昨年度の補正額が突出しているというのがご理解いただけるかと存じます。 昨年度は、地域医療センターエリアの用地取得費18億6,353万2,000円を計上いたしておりまして、この経費が予算の7割を占め、規模を大きくしておりました。この特殊分を差し引きますと18億700万円、今年度のほうが多いということになりまして、比較的規模が大きかった平成26年度と比べましても、約11億1,000万円の増となっている状況でございます。 次に、肉づけの中身でございます。 昨日も少し触れましたが、補正予算の編成に当たりましては、総合計画に基づき、継続的に行ってまいりました事業を基本に、唐津力の発揮への契機として、市民センター、消防分署、体育施設の整備など投資的事業を軸に、地域エネルギー創出や健康マイレージ、またアニメーション活用など、新規事業25件を含む72の事業を計上し、肉づけを行ったものでございます。 以上です。
○議長(田中秀和君) 白水議員。
◆30番(白水敬一君) 少し説明をしていただきました。 実は、3月議会の当初で、中川議員の質疑に対して、峰市長の答弁でありますが、唐津市まち・ひと・しごと創生総合戦略におきまして、重要業績評価指標、KPIの一つとして、唐津は住みやすいと感じる市民の割合、これが平成25年度は調査時に83%であったものを、平成31年度までに86%に引き上げるというような答弁がございましたし、また具体的な例としては、利用しやすい交通ネットワークの構築、また小さな拠点の形成、中心市街地の活性化ということで3つの具体的な例を挙げましたが、峰市長としての施政として、また市政運営の中で今回の補正にこの事例の事業はどう取り込まれているかということについてお伺いしたいと思います。
○議長(田中秀和君) 峰市長。 (市長 峰 達郎君登壇)
◎市長(峰達郎君) 白水議員の再質疑に対しましてお答えいたします。 先ほど、議員によりご案内いただいきましたように、さきの3月議会におきまして、唐津は住みやすいと感じる市民の割合を引き上げるために取り組むべき具体的な施策といたしましては、利用しやすい交通ネットワークの構築が1点、そして小さな拠点の形成が2点でございます。そして3点目に、中心市街地の活性化の3つを挙げさせていただいたところでございます。 この中で、今回の補正予算におきまして、地域独自の小さな拠点形成のためといたしまして、市民センターの改修整備に取り組むものでございます。市民センターが地域コミュニティの核としての役割を担い、地域住民に密着をし、誰もが気楽に利用しやすい施設となるよう、浜玉市民センターにつきましては、公民館及び体育館機能などを集約した複合施設とするための設計費を計上したものでございます。 また、建てかえの方針であります相知及び厳木市民センターにつきましても、同様に機能集約を図り、地域の小さな拠点となるような多機能型の複合施設とすることで、市民皆様の誰もが安心して暮らし続けられる環境の維持につなげていきたいと考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 白水議員。
◆30番(白水敬一君) 住みやすいまちづくりの方向性、3つの事例について答弁ありましたが、この合併特例債の活用時期、これも平成32年度までということで、もう残り100億円を切っているような状況でございますので、昨日の質問の中にもありましたように、充当する事業についてもほとんどもう決まっているような状況でありますし、それでも例えばこれまで学校の改修等使われてきた合併特例債がもう今後はなくなってしまう、これから継続的に大型事業の推進等もやっていく中で、どのような財源で対応していこうとしているのかということについてお伺いしたいと思います。
○議長(田中秀和君) 脇山財務部長。 (財務部長 脇山秀明君登壇)
◎財務部長(脇山秀明君) お答えいたします。 合併特例債につきましては、有利な財源がない本庁舎、市民センター及び4つの消防分署の建てかえ、そして唐津市野球場の整備、以上、概算ではございますが、これらの事業費は約140億円かかります。その財源といたしまして、特例債の残り約100億円を優先的に充当し、事業を進めていきたいと考えております。 また、今後見込まれます大型事業に対する財源につきましては、これまで財政計画に基づき積み上げてきました基金、それと交付税措置の高い地方債の活用になってまいります。その基金の現状を申し上げますと、平成28年度末現在、一般会計に係ります特定目的基金は27基金ございまして、その残高合計は137億3,700万円でございます。 そのうち、比較的自由度が高い投資的事業に活用可能な基金は公共施設整備基金と響創のまちづくり基金でございまして、その合計額は約62億5,100万円で、これを計画的に活用していくということになってまいります。 次に、地方債の活用でございます。 合併特例債同等の交付税措置がございます過疎債、辺地債、緊急防災・減災事業債等の有効活用に努め、また小中学校の大規模改修等につきましては学校教育施設等整備事業債を活用するなど、この分につきましては充当率が70%で、交付税措置も30%ございます。また、道路、
漁港事業等もやっていく必要がございますので、これにつきましては、必要に応じまして、本来の事業債のほうの活用にシフトしていくということになると考えております。 なお、合併特例期間終了後の財源等はじめまして今後の事業展開につきましては、今年度中に見直しを行います財政計画中長期見通しの中でお示しをさせていただきたいと存じます。 以上です。
○議長(田中秀和君) 白水議員。
◆30番(白水敬一君) 新たな財源、そしてその財源の内容について説明をしていただきましたが、市長も最初の答弁の中で、いろいろなことについて、平成30年度からというようなことも言われましたが、今回の9月議会以降、例えば9月議会、12月議会、そしてさらに新年度予算の編成や計上されていくと、その中でやはり市長公約の事業等の実現に向けてどのような財源で対応していくのかということについて伺いたいと思いますが、やはりこういった公約の実現に向けては、多額の費用等、財源等も必要になってくる。そしてまた、現在実施している事業も、簡単に廃止や、また縮小というのは簡単にできないというのが、もう皆さん、よくわかってあると思いますけど、現状であるというふうに思っております。 そしてまた、地域の方々がこれまでの事業を推進していく中で一生懸命協議して積み重ねてきた、こういった事業についても、簡単には中止はできないというふうなことになってきますが、こういった中で、事業の推進に向けての財源について、新たにどう考えてあるのかということについてお伺いをしたいと思います。
○議長(田中秀和君) 脇山財務部長。 (財務部長 脇山秀明君登壇)
◎財務部長(脇山秀明君) お答えいたします。 財源ということでございましたので、私のほうから答弁させていただきます。 これから9月補正、12月補正、当初予算と入っていくわけでございますが、まず財政計画を見ていく中で、事業の評価といいますか、そういうのをやって、今、経常的にやっている経費につきましても節減を、財源のほうを捻出していかないといけないのかなというふうに思っております。そうした中で、地方債のほうの活用も、有利な活用が平成33年度までの公共施設整備の事業債も出てまいりましたので、そういう事業にできないのかどうか、そういう検討をして、できるだけいい予算になるように財源のほうは確保していくというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 白水議員。
◆30番(白水敬一君) では、2番目の唐津市未来づくり研究会のことについてお伺いしたいと思います。 以前、坂井市長時に、これと似通った唐津元気再生委員会というものがありましたが、唐津市未来づくり研究会との違いについてお伺いしたいと思います。
○議長(田中秀和君) 小形企画部長。 (企画部長 小形昌和君登壇)
◎企画部長(小形昌和君) 白水議員さんの再質疑にお答えをいたします。 唐津元気再生委員会との違いという形でございました。 唐津元気再生委員会は、合併前の旧唐津市におきまして、坂井市長の就任後の平成15年7月に、元気があふれるまちづくりを市民と行政との協働により進めようと設立されたものでございます。 唐津元気再生委員会は、市内の各分野で活躍されておられる市民10名のコアメンバーと、まちづくりに関する事業実現に向けた企画立案を行うために公募または推薦により委嘱されました市民23名のワーキングメンバー、さらにそのメンバーをサポートする市職員の調査員としての11名で構成されておりました。その中で、近代図書館の利便性向上、中心市街地の活性化、まちかど福祉のまちづくりの3つのテーマを掲げられ、テーマごとのワーキンググループ等で約1年間活動されまして、近代図書館友の会の設立、唐津市子育て支援情報センターの設立につながってきております。 唐津元気再生委員会の特徴は、設立の目的にもありますように、市民協働の観点から、市民が主体的に進められた事業という点にございます。一方、今回の唐津市未来づくり研究会でございますが、若手職員の政策立案能力の向上と横断的連携が可能な組織づくりを目指すもので、効率的かつ効果的な行政運営に向けたという点が特徴でございます。 唐津市未来づくり研究会、唐津元気再生委員会とも、行政課題の調査研究から政策提言を行うという点では同様でございますけども、その目的、手法という点で、唐津元気再生委員会は市民協働の観点から市民主体の事業と、今回の唐津市未来づくり研究会は市役所内部の施策ということでの相違がございます。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 白水議員。
◆30番(白水敬一君) 部長の説明で理解できたというふうに思います。 まず、研究会の活動の期限、これも昨日出ていたかもわかりませんけど、活動の中で、新たな政策、そして提案が出てくるだろうというふうに思います。さまざまな政策事業が出てきたときの集約、この集約はどうするのか。全て採用というわけにはいきません。そして、関係課、これまでの取り組みと逆行することもあるかもしれません。こういったこと、そういった状況の中で、どのようにこの集約について対処していくのかということについてお伺いしたいと思います。
○議長(田中秀和君) 小形企画部長。 (企画部長 小形昌和君登壇)
◎企画部長(小形昌和君) 白水議員の再質疑にお答えをいたします。 今回の研究会の活動の期限はということでございます。期限につきましては、現在は市長の在任中を考えております。 また、活動の成果の新たな提案という形でございますけども、研究会は課題ごとに各グループで活動いたしますが、年度内をめどに調査研究の結果を報告書にまとめて提出させるようにしております。 報告された内容につきましては、市長ともご相談しながら採用するかどうかを判断し、採用されるものにつきましては、関係各課で事業化することで考えていきたいというふうに考えております。
○議長(田中秀和君) 白水議員。
◆30番(白水敬一君) 市長の任期の4年間ということで、年度ごとにいろいろとさまざまな提案等が出てくる中で、やはり関係各課と調整をしながら進めていきたいというようなことがございましたが、予算については昨日さまざまな形で質問がございましたが、私たちの政策セミナーでも1コマ1万5,000円とか結構いろんな、講師を呼ぶためには金額もかかりますし、予算も要ります。例えば、政策課題の解決とか政策立案能力の向上、横断的連携の可能な組織づくりと、こう、大きく大きく掲げられておりますが、目的成就ための予算としてはどうなのかなと。このくらいの──このくらいって失礼ですけど、この予算で本当に16名の方々の政策立案能力、これが果たして向上するのかどうか。いろんな方々がいらっしゃると思いますので、資質の違いもあると思います。こういった中で、この予算についてどのように考えてあるのかということについてお伺いしたいと思います。
○議長(田中秀和君) 小形企画部長。 (企画部長 小形昌和君登壇)
◎企画部長(小形昌和君) お答えをいたします。 今回予算をお願いしておりますのは、講師謝金の報償費と先進地視察に係る旅費でございます。この調査研究を行うに当たりましてはどういった調査手法があるのか、大学教授などの専門家を講師に招いて、調査研究の効果的な手法や進め方について指導を伺うようにしております。 また、先進地事例として、他自治体での若手職員の組織を超えて横断的な活動をしている事例などを視察するということで、今回のこの会の皆さんたちの持っていき方の糧にさせていただきたいと思っておりますので、最低限の予算という形でお願いをしているところでございます。
○議長(田中秀和君) 白水議員。
◆30番(白水敬一君) 一つ、講師についてもいろいろと費用もかかりますし、また大阪、そして徳島あたりの視察についても、本当だったら16名と担当の方々と2泊3日でも、きちっとしたトーキングあたりも必要だと思いますし、それではこのくらいの予算では足りないのではないかなと。本当に能力を生かすためには、もう少し検証する必要があるのかなというふうに思っているところでございます。 次に、放課後児童クラブの件でございますが、今、実施場所について説明がございましたが、本来ならば、小学校の空き教室を利用しての事業の一環でございますが、平成27年度から小学校6年生までになって、教室の不足状況、このことについてお伺いしたいと思います。
○議長(田中秀和君) 田中保健福祉部長。 (保健福祉部長 田中士郎君登壇)
