福岡県議会 > 2022-11-28 >
令和4年 空港・交通インフラ調査特別委員会 本文 開催日: 2022-11-28

  • "◯浜田空港事業課長"(1/2)
ツイート シェア
  1. 福岡県議会 2022-11-28
    令和4年 空港・交通インフラ調査特別委員会 本文 開催日: 2022-11-28


    取得元: 福岡県議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-08
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1    令和四年十一月二十八日(月曜日)    午 前 十 一 時 零 分 開 会 ◯原中誠志委員長 それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから空港交通インフラ調査特別委員会を開会いたします。  本日の議題は、お手元配付のとおりであります。御確認願います。  まず、「福岡空港北九州空港航空路線状況について」を議題といたします。執行部説明を求めます。浜田空港事業課長 2 ◯浜田空港事業課長 それでは、福岡空港北九州空港航空路線状況について御説明申し上げます。  お手元配付委員会資料一の一ページをお願いいたします。  まず、一の新型コロナウイルス感染症影響に伴う旅客便運航状況についてでございます。今月一日時点運航状況でございますが、福岡空港では、国内線が約五千八百便の計画に対しまして、運航率が一〇〇%、国際線におきましては、約千八百便の計画に対しまして、運航率が五五%となっております。  また、北九州空港におきましては、国内線が約四百便の計画に対しまして、運航率が八六%、国際線は現在も全便運休となっております。  次に、二の新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の見直しについてでございます。先月の十一日から、国による水際対策が大幅に緩和されております。  まず、外国人新規入国につきましては、入国者健康確認システムにおける申請が不要となっておりますことから、外国人観光客入国パッケージツアーに限定する措置が解除されております。つきましては、現在日本への個人での出張、旅行等が可能となっております。  また、ビザにつきましては、停止されておりました免除措置が再開されておりまして、現在六十八の国・地域へのビザ取得が免除されております。  空港での入国時の検査につきましても、ワクチンの三回接種の証明、または出国前七十二時間以内の陰性証明のいずれかの提示があれば、入国時の検査は不要となっております。  また、国としまして、一日当たり五万人とされておりました入国者総数の上限も撤廃されております。  国際線受入れ再開につきましては、今後の就航予定に応じ、検疫等において受入れ準備が進められておりまして、これらが整い次第、順次受入れが再開されることとなっております。  北九州空港におきましても、航空会社検疫などの関係機関におきまして、国際線受入れ再開に向けた準備が進められております。  なお、参考資料といたしまして、福岡空港及び北九州空港利用状況、それから福岡空港国際線運航状況、これを添付しております。  私からの説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いします。 3 ◯原中誠志委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。よろしいですか。
         〔「なし」と呼ぶ者がある〕 4 ◯原中誠志委員長 特にないようですので、以上で、本件質疑を終了いたします。  次に、「北九州空港機能強化について」を議題といたします。執行部説明を求めます。鬼木空港政策課長。 5 ◯鬼木空港政策課長 それでは、二番、北九州空港機能強化について御説明いたします。  資料二ページをお願いいたします。一の滑走路延長調査についてでございます。長年国に対して要望を行ってまいりました滑走路延長三千メートル化につきましては、令和二年度から国において調査が進められております。昨年度滑走路延長計画に対する地域住民等理解促進や円滑な合意形成を図るため、パブリックインボルブメント(PI)が終了したところでございます。  今年度は、引き続き環境影響評価環境アセスメント)の手続が進められており、現在太枠で囲んでおります準備書段階でございます。準備書とは、事業者たる国が、現況調査の結果等を基に、工事中や供用開始後の環境への影響を予測、評価した結果を示すとともに、環境保全に関します対策、考え方を取りまとめたものでございます。今月中に県の環境部から県知事意見書が、国宛てに提出される予定となっており、この県知事意見書の提出をもって、準備書手続が終了することになります。  その後、国は準備書に対します県知事意見や一般からの意見を踏まえまして、必要に応じて準備書内容を見直すとともに、環境大臣国土交通大臣意見を求め、意見内容に応じて補正し、評価書を確定します。評価書を確定したことの公告と、評価書縦覧開始によりまして、環境アセス手続は終了することになります。  なお、国は環境アセス手続の終了の時期につきまして、評価書手続におけます環境大臣国土交通大臣意見内容によって変わる可能性があるため、今の時点では明確にはできないとしております。  三ページをお願いいたします。二、第二国際貨物上屋整備についてでございます。