令和 5年 3月
定例会令和5年3月
宇和島市議会定例会議事日程第2号令和5年2月28日(火)午前10時
開議会議録署名人指名議案第5号 宇和島市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例議案第6号 宇和島市子ども・
子育て応援基金条例議案第7号 令和4年度宇和島市
一般会計補正予算(第9号)議案第8号 令和4年度宇和島市
介護保険特別会計補正予算(第3号)議案第9号 令和4年度宇和島市財産区
管理会特別会計補正予算(第1号)議案第10号 令和4年度宇和島市
住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)議案第11号 令和4年度宇和島市
小規模下水道事業特別会計補正予算(第1号)議案第12号 令和4年度宇和島市
病院事業会計補正予算(第4号)議案第13号 令和4年度宇和島市
介護老人保健施設事業会計補正予算(第2号)議案第14号 令和4年度宇和島市
水道事業会計補正予算(第2号) (
委員長報告・質疑・討論・採決)議案第15号 宇和島市
地域情報ネットワーク施設設置条例の一部を改正する条例議案第16号 宇和島市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例議案第17号
宇和島市立公民館設置条例及び
宇和島市立公民館使用条例の一部を改正する条例議案第18号
宇和島市立伊達博物館設置条例の一部を改正する条例議案第19号 宇和島市
伝統的建造物群保存地区保存条例の一部を改正する条例議案第20号 宇和島市
保育所等設置条例の一部を改正する条例議案第21号 宇和島市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例議案第22号 宇和島市
子育て応援給付金の支給に関する条例の一部を改正する条例議案第23号 宇和島市
国民健康保険条例の一部を改正する条例議案第24号 きれいな
まち宇和島をみんなでつくる条例の一部を改正する条例議案第25号 宇和島市道路の構造の
技術的基準等を定める条例の一部を改正する条例議案第26号 宇和島市
消防団条例及び宇和島市
非常勤消防団員に係る
退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例議案第27号 令和5年度宇和島市
一般会計予算議案第28号 令和5年度宇和島市
国民健康保険特別会計予算議案第29号 令和5年度宇和島市
後期高齢者医療特別会計予算議案第30号 令和5年度宇和島市
介護保険特別会計予算議案第31号 令和5年度宇和島市財産区
管理会特別会計予算議案第32号 令和5年度宇和島市
土地取得事業特別会計予算議案第33号 令和5年度宇和島市
住宅新築資金等貸付事業特別会計予算議案第34号 令和5年度宇和島市
小規模下水道事業特別会計予算議案第35号 令和5年度宇和島市
公共下水道事業会計予算議案第36号 令和5年度宇和島市
病院事業会計予算議案第37号 令和5年度宇和島市
介護老人保健施設事業会計予算議案第38号 令和5年度宇和島市
水道事業会計予算議案第39号 宇和島市
指定金融機関の指定の変更について (
市長施政方針表明) (
理事者提案説明)-----------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり
-----------------------------------出席議員(24名)1番 槇野洋子君2番 吉川優子君3番 田中秀忠君4番 山本定彦君5番 畠山博文君6番
佐々木宣夫君7番 山瀬忠弘君8番 椙山三也君9番 浅田美幸君10番 川口晴代君11番 中平政志君12番 武田元介君13番 浅野修一君14番 赤松孝寛君15番 三曳重郎君16番 兵頭司博君17番 石崎大樹君18番 我妻正三君19番 坂尾 眞君20番 清家康生君21番 上田富久君22番 松本 孔君23番 福本義和君24番 泉 雄二君
-----------------------------------欠席議員 なし
-----------------------------------説明のため出席した者の
職氏名市長 岡原文彰君副市長 玉田光彦君
総務企画部長 西本能尚君教育長 金瀬 聡君
病院事業管理者 梶原伸介君
市民環境部長 古谷輝生君
保健福祉部長 伊手博志君
産業経済部長 楠 憲雄君建設部長 山口 勝君教育部長 片山治彦君水道局長 和田 靖君
医療行政管理部長 大宿昌生君
市長公室長 梶原祥敬君総務課長 武田 靖君財政課長 中川耕治君市民課長 平田 幸君
危機管理課長 山下真嗣君復興監 岩見藤三郎君
-----------------------------------会議に出席した
議会事務局職員局長 水野宏一君次長 宇都宮 太君次長補佐 酒井宏治君
議事法制係長 毛利泰三君主査 中村太郎君主事 中川武史君~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 午前10時00分 開議
○議長(石崎大樹君) ただいまの出席議員は24名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の会議は、議事日程第2号により進めます。 本日の
会議録署名人に、田中秀忠君、山本定彦君を指名いたします。 それでは、「議案第5号・宇和島市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例」以下、日程記載の順を追い、「議案第14号・令和4年度宇和島市
水道事業会計補正予算(第2号)」までの10件を、
便宜一括議題といたします。 これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 異議なしと認め、議案第5号ないし議案第14号の全案件につきましては、
便宜一括議題といたします。 各
常任委員長から
委員会審査の経過並びに結果について報告を願います。 まず、
総務環境委員長からの報告を求めます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 三曳重郎君。 〔
総務環境委員長三曳重郎君登壇〕
◆
総務環境委員長(三曳重郎君) おはようございます。 去る2月20日の本会議におきまして、私
ども総務環境委員会に付託されました全案件の審査が終了いたしましたので、審査の経過並びに結果について御報告を申し上げます。 当委員会に付託されました議案3件につきましては、2月22日に委員会を開催し、
担当理事者より詳細な説明を受け、検討の結果、お配りしている
委員会審査報告書のとおり全会一致により可決決定いたしました。 なお、審査の過程におきまして、当委員会で特に議論されました主な内容につきまして、その概要を申し上げます。 初めに、「議案第7
号一般会計補正予算(第9号)」のうち、2款総務費、9目
財産管理費、24節
積立金公共施設等整備管理基金積立金について、理事者より、今後、大型の建設事業を控えていることや資材高騰などのため、8億2,000万円積み増しを行うものですとの説明があり、委員より、将来の不安に対して基金を積み上げるものであり、反対するものではないが、今、疲弊している市民の方々へ、必要であれば積極的に基金を切り崩してでも支出していくべきではないのかとの問いに対して、理事者より、現在、国からの交付税が比較的手厚く交付されており、これらを財源に令和5年度は積極的に
サービス向上のための予算を計上しているところです。
公共施設等整備管理基金につきまして、1つは、
合併特例債の発行が令和7年までとなっており、以降は
交付税措置が高くない起債に切り替わっていくため、経営的に苦しくなることがある中で、大規模な建設事業を抱えていること、また、公共施設の今後の
維持管理経費についても多く見込まれていることから、将来に向けての備えをしておく必要があると考えておりますとの回答がありました。 理事者におかれましては、市民の方々が豊かさを実感しているとは言えない現状で、将来の何かに備えるお金を積み立てることに違和感を持つ方々も少なくない中、今後基金については、状況に応じて適切で積極的な活用を求めておきます。 次に、第4款衛生費、2項
清掃費清掃、1
目清掃総務費について、
指定ごみ袋の購入費用が減額となったことと、ここ最近ごみ袋の一部が欠品していることについて関連があるのか御説明をいただきたいとの質問があり、理事者より、
