↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 令和五年十二月十八日(月曜日)
午 後 二 時 四 十 二 分 開 会
◯大田京子委員長 それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから
県民生活商工委員会を開催いたします。
なお、
田村人づくり・
県民生活部次長、
城石人づくり・
県民生活部副理事及び
道岡商工部次長から欠席届が提出されておりますので、念のためお知らせいたします。
議事に先立ちまして、委員会の開会が遅れましたことの経緯について御説明いたします。
去る十二月十二日の本会議における
民主県政県議団田中雅臣議員の一般質問に関し、
地域未来投資促進法に基づく農地転用に係る一連の手続について、井上委員から事前に私に執行部の説明を求めたい旨の申し出がありました。このことにつきまして、商工部に確認したところ、速やかな回答が得られず、資料の提出に時間を要するとのことでありました。まことに遺憾ではありましたが、当委員会における正確な調査を期すため、委員会の開催を見合わせておりましたところ、執行部から準備が整った旨の申し出がありました。このたび、執行部から発言の申し出があっておりますので、これを許可することといたします。見
雪商工部長。
2 ◯見
雪商工部長 発言をお許しいただきましてありがとうございます。ただいま委員長から御説明いただきました
地域未来投資促進法を用いた農地転用などにつきまして、まず、事例の確認に時間を要しました。ちなみに、本県では前例がございませんでした。また、具体的な手続について委員会での御説明に正確性を期すため、
農林水産部や
建築都市部に協力を仰ぎ、国の告示、関係通知の詳細について確認する必要がございました。その上で提出資料の作成に当たりました。これらの作業に多くの時間を要し、委員会の審議を停滞させることとなり、深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。
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◯大田京子委員長 発言は終わりました。私から一言申し上げます。今回、このような事案の起きたことは極めて遺憾であります。今後、このようなことがないよう、執行部におかれましては、職員一同、万全を期していただくよう強く要望いたします。
また、本件につきましては、議題として御議論いただくことといたします。
それでは、当委員会において審査を要します案件は、お手元に配付いたしております
付託議案一覧表のとおり、議案四件であります。御確認願います。
これらの審査を、お手元の審査日程案のとおり取り進めたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
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◯大田京子委員長 御異議ありませんので、そのようにさせていただきます。
また、執行部より提出されました議案及び
所管事務調査の資料をお手元に配付しております。御確認願います。
それでは、議案審査を行います。
第一八二号議案「福岡県職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」所管分を議題といたします。
執行部の説明を求めます。
山本企業局長。
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◯山本企業局長 それでは、第一八二号議案、福岡県職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、そのうち企業局の所管分について御説明申し上げます。
議案は、
福岡県議会定例会議案その二の一ページからでございますが、説明は、お手元に配付しております
委員会資料により行います。
委員会資料の表紙、目次に続きまして、四枚目をお願いいたします。ページ番号は下のほうに打っております二ページでございます。
まず、一の改正の理由でございます。令和五年九月二十日付で行われました福岡県
人事委員会からの議会及び知事に対する給与等に関する報告及び勧告、これに鑑みまして関係条例の規定の整備を行うものでございます。
次に、二、改正の概要でございます。本条例により改正となります
企業局所管分の条例は、福岡県公営企業に従事する企業職員の給与の種類及び基準に関する条例でございます。
この資料の(三)の2)を御覧いただきたいと思います。福岡県
会計年度任用職員の給与に勤勉手当を新設するという条例が上程されており、これに伴いまして、公営企業に従事する
会計年度任用職員におきましても、同様に勤勉手当の支給を開始するよう規定の整備を行うものでございます。
最後に、三、施行期日でございます。施行期日は、令和六年四月一日といたしております。なお、改正箇所につきましては、三十二ページに新旧対照表を添付しておりますので、御参照ください。
説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
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◯大田京子委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある
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◯大田京子委員長 特にないようですので、以上で、第一八二
