宇和島市議会 > 2005-10-17 >
平成17年  9月 定例会-10月17日−03号

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  1. 宇和島市議会 2005-10-17
    平成17年  9月 定例会-10月17日−03号


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    DiscussNetPremium 平成17年  9月 定例会 − 10月17日−03号 平成17年  9月 定例会 − 10月17日−03号 平成17年  9月 定例会  第2回宇和島市議会定例会 議事日程第3号 平成17年10月17日(月)午前10時開議 会議録署名人指名 一般質問 報告第4号 専決処分した事件の承認について  専決第26号 宇和島市有代替旅客自動車運送施設の設置及び管理運営等に関する条例の一部を改正する条例  専決第27号 宇和島市介護老人保健施設事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例  専決第28号 宇和島市長職務執行者の給与及び旅費に関する条例を廃止する条例  専決第29号 宇和島市林業総合センター設置条例の一部を改正する条例 議案第21号 平成17年度宇和島市一般会計予算 議案第22号 平成17年度宇和島市国民健康保険特別会計予算 議案第23号 平成17年度宇和島市老人保健特別会計予算 議案第24号 平成17年度宇和島市介護保険特別会計予算 議案第25号 平成17年度宇和島市御槇財産区管理会特別会計予算 議案第26号 平成17年度宇和島市清満財産区管理会特別会計予算 議案第27号 平成17年度宇和島市畑地財産区管理会特別会計予算
    議案第28号 平成17年度宇和島市土地取得事業特別会計予算 議案第29号 平成17年度宇和島市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 議案第30号 平成17年度宇和島市津島やすらぎの里特別会計予算 議案第31号 平成17年度宇和島市簡易水道事業特別会計予算 議案第32号 平成17年度宇和島市港湾施設特別会計予算 議案第33号 平成17年度宇和島市観光施設特別会計予算 議案第34号 平成17年度宇和島市宅地造成事業特別会計予算 議案第35号 平成17年度宇和島市公共下水道事業特別会計予算 議案第36号 平成17年度宇和島市小規模下水道事業特別会計予算 議案第37号 平成17年度宇和島市駐車場事業特別会計予算 議案第38号 平成17年度宇和島市病院事業会計予算 議案第39号 平成17年度宇和島市水道事業会計予算 議案第40号 平成17年度宇和島市介護老人保健施設事業会計予算 議案第41号 平成17年度宇和島市一般会計補正予算(第1号) 議案第42号 財産の無償貸与について 議案第43号 財産の無償貸与について 認定第1号 平成16年度宇和島市公営企業会計決算の認定について 認定第2号 平成16年度宇和島市一般会計及び特別会計決算の認定について      (質疑・委員会付託) 追加案件 議案第44号 工事請負契約について      (理事者提案説明・質疑・委員会付託) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 本日の会議に付した事件      議事日程のとおり −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 出席議員(29名)     1番  岩城泰基君     2番  坂尾 眞君     3番  石崎大樹君     4番  福島朗伯君     5番  大窪美代子君     6番  清家康生君     7番  赤松与一君     8番  我妻正三君     9番  松本 孔君    10番  木下善二郎君    11番  河野具彦君    12番  上田富久君    13番  山内秀樹君    14番  薬師寺三行君    15番  富永照瑞君    17番  兵頭司博君    18番  福本義和君    19番  山下良征君    20番  大塚萬義君    21番  小清水千明君    22番  三好貞夫君    23番  赤岡盛壽君    24番  玉田和正君    25番  若藤富一君    26番  藤堂武継君    27番  土居秀徳君    28番  泉 雄二君    29番  赤松南海男君    30番  浅田良治君 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 欠席議員(1名)    16番  池田弥三男君 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 説明のため出席した者の職氏名   市長           石橋寛久君   教育長          明神崇彦君   企画部長         河野廣行君   総務部長         鎌江 晋君   保健福祉部長       岡野 昇君   環境部長         三好英雄君   産業経済部長       廣瀬尚志君   建設部長         高橋周次君   教育次長         勇 八郎君   参事兼中山間対策室長   善家正文君   水道局長         白井栄一郎君   病院医療行政管理部長   奥藤幹治君   技監兼病院対策室長    武田教雄君   市民税務部長       赤松一男君   消防長          萩森盛一君   参事兼総務課長      西田丈一君   吉田支所長        児玉悟朗君   三間支所長        松浦博文君   津島支所長        山本久則君   人事課長         薬師神津一君   (建築住宅課長)     濱田 一君   (政策調整課長)     松田公彦君   (商工観光課長)     岩城幸憲君   (農林課長)       桐田敏昭君 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 会議に出席した議会事務局職員   局長           佐々木吉則君   次長           後藤 稔君   次長補佐兼調査係長    山本清隆君   議事係長         宮本啓行君   専門員兼庶務係長     二宮光昭君   調査係主査        有馬孝行君   議事係主査        有田佳代君 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午前10時00分 開会 ○議長(浅田良治君) ただいま、出席議員は29名であります。  定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  本日の会議は、議事日程第3号により進めます。  本日の会議録署名人に赤松与一君、我妻正三君を指名いたします。
     それでは、14日に引き続き一般質問を行います。  まず、岩城泰基君の発言を許します。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 岩城泰基君。 ◆1番(岩城泰基君) おはようございます。社民党の岩城です。  4項目について質問いたします。市長並びに関係理事者の明快な答弁をお願いいたします。  アスベストに関しましては、若藤議員、松本議員が代表質問で質問を行っております。なるべく重複しないように努力をいたします。しかし、質問の流れ上、重ねての質問もあろうかと思います。その際は、御答弁をよろしくお願いいたします。  さて、アスベストの問題でございます。  去る10月12日付の愛媛新聞では、石綿被害8万5,000人との環境省の推計が掲載されております。このことは、アスベスト被害が労働現場から地域社会へ拡散したと、こういったことが想定されるものでなかろうかと思います。  アスベストを取り巻くこれまでの経過について若干触れていきます。1986年、ILOは第72回の総会を開催しております。その中で、アスベストの使用に関する、安全に関する条約が制定されました。  ここでの議論は、使用の原則禁止か、それとも制御しながら使用していくのか、そういった中身であったと言われております。残念ながら、日本政府は制御しながら使用していく、そういった立場で主張を行っております。  また、1992年、社会党が石綿製品規制法を衆議院に提出しましたが、残念ながら廃案となっております。  10月12日付の愛媛新聞の記載は、環境省の統計は、アスベストの使用量に関して、輸入量、それに対する被害の想定を行っております。アスベストの輸入に関する調査を行いました。これは多くのことを物語っております。財務省貿易統計によるアスベストの輸入量の推移、それについて若干触れておきます。  まさに日本の高度成長期に石綿輸入が急増しておると。1960年当時5万トン程度であったものが1973年には35万トンまで急増しております。また、石綿に対するアスベストに対する危険性は国内で広く議論されております。そういった中で1975年、アスベストの吹きつけを禁止する特別化学物質障害等予防規則が制定されております。制定されたのは、1975年、これ以降もアスベストの輸入量は減っておりません。25万トンから35万トンの範囲で推移をしておる。危険だから石綿を規制すると。そういった中で、日本はアスベストの生産を抑制する動きが全く見えてないと、こういったことが言えます。アスベストの吹きつけが禁止されました。絶対量は減るわけなんです。アスベストの吹きつけに使っておったものが別な物にアスベスト成型材として使われた、こういったことが予測されるだろうと思います。  