市長。
3:
◯藤井市長 皆さん、おはようございます。
本日、ここに平成21年第8回東かがわ市議会
臨時会を招集いたしましたところ、
議員の皆様方には公私何かとお忙しい中、ご参集をいただき、心から感謝申し上げます。
今
臨時会に提案し、ご審議賜る議案は、本年8月の台風9号による災害復旧事業に伴う平成21年度一般会計補正予算であります。何とぞ、慎重なるご審議の上、ご賛同くださるようお願いを申し上げます。
4:
◯矢野議長 日程第4 議案第1号 平成21年度東かがわ市一般会計補正予算(第7号)についてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
市長。
5:
◯藤井市長 議案第1号 平成21年度東かがわ市一般会計補正予算(第7号)について説明を申し上げます。
歳入歳出それぞれ2億3,934万8,000円を追加し、補正後の予算の総額を204億1,747万2,000円とするものであります。
今回の補正では、台風9号による災害復旧事業に要する経費について計上いたしております。
まず、主な歳出について説明いたします。
農林水産事業費では、農道・水路等の小規模災害の復旧に係る補助金と美しい森林づくり基盤整備交付金事業により、林道の原形復旧と構造物の改良に要する費用を計上するものであります。
農業用施設災害復旧事業と公共土木施設災害復旧事業については、災害復旧費にそれぞれ必要とする費用を計上しております。
次に、歳入については特定財源として、それぞれの補助率に基づき、国庫支出金、県支出金、市債及び分担金を充当し、さらに不足する額につきましては前年度繰越金で措置したものであります。
これらは、二次災害等防止するためにも早期事業の着手が必要と考えておりますので、よろしくご審議、決定いただきますようお願いを申し上げます。
6:
◯矢野議長 これより議案第1号の質疑を行います。
質疑はありませんか。
石橋
議員。
7:
◯石橋議員 今の補正ですが、件数から見て1件当たりの金額もそんなに大きくないと思っております。それで、恐らくこれ予算が通ったらすぐに調査設計、それから実施設計の委託が始まるんだろうと思います。ただ、この中で、少額なものですぐにでも発注できるものがあるのかどうか。例えば、市の職員で簡単に設計ができるもの。やはり技術的に外部に委託せんと設計が上がらないものの区別があるのかどうかと。
それともう1点、恐らくそんなに大きい金額のものは無いんだろうと思うんですが、発注の仕方について、やっぱり地元業者に優先的に発注するのかどうか。
またもう1点、件数がかなり多いので、例えば近所のやつを1件、2件、3件、まとめて1件として発注したりするのか、その辺の発注の形態についてお伺いしたいんですが、よろしくご答弁をお願いします。
8:
◯矢野議長 事業部長。
9: ◯元
行事業部長 ご質疑の件でございますが、直接職員が設計をして、するというのは今のところ予定してございません。
それと、近所のものをまとめてというお話ですが、それも今のところは考えてございません。
あと、業者に関しては総務部の関係になりますので、ちょっとお答えできませんので、総務部のほうでお願いできればと思います。
10:
◯矢野議長 総務部長。
11:
◯松村総務部長 地元業者を活用のご質疑でございますけど、本市の指名基準と申しますか、業者の選定基準に沿った形で事務を進めてまいりたいと、このように考えてございます。
12:
◯矢野議長 石橋
議員。
13:
◯石橋議員 前回、一般質問であったかと思うんですが、今の規程、基準は当然あるのは分かっておりますが、それにかなり近い部分であれば、例えば規程を変えるなり、条例を変えるなりしてでも、できるだけ地元にということをお願いしたいなというふうに思います。
それについて一言答弁をお願いします。
14:
◯矢野議長 総務部長。
15:
◯松村総務部長 当然、
議員各位のご趣旨は分かってございますので、その辺りを考慮しながら物事を進めたいと思います。
以上でございます。
16:
◯矢野議長 いいですか。
17:
◯石橋議員 はい。
18:
◯矢野議長 ほかに質疑ございませんか。
安西
議員。
19:
◯安西議員 この前の災害もそうですけれども、今回の災害に対しての入札の内容についてなんですけども、よく業者の方がいつもおっしゃっておるんですけども、やはり現場でする工事、災害の場合、特に場所を選びませんから、なかなかそこへ入りにくいということがあります。ほなから、現場の工事を入札の対象にするのか、それとも入るまでの道が狭かったら重機なんかの搬入で道を広げたり、田んぼをちょっと借りたり何かする場合があると思うんですよ。そういうふうな経費も入っとんでしょうか。
20:
◯矢野議長 事業部長。
21: ◯元
行事業部長 入るまでの経費も積算の中に算入いたしておりますので、ご了承いただいたらと思います。
22:
◯矢野議長 ほかに質疑ございませんか。