指定ごみ袋の購入費用の減額につきましては、通常の入札を行った結果によるもので、見込みより入札額が低かったことによる減額ですとの答えがありました。 ごみ袋の一部が欠品となったことにつきましては、生産している中国において、コロナにより工場のラインが十分稼働しなかったことによるもので、納期は3月末ぐらいまでずれ込む見込みです。 今後につきましては、市民の方々のニーズを明確に把握し、市としても、これまで以上に在庫管理をしっかりとするなど、欠品にならないよう努めたいと考えていますとの回答がありました。 次に、
マイナンバーカード普及促進について、委員より、現段階の
マイナンバーカード申請率と交付率はどうなっているかとの質問に対し、理事者より、1月末時点で申請率が77.96%、交付率が65.96%となっていますとの回答があり、委員より、カードを取りに来られていない方が多くいると聞くがとの問いに対し、理事者から、カードを取りに来られていない方が3,000人余りおられます。カードを取りに来ていただけるよう、文書の配布や
公式LINEで告知を行っているところです。 なお、
マイナポイントの対象となる
マイナンバーカードの申請は、2月末まで、
マイナポイントの申請は、5月末までとなっていますとの回答がありました。 以上、主な概要について御報告をさせていただきましたが、当委員会ではこれ以外にも多数の意見が委員諸氏より出されております。 理事者におかれては、委員からの意見を十分に参考にしていただき、これからの行政運営に生かしていただきますよう申し添えておきます。 以上で、当委員会に付託となりました全案件に関する審査の経過並びに結果の報告を終わります。よろしく御賛同のほど、お願い申し上げます。
○議長(石崎大樹君) 次に、
厚生委員長からの報告を求めます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 武田元介君。 〔
厚生委員長武田元介君登壇〕
◆
厚生委員長(武田元介君) 去る2月20日の本会議におきまして、私
ども厚生委員会に付託となりました全案件の審査が終わりましたので、審査の経過並びに結果の御報告を申し上げます。 当委員会に付託されました議案5件につきまして、去る2月20日に委員会を開催し、それぞれ
担当理事者から説明を受け、審査の結果、お配りしている
審査報告書のとおり、全案件とも全会一致により可決決定いたしました。 なお、審査の過程で特に議論された案件につきまして、その概要を申し上げます。 まず、「議案第6号・宇和島市子ども・
子育て応援基金条例」について、理事者から、基金造成の目的は、本市において結婚や出産を望む方々が希望どおりに家庭を築き、子供を授かることができるように、子供を健やかに産み育てる環境の整備に取り組み、結婚から妊娠、出産、子育てまで切れ目なく総合的に支援していくために必要となる財源を確保するための基金ですとの説明がありました。 委員から、本来ならば一般財源を充てるべきものであり、通常の予算として扱わなければいけないのではないか。また、基金の目標とする金額について、計画はあるのかとの質疑があり、これに対し、理事者からは、今回の
基金創設は、中長期的に安定した
子育て支援を実施するための財源を確保するものです。今後の積み増しについては、国・県の
少子化対策の動向も注視しながら判断したいと考えていますとの答弁でありました。 また、「議案第7号・令和4年度宇和島市
一般会計補正予算(第9号)」のうち、4款 衛生費、1項
保健衛生費にある
風疹抗体検査事業費国庫補助金返還金178万2,000円について、理事者から、
風疹抗体検査等事業費国庫負担金に係る返還金を計上しているものです。との説明がありました。 委員から、返還金が発生したということは、想定していた人数ほど検査が進んでいないということかとの質疑があり、これに対し、理事者からは、当初、見込んでいた人数に対して、実際に検査を受けられた人数が少なかったために、その実績に応じて返還するものです。 なお、この国の最終目標は、2022年の12月末の目標値が85%となっており、実績から本市の
抗体保有率を推計したところ、85.41%となっておりますので、抗体の保有については順調に進んでいるものと思われますとの答弁でした。 理事者におかれましては、必要な
予算措置等を適切かつ十分に講じていただき、今後も必要とされる方への支援を積極的に行っていただくよう要望いたします。 次に、「議案第12号・令和4年度宇和島市
病院事業会計補正予算(第4号)」のうち、第7条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費について、理事者から、給与費の補正に伴い、2億3,450万円を減額し、補正後の予定額を76億2,359万5,000円とするものですとの説明がありました。 委員から、看護師の減額が大きいように見受けられる。看護師の確保のため予算を計上していたが、その確保ができなかったために減額したのかとの質疑があり、これに対し、理事者からは、当初予算においては
新人看護師を30名採用する予定でしたが、そこまでに達しなかったために減額したものですとの答弁でありました。 理事者におかれましては、今後も当市において重要な
医療サービスの提供を行う市立病院として、安定的な若手人材の確保はもとより、その育成についても強化を図り、より質の高いサービスの提供を行っていただくよう要望いたします。 また、「議案第13号・令和4年度宇和島市
介護老人保健施設事業会計補正予算(第2号)」について、理事者から、
決算見込額に基づき、
一般会計繰入金や給与費等の調整及び
基金繰入金を計上しているものでございますとの説明がありました。 委員から、オレンジ荘とふれあい荘の2つの
介護老人保健施設における今後の課題として、採算が取れづらい施設であるのに、指定管理や民間への譲渡を検討したとしても、引き受けてもらえる可能性はあるのかとの質疑があり、これに対し、理事者からは、
介護老人保健施設という性質上、指定管理や移譲の相手先は医療法人や
社会福祉法人になると思われます。来年度からは、経営の在り方について、病院局のみではなく有識者の方々の意見も伺いながら、福祉及び経営の両方の面からの検討が必要であると考えていますとの答弁でありました。 理事者におかれましては、当市における公営の
介護老人保健施設の必要性及び役割について必要な見直しを行い、今後の方向性については、十分に検討されるよう要望いたします。 また、当委員会に付託されたこのほかの案件につきましても、委員諸氏から様々に出された意見を参考に、適切な事業運営に努められるよう申し添えておきます。 以上で、当委員会に付託となりました全案件に関する審査の経過並びに結果の報告を終わります。 よろしく御採決のほど、お願いいたします。
○議長(石崎大樹君) 次に、
産建教育委員長からの報告を求めます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 椙山三也君。 〔
産建教育委員長椙山三也君登壇〕
◆
産建教育委員長(椙山三也君) 改めまして、おはようございます。 去る2月20日の本会議におきまして、私ども産
建教育委員会に付託となりました全案件の審査が終わりましたので、審査の経過並びに結果の御報告を申し上げます。 当委員会に付託されました議案4件につきましては、去る2月21日に委員会を開催し、それぞれ
担当理事者から詳細な説明を受け、審査の結果、お配りしている
審査報告書のとおり、全会一致で可決決定といたしました。 なお、審査の過程で特に議論された案件につきまして、その概要を申し上げます。 まず、「議案第7号・令和4年度宇和島市
一般会計補正予算(第9号)」のうち、
繰越明許費、8款土木費につきましては、各種工事の年度内完成ができないため予算を来年度に繰り越すものであります。 委員から、工事が遅れて計画している翌年度の工事と重なったら、そのときの工事がまた遅れてしまう可能性が出てくる。繰り越さないような
体制づくりを整えていただきたいとの意見があり、これに対し、理事者からは、繰り越さずに仕事を果たしていくよう努めていきたいと思います。もし執行できない状況ということがあれば、発注計画の見直しを考えたいと思いますとの答弁でありました。 理事者におかれましては、翌年度の影響が少なくなるよう建設部全体で連携し、対応していただくよう要望いたします。 次に、10款教育費、2項小学校費、1目