号議案所管分の質疑を終わります。
次に、第一八四号議案「福岡県
商工関係手数料条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。見雪部長。
8 ◯見
雪商工部長 第一八四号議案、福岡県
商工関係手数料条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。議案につきましては、議案その二の四十五ページでございますが、内容につきましては、お手元の
委員会資料に基づいて御説明をさせていただきます。
恐れ入ります、
委員会資料の五十四ページをお願いいたします。まず、一の改正の理由でございます。
高圧ガス保安法等の一部改正による
地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正に伴い、所要の規定の整備を行うものでございます。
次に、二の改正の概要でございます。
高圧ガス保安法の一部改正により
認定高度保安実施者制度が創設されたことに伴い、
液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律、これに基づく施設の
完成検査手数料の減額措置の対象に
認定高度保安実施者が自ら完成検査を行った施設を追加するものでございます。
三の施行期日でございます。議決をいただきましたら、速やかに公布をし、公布の日から施行したいと考えております。以上が今回の条例制定の概要でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
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◯大田京子委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯大田京子委員長 特にないようですので、以上で、第一八四号議案の質疑を終わります。
次に、第一九八号議案「
大濠公園能楽堂の
指定管理者の指定について」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。
小林人づくり・
県民生活部長。
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◯小林人づくり・
県民生活部長 第一九八号議案、
大濠公園能楽堂の
指定管理者の指定について御説明をいたします。
議案は、議案その二の百十七ページでございますが、内容は
委員会資料により御説明をいたします。
委員会資料の百十六ページをお願いいたします。
説明に入ります前に、
大濠公園能楽堂の
指定管理者候補の状況について御報告いたします。
一回目の候補時には応募団体がございませんでしたので、人件費や物価高騰の影響等を反映し、
指定管理料の増額を行った上で再公募を行いました。その結果、二社の応募がございまして、今回、候補団体を選定しましたので、御説明いたします。
まず、一の提案理由でございます。福岡県
都市公園条例第十七条の二第一項の規定に基づきまして、
指定管理者を指定するに当たり、地方自治法の規定によりあらかじめ議会の議決を求めるものでございます。
二の内容でございます。令和六年度以降の五年間の
指定管理者について公募を行い、三の
選定方法等に記載しておりますとおり、公共性の確保等五つの視点から
事業計画書について書類審査やヒアリングを実施しまして、外部の有識者七名で構成いたします福岡県
指定管理者選定委員会の審議を経まして、現在の
指定管理者であります
株式会社西日本新聞イベントサービスを候補団体として選定したものでございます。
四の選定結果でございますが、次の百十七ページをお願いいたします。二の選定理由に記載しておりますとおり、当施設の施設管理の実績や経験、西日本新聞や関係団体とのネットワークを活用しまして、伝統文化を継承・保存し、あわせて県民文化の振興を図るという能楽堂の設置目的に沿った適切な管理運営が期待されること、旅行会社への働きかけ、主要ホテルとの連携、
施設パンフレットの多言語化など、
インバウンド対策について新たな取組の提案がなされていること、以上のようなことから、評価項目でございます五つの観点に照らし、管理団体として最も適切であると評価したところでございます。評価結果につきましては、三に記載のとおりでございます。なお、四の
応募団体一覧に応募があった団体名を記載しております。
説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
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◯大田京子委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯大田京子委員長 特にないようですので、以上で、第一九八号議案の質疑を終わります。
次に、第二〇五号議案「令和五年度福岡県
一般会計補正予算(第五号)」
所管分議題といたします。
執行部の説明を求めます。見
雪商工部長。
14 ◯見
雪商工部長 第二〇五号議案、令和五年度福岡県
一般会計補正予算第五号のうち
商工部所管分について御説明申し上げます。お手元の令和五年度補正予算に関する説明書、議案その三、追加提案分の六ページをお願いいたします。
今回の商工部の補正予算は、
歳出予算総括表の七款商工費で、四十億八千二百万円余の増額をお願いしております。
