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平成22年 第2回糸島市議会定例会・一般質問(第4日) 本文 2010-03-17
平成22年 第2回糸島市議会定例会(第4日) 議事日程・名簿 2010-03-17

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  1. 糸島市議会 2010-03-17
    平成22年 第2回糸島市議会定例会・一般質問(第4日) 本文 2010-03-17


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    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1     (午前10時00分 開議) ◯議長(有田継雄君)  これより本日の会議を開きます。 日程第1 一般質問 2 ◯議長(有田継雄君)  日程第1.一般質問に入ります。  質問は事前の抽せん順に許可いたします。  14番吉丸克彦議員の発言を許可いたします。吉丸議員。 3 ◯14番(吉丸克彦君)  おはようございます。私は市民福祉常任委員会の吉丸克彦でございます。ただいま議長のお許しを得ましたので、一般質問を始めさせていただきます。久しぶりの一般質問でございますので、大変緊張いたしております。  本日は白糸地獄谷残土搬入埋め立てについて、糸島の景観について、観光についての3項目についてお尋ねをいたします。  まず、白糸地獄地区隣地開発計画白糸地獄谷残土搬入埋め立てについてでございますが、この地獄谷付近には、県指定の名勝地「白糸の滝」、西側には「樋の口ハイランド」、平家の落人の里「唐原」があり、地獄谷あたりを源流とする川付川、川付川は長野川と八反田上流で合流します。このあたりは、昭和天皇の大嘗祭のときの主基斎田の候補地になり、米がおいしいところで知られています。また、水質もよく、昔は八反田、本、瀬戸地区には、醸造業を営む家が三、四件ありました。もし白糸地獄谷に残土が搬入、埋め立てられたら、長糸校区はもちろんのこと、一貴山校区、加布里校区にまで生活用水、農業用水に大きな影響を及ぼしかねません。また、その水は加布里湾に注いでいます。加布里湾でとれるカキ、ハマグリ、伊都の花エビなどの特産物にも大打撃を与える可能性があります。この白糸地獄谷残土搬入埋め立て問題は、単に長糸校区だけの問題ではなく、糸島全体の問題だと私は思います。  ここでどのような経過で不許可に至ったのか御説明をいただく予定だったのですが、昨日の檜和田議員の一般質問では、市政に対して白糸地獄地区隣地開発計画の経過説明は広報、あるいは糸島市ホームページ等で詳しく市民に報告されることが判明いたしましたので、質問は省略させていただき、後ほど感想を述べさせていただきます。  次に、景観でございますが、私が以前、前原の中心街の一つ、名店街通りでビル建設に反対したことがありました。江戸時代の前原宿であり、唐津街道でございました。道に面して10から12階建てのマンションが2棟建ちました。今でも、その名店街の東の通りは、旧商家の名残で古い家や納屋が残っています。しかし、今は旧唐津街道の面影は残っていません。わずかに旧西原家や徳丸家などの数戸が残っていて、旧西原家では古民家を生かしたお食事処、納屋は音楽の拠点として活用されています。  今、昔の町並みが残っていたなら、今とは違うにぎわいを見せていただろうと悔やまれてなりません。また、平原歴史公園において、公園の中に近代的なレストランが建ってしまいました。古代をイメージする風景の中に違う風景があるというのも何か違和感を感じます。  つい最近、雷山川に沿って送電線の鉄塔60メートルの高さのものが数基も連なるという計画がありましたが、幸いにも4キロメートルほど地下埋設ということで、伊都国らしい景観が維持できたのはよかったと思いました。昔、日向峠のところにある「伊都国」と彫られた石碑のところから見る可也山の姿はとても美しく、皆さんは糸島を代表する風景であると絶賛されていたところですが、今では産業廃棄物工場ができて可也山は望めません。  このように、糸島が誇る景観、町並みや田園風景、歴史的景観が失われていく現実、失われそうになった現実に愕然となったのは私だけでしょうか。景観は市民の財産、それを守るべきで、景観に対して市はどう考えているのでしょうか、お尋ねいたします。  3項目めの観光についてお尋ねいたします。  新市糸島市は、厳しい財政状況からのスタートとなりました。しかし、私は、今は苦しくとも必ずや近い将来、これは私の希望的観測でありますが、糸島市はほかの自治体にまさる行財政運営が可能だと信じています。なぜなら、糸島市は豊かな自然、歴史ロマン、文化、産業、人材があるからです。それも大変大きなキャパシティーを持っています。それに、大都市福岡市から30分、九州大学が糸島半島に移転してきたという大きなメリットを有しています。まさに夢膨らむ地域なのです。市長は21の約束の中で、観光についても重要な政策の一つに上げられていました。まず、今すぐ活用できるものは糸島市の自然や歴史、文化、産業、人です。ほかの地域から多くの人との交流から財政を豊かにしていく、つまり観光によって市を活性化させていくことは糸島にとって急務だと思います。
     市長はマニフェストの中で、新たな観光戦略、観光ルートづくりを行い、「観光入込客数「年間500万人」を目指します」とありますが、それはどのような根拠でお約束なされたのでしょうか、お尋ねをいたします。  以上、3点についてよろしくお願い申し上げます。 4 ◯議長(有田継雄君)  松本市長。 5 ◯市長(松本嶺男君)  私のほうから、観光の振興につきまして答弁させていただきます。  議員おっしゃるように、観光を盛んにすることは地域振興の大きな切り札だと私も思っております。  それで、マニフェストの中で観光入り込み客数500万人を目指すということの根拠でございますけれども、実績として今434万人の入り込み客数があるということは昨日報告させていただきましたけれども、糸島には伊都国なんかの遺跡、それから長年守られた自然景観、これは農業が盛んに行われた結果守られたということもあるんですけれども、長年守られた自然景観など数多くの魅力が存在しております。平原遺跡、芥屋の大門なんかは定番の観光地といたしまして親しまれております。  近年、価値観、それからライフスタイルの多様化、個性化によりまして、観光形態、これまでの見る観光から、みずから参加し、体験する観光に変わっております。また、団体旅行から個人小グループ型旅行に変化してきております。ストレス社会の中でいやしを求める旅にもニーズが高まってきております。  糸島の観光の傾向なんですが、自然にはぐくまれた新鮮で安全・安心な食材が並ぶ産直市場、それから即売所、カキ小屋なんかにつきましては、グループ等の観光客で、特に土日はそうなんですが、連日にぎわっておりまして、いわば新たな観光スポットとなっているかなと思っております。これは、食にいやしを求める旅行ニーズを反映したものと考えております。  こういう状況を踏まえまして、今後の糸島の体験型・いやし型の観光につきましては、私どもの誇りとします第1次産業を機軸に発展していく可能性を秘めております。平成20年の福岡県観光入り込み客推計調査は、先ほど言いました糸島は434万人でございました。  今後、糸島産の食材を生かしたグルメ観光ですね、1つは。それからグリーンツーリズム、さらにはブルーツーリズムなどの体験型観光、それから遺跡・名勝をめぐる歴史・文化観光など、新たな観光戦略を立てるとともに、さまざまな私どもの観光資源を組み合わせた観光ルートを開発しまして、今までになかった新たな体験、新たな発見の楽しみを提供するということによりまして、糸島市への観光入り込み客数500万人を達成することは可能だと考えております。  以上です。 6 ◯議長(有田継雄君)  吉村建設都市部長。 7 ◯建設都市部長(吉村靖博君)  糸島の景観についてという御質問でございますが、御質問の件につきましては、自然景観、風景ということで理解させていただきますけれども、本市には、確かに議員おっしゃいますように豊かな自然が多く残されており、市の魅力の一つであると考えております。  一方で、市では都市のインフラ整備と並行して、南風台、美咲が丘などにおいて町並み、景観に配慮した新市街地の整備を行い、都市景観の整備も進めてまいりました。結果、これらの住宅地についても市の大きな魅力となっており、近年の人口増加、まちの発展につながっております。  このように、市としましては、都市と自然の共生を進め、町の魅力を単に維持するだけでなく高めていくことが重要であると考えております。また、景観イコール自然保護と理解されがちでございますけれども、九州大学の移転等、今後ますます地域の発展が見込まれる中で、将来にわたり魅力を高めていくためには、開発と保全のバランスをとっていくことが必要であると考えております。  以上でございます。 8 ◯議長(有田継雄君)  吉丸議員。 9 ◯14番(吉丸克彦君)  市長の答弁、まことに当を得ておると思います。私も同じような考え方を持っておりまして、これからやれることからやっていかにゃいかんなと思っておるわけです。やはり数字を具体的におっしゃいましたので、これは大変今からの展開に非常に有意義なことだと思っております。  それでは、白糸の残土搬入埋め立てのほうから感想を述べさせていただきます。  市長が林道使用不許可を業者に通知され、県にも計画に大きな危惧を抱いていると、林道使用は認めないとの意見書を出されたことで、市長の糸島の自然を守るという姿勢を明確に示されたこと。その勇気に市民は絶賛の拍手を送ったに違いありません。1万4,000人の反対署名人、糸島の住民も業者が残土埋め立てを断念することを願っておりますけれども、これから先、県におかれましては最終判断はまだ決していないということであり、これから先、どう展開していくのか、全く予断を許さない状況にあると感じています。  糸島の自然、人々の生活を守るという観点から、市長は断固戦っていただきたいと存じます。  私たち市民も議会もしっかりと市長をサポートし、後押ししなければならないと思っています。しっかり頑張ってほしいと思っています。  ところで、同じ地獄谷でも雷山のほうの地獄谷について少し触れておきたいと思います。  この前原地区の雷山下西谷630、通称「雷山地獄谷」に平成11年ごろ山林3.8ヘクタール、開発面積2ヘクタール、25万立方メートルの残土処分場建設計画が持ち上がり、1万5,000名以上の署名がありながら、平成13年1月17日に県の治山課が許可を出し、処分場建設が進められました。その後、平成19年4月ごろまで工事は進められたようでありますが、今は山の状況は搬入、埋め立てられたまま放置されています。雷山一帯は県の防災計画書でも指摘されている土石流の危険地域で、しかも、この地獄谷は谷底が岩盤で、高低差80メートルにもなる急峻な谷です。大雨によって土石流となった場合、大変な惨事となり得ます。何が埋められているかも不明です。県の管理下にあると思いますが、現場は糸島市雷山にあります。現場の管理や水質検査などはその後どうなっているのでしょうか、お尋ねいたします。 10 ◯議長(有田継雄君)  増江農林水産部長。 11 ◯農林水産部長(増江 一君)  現場の監視でありますが、許可権者であります福岡県では、地元の要望を受けて定期的に現場の監視を実施されております。今年度は6回実施されているとのことでございます。県では、今後も引き続き定期監視を行うとのことでございます。  また、水質の監視につきましては、地元と申請者の間で取り交わされている協定書に基づき、申請者で実施されております。市では豪雨時など、その都度現場の状況把握を実施しております。今後も同様に対応していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 12 ◯議長(有田継雄君)  吉丸議員。 13 ◯14番(吉丸克彦君)  水質検査の報告は地元に行っていますか。 14 ◯議長(有田継雄君)  松田農林土木課担当課長。 15 ◯農林土木課担当課長(松田良二君)  吉丸議員の御質問にお答えします。  私どものほうで所管しております部分につきましては、施工中に申請者のほうから水質検査が行われたということは報告を受けております。当然、その申請者のほうからは、地元との協定案件でありますので、地元のほうにはその旨報告が行っているものと判断しております。 16 ◯議長(有田継雄君)  吉丸議員。 17 ◯14番(吉丸克彦君)  地元の方もその報告は受けていないということも言ってあります。  それで、以前、さっきおっしゃいましたように、工事中にある井戸が濁りました。それも皆さん御存じと思います。そういうことで、何が埋められているかわからない。それで、やはりそういうものはじわっと出てくる場合もあるわけです。ですから、定期的にやはり県に連絡をとられまして、そして水質検査、地元の方に、みんなにわかるようにどうかできないかというふうに考えておりますが、その点いかがでしょうか。 18 ◯議長(有田継雄君)  松田農林土木課担当課長。 19 ◯農林土木課担当課長(松田良二君)  吉丸議員の御質問にお答えします。  水質検査につきましては、冒頭部長のほうが申しましたように、申請者と地元のほうの協定項目に基づいて、申請者の責任で実施するということでございます。  ただ、協定書の中には、市も立会人という立場で一緒に協定を取り交わしているという部分もございますので、今後必要があれば、これは当然県と申請者、地元のほうと話しながら、今後の水質検査、心配があればその旨を協議していきたいと思っております。  以上です。 20 ◯議長(有田継雄君)  吉丸議員。 21 ◯14番(吉丸克彦君)  それじゃ、申請者と一緒になって、ぜひ実施して地元の人を安心させてほしいというふうに思っております。  それから、なかなか皆さん、あそこら辺は井戸ばっかりでございますので、本当に皆さんいつ出てくるのかとかいう、そういう不安もあるわけですね。ですから、やっぱり定期的にやってほしいというふうに思っております。  次の質問に移ります。  私たち糸島市は隣地開発許可をめぐって、通称「地獄谷」という同じ名前で雷山地獄谷と白糸地獄谷では大きく明暗を分けそうであります。  今回の白糸地獄谷は、糸島市林道管理条例があったため、不許可の根拠ができたからよかったものの、雷山地獄谷は県道に隣接しているために残土搬入埋め立てが許可されたと言っても過言ではありません。一たん埋められたら永久にもとには戻りません。山の形状も変わり、景観も変わってきます。  森林法にのっとって、県は隣地開発行為の許可を行っていると思うのですが、一番問題なのは森林法の10条の2の2項だと思うんです。開発行為により、森林周辺の地域において、10条の2の2項の1、土砂の流出又は崩壊その他の災害を発生させるおそれがあること。10条の2の2項の1の2、水害を発生させるおそれがあること。10条の2の2項の2、水の確保に著しい支障を及ぼすおそれがあること。10条の2の2項の3、環境を著しく悪化させるおそれがあること。この条件をクリアすれば、開発行為を許可しなければならないとなっています。  ちなみに、10条の2の2項の6において、「都道府県知事は、第一項の許可をしようとするときは、都道府県森林審議会及び関係市町村長の意見を聴かなければならない。」となっています。  この森林法は、昭和26年、1951年に施行されたものであり、約60年もたっているのです。県が森林法にのっとって許可をしようとする場合、必ず地方自治体の長に意見を求めてきます。  今、地方分権が進む中で、糸島らしい景観、自然を守るという意味において、地方自治体が隣地開発を認められない場合が出てまいります。白糸地獄谷のように林道管理条例があったからこそ不許可の決定ができたのです。もし林道管理条例がなかったら、不許可は難しかったと思われます。  そこで、許可、不許可の決定権は県にありますが、地方自治体に強い裁量権を持たせるよう、森林法の改正を県と連携して、国に意見書を提出してはいかがかと思いますが、その点どう思われますか。 22 ◯議長(有田継雄君)  増江農林水産部長。 23 ◯農林水産部長(増江 一君)  法令の改正に関することでありますので、まずは隣地開発の許可権者であります福岡県と相談をさせていただきたいと考えております。  以上でございます。 24 ◯議長(有田継雄君)  吉丸議員。 25 ◯14番(吉丸克彦君)  森林法は、森林の保全を説きながら、一方で10条の2の2をクリアすれば許可しなければならないという、ストップすることのできないとてもグレーな面の多い法律だと私は思っています。  この森林法を変えるか、それとも糸島市が開発などで糸島らしい景観や自然を阻害するものに対して防御策として、それに対抗する強い条例をつくっていかなければならないと考えています。そうしないと、この美しい雷山山系の自然は守れません。これは何も糸島だけの問題ではありません。全国どこでも同じような問題が起こっています。再びこのような問題を繰り返してはなりません。どうか県と協議をして、連携をして、森林法の改正のために意見書をぜひ国に提出していただきたいと、そのように思っております。どうかその点、よろしくお願いいたします。  続いて、景観についてお伺いします。  去年の春だったですかね、奈良県の橿原市というところの博物館の職員ですが、その方たちが糸島を訪れられまして、私案内をさせていただきました。怡土から雷山、長糸にかけてずっと案内させていただいたんですけど、そのときに、奈良盆地は「まほろば」と言われております。ところが、この地域も本当にまほろばだと、いいところだと、そうおっしゃっていただいたんですね、大変うれしかったです。  それから、私もよく観光客、あるいは歴史関係の方を伊都国歴史博物館に御案内するんですけど、もちろん平原の遺物、それから、その模型なんかも見せていきますが、最後は一番上に、最上階に上ってその風景を見させていただきました。そうすると、とても古代の景色がほうふつとして沸き上がると、本当にいいところだなという声が上がります。  