学校管理費の減額補正につきまして、委員から、小学校に何度も使用禁止のテープが貼られてある遊具がある。減額するぐらいなら撤去したり、新たな遊具をつけたり等、意見のすり合わせはできないのかとの質疑があり、これに対し、理事者からは、2月に遊具の点検の委託をしており、その完成結果によって、現場との意見調整を行い、できるところはやっていくという姿勢で臨みたいと思っていますとの答弁でありました。 理事者におかれましては、児童の学校生活を第一に、現場から意見を吸い上げやすい
環境づくりを行っていただくよう要望しておきます。 最後に、10款教育費、6項
保健体育費、1目
保健体育総務費にある
地域総合統合資金貸付金8,000万円につきましては、民間業者が
ふるさと財団の支援を得て、プールを建設する事業に無利子資金の貸付けを行うものであります。 委員から、無利子、無担保のこの貸付けを使い過ぎると他の
民間事業者との統合性が取れなくなるのではないかとの質疑があり、これに対し、理事者からは、
ふるさと財団のほうから調査に来て確定をしたという経緯があります。乱立すると、市民のための福祉にならないため、融資することにはならないと思いますとの答弁でありました。 理事者におかれましては、今後も市民生活の向上のため、市としての意見を述べていただくよう申し添えておきます。 以上、主な概要について御報告させていただきましたが、当委員会では、このほかにも多数の意見が委員諸氏より出されました。 理事者におかれましては、委員から出されました意見を真摯に受け止め、これからの行政運営に生かしていただきますよう申し添えておきます。 これをもちまして、当委員会に付託されました全案件に関する審査の経過、並びに結果の報告を終わります。 御賛同のほど、よろしくお願いいたします
○議長(石崎大樹君) 以上で、各
常任委員長からの報告が終わりました。 これより一括して
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 採決は分離し、
電子表決システムにより行います。 賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。ボタンの押し忘れ、押し間違いのないよう御注意願います。 この際、申し上げます。 各委員会の報告結果は、お配りしている
委員会審査報告書のとおりであります。 まず、「議案第5号・宇和島市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例」及び「議案第6号・宇和島市子ども・
子育て応援基金条例」を一括採決いたします。 お諮りいたします。 本件は、
委員長報告のとおり原案可決することに賛成または反対のボタンを押してください。 ありがとうございます。 採決を確定いたします。 賛成全員であります。 よって、議案第5号及び議案第6号は、いずれも
委員長報告のとおり可決決定いたしました。 次に、「議案第7号・令和4年度宇和島市
一般会計補正予算(第9号)」を採決いたします。 お諮りいたします。 本件は、
委員長報告のとおり原案可決することに賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 押し忘れなしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員であります。 よって、本件は
委員長報告のとおり可決決定いたしました。 次に、特別会計について、「議案第8号・令和4年度宇和島市
介護保険特別会計補正予算(第3号)」ないし「議案第11号・令和4年度宇和島市
小規模下水道事業特別会計補正予算(第1号)」の4件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 本件は、
委員長報告のとおり原案可決することに賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 押し忘れなしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員であります。 よって、議案第8号ないし議案第11号は、いずれも
委員長報告のとおり可決決定いたしました。 次に、企業会計について、「議案第12号・令和4年度宇和島市
病院事業会計補正予算(第4号)」ないし「議案第14号・令和4年度宇和島市
水道事業会計補正予算(第2号)」の3件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 本件は、
委員長報告のとおり原案可決することに賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 押し忘れなしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員であります。 よって、議案第12号ないし議案第14号は、いずれも
委員長報告のとおり可決決定いたしました。 次に「議案第15号・宇和島市
地域情報ネットワーク施設設置条例の一部を改正する条例」以下、日程記載の順を追い、「議案第39号・宇和島市
指定金融機関の指定の変更について」までの25件を
便宜一括議題といたします。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 異議なしと認め、議案第15号ないし議案第39号の全案件につきましては、
便宜一括議題といたします。 初めに、岡原市長から令和5年度
施政方針表明があります。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 岡原市長。 〔
市長岡原文彰君登壇〕
◎市長(岡原文彰君) 本日は、令和5年度の施政方針について御説明させていただき、議員各位をはじめ、広く市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと思います。 さて、
新型コロナウイルス感染症拡大から丸3年の年月が経過しました。令和4年度も感染力の強い
オミクロン株の波状的襲来により、県内でも、一時は医療現場の逼迫が懸念される事態となりましたが、ここに来て、新規の陽性者数は減少傾向が続き、2月15日より、県の「
医療ひっ迫警戒宣言」が終了し、ようやく落ち着いた状況となってきております。 この間、市民及び事業者の皆様には、マスクの着用や手指消毒、会食ルールの徹底など、生活様式の変化について様々なお願いをさせていただき、大変な御不便をおかけしてまいりました。 改めて、長期にわたる
感染拡大防止対策への御理解と御協力に心から感謝を申し上げますとともに、今も昼夜を問わず献身的にコロナに向き合っていただいております医療従事者の方々、そして、私たちの生活を支えてくださっているエッセンシャルワーカーの皆様の御尽力に対しまして、この場をお借りして、深い敬意と感謝を申し上げる次第でございます。 現在、愛媛県の特別警戒期間は継続しておりますが、全国各地で感染拡大防止と社会経済活動の両立を目指し、様々なイベントが再開され、全国旅行支援が実施されるなど、ウィズコロナに向けた動きが本格化しております。 本市におきましても、感染防止対策を徹底しながら、3年ぶりにお城まつりや牛鬼まつりを開催し、全く従前どおりとはいきませんが、少なからず市民の皆様の笑顔や活気が取り戻せたものと感じております。 さて、内閣府の2月の月例経済報告によると、我が国の景気は、このところ一部に弱さが見られるものの、緩やかに持ち直しているとされておりますが、コロナ禍の長期化に加え、ロシアのウクライナ侵攻から1年が経過した現在もなお、激しい戦闘が続いており、収束の兆しも見えておりません。 これに大幅な円安が重なり、輸入に頼る原料価格やエネルギー価格の高騰が続いており、本市を含む地域経済は、少子高齢化の進行も相まって、先行き不透明な極めて厳しい状況が続いているものと認識しております。 一方、本市の財政状況につきましては、財政健全化法に定める主要指標の一つである実質公債費比率が平成30年7月豪雨災害の復旧事業などの影響により、一時的に上昇傾向にあるものの、おおむね堅調に推移しております。 しかしながら、今後も少子化をはじめとした人口減少対策、南海トラフ巨大地震はもとより、頻発化・激甚化している豪雨災害などに備えた防災・減災対策、また、老朽化が進む公共施設やインフラの維持、更新など、避けて通れない課題が山積しております。 