田中孝博
議員。
23:
◯田中(孝)
議員 先ほどの部長の答弁で、基準に従ってと、そして考慮をすると、これはどのように解釈をしたらいいのか、ちょっとお教えいただきたい。
24:
◯矢野議長 総務部長。
25:
◯松村総務部長 今回の工事規模と申しますか、からすれば一般競争には該当しない案件がほとんどでございます。すべて多分一般競争には該当しないということになりますので、現在、本市が行ってございます希望型の指名競争入札によって事務を進めてまいりたいと思います。
その中で問題となるのが、業者の指名する範囲であろうかと思いますので、これについては市内業者だけに限定するものか、長尾土木事務所管内の業者に限定するものか、香川県内に限定するものか、そういった部分について、地元優先ということで可能な限り、その方向で調整を図っていくといいますか、検討してまいるということでございます。
以上でございます。
26:
◯矢野議長 田中孝博
議員。
27:
◯田中(孝)
議員 非常に分かりにくい答弁でありまして、今言う指名業者、指名制度に変えると、小さいものについてはね。これは分かります。そして、それが市内業者なのか、また大川地区業者なのか、県内業者なのか、それを考慮するというんでしょう。明確にできないんですか。
28:
◯矢野議長 総務部長。
29:
◯松村総務部長 具体的には本市の入札の審議会のほうで、合議制のほうで決定してまいりますので、その辺りの議論を踏まえて、今後決定していくということでございますので、ここで市内の、例えば本店の業者だけで入札執行しますということは、断言してお答えすることは今できないということでございます。
30:
◯矢野議長 田中孝博
議員、いいですか。
31:
◯田中(孝)
議員 もう1回。
32:
◯矢野議長 田中孝博
議員。
33:
◯田中(孝)
議員 審査会自体が職員内部でやっとんでしょう。それだったら今言う執行部がある程度イニシアチブをとれば、審査会も当然それに従うべきになるん違うの。どんなですか。
34:
◯矢野議長 総務部長。
35:
◯松村総務部長 契約担当者である市長から委任をされて審議会があるわけでございますので、そこで各委員と申しますか、各部長なり関係課長の意見を調整した中で決定するということでございますので、その辺りはご理解いただきたいと思います。
36:
◯田中(孝)
議員 はい、結構です。
37:
◯矢野議長 ほかに質疑ございませんか。
木村ゆみ
議員。
38: ◯木村
議員 全体的なところでお伺いするんですが、災害全般で、これまででも災害が何度かありまして、そのときにこうした災害復旧という形で取り上げるとき、地元からここが壊れている、ここが崩れている、ここがどうだというのが来てから見に行くのか、そしてこれ、災害復旧のこういう補助金、結構大きな、これ被災の95%という非常に大きい補助があります。そういう中に、これまでのものを、変ですけども、うまく含めて市はこれまで課題となっていたものをこの際災害の中できちっと整備していこうと、これは議事録に残していいものかどうか考えますが。でも、それはやっぱり頭の中に入れておいて、常にそれは是非、この際これとこれとこれとみたいなことで計画を立てて、できないものがこの際できるということもあり得るし。
それから、今言う、美しい森林づくり基盤整備交付金とかいうようなんになると、原形復旧にとどまらずということが説明の中であったけども、これは大事なことで、今まで何回も崩れるようなところをちゃんととめられる、違う方法ができるということなので、この災害復旧現場をどう見るかという、最初にそれを決定するというのは非常に大事なところだと思うんです。それをどんなふうに決めているのか。後からよくあそこがどうだったこうだったみたいなのが後からぽろぽろ出てくるので、その辺のところをどんなふうな体制で、どんなふうにこれを調査し、そしてどこで決定しているのかいうのをちょっと伺いたいと思うんですが。
それで、そういうのがこの中に含まれているのか、ちゃんとこれまでの課題を頭の中に入れていてやってやれというのがでてきたかどうかいうところもちょっと伺いたいです。お願いします。
39:
◯矢野議長 事業部長。
40: ◯元
行事業部長 まず、地元からの情報だけかどうかというお話ですが、やはり地元の情報というのが非常に有力な情報源でございまして、主にそれになっておりますが、当然、職員もいろいろなところを見回った中で、情報で漏れている部分があればそれも含めてのせていくというふうなことで努力いたしております。
それと、災害の復旧事業の補助事業については、それはその災害によって壊れたところを直すというのが補助制度の中で決まってございまして、当然そういう制度にのっとってやっていくべきものと考えております。
