志免町議会 > 2024-06-10 >
06月10日-02号

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  1. 志免町議会 2024-06-10
    06月10日-02号


    取得元: 志免町議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-19
    令和 6年第2回 6月定例会1 議 事 日 程(第2号)   (令和6年第2回志免町議会定例会)                                    令和6年6月10日                                    午 前 10 時 開議                                    於   議   場 日程第1 一般質問番号質 問 者件    名要旨・質問内容質問の相手1稻 永 義 美1.自由に軽スポーツが出来る環境作りについて (家族や友達と)(1) 公園・広場に利用制限が多く自由に遊び・運動出来る場所が少ないのではないか  ①町内の公園・広場・グラウンドの数は、いくつあるのか   その中で、具体的に利用可能な場所の数を確認したい   ・バトミントン等が可能な場所は、いくつあるのか   ・キャッチボール(壁当て)・ドッジボール可能な場所は、いくつあるのか   ・バスケボールやサッカー等可能な場所は、いくつあるのか   公園・広場・グラウンド等の数は在る様に思えるが、予約無しで自由に   利用可能な場所は少ないと思われる。   気軽に自由に軽スポーツが出来る場所が少ないと思うが、町としてどう考えているのか  ②「大谷選手寄贈のグローブ」使用を鑑みて利用時間や利用場所は、どう確保されているのか (2) 今後の対応については。  ①ボール遊びに小学校の校庭開放(期日を限定し)を検討しては  ②既存施設内に「バスケットゴールやバスケット3on3コート」「サッカーゴール」等の施設作りを検討しては  ③環境が選手を育て、選手が環境を作ると言われます。   志免町出身のスポーツ選手が続々と誕生し活躍されておられ関心が高まっている今こそ、町として環境作りに本腰を入れては   野球:2023年ソフトバンク 大津亮介選手      過去には平井光親、丸山泰嗣、岳野竜也選手が活躍   バスケットボール:2023年B3香川ファイブアローズ廣力久選手町長 教育長2.子ども・青少年を守る方の待遇改善について(1) 少年補導員について
     ①各町10名程委託されている少年補導員の活動内容について  ②報酬金額に他町と比べ大きな隔たり(1/3)があるようですが何か理由があるのか   稻永調べ:宇美町35万 須恵町30万 志免町10万   改善する予定は有るのか (2) その他、子ども・青少年を守る方の待遇について  ①少年補導員以外の町の安心・安全を守る方々の待遇は他町に比べ劣っていないか   例えば、交通安全指導員の方の待遇は他町に比べ劣っていないか  ②子ども・青少年は、皆で守り育てると言うお声を掲げている中で制度・待遇の再確認を行う事が必要ではないか町長3.役場の対応について(1) 町民の方への対応について  (住民サービスの向上)  ①煩雑な書類作成や申請が出来る「ワンストップ窓口」を設置しては   例えば、1番大変な死亡時の届け・各種変更届けを1カ所で可能にするコーナーの設置を検討しては   (東京都品川区で令和6年4月から開設実績有り) (2) 職員の方への対応について  (働き易い環境と職員(社員)を守る社会の模範となる)  志免町にはハラスメント関連条例規定等があるようですが  ①パワハラ・セクハラ等ハラスメント研修は、最近いつ実施されたか  ②カスタマーハラスメントについて、明確な対応をされているか  ③ハラスメントゼロ宣言・ハラスメント撲滅宣言は行っているのか。行っていないのであれば、模範になる様に率先して行ってみては町長2牟田口 武 史1.志免町の観光・魅力を発信して町を元気に(1) 志免町と観光・魅力を発信して町を元気に  ①町長が思う志免町の魅力とは  ②町長が思う志免町の観光とは  ③町外への発信はどうしているのか  ④これからの町の展望、見通しは (2) スポーツ文化を推進しては  ①スポーツ文化の町としての町づくりの考えについて  ②町民運動会・しめ祭もなくなり、町民全体で集う行事がなくなったがどうするか町長2.町内会・公民館の運営と今後について(1) 町内会・公民館役員のなり手不足  ①役員のなり手不足の情報は、行政として聞いているのか (2) 町内会組長のなり手不足等の対策  ①それに対する対策は講じているのか町長3小 森 弘 美1.発達の早期発見と支援体制を(1) 子どもの発達に係る取り組みについて  ①現在、法的根拠をもって実施されている健診は3歳児健診となっており、その後、就学前健診が行われるまで期間が開いてしまっているが、発達を心配する保護者から不安の声はないか  ②志免町子ども未来プラン「障がいのある子どもへの早期発見・早期発育支援」とあるが、具体的にどのような支援が行われているか  ③子ども発達センターの専門員が子どもや保育施設の先生等にアドバイスを行っているか  ④発達を心配する未就学児の保護者に関して具体的に支援は行われているか (2) 5歳児健診の実施について  ①軽度の発達障害であるASDやADHDなどを抱える児童は、心身症などの二次障害を示しやすいことから、早期発見と支援体制を整えることが重要と考えるが、町として現在行ってる支援策は  ②発達の課題の早期発見として5歳児健診を実施することについて町の所見を伺う町長 教育長2.ゼロカーボンシティしめの実現に向けて(1) 熱中症予防対策について  ①クールシェアについて町として具体的な対策はあるか   ⅰ.公民館をクールシェアの場所にしてみては  ②熱中症予防におけるマイボトルの推進は   ⅰ.給水スポットの設置等について町長4丸 山 真智子1.防災・減災に強いまちづくり(1) 「まちを元気に」   元旦に発生した能登半島地震は備えの重要さを改めて認識しました。   少しでも被害を少なくするために質問します  ①能登半島地震後、防災力強化で改めて話合ったことがあるのか  ②志免町は警固断層と宇美断層に挟まれた位置にある   まず、人命に関わる建物の倒壊を防ぐことが重要   福岡県耐震診断アドバイザー制度の周知と実績、耐震改修補助制度についての周知と実績。危険ブロック塀等撤去補助金の周知と実績。耐震改修工事については補助率を上げ、耐震化率64.2%(令和4年8月現在)のアップを  ③家具転倒防止について、家具販売店や電器店との協力で普及させたらどうか  ④福祉避難所では、高齢者や障害(聴覚、視覚、精神、発達等障害)に応じて具体的に支援できる体制が整っているのか。   難聴の人のために、オールインワンイベントディスプレーを購入し活用したらどうか。講演会などの合理的配慮でも使用できる  ⑤生活に欠かせないインフラである水道施設の耐震化の状況は、志免町は「耐震適合率」が78.2%とのことだが、井戸水を地域の防災資源として災害時協力井戸の締結をしたらどうか町長2.合理的配慮について(1) 「人を元気に」   2016年4月1日に「障害者差別解消法」が施行され、2024年4月1日に「改正障害者差別解消法」が施行された。合理的配慮の現状と課題について問います。  ①合理的配慮とは、どうとらえているのか   2016年に学校などの行政機関は合理的配慮の提供が法的に義務化されたが現状はどうなっているのか、事例も交えて答弁を   ただし限界もある。出来ていないこともあると思うが「建設的対話」は行っているのか   学校では個別の教育支援計画などの文書に明記して引き継いでいるのか  ②今年の4月からは民間事業者の合理的配慮提供が法的に義務化された。   まず、事業者の定義は   ある一般社団法人が福岡市を中心とした事業所の従業員を対象にしたアンケートを実施しているが、「合理的配慮」の意味を知らない人は68.6%。志免町の現状と対策は   促進のために明石市、大牟田市などのように助成制度(コミュニケーションボード、折り畳み式スロープなど)がある自治体も増えている。志免町でも実施して誰もが暮らしやすいまちづくりを目指せないのか町長 教育長3.コロナ禍後の経済回復について(1) 「まちを元気に」   商品券(しめPay)発行事業費を追加して経済効果を上げたらどうか。  ①昨年9月議会でのプレミアム付き商品券事業についてのアンケート結果についての見解を町長に伺う  ②コロナ感染症は5類に移行し、日常生活は元に戻りつつあるが、物価高騰等もあり、町の経済状況は厳しい。この状況では1億2,000万円の経済効果より、2億4,000万円の経済効果が望まれるのでは   それとも別の対策を考えているのか町長2 出席議員は次のとおりである(14名)  1番  荒 牧 裕 樹              2番  稻 永 義 美  3番  佐 藤 貴 士              4番  野 中 秀 樹  5番  安河内 祐 子              6番  稲 永 隆 義  7番  岩 下 多 絵              8番  小 森 弘 美  9番  藤 瀬 康 司              10番  丸 山 卓 嗣  11番  牟田口 武 史              12番  丸 山 真智子  13番  牛 房 良 嗣              14番  大 西   勇3 欠席議員は次のとおりである(0名)  4 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(2名)  議会事務局長  稲 永   正          書記      松 尾 泰 造  5 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(21名)  町長      世 利 良 末          副町長     内 野 克 志  教育長     金 子 眞 恵          会計管理者   牛 房 大 和  総務課長    二 村 研 司          まちの魅力推進課長                                   圓能寺 豊 博  経営企画課長  篠 原 優 人          税務課長    徳 永 康 國  住民課長    塩 崎 幸 恵          福祉課長    太 田 成 洋  福祉課参事   佐 藤 利 江          健康課長    松 田 直 子  子育て支援課長 高 山 真佐子          生活安全課長  瀬 田 修 一  都市整備課長  砥 上 敏 之          上下水道課長  安 楽   実  学校教育課長  池 松 貴 恵          学校教育課参事 中牟田 いずみ  社会教育課長  百 田   光          総務課長補佐  米 澤   大  経営企画課長補佐田 原 大 裕~~~~~~~~~~~~~~~~              開議 午前10時00分 ○議長(丸山卓嗣君) おはようございます。   これより本日の会議を開きます。   日程に入ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 一般質問 ○議長(丸山卓嗣君) 日程第1、一般質問を行います。   順番に発言を許可します。   2番稻永義美議員。質問時間30分です。   稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) おはようございます。   通告書に従い、一般質問をさせていただきます。   今回の質問は、世利町長も日頃よりおっしゃっておりますが、志免町に生まれ育った方も縁あって志免町に転入されお住まいの方もまたこれから志免町に転入されてこられる方もずっと志免町に住み続けていただきたいという思いを、私もそう思いますので具現化したく質問いたします。よろしくお願いします。   それでは、通告書1番の質問ですが、自由に軽スポーツができる環境についてお尋ねいたします。   末永く志免町に住み続けていただくためにも、健康であることは欠かせないことだと思います。しかしながら、健康づくりのために軽スポーツを行うにしても、公園や広場には利用制限が多く、自由に遊び、運動できる場所が少ないと私は考えております。   そこでまず、現状の確認なんですが、志免町町内には公園、広場、グラウンド等が幾つありますでしょうか。お願いします。 ○議長(丸山卓嗣君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長(砥上敏之君) 都市整備課が管理しております町内の公園の数は43か所、広場は26か所ございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 百田社会教育課長。 ◎社会教育課長(百田光君) 社会教育課が管理している広場、グラウンドは、志免町民広場、桜丘運動公園野球場、総合公園野球場、志免東公園グラウンド西地区運動広場の5か所でございます。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) 公園、広場、グラウンドの数は、それ相当の数があるとは思われますが、実際に、では具体的に利用の可能な箇所を確認させていただきたいと思います。   1番目は、バドミントンとかお正月の羽子板とか軽い運動ですね、お友達とか御家族でできる、そういうものができる場所は幾つありますか。 ○議長(丸山卓嗣君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長(砥上敏之君) まず、公園、広場でございますが、バドミントンなどを行えるようなコートやネットが設置してあります公園や広場はございません。 ○議長(丸山卓嗣君) 百田社会教育課長。 ◎社会教育課長(百田光君) 御質問のバドミントンは、野球場以外の広場、グラウンドの3か所で利用可能でございますが、コートやネットはございません。キャッチボールは、全ての広場、グラウンドで利用可能ですが、壁当てできる施設はございません。ドッジボールは、野球場以外の3か所で利用可能でございます。また、御質問のバスケットゴールがある広場はございませんが……。 ○議長(丸山卓嗣君) 百田課長、質問はバドミントン等まで。 ◎社会教育課長(百田光君) 失礼しました。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) 最初は私も緊張しましたので。   都市整備課の回答で今、公園、広場にはコートを設置したところはありませんということですが、コートがなくて、例えばお友達でちょっと行って、バドミントンとか羽子板をしたら駄目ですよと、逆に言うと、制限されている公園とかはありますか。 ○議長(丸山卓嗣君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長(砥上敏之君) バドミントン等につきましては、制限している公園はございませんが、ほかの利用者がいらっしゃいますので、その方々の御迷惑にならないようなことで遊んでくだされば、制限はしてございません。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) それでは、キャッチボール(壁当て)、ドッジボールとか、ちょっと距離も要るし、ちょっと危ないと思われている、制限がいろいろ考えられているスポーツは、可能な場所はありますか。 ○議長(丸山卓嗣君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長(砥上敏之君) 壁当て、キャッチボールについては、それ用の壁を設置している公園がございません。   ボール遊びについて制限している公園は8か所、広場は4か所あります。これ以外の公園、広場については、制限しておりませんので、先ほど申しました、御迷惑にならないようなことでございましたら、ボール遊びが可能な公園は35か所、広場は22か所となります。 ○議長(丸山卓嗣君) 百田社会教育課長。 ◎社会教育課長(百田光君) 先ほどは先走りの答弁失礼いたしました。申し訳ございません。   キャッチボールは、全ての広場、グラウンドで利用可能ですが、壁当てできる施設はございません。ドッジボールは、野球場以外の3か所で利用可能でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) 今お聞きして、公園、広場で制限されている数のほうが少なくて、周りの環境、周りの人に配慮しながら公園でキャッチボールとかができるということを聞いて、正直安心しました。私は、私の肌感覚でいくと、もっと制限が多くて、キャッチボールとかができないのかなと思ってましたが、今の答弁をいただいて、町民の方が気楽に御家族とかお友達とか、いろんな形で運動することができるんだなということで安心しました。   次の質問ですが、バスケットボール、ゴールが設置してあってバスケットができるとか、それからスリー・オン・スリーができるスペースがあるとか、それからサッカーであればゴールが設置してあって自由にサッカーの練習ができるとかという場所は、町内の公園、広場、グラウンドで幾つありますか。 ○議長(丸山卓嗣君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長(砥上敏之君) 先ほど回答いたしましたが、バスケットであろうがサッカーであろうが、周りの方に迷惑にならないような遊び方であれば十分可能かと思いますが、バスケットやサッカーの専用コートなどを要している公園、広場はございません。 ○議長(丸山卓嗣君) 百田社会教育課長。 ◎社会教育課長(百田光君) バスケットゴールがある広場はございません。サッカーゴールがある場所は、西地区運動広場と志免町民広場の2か所ございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) バスケットを制限しているところはないという御回答でしたが、コートは設けてないということで、ゴールだけを設置してある公園とか広場はありますか。 ○議長(丸山卓嗣君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長(砥上敏之君) バスケットのゴールがあるところはございません。