このような状況を踏まえ、令和5年度当初予算においても、引き続き堅実な財政運営に十分配慮しながら、物価高騰・新型コロナウイルス感染症対策や平成30年7月豪雨災害からの復旧・復興、DXの推進、戦略的なシティセールスの展開をはじめ、「6つの創」の実現により、まちの魅力を高め、地域の子供だけでなく市内外の多くの方々から選ばれるまちとなることを目指し、当面する諸課題に対し、しっかり取り組んでまいります。 それでは、主要な施策について、御説明いたします。 まず、物価高騰・新型コロナウイルス感染症対策につきましては、ウィズコロナ時代が本格化する中、人の移動や個人消費の持ち直しの動きが見られるものの、食料品をはじめとした生活必需品や電気料金、ガソリン等の度重なる値上げにより、地域経済や市民生活に大きな影響を及ぼしていることを鑑み、市単独による経済対策を講ずることといたします。 具体的には、消費マインドの低下も懸念されることから、商工団体、郵便局と連携し、第6弾となる地域とつながる商品券を発行するほか、子育て世帯への支援として、引き続き給食食材費の高騰分を支援することにより、負担軽減を図ることといたしました。 一方、事業者向けの支援として、燃油や電気料金などのエネルギー経費の増大により、大きな影響を受けている中小企業等を対象に支援金を支給するとともに、ウィズコロナ時代における新たな生活様式に対応する取組や商店街の自主的な取組への支援を継続することといたしました。 また、長引くコロナ禍で大幅に落ち込んだ観光客の回復を図るため、観光バスツアーの誘致促進に引き続き取り組むこととしております。 今後も感染状況を見極め、国・県等の施策とも連動しながら、必要な施策につきましては、機動的に対応し、市民、事業者の皆様とともに、この厳しい状況を乗り越えてまいりたいと考えております。 次に、本市が直面する地域課題の解決とまちの魅力の向上を図るためには、DXの推進が必要不可欠であることから、宇和島市DX推進計画に基づき、愛媛県や民間、関係団体との連携を深め、専門的知見を有する外部人材の活用を図りながら、迅速かつ積極的にDXを推進してまいります。 まず、地域社会におけるデジタル化として、アプリを活用した電子地域ポイント制度を導入し、健康づくりや環境活動、安全・安心な地域づくりなど、多様な市民活動に対してポイントを付与、活用することで、活動の活性化や参画を促進してまいります。 また、発生が懸念される南海トラフ巨大地震等の大規模災害発生時において、被災者の生活再建を早期に実現するためには、罹災証明書の迅速な発行が求められます。 このため、長距離飛行ドローンを導入し、AIにより被害の全容把握や被災度の簡易鑑定を行うとともに、調査準備からデータ整理までの一連の業務をシステム化することで、速やかな被災者支援につなげてまいります。 あわせて、県が避難所などに設置するWi-Fi基地局や急傾斜地、ため池などに設置するセンサーやカメラ等も活用し、防災・減災対策の強化を図ることとしております。 このほか、地理的条件不利地域における情報格差の是正や障がい者や高齢者に対するデジタルデバイド対策に引き続き取り組むとともに、給食費徴収管理システムの導入や校務関係機器の更新、民間保育所等における業務管理システムの導入支援、農業振興地域における農地地番図のデジタル化などにも取り組み、業務の効率化や関係職員の負担軽減を図ってまいります。 さらに、行政におけるデジタル化の推進として、引き続き
マイナンバーカードの普及促進を図るほか、スポーツ施設や公民館をはじめとした主要施設への利用予約システムの導入、愛媛県の市町業務標準化モデルを活用した申請業務の効率化などに取り組んでまいります。 次に、2期目の公約として掲げました「「選ばれるまち」へ」を実現するための「6つの創」に沿って、主な事項について御説明させていただきます。 初めに、「産業を創る」についてでございます。 まず、本市の基幹産業である農林水産業においては、従業者の高齢化が急速に進展し、新たな担い手の確保・育成が極めて重要な課題となっていることから、引き続き移住対策とも連動しながら、県内外からの新規就業者に対して、研修から自立までをトータルでサポートしてまいります。 農業につきましては、柑橘農業の担い手の確保・育成を図るため、JAえひめ南が令和6年度開校に向けて準備を進めている「みかん学校」の取組に対して、企業版ふるさと納税を活用し、新規就農者育成プログラムの作成、受入施設の環境整備などをパッケージとして、包括的かつ強力に支援することといたしました。 林業につきましては、南予森林管理推進センターが令和4年度に開校した「南予森林アカデミー」において、現在実施している長期研修に加え、新たに希望者が取り組みやすい短期研修を実施し、担い手の育成強化に取り組んでまいります。 次に、水産業につきましては、コロナ禍の影響により低迷していた魚価は回復したものの、養殖用配合飼料や燃油等の価格高騰の影響が続いており、経営環境は厳しさを増しています。 このため、引き続き赤潮や魚価低迷等に備えるため、養殖共済や漁獲共済、「積立ぷらす」への加入促進を支援し、漁業経営の安定化に取り組んでまいります。 さらに、真珠養殖業につきましては、令和元年夏から続く稚貝を中心としたアコヤガイの大量へい死が令和4年度も発生し、母貝の供給不足から真珠生産量は大幅に減少しております。品薄や輸出に有利な円安も相まって、真珠入札価格は上昇しておりますが、安定的生産が見通せないなど、真珠業界を取り巻く環境は非常に厳しい状況が続いております。 本市としても、引き続き稚貝購入費や、効果が認められている避難漁場での養殖試験を支援するほか、へい死に耐性のあるアコヤガイの作出に向けて、愛媛県漁協等とも連携し、日本有数の真珠生産地としての持続的発展に向けて鋭意取り組んでまいります。 また、愛媛県や関係事業者と連携し、国内外での販路開拓や真珠のPR活動に取り組むほか、#WithPearl(ウィズパール)プロジェクトを推進し、真珠の魅力発信に引き続き取り組んでまいります。 次に、商工業につきましては、引き続き各種補助制度により、中小企業者等の人材育成などを応援してまいります。 さらに、本市の地域資源を活用した宇和島ならではの観光コンテンツ開発を支援するほか、伊達なうわじまお城まつりなど、宇和島城をテーマとした本市の歴史と文化に触れていただくイベントを実施することといたします。 次に、「安全を創る」についてでございます。 今後、20年以内の発生確率が60%程度に引き上げられ、極めて甚大な被害が想定される南海トラフ巨大地震の発生が危惧されるとともに、全国各地で頻発化・激甚化する豪雨災害などに対する備えが求められております。 本市においても、平成30年7月豪雨災害の経験を踏まえ、各種対策を強化しておりますが、大規模災害による被害の軽減を図るとともに、災害発生後の復興を迅速かつ適切・円滑に実施できるよう、事前復興計画の策定に取り組むことといたしました。 また、豪雨災害からの復旧工事は着実に進んでおりますが、残された箇所についても、できるだけ早期の完成を目指してまいります。特に、農家の方々が将来も安心して営農できるよう、災害に強く、生産性、作業性の向上を図るため、玉津地区及び立間地区で実施されております再編復旧事業については、実施主体である愛媛県と連携しながら、事業の促進に努めてまいります。 なお、来る3月19日には、豪雨災害の碑の除幕式を、7月7日には、豪雨災害の碑を活用した献花式の開催を予定しております。 このほか地域防災力の中核として、季節や昼夜を問わず御活躍いただいている消防団員の処遇改善をはじめ、避難所運営の円滑化等を図るためのホイッスル付避難者カードの配布や高齢者世帯など、避難行動に支援が必要な方々に対する避難支援体制の構築などにも取り組んでまいります。 次に、「安心を創る」についてでございます。 本市における死因の第1位であるがんについては、検診の受診率の低迷が続いていることから、いわゆる5大がんの検診に係る自己負担を無料化し、受診率の向上を図り、がんの早期発見、早期治療につなげることで、健康寿命の延伸や医療費の削減を目指してまいります。 あわせて、がん治療による外見の変化による心理的・経済的負担を軽減するため、ウィッグなどの補整具の購入費用の一部を助成することといたしました。 また、デジタルを活用し、引き続き日本郵便株式会社と連携して、高齢者世帯の遠隔医療体制の構築や見守り支援を強化するとともに、新たにスマートスピーカーを活用した介護予防にも取り組んでまいります。 このほか、死因第2位の心疾患や脳梗塞等の原因として挙げられる高血圧への対策として、地域交流拠点施設での改善メニューの提供やオンラインによる個別栄養指導により、定期的にデータを測定し、効果を検証することで、高血圧の改善に向けて重点的に取り組んでまいります。 次に、病院事業においては、新型コロナウイルス感染症への対応や持続可能な地域医療提供体制を堅持するため、3病院ごとの公立病院経営強化プランを作成し、医師、看護師等の確保対策や働き方改革に継続して取り組むほか、遠隔地からの専門医による愛媛県の診療支援モデル事業への参画や、