あと1点の原形復旧、これも制度としては国のほうの査定官と財政のほうの係の方と2名の体制で査定を行って、現場も入って、どこまで見れるもんかという、きちんと国のほうが査定を行いますので、その査定に基づいて補助をもらって直すというふうになってございますので、原形復旧までにとどまるんが通常のことだろうと思います。それ以上のことになりますとなかなか難しくなってまいろうかと思います。ただ、制度上、そういうことが可能な場合はやはりそういうふうな努力をしていくべきものと考えております。
以上でございます。
41:
◯矢野議長 木村
議員。
42: ◯木村
議員 今回の中に、そういう努力をしたものが何件かあるかいうこともちょっと聞いたと思うんですけど、その点どうですか。
43:
◯矢野議長 経済課長。
44: ◯坂東経済課長 先ほどおっしゃったようにこの際の際がかなり含まれて提案はしておりますが、先ほど部長が言いましたように、査定官、立会官によりまして、原形に災害の部分だけというように査定されます。そういった部分についてはできるだけ、間が飛びますと次の被害になるということで、認められた延長をどこかつづめて施工していただけないかというような要望なんかを行う場合もあります。認められる立会官、査定官はおられますが、認めてくれない場合もありますので、そういった努力をするというのが我々の最大の努力かなと思っております。
45:
◯矢野議長 木村
議員。
46: ◯木村
議員 この際の際があったということだけお聞きしましたので、際の際が違う際というのもありますけれども。ちょっと大事なことは、今のこういう状況になったとき、常に職員がどんどん替わっていると、これまでの問題点というのを十分把握できないで次の職員であったりすると。非常にその辺でも問題があるので、ちょっと職員の配置に関しては市に合併するときにあたっては専門性を持つことができるというような職員の資質を高めることができるといったような話もあったかと思うんです。さっき、詳細な設計は職員がしたのかというようなことも、ちょっと質疑にもありましたけども、それもできる程度の職員をそこに付けていく、そういうことを十分把握していくというのも非常に大事ではないかと思うんですけど、今後のそうした職員配置についての考え方についてはどうでしょうか、市長さんにちょっとお伺いします。
47:
◯矢野議長 市長。
48:
◯藤井市長 ただいまの、専門性を高めるということは非常に大事だと思っております。そうしたことと、合併時の各町の単位と市の単位は明らかに大きくなっておりますけれども、そうした中でも効率化とかいったことで人員削減をしております。また、若いときから特定の分野に偏らないようにというのも、これは同時に相反する課題としてあるわけでありますけれども、できるだけ両方がなっていくようにということを考慮した人事というのをやっていきたいと思います。
49:
◯矢野議長 ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
50:
◯矢野議長 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
お諮りします。
ただいま、議題となっております議案第1号については、会議規則第39条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
51:
◯矢野議長 異議なしと認めます。よって、議案第1号については委員会付託を省略することに決しました。
それでは、議案第1号の討論を行います。
討論ございませんか。
(「なし」の声あり)
52:
◯矢野議長 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより、議案第1号 平成21年度東かがわ市一般会計補正予算(第7号)についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
53:
◯矢野議長 ご着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第1号 平成21年度東かがわ市一般会計補正予算(第7号)については、原案のとおり可決されました。
お諮りいたします。
議会運営委員長より会議規則第106条の規定により、次期議会の会期等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について、閉会中調査したいとの申し出がありました。委員長の申し出のとおり許可することにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
54:
◯矢野議長 異議なしと認めます。よって委員長の申し出のとおり、閉会中に所管の調査をすることに決しました。
これをもって、本
臨時会の全日程を終了いたしました。
よって、会議規則第7条の規定により平成21年第8回東かがわ市議会
臨時会を閉会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)