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06月26日-07号

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  1. 高知市議会 2013-06-26
    06月26日-07号


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    平成25年第438回 6月定例会 第438回高知市議会定例会会議録第7号━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  議事日程 第7号 平成25年6月26日(水曜日)午後1時開議第1 市第66号 平成25年度高知市一般会計補正予算 市第67号 公聴会参加者等の費用弁償条例の一部を改正する条例議案 市第68号 高知市職員給与条例の一部を改正する条例議案 市第69号 高知市税条例の一部を改正する条例議案 市第70号 高知市手数料並びに延滞金条例の一部を改正する条例議案 市第71号 ヨネッツこうち条例の一部を改正する条例議案 市第72号 高知市中央卸売市場業務条例の一部を改正する条例議案 市第73号 高知市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例議案 市第74号 高知市道路の構造の技術的基準及び道路に設ける道路標識の寸法を定める条例の一部を改正する条例議案 市第75号 高知市火災予防条例の一部を改正する条例議案 市第76号 高知市水道企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例議案 市第77号 高知市国民健康保険条例の一部を改正する条例についての市長専決処分の承認議案 市第78号 新市まちづくり計画の一部変更に関する議案 市第79号 新市まちづくり計画の一部変更に関する議案 市第80号 市道路線の廃止に関する議案 市第81号 土地取得議案 市第82号 常備消防ポンプ自動車購入契約締結議案 市第83号 南部1号汚水幹線管渠築造工事(24-1)請負契約の一部変更議案 市第84号 調停の申立てについて第2 市第85号 監査委員の選任議案第3 市第86号 固定資産評価審査委員会委員の選任議案 市第87号 人権擁護委員推薦についての諮問議案第4 高知県競馬組合議会議員の選挙第5 仁淀川下流衛生事務組合議会議員の選挙第6 高知県・高知市病院企業団議会議員の選挙第7 高知市議会情報公開個人情報保護審査会委員の選任について第8 市議第21号 空き家対策としての相続手続の簡素化等を求める意見書議案 市議第22号 地方財政の充実・強化を求める意見書議案 市議第23号 日本政府に核兵器全面禁止のための決断と行動を求める意見書議案 市議第24号 母子家庭等の高等技能訓練促進費等事業の復元を求める意見書議案 市議第25号 地球温暖化対策の新たな国際枠組みに対し積極的な役割を果たすことを求める意見書議案 市議第26号 少人数学級の推進・教職員定数改善を図るための,2014年度政府予算に係る意見書議案 市議第27号 安倍政権「成長戦略」における労働「規制緩和」に関する意見書議案 市議第28号 教育委員会制度改革に関する意見書議案 市議第29号 いじめ問題にかかわる法制化についての意見書議案 市議第30号 日本維新の会共同代表・橋下徹大阪市長による「慰安婦」発言に対する決議案第9 南海地震対策調査特別委員会委員の辞任及びその補欠選任第10 都市再生調査特別委員会委員の辞任及びその補欠選任第11 請願第1号外4件  ────────────────  本日の会議に付した事件発言取り消しの件日程第1 市第66号議案から市第84号議案まで日程第2 市第85号監査委員の選任議案日程第3 市第86号議案,市第87号議案日程第4 高知県競馬組合議会議員の選挙日程第5 仁淀川下流衛生事務組合議会議員の選挙日程第6 高知県・高知市病院企業団議会議員の選挙日程第7 高知市議会情報公開個人情報保護審査会委員の選任について日程第8 市議第21号議案から市議第30号議案まで日程第9 南海地震対策調査特別委員会委員の辞任及びその補欠選任日程第10 都市再生調査特別委員会委員の辞任及びその補欠選任日程第11 請願第1号外4件請願,陳情の閉会中審査の件常任委員会,議会運営委員会の閉会中事務調査の件  ────────────────  出席議員1番 長尾 和明君  2番 門田権四郎君3番 近森 正久君  4番 細木  良君5番 はた  愛君  6番 田鍋  剛君7番 川村 貞夫君  8番 下本 文雄君9番 下元 博司君  10番 深瀬 裕彦君11番 竹内千賀子君  12番 上田貢太郎君13番 岡田 泰司君  14番 江口 善子君15番 岡崎  豊君  16番 近藤  強君17番 戸田 二郎君  18番 浜口 卓也君19番 清水おさむ君  20番 平田 文彦君21番 氏原 嗣志君  22番 和田 勝美君23番 寺内 憲資君  24番 高橋 正志君25番 土居ひさし君  26番 竹村 邦夫君27番 水口 晴雄君  28番 西森 美和君29番 高木  妙君  30番 福島  明君31番 浜川総一郎君  32番 中澤はま子君33番 山根 堂宏君  ────────────────  説明のため出席した者      市長      岡崎 誠也君      副市長     吉岡  章君      副市長     中嶋 重光君      総務部長    森田 惠介君      財務部長    古味  勉君      市民協働部長  坂本 導昭君      健康福祉部長  舛田 郁男君      健康福祉部理事 堀川 俊一君      環境部長    黒田 直稔君      商工観光部長  中澤 慎二君      農林水産部長  本山 幸一君      都市建設部長  海治甲太郎君      教育委員長   門田佐智子君      教育長     松原 和廣君      水道事業管理者 明神 公平君      防災対策部長  下元 俊彦君      消防局長    蒲原 利明君      監査委員    宮本 光教君      財政課長    近森 象太君  ────────────────  事務局職員出席者      事務局長    関  文雄君      事務局次長   弘田 充秋君      庶務課長    前田 敦夫君      議事調査課長  山崎 敬造君      庶務課長補佐  谷村 守敏君      議事調査課長補佐池   堤君      議事調査課主幹 尾崎 美世君      秘書係長    上村 妙子君      議事係長    広松 康児君      調査係長    宮村 裕子君      書記      中須賀広典君  ~~~~~~~~~~~~~~~~  午後3時29分開会 ○議長(山根堂宏君) これより本日の会議を開きます。  ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(山根堂宏君) この際諸般の報告を事務局長からいたします。 ◎事務局長(関文雄君) 御報告いたします。 市長から議案の提出がありました。 市第85号議案から市第87号議案まででありますが,内容につきましては,印刷してお手元に配付してありますので,朗読を省略させていただきます。 議員から議案の提出がありました。 市議第21号議案から市議第30号議案まででありますが,内容につきましては,印刷してお手元に配付してありますので,朗読を省略させていただきます。 以上でございます。  ────────────────              25重財第41号            平成25年6月26日高知市議会議長 山根 堂宏様         高知市長 岡崎 誠也     追加議案の提出について 下記の議案を市議会に追加提出します。         記市第85号 監査委員の選任議案市第86号 固定資産評価審査委員会委員の選任議案市第87号 人権擁護委員推薦についての諮問議案  ────────────────            平成25年6月26日高知市議会議長 山根 堂宏様  提出者 高知市議会議員 土居ひさし              下元 博司              はた  愛              田鍋  剛              深瀬 裕彦              氏原 嗣志              水口 晴雄              高木  妙     議案の提出について 下記の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。         記市議第21号 空き家対策としての相続手続の簡素化等を求める意見書議案  ────────────────            平成25年6月26日高知市議会議長 山根 堂宏様  提出者 高知市議会議員 土居ひさし              下元 博司              はた  愛              田鍋  剛              深瀬 裕彦              氏原 嗣志              水口 晴雄              高木  妙     議案の提出について 下記の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。         記市議第22号 地方財政の充実・強化を求める意見書議案  ────────────────            平成25年6月26日高知市議会議長 山根 堂宏様  提出者 高知市議会議員 土居ひさし              下元 博司              はた  愛              田鍋  剛              深瀬 裕彦              氏原 嗣志              水口 晴雄              高木  妙     議案の提出について 下記の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。         記市議第23号 日本政府に核兵器全面禁止のための決断と行動を求める意見書議案  ────────────────            平成25年6月26日高知市議会議長 山根 堂宏様  提出者 高知市議会議員 細木  良              下本 文雄              江口 善子              岡田 泰司              はた  愛              下元 博司     議案の提出について 下記の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。         記市議第24号 母子家庭等の高等技能訓練促進費等事業の復元を求める意見書議案  ────────────────            平成25年6月26日高知市議会議長 山根 堂宏様  提出者 高知市議会議員 川村 貞夫              高橋 正志              土居ひさし              氏原 嗣志              戸田 二郎              福島  明              上田貢太郎              浜口 卓也     議案の提出について 下記の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。         