柱の二、
薬剤耐性菌対策でございます。
愛玩動物及び
河川水における
薬剤耐性菌の
動向調査のうち、
愛玩動物につきましては、犬、猫を対象に、主要な抗
微生物剤に対する
薬剤耐性菌の
保有状況を調査いたしました。四十九検体を調査しました結果、二十二検体から
薬剤耐性菌が検出されました。
河川水につきましては、県内の
河川水を検体とし、主要な抗
微生物剤と
薬剤耐性菌の
汚染実態を調査いたしました。三地点で実施した結果、それぞれから
薬剤耐性菌及び抗
微生物剤が検出されました。
二ページをお願いいたします。柱の三、
環境保護でございます。
里地里山における
野生動物の
生息状況等調査につきまして、
大野城トラストの森では、里山の
森林更新に
野生動物がどういう影響を与えるかを調査いたしました。同地域は
イノシシが多数生息しておりますが、ドングリの発芽に伴う
森林更新には大きな影響を与えないことを確認いたしました。
太宰府市民の森では、
センサーカメラを設置し、この地域に生息する
野生動物の種類やその行動を把握いたしました。次に、大気・
水環境の常時監視でございます。
大気環境につきましては、県が設置した十四の大気常時
監視測定局におきまして
大気汚染物質の測定を行い、その結果を
ホームページで公表いたしました。
水環境につきましては、県内の
環境基準点で
水質測定を実施し、
環境基準の
達成状況を監視いたしました。
石綿飛散防止につきましては、
アスベスト対策といたしまして、
石綿事前調査に係る
事業者・県職員の
能力向上を図るための
VR講習会を開催いたしました。
柱の四、人と動物の
共生社会づくりでございます。犬猫の引取り数抑制・
譲渡促進事業につきまして、まず、
地域猫活動を実施している十四市町村に対して費用を補助するとともに、
地域猫活動支援事業を促進するため、活動のポイントや
成功事例を紹介する動画を作成し、市町村に配布いたしました。また、犬及び猫の引取り数削減と
譲渡促進につきましては、
飼養継続に困難を感じている飼い主にアドバイザーを派遣いたしまして、譲渡や
不妊去勢手術につなげ引取りを抑制したほか、
動物愛護センターの
ホームページ、SNSの
情報発信により
譲渡促進につなげました。
次に、
野生動物との棲み分けを図る里山林の整備でございます。岡垣町において全域を
センサーカメラで調査いたしまして、
イノシシの
生息密度が高い地区を特定した上で、町が行う雑草木の伐採による
緩衝地帯の整備を支援いたしました。整備後に調査を行いました結果、
緩衝地帯内に
イノシシが現れた頻度が整備前から大幅に減少しており、取組の効果が確認できたところでございます。
柱の五、
健康づくりでございます。
ワンヘルスの
森づくりについて、
四王寺県民の森において、昨年十一月に
学習展示館を
ワンヘルスの
森ミュージアムとしてリニューアルし、森に生息する動植物や森林浴の効果などを学べる
展示施設として整備をしております。また、本年一月からは、
ワンヘルスの説明や森を案内できるガイドを派遣し、森林浴の
体験ツアーを実施しております。次に、アニマルセラピーによる
健康づくりでございます。
ホースセラピーにつきましては、福岡県
馬術競技場において二つの学校を対象に実施をし、
参加児童数は五十四名でした。また、
セラピー犬の派遣につきましては、障がい児施設での
セラピー活動を二回、ダウン症の中学生を対象としました個別の
療育ニーズに応じた
セラピー活動を一回、
四王寺県民の森における自然と森林を生かした
セラピー活動を二回実施しました。
三ページをお願いいたします。柱の六、環境と人と動物のより良い
関係づくりでございます。
農林漁業の
応援団づくりにより
地産地消を推進のうち、
地産地消
応援ファミリーにつきましては、
各種イベントでの登録の誘導や、
包括連携協定を締結しております企業等に対して登録を推進いたしました。また、
地産地消応援の店につきましては、SNSを活用しましたPRや、ほかの
登録制度との連携を通じ登録を推進いたしました。加えて、応援の店での県産食材の
利用拡大のため、応援の店に県産食材の
生産状況を視察する県産
食材産地ツアーを開催いたしました。
柱の七、
ワンヘルス実践の
基盤整備でございます。
ワンヘルス教育の推進につきまして、県内全ての
小中高校及び
特別支援学校に
リーフレットを配布いたしました。また、各学校で
リーフレットが効果的に活用されるよう、活用例や
指導案例を示した資料についても併せて配布をしております。また、
ワンヘルス教育推進委員会を年四回開催し、
研究協力校の取組や
指導者向け研修会など、
ワンヘルス教育に関する協議を実施しました。さらに、県立八校、私立二校を
研究協力校に指定し、各校の特色を生かして
ワンヘルスの授業を実施し、
研究協力校の事例をまとめた
実践事例集を作成し、県内の
高等学校に配布しております。そのほか
副読本教材を県内の
高等学校に配布いたしました。
続きまして、
世界トップクラスの
研究者等による
国際会議の開催でございます。昨年十一月に、「アジアからの
ワンヘルスアプローチ」をテーマといたしました第二十一回
FAVA大会が本県で開催される機を捉えまして、「福岡県“One Health”