危険性を知りながらアスベストの生産をとめようとしなかった日本政府、この姿勢はまさに企業収益あるいは産業振興、そういったものを人の命よりか重く見たと、こういう結果だろうと思います。その結果、8万5,000人とも、あるいは10万人とも言われる国民の多くに犠牲を強いたと、こういったことだろうと思っております。  私は、アスベストは大変不幸な出来事だと考えております。国と企業の責任を明確にし、被害者と遺族に対して十分な補償をやるべきだと、そしてまた、新たな被害者が出ないような、万全な体制をしくべきだと、このように考えております。  アスベスト問題について、市長のお考えを伺いたいと思います。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 石橋市長。 ◎市長(石橋寛久君) アスベスト、最近またマスコミを通じて非常に取り上げられて、国民、市民の関心は大変強いことだということはもう間違いありません。  そんな中で、当然危険性が我々の思っていた以上にあると。しかもあらわれてくるのが20年先というような状況で、今現実にその被害が数字的にあらわれつつあるという状況だろうと思いますけれども、今後の使用については、当然、国も今まで以上に厳しい使用方法、使用制限等かけてくるということに思っておりますし、我々としても、必要があるところを制限していかなければいけないと思いますけれども、市のレベルでやれるところというのは、大変規制という意味においては限られていると。今使われているのは、議員御指摘のとおり、工業製品の中に練り込まれているものにかなりあるんではないかということを聞いておりまして、そこらあたりの安全性がどうなるのかというところ、国の方で十分チェックしてもらえるように、我々としても要望もしていかなければいけないと思いますし、注視はしていきたいと思っております。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 岩城泰基君。 ◆1番(岩城泰基君) お考えを聞いたんで、再質問は行いません。  通告をいたしておりました公共施設におけるアスベストの使用実態につきましては、前回の答弁を了とし、質問を行いません。  それでは、アスベストの除去、飛散防止対策等についてでございます。  高知労働局のホームページでは、アスベストの有害性について、石綿粉じんを少量吸収しても発症する可能性があると、また直接アスベストを取り扱っていなくても、建築物の劣化等により飛散した石綿粉じんを吸収する、そういった可能性もあると、こう述べております。  また、東京都衛生局のアスベスト飛散防止マニュアルの中では、アスベストは建設資材、電気製品、自動車、家庭用品等、3,000種を超える利用形態があると。現在、労働環境の問題ではなく、環境汚染による一般住民の健康問題として顕在化していると、このように記載がされております。  アスベスト問題は、今や住民の健康を守るという大きな行政課題だと考えます。  こういった点について、市長はどのようにお考えでしょうか。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 石橋市長。 ◎市長(石橋寛久君) 先ほども申しましたように使用の制限、そしてまた今後の対応、我々の市のレベルでいくと、やれることというのは大変限られているというところで、万全を期すように県、国にお願いしていくのが主な仕事になるかなというふうに思っております。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 岩城泰基君。 ◆1番(岩城泰基君) 兵庫県では、床面積80平方メートル以上のアスベストを含んだ建物を解体する場合、県への届け出と解体計画作成を義務づけると、そういった規制強化の条例を制定いたしました。一般住宅も対象にしますよといったことでございます。  市長の答弁にもありましたように、なかなか市独自の対策というのは難しい、これはわかります。宇和島市におきましても、当面、県の指導のもと、石綿障害予防規則等に沿った対応が進められると、そのように思っております。その中でも、県の指導に即応できる自治体での体制整備、また市民に対する正しいアスベストの情報提供は行政の大きな責務だろうと思っております。いたずらに不安をあおるものでもなく、きちっとアスベストの危険性を周知徹底させる、かなり難しい中身になってこようかと思います。  そしてまた、石綿障害予防規則は作業手順をきめ細かく制定をしております。工期や、あるいは経費についてまで触れております。余り安い価格で入札価格を決めるなと、法が遵守できるような価格設定をしなさいと、そういったことまで定めておるわけでございます。県の指導に基づいた対策として、処理の比較表、除去すべきか、あるいは塗り込めるべきか、あるいは囲い込みすべきか、そういった基準もまた示されてくるだろうと思います。処理選択のフローチャート等、あるいは除去工法マニュアル化が必要になってくる、それに対する適切な対応もまた求められてくると思います。  アスベストの問題、まさに管轄課は建築住宅課であったり、生活環境課であったり、あるいは健康増進課であったりします。そして、たくさんの施設を宇和島市は持っております。そういった中で、市職員のアスベストに対する認識の深化が、深まりがどうしても必要だろうと。1カ所だけ、アスベストに関する認識を深く持っておっても、アスベストの飛散に対する防止対策はできません。現場と管理する担当課がきちっと連絡とれる、そういった仕組みも必要かと思います。  また、市民相談やアスベストの除去、飛散防止等の効果的な対策を進めると。市では難しいと言いました。しかし、大きな課題でございます。建物の劣化等、施設の劣化等によるアスベストの被ばくはあってはなりません。そのために十分な体制づくりが求められておると思います。  そこで、提案でございます。各課の連絡調整や、あるいは認識の深化を図る、そういった意味で、宇和島市アスベスト対策会議等を設置して取り組みの強化を進めてはどうか、このように考えております。  市長に答弁をお願いいたします。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 石橋市長。 ◎市長(石橋寛久君) 御提案のものも含めて、市としてどういう対応をしていったらいいのか、早急に決めたいと思っております。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 岩城泰基君。 ◆1番(岩城泰基君) ぜひ宇和島市民の命を大切にする、そういった行政であってほしいと思います。よろしく検討のほどをお願いいたします。  現在、今の取り組みが30年、あるいは40年先の宇和島市民に対する責任を伴うものでございます。宇和島の市政、行政が何よりも宇和島市民の命を大事にしたものであったと、そう言われたいと願っております。アスベストに関する質問を終わります。  続きまして、労働安全衛生に関する問題でございます。  アスベストの問題を調査する中で、労働安全衛生法に対する認識不足を私自身も痛感いたしておるところでございます。アスベスト問題でも明らかなように、労働安全衛生法は、労働者の健康・安全を守る重要な法律でございます。自治体職場では職員の健康・安全だけでなく、市民の健康・安全と深くかかわってきます。病院や学校、保育園、公民館等、さまざまな市民の出入りがあり、騒音や照明、附帯設備、これらは職員と利用者である市民が享受します。建物自体に危険性が発生すれば、職員と市民は危険性までも共有することになります。  また、地方公務員災害補償制度における石綿ばく露による肺がん等の公務災害補償の状況が報告されております。この中で、水道課職員が中皮腫を発症し、死亡した事案が報告をされております。労働安全衛生法に基づいた安全衛生委員会の設置等、実効性ある運営が大切だと考えます。  安全衛生委員会は、一定の業種及び規模の事業所に設置が義務づけられております。自治体当局もこの法律が適用されます。  そこで質問でございます。宇和島市役所における安全衛生委員会の設置数は現在どうなっているか、担当理事者に答弁をお願いいたします。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 鎌江総務部長。 ◎総務部長(鎌江晋君) 今の御質問でございますけれども、宇和島市におきましては、労働安全衛生法第18条の規定に基づきまして、宇和島市衛生委員会規定を制定しております。  衛生委員会を設置する事業所としては、本庁、吉田支所、三間支所、津島支所、それに宇和島市立病院、それから吉田市立病院、津島市立病院と、ほかに津島やすらぎの里の8事業所となっております。  また、水道局では、労働安全衛生法第19条の規定に基づきまして、宇和島市水道局労働交通安全衛生委員会が制定されております。なお、合併後の職員配置に伴いまして、制度の適用が必要となる事業所につきましては、給食センターとオレンジ荘がございます。  今後は規定の見直しを含めまして、委員会設置の速やかな対応をしていきたいと考えております。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 岩城泰基君。 ◆1番(岩城泰基君) 今の答弁で、センター等が含まれておるといった答弁をされましたので、一応安心いたしました。法に基づいた安全衛生委員会の運用をぜひお願いしたいと思います。  また、労働安全衛生法の中では、その委員の選出についての規定もございます。議長を除く委員の半数は、労働者の過半数で組織する労働組合がある場合はその組合、ない場合は過半数を代表する者の推薦に基づき指名しなければならないとあります。委員の指名はどのようにされておりますか。関係理事者にお願いします。