    ○議長(丸山卓嗣君) 百田社会教育課長。 ◎社会教育課長(百田光君) 同じく、バスケットゴールがある広場、グラウンドはございません。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) 順番が間違ってたんですけど、すいません、先ほどの野球、キャッチボールの中で、この前大谷翔平選手が各小学校、全国の小学校にグローブを3つ寄贈されてますけども、そのグローブはどのような形で利用、場所とか時間を確保して子どもたちが使えるようにされていますか。 ○議長(丸山卓嗣君) 池松学校教育課長。 ◎学校教育課長(池松貴恵君) クラブ活動や学級活動の時間に運動場や体育館で使用したり、学級の体育の時間や休み時間に運動場や体育館で使用しております。また、使用するボールを軟らかいスポンジボールやカラーボールに限定しているような学校もございます。そのほかに今年度の使用について、児童の体育委員会を中心にまた新たに策定していこうというふうにしている学校もございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) 先ほどもお話ししましたが、私が予想していた以上に公園や広場、グラウンドは制限なく自由に町民の方が使って利用できるようなところがあるということで安心はしましたが、私が今回町の対策としてぜひお願いしたいというか、ぜひこれは求めていきたいというものは、今の答弁にもありましたが、バスケットボールのゴールが設置がない。もしかするとコートも当然ない。それから、サッカーのゴールが設置されてないのでサッカーの練習もできない。この辺については、町としてはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 議員が言われますとおり、バスケット、今非常に子どもたちといいますか、バスケット選手の活躍によって非常にバスケットボールの人気が盛んになってきております。一時期卓球が非常に盛んになって、卓球部の生徒が非常に増えた時期もございました。バスケットにつきまして、今言われますように、私も考えますと、バスケットを自由にできる場所がないなというのは感じております。ただし、キャッチボールとかボール遊びと違って、バスケットの場合は、ボードに当ててゴールに入れる場合とか直接入れる場合といろいろあるわけですが、そのような中に、音の問題とかいろいろなことはあろうかと思います。しかしながら、今言われますように、できる場所も検討すれば何か所があるんじゃないかなという思いもございます。   そういった意味では、非常にそういうバスケットのやつが盛んなときにそういった練習、コートというか、ボードがないのは非常に残念だと思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) 後で言おう思ったんですけど先に言われてしまったんですけど、志免町の出身選手でB3のバスケット選手が今度、末廣選手だったかな、入団され活躍もされてます。それから、志免町からもともといろいろスポーツ選手も活躍して出てありますので、ちょうど今町民の皆さんもそれこそバスケットについても関心が高まっておりますので、ぜひ、今ないということが分かってますので、例えば既存の施設、例えばシーメイトの横の多目的広場の一部に、最初から立派なコートを造ってくださいというわけじゃなくて、それこそ軽く友達と遊べるぐらいのゴールを2つ、3つ建ててあげるとか、そういう形の検討はないんでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今回の御質問を受けて、私が一番に思ったのが、シーメイトの多目的広場に設置できないか。先ほど申しますとおり、音の問題とかいろんな問題を考えますと、シーメイトの多目的広場がいいんじゃないかなと一番に私も思いました。そういった意味では、しっかりその辺は検討して、できる限り早急にその辺を対応ができることであれば対応したいというふうに思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) 今、シーメイトの多目的広場は検討するというふうにお答えいただきましたので、そちらはぜひ進めていただきたいんですけど、あとシーメイトはどうしても西小校区の方から行くとここまで来るのが遠いという声があるんですよね。この前議員がシーメイトのアンケートを取った中でも、シーメイトの存在すら知らないという方もいらっしゃったり、シーメイトは遠くて行かないという声もあるぐらいですので、例えば先ほど言ったように気軽に友達と、御家族とバスケットをするということでいくと、ゴールをつくっていただくのはぜひお願いしたいんですが、なかなか厳しいのがあるので、例えば小学校が4つありますよね、各校区にありますので、小学校の校庭の隅にでもバスケットゴールを1つ、2つ設置していただいて、いろいろ制限はあると思いますよ、保安上の問題とか、そこは使えるとき、駄目なとき、しっかり明確にして設置することによって、町民の皆さん、それからお子様たちがバスケット、それからサッカーに携わっていけると思うんですけれども、校庭の開放を含めて学校内の設置についてはどうなんですか。 ○議長(丸山卓嗣君) 金子教育長。 ◎教育長(金子眞恵君) 学校の校庭につきましては、学校、放課後は社会体育のほうに開放している状況がございます。この時間は7時からとなっておりますけれども、団体によりましては5時あるいは6時から使用になっておりますので、それまでであれば、御家族で、あるいはお友達と校庭は自由に使ってある状況があります。サッカーゴールも自由に使っている状況でございまして、社会体育団体の使用状況や予約状況によって、それは使える時間はあるのかなと思っているところでございます。   バスケットゴールの設置につきましては、学校では体育館の中に設置しておりまして、授業の学習とか、あるいは休み時間には、子どもたちはバスケットをするためには体育館の中で使用する、その環境が整っているところでございます。   先ほど町長も答弁がありましたけれども、常時、時間制限なく自由に使用できるゴールにつきましては、騒音の問題等もありまして、周辺住民の方々への配慮から、できましたら学校の運動場以外で適切な場所、今言われましたようなシーメイトの多目的広場とか、そういったところで設置いただけるのがよいのではないかなというふうに思っているところです。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) 設置できない理由というのは今おっしゃったので、一部理解はしました。騒音の問題がある。でも、使える時間を制限したり、使える曜日を制限することによって、町民の方が、それとお子様が気楽に運動ができるというメリットもありますよね。小学生は体育館にありますので体育館でできます。でも、じゃあ中学生がしたいときに、中学生はどっこも行けませんよね。体育館入れないでしょ。それこそ中学生もバスケットをしたい。それこそ小・中学校を志免で過ごして高校に行ったけど、高校は部活をしてないけれどもバスケットをしてみたいとか、大人の方もちょっとバスケットを以前していたので子どもと一緒にバスケットをしたいという環境が今志免にはないのでこのような質問をさせてもらってるんです。いろいろな形で、校庭はいろいろ制限があるから厳しいというのは分かりますが、それも町民の方との、これはこういうふうに、この時間帯はオーケーですよとか、この曜日だけしてくださいとかというものを打ち出して、設置することによって、お互いが理解してあった上で運動ができるんではないかなと思って質問させてもらっています。それを踏まえても、校庭にコートの設置というのは厳しいんでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 金子教育長。 ◎教育長(金子眞恵君) 学校運動場に決してゴールを設置することを拒んでいるわけではございませず、御提案いただいて検討もさせていただいているところでございます。   ただ、中学生や高校生の生活時間帯を考えましたときに、社会体育団体と重なる時間のほうが長くなるというような見解もございまして、学校でよりももっと使える機会の多い場所がないだろうかと町では検討しているところでございます。ただ、学校によりましては、そういった環境、人家が遠く離れているような場所があれば、設置することも可能かなというふうに思っておりますので、検討させていただきたいと思っています。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) 先ほどもお話ししましたように、今、町の出身スポーツ選手が続々と誕生して大活躍されております。例えば、昨年、2023年に野球ではソフトバンクに大津亮介選手が入団されて今年も大活躍されております。それから、先ほど町長からもお話がありましたが、バスケットボールでB3の香川ファイブアローズに末廣選手ですか、が入団されて、こちらも御活躍されてます。過去には、志免町出身のプロ野球選手は平井光親さんという方が出られまして首位打者も取られてます。それから、丸山泰嗣選手という方も出られてます。岳野竜也さんという方も活躍されて、町民のそのとき、そのときの関心が高まったときもあります。   町内の野球においても、昨年もお話ししましたが、平成2年には世利町長が首位打者を取ってあります。平成11年、12年には、今、議長席に座ってあります丸山卓嗣議員が2年連続で最多勝を取ったということもあります。その当時は、総合グラウンドと志免中が使えましたので、2球場で野球ができましたので、24チームありましたか、これは去年もお話ししました。14試合ほど行っていたんですが、今は球場も1つしかありませんので、その関係もあるし、いろいろな問題もあってチーム数が18と減ってます。なおかつ、年間10試合しかありません。   そのようなことを考えると、逆に言うと、この前立派な弓道場が出来上がりました。本当もう皆さんのおかげで立派な弓道場を造っていただいたんですが、弓道部においては部員の募集をかけたら申込みの期日を前に定員オーバーになるぐらい大反響で、弓道部の皆さん物すごく喜んであります。あの弓道場も、今度粕屋の弓道部の方が視察というか相互練習みたいな形で来られて、とても町内外に関心が高まってます。やっぱり環境が選手をつくりますし、選手が環境をつくりますので、ぜひこの辺は、先ほどからいろいろできない理由も分かります。ただし、できない理由を上げ並べるんではなくて、できることがあれば、例えば時間制限をかけるとか、曜日を分けるとか、あと場所も民家が近ければ音がうるさいでしょうから、それこそ校庭の端だったら、民家があって、それこそ日頃は子どもの声はしているわけですから、その辺は配慮いただいて、ぜひ今町民の皆さんが関心が高まっている今こそ、できることをぜひ前向きにやっていただきたいと思いますが、いかがですか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 議員が言われますとおり、いろんな方で今志免町の方が御活躍されており、その背景には、いろんな施設の問題、環境が選手を育てるといいますか、そういった選手が生まれてくるんじゃないかなというのは、言われるとおりだと思っております。   学校の施設につきましては、池田小学校、御存じと思いますが、の事件以来、いろんなもので学校開放が難しくなっている状況は御理解いただけるものと思っております。学校開放が本当は、皆さんもそうでしょうが、小さい頃は学校へいつでも行って何でもできた時代でございました。今はもう本当に、逆に言って、公園で子どもたちがぎゃあぎゃあ言うのは、本当子どもの声を聞くと元気になるような気がするんですが、うるさいという方も中にはおられます。町のサイレン、昔はお昼は必ずサイレンが鳴ってました。夕方等もサイレンが鳴っておりましたが、それも今はうるさいというようなことで廃止になりました。いろんな捉え方、生活環境の違いとかいろんなものが今あってます。議員言われますように、できないことを並べるんじゃなくて、前向きにその辺はしっかり考えながら、学校もそうですが、学校以外でもそういったものがいつでもできるような環境づくりをしっかり検討しながら、現地に行って、ここの状況はどうかということを踏まえながら進めていければというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) ぜひ設置に向けて前向きな動きをよろしく求めて、次の質問に入らせていただきます。   2つ目の質問は子ども・青少年を守る方の待遇改善についてです。   各方面で見守りや指導員等で子ども・青少年や町民の皆さんの安心・安全な生活を守っていただいておりますことに大変感謝するところですが、一部時代にそぐわないような待遇が見られましたので改善を求めたいんですが、まずは現状を確認させていただきたくて、少年補導員、こちらは警察署長が任命するみたいですが、各町に10名ぐらいいらっしゃるんですが、この方々の活動内容をもう少し簡単に説明していただけませんでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 百田社会教育課長。 ◎社会教育課長(百田光君) まず、少年補導員について、少し概要を説明させていただきます。   少年補導員は、公営社団法人福岡県少年警察ボランティア協会という組織に所属しており、その居住地域や勤務地域を中心に少年の非行防止と健全育成を図る活動等を行うボランティアで、任務の遂行に必要な熱意と実行力を有し、地域の実情に精通している方々が各警察署の署長や公安委員会からの委嘱を受け、現在福岡県下では約1,870名の方が少年補導員として活動しています。   糟屋地区の少年補導員は、正式には粕屋警察署少年補導員といい、粕屋警察署管内、各市町の面積や人口等を加味して補導員数が割り当てられ、志免町では現在9名の方が志免支部として粕屋警察署から委嘱を受けて活動されています。   活動内容としましては、月1回の町内夜間巡回パトロール、年2回、夏休みと冬休みの期間でございますが、各地域の夜間パトロール協力、10月の宇美八幡宮放生やパトロール協力、あと粕屋警察署役員の会議など出席がございます。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) 今、志免町では9名御活躍されてるということですが、こちらの活動に対して活動費が町のほうから支給されてるみたいです。私が調べてお聞きしたところによると、志免町と他町で金額にかなり差がありました。多いところに比べると3分の1以下です。同じ仕事をされておきながら、このように大きな隔たりがあるのはなぜですか。 ○議長(丸山卓嗣君) 百田社会教育課長。 ◎社会教育課長(百田光君) 議員おっしゃる少年補導員の委嘱先が粕屋警察署ということで、町ではございません。ということで、その報酬といいますか、報償になりますけども、そちらについては、粕屋警察署より別途支給がされておりますので、町では個人ではなく少年補導員志免支部に対し、活動費補助金を交付しております。   今回通告をいただきまして糟屋地区の状況を改めて調べましたところ、議員が言われる宇美町につきましては、少年補導員が10名で補助金額が34万9,000円、須恵町は補導員13名で補助金額が13万円となっております。また一方で、糟屋地区でも1市3町が補助金を全く交付していない状況でございます。   この金額差につきましては、過去全国的に公金支出の妥当性について国民の厳しい目が向けられる中、各自治体では補助金等の支出の妥当性や公益性について検討が進められ、適正化が図られておると解釈しております。   志免町でも、過去に志免支部に20万円の補助金を交付しておりましたが、当時補助金検討委員会による活動実績や事業収支等の精査の結果、平成21年度から現在の金額となっているところでございます。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) 現状は今御説明いただきましたのでよく理解しました。ただ、時代が変わってますし、逆に物価が上がっている時代に補助金が下がったという経過はあるにしろ、今後見直す予定とかはないんでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 百田社会教育課長。 ◎社会教育課長(百田光君) 各少年補導員の皆様につきましては、粕屋警察署の報酬も本当に少額でありながら、昼夜地域の少年非行の防止や非行少年の保護活動など活動されておられますことに大変心苦しく、また頭が下がる思いでいっぱいでございます。現状では、事業収支報告を見ても、補助額が不足しているような部分は確認できませんので、現在のところ見直しは検討しておりません。しかし、新たな取組や今後の活動に支障を来す状況など活動内容に大幅な変化が生じてくれば、当然見直しは必要となってくると思いますので、少年補導員の皆様とも活動内容を確認し合いながら、実績や事業収支等も踏まえて判断してまいりたいと考えております。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) 活動報告を毎年出してあるみたいなんですが、当然予算が10万円ですので、10万円以内の報告になります。超えている分は個人が負担してあるみたいなんです。会費を払ったり、それこそ飲み食い代を全て町費でとかというわけにはいかないかもしれませんが、例えば宇美町、須恵町、志免町の3町の会合というのが年に2回ぐらいあるらしいんですけど、ここについては飲み会が発生するので、当然町の予算の10万円は使えないみたいなんですが、行くたんびに個人が負担してあるみたいなんですよね。志免町は2回に1回は行かないらしいんですよ。なぜかというと、負担があるから、自己負担しなくちゃいけない。そういうことも、全てをどこまで出すかはいろいろ検討課題があると思いますが、先ほども言いましたように、一生懸命町のため、子ども、少年のために活躍してある方々が自己負担で何事も行わなくてはいけないというこの現状は、時代にそぐわないと思います。ですから、ぜひ改善のために、各委員会の意見も聞きながら前向きにやっていただきたいと思います。これは、今、少年補導員のことを言いましたが、ほかの例えば交通指導員の方とか、各方面で町のために活躍してあるグループが同じような問題を抱えてあるかもしれませんので、ぜひこの辺は他町の動向も見ながら、他町より上げなさいとは言いませんけど、同じ活動をしてあるんであれば、他町並みとか、それこそ自己負担がないぐらい、せめて志免町としては手厚い手当てじゃないですけども、その辺はしっかり考えていただきたいと思いますが、町長いかがですか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 少年補導員の皆さん方の報酬のことについてでございますが、基本的に補助金につきましては、基本的なものを言いますと、懇親会等には使えないというのが基本でございます。しかしながら、今言われます近隣の市町との会合といいますか、そういった名目等で参加しにくい状況だというようなお話でございます。その辺は実際に補導員の皆さん方からの御意見を聞きながら、補助金としては厳しいかもしれませんが、別な方法で何かそういったものの手当てができないのかということも含めて検討させていただきたいと思います。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) ぜひ再点検と確認していただいて、前向きにお願いします。   では、次の質問に移ります。   最後の質問になりますが、役場の対応について質問させていただきます。   役場の対応について、2つに分けてお聞きしたいと思います。   1つは、町民の方への対応です。   