五十七ページをお願いいたします。個別の事業について御説明を申し上げたいと思います。七款商工費、一項商業費、二目
商業振興費は、十七億六千九百万円余の増額をお願いいたしております。これは、特別高圧で受電する中小企業に対し、電気料金の上昇分を支援するものでございます。続きまして、二項工鉱業費、
二目中小企業振興費は二億五千二百万円余の増額をお願いいたしております。これは、中小企業の賃上げを支援するため、
経営革新計画に基づき売上げの増加に取り組む中小企業への助成に要する経費でございます。
一ページおめくりいただきまして、五十八ページをお願いいたします。
三目銃砲火薬ガス等取締費は十八億七千七百万円余の増額をお願いいたしております。これは、LPガスを使用する家庭や事業所に対し、
LPガス料金の上昇分を支援するものでございます。六目
鉱工業振興費は一億八千三百万余の増額をお願いいたしております。これは、中小企業の賃上げを支援するため、
生産性向上に資する設備導入等の経費を助成するものでございます。
続きまして、
商工部所管の繰越明許費について御説明申し上げます。お手元の、別冊になりますが
福岡県議会定例会議案その三の九ページをお願いいたします。第三表
繰越明許費補正でございますが、
商工部所管分は、九ページ一番下の
中小企業活性化支援事業費から一枚おめくりいただきまして、十ページ上から三行目の
技術振興対策費まで、七款商工費で総額四十億八千二百万円余をお願いしております。これは、ただいま御説明いたしました電気料金や
LPガス料金への助成、また
経営革新計画や
生産性向上に取り組む中小企業への助成費につきまして、いずれも年度内の事業完了が困難であることから繰越しをお願いするものでございます。事業の実施に当たりましては、事業効果が早期に現れるよう取り組んでまいります。
説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
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◯大田京子委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯大田京子委員長 特にないようですので、以上で、第二〇五
号議案所管分の質疑を終わります。
これで、当委員会に付託されました議案の質疑を終了いたします。
知事等に対する保留質疑がありませんので、引き続き議案の採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
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◯大田京子委員長 それでは、準備のためしばらく休憩いたします。そのままでお待ちください。
〔暫時休憩〕
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◯大田京子委員長 再開いたします。
それでは、これより採決を行います。
まず、採決の方法についてお諮りいたします。
採決は、一括して行うことでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
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◯大田京子委員長 御異議ありませんので、そのように執り行います。
それでは、第一八二
号議案所管分、第一八四号議案、第一九八号議案及び第二〇五
号議案所管分の以上四件について、原案のとおり可決することに賛成の委員は御起立願います。
〔賛成者起立〕
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◯大田京子委員長 起立多数であります。よって、第一八二
号議案所管分外三件は、いずれも原案のとおり可決されました。
これで、議案の採決を終わります。
以上で、当委員会に付託されました議案の審査は終了しました。なお、採決いたしました議案に関する
委員長報告については、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか、
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
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◯大田京子委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたします。
次に、
所管事務調査を行います。
まず、「
地域未来投資促進法に基づく農地転用の手続について」を議題といたします。
質疑はございませんでしょうか。井上委員。
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◯井上博行委員 まず、私のほうから質問いたします。今議会の一般質問におきまして、
地域未来投資促進法に基づく福岡県
地域未来投資促進基本計画の次期計画の進捗状況を問うというものがございました。ところが、翌日の新聞には、見出しに「
物流目的農地転用を可能に、県が
開発規制緩和方針」と題した記事が掲載されました。知事の答弁は、課税の特例措置には言及していますが、農地転用といった規制緩和には触れていなかったために、この記事には違和感を感じた方も多いのではないでしょうか。また、この記事を見て、物流目的であればいとも簡単に農地転用ができるような印象を持った県民が多いことと思いますが、これは事実なんでしょうか。お答えください。