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 鎌江総務部長。 ◎総務部長(鎌江晋君) ただいま御指摘のありました労働安全衛生法の委員の数でございますけれども、これは労働安全衛生法第17条4項に規定されております安全委員会の委員の指名につきましては、労働組合からの推薦に基づきまして指名したいと考えております。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 岩城泰基君。 ◆1番(岩城泰基君) ありがとうございます。ぜひ法に沿った趣旨で指名をお願いいたします。  また、安全管理者、衛生管理者の選任についてでございます。  これも一定業種で常時50人以上の職員がいる職場は、安全衛生委員会管理者を選任する必要があります。安全管理者の職務は安全にかかわる技術的事項の管理を行うとともに、その危険を防止するため、必要な措置を講ずること、このように規定されております。また、衛生管理者は、衛生にかかわる技術的な事項の管理を行う、このように述べられております。職員の健康障害を防止するため、衛生委員会はその活動を行うと、安全委員会は施設等の安全面について検討するといったことだろうと思っています。安全管理者及び衛生管理者の選任はどのようになっておられますか。答弁をお願いいたします。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 鎌江総務部長。 ◎総務部長(鎌江晋君) 安全管理者と衛生管理者につきましては、労働災害の防止に関し、実務経験の豊富な方及び一定以上の労働衛生に関する知識を有している方から選任をさせていただいております。  なお、今後は選任の必要な事業所につきましては、それぞれの基準にのっとり、選任していきたいと考えております。また、継続的に職員を管理者として養成を行うために必要な措置を講じる必要があるのかなというふうに考えております。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 岩城泰基君。 ◆1番(岩城泰基君) 適切な答弁、大変ありがとうございます。  次、産業医の選任でございます。労働者の健康管理等について事業者に勧告をする、あるいは衛生管理者に指導・助言を行う、そういったものとして、産業医の選出も規定されております。産業医の配置につきましては、平成2年より地方交付税の単位費用に算入もされております。選任をすべき事由が発生した日から14日以内に産業医を選任しなければならないと、こういったような規定もございます。産業医の選出についてお伺いをいたします。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 鎌江総務部長。 ◎総務部長(鎌江晋君) 本庁や支所及び水道局並びに市立病院におきましては、合併前から選任をさせていただいております。そのまま引き継いでいただいて留任をしていただいているのが現状でございます。  なお、先ほど申しましたように、合併によります安全及び衛生委員等の見直しを行いますが、産業医が必要な事業所につきましては、厚生労働省令で定めている要件を備えまして、また健康管理を行っていくにふさわしい産業医を選任させていただきたいというふうに思っております。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 岩城泰基君。 ◆1番(岩城泰基君) 産業医に関する再質問はございません。  設置はされたが実効性ある運用がされていない、このような心配もしておるわけでございます。安全衛生委員会の開催状況も法によって定められております。労働安全衛生規則第23条第1項では、毎月1回以上の開催を行う。そして、安全管理者につきましては、職場等を遵守して、設備、作業方法等に危険があるときは、その危険を防止するために必要な措置を講じると、こういったことも前の質問で言いました。実効性ある安全衛生委員会の運用が強く求められていると思います。そういった点につきまして、開催状況等、答弁をお願いいたします。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 鎌江総務部長。 ◎総務部長(鎌江晋君) ただいまの質問で、安全衛生委員会の開催状況についてということでございますが、職場ごとでまちまちになっております。本庁では平成16年度1回開催をいたしております。これは庁舎内の禁煙等について検討をいただいておるものでございます。  また、市立病院では、昨年度9回、津島病院では4回、そして吉田病院では2回、それぞれ開催をして健康診断における健診事項の検討等を行っております。  今後につきましては、職場の安全管理と、職員の健康障害等を防止するためにも実効性のある委員会運営に心がけていきたいというふうに思っております。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 岩城泰基君。 ◆1番(岩城泰基君) 私も過去できてなかったことを責める気持ちは持っておりません。これからきちっとした実効性ある運用を強く求めていきたい、このように考えております。よろしくお願いいたします。  あとまた、メンタルヘルスの問題が大きな課題として上がってきております。平成16年3月30日には、職員の心の健康づくりのための指針が人事院から示されております。  また、合併により職場環境の変化等による、それに対応したメンタルケアが必要ではなかろうかと思っております。私も在職中、3名の方からメンタルヘルスについての相談を受けた経験を持っております。役所の仕事は、外から見る以上に厳しいものがございます。私も30年間役所に勤めて、その仕事の精神的な面を含めて、かなりきついということを実感しております。そして、私と同期で入った仲間が6人いるんですが、調べてみますと4人が60歳前に亡くなっておる。こういった実態がございます。見た目以上に精神的な負担を強いる職場である。そういった点を考慮した上、メンタルヘルス対策の充実を図っていただきたい。関係理事者に答弁を求めます。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 鎌江総務部長。
    ◎総務部長(鎌江晋君) 宇和島市におきましても、平成8年の行財政改革等によりまして、職員の適正化に伴う減員、職員の減員でございますけれども、それや行政職員に要求される住民のニーズの多様化、それから職務内容の高度化、そして合併に伴う事務量の増加、環境の変化等が要因となって精神的に悩んでいる自治体の職員が多いというふうに言われております。当市におきましても例外ではございません。精神的な悩みを抱えている職員に対しまして、今後どのような対応をするのか、また休暇等により一時的に職場を離れた職員の職場への復帰をどのようにフォローしていくのかということを課題として考えていきたいと思っております。  今後は、衛生委員会の中で保健師とか産業医であるとかという方の意見も十分に聞きながら、対応を協議していきたいというふうに思っております。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 岩城泰基君。 ◆1番(岩城泰基君) ぜひ心の健康保持、それに向けた職場環境の整備をお願いしたい。早期対応、もし発症した場合、円滑な職場復帰と、そして、再発防止対策と、そういった具体的なものについても検討をお願いしたいと思います。これについては、答弁は求めておりません。ぜひ労働安全衛生に関する実効性のある運用を市当局にお願いしたい。重ねて言います。市職員の健康管理、これをきちっとやるということは、市民の健康管理をきちっと守っていくんだと。自治体のありようは、民間企業にも波及をします。法を守り、法に基づいて仕事をやっておるのが自治体でございます。法の趣旨に沿った労働安全衛生委員会等の充実を求めます。そして、そのことを広く市民の民間の仲間にも知らせていく必要もあろうかと思います。労働安全衛生についての質問をこれで終わります。  続きまして、合併後の組織機構と人事異動についてでございます。  私も元職員でございます。5月いっぱい、職員として勤務をいたしておりました。そういった意味で、大変役所のあり方については気になります。市民の負託にこたえる行政の仕組みはどうあるべきか、こういった課題で働く側の立場に立って当局と交渉してきた経緯もございます。そういった意味で、合併した後、私の最後の職場でありました農業委員会をお尋ねして、ヒアリングを行っております。  若干驚いた事実も出ております。農業委員会の方から会務規定と組織機構についての資料をいただきました。宇和島市農業委員会会務規定第7条、ここには局長は会長の命を受け、職員を指揮監督し、農業委員会の事務を統括する。第7条の3には、分室長は事務局長の命を受けて、分室に属する事務を処理し、所属職員を指揮監督すると、こういった会務規定がございます。これに対して、機構図は分室長、局長、これが横並び一線でございます。  また、第8条には、局長に事故あるときは次長が、局長、次長がともに事故あるときは所管の分室長及び係長がその事務を代理すると記載されております。機構図では、次長は分室長の下位に位置をいたしております。はっきり言えば、課長補佐が課長を指導監督できるのかと、こういったことも言えようかと思います。  円滑な業務遂行のためには、職務と職責、それに応じた組織機構、これが大事でございます。それと、能力と実績に基づいた人事配置が必要だろうと思っています。そういった意味で、会務規定と組織機構、これの整合性あるものがまず求められると、このように私は考えます。業務遂行が円滑でなかったら、一番被害をこうむるのは市民の皆さんでございます。特に、行政組織におきましては、命令系統1本、こういった原則があろうかと思います。