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平成24年第3回定例会(第5日) 本文 2012-09-25
平成24年第3回定例会(第5日) 名簿 2012-09-25

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  1. 筑紫野市議会 2012-09-25
    平成24年第3回定例会(第5日) 本文 2012-09-25


    取得元: 筑紫野市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-09
    1:                 午前10時00分開議 ◯議長(大石  泰君) おはようございます。出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。  会議に先立ち、去る9月20日の本会議の一般質問において、2番、篠原議員の産業廃棄物処分場問題に係る質問の部分で、一部個人名の発言があったとの理由から、筑紫野市議会会議規則第65条の規定により、本人から発言を取り消したい旨の申し出がありました。  お諮りいたします。2番、篠原議員からの発言取り消しの申し出を許可することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 2: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、2番、篠原議員からの発言取り消しを許可することに決しました。  なお、発言取り消し部分については、後日、会議録を精査の上、議長において整理いたします。  次に、去る9月21日の本会議の一般質問において、15番、田中議員のエコ・センチュリー21株式会社の産業廃棄物処理施設の設置に反対する請願に係る質問の部分で、一部数字の間違いがあったとの理由から、筑紫野市議会会議規則第65条の規定により、本人から「資本金500億円ぐらい」と言う発言を「資本金100億円ぐらい」と訂正したい旨の申し出がありました。よって、議長により、15番、田中議員の発言の訂正を許可いたします。  なお、発言訂正部分については、後日、会議録を精査の上、議長において整理いたします。  それでは、お手元に配付しております議事日程の順序に従い、本日の会議を進めます。       ────────────・────・────────────   日程第1.認定第1号 3: ◯議長(大石  泰君) 日程第1、認定第1号平成23年度筑紫野市一般会計歳入歳出決算の認定の件を議題といたします。  本件に関し、委員長から御報告願います。7番、決算審査特別委員長。 4: ◯決算審査特別委員長(佐藤 政志君)〔登壇〕 皆さん、おはようございます。認定第1号平成23年度筑紫野市一般会計歳入歳出決算の認定の件が決算審査特別委員会に付託を受けていましたので、その審査の経過と結果について御報告いたします。  まず、本特別委員会は去る9月4日に委員会が設置され、正副委員長の互選並びに同日、委員会を開催し、審査要領、130件の資料要求について決定いたしました。  その後、決算認定資料に基づき、財政の状況として、歳入歳出の増減内容、決算の推移では主に財政指標の状況について説明を受けました。  次に、9月13日から14日における各課集中審査では、主に、財政課では財政運営の総括と今後の財政運営等について、人権政策課では同和対策事業について、管財課では市営住宅使用料の減免等について、安全安心課では生活交通対策事業について、戦略企画課では新規事業及び廃止事業について、税務課では過誤納還付金の内容について、収納課では滞納状況と収納対策等について、環境課ではごみ袋の単価とごみ処理に係るコスト等について、子育て支援課では保育所の人員配置等について、生活福祉課では生活保護費について、建設課では荒廃森林再生事業及び林業振興対策助成金について、教務課では各小中学校別学校図書冊数及び図書整備事業について、学校教育課では児童生徒数の推移と今後の見込み等について、生涯学習課では相談事業の実績について、以上、資料に基づき6部門14課にわたり説明を受け、審査を行いました。  最後に、9月18日の審査概要を報告いたします。  総括質疑では、市長、副市長、教育長出席のもと、9題目にわたり審査を行いました。
     1題目めの不登校、いじめ対策についての質疑には、不登校問題やいじめ問題への対応は早期発見・早期対応の取り組みが重要であり、学校が組織的に指導体制を整備し、不登校やいじめを生まない教育活動の推進を図ることが大切であると考える。今後も、さまざまな取り組みを通して、いじめや不登校問題の解決に努力していきたいとの答弁がありました。  2題目めの同和対策事業の終結についての質疑には、部落差別が存在する限り同和行政は推進するとの基本姿勢の中で、これまでも事業の一般対策化に取り組んできたが、今後とも同和問題実態調査の結果を十分に踏まえて、一般対策へ移行できるかどうかなど、同和対策検討委員会にて精力的に検討していきたいとの答弁がありました。  3題目めの平成23年度決算を受けて、予算編成方針に変更はないのかとの質疑には、平成24年度までの予算編成については、総合計画の施策枠ごとに予算を配分する施策枠予算配分方式を導入していたが、施策枠予算配分方式は、総合計画に基づく施策の優先度が反映できる一方、優先度の低い施策は財源が減少するばかりとなってしまうことや、複数課にまたがる施策については調整が必要となっていたことから、平成25年度の予算編成方針については、従来の施策枠予算配分方式を見直し、内部評価委員会及び外部評価委員会の評価対象となった事務事業については、それぞれの評価結果を尊重し、予算の編成を行うこととしたとの答弁がありました。  4題目めの市の債権は多岐にわたり、それぞれに適用する法、条例がある。市として、一元的に債権管理計画などの整備と人員体制の強化を図ってはどうかとの質疑には、市税や使用料などの収入未済額については、その件数、金額が増加傾向にあることは承知している。そして、債権を管理する部署も複数に分かれていることから、債権回収や債権放棄の実施に当たって統一性がない。債権の一元管理を行うことについては、個々の債権に応じて対応できるよう、標準的な基準や回収のノウハウ等を定めた債権管理マニュアルの作成を検討することとし、債権管理計画、条例の制定及び人員体制の強化については今後の検討課題としたいとの答弁がありました。  5題目めの生活交通対策事業についての質疑には、現行路線を活用した運行委託や赤字補填による市民の交通の確保について必要であると考えているが、新たな取り組みも重要である。その視点としては、地域と市が協力しながら課題を解決していくというもので、現在、山家地区に地域コミュニティが運営されている。試験的試みではあるが、市との協働事業として自主運行バスに取り組んでいる。交通弱者を救済していけるよう、しっかり取り組んでいくとの答弁がありました。  6題目めの経常収支比率についての質疑には、経常収支比率は、経済変動や地域社会の変化、市民の行政需要にどれだけ柔軟に対応できるかを見る指数である。平成23年度の経常経費増加の主な要因として、人件費、物件費、補助費等の増、その他特別会計への繰出金により、前年度比0.9ポイント上昇し90%となったことから、今後、さらに経常経費の抑制に努めていく必要がある。市では、継続して安定した持続可能な市民生活に寄与するために、平成23年度から5年間を対象とした筑紫野市財政計画を策定している。今後も、引き続きスクラップ・アンド・ビルドの徹底に努め、行財政の効率的な運営を図っていくとの答弁がありました。  7題目めの市長が言われている重要施策がこの1年でどれだけ反映したのか、その評価はとの質疑には、平成23年度については、5つの公約である「行財政改革」、「産業・雇用をつくる」、「生活を守る」、「共助社会をつくる」及び「未来をつくる」に基づき、数々の施策を実施している。特に、地場産業の活性化に向けて入札制度の改正を行い、地場主義を明確に打ち出した。また、防災対策として、地域での自主防災組織を発足させるとともに、災害時等要援護者支援制度を整備した。雇用対策には特に重点を置き、国と連携をとりながら筑紫野市ふるさとハローワークを開設し、就労支援の充実に力を注いだ。  平成24年度についても、5つの公約に基づき取り組みを進めていく。評価については、市長としての公約について、常に意識し続けており、成果も徐々にあらわれ始めていると考えているとの答弁がありました。  8題目めの経済的に厳しい家庭の子どもがふえている。教育段階ですべての子どもたちに生きる力をつけるために、必要な人的配置、環境整備についてどう考えるかとの質疑には、幼稚園教育、学校教育においては、子どもたちの生きる力を育むために、確かな学力、豊かな心、健やかな体の調和のとれた育成を重視している。すべての子どもたちに生きる力を育むため、各学校への指導、支援を行うとともに、条件整備に努めている。本市においては、読書活動の推進、特別支援教育の充実、少人数指導の推進等を行っている。必要な人的配置、環境整備を行うことで、経済的に厳しい家庭の子どもたちを含め、すべての子どもたちの生きる力を育てることにつながると考えているとの答弁がありました。  9題目めの医療費が年々増加傾向となっている。医療費抑制、健康増進の対策をどう考えているのかとの質疑には、全国的に医療費は増加傾向にあり、抑制対策として、診療報酬明細書の点検、全世帯を対象とした医療費通知ジェネリック医薬品切り替え通知の送付、同一疾病での多受診被保険者を対象として保健師による指導を行うなど、医療費の抑制策を講じている。  健康増進対策としましては、平成17年3月に健康寿命の延伸を目標に掲げた市の健康推進計画「健康ちくしの21」を策定し、生活習慣病予防対策及び疾病対策事業等を推進している。保健事業として、市健康づくりサポーターを養成しながら、行政と市民が一体となった健康づくりを推進しているとの答弁がありました。  続いて、討論に入り、一委員からは、同和対策事業特別対策から一般対策へ移行すべきで、事業の公平性が問われるとの反対討論がありました。  また、一委員からは、全般的に見てよい決算状況であるとの賛成討論がありました。  さらに、一委員からは、厳しい財政状況の中、市長を初め執行部が問題意識を持って財政運営に努めているとの賛成討論がありました。  採決の結果、平成23年度筑紫野市一般会計歳入歳出決算については、賛成多数にて認定すべきものと決しました。  以上で、決算審査特別委員会審査報告を終わります。 5: ◯議長(大石  泰君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 6: ◯議長(大石  泰君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから討論を行います。討論される方はありませんか。  まず、反対討論をされる方は挙手を願います。1番、城間議員。 7: ◯1番(城間 広子君)〔登壇〕 1番、日本共産党、城間広子です。平成23年度一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で討論いたします。  一般会計歳入総額は324億9,412万8,000円、歳出総額は315億9,638万6,000円、差し引き額8億9,762万2,000円、翌年度に繰り越すべき財源を差し引いた後の実質収支額は4億2,315万6,000円であります。この一部で、高過ぎる国保税の引き下げなど、切実な市民要求を実現することは可能であったと考えます。  決算に当たり、改めて異常な同和対策事業の実態について、立ち入って解明いたします。  国は2002年度、県は2007年度に特別対策を終了し、県内では同和対策事業費ゼロの自治体や、地区の世帯、人口について調査せずとする自治体がふえる中、平成23年度同和対策事業費総額4億6,900万8,000円、同和事業関連公債費2億8,508万9,000円、緊急雇用創出事業臨時特例基金事業を使った美化清掃事業2,207万円、ふるさと雇用再生特別基金事業を使った高齢者生活支援事業1,170万円と、合計7億8,786万7,000円支出しています。歳出総額の2.49%を占めている状況です。  さらに、法的には地区も地区関係者もない中に、わざわざ地区住民を特定し、同和地区実態調査等の調査を行い、1,031万円もの市費を費やしています。この予算を市民の雇用対策に充てることもできたはずです。  下見・京町保育所事業費についてです。  地区外の子どもたちも分け隔てなく入所しているのであれば、2保育所事業費を政策6から政策1に移し、行政事務上も巨額の同和対策費を削減すべきであります。また、下見保育所に2人、京町保育所に1人配置している正規職員の家庭支援推進保育士一般対策補助であり、正規職員の保育士の少ない街道保育所に配置すべきでありました。  人権文化センター等の事業費1億4,168万1,000円についてです。  4地区に正規職員8人、嘱託職員16人を配置する異常を是正すべきです。前年対比1名増となっています。ほぼ同数の地区世帯、人口の自治体では、2つの文化センターに嘱託職員2人、臨時職員2人、運営費約3,000万円弱で運営しています。年間3万5,000人が利用し、地域のコミュニティセンターになっていると聞いております。本市は、その4倍の経費を支出しながら、閉鎖的です。  隣保館運営費等の補助は一般対策補助であり、しかも平成23年度から平成27年度までの5年間の時限措置としてあります。その後は一般財源化される可能性が大きいものです。