国際フォーラム二〇二二
プラスFAVA」を同時開催いたしました。約八百人に参加をいただき、また
ライブ配信では約五百七十人に視聴をいただきました。
四ページをお願いいたします。
目標指標の進捗でございます。
行動計画の点検・評価の指標といたしまして、七つの柱それぞれに
数値目標を設置しております。令和八年度の
目標値に対しまして、令和四年度末の状況を
現状値としてお示ししております。
まず柱の一、
人獣共通感染症対策でございます。
飼養衛生管理基準に基づく
畜産農場巡回指導実施率は、
目標値一〇〇%に対しまして、令和四年度の
実施率は
目標どおり一〇〇%となっております。
食品営業施設等への
監視指導実施率は、
目標値が一〇〇%、
現状値が五七・五%です。動物に触れる際に
感染防止に取り組んでいる県民の割合につきましては、
県政モニターアンケート制度を活用し、動物に触れた後の手洗いの実施など対策をとっている人の割合について調査を行いました。
目標値が一〇〇%、
現状値は八三・三%となっております。
柱の二、
薬剤耐性菌対策でございます。国の
院内感染サーベイランス事業への参加率は、
目標値が
全国平均以上、令和四年度は三六・八%ですが、
現状値は三〇・七%となっております。
次の二つにつきましては、先ほどの
人獣共通感染症対策の再掲でございますので、説明は省略いたします。
柱の三、
環境保護でございます。
生物多様性プラットフォーム(
ホームページ)
アクセス数は、
目標値が二十六万六千百件、
現状値は二十九万九千四百八十一件となっており、
目標値を超えることができました。農地等の維持・保全に取り組む面積は、
目標値が四万二千百八十ヘクタール、
現状値は四万一千五百四十六ヘクタールとなっております。次の
温室効果ガスの総排出量の削減率です。最新のデータであります二〇二〇年度の総排出量の削減率は、
基準年度の二〇一三年度比で二九・〇%減少いたしました。五ページをお願いいたします。
再生可能エネルギー発電設備導入容量は、
目標値四百五万キロワットに対し、令和四年度の数値は
現状集計中でございますが、令和三年度末時点では二百九十九万キロワットとなっております。
環境基準の達成率は、
目標値を
環境基準達成率向上、
達成維持としております。
環境基準項目のうち、人の
健康保護に関する項目につきましては、近年ほぼ一〇〇%の
環境基準達成率となっております。また、
水質汚濁の
代表的指標である河川のBODや海域や湖沼のCODにつきましては徐々に改善をしてきており、近年、全体の
環境基準達成率は七〇%から九〇%の間で推移をしております。
柱の四、人と動物の
共生社会づくりでございます。災害時における
愛玩動物の
同行避難等に係る規定を整備している
市町村数は、
目標値が六十市町村、
現状値は五十六市町村となっております。
有害鳥獣の
捕獲者数は、
目標値の三千百人に対し、令和四年度末時点の
現状値は三千百七十四人となっております。
柱の五、
健康づくりでございます。
平尾台自然観察センターの
入館者数は、
目標値四万四千人、
現状値二万二千二百十二人となっております。
新型コロナウイルス感染症の影響を受け大きく落ち込みましたが、現在、徐々に回復してきております。
ワンヘルスの
森来場者数です。
目標値は、令和四年度から五か年間の累計で百四十万人、
現状値は二十五万八千人となっております。
柱の六、環境と人と動物のよりよい
関係づくりでございます。
国際水準GAPの
認証取得数は、
目標値が累計で六十件、
現状値が累計四十六件となっております。次の
ワンヘルス実践に取り組む
経営体数です。
ワンヘルスの理念に基づいて生産された
農林水産物等を認証する制度を昨年九月に創設いたしました。
目標値は、この制度で認証された
経営体、累計で六千
経営体としており、
現状値は二千三百九十四
経営体となっております。中
山間応援サポーター活動への
参加者数です。
目標値が二百四十人、
現状値は百五十九人となっております。
ふくおか地産地消応援の店の数は、
目標値が累計で二千二百店、
現状値は千八百三十一店となっております。
六ページをお願いいたします。柱の七、
ワンヘルス実践の
基盤整備でございます。
ワンヘルスの認知率につきましては、
県政モニターアンケート制度を活用し、
ワンヘルスという言葉を知っている、聞いたことがあるという人の割合について調査を行いました。
目標値が七〇%、
現状値は三九・一%となっております。次の
ワンヘルス宣言事業者登録者数は、昨年八月に
登録制度を創設し、目標は一万一千件、
現状値は五百七十七件となっております。
高等学校における
ワンヘルス教育の
実施率です。
ワンヘルス教育の
実施状況につきまして、政令市を除く県内全ての
高等学校を対象に調査をいたしました。令和八年度までの
目標値が一〇〇%に対し、
現状値は二六・三%となっております。
説明は以上です。よろしくお願いいたします。
3
◯秋田章二委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
野原委員。
4
◯野原隆士委員 今いろいろ報告を聞かせていただきました。