そういった意味で、農業委員会だけの調査でございますが、疑問を感じましたので、関係理事者に答弁をお願いしたいと思います。  また、農業委員会へ行きまして、局長以下、次長、管理係長、農政係長、農地係長、専門員、臨時職員等が配置されております。局長を除いて初めての職員だと伺っております。こういったことで果たして円滑な業務が遂行できるんかと。私も農業委員会におりました。農地法に精通した職員が最低2人以上は要る、そういった思いでございます。県との協議もあります。農業委員さんとのいろんな協議もございます。そういった中で、局長だけ経験者、あと全く新しい職員を配置したと、こういったことで果たして市長がおっしゃる第1次産業、農業の振興、そのための行政的な支援ができるのかどうか、極めて不安に思っております。まずは、農業委員会の人事異動及び組織機構の問題について、関係理事者に答弁を求めたいと思います。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 鎌江総務部長。 ◎総務部長(鎌江晋君) 今の農業委員会の組織機構と会務の規定について、ちょっと相違があるんではないかという質問でございます。詳しくは、人事課の薬師神課長の方から答弁をさせたいと思います。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 薬師神人事課長。 ◎人事課長(薬師神津一君) 御指摘のとおり、合併後の農業委員会の組織機構につきましては、吉田支所と津島支所に課長級の分室長が配置され、処務規定どおりの職務権限が生かされにくい状況となっております。これは、合併時に急激な住民サービスの低下を来さないよう配慮されたこと及び合併時に現職を保有するといった取り決めなどにより、合併時のみの一時的な対応であろうと考えております。  今後は、本庁と支所の事務のすみ分けを行い、本庁にまとめられる分野につきましては、本庁に統合し、肥大化した組織機構のスリム化を図り、合併の趣旨であります行財政の効率化に努めなくてはならないと考えております。このため、しばらくの間は処務規定を反映しにくい状況ではありますが、御理解いただいて、現状でのできるだけ効率的な対応を図っていただきたいと考えております。  また、今後は、御指摘のありましたようなことのないよう、異動後の事務内容も十分に考慮し、円滑な事務処理ができますよう人事異動に努めていきたいと考えておりますので御了承いただきたいと思います。  以上でございます。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 岩城泰基君。 ◆1番(岩城泰基君) 合併後の一時的なものであるという答弁をいただきました。組織機構についてはここで置きたいと思います。  ただ、私の述べた中身は、吉田町分室、これは課長であるからまずい、だめだよと言ったわけではございません。職務と職責に応じた人事機構をきちっとつくってくださいねと、そういったことでございます。  そして、合併後の行政サービスの低下は、これは許されません。吉田、三間、津島、宇和島、全体がバランスのとれた発展が望まれております。農業委員会の仕事も大変幅広く、きめ細かなものが求められてきます。それらを配慮した上で、職務と職責に応じた、そして仕事の量に応じた人員配置をすべきだと、合併前のサービス低下は行わない、これが基準だろうと思っています。そういった意味で、答弁は求めませんが、課長がいたからまずいといった質問ではないわけです。課長さん置いてもらって結構です。そういった意味で御理解をお願いしたい。  職員の人事異動、これについても農業委員会、問題ありましたので、全体的な人事異動について思いを述べ、関係理事者の答弁を求めたいと思います。  私も役所におりました。11年間、下波公民館と、その間全く異動はなかったわけです。10年間、生活保護行政、かなり異動サイクルの長い職員として勤務をさせていただきました。県に出た後、1年、宇和海支所、そして退職がありましたので、8カ月農業委員会と。そこで思いますのは、人事異動は職員の能力や職場活性化に欠かせないものだと、人事行政の一つの柱であろうと思います。  役所は法に基づいて仕事を行います。どの職場もそうです。法に精通した職員の育成も求められる。そういった中で、現実には異動サイクルの長い職員、短い職員、そういったいろんなケースが見受けられます。少なくとも、若い職員の異動の機会均等はきちっと図るべきだろうと思います。私のように11年も同じ公民館におらすような人事異動の内容はやめてほしいと。異動によって、いろんな課に行くことによって行政、実務能力というのは確実に高まってきます。そして幅広い視点から行政サービスの提供ができると、このように考えております。  また、職場での円滑な業務遂行も必要であろうと思います。職員の年齢構成や、あるいは経験年数、これも課の円滑な業務遂行には欠かせないだろうと。また、今、男女雇用機会均等法が実施をされております。この中には、募集、採用、配置、昇進など、女性に対する差別があってはならない。女性だけじゃない、男性に対する差別もあってはならないと、こう規定されております。これらを生かしながら、人事異動についての取り組みをやっていただきたい。人事全般については通告しておりませんので、人事異動という限られた範囲で質問いたします。関係理事者に答弁を求めます。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 薬師神人事課長。 ◎人事課長(薬師神津一君) 個人的な見解ではございますが、職員の人事異動につきましては、30歳前後までは本人の適性を見きわめる期間でもあり、幅広い視野で行政の仕事を見る機会を与えるという観点から、3年から5年程度で異動し、30代から40代にありましては、本人の適性に会った職場で専門性をより深めていくことのできるような異動を行うことが必要ではないかと考えております。なお、総体的には、高度な専門性や長年の経験の積み重ねが必要な職務を除き、基本的には長くても5年程度を目安にして異動を行うことが職員のモチベーション低下を防ぎ、職場の活性化も図られるのではないかと考えております。しかしながら、定員適正化計画実施によります人員減により、以前に比べ柔軟な人事異動が困難になってきており、中には異動サイクルの長い職員がおられるのも事実であります。  今後は、将来の人事配置を考慮した計画的な異動を実施する必要があり、また各職場におきましても、職員の異動を考慮した後継者づくりや事務の割り振りを行うなどの配慮が必要と思われます。  最後に、御指摘がありましたように、女子職員についてでありますが、職員募集、採用時の人員配置はもちろんのことでありますが、昇進などにおきましても、男女雇用機会均等法の趣旨にのっとり、人事異動の基本であります公平・公正な立場で判断すべきであると考えておりますので御了承いただきたいと思います。  以上でございます。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 岩城泰基君。 ◆1番(岩城泰基君) 人事というのは大変難しい問題であると思っています。できるだけ、職員の能力が生かせるよう、そういった配慮をしながらやっていただきたい。そして、そのことが市民の負託にこたえる質の高いサービスの提供につながっていくと、このように確信をいたしております。ぜひ今後ともよろしくお願いしたいと思います。  最後の質問に移ります。  地域審議会についてでございます。  合併に伴った附属機関として、地域審議会を設置する、あるいは設置しない、そういった点で議論があったと思います。地域審議会は、合併前の関係市町村の協議で設置するか、しないかを決める、内容についても大体合併前の協議会で話をやるといったことになっておるようでございます。旧市町単位で地域審議会が設置されると聞いております。その中身でございます。  一般制度として導入するのか、あるいは法人格を持ったタイプとして導入するのか、あるいは設置期間はどうなのか、設置区域、組織、定数についてはどのように協議されているのか、まだ詳しく提起をされておりません。どのようになっておるのか、関係理事者に答弁を求めたいと思います。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 河野企画部長。 ◎企画部長(河野廣行君) 岩城議員の御質問にお答えをいたします。  地域審議会の設置につきましては、御承知のとおり、合併特例法第5条4項によりまして、置くことができるとなっております。旧市町の各議会で設置が議決されまして、8月1日合併と同時に即時施行されておるところであります。  配置分合に伴います地域審議会の設置に関する協議書により、必要事項が定められているところでございます。設置期間は、合併の日から平成28年3月31日までとする。  区域につきましては、合併前の旧市町ごとに置く。  審議会の委員につきましては、15人以内をもって組織をいたします。  委員につきましては、当該区域に住所を有する者で、公共的団体の役職員、学識経験者のうちから、市長が委嘱し、委員の任期につきましては2年とすると規定をいたしております。  なお、地域審議会は一般の各種審議会と同じく、市長の公的諮問機関でありまして、合併特例区のような法人格を有するものではございません。  以上です。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 岩城泰基君。 ◆1番(岩城泰基君) 委員の任命はもう既にお済みになってるわけですか。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 河野企画部長。 ◎企画部長(河野廣行君) 委員の任命につきましては、現在政策調整課、3支所間で協議検討を進めております。