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◯大田京子委員長 後藤商工政策課長。
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◯後藤商工政策課長 地域未来投資促進法に基づく農地転用の手続について御説明いたします。お手元にお配りしております
委員会資料の一ページをお願いいたします。
まず、制度の概要でございます。1)から10)まで、市町村や県などの各機関が行う手続を記しております。資料の議題には記載しておりますが、1)から8)が
地域未来投資促進法の手続、9)と10)が農地法の手続となります。
まず、1)の部分ですが、市町村等が農地転用の規制特例の対象地域について
商工政策課へ相談いたします。2)の部分です。
商工政策課は市町村と協議を行い、
重点促進区域の追加案を作成し、
水田農業振興課等と協議を行います。
水田農業振興課は、赤字で書いています協議の視点、例えば農地以外で適当な土地がないのかに基づき内容をチェックします。その後、問題がなければ、3)、4)の国へ同意申請を行い、国の同意を受けます。その後、5)から6)になりますが、今度は市町村が
土地利用調整計画を作成し、
商工政策課へ申請いたします。
商工政策課は
水田農業振興課等と協議を行います。
水田農業振興課が6)の赤字に書いてある視点でチェックを行います。次に7)となります。今度は事業者から
地域経済牽引事業計画を作成しまして
商工政策課に申請し、8)において再度
水田農業振興課等がチェックを行います。そして、ここまでの手続に問題がなければ、ようやく9)から10)のとおり、通常の農地法の手続を進めていくこととなります。このように、県におきましては、2)の
重点促進地域に農地を位置付けようとする段階から、農地以外に開発に適した土地がないか、
土地改良事業の実施または計画がないかなどの要件を事前に確認することとしております。その後も市町村や事業者がそれぞれ計画を作成する際、資料では6)と8)になりますが、既存の工業用地の利用や農地以外での開発を優先し、農地の開発が必要最小限となっているかといった点を確認するとなっており、農地の行き過ぎた開発が行われないよう、農業と他産業との適切な
土地利用調整を図ってまいります。したがいまして、
地域未来投資促進法を活用しました農地利用は、同法に基づく幾重もの手続があることに加えまして、通常の農地法に基づく手続もあり、
物流関連分野が
地域未来投資促進計画の対象分野に追加されたといたしましても、簡単に農地転用できるものではございません。なお、現行計画におきましても、同法に基づく農地転用を行った例はございません。今回の記事は、御指摘のように、簡単に農地転用ができる印象を与えてしまったのは、
商工政策課におきまして、取材に対応した際に農地転用に係る手続について説明が十分に行えていなかったためと大変反省しております。今後は、取材対応に当たりましては、きちんと取材の意図を把握し、正確、丁寧な対応を心掛けてまいります。
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◯井上博行委員 農地転用は重要な課題であります。そのことはよくわかっていらっしゃると思います。
次期基本計画に
物流関連分野を追加するに当たっては、関係する部ときちんと調整したのでしょうか。商工部が独断で進めたんではないですか。その点についてお答えください。
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◯後藤商工政策課長 次期基本計画の作成に当たりましては、今年九月に本庁各課及び全市町村に対しまして、
商工政策課長名で文書にて意見照会を行っております。さらに、この意見照会の結果を反映しました
次期基本計画の素案につきましても、十月に再度
商工政策課長名の文書で、本庁各課及び全市町村に意見照会を行いましたことから、県庁内での手続が踏まれており、関係部との情報共有はなされているものと考えておりました。
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◯井上博行委員 庁内で情報共有はされているとのことですが、先日、
自民党県議団の
農政懇話会、ここにおきまして、今回の知事答弁について、
農林水産部長にこれは承知していたのかと尋ねましたところ、知らなかったという発言がありました。農地転用という重要な案件にもかかわらず、知事答弁の情報共有がなされていないということは問題ではないでしょうか。一体庁内の連携はどうなっているのか、その点についてお答えください。
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◯後藤商工政策課長 今回、農地転用という重要な案件にもかかわらず、知事答弁の内容につきまして、
農林水産部と共有されておりませんでした。これにつきましては、本当に商工部の対応が不十分であったと反省しております。申し訳ございませんでした。
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◯井上博行委員 そもそもこの次期計画に
物流関連分野を追加すること、これ自体、検討されていることを知らない議員も多いように思います。農地転用に係る重要案件にもかかわらず、議会に対する説明が丁寧になされていないのではないでしょうか。見解を伺います。