そういう意味で、本当に糸島のよさ、景観、これをやっぱり保全していかないかんのやないかと考えておりまして、糸島市は将来景観条例を制定することを考えているかどうか、お聞きしたいと思います。 26 ◯議長(有田継雄君)  吉村建設都市部長。 27 ◯建設都市部長(吉村靖博君)  糸島の景観についての中で、景観条例の御質問でございます。  まず、新市がどういうまちづくりを目指すかを定めた総合計画で、景観を含めた新市の方針を示すことになります。  また、景観行政と関係が深い都市計画マスタープランも総合計画に沿って作成されます。これらが糸島市の景観のあり方の基礎となります。  このようなプロセスの中で景観に関する考え方が反映されるというふうに考えております。 28 ◯議長(有田継雄君)  吉丸議員。 29 ◯14番(吉丸克彦君)  私、インターネットを検索しよりまして、国土交通省が出した景観行政団体一覧というのがございます。  福岡県は9市あります。その中で、どういうわけか糸島市が入っているんですね。それだけ取り組んでいるということを認めておるのかなというふうに思ってはおりますが、その中で景観に関する条例の一覧というのがございまして、福岡県は美しいまちづくり条例という条例がございます。それから北九州市、飯塚市、これは都市景観条例で、関門ですね、門司と下関は景観条例、柳川市は伝統美観保存条例というのがあります。八女市にいきますと、文化的景観条例、筑後市は美しい環境をつくる条例、行橋市は環境美化に関する条例、中間市は都市環境美化条例、こういう条例をつくっておるわけです。それぞれその地域の特色のある景観条例をつくっております。  糸島市もこの景観条例できるんじゃないかと、私はそのように思っておるわけです。国土交通省も景観法が2005年6月に全面施行されて以降、景観行政団体である地方公共団体は、条例で景観問題に対して大きな役割を果たすことが可能になったというコメントも出ております。そういうことからすると、その糸島市も将来において景観条例がつくれるんじゃないかと。  私たちの糸島市は、なくしたくない、残しておきたい田園風景、さっき市長おっしゃったように、歴史的景観、町並み風景、地理的風景等々いろいろあります。  今さっき建設都市部長おっしゃったように、総合計画やマスタープランにも景観に対する考え方が反映されると思うと言われましたが、糸島市は明確に、この景観は後世まで残すんだという覚悟が糸島型景観条例だと思います。  私は部分的でありますけれども、ここは田園風景として、ここは歴史的景観として、ここは町並み風景として、そして、ここは地理的風景として、景観は残したいというところが必ずあるはずです。ぜひこういう部分で景観を残すことはできないか、そういうふうに私は思っておりますが、市長、どういうふうにお考えでしょうか。
    30 ◯議長(有田継雄君)  松本市長。 31 ◯市長(松本嶺男君)  今、県内各地で取り組まれております景観条例制定、例えば、県が5年がかりで指導して、矢部川流域の景観を守るというような運動、それから北九州につきましては、いわゆる工業都市のイメージが余りに強く、灰色のイメージだと。だから、色そのものからどげんかしていかんとという入り方で、特に海側から見た景観がどうだというようなことを一緒に議論したことがございます。  景観条例を定める際に、一番懸念しておりますのは、個人または団体、あるいは事業者の経済活動なり市民生活を何らかの形で規制することになるのかならないのか。あれをしてはいけません、これをしてはいけませんということにするのかどうか、その辺が非常な判断の分かれ目だろうと思うんです。景観条例という規制をかけた場合、だれかに何かをしていけませんよというふうにするのかどうか、そういうことになるのかどうか、そうすると、そのことによってマイナス影響をこうむる人が出てくるのかなと。違反しておれば取り締まりをする必要もあるのかなと。だから、制定しようとすれば、そういうことも見通して制定する必要があるのかなと、今時点でですよ。それから加えまして、この糸島市220平方キロ全域をそういうふうに景観の網をかぶせるのか。あるいは旧志摩町が先行して景観の自治体に指定されておりましたので、海岸線だけにするのか、この町なかだけにするのか、そういう線引きの仕方、全体なのか特定部分なのか、そういうことも検討をしなきゃならん。実にさまざまな検討すべき材料があるものですから、ちょっと、はい、今の時点で先進地に倣って我が糸島も景観条例を定める方向にしますというのがなかなかちょっと言いづらい部分がございますので、その辺はよくよくこれからも、非常に大切な話だということは全く私も同感でございます。この糸島の美しい自然、これはどうやって守っていくか、景観の網をかぶせるのかかぶせないのか。かぶせないとしたらどういうやり方があるのかというふうにいろいろ考えておりますので、これからも引き続き考えてまいりたいと思いますが、当面は例えば、土地利用計画を当然定める必要がありますが、景観となると立体的な話になろうかと思いますが、平面の当地そのものの利用をどうしていくのかという観点からも検討させていただいて、可能な限り自然が守られるような、そういう行政を心がけていきたい、このように思っております。 32 ◯議長(有田継雄君)  吉丸議員。 33 ◯14番(吉丸克彦君)  経済的な事情、それから全体的に網をかぶせるのか、部分的にかぶせるのか、いろいろ方法はあると思います。ただ、非常に経済的な部分とか、そういう部分でやっぱりお悩みだろうというふうに思っておりますけれども、やはりどうしてもこの地域は糸島らしさがよく出ておるとか、あるいは歴史的な景観としてやはりこれはほかのところは立ててほしくないというふうなところだけでも、やはりそういう景観を保存していく、景観条例をつくっていく、私はそっちがいいんじゃないかというふうに思っているんですね。ですから、私はやっぱり糸島らしい、何というかな、これは残しておきたいという部分で、やはり景観条例を一部でも結構です、田園風景でも歴史的風景でも結構ですから、そういうものを残していただきたい、そういうふうに思っております。よろしくお願いします。  次に、観光に移らせていただきます。  先ほどの観光の考え方は全く私と同じでございます。質問しようと思ったのは、その体験型観光、グルメ観光のことだったんですけど、先ほどお答えいただきましたので、それはよろしゅうございます。  それから、傾向としてさっき市長おっしゃったように、糸島は本当に福岡市から近いということはあります。何よりも農林水産業が活発なところとして、福岡市のすぐ近郊でこんな活発なところはないわけですね。それで米はおいしいし、野菜も新鮮で安心・安全、おいしい糸島牛や豚、それから雷山地鶏、「つまんでご卵」とか水産物は焼きガキに代表されるカキ、ハマグリ、それからエビ、タイ、アジなど、多種多様な新鮮でおいしいものがたくさんあります。  そして、近ごろでは、やっぱり市長おっしゃったように、団体型ではなくて個人の体験型、これが随分ふえてまいりました。まさにそれは糸島の観光にぴったりだというふうに私も思っております。  また、都市の人たちも、農業の農に回帰するというか、それから農業が先端企業であるという意識がだんだん高まってきた。これも追い風だと思います。  ですから、糸島市はやはりグリーンツーリズム、あるいはブルーツーリズム、こういうのが今後大きな市場になるのではないかと思っておるわけです。  グリーンツーリズムと言えば、旧前原市には都市と農村の交流の場として伊都国ファームパークがつくられましたが、糸島となってどういうグリーンツーリズムを展開されているのかをお尋ねいたしたいと思います。 34 ◯議長(有田継雄君)  増江農林水産部長。 35 ◯農林水産部長(増江 一君)  これまでもファームパークにおいて、各組織と連携してグリーンツーリズムを推進してきました。  一例を挙げますと、トンカチ館を中心として、遊歩道の看板設置を行っております伊都遊歩道クラブの活動、それから農業、直売所と漁協が連携した海の収穫祭、天神での物産展、九州一美しい田園都市をつくる田んぼのごみ調査時の地域のボランティアグループとの連携など、現在でも活発に活動がされております。  また、ファームパークでは、本市の農業農村活性化推進委員会主催で平成20年度からグリーンツーリズム研修会を継続して開催し、グリーンツーリズムの推進を図っております。  ぜひグリーンツーリズムの拠点であるこの施設を使っていただいて、研修会の参加やネットワークづくりに活用していただければと考えております。  以上でございます。 36 ◯議長(有田継雄君)  吉丸議員。 37 ◯14番(吉丸克彦君)  今ファームパークはいろいろな取り組みをされておるわけですが、研修会にはもっと多くのグループや個人が参加してほしいなと思っておりまして、運営につきましても、もっとラフに、あるいはみんなが善意のもとに、だれもがいつでもどこでも仲間となってイベントの協力、アイデアの提供、おもてなしの提供、そして情報交換等をコーディネートができる拠点としてなってほしいというふうに要望したいと思います。どうかよろしくお願いします。  先ほども言いましたように、糸島市の観光がツーリズムだけを特化するわけではなくて、これから大きな特化するのではありませんけれども、これからがさっき言いましたように大きな市場になり得ることは事実だと思います。しかも、糸島市は多様な観光もできる地域でもあります。いかに人の力を結集し、糸島の観光をいかに発信し、いかにおもてなしをしていかに交流しているか。そして、その挙げ句にやはり経済がついてくるわけですね。  この前、新聞で九州新幹線、これが来年開通の予定だとお聞きしております。しかも博多から鹿児島まで約1時間ちょっとで行けるということで、九州の各自治体の激しい観光客の誘致合戦が繰り広げられる気配を感じます。九州の各自治体も自分のまちの持つ有利さや特徴、特色を全面に打ち出して懸命に発信し、交流人口をふやし経済効果を上げてくるに違いありません。それに打ち勝つためには、この糸島市は今後どのような観光地にしていくのか、目標すべき糸島市の観光の有利さ、特徴、特色をいかに発信し、毎年入り込み客数などの目標値を掲げ、それに向けて努力していくべきではないかと思いますが、さっき市長、500万人とおっしゃいましたけど、これにとどまらず毎年数値を示して、そのためには何をしていったらいいのかというようなこと、これからの方向づけ、これについてもし所見があったら教えてほしいと思います。 38 ◯議長(有田継雄君)  波多江商工観光部長。 39 ◯商工観光部長(波多江隆春君)  お答えいたします。  農林水産業などの安心・安全な食材、それから自然、史跡などの魅力ある観光資源、これを生かした観光地にしていきたいと考えております。  具体的には平成22年度観光審議会を開催しまして、観光基本計画を策定します。この計画に沿って振興策を進めていきたいと考えております。  以上でございます。 40 ◯議長(有田継雄君)  吉丸議員。 41 ◯14番(吉丸克彦君)  この前、新聞に、九州経済調査協会情報研究部が発表した過去4年間の日帰りレジャーの地域別訪問回数が、つい最近、新聞に出ておりました。見られたことありますか。  実は、4年間で、これは300世帯、九州・山口のランダムに選んだ300世帯の結果なんですけれども、1番が阿蘇市で、06年から09年までの訪問回数、阿蘇市においては595回、これ1番です。4年間で1.98回、約2回、1家庭が訪問している。2番目が福岡市、3番目が別府市なんです。4番目が糸島市なんです。私もびっくりしました。実は、糸島市には300世帯のうち、4年間で243回見えてあります。1世帯当たり4年間で0.81回見えてあります。非常に私うれしかったですね。  それで、私としましては別府市を抜きたいと、そういうふうに思っております。何とか頑張りたいと。その500万人も夢ではありませんが、私たち観光案内をしよりまして、おととしよりも去年が倍以上ふえているんです。だから可能だと。別府市を抜けるというふうに私は信じているんですね。どうかこういう数字も、その審議会の中で生かしてほしい、そういうふうに思っております。  では、次の質問に移らせていただきます。  こういう産業振興には基盤整備というのが必要だと思います。基盤整備には、やっぱり人とか交通アクセス、それから景勝地を磨くという部分があると思うんですが、まず人についてお尋ねします。  人は観光を地域活性化につなげる大切なポイントと思います。ボランティアガイドの育成、おもてなしをする人材の必要性を感じていますが、執行部のほうはどのような感じを持ってありますでしょうか。 42 ◯議長(有田継雄君)  波多江商工観光部長。 43 ◯商工観光部長(波多江隆春君)  この件に関しましては、観光客に満足していただき、リピーターになっていただく、このことが大事でございまして、ガイドなどのおもてなしをする人材が重要であると認識しております。  旧前原市におきましては、平成20年度、平成21年度に市と観光協会及びボランティアグループ「糸島ふるさとガイド」とが協力しまして、観光ボランティアガイドの育成を行っております。今年度は15名程度の方が研修を終了されまして、現在も活躍されております。ボランティアガイドの育成、おもてなしにかかわる接遇研修につきましては、平成22年度に観光基本計画を策定しますので、その中で施策を講じたいと、このように考えております。 44 ◯議長(有田継雄君)  吉丸議員。 45 ◯14番(吉丸克彦君)  本当に行政の方の御協力があって、少しずつふえてまいりました。やはり福岡市は百何十人、久留米市も100人近いです。どこもやはり糸島の、糸島は20名そこそこなんですけど、やっぱり5倍ぐらいの案内人を持っております。ぜひふやすことがいろんな多様な面で行事を、イベントをしたりするときに非常におもてなしが大事になると思いますので、ぜひ続けてほしいと思っております。  1つ、人と観光を結びつけて、地域活性化について、糸島のこれからの方向づけ、課題、ポイントをちょっと私なりに挙げてみました。  まず、第1次産業の農業者、第2次産業の加工業者、第3次産業の観光業者に加え、地域住民などの参画をコーディネートする機関と人材の必要性、それから一人一人はやりがい、生きがいの場づくり、それを経済活動に結びつける仕組みの必要性、それから観光協会やNPOの新しい中間組織が必要であるということ。それから地域の農業や漁業と結びつきを大事にして、農業者や漁業者も潤うことが大事、それから地域の食の最近流行の御当地グルメも地元の食文化に根差し、地域の住民が応援しているものが長続きしていく、こういうことは言えると思います。  それから人と人、人と情報をつなげる力を持った人材の必要性がある。こういうことをちょっと私気がついたので、私なりの活性化ということで申し述べさせていただきました。  行政、観光協会、各企業、例えばJRとか昭和バスとか、あるいは生産者、あるいは食のお店とか加工業者とか、そういう人、それからボランティアガイドとか、市民がやっぱり協力し合って、結局は観光振興というのは人なんだということをやっぱり頭に十分入れておかないかんと思っております。  行政として、やっぱりそういう人を育てる。それから、これからもっと人も能動的に動けるようにしていく。そういう環境づくりをやはり行政はやっていかないかんのじゃないかなというふうに思っております。  次の質問に移ります。あと6分しかありませんので。  前原駅から糸島観光地に行く交通の便が非常に悪うございます。私たちも案内しておりまして、駅周辺しかウオーキングができません。非常に悩んでおるところなんです。バスの運行は地域の路線といいますか、それはどういうふうになっておりますでしょうか。それを1つお尋ねしたいことと、以前、観光タクシーを立ち上げました。その後どうなっているかお尋ねします。 46 ◯議長(有田継雄君)  福嶋企画部長。 47 ◯企画部長(福嶋 剛君)  企画部が所管しておりますのは、公共交通である路線バスやコミュニティバスでございます。これにつきましては、市民の日常生活について交通手段の確保を第一の目的といたしております。  志摩地域におきましては昭和バスが運行しております路線バスが芥屋方面、それから野北・櫻井方面まで走っております。そのほかにつきましては、1月から運行しております庁舎間を結ぶ庁舎線バス、それからコミュニティバス、この運行でございます。  以上でございます。 48 ◯議長(有田継雄君)  波多江商工観光部長。 49 ◯商工観光部長(波多江隆春君)  観光タクシーについてでございますけれども、現在も2時間5,000円ということで、地元のタクシー会社で運行されております。これにつきましては、従来から観光パンフレット、電話窓口等においてPRしてきましたし、今後もPRしていきたいというふうに考えております。 50 ◯議長(有田継雄君)  吉丸議員。 51 ◯14番(吉丸克彦君)  路線バス、コミュニティバス、これにつきましては非常に長糸、雷山、怡土、それから志摩の方面あたりは非常にやっぱり悩んであるんです。もちろん、日ごろの生活も福祉の面でも必要だと言ってありますけれども、やはり本数が少なかったり時間帯がなかなか難しかったり、例えば、土曜、日曜なんかはやっぱり田舎に来る人もあるわけですね。そういうときに非常にバス利用ができづらいということがございます。やはりそういう調整も今後いろいろ考えてほしいというふうに思っておりまして、また、地域がやっぱり自分たちの村に来てもらえる努力、これも必要かなと思っております。  それで、これは私の提案なんですけど、週に1点、糸島の観光バス、これを走らせてはどうかと。これは非常に難しい問題でありますけれども、さっきおっしゃいました芥屋の大門とか平原とかだけではなくて、糸島らしい観光のやり方もあると思うんです。  例えば、名所めぐりはもちろんですが、集落めぐり、今私たちが糸島30カ所ウオーキングツアーをしております。福吉とか深江、それから長糸、怡土のほうをしました。いつも農家の農産物をくっつけております。例えば、福吉だったらミカンとか赤米、これを刈り取る。あるいは摘み取る。それから深江だったらブロッコリーの摘み取り、それから長糸は、あのおいしいお米を炊いて食べさせる。怡土のほうは生乳を飲んでいただく、そういう企画をして農家と一緒にやらせていただいております。