素案といたしましては、委員は15名、その内訳につきましては、公共的団体の役職員8名、学識経験者7名、また男女共同参画社会基本推進法の推進という立場から、女性委員の枠につきましては30%、それから公募で入っていただく方につきましては20%と、そういった案で、現在検討をいたしております。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 岩城泰基君。 ◆1番(岩城泰基君) 質問を先回りして回答をいただいたような気もいたします。  地域審議会は、第27次地方制度調査会、この答申を受けて合併特例法に制定されたと認識をいたしております。まさに、ここでは基礎自治体における住民自治の充実、住民との協働推進のために新しい仕組みはどうあるべきかと、こういった中で議論されたものでございます。  そして地方審議会の任務は、新市建設計画の変更や地域振興のための基金運用、予算執行等に関する諮問に対して審議すると。それとあわせて公共施設の設置、あるいは管理運営、福祉、廃棄物処理等の施策の基本的な計画の策定と実施等につき、市長に意見を述べることができるとされています。まさに、住民自治をどのように拡充していくのか、地域のバランスのとれた発展のために、極めて住民意思の反映が強く求められる機関であろうかと思います。民意をより多く反映させる機関であってほしいと思います。  私も公募制の導入と男女共同参画基本法のこの立場から質問を予定しておりましたが、まさに宇和島市でございます。30%という数値目標を設定して、女性委員を15名の中に入れると、そういった答弁がございました。そして、公募枠も20%とっていると、すばらしい任命の仕方だと思います。ぜひそういった方向で、民意かきちっと反映され、そして地域審議会として地域のとりでとして機能できるよう、市民の声、地域の声、きちっと反映できる組織であってほしいと思います。  大変、質問の前に立派な回答をいただきましたので、地域審議会についての質問を終わりたいと思います。  時間、8分残しましたが、私の質問をこれですべて終了といたします。どうもありがとうございました。 ○議長(浅田良治君) 以上で岩城泰基君の質問を終わります。  次に、薬師寺三行君の発言を許します。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 薬師寺三行君。 ◆14番(薬師寺三行君) 皆様、こんにちは。吉田の薬師寺です。市議会では初めての質問であり、緊張をしております。どうかよろしくお願いをいたします。  初めに、新宇和島市の第2回市議会においてこのような発言の機会を与えられましたことに感謝をいたしますとともに、宇和島市民に対し、その責任の重さを痛感し、市議としての職務を十分に果たすべく全力を尽くす所存であります。  振り返りますと、1市3町の合併への道は平たんでなく、それゆえに、今まで尽力をしていただいた方々の思いをなし遂げなければなりません。  果たして、新生宇和島市はどうあるべきか。石橋市長の施政方針にも言及されているとおり、はっきりしております。  古来より「言うは易し、行うは難し」と、言われておりますが、理想を掲げ、現実に近づけるよう、一つ一つ実践して行かねばなりません。その政策課題は、山積みとなっています。  先祖伝来の自然環境を保全し、快適に暮らせるまちづくりを実行し、この宇和島に住んでよかったと、実感できるような宇和島市となるべきでありましょう。  しかし、現実はどうでしょうか。高度経済成長、急速な科学技術の進歩の後遺症として、自然、社会環境、騒音など、各面にわたって問題が起こり、公害、森林破壊、地球温暖化、ゴミ問題などの難問も多くあります。  また、一方では出口の見えない経済不況、高齢化や少子化に伴う若年層を中心とした人口減少による活力の低下は、柑橘栽培を中心とした農林業、魚類・真珠養殖に代表される水産業等、当地区の基幹産業である第1次産業の低迷に多大な影響を及ぼし、地域経済の活性化を妨げています。  それでは、我々の世代が責任を持って、後世へ受け継いで行くべき自然環境の保全と快適な市民生活に関する事項について質問いたします。  なお、先般行われました質問と一部重複する点があればお許しを願います。  初めに、近年増え続けるマイカーやトラック等で大気汚染物質の濃度は改善されず、また河川や湖沼の水質汚濁は悪化し、消費は美徳という風潮に惑わされ、産業廃棄物、家庭から出るゴミも相変わらず増えています。  現代、自然を中心とした環境と人間との共存、環境共生が説かれ、清浄な空気、水、静穏、景観など人間の生存に欠かせない良好な環境づくりが大切であります。  そのためには、市民一人一人が、自然や環境問題について理解を深め、関心とモラルを高め、意識改革を初め、環境教育の普及と徹底を図るべきではないでしょうか。  石橋市長の自然環境保全に対する構想をどのように考えておられますか、お尋ねをします。  また、最近、景観に対する関心が高まり魅力ある景観を持ったまちづくりが住む人々と訪れる人たちに豊かな感性を育んでくれます。当宇和島市は多くの島と、鬼ケ城を代表する自然豊かな山々に囲まれた東洋のナポリでもあり、先人が残した独自の文化や歴史、城下町として魅力ある財産を多く持っています。  歴史、文化遺産の保存、景観に配慮したまちづくり整備、心の潤いを求める公園、広場の整備、通勤・通学、買い物、医療など、生活圏域、物質流通など経済活動のための道路整備、安心・安全の水道事業や防災・防犯対策整備、市民の健康を守り、生命を大切にする地域医療の整備など、市民が安全で快適に暮らせるまちづくり構想について具体的にお答えをお願いいたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(浅田良治君) 理事者の答弁を求めます。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 石橋市長。 ◎市長(石橋寛久君) 薬師寺議員の御質問にお答えをいたしたいと思いますが、まず、最初にありましたように、自然環境保全に対する私の思いということでございますけれども、施政方針の中でも述べさせていただきましたけれども、やはり我々のこの宇和島市、産業面でも、また観光の面を考えても、自然環境、環境を離しては当然語れないまちであるということでございまして、ぜひとも、この特に恵まれている自然環境を保全していく、そのためにできることをできるだけ早く、そしてより大きな規模でやっていきたいというふうに考えております。  また、2点目の、市民が安全で快適に暮らせるまちづくり構想ということでございますけれども、これも具体的に私が今述べられる範囲では、施政方針で示させていただきました。いろいろな施策、やらなければいけないことは山積みしていると思います。防災に関しまして、具体的にいいますと、さきの台風14号のときにも、このときは私まだ市長ではありませんでしたけれども、見ておりまして、もし前回のような多くの市民を避難させるとしたら、実際にどういうことができるか、まだまだ検討しなければいけないところが多いと思いますし、1番にその広報手段すら、市として、周りの合併した旧3町は防災無線というのを持っておりますけれども、市の方は、それを持っておりませんので、多くの市民の方々にどういうふうに広報をしていくか、知らせていくかという、一番基本的なところでも大きな問題を抱えているというところで、検討しなければいけないことが本当に多いなということをつくづく思っておりまして、これらを一つずつ、具体的に片づけていきたいと思います。  ただ、私もすぐやりますというところを順番づけをしなければいけないと考えておりますのは、先日の御質問にもありましたように、当然、すべての事業、財政を伴ってくることがほとんどでございまして、この財政伴わずして、幾ら空論を言っても実現ができないという現実がございまして、私としては、合併後、この新しい宇和島市の財政がどういうふうになるのか、規模、それから中身についてももう一度、よく自分なりにも検討をした上で、大まかな方向性というものを議員の皆様方、議会の皆様方にもお示しするようにしたいと、できるだけ早くそれをやらなければいけないと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 高橋建設部長。 ◎建設部長(高橋周次君) 薬師寺議員御質問の、もうそれこそ具体的な答弁でございます。  まず、まちづくり構想についてでございますが、景観に配慮したまちづくり整備といたしまして、現在、宇和島市では城山を中心とした市街地地区におきまして歴史と文化に触れ合える数多くの観光資源を活用し、集客力の向上を目的に施設の基盤整備を行い、地域の活性化を促進させるため、現在建設部におきまして、平成17年から18年にかけまして高質空間形成施設として、観光ルートの代表的な箇所であります辰野川沿いの市道を景観に配慮した新しい道路空間として提供できるような施設を整備しようと考えております。  具体的には、舗装のタイプや色彩、またガードレールの形状など、現在検討中でございますが、関係自治会や観光関係者による高質空間形成施設整備事業協議会なるものを設けて、御意見を伺いながら事業を進めてまいりたいと考えております。  また、通勤・通学、買い物、医療など、生活圏域、物質流通などの経済活動のための道路整備といたしましてでございますが、生活圏域の道路及び経済活動のための道路整備として、現在、宇和島北から西予宇和間の早期完成を強力にお願いをしているところでございます。  また、津島高田寄松間については平成21年度の供用を目指しておるところでございます。  今年4月に事業化された岩松高田間につきましても、測量の立入説明会を、明日でございますが、開催をする予定にしております。