事業費を大幅削減すれば、凍結したままの生活交通対策事業コミュニティバス事業実施に必要な財源1億円弱を確保できると考えます。  地区の高齢者対策事業についてです。  介護保険制度の枠外で、利用料も不要のデイサービス事業に1,138万8,000円が使われています。全地域に平等にデイサービスを実施すべきです。また、地区に特化した老人医療費助成金では、70歳以上の医療費の自己負担額の80%を助成し、566万5,110円支出されています。所得制限は、収入が生活保護費の1.3倍以下の世帯の高齢者です。無年金、低年金で苦しんでいるすべての市民に同様に助成すべきです。介護サービス費助成金自動車運転技能取得訓練費も同様です。  運動団体補助金についてです。  地区のない春日市、大野城市も含め、運動団体に多額の補助金が支出されています。このほか、本市では運動団体筑紫支部の子ども会、青年部、女性部、老人部に403万2,000円の補助金を毎年出しています。桁違いの補助をやめ、全市民のそれぞれの団体に回すべきです。  異常な特別対策を廃止すれば、筑紫地区の他の自治体に比べて高過ぎるごみ袋の値下げ、筑紫野市にだけないコミュニティバス市民プールなど、全市民の暮らし応援に予算を回すことができます。また、住宅リフォーム助成制度、農林事業の充実など地場産業の育成、地域経済の活性化、雇用拡大などで、全市民の生活の向上、税収増を図る施策が可能です。  公立保育所についてです。  各保育所とも、臨時職員が正規職員より多い異常な事態となっています。3公立保育所で正規職員が1クラスに1人の配置しかなく、本来、短期雇用であるはずの臨時保育士対応となっています。特に、街道保育所は、入所児童163人に対し正規職員がわずか12人と際立っています。職員の待遇を軽んじ、多くの官製ワーキングプアを生み出し、結果的に保育士が足りない、子どもたちにしわ寄せが起きかねない事態が生じています。未来を担う子どもたちに責任ある保育を行うため、退職予定者を上回る正規職員を採用すべきです。また、二日市保育所の建てかえに当たり、マンモス保育所の分離を検討し、福岡市に比べて20%も高い保育料を引き下げるべきです。  なお、2001年10月に市と解放同盟が取り交わした、解放センター、保育所の委託協議に関する確認書は、2002年7月、解放同盟側からの同和対策の法律施行下における確認書破棄の申し入れ及び市の同意文書によって、他の確認文書とともに完全に破棄されていることを付言しておきます。  最後に、共同調理場事業費2億2,614万4,000円についてです。  交付税措置の積算根拠となる学校給食の算定基礎額は2億3,786万4,000円です。小中学校一括調理共同調理場方式で、国が必要と認める給食調理員数より少ない人数で運営がなされてきました。しかし、長年の効率的運営重視の姿勢により、子どもたちに大切な教育としての学校給食が軽んじられ、食育推進、地産地消、災害時の避難場所としての学校対応ができない状況にあります。  共同調理場建てかえに当たり、特に筑紫地区の太宰府市、春日市、大野城市、那珂川町の小学生はすべて自校方式の給食であるのに、本市の6,083人の小学生はそうでないこと、また災害時に各小学校で炊き出しができないことは最大限考慮されるべきであります。  学校給食調理場基本構想では、教育、産業・雇用、防災の観点からの課題の抽出と対策が十分検討されるべきであると考えます。安全で新鮮な地元の野菜、農産物を給食で提供する機会の拡大、災害時の避難場所に指定された学校に調理室をつくる機会を逸しておいて、耐震化対策のために市庁舎建設をと説いても、市民の理解は得られないと考えます。市の将来を見据え、何が重視されるべきか、選択を誤られないように求めます。  地方自治法には、地方自治の本旨は住民の健康増進と住民福祉の向上であると、明確にうたわれております。市民が主人公の市政の実現を目指し、教育、福祉の充実、地場産業振興に予算を回すべきであります。  以上の理由から、本決算認定に反対であることを表明し、討論を終わります。 8: ◯議長(大石  泰君) 次に、賛成討論をされる方は挙手願います。21番、横尾議員。 9: ◯21番(横尾 秋洋君)〔登壇〕 会派つくし野の横尾秋洋でございます。平成23年度筑紫野市一般会計歳入歳出決算の認定において、賛成の立場で討論を行います。  平成23年度の一般会計の決算は、例年になく非常にバランスのとれた決算になっているなということを感じております。従来は、不用額イコール黒字額というような形が見られましたけども、今年度の分はかなり意思が入って、施策別枠配分の効果が非常に出てきているなという形をつくづく感じました。  特に、市税の収納率においても98.09%となっておりまして、前年度よりも0.26ポイント改善がなされておると。特に、市税収納率向上対策推進本部の効果が、ようやく出てきたのかなということを感じます。  また、さらに繰り上げ償還5億円が計上されております。特に、利子が高いところをできるだけ削減をするという形で、非常に意思が入っているなと思っております。  さらに、小中学校の耐震化も計画どおり進んで、全国的にもなかなか進んでいないところに、いち早く筑紫野市は100%と言っていいほど耐震化ができているのではないかなと、そういうふうに思います。  なお、一般会計のみならず、全特別会計を見ても非常にバランスがとれて、全会計が黒字となっているということで、非常に財政当局を初め各部長、課長、その辺の意思が通っているのではないかなと、そういうふうにつくづく思っております。  また、監査委員からの指摘もありますが、全般的に非常にバランスがとれているということと、あとはもう一つ言えば、経常経費全般にわたって、さらに努力をしていただきたいという注文も片側ではついている。しかし、それを含めても、全般的に見て、平成23年度決算はよくできていると。  さらに最後に、枠配分をさらに進化させた外部評価とか内部評価を次の予算に生かそうという形でありますので、平成23年度の決算がさらに平成25年度の予算につながっていくということを期待して、賛成の立場で討論を終わります。 10: ◯議長(大石  泰君) 14番、赤司議員。 11: ◯14番(赤司 泰一君)〔登壇〕 会派つくし野の赤司でございます。今回の賛成討論をさせていただきます。  東日本大震災の影響による国からの補助金などの影響というものが多大の中で、やはり本市の財源確保というものはさらに厳しい状況であるということ。しかしながら、先ほど21番議員からも言われましたとおりに、税収納が98.09%と、この数字は平成23年度の依存財源を見ますと45.7%、これに対し自主財源というのが54.3%と、前年比2%もの市民の協力、そしてまた理解を得ながら財政運営に努めていると、このように大きく評価できるものではないでしょうか。  もちろん将来的な課題というものもたくさんあるわけでございますが、市長を初め、そしてまた執行部がしっかりとした問題意識を持って運営に努めていると、そういう観点から、平成23年度一般会計歳入歳出決算の認定に対しまして賛成の立場を表明し、賛成討論といたします。 12: ◯議長(大石  泰君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。本件を認定することに賛成の方は御起立願います。                   〔賛成者起立〕 13: ◯議長(大石  泰君) 起立多数と認めます。よって、本件は認定することに決しました。       ────────────・────・────────────   日程第2.認定第2号 14: ◯議長(大石  泰君) 日程第2、認定第2号平成23年度筑紫野市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定の件を議題といたします。  本件に関し、委員長から御報告願います。16番、文教福祉委員長。 15: ◯文教福祉常任委員長(森田 健二君)〔登壇〕 改めまして、おはようございます。  認定第2号平成23年度筑紫野市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定の件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  委員会では、監査委員から、税の負担の公平を期する見地から、収入未済額の解消に引き続き努力するようにとの指摘があったが、平成23年度はどのような努力をしたのかとの質疑があり、執行部からは、収納課と連携し、電話催告や夜間臨戸を行い、できるだけ面会して納付をお願いするようにしましたとの答弁がありました。  討論では、一委員から、現在、医療費支出の24%となっている国庫負担を50%に戻すよう国に要求するとともに、一般会計から繰り入れをふやして、保険税を下げるべきであるとして反対するとの討論がありました。  採決の結果、賛成多数をもって認定すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 16: ◯議長(大石  泰君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 17: ◯議長(大石  泰君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから討論を行います。討論される方はありませんか。  まず、反対討論をされる方は挙手を願います。1番、城間議員。 18: ◯1番(城間 広子君)〔登壇〕 1番、日本共産党、城間広子です。認定第2号平成23年度筑紫野市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で討論します。  平成23年度は、地方税法の改正により、課税限度額基礎課税額医療保険分)が1万円引き上げられ51万円に、後期高齢者支援分が1万円引き上げられ14万円に、介護保険分が2万円引き上げられて12万円に、合計額4万円引き上げられて77万円になっています。課税限度額は、平成20年度から68万円、69万円、73万円、77万円と、連続引き上げとなっています。  4人家族で給与収入300万円で33万2,500円、400万円で40万7,200円と、わずかな収入の1割を超え、払いたくても払えない保険税となっています。中には、家族のためにやっと保険税を払い保険証をもらいながら、自分は3割負担が重く、市販薬で痛みを抑え、必要な治療を受けずに病状を悪化させている母親もいます。  国が1984年に医療総額の50%だった国庫支出の割合を現在24%まで減らしていることが国保会計悪化の要因となり、財政難、保険税引き上げ、滞納増という悪循環を引き起こしています。国に対し国庫負担をもとに戻すよう要請するとともに、一般会計からの繰り入れをふやし、保険税を引き下げて、市民が安心して医療にかかれる制度にすべきです。  課税限度額の増額が含まれている本決算には反対いたします。  以上、反対討論といたします。 19: ◯議長(大石  泰君) 次に、賛成討論される方は挙手を願います。                 〔「なし」の声あり〕 20: ◯議長(大石  泰君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。本件を認定することに賛成の方は御起立願います。                   〔賛成者起立〕 21: ◯議長(大石  泰君) 起立多数と認めます。よって、本件は認定することに決しました。       ────────────・────・────────────   日程第3.認定第3号 22: ◯議長(大石  泰君) 日程第3、認定第3号平成23年度筑紫野市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定の件を議題といたします。  本件に関し、委員長から御報告願います。14番、総務委員長。 23: ◯総務常任委員長(赤司 泰一君)〔登壇〕 認定第3号平成23年度筑紫野市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定の件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  執行部から、歳入歳出決算事項別明細書による説明とあわせて、貸付事業に係る全体の経過が示されました。  委員会では、償還推進助成事業費補助金の累計額について質疑があり、執行部からは、制度が始まった平成17年度から平成23年度までの補助金累計額は4,778万4,000円であると、このような答弁がありました。  また、不納欠損と補助金との関連性についての質疑がありまして、執行部からは、国と県からの債権が回収不能という判断をいただき、それをもとに住宅新築資金等貸付金審議会へ諮問をし、やむを得ないという判断が出れば不納欠損で処理していくと、このような答弁がありました。  討論では、一委員から、新たな税金投入となる償還推進事業補助制度等の安易な活用は避けるべきであると、このことから反対すると討論がありました。  採決の結果、賛成多数をもって認定すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。