記市議第25号 地球温暖化対策の新たな国際枠組みに対し積極的な役割を果たすことを求める意見書議案  ────────────────            平成25年6月26日高知市議会議長 山根 堂宏様  提出者 高知市議会議員 門田権四郎              岡田 泰司              田鍋  剛              深瀬 裕彦     議案の提出について 下記の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。         記市議第26号 少人数学級の推進・教職員定数改善を図るための,2014年度政府予算に係る意見書議案  ────────────────            平成25年6月26日高知市議会議長 山根 堂宏様  提出者 高知市議会議員 下本 文雄              江口 善子              岡田 泰司              はた  愛              下元 博司     議案の提出について 下記の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。         記市議第27号 安倍政権「成長戦略」における労働「規制緩和」に関する意見書議案  ────────────────            平成25年6月26日高知市議会議長 山根 堂宏様  提出者 高知市議会議員 下本 文雄              江口 善子              岡田 泰司              はた  愛              細木  良              下元 博司     議案の提出について 下記の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。         記市議第28号 教育委員会制度改革に関する意見書議案  ────────────────            平成25年6月26日高知市議会議長 山根 堂宏様  提出者 高知市議会議員 下本 文雄              江口 善子              岡田 泰司              はた  愛              細木  良              下元 博司     議案の提出について 下記の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。         記市議第29号 いじめ問題にかかわる法制化についての意見書議案  ────────────────            平成25年6月26日高知市議会議長 山根 堂宏様  提出者 高知市議会議員 下本 文雄              江口 善子              下元 博司              岡田 泰司              はた  愛              細木  良     議案の提出について 下記の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。         記市議第30号 日本維新の会共同代表・橋下徹大阪市長による「慰安婦」発言に対する決議案  ~~~~~~~~~~~~~~~~ △発言取り消しの件 ○議長(山根堂宏君) この際お諮りいたします。 水口晴雄議員から6月20日の本会議における発言について,会議規則第64条の規定により「──────────────────────────────」の部分と,「─────────────────────────────────」の部分を取り消したい旨の申し出がありました。 この取り消し申し出を許可することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山根堂宏君) 御異議なしと認めます。よって,水口晴雄議員からの発言の取り消し申し出を許可することに決定いたしました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 市第66号議案から市第84号議案まで ○議長(山根堂宏君) 日程第1,市第66号議案から市第84号議案までを一括議題といたします。 建設常任委員長の報告を求めます。長尾和明議員。  ────────────────            平成25年6月24日高知市議会議長 山根 堂宏様        建設委員長 長尾 和明       審査報告書 本委員会に付託の事件は,審査の結果下記のとおり決定したから,委員会条例第36条の規定により報告します。         記市第73号 高知市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例議案                原案可決市第74号 高知市道路の構造の技術的基準及び道路に設ける道路標識の寸法を定める条例の一部を改正する条例議案                原案可決市第76号 高知市水道企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例議案                原案可決市第80号 市道路線の廃止に関する議案                原案可決市第83号 南部1号汚水幹線管渠築造工事(24-1)請負契約の一部変更議案                原案可決市第84号 調停の申立てについて 原案可決  ────────────────  〔建設委員長長尾和明君登壇〕 ◎建設委員長(長尾和明君) 建設常任委員会の報告を申し上げます。 第438回定例会におきまして,当委員会に付託されました議案は,条例議案3件,その他議案3件の計6件であります。 これらの議案の審査に当たりましては,執行部に詳細な説明を求め,慎重に審査いたしました結果,いずれの議案も全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 以下,審査の過程で出されました意見等について申し上げます。 市第83号南部1号汚水幹線管渠築造工事(24-1)請負契約の一部変更議案について申し上げます。 執行部からは,本工事の施工に当たっては,当初は,実績も含め,経済性に鑑みて,より安価な工法を選択していたが,昨年発生した事故を教訓として,事故再発防止検討委員会の報告を踏まえ,無人化による工法を選択するなど,安全面を重視するとの方向性が示された。 この点については議会としても賛同するものであり,将来的には全国的な基準となるように,国などへの要望活動についても継続して努力していただきたい。あわせて,地元業者の技術力向上に関しても尽力をお願いする。 また本市の技術系職員についても,今後は生活密着型事業が増加傾向にあることから,技術継承に主眼を置いた職員育成に,一層力を入れていただきたい。 以上で,建設常任委員会の報告を終わります。 ○議長(山根堂宏君) 厚生常任委員長の報告を求めます。江口善子議員。  ────────────────            平成25年6月24日高知市議会議長 山根 堂宏様        厚生委員長 江口 善子       審査報告書 本委員会に付託の事件は,審査の結果下記のとおり決定したから,委員会条例第36条の規定により報告します。         記市第66号 平成25年度高知市一般会計補正予算中当委員会付託分                原案可決市第70号 高知市手数料並びに延滞金条例の一部を改正する条例議案                原案可決市第71号 ヨネッツこうち条例の一部を改正する条例議案                原案可決市第77号 高知市国民健康保険条例の一部を改正する条例についての市長専決処分の承認議案                承  認市第81号 土地取得議案     原案可決  ────────────────  〔厚生委員長江口善子君登壇〕 ◎厚生委員長(江口善子君) 厚生常任委員会の報告を申し上げます。 第438回定例会において,当委員会に付託されました議案は,予算議案1件,条例議案2件,その他議案2件の計5件であります。 議案の審査に当たりましては,執行部から詳細に説明を求め,慎重に審査をいたしました結果,全ての議案を全員の賛成をもって,原案のとおり可決すべきものと決しました。 以下,審査の過程で出されました主な意見,要望等について申し上げます。 初めに,環境部所管の市第71号ヨネッツこうち条例の一部改正議案に関連して。 この議案は,同施設の休館日等を弾力的に変更できるよう条例を改正しようとするもので,休館日等変更の提案は指定管理者から出されたとの説明であったが,利用者の意識変化といった調査を全て指定管理者に任せるのではなく,高知市が責任を持って行うべきではないか。 そして,現在の同施設の休館日は,近隣の同種施設と重なっていることが多いとの指摘がある。改正案にも「利用者の便宜等を勘案して」と規定されており,開館,休館日の設定について,例えばホテルなどは年中無休で開館しており,そういった民間的な発想も取り入れながら,できるだけ収入が上がるよう考慮して進めていただきたい。 また,増収が達成できたときにその配分も考えておけば,高知市の収入にもなるのではないかとの意見や,最近の他施設の指定管理事業では,収益事業を過剰に見積もって指定管理料を引き下げ,そのしわ寄せを指定管理者に押しつけるといった事例が散見されるため,最低でも収支がつり合う適切な指定管理料の算定を行うことを求める要望。 そして,当該施設は常時高温で営業しているので,安全・衛生管理のため,定期点検などの時間は十分確保して,営業利益とのバランスをしっかりとることや,稼働率が低い時間帯などを,効果的に点検に活用することなどの要望が出されました。 同じく,環境部所管の市第81号土地取得議案に関連して。 新クリーンセンターの建設用地は,太陽光発電が期待できる場所であるため,必要な電力をほとんどそこで補うことができるような施設としていただきたい。そして,地域の避難場所として,食料や飲料水をしっかり備蓄し,職員も含め,緊急避難場所として能力を最大に発揮できるよう取り組んでいただきたい。 また,クリーンセンターは特に業務に専念しなければならない施設であり,避難者への対応で本来の業務遂行に支障が出ないよう,十分な配慮のもと,施設の建設及び運用に当たっていただきたいとの要望が出されました。 続いて,市第66号平成25年度高知市一般会計補正予算中当委員会付託分において,健康福祉部所管の保育士等処遇改善推進事業費に関連して。 この事業の目的は保育士の人材確保対策の一環として,賃金改善により保育士の勤続年数を延ばし,保育士不足の解消を目指しているが,保育士は肉体的にも精神的にも重労働であり,精神的なケアを行うことのできる環境を,行政が施設側と連携をとりながら推進して,総合的な職場環境の改善を図っていただきたい。 次に,民間保育所施設整備事業費補助金に関連して。 執行部から,市全体の民間保育所の耐震化完了について,平成30年度を目指すとの答弁がなされたが,民間保育所の耐震化は公立保育所と比べておくれているので,国や県などのさまざまな補助金を活用して,できるだけ早く前倒しで耐震化完了を目指していただきたい。 次に,認可外保育施設保育士資格取得支援事業費補助金に関して。 この事業は認可外保育施設に勤務する保育士資格を有していない保育従事者の保育士資格取得を支援し,当該施設の認可保育所移行を目指すものであるが,今回は,応募のあった2施設3名について対象としている。アンケートを実施した結果とのことであるが,対象となる認可外の施設に対して,認可保育所に移行するための当該制度のさらなる周知を今後しっかりと行っていただきたい。 また,高知市の公立保育所は,多様な運営形態のある民間保育所の,給与面等のスタンダードになるということを打ち出している。