     このような主要道路整備により、所要時間が短縮される沿道地域に生活利便性の向上と広域医療ネットワークによる救急救命医療などの支えとなり、災害時には代替道路としての機能を果たせるとともに、流通販路の拡大等、さまざまなメリットをもたらすと考えております。  また、一般県道の改良についてでございますが、西谷吉田線、これは200メートルと部分的な改良ではありますが、昨年度、測量設計は済んでおり、今年度、用地買収に着手予定と聞いております。  吉田宇和島線、これにつきましては、現在1期分が進捗率60%、2期分につきましても、昨年度測量調査を済ませており、現在地元調整中であると聞いております。  生活圏域の道路につきましても、創意工夫した道路整備に取り組みたいと考えております。  以上でございます。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 薬師寺三行君。 ◆14番(薬師寺三行君) ありがとうございました。  ここで若干補足質問にもなりますけれども、自然環境の破壊が進みつつあると言われていますが、宇和島を中心とした南予地域の自然破壊の現状、まず、大気汚染度についてですが、市街地と周辺旧3町の空気汚染度は調査をしているのでしょうか。  また、交通量の多い地点での排気ガスの調査、星の見えぐあいについての調査など、近年呼吸器関係の患者が多いと聞いていますが、また海水・河川の汚染についてですけれども、宇和島内港の諸点、吉田、津島、島しょ部の各港の調査、上・中流域での河川の水質調査等、行っておられると思いますが、5年前、10年前の結果とはどのように違っているのでしょうか。  調査してなければ、実施する考えはあるのでしょうか。  また現在、少子高齢化が一段と進み、ひとり暮らしの高齢者も増えております。高齢になりますと、病院が身近に必要となってきます。地域医療の充実とともに高齢者用の住宅整備が急務と考えておりますが、どのような計画をお持ちでしょうか、答弁を願います。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 三好環境部長。 ◎環境部長(三好英雄君) ただいまの大気汚染の調査についてお答えいたします。  大気汚染の調査につきましては、愛媛県が実施いたしております。有害大気汚染物質の調査を毎月1回実施しております。これによりますと、いずれも環境基準を大きく下回っておりまして、全く異常がございません。今後もこの推移を見守っていきたいと考えております。  それから、河川の水質調査でございますが、宇和島市内におきまして毎年16カ所、年に4回実施いたしております。とりわけ、辰野川下流の調査結果を見てみますと、昭和51年以降の水質評価は、適度な増減を繰り返しておりますが、最近、平成10年以降につきましては、公共下水道の整備、それから市民の皆様方の意識の向上と思いますが、大分きれいになってきているという状況でございます。  旧3町の区域におきます河川調査につきましては、現在県が実施しております。それに加えまして市独自の調査も今後していくべく、検討を進めておるところでございます。  以上でございます。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 石橋市長。 ◎市長(石橋寛久君) 高齢者住宅につきましては、現在、改築中の伊吹、仮称ですけれども、庶民住宅の方でもそういう高齢者住宅を併設するという予定でおりますし、今後またその経過を見ながら、市営住宅の中でどういうふうに取り入れていくべきか、考えていきたいと思っております。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 廣瀬産業経済部長。 ◎産業経済部長(廣瀬尚志君) 薬師寺議員御質問の水質調査についてのうち、海の汚染調査についてお答えいたします。  旧宇和島市の漁業海域では、平成7年より61定点において海底の汚染度合いを示す海底泥硫化物測定を年2回実施しております。その結果によりますと、平成16年度の海底泥乾燥1グラム当たりの硫化物量は、5年前、10年前と比較しまして、やや改善されています。数字はわかっていますが、省略させていただきます。これは、餌料効率の悪い名前からペレットに変更され、海底にたまる残餌が減少したことと、漁業者の養殖方法が改善・効率化されているなどに起因するものと思われます。  以上でございます。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 薬師寺三行君。 ◆14番(薬師寺三行君) ありがとうございました。  先ほど、高齢者住宅を整備しているということでございましたが、ひとり暮らしの専用住宅を考えていただきたいかなと思っております。  それと、選挙期間中なんですけれども、いろんな各地を回ったわけでございますが、そういう折に、呼吸器系患者が多い地区がございました。これも少なからず環境の変化や遺伝子によるものでも考えられますが、このような場合、地区の健康診断、環境調査など、対応される考えはございますか。  それともう一つなんですが、私たちの生活や利便性を高めるために、各地で護岸工事が行われて、本来の砂浜によるところの海の浄化、また酸素補給等が失われていますが、今後護岸工事工法における工夫や、砂浜の復活をどのように考えておられるか、お聞きしたいと思います。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 石橋市長。 ◎市長(石橋寛久君) 先ほどの呼吸器の患者さんが一部の地域に偏在されているというふうに理解されるんですけど、残念ながらといいますか、今のところ、私の方には地域に偏ってそういう患者さんが発生しているという報告は受けておりません。また、後ほど詳しい場所等教えていただいて、また実情調査して、必要あれば対応を考えてみたいと思います。よろしくお願いします。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 高橋建設部長。 ◎建設部長(高橋周次君) 砂浜の件でございますが、現在あるものにつきましては、それを保全するといったような工法で実施をしていただいておるようでございます。  昔あって、今それを復活できないかというふうな御質問だと思いますけれども、これは海岸管理者の方に協議をしていく必要があろうと思いますが、どうして昔あったものが現在なくなっているかといったこと、そういった原因究明するのが非常に大事ではないかと。それを人工的に復旧しても、地形的な条件で、またすぐ失ってしまうというふうなことでは余りメリットがないと思いますので、そこらの原因究明あたりを含めまして、海岸管理者に今後協議をしてまいりたいと思っています。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 薬師寺三行君。 ◆14番(薬師寺三行君) ありがとうございました。  環境を守ること、とても大切であります。どうかよろしくお願いをいたします。  次に、産業の活性化と、それに伴う整備計画についてお尋ねします。  山の緑、海の青、自然は生きています。そして私たちは生かされております。  地元の第1次産業の活性を促すものとして、米、ミカン、養殖があります。  吉田地区の基盤産業であった、ミカン生産も大きな岐路に立って以来、有志の努力があり、みかん研究所である、農業試験場、南予分場の拡充整備の計画が着々と進められ、平成19年完成の予定となっています。  このみかん研究所は、単なる品種改良の場でなく、温暖化で変わる気候風土に応じた技術と品種、地の利を生かした宇和島ブランド品づくり、一歩先の産地化を目指し、次世代につなぐものであり、そのためにも研究者や学生の研究の場となれるよう、多面性を持たせるべきではないかと思われます。県の機関であると思われるかもしれませんが、県民のためでもあるわけですから、大いに活用して、新しい生産物のPRにおいて、国内外を問わないネットワークを持つ施設となるべきであります。  また、水産業においてもしかりであります。  真珠、ブリやヒラメの養殖等々、海の自然を守る研究とともに歩む漁業が大切だと考えています。過去、水産大学を招致する話が、旧宇和島市にあったと聞いていますが、若い人たちに学びの場、研究の場を提供することがすばらしいことであり、地域が生き生きとなる源でもあります。  人を育て、自然を守り、生活を営むことへ投資する意味においても、地場産業を活性化させるためにも視野を大きく広げ、研究所を活用させた観光客招致等、他産業との発展に寄与する整備計画が必要と考えますが、いかがでしょうか。  また、若い後継者づくり、及び人材を地元に定着させるために、無償投資をすることはできないのでしょうか。  人が集まれば、消費生活が生まれ、まちのあらゆるものが動いていきます。  水も動かさねば、腐ります。人がいなければ、まちは滅びます。思い切った政策が急がれます。どのようにお考えでありますか、答弁を求めます。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 石橋市長。 ◎市長(石橋寛久君) 低迷する1次産業を打破するためにも、今議員のおっしゃいましたように、研究機関等の充実、拡充というのは、実際に必要でもあろうと思いますし、地域のモチベーションといいますか、やる気を起こさせるためにも大いに役立つものと思って、私もその研究所、また大学等、できるだけ可能性あるものを逐次拡充していきたいと思っております。水産大学におきましては、単独での設立というのはなかなか財政的にも難しいと思わざるを得ませんけれども、愛媛大学農学部との協力関係の中で、これから徐々に研究所の設置等、活動を広めていって、将来的に水産学部が愛大の中に設立されたら一番いいなと、ありがたいなと思っております。