結局、やっぱり個人的に注文が行くわけですね。それを何とかパイプを太くしたいなと思っておりまして、その地域には歴史もあり、博物もあり、いろんな伝説とかいろんなものもあります。祭りもあります。そういう紹介をする。長崎がまちめぐりをして全国的に有名になりました。糸島は田舎めぐりで有名にしてやろうかと、その気概をやっぱり持ってほしいなと思います。  それで、例えば観光バスをしましたら、いろんなメニューができると思います。例えば仏像めぐり、巨木・銘木めぐり、名勝めぐり、神社めぐり、お寺めぐり、伝説めぐり、それと何かな、芥屋の大門はなかなか行くチャンスないので、大門めぐり、まだまだあります。名水めぐり、そういうのもありますので、いろんなメニューができるということが言えると思います。行政と観光協会と私たちと一緒に力を合わせて外のお客さんを呼び込むと、そういうことが僕は可能だというふうに思います。  そういうことで、ちょっと提案になりましたけれども、ぜひ一生懸命、私も頑張りますが、市のほうもひとつぜひよろしくお願いを申し上げます。  それでは、これで終わります。どうも済みませんでした。 52 ◯議長(有田継雄君)  以上をもちまして、吉丸克彦議員の一般質問を終結いたします。  ここで暫時休憩いたします。      (午前11時02分 休憩)      (午前11時11分 再開) 53 ◯議長(有田継雄君)  再開いたします。  次に、12番笹栗純夫議員の発言を許可いたします。笹栗議員。 54 ◯12番(笹栗純夫君)  皆様おはようございます。建設産業常任委員会、公明党の笹栗純夫でございます。  議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして一般質問をいたします。  長年の夢、課題でございました糸島1市2町の合併を果たし、合併の牽引者であった松本市長が市長選を制し、糸島市初代市長に就任されました。心よりお喜び申し上げます。  私も新市「糸島市」の市会議員となりまして、清新な気持ちで登壇をいたしました。私は市会議員の選挙期間中、演説で市民の皆様に「笹栗純夫は市民の皆様の手足となって働きます。働かせてください。相談をお受けしたら、だれよりも早く現場に直行。そこから問題解決に着手します」と約束をいたしました。政治家たる者、雇い主である市民の皆様とのお約束は命をかけて守らなければならないと決意を新たにしております。政治は政党や議員のために存在するものではなく、言うまでもなく、国民、市民のためにあるものです。今考えなければならないのは、国民、市民の皆様がどう望んでいるかではないでしょうか。国政の迷走ぶりを幾ら非難しても、残念ながら市民生活に変化はすぐあらわれてはまいりません。  糸島市民がなぜ松本嶺男市長を選択したかを私なりに考えました。1つは、中央政府は信用できなくても、旧前原市民とお約束されたことを愚直なまでに実現したことに対する評価であったと思います。2つ目は、合併特例債等の優遇措置のない中で、それでもなおかつ合併を選択し、その厳しいかじ取りを行政経験豊かな松本嶺男市長に託したということではないでしょうか。  松本市長におかれましては、この4年間大変な御苦労が伴うことでございましょう。どうか初代市長として、糸島市発展の礎を築いていただきたい。私が申し上げるのは甚だ失礼ではございますが、糸島市の捨て石となって奮闘されんことを願ってやみません。本年度は、本市にとって糸島維新元年であると思います。  通告に従いまして、まず市長にお尋ねをいたします。  市長のマニフェストの「夢」を「かたち」にするための提言と銘打ちました。  第1番目に、基礎自治体として、自治体間競争に何をもって立ち向かい、どのような独自性を発揮し、自治体間競争を勝ち抜く決意かということでございます。  世界の動き、特に経済動向は一針の猶予もない厳しい状況に日本は置かれております。道州制導入の論議よりも、経済活動におけるグローバリゼーションの流れはもはやとめることはできないと思います。県下で人口が7番目の糸島市、「糸島丸」の船長として、どのような作戦、どのような独自性を発揮して自治体間競争を勝ち抜こうとされているのか。
     通告要旨の2番目、21項目のマニフェストの工程表の明示をしていただきたいと思います。  なお、2件目の通告、糸島市内全域で9事業について、推進、普及できないかにつきましては、具体的内容になりますので、市長答弁をいただいた後、順次質問をいたします。どうかよろしくお願いいたします。 55 ◯議長(有田継雄君)  松本市長。 56 ◯市長(松本嶺男君)  2点答弁させていただきます。  まず、これから激しくなってまいります自治体間競争をどうやって勝ち抜く決意かということでございます。  私は合併したことによりまして、一層進むであろう地方分権の受け皿となる基盤ができたと、このように思っております。前原市、志摩町、二丈町それぞれに魅力、地域資源を持った自治体でございましたが、この3つの自治体が合併したことによりまして、より多くの魅力、地域資源を融合する新市が誕生いたしました。緑豊かな山々、その谷を流れ、農地を潤す幾筋もの河川、美しい海岸線、魚介類豊富な玄界灘といった貴重な資源、財産のほか、交通基盤の整備や福岡大都市圏と隣接した地理的条件も含めまして、魅力が増大いたしております。これに加えまして、これは他の地域にないことなんですが、九州大学の移転が着々と進み、知的資源をも十分に引き出し、活用させていただくことによりまして、地域の振興に結びつけられます。これらを武器にすれば、必ずや自治体間競争を勝ち抜くことができると、このように思っております。  人的資源におきましても、10万人の市民のパワー、あるいは関東のふるさと大使、九州大学の教員、学生、市の職員など、大変多くの知識、能力を持った方々が結集することができております。新しい市の成長戦略というのを明らかにするため、長期総合計画、国土利用計画、行革大綱、そして観光、企業立地計画などの各分野別計画を、今後、関係各位の知恵と力、さらには郷土愛を発揮していただいてつくり上げまして今後に打って出たいと、このように思っております。  このような地域資源、人的資源を最大限に活用し、地域経済活性化、あるいは市民サービスの充実をすることによって市民の限りない満足度を高めまして、ほかに負けないまちをつくることが必ずできると実感いたしております。私は多くの市民の方が住んでよかったと、また、多くの市外の方が住んでみたいと言ってくれるまちづくりに全力を挙げたいと、このように思っております。  それから、マニフェスト21項目示させていただいておりますが、工程表でございますけれども、この工程表、実施期間、実現期間、私に与えられた期間は4年だけでございます。できるだけ早く実現させたいという思いから、最初の幹部会議──私が就任直後の幹部会議におきまして、マニフェスト達成のための実現化プランの策定を指示いたしました。  実現プランの策定に当たりましては、現状、問題点、関連データ、解決のポイントを整理した上で、その効果、成果指標を設定するようにということで、それから、実施手段につきましては、実施計画に計上して予算化すべきもの、それから、条例制度を整備すべきもの、その他の手法で実現すべきものと3つに分類いたします。現在、その取りまとめを指示している段階でございます。基本的には、長期総合計画にマニフェストを盛り込みまして戦略を明らかにしたいと、このように考えておりますが、すぐに実施しなきゃならん、実施できるものにつきましては実施計画に計上いたしまして、次の6月の政策予算の中でお示ししたいと、このように考えております。  全力でマニフェスト実現に私自身努めてまいりたいと、職員とこのマニフェストを共有しまして実現に全力を努めてまいりたいと、このように思っておりますので、どうか御支援よろしくお願いしたい、このように考えております。  以上です。 57 ◯議長(有田継雄君)  笹栗議員。 58 ◯12番(笹栗純夫君)  市長の御答弁をいただきました。6月からその形が少しずつ見えてくるものだろうということで期待をさせていただきます。  要旨の3番目でございます。自然災害、特に集中豪雨対策に対しまして、旧前原市の一部地域では、平成21年度末に報告書がまとめられるが、それを受けて何を行うかでございます。  私は平成20年9月、旧前原市議会一般質問で、市民に少しでも安心していただけるよう、できるところから局部の改良的な雨水整備について、実施の方向でぜひ検討していただきたいと要望をいたしました。執行部からは、局部的な整備によって冠水を防止できるような箇所につきましては、今後できる限り整備を進めてまいりたいと考えております。なお、本年度1カ所ではございますけれども、局部的に冠水しているところがございますので、その箇所の調査を実施することにいたしておりますとの答弁をいただいておりました。平成21年度予算に調査費400万円が計上され、平成22年、ことしでございますが、3月31日にコンサル会社から報告書が上がってくることは間違いありませんでしょうか、確認をさせてください。 59 ◯議長(有田継雄君)  中村上下水道部長。 60 ◯上下水道部長(中村繁治君)  お答えいたします。  議員申されますとおり、平成20年9月の旧前原市議会の一般質問におきまして、1カ所ではございますけれども、調査を行うという答弁をしておりました。  その調査箇所でございますけれども、伏龍池の上流地域を対象とするものでございまして、その調査結果は昨年3月末に出されております。しかし、昨年7月の集中豪雨によりまして、平成20年度に調査をいたしました伏龍池の上流地域も含めた見直しが必要となったことから、本年度、丸田池から伏龍池の上流地域にかけて調査業務を委託してきたところでございます。  なお、議員が御質問でありますように、本年度の調査報告書につきましては、3月末に出されることについては間違いございません。  以上でございます。 61 ◯議長(有田継雄君)  笹栗議員。 62 ◯12番(笹栗純夫君)  確認をさせていただきました。  私がなぜ報告書が3月31日に上がってくる前に御質問をしたのか申し上げますと、前原中学校グラウンドの西側の住民の方から御相談をお受けしたのが平成18年9月ごろであったと記憶をしております。それ以降、下水道課、建設課の職員の皆様の現地での対応には心より感謝をしております。  忘れもいたしません。平成21年7月24日の夕方からの集中豪雨に見舞われました。ちょうど夏祭りで、私も隣組長として役員について祭りの手伝いをしておりました。祭りが終わり、老松町公民館で直会が始まったとき、私の携帯が鳴りました。相手の方は、前原中学校グラウンド西側の方からでした。私は祭りのはっぴを脱いで、現地へ腰まで水につかりながら、やっとの思いで電話をされた方のお宅に参りました。そこから市役所に状況報告をいたしました。ちょうどそのころ、軽自動車と自転車が綿打川に転落し、お2人が流されたのでございます。翌7月25日、お亡くなりになられた方がおられる葬儀場に参りました。おくりびとの方が湯かんをされているところに立ち会い、御遺体と対面をいたしました。私に同行された職員の方の御活躍は言うに及びません。糸島消防本部の方にも大変お世話になりました。喪主を務められたお兄さんが、心労が重なりまして昨年12月12日お亡くなりになられました。そのときもすぐに駆けつけ、二度と犠牲者を出しませんと涙ながらに故人にお誓いをいたしました。  調査結果をもとに対策を講じられると思いますが、その結果を尊重され、できるところから取りかかっていただきたいと思いますが、見解をお願いいたします。 63 ◯議長(有田継雄君)  中村上下水道部長。 64 ◯上下水道部長(中村繁治君)  お答えいたします。  昨年7月24日の集中豪雨によりまして、市役所横の丸田池から上流の伏龍池にかけまして、大きな災害が発生いたしました。市といたしましても、このときのことを重く受けとめまして、その対応策を講じてまいりたいと考えております。  先ほど答弁いたしましたとおり、現在、この地域の浸水防止を目的とした調査を委託しております。その調査結果が、先ほど申しましたように、3月末に出されることになっております。その後、その調査結果に基づきまして、具体的な整備方法や概算事業費を算出いたしまして、その結果を踏まえまして県や国と協議を行い、できるだけ早い時期に整備に取りかかりたいというふうに考えております。  以上でございます。 65 ◯議長(有田継雄君)  笹栗議員。 66 ◯12番(笹栗純夫君)  御答弁ありがとうございます。  次、要旨の4番目に入らせていただきます。  合併後、他の自治体から羨望の眼で注目されているが、思い切って全国作戦、「糸島市観光・企業誘致アピール隊(仮称)」の結成を望むでございますが、福岡県、否九州の自治体から糸島市はどのように見られているか、間違いなく羨望の眼で見られております。天の時、地の利、人の和の条件が整えば、必ず他を制して勝ち残ると確信をしております。私は選挙期間中、市民の皆様と対話を重ねてまいりました。お2人の女性から、お1人はこのようにおっしゃいました。「子供を九州大学へ進学させたが、就職が決まらず、九州大学の大学院を留年させました」、もう1人のお方は、「サケが川で産卵をし、成魚となって大海を回遊し、また産卵時は必ず生まれ育った川に戻ってくる。糸島市も産業が発展し、子や孫に戻ってきていただくとうれしいですね」という御意見でございます。糸島ふるさと大使の方々の活躍もしていただいておりますが、新市糸島市誕生を契機に、思い切って全国作戦「糸島市観光・企業誘致アピール隊(仮称)」を結成され、外に打って出られてはいかがでしょうか。  私は議員生活7年目にして感じることは、糸島市はすばらしいが情報発信力に欠けているのではと思っております。あらゆる世代、特に女性の発想、団塊の世代の思考を反映され、ぜひとも大きく取り組んでいただきたい、このように思っております。宝は山ほど地域に存在します。糸島市はおもしろい、糸島市に行ってみたいと言われる糸島市をぜひともつくりませんか、お考えをお尋ねいたします。 67 ◯議長(有田継雄君)  波多江商工観光部長。 68 ◯商工観光部長(波多江隆春君)  お答えいたします。  糸島市観光・企業誘致アピール隊(仮称)の結成についてでございますが、糸島市の観光地や特産品などを広く宣伝することは大変重要であると考えております。また、市長を筆頭とするアピール隊の行動は、市の意気込みを強くアピールできます。しかし、首都圏などでの行動の前に、まずは糸島市の情報発信の基盤整備を図りたいと、このように思っております。  具体的には、市の知名度アップを図る手法として、幅広い市民の意見を取り入れて、民間事業者や関係団体と連携し、魅力ある観光専用のホームページを開設したいと、このように思っております。  さらに、ホームページへのアクセス数をふやすために、糸島ふるさと大使の名刺、あるいは観光名刺にQRコードを印刷しまして携帯電話等で容易にアクセスできるようにしたいと、このように考えております。  また、企業誘致におきましては、企業が新たに事業所を設置しようとするときに本市が企業誘致を行っていることが社長や担当者の頭に浮かぶようにPRしていく必要がございます。  そこで、広くPRする手法として、今までと同様でございますけれども、まずは市長がじきじきに説明するなど、トップセールスで強くアピールしながら、多くの企業を対象としたプレゼンテーション、現地視察会などのPR活動や企業アンケートを行っていきたいと考えております。あわせて、今後も市の取り組みがマスコミなどに多く取り上げてもらうよう対応してまいりたいと、このように考えております。  以上でございます。 69 ◯議長(有田継雄君)  笹栗議員。 70 ◯12番(笹栗純夫君)  今の御答弁の中に、ふるさと大使の名刺の中にQRコードが初めて誕生いたしまして、これほどうれしいことはございません。ありがとうございます。  次の要旨でございますが、5番目、ふるさと応援寄附条例のメニューの見直しを求める。プレミアム商品券のプレミアム分、景勝地の定点カメラの導入というふうに通告をさせていただいております。  市長のマニフェストの中で、これはふるさと寄附条例でとうとい基金をいただいた浄財でもって、天文台設置だろうと思いますが──がございますが、それに加えて、新市誕生を祝賀し、糸島市商工業者の御協力もいただいて、プレミアム商品券の発行を企画されたらいかがでしょうか。  また、糸島市の四季折々の景観は他を圧倒していると思います。同僚議員もおっしゃいましたけれども、交通アクセスにも恵まれておりまして、現在、糸島市のホームページに360度のパノラマビューがあり、古代都市「伊都国」をバーチャル体験してみようと、インターネットから見ることができます。この仕掛けもすばらしいと思いますが、観光客や糸島市をこよなく愛している人から見れば、今現在の様子が知りたいとの願望には残念ながらこたえることはできません。ぜひともリアルタイムで見られる定点カメラを設置し、糸島市の魅力を全国に、全世界に発信してはいかがでしょうか。そういった観点から、魅力にあふれたふるさと応援寄附のメニューの見直しを求めるものでございます。御見解をお聞きいたします。 71 ◯議長(有田継雄君)  福嶋企画部長。 72 ◯企画部長(福嶋 剛君)  条例につきましては、企画部が所管いたしておりますので、私からお答えさせていただきます。  ふるさと応援寄附の使途メニューにつきましては、合併に伴う調整の中で、条例の見直し、個別の事業ではなく施策を単位として大きく8項目に分類いたしております。  具体的には、自然環境の保全に関する事業や都市基盤整備、産業の振興に関する事業等のメニューもございますので、寄附金の受け入れ、事業への充当につきましては、柔軟に対応できるものと考えております。  以上でございます。 73 ◯議長(有田継雄君)  波多江商工観光部長。 74 ◯商工観光部長(波多江隆春君)  プレミアム商品券の発行及び定点カメラの導入についてでございますけれども、まず、プレミアムつき商品券の発行につきましては、種々課題はございますけれども、市内消費拡大による商工業の活性化を図るため、実施に向けて検討してまいりたいと考えております。  また、定点カメラの設置につきましては、糸島市の魅力を動画でリアルタイムに世界に発信する手段としての御提言だと思います。