役場の仕事は、住民サービスだと私は思います。健康で安心・安全に日々生活を送れるようにするために、もろもろの手続や仕組み、ルールづくりを補っていただいてますが、その中で申請や手続が煩雑で大変という声をよくお聞きします。特に声が大きいのは、死亡届ですね。身内でお亡くなりになった方がいらっしゃって死亡届を出しに来たけども、書類も多いし窓口も何か所か回らなくちゃいけないですよね。一番お気持ちがつらいときに大変な思いをしながら手続をするのは大変だということがありますので、その辺について、例えばワンストップ窓口という形を取って、窓口1か所で全ての対応ができるようにするとか、そういうふうな対応は志免町では検討されてないんでしょうか。実際、他の市町村では実施しているところもありますし、東京都品川区では司法書士を曜日を決めた中で置いていろいろな問題も相談を受けながら対応しているとこもあります。   志免町は、そういうふうな検討等はありませんでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 二村総務課長。 ◎総務課長(二村研司君) 住民サービスの観点から、令和3年1月に窓口環境整備事業といたしまして庁舎1階窓口の改修を実施いたしました。この事業の計画段階におきまして、まずは住民異動に伴うワンストップ窓口についての検討をさせていただきました。   ワンストップ窓口とは、ライフイベント、引っ越しや結婚、出生、死亡などに関する手続を一つの窓口でまとめて受付をするという窓口になりますけれども、手続は1か所で完了できるから、利用者の方にとりましては庁舎内を移動することがなく、1か所で事務手続ができるという利点がございます。ただ、その反面、1人当たりの手続の所要時間がどうしても長くなってしまうということがございまして、かえって待ち時間が長くなってしまうということがございました。   住民異動の多い市町村、特に志免町は転出入が多くなっております。そういった住民異動が多い市町村におきましては、ワンストップ窓口は向いてないという、検討を重ねました。滞在時間が長くなってしまいまして、特に3月、4月の繁忙期におきましては、手続終了までに長時間を要してしまうということが予測されました。   この改修を行うに当たりまして、住民ニーズ調査、アンケート調査を行いまして、その内容としましては、動かないで済ませること、それと待たなくて済むこと、どっちが優先されるのかについてというアンケート調査をしたところ、これ、2回行ったんですけども、2回とも待たなくて済むことのほうが優先されるという回答が多かったということがございました。視察にもかなり多くの市町村に行ってまいりました。そこの自治体の意見だとか、実際に担当した改修の事業者とか、また専門のコンサルタントの意見をお伺いして、その結果、ワンストップにはこだわらず、志免町の庁舎の形態に合った、ワンフロア、1階で近いから1階で終わらせることができる手続を目指したという経緯がございます。   それと、長くなって申し訳ないですが、死亡の手続の1か所についての御質問でありますが、これ、別府市が最初に導入したというのも存じ上げております。死亡の手続をされる方は、悲しみを感じられて精神的に落ち込んでいらっしゃいます。まずは、住民の方の感情に寄り添って支援を提供する必要があると思っております。まずは、どこの窓口に行っていいのか分からないということがないように、寄り添った対応を心がけてまいりたいと思っております。まずは、案内のところで手厚い対応をしていきたいという考えがございます。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) 今答弁いただいたように、コーナーを設けるということではなくて、今おっしゃったように、受付の方が、コンシェルジュみたいな、アテンダーみたいに、死亡届等を出す方に寄り添って、着いていってあげるとか、そういうことをすると対応もできるかと思います。特にこれからの社会、高齢者が増えていくと、高齢者の方がいろいろな書類を書くというのは大変みたいなんですね。煩わしいとか。そうすると、子どもさんとかに頼むと、子どもさんも近くに住んであればいいんですけども、町外、県外にいらっしゃると何回か役場に通わないといけないとかということもあるみたいですので、その辺は先ほど答弁があったように、町民の皆さんが煩雑さを感じないように、ぜひ改善のほうをお願いします。   それから、次の質問に行きます。   今質問させていただいたのは町民の皆さんへの対応でしたが、次は役場の職員の皆さんへの対応についてです。   働きやすい環境と職員、企業でいうと社員ですね、守ることは、現在の社会においては大切なことです。そんな中、最近は社会問題にもなっておりますし、ほかの市町村でも問題になっておりますが、ハラスメントの対策についてお尋ねいたします。   ハラスメントの種類は、今50種類以上あると言われてますが、志免町にもハラスメント関連条例規定等があるようですが、志免町役場ではパワハラ、セクハラ等の研修は最近いつ実施されましたでしょうか。また、対象者は、当然町長をはじめ全職員の方が対象となられておりますか。 ○議長(丸山卓嗣君) 米澤総務課長補佐。 ◎総務課長補佐(米澤大君) ハラスメント研修につきましては、令和6年度の新規採用職員を対象に自治体におけるコンプライアンスと併せてハラスメントに関する研修を4月に実施しております。また、定期的に全職員が参加をしております福岡県市町村職員研修所で実施をされております階層別の研修、採用後5年から10年の職員、あるいは新任係長や新任課長といった研修におきまして、ハラスメントに関する講義が行われているところです。   また、選択研修におきましても、令和5年度から係長以上の職員を対象としたハラスメント防止研修が実施されておりますので、受講希望者を派遣しております。   また、本町におきましては、令和2年度よりメンタルヘルス、ハラスメント等に関する外部相談窓口を設置しておりまして、窓口を委託している委託先から定期的に送られてくるハラスメント事例、こちらのほうを管理職のほうに周知をしまして、ハラスメントに対する注意喚起を図っているところでございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) すいません。もう一回確認なんですけど、係長以上とか課長以上とか、あと5年未満の新規職員とかいろいろ枠があるみたいですけど、そうすると全職員、失礼ですけど町長も副町長も全職員皆さんが研修を受けたということになるんですか。 ○議長(丸山卓嗣君) 米澤総務課長補佐。 ◎総務課長補佐(米澤大君) 稻永議員おっしゃるとおり、全職員が何らかの研修でこのようなハラスメントに関するとこに触れて勉強のほうをしてございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) しっかり研修を受けてあるということですので、志免町においては恥ずかしい行動はないものと信じております。   次は、カスタマーハラスメントについてお尋ねします。   日々職務に当たっておられると、町民の皆様からかなり厳しい声があったり、いろいろな問題があると先日お聞きしました。   志免町では、カスタマーハラスメントに対して明確な対応を打ち出されていますでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 米澤総務課長補佐。 ◎総務課長補佐(米澤大君) カスタマーハラスメントへの対策、あるいは対応については、今現在マニュアルの作成に向けて取り組んでいるところでございます。現時点での不当要求時の窓口の対応といたしましては、1人で対応しない、記録を残す、所属長へ迅速な報告というのが基本ルールとしてございます。   また、緊急時の対応といたしましては、所属長の判断になってまいりますが、大声による威圧的な行動に及んだ場合は、生活安全課の防犯指導員への連絡相談、あるいは脅迫めいた言動、机をたたくなどの威圧的な行為に及んだ場合は、すぐ警察に通報することになってございます。   また、新しいところでは、電話対応について業務の公正かつ適切な執行を確保し、犯罪の防止、職員への不当な圧力を排除することを目的に、令和6年3月から通話録音を開始してございます。こちらは、電話を受けた際に通話を録音する旨のアナウンスが流れ、その後電話がつながりますので、職員への不当な圧力を防止する効果を感じるところでございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) しっかり対応してあるというように理解しました。毅然とした態度で、町民の皆様にも日頃職務として仕事をやってる上で職員を守るという立場からも、志免町として、役場として毅然とした態度を明確にするということは大事なことだと思います。   昨年の私この6月の一般質問で初めて質問させていただいたときに、職員の皆様の仕事ぶりが非常にすばらしいのでぜひ広報等で活躍ぶりを紹介してはいかがですかと質問をさせていただきました。そうしたら、担当の課長のほうから、その声はうれしいんですが、収納業務とかに携わっているところでは、嫌がらせとか恫喝的なものもあるのでなかなか表に出しにくいんですよということを聞きました。志免町でもそういうことがあるのかと思って驚きと悲しい気持ちにはなったんですが、今は企業によってもカスタマーハラスメントに対してはしっかり、JR東だったですよね、持ち出しされてますよね。それから、福岡県もカスタマーハラスメントについては窓口を設けたり、ハラスメントも設けてありますので、志免町も広報等でもですし、町長がこの場でもしっかり対応しますよと宣言していただくことによって、職員を守るという観点ができると思います。事件とか事故が起こってからではもう遅いので、その辺の対応は毅然としたものを持ってもらって、町内外の企業の模範ともなればと思うんですが、町長いかがでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 議員が言われますとおり、いろんなとこで、今マスコミ等でもいろいろ紹介をされておりますが、このカスタマーハラスメントにつきましては職員一丸となって毅然とした対応で行っていくことが重要じゃないかなというふうに思っております。広報等でしっかりその辺はうたいながら、宣言まではちょっとどうかなと思いながら、そういう時期が来たらそういったことを対応しながら、ぜひそういった職員を守る観点からいろんなことで対応していきたいというふうに思います。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) ぜひ日頃一生懸命仕事に向かってある職員の方が働きやすい環境をつくるためにも、その辺の対応はしっかりやっていただきたいと思います。   以上、質問を3つさせていただきましたが、町長の強いリーダーシップで諸問題の解決と実現に向けて期待しておりますので、それをもちまして私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永義美議員の一般質問を終わります。   ただいまから休憩に入ります。再開は11時といたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              休憩 午前10時47分              再開 午前11時00分            ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山卓嗣君) 休憩前に引き続き会議を再開します。   一般質問を続けます。   11番牟田口議員。質問時間30分です。   牟田口議員。 ◆11番(牟田口武史君) 通告に従って質問させていただきます。   私は、今回、志免町の観光・魅力を発信して志免を元気に、これは私が去年4月に立候補したときに、住み続けたい町、一生住みたい町という声かけで立候補しました。町長も同じような感じの発表をされて選挙運動されたと思います。それで、どうやって住み続けたい町ができるのか。ここ3年、4年、コロナの影響でなかなか行事ができなくて、町民の絆も少なくなってきました。なかなか人の顔が見えない時代が3年続いてきました。そこで、どうやって町民の輪をつくっていくのか、また志免町の魅力を発信していくのかが今後の大事な行政としての仕事ではないか、また議員の仕事ではないかということで今回質問させてもらいました。   先日、同僚議員と武雄市に伺いまして樋渡啓祐さんと話をしてまいりました。武雄市は、町ではなく市ですけど、人口は4万7,962人、世帯数も1万7,585世帯、志免町とあまり変わらない規模の、でも志免町は町です、武雄市は市です。しかし、この近年における発展の仕方は武雄市はすごいなと思いました。実は、私も佐賀出身ですんで、武雄市でいとこの結婚式が20年ほど前にあったんですけど、そのときは武雄市は本当に、えっ、市かなというような、そういう町並みだったんですけど、今回行くと、市役所も、元結婚式があったJAの跡地に市役所が、立派な市役所ができ、図書館もTSUTAYAが入って新しい図書館、これはその後いろいろ問題があって話題にもなりましたけど、市立病院も民営化して、財政的にも整いました。これは、同市によると、リーダーシップによって私が強引にやってきた面もあった、強引にやってきた分があるかなという話もありましたが、それでもすばらしい市になっているということを痛感して帰ってまいりました。   そこで、町長の思う志免町の魅力とまた観光についてお示しいただきたいと思います。   まず最初に、志免町の魅力について、思いがありましたらよろしくお願いします。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 志免町の魅力とはどういうものかということの御質問だと思います。   一言でいいますと、志免町として住みやすい町だというのが実感でございます。   我が志免町では、コンパクトシティーと称される福岡都市圏の中で、福岡市に隣接して、博多駅や天神へのアクセスが大変よい、それから高速道路、須恵スマートインター、太宰府インター、福岡都市高速にも近く、福岡空港にも近く、出張が多い方や旅行に行かれる方によく羨ましいと言われます。ほどよく都市型で、ほどよく田園風景が残る、ちょうどいい町だろうと思っております。   こうした地理的に有意である志免町でございますが、県内では3番目に小さな町でございます。その中に約4万6,000人の方がお住まいでございまして、相乗的には生活圏内に各種公共施設や多種多様な店舗、医療機関、保育園、幼稚園、教育機関、公園など大規模なものを含めて生活インフラが十分にそろっている町ではないかなというのが魅力ではないかなと感じております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 牟田口議員。 ◆11番(牟田口武史君) 要はインフラ的に都市圏、福岡都市圏としての魅力を十分に持って発揮しているということだと思います。志免町独自での魅力というより、福岡都市圏にある位置的魅力がこの町の発展につながっているというような御意見だと思いますが、副町長の考えとしてはどんなでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 内野副町長。 ◎副町長(内野克志君) 先ほど町長が申されたこととちょっとかぶりますけど、やはり志免町の魅力は、福岡市の中心部まで約8キロという地の利と、町内にはいろいろなお店や医療機関もあり、生活インフラが十分に整っていることだと思います。   また、私は生まれも育ちも志免町ということもあり、昔からの知人や仲間がたくさんいるということも、この町が好きなことの一つであり、小さい町だからこその魅力だと思っております。   今、町外から転入してこられる方も多くいらっしゃいます。住んで暮らすには、福岡市のような大都市ではなく、コンパクトで小さい町だからこそのよさがあると思います。行政機関、スーパー、金融機関、飲食店、子育てのための施設、地域コミュニティーなど全てが身近に感じられるところが志免町の魅力だと思います。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 牟田口議員。 ◆11番(牟田口武史君) 私も今、副町長が言われた、住み続けると知人も多く、私も小学校2年生のときに志免第一小学校、今、中央小学校ですけど、転校してきて、地域活動の中で先輩、後輩とつながりができて、知人も多くできて、志免に住んでよかったなと思いながら、こうやって今、議員をさせていただいております。僕もそういう意味では、すごく志免町が好きで、志免町のために何か力になれればと思ってこうやって活動させていただいてるんですけど、教育面では教育長は魅力を、通告にしてなかったんですけど、何か一言あればお願いしたいと思いますけど。 ○議長(丸山卓嗣君) 金子教育長。 ◎教育長(金子眞恵君) 私も志免町で生まれた人間でございますので、愛してやみません。そういった気持ちがベースにあるわけでございますが、志免町の学校教育を特筆して申し上げますと、長年の願いであったコミュニティ・スクールの実現3年目を迎えまして、学びの主体である子どもたちと、そして支援者である住民の方々とが、今しっかり手に手を取って進んでいるというところが大きな魅力に発展する可能性を持っていると思っております。   また、コロナ禍を経てICT機器をしっかりとそろえていただいたことによって、新たな学びが展開しているところも、学校教育の他にはない魅力だろうというふうに思っております。   子どもの姿で結果が表れている状況もございまして、大規模でとっても人が多い状況ではございますけれども、大規模には大規模のよさで、エネルギーを結集した学校教育活動が行われておりまして、次世代を担う人材がそこに育っている、ここは志免町の魅力だろうというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 牟田口議員。 ◆11番(牟田口武史君) 急に振って申し訳ありませんでした。   町の魅力というのは、生活するにおいての利便性、また子育ての世代であれば教育環境がいいところが魅力ではないかと。若い人が集まってくる町に成長していけるんじゃないかと思います。ただ、今回私が質問したのは、コロナ禍によって住民のつながり、横のつながりが少なくなっているんではないかということで、町としてどう対策をしていかれるのか、また町の魅力をどう発信していこうと思われてあるのかということで質問させていただきました。   この人が集まる町が元気になるわけです。住み続けれる町でもあるし、よそから志免町に来て経済的な志免町に潤いを落としていただけるような町、それも大事ではないかと思って、この観光ということで質問させていただきます。   志免町における観光というのは、町長としてどう思われてますでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 観光というのは、非常に、今言われる、ほかの観光地もいろいろあるわけでございますが、観光にはいろんな種類があろうかと思います。