その方向で今後も地道に動いていきたいと考えております。  それから、ちょっと御質問の中の無償投資をするというような発言ありましたけれども、ちょっと具体的に私も理解できないところがありますので、御説明をいただいたら、大変ありがたいと思います。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 薬師寺三行君。 ◆14番(薬師寺三行君) ちょっとわかりにくかったかもしれませんけれども、後継者、農業の場合ですけれども、後継者で農業につくということで、結局大学とか、試験場の方へ研修に行った場合、補助金ですかね、補助制度があるかと、それも無償の補助金があるかということで、地元にできるだけ人材を残していきたいと、後継者をつくっていきたいという立場からですが、よろしくお願いします。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 石橋市長。 ◎市長(石橋寛久君) 今言われましたような、実際的な補助制度があるかどうかというところになりますと、私もすぐにようお答えしませんけれども、大きな仕組みとしては、例えば県の農業大学校、ここの授業料というのは大変安く設定されていると思っておりますし、またやる気の方々の受け入れを幅広くできるように、それなりの待遇においても配慮がなされていると理解しておりますので、まだまだ必要なところはあると思いますけれども、今御質問の趣旨、発言の趣旨を踏まえながら、また我々も見直してみたいというふうに思います。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 廣瀬産業経済部長。 ◎産業経済部長(廣瀬尚志君) 産業の活性化とそれに伴う整備計画について、市長の答弁に補足します。  産業の活性化とそれに伴う整備計画についてのうち、地域の特性を生かした産業の発展についてと、みかん研究所の早期開所への尽力と、その内容については相関連しますので、あわせて答弁をさせていただきます。  御承知のとおり、当市の産業は、第1次産業が主であり、就業人口も第1次産業が約22%を占めております。この産業の発展は何と言っても漁業・農業の発展に尽きると思います。今議会でも関連の御質問がありましたが、第1次産業発展のためには、山地の育成、ブランド化の推進が不可欠であり、これらを推進していきたいと考えております。  まず、漁業関係ですが、水産業の復興のためには、試験研究や普及の核となるシンボル的な施設が必要であると考えており、それを含めまして地域の特性を生かしながら、宇和島市の水産業をどうしていくのかということを水産振興ビジョンの中で中・長期的に検討してまいりたいと考えております。  次に、農業ですが、ブランド化を目指すためにも、地域に適した有料品種の育成、新技術の確立が必要であります。幸いにも県が整備していただいております地元吉田町のみかん研究所の早期開所により、一日も早い有料品種の開発、普及並びに新技術の確立が不可欠であり、早期完成を要望してまいりたいと思います。  みかん研究所の内容ですが、整備方針は温州ミカン生産を担う研究所としての温州ミカンの新品種の開発と、本県に適した栽培技術の確立であり、研究目標につきましては、一、温州ミカンの育種、栽培研究の集約、2番目に南予地域等、産地に密着した試験研究や環境保全型試験の実施などを目標に整備していただいております。  平成18年度に完成と聞いております。この研究所は平成8年4月に開設され、現在までに約500名以上の研修生などを排しており、地域の柑橘研究機関の核となってきましたが、今後も、より一層地域農業者並びに後継者の研修の場となるよう県にお願いしたいと考えております。  また、産業発展のためには、後継者の育成がどうしても必要であります。後継者育成の一環としても、後継ぎを含め、小・中学生に農・漁業の体験学習をするなど、子供に親しみを持ってもらうことが必要と考えておりますので、御理解と御協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。  次に、研究所を活用させた観光客誘致など、他産業の発展に寄与する整備計画はあるかについてですが、みかん研究所については、今後どういった方向で観光施設としての利用ができるか、考えていきたいと思います。  観光と他産業との結びつきにつきましては、海関係、農業関係、森林散策、植林などの山関係などを組み合わせた自然体験型観光を推進し、おのおのの産業への理解度を高めるとともに、市民参加型産業の構築を目指しております。  その中でUターン、Iターン、定年者などの移住促進、季節定住者の誘致などに取り組み、農林水産業の就業規制などの緩和施策も考えていきたいと思います。  以上でございます。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 薬師寺三行君。 ◆14番(薬師寺三行君) 大変詳しい説明をありがとうございました。  それでは、現在の地球は、特に北半球の温暖化が目立って、当地方も年平均気温1度上がって17度、かつての鹿児島並みであります。特に、冬場の気温が2.5度上がり、暖冬、11月から3月までの気温が上がりまして、日本一、桜の開花も早い、秋も長くなっている傾向であります。  そこで、温暖化にかわる技術と品種を生み出し、一日も早い宇和島ブランド品の育成を図らなければならないと考えております。  特に最近は、文化や食生活の変化に伴い、健康食やダイエット食等、機能性成分の含有品種によるジュース及び加工品等も有望視されているところであります。  そこで、提案をいたすわけでございますが、ミカン生産大産地である当地方ならではの、水道からジュースが出るがごとき、ジュースの泉を市役所内に設置していただいたり、移動型のジュース生産バス等を創生するために、経済基盤強化地域支援の地域経済活性化対策事業を活用する考えはないでしょうか。  また、今回、宇和島市と吉田町、三間町、津島町の合併で、海と山、ミカンと米、海産物の商品が豊富となりました。  そこで、一例として、駅前広場の活用で、宇和島ブランドの海の幸、山の幸、そして移動ジュースバスによる朝市を提唱し、定着することで泊まり客を増やし、まちの復活を図る考えはないでしょうか。  先ごろ、台風被害に遭いましたアメリカのニューオリンズでは、ジャズで復活を計画されていると聞いていますが、いかがでしょうか。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 石橋市長。 ◎市長(石橋寛久君) ただいま御提案のありましたミカンジュースの提供方法等のやり方、大変ユニークな発想であるかなと思います。実現できるかどうか、検討をしてみたいと思います。  また、地域の産物、海の幸、山の幸を売れるようにというところで、朝市などもやれたらというところで、駅前というところもありますけれども、どこにやるのがいいのか、そういうところも含めて考えてみたいと思っております。  また、私としては、これまでの選挙でも訴えてまいりました海の駅の実現ということも一日も早く図って、地域の物産の展示と販売ができるように、一日も早くその体制づくりを頑張っていきたいと思っております。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 廣瀬産業経済部長。 ◎産業経済部長(廣瀬尚志君) 議員御質問のとおり、地球温暖化は想像以上に進んでおり、隔年結果、浮き皮も温暖化の影響が大きいと言われております。これらの対策技術としては、南予分場の高木分場長が提唱されています樹幹上部摘花が効果があるようです。また、品種につきましては、高糖系で浮き皮が少ない品種として、田口早生、石地温州、川田温州があるようですが、石地・川田は、隔年結果するようです。また、晩柑ではM16デコポン、瀬戸香、カラーマンダリンなどが温暖化に適しているようです。  南予分場では、温暖化対応越冬柑橘試験を行っておられ、対象品種はカラーマンダリン、河内晩柑などですが、まだ結果は出ていないようです。  また、柑橘以外でもマンゴーやアボカドなども検討していくべきではないかと言われております。  特に、最近、いろいろな品種が育種されており、農家の方もどれを植えればいいのかわからない状態ではないかと思いますが、何といいましても、産地の育成、ブランド化を進めるためには、農家並びに関係機関が一丸となり、新しいものに取り組む気持ちが一番大切ではないかと思います。行政といたしましても、できるだけのことはやろうと考えておりますので、薬師寺議員さんも産地の育成、ブランド化を推進するアイデアの御提案をしていただきますよう、よろしくお願いいたします。