ワンヘルスについては福岡県の大きな柱の一つということでありますが、先日、福岡県と
ハワイ大学との間で
基本合意書(MOU)が締結をされました。具体的に今後どのような取組を行っていくのか、
私学振興局長も同行されていたと聞いておりますので、その説明をお願いしたいと思います。
5
◯秋田章二委員長 縣私学振興・
青少年育成局長。
6
◯縣私学振興・
青少年育成局長 今年の四月ですけれども、ハワイに訪問団を派遣いたしまして、その際、
ハワイ大学マノア校と
ワンヘルス推進に関する覚書、いわゆるMOUというものを締結させていただきました。これは
藏内委員、それから
秋田委員長をはじめ
議員各位の御尽力、こちらのおかげで締結することができたと考えております。改めまして感謝申し上げます。
この内容でございますけれども、簡単に御説明させていただきますと、まず、
福岡県内に所在する大学でございます、それから
研究機関、これと
ハワイ大学における
ワンヘルスの推進に関する
共同研究、それから
人材育成の促進に向けた教員、
研究者、学生の交流、これを促進する。それから、双方の
ワンヘルスの推進に資する
教育研究の人的・
物的資源に関する
情報提供をやるといったような内容でございます。覚書の締結後の六月でございますけれども、この覚書について
県内大学に周知を図っております。覚書を活用して、
ワンヘルスに関する
教育研究を通じた
ハワイ大学との先ほど申しました教員、それから
研究者、学生の交流をぜひ検討してくださいというふうに呼びかけをしております。それから、覚書に基づきました
ワンヘルスの
教育研究に関する
情報共有でございますけれども、先週ですが、八月十七日に
ハワイ大学の
サンドラ先生と、県内の九大学のウェブミーティングを開催いたしました、この中で、
ワンヘルス教育で育成する人材像、それから人材が身につける能力、これに関して
意見交換を行いました。そのほか複数の大学で
ワンヘルスに関する基本的な
導入科目といいますか、そういった科目を構築することができないかというような議論を行いました。
今後、このMOUの活用ということでございますけれども、
県内大学が企画する
ハワイ大学との具体的な交流というものが出てくるのではないかと我々は想定しておりまして、県としましては、その具体的な交流に関して相談を受けたり、あるいは御支援ができるようなところがあればぜひ支援をしてまいりたい、これが一つ。
それと、県内の複数の大学が連携した
ワンヘルスの教育・研究に関する取組について、ぜひ
ハワイ大学の知見、
ノウハウを参考に活用しながら、そういった取組を進めていきたいというふうに考えております。
7
◯野原隆士委員 ありがとうございました。せっかくこういうふうな形で締結ができたわけですから、やはりタイムリーにどんどん、どんどんやっていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
続きまして、よろしいでしょうか。
8
◯秋田章二委員長 議題一に関連してということですか。
9
◯野原隆士委員 はい。全般的で、最後のほうがよろしいですか。
10
◯秋田章二委員長 できれば最後のほうにまとめていただければ、その他の項目もあるでしょうし。
11
◯野原隆士委員 分かりました。
12
◯秋田章二委員長 ようございますか、そういう形で。
13
◯野原隆士委員 はい。
14
◯秋田章二委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
15
◯秋田章二委員長 ないようでございますので、以上で、本件の質疑を終わります。
次に、「令和五年度
ワンヘルス関連予算の概要について」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。
平山ワンヘルス総合推進室長。
16
◯平山ワンヘルス総合推進室長 それでは、令和五年度
ワンヘルス関連の予算の概要について、令和五年度の
ワンヘルスに関連する予算のうち主なものを御説明させていただきます。
保健医療介護部の
委員会資料、令和五年度
ワンヘルス関連予算の概要についての一ページをお願いいたします。
まず、「
国際機関等との連携を推進」でございます。一
ポツ目は、
FAVAワンヘルス福岡オフィス(FOF)の
活動支援でございます。FOFと連携し、人・動物・環境の各分野に関する一体的な
調査研究などを通じて、日本のみならず、アジア、そして世界における
ワンヘルスの推進に貢献していきたいというふうに考えております。
二
ポツ目は、
国際機関と連携し、世界から注目度が高く、発信力のある
ワンヘルス国際フォーラムを開催することとしております。具体的には、
ワンヘルスの推進に取り組む
国際機関や
研究者で構成する
専門委員会を設置し、
部会ごとに取り組むべき課題を設定し、その解決に向けた協議を行う内容としております。
三
ポツ目は、世界を代表する
ワンヘルスの専門的な
国際会議の
誘致活動を展開し、国や
国際機関との
協力関係の構築や
ノウハウの習得を図るものでございます。
二番目の
ワンヘルスの
啓発強化でございます。県民の皆様に
ワンヘルスとは何なのかをよく理解していただく必要があります。こういったことから、