ただ、主な景勝地に定点カメラを設置した場合、プライバシーの問題、それからランニングコストなどの課題がございます。リアルタイムでの情報提供には及びませんが、ホームページでの音声も含めた動画による情報提供も効果的な情報発信の手段の一つというふうに考えております。つきましては、動画の制作に向けた調査研究を今後行っていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 75 ◯議長(有田継雄君)  笹栗議員。 76 ◯12番(笹栗純夫君)  私の思いは執行部の方に伝わったとは思います。しかし、私はあきらめません、定点カメラがつくまで。よろしくお願いいたします。  要旨の6番目でございますが、新市「糸島市」誕生を、どのようなイベントでお祝いする意向か、一過性のものではなく、市民からの盛り上がりをどう醸成するかということでございますが、これについて御見解をお願いいたします。 77 ◯議長(有田継雄君)  福嶋企画部長。 78 ◯企画部長(福嶋 剛君)  お答えをいたします。  御質問の、糸島市の誕生を記念するイベントについてでございますが、糸島市の誕生を祝うとともに、新市の一体感をつくり出すことができるようなイベントを開催したいと考えております。  事業の企画に当たりましては、まず、さまざまなイベントの誘致を進めてまいりました。その結果、2つの事業を開催できることになりました。  1つは、6月27日にNHK「のど自慢」の公開放送が伊都文化会館で行われます。のど自慢は、参加される方はもちろんのこと、観覧される方にも楽しんでいただけるものと思っておりますし、糸島市の誕生を全国にPRすることができるものと考えております。  次に、9月18、19日でございますけれども、プロ野球の名球会が中心となって野球教室や親善試合などを行う「ドリームベースボール」を、歴史の里曲り田野球場で実施できることになりました。有名な元プロ野球選手と直接触れ合うことができて、子供たちに夢を与えることができると同時に、これまで交流する機会の少なかった旧1市2町の市民の皆さんが交流する場をつくることもできるというふうに考えております。  このほか、8月8日には、九州大学大学院芸術工学部が中心となって開催する「異都ジャズフェスティバル」を企画されております。これは伝統芸能である福井神楽や高祖神楽とジャズを融合させた画期的な内容でございます。  そして、糸島市誕生イベントを締めくくる事業といたしまして、10月に開催する予定にしております記念式典も、市民の方々や九州大学と力を合わせてつくり上げたいというふうに考えて協議を進めているところでございます。  このようなイベントを通じて、市民の方々に糸島市の芸術や文化を守り、盛んにしていこうという意識を持っていただくとともに、一体感を醸成することができると考えております。  なお、市民の皆さんが主体となり、市民が一体となって糸島市を盛り上げることができるような継続的に行うイベントにつきましては、これから1年をかけて皆さんの御意見をお聞きしながら検討を進めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 79 ◯議長(有田継雄君)  笹栗議員。 80 ◯12番(笹栗純夫君)
     大きな1項目は、今の答弁をお聞きいたしまして終わります。ぜひとも最後の分でございますが、市民の皆様の思いがしっかり入って継続する祭り、糸島市らしさを出した、らしい祭りをぜひとも私も含めまして考え、育てていっていただければと思っております。  次、2番目でございます。糸島市内全域で、9事業について推進、普及できないか。  まず最初に、私は議員生活7年間でさまざまな提言をさせていただきまして、ぜひとも糸島市全域で普及してほしいと、非常に助かっているという9項目を選びました。  その第1番目が、オストメイト対応の多目的トイレの拡大でございます。  御承知のように、平成15年度に糸島市役所新館1階に身障者用トイレを改造いたしまして、人工膀胱、人工肛門をつけておられる方も安心して利用できる、オストメイト対応の多目的トイレ第1号ができました。先日、JR波多江駅北口のバリアフリー化が完成をいたしました。あわせてオストメイト対応の多目的トイレも設置をしていただいております。今後も、障がい者トイレの新設設置や既存の障がい者トイレを、順次オストメイト対応の多目的トイレへ変更することを望みます。  ちなみに、日本一の集客力を誇る伊都菜彩の障がい者用トイレもオストメイト対応の多目的トイレが設置をされております。多目的トイレの拡大についての御見解をお願いいたします。 81 ◯議長(有田継雄君)  井上人権福祉部長。 82 ◯人権福祉部長(井上真唆範君)  お答えをさせていただきます。  オストメイト対応の多目的トイレの拡大についてでございますが、平成22年3月1日現在、膀胱、直腸機能障がい、このお持ちの方が糸島市に126人おってあります。そういった中で、このオストメイト対応の多目的トイレにつきましては、糸島市内に公共施設、民間施設──今、議員おっしゃったように民間施設も含めまして17カ所設置をしております。今後とも計画的に私どもは設置することの取り組みを進めていきたいというふうに考えています。  以上です。 83 ◯議長(有田継雄君)  笹栗議員。 84 ◯12番(笹栗純夫君)  今後も推進をしていただくというふうに受けとめました。あわせまして、観光マップなどでもオストメイト対応の多目的トイレ設置場所を明示はできないものでしょうか、お尋ねをいたします。 85 ◯議長(有田継雄君)  井上人権福祉部長。 86 ◯人権福祉部長(井上真唆範君)  お答えいたします。  今、議員お尋ねになりました多目的トイレ設置場所の明示についてでございますが、このオストメイトを設置いたしました、トイレがわかる観光パンフレットを、この作成を、現在、商工観光課及び観光協会にお願いをしております。あわせまして、観光協会のホームページに掲載していただくよう、これも現在協議中でございます。  以上です。 87 ◯議長(有田継雄君)  笹栗議員。 88 ◯12番(笹栗純夫君)  御答弁ありがとうございます。  要旨の2番目に入ります。公立施設、学校トイレの洋式化の推進でございます。  私は平成15年、学校トイレの総点検をいたしました。平成15年当時で、家庭のトイレの98%が洋式であることがアンケート結果から判明をいたしました。南風小学校のトイレは、御存じのように洋式トイレが主体となっております。昨年10月2日には、伊都文化会館の和式トイレが12基でございますが、そのうち女子トイレが10基、男子トイレ2基が洋式に改修をされました。今後も施設の老朽化に伴う公立施設、学校トイレの改修は、洋式トイレを主体に変更されることを望みます。御見解をお聞きいたします。 89 ◯議長(有田継雄君)  久保総務部長。 90 ◯総務部長兼会計管理者(久保 敬君)  公立施設のトイレの洋式化の推進についてでございますが、まず私のほうから、総務部が管轄しております本庁舎についてお答えをさせていただきたいと思います。  今言われましたように、近年、家庭やさまざまな施設で洋式トイレが多く普及をしておりますが、本庁舎の設置状況につきましては、小便器を除く便器総数46基のうち、和式37基、洋式9基ということで、洋式の普及率は約20%という状況でございます。  洋式トイレにつきましては、ひざに負担がかからないという長所がある半面、だれが座ったかわからない、便座に座ることに抵抗があるというような欠点もございます。それぞれ一長一短あると思いますが、トイレの洋式化は子供や高齢者に対応した環境づくりの一環であると思っておりますので、今後、本庁舎でも財政状況を考慮しながら洋式化を図りたいというふうに考えております。  以上でございます。 91 ◯議長(有田継雄君)  古川教育部長。 92 ◯教育部長(古川泰永君)  洋式トイレの推進についてお答えいたします。  まず、学校、それから公民館につきましては、子供たち、地域の方々の学習の場としてだけではなく、地域住民の交流の場でもあり、台風や地震等の災害時の避難場所として利用されております。このことからも障がい者や高齢者等、さまざまな方の利便性を考える上からも取り組むべき課題であると考えています。  現在、設置している分につきましては、今後の校舎等の改築・改修、それから、トイレの修繕等が発生したときに、学校、公民館等を利用される方々の意見を把握しまして、洋式化を含め、整備をしていきたいと考えております。  なお、現状については、少し御説明をさせていただきます。  まず、小・中学校の便器の状況ですが、男子便器450基のうち、洋式142基で洋式率31.6%です。女子便器791基のうち、洋式213基で洋式率26.9%。  それから、公民館につきましては、現在改築中が2公民館あります、それを除きます14公民館の状況ですが、115基の便器のうち、洋式47基、洋式化率40.9%となっております。  以上です。 93 ◯議長(有田継雄君)  笹栗議員。 94 ◯12番(笹栗純夫君)  今後、洋式化につきましても、和式も併用ということをお聞きいたしましたけれども、進めていただけるものと、このように受けとめております。  次、要旨の3番目でございますが、市役所職員──嘱託職員を含みますが、市立小・中学校の教職員に対する普通救命講習Iを職員研修で義務づけできないかでございます。  平成18年度に、福岡県町村会から宝くじの収益金事業として、旧前原市で33台、旧二丈町、旧志摩町にも、1市2町にAED(自動体外式除細動器)の提供を受けました。それにあわせ、糸島1市2町では、AED操作を含む心肺蘇生法を学ぶ普通救命講習Iを全職員が受けられたことは記憶に新しいことでございますが、消防団などに入っている方を除き、研修を受けていても、記憶、技術は風化してしまいます。そういった意味で、新規採用の職員はもとより、救命技術が鈍らないように、定期的に普通救命講習Iの義務化を求めるものでございます。見解をお聞きします。 95 ◯議長(有田継雄君)  久保総務部長。 96 ◯総務部長兼会計管理者(久保 敬君)  糸島市では、新市基本計画にうたっておりますが、快適に暮らすことができる安全・安心のまちづくりの実現に向けまして、1つは、市職員が災害や事故等の発生時に可能な限り地域で率先して人命救助に当たる。また、2つ目としては、公共施設内におけます事故等の発生時に、心肺蘇生法AED等を使用した適切な救命活動を行うなどを目的にしまして、職員研修の一環として、平成22年度以降に全職員を対象といたしました──これは嘱託職員も含みますが、本講習の受講を計画いたしております。  なお、計画は2年間で全職員が受講を完了する予定でございまして、受講完了後も計画的な再受講を計画していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 97 ◯議長(有田継雄君)  古川教育部長。 98 ◯教育部長(古川泰永君)  市立小・中学校の教職員に対します普通救命講習Iの研修につきましては、平成18年度AED導入時に、市立小・中学校の教職員全員を対象として研修をまず実施しております。  救命技術の確保につきましては、福岡県教育委員会においても同様の研修が実施されており、毎年参加を呼びかけています。  また、今年度は2月に、糸島医師会から心肺蘇生及びAEDのトレーニングキットを市内全小・中学校に贈呈をいただいております。内外ともに訓練の重要性は認められているところです。  今後につきましては、同研修を糸島市教育センターの研修メニューに加えることと、さらに研修の機会をふやして教職員及び教育現場の救命技術の確保に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 99 ◯議長(有田継雄君)  笹栗議員。 100 ◯12番(笹栗純夫君)  御答弁ありがとうございます。  要旨の4番目に入ります。難聴者・中途失聴者対策の実強化で公共施設へ「耳マーク」、筆談用の携帯用ホワイトボードの設置の推進ができないかということでございます。  高齢化に伴いまして、中途失聴者や難聴で日常生活や社会活動でお困りのケースが急増しております。自分の意思を相手に正確に伝わらないもどかしさやいらいらは本人にしかわからないことが多くございます。その方たちはほとんどと言っていいぐらい手話ができません。情報伝達手段は筆記によるコミュニケーションに頼るしかございません。筆談に応じますよという「耳マーク」と筆談用の携帯用ホワイトボードは、公共窓口にはぜひ必要と思いますが、いかがでしょうか。  現在、窓口に「耳マーク」が張ってございますが、破れたり傷んだりしております。ラミネート加工などして長もちをする工夫が必要ではないでしょうか、お答えください。 101 ◯議長(有田継雄君)  井上人権福祉部長。 102 ◯人権福祉部長(井上真唆範君)  お答えをいたします。  公共施設へ「耳マーク」、筆談用の携帯用ホワイトボードの設置の推進についてでございますが、平成19年度に旧前原市におきまして、各市役所庁舎の窓口に「耳マーク」とホワイトボードを設置いたしております。議員御指摘のとおり、「耳マーク」が一部破損しているものがございましたので、調査を行い早急に取りかえを行いたいというふうに思っております。  あわせまして、今、議員御質問の中にございましたように、「耳マーク」のラミネート加工といいますか、この部分についても検討をさせていただきたいというふうに思っております。  あと、二丈、志摩、この支所につきましても、窓口にも今後設置をしていきたいということとあわせまして、他の公共施設、この部分についても設置を検討させていただきたいというふうに思っております。  あわせまして、こういうふうな趣旨の部分を、合併を機に再度職員への周知を図らなければならないというふうに考えております。  以上です。 103 ◯議長(有田継雄君)  笹栗議員。 104 ◯12番(笹栗純夫君)  次、要旨の5番目に入りますけれども、小・中学校のアレルギー対策、その中でもシックハウス──シックスクールとも言いますけれども、対策の充実、強化ができないかと通告をさせていただいておりますけれども、今や国民の3人に1人以上がぜんそくやアトピー性皮膚炎、食物アレルギー、花粉症などのアレルギーの病気に悩んでおります。文部科学省では、学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドラインを定めております。今回、私が指摘申し上げるのは、学校施設で、特にホルムアルデヒド等の被害について、完全に防御すべきだと思います。各学校において、シックスクール対応のワックス利用を義務づけされているのか。もし、義務づけされていない、また利用されていないとするならば、それにかわる対策をされておられますか、お尋ねをいたします。 105 ◯議長(有田継雄君)  古川教育部長。 106 ◯教育部長(古川泰永君)  議員お尋ねの、各学校において、シックスクール対応のワックス利用を義務づけされているかとの質問ですが、平成21年度までワックスを使用していた学校では、シックスクール対応ワックスの使用について、仕様書等で特に義務づけはしておりませんでしたが、シックスクール対応ワックスを学校では使用をしておりますので、今後、ワックスがけを実施する場合は、その対応ワックスを使用していくという考えを持っております。  以上です。 107 ◯議長(有田継雄君)  笹栗議員。 108 ◯12番(笹栗純夫君)  御答弁ありがとうございます。  次でございます。要旨の6番目でございますが、介護予防、ゲーム感覚で楽しく遊べ、世代間交流にも役立つ健康遊具を糸島市じゅうに普及しないかということでございます。  私は、公園の整備、遊具設置につきまして、一貫して充実を訴えてまいりました。しかし、数年前に回転遊具による事故が多発し、どちらかというと遊具撤去の方向に向かったと思います。旧前原市にお住まいの女性から、福岡市にお友達がいらっしゃいまして、時々遊びに行かれるそうでございます。福岡市は大きい公園はほとんど健康遊具があり、健康増進を図るためにも非常によいと考えると。糸島市でも設置していただきたいとの要望をお聞きいたしました。  平成21年度第2次補正予算を使っての健康遊具の予算が計上されまして、本年2月5日金曜日、市民に開放されました。設置場所は丸田公園と丸田池公園にそれぞれ1基でございます。私もその現場に行きまして感想を聞いておりますけれども、人気は上々でございます。将来は総合運動公園もできるでありましょう。ぜひとも健康遊具コーナーの設置を望むものでございます。今後の取り組みについてお聞かせください。 109 ◯議長(有田継雄君)  吉村建設都市部長。 110 ◯建設都市部長(吉村靖博君)