ついては,認可外の保育所を認可保育所に誘導し,スタンダードとなる基準に収れんさせていくことを目指していただきたい。 次に,生活困窮者自立促進支援事業費に関して。 まず,事業名に生活困窮者とあるが,相談窓口の名称に使われると非常に行きづらくなるので,生活支援窓口など,適切な名称となるよう検討していただきたい。そして,相談窓口が生活保護申請の水際での申請拒否の場にならないようにすべきであり,就労を無理強いする場にならないよう,伴走型,寄り添い型の支援を要望する。 また,この事業は全国に先駆けて実施される事業で先例がなく,健康福祉部全体としても新規事業が増大して肥大化している。やはり体制の部分と運営の部分をきちんと分け,健康福祉部として働きやすい体制を構築しながら,例えば就労支援に関しては,支援対象を限定してハローワークに委ねることなどを検討してはどうか。 そして,この事業はモデル事業であり,まずは必須の相談事業に集中して取り組み,新たに生じる多くの課題について検証を行い,改めて方向性を議会に対して報告することを求める。 最後に,当委員会の総意として申し上げます。 保育士等処遇改善推進事業は,大いに期待される施策であるが,民間保育所は多様な形態で運営されていることに鑑み,現場の各保育所間で取り扱いに大きな差異が出ないようにすべきである。また各園に対しては,処遇改善計画書の策定及び実績報告書の提出を確実に求め,保育に携わる現場職員の処遇改善以外の目的に使われることがないよう,しっかりと指導していただくこと。そして,今後も継続して当該事業が拡充されるよう強く求める。 生活困窮者自立促進支援事業では,国のモデル事業として登場した事業であり,高知市と社会福祉協議会,ハローワークなどで構成する運営協議会が中心となって,事業を遂行しようとしているが,運営主体となる運営協議会では責任体制や実行力の弱さが危惧される。また,生活困窮者がふえる中で,高知市を主体とした就労支援の拡充に向けた体制づくりになお一層の工夫が重要である。 以上で,厚生常任委員会の報告を終わります。 ○議長(山根堂宏君) 経済文教常任委員長の報告を求めます。和田勝美議員。  ────────────────            平成25年6月24日高知市議会議長 山根 堂宏様      経済文教委員長 和田 勝美       審査報告書 本委員会に付託の事件は,審査の結果下記のとおり決定したから,委員会条例第36条の規定により報告します。         記市第66号 平成25年度高知市一般会計補正予算中当委員会付託分                原案可決市第72号 高知市中央卸売市場業務条例の一部を改正する条例議案                原案可決  ────────────────  〔経済文教委員長和田勝美君登壇〕 ◎経済文教委員長(和田勝美君) 経済文教常任委員会の報告を申し上げます。 第438回定例会において,当委員会に付託されました議案は,予算議案1件,条例議案1件の計2件であります。 これらの議案の審査に当たりましては,執行部より詳細に説明を求め,慎重に審査をいたしました結果,いずれも全員の賛成をもって,原案のとおり可決すべきものと決しました。 以下,審査の過程で出されました主な意見,要望等について申し上げます。 市第66号平成25年度一般会計補正予算中当委員会付託分について申し上げます。 まず,商工観光部所管分について申し上げます。 よさこい情報発信エリア推進事業費補助金について,当該事業は国の補助金も活用するものであるが,来年度以降,こうした補助金が見込めない状況であっても,市単独の補助のみでも進めていけるような事業を企画していただきたい。 関連して,よさこい情報交流館の運営について申し上げます。 当該施設は,今や全国に広がったよさこい祭りの発祥の地として,よさこいの情報発信の場となるよう整備されたものであるが,施設面だけでなく,全国のよさこい祭りに関するインターネット上の情報発信の窓口となり得るよう,関係団体との協議を進めていただきたい。 また,よさこい祭りの時期の開館時間の延長や休館日の設定に関しては,市民の方々や関係者の御意見を参考にしながら柔軟に対応するとともに,スタッフの雇用についても,施設の特殊性を考慮し,経験の積み上げやモチベーションの維持に配慮することを要望する。 あわせて,はりまや橋商店街を初め,魚の棚商店街や施設北側の通りまで含めたエリアとの回遊性を高めるために,特色のある店舗やスポットに観光客が行きたくなるような仕組みづくりを,地域と連携して進めていくことを要望する。 次に,農林水産部所管分について申し上げます。 鳥獣被害緊急対策事業費について,市の捕獲許可を持っていない方であっても狩猟登録をされている方に対しては,有害鳥獣の捕獲に協力していただけるよう,新規狩猟者の確保とともに,事業の広報活動等に力を入れていただきたい。 関連して,捕獲したイノシシの肉については,それ自体の価値が高く,食材としての利用は中山間地域の振興にも寄与するものである。高知県中央猟友会の鏡支部において計画されている,食肉加工施設の整備を市としても支援しているとのことであり,食肉の利用方法の検討も含め,継続した取り組みを要望する。 次に,教育委員会所管分について申し上げます。 新図書館等情報システム運用保守業務委託について,今回は平成28年度から32年度までの5年間が対象期間となっているが,この間,電子図書やQRコードの普及を初めとして,図書館を取り巻く状況の変化も予想されるため,そうした状況を先読みした環境整備を進めることを要望する。 以上で経済文教常任委員会の報告を終わります。 ○議長(山根堂宏君) 総務常任委員長の報告を求めます。土居ひさし議員。  ────────────────            平成25年6月25日高知市議会議長 山根 堂宏様        総務委員長 土居ひさし       審査報告書 本委員会に付託の事件は,審査の結果下記のとおり決定したから,委員会条例第36条の規定により報告します。         記市第66号 平成25年度高知市一般会計補正予算中当委員会付託分                原案可決市第67号 公聴会参加者等の費用弁償条例の一部を改正する条例議案                原案可決市第68号 高知市職員給与条例の一部を改正する条例議案                原案可決市第69号 高知市税条例の一部を改正する条例議案                原案可決市第75号 高知市火災予防条例の一部を改正する条例議案                原案可決市第78号 新市まちづくり計画の一部変更に関する議案                原案可決市第79号 新市まちづくり計画の一部変更に関する議案                原案可決市第82号 常備消防ポンプ自動車購入契約締結議案                原案可決  ────────────────  〔総務委員長土居ひさし君登壇〕 ◎総務委員長(土居ひさし君) 総務常任委員会の報告を申し上げます。 第438回定例会におきまして,当委員会に付託されました議案は,予算議案1件,条例議案4件,その他議案3件の計8件であります。 これら議案の審査に当たりましては,執行部に詳細な説明を求め,慎重に審査いたしました結果,いずれの議案も全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 以下,審査の過程で出されました主な意見,要望等について申し上げます。 まず,消防局の議案について申し上げます。 市第66号平成25年度高知市一般会計補正予算中,第9款消防費,第1項消防費,第3目消防施設費の消防ポンプ自動車整備事業費,及び市第82号常備消防ポンプ自動車購入契約締結議案については,消防ポンプ自動車等の更新を予定している。 まず,消防車両等については,耐用年数に基づいた更新をすること,また災害にも十分対応できるよう計画的に配備していくことを要望する。 また,車両の更新に伴い,予備車であった車両は廃車されることになると思うが,関東の自治体などでは廃車される車両を発展途上国に譲り,そこで有効活用されている事例もあるので,市としても研究してみてはどうかという提案がありました。 また,市第75号高知市火災予防条例の一部を改正する条例議案については,消防法施行令の一部を改正する政令の公布に伴い,住宅用火災警報器等の規定を一部変更するものであります。 条例の改正内容についてではないが,6月末で終了予定の県の緊急雇用事業を活用した住宅用火災警報器の普及,啓発については,その重要性は高く,事業終了後も体制の強化を図るべきであるという意見がありました。 次に,総務部の議案について申し上げます。 市第78号及び市第79号の新市まちづくり計画の一部変更に関する議案について。 当議案は,法律の改正による計画事業に係る地方債の適用期間が5年間延長されたことに伴い,既存の新市まちづくり計画の期間延長,新庁舎建設事業追加等の変更を行うものであります。 この議案については,当委員会の総意として意見,要望を申し上げます。 新庁舎建設はかなりの財源が必要であるため,合併特例債及び合併推進債を充てたいという思いは理解するが,本来の新市まちづくり計画について,合併時に約束した事項については責任を持って履行するよう求める。 また,計画期間が延長されると,まだ起債が使えるということにもなりかねない。旧土佐山村,旧鏡村,旧春野町で計画した事業については,事業の進捗速度を緩めるとか,先送りをすることがないように取り組んでいただきたい。総務部には,事業の適切な進行管理をするよう求める。 また,計画期間中には新たな課題が生じる可能性も考えられるが,それに対して起債が使えることはよいことだと思うので,積極的に対応していただきたい。 最後に,当議案については,説明,資料,答弁が不十分であり,その結果,審議に支障を来す結果となった。議員として,市民に対して説明をしなければならない場合もあることから,執行部としてはそうした点にもしっかり配慮していただき,十分な審議ができるよう丁寧な準備,対応を求める。 以上で,総務常任委員会の報告を終わります。 ○議長(山根堂宏君) これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが,ただいまのところ通告はありません。質疑はありませんか。─質疑なしと認めます。 これより市第66号議案から市第76号議案まで,市第78号議案から市第84号議案までの18件を一括して採決いたします。 以上18議案に対する委員長の報告は可決であります。 18議案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔全員起立〕 ○議長(山根堂宏君) 起立全員であります。よって,市第66号議案外17件は原案のとおり可決されました。 次に,市第77号高知市国民健康保険条例の一部を改正する条例についての市長専決処分の承認議案を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は承認であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔全員起立〕 ○議長(山根堂宏君) 起立全員であります。よって,本案は原案のとおり承認されました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 市第85号監査委員の選任議案