マイナンバーカードの健康保険証利用を活用し、過去の薬剤、診療情報を基に診察するなど、医療DXを推進し、医療の質と患者サービスの向上、経営の安定強化に努めてまいります。 また、南海トラフ巨大地震発生時の津波対策として、市立宇和島病院エネルギーセンターの建設に着手するとともに、市立吉田病院増改築工事については、令和6年3月のグランドオープンを目指し、着実に進めてまいります。 なお、現在、経営改善に取り組んでいる
介護老人保健施設につきましては、今後の圏域の医療、介護需要等を踏まえ、2施設の経営、運営の在り方について検討を進め、今後の方向性をお示ししたいと考えております。 このほか、コミュニティバスの土日運行や離島における住民ドライバーによる乗り合いタクシーの運行など、地域モビリティの確保に向けた実証実験に取り組みます。 次に、「人を創る」についてでございます。 少子高齢化が急速に進行する中、岸田総理は年頭の記者会見において、異次元の
少子化対策への挑戦を表明され、愛媛県においてもえひめ人口減少対策重点戦略を発表し、反転増加を目指すためには、若年層、特に女性の転出超過の解消と婚姻件数、そして出生数の増加が重要であることが示されました。 本市においても、平成22年からの10年間で、婚姻件数が33%、出生数が41%も減少しており、まさに喫緊の課題であります。子育て世代から選ばれるまちになるためにも、将来にわたって結婚や出産を望む若い世代が希望どおりに家庭を築き、子供を持つことができるよう、結婚と子育てという2つの環境整備に重点的に取り組む必要があると考えています。 このため、結婚から妊娠、出産、子育てに至るまで、総合的に力強く支援することとし、国や県の制度を活用することはもとより、市単独で思い切った予算措置を講じ、積極的かつ分かりやすい情報発信に注力することといたしました。 まず、結婚支援につきましては、うわじまMIセンターやえひめ結婚支援センターによる相談、お見合い支援、婚活イベントやセミナー等の充実を図るとともに、新たに結婚後の新生活に伴う経済的助成など、多角的な支援に努めてまいります。 また、子育てしやすいまちづくりをさらに推進するため、満1歳及び2歳児への
子育て応援給付金の現在の5万円から10万円に増額するとともに、子育て応援として配布している紙おむつ券についても、市単独で第1子にも拡充することといたしました。 さらに、保育料の全体的な減額見直しのほか、無償化の対象を第2子まで拡大するとともに、病児保育やファミリーサポートセンター等の利用料も併せて見直し、多子世帯の負担軽減や働く子育て世代への支援を強化することといたしました。 あわせて、コロナ禍や物価高騰の中で生活の支援を必要とされているご家庭を対象に、放課後児童クラブや子ども教室の利用料負担を軽減し、子供の安全・安心な居場所づくりを進めてまいります。 このほか、子育て世代包括支援センターにおいて、妊娠を望む夫婦が希望する不妊治療が受けられるよう、治療費の一部を助成するほか、地区担当保健師から妊娠期から全ての妊婦、子育て家庭に寄り添いながら、伴走型相談支援と経済的支援等を行うとともに、三間認定こども園や子ども支援施設の整備を着実に進めるなど、より安心して出産、子育てができるよう取り組んでまいります。 次に、学校教育関連といたしましては、引き続きスクールサポートスタッフや学校教育活動支援員の確保に努めるとともに、小・中学校のICT環境の整備に努めるなど、児童・生徒の学校生活の充実や教職員等の負担軽減に努めてまいります。 また、統合時期が1年延長され、令和7年4月となりました吉田統合小学校整備については、子供たちにとって安全で快適な学習環境が提供できるよう、着実な工事進捗を心がけるほか、統合後の学校運営に必要なソフト面につきましても併せて調整を進めるとともに、吉田中学校整備につきましても準備を進めてまいります。 さらに、近年、特別な配慮を要する子供たちが増加していることから、一部の学校に設置している通級指導教室に加え、新たに巡回指導体制を構築することにより、子供たちや保護者の負担解消と、一人一人に寄り添ったきめ細やかな指導に努めてまいります。 なお、令和2年度から中央公民館において取り組んでいる青少年市民協働センター、通称ホリバタ事業につきましては、将来に向けた活動意欲の向上を目的としたクリエイティブカリキュラムやホリバタ世代の活動団体への支援を新たに追加し、人材育成や青少年のチャレンジを応援するとともに、さらに魅力ある居場所、活動拠点として、施設のリニューアルに着手することといたしました。 あわせて、複雑化・多様化する地域課題の解決には、市民や行政をはじめ、自治会、NPOや企業など多様な主体がそれぞれの得意分野を生かし、互いに助け合いながらまちづくりを進めていくことが重要と考えており、令和4年度に改訂いたしました「市民協働のまちづくり推進指針」に沿って、団体の活動を継続、発展させるために、自主的な取組を積極的に後押しし、「すべての人が住みやすい宇和島市の実現」を目指してまいります。 次に、「まちを創る」についてでございます。 まず、伊達博物館改築事業につきましては、現在進めております実施設計の完了を受けて、工事費の予算計上など議会手続を進め、承認をいただきましたら令和5年度中に着工し、令和9年春の開館を目指しておりますが、工事費に係る物価高騰の影響や運営の在り方などについて、今後とも丁寧に説明しながら、市内外の多くの皆様に愛される博物館の建設に向け、着実に取り組んでまいります。 次に、温泉施設を休止中の津島やすらぎの里につきましては、魅力ある温泉施設と特産品販売所、レストランなどを併設する複合的な道の駅として整備を進めることとしており、令和5年度においては、現施設の解体工事を実施するほか、新施設の実施設計に着手し、地域住民の日常の憩いの場としてはもとより、市外からも広く集客できる施設として、令和7年度末の再開を目指して取り組んでまいります。 また、地域の高齢者や子供たちが一緒に活動することができる地域づくりの交流拠点として、旧浦知小学校の改修を行い、住民主体の定期的な交流イベントの開催などを通じて、地域コミュニティの活性化を図ってまいります。 このほか、子供たちが安全・安心に遊ぶことができ、また、地域の皆様の憩いの場でもある公園の改修整備を計画的に実施するとともに、本市の顔ともなり得る公園のトイレや公衆トイレの適正な配置及び今後の整備計画の策定に取り組み、誰もが安心、快適に利用できる清潔できれいなトイレ整備を進めることといたしました。 また、まちのにぎわいの創出に関しましては、先ほども申し上げましたが、宇和島ならではの観光コンテンツの開発、宇和島城の魅力の発信強化などのほか、ウィズコロナの時代を見据えてさらなる検討をしてまいります。 6つ目は、「チームうわじまを創る」についてでございます。 令和5年度も引き続いて、「第2期うわじまブランド魅力化計画」に基づき、シティセールスアドバイザーをはじめとする外部人材の力もお借りしながら、戦略的なシティセールスを展開し、国内外に向けて、ALL宇和島体制による本市の認知度向上やブランドイメージの浸透と、「ココロまじわうトコロ」の実現に向けて、積極的に取り組んでまいります。 また、広報力強化の一環として、さらなる魅力発信と操作性の向上を図るため、本市のシティプロモーションサイトを中心とした市公式ホームページのデザインリニューアルを行うほか、SNSでの情報発信など、職員のスキルアップや広報力の強化を図ることといたしました。 次に、重要課題である人口減少対策としての移住・定住の促進や関係人口、交流人口の増加に向けての取組につきましては、令和4年度に作成しました本市のブランドイメージを視覚的に伝えるブランドムービーやブランドブックを活用し、大都市等での移住フェアなどにおいて積極的な情報発信に努めてまいります。 また、オーダーメイド型の移住体験ツアーにより、移住後の生活イメージを実感していただく機会の創出を図るほか、移住体験住宅を活用したインターンシップや空き家バンク登録物件の充実を図るなど、移住を決断する際のハードルとなる仕事と住まいの確保に対する支援を強化してまいります。 