     健康遊具を糸島市中に普及しないかという御質問でございます。  糸島市では、先ほど議員もおっしゃいましたように、今年度に丸田公園、丸田池公園にそれぞれ1基ずつ健康遊具を設置いたしております。  近年、公園内の遊具に健康遊具を設置している地方自治体が増加している状況であることは認識いたしております。この健康遊具の設置費用は比較的高額でございます。今後の健康遊具の設置につきましては、財政事情を考慮しながらの対応とさせていただきたいというふうに考えております。 111 ◯議長(有田継雄君)  笹栗議員。 112 ◯12番(笹栗純夫君)  要旨の7番目でございます。市長公約でございます「赤ちゃんの駅」の事業拡大をどのように推進されるのか。  「赤ちゃんの駅」は、昨年5月にスタートしておりますが、市長の公約でもありますが、旧前原市では、まちの駅も検討をされまして、その協議にも私、加わりました。商工業者の賛同を得るまでにはいきませんでした。今回の「赤ちゃんの駅」は、世代間の交流が見込まれ、乳幼児を抱えている若いお母さんの応援団とも言えるものです。糸島市全域、民間に、どのように広めていかれる計画でしょうか、お尋ねをいたします。 113 ◯議長(有田継雄君)  井上人権福祉部長。 114 ◯人権福祉部長(井上真唆範君)  お答えをいたします。  「赤ちゃんの駅」事業についてでございますが、昨年、平成21年3月15日号の広報まえばるで登録の公募をしております。その後、昨年4月に登録、ステッカーの配布を行い、5月にホームページ、6月15日号の広報まえばるに掲載し、スタートをしております。  現在、旧前原市内を中心でございますが、公共施設18カ所、民間施設3カ所の21カ所というふうになっております。  現在、私どもといたしましては、二丈・志摩地域へのエリア拡大を行うために、二丈庁舎、志摩庁舎、深江、一貴山等の各校区公民館、健康福祉センターふれあい、高齢者福祉施設二丈苑等も含めまして、13施設について設置する準備を進めております。このことによりまして、合計34施設というふうになるというふうに考えております。  現在、この事業につきましては公共施設が中心になっておりますが、民間の協力をいただくということが大変重要というふうに私どもも認識をしております。今後も引き続き、市ホームページでの募集、広報いとしまでの再募集、市商工会への働きかけ等々を行っていきたいと。あわせまして、利用者であります子育て中の保護者にわかりやすい場所、あるいは利用方法の資料を作成いたしまして、子育て支援センター、ホームページ等で周知を図ってまいりたいというふうに考えております。  以上です。 115 ◯議長(有田継雄君)  笹栗議員。 116 ◯12番(笹栗純夫君)  12時になりましたけれども、時間内には必ず終わりますので、よろしくお願いいたします。  8番目でございます。防犯灯を消費電力が極端に少なく、メンテナンスがほとんどない太陽光発電式白色LED街灯へ切りかえできないかということでございます。  防犯灯は御存じのように、電気料の3分の1を地元行政区に御負担いただいております。糸島市じゅうの防犯灯で、裸電球のところは、将来はすべて蛍光灯など、明るい防犯灯に切りかえる予定とお聞きしておりますが、井上健作議員の御提案とお聞きしておりますが、糸島市健康福祉センターあごらからJR美咲が丘駅まで、ウオーキングロードとして、看板設置とともに歩いた距離を確認できるようになっており、散歩を楽しむ方がふえてきております。しかし、あごら西交差点からあごら方面は電柱がなく、防犯灯がございません。クラブ活動や塾帰りの自転車と歩行者の接触事故も心配されております。現在、すごいスピードで技術革新が進んでおります。  そこで、今回提案する太陽光発電式白色LED街灯は、省エネ電源も必要ございません。LED照明をつけてはどうかと。将来、総合運動公園などにも設置するといかがでしょうかと。費用対効果の観点からも十分検討の価値はあると判断いたしますが、御見解をお聞きします。 117 ◯議長(有田継雄君)  久保総務部長。 118 ◯総務部長兼会計管理者(久保 敬君)  防犯灯を太陽光発電式LED街灯に切りかえてはどうかということでございますが、設置費用等を調べましたところ、太陽光発電式LED街灯の設置費用は約60万円かかります。それに比べますと、蛍光灯は約6万円ということで、1基当たり比較しますと、約10倍高いというふうな結果になっております。費用対効果等を比較しましても、現在のところの設置費用が高額でありますから、太陽光発電式LED街灯への切りかえについては、中・長期的な課題であるというふうに考えております。  それから、その前に言われました、あごら西交差点からあごら方面への防犯灯の設置についてでございますが、防犯灯の設置につきましては、地元行政区から申請をいただきまして、それに基づいて設置をしている状況でございます。電気料の地元負担やほかの地域との関係もございますので、今後、調査研究をしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 119 ◯議長(有田継雄君)  吉村建設都市部長。 120 ◯建設都市部長(吉村靖博君)  公園内の太陽光発電式白色LED街灯の切りかえについてでございますが、本市では、本年度の高田・生水池の整備工事で、太陽光発電式LED街灯を試験的に設置したところでございます。  また、市内の公園の街灯はおおむね200本ございますので、1基当たり60万円程度で算出いたしますと、総額1億2,000万円ほどの費用が必要となってまいります。このようなことから、今後は新規及び老朽化したポールの取りかえ工事の際に、LED街灯への変更も考慮しながら考えていきたいというふうに考えております。 121 ◯議長(有田継雄君)  笹栗議員。 122 ◯12番(笹栗純夫君)  御答弁ありがとうございます。  市長のマニフェストの中に「環境都市宣言を行い」ということでございますので、CO2削減にも効果がある。ぜひとも鋭意検討をされたいと思っております。  要旨の最後でございます。市長からメールマガジンの発行やミクシーやツイッターなどで全国の方々に積極的に情報発信を行い、糸島市の魅力を発信してはどうかということでございます。  現在の糸島市の公式ホームページのメールマガジン購読者は何人でしょうか、まず1点でございます。  現在の内容について、私は何も申し上げることはございませんが、松本市長が直接全国の読者に最新情報をお届けされたらいかがでしょうかということでございます。メールマガジンの中に動画を挿入したり、ミクシーやツイッターというツールも活用され、先頭を切って糸島市の情報発信をお願いしたいと思っておりますが、いかがでしょうか。 123 ◯議長(有田継雄君)  久保総務部長。 124 ◯総務部長兼会計管理者(久保 敬君)  まず、現在のメールマガジンの登録者数といいますか、90人でございます。  松本市長のほうが先頭を切って糸島市の情報発信をしてはどうかというようなことでございますが、糸島市となりまして、地域の魅力や資源を合わせることにより、観光や産業振興などに相乗効果が発揮できるので、御提案のように、糸島市の魅力を市長から全国の方々に発信をしていただき、企業誘致や観光誘致を促進し、地域活性化につなげていければいいというふうに考えております。  以上でございます。 125 ◯議長(有田継雄君)  笹栗議員。 126 ◯12番(笹栗純夫君)  今、久保部長から答弁があったんですけど、市長はただお聞きになっておりましたけど、市長の、イエスかノーか教えてください。 127 ◯議長(有田継雄君)  松本市長。 128 ◯市長(松本嶺男君)  まず、糸島市のファンをふやしたいという強い思いがございますので、率先してそのような発信をさせていただきます。 129 ◯議長(有田継雄君)  笹栗議員。 130 ◯12番(笹栗純夫君)  私の大きなテーマは2つ終わりまして最後の結びの言葉になりますが、今回2つのテーマを取り上げ、かなり細かいところまでございましたけれども、提言をさせていただきました。極めて前向きな答弁をいただき、感謝申し上げます。  私は冒頭で申し上げましたように、合併した本年を糸島維新元年と申しましたが、もう少しスケールを伸ばして考えますと、向こう4年間が維新元年と言ってもいいのではないかと。維新というからには、維新の志士が活躍しなければなりません。まずは市長を先頭に、糸島市職員の皆様、議会、何よりも市民の方々のお力をいただき、全員が志士となって活躍することが最重要との認識を持っています。自治体間競争で勝ち抜く秘訣は知恵と知恵との勝負であると思います。現実の動きをどう読むか、その上でどう手を打つか、この知恵比べを制したものが栄冠を手にすると確信をしております。私も持てる力を出し切って糸島市発展に尽くすことをお誓いし、私の一般質問を終わります。御清聴、まことにありがとうございました。 131 ◯議長(有田継雄君)  以上をもちまして、笹栗純夫議員の一般質問を終結いたします。  ここで暫時休憩いたします。  なお、再開は午後1時を予定いたしております。      (午後0時08分 休憩)      (午後1時00分 再開) 132 ◯議長(有田継雄君)  再開いたします。  次に、10番波多江一正議員の発言を許可いたします。波多江議員。 133 ◯10番(波多江一正君)  市民福祉常任委員会、波多江一正でございます。ただいま議長の許可を得て、通告に従い一般質問をいたします。  本年1月1日に糸島市が誕生し、3月議会で初めての一般質問に当たり、私は改めて新市に寄せる市民の期待の大きさと、糸島市のこれからを方向づける議会の責務の重大さを強く実感しております。私は、議員として市民の期待にこたえ、市民が誇りとする糸島市のまちづくりに全力を尽くしていきたいと考えております。私は、このたびの選挙で、糸島の豊かな自然を生かしたまちづくりをこれからの糸島市のまちづくりの基本と考え、命はぐくむ水と緑と図書館をと訴えてまいりました。本日は、この観点から質問をいたします。  まず、白糸地獄残土処分場についてお尋ねいたします。  私は、平成21年4月、県庁の山林保全課で、この建設計画は80%まで進んでいると聞き、すぐ同僚議員や地域の区長会の人たちと二丈の山と水を守る会を結成し、長糸の環境を守る会の皆さんと協力して、馬奈木弁護士による勉強会、業者の住民説明会、二丈町議会、前原市議会での反対決議や反対署名に力を尽くしてまいりました。  その中で、とりわけ林道管理条例に基づく首長の判断を求めてまいりました。このたび、業者による林道使用許可申請に対し、松本市長が林道管理条例に基づき、その申請を不許可とされたことは、地域住民や議会の声に正面からこたえる判断をされたものと高く評価するものであります。  また、このたびの松本市長の判断は、新市の糸島市が地域の環境を何よりも大切にする市であることを、市の内外に宣言するものであるとも考えます。  つきましては、このたびの林道使用許可申請を不許可にされた経緯と内容につきましては、先日より説明があったところでありますが、今後の取り組みについて、もう一度お考えをお尋ねいたします。  次に、図書館についてお尋ねいたします。  糸島市が誕生した本年2010年は、国民読書年です。これは、一昨年の6月に衆議院、参議院の両院において、文字・活字文化振興法の制定、施行5周年に当たる2010年を国民読書年に制定することが採択されたものですが、読書への国民の意識を高めるため、政官民が国を挙げて、あらゆる努力を重ねることを宣言したものです。  図書館につきましては、既に1998年10月に生涯学習審議会、社会教育分科審議会計画部会、図書館専門委員会の報告で、図書館は地域住民の身近な生涯学習の中核施設とされています。  この観点から、本市における市立図書館と学校図書館について、お尋ねいたします。  このことにつきましては、このたびの市長選、市議選の立候補者に対し、4団体より構成された糸島市の図書館を考える市民の会から公開質問状が寄せられ、その回答がインターネットで公開されたところです。  この会の質問は、これからの糸島市の図書館のあり方を考えていく上で、非常に重要なポイントを質問されたと私は考えております。  そこで、回答された市長のお答えも踏まえながら、質問をさせていただきます。  1つ、市立図書館と学校図書館の役割について、どのようにお考えか。  2つ、合併協議会で旧二丈庁舎に図書館をつくることが議決されているところですが、市長におかれましては、このたびの市長選でマニフェストや配布チラシで、移動図書館や庁舎活用などにより、糸島市全域で図書サービスを行います。  また、チラシで平成23年度より二丈庁舎、志摩庁舎を活用した図書館サービスを開始しますと述べられています。  このことについて、改めてお考えをお尋ねいたします。  3つ、糸島市図書館基本構想の策定について、公開質問状の回答で、市長は糸島市として最終的にどこまでの図書館サービスを行っていくかを定める図書館基本構想の策定については、「貴会の御指摘のとおり、有識者、市民代表を含めた委員会を立ち上げて検討に入るべきだと考えます」と述べられています。  私は、基本構想策定は、糸島市のこれからの図書館を考えていく上で、第一に取り組むべきことと考えております。委員会立ち上げの時期をいつごろとお考えでしょうか。  4つ、図書館の職員体制について。図書館を構成する3要素、人(職員)、資料(本)、施設のうち、人の果たす役割は75%を占めると言われています。私は、糸島市の図書館のこれからを決めるのは、正規専門職の司書の人口規模にふさわしい配置にかかっていると考えております。  このことについては、公開質問状での回答で、市長は御指摘の新市において、「司書の資格を有する職員や図書館勤務を希望する職員を図書館に配置することについては私も大賛成です」と答えられています。平成23年度の二丈、志摩での図書館サービスの開始や基本計画策定委員会の立ち上げ、また移動図書館サービスの拡充などの早急に取り組むべき課題や、市立図書館が糸島市における役割を考えると、新年度の職員の配置や図書館の組織的な位置づけの見直しが必要だと考えますが、お考えはどうでしょうか。  3、学校図書館の充実について。まず、学校図書館振興基本構想、基本計画の策定についての公開質問状の回答で、市長はまず現状確認が最優先、その上で、学校ごとに課題を整理し、課題解決法を検討し対応すべきで、その策定については、市教育委員会、各学校の意見を聞いて判断すべき事項と答えられています。  そこで、教育委員会ではこのことについて、どのように考え、取り組まれるかお尋ねします。  学校図書館の職員の配置について。公開質問状で、市長は専任学校司書の半日勤務を全日勤務については、まず現状の総括評価が先だと考えますと回答されています。いつまでにその総括評価をされますでしょうか。  4、学校図書館の図書の購入方法について。合併前では旧市町村で図書の購入方法が異なっていると聞いていますが、新市ではどういう方法で行われるかお尋ねいたします。  5、糸島市の小・中学校の学校図書館図書購入について、文部科学省の学校図書館図書費の新5カ年計画による地方交付税の措置率についてお尋ねいたします。  最後に、運転困難者に対する対策について。タクシー代を補助している自治体がありますが、検討の余地はないでしょうかという最後の質問でございます。
     以上、大きく4項目について質問をいたします。 134 ◯議長(有田継雄君)  松本市長。 135 ◯市長(松本嶺男君)  まずは私のほうから2点お答えいたします。  まず、白糸地獄残土処分場の今後の取り組みでございます。  林道管理条例の各条項に沿いまして、慎重に検証を行った結果、林道使用については不許可と決定しましたけれども、申請者のほうからは林道使用が不許可の場合、訴訟も辞さないと言われておりますことから、申請者から提訴されるということが十分に想定されます。もし、そのようなことになれば、市といたしましても応訴し、訴訟が終結するまで対応してまいる覚悟でございます。  このようなことから、市民の皆様の御理解、さらには議会のバックアップがぜひとも必要でございます。その辺よろしくお願いしたい、このように考えております。  それから、図書館サービスの件でございますけれども、昨日、檜和田議員のほうからも同様の趣旨の御質問がございました。私が考えております糸島市における図書館サービスのあり方でございますけれども、赤ちゃんからお年寄りまで、あらゆる年齢層の方に利用していただきたい。どの地域に住んでおられる方も利用していただきたい。健常者も障がいを持っておられる方もと、すべての市民が図書館サービスを受けられる環境をつくらなければならないと、このように思っております。そのため、旧二丈町地域、旧志摩町地域にも設置したいと考えております。  糸島市としまして、最終的にどこまでの図書館サービスを行っていくか、ハード、ソフト含めまして、それを定める図書館基本構想の策定につきましては、おっしゃいましたように有識者、市民代表を含めた委員会を立ち上げて、検討に入るべきだと考えております。  ただ、その基本構想ができるまでの間、旧二丈町地域、旧志摩町地域には、図書館サービスを行わないというわけにはいきませんので、分庁舎のスペースを活用した暫定的な図書館サービスを行いたいと、このように思っております。  糸島1市2町合併協議会が策定しました新市基本計画では、二丈庁舎については事務スペースを除き、図書館及び公民館機能を有した生涯学習施設として有効利用を図りますと明記されておりまして、私のマニフェストでは、移動図書館や庁舎活用などにより糸島市全域で図書サービスを行いますというふうにいたしております。  庁舎活用におきましては、支所機能分庁機能を有しております期間、それとその後の期間に分けて考える必要があるかと思います。支所分庁機能を有している期間の図書館サービス、庁舎活用につきましては、政策予算を提案する6月議会の段階では、ある程度の内容がお示しできるものと思っております。  以上でございます。 136 ◯議長(有田継雄君)  古川教育部長。 137 ◯教育部長(古川泰永君)  初めに、市立図書館の役割について答弁させていただきます。  まず、図書館は、市民の教育と文化の発展に寄与することを目的として、資料の提供を通して市民の知る権利を保障するために、自由で公平な資料と情報提供する場であると考えております。  また、他市町村の図書館との相互協力はもとより、学校、社会教育諸機関、施設との連携に努めて、糸島市全体の文化向上に寄与することが使命、役割であると考えております。  続きまして、学校図書館の役割について説明させていただきます。  学校図書館は、図書、視覚教育の資料、その他、学校教育に必要な資料を収集し、これを子供たちの利用に供することよって、学校の教育課程の展開に寄与するとともに、子供たちの健全な教育を育成することを目的、役割としております。  続きまして、基本構想、計画、策定の時期につきましてですが、この時期につきましては、検討をしたいと考えておりますが、現段階でお答えすることができません。申しわけなく思っておりますが。  続きまして、新年度での図書館の職員配置並びに組織体制についてですが、現在の状況につきましては、館長1名、正職員3名、嘱託職員司書4名、臨時職員司書6名、計の14名を配置しております。  平成22年度は、さらに移動図書館ぱぴるす号といいますが、このぱぴるす号を糸島市内の18保育所と、それから小学校に分校、白糸分校、王丸分校、計20施設に対して巡回するように考えております。それで、臨時の司書教諭を1名増員する計画にしております。  なお、図書館機能を有した暫定的な図書サービス並びに職員配置につきましては、今後、協議を進めていくこととしております。  