◎保健福祉部長(田中士郎君) 再質疑にお答えいたします。 放課後児童クラブの余裕教室の利用につきましては、学校との連携や距離的な利便性、安全性の面からも、実施場所としては最適であると認識しているところでございます。 議員ご紹介のとおり、平成27年度から施行されました子ども・子育て支援新制度により、対象児童がそれまでの小学校3年生までから小学校6年生までに拡大され、利用児童数も増加したところでございます。 それに伴う教室の不足状況はという質問でございましたが、平成25年度1,539人、43クラブ、平成26年度1,645人、43クラブ、そして小学校6年生までに拡大されました平成27年度は2,047人、51クラブと、前年度に比べ402人増となっております。また、平成28年度は2,225人、52クラブ、前年度より178人増となっているところでございます。 利用児童の増加を受けまして教室の不足が生じたクラブについては、平成27年度は8クラブ、平成28年度は1クラブ教室をふやして対応しているところでございます。 放課後児童クラブの実施場所につきましては、教室利用を第一として、その確保に努めてきたところでございますが、児童数の増加が著しい鏡山小学校や、今回関係予算をお願いしております浜崎小学校については、教室そのものに余裕がなく、専用施設の整備による対応を図りたいというところでございます。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 白水議員。
◆30番(白水敬一君) 平成27年度から小学校6年生まで拡大されても、財源のもとは厚生労働省でございますし、しかし、教室は文部科学省であります。教育委員会と、そして子育て支援課、やはりこれから大規模改造、改修等もありますので、計画的に協議をすべきというふうに思いますが、その点について考えをお伺いしたいと思います。
○議長(田中秀和君) 田中保健福祉部長。 (保健福祉部長 田中士郎君登壇)
◎保健福祉部長(田中士郎君) お答えいたします。 放課後児童クラブの実施場所につきましては、教室の利用が最適であり、その確保につきましては、議員さんご指摘のとおり、学校の中長期的な整備計画に合わせ、事前の設計段階から、教育委員会、また学校との協議を行っているところでございます。 今後も定期的に教育委員会と打ち合わせを行い、児童にとって、また学校にとってよりよい児童クラブの設置運営ができるよう努めてまいりたいと思います。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 白水議員。
◆30番(白水敬一君) 今、計画的に協議をしていくということでございましたし、また新たに相知の給食センターが完成をし、そして広範囲で学校給食の配送ができるようになったという中で、やはり学校調理室あたりがあいてくる、そういった中で、教育委員会、それと子育て支援課、計画的にこういった空き教室、なるべく学校敷地内にそういった児童クラブが開設されるというのが望ましいと思いますので、協議をしていただきたいというふうに思いまして、次の質問に行きたいと思います。 健康マイレージ制度でございますが、事業の内容、そしてまた県内の実施状況については重複しましたので省きたいと思いますが、唐津市には介護ボランティア制度が実施されており、県外からでも視察等も行われておりまして、結構有名でありますが、ポイントで年間最高5,000円の交付がされるというような状況でございますが、介護ボランティア制度、この事業とどうリンクしていくのか、このことについて部長のお考えをお伺いしたいと思います。
○議長(田中秀和君) 田中保健福祉部長。 (保健福祉部長 田中士郎君登壇)
◎保健福祉部長(田中士郎君) 再質疑にお答えいたします。 地域包括支援課で実施しております介護支援ボランティア制度につきましては、65歳以上の元気な市民がボランティア活動を通じて地域貢献することを奨励・支援し、高齢者自身の社会参加活動を通した介護予防を推進することを目的とした制度でございます。 まずボランティア登録をして、介護保険施設などのボランティア登録施設において、レクリエーションの指導や草刈り、食堂での配膳などの介護ボランティアを行うと、それに応じた介護ボランティアポイントを取得、そのポイントをためて、議員申されたように、年間最大5,000円の交付金を受けられるシステムでございます。 議員さんがご質問されております、リンクするのかというお尋ねでございますが、両事業とも財源に国や県の支援が充当されているため、重複してのポイントの付与は難しいというふうに考えます。しかしながら、介護予防の目的は同じでございますので、何らかの形で連携をしていけるよう検討してまいりたいと思います。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 白水議員。
◆30番(白水敬一君) 続いて、事業実施について、効果や数値的な目標、これをどのように設定しているのかということでございます。例えば特定健診、これも医療費適正化計画の中で国民健康保険は65%というような受診率というような目標が掲げられていましたけど、なかなかこの目標には達成できないというような状況の中で、こういう現状の中で、この健康マイレージ制度によってどういった特定健診等の目標の達成、数値的な目標をどのように設定をするのかということについてお伺いしたいと思います。
○議長(田中秀和君) 田中保健福祉部長。 (保健福祉部長 田中士郎君登壇)
◎保健福祉部長(田中士郎君) お答えいたします。 本事業の目的は、各種健診受診による疾病の早期の発見により重症化を防ぎ、もって医療費の削減をすることでございます。 しかしながら、各自治体で取り組まれているものの、まだ明確に1人当たりの削減効果の指標が示されていない状況ではございます。したがいまして、事業実施に当たっての効果といたしましては、議員申されますように、特定健診の受診面のほうからちょっと考えたいと思っております。 唐津市の国民健康保険加入者の特定健診受診率は、平成27年度におきましては36%でございまして、数年来35%前後を推移しながら、なかなか向上していないのが現状でございます。国が掲げております目標値が60%でございますので、かなり開きがある状況でございますが、健康マイレージ事業を実施することで、特定健診受診率を少しでも目標値に近づけていきたいというふうに考えております。 また、国におきましては、市民にインセンティブを提供する企画の実施、すなわち今回の健康マイレージ制度を実施する場合並びに特定健診の受診率が向上した場合は、特別調整交付金が増額される制度となっているところでございます。また、参加される市民の皆様の目標におきましては、現在、鳥栖市では2,400人、福岡市では3,000人で、年々増加しているとお聞きしているところでございます。 唐津市といたしましては、現在、まだ明確な参加人数の目標を設定しておりませんけれども、1人でも多くの方に参加していただき、もって各種の健康に関する取り組みを実施していただくことで大きな効果が発揮できると考えておりますので、頑張ってまいりたいと思います。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 白水議員。
◆30番(白水敬一君) 続きまして、教育費の
中学校放課後等補充学習支援事業についてでございますが、教育長が答弁の中でも申されましたように、やはり学力向上については底上げ。上の方は、もう十分に唐津はトップクラスの学力でございますので、問題は底辺をどれだけ上げるか、これが一番大事だと思います。そのためには、やはり通塾、こういったことも必要でありますが、例えば経済的な問題で教育格差が生まれるということは絶対あってはならないと思いますし、また地域的な格差、つまり塾からは遠いから通えないといった状況の中で教育格差が生まれるというのも絶対防がなくてはならないというふうに思っておりますが、塾に通える人というのは、やはり授業のフォローができる。そしてまた、その中でやはり経済的な、地域的な問題も発生するんじゃないかなというふうに思っております。 こういった状況の中で、これまで塾に通う、通塾の調査、このあたりを中学校あたりでは実施したのかどうか。そしてまた、今後、この通塾の調査についてどのように教育委員会としては考えてあるのかということについてお伺いしたいと思います。
○議長(田中秀和君)
稲葉教育長。 (教育長 稲葉継雄君登壇)
◎教育長(稲葉継雄君) 再質疑にお答えいたします。 地域の将来を担う子供たちを学校や地域で育成するとともに、経済格差、地域格差が学力格差を生まないよう、いきいき学ぶからつっ子育成事業という、これは私たちが力を入れている事業であります。この一環として、子供たちに補充学習をするとか、そういうことも行っております。 けれども、改めて通塾調査を行ったことはございません、これまでは。今後、検討してまいりたいと思っておるところでございます。
○議長(田中秀和君) 白水議員。
◆30番(白水敬一君) 今までないということでありますが、よその町村は結構通塾調査はしているんです。ほかの、私たちが視察に行ったところは、ほとんどが塾の調査をしている。それで何があるのかというのは、やっぱりそこに問題点が発生する。経済的な問題や地域的な問題。こういったことをするために、各学校ごとにこういった放課後支援等も行っている。そういったつながりがあるわけ。だから、調査をすべきだというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 それと、中学校のことですけど、今、工事説明の中でも、例えば給食センターの解体等ということで──
厳木中学校ですね──ありましたが、その用地で、新たな施設がどういうふうに誕生するのか。また、この工事全体の施工の位置について具体的な、皆さんにわかりやすい工事内容についての位置説明についてもお願いしたいと思います。
○議長(田中秀和君) 金嶽教育部長。 (教育部長 金嶽栄作君登壇)
◎教育部長(金嶽栄作君) 白水議員の再質疑にお答えいたします。 先ほどの質問の中で、クーラーの設置は考えておりませんと言いましたが、扇風機のほうを中学校のほうから旧
本山小学校に移設するようにしておりますので、よろしくお願いします。 ご質疑ですが、工事全体の位置関係についてということでございます。 まず、本校舎ですが、今回は大規模改造ですので、躯体を残しての工事となりますので、位置は変わりません。 次に、体育館への渡り廊下でございますが、玄関前ロータリーを広げるために、テニスコートがございますが、テニスコート側にそのロータリーをずらしますので、これによりまして、テニスコートは1面減らしまして、2面といたします。 また、給食センターの跡地及び相撲場の位置にはプールを建設いたします。現在のプールは、グラウンドを横切り、県道を横断しなければならず、さらに更衣室が使えず教室で着がえるため、水着のままで移動していたとのことですので、PTAや学校から近接地に建て直してほしいとの要望を受けておりましたので、計画するものでございます。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 白水議員。
◆30番(白水敬一君) こういった位置関係も、皆さんにわかりやすい説明をと思いまして質問したところでございます。 そしてまた、国民健康保険特別会計の専決処分のことについて、平成22年9月に県が策定した広域化の方針について、赤字解消については市町村が責任持って計画的に解消することというようなことがありましたし、この時期から、唐津市における広域化に向けた繰り入れの収支の状況について、これまでどうなっているのかということを簡略にお願いしたいと思います。
○議長(田中秀和君) 古川市民部長。 (市民部長 古川光博君登壇)
◎市民部長(古川光博君) 再質疑にお答えいたします。 先ほど議員からご紹介がありましたとおり、来年度、広域化までの平成30年度までに赤字を解消するようにということが言われておりまして、唐津市におきましては、平成23年度から、基準外の一般会計繰り入れによる対策を行ってきたところです。また、これに加えまして、平成26年度からは、唐津市モーターボート競走事業の収益から毎年1億円の繰り入れをお願いしており、これまで一般会計分と合わせまして17億3,645万3,000円を基準外繰り入れにより赤字解消を図ってきたところでございます。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 白水議員。
◆30番(白水敬一君) さまざまに繰り入れの状況があってここまで来たということで思っているところでございますが、いよいよ平成30年度から広域化になりますけど、確認です。この事業主体は、どういうふうになっているのかということについてお伺いしたいと思います。
○議長(田中秀和君) 古川市民部長。 (市民部長 古川光博君登壇)
◎市民部長(古川光博君) 再質疑にお答えいたします。 国民健康保険事業は、これまで市町がそれぞれ単独で行っておりましたが、国民皆保険の基盤であります国民健康保険が将来にわたって持続可能な制度として運営されますよう、今回広域化が図られるものでございます。広域化後は、県と市町が連携をして事業主体となります。 なお、広域化後は、県が財政運営の責任主体となって、国民健康保険の中心的な役割を担っていくということになります。医療費等の給付費用につきましては、県が責任を持って市町へ配当すると。 一方、市町につきましては、必要な事業費等納付金を県に納付することになりますけれども、県が示す標準保険税率を参考にして税率を設定しまして、これまでどおり賦課徴収に関する事務を行ってまいります。このほか、被保険者の資格管理や保険給付など、地域との身近な関係を生かして、きめ細かな事業についても引き続き市町が担うこととなっております。 以上です。
○議長(田中秀和君) 白水議員。
◆30番(白水敬一君) これまで私は、広域化については県が事業主体だというふうに思っておりましたが、県と市町村ということで共同で事業主体になっていくと。そしてまた、運営の状況についても部長から説明をしていただきました。広域化後、保険事業の運営に対して、市民の方からは、やはり不安を感じている市民が多いと、広域化になって保険料が上がるのではないかと、こういうふうな状況になりますけど、今後、国民健康保険税について、どういうふうな形で保険料が決定されるのか。また、国の公費助成についても、私たちも、これまで3分の1だったものが2分の1補助ぐらいに要望していきなさいと、いつも決算特別委員会等で言っていたんですけど、国の公費補助についても、その方向性について部長の見解をお伺いしたいと思います。