さらに、住むなら宇和島応援金や若者定住奨励金など、移住・定住に係る経済的な負担軽減を図る各種支援を継続するとともに、様々な分野からサポートしていただく、うわじま移住応援隊との連携や、うわじま人巡りMAPの制作を通じて、人と地域、人と人とのつながりに重点を置いた移住者に寄り添った支援に取り組んでまいります。 このほか、人口減少や各地域の課題解決に、住民自らが自主性を持って取り組んでいただけるよう、第3期となる地域づくり交付金を増額して交付することといたしました。 最後に、その他の重点施策でございます。 本市においては、宇和島市環境基本条例に基づき、令和4年3月に宇和島市環境基本計画を策定し、重点施策として海洋プラスチックごみ対策や食品ロスの削減などを掲げ、「美しい自然を共存し、快適に住み続けられるまち」の実現を目指しております。 近年、海洋ごみ問題が社会的にも大きくクローズアップされる中、本県を含む瀬戸内4県と日本財団により発足された瀬戸内オーシャンズXのご尽力により、昨年7月には蒋淵地区において、県漁協等との連携による漂着ごみの減容装置を用いた実証事業が行われ、約1トンの漂着ごみを回収いたしました。 今後も様々な関連事業が計画されており、本市としても積極的に連携してまいる所存であります。 また、引き続き国の補助事業も活用しながら、漁協や漁業者組織による主体的な清掃活動を拡充するとともに、自治会やボランティア団体等による取組を支援強化するなど、効果的な回収、処分に取り組んでまいります。 さらに、プラスチック資源循環促進法の施行に伴い、愛媛県では令和7年度には全ての市町でプラスチック製容器包装の分別収集を実施することを目指しており、本市においてもプラスチックごみの種類や割合などの実態を調査するため、持込み拠点を設置して実証事業を行うこととしております。 なお、環境に優しいまちづくりをさらに推進するため、太陽光発電システムや電気自動車などのクリーンエネルギー設備等の導入経費の一部助成や旧環境センターの解体を進めます。 このほか、10月28日から「第35回全国健康福祉祭えひめ大会・ねんりんピック愛顔(えがお)のえひめ2023」が開催され、本市では卓球競技が実施されますが、全国から多くの選手、関係者の来場が見込まれていることから、関係団体とも連携し、円滑な競技運営はもとより、おもてなしの心でお迎えし、本市の特産品や観光などの積極的なPRにも取り組み、関係人口や交流人口の増加等につながるよう準備を進めてまいりたいと考えております。 以上が、令和5年度の主要な事業であり、この結果、一般会計当初予算額は、約464億円となっております。 電気料金をはじめとした物価高騰や子ども・子育て対策、DXの推進、協働のまちづくりなど、先送りすることができない諸課題への積極的な対応を行った一方、新型コロナウイルス感染症や平成30年7月豪雨災害からの復旧対応が落ち着きつつあることから、予算規模は令和4年度と比べ約18億円、率にして、3.8%の減となっております。 引き続き事業の精査はもとより、国・県の補助金の導入や有利な起債の活用など、財源確保や将来負担にも十分配慮するとともに、3月補正で御承認いただいた基金の積極的な活用も図りながら、健全な財政運営に努めてまいります。 今後とも、市民の皆様の声を大切にし、宇和島市の発展に全力を尽くし、このまちの未来を市民の皆様と共につくってまいる所存でございますので、議員各位におかれましては、なお一層の御指導と御支援を改めてお願い申し上げますとともに、市民の皆様の御理解、御協力を重ねてお願い申し上げまして、令和5年度に向けての施政方針といたします。
○議長(石崎大樹君) 続いて、令和5年度分の上程議案について、各
担当理事者の説明を求めます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 西本
総務企画部長。 〔
総務企画部長西本能尚登壇〕
◎
総務企画部長(西本能尚君) ただいま上程されました各案件のうち、総務企画部に係る議案について御説明いたします。 まず、条例議案を御説明いたします。 「議案第15号・宇和島市
地域情報ネットワーク施設設置条例の一部を改正する条例」につきましては、市が提供する離島向けインターネットサービスを終了することに伴い、条例の一部を改正しようとするもので、令和5年4月1日から施行しようとするものであります。 「議案第16号・宇和島市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、休憩時間制度の柔軟化を行うため、条例の一部を改正しようとするもので、令和5年4月1日から施行しようとするものであります。 「議案第26号・宇和島市
消防団条例及び宇和島市
非常勤消防団員に係る
退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、宇和島市消防団員の処遇を見直すことに伴い、条例の一部を改正しようとするもので、令和5年4月1日から施行しようとするものであります。 次に、予算議案を御説明いたします。 まず、「議案第27号・令和5年度宇和島市一般会計予算」につきましては、第1条、歳入歳出予算は、予算の総額を歳入歳出それぞれ464億2,000万円と定めるものです。 第2条、債務負担行為は、債務を負担する行為をすることができる期間、限度額の設定です。 第3条、地方債は、本年度に実施する事業の財源として借入れを予定している起債の目的等を定めるものです。 第4条、一時借入金は、一時借入金の最高額を50億円と定めるものです。 第5条、歳出予算の流用は、地方自治法の規定に基づき、歳出予算の各項の経費の金額を流用できる場合を定めるものです。 次に、歳入予算について御説明いたします。 市税、地方交付税などの一般財源につきましては、現状を踏まえた上で、前年度の決算見込みや地方財政計画における伸び率などを参考に計上しております。 また、国庫支出金、県支出金、市債などの特定財源につきましては、各種建設事業をはじめとした様々な事業の財源となるものですが、現行の制度上見込み得るものを捕捉し、計上いたしました。 続きまして、歳出予算について各款ごとに御に御説明をいたします。 第1款議会費は、2億4,729万6,000円で、議員の報酬、政策について調査研究等を行うための政務活動費など、議会活動に要する経費を計上しております。 第2款総務費は、58億7,722万9,000円で、一般行政事務に要する経費のほか、戦略的なシティセールスの展開や防災、DXの推進に加え、移住・定住の促進に要する経費などを計上しております。 第3款民生費は、162億854万2,000円で、結婚から妊娠、出産、子育てまでの総合的支援に要する経費などを計上しております。 第4款衛生費は、35億5,405万3,000円で、がん検診の無料化の拡大など各種保健事業に要する経費のほか、海岸漂着ごみ対策など環境保全の推進に要する経費などを計上しております。 第5款労働費は、7,000万円で、勤労者住宅建設資金融資に係る預託金などを計上しております。 第6款農林水産業費は、23億4,865万8,000円で、事業者の経営安定につながる取組への支援や柑橘農業の担い手育成に必要な経費などを計上しております。 第7款商工費は、13億1,517万1,000円で、プレミアム付商品券の発行や中小企業者等に対するエネルギー価格高騰対策への支援に要する経費などを計上しております。 第8款土木費は、58億6,098万1,000円で、道路・河川の補修や改良をはじめとする都市基盤整備のための投資的経費のほか、こども支援施設の建設に要する経費などを計上しております。 第9款消防費は、4億7,184万3,000円で、消防団員への報酬や消防施設の整備などの非常備消防活動に要する経費などを計上しております。 第10款教育費は、40億9,423万1,000円で、学校教育施設や社会教育施設などの管理運営費のほか、吉田中学校改築の設計に要する経費などを計上しております。 第11款災害復旧費は、3億100万円で、被災施設の復旧に要する経費を計上しております。 第12款公債費は、60億2,099万6,000円で、市債の元利償還金を計上しております。 最後に、第13款予備費には、不測の事態に備え5,000万円を計上しております。 続きまして、各特別会計予算について御説明いたします。 「議案第28号・令和5年度宇和島市国民健康保険特別会計予算」につきましては、事業勘定の予算の総額を歳入歳出それぞれ96億7,997万4,000円、直営診療施設勘定の総額を、歳入歳出それぞれ1億7,572万5,000円と定めるものです。 事業勘定の歳入は、国民健康保険料、県支出金などを計上し、歳出は、保険給付費や制度の運営主体である県への負担金などを計上しております。 直営診療施設勘定の歳入は、診療報酬収入などを計上しており、歳出は、診療に要する医薬材料費などを計上しております。 「議案第29号・令和5年度宇和島市後期高齢者医療特別会計予算」につきましては、予算の総額を歳入歳出それぞれ23億8,449万4,000円と定めるものです。 歳入は、医療保険料、