    24: ◯議長(大石  泰君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 25: ◯議長(大石  泰君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから討論を行います。討論される方はありませんか。  まず、反対討論される方は挙手を願います。2番、篠原議員。 26: ◯2番(篠原 範子君)〔登壇〕 2番、日本共産党、篠原範子です。認定第3号平成23年度筑紫野市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で討論をいたします。  本事業は、昭和41年から平成8年まで、同和地区住民296人に貸付総額約13億円を貸し付けた同和対策事業とその償還事業の会計です。償還終了年度は平成33年度になります。平成23年度の償還金の調定額は1億1,343万4,795円に対して、償還額は818万6,324円と、償還率7.22%、前年度よりも892万8,407円の減額で、前年度の償還率13.96%から6.74%も下回っています。  前年度に限って見れば、調定額797万3,012円に対して償還額は432万8,874円、54.29%にとどまり、前年度より15.35%下回っています。未償還額は1億524万8,471円となっており、不納欠損額は平成23年度末で累計4,696万8,009円になっています。滞納者は30人で、最高額は1,095万円になっています。  福岡県住宅新築資金等償還推進助成事業費補助金が400万5,000円、償還が困難になった者に対して償還を推進するために、新たな税金の投入がされています。本年度の対象者1名の借受金への償還に投入されています。制度発足、平成17年度から累計額は4,778万円になっています。  貸付金の償還には、安易な補助金の活用を避けて、毅然とした態度で返済金の回収に努めるべきです。地区内外にかかわらず、税の徴収に当たっては公平な対応をすべきです。  平成23年度末の基金残高は1億6,178万9,242円になっていますが、共産党市議団は繰り返しこの基金について指摘しておりますが、この中には一般会計からの繰入金が9,025万円があります。速やかに一般会計に戻し、市民全体の福祉に使うべきです。  以上の理由から、本認定に反対であることを表明し、討論を終わります。 27: ◯議長(大石  泰君) 次に、賛成討論される方は挙手を願います。                 〔「なし」の声あり〕 28: ◯議長(大石  泰君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。本件を認定することに賛成の方は御起立願います。                   〔賛成者起立〕 29: ◯議長(大石  泰君) 起立多数と認めます。よって、本件は認定することに決しました。       ────────────・────・────────────   日程第4.認定第4号   日程第5.認定第5号   日程第6.認定第6号   日程第7.認定第7号 30: ◯議長(大石  泰君) 日程第4、認定第4号平成23年度筑紫野市奨学資金貸与事業特別会計歳入歳出決算の認定の件から、日程第7、認定第7号平成23年度筑紫地区介護認定審査会事業特別会計歳入歳出決算の認定の件までの4件を一括して議題といたします。  本4件に関し、委員長から御報告願います。16番、文教福祉委員長。 31: ◯文教福祉常任委員長(森田 健二君)〔登壇〕 認定第4号から認定第7号までの4件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  まず、認定第4号平成23年度筑紫野市奨学資金貸与事業特別会計歳入歳出決算の認定の件について御報告いたします。  本件では、平成23年度は新たに高校生6名に貸与を開始しており、平成22年度からの継続貸与は、高校生5名、大学生3名に対し貸与していること、例年、赤字補填のために一般会計からの繰り入れを行っているが、平成23年度は3月に大学を卒業した家庭への貸し付けが一括して返還されたため、他の償還金と合わせると収入が貸付額を上回り、一般会計からの繰り入れが不要になったことなど、執行部から説明を受けました。  質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって認定すべきものと決しました。  次に、認定第5号平成23年度筑紫野市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定の件について御報告いたします。  委員会では、高齢者数は増加しているが、介護認定者数が横ばいの状態であることについて、介護予防事業もその要因の1つであると分析しているが根拠は何か、との質疑がありました。執行部からは、介護予防事業の開催前後で行う調査の結果から行った分析であるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって認定すべきものと決しました。  次に、認定第6号平成23年度筑紫野市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定の件について御報告いたします。  委員会では、保険料の特別徴収と普通徴収の区分について質疑があり、執行部からは、年金受給者が年額18万円以上ある被保険者は特別徴収の可能性がある。年額18万円以上であっても、厚生年金や共済年金などを合わせると18万円以上だが、厚生年金だけでは18万円未満の被保険者や無年金者、後期高齢者保険料と介護保険料を合わせると、年金受給額の年額の半額以上になる被保険者は普通徴収となるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって認定すべきものと決しました。  次に、認定第7号平成23年度筑紫地区介護認定審査会事業特別会計歳入歳出決算の認定の件について御報告いたします。  委員会では、審査委託金の収入科目に県支出金の項目が設けられていることについて質疑があり、執行部からは、当該審査会の構成自治体の中に、福祉事務所を持たないため、生活保護業務の実施主体が県になっているところがあり、当該自治体の生活保護受給者の認定審査を行った際の委託金を県が支出するためであるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって認定すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 32: ◯議長(大石  泰君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。  まず、認定第4号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 33: ◯議長(大石  泰君) 質疑なしと認めます。  次に、認定第5号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 34: ◯議長(大石  泰君) 質疑なしと認めます。  次に、認定第6号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 35: ◯議長(大石  泰君) 質疑なしと認めます。  次に、認定第7号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 36: ◯議長(大石  泰君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから認定第4号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 37: ◯議長(大石  泰君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。認定第4号平成23年度筑紫野市奨学資金貸与事業特別会計歳入歳出決算の認定の件を認定することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 38: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、本件は認定することに決しました。  次に、認定第5号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 39: ◯議長(大石  泰君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。認定第5号平成23年度筑紫野市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定の件を認定することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 40: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、本件は認定することに決しました。  次に、認定第6号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 41: ◯議長(大石  泰君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。認定第6号平成23年度筑紫野市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定の件を認定することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 42: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、本件は認定することに決しました。  次に、認定第7号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 43: ◯議長(大石  泰君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。認定第7号平成23年度筑紫地区介護認定審査会事業特別会計歳入歳出決算の認定の件を認定することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 44: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、本件は認定することに決しました。       ────────────・────・────────────   日程第8.認定第8号 45: ◯議長(大石  泰君) 日程第8、認定第8号平成23年度筑紫野市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定の件を議題といたします。  本件に関し、委員長から御報告願います。21番、市民建設委員長。 46: ◯市民建設常任委員長(横尾 秋洋君)〔登壇〕 認定第8号平成23年度筑紫野市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定の件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  委員会では、分担金及び使用料の滞納状況と、その徴収目標は何かあるのかという質疑があり、執行部からは、平成23年度決算において、分担金は14件で約149万円、使用料は74件で約199万円の滞納となっているが、今、相手方と話をしながら少しずつでも納入するよう促しており、分担金については過年度分でまだ家庭内に接続されていない方の分であり、分担金を納めないと着工ができない形になっているので、将来的には納入され、不納欠損にはならないと考えている。また、具体的な徴収目標は定めていないが、昼間及び夜間の訪問徴収を実施しており、平成23年度の成果としては、昼間は13回行い、対象件数72件中接触できた件数は28件、夜間は9回行い、対象件数61件中接触できたのは34件で、直接徴収は27万1,000円ほどでしたとの答弁がありました。  また、水洗化率が前年度と比較すると微増となっているが、目標があるのかとの質疑があり、執行部からは、農業集落排水事業を進める中で、将来的にも水洗にしていただく同意をとっているので、普及していくものと考えているとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって認定すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 47: ◯議長(大石  泰君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 48: ◯議長(大石  泰君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 49: ◯議長(大石  泰君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。本件を認定することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 50: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、本件は認定することに決しました。       ────────────・────・────────────   日程第9.認定第9号 51: ◯議長(大石  泰君) 日程第9、認定第9号平成23年度筑紫野市土地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定の件を議題といたします。  本件は、下成議員、上村議員及び鹿島議員と利害関係のある事件であります。  よって、地方自治法第117条の規定により、ただいま申し上げました3人の議員の退席を求めます。          〔下成正一議員、上村和男議員、鹿島康生議員 退席〕