リラクゼーションを目的としたレジャーの観光や、自然観光、ビジネス観光、文化観光などが上げられると思っております。   そういった意味では、なかなか志免町としてそういう観光名所というのはございません。1つ挙げるとすれば、志免町では重要文化財である竪坑櫓がございます。これが観光に当たるかどうかというのはちょっと疑問がありますが、唯一志免町で誇れる、世界に3つしかないこの竪坑櫓を多額の金額をかけて、お金をかけて改修したわけでございます。そういった意味では、この竪坑櫓を生かしながら、しっかりそういった観光としての魅力を志免町で発信していくことが重要じゃないかなというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 牟田口議員。 ◆11番(牟田口武史君) 今、町長から発言がありました竪坑櫓、これに関しましては、総額7億6,483万2,000円、国の補助金等々で今の現状が維持されてます。また、去年の工事で照明その他、照明が86万1,466円ですか、それと芝生が424万2,700円、多額な金額を使って竪坑櫓を保存しているわけですけど、これを、ただあそこに竪坑櫓がありますよというだけでは人が集まってこない。歴史資料館とかそういうものが近くにあることによって人が集まってくる。そして、そこで志免町のいろんな物産、いろんな物産がありますよね、パンフレットでこういうふうに商工会が作ってるやつですか、あります。こういうパンフレットによって出しているものをそこで販売する、そういうふうなことで人が集まってくる。   議会の語ろう会の中で、まとめて買える店がないんですと、高齢者の方ですけどね、いろんなものが、あっ、ここに行けば何でもあるねという店がないということで困ってるということで。これは、観光客にとっても一緒ですね。ドラゴンロードですか、ラーメン屋さんがある、そこに集まってきている方が志免町で何か別のとこへ行けるとこがないのかなと思ったときに、何も、せっかく竪坑櫓、あっ、これ何だろうと思われても、そこに行っても、ただグラウンドがあるだけ。歴史資料館として炭鉱地跡地の資料館等が近くにあれば、それを見学して、またそこでこういうふうな物産があればそこで買物していくという、そういうふうな、観光がないからじゃなくて観光をつくることも町としての努力じゃないかと思うんですけど、その辺はどんなでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今、議員が言われますことについては、以前からいろんなそういう話で御質問も受けたりをしていたわけでございます。言われますとおり、竪坑櫓だけを見に来ても、なかなかそこでお金を落としてもらうこともできないし、駐留していただくこともできない。そういった意味では、議員言われましたように、歴史をしっかりとそういった意味では伝え、後世に残す観点からも、そういった資料館等が必要じゃないかなというのは常々から議員の皆さん方ともお話をする中でもお話をさせていただいているわけでございます。   ここ数年、いろんな意味で町のいろんな行事、建て替え等を非常に多額な費用も使って行ってまいりました。今後はある程度のことが大体出来上がりつつございます。しっかり歴史資料館に向けて検討させていただきたいというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 牟田口議員。 ◆11番(牟田口武史君) では、魅力の面で次に、スポーツと文化の推進ということで上げさせていただきました。これは、私は体育協会の役員をしてスポーツ推進委員をしておりまして、子どもの頃からいろんな町のスポーツの大会に参加させていただいて、近所のおじさん、おばさんにかわいがってもらって今に至っているわけです。ただ、最近はその大会がコロナの影響もあるんですけどなくなってきて、参加する団体もなくなってきてます。行事自体は、昔は志免町が開催していた行事が、今は体育協会主催に変わってきております。これ、どうしても町内会の役員の方が参加を促すというより、ああ、体育協会がやってるんだというところでなかなか参加が少なくなっております。体育協会としても努力されてるんですけど、町としてその辺はどう考えてあるのかお伺いしたいと思います。 ○議長(丸山卓嗣君) 百田社会教育課長。 ◎社会教育課長(百田光君) まず、所管課としてスポーツ・文化の町としてのまちづくりの考えというところで、前提を述べさせてもらって今の御質問に答えたいと思います。   まず、魅力あふれるまちづくりの実現には、スポーツ・文化活動の推進は欠かすことのできない重要な施策であると認識しております。多くの町民の皆さんがスポーツ・文化活動を行うことで互いに学び合い、仲間づくりや絆づくりを深めることで、人がつながり、町が元気になる、ひいては持続可能な地域社会の実現に大きく寄与するものだと考えております。   議員のおっしゃるスポーツ協会主催の行事等の参加、町の関わりということでございますが、町主催の行事も縮小する中、スポーツ協会の主催の行事も今までどおり行われております。町としても広報面だとか現状をしっかりと確認しながら、またスポーツ協会の方とも膝を交えて話し合いながら、今後そういった活動を支援できるのかというところを考えてまいりたいと思います。 ○議長(丸山卓嗣君) 牟田口議員。 ◆11番(牟田口武史君) 先ほどから私が申し上げてますけど、町民同士のつながりをつくるのは、そういう町が主催する行事に参加することによって横のコミュニケーションが取れるんではないかと。先ほど教育長が言われたコミュニティ・スクールにしても、町民同士の横のつながりがあって初めて成立するんではないかと思います。ただ町民運動会もなくなり、祭りしめもなくなり、これは昔あってた、志免祭も連日あって、これが最後だという報告を聞いております。町民が集う行事が、全体で老若男女が自然に集う行事が町としてなくなっている現状について、町長は町民のコミュニケーションを取る方法についてはどう考えてあるのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 議員が言われますとおり、以前のようないろんなイベント等がどんどん減少しつつある、そのような中でどう考えているのか。コロナの3年間でいろんな生活様式が変化をしたというのは、議員も皆さん方も御理解いただけるものと思っております。いろんなイベントを行う中で、私は常々、まちづくりは人づくりだといつも申し上げております。人が集う、いろんな意味で大きなイベントをしてそこに人が集うことがまちづくりにつながるというふうな認識をいたしております。先ほど言いますように生活様式の変化等について、今大変難しい時期を迎えております。こういった時期を迎えながらも、町民運動会の代わりとしてスポーツフェスタ、いろんな方に今模索中でございます。スポーツフェスタでいかに町民の皆さん方に集まっていただいて、仲間づくりとか人づくりとかも含めて、今後そういった意味では今がちょうど転換期じゃないかなというふうに思っております。しっかりと町の元気を伝える意味からすると、集うイベントを通した、そういったまちづくり、人づくりを今後も重点的に行っていきたいというふうに思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 牟田口議員。 ◆11番(牟田口武史君) 今から重点的にやっていきたいという御返事をいただいたんで、しっかりと町民のつながり、また元気のある町をつくっていただきたいと、目指していただきたいと思います。   次に進みたいと思います。   町内会と公民館の運営について。   町内会には、町内会と公民館という2つの役があります。これが、私が聞くとこによると、役員の成り手がなくて困っている町内会がたくさんあります。組長につきましても、高齢になったから、要するに周りがみんな高齢になって、もう組長の成り手がないと。私が先日相談を受けたのは、もう私たちの組は町内会から脱退したいと、組長をするぐらいなら脱退したいというようなことまで言われました。町としてこの組長、町内会と公民館についてどのように今後対策を決められるのか、今どう考えてあるのかお聞きしたいと思います。 ○議長(丸山卓嗣君) 圓能寺まちの魅力推進課長。 ◎まちの魅力推進課長(圓能寺豊博君) まず、町内会についてですけども、町内会は一定の区域を単位として、その地域に住む住民同士が助け合い、協力し合って住みよいまちづくりを推進していくための原動力となる最も身近な組織です。組織の運営や人事については、住民主導で行っている自治組織となっております。その中で、役員の成り手不足の情報ということですけども、町内会における役員の成り手不足の情報については全体的な把握はしておりませんが、町内会長や役員、また町民の方から相談や問合せ、先ほど議員のほうからも言われましたとおり、受付をしているところです。   町としましては、様々な相談に寄り添う形でほかの町内会の状況なども参考にお伝えしながら対応をさせていただいているところです。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 百田社会教育課長。 ◎社会教育課長(百田光君) 社会教育課からは、公民館役員についてお答えします。   志免町では、町内会長が公民館長を兼ねておりまして、公民館役員としましては、公民館主事という役職のみがございます。公民館主事とは、社会教育法で館長の命を受け公民館の事業の実施に当たることと規定されており、実務としては、館の事業スケジュールの管理や連絡調整等の役割を担う職となります。   この公民館主事について、現在、30公民館のうち2公民館で館長が公民館主事を兼任しているというケースがあり、状況を確認したところ、やはり議員のおっしゃる役員の成り手がいないとの情報を把握しております。   地域役員の成り手不足は全国的にも問題視されており、個人の価値観の多様化や少子・高齢化、共働き世帯の増加など、急激な社会構造の変化の中で避けて通れない課題であると認識しております。今後いかに公民館の機能を維持していくか、どのような姿が望ましいかなど、地域の実情も踏まえながら検討、研究をしていきたいと考えております。 ○議長(丸山卓嗣君) 牟田口議員。
    ◆11番(牟田口武史君) 検討していくということですけど、検討することも大事です。それは検討していただきたい。ただ、町のコミュニティー、町内会の活動内容について、町として指導していく、コミュニティーをどうつくっていくかということを、コロナによりこの3年間で横のつながりがなくなっている、これは町としての対策としてこのコミュニティー、町としてのコミュニティー、町内会としてのコミュニティーをどう立てていくかということを町として町内会に指導することが大事じゃないかと思うんですけど。私たちが子どものときは、小学生のときからソフトボール大会があったり、中高生のソフトボール大会、また子どものバレーボール大会、そういうふうな大会に参加することによって、地域の方とのつながり、そして大きくなって、あそこに二十歳過ぎた人がおる、30ぐらいの子どもがおるっていう感じで役員の声かけ、またこれは消防団の団員の不足にもつながると思います。そういうふうな子どものときからの横のつながり、コミュニティーのつながり、そういうのが大事だと思うんですけど、その辺の、今の現状だとコロナ禍の後、なかなか進んでないと思いますけど、その辺は町としてどうしていくか、計画性はあるのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 公民館の役員の成り手不足からの御質問だと思います。先ほど社会教育課長が申し上げましたとおり、公民館は、もちろん公民館長が一番のトップにおられるわけでございますが、公民館主事というのが非常に重要な役割を担っておられます。私は、以前社会教育課にいたときに公民館主事研修会等でいろいろお話をさせていただきました。活発に公民館主事の方が意見を述べられ、活発な公民館、そうでもない公民館、いろいろ中にあります、30公民館のうち。そういった主事会で活発な公民館を見に行こうよというようなことで、主事会でその活発な公民館を見学に行ったり、いろいろ試行錯誤しながら盛り上げていかれておりました。主事会が一番、この公民館主事という役割は公民館の中で非常に重要な役割だと思っております。   そういった中で、2つの公民館が館長が兼務しているというのは、本当に今、そういった意味ではちょっとどうかなと思っております。主事研修、コロナの中でいろんなそういう交わりができにくかったというのもあろうかと思います。しかし、コロナも一段落して、これからもっともっと地域が活発になることが、ひいては町が元気になることだろうと思っております。地域をしっかり公民館主事に、また公民館長さんたちにもお願い申し上げて、以前のようなことができないか、もっともっと地域が盛り上がる方策を考えていかなければいけないというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 牟田口議員。 ◆11番(牟田口武史君) 本当にコロナという世界的に経済的にも人の流れもみんな止まってしまったこの3年間があって、行政側も大変でしょうけど、この町を元気にするというのが、一番最初に人と人のつながり、コミュニティーが大事だと思いますので、その辺をしっかり考えながら、一歩一歩進めていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。   以上で私の質問を終わります。 ○議長(丸山卓嗣君) 牟田口議員の一般質問を終わります。   ただいまから休憩に入ります。再開は13時といたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              休憩 午前11時30分              再開 午後1時00分            ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山卓嗣君) 休憩前に引き続き会議を再開します。   牛房議員より体調不良のため午後から欠席届が出ております。   それでは、一般質問を続けます。   8番小森議員。質問時間30分です。   小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 通告に従い、一般質問を行います。   1つ目の質問事項、発達の早期発見と支援体制をから、質問要旨、子どもの発達に係る取組についてと題して何点かお伺いいたします。   昨今、子どもたちが抱える発達の課題は、保育、教育現場に大きな影響を与えていることは周知のとおりでございます。私も発達の課題に悩むお声をお聞きすることが増えてきているのを実感し、スムーズな義務教育課程の移行、支援体制の構築が必要だと考えております。保護者にとって我が子の成長は何物にも代え難い喜びでございます。そういったお声を今回質問に上げさせていただきました。   それでは、質問に入ります。   現在、志免町において3歳児健診が実施されておりますが、3歳児健診以降、年長児の秋に実施される就学前健診までの期間が空いております。そこで、保護者より発達を心配する不安の声は上がっていないでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 高山子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(高山真佐子君) 乳幼児健診につきましては、母子保健法第12条の規定により、1歳6か月健診と3歳児健診が義務づけられておりまして、志免町でも実施をしております。3歳児以降の発達を心配される保護者の方に対しましては、臨床心理士による個別の相談、母と子の心の相談というものになりますが、それや保健師による相談で随時対応をしております。また、療育支援が必要な子どもに対しましては、福祉課のしめっこ相談を御案内し、切れ目のない支援と相談体制を構築しているところです。   以上のような取組を行っておりますので、3歳児健診から就学前健診までの期間が空くことへの不安の声は出ておりません。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 今の御答弁でしたら、個別で十分対応はできているというふうに理解してよろしいでしょうか。はい、分かりました。   それでは、次の質問に移ります。   志免町子ども未来プランには、障害のある子どもへの早期発見・早期発育支援とありますが、具体的にどのような支援が行われているでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 高山子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(高山真佐子君) 志免町では、1歳6か月健診、3歳児健診を実施する際、小児科医のほかにも臨床心理士も従事し、子どもの行動や親子の観察を行い、希望する保護者には相談ができるようにしております。令和5年度の1歳6か月健診で臨床心理士の相談を受けた方の割合は2.5%、3歳児健診では22.1%となっております。   健診後も臨床心理士の個別相談による定期的な相談支援や保健師による電話での相談支援を行っております。1歳6か月健診、3歳児健診の間には、2歳児相談とかも行っておりまして、臨床心理士、作業療法士、保健師等の専門職が従事し、発育、発達に関する相談や家庭での関わり方の助言を行っております。また、療育支援を希望される方には、発達検査を実施し、しめっこ相談を案内し、福祉課と連携支援を実施しております。 ○議長(丸山卓嗣君) 佐藤福祉課参事。 ◎福祉課参事(佐藤利江君) 早期の発育支援につきましては、療育が必要な子どもへの早期発育支援として、乳幼児期には障害児等が児童発達支援事業所へ通い、遊び等を通じて日常生活における基本的な動作の指導や知識、技能の付与、集団生活への適応訓練などの支援を受ける児童発達支援、学齢期には授業の終了後または休校日に施設に通い、生活能力向上のための必要な訓練、社会との交流促進などの支援を受ける放課後等デイサービス、また保護者の方からの申請により専門の支援員が保育所や小学校等へ訪問し、障害児等に対してほかの児童との集団生活への適応のための専門的な支援などを行う保育所等訪問支援を行っております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 分かりました。   では、次の質問に移ります。   同じく志免町子ども未来プランに、子ども発達センターの専門員がお子さんや保育施設の先生方にアドバイスを行うというふうに記してありましたけれども、これは実際に今行われているんでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 高山子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(高山真佐子君) 子ども発達センターの専門員ではありませんけれども、保育施設の先生等にアドバイスを行う事業は行っております。