    ○議長(山根堂宏君) 日程第2,市第85号監査委員の選任議案を議題といたします。  〔別冊議案参照〕 ○議長(山根堂宏君) 提案理由の説明を求めます。岡崎市長。  〔市長岡崎誠也君登壇〕 ◎市長(岡崎誠也君) 連日の御審議ありがとうございます。 ただいま追加提出をいたしました人事議案につきまして,御説明申し上げます。 市第85号監査委員の選任議案につきましては,今回監査委員を辞任されます江口善子さん,寺内憲資さんの後任としまして上田貢太郎さん,岡崎豊さんを選任することにつきまして,御同意を求めるものでございます。 お諮りしております上田貢太郎さん,岡崎豊さんにつきましては,議員として市政の発展,向上に尽くされる中で,市政運営の細部にわたり熟知しておられますとともに,すぐれた人格と卓越した識見をお持ちの方々であり,本市監査委員として市政の公正かつ効率的な運営に御尽力くださるものと確信するところであります。 なお,この場をおかりいたしまして,今回,監査委員の職を辞任されます,江口善子さん,寺内憲資さんの御功績,御労苦に対しまして,心から感謝を申し上げますとともに,今後とも市政発展のため,御活躍されますことを御祈念申し上げます。 以上,追加提出いたしました議案につきまして,御説明申し上げましたが,よろしく御審議の上,御同意を賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(山根堂宏君) これより質疑に入るのでありますが,ただいまのところ通告はありません。質疑はありませんか。─質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております市第85号議案については,会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山根堂宏君) 御異議なしと認めます。よって,市第85号議案については,委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより市第85号監査委員の選任議案を採決いたします。 監査委員に上田貢太郎議員,岡崎豊議員を選任することについて同意を求める件は,これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔全員起立〕 ○議長(山根堂宏君) 起立全員であります。よって,監査委員に上田貢太郎議員,岡崎豊議員を選任するについて同意を求める件は,これに同意することに決定いたしました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 市第86号議案,市第87号議案 ○議長(山根堂宏君) 日程第3,市第86号議案,市第87号議案を一括議題といたします。  〔別冊議案参照〕 ○議長(山根堂宏君) 提案理由の説明を求めます。岡崎市長。  〔市長岡崎誠也君登壇〕 ◎市長(岡崎誠也君) 先ほどは監査委員の選任議案につきまして,原案どおり御決定をいただき,ありがとうございました。 引き続きまして追加提出いたしました人事議案2件につきまして,御説明申し上げます。 市第86号固定資産評価審査委員会委員の選任議案につきましては,平成25年7月10日に任期満了となります森澤博之さんを再任することにつきまして,御同意を求めるものでございます。 森澤博之さんは,お手元に配付いたしております御経歴のとおり,就任以来,税務行政の適正な運営に御活躍をいただいており,本市の固定資産評価審査委員会委員として,適任であると確信するところでございます。 次に,市第87号人権擁護委員推薦についての諮問議案につきましては,平成25年9月30日に任期満了となります中屋優子さん,普光江継男さんの後任といたしまして竹崎文雄さん,山崎章恵さんを推薦することについて,また,同日をもって任期満了となります近藤啓明さん,森澤由喜さんを再推薦することにつきまして,お諮りするものでございます。 推薦をお諮りしております竹崎文雄さん,山崎章恵さんにつきましては,お手元に配付しております御経歴のとおり,広く地域の実情に精通されますとともに,すぐれた人格と卓越した識見をお持ちの方であり,また,再推薦をお諮りしております近藤啓明さん,森澤由喜さんの両氏につきましては,就任以来,そのすぐれた人格と卓越した識見をもとに,御活躍をいただいており,人権擁護委員として適任であると確信するところでございます。 なお,今回,任期満了となります中屋優子さん,普光江継男さんは,就任以来,人権擁護のために御尽力いただきました。その御労苦に対し,心から感謝申し上げますとともに,今後とも人権擁護のため,御協力くださいますようお願い申し上げます。 以上,追加提出いたしました議案につきまして,御説明申し上げましたが,よろしく御審議の上,御同意を賜わりますようお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(山根堂宏君) これより質疑に入るのでありますが,ただいまのところ通告はありません。質疑はありませんか。─質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております市第86号議案外1件については,会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山根堂宏君) 御異議なしと認めます。よって,市第86号議案外1件については,委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより採決いたします。 まず,市第86号固定資産評価審査委員会委員の選任議案を採決いたします。 固定資産評価審査委員会委員に森澤博之氏を選任することについて同意を求める件は,これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔全員起立〕 ○議長(山根堂宏君) 起立全員であります。よって,固定資産評価審査委員会委員に森澤博之氏を選任することについて同意を求める件は,これに同意することに決定いたしました。 次に,市第87号人権擁護委員推薦についての諮問議案を採決いたします。 人権擁護委員に近藤啓明氏,竹崎文雄氏,森澤由喜氏,山崎章恵氏を推薦することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔全員起立〕 ○議長(山根堂宏君) 起立全員であります。よって,人権擁護委員に近藤啓明氏,竹崎文雄氏,森澤由喜氏,山崎章恵氏を推薦することに異議なき旨答申することに決定いたしました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 高知県競馬組合議会議員の選挙 ○議長(山根堂宏君) 日程第4,これより高知県競馬組合議会議員の選挙を行います。 選挙すべき議員は1人であります。 お諮りいたします。選挙の方法は,地方自治法第118条第2項の規定により,指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山根堂宏君) 御異議なしと認めます。よって,選挙の方法は,指名推選によることに決定いたしました。 お諮りいたします。議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山根堂宏君) 御異議なしと認めます。よって,議長において指名することに決定いたしました。 高知県競馬組合議会議員に清水おさむ議員を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長において指名した議員を高知県競馬組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山根堂宏君) 御異議なしと認めます。よって,ただいま指名いたしました議員が高知県競馬組合議会議員に当選されました。 ただいま高知県競馬組合議会議員に当選されました清水おさむ議員が議場におられますので,本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。  ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 仁淀川下流衛生事務組合議会 議員の選挙 ○議長(山根堂宏君) 日程第5,これより仁淀川下流衛生事務組合議会議員の選挙を行います。 選挙すべき議員は2人であります。 お諮りいたします。選挙の方法は,地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山根堂宏君) 御異議なしと認めます。よって,選挙の方法は,指名推選によることに決定いたしました。 お諮りいたします。議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山根堂宏君) 御異議なしと認めます。よって,議長において指名することに決定いたしました。 仁淀川下流衛生事務組合議会議員に氏原嗣志議員,和田勝美議員を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長において指名した議員を仁淀川下流衛生事務組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山根堂宏君) 御異議なしと認めます。よって,ただいま指名いたしました議員が仁淀川下流衛生事務組合議会議員に当選されました。 ただいま仁淀川下流衛生事務組合議会議員に当選されました氏原嗣志議員,和田勝美議員が議場におられますので,本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。  ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 高知県・高知市病院企業団議会議員の選挙 ○議長(山根堂宏君) 日程第6,これより高知県・高知市病院企業団議会議員の選挙を行います。 選挙すべき議員は1人であります。 お諮りいたします。選挙の方法は,地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山根堂宏君) 御異議なしと認めます。よって,選挙の方法は,指名推選によることに決定いたしました。 お諮りいたします。議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山根堂宏君) 御異議なしと認めます。よって,議長において指名することに決定いたしました。 高知県・高知市病院企業団議会議員に平田文彦議員を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長において指名した議員を高知県・高知市病院企業団議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山根堂宏君) 御異議なしと認めます。よって,ただいま指名いたしました議員が高知県・高知市病院企業団議会議員に当選されました。 ただいま高知県・高知市病院企業団議会議員に当選されました平田文彦議員が議場におられますので,本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。  ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 高知市議会情報公開個人情報保護審査会委員の選任について ○議長(山根堂宏君) 日程第7,高知市議会情報公開個人情報保護審査会委員の選任を議題とします。 高知市議会情報公開個人情報保護審査会委員の選任については,高知市議会情報公開・個人情報保護審査会規則第2条の規定により議長が議会に諮って委嘱することになっております。 お諮りいたします。高知市議会情報公開個人情報保護審査会委員に岩倉秀樹氏,金子努氏,津野桃代氏,山中信雄氏,岡崎洋一郎氏,岡村康良氏を選任することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔全員起立〕 ○議長(山根堂宏君) 起立全員であります。