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◯後藤商工政策課長 次期計画につきましては、現在、国と事前協議を行っているところでありますが、協議開始時点で公表できる情報といたしまして議会に情報提供すべきだったと考えており、丁寧な説明を欠いたと認識しております。特にこの案件につきましては、農地転用など重要な案件が含まれております。この点につきましては深くお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。今後は、重要案件に係る公表情報につきましては、適切に御説明させていただきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
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◯井上博行委員 今回の件を踏まえまして、今後どのように取り組んでいくつもりなのか、これは商工部長にお伺いいたします。
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◯大田京子委員長 見
雪商工部長。
33 ◯見
雪商工部長 今回の記事の件につきましては、商工部の対応のまずさにより農地転用が簡単に済むとの印象を多くの皆様に与えてしまいました。そもそも取材時の対応において取材の意図を正確に把握し、もっと丁寧に制度をお伝えすべきでございました。今回の対応を反省し、部内で課題を共有し、適切な取材対応をしっかりと徹底してまいります。また、県庁各部との情報共有について徹底されていなかったこと、そして、さらに議会への情報提供を適切な時期に行わなかったこと、これにつきましても厳しい御指摘をいただきました。今回の農地転用のように影響の大きい案件につきましては、今回のようなことがないように適切な対応を徹底してまいります。商工部長として深く反省しております。今後は丁寧な対応を徹底し、信頼していただける組織となるよう緊張感を持って取り組んでまいります。
34
◯大田京子委員長 よろしいでしょうか。
35
◯井上博行委員 はい。
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◯大田京子委員長 ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯大田京子委員長 ほかにないようですので、以上で本件の質疑を終わります。
次に、「中小企業の動向及び令和四年度中小企業振興施策の実施状況(案)について(福岡県中小企業振興基本計画年次報告)」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。
後藤商工政策課長。
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◯後藤商工政策課長 それでは、
所管事務調査の中小企業の動向及び令和四年度中小企業振興施策の実施状況案につきまして御説明いたします。
それでは、
委員会資料の二ページをお願いいたします。こちらの資料につきましては、福岡県中小企業振興条例に基づきまして、県内中小企業の動向及び中小企業振興に関する施策の実施状況を取りまとめ、毎年その内容を公表しているものです。今回は、昨年策定いたしました第三次基本計画の一年目となる令和四年度の状況につきまして、
委員会資料の概要版を用いて説明いたします。詳細につきましては、別途お配りしております年次報告の本編の方を御覧いただければと思います。
それでは、まず中小企業の動向についてです。
委員会資料七ページをお願いいたします。
企業倒産の状況です。二〇二二年度、令和四年度の倒産件数は二百六十一件と三年ぶりに前年を上回りましたが、直近十年で二番目に少なく、ゼロゼロ融資などの各種支援が功を奏したものと考えております。しかしながら、本年度は原材料高騰などにより、四月以降、毎月前年を上回る上昇が続いている状況です。
資料十一ページをお願いいたします。県で実施しましたアンケート調査結果を記載しております。下段のDX(デジタル化)につきましては、DXを知らないという企業は前回の四割から今回の三割まで減ったものの、DX導入に向けた支援が依然として必要な状況が続いております。
資料十二ページをお願いいたします。人材育成につきましては、中小企業の半数が人手不足、またはやや不足と回答しており、人材の確保、育成は引き続き大きな課題となっている状況です。
資料十三ページをお願いいたします。中小企業振興施策の実施状況についてであります。ここでは、商工部の新規事業や継続事業のうち、予算規模が大きなものを抜粋して御紹介しております。創業の促進につきましては、(一)の二つ目の大学発ベンチャーの事業成長支援として、財務などの経営の専門家がマッチングを行う高度経営人材バンクを立ち上げたほか、(三)の創業に必要な資金の円滑な供給として、個々の課題に応じた伴走支援によりスタートアップを支援するプログラム「ISSIN」を開発いたしました。
目標指標の進捗は、いずれも目標を上回り、順調に進捗しております。なお、表現の仕方についてですが、左から当初値、目標値、実績値とあります。当初値は、計画作成時に参考にした値で、目標値は、計画終了の令和六年度末の達成目標として定めたものです。実績値は、計画一年目である令和四年度の値を記載したものです。また、一番右側の達成状況は、欄外の下に示しておりますが、◎が目標一〇〇%以上、○が五〇%以上、△が五〇%未満の達成率となっております。