○議長(田中秀和君) 古川市民部長。 (市民部長 古川光博君登壇)
◎市民部長(古川光博君) 再質疑にお答えをいたします。 税率につきましては、先ほども申し上げましたとおり、県から示されます標準税率に基づいて市町が決定をするということになりますが、現在までのところ、標準税率が示されておりません。 なお、広域化によりまして、現在、国から前倒しによる公費支援のほか、平成30年度の広域化後には、さらに1,700億円の公費拡充が予定をされておりまして、税負担の抑制が見込まれるものと考えております。 本市におきましても、広域化後も今以上の税負担とならないよう、制度設計を国や県に対してさらに要望していきたいと考えておりますし、現在開催をされております実務者会議等におきましても、しっかりとその旨を伝えてまいりたいと考えているところです。 以上です。
○議長(田中秀和君) 白水議員。
◆30番(白水敬一君) この国民健康保険制度については、世界に冠たる制度ですので、やはり継続的に、そして市民の方々が安心して保険料が納められるような制度にしていただきたいということをお願いして、質疑を終わります。ありがとうございました。
○議長(田中秀和君) 13時5分に再開することとし、休憩します。 ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 午後 零時02分 休憩 午後 1時05分 再開 ~~~~~~~~○~~~~~~~~
○議長(田中秀和君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 議案質疑を続行します。福島尚美議員。
◆17番(福島尚美君) 17番、日本共産党、福島尚美です。通告に従いまして、議案質疑を行います。 議案第98号、唐津市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分の承認について、議案第84号、平成29年度唐津市
一般会計補正予算中から2項目、衛生費中、健康マイレージ事業費、商工費中、アニメーション活用推進費についてお尋ねいたします。 まず、唐津市国民健康保険税条例の改正は、地方税法等の関係法令の一部改正に伴うものということでございますが、この関係法令等の改正の目的をお尋ねいたします。 次に、健康マイレージ事業費でございます。今議会の議案質疑におきまして、複数の議員さんの質疑があり、委託の内容や事業の目的は明らかにされているかと思いますので、財源となっている地方創生推進交付金についてお尋ねをいたします。 地方創生推進交付金の目的でございますが、さきに午前中の議会の中でも確認されました要綱によりますと、まち・ひと・しごと創生総合戦略に位置づけられた自主的、主体的で先導的な事業を実施することにございます。 そこで、まち・ひと・しごと創生総合戦略と健康マイレージとの関連性についてお聞かせください。総合計画中のどの部分への合致が認められたものでしょうか。 最後に、アニメーション活用推進費でございます。こちらも内容は、昨日からの質疑において確認されているものかと思いますので、それを踏まえまして、今後、事業の成果によって観光客が増加しなければいけないわけですけれども、観光客の受け皿としての唐津市の課題は何であるとお考えでしょうか。再度、確認をいたします。 以上で1回目の質疑を終わります。
○議長(田中秀和君) 古川市民部長。 (市民部長 古川光博君登壇)
◎市民部長(古川光博君) 福島議員のご質疑にお答えをいたします。 今回、専決処分の承認をお願いしております、国民健康保険税条例の一部改正につきましては、平成28年12月に開催をされました厚生労働省所管の社会保障審議会医療保険部会において、国民健康保険の低所得者の保険料の軽減措置の拡大について審議された結果を受け、地方税法施行令の一部が改正をされましたので、唐津市国民健康保険税条例に定めております軽減判定の基準額の見直しを行ったものです。 改正の内容につきましては提案理由の説明でも申し上げましたように、物価上昇などの影響によって、これまで軽減の対象であった方が対象から外れてしまわないよう、経済動向を踏まえ、5割軽減と2割軽減の軽減判定基準額を引き上げ、対象世帯を拡大したものでございます。 以上です。
○議長(田中秀和君) 田中保健福祉部長。 (保健福祉部長 田中士郎君登壇)
◎保健福祉部長(田中士郎君) 福島議員さんのご質疑にお答えいたします。 今回の健康マイレージに関しましては、2つの側面があると考えております。 まず1点は、構造的な課題を解決する点でございます。これは、平成25年3月に第2期からつ元気いっぱい健康プラン21を策定いたしましたが、三大生活習慣病であります、がん、心疾患、脳血管疾患の割合が多い本市の特徴に鑑みまして、この健康マイレージ事業でポイントを付与することにより、特定健診の受診率を上げ、ひいては健康寿命延伸につなげるものでございます。 2点目は、本市だけではなく、社会的な課題でもございますが、昨今、人口減少が進んでおり、それに伴いまして、街のにぎわいなどが現象し、地域経済の疲弊が懸念されております。 そうしたことに対応できるよう、例えば新たな健康イベントを設けまして、それに参加することでポイント付与の対象としたり、また、地場産品をポイント交換の対象とするなど、この健康マイレージ事業を実施することで、地域経済の活性化効果も期待できるという側面もあるかと思っております。 こうした側面が、今回、地域版総合戦略である唐津市まち・ひと・しごと総合戦略の戦略の中の、まず基本目標1、多様な産業の調和による仕事の創生に合致しているものと考えております。 これは、ポイント交換対象が地場産品を想定いたしておりまして、農産物や海産物への交換が農業や漁業経営の安定につながっていくというふうに考えているところでございます。 次に、基本目標2、地域資源の輝きが生み出す人の流れの創生にも合致していると考えておりまして、健康イベント等への参加者が増加することによりまして、新たな人の流れが形成されるものと考えております。 さらに基本目標4、市民の力を最大限に引き出す街の創生にも合致していると考えておりまして、健康マイレージ事業によります健康寿命の延伸が、市民の方が安心して暮らし続けられる生活環境の維持へもつながるものと考えております。 このように、健康マイレージ事業実施が唐津市まち・ひと・しごと総合戦略の中の3つの戦略に合致しておりますことを、今回、地方創生推進交付金の申請の際に説明をいたしまして、内閣府から採択を受けたものでございます。 以上でございます。
○議長(田中秀和君)
井上商工観光部長。 (
商工観光部長 井上和彦君登壇)
◎
商工観光部長(井上和彦君) 福島議員さんのご質疑にお答えいたします。 観光客の皆様を受け入れる際の本市における課題ということでございますが、今回、ご提案しております事業、アニメーションを活用した情報発信により、訪れたお客様、これに限らず、唐津に来てよかった、また唐津へ来たいと思わせるような受け入れ環境づくりが課題であり重要であるというふうに考えております。 今回、本事業を実施することによりまして、海外からの集客増加が見込まれますので、外国人の受け入れ環境のさらなる強化が必要と考えます。 受け入れ環境の強化といたしましては、おもてなしなどのソフト的なものから、Wi─Fiやキャッシュレス機能など、こういったハード的なものまでございます。ハード的なものにつきましては、Wi─Fi整備や多言語表記導入などによる、国・県などの補助メニューなどを把握いたしまして、関係機関への情報提供と受け入れ体制づくりの推進を図っていきたいと考えております。 いずれにしましても、全ての整備を市単独で行っていくことは困難であると考えますので、本事業が効果的な情報発信につながるように、行政や民間の役割の中で連携を図りながら、お客様がストレスなく観光できるような受け入れ環境づくりを図っていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 福島議員。
◆17番(福島尚美君) 再質疑に移ります。 国民健康保険税のほうから再質疑をいたします。 低所得者の負担軽減ということで確認をいたしました。それでは、この条例改正に伴う影響についてをお尋ねいたします。
○議長(田中秀和君) 古川市民部長。 (市民部長 古川光博君登壇)
◎市民部長(古川光博君) 再質疑にお答えをいたします。 今回の条例改正によります影響額につきましてですが、軽減判定基準の見直しによる影響としまして、平成28年度と比較をしますと、軽減判定基準額の引き上げによりまして、これまで2割軽減を受けていらっしゃった57世帯が5割軽減を受けることになると。また、軽減の対象となっていなかった39世帯が2割軽減を受けることができるようになると考えております。 このことによる国保税収入への影響額は、409万5,000円の減と見込んでいるところです。なお、この減収となります409万5,000円のうち、4分の3が保険基盤安定繰入金、国保税の軽減分として県から交付をされますので、実際に唐津市が負担を受ける影響額としましては、4分の1のおおよそ100万円となります。この分が一般会計からの繰り入れとなるものです。 以上です。
○議長(田中秀和君) 福島議員。
◆17番(福島尚美君) 平成28年度と比較した試算の上では、合計して96世帯が負担軽減の対象、または拡大となる、そして409万5,000円分の税収の減がありますが、この4分の3は県からの交付金で賄われるということでございました。 こちらにございますのは、唐津市のホームページのほうでお知らせしていただいている分ですが、ここには計算式しかございませんので、モデルなどがあれば、具体的な説明をいただければと思います。
○議長(田中秀和君) 古川市民部長。 (市民部長 古川光博君登壇)
◎市民部長(古川光博君) 再質疑にお答えいたします。 モデル世帯での状況でございますが、加入世帯の状況によりまして若干異なりますけれども、例えば夫40代、専業主婦の妻40代、18歳未満の子供2人の合計4人世帯で試算をしてみますと、5割軽減の世帯の判定額としましては、条例改正前は給与収入で224万円までが対象となっておりましたが、改正後の条例では給与収入が227万円までの対象となりますので、3万円が引き上げられて軽減の対象世帯となることになります。 また、2割軽減世帯では、改正前は給与収入346万円までが改正後は353万円までとなり、7万円の引き上げとなるところでございます。 今回の改正につきましては、そうした形で被保険者の方に対する有利な見直しとなっているところです。 以上です。
○議長(田中秀和君) 福島議員。
◆17番(福島尚美君) お父さん、お母さん、42歳想定と子供2人18歳未満の場合であれば、これまで224万円が限度額だったのが227万円限度額で5割軽減へ、そして、346万円限度額だったのが353万円が2割軽減へということでございました。家計としては、大変助かることではないかと思います。 しかしながら、施行が4月1日からせざるを得ないということで、現在も施行されているところでございます。この周知方法や時期についてお尋ねいたします。
○議長(田中秀和君) 古川市民部長。 (市民部長 古川光博君登壇)
◎市民部長(古川光博君) 市民に対する周知の方法等についてお答えをいたします。 今回の条例改正につきましては、地方税法施行令の一部改正が3月31日に交付をされ、4月1日から施行されましたため、事務手続の関係から、市報の4月号、5月号による周知が困難な状況でございました。 本日、6月9日に発送を予定しております納税通知書によって、被保険者の皆さんにはお知らせをすることにしております。 また、納税通知書を発送する前に、市のホームページ等でもお知らせしており、今年度は6月1日に市のホームページに掲載をしたところです。 今後は事務手続を早めまして、できるだけ早期に市民の皆さんにお知らせをしたいと考えております。 以上です。
○議長(田中秀和君) 福島議員。
◆17番(福島尚美君) ありがとうございます。確かに6月1日付でホームページが変更されております。 ただ、この6月1日を挟みまして合計して1カ月ほどを見ますと、佐賀県内でも19件の金銭目的の詐欺電話のようなものが発生しておりまして、これは警察に通報があって、わかっている分で19件以上ということでございます。 そして、これが警察や役所の職員を名乗るものが珍しくありません。そしてオリンピック、老人ホーム、還付金など、耳にはよく入っているんですが、よくわかっていないというような話題が悪用されている傾向があるかと思います。 こうしたことを踏まえますと、市のウェブページ上でも役所の職員が直接電話をすることはありませんなど、そうした注意喚起文が入れられるものであれば対応をしていただきたい。特に、こうした施行のほうが先立つという場合には配慮していただきたいというものでございます。 次に、健康マイレージ事業についての再質疑に移ります。 健康マイレージ事業が健康寿命の延伸と、そして地場産業経済、地域経済の活性という2つの側面を持っているとの説明でございました。 まち・ひと・しごと創生総合戦略の目標を達成するというのは、つまり、これからの唐津が住みやすい、元気な街であるということかと考えております。 この健康マイレージ事業を進めていく上で、これまでの答弁の中でも産学官が連携していくという話が聞かれているかと思います。どう連携をしていかれるのか、ご説明お願いします。
○議長(田中秀和君) 田中保健福祉部長。 (保健福祉部長 田中士郎君登壇)
◎保健福祉部長(田中士郎君) 再質疑にお答えいたします。 今年度の事業といたしましては、健康マイレージシステムの構築の委託、それと大学との連携による健康増進と産業創出のマッチングを主なものといたしております。 平成28年度におきましては、庁内関係部署で組織しましたワーキンググループにおきまして、事業の内容等を検討してまいりました。今年度はこれまでのワーキンググループにシステム開発の受託業者、そして共同研究を行います大学なども含めまして、産学官連携で横断的に事業検討を行い、魅力的で効果的な制度を創出してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 福島議員。