    52: ◯議長(大石  泰君) 本件に関し、委員長から御報告願います。14番、総務委員長。 53: ◯総務常任委員長(赤司 泰一君)〔登壇〕 認定第9号平成23年度筑紫野市土地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定の件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  執行部から、歳入歳出決算事項別明細書による説明とあわせて、最終年度の平成27年度までの償還状況、土地開発公社からの買い戻した土地の利用状況が示されました。  委員会では、全く利用できない土地を買い戻した理由について質疑があり、執行部からは、一例として、当時、都市計画事業の公共事業用地として買い戻していたが、計画変更で使用できなかったためと、このような答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって認定すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 54: ◯議長(大石  泰君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 55: ◯議長(大石  泰君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 56: ◯議長(大石  泰君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。本件を認定することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 57: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、本件は認定することに決しました。  ここで3人の議員の除斥を解除いたします。          〔下成正一議員、上村和男議員、鹿島康生議員 着席〕 58: ◯議長(大石  泰君) しばらく休憩いたします。                 午前10時55分休憩       ………………………………………………………………………………                 午前11時05分再開 59: ◯議長(大石  泰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────・────・────────────   日程第10.認定第10号   日程第11.認定第11号   日程第12.認定第12号 60: ◯議長(大石  泰君) 日程第10、認定第10号平成23年度筑紫野市二日市財産区特別会計歳入歳出決算の認定の件から、日程第12、認定第12号平成23年度筑紫野市平等寺山財産区特別会計歳入歳出決算の認定の件までの3件を一括して議題といたします。  本3件に関し、委員長から御報告願います。14番、総務委員長。 61: ◯総務常任委員長(赤司 泰一君)〔登壇〕 認定第10号から認定第12号までの3件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  まず、認定第10号平成23年度筑紫野市二日市財産区特別会計歳入歳出決算の認定の件について御報告いたします。  執行部から、歳入歳出決算事項別明細書による説明とあわせて、積立金累計が決算年度末現在1億988万6,641円であるとの説明を受けました。また、本決算について、平成24年8月22日、二日市財産区管理会の同意を得たとの報告を受けました。  委員会では、積立金を将来どのように利用していくのか、このような質疑があり、執行部から、利用については、今後、二日市財産区管理会委員と協議して検討していくとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって認定すべきものと決しました。  次に、認定第11号平成23年度筑紫野市御笠財産区特別会計歳入歳出決算の認定の件について御報告いたします。  執行部から、歳入歳出決算事項別明細書による説明とあわせて、積立金累計が決算年度末現在840万784円であるとの説明を受けました。また、本決算について、平成24年8月21日、御笠財産区管理会の同意を得たとの報告を受けました。  委員会では、委託料の不用額について質疑があり、執行部からは、区域を広めに設定していたが、育林事業計画等を一部見直し、区域を狭めたため、不用額が多くなったと、このような答弁がありました。  また、立ち木の販売額について質疑がありまして、執行部からは、1立方メートル当たりで杉が6,987円、ヒノキが1万2,454円と、このような答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって認定すべきものと決しました。  次に、認定第12号平成23年度筑紫野市平等寺山財産区特別会計歳入歳出決算の認定の件について御報告いたします。  執行部からは、歳入歳出決算事項別明細書による説明とあわせて、積立金累計が7,587万4,200円であると、このような説明を受けました。また、本決算について、平成24年8月22日、平等寺山財産区管理会の同意を得たとの報告を受けております。  委員会では、財産収入がなく、基金を取り崩していることについて質疑があり、執行部からは、育林作業と収益が出る利用間伐事業を並行して行っているが、育林作業は投資となるため、利用間伐での売り払い金、そして補助金より支出が多くなっているが、今後、補助金制度を見きわめながら行っていきたいと、このような答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって認定すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 62: ◯議長(大石  泰君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。  まず、認定第10号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 63: ◯議長(大石  泰君) 質疑なしと認めます。  次に、認定第11号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 64: ◯議長(大石  泰君) 質疑なしと認めます。  次に、認定第12号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 65: ◯議長(大石  泰君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから認定第10号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 66: ◯議長(大石  泰君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。認定第10号平成23年度筑紫野市二日市財産区特別会計歳入歳出決算の認定の件を認定することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 67: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、本件は認定することに決しました。  次に、認定第11号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 68: ◯議長(大石  泰君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。認定第11号平成23年度筑紫野市御笠財産区特別会計歳入歳出決算の認定の件を認定することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 69: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、本件は認定することに決しました。  次に、認定第12号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 70: ◯議長(大石  泰君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。認定第12号平成23年度筑紫野市平等寺山財産区特別会計歳入歳出決算の認定の件を認定することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 71: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、本件は認定することに決しました。       ────────────・────・────────────   日程第13.認定第13号   日程第14.認定第14号 72: ◯議長(大石  泰君) 日程第13、認定第13号平成23年度筑紫野市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定の件及び日程第14、認定第14号平成23年度筑紫野市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定の件の2件を一括して議題といたします。  本2件に関し、委員長から御報告願います。21番、市民建設委員長。 73: ◯市民建設常任委員長(横尾 秋洋君)〔登壇〕 認定第13号及び認定第14号の2件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  まず、認定第13号平成23年度筑紫野市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定の件について御報告いたします。  委員会では、平成23年度水道事業損益計算書における当年度未処分利益剰余金のうち、当年度純利益の2分の1(50%)程度を建設改良積立金へ、20分の1(5%)程度を減債積立金へ積み立て、当年度純利益の残額(45%)と繰越利益剰余金を合わせて翌年度に繰り越すという今後の基本的な考え方について、何らかの根拠に基づいて提案されているかとの質疑があり、執行部からは、地方公営企業法上、前年度までは減債積立金に20分の1以上を積み立てなければならないとなっていたが、法改正後、平成23年度決算からは市独自で決定してよいということになったので、約60億3,000万円の起債未償還残高や、約32億1,000万円の水道事業計画残事業があることを考慮したところ、このような提案となったとの答弁がありました。  また、建設改良積立金はいつまでどのくらい積み立てていくかという質疑があり、執行部からは、今年度から制度が改正されたので、いつまで積み立てていくのかまだ検討中であるが、水道事業計画残事業費が約32億1,000万円あるので、まずは積み立てていきたいと考えているとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決及び認定すべきものと決しました。  次に、認定第14号平成23年度筑紫野市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について御報告いたします。  委員会では、約2,580万円の過年度損益修正益が発生した理由と、下水道事業会計の今後の見通しについての質疑があり、執行部からは、平成22年度支払い済みの流域下水道維持管理負担金が平成23年度において一部還付された。今後の見通しについては、減価償却費と支払い利息が平成23年度から平成25年度あたりにかけて最も多くなり、これを乗り切れば経営的にも改善されると考えているとの答弁がありました。  また、約3億3,190万円の未収金の内訳と、最終的にはどのように処理をするのかとの質疑があり、執行部からは、主なものとして自動振替時期の未到来による下水道使用料の未収金であり、このうち2億6,000万円は6月末までに収入済みとなっている。したがって、使用料の未収金合計は約4,400万円であり、そのうちおおむね1年半以上滞納している額は約2,400万円である。未収金の処理方法については、夜間徴収等を実施して納入促進をしているとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決及び認定すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 74: ◯議長(大石  泰君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。  まず、認定第13号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 75: ◯議長(大石  泰君) 質疑なしと認めます。  次に、認定第14号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 76: ◯議長(大石  泰君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから認定第13号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 77: ◯議長(大石  泰君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。認定第13号平成23年度筑紫野市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定の件を可決及び認定することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 78: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、原案のとおり可決及び認定することに決しました。  次に、認定第14号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。