一般会計繰入金などを計上し、歳出は、制度の運営主体である後期高齢者医療広域連合への負担金などを計上しております。 「議案第30号・令和5年度宇和島市介護保険特別会計予算」につきましては、保険事業勘定の予算の総額を歳入歳出それぞれ106億5,534万4,000円、介護サービス事業勘定の総額を歳入歳出それぞれ4,580万4,000円と定めるものです。 歳出予算の流用は、地方自治法の規定に基づき、歳出予算の各項の経費の金額を流用できる場合を定めるものです。 保険事業勘定の歳入は、介護保険料、国庫支出金、支払基金交付金などを計上し、歳出には、保険給付費や地域支援事業に要する経費などを計上しております。 介護サービス事業勘定の歳入は、介護予防サービス計画費収入、
一般会計繰入金を計上し、歳出は、介護予防サービス事業費を計上しております。 「議案第31号・令和5年度宇和島市財産区管理会特別会計予算」につきましては、予算の総額を歳入歳出それぞれ1,063万7,000円と定めるものです。 歳入は、区有林の間伐に伴う財産収入などを計上し、歳出は、間伐に要する経費をはじめとして管理会費を計上しております。 「議案第32号・令和5年度宇和島市土地取得事業特別会計予算」につきましては、予算の総額を歳入歳出それぞれ1億5,537万4,000円と定めるものです。 歳入は、土地売払代金などを計上し、歳出は、一般会計への繰出金などを計上しております。 「議案第33号・令和5年度宇和島市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算」につきましては、予算の総額を歳入歳出それぞれ561万5,000円と定めるものです。 歳入は、
一般会計繰入金、貸付金元利収入などを計上し、歳出は、貸付金の回収に係る経費などを計上しております。 「議案第34号・令和5年度宇和島市小規模下水道事業特別会計予算」につきましては、予算の総額を歳入歳出それぞれ9,185万3,000円と定めるものです。 債務負担行為は、債務を負担する行為をすることができる期間、限度額の設定です。 歳入は、小規模下水道使用料のほか
一般会計繰入金などを計上し、歳出は、小規模下水道の管理に要する経費などを計上しております。 次に、一般議案について御説明いたします。 「議案第39号・宇和島市
指定金融機関の指定の変更について」につきましては、平成27年議案第85号にて議決された公金の収納及び支払いの事務を取り扱わせる
指定金融機関の指定について、指定の内容及び指定期間を変更しようとするもので、地方自治法施行令第168条第2項の規定によって、議会の議決を求めるものであります。 以上で説明を終わります。 御承認くださいますよう、よろしくお願いいたします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 古谷
市民環境部長。 〔
市民環境部長古谷輝生君登壇〕
◎
市民環境部長(古谷輝生君) ただいま上程されました各案件のうち、市民環境部に係る議案について御説明いたします。 「議案第24号・きれいな
まち宇和島をみんなでつくる条例の一部を改正する条例」につきましては、環境関連組織の体制の見直しによる環境監視員の廃止等に伴い、条例の一部を改正しようとするもので、令和5年4月1日から施行しようとするものであります。 以上で説明を終わります。 御承認くださいますよう、よろしくお願いいたします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 伊手
保健福祉部長。 〔
保健福祉部長伊手博志君登壇〕
◎
保健福祉部長(伊手博志君) ただいま上程されました各案件のうち、保健福祉部に係る議案について御説明いたします。 「議案第20号・宇和島市
保育所等設置条例の一部を改正する条例」につきましては、公立保育所において一時預かり保育事業を実施することに伴い、条例の一部を改正しようとするもので、令和5年4月1日から施行しようとするものであります。 「議案第22号・宇和島市
子育て応援給付金の支給に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、
子育て応援給付金の支給額を増額することに伴い、条例の一部を改正しようとするもので、令和5年4月1日から施行しようとするものであります。 「議案第23号・宇和島市
国民健康保険条例の一部を改正する条例」につきましては、国民健康保険法施行令等の一部が改正され、保険料の後期高齢者支援金の賦課限度額が引き上げられたこと等に伴い、条例の一部を改正しようとするもので、令和5年4月1日から施行しようとするものであります。 以上で説明を終わります。 御承認くださいますよう、よろしくお願いいたします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山口建設部長。 〔建設部長山口 勝君登壇〕
◎建設部長(山口勝君) ただいま上程されました各案件のうち、建設部に係る議案について御説明いたします。 まず、条例議案を御説明いたします。 「議案第25号・宇和島市道路の構造の
技術的基準等を定める条例の一部を改正する条例」につきましては、自転車を安全かつ円滑に通行させるため、道路構造令に準じた自転車通行帯を規定すること等に伴い、条例の一部を改正しようとするもので、令和5年4月1日から施行しようとするものであります。 次に、予算議案を御説明いたします。 「議案第35号・令和5年度宇和島市公共下水道事業会計予算」について御説明いたします。 第2条、業務の予定量は、接続戸数5,988戸、年間総排水量255万立方メートル、1日平均排水量6,967立方メートル、主な建設改良事業費は、管渠整備工事が1,764万1,000円、処理場整備工事が1億4,144万円としております。 第3条、収益的収入及び支出は、収入の予定額を11億2,091万6,000円、支出の予定額を9億9,769万6,000円と定めるものであります。 主な収入の内訳としましては、下水道使用料など営業収益に3億3,148万1,000円、長期前受金戻入など営業外収益に7億8,943万5,000円を計上しております。 一方、主な支出の内訳としましては、人件費、処理場費、減価償却費などの営業費用に9億849万4,000円、企業債償還利息など営業外費用に8,590万2,000円を計上しております。 第4条、資本的収入及び支出は、収入の予定額を5億2,784万4,000円、支出の予定額を9億7,553万3,000円と定めるものであります。 主な収入の内訳としましては、企業債1,740万円、出資金3億1,672万4,000円を計上し、主な支出の内訳としましては、建設改良費1億6,033万3,000円、企業債元金償還金 8億1,520万円を計上しております。 なお、資本的収入が資本的支出に対し不足する額、4億4,768万9,000円は、当年度分損益勘定留保資金などで補填するものとしております。 第5条、債務負担行為は、債務負担行為をすることができる事項の期間、限度額を定めるものであります。 第6条、企業債は、処理場整備事業の財源として、起債の目的、限度額などを定めるものであります。 第7条、一時借入金は、その限度額を1億円に定めるものであります。 以上で説明を終わります。 御承認くださいますよう、よろしくお願いいたします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 片山教育部長。 〔教育部長片山治彦君登壇〕
◎教育部長(片山治彦君) ただいま上程されました各案件のうち、教育委員会に係る議案について御説明いたします。 「議案第17号・宇和島市公民館設置条例及び
宇和島市立公民館使用条例の一部を改正する条例」につきましては、石応公民館を移転することに伴い、同公民館における位置及び使用料の改正をするため、関係条例の規定を整備しようとするもので、令和5年4月1日から施行しようとするものであります。 「議案第18号・
宇和島市立伊達博物館設置条例の一部を改正する条例」につきましては、博物館法の一部が改正されたことに伴い、設置に関する規定の改正等をする必要があるため、条例の一部を改正しようとするもので、令和5年4月1日から施行しようとするものであります。 「議案第19号・宇和島市