◆17番(福島尚美君) ありがとうございます。健康マイレージ事業というのが平成28年に計画した総合戦略を達成するための事業であるということを確認させていただきまして、これまでよりさらに専門知識や発想を取り入れる体制を、今後とっていくということかと思います。 この事業、うまくいきましたならば、性別や年齢、居住されている地域によらず、全ての唐津市民にとって開かれた事業となっていくものだと思います。 それが地場産業、経済活性との連携をされるときには、生産者や事業者からの信頼を得られるよう、取り組みに当たっては、市民の理解と、そして共感をいただきながら行うことができ、平成31年度以降、総合戦略の評価というのが充実して行われることを期待しております。 最後に、アニメーション活用推進費についての再質疑をいたします。 受け入れ環境づくりが課題との認識ということでした。いわば、市が唐津市の営業マンといいますか、市外に出ていって観光客を呼んでくる、唐津市を知らせるというようなことも含まれると思いますが、受け入れ環境をつくるためにも、その情報の共有であったりとか、そういうことが重要かと思います。どのように取り組まれようと考えていらっしゃいますか。
○議長(田中秀和君)
井上商工観光部長。 (
商工観光部長 井上和彦君登壇)
◎
商工観光部長(井上和彦君) 再質疑にお答えいたします。 本事業を行う上で、効果的な予算執行を進めるに当たりましては、関係する事業者の皆様へ情報共有を図っていくことは、大変重要であると考えております。 しかしながら、現状では観光関連事業にご協力いただける事業者等の意向が、なかなか把握できていないという現状もございます。 このため、現在本市では、観光関連事業を実施する際に、ご協力をいただける意向をお持ちである事業者の皆様を把握するために、市のホームページなどでイベント等への出店登録者の募集を5月下旬から始めたところでございます。 今回、事業者の皆様に出店登録を行っていただくことで、観光関連事業にご協力いただける事業者等のリスト化を図りまして、本事業を含みます観光関連事業の効果的な事業実施につなげていきたいと考えております。 また、協力事業者等を事前に把握することで、事業者の皆様に必要な情報の共有が、効率的かつ広範囲に行えるものと考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 福島議員。
◆17番(福島尚美君) 事業者等の意向の把握が、まだできていないことであったり、またそれを踏まえてイベント等への出店登録の場を設けているということでございました。 お客様のストレス軽減だけではなく、受け入れる唐津の事業者さん、経営者さんのほうのストレス軽減も考えていかなければいけないのではないかと思っております。 情報共有を図るということなんですけれども、唐津市には27カ国からの観光客が来ていたという紹介記、昨日もいただきました。その上で多言語化の整備というのは、このコラボイベントであったり、事業にかかわる方以外にも活用できる事業ではないかと思いますが、この観光客誘致環境整備支援事業というのが佐賀県にございます。こちらを確認いたしましたら、今年度の事業費の予算額が、現時点の問い合わせというものがかなり多くありまして、これが、見積もりと作業を済まされて申し込まれた場合には、早期に受け付けを締め切ってしまう可能性もあるということでございました。 5月10日に新規に開業したばかりの事業者さんにこれをお伝えしまして、急いで検討していただいたところでございます。 イベント出店登録にかかわらず、年度の始めに補助事業の一覧を事業者さんに知らせられる、または新規開業時には、随時知らさられるような取り組み、仕組みというものも、これからあったほうがいいのではないかと考えております。 事業者さんと一緒になって、市が一体になって取り組むというのはどういうことか、立ち止まって考えられながら取り組んでいただければと思っております。 そして最後に、これが、先ほど言われた、5月からホームページ上に掲載していただいている申込書です。記入自体は1分以内で、1分もあれば記入できるようなものになっているかと思いますので、しっかり取り組んでいただきたいといいますか、みんなで取り組んでいきましょうということを申し上げて、私の議案質疑を終わります。ありがとうございました。
○議長(田中秀和君) 浦田関夫議員。
◆18番(浦田関夫君) 日本共産党の浦田でございます。本議会に提案されております平成29年度6月の
一般会計補正予算から3件と、議案第100号の平成28年度国民健康保険特別会計補正予算の専決処分の承認について、時間の範囲内で質問をさせていただきます。 まず最初に、総務費の企画事務費ですけれども、唐津市未来づくり研究会ということで、これもずっと前任者が質問をしてきましたので、かぶる点については、もう質問しないで、本質的なところから先に入りたいというふうに思いますが、概要書での説明では、市職員16名を限定で、唐津市政の政策課題の解決を図るため調査研究を行い、若手職員の政策立案能力と横断的連携が可能な組織づくりを目指すということであります。 どんな課題を研究しようとしているのか、また若手のスキルアップを図るということですけれども、これまでの職員は、それぞれ市民の課題を持って担当しているわけですので、唐津市未来づくり研究会との整合性がはっきりしないというのが、これまでの議論を見てきたところであります。 そこで質問ですけれども、私は職員のスキルアップ、政策立案能力の向上、横断的連携は、日常的に職員が身につけなければならない職務ではないかというふうに考えておりまして、研究会メンバーに限るものではないということであります。職員の全体的なレベルアップが必要ではないかというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。 次に、土木費の美帆が丘市営住宅整備費についてであります。美帆が丘住宅は、老朽化しているということで建てかえるということであります。長屋住宅を24世帯建てるということでありますけれども、実際は、7世帯が住んでおられるというふうに聞いております。 長屋住宅が老朽化しているので、建てかえることについては当然な施策だというふうに思っておりますけれども、建築計画と
スケジュールについて、まずお示しをしていただきたいというふうに思います。 次に教育費でありますけども、
中学校放課後等補充学習支援事業、これについても、前任者の方も何回となく質疑もされ、答弁もいただいておりますので、重複を避けて、本質的なところから入っていきたいというふうに思いますけれども、学習習慣が身についていない生徒に補充事業をすることは、私は大切な事業だというふうに理解しておりますけれども、これが、生徒が自主的に手を挙げて補充を受けるのだろうかという疑問を持っているわけですけれども、これについては学習習慣がなかなか身につかない生徒について学習習慣を身につけさせようというところでは、かなり現場での先生も苦労しておられるというふうに思っております。ですから、現場の先生と指導員との連携が大切ではないかというふうに考えております。 学習習慣が身についていない生徒に、勉強に興味を持ってもらう、楽しい授業、わかる授業がどうやってできるのか、そのためにはどのような形で現場の先生と指導員との連携、情報の共有が必要かと思いますけれども、その辺についてどのようにお考えなのか、まずはお尋ねをします。 それから、議案第100号ですけれども、国民健康保険の平成28年度の特別会計予算に赤字が約1億3,000万円発生したので、平成29年度の予算から繰り入れて、つじつまを合わせるということであります。 こういう赤字の状況の中で、来年度から、県内20市町が統一して県が計画する広域国保会計と統合するわけですけれども、まず質問ですけれども、平成28年度、1億3,000万円の繰り上げをしたもとで、平成29年度の決算の見通しはどうなるのか、その辺の見通しを、まず最初にお示ししていただきたいというふうに思います。
○議長(田中秀和君) 小形企画部長。 (企画部長 小形昌和君登壇)
◎企画部長(小形昌和君) 浦田議員さんのご質疑にお答えをします。 横断的な連携という形ですけれども、全体的に職員のレベルアップを図ることが当然必要だと考えております。特に、若手職員が早い段階でそのようなスキルを身につけることが、全体のレベルアップにつながるものと考えております。 今回の唐津市未来づくり研究会の活動は、研究会メンバーだけの閉鎖的な活動ではございませんで、研究課題に応じ、関係各課と連携、協力しながら進めたいと考えております。 違う部署の職員が違った観点から課題の解決を提示することで、これまで担当課職員だけでは気づかなかった新たな展開が生まれる可能性も出てくると考えております。 担当課とは全く別のところで研究会の活動を行うわけでございませんので、そういうところで、こういう活動を推進してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 中江都市整備部長。 (都市整備部長 中江 勉君登壇)
◎都市整備部長(中江勉君) 浦田議員さんのご質疑にお答えいたします。 美帆が丘の市営住宅の整備の概要と
スケジュールについてのお尋ねでございます。 今回の予算概要といたしましては、八幡町の美帆が丘市営住宅4戸連6棟、計24戸になりますけれども、この住宅の建て変えに伴う実施設計業務でございます。 現在の住宅は昭和42年から43年に整備されたもので、耐用年数が、既に30年を大きく経過しております。老朽化の損傷が著しいもので、平成22年より政策空き家としているものでございます。 前年度の基本設計ほか調査業務に続きまして、今年度、実施設計を行いまして、平成30年度、既存住宅の解体撤去及び造成工事を行いたいと思っております。 その後となります平成31年度に、1期目の工事といたしまして、3階建てで15戸の建設、平成32年度に2期目の工事といたしまして、同じく3階建てで9戸の建設を行い、合計24戸の住宅の建てかえを計画しているところでございます。 以上でございます。
○議長(田中秀和君)
稲葉教育長。 (教育長 稲葉継雄君登壇)
◎教育長(稲葉継雄君) 浦田議員のご質疑にお答えいたします。 現場教師と指導員等の連携についてということでございます。 この事業は教育免許保有者等、地域の人材を活用し、放課後や長期休業中に補充学習を行うものであり、専門性や経験を有する専門スタッフ等が学校の教育活動に参画することとなりますので、教員も専門スタッフも、チームとしての学校、よく最近は、チーム学校と申しますが、そのチーム学校の一員として目的を共有し、取り組みの方向性をそろえることや、生徒に関する学習理解の程度、生活態度、保護者の要望等の情報を共有することが大変重要であると認識しています。 そのためには、学校長のリーダーシップのもと学校マネジメントを強化し、組織として必要な指導体制を整備することが必要であり、市教委といたしましても、校長会等を通して現場教師と指導員との連携が十分とれるように指導していきたいと考えているところであります。 今回は、現に非常勤講師として働いていていただいている方を指導員に充てますので、それ以外の人を、ぽっとよそから持ってくるよりは連携がとりやすいのではないかというふうに私は見ております。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 古川市民部長。 (市民部長 古川光博君登壇)
◎市民部長(古川光博君) 浦田議員のご質疑にお答えをいたします。 先ほどの白水議員のご質疑の中でも答弁を申し上げましたけれども、今回平成28年度におきまして、1億3,141万2,000円の歳入不足となる見込みでしたので、平成29年度予算を補正させていただき繰り上げ充用させていただいたところです。 具体的な決算の見込額につきましては、まず歳入では国保加入者の減少により税収も減少することとなりましたが、収納対策に力を入れましたので、平成27年度とほぼ同額の190億3,157万8,000円を見込んだところです。 一方、歳出につきましては、平成26年度下半期に承認をされましたC型肝炎治療薬の影響もあり、平成26年度、平成27年度には増加をしておりました保険給付費が、薬価の見直しなどにより落ちついたことから、平成27年度の歳出総額より6億6,000万円余り減の191億6,299万円を見込んで専決処分を行ったところでございます。 以上です。
○議長(田中秀和君) 浦田議員。
◆18番(浦田関夫君) それでは、企画事務費から行きたいと思います。 私は、この事業がいけないとは言っていないんです。しかし、これを事業することで、じゃあ、どれぐらいのレベルアップというか、要は全体的なレベルアップをしなければ、一部の若い人だけが研究しただけで、チームワークがうまくいくのかということで疑問を感じているし、実際今でも、きのう答弁がありましたけれども、都市整備部の景観まちづくり事業については、企画部とか、それから商工観光部とか交流文化スポーツ部とか、そういう部署が連帯というか横断的なことはされているわけです。 ですから、あえてこれをつくったというのは今の職員が劣っているという認識ではないと思いますけれども、なぜそれをしなければならなかったのか、その辺がはっきり見えてこないんですけどいかがでしょうか。
○議長(田中秀和君) 小形企画部長。 (企画部長 小形昌和君登壇)
◎企画部長(小形昌和君) 浦田議員さんの再質疑にお答えをいたします。 今回、唐津市未来づくり研究会のメンバーとしては、40歳未満の若手職員という形で募集をいたしまして、16人が応募し、今後研究活動を行っていくという形でございます。 なかなか若い職員さんにつきましては、自由に、自分が今持っている仕事がやっぱり重要と考えて、なかなか横との連携がとりにくいという面もございますので、そういう機会をつくりまして、いろんな考えを持った人と接することにより、協議することにより、その辺でスキルアップ、能力アップにつながっていくという形で思っておりますので、今回あえてこういう形で研究会をつくらせていただきたいということになっております。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 浦田議員。