ワンヘルスの基本から
日常生活における
ワンヘルスの取組例を説明できます
ワンヘルスマスターを育成していくとともに、
ワンヘルス宣言事業者等が
情報交換を行います交流会を開催するものでございます。
また、三
ポツ目ですが、
筑後地域に加えまして、
福岡地域におきましても
ワンヘルスフェスティバルを開催することとしております。
四
ポツ目は、市町村が
ワンヘルスの啓発施設を整備しようとする際に、設備整備に係る費用の一部を助成するものでございます。
五
ポツ目は、
ワンヘルスセンターの中核施設でございます保健環境研究所の附属施設として、生物多様性保全に関する屋外研究とともに、生物多様性保全の観点から屋外で
ワンヘルス教育を実施する場を整備するもので、今年度、基本設計を行います。
六
ポツ目は、
ワンヘルス推進を担う
人材育成に関し、
ハワイ大学と交流や連携を図るため、ハワイ州への訪問団を派遣するもので、こちらは四月に派遣を実施しております。
七
ポツ目は、
ワンヘルスの森四王寺に多くの来訪者を受け入れるための施設整備を行いますとともに、四王寺の魅力を紹介する動画を作成し、SNSなどを通じPRを行ってまいります。
八
ポツ目は、
ワンヘルスパークにおきまして、引き続き馬術体験やドッグランなどを提供するほか、新たにセラピードッグとの触れ合いやしつけ教室などのアニマルセラピー関連イベントを実施するものです。
三番目の「
ワンヘルス認証農林水産部を推進」でございます。県民の皆様に
ワンヘルス認証農林水産物を広く知っていただくために、テレビCMなどを通じPRを行ってまいります。また、大手量販店に常設の販売コーナーも設置し、販売を拡大してまいります。
四番目の「動物保健衛生所の整備を推進」は、今年度、動物保健衛生所の建設に必要な基本設計、地質調査を行ってまいります。
説明は以上です。よろしくお願いいたします。
17
◯秋田章二委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
18
◯秋田章二委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
次に、「
野生動物SFTS感染状況調査に係る令和四年度調査結果について」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。藤野
自然環境課長。
19 ◯藤野
自然環境課長 それでは、
野生動物SFTS感染状況調査に係る令和四年度調査結果について御説明いたします。
環境部
委員会資料で御説明いたします。一ページを御覧ください。一、概要でございます。人獣共通感染症の一つである重症熱性血小板減少症候群、略称では
SFTSと申します。この
SFTSは、西日本を中心に感染者報告数が年々増加傾向にあります。本県でも死亡例を確認しております。この感染症は、
SFTSウイルスを保有するマダニにかまれることで感染し、発熱、頭痛、筋肉痛等の症状が現れ、致死率は一〇%から三〇%程度でございます。そのため、感染拡大の要因の一つとして考えられる
野生動物を対象に
SFTSウイルスの感染状況調査を令和四年度から実施いたしました。その結果を報告するものでございます。
二、事業内容でございます。令和四年度に
有害鳥獣として、あるいは狩猟により捕獲された
野生動物のシカ、
イノシシから血液を採取し、
SFTSウイルスの抗体の
保有状況を検査しました。調査数は、百二十七検体、内訳は、シカ四十九、
イノシシ七十八です。調査内容でございます。まず最初に、保健環境研究所において採取した血液の中に含まれる血清を分離し、
SFTSウイルスの抗体検査を行います。次に、抗体検査で陽性または判定保留となった検体については国立感染症研究所に送付します。最後に国立感染症研究所で確認検査を行います。
三、調査結果でございます。表の三行目に確認検査未済とあります。これは、国立感染症研究所の調査結果待ちのものです。したがいまして、今回の報告は暫定ということでございます。国立感染症研究所の確認検査が完了しましたら、陽性が確定したものは、シカが四十九検体のうち十一検体、
イノシシが七十八検体のうち四検体でございました。暫定的な陽性率は、シカが二二・四五%、
イノシシが五・一三%でございます。県内の
野生動物にも感染個体の存在が確認されたという結果になっております。
四、今後の予定でございます。調査結果が確定次第、市町村、
医療機関、県民等に対して注意喚起を行います。令和五年度においても、シカ、
イノシシを対象とした調査事業を継続実施させていただいております。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
20
◯秋田章二委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
21
◯秋田章二委員長 特にないようでございますので、以上で、本件の質疑を終わります。
次に、「特定外来生物の防除について」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。藤野
自然環境課長。