平成14年より多様化する障害児保育に対応するため、専門的な知識を有する者、臨床心理士及び公認心理師が園巡回を実施し、保育士への助言や指導を行う事業、特別支援保育指導事業を実施しております。   当初は認可保育園のみで実施しておりましたが、平成27年より町内の市立幼稚園、認定こども園、小規模保育施設、届出保育施設、企業主導型保育施設の全ての園を対象として巡回指導を実施しております。   また、年に1度研修会も開催しております。町内の保育施設等の先生を対象に事例を出しまして、それを園に巡回している臨床心理士及び公認心理師がアドバイスを行うというような研修会を実施し、その中で各園の意見交換等も実施しているところです。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) すいません。巡回してというのは、どういった、巡回をして指導を行うとおっしゃってありましたけど、その巡回するペースというのは2か月に1遍とか、そういった、決めてしてあるんでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 高山子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(高山真佐子君) 今、子育て支援課では3人の臨床心理士を任用しておりまして、その臨床心理士が週に1回になりますので、大体3か月に1回、4か月に1回ぐらいが認可保育園等大きな保育園を回っていくということになります。あと小規模な保育、企業主導型保育施設等は、御要望があったときに巡回していくというような形を取っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) よく分かりました。   それでは、次の質問に移ります。   例えば、落ち着きがないとか周囲とうまく関われないなどの発達の特性を持つ未就学児の保護者の方は不安を抱えておられます。今おっしゃったみたいに、もしかしたら企業型のほうにお子様を預けていらっしゃる方かもしれませんけれども、町として発達に関する不安を持つ子の保護者の方に対しての具体的な支援は、先ほど言われたような支援と思ってよろしいでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 高山子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(高山真佐子君) 保育園を巡回する支援は、先ほど申し上げました内容になります。それとは別に、最初申し上げました母子保健係のほうで行っております事業、母と子の心の相談のほうでも、臨床心理士による支援を行っておりまして、保護者の心配事や家庭での状況を傾聴し、児童の特性の傾向や特性に合った関わり方の助言を行っております。   昨年度になりますが、この相談件数ですが、年間231日で682回個別相談を実施し、290組の方が相談を受けられております。継続的な支援の必要な方にはおおむね3か月程度の間隔で定期的な面談や適時発達検査を行い、療育支援が必要な方にはしめっこ相談を案内し、福祉課と連携して切れ目のない支援に努めております。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 個別できちんと支援ができていることを本当に感謝したいと思います。   それでは、2つ目の質問事項に移ります。   5歳児健診の実施についてお伺いいたします。   発達障害であるASD、自閉症スペクトラムやADHD、注意欠如や多動症などを抱える児童は、集団生活を始める幼児期から小学校入学後に対人関係、行動、コミュニケーションなどの課題を指摘されることが多くございます。本来の発達障害に起因する行動特徴だけではなく、周囲の否定的な評価や本人の自己肯定感の低さからくる不登校、心身症などの2次障害を示しやすいことから、早期発見と支援体制を整えていくことが重要であるというふうに考えます。   そこでお尋ねですが、本町に発達に関して早期発見の支援策は具体的にございますでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 高山子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(高山真佐子君) 志免町では、先ほどから申し上げておりますとおり、1歳6か月健診、3歳児健診のほかに4か月児健診、10か月児の赤ちゃん相談等を毎月1回、それと2歳児相談を各月1回集団健診で開催しておりまして、そこで乳幼児の健やかな成長、発育支援と育児不安の解消、軽度の発達障害の早期発見等に努めております。   臨床心理士による個別相談事業や保健師による相談支援、福祉課の療育支援を含めた各種関係機関との連携支援を行い、保護者の不安の軽減や児童の発達を促す支援を実施しているところです。 ○議長(丸山卓嗣君) 佐藤福祉課参事。 ◎福祉課参事(佐藤利江君) すいません。福祉課では、志免町にお住まいのおおむね就学後から18歳までのお子さんとその御家族を対象に子ども発達相談窓口として、先ほどから紹介いただいていますしめっこ相談を開設しております。しめっこ相談では、保育園や幼稚園等、また子育て支援課の乳幼児健診等の母子保健から児童通所支援を勧められた保護者の方へ療育等についてのサービス、利用手続の申請方法などについて支援を行っております。   発達障害の疑いがある児童として、保育所等や乳幼児健診でしめっこ相談を案内された保護者の方のうち、療育等を希望された場合には、町と包括的連携協定を行っております西南学院大学での発達検査や地域の医療機関での受診を促しております。検査等により療育の必要性がある場合は、障害児通所支援サービスの利用を勧めております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) ありがとうございます。本当に他自治体に比べると志免町が子育て支援をとても頑張ってくださっているということはよく聞くことであるんですけれども、ただ、そうやって町で行っている個別のそういった相談支援からも、あぶれるとか、あぶれるというか外れてしまう方もいらっしゃるのが現実で、なので、私、今回この5歳児健診というところを上げさせていただいたんですけれども、国は今年から5歳児健診の市町村の健診費用の助成を開始しました。5歳児健診を行うことで発達の特性を早く発見し、環境に適応する力を療育で向上しながら、安心の小学校入学へつなげることができ、児童の発達障害の早期発見、支援により、本人や保護者の方が抱えている不安感、また困り事を解消し、スムーズな集団生活を送ることができやすくなるとして、大変有効というふうに言われております。本当に個別で一生懸命支援をしてくださっていることには感謝するのですが、それでもあぶれてしまう、情報が届かない、そういった親御さんもおられるということで、できればこれを町全体で取り組んでいただきたいなと思いまして取り上げさせていただきました。   そこでお尋ねですけれども、発達の課題の早期発見として5歳児健診を実施することについて、町はどのようにお考えでしょうか。   まず、教育長、いかがお考えでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 教育長、答えれますか。大丈夫ですか。   金子教育長。 ◎教育長(金子眞恵君) 5歳児健診、就学前の健診につきましては、とても大切かなと思っております。小学校に上がってからの支援の体制に大きく関わってきますので、それまでに必要な支援を積み重ねて、そして学校とのやり取りの中でスムーズな移行といいますか、義務教育に乗るということは、とても大切なことだと、寄り添う健診、その人に寄り添う形での健診は細やかに行うことが必要だと思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 町長はいかがお考えでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 子どもさんの発達の段階に応じて健診をするというのは非常に大事じゃないかなというふうに思っております。今議員が言われます、国が5歳児健診について、今年の5月に5歳児健診マニュアルが示されたところでございます。先ほどから申しますとおり、その健診に漏れるといいますか、発達の段階で子どもさんに症状が出る場合が非常に異なるわけでございまして、非常にそういった意味では5歳児健診マニュアルの、国の方針、これから県のほうも動いてくると思いますので、その辺をしっかり見極めていきたいというふうに思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) はい、分かりました。   近隣では、宗像市が実施しております。宗像市は、5歳児健診ではなくて年中健診と題して、満4歳児を対象に実施しておられます。実施の方法は、宗像市内の認定保育所、幼稚園、認定こども園に通うお子さんであれば、園で、もうどこに行くわけではなく、そこに、園に先生とかいろんな方がその園に行かれて健診を園の中で行われるそうです。問診や集団遊びの中でその子の状況を確認し、個々に応じた支援につなげていってるということでございました。また、これ、さっき言っていたように、情報が入らない親御さんに関しても未就園のお子さんに関しても、また市外の保育園とか認定こども園に通っているお子さんに関しても、市が実施する乳児健診で受診をすれば、そういった発達の早期発見ができるような、そういう健診をしているということが書いてありました。   また、5歳児健診を導入した自治体ですが、不登校が減少したという研究結果もございます。なので、教育長にお伺いいたしました。   発達の早期発見、早期療育がその後のその子の学校生活に多大な影響があるそうです。保護者のまた、うちの子は発達があるのではないかなという、何となく、もうどうしていいか分からない、そういう不安感を相談していただける大事なきっかけになるというふうに私は考えました。5歳児健診は、子どもたちが健やかに成長し、将来にわたって幸せな生活を送ることができるこどもまんなか社会の一助であるというふうに記してありました。補助金の活用と先進地の事例等を調査していただき、ぜひ検討していただければというふうに思います。   最後にすいません、町長、思いを聞かせていただけますか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今、先進地の事例を報告をいただきました。先ほどから申しますとおり、子どもの発達というのは、大人が見る発達とは非常に違うわけでございまして、日に日にその発達の度合いといいますか、そういったことが懸念されるわけでございます。今議員が言われますとおり、不登校の子どもが減るとかいろんな意味では、そういったことの先進地の事例もしっかり視野に入れながら、また調査研究しながら、子どもたちに寄り添ったそういった健診ができればと思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) それでは、次の質問に移ります。   令和4年6月にゼロカーボンシティしめ宣言が行われ、2年が経過いたしました。私もこの2年間、自分でできるゼロカーボンシティの取組をどういうふうにしていこうかなというふうに考えまして、町が打ち出しております手前取りとかというのは率先してさせていただいておりまして、実は私、今日着ている服も古着屋さんで購入して900円でございましたが、なるべく、自分、いいでしょう、900円だったんですけど、とにかく自分で新しい物を買わない、なるべくもう人が袖を通したものを着ていこうというふうに思って心がけておりまして、その中でもまたマイボトルの持参は、これはもう議員になってずっと行っております。私のように、多分ゼロカーボンシティ宣言をされて町民のお一人お一人が私にとってのゼロカーボンって何だろうというふうに取り組んでいくことが今後とっても大事じゃないかなというふうに思います。   私、厚生建設常任委員会におりまして、その中でゼロカーボンシティ宣言を知ってる町民が少なかったというふうに生活安全課のほうから御報告を受けまして、ああ、もったいないな、せっかくいいことをやってるんだから、みんなで喜んで取り組んだほうがいいなというふうに思いました。   さて、地球温暖化対策実行計画の地球温暖化に対する意識調査の項目の中で、地球温暖化に対する関心として、町民アンケートが取られておりました。26ページとかそこら辺に取ってありました。地球温暖化に対して高い関心を持っているかとの回答には、関心があるが29%、どちらかといえば関心があるが57%で、合計86%の方が関心があるというふうに答えてあり、数字にすっかり表れておりました。また、近年身近で感じる気候の変化による影響についての回答は、熱中症など暑さによる健康への被害が増えているといった健康面に関する回答が最も多かったです。本町においても、この熱中症の影響に対応していくための対策が必要であるというふうに講じてありました。   それで、環境省はスーパークールビズの一環としてクールシェアという、家庭や地域で楽しみながら節電ができる取組を呼びかけています。今年は皆さんも御存じのように最も熱中症になりやすい暑い時期に電気代が値上げをされるような報道がされており、節電を考えて自宅でもクールシェアを考える町民の方が多いのではないかなというふうに思います。また、年金暮らしの高齢者の方、うちの両親とかなんですけど、電気代を節約したいがために、日中クーラー等の使用を控えて熱中症による救急搬送が増えるのではないかなというふうな懸念もされております。   すいません、前置きが長くなりましたが、質問に入ります。   クールシェアについて、町としての具体的な対策をお伺いいたします。 ○議長(丸山卓嗣君) 瀬田生活安全課長。 ◎生活安全課長(瀬田修一君) まずもって、ゼロカーボンシティしめの取組として率先していただきまして大変ありがとうございます。   今御質問いただきましたクールシェアにつきましては、考え方としまして、夏のこれから暑い日になりますけれども、家の電気使用量の半分以上がエアコンの使用によって占められるというふうに言われております。そのエアコンの使い方の見直しですね。みんなで涼を、涼しい、涼を分かち合おうというのがクールシェアの考え方でございます。先ほど議員おっしゃいましたけれども、みんなで、家庭や地域で楽しみながら節電に取り組むということでございますので、例えばみんなが集まるような公共施設であるとか、あとショッピングモールであるとか、そういった広く集えるような場所でみんなで涼を分かち合うというのが、そういったクールシェアの考え方でございます。   町としての取組ということでございますが、現在のところ具体的な取組としては行えてない状態でございますけれども、例えば公園の木陰でありますとか、あと休館日はございますけれどもシーメイトであるとか図書館であるとか、そういった公共施設、広く開かれておりますので、そういったところでまずは涼を分かち合っていただければなというふうに思っております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) ありがとうございます。分かりました。シーメイトとか庁舎はクールシェアの場所ということですね。はい、分かりました。   次の質問というか、小っちゃい1の質問なんですけれども、高齢者やこれから夏休みを迎える子どもたちも気軽に利用できる公民館、公民館をクールシェアにしてみるのはいかがでしょうかという質問はどうでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 百田社会教育課長。 ◎社会教育課長(百田光君) 公民館はということですので、社会教育課のほうからお答えさせていただきます。   地域の公民館につきましては、講座などを地域で利用するときに合わせて開けている状況でございます。人が常に常駐していないため、鍵の開閉や管理運営上の問題などがございます。   現状では、先ほど生活安全課長が申しましたシーメイトや町民図書館、また社会教育課としましては、改修が終わりましたら町民センターなど常時開放できる公共施設をクールシェアの場所として御利用いただければと思います。   なお、公民館に対しましても、施設で可能な範囲内でこの取組に賛同、御協力いただけるように呼びかけはしてまいりたいと考えております。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 電気使用料の節約を目的としたものはクールシェアで、私が今から質問する熱中症予防対策を目的としたものはクーリングシェルターというふうに、同じ役割なんですけれども、そういうふうに立て分けてありました。私が申し上げてる公民館というのは、町民の皆様が一番身近に感じる、また一番近い公共施設であるとは思うんですけど、このクールシェアもクーリングシェルターも、この公民館は2つの役割を果たすべきだというふうに考えるんですが、この点、町長はいかがお考えでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) クールシェア、クーリングシェルターというような御質問でございますが、今議員が言われますとおり、住民にとって一番身近な地域としては地域の公民館が一番身近なところではないかなと、歩いていけるという意味からも身近なところじゃないかなというふうに思っております。   公民館に公民館長さんとかが常駐していただければ、そういったものが非常に可能だというふうに思っております。例えば曜日を決めたり時間帯を決めたりして、公民館にいろいろ相談しながら、身近で歩いていける公民館がそういったところになればというような思いはございます。しっかり公民館長さんと話をしながら、そういったものができないかという相談はさせていただきたい。   また、先ほどから申しますとおり、シーメイト等に車とか、そういったことが必要になるかもしれませんが、そういったことも利用していただければというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 心ある町内会長さんは公民館を開放しようかなっておっしゃってある方も中にはおられますので、その際、例えばその公民館の空調設備って1時間に幾らってお金を入れていかなきゃいけないんですけれども、そういった使用料の補助とかというのはいかがでしょうか、町長。答えられなかったら。 ○議長(丸山卓嗣君) 町長、通告にないですけど答えられますか。 ◎町長(世利良末君) 答えれる範囲で答えさせていただきたいと思います。   その電気代に特化したというのは非常に難しいかもしれませんが、公民館運営補助金というのがございまして、そういったものを電気代等に充てていただいております。