さらに続きまして、学校図書館の充実に関しまして、まず、学校図書館教育の推進等につきましては、糸島市教育基本方針にうたっており、個別に基本構想のようなものを作成することは、現在のところ考えていません。  ただ、教育委員会といたしましても、子供たちが本に親しむ機会をふやしていくことは重要であると十分認識しており、市立図書館と学校図書館の連携会議や、学校司書間の連携会議を行っていき、今後とも学校図書館の充実に努めてまいりたいと考えております。  それから、今、述べました図書館の充実につきましては、子供たちは児童会活動や生徒会活動を通して、また、国語や社会、それから総合的な学習の時間等、教科領域といいますが、それと関連づけて、学校図書館の有効な活用を学校でしております。  それから、学校図書館の職員の配置についてですが、現状といたしまして、学校司書の配置状況、旧前原市、それから旧二丈町は全小・中学校ともに1日4時間の臨時職員、旧志摩町につきましては、小学校1日4時間の委託職員、中学校におきましては1日7時間勤務の嘱託員となっております。平成21年度いっぱいは任用等の関係もありますので、旧市町の雇用形態をそのまま引き継ぐ形で雇用をしております。  各学校の図書館費、新5カ年計画、地方交付税等について聞かれておりますが、まず、平成21年度の措置率につきましては、小学校168.6%、中学校129.4%となっております。  旧1市2町の学校図書館の購入方法及び糸島市としての学校図書館購入方法につきましては、まず、旧1市2町、教育委員会での学校図書館の購入方法につきまして、最初に述べさせていただきます。  旧前原市が、4月に契約担当課に対しまして業者選定依頼を行います。そして、7月中旬から下旬までに各学校図書館購入リストを集約しております。それから、学校教育課で備品として一括購入契約、11月末までに納品となっております。  旧二丈町では、4月に各学校へ備品費として予算を配分し、各学校が図書業者から随時購入という形になっております。  旧志摩町は、4月に各学校へ消耗品費として予算を分配し、各学校が図書業者から随時購入しております。  平成22年度以降の購入方法につきましては、糸島市の基準として貸出用図書すべて備品扱いとなっていることから、数百円の図書をその都度、備品登録等の処理をすることは事務が複雑になり、学校の多忙化につながることが懸念されることから、旧1市2町教育委員会事務レベルの協議の結果、年1回の一括購入の方法で考えておりました。  しかしながら、このことを合併後の校長会に諮りましたところ、多少学校の事務量がふえても数回に分けて購入したほうがよいという意見もありましたので、購入方法につきましては、現在、学校と教育委員会とで協議、検討中でございます。  以上です。 138 ◯議長(有田継雄君)  福嶋企画部長。 139 ◯企画部長(福嶋 剛君)  運転困難者に対するタクシー代を補助している自治体があるが、検討の余地はないかという御質問でございます。  議員御提案のとおり、補助対象者を運転困難者に特定いたしますと、確認の問題等が生じますので、企画部が所管しております公共交通の範疇では、現実的には困難であるというふうに考えております。  ただし、最寄りの駅、バス停等への事前予約制乗り合い自動車につきましては、地域交通計画策定の中で検討する余地はあるというふうに考えております。  以上でございます。 140 ◯議長(有田継雄君)  波多江議員。 141 ◯10番(波多江一正君)  最初の白糸地獄の件ですけど、市長の覚悟を聞きまして、もし損害賠償を請求する裁判となった場合、市長が以前言っておられましたけど、市長1人で戦うのではなく、平成16年6月に公布された住民が一緒に参加して戦える法律、住民行政事件訴訟法に基づき、住民が市長をバックアップしてまいります。最後まで断固反対の強い気持ちでよろしくお願いします。  移動図書館のサービスについては、二丈、志摩地区ではいつから始められる予定かお尋ねいたします。 142 ◯議長(有田継雄君)  古川教育部長。 143 ◯教育部長(古川泰永君)  平成22年度から開始する計画でおります。 144 ◯議長(有田継雄君)  波多江議員。 145 ◯10番(波多江一正君)  済みません。平成22年度といいますと、4月からですか。 146 ◯議長(有田継雄君)  古川教育部長。 147 ◯教育部長(古川泰永君)  4月からです。 148 ◯議長(有田継雄君)  波多江議員。 149 ◯10番(波多江一正君)  糸島市図書館基本構想の策定委員会についての質問なのですけど、市長のマニフェストには平成23年度より志摩庁舎、二丈庁舎を活用した図書館サービスを開始しますとあるのですけど、ぜひこれが実現されるように私も心から願っておるわけでございます。そのためには平成22年度に、この策定委員会を立ち上げていきよらんと、この公約が果たせなくなるのじゃないかと心配しておるのですけど、どんなふうでございますでしょうか。 150 ◯議長(有田継雄君)  古川教育部長。 151 ◯教育部長(古川泰永君)  先ほどの答弁では時期について細かくお答えすることができませんということを言いましたが、平成22年度中には立ち上げについてはできるように頑張りたいと思っております。  以上です。 152 ◯議長(有田継雄君)  波多江議員。 153 ◯10番(波多江一正君)  手おくれにならないように取り組んでいただきたいと思います。  先ほどの図書の購入方法のところで、年数回に分けて購入するように検討するということでございますが、ぜひ、志摩町で今までやっておられましたように、本は随時新刊が出ております。学校司書の方が今の授業に基づいて、こういう本を購入したいという希望に基づいて、順次購入されるのが一番いい購入の仕方と思います。間違っても1年に1回購入というような、そういう購入形態をとられないようにお願いしたいと思います。  それと、新書を購入した場合、整理がつき次第、貸し出しは行っておられるかどうか確認したいと思いますけど。 154 ◯議長(有田継雄君)  古川教育部長。 155 ◯教育部長(古川泰永君)  新刊等の図書を購入した場合につきましては、ラベル等を全部張りまして、完了しましたら、即、学校図書館で貸し出しができるようにしております。  以上です。 156 ◯議長(有田継雄君)  波多江議員。 157 ◯10番(波多江一正君)  はい、わかりました。  学校図書購入の措置率について、先ほどお尋ねしたわけでございますが、160%から120%、すばらしいことと思います。これは基本構想の中にないとおっしゃいましたけど、学校図書標準の達成率を達成するために、国は平成5年から平成9年までの5年間に学校図書の蔵書を1.5倍にふやすため、今までの図書費の上乗せとして、5年間で500億円の地方交付税の補助をつけました。それでもまだ不足ということで、平成19年度から平成23年度までの5年間、新学校図書館用図書費として1,000億円、年間200億円の補助をつけて、学校図書館の蔵書をふやそうとして計画しております。  糸島市の小・中学校で、この新5カ年計画が終わる平成23年度までに、学校図書標準を100%まで達成する予算措置率を計画してあるかどうか、その辺を。 158 ◯議長(有田継雄君)  古川教育部長。 159 ◯教育部長(古川泰永君)  まず措置率、平成22年度のまず状況ですが、需用額がまだ出ておりませんので、そこについてはお答えすることができません。  また、現在の各学校の蔵書数、それから図書標準達成率について100%、平成23年度までに目指すべきではないかということですが、現在達成している小学校につきましては3小学校、それから中学校は現在ゼロの状況です。  もう少し具体的に達成率を言いますと、旧前原市が90%、旧二丈町が92.4%、それから旧志摩町が84.6%、以上が小学校です。  中学校につきましては、旧前原市が89.8%、旧二丈町が82.8%、旧志摩町が87.8%ということで、小・中学校全体で88.8%の今の状況です。  できるだけ100%には近づけたいと考えておりますが、毎年一定額の予算措置をしていますが、あわせて廃棄等も毎年出ております。時には1,000冊以上の廃棄がある学校も出てきておりますので、そういったバランス等も考えながら検討はしていきたいと思っています。  以上です。 160 ◯議長(有田継雄君)  波多江議員。 161 ◯10番(波多江一正君)
     今、おっしゃいました図書の廃棄が毎年一定数出ているということはとても重要なことでありまして、内容が古くなったり壊れたりした本は、積極的に更新していただきたいと思います。  それでこの資料をいただいてまして、各学校によって蔵書の達成率にいろいろ差が出ておりますので、学校によって制度が不公平な扱いにならないように達成率もそろえていただきたいと思います。  これを達成とか、そういう情報を提供する役目の人が学校司書の役割と思うのですけど、この学校司書の勤務形態が1日4時間ということで、ちょっと足りないといいますか、そういうふうに考えるのですけど、その辺はどんなふうに考えてありますでしょうか。 162 ◯議長(有田継雄君)  古川教育部長。 163 ◯教育部長(古川泰永君)  平成22年度の小・中学校、1日4時間、年間190日ということで配置を考えております。  しかしながら、今現在、小・中学校のほうにいろんな調査、評価等、学校司書に対しまして、学校としての評価等をしていただいたのですが、この時間で足りているという学校が五、六校はあります。まだふやしてほしいという意見もあります。両方の意見が混在しているという状況ですので、時間が多ければそれだけ学校司書が頑張られ、そして教職員の負担がまた軽減になるかという考えを持っておりますが、財源等もありますので、一気にこう8時間といった形では、今のところ無理な現状がありますので、御理解いただきたいと思っております。  以上です。 164 ◯議長(有田継雄君)  波多江議員。 165 ◯10番(波多江一正君)  わかりました。  二丈支所、志摩支所の図書館の件でございますけど、先ほども言いましたように、図書館に占める75%が人間、それに携わる人によって、逆に言いますと75%左右されるということですので、今後の図書館を考えていただく上で、まず、職員の中で司書の資格を持つ人とか、この図書館に情熱を持っている人をまず探し出していただいて、この図書館の構想に参加していただくというのが、まず一番最初にやっていただかなければいけないことだと思っておるのですけど、この辺をもう一度、ちょっと念のためお考えをお聞きしたいのですけど。 166 ◯議長(有田継雄君)  松本市長。 167 ◯市長(松本嶺男君)  市の職員が、今たしか市長部局で、消防署等を除いて520人ぐらいだと思われます。このくらいの数になれば、その分野分野の専門的な職員、配置可能だと思われます。したがいまして、今、御指摘の司書の資格を持った職員というのも十分、今後におきましては配置が可能かと思っております。直ちにというのがどうなのか、それは全体としての職員定数削減との絡みもございます。直ちにそういうことができるかどうかというのは、ちょっと今ここでお約束できませんが、将来的なそういう職員、それから、そういう肩書持った職員を採用しますと、その後の一生涯の処遇をどうするのかということもかかわってきますので、その辺も配慮しながら、両にらみで前向きに考えていきたい、このように思っております。 168 ◯議長(有田継雄君)  波多江議員。 169 ◯10番(波多江一正君)  ぜひ、よろしくお願いします。私がここに立って、いつも──いつもじゃないですけど、図書館のことで質問しなくても、職員の方がその中で図書館について発言して、そういう推進をやっていただきたい。そのように思いますので、ぜひその辺の人員配置のほうもよろしくお願いいたします。  最後に、運転困難者に対する対策でございますが、住民の方の話を聞いておる中で、図書館とかいろいろある中で、この足に困ってある方の話もかなりありました。運転困難者と言うたんですけど、運転弱者といいますか、免許を持っておっても乗ったら危ないという人もおられます。しかし、お医者には行かないかんということで、危険を冒して車に乗ってある高齢者の方もあります。こういう方とか、本当に-〔発言取消〕-人ですね、-〔発言取消〕-人、この人たちに対する目の行き届きといいますか、こういうのを考えないかんと思うのですけど、昨年、二丈議会で視察に行きました玉名市、玉名市役所です。これは平成17年10月に1市3町が合併しまして、人口7万1,000人の玉名市が誕生したわけでございますが、その翌年の平成18年4月から、合併した1市3町を結ぶ路線上を、予約制100円タクシーを走らせました。市民の足として運行を始めたわけでございますが、現在、調べてみましたら200円になっていましたけど、200円のみかんタクシーとして運行しており、実績として2月は往復99便、168名の利用者で、1週間で47人、1便当たり1.7人の利用客となっているということでした。 170 ◯議長(有田継雄君)  ちょっと波多江議員、発言中でございますけど、先ほど「-〔発言取消〕-」という不適切発言があっているとですよね。それで、取り消しを。 171 ◯10番(波多江一正君)続  はい。じゃあ、失礼しました。取り消します。ちょっと言葉遣い、いろいろ難しゅうございますけど、とにかく行きたいところに行けない人に対する配慮ですね。高齢者の方、運転困難者の方が、医者通いや買い物の運転事故防止について、今後、避けて通れない問題であると思います。この件につきましては、また別の機会に質問したいと思いますので、今後、前向きに検討していただきますようお願いいたしまして、私の一般質問を終わります。 172 ◯議長(有田継雄君)  以上をもちまして、波多江一正議員の一般質問を終結いたします。  ここで、暫時休憩いたします。      (午後1時42分 休憩)      (午後1時55分 再開) 173 ◯議長(有田継雄君)  再開いたします。  次に、13番江頭晶子議員の発言を許可いたします。江頭議員。 174 ◯13番(江頭晶子君)  社会民主党、江頭晶子です。ただいま議長のお許しがありましたので、通告に従って一般質問をさせていただきたいと思います。  現在、雇用の不安定な非正規労働者の割合が全雇用者の3分の1を超えていると言われております。特に中学生卒業、高校中退の若者の正規社員の道は近年一段と厳しくなっております。ましてハンディのある方の雇用は、さらに厳しい現実があります。  厳しい現状の中で就労の機会を拡大する。今回、市長のマニフェストの中に「子育て・福祉 みねおは充実させます」と、こういうマニフェストがございます。その中で、私はこの2点、障がい者の雇用コーディネーターの配置についてと、「将来の糸島市を担う子どもたちの学びの場である小中学校を計画的にリニューアルし、快適な教育環境をつくります」という市長のマニフェスト2点について質問をさせていただきます。  まず初めに、今、前段申しましたように、ハンディのある方々の雇用、本当に厳しい現実があります。厳しい状況の中での就労の機会を拡大するための専門員を4月から置くということは、私は大いに期待をしているところです。  専門の方を置くに当たって、市長が考えてあります障がい者雇用支援についての基本的な考え方をまずお聞かせいただきたい。  2点目です。  市長の公約の中にある、マニフェストの中にあります「将来の糸島市を担う子供たちの学びの場をリニューアルして、快適な教育環境をつくる」とあります。将来の糸島市を担う子供たちの快適な教育環境について、市長の考えをお聞かせいただきます。そのお考えを聞いて、個別の質問に入りたいと思います。 175 ◯議長(有田継雄君)  松本市長。 176 ◯市長(松本嶺男君)  障がい者雇用の話でございますけれども、昨日来、いろんな議論をなされておるんですが、障がいのある方で500人近くが働きたいという希望を持っておられる。そういう状況を踏まえますと、まずは、働けそうな場所の確保ですね。事業所の増加、パイを拡大しなきゃならんと、そのためには、やはり地域産業の活性化をして、そのような事業所がより多く、この糸島に集積できるよう、そういった産業政策の面も手前の議論として大事だと思っております。  お伺いの点は、障がい者雇用支援ということでございますけど、まずは、そういう雇用の場になりそうな事業所を確保するということも大事であると思っております。  それから、障がいのある方が職業を通じて、誇りを持って自立した生活を送ることができますように、障がい者雇用対策を進めるとともに、障がい者本人に対して、それぞれの障がい状況に応じた支援がなされるよう進めてまいりたいと、このように考えております。  それから、2点目の教育問題でございますけれども、快適な教育環境という点から、学校の施設につきましては、将来を担う子供たちを育成し、子供たち一人一人の自己実現を図る学びの場として、生きて働く力、知恵を養う重要な場だと思っております。  また、地域住民にとりましても、身近な公共施設としてのコミュニティー活動の拠点としての役割を担っております。さらには、地震、台風等の災害時には、避難場所としての重要な役割も担っております。  このことを踏まえまして、将来を担う子供たちが安全で安心して学校生活を送り、確かな学力を高め、豊かな心や健やかな体をはぐくむとともに、住民の安全を確保するためには、それが行政の重要な責務であると考えまして、計画的にリニューアルを実施していくことをマニフェストに挙げさせていただいたわけでございます。  以上でございます。 177 ◯議長(有田継雄君)  江頭議員。 178 ◯13番(江頭晶子君)  まずは、最初の障がい者雇用支援についての基本的なお考えをお聞かせいただきましたが、障がい者に対する法律は幾つか私はあると思いますね。障がい者基本法であったり、自立支援法であったり、障がい者の人権についての流れがこの間、大きく世界的にも、日本的にも流れが変わってきている、できてきているということを私は皆さん御存じだろうと思いますが、2006年12月に、国連は障害者権利条約を採択して、そして、翌年の9月に日本は署名をしております。  5年間の間に批准をしていくために、国内法をさまざま整えなくてはいけないという国内事情の中で、やはり障がい者のことを今後真剣に考えていかなくちゃいけない、そういう状況がやっと出てきた。