22 ◯藤野
自然環境課長 特定外来生物の防除について御説明いたします。引き続き、環境部
委員会資料で御説明いたします。
二ページを御覧ください。
一、概要です。令和五年四月、改正外来生物法が施行されまして、特定外来生物防除に関して新たに都道府県や市町村等の役割が規定されました。今回の法改正を受け、動植物の専門家からなる特定外来生物防除対策検討
委員会を設置し、同
委員会の意見を踏まえ、優先的に防除を行う種としてアライグマを選定いたしました。
二、特定外来生物防除対策検討
委員会での協議概要でございます。(一)開催日は六月二十九日、(二)検討内容にございますとおり、同
委員会では県内で確認されている特定外来生物について分布状況、人の健康や生態系、農林水産業等への影響を踏まえ、種ごとの防除の緊急度を検討していただきました。(三)の
委員会での主な意見でございますが、
委員会では、優先的に防除すべき種はアライグマであること、その他の種についても生息状況等の把握が必要であることとの意見をいただいたところでございます。
委員会での意見を踏まえまして、三のアライグマ防除に向けた計画策定及びスケジュール案でございますが、優先的に防除する種としてアライグマを選定し、防除に向けた取組を行います。
具体的には、(一)のアライグマ防除実施計画策定にございますとおり、1)に記載しておりますが、市町村、学識経験者、県獣医師会、県猟友会、JA福岡中央会等からなるアライグマ防除対策協議会を設置します。協議会において御検討いただく内容は、2)に記載のとおり、アライグマの定着状況の分析、防除目標、効果的な防除手法、各主体の役割分担等でございます。
(二)スケジュールでございます。今月末から年末にかけまして会議を開催し、計画を策定してまいります。並行して、九月から来年二月にかけて、外来種問題の啓発を行うため、生物多様性の重要性や外来種の問題を分かりやすく解説する講師を派遣します。県内の小中学校を対象として外来種を入れない、野外に捨てない、他地域に広げないという予防面での啓発を行います。来年一月以降は、防除計画の策定及び公示を行います。併せて、市町村職員や地域住民を対象に防除の担い手を育成する講習会を開催いたします。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
23
◯秋田章二委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
24
◯秋田章二委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
次に、「広域観光振興の取組について」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。吉田観光政策課長。
25 ◯吉田観光政策課長 本日は、広域観光振興の取組について御報告をさせていただきます。
お手元の商工部資料一ページをお願いいたします。観光王国九州とともに輝く福岡県観光振興条例第九条第一項に基づき、特定広域観光振興法人として定めている九州観光機構の二〇二二年度の事業内容を御報告するとともに、今年五月に九州地域戦略会議で決定されました第三期九州観光戦略及び第一次アクションプランの検討状況について御報告を行うものでございます。
一の九州観光機構についてでございます。九州観光機構は、二〇〇四年に九州地域戦略会議が策定した九州観光戦略の実行組織として、二〇〇五年四月に九州観光推進機構の名称で設立された法人となります。二〇二二年六月に名称を変更し、現在は九州観光機構として活動をしておるところでございます。
二の二〇二二年度九州観光機構の事業報告について御説明をいたします。一枚おめくりいただき、資料二ページの別紙一、A3サイズの資料をお願いいたします。二〇二二年度の九州観光機構の事業につきまして、資料左側の四つの戦略ごとに主な事業を御説明させていただきます。
戦略I、九州ブランドイメージづくりについてでございます。資料右側、主要な事業等実績を御覧願います。プロモーションイベントへの出展といたしまして、二〇二二年十月に東京で開催されたツーリズムEXPO二〇二二に、九州七県と共に九州ブースを出展し、九州一体となったPRに取り組んできたところでございます。また、国内外に向けた
情報発信事業といたしまして、ユーチューブチャンネルを開設し、九州観光の魅力を動画配信したほか、SNSやウェブサイト等を活用し、九州のイメージ向上を図ったところでございます。
次に、戦略II、観光インフラ整備に関しましては、九州限定地域通訳案内士を対象に、コロナによる入国制限緩和後における活動意向についてアンケート調査を実施したほか、ボランティアガイドを対象とした研修会を開催いたしました。
戦略III、九州への来訪促進でございます。国内旅行拡大に向けたプロモーションでは、東京、大阪、福岡の旅行会社を中心に九州観光素材相談会を開催いたしました。また、修学旅行誘致の拡大を図るため、修学旅行素材説明会・相談会を開催いたしたほか、関西地区の旅行会社を対象にいたしまして、新規契約キャンペーンを実施したところでございます。アジア各国に向けたプロモーションにつきましては、ユーチューブ等で九州の魅力を発信するほか、日本在住のインフルエンサーやメディアを九州にお招きし、記事の作成及び