そういったことで御活用していただければ、しかしながら少しは公民館の負担にもなるかもしれませんが、その辺は公民館としっかり打合せしながら進めていきたいというふうに思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) すいません、質問にないことを言いまして。協議してお願いします。   それでは、次の質問に移ります。   志免町でもペットボトルの水平リサイクルが始まり、新たに環境に優しい取組が始まりました。ペットボトルはリサイクルし、さらなる環境に配慮した行動として、外出時はマイボトルを持参するという習慣を啓発し、マイボトルの推進で熱中症予防における町の取組をもっともっと町民の皆様にアピールすべきと考えます。   そこでお尋ねですが、熱中症予防におけるマイボトルの推進は、具体的にどのように行っておられるでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 瀬田生活安全課長。 ◎生活安全課長(瀬田修一君) 今現在、マイボトルへの取組として具体的に取り組んでいることはございませんので、これから地球温暖化の区域施策編が策定されましたので、何らかまずは啓発等から始めさせていただいて、取り組めることを考えていきたいと思っております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) また具体的にどうぞよろしくお願いします。   御存じのように、熱中症予防に最も効果があるとされるのは、冷水補給というふうに言われております。真夏の水道水は、水温25度だそうです。常温水の補給は脱水症の対策には効きますけれども、熱中症の予防には効きません。熱中症の予防には、5度から15度の冷水で直腸温の上昇を抑制し、体温を下げることが最も効果的だというふうに言われております。   そこでお尋ねですが、本庁舎や小・中学校の体育館、町民体育館、また改装中の町民センター等町民の集まる公共施設に給水スポットを設置し、熱中症予防、そしてマイボトル運動を積極的に取り組んではいかがでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 瀬田生活安全課長。 ◎生活安全課長(瀬田修一君) 御提案いただいておりますマイボトルを利用した給水スポットということで、公共施設に設置するというお考えだと思うんですけれども、近隣ですと横の福岡市さん、私も出張したときに区役所等に設置されているのを見たことございますけれども、そういったことがお考えとしておありだと思いますけれども、例えば衛生面の問題でありますとか、あと福岡市さんにお聞きしますと、1台当たりの設置の費用があの形になりますとかなり高額になるということでお聞きしております。それと、どこに設置するかはまだ具体ございませんし、これからその施設設置課と協議等を行って、まずはその設置の是非を考えさせていただきたいと思っております。まずは勉強させていただきたいと思っております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 多分課長は観光庁のホームページを御覧になったのかなというふうに思うんですけれども、観光庁のホームページに持続可能な観光の促進に向けた受入れ環境整備事業というのが何かございまして、その中にペットボトル削減のための給水器等の事業の整備に係る補助というのが明記されておりました。給水器の価格もピンキリでしょうけれども、私も様々調査し、7万円から10万円で設置できる、そういった給水器を見つけました、私。この補助金を使って様々な自治体が給水器を設置しているのも私拝見したんですけれども、熱中症予防で、例えば自分の水筒の中の水がなくなってしまった、お茶がなくなってしまった、買うとこ、自販機がないというときには、本当に給水器があると助かると思うんですよね。あっ、庁舎に行けば冷水が給水できるって思えば、とても町民の皆様は助かるんじゃないかなというふうに思います。この補助金の限度額は、限度額最大500万円だそうです。それも公共施設に限っての補助金だということが書かれておりました。   すいません。この給水スポットについて、町長はいかがお考えでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今言われます住民の皆さんが集まりやすい体育館とか、町民センター、シーメイトに置いておけないかというような御発言でございました。   以前役場庁舎にもありました。足で踏むと冷たい水が出る。これが、今ございません。何でかといいますと、これは、衛生的な問題が非常にあったというようなことでございまして、その辺をクリアできて、こういった国の補助金等も活用できるのであれば、しっかり前向きに検討させていただきたいというふうに思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 私が言っている給水器は、ちゅうって飲むやつではなくて、ざっと自分のボトルに入れる分でございます。すいません。地球沸騰化時代の到来というふうに今言われているそうです。また、今年も去年に上回る高温の夏が来そうだというふうに報道でもあっておりました。今や熱中症は社会問題でございます。今後このような国の補助金を使って給水スポット設置の検討とか、しっかりしていただければなというふうに思います。   以上で小森の質問は終わります。ありがとうございました。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員の一般質問を終わります。   ただいまから休憩に入ります。再開は13時55分といたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              休憩 午後1時40分              再開 午後1時55分            ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山卓嗣君) 休憩前に引き続き会議を再開します。   一般質問を続けます。   12番丸山真智子議員。質問時間30分です。   丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 通告書に沿いまして一般質問を行います。   今回の質問は、3項目です。   まず初めに、防災・減災に強いまちづくりについて。   昨日は地域防災の要である地域消防団のポンプ操法大会に出席いたしまして、本当に消防団の方にはお世話になっていると感謝申し上げます。   質問に入ります。   元旦の夕方、震度7、令和6年能登半島地震が起きました。改めて、その辺の重要さを認識させられました。   我が志免町は、警固断層と宇美断層に挟まれた位置にあります。日本ではいつどこで地震が起こるかは分かりません。   そこで質問なんですけれども、能登半島地震の後、防災力強化のために町として何か対応策とか何か話し合われたりしたことがあるんでしょうか。まずお伺いいたします。 ○議長(丸山卓嗣君) 瀬田生活安全課長。 ◎生活安全課長(瀬田修一君) 能登半島地震、元旦の日に起きましたけれども、その後に庁舎内で話合いを行ったかというところでお答えさせていただきたいと思います。   震災後に内閣府の調査で全国の自治体で災害時に避難生活を送る女性でありますとか、あと妊産婦の方、あと乳幼児向けの備蓄が進んでいないといった、そういった報道がございました。それと、そういった備蓄が男性目線になっているのではないかと、そういった内容でございました。   本町の私ども生活安全課の防災担当についても、男性ばかりの職場でございますので、話合いを行いまして、まず全職員を対象に備蓄品について女性向け、あと乳幼児向け、その他介護の方向けであるとか、あと外国人の方、そういった方を対象とした備蓄品、今現状としてはこういったものがあるけれどもどういったものが考えられるかとか、そういったアンケートを3月に全職員対象に行っております。そこで出てきております備蓄品、いろいろと上げていただいたんですけれども、既に備蓄されているものもあれば、されてないものもございましたので、そのあたり、されてないものについては今後検討してまいりたいと考えております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 日頃から防災に対して女性の視点というのは言われてますので、志免町はある程度進んでるのかなというふうに思ってましたけれども、まだまだということで、備蓄に関しては対応していただいているということで、これからもそういった視点をお願いしたいと思います。   次の質問になるんですけれども、人命に関わる建物の倒壊を防ぐことがまず重要だというふうに思うんです。能登半島地震、全壊8,795棟、熊本地震を超えています。理由は、旧耐震基準で建てられた木造家屋が多かったという地域であったのも多い要因なんですけれども、石川県によると死者241名のうち80%から90%で死因が家屋の倒壊だったというふうに言われております。   志免町では、志免町耐震改修促進計画がありますけれども、昭和56年以前の住宅で耐震性がないのが、木造戸建て2,633棟、共同住宅で183棟、この中で耐震診断を、まずは耐震診断が大事ですよね、それで耐震診断を行っているのは何棟なのかお伺いをいたします。それと併せて、耐震診断アドバイザー制度の周知と実績についてお伺いをいたします。 ○議長(丸山卓嗣君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長(砥上敏之君) まず、2つ御質問がございまして、耐震診断を受けている家屋というお話でございましたが、こちらについては町のほうでは把握できてございませんで、まず耐震診断アドバイザー制度を活用して診断をして、それで耐震性があるかないかということでございますが、こちらに関しましては福岡県事業となりまして、確認したところ令和5年度は志免町で3件ということで確認しております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) この耐震改修促進計画があるんですけれども、そういった耐震化になってないところに対して周知がまずは大事ですよね。そこら辺はどうなっているんでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長(砥上敏之君) 耐震改修の補助制度の周知でございますが、耐震改修の……              (12番丸山真智子君「アドバイザーの」と呼ぶ)   はい、すいません。耐震診断アドバイザーの周知に関しましては、窓口でのパンフレット配布と冊子と、これは耐震診断改修促進計画への案内を実施してございまして、結果は令和5年度、先ほど申しました3件となっております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 3件でしたって平気で答えられてますけど、何か危惧はないんですか。 ○議長(丸山卓嗣君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長(砥上敏之君) 先ほどちょっと答えかけてございましたが、耐震診断アドバイザー制度に関しまして、これは、これの後に耐震改修補助を使った改修ということをお願いしてあるところでございますが、これは窓口でのパンフレット配布等に加えまして、建築年より耐震性を有さない家屋、要は56年以前の家屋ですね、につきまして確認しまして2,050戸にお手紙をお送りしております。このお手紙の中にも、耐震診断アドバイザー制度についても読み取れるようになってございます。   以上でございます。              (12番丸山真智子君「危惧はないの」と呼ぶ) ○議長(丸山卓嗣君) 砥都市整備課長。 ◎都市整備課長(砥上敏之君) 耐震性がない、あまりないということで、そういう診断を受けられて改修をしませんかということで心配はしているところではございますが、お電話等でお問合せ等がございますけども、内容的には補助があるにせよ自分の持ち出しといいましょうか、が多くてちょっとできないねというようなお電話がすごく多うございます。そういうのが心配はしているところでございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) まずの一歩は耐震診断だと思うんですよね。それすらも3件しかされてないというね。町長、これに対してどんなふうにお考えですか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 熊本地震、能登半島地震を見ますと、やはり古い家屋、耐震性のない家屋が倒壊し、それによって犠牲になられる方が多く発生したという現実がございます。そういった意味では、耐震性をしっかりしていただくことが大事じゃないかなというふうに思っております。   先ほどから耐震性についての補助のことも言われておりますが、補助金額が上限が決まっておりまして、そういった意味では、耐震性をするほうが高いんじゃないかというぐらい、やはり耐震工事には費用がかかるわけでございまして、そういった意味で二の足を踏まれるんじゃないかなというふうに思っております。しっかりその辺は耐震アドバイザー等の指導を受けながら、耐震性をしっかり保っていただくための案内等をしっかりしていかなければいけないというふうに思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。
    ◆12番(丸山真智子君) 耐震化の補助制度のことに触れられましたけれども、今年、令和6年度の予算も80万円で、上限が25%なんですよね。今高いっておっしゃったけど、今いろいろ、例えば制震ダンパーとか、黒潮町というところが簡易な改修工事が100万円ぐらいでできるっていう。125万円補助してて、もうどんどん耐震化が進んでいるとか、研究したら何も物すごお金をかけなくても、そういう工法が今開発されてますので、そういったことも研究されて改修が進むよう、例えば80万円でも、もうお一人の方が80万円使って改修工事されたほうがまだいいと思うんですよね。だから、補助率を上げて、どういうふうなコストの安い耐震化ができるのかということを調査して、できるだけ補助率を上げて耐震化を進めていくっていう方法を取らないと、これは進んでいかないんじゃないかなというふうに思うんですけれども、いかがですか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 議員が言われますとおり、耐震性につきましてはしっかり私どもも調査をしなくてはいけないわけでございますが、まずは所有者の方にいかに地震等の備えが必要かという認識を持っていただくこと、そういったことをまずは町としてもしっかり訴えていかなければいけないというふうに思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 家屋の耐震診断で改修を促進するというのは、政治的課題だというふうに思っています。そう思いませんか、町長。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 耐震性を持っていただく家屋を増やすということは、今後いつ起こるか分からないといいますか、必ず地震は起きるという前提の下に、我々もしっかりそれの取組を進めていかなければいけないというふうに思っております。   以下、いつ地震が起きても耐え得るこの家屋というのは、非常に議員が言われますように大事な取組じゃないかなというふうに思っております。しっかりその辺は周知徹底をして、住民の皆さん方によりよい環境づくりといいますか、そういった耐震性についての広報等をしていかなければいけないというふうに思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) こういった耐震改修促進計画もできておりますので、これを着実にスピード感を持って進めていただきたいというふうに思っております。   次の質問なんですけれども、家具転倒防止です。これについても、3割から5割が家具転倒でけがをされたということなんですね、これは阪神・淡路大震災の話になるんですけれども。それで、この転倒防止についてはどのような啓発、実効性をされてますか。 ○議長(丸山卓嗣君) 瀬田生活安全課長。 ◎生活安全課長(瀬田修一君) 家具転倒防止対策につきましては、今現在は防災出前講座でそういった周知に努めております。今後もそういった機会でありますとか、できてはおりませんけれども、例えば広報、ホームページ等々、できることはあるのではないかと考えております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) それも弱いんですよね。一つの例なんです。私、冷蔵庫を買ったですよ。前はなかなか後づけはできないので家具転倒にしてませんでした。裏を見たら転倒防止のベルトをつけるところがついてるんですね、ちゃんと。だから、電器屋さんに、これ、こういうのがついてるけどつけてもらえませんかって言ったら、言えばつけてくれるんですよね、これが。だから、何を申し上げたいかって言ったら、そういうふうに積極的に住民の方が頼むとか、町として電器店とか家具店に積極的に働きかけるとか、協力をですよ、何かそういうふうにしていかないと、なかなか進まない。あと食器棚の下に支えるような、ああいうのとか400円で売ってるんですよね。そういうのを町のイベントのときに配るとか、いろんな手だてがあるというふうに思うんですけれども、そういったことを積極的に考えて実施されませんか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 大きな地震が起きるたびにいろんな取組をさせていただいております。この家具転倒につきましては、もう新聞報道等でも何回となく言われたことでございまして、私の知り得る限りは、そういったものについてはしっかり家具転倒防止をつけたよという方もおられます。そういった意味で、もっともっとそういった町からの広報等が足りないんじゃないかという御質問でございますが、それは本当に議員が言われるとおり、繰り返し、繰り返しそういったことの転倒に対する危険性を町民の皆さん方にお伝えすることが、また我々のなし得る仕事だろうと思っております。   そういった意味で、電器店等を含めて、電器屋さん、大きな量販店、また小さな電器屋さん等も含めて何かアピールすることができれば、町としてもしっかり協議を重ねていきたいと思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) それで、ここの議場におられる方に質問なんですけれども、冷蔵庫が倒れないように防止されている方、どれぐらいおられますか。この状況なんですよね。いや、本当にすぐできるんですよ。ちゃんとついてるんです、つけられるように。だから、そんなにお金がかからないし。