そういう私は社会の背景が出てきていると思うんですね。  先ほど市長もおっしゃいましたが、本当の意味での障がい者が自立をしていく、自立をさせていく。そういう環境をつくっていく、そういう状況をつくらなければならない。他市では、障がいのある人もない人もともに暮らすまちづくり条例みたいなものをつくってあります。障がい者の方々の権利、生きる権利、尊厳のある生き方をするその保障の一つが私は、この雇用支援だろうというふうに思っているんです。  雇用支援のコーディネーターの仕事は、本来は、今もそうですがハローワークがやっています。糸島市がいち早く市単独でこれをやろうということは、ノーマライゼーションの精神を地域の中に根づかせるんだろうというふうに私は大きく期待をしているところです。だからこそ、今回この質問をさせていただいているんですが、そこで少し具体的に質問をさせてもらいますが、糸島市が今進めようとしている雇用支援、今市長は約500人ぐらいいらっしゃるということでお答えなさいましたが、これはどのような調査で、この数字が出てきたのか。そして、その方たちがどのような雇用を望んであるのか、まずお尋ねしたいと思います。 179 ◯議長(有田継雄君)  井上人権福祉部長。 180 ◯人権福祉部長(井上真唆範君)  お答えをいたします。  実態調査についてでございますが、調査は平成19年度に旧前原市におきまして、障害者福祉長期計画を策定するための基礎調査として実施をしております。その項目の中に、就労を希望するという項目がございまして、その項目に回答された人数をもとに現在、糸島市に置きかえて、比率等を勘案しながら置きかえまして、先ほど申し上げました500人という数字を出しております。  次に、この調査の中で、どのような雇用を望んであるかということでございますが、この中の一番大きい部分が、「自宅で働きたい」という回答が一番多く出されております。次に、「正規の職員として働ける職場」と、その職場内容についてでございますが、仕事に変化が少ない、例えば、スーパーのバックヤード、こういった業種を望んであるという結果が出ております。  以上です。 181 ◯議長(有田継雄君)  江頭議員。 182 ◯13番(江頭晶子君)  それでは、今500人という数字は、旧前原市の調査の実数に比率を掛けて出てきた数字だということですね、実態数ではないということかどうかということも1つ確認。  それから、これまで要望されている方々、自宅で働きたいとか、それから、正規の職員になりたいとか、変化が少ない職場が欲しいとかいう方々に対して具体的な支援策をこれまでされてきたかどうか、お尋ねいたします。 183 ◯議長(有田継雄君)  井上人権福祉部長。 184 ◯人権福祉部長(井上真唆範君)  最初の質問は、そのように推計した数値というふうなことでございます。  次に、要望されている方々に対する今日までの具体的な支援策ということでございますが、市といたしましては、あごらで実施しております障がい者相談支援事業、あるいは庁舎窓口での相談の中で、就労を希望される障がい者につきましては、県が指定をしております障がい者就業生活支援センター、これに登録をしていただきまして、生活支援センターによる障がい者の就業面の支援及び生活面の支援を行っていただいております。  その結果といたしまして、平成19年4月から21年度までに、糸島地域から56人の障がい者が登録をされております。その56人から20人の方が就職をされております。  一方、就労を促進するために、企業を中心とした啓発活動といたしまして、平成20年度、平成21年度に、旧前原市、旧二丈町、旧志摩町合同によります糸島地区障がい者雇用セミナーを開催し、障がい者の雇用支援を行ってきております。  以上です。 185 ◯議長(有田継雄君)  江頭議員。 186 ◯13番(江頭晶子君)  就労されていて、その追跡調査がされているのかどうか、少しちょっと心配なんですが、もしされているんでしたら、わかっているんでしたら、その報告もいただきたいんですが、雇用が4月から糸島市はこのコーディネーターさんを置くわけですね。これができた後、雇用が継続するための支援策もお考えがあるのかどうなのか、その辺のこともお聞かせください。 187 ◯議長(有田継雄君)  井上人権福祉部長。 188 ◯人権福祉部長(井上真唆範君)  議員お尋ねのとおり、私ども就労を促進するということで、今回、支援員を雇用するわけでございますが、私どもが進めました雇用就労の場として、就労していただいた障がい者の方については、就労後も見守りと申しますか、その都度、その都度職場訪問等々を行いながら支援を行っていきたいというふうに考えております。 189 ◯議長(有田継雄君)  江頭議員。 190 ◯13番(江頭晶子君)  これまで、私もよく何人かから聞くんですけれども、就職後なかなか仕事をしていても続かないということが本当によくある。  これまで学校の進路や、それから、行政が今まで行ってきた就労は、重点的に働くという、働きの職場を訓練なりなんなりでずっとやってきたと思うんですね。その結果、働いた、就職はできたかもしれないけど、働き続けることが本当に困難でやめられ、そして離職した後、在宅の生活を余儀なくされて、先ほど出てきた自宅で仕事をしたいという人がたくさんいるということは、やはりそういうことの課題もあったんではないかというふうに思うんですね。  いろんな働きながらの間のところで、いろんなものを経験して、そして、やめてしまった。その中途でやめてしまったことで自信がなくなる。また、もう一度っていうふうになりにくい、就労意欲が低下をする。関係者、家族その周りにいる人たちだけの努力ではやはり、これまではされてきたと思うんですけど、やはりここを何とかしていかないと、幾ら就労をお世話しても、企業を出て、就労できても、それを続かせていく、そこの努力がやはり私は問われているというか、そこをきちっとやっていかない限り、このことのコーディネーターを置く本当の意味での意義というんですかね、それが私は大切なことだと思うんですね。  1つ、やはり就労支援の前に、私は障がいを持たれている方々の自立支援ということが大きな問題になるんではないか。  2つ目に、私は質問に上げているのが、自立支援と雇用の関係、ここはもっと自治体として雇用支援をしていく立場として、ここのところをきちんと踏まえてやらないと、私は幾ら仕事を、ここに働き口がたくさんありますよ、こういう仕事がありますよと紹介しても、やはりそれはなかなか身になっていかないということを私は感じるんですね。  今までは障がい者のための特別な場所をつくり続けてきたけど、そうではなく、社会の流れ、世界の流れの中で、地域社会の中で障がいのある方もない方も一緒に育ちましょうよという地域社会をつくっていく。そのための雇用支援であるとするなら、もっと一人一人をきちっと、本当の意味での自立をしていく道筋をつくっていくべきではないかというのが私は一番大きな課題ではないか。だから、1つは雇用支援の前のもう1つ手前のところの自立支援というのを充実させていくべきではないかということを、私はきょうここで訴えたいんですね。その1つが、糸島市には特別支援学校がない。特に高等部がないんです。中学校まで、地域の学校で仲間と一緒に育ちます。でも、その後に本当に就労したいところに行くための高等部が糸島市にはない。  県の特別支援学校の計画の中を見ても、10年先、15年先、糸島市に来る要素は全くありません。私は何度か、県の教育委員会とお話しする機会がありましたけど、その計画の中に糸島市は全然ないんです。やはり、ここを自治体としても、これは県のことだというふうに切って捨てずに、子供たちの将来のやはり自立の道筋をつくるために、私はこれは要望していくべきではないかなということを考えております。  これは県のことだから、答弁してくださいと言ってもなかなか難しいでしょうけれども、これはやはり、教育委員会も自治体も、やはりこれは障がい者の本当の自立支援としては、これは糸島市として、これからきちんと要望していくべきではないかということを1つ申し上げて、もう1つは、これは要望にしておきます。  自立支援の一つに、これは私が6年ぐらい前に行った埼玉県新座市というところがございます。そこは、市役所の中とか公共施設に、職場実習という形で障がい者の方たちを実習させておられます。
     これ、旧前原市が障がい者雇用のためのガイドブックで、これはフォーラムを開かれたときの資料ですが、その中を見ても、障がい者の雇用のところに、「障がい者の選考に際しては実習が大切です」って、いろいろ障がい者を採用するときの条件が書かれております。この実習というのは、とても大切なことだというふうに思うんですね。  新座市でどういうことがやられていたかというのは、行政の中に精神の人、身体はとても無理かもしれませんが、知的の方、そういう障がいをお持ちの方たちが市役所、公的な場所に来て、そこで職場実習する。職場実習をするといったら、仕事を教えるというふうに思われているかもしれませんが、そうではなくて、人との触れ合いをまず先にして、そしてコミュニケーションがうまく行けば、コピーをお願いするとか、そういうことで、社会参加をする一つの実習の場をつくってありました。そこから始めて、この人はこういう仕事に向くんじゃないかということで、企業にお世話をしていく。言われたことが、何度か教えれば、この子はちゃんとできるよとか、そういうことで仕事を世話していく、それが私は真の雇用支援だというふうに思うんですが、その点はいかがでしょうか。 191 ◯議長(有田継雄君)  久保総務部長。 192 ◯総務部長兼会計管理者(久保 敬君)  自立支援の一つに、市役所等の公共施設での職場実習をしてはどうかということであろうかと思いますが、実習を希望されます障がい者の方について、その方の有する能力及び適性などを勘案して、市役所でその社会活動が可能かどうか、そういうものについて、今後、可能性について研究をしてまいりたいというふうに思います。 193 ◯議長(有田継雄君)  江頭議員。 194 ◯13番(江頭晶子君)  研究するというだけではなくて、本当に支援団体とか、今ありますよね、皆さんたちがつくっていらっしゃる団体と交流する中で、私はその子供たちを見守ってくださっている保護者の方、お世話をしてくださっている方たちから、やはりきちんと情報をとりながら、それが実現できる道筋を私は探っていただきたい。そこから私は雇用支援という道筋が、本当の意味での雇用支援ができていくんではないか。これは、保護者の方も公的な場所に、そういう子供を出していくということには信頼を置けるし、その中で、多少の実習が積み上げられていけば、とてもこれは、本当の意味での福祉のまちづくりになるというふうに思うんですね。  市の職員はある意味迷惑かもしれません。でも、職員にとっても、障がい者との接点がないわけですので、そういう接点を持ちながら、つき合いながらやっていく。それが本来のノーマライゼーション、本当に障がいのある人も、そうでない人も一緒に住んでいく地域社会、それが糸島市というふうになれば、私はとてもすばらしいまちづくりになっていくんではないか。そのきっかけが一つ、雇用支援が一つのきっかけになりながらやっていけたらというふうに期待を持って、これは見て行きたいというふうに思っております。  次に進みます。  将来の糸島市を担う子供たちの学びの場をリニューアルして、そして快適な教育環境をつくるということですが、市長が今おっしゃいましたが、自己実現、それから学校が災害避難場所になるとか、さまざまおっしゃいました。  具体的に少しお尋ねをいたしますが、リニューアルの具体的な計画があるのか、どうなのか。もしあるとすれば、それは年次計画がどのようになっているのかお尋ねいたします。 195 ◯議長(有田継雄君)  古川教育部長。 196 ◯教育部長(古川泰永君)  まず、児童・生徒が9年間の義務教育を安全に、そして安心して学校生活が過ごせるように、学校からの要望を聞き取ったり、施設の現地調査を行ったりしながら、危険性、それから緊急性等を重視して、3カ年間の単位として実施計画を立てて、財政計画を含めて関係部、課と十分に協議をして、大規模改築、それから改修を行っていきたいと考えております。  なお、現状におきまして、大規模改築、改造等につきまして、60年になれば、鉄筋等の校舎については廃棄ということになります。それで、市としては築30年間を基本に考えております。  そういった施設を見ますと41棟、それを合計しますと、約65億円の改築等の費用が必要になる。プラス小規模、小学校から細かな小規模の営繕等の規模につきましては、現在集約したところ、小・中学校合わせて290カ所等の要望が上がってきております。これら今後、先ほど言いました緊急性、危険性を考えて、順次計画していきたいと考えております。具体的な計画については、現在のところありません。  以上です。 197 ◯議長(有田継雄君)  江頭議員。 198 ◯13番(江頭晶子君)  具体的な計画的なものはないということですけど、糸島市になって、小学校は分校含んで18校ですよね。中学校は姫島入れて7校。小・中学校だけでも、これだけ25校あるわけです。  今、部長がおっしゃいましたけど、全部変えるとすごい金額になってくる。計画的なやはりこれは必要なんじゃないかと思うんですが、以前、旧前原市は公共施設整備基金というものがございました。公共施設に関するものを個々に積み立てながら、そして、どちらにしても古くなっていけば、建てかえたり、修繕したりするのは当然です、建物ですから。だから、やはりこういうことを計画的に考えていくべきではないかと思うんですが、その辺は財政のほうになるのかな。こういう考えはないのでしょうか。 199 ◯議長(有田継雄君)  古川教育部長。 200 ◯教育部長(古川泰永君)  今の教育関係の基金についての御質問ですが、旧前原市のときは義務教育施設等整備基金条例がありましたが、平成16年7月30日に公共施設整備基金に一本化されて、現在、教育関係についてのことは廃止されております。  そして、今後は財政計画に裏づけられた実施計画、3年間の単位での実施計画で対応しておりますので、現在あえて基金条例を制定する必要はないかと考えております。  以上です。 201 ◯議長(有田継雄君)  江頭議員。 202 ◯13番(江頭晶子君)  じゃあ、わざわざそのためにつくらなくてもいいということなんですね。  これだけの財政の中で、やはり私はこういうものを義務教育として、これ河野市長のときにつぶされたんですね、図書館基金と一緒にあわせて。義務教育から公共施設に変わった、今私もはっきり思い出したんですけど、そうです。  やはり私は当然それは必要、長期的な問題からすれば、やはりこれは必要ではないかなということの問題提起だけはしておきます。  次の質問に入りますが、快適な教育環境の前に、特別支援教育について少しお尋ねをさせていただきたいと思います。  平成21年度の予算のところで、平成21年度の支援員の雇用形態は前の二丈町、志摩町の雇用形態についてお尋ねしましたが、平成22年度支援員の雇用形態をどのようにお考えなのか、お聞かせください。 203 ◯議長(有田継雄君)  古川教育部長。 204 ◯教育部長(古川泰永君)  まず、支援員の任用形態ですが、小学校、中学校いずれも1日5時間、週25時間で、年間35週、約180日の雇用で、小学校15校分を想定しております。  また、新年度の支援員の配置につきましては、新年度児童・生徒の状況を見て、学校から要望が出されますので、その状況等見ながら、直接学校へ行き、子供たちの状況を把握して配置を考えております。  以上です。 205 ◯議長(有田継雄君)  江頭議員。 206 ◯13番(江頭晶子君)  特別支援が必要なというか、全部の学校に特別クラスがない学校がありますか。特別支援を必要としている子供たちが各全部の学校にいないという実態がありますか。 207 ◯議長(有田継雄君)  古川教育部長。 208 ◯教育部長(古川泰永君)  特別支援学級につきましては、姫島小、姫島分校を除いて、ほかの小・中学校には配置されております。  以上です。 209 ◯議長(有田継雄君)  江頭議員。 210 ◯13番(江頭晶子君)  ということは、18校と6校ですので24校。全部、やはり支援が必要な子供さんたちがいるということですよね。  今、部長は1日5時間だとおっしゃいました。これは、子供のさまざまな状況に応じても、すべて5時間で切っていくのですか、どうなんでしょうか。 211 ◯議長(有田継雄君)  古川教育部長。 212 ◯教育部長(古川泰永君)  答弁いたします前に、訂正をさせていただきたいと思います。  先ほど15校と言いましたのは小学校分でございまして、中学校3校分を含めまして18校と考えております。  それから、基本的には平成21年度の状況、または平成20年度の状況になりますが、教育委員会から特別支援員の配置について、学校が必要なところは教育委員会へ要望を上げてくださいと、または要請してくださいということで出しております文書、その中で、特に平成21年度につきましては、やっぱり小学校、中学校ともに、学校からの要望がないというところもはっきりあります。  以上です。 213 ◯議長(有田継雄君)  江頭議員。 214 ◯13番(江頭晶子君)  部長は今、小学校15校、姫島のけて6校の話をされましたけど、じゃあ小学校の分校3校には、特別支援を必要とする子供さんはいないわけでしょうか。まず、そこをちょっとお尋ねいたしますが。 215 ◯議長(有田継雄君)  古川教育部長。 216 ◯教育部長(古川泰永君)  今まで就学判定等、それから今の状況を見まして、支援員が必要であるという子供たちの在籍については報告が上がっておりません。  以上です。 217 ◯議長(有田継雄君)  江頭議員。 218 ◯13番(江頭晶子君)  じゃあ、王丸はいなかったわけですかね。それはちょっと後で確認してみとってください。  今年度の特別支援員の支援費は、前年度より48億円ふえているわけですね。これを計算すると、先生1人120万円。うちでいくと74万7,000円、単純に割ってですよ、乱暴な割り方をしていますが。  本来、国は特に発達障がいの子供に対しての特別支援教育の支援費を増加してきているわけですね。