◆18番(浦田関夫君) 若い職員さんが意欲を持って、政策立案能力、横断的な能力を持った優秀な職員になることは、私はいいことだと思うし、他の市町でもやっておることでありますけれども、そこだけにとどまらないで、職員間のほうも全体的なレベルアップにやるんだという意識でやらないと、私は十分な成果が得られないというふうに思っておりますので、その辺について、今後もそういう意識で取り組んでいただきたいというふうに思います。 土木費のほうに行きます。 先ほど、部長の答弁をいただきました。24世帯ということで建てられるということですが、現在入居者が7人というふうに聞いております。そうすると、14世帯が入居募集をしなければならないというふうになっておりますけれども、入居募集についてはどのような方法を考えられているんでしょうか。
○議長(田中秀和君) 中江都市整備部長。 (都市整備部長 中江 勉君登壇)
◎都市整備部長(中江勉君) 再質疑にお答えいたします。 入居募集につきましては、建てかえの対象となります既存住宅の入居者の方を優先することとなります。議員、ご紹介ありましたように、既存の在住者の方は入居者の方は7戸となっております。新規住宅の24戸に対しまして、現在の入居者7戸の方が入居されましても17戸は入居できるという形になります、残りです。 美帆が丘市営住宅のうち、耐用年数が経過し老朽化が進んでいる木造の一戸建てが、ほかにも35戸程度ございます。そういった35戸からの住みかえを促進するように考えております。 また、それでもなお新規住宅に空きがある状態も想定されます。そういった場合におきましては、一般公募も視野に入れながら募集することを検討しているところでございます。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 浦田議員。
◆18番(浦田関夫君) 17世帯が余裕が出るので、戸建ての住宅が35世帯あるので、そこを優先的に入れると、公募をかけると、募集をかけると。それでも、なおかつ入居がなければ一般公募に向けて努力するということですけれども、この美帆が丘市営住宅については、限定公募ということで、部落解放同盟唐津支部の了解が必要になるわけですけれども、それについては、その話し合いはできているんでしょうか。
○議長(田中秀和君) 中江都市整備部長。 (都市整備部長 中江 勉君登壇)
◎都市整備部長(中江勉君) 再質疑にお答えいたします。 その件につきましては、関係者の方と一般公募に向けた募集というものも検討させていただくということで、お話をさせていただているというところでございます。
○議長(田中秀和君) 浦田議員。
◆18番(浦田関夫君) 話をさせていただいているということは、まだ了解を得られていないということなんですね。 私は、ここがやっぱり一つ問題だというふうに思っているんですけど、それは最後に置いておいて、じゃあ、戸建ての一戸住宅の方が、新しい連戸建て、3階建ての住宅の新しい住宅に入られた場合、戸建て住宅が空き家になるわけですけれども、これについてはどのような取り扱いをされようとしているんでしょうか。
○議長(田中秀和君) 中江都市整備部長。 (都市整備部長 中江 勉君登壇)
◎都市整備部長(中江勉君) 再質疑にお答えいたします。 木造一戸建てから住みかえを行った場合の、あいた住宅はどうなるかというご質問でございます。 木造一戸建ての住宅につきましては、現在住んでいる方がいる場合につきましては、計画的に修繕を行うこととしておりますけれども、住みかえを行って空き家になった場合、空き家になった場合につきましては、老朽化も非常に著しいということから、用途廃止をして更地にすることを考えていきたいと思っています。 もう一点、まだ現在住んでいる方の住宅につきましても、希望者の方には用途廃止をして払い下げを検討していくという形で考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 浦田議員。
◆18番(浦田関夫君) 現在住んでいるところについては、払い下げについても、部落解放同盟唐津支部との話し合いはついているんですか。
○議長(田中秀和君) 中江都市整備部長。 (都市整備部長 中江 勉君登壇)
◎都市整備部長(中江勉君) この件につきましては、今からの相談という形になります。
○議長(田中秀和君) 浦田議員。
◆18番(浦田関夫君) これから積極的に運動団体との話し合いはすべきだというふうに思いますけれども、唐津市の財産をどうするかということについては、確かにこれまでの経緯は承知しております。 承知していますけれども、これについては、やはり唐津市の財産ですので主導的に運動団体と話し合うということがなければ、私は前に進まないと、そこはやっぱり市長もしっかり考えて、指導、また運動団体とも話し合いをするということがなければ、今の入居の美帆が丘市営住宅については、ほかにもありますけれども、部落解放同盟の了解がなければ入居できないというような、窓口一本化的なことは、私は市営住宅行政の正常化に反するというふうに思います。 そこでお尋ねですけれども、用途廃止した後、住んでいる人についてはそこの入居者に払い下げるということですけれども、空き家になった用途については、どのように考えられているんでしょうか。
○議長(田中秀和君) 中江都市整備部長。 (都市整備部長 中江 勉君登壇)
◎都市整備部長(中江勉君) お尋ねとしては、更地になった土地はということでございますか。 (「そうですね」と呼ぶ者あり)
◎都市整備部長(中江勉君) 更地になった土地については、今現在、これという方向性は、まだ持っておりませんけれども、最終的には普通財産として民間への払い下げとか、そういう形も今後検討していかなければいけないと思っております。
○議長(田中秀和君) 浦田議員。
◆18番(浦田関夫君) 私は、普通財産にして一般公募をして住宅の用地に提供すると、安く払い下げると、安いか適正な価格で払い下げるということによって、市民の住環境をよくするということに寄与するのが行政の役割だというふうに思っておりますので、そこはまだ決まっていないということじゃなくて、これからずっと、今まで部長の答弁を見ると、まだ決まっていない公募についても、運動団体と話し合いができていないというようなことでは、行政に携わる者として、やはりこの議案を出すからには一定の方向を示した上で、そこの道筋ができた上で提案すべき内容であると考えますし、私はこの住宅が一日も早く建設されることによって、そこに住んでおられる方、また市民にとって、有益な住環境を提供するという市の行政の目的を達成することを望んでおりますと申し上げて、次に、中学校の放課後等の補充授業についてであります。 チーム学校ということで、私も、いい言葉だなというふうには思うんですけれども、この補充授業については、なかなか難しいんじゃないかなと。先ほど教育長の答弁がありましたけれども、学習習慣が身についていない生徒に補充授業をするというのが、事業の主旨の目的なんですよね。 ところが一方では、受験を控えた意欲のある生徒も対象にするということを答弁されたわけです。意欲ある人は、この事業主旨には載ってないんです。学習習慣が身についている生徒に補充授業をしようということなんですけれども、その答弁と事業の目的が矛盾するように感じますけれども、いかがでしょうか。
○議長(田中秀和君)
稲葉教育長。 (教育長 稲葉継雄君登壇)
◎教育長(稲葉継雄君) お答えいたします。 僕としましては、底上げをすることが主旨ということで申し上げたつもりで、意欲のある子、実力のある子をさらに伸ばすということは言っていないと思いますけど。言った覚えはございません。
○議長(田中秀和君) 浦田議員。
◆18番(浦田関夫君) 私も、底上げをする、生徒の学力を上げることに反対しているわけではありません。ただ、受験を控えた学習意欲ある生徒も受け入れるというふうにおっしゃったので、それは主旨から違うのではないかなということを言ったわけです。もう一回、教育長の考えをお聞きします。
○議長(田中秀和君)
稲葉教育長。 (教育長 稲葉継雄君登壇)
◎教育長(稲葉継雄君) お答えいたします。 高校受験を控えて、また、基礎基本からやってみようかなと思っている子供を対象にと思っておるわけで、意欲に燃えている子というのは、私の言い方がまずかったかもしれませんが、言った覚えはありません。
○議長(田中秀和君) 浦田議員。
◆18番(浦田関夫君) 要は、学習意欲がなかなか身につかない生徒に、やっぱりわかる授業、楽しい授業、そして学校に行って、学力を少しでも伸ばそうという生徒に対して、今回の事業予算だというふうに理解しておりますし、そのことについて、私は大切なことだというふうに思っております。 それにおいて、なかなか授業についていけない子供を、学習習慣を身につける授業をするというのは、大変な努力だと思うんですけれども、教育長、いかが考えられていますでしょうか。
○議長(田中秀和君)
稲葉教育長。 (教育長 稲葉継雄君登壇)
◎教育長(稲葉継雄君) お答えいたします。 議員さん、ご心配いただいているように、勉強したくない子、やりたくない子を呼び込んでくるというのは、非常にそれは難しいことであります。 けれども、中には高校に行きたい、ついては、これまでちょっと勉強がおくれているからやってみたい、あるいは、個別に指導してもらえるんなら自分も参加してみたい、そういう子がいると思います。そういう子供に対応することは、すぐでも可能ですし、今その対応をしない子でも、いわば、この放課後等補充学習という、いわば、この店を開いて、こういう店ができましたよ、さあ、いらっしゃい、そういう体制をつくっておくこと、これが大事なことだと思っております。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 浦田議員。
◆18番(浦田関夫君) なかなか、学習習慣が身につかない子供に机に座りなさいというのは難しいことでありますけれども、教育長が言われたように子供を信頼して、それに対する対応をしっかりやることも教育の務めだろうというふうに思いますので、この結果についても、決算特別委員会でも検証していきたいというふうに思っております。 議案100号について質疑をしたいというふうに思っております。 確認ですけれども、平成29年度の決算見通しでは、一般会計からの繰り入れと唐津市モーターボート競走事業会計からの繰り入れで、約2億6,000万円繰り入れたところでの決算というのは赤字になるのか黒字になるのか、その辺はどのように、決算の最終的な赤字か黒字かは答弁なかったようですけども。
○議長(田中秀和君) 古川市民部長。 (市民部長 古川光博君登壇)
◎市民部長(古川光博君) 再質疑にお答えをいたします。 平成28年度分の決算見込みといたしましては、単年度収支は黒字だと見込んでおります。 (「29年度でしょ」と呼ぶ者あり)
◎市民部長(古川光博君) 平成28年度ですね。平成29年度は今からですので、当然、当初予算の188億7,333万5,000円が決算の見込みだというふうに考えております。
○議長(田中秀和君) 浦田議員。
◆18番(浦田関夫君) 黒字ということ……いただいた資料では……単年度でですね。ということは結局、要は2億6,000万円の繰り入れがなければ赤字ということになるわけですよね。入っているから黒字になるということなんですよね。じゃあ、確認。
○議長(田中秀和君) 古川市民部長。 (市民部長 古川光博君登壇)
◎市民部長(古川光博君) 平成29年度におきましては、当然ながら、来年度、平成30年度広域化に向け、赤字の解消を図る必要がございますので、基準外の繰り入れを2億6,000万円程度お願いしたところで、収支のバランスがとれるということになっております。
○議長(田中秀和君) 浦田議員。
◆18番(浦田関夫君) そういう中で、来年度4月から、20市町が国保運営を佐賀県と広域で運営していくという中で、先ほどの白水議員も言っていましたけれども、大丈夫かいというところでの不安が、市民の中にあるということなんですけれども、それでお尋ねですけれども、これまで合併に向けていろいろと協議をされてこられたと思いますけれども、合併での協議の状況はどういう状況なんでしょうか。
○議長(田中秀和君) 古川市民部長。 (市民部長 古川光博君登壇)
◎市民部長(古川光博君) 再質疑にお答えいたします。 先ほども申し上げますように、来年度、平成30年度からの広域化に向け、各市町の国保担当課長等で構成をしております実務者会議などで協議を続けているところです。 昨年11月25日に開催をされました佐賀県市町国民健康保険広域化等連携会議、各市町の首長で構成をされておりますけれども、これにおいて、目前に迫った広域化の準備を優先し、一本化の最終形や一本化までの期間についての議論は、広域化が軌道に乗った後に行うという提言が示されております。 この提言を受けまして、来年度からの広域化を最優先に協議を重ねているところです。 ただ、これまでのところ、標準保険税率を決定するために必要な応能益割の負担区分割合や、医療費指数等の係数、目標となる収納率などについて意見がまとまっておりませんので、広域化等連携会議での提案ができない状況になっております。 この件に関しましては、事業費等納付金を算定するために国の公費負担の額が影響しておりますけれども、平成30年度から1,700億円の国費の公費拡充が決定をされていますものの、佐賀県にどの程度の額が配分されるのか明確にされていないために意見がまとまらないというのも要因の一つではないかと考えております。 いずれにしましても、平成30年度の広域化は決定事項でございますので、現在、県の担当部署を中心に、各市町が意見をまとめるよう調整をしているところでございます。 また、市町の担当者で構成をしておりますワーキンググループにおきましては、広域化によるスケールメリットを生かせるよう、事務の平準化や効率化、集約化に向けて、引き続き協議を行っているところです。 以上です。