続きまして、十四ページをお願いいたします。中小企業の経営基盤の強化を図る取組についてです。(三)の事業活動を担う人材の確保では、中小企業のDX導入を支援するための中核人材育成プログラム、(七)の
生産性向上の促進では、県の
生産性向上支援センターに宿泊業支援ユニットを開設するなど、新たな取組を開始しました。
資料十五ページをお願いいたします。目標指標の進捗では、二番目の中小企業におけるDXの実践割合のとおり、令和二年度の当初値から倍増の一九%となっており、順調に推移していると考えております。なお、四番目の延べ宿泊者数(外国人)は、達成状況が△となっていますが、これは、コロナ禍での入国制限により大きく減少した影響によるもので、昨年十月以降は順調に推移しており、直近ではコロナ前を上回る水準まで戻ってきている状況です。
資料十六ページをお願いいたします。新たな事業展開を支援する取組についてです。下から二番目に、今年委員の皆様に視察いただきました宇宙ビジネスへの参入促進について記載しております。宇宙ビジネスにつきましては、機運を高めるためのフォーラムの開催から宇宙食の開発、衛星データの利活用、宇宙関連製品の研究開発など、さまざまな支援に取り組んでおります。
資料十七ページの目標指標の進捗をお願いいたします。二番目、県の支援により新たな成長産業分野における新製品、新サービスの開発件数、三番目の成長産業分野への新規参画企業数ともに目標を上回り、順調に進捗しております。総括といたしましては、令和四年度はコロナ禍の影響が強く残り、中小企業を取り巻く経営環境は厳しい状況が続きましたが、県の支援を活用し、創業や成長産業など新たな事業展開に挑戦する企業、経営強化に向けてDX人材の育成や
生産性向上に取り組む企業が増えており、ポストコロナに向けた動きが進んだ一年だったと分析しているところです。
説明は以上でございます。
39
◯大田京子委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。神崎委員。
40 ◯神崎 聡委員 ありがとうございました。参考までに教えていただきたいんですけれども、十四ページの令和四年度の主な取組のところでありますが、日田彦山線のところのヘルス&ビューティーツーリズムのところで、忘れたのかどうか、日本酒づくりを体感できる日帰りサウナプラン、この日本酒づくりとサウナとどんな関係があって、どんな取組なのか。ちょっと参考までに教えてください。こっち側のページと六十三ページですね。
41
◯大田京子委員長 柳原観光振興課長。
42 ◯柳原観光振興課長 こちらのプログラムですけれども、県のほうで県内の六エリアを設定しておりまして、新たな観光地域づくりというものに取り組んでおります。その中で日田英彦山線のエリアで取り組んでいるもの、それから、久留米、朝倉地域のヘルス&ビューティーツーリズムなど、各エリアでテーマを設定して取り組んでいるものでございます。その中の一つに日本酒づくりを体感できる日帰りサウナプランというものがございますけれども、すみません、具体的なプランのほうは今持ち合わせておりませんで、日本酒づくりというのが県内で酒蔵が六十近くございますので、そちらの酒蔵を活用していろいろなプランをつくっているというものでございまして、具体的なものはまた後ほど御説明させていただければと思っております。
43 ◯神崎 聡委員 それで結構です。日田彦山線のその沿線自治体の地域なので、東峰村に一軒酒蔵があるんですけれども、そこでサウナをするのかなと。大分県と連携してるのかと思ったけれども、そうじゃなく、六地域ということは県内の六地域の中でということなので、多分久留米とか、そういう多いところでの酒蔵を活用したサウナなのかもしれないですね。また教えてください。ちょっと参考までに聞きました。ありがとうございました。
44
◯大田京子委員長 ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
45
◯大田京子委員長 ほかにないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
次に「第三次福岡県観光振興指針骨子(案)について」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。吉田観光政策課長。
46 ◯吉田観光政策課長 第三次福岡県観光振興指針骨子案につきまして御説明をさせていただきます。お手元の
所管事務調査、商工部
委員会資料の十九ページをお願いいたします。
現行の第二次指針の計画期間が二〇二〇年度から二三年度までの四年間となっておりまして、本年度末をもって終了いたします。そのため、新たな指針といたしまして、第三次指針を策定するに当たり骨子案を作成しましたので、御説明をさせていただきます。
一の福岡県観光審議会における検討状況でございます。これまでに二回の審議会を開催いたしまして、本県観光の現状と課題と第三次指針の骨子案について御審議をいただきました。審議会委員名簿は二十ページの別紙一のとおりでございまして、会長は、県の観光連盟の会長で西日本鉄道の林田浩一社長ということになっております。
十九ページにお戻り願います。二の第三次指針骨子(案)の概要についてでございます。説明は、二十一ページのA3サイズ別紙二で説明をさせていただきたいと思います。
第三次指針の期間につきましては、上段に記載をしておりますとおり、来年度二〇二四年度から二〇二六年度までの三年間としております。