北九州空港国際貨物取扱量増加によりまして、貨物の荷さばきや蔵置スペース狭隘化に対応するため、空港ビル会社が、新たな国際貨物上屋整備し、本年九月から供用を開始しております。  事業費は、約四億七千七百万円で、県、北九州市が連携して、ビル会社に出資するために、令和三年度に措置いただきました予算を原資としております。  説明は以上でございます。よろしくお願いします。 6 ◯原中誠志委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はありませんでしょうか。松尾委員。 7 ◯松尾統章委員 今、環境アセス準備書手続が、間もなく終わるとの説明がありました。残るは、最後の四段階目評価書手続でありまして、環境アセスが円滑、適切に終了することを、まず期待したいと思っています。  そうした中、私も、長年この空港問題に取り組んできましたから、経験上、そろそろ滑走路延長工事着手時期のめどというか、目途が立つんじゃないかなと思っています。  環境アセス手続が、まだ終わってない、今の時点で、執行部新規事業採択の時期といったものの見通しを聞いても答えられないかなと思っています。  そこで、執行部にはちょっと別の角度からお聞きしたいわけでありますが、現在工事が進んでいます福岡空港滑走路増設事業では、環境アセス準備書手続が終わってから工事着手まで、どのくらいの期間がかかったのかお尋ねしたいと思います。 8 ◯原中誠志委員長 鬼木空港政策課長。 9 ◯鬼木空港政策課長 福岡空港滑走路増設事業でございますが、平成二十七年五月に環境アセス準備書手続が終了しております。着工は、平成二十八年六月でございまして、この間おおむね一年間かかっております。 10 ◯松尾統章委員 この福岡空港の例では、準備書手続が終わってから工事着手まで一年間ということであります。これが、そのまま北九州空港に当てはまるかどうか、それはちょっと置いておきまして、当てはまるんではないかというふうに推測すれば、来年の今頃には、滑走路延長工事着手できることになるので、この工事着手の前提となる新規事業採択もいよいよ間近に迫っているものではないかと、私は考えます。  これまでも我が会派のほうでは、この地元悲願である滑走路延長早期実現に向けて、本会議、本委員会をはじめ様々な場で取り上げてきました。令和元年度の本委員会及び北九州市議会特別委員会との意見交換の場では、県議会市議会も連携して、国への要望活動を強化すべきであると提案したところであります。これを受けて、毎年の政府予算要望に加えて、当時の栗原議長小川知事村上市議会議長北橋市長らが一緒になって、国に強力に働きかけていただきました。その結果、令和二年度の国の予算に、北九州空港滑走路延長に向けた調査費が初めて計上されることとなったわけであります。その後も県、市、しっかり連携して、貨物定期便就航、増便、また貨物取扱量増加など、着実に実績を重ねてきています。  そうした中、国際貨物のさらなる需要拡大を取り込むことができるよう、貨物上屋整備したところであります。環境アセスも着実に進んできておりますし、準備書手続も間もなく終わるところまで来ているような、こうしたことを踏まえると、新規事業採択も、いよいよ間近であると期待を高めずにはいられない、そうした状況の中で、新規事業採択を確実にするために、地域を挙げて、これまで以上に国への働きかけを強化すべきであると考えています。執行部には、長年の地元悲願実現に向けて、決意を持って取り組んでほしい、このことを強く要望して終わりたいと思いますが、何か意見があったらお願いします。 11 ◯鬼木空港政策課長 滑走路延長実現におきまして、このような長い間、国に呼びかけてまいったところです。地元といたしましても、県議会の御理解をいただきながら、貨物の集貨、エアラインの誘致に取り組んでまいりました。このたびは、第二貨物上屋の増築も実現したところでございます。引き続き貨物拠点化に向けまして取り組んでまいりたいと考えております。 12 ◯原中誠志委員長 ほかに何かありませんでしょうか。よろしいですか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 13 ◯原中誠志委員長 なければ、本件質疑をこれで終了いたします。  続きまして、「福岡交通ビジョン二〇一七及び前福岡自転車活用推進計画実施状況について」を議題といたします。執行部説明を求めます。山崎交通政策課長。 14 ◯山崎交通政策課長 福岡交通ビジョン二〇一七及び前福岡自転車活用推進計画実施状況について御説明申し上げます。  恐れ入ります、委員会資料二の資料一、表紙を一枚おめくりいただきまして、一ページ目をお願い申し上げます。  平成二十九年度から令和三年度までが計画期間でございました、交通ビジョン二〇一七に掲げておりました施策目標達成状況でございます。目標値達成したもの十四件、進捗が八〇%以上で、一定の成果があったと評価できるもの三件、そして、現計画、現ビジョンにおきまして、さらなる取組が必要なもの十三件、うちコロナ影響を受けるまでは順調だったもの六件という形でございました。  二枚おめくりいただきまして、三ページ目をお願いいたします。目標値達成したものとして、新北九州空港道路整備などが計画期間内に完了いたしました。そして、その真ん中辺り、北九州空港利用者数、そして三池港コンテナ取扱個数、そして、恐れ入ります、次の四ページ目をお願いいたします。北九州空港航空貨物取扱量につきましては、目標には届いておりません。新たなビジョンの下、引き続き取組推進してまいります。  恐れ入ります、一ページ飛びまして、六ページ目をお願い申し上げます。