                    〔「なし」の声あり〕 79: ◯議長(大石  泰君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。認定第14号平成23年度筑紫野市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定の件を可決及び認定することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 80: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決及び認定することに決しました。       ────────────・────・────────────   日程第15.議案第48号   日程第16.議案第49号 81: ◯議長(大石  泰君) 日程第15、議案第48号筑紫野市防災会議条例の一部を改正する条例の制定の件及び日程第16、議案第49号筑紫野市災害対策本部条例の一部を改正する条例の制定の件の2件を一括して議題といたします。  本件に関し、委員長から御報告願います。14番、総務委員長。 82: ◯総務常任委員長(赤司 泰一君)〔登壇〕 議案第48号及び議案第49号の2件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  まず、議案第48号筑紫野市防災会議条例の一部を改正する条例の制定の件について御報告いたします。  本件については、本年6月に災害対策基本法が改正されたことに伴い、災害発生時に限定して審議していたものが、市長の諮問に応じまして、平常時にも審議ができるようにすることなどの一部改正であると説明が執行部よりありました。  委員会では、改正条例第3条第9号、市長が特に認める委員について質疑があり、現在の構成は、陸上自衛隊、筑紫医師会、筑紫野市区長会及び筑紫野市社会福祉協議会からの代表者が4名であるとの答弁がありました。  討論では、一委員から、委員の選択の幅が広がり、防災会議の質が向上し、素早い組織活動が展開されることを期待する、そのようなことから賛成するとの討論がありました。  採決の結果、全員一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第49号筑紫野市災害対策本部条例の一部を改正する条例の制定の件について御報告いたします。  本件については、災害対策基本法の改正による引用条項の項ずれが生じたため、条例の一部改正すると、このような説明を執行部から受けました。  委員会では、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 83: ◯議長(大石  泰君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。  まず、議案第48号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 84: ◯議長(大石  泰君) 質疑なしと認めます。  次に、議案第49号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 85: ◯議長(大石  泰君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから議案第48号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。  まず、反対討論される方は挙手を願います。                 〔「なし」の声あり〕 86: ◯議長(大石  泰君) 次に、賛成討論される方は挙手を願います。11番、辻本議員。 87: ◯11番(辻本美惠子君)〔登壇〕 議案第48号筑紫野市防災会議条例の一部を改正する条例の制定について、賛成の立場で討論いたします。  昨年、平成23年3月11日に発生した東日本大震災を教訓として、平成24年6月27日に災害対策基本法が改正されました。法律の改正を受けて筑紫野市の条例を改正するものですが、一つには、市長の諮問に応じて、市の地域にかかわる防災に関する重要事項を審議することになります。東日本大震災以降、市民の安全・安心を確保するための防災が自治体の大きな仕事と認識されるようになりました。これまでのように、災害が発生した場合において、当該災害に関する情報を収集するだけではなく、防災から減災へと積極的な取り組みが期待できるものです。  もう一つの「地域防災計画に多様な主体の意見を反映させるため、任命できる防災会議の委員に自主防災組織を構成する者、または識見を有する者を追加する」については、防災会議への参画の幅を広げるものであり、女性の参画を促進するものだと理解しています。  3.11の大きな教訓として、災害時に日常的な暮らしを基点とする女性の視点が重要であることが言われています。国の第三次男女共同参画基本計画でも、第14分野において男女共同参画の推進の取り組みが拡充され、防災分野における政策方針決定過程への女性の参画を拡大することが上げられました。  また、内閣男女共同参画局は、女性や子育てのニーズを踏まえた災害対策についてという文書を、3.11直後の平成23年3月16日に災害対策本部に提出しています。避難所設置や運営体制に女性の視点を盛り込むべきということを要望したものでした。  自主防災組織を構成する者として、地域活動の多くを担っている女性が参画することによって、筑紫野市の防災会議、防災計画に新たな視点が広がることを期待しています。  以上のことを述べて、賛成討論といたします。 88: ◯議長(大石  泰君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第48号筑紫野市防災会議条例の一部を改正する条例の制定の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 89: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第49号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 90: ◯議長(大石  泰君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第49号筑紫野市災害対策本部条例の一部を改正する条例の制定の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 91: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。       ────────────・────・────────────   日程第17.議案第50号   日程第18.議案第51号 92: ◯議長(大石  泰君) 日程第17、議案第50号筑紫野市障害者施策推進協議会設置条例の一部を改正する条例の制定の件及び日程第18、議案第51号筑紫野市陸上競技場の設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定の件の2件を一括して議題といたします。  本2件に関し、委員長から御報告願います。16番、文教福祉委員長。 93: ◯文教福祉常任委員長(森田 健二君)〔登壇〕 議案第50号及び議案第51号の2件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  まず、議案第50号筑紫野市障害者施策推進協議会設置条例の一部を改正する条例の制定の件について御報告いたします。  委員会では、今回の一部改正の目指す大きな目的は何かとの質疑があり、執行部からは、障害者に対する差別の禁止や社会的障壁の除去などの権利の保護に関する国際的な動向を踏まえて、障害者基本法そのものの見直しがなされており、これに対応することを目的としているとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第51号筑紫野市陸上競技場の設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定の件について御報告いたします。  委員会では、筑紫野市陸上競技場が利用できなくなることによる社会教育上、あるいはスポーツ振興上の問題について質疑があり、執行部からは、現在行っている各種大会等による支障は出ると思われるが、既存の施設を利用して対応していきたいとの答弁がありました。  また、既存の施設で本当に賄えるのかとの質疑があり、執行部からは、現在行っている大きな大会には宝満つばきマラソンがあるが、市内の高校の全天候型グラウンドを使わせていただくことにしている。中学、高校がクラブの練習場として利用していた分は、それぞれの学校のグラウンドを使われるようお願いしたいとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 94: ◯議長(大石  泰君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。  まず、議案第50号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 95: ◯議長(大石  泰君) 質疑なしと認めます。  次に、議案第51号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 96: ◯議長(大石  泰君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから議案第50号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 97: ◯議長(大石  泰君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第50号筑紫野市障害者施策推進協議会設置条例の一部を改正する条例の制定の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 98: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第51号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 99: ◯議長(大石  泰君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第51号筑紫野市陸上競技場の設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 100: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。       ────────────・────・────────────   日程第19.議案第52号   日程第20.議案第53号 101: ◯議長(大石  泰君) 日程第19、議案第52号筑紫野市農業委員会の選挙による委員の定数条例の一部を改正する条例の制定の件及び日程第20、議案第53号市道路線の認定の件の2件を一括して議題といたします。  本2件に関し、委員長から御報告願います。21番、市民建設委員長。 102: ◯市民建設常任委員長(横尾 秋洋君)〔登壇〕 議案第52号及び議案第53号の2件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  まず、議案第52号筑紫野市農業委員会の選挙による委員の定数条例の一部を改正する条例の制定の件について御報告いたします。  本件については、現在、農業委員会の委員は、選挙による委員が18名、議会や土地改良区等からの選任による委員が4名の総数22名となっているが、今回、本道寺・香園土地改良区の土地改良事業の工事が完了したことにより、次期改選時における推薦の辞退申し出があり総数21名となることから、選挙による委員を1名増員の19名とし、総数22名を確保してほしいとの申し出が農業委員会からあり、これを受けて、筑紫野市農業委員会の選挙による委員の定数条例の一部を改正するものであるとの説明を執行部より受けました。  委員会では、総数22名は多いのではないか、定数は法律等で決まっているかとの質疑があり、執行部からは、農業委員会等に関する法律施行令により、筑紫野市は選挙による委員が20名以下となっており、また農業委員会に関する業務量が増加してきているとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第53号市道路線の認定の件について御報告いたします。  委員会では、執行部から市道路線認定の内容説明を受け、執行部随行の上、認定箇所について現地調査を行った後、市道路線の認定については地元住民の申し出からではなく、今後も市が自発的に認定の見直しを続けていくということを確認し、市道路線を認定する効果及び意義についての質疑がありました。執行部からは、市道路線として認定することによって、接道住宅地における改築等時に円滑な建築確認手続が可能となり、また、普通交付税の対象にもなるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 103: ◯議長(大石  泰君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。  まず、議案第52号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 104: ◯議長(大石  泰君) 質疑なしと認めます。  次に、議案第53号に対する質疑はありませんか。