     以上でございます。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 薬師寺三行君。 ◆14番(薬師寺三行君) ありがとうございました。地元に数多くの後継者が育ちますように、また新しい構想が生まれて、ますます活性することをよろしくお願いいたします。  次に、インフラ整備、廃棄物処理、公共下水道整備についてであります。  これまで資源の有効利用、廃棄物の抑制や減量化などが強調されてきましたが、近年、廃棄物処理場の不備、あとを絶たない産業廃棄物などの不法投棄は環境の汚染や人間の健康への影響が危惧されています。  また、戦前まで河川は多くの人々に愛され子供の水泳、遊び場でもありました。  多様な微生物のおかげで、浄化能力を高め、健全な飲料水として利用をしていましたが、今ではその微生物の生存さえ危機的状況に置かれています。  そこで、廃棄物処理や公共下水道の整備について現在の状況と、旧三間町、旧津島町、旧吉田町の整備計画はどのようになっているのか、お尋ねいたします。よろしくお願いいします。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 高橋建設部長。 ◎建設部長(高橋周次君) 公共下水道の整備について、現在の状況と旧3町の整備計画があるのかという御質問でございますが、旧宇和島市におきまして、公共下水道全体計画が1,019.2ヘクタールでございます。そのうち、現在認可を受けております面積が425.9ヘクタールでございます。17年の9月末現在での認可区域内の水洗化率につきましては、56.48%でございます。また、旧津島町におきましては、公共下水道計画、全体計画で197.3ヘクタール計画がございます。計画といたしましては、24年度以降の計画になっているようでございます。  次に、吉田町につきましても、同じく計画はございますが、これも24年度以降の計画でございます。  旧三間町につきましては、現在のところ計画は未定でございます。  以上でございます。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 三好環境部長。 ◎環境部長(三好英雄君) 現在の廃棄物処理の状況でございますが、家庭ゴミにつきましては、本庁、支所ともに処分場に持ち込んでおります。  そこでは、焼却または埋め立てを行い、適正に処理しております。  また、乾電池や鉄くずなど、処分場で処理できないものにつきましては、再処理工場などに送るなどして、資源化に努めております。  古紙、缶類、ペットボトルなど、資源ゴミにつきましては、各支所単位で処理しております。  今後は、今ございます処理等を有効に利用して、効率のよい処理体制の構築に努めてまいりたいと考えております。  それから、今後の廃棄物処理計画でございますが、愛媛県ゴミ処理広域化計画に基づきまして、ゴミ処理の広域化や最終処分場及びリサイクルに関する課題の解決を図るため、当地域におけるゴミ処理の広域化、集約化を策定するために、広域事務組合において一般廃棄物処理基本計画を策定しております。  これによりますと、ゴミ焼却場は北宇和郡及び愛南町を含めた広域的な建設、また最終処分場につきましても広域的な建設を計画して、広域化、集約化を進めているところでございます。  以上でございます。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 薬師寺三行君。 ◆14番(薬師寺三行君) ゴミ焼却場の広域化ということでございましたけれども、今度、広域化で大きな焼却場ができる場合、生み出される余熱利用方法とか、再生工場を兼ねそろえた設備内容が必要と考えますが、そういう考えもお持ちでしょうか。  また、産業廃棄物、また家庭ゴミの処理についての現状は聞きましたが、ゴミの分別法のさらなる細分化と収集の簡素化、そして合理化を図りながら、ゴミの有効利用に向けて、研究機関との連帯は考えているのでしょうか。  また、現在最終処分場の実態でありますが、残地利用を考えた上で、公園にするのか、また屋内施設などでの無公害化を図るということになっておりますけれども、そういう跡地を何かにするという目的を決めてすれば、場所選定が非常に楽になるのではないかと思っていますが、そういう点はどうでしょうか。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 三好環境部長。 ◎環境部長(三好英雄君) ゴミ焼却場の建設につきましては、先ほどもちょっと述べさせていただきましたが、現在広域事務組合において平成24年の供用開始を目指しまして、場所の選定等を行っております。  これによりますと、宇和島市北宇和郡、愛南町を含めた広域的な施設を計画しております。施設の設置場所が決まりましたら、それから施設設備の内容の検討に入るということでございます。  それから、産業廃棄物と家庭ゴミの処理についてでございますが、産業廃棄物は県知事の許可を取った収集運搬業者が取り扱っております。産業廃棄物の処分場につきましては、この近辺では、民間の事業所が多いようでございます。  宇和島市は事業系一般廃棄物と家庭系ゴミの取り扱いを行っております。家庭系のゴミにつきましては、燃えるゴミと燃えないゴミに分けて、中間処理施設または最終処分場で適正な処理を行っております。  将来、ゴミを減量化していくため、議員御指摘のとおり、さらなる分別を行い、細分化しなければいけないと考えております。  今後は、市民の御協力を得ながら、できるだけ負荷を少なくする方法を研究してまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  それから、現在の最終処分の実態はどうかという御質問でございますが、最終処分場につきましても、今、広域的な最終処分場の位置等について検討をしているところでございます。  跡地利用につきましては、埋め立て完了後、土地の安定化を待って、地元関係者の皆様方と協議をしながら、跡地利用の計画を進めていかなければならないというふうに考えております。どうぞよろしくお願いいたします。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 薬師寺三行君。 ◆14番(薬師寺三行君) ありがとうございました。  環境問題は、また委員会もございますし、また広域もございますので、その場でまた質問、また審議を詳しくさせていただきたいと思います。どうかよろしくお願いします。  時間が余りましたけれども、今回の選挙、石橋市長は、タイトル、夢の実現ということでございました。私は夢の創造でありました。市民の夢、私たち議員の夢、そして市長の夢、少しでも多く実現できますよう願って、質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。 ○議長(浅田良治君) 以上で薬師寺三行君の質問を終わります。  これをもちまして一般質問を終了いたします。  次に、「報告第4号・専決処分した事件の承認について」「専決第26号・宇和島市有代替旅客自動車運送施設の設置及び管理運営等に関する条例の一部を改正する条例」以下、日程記載の順を追い、「認定第2号・平成16年度宇和島市一般会計及び特別会計決算の認定について」までの、全案件を便宜一括議題といたします。  これより質疑に入ります。  質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。  次に、本日理事者からお手元に配付のとおり、「議案第44号・工事請負契約について」が提出されました。  お諮りいたします。  この際、「議案第44号」を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 異議なしと認めます。  よって、「議案第44号」を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。  それでは、「議案第44号」を議題といたします。  理事者の説明を願います。      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 鎌江総務部長。 ◎総務部長(鎌江晋君) それでは、ただいま上程されました案件について御説明をいたします。  「議案第44号・工事請負契約について」でございますが、この案件は、朝日町1丁目から朝日町3丁目に係る県道吉田宇和島線の地下に城北ポンプ場と直結した雨水管渠を布設することにより、浸水被害をなくし、快適な生活環境の創造に寄与するものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(浅田良治君) 以上で説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  御質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま上程中の各議案は、さらに慎重審議を行うため、お手元に配付の付託表のとおり、所管の委員会に付託いたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 異議なしと認め、そのように決定いたします。  次に、「認定第1号・平成16年度宇和島市公営企業会計決算の認定について」及び「認定第2号・平成16年度宇和島市一般会計及び特別会計決算の認定について」以上2件につきましては、28名の委員で構成する宇和島市決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査といたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 異議なしと認め、そのように決定いたします。  なお、委員の選任につきましては、別紙一覧表のとおり、宇和島市決算審査特別委員会委員に選任することに御異議ございませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浅田良治君) 異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました方々を宇和島市決算審査特別委員会委員に選任することに決定いたしました。  なお、正副委員長の選任につきましては、本会議最終日に選任いたしたいと思います。  これにて本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。      午前11時47分 散会 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。    宇和島市議会 議長  浅田良治           議員  赤松与一           議員  我妻正三...