よって,高知市議会情報公開個人情報保護審査会委員に岩倉秀樹氏,金子努氏,津野桃代氏,山中信雄氏,岡崎洋一郎氏,岡村康良氏を選任することに決定いたしました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 市議第21号議案から市議第30号議案まで ○議長(山根堂宏君) 日程第8,市議第21号議案から市議第30号議案までを一括議題といたします。  ────────────────市議第21号   空き家対策としての相続手続の簡素化等を求める意見書議案 高知市議会は,空き家対策としての相続手続の簡素化等を求める意見書を次のとおり提出する。  平成25年6月26日  提出者 高知市議会議員 土居ひさし              下元 博司              はた  愛              田鍋  剛              深瀬 裕彦              氏原 嗣志              水口 晴雄              高木  妙   空き家対策としての相続手続の簡素化等を求める意見書 昨今,南海トラフ巨大地震対策として取り組んでいる津波避難路の整備に際し,地震による倒壊で津波避難路を封鎖しかねない空き家の存在が大きな問題となっている。 老朽化し,放置されている民有の空き家対策については,最近になって公的補助制度が創設されるなど一定の前進が図られたものの,家屋所有者への連絡や解体など,その後の措置を困難にしている原因の一つには,不動産の相続手続が適正に行われていないことが挙げられる。 特に,死亡者名義のままの不動産は,遺産分割協議や相続放棄の申述がなされていない場合には,相続人全員の共有物となることから,地域住民の要望である空き家の解体に向けた協議も難しい状況にある。 新たな登記をせずに放置している原因は,相続の実質的な開始があっても,土地や建物などの所有権移転登記の遅延に対する罰則がないこと,登記には費用がかかることなど,現行の登記制度に問題があると考える。 よって,国においては,相続に係る不動産の所有権移転登記などに関し,下記の措置を講じるよう要望する。         記1.相続手続の義務化と簡略化2.相続税及び固定資産税等の税制の見直し3.空き家対策に係るさらなる財政的支援 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成25年6月26日      高知市議会議長 山根 堂宏衆議院議長  伊吹 文明様参議院議長  平田 健二様内閣総理大臣 安倍 晋三様財務大臣   麻生 太郎様総務大臣   新藤 義孝様国土交通大臣 太田 昭宏様  ────────────────市議第22号   地方財政の充実・強化を求める意見書議案 高知市議会は,地方財政の充実・強化を求める意見書を次のとおり提出する。  平成25年6月26日  提出者 高知市議会議員 土居ひさし              下元 博司              はた  愛              田鍋  剛              深瀬 裕彦              氏原 嗣志              水口 晴雄              高木  妙   地方財政の充実・強化を求める意見書 2013年度の地方財政計画において,政府は,国の政策目的の実現のために,地方公務員の臨時給与減額に係る地方交付税減額を推し進めた。このことは,地方財政制度の根幹を揺るがすものであり,憲法が保障する地方自治の本旨から見て,容認できるものではない。 地方交付税は地方の固有財源であり,地方交付税法第1条に規定する「地方団体の独立性の強化」,「地方行政の計画的な運営」に資するものでなければならない。この法の目的を実現するため,地方財政計画,地方交付税については,国の政策方針のもとに一方的に決するべきではなく,国と地方の十分な協議を保障した上で,そのあり方や総額について決定する必要がある。 さらに,被災地の復興,子育て,医療,介護などの社会保障,環境対策など地方自治体が担う役割は増大しており,地域の財政需要を的確に見積もり,これに見合う地方交付税総額を確保する必要がある。 以上のことから,公共サービスの質の確保と地方自治体の安定的な行政運営を実現するため,2014年度の地方財政計画,地方交付税総額の拡大に向けて,政府に対して,下記の事項について対策を講じるよう求める。         記1.地方財政計画,地方交付税総額の決定に当たっては,国の政策方針に基づき一方的に決するのではなく,国と地方の協議の場で十分な協議のもとに決定すること。2.社会保障分野の人材確保,農林水産業の再興,環境対策などの財政需要を的確に把握し,増大する地域の財政需要に見合う地方財政計画,地方交付税総額の拡大を図ること。3.被災自治体の復興に要する地方負担分については,国の責任において通常の予算とは別枠として確保すること。特に,被災自治体の深刻な人材確保に対応するため,震災復興特別交付税を確保すること。4.地方公務員給与費の臨時給与削減により減額した給与関係経費等に係る財源については,完全に復元すること。また,地方公務員給与費に係る地方財政計画,地方交付税の算定については,国の政策方針に基づき一方的に算定方法を決定するのではなく,地方自治体との協議,合意のもとで算定のあり方を検討すること。5.地域の防災・減災に係る必要な財源は通常の予算とは別枠で確保するとともに,地方交付税などの一般財源と地方債などの特定財源の振替は厳に慎むこと。6.地方交付税の財源保障機能,財政調整機能の強化を図り,小規模自治体に配慮した段階補正の強化,市町村合併の算定特例の終了を踏まえた新たな財政需要の把握について,対策を講じること。 以上,地方自治法第99条の規定に基づき,意見書を提出する。  平成25年6月26日      高知市議会議長 山根 堂宏内閣総理大臣 安倍 晋三様財務大臣   麻生 太郎様総務大臣   新藤 義孝様経済産業大臣 茂木 敏充様内閣官房長官 菅  義偉様経済財政政策担当大臣       甘利  明様  ────────────────市議第23号   日本政府に核兵器全面禁止のための決断と行動を求める意見書議案 高知市議会は,日本政府に核兵器全面禁止のための決断と行動を求める意見書を次のとおり提出する。  平成25年6月26日  提出者 高知市議会議員 土居ひさし              下元 博司              はた  愛              田鍋  剛              深瀬 裕彦              氏原 嗣志              水口 晴雄              高木  妙   日本政府に核兵器全面禁止のための決断と行動を求める意見書 2010年5月の核不拡散条約(NPT)再検討会議は「核兵器のない世界の平和と安全を達成する」ことに合意し,「全ての国家は核兵器のない世界を達成し維持するために必要な枠組みを築く特別な努力をする必要がある」と強調した。次回,2015年NPT再検討会議を前に,今,世界の全ての国の政府と市民社会には,この目標を現実に変えるために協力し,行動することが強く求められている。 しかし,それから3年になる今も,「核兵器のない世界」を達成する道筋は,なお見えていない。米ロ間の合意を含め,一定数の核兵器が削減されたとはいえ,世界には,なお1万9,000発の核兵器が貯蔵,配備され,他方では朝鮮半島をめぐる現在の緊張に見られるように,新たな核開発の動きが続いている。意図的であれ偶発的なものであれ核兵器が使われる危険は現実に存在している。 この状態を打開し核兵器をなくすためには,国際社会が一致して核兵器を全面的に禁止する以外に方法はない。国際司法裁判所も断じたように,核兵器の使用は「国際人道法の原則と規則」に反するものであり,世界で唯一,国民が核の惨禍を体験した日本には,核兵器の非人道性を訴え,全面禁止を主張する道義的根拠と重い責任がある。 今,核兵器を持つわずかな数の国が決断すれば,核兵器全面禁止の必要を一致して確認でき,その上に核兵器禁止条約の交渉を開始できる条件が生まれている。この決断と行動をおくらせることは,第2,第3のヒロシマ,ナガサキにつながる危険を放置することになる。 さらに,北朝鮮の核開発をめぐって軍事的緊張が高まっている中で,国際紛争の解決手段としての武力行使と威嚇を憲法で放棄した日本が核兵器全面禁止のために行動することは,朝鮮半島の非核化,日本と東アジアの平和と安全を促進する上でも極めて重要である。 これらのことから,2015年NPT再検討会議に向かって,核兵器のない世界への行動が直ちに開始されるよう,第3回準備委員会を初め,核軍縮・廃絶と安全保障にかかわる諸機関で,日本政府が目標を分かち合う多くの国々と協力し,核兵器全面禁止条約の必要性と,その実現のための行動を提起するよう要望する。 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成25年6月26日      高知市議会議長 山根 堂宏内閣総理大臣 安倍 晋三様総務大臣   新藤 義孝様外務大臣   岸田 文雄様  ────────────────市議第24号   母子家庭等の高等技能訓練促進費等事業の復元を求める意見書議案 高知市議会は,母子家庭等の高等技能訓練促進費等事業の復元を求める意見書を次のとおり提出する。  平成25年6月26日  提出者 高知市議会議員 細木  良              下本 文雄              江口 善子              岡田 泰司              はた  愛              下元 博司   母子家庭等の高等技能訓練促進費等事業の復元を求める意見書 高知市では,母子家庭の母親が,看護師や介護福祉士,保育士など指定の職業について養成機関で修業する際,生活費を助成する母子家庭高等職業訓練給付金制度を実施している。 平成23年度には105人,24年度は87人,25年度は82人の利用があり,25年度からは父子家庭の父親も対象となるなど,ひとり親家庭の所得の改善,経済的自立に大きな役割を果たしている。 国も,看護師資格などの資格を取得することで,常用雇用に結びつきやすく,重要な効果があると認めている。実際に,同事業の給付を受けた者のうち72%が常用雇用となっている(平成22年度)。 しかしながら,その予算となる国の「母子家庭等自立支援給付金事業・高等技能訓練促進費等事業」が減額されたことで,平成24年度には,非課税世帯の給付金が1カ月14万1,000円から10万円に削減,期間も修業全期間が対象であったものが3年間が上限となり,さらに25年度には,上限2年間へと縮小されている。 ひとり親家庭の相対的貧困率(世帯の所得分布で中央値の5割以下の人たちの割合,格差を示す)は50.8%と高く,ひとり親家庭への支援の充実が求められている。 よって,国においては,「母子家庭等自立支援給付金事業・高等技能訓練促進費等事業」の給付額を復元し,充実させることを強く求める。 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成25年6月26日      高知市議会議長 山根 堂宏衆議院議長  伊吹 文明様参議院議長  平田 健二様内閣総理大臣 安倍 晋三様厚生労働大臣 田村 憲久様消費者及び食品安全・少子化対策・男女共同参画担当大臣       森 まさこ様  ────────────────市議第25号   地球温暖化対策の新たな国際枠組みに対し積極的な役割を果たすことを求める意見書議案 高知市議会は,地球温暖化対策の新たな国際枠組みに対し積極的な役割を果たすことを求める意見書を次のとおり提出する。  