                    〔「なし」の声あり〕 105: ◯議長(大石  泰君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから議案第52号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 106: ◯議長(大石  泰君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第52号筑紫野市農業委員会の選挙による委員の定数条例の一部を改正する条例の制定の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 107: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第53号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 108: ◯議長(大石  泰君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第53号市道路線の認定の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 109: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。       ────────────・────・────────────   日程第21.議案第54号 110: ◯議長(大石  泰君) 日程第21、議案第54号平成24年度筑紫野市一般会計補正予算(第2号)の件を議題といたします。  本件に関し、委員長から御報告願います。14番、総務委員長。 111: ◯総務常任委員長(赤司 泰一君)〔登壇〕 議案第54号平成24年度筑紫野市一般会計補正予算(第2号)の件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  委員会では、緊急雇用創出事業補助金の流れについての質疑があり、執行部からは、県の事業であり、補助事業の条件に適合すれば申請可能となるため、各課に照会し、申請規約に合致したものを県に送付し、県で審査をして決定しているとの答弁がありました。  また、7款土木費4項都市計画費で、筑紫駅西口土地区画整理事業費が震災の影響で補助金が減額されたことにより、6,134万9,000円減額補正がされているが、その分に一般財源を充てることについて質疑がありました。執行部からは、平成28年度末までに終了することで地元とも合意をしており、震災の影響で補助金が減額されても財源の言いわけはできないため、本年度については市単費でも予算を執行するとの答弁がありました。  討論では、一委員から、「薬師の杜」を拠点とした地域活性化事業は特定の地域に偏った雇用対象の事業と言え、広範な市民の雇用創出に努めるべきであることから本補正予算には反対するとの討論がありました。  採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 112: ◯議長(大石  泰君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 113: ◯議長(大石  泰君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから討論を行います。討論される方はありませんか。  まず、反対討論される方は挙手を願います。2番、篠原議員。 114: ◯2番(篠原 範子君)〔登壇〕 2番、日本共産党、篠原範子です。議案第54号平成24年度筑紫野市一般会計補正予算(第2号)について、反対の立場で討論をいたします。  本一般会計補正予算は、歳入歳出に1億5,800万1,000円を増額し、総額318億9,868万5,000円とするものです。本補正予算に緊急雇用創出事業臨時特別事業費で、「薬師の杜」を拠点とした地域活性化事業1,830万5,000円が計上されています。本事業の目的は、歴史的・社会的理由により、生活環境等の安定向上が阻害されている地域で、特に完全失業率及び高齢化率が顕著に高い地域の雇用対策及び地域活性化に寄与することを目的として実施するとされています。  当初予算で緊急雇用創出事業臨時特別事業費が半減される中で、同じ趣旨による特定の地域に偏った雇用対象の緊急雇用対策として、美化清掃事業2,207万円、高齢者見守り事業1,171万円が平成23年度と同額で予算措置されています。今回の補正による事業と当初予算2事業と合わせれば、特定地域の雇用創出事業は5,208万円にもなります。  個人地方税の減収や年々増す生活保護世帯数、就学援助受給者が5年前の1.5倍にもなっているなど、平成23年度決算の数値で明らかなように、多くの市民は長年の景気低迷で苦しんでいます。特定地域に特化した雇用対策ではなく、広範な市民の雇用創出に努めるべきです。  よって、本一般会計補正予算案に反対をいたします。 115: ◯議長(大石  泰君) 次に、賛成討論される方は挙手を願います。                 〔「なし」の声あり〕 116: ◯議長(大石  泰君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。本件を可決することに賛成の方は御起立願います。                   〔賛成者起立〕 117: ◯議長(大石  泰君) 起立多数と認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。       ────────────・────・────────────   日程第22.議案第55号   日程第23.議案第56号 118: ◯議長(大石  泰君) 日程第22、議案第55号平成24年度筑紫野市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)の件及び日程第23、議案第56号平成24年度筑紫野市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)の件の2件を一括して議題といたします。  本2件に関し、委員長から報告願います。16番、文教福祉委員長。 119: ◯文教福祉常任委員長(森田 健二君)〔登壇〕 議案第55号及び議案第56号の2件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  まず、議案第55号平成24年度筑紫野市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)の件について御報告いたします。  本件について、歳入では、平成23年度保険給付費の確定に伴い、社会保険診療報酬支払い基金からの精算交付金の不足分が追加交付となったため補正増となったこと、歳出では、平成23年度の介護給付費及び地域支援事業費の確定に伴い、国、県及び社会保険診療報酬支払い基金への返還金が生じたため補正増となったことなど、執行部から説明を受けました。  質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第56号平成24年度筑紫野市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)の件について御報告いたします。  委員会では、4款の前年度繰越金が補正増になると、その補正増はどこに影響するのかとの質疑があり、執行部からは、一般会計からの繰入金が減額になるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 120: ◯議長(大石  泰君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。  まず、議案第55号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 121: ◯議長(大石  泰君) 質疑なしと認めます。  次に、議案第56号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 122: ◯議長(大石  泰君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから議案第55号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 123: ◯議長(大石  泰君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第55号平成24年度筑紫野市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 124: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第56号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 125: ◯議長(大石  泰君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第56号平成24年度筑紫野市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 126: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。       ────────────・────・────────────   日程第24.請願第2号 127: ◯議長(大石  泰君) 日程第24、請願第2号公的年金の改悪に反対する意見書提出を求める請願の件を議題といたします。  本件に関し、委員長から報告願います。16番、文教福祉委員長。 128: ◯文教福祉常任委員長(森田 健二君)〔登壇〕 請願第2号公的年金の改悪に反対する意見書提出を求める請願の件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  本件は、去る3月定例会に提出したもので、3月定例会、6月定例会において、継続審査となっていたものでございます。  委員会では、閉会中の本請願にかかわる情勢の変化について確認を行い、審査を行いました。  意見交換では、若い世代のことを考えると、特例水準の解消は仕方がないなどの反対意見や、消費税など、さまざまな負担がふえている状況での特例水準解消は年金受給者にとって酷であるなどの賛成意見が出されました。  討論はなく、採決の結果、可否同数となり、委員長採決により本請願を不採択とすべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 129: ◯議長(大石  泰君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 130: ◯議長(大石  泰君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから討論を行います。討論される方はありませんか。  本件に対する委員長の報告は不採択であります。よって、まず原案に賛成討論される方は挙手を願います。1番、城間議員。 131: ◯1番(城間 広子君)〔登壇〕 1番、日本共産党、城間広子です。請願第2号公的年金の改悪に反対する意見書提出を求める請願について、賛成の立場で討論をいたします。  本請願は、政府が公的年金の特例水準解消と称し、今年度から3年間で、過去の物価スライドの凍結・抑制分、累計2.5%を減額する法改正をしないように求める請願です。3月議会、6月議会と、継続審査となっていたものです。  野田民主党内閣は、社会保障と税の一体改革の中に、この特例水準の解消を織り込んだ国民年金法等の改正案を提出いたしましたが、国民年金法等の改正案は3党合意を得られず、現在、国会に提出中の法律案となっています。10月1日からの国会審議に付されております。  成立していれば、国民は、今年度12月の年金支払い分から0.9%、来年4月支払い分から0.8%、再来年4月分から0.8%減額されるというものでした。今年度は、既に6月支払い分の年金から、今年度の物価下落分として0.3%が減額されています。その上に、引き上げられた介護保険料、後期高齢者医療保険料が天引きされています。また、その上、石油の高騰、世界食糧危機による食料品の相次ぐ値上げなど、生活必需品の値上げが年金生活者を直撃しております。消費の冷え込み、地域経済への影響は免れません。  本請願は、既に春日市議会、太宰府市議会で採択されております。本市議会におきましても、市民生活の窮状、低迷が続く地域経済の先行きを十分考慮され、本請願を採択し、国に対し意見書を提出されるべきであることを表明し、賛成討論といたします。 132: ◯議長(大石  泰君) 次に、反対討論される方は挙手を願います。                 〔「なし」の声あり〕 133: ◯議長(大石  泰君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。本件に対する委員長の報告は不採択であります。それでは、原案について採決を行います。本件を採択することに賛成の方は御起立願います。                   〔賛成者起立〕 134: ◯議長(大石  泰君) 起立少数と認めます。よって、本件は不採択とすることに決しました。       ────────────・────・────────────   日程第25.請願第4号