次に、左上の一、観光を取り巻く環境についてでございます。一、世界の動向につきましては、世界経済の回復やコロナ禍を経た旅行需要の変化が挙げられます。二、日本国内の動向につきましては、インバウンド需要の回復や個人旅行の増加など。三、本県観光の現状と課題につきましては、政令指定都市に集中する宿泊客や外国人宿泊者数の国・地域別構成比の偏りなどが挙げられます。なお、この項目に関するデータを次ページ、二十二ページ、それから二十三ページに添付をさせていただいております。お時間がある際に御覧いただければと思っております。よろしくお願いいたします。
続きまして、二十一ページでございます。左下の第二次指針の目標と現状を御覧ください。表の右から三列目の二〇二二年現状値につきましては、コロナの影響により旅行需要が大幅に減少したため、いずれの項目も表右側の目標値を大きく下回っているところでございます。なお、今年の状況は、国内外ともにほぼコロナ前の状況に戻りつつあるという認識でおります。
右上の基本的な考え方を御覧ください。基本的考え方といたしまして、本県の現状・課題を踏まえ、観光産業が持続的に発展していくためには、観光関連事業者や市町村を初めとする自治体、観光協会、地域住民が連携し、観光客が何度でも訪れたくなる地域となる必要があると考えているところでございます。
その下の三、目指す姿と基本戦略でございます。基本的な考え方を踏まえた目指す姿といたしまして、「“つながる”福岡観光」を掲げたいと考えております。全ての人が福岡の観光を快適に楽しめるよう、交通、言語等の壁を越えてつながることや、市町村、九州等とつながることで福岡の魅力がさらに高まっていることなどを目指すものでございます。
2)の基本戦略につきましては、四つの戦略を掲げております。一、回復するインバウンド需要の本県への着実な取り込み、二、リピーターの確保と県内の周遊促進、三、観光DXの推進、四、持続可能な観光の推進としております。
基本戦略を踏まえました施策の柱と方向性を3)に記載し、四つの柱で整理をしております。一の受入環境の充実の方向性につきましては、(一)誰もが快適に観光できる基盤づくりや(二)観光振興と地域の調和の促進など。二番目の観光資源の魅力向上の方向性につきましては、体験、交流、滞在型観光の推進や魅力ある観光地域づくり、観光資源の開発などとしております。
三の戦略的なプロモーションの方向性につきましては、(一)デジタルプロモーションの推進や(二)本県の強みを活かしたプロモーションなど。四の観光振興の体制強化の方向性につきましては、(一)各地域の観光を支える人づくりや(二)客観的データに基づく施策立案などとしております。
最後に、右中段の4)数値目標についてでございますけれども、延べ宿泊者数、旅行消費単価、旅行消費額、リピーター率の四つを目標値とする予定でございます。
十九ページにお戻り願います。三の委員からの主な意見を御覧ください。(一)目指す姿につきましては、記載のとおり、肯定的な御意見をいただいた一方で、(二)基本戦略についてや(三)施策の柱と方向性につきましては、人手不足などの人の問題や高付加価値旅行者などについても記載したほうがよいのではないかといったご意見をいただいたところでございます。これらの内容につきましては、骨子案の中身に含まれるものではございますけれども、今後、指針の素案を作成していく段階で検討してまいりたいと考えております。
四の今後のスケジュールでございます。年明け一月中旬に第三回の審議会を開催し、指針の素案を審議いただきます。第三回の審議会を踏まえ、一月下旬からパブリックコメントを実施いたしまして、第四回の審議会における最終案の審議を経て、三月下旬に公表したいと考えております。
説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
47
◯大田京子委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
48
◯大田京子委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
次に、議題にはありませんが、その他として何かありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
49
◯大田京子委員長 特にないようですので、次に進みます。
次に、閉会中の調査事項についてお諮りいたします。
本件につきましては、お手元配付の閉会中の審査事項案のとおり、九項目について閉会中もなお調査を継続することといたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
50
◯大田京子委員長 御異議がありませんので、そのように決定し、所定の手続を取ることといたします。
次に、「今後の委員会活動について」お諮りいたします。
今後の委員会活動については、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
51
◯大田京子委員長 御異議がありませんので、そのようにさせていただきます。
最後に、会議録署名委員を指名いたします。井上博行委員、塩生好紀委員、お二人を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。
以上で、当委員会の議事は全て終了いたしました。
最後に、終始熱心に審査いただきました委員各位、御協力いただきました執行部各位に感謝申し上げ、
県民生活商工委員会を閉会いたします。
ありがとうございました。
午 後 三 時 三 十 二 分 閉 会
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