それで、一番いいのは、電器店とか家具店に協力いただいて、住民の方もそういうふうに、買換えのときが一番いいんですけれども、そういったときにつけてもらうとか、そういうベルトがつけられるようになってますので今からでもお願いするとか、ぜひこれは進めると約束していただけませんか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今言われます町内の事業者、また大きな量販店につきましては、お願いすることは可能だろうと思っておりますが、町外のいろんな事業者もございます。そういった意味では、全店舗にそういったものをどうこうというのは非常に難しいんじゃないかなと思いながら、町内の事業者には積極的にそういったものをアピールしていきたいと思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 次、質問するときは議場の方がみんな手を挙げていただくようになっていることを期待したいというふうに思います。   次の質問なんですけれども、福祉避難所、福祉避難所というのは、その定義をお伺いいたします。福祉避難所とは何ぞや。 ○議長(丸山卓嗣君) 瀬田生活安全課長。 ◎生活安全課長(瀬田修一君) 福祉避難所でございますけれども、定義ということで、一般的には配慮の必要な方が避難をされる場所ということでございまして、配慮が必要な方と、あとその介助というか、お世話をされる方については避難ができる場所で、それ以外の方については一般の避難所を御利用いただくと、一応そういったすみ分けになっております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 要配慮者とは、主として高齢者、障害のある人、乳幼児その他、特に配慮を要する者と。一口にそんなふうに言いますけれども、配慮っていろいろあるというふうに思うんですよね。そこに福祉避難所に避難してきて、例えば目の御不自由の方には対応するのか、難聴の方には対応できるのか、乳幼児の方、あと高齢者の方とか、それぞれどういうふうに対応できるような体制になっているんでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 瀬田生活安全課長。 ◎生活安全課長(瀬田修一君) 志免町では、平成30年に志免町福祉避難所設置運営マニュアルというものを策定しております。この中で、配慮が必要な方の内容によって適当な配慮をしていくということで、その方々が置かれている段階でありますとか内容によって、そういった適切な対応をしていくということになっております。   どういったことができているのかということでございますけれども、一応それに対応する形の備蓄でありますとか、あと適切なスペースを設けるために、プライベート空間を設けるための間仕切りであるとか、そういったことで快適な避難生活を送っていただけるような配慮をできるだけしております。   あと具体的に言いますと、トイレに行くことが困難な方などございますので、例えば大人用の紙おむつであるとか、臭いが外に漏れないような圧着室のフィルムの簡易のトイレであるとか、そういった準備もさせていただいているところでございます。   あと難聴の方、耳がお悪い方については、筆談ができるようなものを確保、これは福祉避難所に限らずですけれども準備させていただいておりますし、あとコミュニケーションボードといいまして、指さしである程度意志をお伝えしていただくことが可能なものも福祉避難所には準備をさせていただいているところです。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) これも能登半島地震の例なんですけれども、目のほとんど見えない方なんですけど、もう白杖で避難するのはとても難しかったと。避難所に行ったとしても、皆さんがおるところを抜けていってトイレに行くのは難しかった。トイレに行ったら行ったで分からなくて、はっきり言って汚物をつかんでしまったとか、そういうのが今ネットで流れています。それで心配してるんですけれども、志免町はそういうふうなことはないというふうに考えたらいいんでしょうか。例えばの話なんですけれども、難聴者のために、あとは合理的配慮のところにも出てくるんですけれども、音声を字幕で表示できる、コードレスで持ち込むことができる、ここに通告しておりますように、オールインワンイベントディスプレイとかそういうのもありますので、これは講演会のときの要約筆記の代わりにもなるっていう、そういったものを準備していくっていうのも一ついいんではないかなというふうに思っています。通告しておりましたので、何か御検討されましたでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) コミュニケーションボードを福祉避難所にという御提案でございました。先ほど課長が申しましたとおり、コミュニケーションボードを……              (「オールインワンイベント」「オールインワンイベント」と呼ぶ者あり)   オールインワンイベントのことで。オールインワンイベントディスプレイの購入につきましては、福祉課のほうから答弁をさせていただきます。 ○議長(丸山卓嗣君) 太田福祉課長。 ◎福祉課長(太田成洋君) 難聴の方への対応ということでお答えをさせていただきます。   先ほどの生活安全課長の回答とも重複する部分もございますが、説明させていただきます。   現在、難聴の方や聴覚に障害をお持ちの方に対しては、本人に情報や連絡事項などが伝わるよう掲示板等での表示やコミュニケーション支援ボードの使用、またテレビのdボタンや文字放送での伝達等を行っております。   先ほど議員がおっしゃいますように、アプリとかを使ってリアルタイムで言語が文字に変換され、ディスプレーに表示をされるなど、より情報が伝わりやすい方法等がありますが、正確性等も含めまして、今後関係課とも検討してまいりたいと考えております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) とにかく要配慮者の方が福祉避難所に行かれて、例えばの話ですけれども、いろんな障害、例えば発達障害の方はみんなと一緒におったらパニックになるとか、いろいろあるというふうに思うんですよね。だから、マニュアルにそういうこともきちっと書いてあるのかも分かりませんけれども、もう一度確認いたしますけれども、そういう障害者の方たちと話し合った上でこういうものを対応しますよというものがマニュアルができてて、そういう対応が取られるというふうに理解したらいいんでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 太田福祉課長。 ◎福祉課長(太田成洋君) 先ほどの生活安全課長の回答にもございましたが、マニュアル等で整備をしておりまして、ただ、マニュアルどおりにいかない部分もあると思いますので、そういった場合に応じてその場で建設的な対話というか、そういったのもしながら進めていかないといけないんではないかと思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 一度避難所訓練、そういうのもやってみるのはどうかなというふうに思うんですよね。頭の中で考えているのと、実際なかなか思いどおりにならないというふうに思いますので、ぜひ訓練を、福祉避難所訓練、されませんか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 数年前に大きな台風が接近するというような情報の中で避難所を開設し、多くの方に避難をしていただきました。その中に気がついたこと等も含めて、女性の避難所の運営者、またもちろん男性も含めてそういったものの配慮が必要だということもございまして、福祉避難所につきましては、いろんな障害を持った方がお見えになる。その想定をどの範囲でどのように対応するのかっていうような課題も見つかったのでございました。今議員が言われますように、避難訓練といいますか、避難所開設訓練というのも非常に大事なことじゃないかなと。訓練は、やはり災害が起きたときにいざ訓練をしている場合としてない場合とは非常に違うわけでございまして、先日も糸島市からの原子力災害に対する訓練もシーメイトで行いました。訓練はしっかりするべきだというふうに思っておりますので、時を見て実施したいと思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) これの福祉避難所訓練はぜひ実施していただきたいというふうに思います。   次なんですけれども、災害時協力井戸についてです。   生活の欠かせないインフラであります水道施設の耐震化の状況なんですが、志免町は予算審査の中で耐震適合率が78.2%ということで、とても高くて安心はいたしました。ですが、能登半島地震ても断水が3か月も続いてるというふうな状況がありましたので、飲み水は備蓄してるんですけれども、実際断水したら生活用水に困るんだそうですよね。それは皆さんも御存じだというふうに思いますけれども。それで、熊本市とかが民間の事業者とこういった災害時協力井戸の締結というのを行われてて、これが井戸が実は地域の防災資源だというふうに再確認されたんですよね、今後の能登半島地震で。   それで、志免町にどれくらい井戸があるのかということが把握されてるのかっていうことが1点質問と、あとこういった締結に対する前向きなお答えはどうなってるのかという質問をしたいと思います。 ○議長(丸山卓嗣君) 瀬田生活安全課長。 ◎生活安全課長(瀬田修一君) まず、井戸の把握でございますけれども、正確な井戸の数については町では把握できておりません。   それと、御提案いただいております防災時の井戸の、例えば民間の方の井戸の活用については、様々ないい面もあれば課題もあるかなというふうに考えております。例えば、敷地内にほかの方が入っていきますので、そういった災害時の防犯面の在り方でありますとか、あと井戸の大半が恐らく昔ながらのこういったものではなく、手押しのものではなくて電動、ポンプで吸い上げておりますので、例えば災害時に停電が起きた場合には活用できないとか、そういった課題もあるのではないかなと思っております。   あと、先ほどおっしゃってありましたけれども、飲用としては検査をしない限りなかなか使うのが難しいので、それ以外の用途では当然有効ではないかなと思うんですけれども、先ほど述べました課題がございますので、そのあたり、他の県内でもニュース報道等を見ますと既に行ってある自治体もあるように聞いておりますので、そのあたりまずは調査研究をさせていただきながら、本町で果たしてそれが導入可能かどうかというのは、今後考えさせていただきたいと思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 災害時の断水のときの生活用水の確保というのはとても大事だというふうに思いますので、課題はあると思いますよ、だからよその自治体も締結しているところもその課題も含めて締結されてるというふうに思いますので、そういった課題も込めながら、ぜひ調査研究していくということで、町長、それでよろしいんでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今、生活安全課長が申しましたとおり、井戸水の活用については、今回の能登半島地震でも本当水が整備がなかなかできなかったということも踏まえて大事なことじゃないかなというふうに思っております。そういった意味では、まずは調査をして、手挙げ方式で何かあったときにはうちの井戸を使っていいよというような御家庭がございましたら、その辺はしっかり調査をしていきたいというふうに思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 個人の家庭だけではなくて、熊本市は民間の大きな会社としてありますので、そういった、そもそもあるかどうか、井戸水がどこがあるのかというのをまず調査しないと始まらないというふうに思いますので、まずは調査していただいて進めていただきたいというふうに思います。   議長、そうしたら次に進みます。 ○議長(丸山卓嗣君) はい。 ◆12番(丸山真智子君) 2項目めに入ります。   次は、合理的配慮ということなんですけれども、私の公約であります「人を元気に」ということで質問させていただきます。   2016年4月1日に障害者差別解消法が施行され、学校などの行政機関は合理的配慮の提供が法的に義務化されました。   まず、合理的配慮といいますけれども、これはどういうことなのかということをお答えください。 ○議長(丸山卓嗣君) 太田福祉課長。 ◎福祉課長(太田成洋君) 合理的配慮について申し上げます。   平成28年4月1日に障害を理由とする差別の解消の推進、いわゆる障害者差別解消法が施行されました。この法律は、障害のある人もない人も互いにその人らしさを認め合いながら、共に生きる社会をつくることを目指しており、国、都道府県、市町村などの行政機関などや会社やお店などの事業者に対し、障害のある人への障害を理由とする差別をなくすために制定された法律でございます。   この中で、合理的配慮とは、障害のある人から何らかの対応を必要とする意志の申出があった場合に、負担が重過ぎない範囲でできる対応をすることでございます。合理的配慮の提供については、施行当初は行政機関は義務、事業者は努力義務となっておりましたが、令和6年度の改正により事業者も義務化されております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 行政関係が義務化されて7年もたちました。現状の提供はできているのでしょうか。役場関係で事例とできていること、できていないこと、学校関係でできてること、できてないことなどがありましたらお伺いをいたします。 ○議長(丸山卓嗣君) 太田福祉課長。 ◎福祉課長(太田成洋君) 役場関係ということで申し上げます。   詳細な事例につきまして個人を特定する場合もございますので、役場全体の事例として申し上げますと、相談窓口が分かりにくいなどの意見を受け、障害をお持ちの方にも分かりやすい案内ができるよう、車椅子でも利用しやすいカウンターへの改修や窓口ごとの色分け、分かりやすい文字の使用などの改修を行っております。   また、各課におきまして、障害をお持ちの方から申出があれば、でき得る限り対応できるように協議をしておりまして、場合によっては福祉課の職員、手話通訳員も加わることとしているところでございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 中牟田学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(中牟田いずみ君) 学校でございますが、学校では特別の支援を要する児童・生徒に対しましては、個別の教育支援計画を一人一人に作成しております。こちらには合理的配慮の欄を設けておりまして、必ず明記をしております。その際は、保護者や児童・生徒本人との面談を必ず行い、その要望等に応じた内容としております。   その配慮は定期に見直す機会を設け、必要があれば変更することもありますが、保護者や御本人の要望等を入れて配慮を行っております。もしできないことがございましたら、そのときにまた改善をしているというふうな状況です。   具体例を申しますと、もう本当に支援は例が様々にございますけれども、3例ほど紹介をさせていただきたく思いますが、まず、例えば肢体が不自由な児童・生徒の場合は教室の場所配置も工夫しております。また、保護者の方の送迎スペースの確保もしております。必要に応じてその配慮は主治医との相談の上行っています。   2例目といたしましては、学習において困難さのある児童・生徒の場合でございますが、例えば、黒板に書いてあるものをノートに写すことに困難さがあるのであれば、タブレットを活用する。例えば、タブレットでカメラ機能で写す、それから文字を打ってそれに対応するなどもございます。見え方の困難さに配慮して、チョークの色を工夫したりすることもあります。ほかに、漢字の読みに困難さがあれば、中学校であれば定期考査の問題に振り仮名を打ったり文字を大きくしたり、そういった読みを助けることもしています。   3例目でございますが、情緒の安定を図る必要がある児童・生徒の場合でございますが、まず教室の壁面、壁をシンプルにすること、それから児童・生徒の机の間にはつい立てを置いたりしております。場合によっては別室を用意することもございます。心理の安定を図っております。いずれも、最初に申し上げたとおり、保護者や御本人の要望に応じておりますので、それができないっていうふうなことはありません。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 合理的配慮については、ただし過重な負担がない範囲でっていうのがありますけれども、今のお答えでは、学校教育関係ではもうできなかったことはないというふうに理解したらいいのか、あと役場関係も相談があったことに対しては全て対応できているのか、もう一度お願いいたします。 ○議長(丸山卓嗣君) 太田福祉課長。 ◎福祉課長(太田成洋君) 障害をお持ちの方からそういった申出があった場合に、その障害を理由としてお断りするということが、まずこの差別解消法になりますので、そういったことでお断りをするということはしていないと思っております。ただ、やはりできることとできないことというのはありますので、それについては協議しながらできることを進めていくということで対応してまいります。 ○議長(丸山卓嗣君) 中牟田学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(中牟田いずみ君) 先ほど申し上げましたように、合理的配慮を考える際に、もうお話合いを設けますので、そのときに例えば学校の物理的な問題であったり人材的な問題で、できないことに関してはそのときにお伝えをして、できることについて配慮をしていくということをしております。   そして、定期的に見直して、それが適しているのか適してないのかも含めて見直しを図っておるところでございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) なかなかできないこともあるけれども、そういった場合は、障害のある人と対話を重ねて、共に解決策を検討していくことが重要で、このようなやり方を建設的な対話っていうふうにこの合理的配慮の中では言われておりますけれども、こういったことを行政関係も知っとかないといけないし、障害者本人もそういうのを理解されて相談しやすい体制を取るっていうことも大事だというふうに思うんですよね。だから、そういった相談しやすい体制っていうか、環境も整ってるんでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 太田福祉課長。 ◎福祉課長(太田成洋君) 合理的配慮についての周知になると思いますが、こちらにつきましては、法施行当初にまず障害者差別解消法に関するパンフレットを作成し、町内の全世帯と事業所等へ配布をしております。また、「広報しめ」、ホームページにおいてこの差別解消法に関する記事の掲載をしているところです。