    135: ◯議長(大石  泰君) 日程第25、請願第4号少人数学級推進、義務教育費国庫負担制度拡充に関する請願の件を議題といたします。  本件に関し、委員長から御報告願います。16番、文教福祉委員長。 136: ◯文教福祉常任委員長(森田 健二君)〔登壇〕 請願第4号少人数学級推進、義務教育費国庫負担制度拡充に関する請願の件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  委員会では、紹介議員からの補足説明及び執行部から、本市教育委員会においても、請願と同趣旨の内容により、全国都市教育長協議会を通じて政府関係機関へ陳情を行っていることの説明を受け、審査を行いました。  意見交換の中では、OECD諸国の中で、日本は教育費における国の負担割合が非常に低く、本請願の趣旨は採択されるべきとの意見が出されました。  質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって採択すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 137: ◯議長(大石  泰君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 138: ◯議長(大石  泰君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 139: ◯議長(大石  泰君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。本件を採択することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 140: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、本件は採択することに決しました。       ────────────・────・────────────   日程第26.山神ダム上流域産業廃棄物問題対策特別委員会審査報告について 141: ◯議長(大石  泰君) 日程第26、山神ダム上流域産業廃棄物問題対策特別委員会審査報告の件を議題といたします。  本件に関し、委員長から御報告願います。18番、山神ダム上流域産業廃棄物問題対策特別委員長。 142: ◯山神ダム上流域産業廃棄物問題対策特別委員長(上村 和男君)〔登壇〕 山神ダム上流域産業廃棄物問題対策特別委員会への付託案件が継続審査となっておりましたので、その審査経過と結果について御報告申し上げます。  まず、議会閉会中、7月12日に開催いたしました委員会の内容について御報告いたします。  初めに、6月25日に株式会社産興産業廃棄物処理場問題に係る原因裁定があったので、その結果について、委員全員の認識の一致を図り、その上で今後の本委員会の活動方針について意見を一致させました。  次に、山神ダム上流域産業廃棄物処理場問題の抜本的解決を求めるための福岡県への要請行動について、8月に委員会を開催して県に提出する意見書を採択し、9月定例会で決議することを全員一致で決定をいたしました。  次に、閉会中の8月17日に開催いたしました委員会の内容について御報告いたします。  この委員会では、先ほど申し上げました山神ダム上流域産業廃棄物処分場問題に関する意見書を全員一致で採択し、本会議へ提出することに決しました。  次に、今定例会中、9月5日に開催いたしました委員会の内容について御報告いたします。  初めに、前回6月定例会にて執行部に対し、福岡県への調査・指摘事項として求めていた5つの項目について報告を受けました。  1点目の3月定例会での調査・指摘事項である産業廃棄物処分場でのボーリング孔発生ガス調査で、硫化水素ガスの発生が確認された原因の調査を求めたことに対する回答が原因に対する回答になっていないため、もう一度しっかりと回答を求めていただきたい。また、株式会社産興の最終処分場に係るボーリング孔発生ガス調査結果において、第2期処分場のB─2地点で、10月に硫化水素ガスが60ppmと高い濃度の数値が計測されているが、原因を調査して報告を願いたいについては、前後の月では低値であることから、特に問題はない。従前から行っている硫化水素ガスの調査は、引き続き行うとのことでありました。  次に、2点目の平成23年6月に行われた筑紫野市の水質調査において、処分場入り口ためますで基準値を大きく超える大腸菌が検出された件に関して、筑紫野市生活環境保全連絡会で、県担当者はイノシシなどの野生動物に由来していると考えられるとの見解を出しているが、本当にイノシシなどのふん尿が由来であるのか、原因を調査し報告を願いたいについては、大腸菌は一般的に人間を含む動物の腸内に常在する菌であり、現地周辺に動物の足跡などが確認されているため、イノシシなどの野生動物に由来していると考えられる。大腸菌は、安定型処分場の維持管理に関する周辺地下水及び浸透水の水質の規制に含まれていないため、大腸菌の調査を行うことは考えていないとのことでありました。  次に、3点目の受託廃棄物の排出について、福岡県は搬出量をさらにふやすよう指導していくと報告を受けたが、遅々として進んでいないため、より強い指導、あるいは命令を出すようにしていただきたいについては、受託廃棄物について搬出量が少ないのでさらにふやすよう、今後も引き続き指導していくとのことでありました。  次に、4点目の調整池の埋め立てや排水溝の整備などの改修を行った理由はなぜか、またその改修が下流域の水質にどのような影響を与えるか回答を求めるとともに、どのような改修が行われたのか、写真をつけて報告願いたい。また、福岡県の行っている環境調査に、大腸菌、ウランの項目を追加していただきたいについては、株式会社産興の浸透水は排水処理施設で処理され、調整池、S─4地点を通過した後、場外へ放流していたが、この調整池における処理水の滞留等により、放流水質に悪影響を及ぼす可能性があることから、事業者みずから専門家の意見を聞いた上で、ことし5月、調整池を土砂で埋めた。大腸菌については、先ほど述べたとおり、安定型処分場の浸透水の維持管理基準に含まれていないため、大腸菌の調査を行うことは考えていない。ウランについては、同位体を含めて2度調査を行い、調査結果等から自然由来と判断しているため、ウランの調査を追加することは考えていないとのことでありました。  次に、5点目の福岡県、筑紫野市、山神水道企業団がそれぞれで水質等の調査を行っているが、相互に連携して、より効率的、効果的な調査を行うことができるように協議していただきたいについては、今後も筑紫野市生活環境保全連絡会において協議を行っていくとのことでありました。  次に、株式会社産興の産業廃棄物処理場の現状についての報告を受けました。  1点目は、福岡県が行った株式会社産興の旧処分場に係る分析結果報告について、平成24年4月から平成24年6月までの調査結果の報告を受けました。水質調査では、全体を通して大きな変化はありませんでしたが、全体的に電気伝導率が高い状態が続いておりました。  2点目は、筑紫野市が行った水質調査について、平成24年5月の調査結果の報告を受けました。この報告では、処分場入り口ためますにおいて、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が29ミリグラム毎リットル、大腸菌群数が5,400と、高い値を示していました。また、電気伝導率は、全調査点を通して対照点と比較して、高い値を示しておりました。  委員会では、執行部に対し、以下の4つの調査等を要請をいたしました。  1点目は、福岡県から本委員会に提出されている資料では、水質調査において、CODの値が基準値である40ミリグラム毎リットルを超える日がほとんどないのに対し、本委員会委員が情報開示請求にて入手した資料では40ミリグラム毎リットルを超える日がたびたび見られるなど、両者の間に数値の食い違いが見られるが、そのデータの食い違いの理由について御説明願いたい。  2点目は、前回6月定例会の調査・指摘事項であった平成23年6月に行われた筑紫野市の水質調査にて、基準値を大きく超える大腸菌が検出された原因について、イノシシのふん尿由来であるとの回答をいただいたが、イノシシのふん尿由来であるとする科学的な証拠が何ら示されておらず、具体的でないため、具体的な説明を求めるとともに、福岡県の環境調査項目に大腸菌の項目を追加していただきたい。  3点目は、前回6月定例会の調査・指摘事項で、福岡県の環境調査の項目にウランを追加していただきたいと要望していた件について、同位体を含めて2度調査を行った結果などから、自然由来であると判断しているため、ウランの調査を追加することは考えていないとの回答をいただいたが、ウランが自然由来であると判断するに足りる証拠が示されておらず、納得がいくものではない。具体的な説明を求めるとともに、福岡県の環境調査項目にウランの項目を追加していただきたい。  第4点は、株式会社産興処分場内の調整池を処理水と滞留などによる水質への悪影響の可能性があるため埋め立てたとのことだが、どういった悪影響があるのか。またこれまで調整池が果たしていた調整池本来の役目に関して影響はないのか、御説明願いたい。  以上、4点が調査・指摘事項でございます。  また、委員会として、株式会社産興の産業廃棄物処分場の場内視察を申し入れることを決定いたしましたので、9月10日に本特別委員会正副委員長及び執行部、事務局同行の上、9月19日に場内視察を行う日程で申し入れに伺いましたが、9月12日に相手方よりお断りをする旨の回答をいただきました。  次に、今定例会中、9月20日に開催いたしました委員会の内容について御報告いたします。  この委員会では、先ほど述べましたように、閉会中の8月委員会にて採択いたしました意見書の県への提出には、正副議長、本特別委員会正副委員長において、要請行動をお願いすることに決しました。  以上、審査の概要を御報告いたしましたが、今後とも当市の産業廃棄物問題の解決を図るため、引き続き閉会中の継続審査をお願いをいたしまして、山神ダム上流域産業廃棄物問題対策特別委員会の審査報告を終わらせていただきます。 143: ◯議長(大石  泰君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 144: ◯議長(大石  泰君) 質疑を打ち切ります。  本件は、委員長の報告どおり、閉会中の継続審査に付したいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 145: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、本件は閉会中の継続審査に付することに決しました。       ────────────・────・────────────   日程第27.議会活性化調査特別委員会審査報告について 146: ◯議長(大石  泰君) 日程第27、議会活性化調査特別委員会審査報告の件を議題といたします。  本件に関し、委員長から御報告願います。21番、議会活性化調査特別委員長。 147: ◯議会活性化調査特別委員長(横尾 秋洋君)〔登壇〕 議会活性化調査特別委員会の付託案件が継続審査となっていましたので、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。  まず、閉会中の7月12日開催の第21回及び7月18日開催の第22回並びに7月24日開催の第23回の本特別委員会の審査内容について御報告申し上げます。  委員会では、条例骨子に盛り込む内容の整理、検討、素案の作成を行うため、前回までの各委員や会派の意見等をもとに、正副委員長で条例素案及び逐条解説を作成し、協議を行い、条例素案の説明会の開催方法等についても協議を行いました。  次に、8月7日開催の第24回の本特別委員会の審査内容について御報告申し上げます。  委員会では、前回までに作成した条例素案について、議会事務局と企画政策部秘書広報課法務担当とで、条例としての文言等の整理の打ち合わせを行い、その結果について協議を行いました。  次に、市民説明会実施要領案等、班構成及び日程、市民への周知方法等について協議を行いました。  次に、8月23日開催の第25回の本特別委員会の審査内容について御報告申し上げます。  委員会では、前回までの協議内容をもとに、市民説明会実施要領及び市民説明会資料等について協議を行いました。  また、その協議結果をもとに班別協議を行い、役割分担等について決定いたしました。  次に、本定例会会期中に開催しました9月6日開催の第26回の本特別委員会の審査内容について御報告申し上げます。  委員会では、議会基本条例(素案)の市民説明会について協議を行いました。協議の内容としては、説明会当日の次第や役割分担等の確認及び森田副委員長を班長とするA班によるリハーサルを行いました。  次に、議会基本条例(素案)市民説明会について御報告申し上げます。  