これに対して、糸島市としては本当にこの金額が妥当とお思いですか。もっと私は、国からおりてきている支援費は、もっとあると思うんですよね。先生1人で120万円という計算になっているわけですので、前年よりもっと多いわけです。  これからいくと、今部長がおっしゃいましたが、5時間で手を挙げさせる。今までの二丈町、それから志摩町でされてこられた支援員の配置は、前原市が3時間の週3回、3日ですよね。それでしてきたわけですね。子供たちのさまざまな実態に合わせた支援員の配置になっていたかどうか、私は二丈の方から聞いても、二丈の方は7時間15分です。予算はもう本当に前原の倍ですよ、支援費がですね。これは丸々国から来ていた交付税を使ってあるわけです。志摩町においても、私はほとんど変わらなかっただろうと思いますね。  今回、5時間でもし切ったとします。これまで2年生だった子供は6時間で、志摩の場合は6時間でこれでよかった。でも、3年生になるわけですね。そうすると時数はふえていくわけです。そして、配置が5時間となると、子供の本当の支援ができるでしょうか。それはいかがですか。 219 ◯議長(有田継雄君)  古川教育部長。 220 ◯教育部長(古川泰永君)  今の国からの交付金につきまして、1人当たりというよりは文部科学省が言っておりますのは、1校当たり120万円というふうにこちらはとらえております。  それで、120万円と現在の平成22年度の1校当たりの糸島市につきましては74万7,000円、議員がおっしゃられたとおりだと思います。市の措置率が62.3%、約40%弱の率がまだありませんが、今の状況の中で、1校に2人も3人も支援員を置くことができればそれにこしたことはありませんし、全校1人ずつ8時間という形での配置ができれば、それにこしたことはないかという気持ちはありますが、その予算を全部組みますと、約900万円のまたこれからの財政を組むという形にもなって、厳しい状況の中で、それを位置につけますと、他の予算がまたその中で削らなきゃいけないという状況も生じます。  それから、どうしても私は旧前原市のイメージがありまして、学校数の間違いをいたしました。小学校15校ということで先ほど確認いたしましたが、中学校3校と申し上げましたが、前原市の3校ということで言ってしまいましたので、中学校は分校入れて7校ですから、通常6校ということで配置を考えています。  以上です。 221 ◯議長(有田継雄君)  井土財政課長。 222 ◯財政課長(井土敏幸君)  交付税の話になっておりますので、財政的な見地から少し答弁を加えさせていただきたいと思います。  先ほど教育のほうで説明をさせていただきましたように、120万円交付されてきているということでございますが、これは誤解があってはいけませんが、交付税として120万円が来ているということではございません。  交付税を算定する場合は基準財政需要額という基本となる金額を算定いたします。その中に入っておるということでございまして、実際に市町村に交付される場合は、基準財政収入額といいまして、その自治体の税金、あるいは交付金、そのようなものを差し引いて、不足する額に対して交付税が来るということになります。  例えば苅田町の場合ですと、基準財政需要額が例えば100億円あって、収入額が120億円ございますので、支援員の部分120万円で計算はされておりますけれども、交付税として来ることはないということになります。これが糸島市の場合ですと、0.5を超えた財政力指数になろうかと思いますので、半分は来ないと。これは単純でございますので、一つ一つが計算できるものではございませんけれども、概略そのようなことで交付されておりますので、国の補助金だとか、そうしたものと性質が違うということで御理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 223 ◯議長(有田継雄君)  江頭議員。
    224 ◯13番(江頭晶子君)  毎回ここでは財政といつも意見が違うところですが、でも、これは特にやっぱり発達障がいのために文部科学省が出しているお金なんですよ。毎年ふやしてきている。だから、前年度より多くなっているのは当然なんです。そこをやっぱり違うところに予算をとっていかれているということを本当に、子供たちのために使っていただきたいと思いますが、もう一度話を戻しますが、先ほど言いましたように、子供たちが1年ずつ上に上がっていくわけですね。2年生だったら3年生になるんだから、時数がふえるわけです。そうすると、見守りの時間がふえるわけです。当然、とてもつかないといけない子供たち、そういう子供たちがいるわけで、例えば、さっき部長がおっしゃいましたが、各学校が手を挙げてとおっしゃいましたけども、子供に本当に合わせた、障がいの程度に合わせて配置をする、それが本来の私は特別支援だというふうに思うんですよ。  校長先生とかが手を挙げるんではなくて、現場のやっぱりきちんとした声を聞いてもらって、そして、障がいの程度によって配置をしていただきたい。障がいの認定には、保護者の承認が要るんです。得れない子供たちは、そこはいつも抜け落ちている。手帳を持っていないからとか、認定されていないから、その子がカウントされない。そうではなくって、見守りがとても必要な子供というのは、そういう認定外の子供もたくさんいるわけですよ。それはもう現場におられたからよくわかると思うんですね。だからこそ、この発達支援の支援費が、国が本当にふえてきている、認定外の子供たちがふえてきているというのは現場の先生たちの声を聞けば、私はよくわかってあると思うんですが、そこにきちんと届くようにしてもらいたいんです。  本当に6時間必要だったら6時間、7時間必要だったら、やっぱり7時間つけないと、子供たちが朝、保護者が送ってきて学校に来て、そして、保護者が迎えにくるまでの間は、やはり学校側に責任があるわけですよ、ちゃんと。義務教育であり、子供を見守らなくちゃいけない。そのときに、やはり給食までしかつけてもらえなかったら、その後はどうなるか。  子供たちの本当の快適な教育環境になるだろうか。私は、そこをもう少し真剣に考えていただいて、子供のやはり障がいの程度によって、そこは多くしたり、つけてもらう、そういう柔軟な対応をしていただきたいんです。そうでなければ、やはりこの発達支援費の本当の活用はできてこないと思うんですね。  これまで、私は二丈町や志摩町は、まあまあちゃんとその交付税が使われてきた。でも、前原市ではそうなっていなかった現実があるわけです。本当に先生方がお昼休みもないぐらい、交代でトイレ行く時間を取り合いながらでもやってきて乗り越えてきたわけですよ。だから、今度こそきちんと、その辺のところを公平な扱いをしていただきたいと思うんですが、いかがですか。 225 ◯議長(有田継雄君)  古川教育部長。 226 ◯教育部長(古川泰永君)  まず、教育委員会としては、先ほど言いましたように、学校へ要望書、通知を出しまして、要望を上げていただいております。これは、学校長が1人で判断して、教育委員会へ要望を上げているわけではないわけです。きちんと担当職員、特別支援学級やそういう各担任等、通常学級に発達障がいの子供たちがいますので、そういった把握をしている職員から校長が必要であるか、ないか聞き取って、教育委員会へ上げていただき、直接教育委員会も学校に行って必要性等を確認しながら、必要があるということでしております。  それから、確かに要望がないということで、幾つか学校があるということ言いました。その要望がない場合につきましては、そこで費用が少し浮きますので、その分をより数の多い発達障がい等必要な学校へ時間とか日数等を増やしていきたいという考えを持っております。こちらが子供たちを差別化といいますか、必要はないと完全に切っているとは思っておりません。努力はしております。  以上です。 227 ◯議長(有田継雄君)  江頭議員。 228 ◯13番(江頭晶子君)  努力してあるのは私もわかります。限られた予算の中で、どうやってこれをつけていくのかというのは、それは大変苦労なさっているということもよくわかるんですけれども、やはり子供は本当言って、目が離せない子供、重複の子供がどんどんふえてきている現実があるわけですね。  ことしも多分、保育園で一人一人ついていた子供たちが今度入学してくる。その子たちには全部つけられるかってなると、保育園のときには一人一人指導員がついていた。でも、学校に上がるとそうじゃなくなってくると、じゃあどういう状況で学校現場の中で先生方が授業していくのかという御苦労がとてもある。そういうことも含めて、やっぱり現場をきちんと見てもらいながら、私はこれから本当に子供たちのことが、このマニフェストの中で第一番に書かれて、子育て・福祉っていうふうに充実させていくというふうにうたってある。こういうことからすれば、多少支援費のオーバーがあっても、それは市の持ち出しがあって当然だというふうに私は思っております。  そこで次の質問に入りますが、快適な教育環境ですね。教育長、教育長が考えてあります快適な教育環境について、まずお聞かせください。 229 ◯議長(有田継雄君)  菊池教育長。 230 ◯教育長(菊池俊秀君)  お答えします。  将来の糸島市を担う子供たちは糸島市の宝物であります。当然のことですが、行政、学校、地域が一体となって、糸島市全体で大人たちが責任を持って育てていかなければならないというふうに考えています。  したがいまして、子供たちが健全に育つための快適な教育環境づくりは、新生糸島市のまちづくりになくてはならないものだというふうに考えています。  まず、ハード面といたしましては、学校教育施設並びに市立公民館、文化施設などにつきましては、安全性や築年数等を十分に考慮し、市長並びに関係部局と協議を行いまして、改築、改修を順次計画的に実施していきたいというふうに考えています。  ソフト面についてでありますが、子供たちにとって一番身近な、大切な教育環境というのは、よき教師の存在であるというふうに思っています。  しかしながら、教育現場におきましては、教師の多忙化が非常に大きな問題としてあり、子供たちに十分に寄り添えない現状があるということも理解をしております。このため、生涯学習、文化教育におきましても、すぐに解決をすることができない問題も多々あるようですが、人的配置なども含め充実する方向で検討していくべきであるというふうに考えています。  今、特別支援のお話もありましたけれども、教育部長としての回答は、もうあれ以上はなかなか言えないのではないかなというふうに思っておりますけれども、そういう人的配置の問題も含めて、今後検討していかなければならないというふうに考えているところです。  教育委員会といたしましては、市長と協議を進めながら、糸島市の将来を担う子供たちの健全な成長を支えるためにも、市長が掲げられましたマニフェストの実現に向けて努力していく所存でございます。  以上です。 231 ◯議長(有田継雄君)  江頭議員。 232 ◯13番(江頭晶子君)  今、教育長が子供たちは糸島市の宝だというふうにおっしゃいました。私もまさにそのとおりだろうというふうに思っております。  これは市役所の皆様方ばかりではなく、議員、それから市民もやはりこれは子供たちのために努力していかなくちゃいけないということも、私も本当にそう思いますが、現実はなかなか厳しいものでございまして、実態から言えば、先ほど言いましたように小学校、分校入れて18校、そして姫島の分校入れて中学校が7つ、その中で学校の教育環境の差が本当にあります。プールのない学校もあります。私はびっくりしましたが、プールのない学校があった。  それから、トイレが洋式でない学校、トイレを洋式にした地域、地域間格差があります。それから、液晶テレビが各クラスにだっと入っている学校、そうでない学校があります。教育環境をやはりもう少し整えていくという工夫が必要ではないかと思うんですが、1つ私は、液晶テレビはもう昨年の3月ぐらいからずっと言ってきているんですけど、前原の小学校は入っております。二丈、志摩に入っておりますかどうか、ちょっとお尋ねします。 233 ◯議長(有田継雄君)  古川教育部長。 234 ◯教育部長(古川泰永君)  今議員が言われていますテレビ、50インチのテレビ、そして前原市の全小・中学校には各教室に確かに入れております。  それから、旧二丈町、志摩町におきましては、各学校に電子黒板という形で、当然テレビに接続、それからコンピューターとの接続等で電子黒板という形で興味、意欲がわくものがついております。  以上です。 235 ◯議長(有田継雄君)  江頭議員。 236 ◯13番(江頭晶子君)  電子黒板は各クラスに全部あるんでしょうか。 237 ◯議長(有田継雄君)  古川教育部長。 238 ◯教育部長(古川泰永君)  旧二丈町、旧志摩町におきましては、学校1台というふうに確認しております。  以上です。 239 ◯議長(有田継雄君)  江頭議員。 240 ◯13番(江頭晶子君)  ぜひ、教育部長、前原市にあった学校、今50インチのテレビを配置している学校に聞いてください。前原西中学校なんかは教室が狭くて、とても置き場所に困って大変だそうです。ですので、各階に1台とか学年に1台とかやって、そして、今50インチのない学校に少し回すという考え方もあってもいいんじゃないかというふうに思うんですね。  本当に置き場所に困っていて、現場の先生方の声を聞いてください。一年じゅう毎日毎日テレビを使うわけではありません。テレビを使う、それは使った授業というのは限られているわけで、だから、少しそれは、もう少し全体を見回して、配分してみるということも1つありではないかと思います。  これは実態調査をぜひしていただきたいと思いますが、そういうふうに教育環境の中で、やはり少し平均化といいますか、均等化といいますか、余りにも違い過ぎているものを少しずつ是正していくことも必要ではないかなというふうに思っております。それは実態調査をしなければ、またわからないことでしょうけれども、こういうことも含めて、やっていくべきではないか。  糸島市全体を見回していく。で、教育環境の中で、いつも私は思うんですが、義務教育の子供たちは、行政の中で、教育委員会の中で把握をし、そして、子供たちが育つよう、ずっと見守れるというシステムになっておりますが、糸島市の人口は10万人、そして、有権者が8万人、15歳未満の子供たちは1万4,500何がし、ということは15歳から20歳までのお子さんは5,000人なんですね。計算してみると、ここの子供たちは子供たちでないのか。ここの15歳から20歳までの子供たちのさまざまな施策がすっぽりといつも抜け落ちている。  市長のマニフェストの中にも、子育て・福祉、乳幼児から、それこそ障がい者のこともきちんと書かれているんですけど、いわゆる不登校であったり、それから、引きこもりの子供たちのことであったり、そういうところの施策がすっぽり抜けて、どこが担当するんだろうなというふうに、いつも社会教育のほうとも話し合うんですけれども、表に出てくる子供たちは本当にいいんです。その子たちじゃなくて、来れない子供たちのやはり自立なり、それなりの見守りなりの施策が本当にない。ここがもう19歳だと1年たって大人になる。そういう子供たちがいるということも、やはり私たちはきちんと把握して、考えておかなければならないことではないかと思うんですが、子供たちの教育環境を本当に充実させていく。ハード面もソフト面もそうですけれども、先ほど波多江議員が図書館の話もされておりました。図書館の充実も、それはもちろん、そういう子供たちにとっても大事なことなんです、学びの場であったり。  で、糸島市には児童館が1館もありません。よその自治体に行けば、校区ごとに1館ずつぐらいあります。そういうものの教育環境はすっぽりと抜け落ちているんですが、今後、子供たちの育ちの中での豊かな教育環境の中に、そういう考えがあるのか、ないのか最後にお尋ねいたします。 241 ◯議長(有田継雄君)  菊池教育長。 242 ◯教育長(菊池俊秀君)  県によって、地域によって児童館というのがあるところもございますが、例えば、児童館の中に放課後児童クラブをつくるとか、そういったところで対応しているところもあるようですけれども、教育委員会の管轄であるかどうかわかりませんが、教育委員会として児童館をつくっていくことを求めていくということは考えておりません。 243 ◯議長(有田継雄君)  江頭議員。 244 ◯13番(江頭晶子君)  今すぐこれをどうこう言うことでは私はありませんけれども、糸島市の子供たちの明るい教育環境をつくっていくということには、やはりこういう視点もやっぱり持つべきではないかと思うんですね。  先ほど教育長は、子供は宝だとおっしゃいました。そして、その教育を、子供たちが育つときには先生方のいわゆる働く環境もよくしていかなくちゃいけないという視点も持たれているということに、私はすごく歓迎をいたしました。だからこそです。その後、義務教育が済んだ後の子供たちの育ちも、やはり私たちは見ないといけない。子供を大切にする社会というのは、すべて私たちですね。未来への希望にあふれる社会になっていくはずなんですね。  いろんな今、社会情勢の中で、子供たちの貧困のことも言われてきている。だからこそ私は、子供が育っていく教育過程の中で、障がいのある子もない子も、きちんとこの地域の中で育って一緒に育っていく。そして、その地域の中で働く道筋を見つけていく。これが本当の意味での大人がしていく、子供たちに残していく大切な教育環境づくりだというふうに思うんですね。それが、私たちの責務であるし、自治体の責務ではないかということを申し上げて、私の一般質問を終わりたいと思います。 245 ◯議長(有田継雄君)  以上をもちまして、江頭晶子議員の一般質問を終結いたします。  これをもって、本日の一般質問を終結いたします。  以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。よって、本日はこれにて散会いたします。      (午後2時51分 散会) Copyright © Itoshima City Council Minutes, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...