○議長(田中秀和君) 浦田議員。
◆18番(浦田関夫君) いろいろと努力されているというのはわかるんですけれども、今の答弁の中でも幾ら保険料になるのか、唐津が。というのも、国が、県が示していない、1,700億円が佐賀県にどれぐらい来るかわからないので、県も出し切れていないという面もあるかもしれないですけれども、標準税率、幾ら、じゃあ唐津が払うのか、納付するのかというのが決まらない中で、刻々と準備は進めていくということで、先ほども足並みがそろっていないような言い方もされたんですけれども、具体的にはどのような点で、今、困難な状況というか、足並みがそろわない状況に置かれているのか、その辺はどこがネックになっているのかお示しください。
○議長(田中秀和君) 古川市民部長。 (市民部長 古川光博君登壇)
◎市民部長(古川光博君) 再質疑にお答えをいたします。 先日の新聞報道にもありましたように、5月9日に開催されました実務者会議におきまして、鳥栖市から、平成29年度末までの累積赤字の解消は困難であるという意見が出たところでございます。 また、標準保険税率を決定するために必要な係数や収納率などについても、先ほど申し上げましたとおり、現在の保険税率よりも高くなる可能性がある自治体からは見直しの意見なども出されており、これについてまとまっていない状況であると考えております。 ただ、先ほども言いますように、来年度からの広域化については決定事項でございますので、これは早急に調整をしてまいりたいと考えているところです。 以上です。
○議長(田中秀和君) 浦田議員。
◆18番(浦田関夫君) 国保会計問題は構造的な問題もあって国が責任を持つと、国保法でもそういうふうにうたわれているのに、なかなか国が責任を持たないというところに問題があるんですけれども、それを今回、佐賀県広域で運営しようということであります。 部長も、先ほど答弁がありましたように、これ以上、保険料が上がらないように何とか頑張りますという話ですけれども、やはりこの辺が、もしこれ以上保険料が、唐津も佐賀県一高いわけですから、これ以上、上がってやられるんだったら、もう広域化しないほうがよかったというような問題にならないように、やっぱり唐津で言うべきことは言うし、他市も、鳥栖のように累積赤字が解消できないとか、収納率が悪いといったらいかんですが低いところでは、やっぱり保険料を上げないといけないというような問題もあります。 混乱がある中での統一化でありますので、やはり今後も、この国保会計が安定的に、そして国保加入者に過度の負担にならないような運営をお願いして、私の議案質疑を終わります。
○議長(田中秀和君) 酒井幸盛議員。
◆8番(酒井幸盛君) 8番、展望会の酒井幸盛です。久々の議案質疑になりますけれども、よろしくお願いいたします。 議案84号、平成29年度
一般会計補正予算の中から、5点ほど質疑をいたします。 まず、総務費の中の市民センター改修整備費について、2点目が企画事務費、唐津市未来づくり研究会、
農林水産業費の中から、さがの米・麦・大豆競争力強化対策事業補助金について、4点目が人・農地プラン推進事業費、教育費で唐津市
野球場整備費について、5点ほど質疑をしていきますので、よろしくお願いいたします。 まず、1回目の質疑でございますけれども、総務費の市民センター改修整備費についてお伺いいたします。 本市の庁舎は、平成17年1月1日及び平成18年1月1日の1市6町1村の合併及び1村の編入により、それぞれの旧市町村庁舎が本庁及び支所として存続し、その後、支所は平成27年の4月から、名称を市民センターに改めております。 そこで、今回、なぜ改修整備は必要なのか。また、市民センターのあり方の経緯について伺います。 次、2点目でございますけれども、次に、総務費の中の企画事務費の唐津市未来づくり研究会について伺います。 昨日、また先ほどの議案質疑の中で、唐津市未来づくり研究会の概要なり、また、具体的な内容等も答弁等も、また質疑もあっておりましたけれども、私は私なりに、ちょっと考えるところがありますので、その辺は割愛して、少し気になる点がありますのでお伺いをいたします。 この事業には、確かによい企画ではあるなとは思うわけですけれども、先ほども出ておりましたように、いろんな、例えば横断的に連携した場合に、私は逆に、今度は柔軟的な連携が、また組織的に壊れてくるんじゃないかなと、そういう心配をいたします。 というのは、例えば先輩とか上司とかの関係が悪化する懸念があると心配をいたしておりますけれども、その辺は大丈夫なのでしょうか。 それから次に、
農林水産業費のさがの米・麦・大豆競争力強化対策事業補助金について質疑をいたします。 この事業の目的は、水田農業が取り組む作業の省力化、低コスト化及び中山間地域における機械の共同利用の促進など、産地の競争力を図るものとなっておりますけれども、そのためには必要な機械、施設等を整備に対して補助される事業であると聞いております。 農家の方にとっては、本当にトラクター、また、あるいはコンバイン等の更新が困難な中に、よい事業であるとは考えられますけれども、ここ最近の実施状況はどうなっているのかをお伺いいたします。 次、4点目でございますけれども、
農林水産業費の、人・農地プラン推進事業について質疑をいたします。 この事業の目的は、集落営農組織との法人化と、法人化後の経営安定に向けた支援を行うこととなっておりますけれども、次世代を担う農業者となることを志しておられます人に対して、就農後の経営確立支援を行うものとなっておるようでございますけれども、そこで、人・農地プラン推進事業費の農業次世代人材投資事業について、人・農地プランに位置づけられた45歳未満で独立、自営する就農者に対して年間150万円、夫婦は225万円交付となっておりますけれども、独立また自営する就農者とは、どのようなものを指すのかをお伺いいたします。 次、5点目でございますけれども、教育費の唐津市野球場の整備について質疑をいたします。 この事業につきましても、目的、内容等については、昨日、また、きょう午前中の質疑の中でもありまして、本当にいろいろと答弁なり、また質疑等があっておりました。本当に、何か後づけ予算みたいな感じが、ちょっと私もしたんですけれども、野球場の規模が小さいとか、それからサブグラウンドがないから大丈夫かとか、これは議員が一番、質疑されてこられた議員さんたちは、今回、10億円近くの金をかけて整備して、中途半端なことになりゃせんかということで、きのうからきょうにかけて、いろんな質疑があっておったと思います。 私でもそういうふうに考えています。本当に、私も前、陸上競技場にタータントラックをお願いというたらおかしいけんあれですけど、議員になったときに、タータントラックのことで、いろいろと話し合いをしましたけれど、その中で陸上競技にしても、当然サブグラウンドがないわけですから、正式な大会というか全国的な、今回は野球ですから、それは軟式ですからいいですけど、これが公式になると、先ほどから、きのうから出ておる規模の問題とかいろんな問題が出てきますから、そういうところを含めたところで、私はいつも思いよったんですけれども、だから、今回の質疑はもうこの辺でやめますけれども、(笑声)ちょっと笑わんで。これは、問題は、もうこれは野球場だけで、この議案に出てきただけで、これを今から内定しているわけですから、もう国体…… (発言する者あり)
◆8番(酒井幸盛君) 違う、予算じゃないよ、佐賀国体が唐津で内定しているわけですから、それに、やっぱり規模も拡大せんと当てはまらんというか、だから、こういうのを受け入れるかな、唐津市がね、そういうときから、もう既に考えて、うちはちょっと、もうこの規模ではできませんよって、将来的に社会体育の施設として、やっぱりそういうのが、どんどんあれば、やっぱり私としては考えていただきたいなと、そこで今回の質疑は幾らしたって、もうこれは一緒というふうな感じをいたしますので、また一般質問等で、今度は野球場ばっかりじゃなくて、社会体育施設の長期的な総合的な計画の中で、やっぱりそういうので質問をしたいと思っております。 これで、1回目の質問を終わります。
○議長(田中秀和君) 酒井議員、確認ですけれども、唐津市
野球場整備費については、質疑はしないということでよろしいですね。
◆8番(酒井幸盛君) はい。
○議長(田中秀和君) わかりました。 では、4項目について質疑を求めます。小形企画部長。 (企画部長 小形昌和君登壇)
◎企画部長(小形昌和君) 酒井議員さんのご質疑にお答えをいたします。 まず、1点目の市民センター改修整備費の中で、市民センターのあり方の経緯についてということでございますので、その件につきましては、私のほうから答弁をさせていただきたいと思います。 あと1点、唐津市未来づくり研究会の組織的な関係で縦の関係をというご質問でしたので、この2点につきましてお答えをしたいと思います。 まず1点目、市民センターのあり方につきましては、平成25年度に副市長と各支所長による支所のあり方検討会議を、計14回開催をいたしまして、各地域の現状把握、並びに課題等の整理を行いながら、諸業務の見直しを含めた検討が行われております。 その検討結果につきましては、平成26年3月の支所のあり方に関する中間報告書で、支所機能は現在の支所単位を基本として残すこと、地域に密着した小規模多機能型としていくという方針を議会にも報告させていただいているところでございます。 市民センター庁舎の改修につきましては、旧耐震基準で建設され、建築後50年以上を経過し老朽化が進んでいる浜玉、厳木、相知市民センターにおきましては、昨年、平成28年度に、それぞれ庁舎改築等検討委員会が設置されまして、検討が行われてきております。 また、今般お届けをいたしました公共施設白書の施設カルテ、評価シートにおきましても、浜玉、厳木、相知市民センターの庁舎につきましては老朽化が進んでいることから最も低い評価となっていて、安全性にかなり問題があるということになっております。 以上でございます。 続きまして、唐津市未来づくり研究会における縦の関係はという形でございます。 今回の唐津市未来づくり研究会におきましては、組織を超えて連携する場合には、関係する部署、横断的に関係する部署との調整作業が必要となります。仕事をしていく上で、そういった調整能力は必須なものでありますが、まだ経験の少ない若手職員にとりましては、簡単な作業ではないかもしれません。 そこで、横の連携をスムーズに行うために必要なものが、上司や先輩の理解とサポートだと考えております。この上司や先輩の理解とサポートが、事業の概要のところで申し上げました横断的連携が可能な組織づくりにつながっていくものと考えておりまして、この部分は研究会活動の中で、しっかり行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(田中秀和君)
久我農林水産部長。 (
農林水産部長 久我邦浩君登壇)
◎
農林水産部長(久我邦浩君) 酒井議員さんのご質疑にお答えいたします。2点ございました。 まず、さがの米・麦・大豆競争力強化対策事業補助金についてでございますが、最近の事業の取り組み状況についてということでございました。ここ平成26年度からの3カ年の取り組み状況でお答えをさせていただきたいと思います。 平成26年度におきましては、1事業体で取り組まれまして、種もみの脱芒機の導入をされております。平成27年度は3事業体におきまして、コンバイン、乗用田植機の導入に取り組まれております。平成28年度は2事業体におきまして、コンバイン・トラクター、水稲の育苗ハウスの導入に取り組まれております。 今年度、平成29年度におきましては、1事業体で水稲の育苗ハウスを取り組まれることを予定されておりまして、今回、補正をお願いしているところでございます。 次に、2点目の人・農地プラン推進事業費の中での独立、自営をする就農者とは、どういったものを指すのかというご質疑でございました。 この農業次世代人材投資事業につきましては、今年度より青年就農給付金事業が制度変更された事業となっておりまして、この事業におきます独立自営をする就農者といいますのは、就農後5年間の経営計画である青年等就農計画を農業で生計が成り立つ、実現可能な計画を立てると同時に、その計画が農業所得として250万円以上を達成できる計画であることを計画された就農者のことを指すものでございます。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 酒井議員。
◆8番(酒井幸盛君) それでは、第1点目の再質疑に移ってまいります。 昨日の、これも同じですけれども、議案質疑等でも、今回計上されております市民センターの改修整備費の内容と財源について質疑が行われておりましたけれども、その中で、浜玉市民センターは公民館と社会体育館との複合化を図り、平成32年度までに完成させる計画で進めておるということでございますけれども、財源については合併特例債を充当するということですけれども、以前にちょっと私の記憶では、私の職員時代ですけれども、公民館とか社会体育施設については、特定の国庫補助があったと思うとですけれども、先ほどから財政の問題等でいろいろ出ておりますけれども、合併特例債の100億円を切るような状態になってきておりますから、もし、ほかの補助事業でもあればということで、ちょっとお尋ねをいたしたいと思っております。
○議長(田中秀和君) 櫻庭総務部長。 (総務部長 櫻庭佳輝君登壇)