委員会では、9月8日土曜日に、14時から御笠コミュニティセンター、二日市コミュニティセンター、JA筑紫筑紫駅前支店の3会場、同日19時から山口コミュニティセンター、生涯学習センター、筑紫南コミュニティセンターの3会場、9月9日日曜日に10時から山家コミュニティセンター、針摺東公民館の2会場で市民説明会を開催し、8会場合計で107名の参加がありました。  今後、説明会での貴重な意見やパブリックコメント等の意見を参考にしながら、平成25年3月定例会への条例案の上程を目指し、条例案の確定を行っていきます。  最後に、次回の委員会の開催につきましては、9月27日に行うことに決定いたしました。  以上、審査の経過を御報告申し上げましたが、今後も議会活性化に資するための調査・研究を行うため、引き続き閉会中の継続審査をお願い申し上げまして、議会活性化調査特別委員会の審査報告とさせていただきます。  以上です。 148: ◯議長(大石  泰君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 149: ◯議長(大石  泰君) 質疑を打ち切ります。  本件は、委員長の報告どおり、閉会中の継続審査に付したいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 150: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、本件は閉会中の継続審査に付することに決しました。       ────────────・────・────────────   日程第28.発議第3号 151: ◯議長(大石  泰君) 日程第28、発議第3号少人数学級推進、義務教育費国庫負担制度拡充を求める意見書の件を議題といたします。  職員に議案を朗読させます。                   〔職員朗読〕 152: ◯議長(大石  泰君) しばらく休憩します。                 午後0時14分休憩       ………………………………………………………………………………                 午後0時14分再開 153: ◯議長(大石  泰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                   〔職員朗読〕 154: ◯議長(大石  泰君) 提出者より説明を願います。10番、宮原議員。 155: ◯10番(宮原 智美君)〔登壇〕 発議第3号少人数学級推進、義務教育費国庫負担制度拡充を求める意見書について、提出者として提案理由の説明をいたします。  昨年4月、30年ぶりの学級編制の引き下げとなる公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律が改正されました。1学級40人の定数を小学校1年生は35人以下学級とすることになりました。しかし、本年度の小学校2年生については、教職員の加配措置にとどまっており、定数による教員の配置はなされておりません。一人一人の子どもに丁寧な対応を行うためには、1学級の学級規模を引き下げる35人以下学級の早期実現が必要です。  将来を担う子どもたちが、全国どこに住んでいても機会均等に一定の水準の教育を受けられるようにすることは、国の責務であると思います。  先ほども言われましたが、日本の教育予算の状況は国際的に見て低い水準にとどまっています。義務教育費の国庫負担の国の負担割合は3分の1であり、教育の場での非正規雇用の増大などに見られるように、自治体の教育条件の格差も生じています。子どもたちが受ける教育水準に格差があってはなりません。義務教育費国庫負担制度の充実が必要です。  以上の理由により、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律を改正して、小学校2年生以上の35人以下学級を早期に実現すること、また義務教育費国庫負担制度の拡充を国に要望するものでございます。  議員各位におかれましては、意見書案の趣旨を御理解いただきまして、審議の上、御可決賜りますようよろしくお願いいたします。 156: ◯議長(大石  泰君) 本件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 157: ◯議長(大石  泰君) 質疑を打ち切ります。
     お諮りいたします。本件は、会議規則第37条第4項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 158: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。  ただいまから討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 159: ◯議長(大石  泰君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。本件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 160: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  なお、提出先につきましては、議長に御一任願います。       ────────────・────・────────────   日程第29.発議第4号 161: ◯議長(大石  泰君) 日程第29、発議第4号山神ダム上流域産業廃棄物処分場問題に関する意見書の件を議題といたします。  職員に議案を朗読させます。                   〔職員朗読〕 162: ◯議長(大石  泰君) 提出者より説明を願います。5番、中川議員。 163: ◯5番(中川 康隆君)〔登壇〕 発議第4号山神ダム上流域産業廃棄物処分場問題に対する意見書について、提案理由を御説明させていただきます。  本件は、山神ダム上流域に設置された産業廃棄物処分場に関する事案でございます。  昭和63年に同処分場が設置されて以来、山神ダム上流域に硫化水素ガスの発生や周辺水路の水質汚濁などの問題が見られるようになり、加えて平成11年には高濃度の硫化水素ガス中毒により作業員3名が死亡する事故が起こりました。  そのような状況を受け、福岡県は同処分場に対して行政処分や改善命令などを行っていますが、改善命令等の履行は遅々として進まず、住民の不安はいまだに払拭されておりません。  以上の理由により、本意見書では、山神ダム上流域産業廃棄物処分場問題の抜本的な対策を講じ、一日も早い安全確保が求められており、早急かつ抜本的な解決がなされるよう県に要望するものでございます。  なお、この案文を作成するに当たっては、山神ダム上流域産業廃棄物問題対策特別委員会でも、全員一致にて意見を集約したものです。  議員の皆様には十分御審議いただきまして、御可決賜りますようお願いいたしまして、提案理由といたします。 164: ◯議長(大石  泰君) 本件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 165: ◯議長(大石  泰君) 質疑を打ち切ります。  お諮りいたします。本件は、会議規則第37条第4項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 166: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。  ただいまから討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 167: ◯議長(大石  泰君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。本件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 168: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  なお、提出先につきましては、議長に御一任願います。       ────────────・────・────────────   日程第30.議員派遣について 169: ◯議長(大石  泰君) 日程第30、議員派遣の件を議題といたします。  本件は、地方自治法第100条第13項及び会議規則第159条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。  議会機能の充実向上のための調査・研究を目的として、来る11月15日から16日に開催される福岡県中部十市議会議長会主催の正副議長事務局長研修会に出席のため、熊本県熊本市に古瀬富美子副議長を派遣したいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 170: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、福岡県中部十市議会議長会主催の正副議長事務局長研修会に古瀬富美子副議長を派遣することに決しました。  なお、ただいま議決いたしました議員派遣について、その後、諸般の状況により変更が生じる場合には、その取り扱いについて議長に御一任願います。       ────────────・────・────────────   日程第31.議員派遣について 171: ◯議長(大石  泰君) 日程第31、議員派遣の件を議題といたします。  本件は、地方自治法第100条第13項及び会議規則第159条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。  山神ダム上流域産業廃棄物処分場問題に関する意見書を、閉会中の10月から11月の間に福岡県に対して提出するため、古瀬富美子副議長、山神ダム上流域産業廃棄物問題対策特別委員長上村和男議員及び同副委員長中川康隆議員を派遣したいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 172: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、意見書の提出について、3名の議員を派遣することに決しました。  なお、ただいま議決いたしました議員派遣について、その後、諸般の状況により変更が生じる場合には、その取り扱いについて議長に御一任願います。       ────────────・────・────────────   日程第32.議会閉会中の継続調査付託について 173: ◯議長(大石  泰君) 日程第32、議会閉会中の継続調査付託の件を議題といたします。  各常任委員長から、閉会中の継続調査の申し出があっております。  お諮りいたします。各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付すことに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 174: ◯議長(大石  泰君) 御異議なしと認めます。よって、各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。       ────────────・────・──────────── 175: ◯議長(大石  泰君) これにて本日の議事は終了いたしました。  これをもって平成24年第3回筑紫野市議会定例会を閉会いたします。お疲れさまでした。                 午後0時28分閉会       ────────────────────────────── ┌─────────────────────────────────────────┐ │                                         │ │                                         │ │                                         │ │  会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。     │ │                                         │ │                                         │ │    平成24年9月25日                           │ │                                         │ │                                         │ │                 筑紫野市議会議長    大石  泰       │ │                                         │ │                                         │ │                 会議録署名議員(5番) 中川 康隆       │ │                                         │ │                                         │ │                 会議録署名議員(17番) 尾野 正義       │ │                                         │ │                                         │ │                                         │ └─────────────────────────────────────────┘...