情報発信の実施を行いました。韓国やシンガポールにおきましては、九州観光セミナー及び商談会を現地で実施し、九州の魅力を発信するとともに、旅行商品の造成に取り組んできたところでございます。欧米豪へのプロモーションにつきましては、現地PR会社を活用しながら、有力メディアへの記事掲載等の
情報発信に努めたところでございます。また、オーストラリアの大手現地旅行会社の商品造成責任者を九州に招聘いたしまして、九州を含む日本周遊旅行商品を造成したところでございます。
戦略IV、来訪者の滞在・消費促進に関しましては、ツール・ド・九州と連動した周遊型サイクルツアー商品の造成・販売及び
情報発信を行いました。この事業の一環といたしまして、今年度、令和五年七月にBRTひこぼしライン開業を記念いたしまして、
BRT専用道を自転車で走るガイド付きサイクリングツアーを開催したところでございます。
一ページにお戻り願います。三の第三期九州観光戦略についてでございます。第三期九州観光戦略の概要につきましては、資料に記載のとおりでございますが、すみません、何度も行き来をしていただいて大変恐縮でございますけれども、説明は資料三ページ、別紙二、A3サイズ二枚の資料で御説明をさせていただきます。
三ページをお願いいたします。
計画期間でございますが、右上に記載のとおり二〇二四年度から二〇三〇年までの七年間となります。
次に、
計画期間の左側にビジョンを記載しております。観光産業を九州の基幹産業と位置づけ、さらに観光が九州経済及び地域の持続的な発展を牽引すべく、「『住んでよし、訪れてよし、働いてよし』の九州を実現する」をテーマに掲げ、九州一体となって取組を展開していくこととしております。中段には、九州観光を取り巻く現状や、第二期九州観光戦略までの取組を踏まえた課題、九州観光にとってのチャンスを整理しておりますので、後ほど御覧をいただけると幸いでございます。
これらを踏まえまして、資料一番下に記載しておりますとおり、実現したい二〇三〇年の九州の姿といたしまして、九州ブランドが国内外で定着しており、リピーターが多く、長期滞在化も進み、観光とまちづくりにより域内消費が拡大し、活力にあふれた地域になっている姿を目指してまいります。
次ページ、四ページをお願いいたします。戦略の基本方針といたしまして四つの基本方針をお示ししております。1)世界じゅうから選ばれる「KYUSHU」を目指しブランディングを強化。2)九州ならではの観光資源の創出・魅力向上や受入環境の整備により誘客・リピーターを拡大する。3)デジタル技術の活用による観光産業の高度化に取り組む。4)九州に関わるすべての人がひとつとなり、持続可能な観光を実現するとしております。
続きまして、基本方針の下、四つの戦略の柱を設定しております。
Iの誘客促進戦略では、ブランド戦略を再構築した上で、ターゲットを絞った
情報発信を行い、九州への誘客を促進します。II、観光資源戦略では、九州ならではの魅力向上を図り、誘客、リピーターの拡大と観光消費額の増加を図ります。
III、受入環境整備戦略では、誰もが安全・安心・快適に旅を楽しむことができるよう、受入環境を整備します。IV、観光産業活性化戦略では、観光産業の担い手確保や生産性向上等により、観光産業を持続可能で魅力あるものとしていくこととしております。
左下の実施体制でございます。九州観光戦略の主たる実施主体は、九州観光機構が担ってまいります。具体的な取組は、今後策定されますアクションプランに則って実施をされることとなります。
数値目標につきましては、右下を御覧願います。三つの
数値目標項目を設定しております。一つ目の観光消費額は、二〇三〇年までに四兆円。二つ目の延べ宿泊者数は、二〇三〇年までに七千三百五万人としております。三つ目の九州へのリピーター率につきましては、現在指標となる数値がないため、現在調査を行っており、十月までには設定をする予定ということになっております。
恐縮です。一ページにお戻り願います。最後、四の第三期九州観光戦略 第一次アクションプランの検討状況についてでございます。第一次アクションプランにつきましては、九州観光戦略を検討いたしました九州観光戦略
委員会におきまして、現在検討中であり、令和五年十月に予定されております第四十四回九州地域戦略会議におきまして報告される予定でございます。
説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
26
◯秋田章二委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
27
◯秋田章二委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
次に、「各種委員の選出について」であります。
お
手元配付のとおり、議長より福岡県
ワンヘルス推進協議会委員の選出について、本
委員会に対し一名の委員を選出する依頼があっております。この選出につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
28