◎総務部長(櫻庭佳輝君) 再質疑にお答えをいたします。 市民センター改修関係のご質疑でございますので、財源の話でございましたけれども、私のほうから回答させていただきたいと思います。 昨日もお答えをいたしましたように、また、今ほどもご紹介がありましたように、浜玉市民センターにつきましては、現在の浜玉公民館の敷地に浜玉市民センター、いわゆる支所機能と公民館、社会体育館を複合化させた施設を新たに整備する予定でございます。 ほかに財源がないのかということで、昔補助金があったのじゃないかというようなお話でございましたけれども、現在は、先ほどご紹介があったとおり以前はございました。けども、現在は補助金としては制度はございません。ただし、新たに平成27年度から公共施設等最適化事業債というのが設けられました。今回のように、公民館とか社会体育館を複合化してコンパクト化する、いわゆる床面積を減らす場合には、この公共施設等最適化事業債というのが適用されます。これは充当率が90%、交付税措置が50%でございまして、実質45%の補助というような形でございます。 そういったものがございますけれども、現在は、浜玉市民センターにつきましては、平成30年度、いわゆる合併特例債の活用期限内の竣工が予定をいたしておりますので、現在は合併特例債を活用することといたしております。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 酒井議員。
◆8番(酒井幸盛君) そしたら、もう補助制度は、もうなくなったということですね。これは大体、いつごろなくなったとですかね。ちょっと私……。
○議長(田中秀和君) 質疑ですか。
◆8番(酒井幸盛君) うん、質疑。
○議長(田中秀和君) 櫻庭総務部長。 (総務部長 櫻庭佳輝君登壇)
◎総務部長(櫻庭佳輝君) 再質疑にお答えします。 済いません、ちょっとそこは確認をとらないと、今、手元に資料がございませんので、後ほど確認をして回答させていただきます。
○議長(田中秀和君) 酒井議員。
◆8番(酒井幸盛君) それでは、ちょっとこれは市長にお尋ねしたいんですけれども、市長は公約の中で、市民センターの立て直しの見直しをすると、ずっと言ってあったと思いますけれども、市長になられての最初の議会の中では、もう見直しはしないというふうだったと思いますけれども、公約のときの期間は、どのような見直しを考えてあったのかをお尋ねしたいんですけれども、これはちょっと考え方ですから、あとは一般質問等のほうでお伺いをしたいと思っておりますので、これで市民センター改修整備については終わります。 次に行きます。 それでは、2点目の職員の政策立案能力の向上が唐津市未来づくり研究会の目的の一つになっているがということでしたけど、私はいつも、これも先ほどの質疑の中でもあっておりましたように、職員は、特に公務員は全体の奉仕者であるわけです。ですから、私もそうでしたから。(笑声)だから、やる気のある人とか、希望者だけに、私はこういうふうに公金を使ってするということ自体が、私はおかしいというふうに、ちょっと私は思っております。 だから、職員には職員の研修というのが、ちゃんとあるわけです。だから、これをするんだったら、午前中か先ほどからも出ていましたように、前市長がやっておった、やっぱり市民を巻き込んだところでの、当然、職員も希望者をそれに参加することで、市長のほうから働きかけをして、まちづくり研究会とか、仮称ですけど、そういうふうにして民間の人とお互いに切磋琢磨して、そして創設しないと、幾ら職員同士で幾ら勉強しても、また本当の企画力は、例えば商業サイドとか第一次産業の感覚、第二次、第三次の、それぞれのいろんな知恵をお互いに、いろんな人たちと分かち合って、そして研修をするような、そういう研修だったら私はいいんですけれども、ちょっと気になって質問をしますけれども、そういったことで、私は、職員は配置されたところで一生懸命頑張っていただく、それが職員の、先ほど申しましたように、職員は全体の奉仕者ですから、やる気のあるとか、やる気のなか人は職員になったらだめなんです。そうでしょう。だから、そうなんですよ、やる気のない人が職員になってきてもらったら、市民は困りますよね。 だから、そういうことをしたがいいと、私は思っております。そして所属部署で研修をして、また職員には、ちゃんと与えられた職員研修があるわけです。例えば、もう新採職員になれば、新採職員の研修が始まります。それから、中級と申しますか、中級職員の研修があります。そして幹部になれば、幹部上級研修があるわけですから、段階を経て研修を積んでもらいたい。それでも足らん人は、自分たちの互助会の中で、いろんな話し合って勉強会をされたらどうかと、私は思っております。 そういうような考え方を持っておりますけれども、これは、市長の肝いりの事業だったと、先ほど部長が言っておりましたので、ちょっと市長の考え方をお尋ねいたします。
○議長(田中秀和君) 峰市長。 (市長 峰 達郎君登壇)
◎市長(峰達郎君) 酒井議員の再質疑に対しましてお答えをいたします。 昨今の市民の方々の行政に対しますニーズは、大変多様化をし、また専門性が求められていると認識をしております。 その中で、本来の業務ではないものでも、違う部署の違った観点から課題の解決策を積極的に考える、そのような職員をふやして市役所を活性化させ、市民の役に立つ仕事をどんどんやる組織にしたいと考えておりまして、唐津市未来づくり研究会がこのような組織づくりに資するものと考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 酒井議員。
◆8番(酒井幸盛君) 次に、農林水産業の……。 (発言する者あり)
◆8番(酒井幸盛君) 何て、よかたい、もう、どぎゃんもされんだろもん。もう、市長がそぎゃん思とらすとだもん、こんな、俺がどうこう言われんだろもん。
○議長(田中秀和君) 続けてください。質疑を続けてください。
◆8番(酒井幸盛君) 次に農林水産業の、さがの米・麦・大豆競争力強化対策事業についての再質疑をいたします。 最近の実施状況は、平成26年度は種もみの脱芒機が1事業体、それから平成27年度にコンバイン、乗用田植機が3事業体、平成28年度は、コンバイン・トラクター、水稲育苗ハウスを2事業体とそういうような答弁があったかと思います。 そして今回の補正で、水稲育苗ハウスの1件が予定されているということでございますけれども、それでは、この事業が採択されるまでの流れを伺います。また、過去に未採択により事業が実施されなかった事例等がありましたらお願いします。
○議長(田中秀和君)
久我農林水産部長。 (
農林水産部長 久我邦浩君登壇)
◎
農林水産部長(久我邦浩君) 再質疑にお答えいたします。 この、さがの米・麦・大豆競争力強化対策事業の採択の状況でございますけれども、この事業につきましては、佐賀県の単独事業でございまして、事業実施年度の前年の8月に、県に対しまして計画書を提出することとなっております。 当該年度の年度当初に農協及び生産組合長さん等を通じまして事業の概要を説明し、要望の取りまとめを依頼をしているところでございます。 この事業の実施の要望がありましたら随時に受け付けをいたしまして、7月いっぱいまでに計画書の作成をして、県への計画書の提出をしているところでございます。 この計画書が県の事前審査で通れば、本年度は当初予算が骨格予算だったために、今回6月で補正をお願いしているところでございますが、通常の場合でございますと当初の予算でお願いをしているところでございます。 また、過去に未採択の事例はあるのかということでございましたが、この事業要件が幾つかございまして、それぞれの事業要件を満たしたものを、県のほうへ事前に提出をして事前審査を受けておりますので、県のほうへ提出をして、県のほうから事前審査を受けたものにつきましては、未採択のものはこれまでなかったというふうに把握をしているところでございます。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 酒井議員。
◆8番(酒井幸盛君) それでは、共同機械利用の導入を支援することにより、事業の効果はどのようになっておりますか。
○議長(田中秀和君)
久我農林水産部長。 (
農林水産部長 久我邦浩君登壇)
◎
農林水産部長(久我邦浩君) 再質疑にお答えいたします。 事業の効果についてでございますが、共同で機械を利用することを支援することによりまして、中山間地域におきます農業機械の共同利用の促進が図られまして、水田農業の生産コストの低減が図られたものと考えております。 また、こうして共同機械を利用することに伴いまして、機械利用組合が組織されますけれども、そうした機械利用組合を核とした効率的な生産体制を確立することができまして、組織の育成にも寄与してきているものと考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 酒井議員。
◆8番(酒井幸盛君) それでは、次の質問に移ります。人・農地プラン推進事業の再質問に行きます。 農業で生計が成り立つ、実現可能な状態、また農業所得が250万円以上を達成した就農者のことを指すということですけども、そうなれば経営計画を達成できない就農者は生活が成り立たなくなるんではないかなと思うわけです。 そういう農家の方が出てくると心配ですけれど、特に新規就農者は大変だろうなと私は思っておるわけです。 そこで、新規就農者への支援は何かないだろうかということでお伺いします。
○議長(田中秀和君)
久我農林水産部長。 (
農林水産部長 久我邦浩君登壇)
◎
農林水産部長(久我邦浩君) お答えいたします。 新規就農者への支援ということでございます。議員、申されますとおり、新規就農者につきましては農業を始められたばかりで、その農業経営が不安定であるため、平成28年度までは年に2回の就農状況の確認と指導を行ってまいりました。 しかしながら経営計画を達成できない就農者が散見され、農業を続けていくためには何らかの支援が必要であるというふうなことを感じてきております。その支援対策といたしまして、本年度からは年に4回の就農状況の確認と相談を実施することにしております。 県・市農業委員会、農協などが一丸となって、経営と技術、資金、農地の3部門におきまして専属の担当者を張りつけまして、経営状況の把握と相談指導に応じられるよう、サポート体制を強化していくこととしております。 このサポート体制の強化によりまして、就農者の営農の定着を図ってまいりたいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 酒井議員。
◆8番(酒井幸盛君) 今、言われましたように、就農者の営農の定着には、やはり次世代を担う農業者に対して、就農の経営確立の支援を行っていただきますようお願いいたしまして、私の議案質疑を終わります。
○議長(田中秀和君) そのまま座っておってください。 先ほどの未答弁について答弁させますので、櫻庭総務部長。 (総務部長 櫻庭佳輝君登壇)
◎総務部長(櫻庭佳輝君) 先ほど、資料の確認をさせていただきまして、保留しておりました分について回答を申し上げます。 平成9年まで活用できたということでございました。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) よろしいですか。
◆8番(酒井幸盛君) はい、わかりました。
○議長(田中秀和君) 伊藤一之議員。
◆19番(伊藤一之君) 19番、社民党の伊藤一之でございます。6点通告をしていましたけれども、3点だけ前任者と重ならない部分、議案質疑をさせていただきたいというふうに思っています。 1点目は、議案第84号、平成29年度唐津市
一般会計補正予算の中から、総務費の企画事務費84万1,000円についてであります。 昨日、そしてきょうも、そして直前も議論がされていましたので、一定の事業内容等については理解をしていますけれども、疑問に残った点を何点か、重ならない部分を聞いていきたいというふうに思っています。 唐津市未来づくり研究会ということであったというふうに思います。16名が手を挙げて、その16名で構成をしているということでありました。当初、十数名の人員を考えていたということでありましたけれども、応募者が30名とか40名とかいうふうに多かった、どういう選考を考えていたのか、そして横断的連携と言われていましたけれども、今回の唐津市未来づくり研究会を構成する16名の所属部課署をお伺いをしたいというふうに思っています。 2点目は、教育費の
中学校放課後等補充学習支援事業費132万円についてであります。 ここも、昨日、きょうと、また直前も議論があっていました。概要書の事業説明で、学習内容の定着が十分でない生徒を対象にということで皆さん言われていますけれども、私も、その文言に不安を抱いておりました。 今、本当に独特に個性のある子供たち、いろんな家庭の事情を抱えた子供たち、そういう子供たちがたくさんおられます。そういう子供たちが、いい意味でも悪い意味でも学習内容の定着が十分でない生徒として抽出をされていくんではないか、そういうふうに危惧はしていましたけれども、条件等を聞くと、要件は希望者ということで、ある程度はクリアをされているのかなというふうに思います。 そうした子供たちへの配慮の考え方と、希望者ということでございますけれども、希望は本人の申告なのか保護者からの申告なのかということを、まずお伺いをしたいというふうに思います。 3点目は、同じく教育費の公民館等施設整備費2,693万2,000円についてでございます。 これは、都市コミュニティセンター、いわゆる外町コミュニティセンターの体育館の屋根の修理ということでございます。以前の質問の中で、都市コミュニティセンター体育館は、たしか昭和50年に建設をされて、現在40年以上経過をしているということでございます。何年か前にというのは記憶が定かではございませんけれども、体育館の屋根から雨漏りがするということで、何度か補修がされているということは記憶をしております。現在も雨漏りがして、雨漏りしている部分は使用制限をされているというふうに思っています。 先日、公共施設白書が議会控室に配られてきましたけれど、その中を見ると、都市コミュニティセンター体育館だけではなくして、都市コミュニティセンターの平成27年度の年間利用者は6万5,008人、社会教育研修施設では群を抜いて多い利用者数だというふうに思っています。それだけ、人数だけではないんですけれども重要な施設であるというふうに思っています。 そこでまず、都市コミュニティセンター体育館の近年の利用者の推移をお伺いしたいというふうに思います。 以上で、1回目の質疑を終わらせていただきます。