平成25年6月26日  提出者 高知市議会議員 川村 貞夫              高橋 正志              土居ひさし              氏原 嗣志              戸田 二郎              福島  明              上田貢太郎              浜口 卓也   地球温暖化対策の新たな国際枠組みに対し積極的な役割を果たすことを求める意見書 2012年12月地球温暖化対策を話し合う第18回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP18)が,京都議定書を2020年まで8年間継続し,2020年以降の新枠組み交渉の作業などをまとめたドーハ合意を採択した。 しかし,日本はこの京都議定書の第二約束期間には参加しないことになった。また,2015年までに,2020年からの新しい国際枠組みに合意することへ向けて作業計画をつくることとされているが,先進国と新興国の間で,どのように排出削減量を分担するべきかなど,衡平性に関する意見の違いもあり,難航が予想される。 このように,ふえ続けている温室効果ガスに対する取り組みが停滞していることは憂慮にたえない。 地球温暖化の主原因が,人為的な活動に伴うCO2の排出にあるとする世界の科学者の知見から考えると,もはや待ったなしの状況にあり,間断なく取り組むことが強く求められている。地球温暖化対策は1つの国に限定された問題ではなく,今日地球に暮らす世界の国民に共通する大きな課題であり,世界各国が合意を目指さなければならないものと考える。 我が国は,京都議定書から離脱したが,米中を含む主要経済国が参加する新たな国際枠組みの構築を目指すとともに,かつて,高度経済成長期に起った公害問題に取り組んできた経験とその中で得た高い技術を提供するなど,新たな国際枠組みに対し積極的な役割を果たすことを政府に求める。 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成25年6月26日      高知市議会議長 山根 堂宏内閣総理大臣 安倍 晋三様外務大臣   岸田 文雄様経済産業大臣 茂木 敏充様環境大臣   石原 伸晃様  ────────────────市議第26号   少人数学級の推進・教職員定数改善を図るための,2014年度政府予算に係る意見書議案 高知市議会は,少人数学級の推進・教職員定数改善を図るための,2014年度政府予算に係る意見書を次のとおり提出する。  平成25年6月26日  提出者 高知市議会議員 門田権四郎              岡田 泰司              田鍋  剛              深瀬 裕彦   少人数学級の推進・教職員定数改善を図るための,2014年度政府予算に係る意見書 35人以下学級について,義務標準法が改正され,小学校1年生の基礎定数化が図られたものの,小学2学年については,法の改正は見送られ加配措置にとどまり,35人以下学級の拡充が予算措置されていない。 本県においては,小学校1,2年生で30人学級,3,4年生で35人学級,研究校における中学校1年生で30人学級を実施している。 しかし,小規模校の多い本県において,県費負担による教職員の加配には限界がある。 文部科学省が実施した「今後の学級編制及び教職員定数に関する国民からの意見募集」では,約6割が「小中高校の望ましい学級規模」として,26人~30人を上げ,保護者も30人以下学級を望んでいることは明らかになっている。一人一人の学びを確かなものにするために,丁寧で,きめ細やかな対応を行うためには,少人数学級の推進と教職員定数改善が必要である。子供たちが主体的に考え学ぶ授業づくりや家庭,地域,保護者と連携した学校づくりに取り組み,子供たちが全国どこに住んでいても,機会均等に一定水準の教育を受けることができなければならない。 社会の基盤づくりにつながる子供たちへの教育は極めて重要である。未来への先行投資として,子供や若者の学びを切れ目なく支援し,人材育成・創出から雇用・就業の拡大につなげなければならない。 よって,政府においては,こうした観点から2014年度政府予算編成において,下記事項を実現するよう強く要望する。         記1.少人数学級を推進し,豊かな教育環境を整備するため,30人以下学級とすること。 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成25年6月26日      高知市議会議長 山根 堂宏内閣総理大臣 安倍 晋三様財務大臣   麻生 太郎様総務大臣   新藤 義孝様文部科学大臣 下村 博文様内閣官房長官 菅  義偉様  ────────────────市議第27号   安倍政権「成長戦略」における労働「規制緩和」に関する意見書議案 高知市議会は,安倍政権「成長戦略」における労働「規制緩和」に関する意見書を次のとおり提出する。  平成25年6月26日  提出者 高知市議会議員 下本 文雄              江口 善子              岡田 泰司              はた  愛              下元 博司   安倍政権「成長戦略」における労働「規制緩和」に関する意見書 安倍政権下の成長戦略において,労働分野の規制緩和が進められようとしている。産業競争力会議が6月12日に決定した成長戦略では,労働時間法制の見直しや多様な正社員モデルの普及を今後の検討・研究課題として盛り込んでいる。 労働時間法制の見直しとして,この間,財界が求めてきた,ホワイトカラー層を対象にした企画業務型裁量労働制の適用条件緩和や,労働時間規制の適用除外制度(ホワイトカラー・エグゼンプション)の導入がなされれば,残業代を支払わなくてよい働かせ方が横行することとなる。 また,多様な正社員モデルの一つとして議論に上る限定正社員(ジョブ型社員)は,新たな非正規労働者=「名ばかり正社員」を生み出す懸念がある。限定正社員は,企業都合により勤務先の工場や店舗が閉鎖されれば,簡単に首切りされるという中身であり,解雇の自由化を進め,労働環境のさらなる不安定化を招く。また,限定であることで,賃金を通常の正社員と比べて安くすることも狙われている。 サービス残業,長時間労働,低賃金の働き方が蔓延し,ロックアウト解雇など違法な退職強要が現に行われている現状を解決するためには,現状を追認し合法化する上記のような施策ではなく,労働者の賃上げ,安定した働くルールの確立こそが必要である。 安倍政権が進めようとしている労働法制の規制緩和は,内需の低迷で冷え込む日本経済の活力をさらに奪うものと言わざるを得ない。 よって,国においては,雇用環境を悪化させ日本全体をブラック企業化するホワイトカラー・エグゼンプション,限定正社員制度の導入を行わないことを強く要望する。 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成25年6月26日      高知市議会議長 山根 堂宏衆議院議長  伊吹 文明様参議院議長  平田 健二様内閣総理大臣 安倍 晋三様総務大臣   新藤 義孝様厚生労働大臣 田村 憲久様経済産業大臣 茂木 敏充様  ────────────────市議第28号   教育委員会制度改革に関する意見書議案 高知市議会は,教育委員会制度改革に関する意見書を次のとおり提出する。  平成25年6月26日  提出者 高知市議会議員 下本 文雄              江口 善子              岡田 泰司              はた  愛              細木  良              下元 博司   教育委員会制度改革に関する意見書 政府の教育再生実行会議が4月に教育委員会制度の改革に関する提言を答申したことを受け,2013年12月までに具体案を取りまとめる予定で中央教育審議会が議論を始めている。 教育委員会制度改革の中身は,地方自治体の首長に教育長の任命権を付与した上で,教育長を教育行政の責任者と定めて,権限を集中。地方教育行政に対して国が是正,改善の指示を行えるようにするとしている。教育委員会自体は,審議はしても議決できない教育委員長の諮問機関に役割が縮小される。 このことは,教育委員会の機能を弱め,首長や国家による教育への介入,統制に道を開くもので,教育行政の独立性を損なうおそれがある。 いじめ事件の隠蔽を見ても,教育委員会制度の抜本改革が必要なことは明らかであるが,今回の改革では,教育委員会制度を今以上に形骸化させ,中央集権型の行政を進めるものとなる。子供の権利や成長,発達を第一義的に中心に置いた,現場に根差した改革こそが必要である。 よって,国においては,首長,国家による教育への介入を強め教育行政の独立性を損なうことがないよう最大限留意し,教育委員会制度の抜本改革を推進することを求めるものである。 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成25年6月26日      高知市議会議長 山根 堂宏衆議院議長  伊吹 文明様参議院議長  平田 健二様内閣総理大臣 安倍 晋三様文部科学大臣 下村 博文様  ────────────────市議第29号   いじめ問題にかかわる法制化についての意見書議案 高知市議会は,いじめ問題にかかわる法制化についての意見書を次のとおり提出する。  平成25年6月26日  提出者 高知市議会議員 下本 文雄              江口 善子              岡田 泰司              はた  愛              細木  良              下元 博司   いじめ問題にかかわる法制化についての意見書 重大ないじめ事案が発生した場合に学校から文部科学省や自治体への報告を義務づける,いじめ防止対策推進法が6月21日,参議院において可決,成立した。 児童・生徒のいじめによる自死など痛ましい事件が起こる中で,子供たちをいじめから守る法整備が必要であることは明らかである。 しかしながら,いじめ同法には,看過できない幾つかの問題点が含まれている。 第1に,子供に対し,いじめを禁ずると法律で義務を課す問題がある。いじめは子供の発育過程で誰にでも起こり得る社会的な問題であり,社会的なアプローチがなければ,子供に義務を課し解決され得るものではない。 第2に,道徳教育の強化が殊さら重視されていることも問題である。市民道徳の教育が大切であることは当然であるが,それは教員,子供,保護者等が自発的に進めるべきものである。いじめ自殺事件が社会問題となった滋賀県大津市立中学校が国の道徳教育推進指定校であったことに端的にあらわれているように,道徳教育の強化でいじめをなくそうという考えは,実態に沿わないと言わざるを得ない。 その他,子供に対する厳罰化,被害者・遺族の知る権利が曖昧,家庭へのいじめ対策の義務づけなどについても,問題が指摘されている。 同法の施行に当たっては,子供がいじめを受けず安心して生きる権利を尊重し,いじめをした子供に対しても立ち直りのために徹底した措置とケアを進めるなど,子供を守ることを第一とした中身に改めることが必要である。 よって,国においては,いじめ防止対策推進法の施行に際して,当事者,関係者の意見を反映させ,現実に即した対策法となるよう徹底した議論を重ねるよう求める。 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成25年6月26日      高知市議会議長 山根 堂宏衆議院議長  伊吹 文明様参議院議長  平田 健二様内閣総理大臣 安倍 晋三様文部科学大臣 下村 博文様  ────────────────市議第30号   日本維新の会共同代表・橋下徹大阪市長による「慰安婦」発言に対する決議案 高知市議会は,次のとおり決議する。  