◯秋田章二委員長 御異議ありませんので、そのようにさせていただきます。
それでは、福岡県
ワンヘルス推進協議会委員につきましては、僭越ではございますが、
委員会を代表して委員長をもって充てるということでいかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
29
◯秋田章二委員長 ありがとうございます。御異議がありませんので、そのように決定し、議長に報告することといたします。
次に、議題にはありませんが、その他として何かございませんか。
野原委員。
30
◯野原隆士委員 先ほどの
ワンヘルスに関しての要望を言わせていただきたいと思っております。まず、せんだって
秋田委員長と
藏内委員がコロラド州立大学の
ワンヘルスの取組を視察調査されました。全米でも有数なこの獣医学部を持つコロラド大学ではありますが、
ワンヘルス研修所が置かれており、極めて実践的な教育が実施されているということで世界的にも有名であります。また、SPUR、通称サパーと呼ばれる、子供が獣医の仕事を体験したり、また、バーチャルリアルティも活用して、子供から大学の学生あるいは一般の大人まで学ぶことができる教育施設等も視察をされたそうであります。施設については、動物と人の健康あるいは食料と農業あるいは
水環境の三つのテーマで構成された
ワンヘルス教育センターといってもよいもので、コロラド州が地域の再開発の一環として建物を州の予算で建設し、運営についてはコロラド州立大学に委託という形で官学のパートナーシップ方式がとられております。私としても、この
ワンヘルス推進の観点から、やはり動物との
共生社会づくりや環境を大切にする生活習慣を広く定着をさせていく必要から、このためにはこのような
ワンヘルスに関する教育や広報の場となる施設をぜひともまた本県にも作っていただきたいなというふうに思います。
また、その運営についても、これもいろいろな形があろうかと思いますが、民間や大学などの力を借りる必要があるので、県と民間などとのパートナーシップ方式、こういったことも検討の一つではないかと思います。そして、これらの施設に関する資料については、先ほどお話があっていた
FAVAワンヘルス福岡オフィス、通称FOFでありますが、こちらのほうにもありますし、またコロラド大学からも様々な情報を得ておりますので、県においてもこのFOFからこのような情報を取り寄せていただき、先ほどの
ハワイ大学と同様、コロラド大学との
ワンヘルス教育に関する連携の仕組みや、
ワンヘルスに関する教育、広報施設の整備について、ぜひ検討を進めていただきたいと思っております。
そして、続きまして、今月の初めには、私どもの
FAVAワンヘルス福岡オフィス(FOF)が正式に発足いたしました。この
国際機関としての活動を開始したわけでありますが、この
ワンヘルスの裾野は非常に広く、このFOFが取り組むべき課題は非常に多うございます。そういった中で、県との連携が不可欠なものでありますし、今後、
保健医療介護部長はもとより、環境部長、農林水産部長、そして
国際機関との連携のためにも県の国際局の協力が不可欠という観点からも、国際局長、このような方々に、例えば評議員あるいはアドバイザーリーボードという形でFOFの運営にぜひ入っていただき、助言や支援をしていただくことが一番いいのではないかというふうにも考えております。今日は、FOFの藏内所長もいらっしゃいますので、私から申し上げるのも誠に僭越ではありますが、ぜひとも御検討していただければというふうに思います。
そして、最後になりますが、今の質問とも当然関連をしていくんですが、
ワンヘルスの推進の組織体制についてであります。
ワンヘルスは、この推進基本条例の第十三条では、知事は
ワンヘルスの実践が幅広い分野に及び、県の組織が一体となって県
行動計画を策定し、そして執行することが必要であることを踏まえ、
ワンヘルスに関し県の各部局がやっている事務を横断的に統括をし、処理することができる体制の整備に努めていくというふうな規定をしております。こういったことから、今、知事の御尽力で県の
行動計画が策定されているわけでありますが、今日の
実施状況の報告を受けたところですが、幅広い様々な部局によるさらなる着実な取組が必要であります。一方、大学あるいは民間の
研究機関や財界、そして
国際機関との連携を仲介するFOFという組織もでき、FOFと県の各担当部局との連携もさらなる必要性があろうかと思います。
しかしながら、今このFOFが直接県の各所管部局と協議・調整を行うことは事実上困難であります。県のサイドに単なる取りまとめ組織ではない、まさに条例の第十三条の趣旨に沿って、したがって、各所管部局を統括し、FOFと連携し、車の両輪となって
行動計画を含めた
ワンヘルスの推進をリードする司令塔組織が必要ではないでしょうか。これまでの
行動計画策定、いわば準備期間においては
ワンヘルス総合推進室が大変大きな働きをしていただきました。これは大いに評価するところであり、感謝をしているところでもあります。しかしながら、これからがまさに実践としての本番であり、県の
ワンヘルス担当部局にはさらに大きな力を発揮していただく必要性があろうかと思います。