また、役場の職員に対しまして情報共有を図るために、関係課による会議の開催や志免町障害を理由とする差別の解消の推進に関する職員対応要領を作成しまして職員へ周知をしているところでございます。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 運動会とか体育会に私たちは応援のために参加しましたけれども、例えば難聴のお子さんだったら、駆けっこ、徒競走はたしかピストルだったと思うんですよね。だから、ピストルとかが聞こえないといったら旗を揚げるとか、何か具体的に言いますけれども、そういうことをしてあるっていうことですよね。 ○議長(丸山卓嗣君) 中牟田学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(中牟田いずみ君) 今具体をおっしゃられたと思いますけれども、そういうことになります。子どもにとって困らないような環境を整えるということで具体的に話合いながら対応をしております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 行政機関は7年たっておりますので、随分進んでるというふうに確認させていただきました。   もう一つ学校に対する質問なんですけれども、お子さん、児童・生徒さんの障害もいろいろ、様々なんですよね。だから、それを個別に引き継いでいかないといけない。それも文章化が一番いいんではないかというふうに言われておりますけれども、個別の教育支援計画などの文書に明記してきちっと引き継いでいってあるでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 中牟田学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(中牟田いずみ君) 先ほども申したことに重複いたしますけれども、必ず特別の支援を要するお子様に関しましては、個別の教育支援計画を作成しております。一人一人作成しております。そこには合理的配慮も必ず明記しておりまして、そちらについては引継ぎに利用しております。小学校から中学校に、時には中学校から高等学校に、時にはというか、100%を目指しているんですが、必ずこちらには保護者の同意が必要となっておりますので、その同意を得られれば確実に引き継ぐようにしております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 何かお困り事があった、起こった際にお互いに確認し、見直しがしやすくなりますので、ぜひ次年度以降への引継ぎもスムーズになるということで、この計画をしっかり引き継いでいっていただきたいなというふうに思うところです。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 合理的配慮の次の質問に入りますけれども、今年の4月から、先ほど課長がおっしゃいましたけれども、いよいよ民間事業者の合理的配慮の提供が義務化されました。ここでまず、事業者の定義、どの範囲まで事業者っていうふうに言うのか、それをお願いいたします。 ○議長(丸山卓嗣君) 太田福祉課長。 ◎福祉課長(太田成洋君) この法律における事業者とは、商業その他の事業を行う企業や団体、店舗であり、目的の営利、非営利、個人、法人の別を問わず、会社やお店、個人事業主や社会福祉法人、特定非営利法人、ボランティア活動をする団体なども事業者の対象となっております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) そうですね。企業やお店、医療機関、NPO、個人事業主など対象が一気に増えました。それで、一般社団法人、福岡市内にあるんですけれども、ここは共に心地よく過ごせる社会を目指し活動されていますけれども、そちらのほうが福岡市を中心とした事業所ではありますけれども、従業員を対象にしたアンケートが行われたんですね。そうしましたら、合理的配慮の意味を知らない人は68.6%、志免町はどうなのかっていうのはありますけれど。   それで、質問になりますけれども、さて志免町の現状はどうなのか、現状を把握されてますか。 ○議長(丸山卓嗣君) 太田福祉課長。 ◎福祉課長(太田成洋君) まず、合理的配慮の認知度について、志免町の数値は把握しておりません。              (12番丸山真智子君「すいません、もう一度」と呼ぶ) ○議長(丸山卓嗣君) 太田福祉課長。 ◎福祉課長(太田成洋君) 志免町での合理的配慮の認知度につきましては、数値について把握しておりません。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) まず、これを調べないといけないですよね、まずは。4月からだったというのもあると思うんですけれども、調べないと課題も、ねえ、できませんね。どうされますか。 ○議長(丸山卓嗣君) 太田福祉課長。 ◎福祉課長(太田成洋君) 認知度については、把握は今しておりませんが、この差別解消法、またこの法改正について周知していくこと、知っていただくということは非常に大事なことだと思っております。法施行時にパンフレットの広報、先ほど申し上げましたが、折り込みや「広報しめ」やホームページの掲載での周知、また法制度以外につきましては、コミュニケーション支援ボードやヘルプマークについても広報、ホームページで掲載をしておりまして、この差別解消を含めて、こうした支援についても周知を図っているところでございます。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 志免町のホームページを開いて、合理的配慮というのを検索したら出てはきます。ただ、なかなか、先ほど申し上げたように対象になってる、個人事業主とか店舗まで、そういったことが行き届いているかっていったら、そうではないというふうに思いますけれども、これについて、まず周知をするっていうことに対してはどのような手だてを考えてありますか。ちょっとほかの自治体、もうしてるところもありますよ。何か説明会したりとか。志免町は、その現状も把握できてないというのは、ちょっと遅れてるんじゃないかと思うんですよね。今年の4月からということは、もう昨年から動いとかないといけないというふうに思いませんか。 ○議長(丸山卓嗣君) 太田福祉課長。 ◎福祉課長(太田成洋君) 今現時点では、先ほども申し上げましたように数値を把握しておりません。そして、ホームページ、広報等での周知をしているところでございますが、事業者の方には、今年の4月から法改正があったということについては知っていただかないといけないということを思っておりますので、今後関係団体などを通じてこの制度の周知について行うことができないかということを今後、今検討しているところでございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。
    ◆12番(丸山真智子君) 町長に伺いますが、まずは自分たちが対象になっているということを分かってもらわないと、そういう法律があるというのは何となく分かっていると。要するに自分ごととして考えられるかっていうことが一番の課題なんですよね、これについては。障害って一様に言われるけど、難聴とかといったら高齢者も含まれるので、そういった方たちも配慮の対象なので。何かそういったことを、例えば一番は商工会とかで講演会とかしていただくのが一番いいんじゃないかなというふうに思いますけれども、それは商工会の方が考えられることであって、そちらのほうに情報提供することはできるというふうに思うんですよね。だから、それについてはどうでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) まずは民間事業者の方に知っていただくことが大事じゃないかなと。その上でどれくらいの認知度がいっているかを調査することだろうと思っております。商工会の皆さん方、つい先日も商工会の総会がございました。そういった折りに、そういったことのチラシとかを配布できればいいかな。商工会としっかりその辺は連携を取りながら、まずは知っていただくこと、認知度を増やすことを目的としてしっかり進めていきたいというふうに思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 気をつけて考えると、ここ新聞記事を持ってます。これ、西日本新聞ですけど。合理的配慮を当たり前にといって、結構いろんなところで今、情報が発信してあるんですよね。内閣府もこういうふうなホームページをつくっていて、令和6年4月1日から合理的配慮の提供が義務化されますっていうふうな内閣府のホームページなんですけれども。だから、何度も言いますように、自分ごととして、障害者本人もそうだし、相談できますよということと、あと民間の方まで含めて、何か義務化というととてもきつい言葉になりますけれども、そういった配慮をしてみんなで生きやすいまちづくりというか、そういうのをやっていきましょうという意味でこの合理的配慮を一般化というか、そういうふうにしていかないといけないというふうに思っております。   それで、通告しておりましたように、もうほかの自治体ではとても進んでいるところがあって、商工業の方は地域の団体とかが合理的配慮を提供するためのかかる費用を助成してる自治体も増えています。例えば、店舗に入るときに、スロープにするのは大変なので折りたたみ式スロープとかもあるんですよね。ここもそれつけたらいいなと思ってるんですけどね。だから、そういった助成をしているところもあります。   明石市なんです、子育て支援で有名な明石市なんですけれども、お店が提供するできる配慮が1目で分かるステッカーをつくって、うちにはスロープがありますよというふうな、そういうところをしている自治体もありますし、あと近隣だったら大牟田市もそういった助成制度をつくっています。そんなに高額ではないんですよね。だけど、やっぱり少ない配慮者のために個人事業主の方がお金をかけるというのはとても難しい面もあるというふうに思いますので、そういったことも他の自治体みたいに見習うのはどうかなというふうに、今回質問しているわけなんですけれども、これについてはいかがでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 事業者にそういった補助制度がないかということで先進地を今御紹介いただきました。知っていただくこと、それから事業所には取り組んでいただくことが大事じゃないかなというふうに思っております。先進地といいとこはしっかり私どもも見習って進めていければというふうに思っておりますので、そういった意味ではしっかり先進地を調査研究して、事業所の皆さん方に御協力いただければというふうに思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 合理的配慮、志免町の総合計画は、6次は「みんなで未来をつくるまち~手と手を取り合い住みつづけたい」まちを実現させようということなんですが、障害があろうがなかろうがみんなで手を取り合って住み続けたいまちを実現していきましょうということで、合理的配慮についての質問は終わります。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 3項目めの質問になりますけれども、コロナ後の経済回復について。   当初予算でプレミアム率20%の発行額が1億円ということで提案されて決まりました。そこで質問、私、予算審査の中で質疑をしました。コロナ後、今が一番大事なのになぜ発行額を下げているのかとか、理解できないというふうに申し上げたんですけれども、質疑ですので、そこで自分の考えを述べるということはなかなかできないんですよね。それで今回の質問につなげているわけなんですが、まず提案されるときは決算の中での評価を考えて提案されているというふうに思います。   町長に伺いますけれども、昨年の9月議会決算審査で加盟店、購入者、アンケート結果が出されました。この評価についてどのように町長は考えてあるのか、見解を伺いたいというふうに思います。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) このアンケート結果につきましては、令和4年度分のアンケート調査でございまして、その中を見せていただきますと、非常に好意的な結果になっております。この商品券発行事業にとってお客さんの来場者が増えたとか、ついでに勝っていただくことも増えたというようなアンケート結果も出ておるようでございまして、そういった意味では、この商品券発行事業の成果につながったんじゃないかなというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 先ほど申し上げたように、予算のときに質問はしておりますが、どうして2億円が1億円に下がったのか、プレミアム率も30から20に下がりますけれども、その下がった理由ですね、私たちは聞いてますよ、町民の方にもお聞かせください。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今回のしめPayの発行の減少といいますか、これは新型コロナ対策事業が昨年度はそれを利用させていただいたということが大きな要因でございまして、この各自治体もそういったことでしている自治体もございました。そういった意味で、今回は2億円を1億円にさせていただいたということでございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) はっきり言って、国の補助金がなくなったから下げたよねというふうなことになるかというふうに思うんですね。この電子商品券事業が消費喚起、商店街の活性化につながるっていうことは、先ほどの決算結果でも分かります。それで、経済対策っていうことを考えると、商品券事業、そこを下げられましたけれども、今物価高騰、それからこれから電気代とかも上がっていきますけれども、ほかに1億円下がった分、消費喚起、商店街等の活性化につながる何か別の対策をお考えなんでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) この商品券事業のほかに別な対策は考えているのかということでございまして、単独での一般財源を用いた物価高騰対策につきましては、経済対策を行うことは財源の確保や現状の分析など大変難しいと考えております。県によるそうした施策が展開された際には、町としても十分に協議してまいりたいというふうに思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 今の話を聞くと、町の経済対策、商工業の方も消費が低迷してる、消費者もちょっと買い控えようかっていう状況の中で、国とか県からの助成頼みというふうに受け取れるんですけれども、それでいいんですか。そういう町としてのお考えということなんでしょうかね。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今回の商品券発行事業、1億円の発行事業を行っておりますが、国と国、県、町も含めて、そういった商店には皆さん方に喜んでいただけるしめPayの発行事業に努めているところでございまして、本来からすると、この議論は予算委員会、3月の予算常任委員会のときに担当から聞いておりますが、丸山真智子議員からは質問があったと、ほかの議員からは質問はなかったようでございますが、そのときにも商工会としっかり協議をしながら今回は進めてまいりますというような答弁をしたというふうな担当から聞いております。商品券発行事業を継続して続けていくためにも、これからもしっかり取り組んでまいりたいというふうに思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 改めて1億2,000万円、1億円、1億円は消費者の人が購入してるんですよね。町は2,000万円、一部県からもまだ助成があります。   今の。 ○議長(丸山卓嗣君) まだ大丈夫。3分前になると1回鳴る。 ◆12番(丸山真智子君) びっくりした。頭がどうかなって。今ので。   2億円は消費者の方が買われるんですよね。だから、町は4,000万円、一部県からの補助がありますので。そんなの考えたら、町の負担というのは、今回は2,000万円で2億円にしても4,000万円という、町のいつも商工業をなくして町の発展はないっていうふうに商工業関係の議員さんがよく言われますけれども、本当にそうだというふうに多分考えてあるというふうに思うんですよね。それで、予算審議の中でどうのこうのって今おっしゃいましたけれども、そのときはあまり自分の考えはあれは言えないんですよ、実は、質疑なので。だから、私はあまり言ってません。それで、今回言ってるんですけれども。それと、あの予算審議は3月でした。それから、今、物価高騰、どんどん上がってきてますよね。今、テレビとかそういう新聞を読むと、消費意欲が低迷してるっていう、状況が変わってきてるんですよね。だから、町長も本当に臨時会でもして、もう1億円追加発行されたらどうですか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今からでも1億円の追加をしてはどうかという御質問でございまして、まだ始まってもいない事業でございまして、これは僅かというか2分の1でございますが県の補助をいただきながら進めているわけでございまして、報告もしっかり、終わった後は県に報告をしなくてはいけない、そういったのに、もう今から、まだ始まっていない事業をこれから増やすということは非常に難しい。商工会との打合せ、また県に対しても打合せをしなくちゃいけない。そういった意味では、来年度にしっかり、事前予算のときに協議をさせていただければというふうに思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 私は町長の熱意次第で臨時議会でもして変えられるというふうに思っていますし、商工会の御理解があったというふうに言われてますけれども、それは商工会にしてみれば、町が1億円でも発行していただけるならありがたいっていう、そういうお気持ちだと思うんですよ。それは、もう当然2億円のほうが消費喚起になりますよね。   時間だけがどんどんたっていってますけれども。それで、私の考え方なんですけれども、臨時議会でもしてから2億円ぐらいの発行をぜひするべきだというふうに、質疑のときは質疑なのでできませんでしたけれども、今回は自分の考えを言えますので、はっきりここで言わせていただきます。   以上で私の一般質問を終わります。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山真智子議員の一般質問を終わります。   以上で本日の日程は全部終了しました。   本日はこれで散会します。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              散会 午後3時02分...