真ん中辺り、鉄道利用者数外国人入国者数県内延べ宿泊者数など、コロナ影響を受けるまでは順調でございましたが、コロナ影響の結果、目標に届かなかったという形でございます。  再び二枚おめくりいただきまして、八ページ目、お願い申し上げます。この八ページ目から十ページにかけまして、大規模災害への備えと事故未然防止に関わる目標を記載してございます。高潮浸水想定区域図公表数など八つの目標値達成いたしました。  一枚おめくりいただきまして、九ページをお願い申し上げます。こちら、県管理道路橋の落橋・崩壊防止対策率などにつきまして、八割以上の達成、そして、十ページをお願いいたします。こちら、主要ターミナル駅の耐震化率など三つにつきましては、目標に届いておりません。こちらにつきましても、引き続き現計画の下、さらなる取組を行ってまいります。  一ページ飛びまして、十二ページをお願い申し上げます。十二ページにつきましては、地方創生のためのまちづくりと連携した交通網整備に関する目標でございます。立地適正化計画策定市町村数デマンド交通導入市町村数など、目標達成いたしました。一方で、下のほうに記載してございますように、鉄道と同様に、乗合バス利用者数につきましても、コロナ影響を受けまして、落ち込んだという結果になりました。引き続き利用促進等取組を進めてまいります。  次の十三ページ、お願い申し上げます。こちらにつきましても、筑豊電鉄甘木鉄道平成筑豊鉄道など、地域鉄道利用者数をはじめ、その三つの項目につきまして、目標到達しておりませんので、新たなビジョンの下、取組を進めてまいります。  恐れ入ります、十四ページをお願い申し上げます。地球温暖化対策推進に関するものでございます。CO2排出抑制のための公共交通利用促進などの取組を進めてまいりました。施策目標につきましては、再掲でございますので、省略させていただきます。  引き続きまして、資料二をお願い申し上げます。前の自転車活用推進計画実施状況についてでございます。  一ページ目をお願い申し上げます。交通ビジョン同様、昨年度までを計画期間としておりました自転車活用推進計画では、五つの指標を掲げ、取組を行ってまいりました。目標値達成したものが三件、そしてコロナ影響を受けるまで順調でございましたが、到達しなかったものは二件という形でございます。  二ページ目をお願い申し上げます。この二ページ目に記載しております自転車ネットワーク計画策定市町村数、そして、恐れ入ります、三ページをお願いします。自転車の魅力を体験するイベント開催数につきましては、コロナ影響等ございまして、数値が目標値に達しませんでした。引き続き取組を進めてまいります。  四ページをお願い申し上げます。県内のサイクルツーリズムのモデルルート、それからサイクルステーションの設置という自転車活用に向けた取組につきましては、目標値達成いたしました。  最後、五ページ目をお願い申し上げます。自転車歩行者・自動車が安全に通行する社会づくり推進に関するものでございます。下のほうに指標を記載してございます。自転車関連事故発生件数目標値四千件と書いてございますが、四千件以下にするというところで、三千二百七十と、目標達成しておりますが、この事故をなくす取組につきましては、新しい計画期間につきましても、引き続き推進してまいるところでございます。  説明は以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 15 ◯原中誠志委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はありますか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 16 ◯原中誠志委員長 特にないようですので、以上で、本件質疑を終了いたします。  次に、議題にはありませんが、その他として何かございませんでしょうか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 17 ◯原中誠志委員長 特にないようですので、次に進みます。  次に、「今後の委員会活動について」お諮りいたします。  このことにつきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、いかがでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 18 ◯原中誠志委員長 御異議がありませんので、そのようにさせていただきます。  また、例年二月定例会で行っております本特別委員会委員長報告につきましても、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、いかがでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 19 ◯原中誠志委員長 御異議がございませんので、そのようにさせていただきます。  最後に、会議録署名委員を指名いたします。  高橋義彦委員原田博史委員、お二人を指名いたします。よろしくお願いいたします。  以上で、本日の議事は全て終了いたしました。  これをもちまして、空港交通インフラ調査特別委員会を閉会いたします。どうもありがとうございました。    午 前 十 一 時 二 十 分 閉 会 Copyright © Fukuoka Prefecture All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...