○議長(田中秀和君) 小形企画部長。 (企画部長 小形昌和君登壇)
◎企画部長(小形昌和君) 伊藤一之議員さんのご質疑にお答えいたします。 企画事務費の唐津市未来づくり研究会の件でございました。 多くの希望者があった場合の取り扱いということでございますが、そういう場合におきましては、所属部署、それから年齢構成などを考慮いたしまして、ある程度の人数に絞っていきたいというふうに考えております。 今回の会員16名の所属でございますけれども、危機管理防災課が1名、企画政策課2名、財政課1名、市民課2名、生活環境対策課1名、税務課1名、観光課2名、みなと振興課2名、厳木市民センター市民福祉課1名、相知市民センター市民福祉課1名、肥前市民センター市民福祉課1名、鎮西市民センターの市民福祉課が1名の16名となっております。 以上でございます。
○議長(田中秀和君)
稲葉教育長。 (教育長 稲葉継雄君登壇)
◎教育長(稲葉継雄君) 伊藤議員の質疑にお答えいたします。 補充学習を申告する場合、その希望は家族か本人かということでありますが、ともかく補充学習を受けるのは生徒本人でありますから、その本人の意思が最も尊重されなくてはならないと思いますが、学校からその希望を募る場合、申告書、希望申告を出すのは保護者の名義になろうと思いますので、それは、生徒本人と保護者の間でよく話し合っていただきまして、なるべく本人の意思を尊重した形で対応していただきたいと思っております。 いずれにしましても、生徒の学力向上と意識の向上を図るために、その担任、学校側と保護者が連絡を密にしまして、子供本人の将来が開けますような学習機会を確保してまいりたいと思っております。 以上です。
○議長(田中秀和君) 金獄教育部長。 (教育部長 金嶽栄作君登壇)
◎教育部長(金嶽栄作君) 伊藤一之議員のご質疑にお答えいたします。 都市コミュニティセンターの体育館の近年の利用状況ということでございます。 都市コミュニティセンターの体育館は地域のサークル活動やスポーツ、イベント等で多くの市民の方にご利用いただいております。 過去3年間の体育館の利用状況といたしましては、平成26年度が1,289件で1万4,022人、平成27年度が1,301件で1万2,890人、平成28年度が1,222件で1万2,665人の方が利用されております。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 伊藤一之議員。
◆19番(伊藤一之君) それでは、企画事務費から再質疑をさせていただきたいというふうに思います。 意図的な選考はなかったんだというふうに思いますけれども、当然、全ての課が網羅をされているわけではございませんけれども、前任者の質問でもあっていたんですが、私も通告していましたけど、横断的連携が可能な柔軟な組織づくりをということが、なぜ、この唐津市未来づくり研究会なのかと、なぜ、若手だけのこの研究会なのかということで通告をしています。 前任者の答弁、それ以上の答弁はないんだろうというふうに思いますんで、そういうことで理解をしておきたいというふうに思っています。 昨日、部長の答弁であっています、唐津市未来づくり研究会の活動が優先ではなくして、本来の業務が優先であるということでありました。これは当然のことだろうというふうに思います。そういうことであれば、当然唐津市未来づくり研究会の活動は、勤務時間外での活動ということで理解をしていいのか、もしくはその時間外手当についてもお伺いをしたいというふうに思います。
○議長(田中秀和君) 小形企画部長。 (企画部長 小形昌和君登壇)
◎企画部長(小形昌和君) 伊藤議員の再質疑にお答えをいたします。 研究会の活動は、基本的には勤務時間中に行いたいと考えておりますが、会員、それぞれの本来業務の都合等によりまして、どうしても時間外に行う場合も出てくるかと思います。 研究会活動は業務として行うものですので、本来業務との関係などで時間外に研究会の活動を行った場合は、当然、時間外勤務手当を支給するものと考えております。 会員が活動する場合は、研究会の庶務を行う企画政策課にその旨を報告してもらうようにしておりまして、企画政策課では会員の所属長宛てに、会の活動への参加についての依頼の文書を送り、研究会の活動が時間外になる場合においては、あわせて所属長に時間外勤務についての命令をお願いしてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 伊藤一之議員。
◆19番(伊藤一之君) 時間外というのは、当然、超勤措置というのは当たり前だろうというふうに思いますけれども、やっぱり年間超勤時間とか、予算の事業費の中には含まれていませんけれども、かなりの超勤の金額も出るんではないかというふうに思っています。 そういう前任者が言っていたんであれですけれども、通常の研修でも重ねながら、僕は、すればいいんではないかなというふうに考えて、この質疑をしております。 これも、昨日の部長答弁でありましたけれども、合併以来、定員適正化計画で350人も市職員を削減してきたという経緯がございます。本当に、今、市職員の要員はいっぱいいっぱいだというふうに思うんです。残業している職員もよく見かけます。ある会社に聞いて見ますと、こうした活動は本来の業務がおろそかになるということで、時間外というのが原則だということでもございました。 これも前任者が言っていたんです。私は、勤務時間中は、職員が本来の業務をしっかりとしてもらって、100%していただいて市民サービスに全力を挙げていくということが、それでまた、スキルもアップしていくんじゃないかなと、私の経験からすれば、会社員としての経験からしても、一生懸命お客様のためにすれば、スキルはアップしていくんではないかなというふうに、私は思っています。 いろんなことをすることによって、本来の仕事がおろそかになるんではないかというふうに思いますけれど、そこをどうお考えなのかお伺いしたいというふうに思います。
○議長(田中秀和君) 小形企画部長。 (企画部長 小形昌和君登壇)
◎企画部長(小形昌和君) お答えをいたします。 研究会に参加する職員の職場の所属長には、職員の研究会活動に対する配慮をお願いしているところでございます。 また、職員が配属された部署で担当する業務を一生懸命頑張るというのは当然でございますが、既存の枠組みだけではなく、所属部署を超えて職員が連携して課題を解決していく体制づくりも必要なことではないかというふうに考えております。 限られた職員数で効率的かつ効果的な行政運営を行うためには、職員みんなが日ごろから、あらゆる行政課題に目を配り、本来業務以外にも問題意識を持つということも大切なことかと考えております。 本来業務でないものでも、違う部署の違った観点から課題解決策を積極的に考える、そういった職員をふやして、市役所の行政を活性化させ、市民の役に立つ仕事を、どんどんやる組織にしていきたいと考えておりまして、今回の唐津市未来づくり研究会が、このような組織づくりの第一歩になるのではないかというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 伊藤一之議員。
◆19番(伊藤一之君) ある会社でも、こういう活動というか少集団があるんです。しかしそれは、会社へのアピールとか、そして積極的に会社に評価を求めるというような活動にしかなっていないというような現実もあるんです。そういうことを考えれば、私は悪いことではないんだと思いますけれども、もっと考えることがあるんではないかなというふうにも思っています。関係職員の重荷にならないような配慮もしていかなければならないというふうに思っています。 こうしたことをしているんだというアピールだけに終わらないでいただきたいというふうに思って、次の質問に移ります。
中学校放課後等補充学習支援事業費について、再質疑をしたいというふうに思います。 教育長の答弁がありました。特に特別に特徴のある子供たちというのは、意欲があるのか意欲がないのかわからんけど、そういう手を挙げにくいという性格というか、先天的なものもある、そういうところを私は配慮をして、この事業はしていかなければならないんだろうというふうに思いますが、差別的に扱われれば、やはりそれが、いじめにつながっていったりそういうことになっていくんではないかなというふうに思っています。 昨日も言われていましたけれども、学力の向上というのは一つの課題であるかもしれませんけれど、いろんな事情があるということも考えていかなければならないというふうに思います。 そういう意味でも補習学習の希望というか、求める際にも、先ほど教育長も言いました、保護者と先生の相談とか、こういう事業なんだということを、やっぱり保護者にもしっかり周知をさせることも、することも重要ではないかなというふうに思っていますけれども、そういうところをどうお考えなのかお伺いをしたいというふうに思います。
○議長(田中秀和君)
稲葉教育長。 (教育長 稲葉継雄君登壇)
◎教育長(稲葉継雄君) 再質疑にお答えします。 議員さん、おっしゃいますように、本人の意欲を損ねたり差別化につながったり、そういうおそれはあると思います。その辺には十分、気を使っていかなくてはいけません。 ともかく本人や保護者には、この事業の本来の目的といいますか主旨をしっかり周知をいたしまして、有意義かつ効果的な事業にしていきたいと考えているところでございます。 参考までに、私、昨年、全国都市教育長協議会というので、その徳島大会に出たんですけど、その徳島で、高知市の教育長が自分の事例報告をなさいまして、高知市独自の予算でもって、この放課後補充学習をやったんです。高知大学の学生もたくさおりますから、そういう人材を使ってやったというわけですが、やっぱり学習不振者のための補充学習だという色彩が、ぱっと広がりまして、差別的な事象も生じたということで、急遽対象を広げて、その差別をなくす、その色彩を薄めるということもやったようであります。そのことも念頭に置きながら慎重に進めたいと思っております。
○議長(田中秀和君) 伊藤一之議員。
◆19番(伊藤一之君) 本当に、特別に特徴のある子供たちが、やっぱり学習が定着して、学習姿勢というか、それが定着していないように見える、大きく見える部分もあるというふうに思うんで、そういう子供たちへの配慮もお願いしたいというふうに思っています。 それでは、公民館施設整備費の再質疑に移らせていただきたいというふうに思っています。 都市コミュニティセンター体育館ですが、今、伺った利用者数、3年間、1万3,000人、1万2,000人、1万2,000人と1万人以上が利用している施設であります。やっぱり外町小、五中校区だけではなくして、市内全体の施設だというふうに思っています。 今回は体育館の屋根の修理でありますけれども、何度か補修的なものはしてきたというふうに思います。しかし、なかなか雨漏りがとまらないというか、そういうのが現実であったというふうに思うんです。 今回の事業で、雨漏り対策はもう十分にされているのか、事業内容を詳しくお伺いをしたいというふうに思います。
○議長(田中秀和君) 金獄教育部長。 (教育部長 金嶽栄作君登壇)
◎教育部長(金嶽栄作君) 伊藤議員の再質疑にお答えします。 体育館の改修工事の内容ということでございます。 確かに体育館は、広く市民の方に使われておりまして、改修が必要な状況になってきております。 議員さんも先ほど言われましたように、屋根の劣化、腐食により体育館内部の雨漏りが点在しており、雨の後は床が濡れて、転倒等の危険があるため、雨漏り部分は使用を制限する等、利用に支障を来しているところでございます。 これまでも応急的に傷みが激しい部分のみの補修をしてまいりましたが、一時的におさまっても、また雨漏りが発生し解消には至っておりません。このままでは建物自体の劣化にもつながりますので、屋根全体の改修を行うものでございます。 改修を行う屋根の面積は、おおよそ1,150平米で、既存の屋根のカラー鉄板瓦の上にガルバリウム鋼板瓦で覆うカバー工法で施行する予定でございます。 屋根全体を新しい屋根材で上張りをする形になりますので、これで屋根からの雨漏りが解消されると考えておるところでございます。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 伊藤一之議員。
◆19番(伊藤一之君) 今回の補修、大きな金額も出まして、一日、二日で工事が終わるものではないだろうというふうに思います。その工期と工期期間中の体育館使用の周知はどうなっているのかお伺いしたいというふうに思います。
○議長(田中秀和君) 金獄教育部長。 (教育部長 金嶽栄作君登壇)
◎教育部長(金嶽栄作君) 再質疑にお答えします。 工期と工事中の利用者の方への使われないという周知ということでございますが、今回の体育館屋根改修に係る工事期間は、おおよそ4カ月と聞いております。 本工事の予算をお認めいただきましたら、関係部局ともに協議をして、早急に工事の実施時期を決定したいと思っております。 工事期間中は体育館が使用できないということになりますので、現在、定期的に体育館をサークル活動やスポーツ等で使用されている方たちには、直接お知らせをしましてご理解いただくとともに、行政放送や市報等により、一般市民の方にも十分な周知を図りました上で、年度内の工事が完了するよう実施していきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(田中秀和君) 伊藤一之議員。
◆19番(伊藤一之君) 今も雨が降れば雨漏りをして、使用制限がされているような状況でございますんで、早急に実施をしていただきたいということを申し上げて、私の議案質疑を終わります。 ありがとうございました。
○議長(田中秀和君) 以上で議案質疑を終結します。 議事日程に従い、次会は6月12日午前10時から本会議を開き一般質問を行うこととし、本日はこれにて散会いたします。 午後 3時04分 散会...