平成25年6月26日  提出者 高知市議会議員 下本 文雄              江口 善子              下元 博司              岡田 泰司              はた  愛              細木  良   日本維新の会共同代表・橋下徹大阪市長による「慰安婦」発言に対する決議 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は,5月13日の大阪市役所での記者会見で「慰安婦制度は必要であった」と発言し,国内外から大きな批判を浴びている。被害に遭われた元慰安婦の方々の尊厳を著しく傷つけ,日本社会が尊重する基本的人権を踏みにじる発言として看過することはできない。 加えて,橋下・共同代表は,沖縄に駐留する米軍海兵隊司令官に風俗業を活用すべきだと発言し,その後,発言は取り消し,謝罪したものの女性の人権と人間の尊厳を踏みにじる発言を繰り返している。 橋下・共同代表が大阪市長という公職にありながら,このような発言を繰り返すことは,アジア諸国を初めとする国際社会における日本の信用を著しく損なうもので到底容認できるものではない。 よって,高知市議会は,橋下・共同代表に対し,「慰安婦」発言の速やかな撤回を求める。 以上,決議する。  平成25年6月26日              高知市議会  ──────────────── ○議長(山根堂宏君) お諮りいたします。ただいま議題となっております市議第21号議案外9件については,提出者の説明,質疑,委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山根堂宏君) 御異議なしと認めます。よって,市議第21号議案外9件については,提出者の説明,質疑,委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので,発言を許します。 細木良議員。  〔細木良君登壇〕 ◆(細木良君) ただいま議案となっております,安倍政権「成長戦略」における労働「規制緩和」に関する意見書について,賛成の立場で討論いたします。 自民党が発表した参院選公約では,アベノミクスの3本の矢によって,日本を覆っていた暗く重い空気は一変したと述べていますが,私の身の回りでは全くその実感はありません。それどころか食料品,水道光熱費の値上がりで,ますます庶民の暮らしは圧迫されています。また,3本の矢に加え,国民には史上最大の消費税の大増税押しつけと社会保障給付費を削減する,国民にとってあと2つの毒矢が放たれようとしていることは到底許されるものではありません。 まず1つ目の矢,金融政策では次元の違う金融緩和で投機とバブルを引き起こし,ほんの一握りの大資産家や投資家は大もうけをしていますが,日本株を買い込み,暴落する前に売り抜けた世界的投機家のジム・ロジャーズ氏は週刊誌のインタビューで,「私はアベノミクスが成功するとは思っていません。」「円は25%も価値が下がり,輸出関連産業は息を吹き返しました。しかし,日本は食料,石油,銅,綿など,多くのものを輸入に頼っている国家です。円安がとまらなくなれば,それらの輸入物価がどんどん上がっていく。インフレが起こり,物価が上がって,日本国民の生活はどんどん苦しくなることは必至です。」「借金とインフレに基づいた経済システムは,いずれ崩壊するでしょう。」と言い切っています。 次に,2つ目の矢,財政出動では,不要不急の大型開発を含む公共事業に200兆円,巨額のもうけをため込んでいる大企業向けに新たな減税2,000億円とばらまきの復活で借金を重ね,国民にツケを回しています。 そして3つ目の矢,成長戦略ですが。問題は,政府一丸となって進める原発の再稼働,さらに死の商人と首相がやゆされたような原発輸出まで行おうとしている点,そして,国際競争力強化を図る多国籍企業のため,解雇自由や残業代ゼロなどを進める雇用制度改革の問題です。 改革の中では,世界規模で活動する多国籍企業のため,世界中どこへ行っても働ける従業員だけを正社員として雇い,それができない従業員は限定正社員として,低賃金で不安定な労働条件で雇うというもので,多国籍企業にとって都合のいいように働ける者だけを残し,ほかの者はいつでも解雇できる状態に置かれることになり,労働者の使い潰しをさらに激しくするものです。 ほかにも多様な働き方の実現という口実で,派遣労働の拡大を狙う労働者派遣制度の見直しや,長時間ただ働きを合法化する労働時間法制の見直しも提起されています。しかし,多様な働き方とは,企業が労働者を必要に応じて使い分けをするためのものであり,人件費コストの削減が狙いです。労働者には痛みが押しつけられるだけです。 安倍首相が言う,世界で一番企業が活動しやすい国とは,国民生活を破壊し,こうした一層の労働規制緩和で,日本社会全体がブラック企業化し,働く人が世界一住みにくい国ではないでしょうか。 政府は昨日の閣議で,2013年版少子化社会対策白書を決定しましたが,少子化の一因として,非婚化,晩婚化,晩産化の進行を挙げ,これらの背景として,若い世代の雇用や所得に注目,30歳から34歳男性の場合,パート,派遣,バイト,契約など非正規社員が結婚している割合は正社員の半分以下だと指摘しています。 けさの地元新聞のきょうの言葉には,「パンに不自由しながら人は恋を語れるでしょうか」との言葉をアベ・プレヴォーの小説マノン・レスコーから引用しています。これ以上,若い世代を不安定な雇用に押しとどめることは,これからの日本の国づくりにとって大問題であり,労働者の賃上げ,安定した働くルールの確立こそ必要です。 よって,国においては,雇用環境をさらに悪化させる,成長戦略における労働規制緩和を行わないよう強く要望するものです。 同僚議員の皆さんの御賛同をお願いいたしまして,討論といたします。 ○議長(山根堂宏君) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 まず,市議第21号議案,市議第22号議案の2件を一括して採決いたします。 以上2議案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔全員起立〕 ○議長(山根堂宏君) 起立全員であります。よって,市議第21号議案外1件は原案のとおり可決されました。 次に,市議第23号日本政府に核兵器全面禁止のための決断と行動を求める意見書議案を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔全員起立〕 ○議長(山根堂宏君) 起立全員であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 次に,市議第24号母子家庭等の高等技能訓練促進費等事業の復元を求める意見書議案を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(山根堂宏君) 起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 次に,市議第25号地球温暖化対策の新たな国際枠組みに対し積極的な役割を果たすことを求める意見書議案を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(山根堂宏君) 起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 次に,市議第26号少人数学級の推進・教職員定数改善を図るための,2014年度政府予算に係る意見書議案を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(山根堂宏君) 起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。 次に,市議第27号安倍政権「成長戦略」における労働「規制緩和」に関する意見書議案を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(山根堂宏君) 起立少数であります。よって,本案は否決されました。 次に,市議第28号教育委員会制度改革に関する意見書議案を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(山根堂宏君) 起立少数であります。よって,本案は否決されました。 次に,市議第29号いじめ問題にかかわる法制化についての意見書議案を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(山根堂宏君) 起立少数であります。よって,本案は否決されました。 次に,市議第30号日本維新の会共同代表・橋下徹大阪市長による「慰安婦」発言に対する決議案を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(山根堂宏君) 起立多数であります。よって,本案は原案のとおり可決されました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第9 南海地震対策調査特別委員会委員の辞任及びその補欠選任 ○議長(山根堂宏君) 日程第9,南海地震対策調査特別委員会委員の辞任及びその補欠選任を議題といたします。 福島明議員から南海地震対策調査特別委員会委員を辞任したい旨の願い出があります。 お諮りいたします。福島明議員の南海地震対策調査特別委員会委員の辞任を許可することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山根堂宏君) 御異議なしと認めます。よって,福島明議員の南海地震対策調査特別委員会委員の辞任を許可することに決定いたしました。 お諮りいたします。ただいま南海地震対策調査特別委員会委員が欠員となりましたので,議長において土居ひさし議員を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山根堂宏君) 御異議なしと認めます。よって,ただいま指名いたしました土居ひさし議員を南海地震対策調査特別委員会委員に選任することに決定いたしました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第10 都市再生調査特別委員会委員の辞任及びその補欠選任 ○議長(山根堂宏君) 日程第10,都市再生調査特別委員会委員の辞任及びその補欠選任を議題といたします。 土居ひさし議員から都市再生調査特別委員会委員を辞任したい旨の願い出があります。 お諮りいたします。土居ひさし議員の都市再生調査特別委員会委員の辞任を許可することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山根堂宏君) 御異議なしと認めます。よって,土居ひさし議員の都市再生調査特別委員会委員の辞任を許可することに決定いたしました。 お諮りいたします。ただいま都市再生調査特別委員会委員が欠員となりましたので,議長において福島明議員を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山根堂宏君) 御異議なしと認めます。よって,ただいま指名いたしました福島明議員を都市再生調査特別委員会委員に選任することに決定いたしました。 この際,本日,行財政改革調査特別委員会の委員長が決定しましたので,御報告いたします。行財政改革調査特別委員会委員長             高木  妙議員 以上のとおりであります。  ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第11 請願第1号外4件 ○議長(山根堂宏君) 日程第11,請願第1号外4件を一括議題といたします。  