そこで、
ワンヘルス担当部局の組織体制の強化に関する提案でありますが、県の総合計画に準じるような幅広い内容を持つこの
ワンヘルス推進行動計画の担当部局は、
保健医療介護部だけではなく、企画・地域振興部あるいは総務部に配置をし、さらにその組織のトップについても職責にふさわしい位置づけをしていただく必要があるのではないかと思います。参考事例として、過去においても国立博物館の誘致に当たり、当初、教育庁にあった対策室が企画振興部に移管をされ、トップには次長級の国立博物館対策長が置かれました。その後、対策長は総務部に移管されたんですが、このような事例等もその経緯も参考にしていただき、新たな組織体制をぜひ御検討をいただきたいというふうに考えております。
こういった問題は非常に大きな問題でありますので、今すぐの回答はもちろんできませんので、次回までにぜひ
委員会で御回答いただければと、御回答というより御報告でしょうか、いただければというふうに思っております。以上であります。
31
◯秋田章二委員長 今、
野原委員のほうから三点検討して報告していただきたいということでございます。一点目は、コロラド大との連携、また、そのいわゆる教育とか広報施設、そういうものも本県では必要ではないか検討すべきではないかという御意見が一点。それから、二点目が、いわゆるFAVAの福岡オフィスとの連携を強化していくために、運営支援を検討していくべきではないかということが二点目ですね。それから、三点目が、
ワンヘルスを推進していくためには、各部横断的な新組織の体制を構築すべきではないかということで、これは三つとも総務部、それから一つが私学振興局、コロラド大学との連携とか、教育とか、そういう施設の話になりますと私学振興局との話かと思いますけれども、総務部長、
私学振興局長、今のを含めてしっかりと検討していただきたいという御意見でございます。総務部長、何か御意見あればお願いします。中村総務部長。
32 ◯中村総務部長
野原委員からいただきました質問、御要望につきまして、しっかりと中のほうでいろいろ検討させていただきたいと思います。今の御質問を検討させていただくに当たって、いろいろとこちらのほうでも先生方の御意見を伺わないとまだ情報が分からないところとか、思いとか、いろんなところがあると思いますので、いろいろ御相談させていただければと思います。
33
◯秋田章二委員長 ようございますか。
それでは、
野原委員から今御意見を頂戴いたしました。総務部長、責任重大でございますけれども、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
そのほかございませんか。
藏内委員。
34 ◯藏内勇夫委員 今、
野原委員からFOFの件について言及をいただきました。この福岡に国際的な組織として、ハビタットに次ぐFOFを誘致することができました。これはひとえに福岡県議会、そして
執行部の皆さん方の熱意であったと思います。不肖私がその初代の所長に就任をいたしました。無報酬のボランティアでございますが、しっかりと県政発展に資するように頑張っていきたいと思っております。
なお、八月一日に開所式を無事に終えまして、九月一日に世界獣医師会(WVA)の会長、国際連合食糧農業機関(FAO)の代表、それからWOAH、昔の獣疫機構ですね、これの元代表等々の方が知事に表敬に行かれます。これはFOFの開所に関連し、九月三日の日に第一回目のFOFが関連したシンポジウムを開催し、大分の立命館大学に訪問する、そういった
ワンヘルスを推進し、啓発する一環としておいでいただくわけでございますので、ぜひ委員の皆さんあるいは
執行部の皆さん方も非常にいい場所でございますので、一度足を運んでいただければ大変職員も喜ぶのではないかと思っておるところでございますので、今後ともの御支援をひとつよろしくお願い申し上げます。ありがとうございます。
35
◯秋田章二委員長 私もFOF事務所開所式にはお呼びいただきまして、出席させていただきました。ありがとうございました。大変すばらしい立地とともに、中の職員の皆さん方のやる気が、非常に熱意を感じたところでございますので、何か機会がありましたら、御視察、御見学を私からもお願いしたいと思います。
ほかにございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
36
◯秋田章二委員長 ほかにないようでございますので、次に進ませていただきます。
次に、「今後の
委員会活動について」をお諮りいたします。
このことにつきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
37
◯秋田章二委員長 御異議がありませんので、そのようにさせていただきます。
最後に、会議録署名委員を指名いたします。高橋義彦委員、井上博隆委員、お二人を指名いたします。よろしくお願いいたします。
以上で、本日の議事は全て終了いたしました。
本日は、これをもちまして、
ワンヘルス・
地方分権等調査特別委員会を閉会いたします。
午 後 四 時 六 分 閉 会
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