伝統的建造物群保存地区保存条例の一部を改正する条例」につきましては、重要伝統的建造物群保存地区の選定の申出に関する規則の一部が改正されたことに伴い、保存地区の保存計画について活用に関する事項を規定するため、条例の一部を改正しようとするもので、令和5年4月1日から施行しようとするものであります。 「議案第21号・宇和島市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」につきましては、
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部が改正されたことに伴い、児童の安全の確保に関する規定等を追加するため、条例の一部を改正しようとするもので、令和5年4月1日から施行しようとするものであります。 以上で説明を終わります。 御承認くださいますよう、よろしくお願いいたします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 大宿
医療行政管理部長。 〔
医療行政管理部長大宿昌生君登壇〕
◎
医療行政管理部長(大宿昌生君) ただいま上程されました各案件のうち、病院局に係る議案について御説明いたします。 「議案第36号・令和5年度宇和島市病院事業会計予算」の主なものにつきまして御説明いたします。 第2条、業務の予定量につきましては、業務予定として、年間患者数は、過去の実績を基に入院患者17万6,780人、外来患者25万1,006人と推計し、前年度と比較して、入院患者で1.3%の増、外来患者は6.9%の減としております。 また、建設改良事業予定は、医療機械及び備品購入費を6億2,528万1,000円、改良工事費を25億7,470万2,000円としております。 第3条、収益的収入及び支出につきましては、収入の予定額を152億6,558万9,000円、支出の予定額を180億8,355万7,000円と定めるものであります。 主な収入といたしましては、入院・外来収益など医業収益に138億6,566万6,000円、他会計補助金及び負担金など医業外収益に13億8,861万8,000円を計上しております。 また、主な支出といたしましては、給与費や材料費など医業費用として171億4,612万3,000円、雑支出や支払利息など医業外費用に7億2,910万2,000円を計上しております。 第4条、資本的収入及び支出につきましては、収入の予定額を32億6,703万5,000円、支出の予定額を46億7,709万4,000円と定めるものであります。 収入につきましては、企業債18億4,670万円、負担金3億5,104万6,000円、国庫補助金9億3,070万円などを計上し、支出につきましては、建設改良費34億2,094万3,000円、企業債償還金11億8,455万1,000円などを計上しております。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額14億1,005万9,000円につきましては、過年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額と過年度分損益勘定留保資金で補填するものとしております。 第5条、企業債につきましては、医療機械器具整備事業及び建設改良事業の財源として、借入れを予定している起債の目的、限度額などを定めるものです。 第6条、一時借入金につきましては、その限度額として、宇和島病院10億円、吉田病院24億円、津島病院10億円とし、計44億円と定めるものです。 続きまして、「議案第37号・令和5年度宇和島市
介護老人保健施設事業会計予算」の主なものにつきまして、御説明いたします。 第2条、業務の予定量といたしましては、オレンジ荘、ふれあい荘を合計した年間療養者数を施設介護4万5,248人、短期入所1,928人、通所6,598人と見込んでおります。 また、建設改良事業予定は、資産購入費を258万円としております。 第3条、収益的収入及び支出につきましては、収入の予定額を7億8,777万2,000円、支出の予定額を8億532万8,000円と定めるものです。 収入につきましては、施設運営事業収益に6億7,193万5,000円、施設運営事業外収益に1億1,578万2,000円などを計上し、支出につきましては、給与費や経費など施設運営事業費用に7億9,918万9,000円、支払利息として施設運営事業外費用に398万7,000円などを計上しております。 第4条、資本的収入及び支出につきましては、収入の予定額は、負担金など1,253万1,000円を、支出の予定額は、建設改良費、企業債償還金など4,848万2,000円を計上しております。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額3,595万1,000円は、過年度分損益勘定留保資金で補填するものとしております。 第5条、一時借入金につきましては、その限度額をオレンジ荘、ふれあい荘、それぞれ1億円、計2億円と定めるものです。 以上で説明を終わります。 御承認くださいますよう、よろしくお願いいたします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 和田水道局長。 〔水道局長和田 靖君登壇〕
◎水道局長(和田靖君) ただいま上程されました各案件のうち、水道局に係る議案について御説明いたします。 「議案第38号・令和5年度宇和島市水道事業会計予算」につきましては、第2条、業務の予定量は、給水戸数3万6,400戸、年間給水量784万立方メートル、1日平均給水量2万1,479立方メートルを見込んでおります。 第3条、収益的収支は、収入を25億6,931万2,000円、支出を22億8,777万7,000円と定めるものであります。 主な収入の内訳としましては、営業収益に23億2,420万2,000円、営業外収益に2億4,511万円を計上しております。 一方、主な支出の内訳としましては、営業費用に22億3,691万円、営業外費用に4,756万7,000円を計上しております。 第4条、資本的収支は、収入を18億839万5,000円、支出を28億8,135万1,000円と定めるものであります。 主な収入の内訳としましては、企業債9億6,450万円、補助金6億7,346万5,000円、出資金9,442万5,000円を計上しております。 一方、主な支出につきましては、建設改良費23億9,973万9,000円、企業債償還金4億8,161万2,000円を計上しております。 なお、資本的収入が資本的支出に対し不足する額10億7,295万6,000円につきましては、当年度分損益勘定留保資金などで補填するものとしております。 第5条、債務負担行為は、第2期窓口等関連業務委託の期間及び限度額を定めるものであります。 第6条、企業債は、配水管等整備事業及び辺地対策事業の財源として、起債の目的、限度額などを定めるものであります。 第7条、一時借入金は、その限度額を5億円と定めるものであります。 以上で説明を終わります。 御承認くださいますよう、よろしくお願いいたします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 大宿
医療行政管理部長。
◎
医療行政管理部長(大宿昌生君) ただまの提案説明の中で、私、病院事業会計予算の資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額、それを補填するものとして、過年度分消費税及び地方消費税、資本的収支調整額と申し上げましたが、当年度分消費税及び地方消費税、資本的収支調整額の誤りでございましたので、おわびして御訂正申し上げます。
○議長(石崎大樹君) 以上で説明が終わりました。 ただいま上程されました各案件は、後日、議案質疑の上、各委員会に付託予定であります。 これをもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。 この際、議員の皆様にお知らせをいたします。 代表質問、一般質問の発言通告は、明日3月1日の午後5時までであります。 本日はこれにて散会いたします。 午前11時34分 散会----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 宇和島市議会 議長 石崎大樹 議員 田中秀忠 議員 山本定彦...