〔審査報告書は294ページに掲載〕 ○議長(山根堂宏君) これより採決いたします。 まず,請願第1号少人数学級の推進・教職員定数改善を図るための,2014年度政府予算に係る意見書提出を求める件を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は採択であります。 本案は,委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(山根堂宏君) 起立多数であります。よって,本案は採択することに決定いたしました。 次に,陳情第9号核兵器全面禁止の決断と行動を求める意見書提出の件を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は採択であります。 本案は,委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔全員起立〕 ○議長(山根堂宏君) 起立全員であります。よって,本案は採択することに決定いたしました。 次に,陳情第11号来年4月からの消費税率引き上げを中止することを求める意見書提出の件を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は不採択であります。 本案は,採択することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(山根堂宏君) 起立少数であります。よって,本案は不採択と決定いたしました。 次に,陳情第12号年金2.5%削減中止を求める意見書提出の件を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は不採択であります。 本案は,採択することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(山根堂宏君) 起立少数であります。よって,本案は不採択と決定いたしました。 次に,陳情第13号生活保護制度を後退させないための意見書提出の件を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は不採択であります。 本案は,採択することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(山根堂宏君) 起立少数であります。よって,本案は不採択と決定いたしました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~ △請願,陳情の閉会中審査の件 ○議長(山根堂宏君) 総務常任委員長から,目下委員会において審査中の請願,陳情につき,委員会条例第40条の規定により,お手元に配付いたしました申出書のとおり,閉会中の継続審査の申し出があります。  ────────────────            平成25年6月26日高知市議会議長 山根 堂宏様        総務委員長 土居ひさし     閉会中継続審査申出書 本委員会は,審査中の事件について下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから,委員会条例第40条の規定により申し出ます。         記1 事件 請願第2号     陳情第10号2 理由 審査になお日時を要するため  ──────────────── ○議長(山根堂宏君) お諮りいたします。委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山根堂宏君) 御異議なしと認めます。よって,委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~ △常任委員会,議会運営委員会の閉会中事務調査の件 ○議長(山根堂宏君) 各常任委員長及び議会運営委員長から委員会条例第40条の規定により,お手元に配付いたしました申出書のとおり,各事件について閉会中の継続調査の申し出があります。  ────────────────            平成25年6月26日高知市議会議長 山根 堂宏様        総務委員長 土居ひさし     閉会中継続調査申出書 本委員会は,下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから,委員会条例第40条の規定により申し出ます。         記1 事件 (1) 市政の総合企画,調整について     (2) 行財政運営の管理,改善と対策について     (3) 事務管理及び情報政策について     (4) 情報公開について     (5) 国際交流並びに平和思想の普及,啓発について     (6) 財産及び契約事務の管理,運営について     (7) 市税,出納,財政の運営,管理について     (8) コミュニティ活動並びに消費者保護行政について     (9) 人権啓発,同和対策並びに男女共同参画について     (10)交通政策について     (11)戸籍及び住民基本台帳について     (12)国民年金について     (13)斎場について     (14)地籍調査及び住居表示について     (15)消防及び防災対策について     (16)選挙事務について       なお,必要がある場合は委員を市内外に派遣して調査するものとする。2 理由 所管事務調査等のため  ────────────────            平成25年6月26日高知市議会議長 山根 堂宏様        建設委員長 長尾 和明     閉会中継続調査申出書 本委員会は,下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから,委員会条例第40条の規定により申し出ます。         記1 事件 (1) 工事の検査及び技術管理について     (2) 都市計画及び都市再開発事業について     (3) 土地区画整理事業について     (4) 都市基盤の整備促進について     (5) 都市景観の整備について     (6) 建築,土地保全並びに開発の指導について     (7) 市営住宅の建設,管理について     (8) 下水道施設,土木施設の整備及び維持管理について     (9) 河川,水路の整備及び維持管理について     (10)水道事業及び簡易水道事業について       なお,必要がある場合は委員を市内外に派遣して調査するものとする。2 理由 所管事務調査等のため  ────────────────            平成25年6月26日高知市議会議長 山根 堂宏様        厚生委員長 江口 善子     閉会中継続調査申出書 本委員会は,下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから,委員会条例第40条の規定により申し出ます。         記1 事件 (1) 保健衛生の推進について     (2) 国民健康保険,介護保険,高齢者医療について     (3) 高齢者,障害者,母子・父子,児童福祉について     (4) 生活保護について     (5) 環境保全,廃棄物の処理並びに清掃事業について     (6) 公園及び緑化について     (7) 墓地行政について       なお,必要がある場合は委員を市内外に派遣して調査するものとする。2 理由 所管事務調査等のため  ────────────────            平成25年6月26日高知市議会議長 山根 堂宏様      経済文教委員長 和田 勝美     閉会中継続調査申出書 本委員会は,下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから,委員会条例第40条の規定により申し出ます。         記1 事件 (1) 産業振興の総合調整について     (2) 勤労者福祉及び雇用対策について     (3) 商工業の振興対策について     (4) 観光の振興並びに観光資源の整備,開発について     (5) 収益事業の運営,管理について     (6) 農林水産業の生産基盤及び振興対策について     (7) 中山間地域の振興対策について     (8) 中央卸売市場事業について     (9) 教育,文化の振興並びに青少年の健全育成について       なお,必要がある場合は委員を市内外に派遣して調査するものとする。2 理由 所管事務調査等のため  ────────────────            平成25年6月26日高知市議会議長 山根 堂宏様      議会運営委員長 高木  妙     閉会中継続調査申出書 本委員会は,下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから,委員会条例第40条の規定により申し出ます。         記1 事件 (1) 議会の運営に関する事項     (2) 議会の会議規則,委員会に関する条例等に関する事項     (3) 議長の諮問に関する事項       なお,必要がある場合は委員を市内外に派遣して調査するものとする。2 理由 議会運営を効率的かつ円滑に行うため  ──────────────── ○議長(山根堂宏君) お諮りいたします。委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山根堂宏君) 御異議なしと認めます。よって,委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(山根堂宏君) 以上で今期定例会の会議に付議された事件は全て議了いたしました。 岡崎市長。  〔市長岡崎誠也君登壇〕 ◎市長(岡崎誠也君) 閉会に当たりまして,一言御挨拶を申し上げます。 議員の皆様方には開会日以来,熱心な御審議を賜り,今回提出いたしました全議案につきまして,原案どおり御決定をいただき,まことにありがとうございます。 御審議の過程において承りました御意見,御要望につきましては,その趣旨を十分に生かしながら,今後の市政執行に当たってまいります。 喫緊の課題である南海地震対策につきましては,最優先課題である市民の命を守る避難路や避難施設の整備等の津波避難対策など,地元の皆様との具体的な協議のもと,スピード感を持って取り組んでいくとともに,地域防災計画の改定やBCP計画,備蓄計画等の策定に鋭意取り組んでまいります。 また,今議会において多くの御意見を賜りました,生活困窮の方々への自立支援につきましては,ハローワークや関係機関との密接な連携のもと,失業や離職に関する御相談を初め,健康面や法律関係など,生活に困窮されておられる方々の御相談に対応するための体制等を早急に整えてまいります。 いよいよ,これから夏の観光シーズンを迎えますが,今回,60回目の大切な節目となります,よさこい祭りには史上最多となる216チームの参加申し込みがあり,大きな盛り上がりが期待されます。 今年のよさこい祭りの期間中は,曜日の配列にも恵まれ,これまで以上に観光客の入り込みも予想されますことから,高知に来てよかったと感じていただけるよう渋滞対策など,受け入れ対策に万全を尽くしてまいります。 議員の皆様方におかれましては,暑さも厳しくなってまいりますので,御健康に十分御留意されまして,市政発展のためますます御活躍されますよう,心からお祈り申し上げまして,閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。 ありがとうございました。 ○議長(山根堂宏君) これにて第438回高知市議会定例会を閉会いたします。  午後4時23分閉会...